JP2000344054A - 車両用盗難防止装置 - Google Patents

車両用盗難防止装置

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JP2000344054A
JP2000344054A JP16086599A JP16086599A JP2000344054A JP 2000344054 A JP2000344054 A JP 2000344054A JP 16086599 A JP16086599 A JP 16086599A JP 16086599 A JP16086599 A JP 16086599A JP 2000344054 A JP2000344054 A JP 2000344054A
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Japan
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alarm
wiring
control unit
vehicle
unit
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JP16086599A
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Inventor
Hiroki Tsukamoto
宏樹 塚本
Toshiyuki Suenaga
俊之 末永
Koichi Koizumi
孝一 小泉
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Car Mate Mfg Co Ltd
Original Assignee
Car Mate Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御部と操作部との間の配線が切断された場
合に、予め定めた時間だけ警報を鳴らして近所に大きな
迷惑などが生じないようにする。 【解決手段】 盗難防止装置10の制御部14は、イグ
ニッションスイッチ36を介して車両バッテリー38に
接続してある。操作部12は、一部が車室内に露出した
制御線24を介して制御部14に接続してあり、操作部
14内のレギュレータ48から電気を受ける。操作部1
2の電源スイッチ60がオン位置にあるとき、制御部1
4のCPU30には、レギュレータ48の出力電圧の抵
抗74、72によって分割されたLレベルが入力する。
抵抗74、72は、配線切断検出部76を構成してお
り、制御線24が切断されると、CPU30にレギュレ
ータ48の出力電圧の抵抗74によって電圧降下したH
レベルが入力し、CPU30が警報器16に作動信号を
与えて警報を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者の不在時に
おける車両の盗難を防止する装置に係り、警報器の作動
を制御する制御部とこの制御部を動作状態にする操作部
との間の配線が切断されたときに警報を発生する機能を
有する車両用盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に作用する衝撃や衝撃音などを検出
して車両に異常が発生したことを検知し、警報を発生し
て車両の盗難を防止する車両用盗難防止装置が開発され
ている。このような盗難防止装置は、一般に警報器を制
御する制御部と、この制御部を動作状態にセット(設
定)する操作部とが別体に形成される。そして、操作部
は車室内の運転者の操作しやすい位置に配置され、制御
部は車室の外部となる計器板の裏側などに配置され、両
者を配線によって接続している。
【0003】ところが、従来の盗難防止装置において
は、制御部と操作部とを接続する配線の一部が車室内に
露出しており、この配線が切断されると制御部への給電
が行われなくなって警報が停止される。このため、車両
の盗難時に制御部と操作部とを接続する配線が切断され
る。そこで、配線の一部が切断された場合に警報を発生
するようにした車両用盗難防止装置が提案されている
(例えば、実開昭60−71996号公報、実公昭63
−26286号公報、特開平7−132796号公
報)。
【0004】実開昭60−71996号公報に記載の盗
難防止装置は、発振回路を作動するスイッチング回路に
制御線を介して制御装置を接続し、制御線が切断された
ときにスイッチング回路に電池電圧が印加されて発振回
路が作動して警報を発生するようになっている。
【0005】また、実公昭63−26286号公報に記
載の盗難防止装置は、複数のホーンを並列に接続した並
列回路を形成してコントロールユニットに接続し、いず
れかのホーンのホーン配線が切断されることによる並列
回路の合成抵抗の変化によって、コントロールユニット
を作動させて警報を発生させうようにしている。
【0006】さらに、特開平7−132796号公報に
記載の盗難防止装置は、コントローラを複数のコネクタ
を介してバッテリーと警報装置とに接続し、いずれかの
コネクタが外されてバッテリーの電圧が印加されなくな
ったことにより、マイクロコンピュータが警報装置に作
動信号を出力して警報を発生するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実開昭60
−71996号公報と実公昭63−26286号公報と
に記載の盗難防止装置は、配線が切断された場合、その
構造上、警報装置への電源ラインが遮断されるまで警報
が鳴りっぱなしとなる。このため、車両を盗もうとした
人が警報のために立ち去ったのちも警報が鳴り続き、例
えば車の所有者が外出等で車の近くにいないときなどの
場合、延々と警報が鳴り続くことになり、非常に近所迷
惑となる。また、警報器の消費電力が大きい場合など
は、バッテリーあがりを生ずるおそれがある。
【0008】さらに、実開昭60−71996号公報に
記載の盗難防止装置は、制御線を切断されたときに警報
を鳴らす制御を実現するために、補助電池を使用してい
るためにコストが高くなるばかりでなく、補助電池の容
量がなくなった場合、警報装置が作動しないという欠点
もある。
【0009】そして、特開平7−132796号公報に
記載の盗難防止装置は、コネクタが1つだけ外された場
合、制御装置の内部に設けたマイクロコンピュータによ
り「警報を鳴らす」、「警報を止める」という制御を行
うことが可能であるが、すべてのコネクタが外されてし
まうと、制御装置内のレギュレータにバッテリーから電
気が供給されないために制御ができず、上記と同様に警
報装置の電源ラインが遮断されるまで警報が鳴り続ける
欠点がある。
【0010】また、実開昭60−71996号公報と特
開平7−132796号公報とに記載された盗難防止装
置は、制御装置に常時暗電流が流れており、長期間(例
えば、数ヶ月間)盗難防止装置を使用しない場合であっ
ても、電力が消費されてバッテリーがあがってしまうた
め、バッテリーあがりを防止するために電源ラインを外
すなどの操作が必要であった。
【0011】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、制御部と操作部との間の配線が
切断された場合に、予め定めた時間だけ警報を鳴らして
近所に大きな迷惑などが生じないようにすることを目的
としている。また、本発明は、制御部と操作部との間の
配線が切断された場合であっても、盗難防止動作を継続
できるようにすることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る車両用盗難防止装置は、車両に作用
する衝撃などを検出するセンサの出力信号に基づいて車
両の異常を検知し、警報器を作動して警報を発生させる
異常検出回路を備えた制御部と、この制御部と別体に形
成されるとともに制御部を介して電源に接続され、前記
制御部を動作状態に設定可能な操作部とを有する車両用
盗難防止装置において、前記制御部と前記操作部とを接
続する配線が切断されたことを検知して前記異常検出回
路に配線切断信号を与える配線切断検出部を有し、前記
異常検出回路は前記配線切断検出部の出力信号に基づい
て前記配線が切断されたことを検知したときに、予め定
めた時間前記警報器を作動して警報を発生させることを
特徴としている。
【0013】配線切断検出部は、配線に接続されて一方
が制御部に配置され、他方が操作部に配置されて分割し
た電圧を異常検出回路に与える抵抗とすることができ
る。また、異常検出回路は、配線の切断後においても、
センサの出力信号に基づいて警報器の作動を制御し、盗
難防止を図れるようにできる。
【0014】
【作用】上記のごとく構成した本発明は、制御部と操作
部とを接続している配線が切断されたときに、予め定め
た時間(例えば、30〜60秒)だけ警報を鳴らすこと
により、車を盗もうとした人を退散させるとともに、仮
に車の近くに所有者がいない場合であっても、警報が鳴
りっぱなしとならないために近所に大きな迷惑がかから
ず、またバッテリーあがりなどを防止することができ
る。
【0015】そして、配線切断検出部を、制御部と操作
部とを接続する配線と、この配線に接続した異常検出回
路に電圧を分割して与える抵抗とによって形成すること
により、高価なスイッチング回路や新たな配線などを設
ける必要がなく、回路を簡素にすることができる。さら
に、操作部への給電が制御部を介して行なわれるため、
制御部と操作部との間の配線が切断された場合でも制御
部に電力を供給することが可能であり、配線の切断後に
おいても、異常検出回路がセンサの出力信号によって警
報器を制御し、警報を発生させるようにすることがで
き、車両の盗難を確実に防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る車両用盗難防止装置
の好ましい実施の形態を、添付図面に従って詳細に説明
する。図2は、本発明の実施の形態に係る車両用盗難装
置の概略構成図である。図2において、盗難防止装置1
0は、操作部12と制御部14と警報器16とを主な構
成要素としている。操作部12は、詳細を後述するよう
に、制御部14を動作状態に設定するもので、運転者が
容易に操作できるように、例えば車室18内のハンドル
ポスト22の上に取り付けられる。また、詳細を後述す
る制御部14と警報を発生する警報器16とは、車室1
8の外部となるダッシュボード22の裏側に取り付けて
あり、容易に取り外したりできないようにしてある。そ
して、操作部12と制御部14とは、車室18内に一部
が露出している制御線(配線)24によって接続してあ
り、制御部14と警報器16とが警報線26によって接
続してある。
【0017】なお、盗難防止装置10は、制御部14が
ダッシュボード22の裏側にある電源配線またはキーシ
リンダ裏側にあるキースイッチ配線に並列に接続され、
これらの配線を介して電源となる車両バッテリーに接続
される。
【0018】制御部14は、図1に示したように、CP
U30を有している。このCPU30は、異常検出回路
を構成しており、衝撃センサ28などのセンサの出力信
号に基づいて車両に異常が生じたことを検知し、信号線
29を介して警報器16に作動制御信号を出力する。ま
た、盗難防止装置10は、無線によって動作設定、動作
解除が行えるようになっていて、送信機32の出力した
指令信号を受信してCPU30に与える受信機34が制
御部14に設けてある。そして、盗難防止装置10は、
詳細を後述するように、送信機32を忘れたときや紛失
したときにも動作解除を可能とするため、イグニッショ
ンスイッチ(IG)36を介して車両バッテリー38に
接続してあり、バッテリー38から電力が供給されるよ
うになっている。
【0019】すなわち、バッテリー38のプラス側端子
には、イグニッションスイッチ36の固定接点が接続し
てあり、この固定接点に制御部14に設けた逆接続防止
用ダイオード40のアノードが接続してある。そして、
イグニッションスイッチ36の可動接点には、制御部1
4に設けたトランジスタ42のベースが抵抗44を介し
て接続してある。このトランジスタ42は、後述するよ
うに、CPU30に動作解除信号を与えるもので、コレ
クタがCPU30に接続してあるとともに、プルアップ
抵抗46を介して制御部14内に設けたレギュレータ4
8の出力側に接続してある。また、トランジスタ42
は、接地したエミッタとベースとの間に抵抗50が接続
してあって、抵抗44と抵抗50とによって分割された
バッテリー38の出力電圧がベースに与えられるように
なっている。
【0020】逆接続防止用ダイオード40のカソード側
には、プルアップ抵抗52を介してトランジスタ54の
ベースが接続してある。このトランジスタ54は、Pチ
ャンネルFET56とともレギュレータ48をオン、オ
フするスイッチング回路を形成しており、コレクタがP
チャンネルFET56のゲートに接続してあるととも
に、プルアップ抵抗58を介してダイオード40のカソ
ードに接続してり、エミッタが接地してある。そして、
PチャンネルFET56は、ソースがダイオード40の
カソードに接続され、ドレインにレギュレータ48の入
力側が接続してある。レギュレータ48は、Pチャンネ
ルFET56と逆接続防止用ダイオード40とを介して
入力された車両バッテリー38の電圧を定電圧のVccに
変換して出力するようになっていて、制御部14と操作
部12との回路電源となっている。
【0021】すなわち、レギュレータ48の出力側に
は、制御線24を構成している配線24aを介して操作
部12が接続してある。操作部12は、制御部14を電
源オンにして動作状態にする電源スイッチ60と、制御
線24が切断されたときに警報を発生するように制御部
14をセットする操作スイッチ62と、制御部14に各
種の機能を設定できる図示しない複数の機能設定スイッ
チと、盗難防止装置10が作動中であることを点滅して
周囲に告知し、盗難を未然に防ぐためのLEDからなる
発光部(図示せず)などを主な構成要素としている。
【0022】電源スイッチ60は、常閉のスイッチであ
って、固定接点が制御線24を構成している配線24b
を介して制御部14のトランジスタ54のベースに接続
してある。また、電源スイッチ60の可動接点は、制御
線24を形成している配線24dを介して制御部24に
接続され、接地してある。そして、電源スイッチ60
は、隠しスイッチまたは特別な工具によらなければ操作
できないようにしてあって、第三者が容易に操作できな
いようにしてある。
【0023】一方、操作スイッチ62は、自動復帰式の
押しボタンスイッチであって、押し下したときにだけオ
ンするようになっている。そして、操作スイッチ62の
一方の固定接点は、配線24aを介してレギュレータ4
8の出力側に接続してある。また、操作スイッチ62の
他方の固定接点には、微分回路64を構成しているコン
デンサ66の一方の端子と抵抗68とが接続してある。
コンデンサ66の他方の端子は、制御線24を構成して
いる配線24cを介して制御部14に接続され、さらに
制御部14内の配線70を介してCPU30の入力端子
71に接続してある。また、コンデンサ66の他方の端
子には、抵抗68と並列に配設した抵抗72の一端側が
接続してある。この抵抗72の他端側は、抵抗68の他
端側とともに配線24dを介して制御部14側で接地し
てある。
【0024】CPU30の入力端子71に接続した制御
部14内の配線70は、抵抗74を介してレギュレータ
48の出力側に接続してあるとともに、アノードを接地
したダイオード76のカソードが接続してある。そし
て、抵抗74は、詳細を後述するように、配線24cと
操作部12側の抵抗72とともに配線切断検出部76を
構成しており、電源がオンされた通常の状態のときに、
レギュレータ48の出力電圧Vccの抵抗74と抵抗72
とによって分割された電圧がCPU30の入力端子71
に入力するようにしてある。
【0025】なお、この実施形態の場合、抵抗72の抵
抗値をRとすると、抵抗74の抵抗値は20Rにしてあ
る。また、微分回路64の抵抗値は(1/10)Rにし
てある。また、警報器16は、制御部14を介してバッ
テリー38に接続されていて、作動時にバッテリー電圧
Vbが印加される。
【0026】このように構成した実施形態の作用は、次
のとおりである。盗難防止装置10は、電源がオフの状
態のとき、操作部12の電源スイッチ60が閉じた状態
(ショート)となっている。このため、制御部14のト
ランジスタ54は、ベースが配線24b、電源スイッチ
60、配線24dを介して接地され、ベース電圧がLレ
ベルとなっているためオフとなる。したがって、Pチャ
ンネルFET56は、ゲートにプルアップ抵抗58を介
してバッテリーの電圧が印加されてHレベルとなり、オ
フ状態となるためレギュレータ48に電流が流れない。
【0027】一方、操作部12の電源スイッチ60をオ
ンの位置(オープン)にすると、トランジスタ54のベ
ースにプルアップ抵抗52を介してバッテリーの電圧が
印加されてHレベルとなり、トランジスタ54がオンし
てコレクタ、エミッタ間が導通する。このため、Pチャ
ンネルFET56は、ゲート電圧がLレベルとなってオ
ンし、レギュレータ48がFET56、ダイオード40
を介してバッテリー38に接続され、入力されたバッテ
リーの電圧をVccに変換して出力する。これにより、C
PU30は、給電されて動作状態となって図3に示した
フローの処理を開始する。
【0028】電源スイッチ60がオン位置になると、C
PU30の入力端子71には、通常、配線70を介して
Vccの抵抗74と抵抗72とによって分割されたB点の
電圧が入力する。実施の形態の場合、抵抗74の抵抗値
が20Rであり、抵抗72の抵抗値がRであるため、C
PU30の入力端子71に入力する電圧は(1/21)
Vccとなる。そして、CPU30は、図3のステップ8
0に示したように、入力端子71に入力する電圧を監視
していて、通常の(1/21)Vccが入力する場合、B
点の電圧をLレベルと判断してそのままこのプログラム
を終了し、他のルーチンを実行する。
【0029】次に、CPU30に制御線24の切断の有
無を監視させるため、操作スイッチ62を押し下する
と、図1のA点にレギュレータ48の出力電圧が導か
れ、A点の電圧が操作スイッチ62を押している間だ
け、図4(1)に示したようにHレベルとなる。そし
て、微分回路64に電流が流れてコンデンサ66が充電
され、配線24cを介してB点に図4(2)に示したよ
うな電圧が誘起されてCPU30の入力端子71にHレ
ベルの電圧が入力される。CPU30は、内部のC点に
おいて、図4(3)に示したように、B点に現れる電圧
波形から予め定めた閾値電圧Vthを超える時間幅のパル
スを発生するとともに、図3のステップ80からステッ
プ82に進んでHレベルの時間が予め定めた時間より長
いか否かを判断する。この予め定めた時間は、例えば操
作スイッチ62を押し下操作したときに、C点において
出力されるパルス幅が100msecである場合、20
0msec以上などの値に設定する。
【0030】CPU30は、ステップ82においてHレ
ベルの時間が所定時間(例えば200msec)より短
い場合、操作スイッチ62が操作されたと判断してステ
ップ84に進み、所定の動作を行ってこのプログラムを
終了する。また、B点の電圧が予め定めた時間以上Hレ
ベルが継続した場合、CPU30は、制御線24が切断
されたものと判断してステップ82からステップ86に
進み、信号線29を介して警報器16に作動信号を出力
して警報を発生させ、車を盗もうとした人を退散させ
る。すなわち、B点の電圧は、制御線24を構成してい
る配線24cが切断されると、Vccの抵抗74と抵抗7
2とによって分割されていたものが、Vccのプルアップ
抵抗74による電圧降下分だけ低い値に変わり、CPU
30の入力端子71に常にHレベルの電圧が入力する。
【0031】また、制御線24が切断されると、操作部
12の電源スイッチ60は、制御部12から切り離され
る。しかし、トランジスタ54は、ベースがプルアップ
抵抗52、ダイオード40を介してバッテリー38に接
続され、ベース電圧がHレベルとなるためにオン状態が
維持される。したがって、レギュレータ48に電力が供
給されるため、制御部14の電源が確保され、動作が継
続される。
【0032】CPU30は、警報器16の作動信号を与
えると、イグニッションスイッチ(IG)36がオンさ
れたか否かを判断する(ステップ88)。このイグニッ
ションスイッチ36は、送信機32を忘れたり紛失した
ときに盗難防止装置10の動作を停止させるためのもの
で、イグニッションスイッチ36がオンされるとトラン
ジスタ42からCPU30にLレベルの電圧が入力し、
警報が停止される。すなわち、イグニッションスイッチ
36がオフ状態の場合、トランジスタ42は、ベース電
圧がLレベルであるためオフ状態にあり、コレクタ電圧
がプルアップ抵抗46を介して印加されるVccによって
Hレベルとなっており、これがCPU30に入力され
る。しかし、イグニッションスイッチ36がオンされる
と、トランジスタ50は、ベースに抵抗44を介してバ
ッテリーの電圧が印加されるためにオンとなり、コレク
タとエミッタとが導通してコレクタ電圧がLレベルとな
る。CPU30は、トランジスタ50からLレベルが入
力すると、ステップ88からステップ94に進み、警報
器16に作動停止信号を与えて警報を停止させる。
【0033】また、CPU30は、イグニッションスイ
ッチ36がオンされなかった場合、ステップ88からス
テップ90に進み、送信機32から警報解除指令が与え
られたか否かを判断し、与えられたときにはステップ9
4に進んで警報を停止させ、警報解除指令が与えられな
かったときにはステップ92に進む。ステップ92にお
いては、警報器16を作動させてから所定の時間(例え
ば30秒間)経過したか否かを判断する。所定時間経過
していない場合、ステップ86に戻ってステップ86〜
92の処理を繰り返す。そして、ステップ92において
警報器16を作動させてから所定時間が経過したと判断
したときには、警報器16に作動停止信号を与えて警報
器を停止させる(ステップ94)。これにより、警報器
16の鳴りっぱなしによる近所の迷惑を回避することが
できるとともに、バッテリーあがりなどを防ぐことがで
きる。
【0034】CPU30は、警報器16による警報を停
止させると、B点の電圧がHレベルであるか否かを調べ
(ステップ96)、B点がHレベルであると、制御線2
4が復旧されるまで待機状態となる。そして、制御線2
4が復旧されてB点の電圧がLレベルとなると、このプ
ログラムを終了して通常のルーチンに戻る。
【0035】このように実施の形態においては、制御線
24が切断されたときに、警報器16によって予め定め
た時間だけ警報を発生させるようにしているため、車の
所有者が近くにいなくとも近所迷惑となることがなく、
バッテリーあがりを防止することができる。しかも、配
線切断検出部76を制御部14に設けた抵抗74と、操
作部12に設けた抵抗72と、これらの抵抗74、72
を接続する配線24cとによって構成してあるため、高
価なスイッチ回路や新たな配線などを必要とせず、回路
を簡素にすることができる。そして、操作部12に設け
た電源スイッチ60によって制御部14の電源をオン、
オフできるようになっているため、長期間(例えば数ヶ
月間)盗難防止装置10を使用しない場合であっても、
バッテリーあがりを防止することができる。
【0036】なお、制御線24が切断された場合であっ
ても、前記したように制御部14の電源が確保されて異
常検出回路であるCPU30が動作状態にあるため、制
御線24の切断後においても、CPU30に衝撃センサ
28などのセンサの出力信号に基づく盗難防止動作を継
続させることにより、より確実に車両の盗難防止を図る
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、制御部と操作部とを接続している配線が切断された
ときに、予め定めた時間だけ警報を鳴らすことにより、
車を盗もうとした人を退散させるとともに、仮に車の近
くに所有者がいない場合であっても、警報が鳴りっぱな
しとならないために近所に大きな迷惑がかからず、バッ
テリーあがりなどを防止することができる。
【0038】そして、配線切断検出部を、制御部と操作
部とを接続する配線と、この配線に接続した異常検出回
路に電圧を分割して与える抵抗とによって形成すること
により、高価なスイッチング回路や新たな配線などを設
ける必要がなく、回路を簡素にすることができる。さら
に、操作部への給電が制御部を介して行なわれるため、
制御部と操作部との間の配線が切断された場合でも制御
部に電力を供給することが可能であり、配線の切断後に
おいても、異常検出回路がセンサの出力信号によって警
報器を制御し、警報を発生させるようにすることがで
き、車両の盗難を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両用盗難防止装置
の回路図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る車両用盗難防止装置
の概略構成図である。
【図3】実施の形態に係る車両用盗難防止装置の作用を
説明するフローチャートである。
【図4】実施の形態に係る車両用盗難防止装置の操作部
の操作スイッチを操作したときの制御部の作用を説明す
るタイムチャートである。
【符号の説明】
10 盗難防止装置 12 操作部 14 制御部 16 警報器 24 配線(制御線) 28 センサ(衝撃センサ) 30 異常検出回路(CPU) 32 送信機 34 受信機 36 イグニッションスイッチ 38 バッテリー 48 レギュレータ 60 電源スイッチ 62 操作スイッチ 64 微分回路 76 配線切断検出部
フロントページの続き (72)発明者 小泉 孝一 東京都新宿区榎町72番地 株式会社カーメ イト内 Fターム(参考) 5C084 AA04 AA09 BB31 CC08 DD75 DD79 DD80 EE06 FF02 GG03 GG13 GG19 GG33 GG43 GG55 GG56 GG57 GG62 GG68 HH05 HH08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に作用する衝撃などを検出するセン
    サの出力信号に基づいて車両の異常を検知し、警報器を
    作動して警報を発生させる異常検出回路を備えた制御部
    と、この制御部と別体に形成されるとともに制御部を介
    して電源に接続され、前記制御部を動作状態に設定可能
    な操作部とを有する車両用盗難防止装置において、前記
    制御部と前記操作部とを接続する配線が切断されたこと
    を検知して前記異常検出回路に配線切断信号を与える配
    線切断検出部を有し、前記異常検出回路は前記配線切断
    検出部の出力信号に基づいて前記配線が切断されたこと
    を検知したときに、予め定めた時間前記警報器を作動し
    て警報を発生させることを特徴とする車両用盗難防止装
    置。
  2. 【請求項2】 前記配線切断検出部は、前記配線に接続
    されて一方が前記制御部に配置され、他方が前記操作部
    に配置されて分割した電圧を前記異常検出回路に与える
    抵抗であることを特徴とする請求項1に記載の車両用盗
    難防止装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検出回路は、前記配線の切断後
    においても、前記センサの出力信号に基づいて前記警報
    器の作動を制御可能に形成してあることを特徴とする請
    求項1または2に記載の車両用盗難装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002088478A1 (en) * 2001-04-25 2002-11-07 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Security system for construction macnine
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