JP2000338540A - レンズ付きフィルムユニット、レンズ付きフィルムユニット包装体、及びレンズ付きフィルムユニット包装体の製造方法 - Google Patents

レンズ付きフィルムユニット、レンズ付きフィルムユニット包装体、及びレンズ付きフィルムユニット包装体の製造方法

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JP2000338540A
JP2000338540A JP11148059A JP14805999A JP2000338540A JP 2000338540 A JP2000338540 A JP 2000338540A JP 11148059 A JP11148059 A JP 11148059A JP 14805999 A JP14805999 A JP 14805999A JP 2000338540 A JP2000338540 A JP 2000338540A
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lens
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克之 小泉
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博美 中西
Hiroyuki Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たに撮影を開始しようとしたときには常に
使用頻度の高い高輝度に対応した露光条件に切り換えら
れているレンズ付きフィルムユニット。 【解決手段】 撮影を可能とする第1位置と、撮影を不
能とする第2位置との間を移動する移動部材と、撮影時
に最大口径となる第1絞りと、該第1絞りより小なる口
径の第2絞りとに適宜切り換え可能な絞り切換手段とを
備え、前記第1絞りに切り換えられているときに前記移
動部材を前記第2位置に移動させたときは、前記絞り切
換手段を作動させて前記第2絞りに切り換えること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影レンズの前方
を開閉するバリアを有し、異なる口径の二つの絞りに切
り換えるか、又は異なる速度の二つのシャッタ速度に切
り換えることが可能なレンズ付きフィルムユニット、レ
ンズ付きフィルムユニット包装体、及びレンズ付きフィ
ルムユニット包装体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレンズ付きフィルムユニットにお
ける露光機能としては、撮影レンズの開放絞りと一速の
シャッタ速度との組合せのみであって、日中においては
この露光条件で撮影し、室内や夜間においては同一露光
条件でストロボ撮影をしている。そして、露光の過不足
はフィルムのラチチュードに頼っている。
【0003】また、レンズ付きフィルムユニットを使用
しないとき、撮影レンズに塵が付着したり、傷が付いた
りすることを防止するために、撮影レンズの前方を開閉
するバリアを備えたレンズ付きフィルムユニットが市販
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高輝度である日中にお
いては人物等の近距離の被写体や風景等の遠距離の被写
体を撮影し、低輝度である室内等においては人物等の近
距離の被写体のみをストロボ撮影する場合には、従来の
レンズ付きフィルムユニットを用いても露出過多になっ
たり露出不足になったりすることが比較的少ない。
【0005】しかし、このようなレンズ付きフィルムユ
ニットを用いてやや低輝度である朝夕の風景を撮影する
と、露出不足になってしまう。このため、高感度フィル
ムを装填することも考えられるが、より低輝度の撮影を
可能にすると、高輝度の場合に露光過多になってしま
う。
【0006】このような問題に対処するため、比較的明
るい撮影レンズを用い、低輝度のときには開放絞りで撮
影し、高輝度のときには口径の小さい絞りを挿入して、
高輝度から低輝度まで露出の過不足なく遠距離の被写体
の撮影を可能にしたレンズ付きフィルムユニットが特許
公報等によって知られている。
【0007】このように構成することにより、高輝度の
被写体から低輝度の被写体まで撮影可能になるが、一般
的に写真撮影の機会は、高輝度である屋外の方が低輝度
である夕方や室内等より遙かに多い。従って、上述の如
く開放絞りと小絞りとに随時切り換え可能である場合、
新たに撮影を開始しようとしたとき高輝度であるにも拘
わらず低輝度の露光条件で撮影して露出過多の写真にな
ったり、切り換え操作を行って貴重なシャッタチャンス
を逃してしまったりするという問題が生ずる。
【0008】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、新たに撮影を開始しようとしたときには常に使
用頻度の高い高輝度に対応した露光条件に切り換えられ
ており、低輝度の場合にのみ低輝度に対応した露光条件
に切り換え操作を行うようにしたレンズ付きフィルムユ
ニット、レンズ付きフィルムユニット包装体、及びレン
ズ付きフィルムユニット包装体の製造方法を提案するこ
とを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は下記の何れか
により解決される。
【0010】撮影を可能とする第1位置と、撮影を不
能とする第2位置との間を移動する移動部材と、撮影時
に最大口径となる第1絞りと、該第1絞りより小なる口
径の第2絞りとに適宜切り換え可能な絞り切換手段とを
備え、前記第1絞りに切り換えられているときに前記移
動部材を前記第2位置に移動させたときは、前記絞り切
換手段を作動させて前記第2絞りに切り換えることを特
徴とするレンズ付きフィルムユニット。
【0011】撮影を可能とする第1位置と、撮影を不
能とする第2位置との間を移動する移動部材と、第1シ
ャッタ速度と、該第1シャッタ速度より高速の第2シャ
ッタ速度とに適宜切り換え可能なシャッタ速度切換手段
とを備え、前記第1シャッタ速度に切り換えられている
ときに前記移動部材を前記第2位置に移動させたとき
は、前記シャッタ速度切換手段を作動させて前記第2シ
ャッタ速度に切り換えることを特徴とするレンズ付きフ
ィルムユニット。
【0012】ストロボを内蔵し、撮影時に最大口径と
なる第1絞りと、該第1絞りより小なる口径の第2絞り
とに適宜切り換え可能な絞り切換手段を備えたレンズ付
きフィルムユニットを、前記絞り切換手段を前記第2絞
りに切り換えた状態で包装したことを特徴とするレンズ
付きフィルムユニット用包装体。
【0013】第1シャッタ速度と該第1シャッタ速度
より高速の第2シャッタ速度とに適宜切り換え可能なシ
ャッタ速度切換手段を備えたレンズ付きフィルムユニッ
トを、前記シャッタ速度切換手段を前記第2シャッタ速
度に切り換えた状態で包装したことを特徴とするレンズ
付きフィルムユニット用包装体。
【0014】ストロボを内蔵し、撮影時に最大口径と
なる第1絞りと、該第1絞りより小なる口径の第2絞り
とに適宜切り換え可能な絞り切換手段を備えたレンズ付
きフィルムユニットの前記絞り切換手段が前記第2絞り
に切り換えた状態であることを検出する絞り切換状態検
出工程と、該絞り切換状態検出工程にて前記第2絞りに
切り換えた状態であることが検出されたレンズ付きフィ
ルムユニットについて包装を行う包装工程とを備えたこ
とを特徴とするレンズ付きフィルムユニット包装体の製
造方法。
【0015】第1シャッタ速度と該第1シャッタ速度
より高速の第2シャッタ速度とに適宜切り換え可能なシ
ャッタ速度切換手段を備えたレンズ付きフィルムユニッ
トの前記シャッタ速度切換手段が前記第2シャッタ速度
に切り換えた状態であることを包装したことを検出する
シャッタ速度切換状態検出工程と、該シャッタ速度切換
状態検出工程にて前記第2シャッタ速度に切り換えた状
態であることが検出されたレンズ付きフィルムユニット
について包装を行う包装工程とを備えたことを特徴とす
るレンズ付きフィルムユニット包装体の製造方法。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のレンズ付きフィルムユニ
ットにおける実施の形態を図1乃至図4を参照して説明
する。
【0017】先ず、図1のレンズ付きフィルムユニット
の外観斜視図により外観部品について説明する。
【0018】レンズ付きフィルムユニットの内部機構は
前方から前カバー1によって被覆され、後方より後カバ
ー2によって被覆されている。
【0019】前カバー1の前面中央には撮影レンズLが
設けられ、その上方にはファインダ用窓11が設けられ
ている。これらの右方には絞り切換操作部12が設けら
れており、手動で上下させることにより、後述するよう
に大小の絞りに切り換えることができる。図1は絞りを
大絞りに切り換えた状態の図である。更に、この右方に
はストロボ光を発光するストロボ発光窓13が設けられ
ている。
【0020】前カバー1の上面には左から、シャッタレ
リーズ動作を行うレリーズ釦14、撮影コマ数を表示す
る指数器窓15、絞り切換操作部12を大絞りに切り換
えたときに突出してその状態を後方からでも視認可能な
視認部16が設けられている。
【0021】後カバー2の上面にはストロボが充電した
ときに点灯する充電表示灯窓17が設けられ、後カバー
2の後方には撮影したフィルムをパトローネ内に巻き上
げる巻上げノブ18が設けられている。
【0022】本レンズ付きフィルムユニットの前カバー
1にはバリア3が装着されており、手動操作によって左
右方向に摺動可能である。図1はバリア3を左方に摺動
させて撮影レンズL及びファインダ用窓11を開放させ
た状態の図である。図示していないが、バリア3を右方
に摺動すれば撮影レンズL及びファインダ用窓11を被
覆し、塵の付着等を防止することができる。
【0023】次に、図2に示す絞り切換手段等の正面図
により、絞り切り換え等の構成を説明する。
【0024】図2において、21は撮影レンズLの光軸
であり、本図には撮影レンズLを図示していないが、そ
の後方には絞り切換部材22が設けられている。絞り切
換部材22は撮影時に最大口径となる大絞り22aと、
大絞り22aより小口径の小絞り22bを有しており、
支軸23に回動自在に軸支されている。図2は大絞り2
2aに切り換えた状態の図であるが、絞り切換部材22
を二点鎖線の位置に回動させると、小絞り22bに切り
換わる。
【0025】なお、大絞り22aの口径は撮影レンズL
の開放口径に相当するものでもよいし、撮影レンズLの
開放口径よりは小さい口径であってもよい。後者の例と
して、撮影レンズの開放口径より若干絞ることにより、
より光学的性能の高い状態で用いる場合や、複数の機種
の間で撮影レンズを共通に用い、高感度フィルムを装填
するため、さほど大きな口径である必要がない場合等が
ある。
【0026】24は絞り切り換え操作を行う絞り切換操
作部材であり、中央に前述の絞り切換操作部12を有し
ている。絞り切換操作部12の操作によって絞り切換操
作部材24は案内用長孔24aが案内ピン25に係合
し、右端が案内部26に当接して上下方向に摺動する。
絞り切換操作部材24の左端には2本の係合ピン24b
が立設し、その間に絞り切換部材22の右端に設けた係
合部22cが係合している。
【0027】従って、絞り切換操作部12を操作して絞
り切換操作部材24を上下に摺動させると、絞り切換部
材22は回動し、絞り切換操作部材24を上方向に摺動
させたときは大絞り22aが光軸21の位置に移動し、
絞り切換操作部材24を下方向に摺動させたときは小絞
り22bが光軸21の位置に移動する。
【0028】また、絞り切換部材22の右端下部に立設
したピン27と、図示していないシャッタ地板に立設し
たピン28とに、タンブラーバネ29が掛けられてい
る。タンブラーバネ29は略中央の死点より双方向に付
勢するバネである。
【0029】従って、例えば小絞り22bの状態から大
絞り22aの状態に切り換えるときは、絞り切換操作部
12を操作して絞り切換操作部材24を途中までタンブ
ラーバネ29の付勢力に抗して上方向に摺動させ、絞り
切換部材22を反時計方向に回動させるが、死点を過ぎ
るとタンブラーバネ29の付勢力によって手を離しても
絞り切換部材22は回動し続け、停止部31に当接して
停止する。
【0030】また、大絞り22aの状態から小絞り22
bの状態に切り換えるときは、絞り切換操作部12を操
作して絞り切換操作部材24を途中までタンブラーバネ
29の付勢力に抗して下方向に摺動させ、絞り切換部材
22を時計方向に回動させるが、死点を過ぎるとタンブ
ラーバネ29の付勢力によって手を離しても絞り切換部
材22は回動し続け、停止部32に当接して停止する。
【0031】なお、絞り切換部材22が停止部31,3
2に各々当接して、大絞り22aと小絞り22bとにそ
れぞれ位置決めされるので、光軸21に対して高精度の
絞り位置が得られる。
【0032】また、絞り切換操作部材24の下部にはカ
ム24cが設けられており、図1に示したバリア3と連
動して左右に移動する図示していない部材に作動ピン3
8が突出している。そして、図2の如く絞り切換部材2
2が大絞り22aであって絞り切換操作部材24が上方
に位置しているときに、バリア3を閉鎖すると、作動ピ
ン38が右方に移動してカム24cを押圧し、絞り切換
操作部材24を下方に摺動させるので、前述の如く絞り
切換部材22を小絞り22bに切り換える。
【0033】絞り切換部材22が小絞り22bであって
絞り切換操作部材24が下方に位置しているときに、バ
リア3を閉鎖しても、作動ピン38はカム24cの上部
24dを通過して干渉することがない。
【0034】従って、バリア3を閉鎖したときは常に小
絞り22bとなっているので、次に撮影するときも撮影
頻度の高い小絞り22bになっており、直ちに屋外で撮
影が可能となる。
【0035】また、33はシャッタ羽根であり、絞り切
換部材22の後方に位置し、周知の如くチャージレバー
34が左方から急速に当接すると支軸35を中心に時計
方向に回動し、続いてシャッタバネ36の付勢力によっ
て反時計方向に回動して、開閉作動を行う。
【0036】40はストロボのメインスイッチであり、
絞り切換操作部材24が上方に位置しているときに右方
のカム24eが可動接片41の先端に設けた絶縁部41
aを押圧するので、曲部41bが固定接片42と当接す
る。従って、メインスイッチ40はオンとなり、ストロ
ボの充電が開始する。なお、絞り切換操作部材24が下
方に位置しているときは、カム24eが絶縁部41aを
押圧せず、メインスイッチ40はオフとなる。
【0037】また、絞り切換操作部材24を上方に位置
させたときに、絞り切換操作部材24の上端が前カバー
1の上面1aより突出する。これは、大絞りであること
を後方からでも視認可能な図1に示した視認部16に相
当する。
【0038】以上説明した実施の形態は、大小の絞りに
切り換える構成であったが、シャッタ速度を高速と低速
とに切り換える構成にすることもできる。このようなシ
ャッタ速度の切換機構の正面図を図3に示し、以下に説
明する。
【0039】図3において、51はシャッタ速度切換操
作部材であり、中央に手動操作するシャッタ速度切換操
作部51aを有している。シャッタ速度切換操作部51
aの操作によってシャッタ速度切換操作部材51は長孔
51bが案内ピン52に係合し、右端が案内部53に当
接して上下方向に摺動する。
【0040】シャッタ速度切換操作部材51の下部には
2本の係合ピン51cが立設し、その間にシャッタ速度
調整部材54の右端54aが係合している。シャッタ速
度調整部材54は支軸55に回動自在に軸支され、左端
に立設したピン56と図示していないシャッタ地板に立
設したピン57との間にタンブラーバネ58が掛けられ
ている。従って、図2と同様にシャッタ速度切換操作部
材51とシャッタ速度調整部材54の双方はタンブラー
バネ58により双方向に付勢されている。
【0041】61はシャッタ羽根であり、周知の如くチ
ャージレバー62が左方から急速に当接すると支軸63
を中心に時計方向に回動してシャッタ地板の開口部60
を開放し、続いてシャッタバネ64の付勢力によって反
時計方向に回動して開口部60を閉鎖する。
【0042】ここで、図3の如くシャッタ速度切換操作
部51aを操作してシャッタ速度切換操作部材51を下
方に位置させると、シャッタ速度調整部材54は時計方
向に回動する。このとき、シャッタ羽根61が時計方向
に回動して開放作動を行うと、その左先端部がシャッタ
速度調整部材54の左端上部に立設した停止ピン59に
当接して開口部60の開放時間が短くなり、その後シャ
ッタバネ64の付勢力によって開口部60を閉鎖する。
従って、高速のシャッタ速度が得られる。
【0043】一方、シャッタ速度切換操作部51aを操
作してシャッタ速度切換操作部材51を上方に位置させ
ると、シャッタ速度調整部材54は反時計方向に回動す
る。このとき、シャッタ羽根61が時計方向に回動して
開放作動を行うと、シャッタ羽根61の左先端部より停
止ピン59が退避するのでシャッタ羽根61は充分に回
動することになり、開口部60の開放時間が長くなる。
従って、低速のシャッタ速度が得られる。
【0044】また、前述と同様にシャッタ速度切換操作
部材51の下部にはカム51dが設けられており、図1
に示したバリア3と連動して左右に移動する図示してい
ない部材に作動ピン68が突出している。そして、図3
の如くシャッタ速度切換操作部材51が下方に位置して
いるときにバリア3を閉鎖すると、作動ピン68はカム
51dの上部51eを通過して干渉することがない。し
かし、シャッタ速度切換操作部材51が上方に位置して
いるときにバリア3を閉鎖すると、作動ピン68が右方
に移動してカム51dを押圧し、シャッタ速度切換操作
部材51を下方に摺動させるので、前述の如くシャッタ
速度調整部材54を高速の状態に切り換える。
【0045】従って、バリア3を閉鎖したときは常に高
速のシャッタ速度になっているので、次に撮影するとき
も撮影頻度の高い高速のシャッタ速度になっており、直
ちに屋外で撮影が可能となる。
【0046】また、シャッタ速度切換操作部材51が上
方に位置させたときは低速に切り換えられたのであるの
で、前述と同様にシャッタ速度切換操作部材51の上端
51fを前カバー1の上面1aより突出させ、後方から
も判別できるようにしている。
【0047】以上の図2と図3に示した構成において、
絞り切換操作部材24もシャッタ速度切換操作部材51
も上下方向に摺動する構成であったが、上下方向に限定
されるものではなく、左右方向に摺動する構成であって
も、回動する構成であってもよい。要は絞り切り換えや
シャッタ速度切り換えを行うことができ、バリアの閉鎖
作動に連動して、絞りの場合は大絞りから小絞りに、シ
ャッタ速度の場合は低速から高速に切り換えることがで
きる構成であれば、本発明の範疇に入ることになる。
【0048】また、タンブラーバネ29,58を必ずし
も用いなくてもよく、例えば絞り切換操作部材24やシ
ャッタ速度切換操作部材51に二つの位置で停止するク
リックストップを設けてもよい。
【0049】更に、図2による絞り切り換えの構成に図
3によるシャッタ速度切り換えの構成を加えた構成とし
てもよい。
【0050】以上の構成を用い、図2の如き絞り切り換
えの構成の場合は、バリア3を設けなくとも小絞り22
bに切り換えた状態で包装することが望ましい。従っ
て、絞り切換状態検出工程にて小絞り22bに切り換え
た状態であることを検出し、小絞り22bに切り換えた
状態であることが検出されたレンズ付きフィルムユニッ
トを、包装工程にて図4の如く防湿性を有し袋状に形成
された包装体70内に包装して出荷する。
【0051】また、図3の如きシャッタ速度切り換えの
構成の場合も、バリア3を設けなくとも高速のシャッタ
速度に切り換えた状態で包装することが望ましい。従っ
て、シャッタ速度切換状態検出工程にて高速のシャッタ
速度に切り換えた状態であることを検出し、高速のシャ
ッタ速度に切り換えた状態であることが検出されたレン
ズ付きフィルムユニットを、包装工程にて同様に包装体
70内に包装して出荷する。
【0052】このように包装して出荷することによっ
て、上記何れの場合であってもユーザーが開封して撮影
するとき、使用頻度の高い小絞りや高速のシャッタ速度
になっているので、屋外で直ちに撮影が可能となる。
【0053】最後に、特許請求の範囲に述べた用語と実
施の形態で述べた用語との関連を以下に説明する。
【0054】移動部材はバリア3に相当し、第1位置は
バリア3を開放したときの位置に相当し、第2位置はバ
リア3を閉鎖したときの位置に相当する。しかし、移動
手段はバリアに限定されるものではなく、レリーズ作動
を干渉しない位置と、レリーズ作動を妨げる位置とに移
動する移動部材であってもよい。
【0055】絞り切換手段は、絞り切換部材22、絞り
切換操作部材24及びこれらを作動させる部材に相当
し、第1絞りは大絞り22aに、第2絞りは小絞り22
bに相当する。
【0056】シャッタ速度切換手段は、シャッタ速度切
換操作部材51、シャッタ速度調整部材54及びこれら
を作動させる部材に相当する。
【0057】
【発明の効果】請求項1〜3に記載のレンズ付きフィル
ムユニットによれば、新たに撮影を開始しようとしたと
きには常に使用頻度の高い高輝度に対応した露光条件に
切り換えられているので、高輝度であるにも拘わらず低
輝度の露光条件で撮影して露出過多の写真になったり、
切り換え操作を行って貴重なシャッタチャンスを逃して
しまったりする問題が生じない。
【0058】請求項4に記載のレンズ付きフィルムユニ
ットによれば、第1絞りに切り換えると共にストロボが
充電を開始するので、ユーザーの操作がワンタッチにな
る。
【0059】請求項5,6に記載のレンズ付きフィルム
ユニット包装体、及び請求項7,8に記載のレンズ付き
フィルムユニット包装体の製造方法によれば、開封して
撮影を開始しようとしたときには常に使用頻度の高い高
輝度に対応した露光条件に切り換えられているので、高
輝度であるにも拘わらず低輝度の露光条件で撮影して露
出過多の写真になったり、切り換え操作を行って貴重な
シャッタチャンスを逃してしまったりする問題が生じな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズ付きフィルムユニットの外観斜視図であ
る。
【図2】絞り切換手段等の正面図である。
【図3】シャッタ速度切換機構等の正面図である。
【図4】レンズ付きフィルムユニットを包装した包装体
の斜視図である。
【符号の説明】
L 撮影レンズ 3 バリア 12 絞り切換操作部 22 絞り切換部材 22a 大絞り 22b 小絞り 24 絞り切換操作部材 29,58 タンブラーバネ 33,61 シャッタ羽根 40 メインスイッチ 51 シャッタ速度切換操作部材 51a シャッタ速度切換操作部 54 シャッタ速度調整部材 70 包装体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/04 G03B 17/04 G03C 3/00 575 G03C 3/00 575C (72)発明者 木林 宏至 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 2H002 FB23 FB24 FB38 FB53 HA11 JA05 2H080 AA19 AA64 BB07 CC07 EE01 2H081 BB05 DD00 2H100 AA61 FF00 2H101 AA01 AA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影を可能とする第1位置と、撮影を不
    能とする第2位置との間を移動する移動部材と、 撮影時に最大口径となる第1絞りと、該第1絞りより小
    なる口径の第2絞りとに適宜切り換え可能な絞り切換手
    段とを備え、 前記第1絞りに切り換えられているときに前記移動部材
    を前記第2位置に移動させたときは、前記絞り切換手段
    を作動させて前記第2絞りに切り換えることを特徴とす
    るレンズ付きフィルムユニット。
  2. 【請求項2】 撮影を可能とする第1位置と、撮影を不
    能とする第2位置との間を移動する移動部材と、 第1シャッタ速度と、該第1シャッタ速度より高速の第
    2シャッタ速度とに適宜切り換え可能なシャッタ速度切
    換手段とを備え、 前記第1シャッタ速度に切り換えられているときに前記
    移動部材を前記第2位置に移動させたときは、前記シャ
    ッタ速度切換手段を作動させて前記第2シャッタ速度に
    切り換えることを特徴とするレンズ付きフィルムユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記移動部材は、撮影レンズの前方を移
    動するバリアであり、該バリアが前記撮影レンズの前方
    から退避した位置を前記第1位置とし、前記バリアが前
    記撮影レンズの前方を被覆した位置を前記第2位置とす
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレン
    ズ付きフィルムユニット。
  4. 【請求項4】 ストロボを内蔵し、前記絞り切換手段を
    前記第1絞りに切り換えたときは、前記ストロボの充電
    を可能にし、前記絞り切換手段を前記第2絞りに切り換
    えたときは、前記ストロボの充電を不能にすることを特
    徴とする請求項1又は請求項3に記載のレンズ付きフィ
    ルムユニット。
  5. 【請求項5】 ストロボを内蔵し、撮影時に最大口径と
    なる第1絞りと、該第1絞りより小なる口径の第2絞り
    とに適宜切り換え可能な絞り切換手段を備えたレンズ付
    きフィルムユニットを、前記絞り切換手段を前記第2絞
    りに切り換えた状態で包装したことを特徴とするレンズ
    付きフィルムユニット包装体。
  6. 【請求項6】 第1シャッタ速度と該第1シャッタ速度
    より高速の第2シャッタ速度とに適宜切り換え可能なシ
    ャッタ速度切換手段を備えたレンズ付きフィルムユニッ
    トを、前記シャッタ速度切換手段を前記第2シャッタ速
    度に切り換えた状態で包装したことを特徴とするレンズ
    付きフィルムユニット包装体。
  7. 【請求項7】 ストロボを内蔵し、撮影時に最大口径と
    なる第1絞りと、該第1絞りより小なる口径の第2絞り
    とに適宜切り換え可能な絞り切換手段を備えたレンズ付
    きフィルムユニットの前記絞り切換手段が前記第2絞り
    に切り換えた状態であることを検出する絞り切換状態検
    出工程と、該絞り切換状態検出工程にて前記第2絞りに
    切り換えた状態であることが検出されたレンズ付きフィ
    ルムユニットについて包装を行う包装工程とを備えたこ
    とを特徴とするレンズ付きフィルムユニット包装体の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 第1シャッタ速度と該第1シャッタ速度
    より高速の第2シャッタ速度とに適宜切り換え可能なシ
    ャッタ速度切換手段を備えたレンズ付きフィルムユニッ
    トの前記シャッタ速度切換手段が前記第2シャッタ速度
    に切り換えた状態であることを包装したことを検出する
    シャッタ速度切換状態検出工程と、該シャッタ速度切換
    状態検出工程にて前記第2シャッタ速度に切り換えた状
    態であることが検出されたレンズ付きフィルムユニット
    について包装を行う包装工程とを備えたことを特徴とす
    るレンズ付きフィルムユニット包装体の製造方法。
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