JP2000345330A - スパッタリングターゲット - Google Patents
スパッタリングターゲットInfo
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- JP2000345330A JP2000345330A JP11154872A JP15487299A JP2000345330A JP 2000345330 A JP2000345330 A JP 2000345330A JP 11154872 A JP11154872 A JP 11154872A JP 15487299 A JP15487299 A JP 15487299A JP 2000345330 A JP2000345330 A JP 2000345330A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ターゲットの寿命を短くすることなくスパッ
タリングターゲットの外周部における冷却効果を高め
て、ダスト防止等の効果を得て、適正なスパッタリング
が実現できるスパッタリングターゲットを提供する。 【解決手段】 スパッタされる材料ターゲット部分2
と、材料ターゲット部分を冷却する機能を有するバッキ
ングプレート3とから成るスパッタリングターゲット1
で、バッキングプレートは材料ターゲット部分の外周部
と接している外周部分が該材料ターゲット部分の方向に
突出33しており、材料ターゲット部分の外周部は該突
出に対応して面取り部21が設けられるなどして他の部
分よりも厚みが小さくなって、冷却効果が高くなってい
るスパッタリングターゲット。
タリングターゲットの外周部における冷却効果を高め
て、ダスト防止等の効果を得て、適正なスパッタリング
が実現できるスパッタリングターゲットを提供する。 【解決手段】 スパッタされる材料ターゲット部分2
と、材料ターゲット部分を冷却する機能を有するバッキ
ングプレート3とから成るスパッタリングターゲット1
で、バッキングプレートは材料ターゲット部分の外周部
と接している外周部分が該材料ターゲット部分の方向に
突出33しており、材料ターゲット部分の外周部は該突
出に対応して面取り部21が設けられるなどして他の部
分よりも厚みが小さくなって、冷却効果が高くなってい
るスパッタリングターゲット。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパッタリングに
用いられるスパッタリングターゲットに関し、特に、ス
パッタされる材料ターゲット部分と、該材料ターゲット
部分を冷却する機能を有するバッキングプレートとから
成るスパッタリングターゲットに関する。この種のスパ
ッタリングターゲットは、代表的には、半導体装置その
他電子材料の製造の際にスパッタリングを用いて成膜そ
の他を行う場合に、利用することができる。
用いられるスパッタリングターゲットに関し、特に、ス
パッタされる材料ターゲット部分と、該材料ターゲット
部分を冷却する機能を有するバッキングプレートとから
成るスパッタリングターゲットに関する。この種のスパ
ッタリングターゲットは、代表的には、半導体装置その
他電子材料の製造の際にスパッタリングを用いて成膜そ
の他を行う場合に、利用することができる。
【0002】
【従来の技術】スパッタリング装置の一般的な構成の概
要を、図3に示す。スパッタリングターゲット1は、処
理室5であるチャンバー内において、スパッタによって
加工がなされる被加工部材4と対向して配置される。被
加工部材4はたとえば、スパッタにより成膜がなされる
半導体ウエーハ等である。被加工部材4は支持部6(た
とえばウエーハステージ)上に載置され、支持される。
符号7で示すのはマグネットであり、電極を構成してい
る。スパッタリングターゲット1は、背面(被加工部材
4と対向する側の面と逆の面)において、冷却水等の冷
却媒体8により冷却される。
要を、図3に示す。スパッタリングターゲット1は、処
理室5であるチャンバー内において、スパッタによって
加工がなされる被加工部材4と対向して配置される。被
加工部材4はたとえば、スパッタにより成膜がなされる
半導体ウエーハ等である。被加工部材4は支持部6(た
とえばウエーハステージ)上に載置され、支持される。
符号7で示すのはマグネットであり、電極を構成してい
る。スパッタリングターゲット1は、背面(被加工部材
4と対向する側の面と逆の面)において、冷却水等の冷
却媒体8により冷却される。
【0003】スパッタリングターゲット1は、図2に側
方から見た状態で例示するように、スパッタされる材料
ターゲット部分2と、バッキングプレート3とから成
る。バッキングプレート3は材料ターゲット部分2の背
面に接合され、該材料ターゲット部分2を支持するとと
もに、このバッキングプレート3の側から冷却媒体8に
より冷却がなされ(図3参照)、該バッキングプレート
3を介して材料ターゲット部分2が冷却される。
方から見た状態で例示するように、スパッタされる材料
ターゲット部分2と、バッキングプレート3とから成
る。バッキングプレート3は材料ターゲット部分2の背
面に接合され、該材料ターゲット部分2を支持するとと
もに、このバッキングプレート3の側から冷却媒体8に
より冷却がなされ(図3参照)、該バッキングプレート
3を介して材料ターゲット部分2が冷却される。
【0004】図2に示す例は、ウエーハ上に薄膜を形成
するためのものであるが、成膜材料である材料ターゲッ
ト部分2は平板で円盤状をしており、側面がやや傾斜し
て平たい円錐台状になっている。材料ターゲット部分2
の背面全面は、バッキングプレート3にボンディングさ
れている。この例のバッキングプレート3は、材料ター
ゲット部分2の背面とボンディングされる接合部31
と、この接合部31の周から断面脚状に形成された枠周
部32からなる。枠周部32は、材料ターゲット部分2
の側面の傾斜と連続する傾斜をなす壁部32aと、接合
部31と平行な円環状をなす被固定部32bとからな
る。この被固定部32bが図3に示すように挟着保持さ
れ、冷却媒体8の流路空間を構成している。
するためのものであるが、成膜材料である材料ターゲッ
ト部分2は平板で円盤状をしており、側面がやや傾斜し
て平たい円錐台状になっている。材料ターゲット部分2
の背面全面は、バッキングプレート3にボンディングさ
れている。この例のバッキングプレート3は、材料ター
ゲット部分2の背面とボンディングされる接合部31
と、この接合部31の周から断面脚状に形成された枠周
部32からなる。枠周部32は、材料ターゲット部分2
の側面の傾斜と連続する傾斜をなす壁部32aと、接合
部31と平行な円環状をなす被固定部32bとからな
る。この被固定部32bが図3に示すように挟着保持さ
れ、冷却媒体8の流路空間を構成している。
【0005】スパッタリングの進行に連れて、材料ター
ゲット部分2はスパッタにより浸食されていく。しかし
材料ターゲット部分2の外周部分においては、浸食は進
まず、むしろ内周部のスパッタで浸食された材料そのも
のが、ターゲット外周部に付着する。
ゲット部分2はスパッタにより浸食されていく。しかし
材料ターゲット部分2の外周部分においては、浸食は進
まず、むしろ内周部のスパッタで浸食された材料そのも
のが、ターゲット外周部に付着する。
【0006】ターゲット外周部に付着するこの再デポ
(再堆積)物は、熱ストレス及び再デポの進行により、
破裂を生じ、ダストの発塵源となり得る。このようなダ
ストが発生すると、該ダストは被加工部材4であるウエ
ーハ等の表面上に付着し、半導体装置形成の場合、ウエ
ーハ上に形成されるデバイスに悪影響を及ぼすに至るこ
とがある。
(再堆積)物は、熱ストレス及び再デポの進行により、
破裂を生じ、ダストの発塵源となり得る。このようなダ
ストが発生すると、該ダストは被加工部材4であるウエ
ーハ等の表面上に付着し、半導体装置形成の場合、ウエ
ーハ上に形成されるデバイスに悪影響を及ぼすに至るこ
とがある。
【0007】通常、バッキングプレート3は、アルミニ
ウム、銅等の、熱伝導性の良い材料で形成される。その
結果、バッキングプレート3の裏に流れる冷却水等の冷
却媒体8により、効率良く冷やされる。
ウム、銅等の、熱伝導性の良い材料で形成される。その
結果、バッキングプレート3の裏に流れる冷却水等の冷
却媒体8により、効率良く冷やされる。
【0008】ところが材料ターゲット部分2について
は、ターゲット材料は必ずしも熱伝導性の良いものばか
りでなく、熱伝導性の低い材料を用いることが不可欠で
ある場合もある。
は、ターゲット材料は必ずしも熱伝導性の良いものばか
りでなく、熱伝導性の低い材料を用いることが不可欠で
ある場合もある。
【0009】バッキングプレート3と材料ターゲット部
分2とはボンディングにより接合されて冷却されている
とは言え、材料ターゲット部分2の外周部分において
は、特にターゲット材料の熱伝導性が悪いと、冷却効果
が薄まる。材料ターゲット部分2の外周部分は上記した
ように再デポ(再堆積)物の付着の可能性の高い部位で
あり、この部分の冷却が十分でないと、上記熱ストレス
によるダスト発生を引き起こすおそれが出る。
分2とはボンディングにより接合されて冷却されている
とは言え、材料ターゲット部分2の外周部分において
は、特にターゲット材料の熱伝導性が悪いと、冷却効果
が薄まる。材料ターゲット部分2の外周部分は上記した
ように再デポ(再堆積)物の付着の可能性の高い部位で
あり、この部分の冷却が十分でないと、上記熱ストレス
によるダスト発生を引き起こすおそれが出る。
【0010】材料ターゲット部分2自体を薄くすること
で冷却効果は期待できるが、逆にターゲットの使用寿命
は短くなる。一般に材料ターゲット部分2自体の厚み
は、十分に大きいことが要請される。
で冷却効果は期待できるが、逆にターゲットの使用寿命
は短くなる。一般に材料ターゲット部分2自体の厚み
は、十分に大きいことが要請される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点を解決し、ターゲットの寿命を短くすることな
くスパッタリングターゲットの外周部における冷却効果
を高め、外周部の冷却効果が十分でない場合に生じ得る
発塵等の問題を解決し、適正なスパッタリングが実現で
き、スパッタにより信頼性の高い安定した製品が得られ
るようにしたスパッタリングターゲットを提供すること
を目的とする。
の問題点を解決し、ターゲットの寿命を短くすることな
くスパッタリングターゲットの外周部における冷却効果
を高め、外周部の冷却効果が十分でない場合に生じ得る
発塵等の問題を解決し、適正なスパッタリングが実現で
き、スパッタにより信頼性の高い安定した製品が得られ
るようにしたスパッタリングターゲットを提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスパッタリ
ングターゲットは、スパッタされる材料ターゲット部分
と、該材料ターゲット部分を冷却する機能を有するバッ
キングプレートとから成るとともに、上記バッキングプ
レートは上記材料ターゲット部分の外周部と接している
外周部分が該材料ターゲット部分の方向に突出してお
り、該材料ターゲット部分の外周部は該突出に対応して
他の部分よりも厚みが小さくなっている構成をとるもの
である。
ングターゲットは、スパッタされる材料ターゲット部分
と、該材料ターゲット部分を冷却する機能を有するバッ
キングプレートとから成るとともに、上記バッキングプ
レートは上記材料ターゲット部分の外周部と接している
外周部分が該材料ターゲット部分の方向に突出してお
り、該材料ターゲット部分の外周部は該突出に対応して
他の部分よりも厚みが小さくなっている構成をとるもの
である。
【0013】本発明に係るスパッタリングターゲット
は、上記のように、バッキングプレートの材料ターゲッ
ト部分の外周部と接している外周部分が材料ターゲット
部分の方向に突出しており、その分、材料ターゲット部
分の外周部は他の部分よりも厚みが小さくなっている。
この結果、材料ターゲット部分の外周部の冷却効果は大
きくなる。よって、熱ストレス等による発塵等の問題は
解決される。これにより、適正なスパッタリングが実現
でき、信頼性の高い安定した製品が得られるようにな
る。材料ターゲット部分全体を薄くする必要はなく、タ
ーゲットの寿命を短くすることもない。
は、上記のように、バッキングプレートの材料ターゲッ
ト部分の外周部と接している外周部分が材料ターゲット
部分の方向に突出しており、その分、材料ターゲット部
分の外周部は他の部分よりも厚みが小さくなっている。
この結果、材料ターゲット部分の外周部の冷却効果は大
きくなる。よって、熱ストレス等による発塵等の問題は
解決される。これにより、適正なスパッタリングが実現
でき、信頼性の高い安定した製品が得られるようにな
る。材料ターゲット部分全体を薄くする必要はなく、タ
ーゲットの寿命を短くすることもない。
【0014】なお従来技術として、特開平6−2484
44号公報に記載のスパッタリング用ターゲットがある
が、これは被スパッタ面(表面)と外周面との角部を面
取りしたもので、本発明がバッキングプレートの外周部
分を凸にして対応する材料ターゲット部分の背面を面取
り等で凹にしたこととは顕著に違う。特開平7−102
367号公報に記載の技術も、そのようなスパッタリン
グターゲットの外周部の表面を面取り部分を曲面にした
もので、本発明とは異なる。特開昭60−204878
号公報には、スパッタリングターゲットの外周部をひさ
し状にして薄くした技術が記載されているが、これはバ
ッキングプレートの形状と対応するものではなく、冷却
効果を向上させる技術ではない。
44号公報に記載のスパッタリング用ターゲットがある
が、これは被スパッタ面(表面)と外周面との角部を面
取りしたもので、本発明がバッキングプレートの外周部
分を凸にして対応する材料ターゲット部分の背面を面取
り等で凹にしたこととは顕著に違う。特開平7−102
367号公報に記載の技術も、そのようなスパッタリン
グターゲットの外周部の表面を面取り部分を曲面にした
もので、本発明とは異なる。特開昭60−204878
号公報には、スパッタリングターゲットの外周部をひさ
し状にして薄くした技術が記載されているが、これはバ
ッキングプレートの形状と対応するものではなく、冷却
効果を向上させる技術ではない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
てさらに説明し、また、図面を参照して本発明の好まし
い実施の形態例を説明する。但し当然のことではある
が、本発明は以下の説明及び図示の形態例により限定を
受けるものではない。本例は、MOSの電極形成として
好適に用い得るが、その他の適用分野にも好適であり、
FeRAM形成用に用いたり、複合酸化物等の形成に好
適に用い得る。
てさらに説明し、また、図面を参照して本発明の好まし
い実施の形態例を説明する。但し当然のことではある
が、本発明は以下の説明及び図示の形態例により限定を
受けるものではない。本例は、MOSの電極形成として
好適に用い得るが、その他の適用分野にも好適であり、
FeRAM形成用に用いたり、複合酸化物等の形成に好
適に用い得る。
【0016】以下に図面を参照して説明するスパッタリ
ングターゲットは、半導体ウエーハに薄膜を形成するた
めのものであるが、その他、用途は任意であり、特に限
定されない。熱伝導性が悪いターゲット材料について特
に効果的であると言える。すなわちAlやCu等の熱伝
導性が良い材料について用いることもできるが、これら
に比べて熱伝導性が低い、たとえば高融点金属や、その
化合物たとえばシリサイドについて、また、絶縁膜形成
材料について、これらをターゲット材料とする場合に好
適に適用できる。たとえば、Ti,W,Mo,Taや、
これらのシリサイド(これらは、MOSの電極材料とし
て汎用できる)に好適であり、また、SiO2 等の酸化
物、SiN等の窒化物、ITO(インジウム・すず・酸
化物)等の複合酸化物等の複合化合物に好適である。
ングターゲットは、半導体ウエーハに薄膜を形成するた
めのものであるが、その他、用途は任意であり、特に限
定されない。熱伝導性が悪いターゲット材料について特
に効果的であると言える。すなわちAlやCu等の熱伝
導性が良い材料について用いることもできるが、これら
に比べて熱伝導性が低い、たとえば高融点金属や、その
化合物たとえばシリサイドについて、また、絶縁膜形成
材料について、これらをターゲット材料とする場合に好
適に適用できる。たとえば、Ti,W,Mo,Taや、
これらのシリサイド(これらは、MOSの電極材料とし
て汎用できる)に好適であり、また、SiO2 等の酸化
物、SiN等の窒化物、ITO(インジウム・すず・酸
化物)等の複合酸化物等の複合化合物に好適である。
【0017】以下の実施の形態例に示すように、材料タ
ーゲット部分の外周部のバッキングプレート側の面が面
取りされた形状になっていることにより、バッキングプ
レートの突出に対応する構成とすることは好ましいこと
である。
ーゲット部分の外周部のバッキングプレート側の面が面
取りされた形状になっていることにより、バッキングプ
レートの突出に対応する構成とすることは好ましいこと
である。
【0018】また同様に、材料ターゲット部分の外周部
のバッキングプレート側とは反対側の面が面取りされた
形状になっていることは、該材料ターゲット部分の外周
部をさらに薄くできるので、好ましいことである。以
下、図面を参照して、具体的な実施の形態例を説明す
る。
のバッキングプレート側とは反対側の面が面取りされた
形状になっていることは、該材料ターゲット部分の外周
部をさらに薄くできるので、好ましいことである。以
下、図面を参照して、具体的な実施の形態例を説明す
る。
【0019】図1に、本実施の形態例に係るスパッタリ
ングターゲット1を、側方から見た状態で示す。図1
中、図2と同じ符号は、同様の構成部分を示す。このス
パッタリングターゲット1は図示するように、スパッタ
される材料ターゲット部分2と、バッキングプレート3
とから成る。本例では材料ターゲット部分2は半導体ウ
エーハ上に薄膜を形成すりためのターゲット材料からな
る。バッキングプレート3は、先に説明したように、そ
の背面が冷却されて、材料ターゲット部分を冷却する機
能を有するようになっている(図3参照)。図示例で
は、バッキングプレート3の接合部31全面は、材料タ
ーゲット部分2の背面全面と接合し、特に密着してボン
ディングされており、冷却効果を高めるようにしてあ
る。なお、材料ターゲット部分2が全体として平板で円
盤状をしており、側面がやや傾斜して全体として略平た
い円錐台状になっていること、及びバッキングプレート
3の接合部31の周から断面脚状に形成された枠周部3
2が、材料ターゲット部分2の側面の傾斜と連続する傾
斜をなす壁部32aと、接合部31と平行な円環状をな
す被固定部32bとからなり、この被固定部32bが図
3に示すように挟着保持され、冷却媒体8の流路空間を
構成することは、図2の従来技術と同様である。
ングターゲット1を、側方から見た状態で示す。図1
中、図2と同じ符号は、同様の構成部分を示す。このス
パッタリングターゲット1は図示するように、スパッタ
される材料ターゲット部分2と、バッキングプレート3
とから成る。本例では材料ターゲット部分2は半導体ウ
エーハ上に薄膜を形成すりためのターゲット材料からな
る。バッキングプレート3は、先に説明したように、そ
の背面が冷却されて、材料ターゲット部分を冷却する機
能を有するようになっている(図3参照)。図示例で
は、バッキングプレート3の接合部31全面は、材料タ
ーゲット部分2の背面全面と接合し、特に密着してボン
ディングされており、冷却効果を高めるようにしてあ
る。なお、材料ターゲット部分2が全体として平板で円
盤状をしており、側面がやや傾斜して全体として略平た
い円錐台状になっていること、及びバッキングプレート
3の接合部31の周から断面脚状に形成された枠周部3
2が、材料ターゲット部分2の側面の傾斜と連続する傾
斜をなす壁部32aと、接合部31と平行な円環状をな
す被固定部32bとからなり、この被固定部32bが図
3に示すように挟着保持され、冷却媒体8の流路空間を
構成することは、図2の従来技術と同様である。
【0020】本実施の形態例において、バッキングプレ
ート3の材料ターゲット部分2の外周部と接している外
周部分は、材料ターゲット部分2の方向に突出して、凸
部33をなしている。この凸部33と密着接合している
材料ターゲット部分2の外周部は、該突出に対応して引
っ込んだ形となっており、本例では特に、該材料ターゲ
ット部分2の外周部はその背面が斜めにカットされた形
の面取り部(裏面側)21となっている。これによっ
て、該材料ターゲット部分2の外周部は、他の部分より
も厚みが小さくなっている。これにより材料ターゲット
部分2の外周部における冷却効果が高められる。本例で
は特に、バッキングプレート3の外周部分の凸部33
は、該バッキングプレート3の上面(材料ターゲット部
分2側の面)の外周全周が断面三角形状の縁部をなして
盛り上がった形になっている。全体として、バッキング
プレート3は、この凸部33が持ち上がったことによ
り、皿状になっている。材料ターゲット部分2の面取り
部(裏面側)21は、この断面三角形状の縁部をなす凸
部33と密着する形状になっている。
ート3の材料ターゲット部分2の外周部と接している外
周部分は、材料ターゲット部分2の方向に突出して、凸
部33をなしている。この凸部33と密着接合している
材料ターゲット部分2の外周部は、該突出に対応して引
っ込んだ形となっており、本例では特に、該材料ターゲ
ット部分2の外周部はその背面が斜めにカットされた形
の面取り部(裏面側)21となっている。これによっ
て、該材料ターゲット部分2の外周部は、他の部分より
も厚みが小さくなっている。これにより材料ターゲット
部分2の外周部における冷却効果が高められる。本例で
は特に、バッキングプレート3の外周部分の凸部33
は、該バッキングプレート3の上面(材料ターゲット部
分2側の面)の外周全周が断面三角形状の縁部をなして
盛り上がった形になっている。全体として、バッキング
プレート3は、この凸部33が持ち上がったことによ
り、皿状になっている。材料ターゲット部分2の面取り
部(裏面側)21は、この断面三角形状の縁部をなす凸
部33と密着する形状になっている。
【0021】本例ではさらに、材料ターゲット部分2の
外周部の表面側(バッキングプレート3とは逆の側の、
スパッタ面側)をも斜めにカットし、面取り部(表面
側)22を形成して、材料ターゲット部分2の外周部に
おける冷却効果をさらに高めるようにしてある。
外周部の表面側(バッキングプレート3とは逆の側の、
スパッタ面側)をも斜めにカットし、面取り部(表面
側)22を形成して、材料ターゲット部分2の外周部に
おける冷却効果をさらに高めるようにしてある。
【0022】本例において、面取り部(表面側)22の
面と、材料ターゲット部分2の表面とのなす角θaは、
60°未満である。0°を超え、60°未満であってよ
い。より好ましくは、5°〜45°、さらには15°程
度を中心として、5°〜30°程度が好ましく、5°〜
25°が特に好ましい。
面と、材料ターゲット部分2の表面とのなす角θaは、
60°未満である。0°を超え、60°未満であってよ
い。より好ましくは、5°〜45°、さらには15°程
度を中心として、5°〜30°程度が好ましく、5°〜
25°が特に好ましい。
【0023】本例において、面取り部(裏面側)21の
面と、バッキングプレート3の表面とのなす角θbは、
60°未満である。この角度の好ましい範囲も、上記と
同様である。
面と、バッキングプレート3の表面とのなす角θbは、
60°未満である。この角度の好ましい範囲も、上記と
同様である。
【0024】本例の材料ターゲット部分2と、バッキン
グプレート3とは、それぞれ旋盤あるいはそれと同等の
加工方法により、研磨加工して得ることができる。材料
ターゲット部分2は上記のように外周部を表面、裏面と
もに、薄く面取り加工して、形成できる。バッキングプ
レート3は、表面の縁部が上記凸部23をなすように皿
状に加工して、形成できる。両者2,3の接合は、従来
より知られている一般的な手法で互いに貼り合せて、ス
パッタリングターゲット1を構成できる。
グプレート3とは、それぞれ旋盤あるいはそれと同等の
加工方法により、研磨加工して得ることができる。材料
ターゲット部分2は上記のように外周部を表面、裏面と
もに、薄く面取り加工して、形成できる。バッキングプ
レート3は、表面の縁部が上記凸部23をなすように皿
状に加工して、形成できる。両者2,3の接合は、従来
より知られている一般的な手法で互いに貼り合せて、ス
パッタリングターゲット1を構成できる。
【0025】一般的に、冷却しようとする物質を、厚い
物と薄い物とで、同様に冷却された物体に接触させた場
合で比較すると、薄い物ほど冷却効果は高く、厚い物ほ
ど冷却効果は出にくい。本例では以上のようにして、材
料ターゲット部分2の外周部を薄くすることで、材料タ
ーゲット部分2全体の厚みを保ったままで、該材料ター
ゲット部分2の外周部の冷却効果を高めることができ
る。
物と薄い物とで、同様に冷却された物体に接触させた場
合で比較すると、薄い物ほど冷却効果は高く、厚い物ほ
ど冷却効果は出にくい。本例では以上のようにして、材
料ターゲット部分2の外周部を薄くすることで、材料タ
ーゲット部分2全体の厚みを保ったままで、該材料ター
ゲット部分2の外周部の冷却効果を高めることができ
る。
【0026】材料ターゲット部分2の外周部を薄くして
も、材料ターゲット部分2の浸食はその内周部で起こる
ので、問題は生じない。
も、材料ターゲット部分2の浸食はその内周部で起こる
ので、問題は生じない。
【0027】この実施の形態例では上記のように構成し
た結果、材料ターゲット部分2の外周部の表面における
冷却効果が高まり、再デポ物に熱ストレスがかかること
による再デポ物の破裂が抑えられる。よって、ダスト発
生が防止できる。製品の安定で信頼性の高い供給が可能
となる。
た結果、材料ターゲット部分2の外周部の表面における
冷却効果が高まり、再デポ物に熱ストレスがかかること
による再デポ物の破裂が抑えられる。よって、ダスト発
生が防止できる。製品の安定で信頼性の高い供給が可能
となる。
【0028】すなわち、この実施の形態例によれば、材
料ターゲット部分2の外周部に付着する再デポ物の発生
が抑制でき、ターゲット材料を発生源とする、被加工部
材(ウエーハ)表面のダストが減少する。かつ、ターゲ
ットの寿命を短くする必要はなく、むしろその寿命が延
びることが期待できる。
料ターゲット部分2の外周部に付着する再デポ物の発生
が抑制でき、ターゲット材料を発生源とする、被加工部
材(ウエーハ)表面のダストが減少する。かつ、ターゲ
ットの寿命を短くする必要はなく、むしろその寿命が延
びることが期待できる。
【0029】
【発明の効果】上述したように、本発明のスパッタリン
グターゲットによれば、ターゲットの寿命を短くするこ
となくスパッタリングターゲットの外周部における冷却
効果を高めることができた。よって、外周部の冷却効果
が十分でない場合に生じ得る発塵等の問題が解決され、
適正なスパッタリングが実現でき、スパッタにより信頼
性の高い安定した製品が得られるようなった。
グターゲットによれば、ターゲットの寿命を短くするこ
となくスパッタリングターゲットの外周部における冷却
効果を高めることができた。よって、外周部の冷却効果
が十分でない場合に生じ得る発塵等の問題が解決され、
適正なスパッタリングが実現でき、スパッタにより信頼
性の高い安定した製品が得られるようなった。
【図1】 本発明の実施の形態例1に係るスパッタリン
グターゲットの構成を示す図である。
グターゲットの構成を示す図である。
【図2】 従来技術のスパッタリングターゲットの構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】 スパッタリング装置の概要を示す図である。
1・・・スパッタリングターゲット、2・・・材料ター
ゲット部分、21・・・面取り部(裏面側)、22・・
・面取り部(表面側)、3・・・バッキングプレート、
31・・・接合部、33・・・凸部(突出部)、4・・
・被加工部材(ウエーハ)。
ゲット部分、21・・・面取り部(裏面側)、22・・
・面取り部(表面側)、3・・・バッキングプレート、
31・・・接合部、33・・・凸部(突出部)、4・・
・被加工部材(ウエーハ)。
Claims (4)
- 【請求項1】 スパッタリングに用いられるスパッタリ
ングターゲットであって、スパッタされる材料ターゲッ
ト部分と、該材料ターゲット部分を冷却する機能を有す
るバッキングプレートとから成るとともに、 上記バッキングプレートは上記材料ターゲット部分の外
周部と接している外周部分が該材料ターゲット部分の方
向に突出しており、該材料ターゲット部分の外周部は該
突出に対応して他の部分よりも厚みが小さくなっている
ことを特徴とするスパッタリングターゲット。 - 【請求項2】 上記材料ターゲット部分の外周部のバッ
キングプレート側の面が面取りされた形状になっている
ことにより、上記バッキングプレートの突出に対応して
いることを特徴とする請求項1に記載のスパッタリング
ターゲット。 - 【請求項3】 上記材料ターゲット部分の外周部のバッ
キングプレート側とは反対側の面が面取りされた形状に
なっていることを特徴とする請求項1に記載のスパッタ
リングターゲット。 - 【請求項4】 上記材料ターゲット部分の外周部のバッ
キングプレート側とは反対側の面が面取りされた形状に
なっていることを特徴とする請求項2に記載のスパッタ
リングターゲット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11154872A JP2000345330A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | スパッタリングターゲット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11154872A JP2000345330A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | スパッタリングターゲット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000345330A true JP2000345330A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=15593783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11154872A Pending JP2000345330A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | スパッタリングターゲット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000345330A (ja) |
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-
1999
- 1999-06-02 JP JP11154872A patent/JP2000345330A/ja active Pending
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