JP2000340788A - 能動素子を含む分布定数線路 - Google Patents

能動素子を含む分布定数線路

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    • H10W44/20Electrical arrangements for controlling or matching impedance at high-frequency [HF] or radio frequency [RF]

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  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Waveguides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超広帯域増幅器に応用できる分布定数線路を
提供する。 【解決手段】 第1の領域と第2の領域と制御電極とに
より能動素子が構成される。第1の領域と第2の領域と
の間をキャリアが移動する。制御電極に印加される電気
信号によってキャリアの移動が制御される。第1の領
域、第2の領域、及び制御電極が、第1の方向と交差す
る第2の方向に、入力端から出力端まで延在する。導電
領域が、第1の領域に、その入力端から出力端にわたっ
て電気的に接続される。トリガ線路が、第2の方向に延
在し、電気信号を入力端から出力端まで伝搬させる。ト
リガ線路を伝搬する電気信号が、制御端子の第2の方向
の対応する位置に印加される。出力線路が、第2の方向
に延在し、電気信号を入力端から出力端まで伝搬させ
る。能動素子を第1の方向に移動したキャリアによっ
て、出力線路に電気信号が励起される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも3つの
端子を有する能動素子を用いた負性抵抗線路に関する。
【0002】
【従来の技術】大容量高速通信時代を迎え、100Gb
it/s級の超高速パルス伝送技術の開発が進められて
いる。このような超高速のパルス伝送を行うためには、
テラヘルツ級の利得帯域幅積を持ち、50Ωの終端に整
合された電力反射のない超広帯域増幅器が必要である。
この要求を満たすために、高性能の高電子移動度トラン
ジスタ(HEMT)を用いた分布型進行波増幅器の開発
が行われている。HEMTを用いた分布型進行波増幅器
により、150GHzの利得帯域幅積が得られるように
なった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】HEMTを用いた分布
型進行波増幅器により150GHzの利得帯域幅積が得
られるようになったが、その電力利得は、HEMTの遮
断周波数ftと分布定数効果から期待される性能に比べ
て低い。その性能が、期待されるものに比べて低い原因
として、単体HEMTを分布定数化していないこと、縦
続接続段数及び線路長の細分化に限界があること、及び
位相整合用のゲートスタブ線路により相互コンダクタン
スGmが低下すること等が考えられる。
【0004】本発明の目的は、超広帯域増幅器に応用で
きる分布定数線路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、第1の領域と第2の領域と制御電極とを含む能動素
子であって、該第1の領域と第2の領域との間をキャリ
アが移動し、該制御電極に印加される電気信号によって
キャリアの移動が制御され、該第1の領域、第2の領
域、及び制御電極が、前記第1の方向と交差する第2の
方向に、入力端から出力端まで延在している能動素子
と、前記第1の領域に、その入力端から出力端にわたっ
て電気的に接続された導電領域と、前記第2の方向に延
在し、電気信号を入力端から出力端まで前記第2の方向
に伝搬させるトリガ線路であって、該トリガ線路を伝搬
する電気信号が、前記制御端子の第2の方向の対応する
位置に印加される前記トリガ線路と、前記第2の方向に
延在し、電気信号を入力端から出力端まで前記第2の方
向に伝搬させる出力線路であって、前記能動素子を前記
第1の方向に移動したキャリアによって、前記第2の方
向に伝搬する電気信号が励起される前記出力線路とを有
する分布定数線路が提供される。
【0006】トリガ線路を第2の方向に伝搬する電気信
号により、第2の方向に関する各位置において、能動素
子のキャリアの移動が制御される。これにより、出力線
路に、増幅された電気信号が現れ、出力線路を第2の方
向に伝搬する。能動素子の性能、各線路の波長定数を適
当に設定すると、負性抵抗線路を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の第1の実施例に
よる負性抵抗線路の、基板表面内に関する配置を示す。
基板表面をxy面とし、基板表面の法線方向下向きをz
軸とするxyz直交座標系を考える。共通線路20及び
出力線路40が、入力端Tiから出力端Toまで、ある間
隔を隔ててx軸方向に平行に配置されている。トリガ線
路60が、共通線路20と出力線路40との間の領域に
接触している。これら各線路のx軸方向の長さをWとす
る。共通線路20から出力線路40までの全幅をLwと
する。
【0008】図2(A)は、図1の一点鎖線A2−A2
における断面図を示し、図2(B)は、そのトリガ線路
の近傍の拡大図を示す。ノンドープのGaAs基板1の
表面に、x軸に平行な2本の溝21及び41が形成され
ている。溝21及び41の底面上及び側面上に、それぞ
れAuGe膜とAu膜との積層構造を有する導電膜22
及び42が形成されている。溝21及び41内は、それ
ぞれAuからなる導電部材23及び43で埋め込まれて
いる。導電膜22及び導電部材23により共通線路20
が構成され、導電膜42及び導電部材43により出力線
路40が構成される。
【0009】溝21と41との間の、基板1の表面上
に、ノンドープのInGaAs層2、Si濃度2×10
18cm-3のAlGaAs層3が積層されている。AlG
aAs層3の表面のうち溝21と41とのほぼ中間の、
x軸に平行な線状の領域に、ゲートフィンガ61がショ
ットキ接触している。ゲートフィンガ61の上に、ゲー
ト傘部62が配置されている。ゲート傘部62は、ゲー
トフィンガ61の両側に庇状に張り出してる。ゲートフ
ィンガ61及びゲート傘部62は、Alで形成される。
【0010】AlGaAs層3の表面のうち、ゲートフ
ィンガ61に接触している部分の近傍の領域以外の領域
が、n+型GaAs層4で覆われている。n+型GaAs
層4には、Siが2×1018cm-3添加されている。溝
21及び41の内面をそれぞれ覆う導電膜22及び42
は、n+型GaAs層4の表面の一部の領域までを覆っ
ている。
【0011】InGaAs層2のGaAs基板1側の界
面に、2次元電子ガス2aが蓄積される。2次元電子ガ
ス2aは、溝21側及び41側の端面において、それぞ
れ共通線路20及び出力線路40に電気的に接続されて
いる。
【0012】ゲートフィンガ61の下方から出力線路4
0側のn+GaAs層4の縁までの領域は空乏化してい
る。ここで、共通線路20の電圧を0V、ゲートフィン
ガ61のバイアス電圧を−1V、出力線路40のバイア
ス電圧を+3Vとした条件で動作させた場合を考える。
このとき、ゲートフィンガ61と共通線路20との間の
電圧は1Vになり、ゲートフィンガ61と出力線路40
との間の電圧は4Vになる。ゲートフィンガ61と出力
線路40との間の電圧が、共通線路20とゲートフィン
ガ61との間の電圧よりも高いため、空乏化した領域
は、共通線路20側よりも出力線路40側に、より長く
延びる。
【0013】共通線路20の上方に、Auからなるトリ
ガ線路60が配置されている。トリガ線路60は、低誘
電体材料からなる支柱65により支持されており、共通
線路20との間に一定の間隔が確保されている。支柱6
5は、x軸方向に沿って離散的に配置されている。トリ
ガ線路60は、ゲート傘部62の上方まで広がり、ゲー
ト傘部62の上方からゲート傘部62に向かって垂れ下
がり、ゲート傘部62の上面に接触している。
【0014】図2(A)に示すように、共通線路20及
び出力線路40のy軸方向の幅をそれぞれLsw及びLdw
とする。共通線路20と出力線路40との間隔をSsd
する。LswとLdwとSsdとの和が図1に示す全幅Lw
ある。共通線路20及び出力線路40のz軸方向の厚さ
を、それぞれTs及びTdとする。共通線路20とトリガ
線路60との間隔をH1、トリガ線路60のz軸方向の
厚さをH2とする。
【0015】図2(B)に示すように、ゲートフィンガ
61がAlGaAs層3に接触している部分のy軸方向
の幅、すなわちゲート長をYgとする。ゲートフィンガ
61と、出力線路40側のn+GaAs層4の縁までの
距離、すなわちショットキ接触部とドレイン側2次元電
子ガスとの距離をYpとする。
【0016】図2(A)及び(B)からわかるように、
共通線路20側の2次元電子ガス層2aをソース領域、
出力線路40側の2次元電子ガス層2aをドレイン領
域、ゲートフィンガ61をゲート電極とするHEMTが
形成されている。このHEMTのキャリア移動方向は、
y軸に平行である。
【0017】図3は、図1及び図2に示す負性抵抗線路
をx軸方向に関して分布定数化した等価回路図を示す。
HEMTは、複数の小信号等価回路で表されている。等
価回路中のキャパシタCgsは、図2(B)におけるゲー
トフィンガ61と2次元電子ガス2aとの間の容量に相
当し、キャパシタCgspは、図2(A)における共通線
路20とトリガ線路60との間の容量に相当する。イン
ダクタLg及び抵抗Rgは、それぞれ図2(B)に示すト
リガ線路60のインダクタンス及び抵抗に相当する。
【0018】トリガ線路60に、バイアス回路63を通
してゲートバイアス電圧−Vgが印加される。出力線路
40に、バイアス回路45を通してドレインバイアス電
圧+Vdが印加される。バイアス回路63は、並列容量
BGと直列インダクタンスLB Gにより構成され、バイア
ス回路45は、並列容量CBDと直列インダクタンスLB D
により構成される。
【0019】トリガ線路60の入力端60aにトリガ信
号が印加される。印加されたトリガ信号は、トリガ線路
60に沿ってx軸方向に伝搬する。トリガ線路60を伝
搬する信号は、HEMTに印加されるゲート電圧として
作用する。このゲート電圧V gによって、電流源Ihが、
分布化された出力線路40に信号電流Gmgを供給す
る。ここで、Gmは、HEMTの相互コンダクタンスで
ある。信号がトリガ線路60に印加されてから出力線路
40に現れるまでに時間τ0の遅れが生ずる。遅延時間
τ0は、x軸方向に関して一定である。
【0020】電流源Ihに並列に接続されたコンダクタ
dsは、HEMTのソースとドレインとの間のドレイン
コンダクタンスに相当する。電流源Ihに並列に接続さ
れたキャパシタCdsは、図2(A)のHEMTのソース
とドレイン間の容量に相当し、キャパシタCdspは、共
通線路20と出力線路40との間の容量に相当する。イ
ンダクタLd及び抵抗Rdは、それぞれ出力線路40を分
布定数化したときの特性インピーダンスに相当する。
【0021】図4は、図3に示す等価回路に交流トリガ
信号を印加したときのドレイン電流電圧特性を示す。ド
レイン電圧及びドレイン電流は、負荷線LDに沿って変
化するため、その交流変化分(Δvd/Δid)は負とな
り、等価的に負性抵抗を呈する。ここで、負荷線LDの
傾きは、出力線路40の特性インピーダンスによって規
定され、動作点は、バイアス電圧−Vg及び+Vdによっ
て規定される。トリガ線路と出力線路とを伝搬する信号
波の位相を同じにできれば、実効的にソース及びドレイ
ン間で負性抵抗が形成される。すなわち、トリガ線路と
出力線路との波長定数をほぼ同じにすればよい。
【0022】図3の等価回路から、下記の電圧電流波の
基礎式が誘導される。
【0023】
【数1】 dVd/dx=−Zdd ・・・(1) dId/dx=−(Ydd+Gmg) ・・・(2) Yg=Gg+jωCgsg=Rg+jωLgd=Gds+jωCdsd=Rd+jωLd
【0024】ここで、Vd及びIdは、それぞれ出力線路
40の位置xにおける電圧及び電流を表す。なお、ここ
では、図3のキャパシタCgsp及びCdspによる影響を考
えないものとする。
【0025】式(2)の右辺の第2項が、負性抵抗を特
徴づける重要な電流源である。式(1)及び(2)か
ら、出力線路40を伝搬する電圧信号波を表す下記の二
次微分方程式が得られる。
【0026】
【数2】 (d/dx)2d=Zddd+Zdmg ・・・(3) トリガ線路60の信号入力端では、ドレイン電圧Vd
0であるから、境界条件は、
【0027】
【数3】Vd(x=0)=0 となる。
【0028】この境界条件の下で、Vg=VGOexp
(−γgx)とおいて二次微分方程式(3)を解くと、
【0029】
【数4】 Vd=−Zcm/[γd{(γg/γd2−1}] ×VGOexp(−γgx)[exp(−(γd−γg)x−1)] ・・・(4) が得られる。
【0030】ここで、Zcは出力線路40の特性インピ
ーダンス、γdは出力線路40の伝搬定数、γgはトリガ
線路60の伝搬定数、VGOは、入力端(x=0)におけ
るトリガ線路60の電圧である。Zc、γd、及びγ
gは、それぞれ
【0031】
【数5】Zc=(Zd/Yd1/2 γd=(Zdd1/2 γg=(Zgg1/2 と表される。
【0032】(γg/γd)→1の極限では、出力線路4
0の出力端(x=W)において式(4)は、
【0033】
【数6】 Vd=(Zcm/2)VGOexp(−γgW) ・・・(5) となる。また、式(1)及び(4)から求まる特性イン
ピーダンスZcは、 Zc=−(Vd/Id) ・・・(6) となる。
【0034】上式から、特性インピーダンスZcは実効
的に負となることがわかる。入力端(x=0)における
電力をPi、出力端(x=W)における電力をPoとする
と、
【0035】
【数7】Pi=(VGO 2/Zg) Po=(Vd 2/Zd) と表される。トリガ線路60と出力線路40の特性イン
ピーダンスが等しい場合、すなわち、Zg=Zd=Zc
表される場合、電力利得Gmax=Po/Piは、
【0036】
【数8】 Gmax=(ZcmW)2exp(−2γgW)/4 γg=αg+jβg ・・・(7) となる。ここで、αgは、トリガ線路60の減衰定数で
ある。
【0037】減衰定数αgが充分小さいとき、
【0038】
【数9】exp(−2γgW)=1−2γgW αg=(1/2)(Rg/Zc) と近似できるため、利得に関して伝搬定数γgの実部αg
のみを採用すると、電力利得は、
【0039】
【数10】 Gmax=(GmcW)2(1/4)(1−2αgW) ・・・(8) と表される。
【0040】線路の特性インピーダンスZc、ソースと
ゲート間の真性容量Cgs、位相速度vsの間には、
【0041】
【数11】Zc=1/(Cgss) の関係がある。この関係式を用いて式(8)を整理する
と、
【0042】
【数12】 Gmax=[(2πfT/vs)W]2(1/4)[1−(Rg/Zc)W] ・・・(9) が得られる。ここで、fT=Gm/(2πCgs)、αg
(1/2)Rg/Zcの関係を用いた。
【0043】位相速度vsは、真空中の光速をv0、実効
比誘電率をεeffとすると、
【0044】
【数13】vs=v0/(εeff1/2 と表される。実効比誘電率εeffは、伝送線路の幾何学
的寸法によって決まる。
【0045】式(9)の電力利得Gmaxは、動作周波数
に無関係である。大きな電力利得を得るためには、Cgs
を小さくすることが好ましい。上記考察では、図3に示
すキャパシタCgspを無視したが、キャパシタCgspを考
慮にいれると、実効的にCgsが大きくなる。このため、
キャパシタCgspをできるだけ小さくすることが好まし
い。
【0046】また、電力利得Gmaxは、図3のドレイン
コンダクタンスGdsに依存しない。これは、出力エネル
ギのほとんどが出力線路40のキャパシタンスとインダ
クタンスによる充放電によって運ばれることを意味す
る。出力線路40は、
【0047】
【数14】ωLd>Rd かつ (1/ωCd)>Gds となるように構成される。
【0048】次に、伝送線路によって電力利得が得られ
る条件について説明する。式(4)においてx=Wと
し、γdWが十分大きい場合を考えると、
【0049】
【数15】Vd=−(Zcm/γd)VGO となる。直流信号に対する出力線路40の特性インピー
ダンスZc及び伝搬定数γdは、
【0050】
【数16】Zc=(Rd/Gds1/2 γd=(Rdds1/2 と表される。従って、直流信号に対する電力利得は、
【0051】
【数17】Gmax=(Gm/Gds2 となる。なお、Zc=Zd=Zgと仮定している。
【0052】直流信号に対する電力利得が1を超えるた
めには、相互コンダクタンスGmとドレインコンダクタ
ンスGdsとの間に、
【0053】
【数18】Gm>Gds の関係が成立しなければならない。これは、電力利得を
得るためにはトリガ線路で駆動される電力がドレインコ
ンダクタンスGdsで消費される電力よりも大きくなけれ
ばならないことを意味する。すなわち、直流領域から高
い周波数までの広い周波数範囲で等価負性抵抗線路を実
現するためには、相互コンダクタンスGmがドレインコ
ンダクタンスGdsよりも大きいことが必要となる。
【0054】次に、図2(A)のy軸方向の信号遅延時
間τ0の影響について説明する。y軸方向の空間長を
0、媒質(図2(B)の場合には、AlGaAs層3
に相当)の波長短縮率をKとすると、実効長lsは、ls
=l0/Kとなる。ここで、媒質の実効比誘電率をεe
ffとすると、波長短縮率Kは、ほぼ(εeff)1/2
で表される。従って、角速度をωとすると、
【0055】
【数19】ωτ0=β0s となる。電流源Ihによる電流Gmgは、
【0056】
【数20】 Gmg=Gm0g0exp(−αgW) ×exp[−jβgW{(β0s/βgW)+1}] ・・・(10) となる。ここで、Wはゲート幅、βgはトリガ線路60
の波長定数、β0は媒質中の波長定数である。通常ls
1μmを超えることはなく、Wは200μm以上であ
る。このため、β0s/βgWは0.005以下にな
る。従って、遅延時間τ0は、電流源Ihの電流Gmg
ほとんど影響を与えないと考えられる。
【0057】また、{(β0s/βgW)+1}は虚数
項であり、実数部である利得には影響を及ぼさない。
【0058】通常のHEMTでは、図2(B)において
ショットキゲート端からドレイン側の2次元電子ガスま
での遅れ時間τ0が遮断周波数fTの低下を招く。このた
め、図2(B)のYpを長くすることは好ましくない。
また、Ypを短くすると、ゲートとドレイン間の容量C
gdが大きくなり、fTが低下する。このため、好ましい
長さYpは、ある範囲に制限される。これに対し、上記
実施例の場合には、電力利得がYpに無関係であるた
め、このような制限がない。
【0059】従来のHEMTにおいては、ゲート幅W
は、位相回転による帯域制限と、ゲート抵抗Rgの増大
に伴う電力損失を低減するために、通常、短くなるよう
に設計される。これに対し、上記実施例の場合には、式
(9)に示すように、ゲート幅Wを大きくすると、電力
利得が大きくなる。
【0060】以上説明したように、3端子素子、例えば
HEMT(Gm>Gd)を用い、このHEMTの入出力端
子に接続するトリガ線路及び出力線路を分布定数化し、
トリガ線路と出力線路とを伝搬する信号の位相速度、及
び特性インピーダンスを整合させることにより、等価的
に負性抵抗線路を実現することができる。
【0061】次に、図5〜図9を参照して、上記実施例
による負性抵抗線路の製造方法の一例について説明す
る。
【0062】図5(A)までの工程について説明する。
ノンドープのGaAs基板1の表面上に、ノンドープの
InGaAs層2、Si濃度1〜2×1018cm-3のA
lGaAs層3、Si濃度2×1018cm-3のn+Ga
As層4を形成する。これらの層は、例えば化学気相成
長(CVD)または分子線エピタキシ(MBE)により
形成する。
【0063】GaAs層4の、ゲートフィンガを配置す
べき領域に開口を形成し、その底面にAlGaAs層3
を露出させる。共通線路及び出力線路が配置される領域
よりも外側のInGaAs層2、AlGaAs層3、及
びGaAs層4を除去する。
【0064】ゲートフィンガ61及びゲート傘部62を
形成する。ゲートフィンガ61及びゲート傘部62は、
例えばゲートフィンガ61に対応する開口が形成された
電子線露光用レジスト膜と、ゲート傘部62に対応する
開口が形成された紫外線露光用レジスト膜とを積層し、
リフトオフにより形成することができる。同様の形状の
ゲート電極の形成方法が、例えば特開平11−4057
7号公報の図2に開示されている。
【0065】基板全面をレジスト膜5で覆い、レジスト
膜5に、共通線路及び出力線路に対応する開口5aを形
成する。
【0066】図5(B)に示すように、レジスト膜5を
マスクとしてGaAs層4、AlGaAs層3、及びI
nGaAs層2をエッチングし、GaAs基板1に溝2
1及び41を形成する。これらのエッチングは、例えば
SiCl4を用いたドライエッチングにより行うことが
できる。溝21及び41を形成した後、図5(A)のレ
ジスト膜5を除去する。基板全面を新たなレジスト膜6
で覆う。
【0067】図5(C)に示すように、レジスト膜6の
選択露光及び現像を行い、溝21及び41の内面を露出
させる。溝21と41との間の基板上面を覆うレジスト
膜6の縁は、溝21及び41の側面よりもやや後退して
いる。
【0068】図6(D)に示すように、AuGe層とA
u層を蒸着する。溝21及び41の内面が、それぞれA
uGe層とAu層との2層からなる導電膜22及び42
で覆われる。また、InGaAs層2、AlGaAs層
3、及びGaAs層4の端面、及びGaAs層4の上面
の一部も導電膜21及び41で覆われる。レジスト膜6
の上面にも、AuGe層とAu層とが堆積する。レジス
ト膜6を除去する。
【0069】図6(E)に示すように、溝21及び41
内を、レジスト膜7で埋め込む。レジスト膜7の埋め込
みは、基板全面にレジストを塗布した後、エッチバック
することにより行うことができる。
【0070】図6(F)に示すように、基板全面を電子
線露光用のレジスト膜8で覆う。レジスト膜8に、溝2
1及び41内を埋め込むレジスト膜7の上面の一部を露
出させる開口8aを形成する。
【0071】図7(G)に示すように、溝21及び41
内を埋め込んでいたレジスト膜7を除去する。窒素バブ
リングもしくは水洗により、溝21及び41内を洗浄す
る。
【0072】図7(H)に示すように、溝21及び41
の内面に金メッキを行う。溝21及び41内が、それぞ
れAuからなる導電部材23及び43で埋め込まれる。
金メッキ後、レジスト膜8を除去する。
【0073】図7(I)に示すように、導電部材23の
上に、低誘電率材料からなる支柱65を形成する。支柱
65は、例えば感光性ポリイミドを基板全面に塗布し、
露光及び現像を行うことにより形成される。
【0074】図8(J)に示すように、基板上にX線レ
ジストを塗布し、レジスト膜67を形成する。図8
(K)に示すように、レジスト膜67の露光及び現像を
行い、ゲート傘部62の上面を露出させる開口67aを
形成するとともに、支柱65の上面を露出させる。
【0075】図8(L)に示すように、基板全面に、金
膜60aを蒸着する。このとき、開口67aの内面にも
金膜60aが付着するようにする。なお、スパッタリン
グにより金膜を形成してもよい。
【0076】図9(M)に示すように、金膜60aの表
面上に、レジスト膜70を形成する。レジスト膜70を
露光、現像し、導電部材23の上方から開口67aの上
方まで広がる開口70aを形成する。
【0077】図9(N)に示すように、金メッキを行
い、開口70a内を金からなる導電部材60bで埋め込
む。その後、レジスト膜70を剥離し、露出した金膜6
0aをミリングにより除去し、レジスト膜67を剥離す
る。以上の工程により、図2に示す負性抵抗線路が得ら
れる。
【0078】図2及び図3にもどって、第1の実施例に
ついて説明する。図3のトリガ線路60及び出力線路4
0の特性インピーダンスは、50Ωに設定することが好
ましい。多くの電子機器の入出力インピーダンスは、5
0Ωに統一されている。トリガ線路及び出力線路の特性
インピーダンスを約50Ωとすることにより、インピー
ダンス整合回路を介することなく、多くの電子機器と直
接接続することが可能になる。
【0079】この特性インピーダンスは、図2(A)の
yz平面内の幾何学的形状及び寸法によって規定され
る。例えば、図2(B)に示すInGaAs層2及びA
lGaAs層3の比誘電率が約12である場合、ゲート
長Ygと2層の合計膜厚dとの比Yg/dを約0.96に
する。従来の単体素子では、フリンジング容量の影響を
緩和するため、Yg/dを2程度にしていた。この場
合、ゲート/ソース間容量Cgsが大きくなりすぎてトリ
ガ線路の特性インピーダンスを50Ωにすることは不可
能である。なお、Yg/dを0.8〜1.2程度とする
ことが好ましい。
【0080】図3に示すソース/ゲート間容量Cgs、調
整容量Cgsp、ソース/ドレイン容量Cds、調整容量C
dsp等の分布容量が、特性インピーダンスを決定する一
つのパラメータになる。これらの容量は、図2(A)に
示すyz断面内に形成される。このため、特性インピー
ダンスを規定する素子がxy平面内の領域を占有する面
積を小さくすることができる。例えば、図1に示すよう
に、x軸方向に延在する直線状の細い領域内に負性抵抗
線路を配置することができる。基板面内に占める面積
は、従来の分布型進行波増幅器の整合回路の面積の1/
40〜1/50程度になる。
【0081】図2(B)に示す単体素子のソース/ドレ
イン間容量Cdsは、非常に小さいため、この容量のみで
出力線路40の特性インピーダンスを50Ωにすること
は困難である。図2(A)に示すように、共通線路20
と出力線路40との間の調整容量Cdspを付加すること
により、出力線路40の特性インピーダンスを50Ωに
近づけることが可能になる。調整容量Cdspは、共通線
路20と出力線路40とのyz断面における幾何学的形
状により規定される。具体的には、共通線路20の厚さ
s、幅Lsw、出力線路40の厚さTd、幅Ldw、及び両
者の間隔Ssd等により規定される。
【0082】共通線路20及び出力線路40を厚くする
ことにより、調整容量Cdspを大きくすることができ
る。また、両線路のx軸方向の電気抵抗が小さくなるた
め、信号の伝搬損失を小さくすることができる。調整容
量Cdspは、両線路の幅Lsw及びLdwの自然対数関数で
ある。このため、調整容量Cdspは、両線路の幅Lsw
びLdwの変化に対して緩やかに変化する。両線路の幅L
sw及びLdwを調節することにより、調節容量Cdspの微
調整を容易に行うことができる。
【0083】図2において、Yp=0.2μm、d=4
0nm、InGaAs層2及びAlGaAs層3の比誘
電率を12とした場合を考える。図3において、出力線
路40の特性インピーダンスをトリガ線路のそれにほぼ
一致させるためには、ソース/ドレイン間容量Cdsと調
整容量Cdspとの合成容量を約166fF/mmとすれ
ばよい。ソース/ドレイン間容量Cdsは約20fF/m
mであるから、必要な調整容量Cdspは約146fF/
mmとなる。例えば、共通線路20の厚さTsと出力線
路40の厚さTdを共に4μmとし、両線路の幅Lsw
びLdwを6μmとすることにより、約146fF/mm
の調整容量Cdspを確保することができる。
【0084】厚さ300μm程度の基板上に146fF
/mm程度の容量を得るためには、幅280μm、長さ
1mm程度のマイクロストリップ線路が必要となる。代
表的な従来の分布型進行波増幅器の表面整合回路面積は
1×0.4mm2程度であり、その平面形状も複雑であ
る。上記実施例の場合の負性抵抗線路は、例えば幅16
μm、長さ1mmの一直線状になる。
【0085】上記第1の実施例では、トリガ線路60の
入力端に印加された信号が、トリガ線路60に沿ってx
軸方向に伝搬する。この信号が、トリガ線路60の幅方
向(y軸方向)に伝搬し、ゲートフィンガ61に到達す
る。幅方向の有効信号伝達長は短いため、ほとんど電圧
降下することなくゲートフィンガ61まで信号が伝達さ
れる。このため、ゲート/ソース間容量Cgsを充放電す
るときの電力損失は、ほとんど無視できる量になる。
【0086】トリガ線路60の厚さH2を3μm、幅を
6μm、金の比抵抗ρを2×10-6Ωcmとすると、ト
リガ線路60の抵抗は1Ω以下になる。このときの線路
の減衰定数αgは、0.04mm-1となる。従って、伝
搬損失は0.1dB/mm以下になる。これに対し、ゲ
ートフィンガ61のみの抵抗Rgは、ゲート傘部62の
高さを300nm、幅を400nmとすると、Rg=1
65Ωとなる。このときの減衰定数αgは1.65mm
-1となり、伝搬損失は7dBmm-1となる。第1の実施
例の構成とすることにより、伝搬損失を低減できること
がわかる。
【0087】また、トリガ線路60は、能動素子(第1
の実施例の場合にはHEMT)が形成された後に形成さ
れる。このため、能動素子の特性を確認した後に、線路
形状及び寸法を素子特性に適合させることが可能にな
る。
【0088】トリガ線路60は、支柱65により安定し
て基板上に支持されている。このため、ゲートフィンガ
61に加わる機械的な負荷を低減することができる。支
柱65は、x軸方向に離散的に配置されているため、支
柱62によるトリガ線路60と共通線路20との間の容
量の増加は無視できる量である。
【0089】第1の実施例によると、トリガ線路60と
共通線路20とに挟まれた空間内、及び共通線路20と
出力線路60とに挟まれた空間内に、電磁波エネルギの
ほとんどの成分が閉じこめられ、図2(A)のx軸方向
に信号が伝搬する。これにより、電磁波エネルギの自由
空間への放射が抑制されるため、近接配置された複数の
線路間のアイソレーションを確保しやすくなる。また、
トリガ線路60及び出力線路40の減衰定数を小さくす
ることができる。
【0090】第1の実施例によると、図2(A)に示す
ように、出力線路40の上面がn+GaAs層4の上面
よりも低い位置に配置される。これにより、トリガ線路
60と出力線路40との間の浮遊容量を小さくすること
ができる。両線路間の浮遊容量を小さくすることによ
り、HEMTの遮断周波数fTの低下を抑制することが
できる。
【0091】例えば、図2(A)のH1=H2=3μm、
sd=4μm、Ldw=Td=3μmの場合、トリガ線路
60と出力線路40との間の浮遊容量(約6.2fF/
mm)は、図2(B)においてYp/d>2の条件の下
で、真性容量Cdsの約1/20になる。
【0092】図2(B)において、ゲートフィンガ61
とドレイン側の2次元電子ガス層2aとの間の距離をY
pとし、ゲートフィンガ61から2次元電子ガス層2a
までの厚さ方向の距離をdとしたとき、両者の比Yp
dを2以上とすることが好ましい。通常の単体HEMT
では、図のy軸方向の信号遅延時間τ0が電力利得の帯
域特性を悪化させる。このため、一般的にはYpをでき
るだけ短くする。第1の実施例の場合には、式(7)に
示したように、電力利得は遅延時間τ0に無関係であ
る。このため、比Yp/dを大きくすることができる。
【0093】比Yp/dを大きくすると、フリンジング
容量(ショットキゲートとドレイン側2次元電子ガス層
との間の容量)が減少する。このため、ゲート(トリガ
線路)とドレイン(出力線路)とのアイソレーションを
高くすることができる。両者のアイソレーションを高く
すると、トリガ線路と出力線路の特性インピーダンスを
独立に設計することが可能になる。
【0094】図10は、第2の実施例による負性抵抗線
路の概略斜視図を示す。GaAs基板1、共通線路2
0、出力線路40、及びトリガ線路60の構成は、図2
に示す第1の実施例の場合の構成と同様である。第2の
実施例の場合には、さらに、出力線路40の上の、x軸
方向のある位置に、ポスト70が配置されている。ポス
ト70は、導電体または誘電体で形成される。ポスト7
0を介して、出力線路40とトリガ線路60とが、容量
的または誘導的に結合する。
【0095】両者が容量的に結合するときは、出力線路
40を伝搬する信号の一部が、トリガ線路60に正帰還
される。これにより、特定の周波数で発振させることが
できる。また、両者の結合容量に、インダクタンスが並
列に挿入される場合には、結合容量とインダクタンスと
により並列共振回路が形成される。この共振回路によ
り、トリガ線路60と出力線路40との間の容量がキャ
ンセルされる。両者の間の容量を簡単にキャンセルする
ことができるため、フィードバックの少ない安定な中和
型狭帯域増幅器を構成することができる。
【0096】図11(A)は、第3の実施例による負性
抵抗線路の平面図を示し、図11(B)は、図11
(A)の一点鎖線B11−B11における断面図を示
す。出力線路40Aとトリガ線路60Aとを含む1段目
の負性抵抗線路、及び出力線路40Bとトリガ線路60
Bと支柱65Bとを含む2段目の負性抵抗線路の各々
は、図2に示す第1の実施例による負性抵抗線路と同様
の構成である。
【0097】1段目の負性抵抗線路の出力線路40Aの
出力端が、次段の負性抵抗線路のトリガ線路60Bの入
力端に、キャパシタ80を介して接続されている。同様
に、3段目以降の負性抵抗線路が配置されている。この
ように、複数の負性抵抗線路を多段接続することによ
り、原理的には、ひとつの負性抵抗線路の電力利得の段
数倍の電力利得を得ることが可能になる。
【0098】大電力利得を得たい場合には、線路長を長
くする必要がある。ところが、減衰定数αgが大きい場
合には、式(7)からわかるように、線路長Wを大きく
すると電力利得が低下する。多段構成とすることによ
り、減衰定数が大きい場合でも、大きな電力利得を得る
ことが可能になる。
【0099】例えば、式(7)によると、減衰定数αg
が0.6mm-1の場合、線路長3mm程度で電力利得が
飽和する。長さ1mmの単位負性抵抗線路を6段縦続接
続した多段負性抵抗線路の電力利得は、長さ6mmの負
性抵抗線路の電力利得の約3倍になる。
【0100】キャパシタ80は、出力線路40A及びト
リガ線路60Bの幅方向に関して、両線路の範囲内に配
置される。このような構成とすると、両線路の特性イン
ピーダンスが変化しない。このため、特性インピーダン
スの変化による伝搬定数の変化、電力反射、電力利得の
低下を防止することができる。
【0101】キャパシタ80は、例えば、以下に説明す
る方法で形成することができる。第1の実施例の図7
(H)に示すように、溝21及び41内を導電部材23
及び43で埋め込んだ後、レジスト膜8を除去する。基
板全面に、Cr/Auの積層膜を蒸着する。その上に、
SiO2膜もしくはSiN膜をスパッタリングにより形
成する。さらに、その上に、Cr/Auの積層膜を蒸着
する。これらの膜をパターニングし、出力線路40の出
力端近傍の表面上に、キャパシタ80を残す。
【0102】次に、第1の実施例の図8(K)に示す工
程で開口67aを形成する時に、キャパシタ80の上部
電極を露出させるように、他の開口を形成する。この開
口を介して、次段のトリガ線路の入力端が、キャパシタ
80の上部電極に接続される。
【0103】図12(A)は、第4の実施例による負性
抵抗線路の断面図を示す。共通線路20及び出力線路4
0の下面よりもやや深い位置に、2次元電子ガス層85
が形成されている。2次元電子ガス層85は、例えば、
下記の方法で形成することができる。
【0104】GaAs基板1Aの表面上に、InGaA
s層とn+型AlGaAs層を、分子線エピタキシ(M
BE)により堆積する。その上に、GaAs層1Bを堆
積する。InGaAs層とn+型AlGaAs層との界
面に、2次元電子ガス層85が形成される。GaAs層
1Bは、MBE、MO−CVD、または液相結晶成長に
より形成される。厚いGaAs層を形成するためには、
液相結晶成長が好ましい。
【0105】共通線路20と2次元電子ガス層85との
間の空間、及び出力線路40と2次元電子ガス層85と
の間の空間に電磁波が閉じ込められる。このように、電
磁波の閉じ込め効率を高めることができる。特に、テラ
ヘルツを超える周波数の波長の電磁波に対し、電力伝搬
効率を高めるために有効となる。
【0106】図12(B)は、出力線路40の出力端近
傍の一部破断斜視図を示す。出力線路40の出力端に信
号取出電極86が連続している。信号取出電極86と2
次元電子ガス層85との間隔をHsとする。この場合、
実効的な基板の厚さは、信号取出電極86と2次元電子
ガス層85との間隔Hsとなる。これにより、波長λと
基板厚さhとの比の自乗、すなわち、(λ/h)2に逆
比例して増加する放射電力損失を低減することができ
る。
【0107】図13(A)は、第5の実施例による負性
抵抗線路の平面図を示し、図13(B)は、図13
(A)の一点鎖線B13−B13における断面図を示
す。
【0108】図13(B)に示すように、基板1の表面
に形成された1本の出力線路40の両側に共通線路20
A及び20Bが配置されている。共通線路20A及び2
0Bの上方に、それぞれトリガ線路60A及び60Bが
配置されている。トリガ線路60A及び60Bは、それ
ぞれ支柱65A及び65Bにより、共通線路20A及び
20Bの上に支持されている。このように、第1の実施
例の負性抵抗線路と同様の構成の2本の負性抵抗線路
が、出力線路40を共有している。
【0109】トリガ線路60A及び60Bの信号入力端
i1及びTi2に、それぞれ周波数f 1及びf2の信号が印
加される。出力線路40の出力端Toには、周波数f1
2の信号と周波数f1−f2の信号が出力される。2本
の負性抵抗線路からの出力電力が合成されるため、1本
の負性抵抗線路を用いる場合に比べて約2倍の電力利得
を得ることができる。
【0110】図14は、第4の実施例によるバンドパス
フィルタの平面図を示す。第4の実施例によるバンドパ
スフィルタは、第1の実施例による負性抵抗線路を4本
配置して構成される。トリガ線路60A及び出力線路4
0Aが第1の負性抵抗線路90Aを構成する。同様に、
トリガ線路60B及び出力線路40Bが第2の負性抵抗
線路90Bを構成し、トリガ線路60C及び出力線路4
0Cが第3の負性抵抗線路90Cを構成し、トリガ線路
60D及び出力線路40Dが第4の負性抵抗線路90D
を構成する。
【0111】第1の負性抵抗線路90Aの出力線路40
Aの出力端近傍の部分が、第2の負性抵抗線路90Bの
トリガ線路60Bの入力端近傍の部分と、間隔Sを隔て
て平行に配置されている。長さ方向に関して重なってい
る部分の長さは、Lcwである。このような構成とするこ
とにより、出力線路40Aとトリガ線路60Bとが電磁
的に結合される。同様に、第2の負性抵抗線路90Bか
ら第4の負性抵抗線路90Aまで、順次、電磁的に結合
されている。
【0112】第1の負性抵抗線路90Aのトリガ信号6
0Aの入力端Tiに電気信号が印加される。第1の負性
抵抗線路90Aにより電力増幅された信号の特定の周波
数成分が、第2の負性抵抗線路90Bのトリガ線路60
Bに伝達される。これを繰り返し、第4の負性抵抗線路
90Dの出力端Toに電力増幅された信号が出力され
る。このフィルタのバンドパス帯域特性は、出力線路と
次段のトリガ線路との結合部分の間隔S及び長さLcw
より規定される。
【0113】従来の受動素子を用いたフィルタでは、素
子数とともに損失が大きくなる。第6の実施例によるバ
ンドパスフィルタでは、各負性抵抗線路が電力増幅を行
うため、素子数(この場合には、負性抵抗線路数)を増
加しても電力損失の問題は生じない。
【0114】図15は、第7の実施例による方向性線路
の平面図を示す。第7の実施例による方向性線路は、第
1の実施例による負性抵抗線路91Aと91Bとを、あ
る間隔を隔てて平行に配置した構成を有する。一方の負
性抵抗線路91Aの信号伝搬方向と他方の負性抵抗線路
91Bの信号伝搬方向とは、相互に反対向きである。両
者の間隔を4μmとすれば、両線路間のアイソレーショ
ンを十分高くすることができる。
【0115】図16は、第8の実施例によるパルス発生
器を用いてパルスを発生させる方法を説明するためのド
レイン電圧電流特性を示すグラフである。このパルス発
生器は、第1の実施例による負性抵抗線路と同様の構成
を有する。図16の横軸はドレイン電圧Vd、縦軸はド
レイン電流Idを表す。図4では、負荷線LDのほぼ中
央を動作点としたが、図16では、負荷線LDの下端を
動作点とする。
【0116】この場合、ゲート電極(トリガ線路)に正
弦波を印加すると、ドレイン電極(出力線路)には、パ
ルス状の電圧が現れる。負性抵抗線路により、パルス波
の発生と電力増幅を同時に実現できる。
【0117】図17は、第9の実施例による帯域阻止回
路の平面図を示す。共通線路20、出力線路40、トリ
ガ線路60等により、第1の実施例による負性抵抗線路
が構成される。出力線路40の途中に、スタブ95a、
95b、及び95cが、ある間隔で設けられている。ス
タブ95a、95b、及び95cは、出力線路40の形
成と同時に形成される。
【0118】図17(C)は、図17(A)及び(B)
に示す帯域阻止回路の電力利得の周波数依存性を示す。
周波数f0近傍に谷をもつ3本の破線は、それぞれスタ
ブ95a〜95cによる電力利得の低下に対応する。各
破線の形状はスタブの長さにより規定され、各破線の中
心周波数のずれは、スタブの間隔により規定される。こ
の帯域阻止回路の電力利得は、3本の破線で示す電力利
得を合成したものになる。第9の実施例のように、負性
抵抗線路を用いて帯域阻止回路を構成すると、帯域阻止
と電力増幅とを同時に行うことができる。
【0119】以上の説明から、下記の(1)〜(14)
に示す発明が導き出される。
【0120】(1) 第1の領域と第2の領域と制御電
極とを含む能動素子であって、該第1の領域と第2の領
域との間をキャリアが移動し、該制御電極に印加される
電気信号によってキャリアの移動が制御され、該第1の
領域、第2の領域、及び制御電極が、前記第1の方向と
交差する第2の方向に、入力端から出力端まで延在して
いる能動素子と、前記第1の領域に、その入力端から出
力端にわたって電気的に接続された導電領域と、前記第
2の方向に延在し、電気信号を入力端から出力端まで前
記第2の方向に伝搬させるトリガ線路であって、該トリ
ガ線路を伝搬する電気信号が、前記制御端子の第2の方
向の対応する位置に印加される前記トリガ線路と、前記
第2の方向に延在し、電気信号を入力端から出力端まで
前記第2の方向に伝搬させる出力線路であって、前記能
動素子を前記第1の方向に移動したキャリアによって、
前記第2の方向に伝搬する電気信号が励起される前記出
力線路とを有する分布定数線路。
【0121】(2) 前記出力線路の波長定数が、前記
トリガ線路の波長定数とほぼ等しい上記(1)に記載の
分布定数線路。
【0122】(3) 前記能動素子が電界効果型トラン
ジスタであり、前記第1の領域がソース領域、第2の領
域がドレイン領域、制御電極がゲート電極に相当する上
記(1)または(2)に記載の分布定数線路。
【0123】(4) 前記能動素子の相互コンダクタン
スがドレインコンダクタンスよりも大きい上記(3)に
記載の分布定数線路。
【0124】(5) 前記トリガ線路が、前記導電領域
に対して一定の間隔を隔てて配置されている上記(1)
〜(4)のいずれかに記載の分布定数線路。
【0125】(6) さらに、前記トリガ線路と前記導
電領域との間に配置され、両者の間隔を一定に保つ複数
の支柱であって、該支柱が、前記第2の方向に離散的に
配置されている上記(5)に記載の分布定数線路。
【0126】(7) 前記出力線路が、前記導電領域に
対して一定の間隔を隔てて配置されている上記(1)〜
(6)のいずれかに記載の分布定数線路。
【0127】(8) さらに、表面内に、前記導電領
域、出力線路、及び能動素子が配置された基板と、前記
基板の、前記導電領域及び出力線路の最深部よりも深い
位置に形成された2次元電子ガス層とを有する上記
(1)〜(7)のいずれかに記載の分布定数線路。
【0128】(9) 前記能動素子が、高電子移動度ト
ランジスタであり、該高電子移動度トランジスタのゲー
ト電極からドレイン領域側の2次元電子ガス層の縁まで
の距離をYp、ゲート電極と2次元電子ガス層との間の
深さ方向の距離をdとしたとき、Yp/dが2以上であ
る上記(1)〜(8)のいずれかに記載の分布定数線
路。
【0129】(10) さらに、前記出力線路の途中に
設けられたスタブを有する上記(1)〜(9)のいずれ
かに記載の分布定数線路。
【0130】(11) 前記分布定数線路が少なくとも
2つ配置され、第1の分布定数線路の出力線路の出力端
が、第2の分布定数線路のトリガ線路の入力端に電磁気
的に結合している上記(1)〜(10)のいずれかに記
載の分布定数線路。
【0131】(12) 前記第1の分布定数線路の出力
線路の出力端が、キャパシタを介して前記第2の分布定
数線路のトリガ線路に接続され、該キャパシタの占める
領域が、該キャパシタが接続する出力線路とトリガ線路
の幅の範囲内に収まっている上記(11)に記載の分布
定数線路。
【0132】(13) 前記分布定数線路が少なくとも
2つ配置され、第1の分布定数線路の出力線路のうち出
力端の近傍部分が、第2の分布定数線路のトリガ線路の
うち入力端の近傍部分に、その長さ方向に関して重な
り、幅方向に関してある間隔を隔てて配置されている上
記(1)〜(10)のいずれかに記載の分布定数線路。
【0133】(14) 前記分布定数線路が少なくとも
2つ配置され、2つの分布定数線路が、その出力線路を
共有している上記(1)〜(10)のいずれかに記載の
分布定数線路。
【0134】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型で周波数特性の優れた分布定数線路が得られる。分
布定数線路に含まれる能動素子の特性を適当に設定する
と、負性抵抗線路が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による負性抵抗線路の平面図であ
る。
【図2】第1の実施例による負性抵抗線路の断面図であ
る。
【図3】第1の実施例による負性抵抗線路の等価回路図
である。
【図4】第1の実施例による負性抵抗線路を構成するH
EMTのドレイン電流電圧特性を示すグラフである。
【図5】第1の実施例による負性抵抗線路の製造方法を
説明するための基板の断面図である。
【図6】第1の実施例による負性抵抗線路の製造方法を
説明するための基板の断面図である。
【図7】第1の実施例による負性抵抗線路の製造方法を
説明するための基板の断面図である。
【図8】第1の実施例による負性抵抗線路の製造方法を
説明するための基板の断面図である。
【図9】第1の実施例による負性抵抗線路の製造方法を
説明するための基板の断面図である。
【図10】第2の実施例による負性抵抗線路の斜視図で
ある。
【図11】第3の実施例による負性抵抗線路の平面図及
び断面図である。
【図12】第4の実施例による負性抵抗線路の断面図及
び一部破断斜視図である。
【図13】第5の実施例による負性抵抗線路の平面図及
び断面図である。
【図14】第6の実施例による負性抵抗線路の平面図で
ある。
【図15】第7の実施例による方向性線路の平面図であ
る。
【図16】第8の実施例によるパルス発生器に使用され
る負性抵抗線路を構成するHEMTのドレイン電流電圧
特性を示すグラフである。
【図17】第9の実施例による帯域阻止回路の平面図、
断面図、及び電力利得の周波数依存性を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 GaAs基板 2 InGaAs層 3 AlGaAs層 4 n+GaAs層 5、6、7、8、67、70 レジスト膜 5a、8a、67a、70a 開口 20 共通線路 21、41 溝 22、42 導電膜 23、43 導電部材 40 出力線路 45、63 バイアス回路 60 トリガ線路 60a Au膜 60b 導電部材 61 ゲートフィンガ 62 ゲート傘部 65 支柱 80 キャパシタ 85 2次元電子ガス層 86 信号取出電極 90A〜90D、91A、91B 負性抵抗線路 95a〜95c スタブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の領域と第2の領域と制御電極とを
    含む能動素子であって、該第1の領域と第2の領域との
    間をキャリアが移動し、該制御電極に印加される電気信
    号によってキャリアの移動が制御され、該第1の領域、
    第2の領域、及び制御電極が、前記第1の方向と交差す
    る第2の方向に、入力端から出力端まで延在している能
    動素子と、 前記第1の領域に、その入力端から出力端にわたって電
    気的に接続された導電領域と、 前記第2の方向に延在し、電気信号を入力端から出力端
    まで前記第2の方向に伝搬させるトリガ線路であって、
    該トリガ線路を伝搬する電気信号が、前記制御端子の第
    2の方向の対応する位置に印加される前記トリガ線路
    と、 前記第2の方向に延在し、電気信号を入力端から出力端
    まで前記第2の方向に伝搬させる出力線路であって、前
    記能動素子を前記第1の方向に移動したキャリアによっ
    て、前記第2の方向に伝搬する電気信号が励起される前
    記出力線路とを有する分布定数線路。
  2. 【請求項2】 前記能動素子が電界効果型トランジスタ
    であり、前記第1の領域がソース領域、第2の領域がド
    レイン領域、制御電極がゲート電極に相当する請求項1
    に記載の分布定数線路。
  3. 【請求項3】 前記能動素子の相互コンダクタンスがド
    レインコンダクタンスよりも大きい請求項2に記載の分
    布定数線路。
  4. 【請求項4】 前記トリガ線路が、前記導電領域に対し
    て一定の間隔を隔てて配置されている請求項1〜3のい
    ずれかに記載の分布定数線路。
  5. 【請求項5】 前記能動素子が、高電子移動度トランジ
    スタであり、該高電子移動度トランジスタのゲート電極
    からドレイン領域側の2次元電子ガス層の縁までの距離
    をYp、ゲート電極と2次元電子ガス層との間の深さ方
    向の距離をdとしたとき、Yp/dが2以上である請求
    項1〜4のいずれかに記載の分布定数線路。
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