JP2000344286A - 脆弱物品のプラスチック容器 - Google Patents
脆弱物品のプラスチック容器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 物品を確実に保護すると同時に、廃棄処理あ
るいはリサイクル処理が容易なプラスチック容器を提供
する。 【解決手段】 プラスチックシートに不織布をラミネー
トした上で、物品の収納凹部を複数形成してなり、プラ
スチックシートにはポリエステル系樹脂又はポリプロピ
レンを採用すると共に、不織布にもポリエステル系樹脂
又はポリプロピレンを採用した。
るいはリサイクル処理が容易なプラスチック容器を提供
する。 【解決手段】 プラスチックシートに不織布をラミネー
トした上で、物品の収納凹部を複数形成してなり、プラ
スチックシートにはポリエステル系樹脂又はポリプロピ
レンを採用すると共に、不織布にもポリエステル系樹脂
又はポリプロピレンを採用した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鶏卵に代表される
脆弱物品のプラスチック容器に関し、衝撃から脆弱物品
を保護すると共に、使用後の廃棄処理またはリサイクル
が容易なものに係る。
脆弱物品のプラスチック容器に関し、衝撃から脆弱物品
を保護すると共に、使用後の廃棄処理またはリサイクル
が容易なものに係る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば鶏卵の容器は、鶏卵が互い
に接触しない間隔で収納凹部を複数形成した構造のもの
が一般的である。
に接触しない間隔で収納凹部を複数形成した構造のもの
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで以前は、鶏卵
容器をパルプ素材から成型し、その弾力性により運搬時
の衝撃を吸収可能とし、鶏卵の不用意な割れを防止して
いた。しかし近年は、森林の乱伐を規制し、地球規模で
環境を保全する必要性が高まったことに伴い、その素材
は生産性および加工性に優れたプラスチックへと移行さ
れている。
容器をパルプ素材から成型し、その弾力性により運搬時
の衝撃を吸収可能とし、鶏卵の不用意な割れを防止して
いた。しかし近年は、森林の乱伐を規制し、地球規模で
環境を保全する必要性が高まったことに伴い、その素材
は生産性および加工性に優れたプラスチックへと移行さ
れている。
【0004】ところが、プラスチック自体はパルプ素材
に比べて弾力性がなく、衝撃吸収力が小さい上、特に収
納凹部の開口縁などのコーナ部や折曲部は剛性が高いた
め、該部に接触すれば鶏卵は比較的容易に割れてしまう
という課題があった。
に比べて弾力性がなく、衝撃吸収力が小さい上、特に収
納凹部の開口縁などのコーナ部や折曲部は剛性が高いた
め、該部に接触すれば鶏卵は比較的容易に割れてしまう
という課題があった。
【0005】また、従来は主として塩化ビニールを容器
素材として採用したものが多かったため、その焼却処理
時にはダイオキシンが発生するなど、公害の一因であっ
たし、またリサイクルが不可能であった。
素材として採用したものが多かったため、その焼却処理
時にはダイオキシンが発生するなど、公害の一因であっ
たし、またリサイクルが不可能であった。
【0006】なお、上記課題は鶏卵の容器だけでなく、
飲料缶や瓶など、衝撃によって割れやへこみ等が生じる
その他の脆弱物品を収納する容器にも共通するものであ
る。
飲料缶や瓶など、衝撃によって割れやへこみ等が生じる
その他の脆弱物品を収納する容器にも共通するものであ
る。
【0007】この発明は上述した課題に基づいてなされ
たものであり、その目的は物品を確実に保護すると同時
に、廃棄処理あるいはリサイクル処理が容易な容器を提
供することである。
たものであり、その目的は物品を確実に保護すると同時
に、廃棄処理あるいはリサイクル処理が容易な容器を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明では、プラスチックシートの片面に不織布
をラミネートした上で、物品の収納凹部を複数形成する
という手段を用いた。この手段においてプラスチックシ
ートは主として容器の外形の成型性を発揮し、不織布は
その弾力性により緩衝材として機能する。さらに、本発
明ではプラスチックシートにダイオキシン等が発生しな
い公知の無公害プラスチック、即ちポリエチレンテレフ
タレート(以下、PET)に代表されるポリエステル系
樹脂又はポリプロピレン(以下、PP)を採用すると共
に、不織布にもPET又はPPを採用するという手段も
兼ねて用いた。なお、シートと不織布の組み合わせは、
PETとPP又はPPとPETのように異素材とする場
合と、PETとPET又はPPとPPのように同素材と
する場合とに分けることができる。
ために本発明では、プラスチックシートの片面に不織布
をラミネートした上で、物品の収納凹部を複数形成する
という手段を用いた。この手段においてプラスチックシ
ートは主として容器の外形の成型性を発揮し、不織布は
その弾力性により緩衝材として機能する。さらに、本発
明ではプラスチックシートにダイオキシン等が発生しな
い公知の無公害プラスチック、即ちポリエチレンテレフ
タレート(以下、PET)に代表されるポリエステル系
樹脂又はポリプロピレン(以下、PP)を採用すると共
に、不織布にもPET又はPPを採用するという手段も
兼ねて用いた。なお、シートと不織布の組み合わせは、
PETとPP又はPPとPETのように異素材とする場
合と、PETとPET又はPPとPPのように同素材と
する場合とに分けることができる。
【0009】そして請求項2の発明では、上記手段にお
いて特にプラスチックシートと不織布を同一素材とする
手段、即ちPETとPET又はPPとPPとの組み合わ
せを選択的に用いた。この手段によれば、使用後容器を
シートと不織布に分けて分別廃棄する必要がない上、容
器の焼却処理時にダイオキシン等が発生しない。。特に
請求項3の発明のように、シートおよび不織布にPET
を採用した場合は使用後の容器全体をリサイクルするこ
とが可能である。
いて特にプラスチックシートと不織布を同一素材とする
手段、即ちPETとPET又はPPとPPとの組み合わ
せを選択的に用いた。この手段によれば、使用後容器を
シートと不織布に分けて分別廃棄する必要がない上、容
器の焼却処理時にダイオキシン等が発生しない。。特に
請求項3の発明のように、シートおよび不織布にPET
を採用した場合は使用後の容器全体をリサイクルするこ
とが可能である。
【0010】請求項4の発明では、請求項1または3の
手段においてプラスチックシートに不織布を剥離可能に
ラミネートするという手段を選択的に用いた。この手段
によれば、シートと不織布が別素材であっても、使用後
容器をシートと不織布に分けて分別廃棄することができ
る。さらにまた、請求項5の発明では、不織布を無延伸
のプラスチック繊維から構成した。容器を最終的に成形
する場合には型によって不織布が引き伸ばされることに
なるが、延伸していない繊維を用いているので、引き伸
ばされた場合でも途中で裂けることがない。従って、よ
り複雑で、より深絞りな容器を成型することができる。
手段においてプラスチックシートに不織布を剥離可能に
ラミネートするという手段を選択的に用いた。この手段
によれば、シートと不織布が別素材であっても、使用後
容器をシートと不織布に分けて分別廃棄することができ
る。さらにまた、請求項5の発明では、不織布を無延伸
のプラスチック繊維から構成した。容器を最終的に成形
する場合には型によって不織布が引き伸ばされることに
なるが、延伸していない繊維を用いているので、引き伸
ばされた場合でも途中で裂けることがない。従って、よ
り複雑で、より深絞りな容器を成型することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付した図面に従って説明する。図1は、本発明に
係るプラスチック容器の断面図であって、1はプラスチ
ックシートからなる容器本体、2は容器本体にラミネー
トされた不織布からなる緩衝層、3は物品の収納凹部で
ある。この構造のプラスチック容器によれば、容器本体
1は収納凹部3を含め緩衝層2で覆われているため、物
品を衝撃から保護することができる。なお、この容器を
製造するには、先ず収納凹部3の成型前に、プラスチッ
クシートに不織布をラミネートしておき、その後、ラミ
ネート素材に収納凹部3を成型することが好適である。
収納凹部3を成型した容器本体1に不織布をラミネート
することは困難だからである。
態を添付した図面に従って説明する。図1は、本発明に
係るプラスチック容器の断面図であって、1はプラスチ
ックシートからなる容器本体、2は容器本体にラミネー
トされた不織布からなる緩衝層、3は物品の収納凹部で
ある。この構造のプラスチック容器によれば、容器本体
1は収納凹部3を含め緩衝層2で覆われているため、物
品を衝撃から保護することができる。なお、この容器を
製造するには、先ず収納凹部3の成型前に、プラスチッ
クシートに不織布をラミネートしておき、その後、ラミ
ネート素材に収納凹部3を成型することが好適である。
収納凹部3を成型した容器本体1に不織布をラミネート
することは困難だからである。
【0012】上記構造においてプラスチックシートにP
ETまたはPPを採用することによって、使用後の焼却
処理時にダイオキシン等の公害ガスが発生することがな
いプラスチック容器とすることができる。これと同時
に、不織布としてプラスチックシートと同一素材のもの
を採用することによって、使用後の容器を容器本体1と
緩衝層2に分別する必要がない。さらに、容器本体1と
緩衝層2の双方をPETから成型した場合には、容器全
体をリサイクルすることができる。
ETまたはPPを採用することによって、使用後の焼却
処理時にダイオキシン等の公害ガスが発生することがな
いプラスチック容器とすることができる。これと同時
に、不織布としてプラスチックシートと同一素材のもの
を採用することによって、使用後の容器を容器本体1と
緩衝層2に分別する必要がない。さらに、容器本体1と
緩衝層2の双方をPETから成型した場合には、容器全
体をリサイクルすることができる。
【0013】一方、容器本体1と緩衝層2が別素材であ
っても、容器の成型段階でプラスチックシートに不織布
を剥離可能にラミネートすることによって、使用後は容
器本体1から緩衝層2を剥離でき、双方を分別廃棄する
ことができる。
っても、容器の成型段階でプラスチックシートに不織布
を剥離可能にラミネートすることによって、使用後は容
器本体1から緩衝層2を剥離でき、双方を分別廃棄する
ことができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば容
器本体にラミネートされた不織布が緩衝作用を発揮する
ので、衝撃等から物品を保護することができる。また、
衝撃等により容器本体に割れが生じたとしても、ラミネ
ートされた不織布のつなぎ作用によって破片等の飛散を
防止できると同時に、割れた部分も不織布で被覆される
ので割れた部分で手指等を傷付ける心配がない。
器本体にラミネートされた不織布が緩衝作用を発揮する
ので、衝撃等から物品を保護することができる。また、
衝撃等により容器本体に割れが生じたとしても、ラミネ
ートされた不織布のつなぎ作用によって破片等の飛散を
防止できると同時に、割れた部分も不織布で被覆される
ので割れた部分で手指等を傷付ける心配がない。
【0015】請求項2の発明では、容器本体を構成する
プラスチックシートと緩衝層を構成する不織布を同一素
材のPETまたはPPとしたので、分別廃棄の必要がな
い上、その廃棄処理時にはダイオキシン等が発生せず、
しかも上記素材が請求項3の発明のようにPETであれ
ば容器全体をリサイクルすることができる。さらに、請
求項4の発明では、プラスチックシート製の容器本体か
ら不織布製の緩衝層を剥離することができるため、たと
え容器本体と緩衝層が別素材からなるとしても、両者の
分別廃棄が容易である。さらにまた、請求項5の発明で
は、不織布が無延伸のプラスチック繊維からなるので、
容器の成型性をより良好にすることができる。
プラスチックシートと緩衝層を構成する不織布を同一素
材のPETまたはPPとしたので、分別廃棄の必要がな
い上、その廃棄処理時にはダイオキシン等が発生せず、
しかも上記素材が請求項3の発明のようにPETであれ
ば容器全体をリサイクルすることができる。さらに、請
求項4の発明では、プラスチックシート製の容器本体か
ら不織布製の緩衝層を剥離することができるため、たと
え容器本体と緩衝層が別素材からなるとしても、両者の
分別廃棄が容易である。さらにまた、請求項5の発明で
は、不織布が無延伸のプラスチック繊維からなるので、
容器の成型性をより良好にすることができる。
【図1】本発明の一実施形態を示したプラスチック容器
の断面図
の断面図
1 容器本体 2 緩衝層 3 収納凹部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月10日(1999.6.1
0)
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鶏卵に代表される
脆弱物品のプラスチック容器に関し、衝撃から脆弱物品
を保護すると共に、使用後の廃棄処理またはリサイクル
が容易なものに係る。
脆弱物品のプラスチック容器に関し、衝撃から脆弱物品
を保護すると共に、使用後の廃棄処理またはリサイクル
が容易なものに係る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば鶏卵の容器は、鶏卵が互い
に接触しない間隔で収納凹部を複数形成した構造のもの
が一般的である。
に接触しない間隔で収納凹部を複数形成した構造のもの
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで以前は、鶏卵
容器をパルプ素材から成型し、その弾力性により運搬時
の衝撃を吸収可能とし、鶏卵の不用意な割れを防止して
いた。しかし近年は、森林の乱伐を規制し、地球規模で
環境を保全する必要性が高まったことに伴い、その素材
は生産性および加工性に優れたプラスチックへと移行さ
れている。
容器をパルプ素材から成型し、その弾力性により運搬時
の衝撃を吸収可能とし、鶏卵の不用意な割れを防止して
いた。しかし近年は、森林の乱伐を規制し、地球規模で
環境を保全する必要性が高まったことに伴い、その素材
は生産性および加工性に優れたプラスチックへと移行さ
れている。
【0004】ところが、プラスチック自体はパルプ素材
に比べて弾力性がなく、衝撃吸収力が小さい上、特に収
納凹部の開口縁などのコーナ部や折曲部は剛性が高いた
め、該部に接触すれば鶏卵は比較的容易に割れてしまう
という課題があった。
に比べて弾力性がなく、衝撃吸収力が小さい上、特に収
納凹部の開口縁などのコーナ部や折曲部は剛性が高いた
め、該部に接触すれば鶏卵は比較的容易に割れてしまう
という課題があった。
【0005】また、従来は主として塩化ビニールを容器
素材として採用したものが多かったため、その焼却処理
時にはダイオキシンが発生するなど、公害の一因であっ
たし、またリサイクルが不可能であった。
素材として採用したものが多かったため、その焼却処理
時にはダイオキシンが発生するなど、公害の一因であっ
たし、またリサイクルが不可能であった。
【0006】なお、上記課題は鶏卵の容器だけでなく、
飲料缶や瓶など、衝撃によって割れやへこみ等が生じる
その他の脆弱物品を収納する容器にも共通するものであ
る。
飲料缶や瓶など、衝撃によって割れやへこみ等が生じる
その他の脆弱物品を収納する容器にも共通するものであ
る。
【0007】この発明は上述した課題に基づいてなされ
たものであり、その目的は物品を確実に保護すると同時
に、廃棄処理あるいはリサイクル処理が容易な容器を提
供することである。
たものであり、その目的は物品を確実に保護すると同時
に、廃棄処理あるいはリサイクル処理が容易な容器を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明では、プラスチックシートの片面に不織布
をラミネートした上で、物品の収納凹部を複数形成する
という手段を用いた。この手段においてプラスチックシ
ートは主として容器の外形の成型性を発揮し、不織布は
その弾力性により緩衝材として機能する。さらに、本発
明ではプラスチックシートにダイオキシン等が発生しな
い公知の無公害プラスチック、即ちポリエチレンテレフ
タレート(以下、PET)に代表されるポリエステル系
樹脂又はポリプロピレン(以下、PP)を採用すると共
に、不織布にもPET又はPPを採用するという手段も
兼ねて用いた。なお、シートと不織布の組み合わせは、
PETとPP又はPPとPETのように異素材とする場
合と、PETとPET又はPPとPPのように同素材と
する場合とに分けることができる。
ために本発明では、プラスチックシートの片面に不織布
をラミネートした上で、物品の収納凹部を複数形成する
という手段を用いた。この手段においてプラスチックシ
ートは主として容器の外形の成型性を発揮し、不織布は
その弾力性により緩衝材として機能する。さらに、本発
明ではプラスチックシートにダイオキシン等が発生しな
い公知の無公害プラスチック、即ちポリエチレンテレフ
タレート(以下、PET)に代表されるポリエステル系
樹脂又はポリプロピレン(以下、PP)を採用すると共
に、不織布にもPET又はPPを採用するという手段も
兼ねて用いた。なお、シートと不織布の組み合わせは、
PETとPP又はPPとPETのように異素材とする場
合と、PETとPET又はPPとPPのように同素材と
する場合とに分けることができる。
【0009】そして請求項2の発明では、上記手段にお
いて特にプラスチックシートと不織布を同一素材とする
手段、即ちPETとPET又はPPとPPとの組み合わ
せを選択的に用いた。この手段によれば、使用後容器を
シートと不織布に分けて分別廃棄する必要がない上、容
器の焼却処理時にダイオキシン等が発生しない。。特に
請求項3の発明のように、シートおよび不織布にPET
を採用した場合は使用後の容器全体をリサイクルするこ
とが可能である。
いて特にプラスチックシートと不織布を同一素材とする
手段、即ちPETとPET又はPPとPPとの組み合わ
せを選択的に用いた。この手段によれば、使用後容器を
シートと不織布に分けて分別廃棄する必要がない上、容
器の焼却処理時にダイオキシン等が発生しない。。特に
請求項3の発明のように、シートおよび不織布にPET
を採用した場合は使用後の容器全体をリサイクルするこ
とが可能である。
【0010】請求項4の発明では、請求項1または3の
手段においてプラスチックシートに不織布を剥離可能に
ラミネートするという手段を選択的に用いた。この手段
によれば、シートと不織布が別素材であっても、使用後
容器をシートと不織布に分けて分別廃棄することができ
る。さらにまた、請求項5の発明では、不織布を無延伸
のプラスチック繊維から構成した。容器を最終的に成形
する場合には型によって不織布が引き伸ばされることに
なるが、延伸していない繊維を用いているので、引き伸
ばされた場合でも途中で裂けることがない。従って、よ
り複雑で、より深絞りな容器を成型することができる。
手段においてプラスチックシートに不織布を剥離可能に
ラミネートするという手段を選択的に用いた。この手段
によれば、シートと不織布が別素材であっても、使用後
容器をシートと不織布に分けて分別廃棄することができ
る。さらにまた、請求項5の発明では、不織布を無延伸
のプラスチック繊維から構成した。容器を最終的に成形
する場合には型によって不織布が引き伸ばされることに
なるが、延伸していない繊維を用いているので、引き伸
ばされた場合でも途中で裂けることがない。従って、よ
り複雑で、より深絞りな容器を成型することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付した図面に従って説明する。図1は、本発明に
係るプラスチック容器の断面図であって、1はプラスチ
ックシートからなる容器本体、2は容器本体にラミネー
トされた不織布からなる緩衝層、3は物品の収納凹部で
ある。この構造のプラスチック容器によれば、容器本体
1は収納凹部3を含め緩衝層2で覆われているため、物
品を衝撃から保護することができる。なお、この容器を
製造するには、先ず収納凹部3の成型前に、プラスチッ
クシートに不織布をラミネートしておき、その後、ラミ
ネート素材に収納凹部3を成型することが好適である。
収納凹部3を成型した容器本体1に不織布をラミネート
することは困難だからである。
態を添付した図面に従って説明する。図1は、本発明に
係るプラスチック容器の断面図であって、1はプラスチ
ックシートからなる容器本体、2は容器本体にラミネー
トされた不織布からなる緩衝層、3は物品の収納凹部で
ある。この構造のプラスチック容器によれば、容器本体
1は収納凹部3を含め緩衝層2で覆われているため、物
品を衝撃から保護することができる。なお、この容器を
製造するには、先ず収納凹部3の成型前に、プラスチッ
クシートに不織布をラミネートしておき、その後、ラミ
ネート素材に収納凹部3を成型することが好適である。
収納凹部3を成型した容器本体1に不織布をラミネート
することは困難だからである。
【0012】上記構造においてプラスチックシートにP
ETまたはPPを採用することによって、使用後の焼却
処理時にダイオキシン等の公害ガスが発生することがな
いプラスチック容器とすることができる。これと同時
に、不織布としてプラスチックシートと同一素材のもの
を採用することによって、使用後の容器を容器本体1と
緩衝層2に分別する必要がない。さらに、容器本体1と
緩衝層2の双方をPETから成型した場合には、容器全
体をリサイクルすることができる。
ETまたはPPを採用することによって、使用後の焼却
処理時にダイオキシン等の公害ガスが発生することがな
いプラスチック容器とすることができる。これと同時
に、不織布としてプラスチックシートと同一素材のもの
を採用することによって、使用後の容器を容器本体1と
緩衝層2に分別する必要がない。さらに、容器本体1と
緩衝層2の双方をPETから成型した場合には、容器全
体をリサイクルすることができる。
【0013】一方、容器本体1と緩衝層2が別素材であ
っても、容器の成型段階でプラスチックシートに不織布
を剥離可能にラミネートすることによって、使用後は容
器本体1から緩衝層2を剥離でき、双方を分別廃棄する
ことができる。
っても、容器の成型段階でプラスチックシートに不織布
を剥離可能にラミネートすることによって、使用後は容
器本体1から緩衝層2を剥離でき、双方を分別廃棄する
ことができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば容
器本体にラミネートされた不織布が緩衝作用を発揮する
ので、衝撃等から物品を保護することができる。また、
衝撃等により容器本体に割れが生じたとしても、ラミネ
ートされた不織布のつなぎ作用によって破片等の飛散を
防止できると同時に、割れた部分も不織布で被覆される
ので割れた部分で手指等を傷付ける心配がない。
器本体にラミネートされた不織布が緩衝作用を発揮する
ので、衝撃等から物品を保護することができる。また、
衝撃等により容器本体に割れが生じたとしても、ラミネ
ートされた不織布のつなぎ作用によって破片等の飛散を
防止できると同時に、割れた部分も不織布で被覆される
ので割れた部分で手指等を傷付ける心配がない。
【0015】請求項2の発明では、容器本体を構成する
プラスチックシートと緩衝層を構成する不織布を同一素
材のPETまたはPPとしたので、分別廃棄の必要がな
い上、その廃棄処理時にはダイオキシン等が発生せず、
しかも上記素材が請求項3の発明のようにPETであれ
ば容器全体をリサイクルすることができる。さらに、請
求項4の発明では、プラスチックシート製の容器本体か
ら不織布製の緩衝層を剥離することができるため、たと
え容器本体と緩衝層が別素材からなるとしても、両者の
分別廃棄が容易である。さらにまた、請求項5の発明で
は、不織布が無延伸のプラスチック繊維からなるので、
容器の成型性をより良好にすることができる。
プラスチックシートと緩衝層を構成する不織布を同一素
材のPETまたはPPとしたので、分別廃棄の必要がな
い上、その廃棄処理時にはダイオキシン等が発生せず、
しかも上記素材が請求項3の発明のようにPETであれ
ば容器全体をリサイクルすることができる。さらに、請
求項4の発明では、プラスチックシート製の容器本体か
ら不織布製の緩衝層を剥離することができるため、たと
え容器本体と緩衝層が別素材からなるとしても、両者の
分別廃棄が容易である。さらにまた、請求項5の発明で
は、不織布が無延伸のプラスチック繊維からなるので、
容器の成型性をより良好にすることができる。
【0016】また、不織布を構成する繊維の長さ、太
さ、さらには素材をポリエステル系樹脂あるいはポリプ
ロピレンから適宜選択することによって、導電性の調
整、並びに吸水性、耐水性、耐油性をも持たせることが
できる。
さ、さらには素材をポリエステル系樹脂あるいはポリプ
ロピレンから適宜選択することによって、導電性の調
整、並びに吸水性、耐水性、耐油性をも持たせることが
できる。
Claims (5)
- 【請求項1】プラスチックシートに不織布をラミネート
した上で、物品の収納凹部を複数形成してなり、プラス
チックシートにはポリエステル系樹脂又はポリプロピレ
ンを採用すると共に、不織布にもポリエステル系樹脂又
はポリプロピレンを採用したことを特徴とする脆弱物品
のプラスチック容器。 - 【請求項2】プラスチックシートと不織布は同一素材と
した請求項1記載の脆弱物品のプラスチック容器。 - 【請求項3】ポリエステル系樹脂としてポリエチレンテ
レフタレートを採用した請求項1又は2記載の脆弱物品
のプラスチック容器。 - 【請求項4】プラスチックシートに不織布を剥離可能に
ラミネートしてなる請求項1又は3記載の脆弱物品のプ
ラスチック容器。 - 【請求項5】不織布は、その構成単位である繊維が無延
伸である請求項1から4のうち何れかに記載の脆弱物品
のプラスチック容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11156322A JP2000344286A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 脆弱物品のプラスチック容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11156322A JP2000344286A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 脆弱物品のプラスチック容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000344286A true JP2000344286A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=15625269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11156322A Pending JP2000344286A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 脆弱物品のプラスチック容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000344286A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002194608A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-10 | Toray Ind Inc | 易再利用保護手袋 |
| JP2004351763A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Kashiwagi Mold:Kk | 不織布積層体の製造方法 |
| CN107902218A (zh) * | 2017-11-01 | 2018-04-13 | 岳西县光圣茶油有限公司 | 一种用于瓶装植物油运输的存储装置 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5222331U (ja) * | 1975-07-31 | 1977-02-17 | ||
| JPH0228409U (ja) * | 1988-08-16 | 1990-02-23 | ||
| JPH04111429U (ja) * | 1991-03-19 | 1992-09-28 | 積水化成品工業株式会社 | 複合構造の合成樹脂製品 |
| JPH06270316A (ja) * | 1993-03-22 | 1994-09-27 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | キャリングケース |
| JPH0737631U (ja) * | 1993-12-22 | 1995-07-11 | 株式会社ジェイエスピー | 積層シート及び包装容器 |
-
1999
- 1999-06-03 JP JP11156322A patent/JP2000344286A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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