JP2000343773A - 記録装置のプラテン機構 - Google Patents

記録装置のプラテン機構

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JP2000343773A
JP2000343773A JP11158052A JP15805299A JP2000343773A JP 2000343773 A JP2000343773 A JP 2000343773A JP 11158052 A JP11158052 A JP 11158052A JP 15805299 A JP15805299 A JP 15805299A JP 2000343773 A JP2000343773 A JP 2000343773A
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flexible elastic
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platen rubber
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JP11158052A
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English (en)
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Yukio Sawano
行男 沢野
Sohei Shibazaki
宗平 芝崎
Kazuhiko Hirota
和彦 廣田
Mamoru Mizunokura
守 水野倉
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Fujifilm Holdings Corp
Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中間調濃度の印字を行った際に発生する微妙な
濃度ムラを解消し、高度の印字品質を確保する。 【解決手段】サーマルヘッド2a…により印字される記
録用紙Pの裏面を支持するプラテンゴム部3を備える記
録装置のプラテン機構1を構成するに際して、当該プラ
テンゴム部3を、このプラテンゴム部3よりも柔軟に形
成した柔軟弾性部4を介して、硬質材により形成した基
部5に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルヘッドによ
り印字される記録用紙の裏面を支持する記録装置のプラ
テン機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、A4サイズ等の原稿から読取った
画像データを、A1サイズ等の大型サイズに拡大して印
字する拡大複写機は、特開平7−348036号公報で
知られている。
【0003】同公報で開示される拡大複写機(記録装
置)は、一定間隔置きに配列した三個の印字ヘッド(サ
ーマルヘッド)を備え、これらの印字ヘッドを主走査方
向(配列方向)へ同時に移動させることにより、記録用
紙に対して連続する一ストライプ分の印字を行うととも
に、記録用紙を主走査方向に対して直角方向に間欠移送
(副走査)することにより順次一ストライプずつ印字す
る機能を備える。また、印字ヘッドに対向する位置には
プラテン機構を配設し、各印字ヘッドにより印字される
記録用紙の裏面を支持していた。この場合、プラテン機
構は、ブロック状に一体形成したプラテンゴムを使用
し、このプラテンゴムを、硬質材により形成した基部に
固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のプラテン機構は、ブロック状に一体形成したプラテン
ゴムを硬質材により形成した基部に固定していたため、
プラテンゴム及び基部の表面に存在する僅かな凹凸やプ
ラテンゴム内部の硬度ムラ等により、中間調濃度(例え
ば、256階調)の印字を行った際に、微妙な濃度ムラ
が発生し、印字品質を低下させてしまう問題があった。
【0005】なお、通常、この問題に対処するため、印
字ヘッドを変位自在に支持するとともに、印字ヘッドを
加圧スプリングによりプラテンゴム側に付勢している
が、この方法では、印字ヘッドとプラテンゴムの相対角
度の不一致等は吸収できるも、印字ヘッドが圧接した際
に発生するプラテンゴムの部分的な硬度ムラ(圧力差)
は解消できない。
【0006】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、中間調濃度の印字を行った
際に発生する微妙な濃度ムラを解消し、もって、高度の
印字品質を確保できる記録装置のプラテン機構の提供を
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明
は、サーマルヘッド2a…により印字される記録用紙P
の裏面を支持するプラテンゴム部3を備える記録装置の
プラテン機構1を構成するに際して、当該プラテンゴム
部3を、このプラテンゴム部3よりも柔軟に形成した柔
軟弾性部4を介して、硬質材により形成した基部5に設
置してなることを特徴とする。
【0008】この場合、好適な実施の形態により、柔軟
弾性部4は、プラテンゴム部3とは異なる材料により別
体に形成してもよいし、プラテンゴム部3の下部を切欠
形成することにより、プラテンゴム部3の下面部3dに
柔軟弾性部4を一体形成してもよい。なお、柔軟弾性部
4を別体に形成する場合には、独立気泡構造を有するE
PDM系合成ゴムを用いることが望ましい。
【0009】これにより、プラテンゴム部3及び基部5
の表面に存在する僅かな凹凸やプラテンゴム部3の内部
の硬度ムラ等は、印字ヘッド2a…が圧接した際に柔軟
弾性部4により吸収され、特に、中間調濃度により印字
する際において高度の印字品質が確保される。したがっ
て、このようなプラテン機構1は、一定間隔置きに配列
した複数のサーマルヘッド2a,2b,2cを主走査方
向Hhへ同時に移動させることにより、記録用紙Pに対
して連続する一ストライプL分の印字を行う拡大複写機
Mに適用して最適となる。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0011】まず、本実施例に係るプラテン機構1を備
える拡大複写機(記録装置)Mの概略構成について、図
4を参照して説明する。
【0012】拡大複写機Mは、下キャビネット11と上
キャビネット12を備え、この上キャビネット12は、
後部のヒンジ部13により下キャビネット11に対して
前部を開閉できる。なお、上キャビネット12の上面に
は、原稿セット台及び原稿受トレイが設けられるととも
に、この原稿セット台と原稿受トレイ間には原稿読取部
14(図7参照)が配設される。一方、下キャビネット
11の内部には記録用紙Pを巻回したロール紙Prを回
動自在に装填する。また、上キャビネット12の内部前
端には、複数のピンチローラ15…を配設するととも
に、下キャビネット11の内部前端には複数のフィード
ローラ16…を配設する。
【0013】一方、ピンチローラ15…(フィードロー
ラ16…)とロール紙Pr間には印字機構20を配設す
る。印字機構20は下キャビネット11側に配設したプ
ラテン機構1と、上キャビネット12側に配設した印字
ユニット21を備える。これにより、上キャビネット1
2を閉じた際には、ピンチローラ15…とフィードロー
ラ16…が当接するとともに、印字機構20に備える後
述する印字ヘッド(サーマルヘッド)2a…とプラテン
機構1に備えるプラテンゴム部3が当接する。なお、拡
大複写機Mの前面における下キャビネット11と上キャ
ビネット12間は記録紙排出口22となる。
【0014】よって、下キャビネット11の内部に装填
されたロール紙Prから繰出される記録用紙Pは、印字
ヘッド2a…とプラテンゴム部3間及びピンチローラ1
5…とフィードローラ16…間を通って、記録紙排出口
22から外部に排出される。なお、記録紙排出口22に
は左右方向へスライドすることにより排出された記録用
紙Pをカッティングする不図示のカッターが付設されて
いる。
【0015】次に、プラテン機構1及び印字ユニット2
1の具体的構成について、図1〜図6を参照して説明す
る。
【0016】まず、プラテン機構1は、印字ヘッド2
a,2b,2cにより記録用紙Pに印字する際に、当該
記録用紙Pの裏面を支持する機能を備え、図1に示すよ
うに、記録用紙Pの裏面を支持する所定の厚さを有する
ブロック状に形成したプラテンゴム部3を有する。プラ
テンゴム部3は従来から用いられている公知のゴム素材
により一体形成し、上面部3uの前後はR(丸み)を付
けることにより記録用紙Pの円滑な進入退出を確保する
とともに、下面部3dの周部には外側に突出したフラン
ジ部3fを一体形成する。
【0017】そして、このプラテンゴム部3は、当該プ
ラテンゴム部3よりも柔軟性を有し、かつ別体に形成し
た柔軟弾性部4を介して基部5に設置する。この場合、
柔軟弾性部4は、プラテンゴム部3とは異なる材料、望
ましくは独立気泡構造を有するEPDM系合成ゴムによ
りスポンジ状に形成することにより最適な効果を得る。
また、柔軟弾性部4は一定の厚さを有するシート状に形
成し、プラテンゴム部3(フランジ部3fを含む)の下
面部3d全面を覆う大きさ及び形状に形成する。一方、
基部5は上面が平坦な硬質材により形成し、上面部の周
部に一体形成した係止部5sが前記フランジ部3fの上
面に係止する。
【0018】なお、柔軟弾性部4は、図2に示すよう
に、プラテンゴム部3の下部を切欠くことにより、プラ
テンゴム部3の下面部3dに柔軟弾性部4を一体形成し
てもよい。即ち、同図に示すように、下端が尖形となる
円錐型或いは角錐型の多数の突起部4c…をプラテンゴ
ム部3の下面部3dから下方に突出させる。これによ
り、図1に示したプラテンゴム部3よりも柔軟性を有す
る柔軟弾性部4は、当該プラテンゴム部3の素材により
一体形成され、この場合には、別体の柔軟弾性部4が不
要となる利点がある。
【0019】他方、印字ユニット21は、両端部を上キ
ャビネット12に固定したガイドシャフト23と、この
ガイドシャフト23の軸方向にスライド自在に支持され
たヘッドキャリッジ24を備える。また、ヘッドキャリ
ッジ24は、基端部をガイドシャフト23の軸方向にス
ライド自在及び回動変位自在に装填した三つの支持アー
ム25a,25b,25cと、各支持アーム25a,2
5b,25cの中間部に上端が回動自在に支持された三
つの印字ヘッド2a,2b,2cと、各支持アーム25
a…と軸方向へ一緒に移動するキャリッジベース26
と、このキャリッジベース26を軸方向へ反復移動させ
る移動機構27を備える。この場合、図1(図3)に示
すように各印字ヘッド2a…の上面には、ブラケット2
8a…,28cが上方に突出し、このブラケット28a
…が回動部29a…,29cを介して各支持アーム25
a…,25cの中間部下面に支持される。なお、各印字
ヘッド2a…は多数(例えば、256ドット)の印字素
子(発熱素子)が配列するシリアル形サーマルヘッドを
用いる。また、図3中、30cは支持アーム25cを下
方に付勢する加圧スプリングであり、他の支持アーム2
5a,25bにも同様の加圧スプリングが付設されてい
る。
【0020】一方、ヘッドキャリッジ24には、印字ヘ
ッド2a…をプラテン機構1(プラテンゴム部3)から
離間するリリース位置Xrへ選択的に変位させるリリー
ス機構部31を備える。リリース機構部31は、各支持
アーム25a,25b,25cの先端部に取付けた従動
部32a,32b,32cを備える。この場合、図3に
示すように、側面視コの字形に折曲したプレート部材3
3cの下水平板部を支持アーム25cの先端部に固定
し、プレート部材33cの上水平板部に、連続する従動
部32cを一体形成する。他の従動部32a,32bの
構成も細部の形状及び向きは異なるも基本的には従動部
32cと同様に構成する。これにより、各従動部32a
…は各印字ヘッド2a…と一体に変位する。
【0021】また、各従動部32a,32b,32cの
下方を通る一本のシャフトを利用した連結部34を、キ
ャリッジベース26に対して回動自在に取付けるととも
に、この連結部34の各従動部32a,32b,32c
に対応する位置には、カム部35a,35b,35cを
固定する。これにより、各カム部35a…は、各従動部
32a…の下方に配され、各従動部32a…の下面に係
合可能になるとともに、各カム部35a…は連結部34
を介して一体に連結される。この場合、カム部35aと
カム部35bは同一形状に形成するとともに、カム部3
5cはカム部35a及びカム部35bに対して異なる形
状に形成する。
【0022】さらに、連結部34を回転駆動して各カム
部35a…を回転変位させる駆動部36を配設する。駆
動部36は、キャリッジベース26に固定したパルスモ
ータ37と、このパルスモータ37の回転出力を減速し
て連結部34に回転伝達する伝達ギア機構38を備え
る。
【0023】他方、キャリッジベース26にはサイズ検
出センサ39を付設する。サイズ検出センサ39は、記
録用紙Pに投光して当該記録用紙Pの有無を検出する反
射型光センサを用いるとともに、印字ヘッド2a…に対
して記録用紙Pの移送方向上流側の位置に配設する。こ
れにより、サイズ検出センサ39は、ロール紙Prの装
填時に、ヘッドキャリッジ24を主走査方向Hhに沿っ
て一旦往復移動させた際に、記録用紙Pのエッジ位置か
ら当該記録用紙Pのサイズを検出する。なお、サイズ検
出センサ39は、ロール紙Prに対する用紙切れの有無
を検出する機能を兼用する。
【0024】また、移動機構27は回転駆動部40と、
この回転駆動部40により回転する駆動プーリ41と、
この駆動プーリ41からガイドシャフト23の軸方向に
離間した従動プーリ42と、駆動プーリ41と従動プー
リ42間に架渡した無端タイミングベルト43からな
り、無端タイミングベルト43とキャリッジベース26
はジョイント44により結合する。
【0025】次に、拡大複写機Mの信号処理系につい
て、図7を参照して説明する。
【0026】信号処理系は大別して、読取処理系A,操
作処理系B,制御処理系C及び印字処理系Dを備える。
【0027】読取処理系Aはイメージセンサを有する前
記原稿読取部14を備える。原稿読取部14はイメージ
センサにより読取った画像信号に対してA/D変換等の
必要なデータ処理を行い、得られた画像データを制御処
理系Cに付与する。一方、操作処理系Bは上キャビネッ
ト12の上面に配したテンキーや各種ファンクションキ
ーを含むキーボード50を有し、このキーボード50は
制御処理系Cに接続する。
【0028】また、制御処理系Cは、CPU等を含む中
央制御部51,制御プログラムを格納するROM52,
画像データをはじめ各種データを記憶するRAM53等
を備え、拡大複写機Mの全体の制御を司るとともに、各
種演算処理を実行する。さらに、印字処理系Dは、一ス
トライプL分の画像データ(印字データ)を一時記憶す
るRAM等を含む印字処理部54及び印字ヘッド2a,
2b,2cを備える。これにより、印字する画像データ
は印字処理部54を介して各印字ヘッド2a…に付与さ
れる。印字ヘッド2a…は当該印字ヘッド2a…の配列
方向に走査して印字を行い、この方向が主走査方向Hh
となる。
【0029】一方、印字処理系Dは、モータ制御部5
5、ヘッド移動モータ56、フィードローラ駆動モータ
57を備える。ヘッド移動モータ56は前記回転駆動部
40に内蔵し、印字ヘッド2a…を反復移動(走査)さ
せるとともに、フィードローラ駆動モータ57はフィー
ドローラ16…を駆動して 記録用紙Pを間欠移送する
もので、各モータ56、57は中央制御部51からの制
御指令に基づいてモータ制御部55により制御される。
これにより、記録用紙Pは主走査方向Hhに対して直角
方向Hvに間欠的に移送(副走査)され、順次一ストラ
イプL…ずつ印字される。なお、前述したパルスモータ
37はモータ制御部55に接続するとともに、サイズ検
出センサ39は中央制御部51に接続する。
【0030】次に、本実施例に係るプラテン機構1の機
能(作用)を含む拡大複写機Mの動作について、各図を
参照して説明する。
【0031】まず、印字時には、ヘッドキャリッジ24
を図7に示すホームポジションから主走査方向Hhへ、
各印字ヘッド2a…のピッチ幅と同じ距離だけ移動させ
れば、各印字ヘッド2a…により記録用紙Pに対する印
字を行うことができる。この場合、各印字ヘッド2a…
は、一定間隔置きに配列するため、印字ヘッド2a…を
同時に主走査方向Hhへ移動させれば、連続するストラ
イプLの全長が印字される。
【0032】一方、ホームポジションにおける印字機構
20の各カム部35a…は、各印字ヘッド2a…が全て
プラテンゴム部3から離間するリリース位置Xrに変位
している。したがって、印字時には、各カム部35a…
を所定角度回転させることにより、各印字ヘッド2a…
に対するリリースを解除する。これにより、各支持アー
ム25c…は加圧スプリング30c…により付勢されて
いるため、各印字ヘッド2c…は図3に実線で示すよう
に、プラテンゴム部3に載った記録用紙Pの上面に圧接
するセット位置Xsに変位する。
【0033】この際、各カム部35a…と各従動部32
a…間には所定の隙間が生じるため、各印字ヘッド2a
…は自由な状態となり、記録用紙Pの上面に均一に圧接
する。また、プラテンゴム部3及び基部5の表面に存在
する僅かな凹凸やプラテンゴム部3の内部の硬度ムラ等
は、印字ヘッド2a…が圧接した際に柔軟弾性部4によ
り吸収され、もって、中間調濃度の印字を行った際に発
生する微妙な濃度ムラが解消されることにより、特に、
中間調濃度により印字する際において高度の印字品質が
確保される。
【0034】そして、印字動作に従って、任意のストラ
イプLの印字が終了したならヘッドキャリッジ24をホ
ームポジションへリターンさせる。リターン時には、各
カム部35a…を所定角度回転させることにより、各印
字ヘッド2a…を全てリリース位置Xrに変位させる。
また、印字ヘッド2a…のリターンが終了したなら、記
録用紙Pを主走査方向Hhに対して直角方向Hvへ移送
(副走査)させた後、同様の印字動作を繰返せばよい。
【0035】他方、サイズの小さい記録用紙Pを使用す
る場合には、印字の際に、印字方向先頭に位置する印字
ヘッド2cが貼合せ記録用紙Pの端辺から食み出してし
まうため、通常、当該印字ヘッド2cをマニュアル操作
又は駆動機構によりプラテンゴム部3に接触しないよう
にリリースしている。したがって、この場合には、印字
時に、各カム部35a…を、所定角度回転させることに
より、印字ヘッド2aと2bをセット位置Xsに、印字
ヘッド2cをリリース位置Xrにそれぞれ変位させる。
【0036】なお、上述した印字ヘッド2a…のリター
ンモード及び記録用紙Pの各サイズによる印字モード等
において、各印字ヘッド2a…がそれぞれ対応する位置
に変位するように各カム部35a,35b,35cの形
状が選定されている。
【0037】このような印字機構20によれば、印字ヘ
ッド2a…のリターン時、或いは一部の使用しない印字
ヘッド2cが発生する印字時に、各印字ヘッド2a…
は、リリース機構部31によって、リリース位置Xrへ
選択的に変位するため、複数の印字ヘッド2a…によ
り、記録用紙Pに印字する場合であっても、印字ヘッド
2a…が記録用紙Pにおけるドナーフィルムの上面に接
触して移動する方向は一方向(正方向)のみとなり、印
字ヌケ等の印字不良の発生が回避され、常に高い印字品
質が確保される。また、リリース機構部31は複数のリ
リースモード、即ち、前述した第一リリースモード及び
第二リリースモードに兼用するため、簡易な構造によ
り、多機能性,小型コンパクト性及び低コスト性が実現
される。
【0038】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,形状,数量,手法等において、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除すること
ができる。例えば、柔軟弾性部4は、独立気泡構造を有
するEPDM系合成ゴムが好適であるが、他の素材を用
いても勿論よく、この場合の他の素材にはスプリング等
の各種弾性素材が含まれる。また、プラテンゴム部3の
下部を切欠形成することにより設ける柔軟弾性部4の形
状や形態は、例示以外の任意の形状や形態を適用でき
る。さらに、実施例は拡大複写機Mを例示したが、他の
任意の記録装置にも同様に適用できる。
【0039】
【発明の効果】このように、本発明は、サーマルヘッド
により印字される記録用紙の裏面を支持するプラテンゴ
ム部を備える記録装置のプラテン機構において、当該プ
ラテンゴム部を、このプラテンゴム部よりも柔軟に形成
した柔軟弾性部を介して、硬質材により形成した基部に
設置してなるため、次のような顕著な効果を奏する。
【0040】 プラテンゴム部及び基部の表面に存在
する僅かな凹凸やプラテンゴム部の内部の硬度ムラ等
は、サーマルヘッドが圧接した際に柔軟弾性部により吸
収されるため、中間調濃度の印字を行った際に発生する
微妙な濃度ムラを解消でき、もって、中間調濃度により
印字する際において高度の印字品質を確保できる。
【0041】 好適な実施の形態により、一定間隔置
きに配列した複数のサーマルヘッドを主走査方向へ同時
に移動させることにより、記録用紙に対して連続する一
ストライプ分の印字を行う拡大複写機に適用して最適な
効果を得れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るプラテン機構を備
える印字機構を示す一部側面断面図、
【図2】同プラテン機構における柔軟弾性部の変更実施
例を示す断面側面図、
【図3】同プラテン機構を備える印字機構の一部断面側
面図、
【図4】同印字機構を備える拡大複写機の一部破断側面
図、
【図5】同印字機構における印字ユニットの平面図、
【図6】同印字ユニットにおけるヘッドキャリッジの平
面図、
【図7】同印字機構を備える記録装置(拡大複写機)の
ブロック系統図、
【符号の説明】
1 プラテン機構 2a… 印字ヘッド 3 プラテンゴム部 3d プラテンゴム部の下面部 4 柔軟弾性部 5 基部 P 記録用紙 Hh 主走査方向 L ストライプ M 拡大複写機(記録装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝崎 宗平 東京都港区西麻布2丁目26番30号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 廣田 和彦 長野県長野市稲里町下氷鉋1163番地 長野 日本無線株式会社内 (72)発明者 水野倉 守 長野県長野市稲里町下氷鉋1163番地 長野 日本無線株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB17 AB19 AC06 AE04 AF31 DA03 DA11 DA41 DB24 DB28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドにより印字される記録用
    紙の裏面を支持するプラテンゴム部を備える記録装置の
    プラテン機構において、前記プラテンゴム部を、このプ
    ラテンゴム部よりも柔軟に形成した柔軟弾性部を介し
    て、硬質材により形成した基部に設置してなることを特
    徴とする記録装置のプラテン機構。
  2. 【請求項2】 前記柔軟弾性部は、前記プラテンゴム部
    とは異なる材料により別体に形成したことを特徴とする
    請求項1記載の記録装置のプラテン機構。
  3. 【請求項3】 前記柔軟弾性部は、独立気泡構造を有す
    るEPDM系合成ゴムを用いたことを特徴とする請求項
    2記載の記録装置のプラテン機構。
  4. 【請求項4】 前記柔軟弾性部は、前記プラテンゴム部
    の下部を切欠くことにより、前記プラテンゴム部の下面
    部に柔軟弾性部を一体形成したことを特徴とする請求項
    1記載の記録装置のプラテン機構。
  5. 【請求項5】 一定間隔置きに配列した複数のサーマル
    ヘッドを主走査方向へ同時に移動させることにより、記
    録用紙に対して連続する一ストライプ分の印字を行う拡
    大複写機に適用することを特徴とする請求項1記載の記
    録装置のプラテン機構。
JP11158052A 1999-06-04 1999-06-04 記録装置のプラテン機構 Pending JP2000343773A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002307380A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 Seiko Instruments Inc 印刷装置
CN107658835A (zh) * 2017-09-26 2018-02-02 深圳供电局有限公司 一种保护压板及其防误操作方法和系统

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