JP2000344984A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents
塩化ビニル系樹脂組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 線膨張率が小さく耐熱収縮性に優れ、他の樹
脂、特に塩化ビニル樹脂との接着性に優れ、成形品表面
の平滑性に優れる塩化ビニル系樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 平均重合度400〜5000の塩化ビニ
ル系樹脂100重量部、可塑剤0〜50重量部、針状フ
ィラー5〜30重量部、板状フィラー5〜50重量部を
主成分とする塩化ビニル系樹脂組成物。
脂、特に塩化ビニル樹脂との接着性に優れ、成形品表面
の平滑性に優れる塩化ビニル系樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 平均重合度400〜5000の塩化ビニ
ル系樹脂100重量部、可塑剤0〜50重量部、針状フ
ィラー5〜30重量部、板状フィラー5〜50重量部を
主成分とする塩化ビニル系樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線膨張率が小さ
く、耐熱収縮性に優れ、他の樹脂、特に、塩化ビニル樹
脂との接着性に優れ、成形品表面の平滑性に優れる塩化
ビニル系樹脂組成物に関する。特に自動車の外装モール
芯材の成形に好適な樹脂組成物に関する。
く、耐熱収縮性に優れ、他の樹脂、特に、塩化ビニル樹
脂との接着性に優れ、成形品表面の平滑性に優れる塩化
ビニル系樹脂組成物に関する。特に自動車の外装モール
芯材の成形に好適な樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来、自動車の外装モールは金
属を芯材とし、これを軟質塩化ビニル系樹脂組成物で被
覆した成形品が多く使用されていたが、最近ではコスト
ダウンを目的にして、金属を硬さ(JIS Aタイプ)
90以上の塩化ビニル系樹脂組成物に置き換えて使用し
た成形品が多くなりつつある。
属を芯材とし、これを軟質塩化ビニル系樹脂組成物で被
覆した成形品が多く使用されていたが、最近ではコスト
ダウンを目的にして、金属を硬さ(JIS Aタイプ)
90以上の塩化ビニル系樹脂組成物に置き換えて使用し
た成形品が多くなりつつある。
【0003】ここで、一般的な塩化ビニル樹脂組成物は
金属に比べて線膨張率及び耐熱収縮性が劣ることからこ
の欠点を改善する目的で、一般にタルク等の板状フィラ
ー又は、針状フィラーを添加した塩化ビニル系樹脂組成
物が使用されている。これら芯材に使用される塩化ビニ
ル系樹脂組成物はその組成上、柔軟性に欠け、耐候性が
劣り、調色が困難である等の問題がある。
金属に比べて線膨張率及び耐熱収縮性が劣ることからこ
の欠点を改善する目的で、一般にタルク等の板状フィラ
ー又は、針状フィラーを添加した塩化ビニル系樹脂組成
物が使用されている。これら芯材に使用される塩化ビニ
ル系樹脂組成物はその組成上、柔軟性に欠け、耐候性が
劣り、調色が困難である等の問題がある。
【0004】そのため、一般に柔軟性、耐候性、調色性
等に優れた他の塩化ビニル系樹脂組成物が表皮材やリッ
プ材として2層及び3層構造体として使用されている。
しかしながら、一般に板状フィラーはそれ自体表層剥離
する性質があり、芯材の表面に存在するフィラーが表層
剥離して、芯材表面に積層されている表皮材やリップ材
の剥離を引き起こすという問題があった。針状フィラー
は、積層材との接着性には優れるが、成形品表面が肌荒
れ状となり、平滑性に欠ける問題がある。
等に優れた他の塩化ビニル系樹脂組成物が表皮材やリッ
プ材として2層及び3層構造体として使用されている。
しかしながら、一般に板状フィラーはそれ自体表層剥離
する性質があり、芯材の表面に存在するフィラーが表層
剥離して、芯材表面に積層されている表皮材やリップ材
の剥離を引き起こすという問題があった。針状フィラー
は、積層材との接着性には優れるが、成形品表面が肌荒
れ状となり、平滑性に欠ける問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、線膨張率が
小さく耐熱収縮性に優れ、積層された他の樹脂特に、軟
質の塩化ビニル樹脂との接着性に優れ、成形品表面が平
滑で良好な、例えば自動車の外装モール芯材として好適
な塩化ビニル系樹脂組成物を提供することを目的とす
る。
小さく耐熱収縮性に優れ、積層された他の樹脂特に、軟
質の塩化ビニル樹脂との接着性に優れ、成形品表面が平
滑で良好な、例えば自動車の外装モール芯材として好適
な塩化ビニル系樹脂組成物を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、平均重合度4
00〜5000の塩化ビニル系樹脂100重量部、可塑
剤0〜50重量部、針状フィラー5〜30重量部及び板
状フィラー5〜50重量部を主成分とする塩化ビニル系
樹脂組成物、又は、平均重合度400〜5000の塩化
ビニル系樹脂100重量部、可塑剤0〜50重量部、針
状フィラー5〜30重量部及び板状フィラー5〜50重
量部を主成分とする芯材の表面に、平均重合度400〜
5000の塩化ビニル系樹脂100重量部、可塑剤10
〜200重量部を主成分とする表皮材が積層されてなる
ことを特徴とする自動車外装用モール材、を要旨とする
ものである。以下、本発明を更に詳細に説明する。
00〜5000の塩化ビニル系樹脂100重量部、可塑
剤0〜50重量部、針状フィラー5〜30重量部及び板
状フィラー5〜50重量部を主成分とする塩化ビニル系
樹脂組成物、又は、平均重合度400〜5000の塩化
ビニル系樹脂100重量部、可塑剤0〜50重量部、針
状フィラー5〜30重量部及び板状フィラー5〜50重
量部を主成分とする芯材の表面に、平均重合度400〜
5000の塩化ビニル系樹脂100重量部、可塑剤10
〜200重量部を主成分とする表皮材が積層されてなる
ことを特徴とする自動車外装用モール材、を要旨とする
ものである。以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物
のベースとなる塩化ビニル樹脂としては、塩化ビニル単
独重合体及び塩化ビニルと共重合し得るコモノマー、例
えば酢酸ビニル、アクリロニトリル、塩化ビニリデン、
エチレン、ビニルエーテル、マレイン酸、無水マレイン
酸、アクリル酸エステルなどとの共重合体が用いられ
る。これら塩化ビニル系樹脂の重合度は、平均重合度で
400〜5000、好ましくは500〜3500であ
る。用いられる可塑剤としては、特に制限はなく、塩化
ビニル樹脂に普通に用いられるものであれば、いずれで
も使用可能である。
のベースとなる塩化ビニル樹脂としては、塩化ビニル単
独重合体及び塩化ビニルと共重合し得るコモノマー、例
えば酢酸ビニル、アクリロニトリル、塩化ビニリデン、
エチレン、ビニルエーテル、マレイン酸、無水マレイン
酸、アクリル酸エステルなどとの共重合体が用いられ
る。これら塩化ビニル系樹脂の重合度は、平均重合度で
400〜5000、好ましくは500〜3500であ
る。用いられる可塑剤としては、特に制限はなく、塩化
ビニル樹脂に普通に用いられるものであれば、いずれで
も使用可能である。
【0008】具体的には、ジオクチルフタレート(DO
P)、ジブチルフタレート、ジヘキシルフタレート、ジ
イソノニルフタレート(DINP)、ジイソデシルフタ
レート、又は炭素数11から13程度の高級アルコール
のフタル酸エステル等のフタル酸エステル系可塑剤、ジ
オクチルアジペート、ジデシルアジペート、ジイソノニ
ルアジペート、ジオクチルアゼレート、ジブチルセバケ
ート、ジオクチルセバケート等の脂肪酸二塩基酸エステ
ル系可塑剤、トリオクチルトリメリテート、トリデシル
トリメリテート、トリイソデシルトリメリテート等のト
リメリット酸エステル系可塑剤、2,3,3′,4−ビ
フェニルテトラカルボン酸系可塑剤、アジピン酸、セバ
シン酸等の脂肪族二塩基酸、フタル酸等の芳香族二塩基
酸と1,2−プロパンジオール、1,2−ブタンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール等の脂肪族系グリコール
をエステル化して得られるポリエステル系可塑剤、エポ
キシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、液状エポキシ樹脂
等のエポキシ系可塑剤、塩素化パラフィン、五塩化ステ
アリン酸アルキルエステル等の塩素化脂肪酸エステル
類、トリクリジルフォスフェート、クレジルフェニルフ
ォスフェート、トリフェニルフォスフェート等のリン酸
エステル類を挙げることができる。これらの可塑剤は単
独で使用しても良いし2種類以上混合して用いても良
い。その使用量は塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
て0〜50重量部である。50重量部以上配合すると芯
材としての硬さが損われる恐れがあり、35重量部以下
が好ましい。
P)、ジブチルフタレート、ジヘキシルフタレート、ジ
イソノニルフタレート(DINP)、ジイソデシルフタ
レート、又は炭素数11から13程度の高級アルコール
のフタル酸エステル等のフタル酸エステル系可塑剤、ジ
オクチルアジペート、ジデシルアジペート、ジイソノニ
ルアジペート、ジオクチルアゼレート、ジブチルセバケ
ート、ジオクチルセバケート等の脂肪酸二塩基酸エステ
ル系可塑剤、トリオクチルトリメリテート、トリデシル
トリメリテート、トリイソデシルトリメリテート等のト
リメリット酸エステル系可塑剤、2,3,3′,4−ビ
フェニルテトラカルボン酸系可塑剤、アジピン酸、セバ
シン酸等の脂肪族二塩基酸、フタル酸等の芳香族二塩基
酸と1,2−プロパンジオール、1,2−ブタンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール等の脂肪族系グリコール
をエステル化して得られるポリエステル系可塑剤、エポ
キシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、液状エポキシ樹脂
等のエポキシ系可塑剤、塩素化パラフィン、五塩化ステ
アリン酸アルキルエステル等の塩素化脂肪酸エステル
類、トリクリジルフォスフェート、クレジルフェニルフ
ォスフェート、トリフェニルフォスフェート等のリン酸
エステル類を挙げることができる。これらの可塑剤は単
独で使用しても良いし2種類以上混合して用いても良
い。その使用量は塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
て0〜50重量部である。50重量部以上配合すると芯
材としての硬さが損われる恐れがあり、35重量部以下
が好ましい。
【0009】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物の必須成
分であり、特に自動車の外装モールの芯材としての優れ
た特性を生み出す針状フィラーとしてはアスベスト、ウ
ォラストナイト(珪灰石)、チタン酸カリ、ゾノトライ
ト、石膏繊維、ロックウール、硫酸マグネシウム、ホス
ファイトファイバー等が挙げられる。これら針状フィラ
ーの配合量は塩化ビニル系樹脂100重量部に対して5
〜30重量部、好ましくは5〜20重量部である。添加
量が5重量部未満では線膨張率の改善の効果が不十分で
あり、30重量部を超えて添加すると成形品表面の平滑
性が損われ易くなる。
分であり、特に自動車の外装モールの芯材としての優れ
た特性を生み出す針状フィラーとしてはアスベスト、ウ
ォラストナイト(珪灰石)、チタン酸カリ、ゾノトライ
ト、石膏繊維、ロックウール、硫酸マグネシウム、ホス
ファイトファイバー等が挙げられる。これら針状フィラ
ーの配合量は塩化ビニル系樹脂100重量部に対して5
〜30重量部、好ましくは5〜20重量部である。添加
量が5重量部未満では線膨張率の改善の効果が不十分で
あり、30重量部を超えて添加すると成形品表面の平滑
性が損われ易くなる。
【0010】板状フィラーのタルクの配合量は、塩化ビ
ニル樹脂100重量部に対して、5〜50重量部、好ま
しくは5〜30重量部である。添加量が5重量部未満で
は線膨張率の改善の効果が不十分であり、30重量部以
上添加すると、積層された軟質の塩化ビニル樹脂との接
着性が低下し易くなる。
ニル樹脂100重量部に対して、5〜50重量部、好ま
しくは5〜30重量部である。添加量が5重量部未満で
は線膨張率の改善の効果が不十分であり、30重量部以
上添加すると、積層された軟質の塩化ビニル樹脂との接
着性が低下し易くなる。
【0011】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物には、上
述の成分の外に組成物の諸物性を損なわない範囲で必要
に応じて板状フィラー、各種安定剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、難燃剤、帯電防止剤、着色剤、発泡剤、衝撃
改良剤等の各種添加剤や、更に上述の熱可塑性樹脂以外
の熱可塑性樹脂やゴム等を適宜配合することができる。
特に本発明の好ましい態様として、上記の針状フィラー
と板状フィラーを含有する芯材の表面に、平均重合度4
00〜5000の塩化ビニル系樹脂100重量部、可塑
剤10〜200重量部を主成分とする表皮材が積層され
てなる自動車外装用モール材が挙げられる。
述の成分の外に組成物の諸物性を損なわない範囲で必要
に応じて板状フィラー、各種安定剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、難燃剤、帯電防止剤、着色剤、発泡剤、衝撃
改良剤等の各種添加剤や、更に上述の熱可塑性樹脂以外
の熱可塑性樹脂やゴム等を適宜配合することができる。
特に本発明の好ましい態様として、上記の針状フィラー
と板状フィラーを含有する芯材の表面に、平均重合度4
00〜5000の塩化ビニル系樹脂100重量部、可塑
剤10〜200重量部を主成分とする表皮材が積層され
てなる自動車外装用モール材が挙げられる。
【0012】表皮材に用いられる塩化ビニル系樹脂とし
ては、塩化ビニル単独重合体及び塩化ビニルと共重合し
えるコモノマー等の上述の芯材に用いられる塩化ビニル
系樹脂が用いられる。これら塩化ビニル系樹脂の重合度
は、平均重合度で400〜5000である。用いられる
可塑剤としては、ジオクチルフタレート(DOP)等の
上述の芯材に用いられる可塑剤を単独又は2種類以上混
合して使用する。その使用量は塩化ビニル系樹脂100
重量部に対して10〜200重量部である。加工成形性
及び耐候性等を考慮して10〜130重量部が好まし
い。
ては、塩化ビニル単独重合体及び塩化ビニルと共重合し
えるコモノマー等の上述の芯材に用いられる塩化ビニル
系樹脂が用いられる。これら塩化ビニル系樹脂の重合度
は、平均重合度で400〜5000である。用いられる
可塑剤としては、ジオクチルフタレート(DOP)等の
上述の芯材に用いられる可塑剤を単独又は2種類以上混
合して使用する。その使用量は塩化ビニル系樹脂100
重量部に対して10〜200重量部である。加工成形性
及び耐候性等を考慮して10〜130重量部が好まし
い。
【0013】本発明の表皮材には、上述の成分の他に組
成物の諸物性を損なわない範囲で必要に応じて各種安定
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、難燃剤、帯
電防止剤、発泡剤、着色剤、無機フィラー(カルシウム
系、シリカ系、アルミ系、マグネシウム系等)等の各種
添加剤や、更に上述の熱可塑性樹脂以外の熱可塑性樹脂
やゴム等を適宜配合することができる。尚、表皮材の用
途を考慮して耐候性維持のため、紫外線吸収剤を0.1
部以上配合するのが好ましい。用いられる紫外線吸収剤
としては、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、
サリシレーチ系、ジフェニルアクリレート系、ベンゾエ
ート紫外線吸収剤が挙げられ、これらを単独で又は2種
類以上を混合して使用する。
成物の諸物性を損なわない範囲で必要に応じて各種安定
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、難燃剤、帯
電防止剤、発泡剤、着色剤、無機フィラー(カルシウム
系、シリカ系、アルミ系、マグネシウム系等)等の各種
添加剤や、更に上述の熱可塑性樹脂以外の熱可塑性樹脂
やゴム等を適宜配合することができる。尚、表皮材の用
途を考慮して耐候性維持のため、紫外線吸収剤を0.1
部以上配合するのが好ましい。用いられる紫外線吸収剤
としては、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、
サリシレーチ系、ジフェニルアクリレート系、ベンゾエ
ート紫外線吸収剤が挙げられ、これらを単独で又は2種
類以上を混合して使用する。
【0014】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に具体的
に説明するが、本発明はこれらの例に制限されるもので
はない。 実施例 芯材 平均重合度1100の塩化ビニル樹脂100重量部にエ
ポキシ化大豆油3重量部、ホスファイト系キレーター1
重量部、Ba/Zn系複合安定剤2重量部、ステアリン
酸0.3重量部及びアクリル系樹脂(P−530、三菱
レイヨン(株)製)1重量部並びに表1に示す量(重量
部)のDINP、針状フィラー(ウォラストナイトアン
ダー(丸尾カルシウム(株)製))、タルク(平均粒子
径5μm)を添加し、500cc容量のステンレス製ビ
ーカーでステンレス製攪拌棒を用いて十分撹拌した後、
表面温度165℃の9インチロールで5分間混練して、
シート化し、このシートを180℃で5分間プレスし、
厚さ2mmのプレスシートを作製した。得られたシート
について、線膨張率及び表皮材との接着性を評価した。
に説明するが、本発明はこれらの例に制限されるもので
はない。 実施例 芯材 平均重合度1100の塩化ビニル樹脂100重量部にエ
ポキシ化大豆油3重量部、ホスファイト系キレーター1
重量部、Ba/Zn系複合安定剤2重量部、ステアリン
酸0.3重量部及びアクリル系樹脂(P−530、三菱
レイヨン(株)製)1重量部並びに表1に示す量(重量
部)のDINP、針状フィラー(ウォラストナイトアン
ダー(丸尾カルシウム(株)製))、タルク(平均粒子
径5μm)を添加し、500cc容量のステンレス製ビ
ーカーでステンレス製攪拌棒を用いて十分撹拌した後、
表面温度165℃の9インチロールで5分間混練して、
シート化し、このシートを180℃で5分間プレスし、
厚さ2mmのプレスシートを作製した。得られたシート
について、線膨張率及び表皮材との接着性を評価した。
【0015】表皮材 平均分子量1300の塩化ビニル樹脂100重量部にD
INP70重量部、エポキシ化大豆油3重量部、ホスフ
ァイト系キレーター0.5重量部、Ba/Zn系複合安
定剤2重量部、ステアリン酸0.3重量部及び炭酸カル
シウム(CaCO3 )10重量部を上述の芯材と同じ条
件で厚さ1mmのプレスシートを作製し、芯材との接着
性評価に供した。
INP70重量部、エポキシ化大豆油3重量部、ホスフ
ァイト系キレーター0.5重量部、Ba/Zn系複合安
定剤2重量部、ステアリン酸0.3重量部及び炭酸カル
シウム(CaCO3 )10重量部を上述の芯材と同じ条
件で厚さ1mmのプレスシートを作製し、芯材との接着
性評価に供した。
【0016】<線膨張率>上記芯材としての塩化ビニル
系樹脂組成物の厚さ2mmのプレスシートから2mm×
2mm×20mmの角柱形試料を切り出し、試験片とし
た。試験は熱機械分析装置(理学電機(株)製)を用い
て圧縮荷重法で測定した。 判定:○ 線膨張率 7×10-5/℃以下 実用レベル × 線膨張率 7×10-5/℃超 実用不可
系樹脂組成物の厚さ2mmのプレスシートから2mm×
2mm×20mmの角柱形試料を切り出し、試験片とし
た。試験は熱機械分析装置(理学電機(株)製)を用い
て圧縮荷重法で測定した。 判定:○ 線膨張率 7×10-5/℃以下 実用レベル × 線膨張率 7×10-5/℃超 実用不可
【0017】<接着性>上記芯材用及び表皮材用のプレ
スシートを重ね合せて3mm厚さの枠を用いて180
℃、1.5分、圧力150kg/cm2 で再度プレスし
た。該シートをオートグラフで芯材と表皮材の剥離強度
を測定して接着性を評価した。試験はJIS K685
4(T形はく離試験)に準じて実施した。
スシートを重ね合せて3mm厚さの枠を用いて180
℃、1.5分、圧力150kg/cm2 で再度プレスし
た。該シートをオートグラフで芯材と表皮材の剥離強度
を測定して接着性を評価した。試験はJIS K685
4(T形はく離試験)に準じて実施した。
【0018】<成形品表面の平滑性>上述の芯材と同じ
条件で作成したロールシートをペレタイザーにより角状
ペレットを作成し、該ペレットを押出成形し成形品の表
面状態を評価した。 押出条件 押出機 20mm機.スクリュー フルフライト ダイス 厚さ1mm.巾10mm メッシュ 80メッシュ×2枚、スクリュー回転 40rpm C1 C2 アダプター ダイス 設定温度 150℃、160℃、170℃、 180℃ 判定:○ 表面の平滑性 実用レベル × 表面の平滑性 実用不可
条件で作成したロールシートをペレタイザーにより角状
ペレットを作成し、該ペレットを押出成形し成形品の表
面状態を評価した。 押出条件 押出機 20mm機.スクリュー フルフライト ダイス 厚さ1mm.巾10mm メッシュ 80メッシュ×2枚、スクリュー回転 40rpm C1 C2 アダプター ダイス 設定温度 150℃、160℃、170℃、 180℃ 判定:○ 表面の平滑性 実用レベル × 表面の平滑性 実用不可
【0019】
【表1】 *-1 材破、接着性良好で、試験時に材料破壊
【0020】
【発明の効果】本発明により得られる塩化ビニル系樹脂
組成物は、これを芯材として他の樹脂、特に軟質塩化ビ
ニル系樹脂を表層、積層成形した場合、他の樹脂との接
着性に優れているために剥離による不具合現象が生ずる
恐れがなく、また線膨張率が小さく、耐熱収縮性に優
れ、更に成形品表面が平滑で良好なことから、これを用
いることにより種々の優れた積層成形品を製造すること
ができ、特に、優れた自動車の外装モールを安価に提供
することができる。
組成物は、これを芯材として他の樹脂、特に軟質塩化ビ
ニル系樹脂を表層、積層成形した場合、他の樹脂との接
着性に優れているために剥離による不具合現象が生ずる
恐れがなく、また線膨張率が小さく、耐熱収縮性に優
れ、更に成形品表面が平滑で良好なことから、これを用
いることにより種々の優れた積層成形品を製造すること
ができ、特に、優れた自動車の外装モールを安価に提供
することができる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 BD041 BD051 BD061 BD081 BD091 BD101 CD012 CD162 DE187 DG047 DG057 DJ007 DJ027 DJ048 DL007 EB026 EH026 EH086 EH146 EW046 FA018 FA047 FA077 FD017 FD018 FD022 FD026 GN00
Claims (4)
- 【請求項1】 平均重合度400〜5000の塩化ビニ
ル系樹脂100重量部、可塑剤0〜50重量部、針状フ
ィラー5〜30重量部、板状フィラー5〜50重量部を
主成分とする塩化ビニル系樹脂組成物。 - 【請求項2】 針状フィラーがアスベスト、ウォラスト
ナイト、チタン酸カリ、ゾノトライト、石膏繊維、ガラ
ス繊維、ロックウール、硫酸マグネシウム、ホスファイ
トファイバーの一種またはその混合物である請求項1記
載の塩化ビニル系樹脂組成物。 - 【請求項3】 板状フィラーがタルクである請求項1記
載の塩化ビニル系樹脂組成物。 - 【請求項4】 平均重合度400〜5000の塩化ビニ
ル系樹脂100重量部、可塑剤0〜50重量部、針状フ
ィラー5〜30重量部、板状フィラー5〜50重量部を
主成分とする芯材の表面に、平均重合度400〜500
0の塩化ビニル系樹脂100重量部、可塑剤10〜20
0重量部を主成分とする表皮材が積層されてなることを
特徴とする自動車外装用モール材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11156094A JP2000344984A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11156094A JP2000344984A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000344984A true JP2000344984A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=15620189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11156094A Pending JP2000344984A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000344984A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004143399A (ja) * | 2002-08-29 | 2004-05-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
| WO2008154153A3 (en) * | 2007-06-07 | 2009-04-16 | Joel E Martin Jr | Polyvinyl chloride (pvc) compositions and reinforced flexible pvc flooring with improved performance formed of the same |
| CN104530601A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-22 | 东莞市悠悠美居家居制造有限公司 | 一种高强度对花压纹复合塑料片材及其制备方法 |
| JP2016069587A (ja) * | 2014-10-01 | 2016-05-09 | リケンテクノス株式会社 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
-
1999
- 1999-06-03 JP JP11156094A patent/JP2000344984A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004143399A (ja) * | 2002-08-29 | 2004-05-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
| WO2008154153A3 (en) * | 2007-06-07 | 2009-04-16 | Joel E Martin Jr | Polyvinyl chloride (pvc) compositions and reinforced flexible pvc flooring with improved performance formed of the same |
| JP2016069587A (ja) * | 2014-10-01 | 2016-05-09 | リケンテクノス株式会社 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
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