JP2000346221A - 揚液管用の逆止め弁 - Google Patents
揚液管用の逆止め弁Info
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Abstract
開始後、揚液が開始するまで長時間要したのを迅速に行
えるようにする。 【解決手段】 自吸式ポンプの吐出口に下端を連結し
た揚液管11,12の途中に弁筺21が接続され、揚液
管中を上昇する液体の圧力により付勢に抗して弁筺内の
弁板23が上向きに回動し、弁座22から上に離れて開
弁する揚液管用の逆止め弁において、弁筺21に開口部
30を設ける。
Description
吐出口に下端を連結した揚液管の途中に接続され、ポン
プの運転休止時に揚液した管内の液体がポンプに下降逆
流するのを防止する揚液管用の逆止め弁に関する。
揚液管の途中に弁筺を接続し、揚液管中を上昇する液体
の圧力により付勢に抗して弁筺内の弁板が上向きに回動
し、弁座から上に離れて開弁する揚液管用の逆止め弁は
従来から公知である。このように管内を上昇する液体の
圧力で弁板が付勢に抗し上向きに回動して開弁する逆止
め弁には後述のように構造が異なる幾つかのタイプがあ
るが、何れもポンプの休止中は弁板が自身の重量、弁板
上に加わる液体の重量に基づく下向きの加圧力などの付
勢により下向きに回動し、弁座に上から密着して弁座を
閉じ、弁の上に接続した上部揚液管内の液体が下降し、
ポンプに逆流するのを有効に防止する。
などでポンプの吐出口を揚液管の下端から外すと、逆止
弁から下の下部揚液管中の液体は管の下端から流れ落
ち、下部揚液管中には空気が侵入して空気で充たされ
る。従って、メンテナンスを終わり、ポンプの吐出口を
再び揚液管の下端に連結し、ポンプの運転を再開して揚
液を行うと、下部揚液管中を充たしていた空気は管内を
上昇する液体で管内を押上げられ、空気は可圧縮性のた
め弁座を閉じている弁板の下に集まり、塊となって圧縮
されるベーパロック現象が生じ、ポンプの運転を開始し
ても、可圧縮性の空気塊のクッション作用で弁板を下か
ら押し開くことができず、揚液が行われない。それでも
運転を継続し、弁座の下の空気塊がそれ以上は圧縮でき
ないまでに体積が減少し、ポンプが揚液する上向きの圧
力が弁座を閉じている弁板の下向きの付勢力に勝った時
点でやっと弁板は付勢に抗し上向きに回動して弁座から
離れるので揚液が行われる。従って、ポンプの運転を再
開後、揚液できるまでには非常に時間がかかる。
を解消するために開発されたもので、自吸式ポンプの吐
出口に下端を連結した揚液管の途中に弁筺が接続され、
揚液管中を上昇する液体の圧力により付勢に抗して弁筺
内の弁板が上向きに回動し、弁座から上に離れて開弁す
る揚液管用の逆止め弁において、弁筺に開口部を設けた
ことを特徴とする。上記開口部は弁筺の弁座よりも下に
位置する個所に設けても、弁座よりも上に位置する個所
に設けてもよい。又、開口部を二股にし、二股の一方の
開口部には開閉弁、他方には圧力計を接続することが好
ましい。尚、上記開口部は弁板が弁座を上から塞ぐ閉弁
時に弁座の下に溜まる空気を外に排出するものであり内
径の直径が5〜30mm、好ましくは10〜25mm程
度のものであることが好ましい。
は下端を自吸式ポンプの吐出口に連結した下部揚液管、
21は上記下部揚液管の上端のフランジに下側のフラン
ジを水密に接合した逆止め弁の中空な弁筺で、弁筺の上
側のフランジには上部揚液管12の下端が水密に接合し
ている。上部揚液管12の上部は外気と連通し、管内は
大気圧になっていることが好ましいが、管内圧よりポン
プ吐出圧が勝れば充分にその機能を発揮する。
部揚液管を経て揚液される液体が内部を上昇する環状の
弁座22と、ポンプの運転中は弁座22で囲まれた内部
を通って上向流する液体で上向きに回動して上記弁座を
開き(開弁)、ポンプの休止中は自重や、上部揚液管内
の液体の重量に基づく下向きの加圧力などによる付勢で
下向きに回動して弁座を上から閉じる(閉弁)回動自在
な弁板23が設けてある。尚、弁筺には、弁筺の内部、
例えば弁板による弁座の閉じ具合を点検するための点検
口24が設けてあり、常時は点検蓋25で塞いである。
フランジから上に延びる筒部26の上端に設けてあり、
この弁座を上から塞ぐ弁板23は、一端を筒形の点検口
24の内部に枢着されたスイングアーム27の他端に中
心を取付けられている。従って、ポンプの運転で揚液す
る際は、弁板23はスイングアームの一端と筒形の点検
口24との枢着点を支点にスイングアームと一体に上向
きに回動して弁座22を開き、ポンプの休止中は逆方向
に回動して弁座を上から閉じる。
の間に筒部26があるので、開口部30は弁座の下方の
筒部26に設けることができる。
で、弁座22は弁筺の内周の高さの中程に内側に張り出
して設けてられている。そして、弁板23は全体として
円形になる2枚の半円形板23′,23′からなり、両
半円形板の近接した直径方向の縁部に取付けた2本の軸
28,28で弁筺の内周に枢着され、閉弁時は両半円形
板が円形になって各半円弧状の縁部が弁座22の上に乗
り、ポンプが揚液する際は両半円形板は軸28,28を
支点に蝶が羽根を閉じたように上向きに回動して弁座を
開く。
2との間には充分な距離があるため、開口部30を弁座
の下に位置させて弁筺に設けることができる。
ンテナンスを終わり、その吐出口を下部揚液管12の下
端に連結し、ポンプを運転して揚液を再開すると、下部
揚液管中を上昇する液体によって管内の空気は管内を押
し上げられ、液面が弁座の下面近くに到達して空気塊を
弁板の下に圧縮する段階になると、液体の一部は開口部
30から外に洩れ出し、これに伴って空気は弁筺の外に
一緒に出て行き、下部揚液管、弁筺の、弁板で閉じられ
た下方内部に空気は存在しなくなる。従って、その後の
ポンプの運転により揚液される液体の上向きの圧力が、
弁座を閉じている弁板の付勢力よりも高まると、弁板は
上向きに回動して弁座を開くので、ポンプのその後の運
転で液体は逆止め弁から上部揚液管を経て所定の給液個
所に供給される。
プの吐出口を下部揚液管の下端に連結して運転を再開す
る際は上記開閉弁を手動で開き、下部揚液管内、及び弁
座から下の弁筺の内部の空気が水と一緒に開口部から排
出されたら、開閉弁を手動で閉じ、下部揚液管中を上昇
する液体の圧力を、弁座を閉じている弁板の付勢力より
も早く高めるようにすると共に、その後、液体が開口部
30から外に洩れるのを防止することが好ましい。
を上昇する液体の液面が弁座を閉じている弁板の下面に
到達する迄の所要時間は既知なので、上記開閉弁31を
タイマーで制御される電磁開閉弁にし、ポンプの運転を
再開するとタイマーの作動で電磁弁は開いて空気が水と
一緒に排出されるのを許容し、液面が弁座の下面に到達
した時点でタイマーの作動により電磁弁が閉じるように
すると省力化できる。
る弁板23で開閉される弁座22は下側のフランジの直
上に設けてあるため、弁座22の下に位置させて弁筺に
開口部を設けることは困難である。このような場合は、
図示の如く、弁座の上方に位置させて開口部30を弁筺
に設ける。
部、及び上部揚液管12の内部の液体が開口部30から
外に流出することにより弁板23の上に加わる圧力が低
下し、弁筺内部に局所的な圧力差が生じて、下部揚液管
中を上昇する液体の圧力により弁座23が開く。
座22を開いた結果、下部揚液管に揚水された液体は空
気塊と一緒に弁座を上に通過し、その際、空気は開口部
30から外に流出する液体に混ざって一緒に排出され、
弁板が弁座から上に離れて揚液可能な開弁状態になる迄
の所要時間は、図1,2の実施形態よりは長いが、開口
部を設けない従来に較べて著しく短縮する。
閉弁31を設け、メンテナンスを終わったポンプの運転
再開の際は開閉弁31を開き、液体と一緒に空気が排出
されたら開閉弁を閉じ、その後、開口部から水が外に洩
れるのを防止することが好ましい。又、ポンプの運転再
開後、空気が水と一緒に開口部から外に排出されるまで
の時間既知なので、段落0013で述べたように開閉弁
31にはタイマーで制御できる電磁開閉弁を使用し、タ
イマーにより電磁開閉弁の開閉を制御して省力化するこ
とが好ましい。
部30としては二股の管、例えば図示のようなT形管を
使用し、一方の、例えば下向きの排気管30aには開閉
弁31を接続し、開口部30を圧力計の接続に兼用させ
てもよい。
弁筺の点検口を塞ぐ点検蓋25に設けたが、点検蓋に設
けることに限定されず、弁筺に直接設けてもよい。
のフランジと弁座との間にスペースがあるため開口部3
0はそのスペースに設けたが、これに限定されず、図3
の実施形態と同様に弁座よりも上の位置に設けてもよ
い。
ンス後の揚液を迅速に開始するのに使用できる以外に、
揚液装置を新しく設備した場合も、揚液を迅速に開始す
るのにも適する。
管の下端から外すと、下部揚液管内を満たしていた液体
は流れ落ちて空気と入れ換わり、メンテナンスを終わっ
てポンプの吐出口を再び下部揚液管の下端に連絡し、ポ
ンプを運転して揚液作業を再開する際は下部揚液管中の
空気によるペーパロック現象で実際に揚液が行われるま
では長い時間を要したが、本発明では管内の空気を系外
に排除し、迅速に揚液を開始することができる。
は開弁状態の説明図、(b)はポンプの運転再開時に閉
弁した弁板の下に空気が圧縮され、液体が開口部から排
出されている状態の説明図、(c)は液体と一緒に空気
が排出されている状態の説明図。
は開弁状態の説明図、(b)はポンプの運転再開時に閉
弁した弁板の下に空気が圧縮され、液体が開口部から排
出されている状態の説明図、(c)は(b)のc−c線
での断面図、(d)は液体と一緒に空気が排出されてい
る状態の説明図。
(a)は開弁状態の説明図、(b)はポンプの運転再開
時に閉弁した弁板の下に空気が圧縮され、弁板上の開口
部から液体が外に排出されている状態の説明図、(c)
は(b)のc−c線での断面図、(d)は弁板が開き、
開口部から液体と空気が排出されている状態の説明図。
Claims (5)
- 【請求項1】 自吸式ポンプの吐出口に下端を連結した
揚液管の途中に弁筺が接続され、揚液管中を上昇する液
体の圧力により付勢に抗して弁筺内の弁板が上向きに回
動し、弁座から上に離れて開弁する揚液管用の逆止め弁
において、弁筺に開口部を設けたことを特徴とする揚液
管用の逆止め弁。 - 【請求項2】 請求項1に記載の揚液管用の逆止め弁に
おいて、開口部を、弁筺の弁座よりも下に位置する個所
に設けたことを特徴とする揚液管用の逆止め弁。 - 【請求項3】 請求項1に記載の揚液管用の逆止め弁に
おいて、開口部を、弁筺の弁座よりも上に位置する個所
に設けたことを特徴とする揚液管用の逆止め弁。 - 【請求項4】 請求項2、請求項3のどれか1項に記載
の揚液管用の逆止め弁において、開口部を二股にし、二
股の一方の開口部には開閉弁、他方の開口部には圧力計
を接続したことを特徴とする揚液管用の逆止め弁。 - 【請求項5】 請求項2、請求項3、請求項4のどれか
1項に記載の揚液管用の逆止め弁において、開口部は弁
板が弁座を上から塞ぐ閉弁時に弁座の下に溜まる空気を
外に排出するものであることを特徴とする揚液管用の逆
止め弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15816799A JP4359962B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 揚液管用の逆止め弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15816799A JP4359962B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 揚液管用の逆止め弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000346221A true JP2000346221A (ja) | 2000-12-15 |
| JP4359962B2 JP4359962B2 (ja) | 2009-11-11 |
Family
ID=15665748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15816799A Expired - Fee Related JP4359962B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 揚液管用の逆止め弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4359962B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103883766A (zh) * | 2014-03-11 | 2014-06-25 | 江苏大学 | 一种用于自吸系统的逆止阀 |
| CN114538630A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-05-27 | 海南大学 | 一种基于循环水养殖系统的浮动式净化装置 |
| CN115055010A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-09-16 | 童岷良 | 一种不需要反复更换滤芯的空气过滤器 |
| CN115212449A (zh) * | 2022-07-28 | 2022-10-21 | 北京悦唯医疗科技有限责任公司 | 球囊导管 |
-
1999
- 1999-06-04 JP JP15816799A patent/JP4359962B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103883766A (zh) * | 2014-03-11 | 2014-06-25 | 江苏大学 | 一种用于自吸系统的逆止阀 |
| CN114538630A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-05-27 | 海南大学 | 一种基于循环水养殖系统的浮动式净化装置 |
| CN114538630B (zh) * | 2021-12-22 | 2023-11-24 | 海南大学 | 一种基于循环水养殖系统的浮动式净化装置 |
| CN115055010A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-09-16 | 童岷良 | 一种不需要反复更换滤芯的空气过滤器 |
| CN115055010B (zh) * | 2022-06-16 | 2023-12-08 | 重庆金浪机电制造有限公司 | 一种不需要反复更换滤芯的空气过滤器 |
| CN115212449A (zh) * | 2022-07-28 | 2022-10-21 | 北京悦唯医疗科技有限责任公司 | 球囊导管 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4359962B2 (ja) | 2009-11-11 |
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