JP2000349256A - 半導体装置の製造方法及び半導体層への不純物導入方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法及び半導体層への不純物導入方法Info
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Abstract
物導入方法に関し、表面が半球状結晶粒からなる多結晶
シリコンに対する不純物導入工程におけるシリコン原子
のマイグレーションによる表面の平坦化を防止する。 【解決手段】 表面が半球状結晶粒からなる多結晶シリ
コン膜4を形成した後、導電型決定不純物雰囲気6中で
不純物導入温度まで昇温するとともに、不純物導入温度
に安定維持し、次いで、不純物導入温度において導電型
決定不純物雰囲気6中で多結晶シリコン膜4に不純物を
導入する。
Description
方法及び半導体層への不純物導入方法に関するものであ
り、特に、DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリ)を構成するキャパシタの蓄積電極に用いる
HSG−Si(Hemispherical Grai
n−Silicon)に対するドーピング工程に特徴の
ある半導体装置の製造方法及び半導体層への不純物導入
方法に関するものである。
AM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)、
SRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモ
リ)、或いは、FLASH(フラッシュ・メモリ)等の
半導体記憶装置が用いられている。この内、DRAMは
読出、書込の速度が速く、また、耐用年数が長いという
特長を有するため、各種の情報処理装置における記憶手
段として広く用いられている。
って、DRAMに対しても高密度化が要請されており、
この様な要請に応えるためにはメモリ素子を構成するメ
モリセルの面積を小さくするとともに、ソフトエラー対
策等のために、この小さなセル面積内に充分なキャパシ
タ容量を得る必要がある。そのため、従来においては、
キャパシタ電極の表面積を大きくするために、トレンチ
形やフィン形等の立体的なキャパシタ電極が採用されて
いる。
極を用いた場合には、メモリセル部と周辺回路部とにお
いて大きな段差が生じ、フォトリソグラフィー工程にお
ける精度が問題となるため、近年、キャパシタ電極とし
て表面が半球状結晶粒構造となった多結晶シリコン、即
ち、HSG−Si(Hemispherical Gr
ain−Silicon)を用いることによって実効的
な表面積を1.3〜2.5倍に増加させる方法が提案さ
れている(必要ならば、例えば、T.Mineet a
l.,Ext.Abs.21st SSDM,p.13
7,1989、或いは、P.C.Fazan et a
l.,IEEE ElectronDevice Le
tt.,vol.11,p.279,1990参照)。
純物を含んでいないので、キャパシタが逆バイアスされ
る場合、空乏層が広がり、良好なキャパシタ特性が得ら
れないという問題があるため、このHSG−Si膜に後
工程にてP(りん)、As(砒素)、或いは、B(硼
素)等の導電型決定不純物を導入する必要がある。
を導入する場合には、HSG−Si膜を形成したのち、
一旦大気に暴露してから、別の製造装置において高温の
ガス雰囲気中で不純物の拡散を行っていた。ところが、
大気暴露により表面に自然酸化膜が形成されるため、そ
のまま不純物の導入を行っても、自然酸化膜により不純
物の拡散が阻害されて、結果として所望の高い不純物濃
度が得られないという問題がある。
に、不純物の導入前に自然酸化膜を除去したり、或い
は、HSG−Si膜の堆積工程と不純物導入工程とを、
同一反応室内で行ったりしている。
は自然酸化膜が形成されていない状態で不純物を導入す
る場合、N2 、ヘリウム、或いは、アルゴン等の不活性
ガス雰囲気中で不純物導入温度まで昇温を行ったのち、
PH3 等の不純物源を導入して所定時間熱処理を行うこ
とによって、不純物の拡散を行っていた。
性ガス雰囲気における昇温工程においては、HSG−S
i膜において、シリコン原子の再移動、即ち、マイグレ
ーションが起こり、その結果、HSG−Si膜の表面の
凹凸が小さくなって平坦に近い表面となるため、キャパ
シタ電極の実効的表面積が減少するという問題がある。
この様なマイグレーションは、HSG−Si膜の堆積温
度より不純物導入温度の方が高いほど激しくなり、凹凸
がより平坦化することになる。
移動し、表面の凹凸が小さくなった状態でキャパシタ電
極を形成しても、所期の容量が得られなくなり、DRA
Mキャパシタのデータ保持時間が短くなってしまうとい
う問題があり、さらに表面の平坦化が進むと容量がさら
に小さくなるため、DRAMとしての動作ができず、D
RAMの製造歩留りが低下するという問題がある。
て、HSG−Si膜を堆積したのち、不純物ガス雰囲気
中でRTA(ラピッド・サーマル・アニール)を行うこ
とが提案されている(必要ならば、特開平10−303
368号公報参照)。このRTA工程においては、キャ
リアガスとしての9500sccmのH2 ガスととも
に、PH3 を270sccm流し、800℃において3
00秒間熱処理することによって、表面からの深さが5
0Åに位置における不純物濃度を約3×1020cm-3程
度にしている。
間熱処理であるので、不純物濃度が必ずしも十分高いも
のとはならず、且つ、HSG−Si膜の膜厚方向の不純
物濃度勾配が大きく、表面からの深さが50Å以上の位
置における不純物濃度が約3×1020cm-3以下に低下
し、空乏層の拡がりの影響を受けるものと考えられ、且
つ、十分な低抵抗性が得られないという問題がある。
A工程に代わりに、LPCVD(減圧化学気相成長)チ
ャンバー内で、約1〜3Torrにおいて、650〜8
50℃の温度で相対的に長時間熱処理することも合わせ
て提案されているが、この場合には、昇温工程までの雰
囲気については考慮されていない。このため、従来の拡
散と同様となり、表面の凹凸の消失による平坦化の問題
が生ずる可能性がある。
結晶シリコンに対する不純物導入工程におけるシリコン
原子のマイグレーションによる表面の平坦化を防止する
ことを目的とする。
成図であり、この図1を参照して本発明における課題を
解決するための手段を説明する。なお、図における符号
1,2,3は、夫々、半導体基板、ソース領域等の高不
純物濃度領域、下部電極となる不純物ドープα−Si膜
等の不純物含有導電膜である。 図1(a)及び(b)参照 (1)本発明は、半導体装置の製造方法において、表面
が半球状結晶粒からなる多結晶シリコン膜4を形成した
後、導電型決定不純物雰囲気6中で不純物導入温度まで
昇温するとともに、不純物導入温度に安定維持し、次い
で、不純物導入温度において導電型決定不純物雰囲気6
中で多結晶シリコン膜4に不純物を導入することを特徴
とする。
温度安定維持工程を導電型決定不純物雰囲気6中で行う
ことによって、表面が半球状結晶粒からなる多結晶シリ
コン膜4の表面に不純物を含むガスやその分解物を吸着
させ、吸着させた不純物を含むガスやその分解物によっ
て、シリコン原子の再移動を防止することができ、その
結果、多結晶シリコン膜4の表面の凹凸形状を変化させ
ることなく不純物導入を行うことができる。また、RT
A工程とは異なり、抵抗加熱を利用した相対的に長時間
熱処理であるので、高濃度の不純物を低濃度勾配で導入
することができる。
て、表面が半球状結晶粒からなる多結晶シリコン膜4を
形成した後、多結晶シリコン膜4の表面を大気に曝し、
不純物導入工程前に多結晶シリコンの表面に形成された
自然酸化膜5を除去することを特徴とする。
結晶シリコン膜4を形成した後、多結晶シリコン膜4の
表面を大気に曝した場合には、不純物を安定して導入す
るためには、拡散バリアとなる自然酸化膜5を不純物導
入工程前に除去する必要がある。
(2)において、導電型決定不純物雰囲気6が、フォス
フィン、オキシ塩化りん、三塩化りん、アルシン、或い
は、ジボランのいずれかを含むことを特徴とする。
ては、フォスフィン(PH3 )、オキシ塩化りん(PO
Cl3 )、三塩化りん(PCl3 )、アルシン(AsH
3 )、あるいは、ジボラン(B2 H6 )を用いれば良
い。
物導入方法において、表面が半球状結晶粒からなる多結
晶シリコン膜4を形成した後、導電型決定不純物雰囲気
6中で不純物導入温度まで昇温するとともに、不純物導
入温度に安定維持し、次いで、不純物導入温度において
導電型決定不純物雰囲気6中で多結晶シリコン膜4に不
純物を導入することを特徴とする。
結晶シリコン膜4への不純物導入までの昇温工程及び温
度安定維持工程を導電型決定不純物雰囲気6中で行うこ
とによって、表面が半球状結晶粒からなる多結晶シリコ
ン膜4の表面に不純物を含むガスやその分解物を吸着さ
せ、吸着させた不純物を含むガスやその分解物によっ
て、シリコン原子の再移動を防止することができ、その
結果、多結晶シリコン膜4の表面の凹凸形状を変化させ
ることなく不純物導入を行うことができる。
RAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)
のキャパシタ電極、特に、下部キャパシタ電極の形成工
程に用いることによって、下部キャパシタ電極の実効的
表面積を低減することなく高濃度に不純物を導入した不
純物ドープ多結晶シリコン膜7を形成することができる
ので、増大したキャパシタ容量を有する高集積度DRA
Mを構成することができるととともに、DRAMの製造
歩留りの低下を防止することができる。
て、本発明の第1の実施の形態のキャパシタの製造工程
を説明する。なお、図においては、説明を簡単にするた
めに、キャパシタに繋がる素子構造、素子分離絶縁膜、
或いは、層間絶縁膜等の図示を省略して、概念的構成と
して示している。また、製造装置としては、通常の縦型
の減圧化学気相成長装置(LPCVD装置)を用いる。 図2(a)参照 まず、n型シリコン基板11にPをイオン注入したの
ち、活性アニールを施すことによって、不純物濃度が
1.0×1020〜1.5×1021cm-3、例えば、5.
0×1020cm-3のn+ 型領域12を形成したのち、減
圧化学気相成長法(LPCVD法)を用いて、SiH4
及びPH3 を約530℃で熱分解することによって、厚
さが30〜1000nm、例えば、100nmで、りん
濃度が1.0×1020〜1.5×1021cm-3、例え
ば、1.4×1021cm-3のn+ 型アモルファスシリコ
ン膜13を堆積させる。
0〜200nm、例えば、60nmのHSG−Si膜1
4を堆積させる。この場合の成膜条件は、例えば、57
5℃において、0.17Torrの気圧を維持するよう
にSiH4 を200sccm流した条件で行い、成膜時
間を10分30秒とした場合、全体の厚さが60nmと
なり、HSG−Si膜14の粒径は50〜150nm程
度となる。
i膜14を形成したn型シリコン基板11は、一旦大気
中に曝されるので、HSG−Si膜14の表面に、例え
ば、厚さが20Å程度の自然酸化膜15が形成される。
板11を希フッ酸液中に浸漬することによって自然酸化
膜15を除去したのち、直ちに、反応室にn型シリコン
基板11を搬入するとともに、PH3 16を導入し、基
板温度を600〜900℃、例えば、700℃まで昇温
するとともに、700℃に安定させる。この場合、昇温
工程の開始と同時に、例えば、PH3 16を500sc
cm導入して反応室の圧力を5Torrに保持する。こ
のPH3 雰囲気中における昇温工程及び温度安定工程に
おいて、HSG−Si膜14の表面にはPH3 16の熱
分解によって生成されたりんが吸着され、この吸着され
たPがシリコン原子の再移動を抑制する。
む雰囲気中で0.5〜3時間、例えば、1時間アニール
を行うことによって、HSG−Si膜14中にりんを拡
散してn+ 型HSG−Si膜17とする。この場合のn
+ 型HSG−Si膜17におけるりん濃度は、テストウ
ェハ上に設けた厚さ50nmの多結晶シリコン層に対す
るドーピング濃度から評価すると、8×1020cm-3と
なる。
5nmのSiN膜(図示せず)を形成したのち、800
℃において20分間のウェット酸化処理を行うことによ
って、ON(酸窒化)膜18を形成してキャパシタを構
成する誘電体膜を形成する。次いで、同じくLPCVD
法を用いて、SiH4 とPH3 の熱分解によって、不純
物濃度が3.0×1020〜1.5×1021cm-3、例え
ば、1.4×1021cm-3のn+ 型アモルファスシリコ
ン膜19を堆積させて上部キャパシタ電極とする。
アモルファスシリコン膜13を所定形状にパターニング
することによって、n+ 型領域12に接続するキャパシ
タが構成される。なお、以上の実施の形態にあっては、
n型シリコン基板11の表面に、絶縁物層を配設してい
ないが、当該絶縁物層は、n+ 型領域12とn+ 型アモ
ルファスシリコン層13との接触部を除いて適宜配置さ
れる。
いては、不純物導入工程に伴う昇温工程及び温度安定維
持工程をPH3 雰囲気中、即ち、被導入不純物雰囲気中
で行っているので、不純物導入工程に伴う昇温工程及び
温度安定維持工程、及び、その後の不純物導入工程にお
いてHSG−Si膜14におけるシリコン原子の再移動
を抑制することができ、それによって、HSG−Si膜
14の表面の凹凸が平坦化されることがないので、所期
の増大した表面積を有する下部キャパシタ電極を再現性
良く形成することができる。
相対的に長時間熱処理によって不純物を導入しているの
で、所期の高不純物濃度にドープすることが可能で、且
つ、不純物濃度勾配をなだらかにすることができるの
で、特性の安定したキャパシタを構成することができ
る。
第2の実施の形態のDRAMの製造工程を説明する。な
お、図において、破断線の右側の図は、左側の図を90
度回転させた断面図であり、また、説明を簡単にするた
めに、メモリセル部のみを説明し、周辺回路部等の説明
・図示は省略するものである。さらに、図8以降におい
ては、図示を簡単にするためにキャパシタ部のみを図示
する。また、製造工程も説明を簡単にするために、HS
G−Si膜のドープ工程以外の工程については、工程を
簡略化して説明する。 図5参照 まず、p型シリコン基板21にn型ウエル領域22を形
成し、次いで、このn型ウエル領域22内にp+ 型ウエ
ル領域23を形成したのち、素子分離領域24,25を
形成する。
23の露出表面にゲート酸化膜26を形成したのち、ゲ
ート電極を構成するn型α−Si膜27及びWシリサイ
ド膜28を順次堆積させ、次いで、反射防止膜となるプ
ラズマCVD法によるSiON膜、即ち、PSiON膜
(図示せず)、及び、SiN膜29を順次堆積させ、次
いで、LDD(Lightly Doped Drai
n)領域を形成するための開口部を設けたのち、P等の
n型不純物をイオン注入することによってn型LDD領
域(図示せず)を形成する。
ち、異方性エッチングを施すことによってサイドウォー
ル30を形成し、次いで、再び、P等のn型不純物をイ
オン注入することによってn+ 型ドレイン領域31及び
n+ 型ソース領域32を形成する。
る薄いSiN膜(図示せず)及び第1の層間絶縁膜とな
る厚いBPSG膜33を順次堆積したのち、リフロー処
理により平坦化し、次いで、n+ 型ソース領域32に対
するコンタクトホールを形成したのち、Pをドープした
α−Si膜を堆積してコンタクトホールを埋め込む。し
かる後、平坦化処理によってコンタクトホール以外の領
域に堆積したα−Si膜を除去しn+ 型α−Siプラグ
34を形成する。なお、このコンタクトホールの形成工
程において、図示しないSiN膜及びサイドウォール3
0がエッチングストッパ層として作用するので、再現性
良くコンタクトホールを形成することができる。
を堆積し、n+ 型ドレイン領域31に対するコンタクト
ホールを形成する。次いで、n型α−Si膜36、Wシ
リサイド膜37、及び、PSiON膜38を順次堆積
し、パターニングすることによってビットラインを形成
する。なお、この場合、コンタクトホール内を埋め込ん
だn型α−Si膜36及びWシリサイド膜37の一部が
n+ 型ドレイン領域31に対するプラグとなる。
ットラインの側面に自己酸化膜39を形成したのち、全
面に第2の層間絶縁膜となる厚いBPSG膜40及び高
温酸化膜(HTO)41を堆積する。次いで、n+ 型α
−Siプラグ34に達するコンタクトホール42を形成
する。
約530℃で熱分解することによって、厚さが30〜1
000nm、例えば、500nmで、りん濃度が1.0
×1020〜1.5×1021cm-3、例えば、1.4×1
021cm-3のn + 型アモルファスシリコン膜を堆積させ
て、コンタクトホール42を埋め込むとともに、所定の
形状にパターニングすることによってn+ 型α−Siプ
ラグ34に接続する下部電極43を形成する。
えば、575℃において、0.17Torrの気圧を維
持するようにSiH4 を200sccm流した条件にお
いて全体の厚さが30〜200nm、例えば、60nm
のHSG−Si膜44を全面に堆積させる。
平行な平坦部に堆積したHSG−Si膜44を選択的に
除去して、下部電極43の側壁にのみサイドウォール状
のHSG−Si膜45を残存させる。
i膜45を形成したp型シリコン基板21は、一旦大気
中に曝されるので、HSG−Si膜45の表面に、自然
酸化膜(図示せず)が形成される。このため、p型シリ
コン基板21を希フッ酸液中に浸漬することによって自
然酸化膜を除去したのち、直ちに、反応室にHSG−S
i膜45を設けたp型シリコン基板21を搬入するとと
もに、N 2 ガス雰囲気中で、例えば、320℃まで昇温
した時点で、N2 ガスからPH346に切替え、PH3
46を、例えば、500sccm流し、反応室の圧力を
3Torrに保持した状態で、基板温度を600〜90
0℃、例えば、750℃まで昇温するとともに、750
℃に安定させる。このPH3 雰囲気中における昇温工程
及び温度安定工程において、サイドウォール状のHSG
−Si膜45の表面にPH3 46の熱分解によって生成
されたPが吸着し、この吸着したPがシリコン原子の再
移動を抑制することになる。
H3 46を含む雰囲気中で0.5〜3時間、例えば、1
時間アニールを行うことによって、HSG−Si膜45
中にりんを拡散してn+ 型HSG−Si膜47とする。
5nmのSiN膜を形成したのち、800℃において2
0分間のウェット酸化処理を行うことによって、ON膜
48を形成してキャパシタを構成する誘電体膜とする。
3 の熱分解によって、不純物濃度が3.0×1020〜
1.5×1021cm-3、例えば、1.4×1021cm-3
のn+ 型アモルファスシリコン膜を堆積させて上部電極
49を形成することによって、DRAMのメモリセルを
構成するキャパシタの基本構成が完成する。
縁膜を堆積させ、周辺回路を構成するMOSFET等に
対するプラグ、及び、プラグに接続する金属配線層を形
成し、最終的に保護膜としてプラズマCVD法によって
SiN膜を形成することによって、DRAMの基本構成
が完成する。
いても、不純物導入工程に伴う昇温工程及び温度安定維
持工程をPH3 雰囲気中、即ち、被導入不純物雰囲気中
で行っているので、不純物導入工程に伴う昇温工程及び
温度安定維持工程、及び、その後の不純物導入工程にお
いてn+ 型HSG−Si膜47におけるシリコン原子の
再移動を抑制することができ、それによって、n+ 型H
SG−Si膜47の表面の凹凸が平坦化されることがな
いので、所期の増大した表面積を有する下部キャパシタ
電極を再現性良く形成することができる。
たが、本発明は各実施の形態に記載した構成・条件に限
られるものではなく、各種の変更が可能である。例え
ば、上記の各実施の形態の説明においては、HSG−S
i膜に導入する不純物をPとし、不純物源としてPH3
を用いているが、PH3 の代わりに、オキシ塩化りん
(POCl3 )または三塩化りん(PCl3 )を用いて
も良く、また、Pの代わりにAsを用いても良く、その
場合には、不純物源としてアルシン(AsH3 )を用い
れば良い。さらに、pチャネル型トランジスタに接続す
るキャパシタを構成する場合には、導電型を上記の実施
の形態と逆にして、不純物源としてジボラン(B
2 H6 )を用いてB(ボロン)を導入すれば良い。
いては、昇温工程におけるPH3 の導入を、昇温工程の
開始と同時に行っているが、必ずしも同時である必要は
なく、上記の第2の実施の形態と同様にシリコン原子の
再移動が余り起こらない温度、例えば、400℃までは
N2 、ヘリウム、或いは、アルゴン等の不活性ガス雰囲
気とし、400℃に達した後に反応室にPH3 を導入し
ても良いものである。それによって、PH3 の消費を低
減することができる。
いては、上記の第1の実施の形態と同様に、昇温工程に
おけるPH3 の導入を、昇温工程の開始と同時に行って
も良いものであり、それによって、シリコン原子のマイ
グレーションを確実に防止することができる。
は、下部キャパシタ電極の下層及び上部キャパシタ電極
をドープトアモルファスシリコン膜によって形成してい
るが、ドープト多結晶シリコン膜によって構成しても良
いものである。
は、HSG−Si膜をLPCVD法によって堆積してい
るが、LPCVD法に限られるものではなく、高真空中
でSiH4 或いはSi2 H6 を流し、引き続きアニール
を行うことによって下部キャパシタ電極の下層となるド
ープトアモルファスシリコン膜の上のみに凹凸を形成す
る所謂「核付け法」を用いても良いものである。
には、アニール工程において付着したシリコン原子がマ
イグレーションすることによって表面が凹凸状になった
HSG−Si膜を形成するために、下地となるドープト
アモルファスシリコン膜におけるマイグレーションの妨
げとなるりん濃度を2×1020cm-3以下にする必要が
ある。したがって、この所謂「核付け法」を用いる場合
には、ドープトアモルファスシリコン膜の上のみにHS
G−Si膜を形成したのち、自然酸化膜を除去し、その
後に、PH3 等の不純物含有ガス雰囲気中で昇温と拡散
を引き続いて行って、HSG−Si膜を高濃度にドープ
する必要がある。なお、この所謂「核付け法」によるH
SG−Si膜の形成方法においては、HSG−Si膜は
下地となる下部電極の表面に選択的に形成されるので、
上記の第2の実施の形態のようなHSG−Si膜の堆積
後の異方性エッチング工程は不要になる。
ては、バッチ処理を前提としているので、HSG−Si
膜を堆積したのち、一旦大気に曝しているが、HSG−
Si膜の堆積用反応装置と不純物拡散用反応装置とを同
じ反応装置によって構成し、HSG−Si膜の堆積と不
純物の拡散とを一連の工程として行っても良く、それに
よって、自然酸化膜の形成を防止することができるの
で、自然酸化膜の除去工程が不要になる。
は、DRAMの情報蓄積キャパシタを前提として説明し
ているが、この様なDRAMの情報蓄積キャパシタに限
られるものではなく、通常の半導体集積回路装置におけ
る容量の大きな微小キャパシタとして、或いは、他の電
子デバイスのキャパシタとしても適用されるものであ
る。
ためにHSG−Si膜を用いた場合に、HSG−Si膜
に不純物を導入する工程において、不純物含有雰囲気中
で不純物導入温度までの昇温を行っているので、昇温工
程におけるシリコン原子の再移動によりHSG−Si膜
の表面の凹凸形状の変化を防止することができ、それに
よって増大したキャパシタ容量を安定して得ることがで
きるので、高集積度のDRAMの製造歩留りの向上に寄
与するところが大きい。
程の説明図である。
での製造工程の説明図である。
程の説明図である。
程の説明図である。
での製造工程の説明図である。
での製造工程の説明図である。
程の説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 表面が半球状結晶粒からなる多結晶シリ
コン膜を形成した後、導電型決定不純物雰囲気中で不純
物導入温度まで昇温するとともに、不純物導入温度に安
定維持し、次いで、前記不純物導入温度において導電型
決定不純物雰囲気中で前記多結晶シリコン膜に不純物を
導入することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 上記表面が半球状結晶粒からなる多結晶
シリコン膜を形成した後、前記多結晶シリコン膜の表面
を大気に曝し、上記不純物導入工程前に前記多結晶シリ
コンの表面に形成された自然酸化膜を除去することを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 上記導電型決定不純物雰囲気が、フォス
フィン、オキシ塩化りん、三塩化りん、アルシン、或い
は、ジボランから選択されたひとつであることを特徴と
する請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 表面が半球状結晶粒からなる多結晶シリ
コン膜を形成した後、導電型決定不純物雰囲気中で不純
物導入温度まで昇温するとともに、不純物導入温度に安
定維持し、次いで、前記不純物導入温度において導電型
決定不純物雰囲気中で前記多結晶シリコン膜に不純物を
導入することを特徴とする半導体層への不純物導入方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11157387A JP2000349256A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 半導体装置の製造方法及び半導体層への不純物導入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11157387A JP2000349256A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 半導体装置の製造方法及び半導体層への不純物導入方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000349256A true JP2000349256A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15648538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11157387A Pending JP2000349256A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 半導体装置の製造方法及び半導体層への不純物導入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000349256A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002118180A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-04-19 | Samsung Electronics Co Ltd | 回路素子の形成方法 |
| JP2003017497A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-17 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
| JP2024047284A (ja) * | 2022-09-26 | 2024-04-05 | 株式会社Kokusai Electric | 基板処理方法、半導体装置の製造方法、プログラム、および基板処理装置 |
-
1999
- 1999-06-04 JP JP11157387A patent/JP2000349256A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002118180A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-04-19 | Samsung Electronics Co Ltd | 回路素子の形成方法 |
| JP2003017497A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-17 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
| JP2024047284A (ja) * | 2022-09-26 | 2024-04-05 | 株式会社Kokusai Electric | 基板処理方法、半導体装置の製造方法、プログラム、および基板処理装置 |
| JP7706428B2 (ja) | 2022-09-26 | 2025-07-11 | 株式会社Kokusai Electric | 基板処理方法、半導体装置の製造方法、プログラム、および基板処理装置 |
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