JP2000340194A - 電池パック - Google Patents
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Abstract
を外装ケースとする電池を衝撃から防止する電池保護構
造を備えた電池パックを提供する。 【解決手段】 下ケース2bの一端側に装着された電池
保護装置8上に電池3のリード引き出し辺11bを載せ
て電池収容スペース72に電池3を収容し、上ケース2
aを下ケース2bに接合して電池パック1を完成させ
る。電池3は上ケース2a及び下ケース2bの内面に密
着し、電池収容スペース72の周囲に形成された各壁面
73a、73b、74、75a、75bに囲まれるの
で、衝撃により電池3はパックケース2内で移動するこ
とがなく、各壁面はその外側で上ケース2aに接合され
て変形強度が増すので、電池3は衝撃による損傷から防
止される。
Description
イルコンピュータ等の携帯情報機器の電池電源として要
求される小型軽量化及び薄型化を達成する電池パックに
関するものである。
携帯情報機器の体積及び重量中に電池が占める比率は少
なくなく、携帯情報機器の小型軽量化及び薄型化の鍵を
電池が握っているといっても過言ではない。
池装填部分の断面を示し、リチウムイオン二次電池51
を収容した電池パック49は、電池パック49のパック
ケース50の一方面が携帯電話機70の機器ケース48
の一部を構成している。図からもわかるように、電池パ
ック49は携帯電話機70の厚さの約1/2を占め、残
る厚さ方向のスペースにプッシュキー45やキー接点回
路を構成する多層回路基板46、プッシュキー45から
の押圧力を支持すると共に電池パック49との間を遮蔽
する支持板47が配設されている。また、電池は充放電
や経年変化によって膨張するため、これを見越して電池
パック49内には間隙Cが設けられ、電池パック49と
携帯電話機のキー構造との間に隙間Gが設けられてい
る。
コンピュータや電子手帳等も類似の構成であり、これら
の携帯情報機器の小型軽量化、特に薄型化を実現するに
は電池の薄型化が不可欠の要素となる。しかしながら、
従来のリチウムイオン二次電池のように正負極板を巻回
構造に形成した電池では所要の電池容量を得るために
は、その厚さを薄型化することに限界がある。また、電
池の膨張に対応するために電池パック内及び機器内に間
隙を設ける必要があるため、電池パック及び機器の薄型
化を阻害している。
に極板を積層構造にしてラミネートシートのような軟質
の外装体を電池ケースとした電池を採用することによ
り、薄型化と共に軽量化を図ることができ、携帯電話機
やモバイルコンピュータの電池パックの薄型化、軽量化
の達成が可能となる。しかし、このような電池を用いた
電池パックは、携帯機器あるいは電池パックを落とした
場合のような衝撃を受けた際にパックケース内で電池が
移動すると、外装体が軟質であるが故に発電要素に衝撃
が加わりやすく、発電要素の正負極板間の短絡を生じさ
せる危険性を孕んでいる。携帯機器は落下や衝突等を受
けやすい使用環境にあり、衝撃により機器故障が生じる
ことを抑制する対策が重要であり、特に電池パックの故
障は機器の機能停止となってしまうため、衝撃に対する
対策を充分に講じる必要がある。
り携帯機器の電池パックを構成するために、衝撃により
電池がパックケース内で移動しないように収容する必要
があり、電池はパックケースの内壁面で囲み、特に平板
両面はパックケースに密着するように収容される。
ートシートのような軟質の外装体を電池ケースとした電
池は,その外装が軟質であるが故に外形寸法、とくに厚
さ寸法が一定一様でなく、外装体内に封入された電解液
により弾力性に富む状態になるため、電池の厚さ方向で
分割した一対の半殻体を電池の厚さ方向から合わせるよ
うに形成したパックケース内に電池を収容するとき、電
池の反発により一対の半殻体間を位置合わせして接合す
る作業が困難になる問題点があった。
合強度が得られる場合には、上記問題点は解決される
が、携帯機器に適用する電池パックの場合には、小型
化、薄型化が要求されるため周囲に大きな嵌合箇所を設
けることができない。そのため、位置決めを確認し、接
合部位が当接するように加圧した状態で溶融接合により
一対の半殻体間を接合しなければならない。
シートによる外装ケースを用いた電池をパックケース内
に収容した電池パックの組み立て作業を容易にする構造
を備えた電池パックを提供することにある。
の本発明は、平板形状に形成された電池の厚さ方向で上
ケースと下ケースとに分割され、両ケースそれぞれに形
成された接合部間で当接させて両ケースを衝き合わせた
とき、電池の厚さに相当する内寸の電池収容スペースが
形成されるパックケース内に電池を収容し、前記接合部
で両ケース間を接合して一体化する電池パックにおい
て、前記パックケースが、上ケース及び/又は下ケース
の電池平板面に対面する面を弾性変形面に形成すると共
に、電池を収容して両ケースを衝き合わせたときに前記
接合部間が当接した位置決め状態を維持するように両ケ
ース間で互いに嵌まり合う嵌合部が形成されてなり、こ
のパックケース内に、軟質の外装体内に発電要素を収容
してその厚さが一定一様でない平板形状に形成された電
池を収容してなることを特徴とする。
要素を収容した電池は、金属ケースのような剛性の外装
体内に発電要素を収容した電池に比して、軟質の外装体
であるが故にその厚さは一定一様でなく、外装体内に電
解液が注入されていることにより外圧に対して弾性を呈
する。これを電池の厚さに相当する内寸の電池収容スペ
ースが形成されたパックケース内に収容すると、電池の
厚さにより上ケースと下ケースとを衝き合わせたとき
に、圧接しても両ケースの接合部間が当接せず、位置決
めできない状態となる場合が生じる。上記構成では、上
ケース及び/又は下ケースの電池平板面に対面する面が
弾性変形面に形成され、両ケース間に嵌合部が形成され
ていることにより、上ケースと下ケースとを圧接して両
ケースの接合部間を当接させると、電池の厚さ誤差は前
記弾性変形面の変形によって吸収され、電池の弾性反発
により両ケース間が位置決め状態から離反することは嵌
合部による両ケース間の嵌合により阻止される。従っ
て、両ケース間を超音波溶接等の接合手段により接合し
て一体化するときにも、接合部間の当接状態が維持され
ているので、厚さが一定一様でない電池を収容したパッ
クケースの接合が安定してなされる。
の外面より内側に設けられてなることによって、接合時
の溶融物が外部に露出することがなく、電池パックの外
観を損なうことがない。
の側面を囲む壁面が形成され、この壁面の直近の外側に
接合部が形成されてなるように構成することにより、接
合面に外ケースが接合された壁面の強度が増し、衝撃に
よる壁面の変形が防止されるので、壁面の変形による二
次電池の損傷が防止される。
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
機の電池電源として構成した例を示すものである。
を分解して示すもので、電池パック1は、上ケース2a
と下ケース2bとからなるパックケース2内に、リチウ
ムポリマー二次電池として構成された電池3と、この電
池3を保護するセーフティユニット(以下、SU)を構
成した回路基板14及び臨界温度抵抗素子であるPTC
5を備えて構成された電池保護装置8とを収容し、外部
出力端子6a、6b、6cの携帯電話機側接触端子との
接触部を下ケース2bに形成された端子取付凹部19
a、19b、19cから外部に露出させた状態に取り付
けて構成されている。
在に装填できるように構成されており、パックケース2
を構成する上ケース2aは携帯電話機の外装ケースの一
部を構成する。従って、上ケース2aは機器外装として
の強度と美観を呈するように形成される。この上ケース
2a及び下ケース2bは樹脂成形により形成され、電池
3及び電池保護装置8を収容して両ケース間は超音波接
合により一体化され、薄型の電池パック1として完成さ
れる。
に断面図として示すように、シート状に形成された正極
板と負極板とをポリマー電解質シートを介して複数層に
積層した発電要素10を、ラミネートシートからなる軟
質の外装ケース11内に収容して構成されている。この
外装ケース11は、図2(b)に示すように、短冊状に
切断されたラミネートシートを二つ折りにして、両サイ
ドの斜線部を溶着シールして袋状に形成し、この中に前
記発電要素10を収容し、発電要素10を構成する各正
極板から正極リード12、各負極板から負極リード13
を引き出し、リード引き出し辺11bを溶着シールし、
外装ケース11内を密閉して形成される。両サイドのシ
ール辺11aは、電解液の漏液を防止するためにシール
幅を大きくして形成されるので、図1に示すように上面
側に折り返し、透明粘着テープ71によって固定し、無
駄な平面スペースの増加をなくしている。このように構
成された電池3は、従来のリチウムイオン二次電池等の
ように正負極板を巻回構造にした構造に比して薄型の平
板状に構成することができ、外装ケース11がラミネー
トシートで形成されていることと相まって電池の軽量化
を図ることができ、電池パック1としても薄く軽く形成
できるので、機器の薄型化、軽量化に寄与できるものと
なる。
子6a、6b、6c及び電池保護装置8を装着した状態
を示す平面図で、これらの下ケース2bへの装着は、次
のようになされる。まず、下ケース2bの側面から裏面
にかけて形成された端子取付凹部19a、19b、19
cの底に設けられたスリット状の穴にコの字状に形成さ
れた外部出力端子6a、6b、6cをその先端から圧入
して取り付け、検査用端子24a、24bを下ケース2
bの所定位置に嵌入させる。次に、正極接続リード30
を外部出力端子6aの先端に抵抗溶接し、負極接続リー
ド33が取り付けられたPTC5のリード片を検査用端
子24bの先端に抵抗溶接する。次いで、SUを構成し
た回路基板14を外部出力端子6a、6b、6c及び検
査用端子24a、24bのコの字状の中に圧入し、回路
基板14上に形成されたハンダ付けランドに各端子をハ
ンダ付けして、図3に示す状態に外部出力端子6a、6
b、6c及び電池保護装置8の装着がなされる。このよ
うに下ケース2b内の一端側に外部出力端子6a、6
b、6c及び電池保護装置8が装着されると、図3に示
すように電池収容スペース72が残されるので、ここに
電池3を収容する。
極リード12と負極リード13とが引き出されているの
で、正極リード12と前記正極接続リード30とを超音
波溶接することにより正極リード12を外部出力端子6
aに接続し、負極リード13と負極接続リード33とを
超音波溶接することにより負極リード13を電池保護装
置8に接続する。前記電池収容スペース72に収納した
電池3のリード引き出し辺11bは、図4に示すよう
に、電池保護装置8上を覆うように配置され、正極リー
ド12が接合された正極接続リード30及び負極リード
13が接合された負極接続リード33は、図示するよう
にリード引き出し辺11bの上に折り曲げられる。
3に示すように、電池3の両サイドのシール辺11aが
折り返された側面に当接するサイド壁面73a、73
b、電池3の下側面に当接する下壁面74、電池3のリ
ード引き出し辺11bの両端側にそれぞれ当接する上壁
面75a、75bが形成されている。図4に示すよう
に、電池3を前記サイド壁面73a、73b、下壁面7
4、上壁面75a、75bに囲まれた電池収容スペース
72内に収納すると、電池3は所定位置に位置決めされ
ると同時に、下ケース2bを上ケース2aで閉じると電
池3は所定位置から不動の状態にしてパックケース2内
に収容される。
護装置8及び電池3を収容した後、下ケース2bに上ケ
ース2aを超音波接合することにより、図5に示すよう
に薄型化された電池パック1に組み立てられる。図5
(b)は電池パック1を下ケース2b側から見た平面図
で、電池3の平板面に接する面は薄肉形成されて、電池
3が膨張によりその厚さが変化した場合に弾性的に変形
する弾性変形面15に形成されている。また、この弾性
変形面15を取り囲むように突出形成された外周部16
が形成されている。更に、弾性変形面15は薄肉形成さ
れているので、刃物等による突き刺しにより電池3が損
傷を受けることを防止するため、弾性変形面15の周辺
部分を除いた部分にステンレス薄板7が貼着されてい
る。このステンレス薄板7の角部には、外周部16に当
接する突出部7aが形成され、ステンレス薄板7を弾性
変形面15に貼着するときの位置決めができるように構
成されている。
断面を示し、前記弾性変形面15は本構成においては厚
さ0.22mmに薄肉形成され、この弾性変形面15の
周囲には所定高さに外周部16が形成されている。この
外周部16の頂部と弾性変形面15に貼着されたステン
レス薄板7の表面との間には段差Hができるように外周
部16の突出高さが形成される。尚、本構成での段差H
は0.4mmに設定されている。
より電極板が膨張して電池3の厚さが増加する。電池3
の膨張によりその厚さが増加して上ケース2aと下ケー
ス2bとの間の電池収容空間の高さを越えたとき、電池
3の膨張による圧力は薄肉形成されて変形しやすくなっ
ている弾性変形面15を押し出して弾性変形させる。極
板を積層構造にした電池3の極板の膨張は電池3全体の
厚さ変化として生じるので、弾性変形面15は電池3と
接触する面が平均的に押し上げられ、変形は外周部16
に接する周辺部で弾性変形する。本構成におけるリチウ
ムポリマー二次電池の厚さは3.91mmで、これが充
放電を繰り返した全寿命経過における膨張による厚さは
4.31mmとなり、0.4mmの膨張が生じるデータ
が取得されている。前述したように、弾性変形面15上
には外周部16に囲まれた高さ0.4mmの段差Hによ
る空間が形成されているため、電池パック1の全寿命が
経過した状態でも電池パック1の最大厚さに変化は生じ
ない。
の厚さ方向に密着するように収容する場合に、下ケース
2bを上ケース2aで閉じるために下ケース2bの所定
位置に上ケース2aを重ね合わせると、外装ケース11
が柔軟で厚さが一定でない電池3は上ケース2aを押し
上げるような力を及ぼす場合があり、図6及び図7に示
すように、下ケース2bと上ケース2aとの間を超音波
溶着する周囲の嵌合部位は浅い嵌合状態にあるので、超
音波溶接装置にセットするまでに上ケース2aと下ケー
ス2bとの嵌合位置が位置ずれする恐れがある。下ケー
ス2bと上ケース2aとの間の嵌合部位は、深い嵌合距
離を設けて嵌合強度を向上すれば電池3の反発を抑える
ことができるが、小型化、薄型化が要求される携帯電話
機のような携帯機器では、嵌合部位を大きく取ることが
できない。本実施形態に係る電池パック1の場合におい
ても、図9に示すように、携帯電話機9への装着構造か
ら周囲に大きな嵌合部位を設けることができない。そこ
で、本構成においては、下ケース2bと上ケース2aと
の間を超音波溶着するまでの間に上ケース2aが所定位
置から位置ずれすることを防止することができる嵌合構
造が設けられている。
の上下両端側に上嵌合凹部61a、61b、下嵌合凹部
62a、62bが形成されており、この下ケース2bに
上ケース2aを重ね合わせたとき、前記上嵌合凹部61
a、61b及び下嵌合凹部62a、62bそれぞれに、
上ケース2aに形成された上嵌合凸部63a、63b及
び下嵌合凸部64a、64bが嵌入し、下ケース2bに
上ケース2aが嵌合接続される。
断面を示すもので、前記上嵌合凹部61aと上嵌合凸部
63aとの嵌合状態、下嵌合凹部62aと下嵌合凸部6
4aとの嵌合状態が示されている。この嵌合構造により
下ケース2bと上ケース2aとの間が超音波溶着される
まで下ケース2bの所定位置に上ケース2aが嵌合した
状態が維持されるので、この状態で上ケース2aと下ケ
ース2bとの間に超音波を加えて周囲の溶着部位(接合
部)66で超音波接合する。
下ケース2bに形成されたサイド壁面73a、73bの
直近の外側に設けられている。また、溶着部位66は、
図3及び図4に示すようにライン状に設けられ、パック
ケース2の周囲を一周するように形成されている。下ケ
ース2bに上ケース2aを前記上嵌合凹部61a、61
bと下嵌合凹部62a、62bとで嵌合させて重ね合わ
せると、下ケース2bに上ケース2aが溶着部位66で
当接する。このように重ね合わせた上ケース2aと下ケ
ース2bとを、その当接方向から超音波溶接装置のホー
ンと受け治具とで挟圧することにより、前記溶着部位6
6で上ケース2aと下ケース2bとが密着するので、ホ
ーンから超音波加振することにより溶着部位66の密着
間が溶融して上ケース2aと下ケース2bとは接合し、
パックケース2として一体化される。このようにサイド
壁面73a、73bは、その直近の外側で上ケース2a
が接合されるので変形強度が強化され、衝撃等による変
形加圧に対する強度が向上し、収容された電池3を保護
して衝撃による損傷を防止することができる。また、図
7に示すように、上壁面75a、75b及び下壁面74
は、それらの背後に形成された上嵌合凹部61a、61
b及び下嵌合凹部62a、62bにそれぞれ嵌入する上
嵌合凸部63a、63b及び下嵌合凸部64a、64b
により変形強度が強化される。
位66はパックケース2の外部露出面より内側に設定さ
れているので、溶融部が外部に露出せず、電池パック1
としての外観を損なうことがない。また、上ケース2a
と下ケース2bとが対向方向に密着する部位は溶着部位
66のみで、他の部位では僅かな隙間が形成されている
ので、超音波加振により溶融することはなく、溶融部が
外部に露出することはない。
面は上ケース2aと下ケース2bとに密着した状態にパ
ックケース2内に収容され、シール辺11aを上平面に
折り返した両側面は下ケース2bに形成されたサイド壁
面73a、73bに、下側面は下壁面74に、当接もし
くは僅少間隙を隔てた状態にパックケース2内に収容さ
れる。また、リード引き出し辺11b側は、図8に示す
ように、上壁面75aに位置決め支持された負極接続リ
ード33に位置決めされる状態にあり、図4に示すよう
に、正極リード12側では上壁面75bに位置決め支持
された正極接続リード30に折り返されたシール辺11
aのリード引き出し辺11b側が、負極リード13側で
は上壁面75aにシール辺11aのリード引き出し辺1
1b側が当接もしくは僅少間隙を隔てた状態にパックケ
ース2内に収容される。電池3はその外装ケース11が
ラミネートシートにより形成されているので、金属ケー
スの場合に比して外形寸法の誤差が大きく、電池収容ス
ペース72の寸法は電池3プラス側誤差の状態で各壁面
に当接するように設定されているので、マイナス側誤差
の状態では各壁面との間には僅少な間隙が生じる。
容して電池パック1を構成することにより、落下等によ
る衝撃が加わったときにパックケース2内で電池3が移
動し難くなるので、衝撃に伴う電池3の移動により軟質
の外装ケース11を通して内装された正極板と負極板と
の間の短絡等の障害の発生が防止される。即ち、上下の
平板面が上ケース2a及び下ケース2bの平面部に密着
していることによる摩擦抵抗により移動し難くなり、周
囲側面は各壁面に当接または僅少間隙で囲まれているの
で更に移動し難くなり、ラミネートシートにより形成さ
れた外装ケースを用いた電池3により電池パック1を薄
型化及び軽量化した構成における衝撃対策が図られてい
る。また、電池3の側面を囲む下ケース2bの各壁面
は、その直近の外側で上ケース2aが接合されるので強
固になり、衝撃による各壁面の変形が電池3に及ぶこと
が防止される。
面図として示すように、携帯電話機9に装填される。先
に図10に示した従来構成になる電池パックに比して薄
型化されているため携帯電話機9自体も薄型化され、ポ
ケットに挿入できるまでのスリムな形態の携帯電話機9
が実現される。携帯電話機9内の電池パック1が装填さ
れる反対面(表面側)には、プッシュキー17、このプ
ッシュキー17による接点回路が形成された多層回路基
板18、この多層回路基板18を支持する支持板19が
配設され、この支持板19と電池パック1との間は、外
周部16との間に約0.05mmの間隙、弾性変形面1
5上に貼着されたステンレス薄板7との間に約0.45
mmの間隙が設けられている。この構成によって、携帯
電話機9の表面側から強い押圧が加わったときには外周
部16が支持板19の変形を支える作用をなす。また、
電池3は充放電あるいは経年変化により極板の膨張が生
じて電池の厚さが増加するが、弾性変形面15は電池3
の膨張に対応して弾性変形し、前述したように外周部1
6で囲まれた中に形成された空間で膨張による厚さ変化
が収まり、膨張の影響を機器側に及ぼすことがない。
は、機器自体あるいは電池パックを落下させたり衝突さ
せてしまう危険性を孕んでおり、それによる衝撃により
機能停止に至らないような対策を講じる必要があるが、
前述のように電池3をパックケース2により強固に保護
し、パックケース2内で移動しないように構成している
ので、衝撃により電池3が損傷することを防止すること
ができる。
話機の電池電源として適用した例について述べたが、モ
バイルコンピュータや電子手帳、トランシーバ等におい
ても同様の構成を適用することができる。
ースと外ケースとを嵌合させる嵌合部が形成されている
ことにより、二次電池をその平板面を内ケース及び外ケ
ースの内面に密着させてパックケース内に収容する場合
に、内ケースに外ケースを重ねたとき二次電池の反発に
より外ケースが内ケースの所定の接合位置から浮いて位
置ずれすることがなく、所定位置に位置決め固定され
る。この嵌合接続により内ケースに外ケースが位置決め
固定された後、当接した接合部間で溶融接合することに
よって内ケースの所定位置に外ケースが接合され、二次
電池をその平板面を内ケース及び外ケースの内面に密着
させてパックケース内に収容することができる。
視図。
は平面図。
平面図。
態を示す平面図。
側から見た側面図、(b)は下ケース側から見た平面
図。
す断面図。
断面図。
装填状態を示す断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 平板形状に形成された電池の厚さ方向で
上ケースと下ケースとに分割され、両ケースそれぞれに
形成された接合部間を当接させて両ケースを衝き合わせ
たとき、電池の厚さに相当する内寸の電池収容スペース
が形成されるパックケース内に電池を収容し、前記接合
部で両ケース間を接合して一体化されてなる電池パック
において、 前記パックケースが、上ケース及び/又は下ケースの電
池平板面に対面する面を弾性変形面に形成すると共に、
電池を収容して両ケースを衝き合わせたときに前記接合
部間が当接した位置決め状態を維持するように両ケース
間で互いに嵌まり合う嵌合部が形成されてなり、このパ
ックケース内に、軟質の外装体内に発電要素を収容して
その厚さが一定一様でない平板形状に形成された電池を
収容してなることを特徴とする電池パック。 - 【請求項2】 接合部がパックケースの外面より内側寄
りに設けられてなる請求項1記載の電池パック。 - 【請求項3】 電池収容スペースの周囲に二次電池の側
面を囲む壁面が形成され、この壁面の直近の外側に接合
部が形成されてなる請求項1記載の電池パック。
Priority Applications (7)
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|---|---|---|---|
| JP15118999A JP3710644B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 電池パック |
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