JP2000349584A - 圧電部品及びその製造方法 - Google Patents

圧電部品及びその製造方法

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JP2000349584A
JP2000349584A JP11160174A JP16017499A JP2000349584A JP 2000349584 A JP2000349584 A JP 2000349584A JP 11160174 A JP11160174 A JP 11160174A JP 16017499 A JP16017499 A JP 16017499A JP 2000349584 A JP2000349584 A JP 2000349584A
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piezoelectric
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Ikuo Kato
郁夫 加藤
Yoshihisa Suzuki
嘉久 鈴木
Masahiro Kitajima
正裕 北島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型で、圧電素子の振動電極と外部接続用端子
電極との間を導通させる接続電極を、外部接続用端子電
極に付着される半田の影響外におき、信頼性を向上させ
た圧電部品を提供する。 【解決手段】圧電素子1の表及び裏リード電極14、1
5は、端部が圧電基板11の両側端縁に導出される。ベ
ース基板4の第1の端子電極41は、端部が表リード電
極14の導出された側端縁と対向する側端縁に導出され
る。第2の端子電極42は端部が裏リード電極15の導
出された側端縁と対向する側端縁に導出される。接続電
極51、52は、側面に付着され、第1の端子電極41
の端部を表リード電極14の端部に導通させ、第2の端
子電極42の端部を裏リード電極15の端部に導通させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフィルタ、
共振子または発振子等として使用される圧電部品及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の圧電部品は、例えば、PHS、
移動電話等の携帯用情報通信機器に用いられるものであ
り、小型であることは、製品としての有用性に重大な影
響を与える。小型化を図るため、従来より種々の試みが
なされ、ほぼ限界に達したように見える。
【0003】例えば、特開平5ー167381号公報等
には、圧電素子の表面側及び裏面側に、封止層及びベー
ス基板を配置し、圧電素子と封止層及びベース基板とを
接着剤を含む樹脂層を介して接着したサンドイッチ構造
の圧電部品が開示されている。
【0004】圧電素子の表面電極及び裏電極のうち、ベ
ース基板の搭載面と対向する面に形成された電極、例え
ば表電極は、そのリード電極を、圧電基板の端縁に導出
し、導電性ペースト等を用いて、ベース基板に備えられ
た外部接続用端子電極に導通接続させる。
【0005】表電極とは反対側の面に形成されている裏
電極は、圧電基板に設けられた貫通導体を通して、表電
極の形成されている表面側に導出し、表面に形成された
ランド(導体パターン)に導通させる。ランドの端縁は
圧電基板の端縁に導出させてあり、導体ペースト等を用
いて、ベース基板に備えられた外部接続用端子電極に接
続する。この構造により、小型で、信頼性の高い圧電部
品が得られている。
【0006】この構造において、更に小型化を図る一つ
の手段は、裏電極を圧電基板の表面に導出する貫通導
体、及び、貫通導体を圧電基板の表面側で接続するため
のランド(導体パターン)を省略することである。しか
し、既に、極限近くまで小型化された中で、上述した圧
電素子の基本的な電極構造を考慮すると、そのような構
造をデザインすることは容易ではない。
【0007】次に、ベース基板に備えられる外部接続用
端子電極は、通常、ベース基板に対する密着性及び半田
付け特性を考慮した複数層のメッキ膜構造となる。も
し、ベース基板上に圧電素子及び封止層の組立体を搭載
した状態で、外部接続用端子電極を形成するためのメッ
キ処理を施した場合、圧電素子及び封止層の組立体が、
ベース基板とともにメッキ浴に浸漬される。このメッキ
処理工程において、圧電素子や封止層がメッキ浴による
悪影響を受ける。また、圧電素子と封止層との間の界面
から、メッキ浴が空洞部に侵入し、振動電極の劣化、メ
ッキ浴の残留等を生じ、この種の圧電部品にとって本質
的な振動特性に悪影響を与えてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、圧電
基板を表裏方向に貫通する貫通導体、及び、貫通導体を
接続するためのランド(導体パターン)が不要で、小型
化に適した圧電部品を提供することである。
【0009】本発明のもう一つの課題は、圧電素子の振
動電極と外部接続用端子電極との間を導通させる接続電
極を、外部接続用端子電極に付着される半田の影響外に
おき、信頼性を向上させ得る圧電部品を提供することで
ある。
【0010】本発明の更にもう一つの課題は、圧電素子
と封止構造体とを含む組立体をメッキ浴中に浸漬する必
要のない構造を持つ圧電部品、及び、その製造方法を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明に係る圧電部品は、圧電素子と、第1の封止
構造体と、第2の封止構造体と、ベース基板と、複数の
接続電極とを含む。
【0012】前記圧電素子は、圧電基板と、表電極と、
裏電極とを含む。前記表電極は、少なくとも1つの表リ
ード電極を有し、前記圧電基板の表面に設けられる。前
記表リード電極は、端部が前記圧電基板の側端縁に導出
される。前記裏電極は、少なくとも1つの裏リード電極
を有し、前記圧電基板の裏面に設けられ、前記表電極と
対向する。前記裏リード電極は、端部が前記圧電基板の
側端縁に導出される。
【0013】前記第1の封止構造体は、前記圧電基板の
前記表面に付着され、前記表電極の周りに振動のための
第1の空洞を形成するとともに、前記第1の空洞を封止
する。
【0014】前記第2の封止構造体は、前記圧電基板の
裏面に付着され、前記裏電極の周りに振動のための第2
の空洞を形成するとともに、前記第2の空洞を封止す
る。
【0015】前記ベース基板は、絶縁基板と、第1の端
子電極と、第2の端子電極とを含む。このベース基板
は、前記絶縁基板の一面側で前記圧電素子、前記第1の
封止構造体及び前記第2の封止構造体の組立体を支持す
る。前記第1の端子電極は、前記絶縁基板上に形成さ
れ、端部が前記表リード電極の導出された前記側端縁と
対向する側端縁に導出される。前記第2の端子電極は、
前記絶縁基板上に形成され、端部が前記裏リード電極の
導出された前記側端縁と対向する側端縁に導出される。
【0016】前記接続電極は、前記組立体及び前記ベー
ス基板の側面に付着され、前記第1の端子電極の前記端
部を前記表リード電極の前記端部に導通させ、前記第2
の端子電極の前記端部を前記裏リード電極の端部に導通
させる。
【0017】上述したように、本発明に係る圧電部品に
おいて、圧電素子は、圧電基板と、表電極と、裏電極と
を含む。表電極は少なくとも1つの表リード電極を含
み、圧電基板の表面に設けられている。裏電極は、少な
くとも1つの裏リード電極を含み、圧電基板の裏面に設
けられる。裏電極は、表電極と対向する。従って、表電
極及び裏電極による圧電振動特性が得られる。
【0018】第1の封止構造体は、圧電基板の表面に付
着され、表電極の周りに振動のための第1の空洞を形成
するとともに、第1の空洞を封止する。第2の封止構造
体は、圧電基板の裏面に付着され、裏電極の周りに振動
のための空洞を形成するとともに、第2空洞を封止す
る。従って、第1の封止構造体及び第2の封止構造体に
よって封止された第1の空洞及び第2の空洞内で圧電振
動を行うことになる。
【0019】ベース基板は、絶縁基板を含む。絶縁基板
の一面側で圧電素子、第1の封止構造体及び第2の封止
構造体の組立体を支持する。これにより、ベース基板に
よる補強作用が得られ、機械的強度の高い圧電部品が得
られる。
【0020】表電極は、少なくとも1つの表リード電極
を有する。表リード電極は、表電極に導通し、端部が圧
電基板の側端縁に導出される。裏電極は、少なくとも1
つの裏リード電極を有し、裏リード電極は、裏電極に導
通し、端部が圧電基板の側端縁に導出される。
【0021】ベース基板は、第1の端子電極と、第2の
端子電極とを含む。第1の端子電極は、絶縁基板上に形
成され、端部が、表リード電極の導出された側端縁と対
向する側端縁に導出される。第2の端子電極は、絶縁基
板上に形成され、端部が、裏リード電極の導出された側
端縁と対向する側端縁に導出される。
【0022】接続電極は、組立体及びベース基板の側面
に付着され、第1の端子電極の端部を表リード電極の端
部に導通させ、第2の端子電極の端部を前記裏リード電
極の端部に導通させる。
【0023】この構造によれば、圧電基板を表裏方向に
貫通する貫通導体、及び、貫通導体を接続するためのラ
ンド(導体パターン)が不要であることは明らかであ
り、従って、小型化に適した圧電部品を得ることができ
る。
【0024】しかも、接続電極を、第1の端子電極及び
第2の端子電極の外部半田付け領域とは異なる位置に付
与する設計を採用することにより、接続電極を、外部接
続用端子電極に付着される半田の影響外におき、信頼性
を向上させることができる。
【0025】また、接続電極を、外部接続用端子電極に
付着される半田の影響外におくことができるので、接続
電極は、第1及び第2の端子電極とは異なる導電材料及
び形成プロセスを採用することができる。例えば、第1
及び第2の端子電極は、ベース基板に対する密着性及び
半田付け特性を考慮した複数層のメッキ膜構造とし、接
続電極は、例えば、スパッタもしくは蒸着等の薄膜形成
プロセスを採用して、薄膜として形成することができ
る。
【0026】好ましくは、表リード電極及び裏リード電
極は、圧電基板の側端縁に導出される端部の部分で、膜
厚が他の部分よりも厚くなっている。このような構造に
よれば、表リード電極及び裏リード電極と、接続電極と
の間の接触面積を大きくし、電気的接続及び機械的接続
の信頼性を向上させることができる。
【0027】上述した圧電部品を製造する本発明に係る
製造方法は、圧電素子と、第1の封止構造体と、第2の
封止構造体とを含む組立体を製造する工程を含む。更
に、組立体を製造する工程とは別に、ベース基板を製造
する工程を含む。
【0028】そして、上記工程を経て得られた組立体
を、別の工程を経て得られたベース基板を構成する絶縁
基板の一面上に搭載し、組立体及びベース基板の側面に
接続電極を付着させ、第1の端子電極の端部を表リード
電極の端部に導通させ、第2の端子電極の端部を裏リー
ド電極の端部に導通させる。
【0029】この製造方法によれば、圧電素子と封止層
とで構成される組立体を、メッキ浴中に浸漬する必要が
ない。このため、圧電素子や封止層がメッキ浴による悪
影響を受けることがなくなる。また、圧電素子と封止層
との間の界面から、メッキ浴が空洞部に侵入することも
ないから、メッキ浴侵入による振動電極の劣化、メッキ
浴の残留等も回避することができ、特性の安定した圧電
部品を得ることが可能になる。
【0030】本発明は、更に、例えばフィルタ、共振子
または発振子等として使用される圧電部品への具体的適
用例についても開示する。本発明の他の目的、構成及び
利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明す
る。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る圧電部品の分
解斜視図、図2は図1に示した圧電部品の組立状態を示
す斜視図、図3は図2の3ー3線に沿った断面図であ
る。図示実施例は、共振子または発振子等として使用す
るのに適した圧電部品の例を示している。
【0032】図示された圧電部品は、圧電素子1と、第
1の封止構造体2と、第2の封止構造体3と、ベース基
板4と、2つの接続電極51、52とを含む。
【0033】圧電素子1は、圧電基板11と、表電極1
2と、裏電極13とを含む。表電極12は、表リード電
極14を有し、圧電基板11の表面に設けられる。表リ
ード電極14は、表電極12に導通し、端部が圧電基板
11の側端縁に導出される。裏電極13は、圧電基板1
1の裏面に設けられ、表電極12と対向する。裏リード
電極15は、裏電極13に導通し、端部が圧電基板11
の側端縁に導出される。圧電基板11の構成材料は、従
来より周知のものを用いることができる、表電極12、
裏電極13、表リード電極14及び裏リード電極15
は、スパッタ等の薄膜技術または厚膜技術の適用によっ
て形成できる。
【0034】第1の封止構造体2は、圧電基板11の表
面に付着され、表電極12の周りに振動のための第1の
空洞6を形成するとともに、第1の空洞6を封止する。
第2の封止構造体3は、圧電基板11の裏面に付着さ
れ、裏電極13の周りに振動のための第2の空洞7を形
成するとともに、第2の空洞7を封止する。
【0035】ベース基板4は、絶縁基板40と、第1の
端子電極41と、第2の端子電極42とを含む。実施例
では、第3の端子電極43も図示されている。このベー
ス基板4は、絶縁基板40の一面側で圧電素子1、第1
の封止構造体2及び第2の封止構造体3で構成される組
立体を支持する。第1の端子電極41は、絶縁基板40
上に形成され、端部が、表リード電極14の導出された
側端縁と対向する側端縁に導出される。第2の端子電極
42は、絶縁基板40上に形成され、端部が、裏リード
電極15の端部の導出された側端縁と対向する側端縁に
導出される。ベース基板4を構成する絶縁基板40はセ
ラミックによって構成することができる。第1の端子電
極41及び第2の端子電極42は、回路基板等の上に実
装する場合に外部との半田接続に用いられる。従って、
半田付け性に優れた特性を有することが望ましい。具体
的には、絶縁基板40と接する最下層は焼き付けによる
銀層とし、その上にニッケルメッキ層を設けて、銀層の
半田食われ防止層とし、ニッケル層の上に、錫メッキ層
または半田メッキ層を設け、半田付け性を改善した複合
メッキ膜構造を挙げることができる。
【0036】実施例において第1の端子電極41〜第3
の端子電極43は、互いに間隔を隔てて、絶縁基板40
の周りに帯状に形成されている。第1の端子電極41
は、その端縁が圧電基板11の側端縁に沿うように配置
されており、第2の端子電極42は、その側端縁が、第
1の端子電極41とは反対側において、圧電基板11の
側端縁に沿うように配置されている。
【0037】接続電極51、52のうち、接続電極51
は、圧電素子1、第1の封止構造体2及び第2の封止構
造体3で構成される組立体、及び、ベース基板4の側面
に付着され、第1の端子電極41の端部を表リード電極
14の端部に導通させる。接続電極52は、接続電極5
1とは反対側の側面に付着され、第2の端子電極42の
端部を裏リード電極15の端部に導通させる。接続電極
51、52は、例えば、スパッタもしくは蒸着等の薄膜
形成プロセスを採用して、薄膜として形成することがで
きる。
【0038】上述したように、本発明に係る圧電部品に
おいて、圧電素子1は、圧電基板11と、表電極12
と、裏電極13とを含む。表電極12は少なくとも1つ
の表リード電極14を含み、圧電基板11の表面に設け
られている。裏電極13は、少なくとも1つの裏リード
電極15を含み、圧電基板11の裏面に設けられる。裏
電極13は、表電極12と対向する。従って、表電極1
2及び裏電極13による圧電振動特性が得られる。
【0039】第1の封止構造体2は、圧電基板11の表
面に付着され、表電極12の周りに第1の空洞6を形成
するとともに、第1の空洞6を封止する。第2の封止構
造体3は、圧電基板11の裏面に付着され、裏電極13
の周りに第2の空洞7を形成するとともに、第2の空洞
7を封止する。従って、圧電素子1の表電極12及び裏
電極13は、第1の封止構造体2及び第2の封止構造体
3によって封止された第1の空洞6及び第2の空洞7内
で圧電振動を行うことになる。
【0040】ベース基板4は、絶縁基板40を含む。絶
縁基板40の一面側で圧電素子1、第1の封止構造体2
及び第2の封止構造体3の組立体を支持する。これによ
り、ベース基板4による補強作用が得られ、機械的強度
の高い圧電部品が得られる。
【0041】表電極12は、表リード電極14を含み、
表リード電極14は、表電極12に導通し、端部が圧電
基板11の側端縁に導出される。裏電極13は、裏リー
ド電極15とを含み、裏リード電極15は、裏電極13
に導通し、端部が圧電基板11の側端縁に導出される。
【0042】ベース基板4は、絶縁基板40と、第1の
端子電極41と、第2の端子電極42とを含む。第1の
端子電極41は、絶縁基板40上に形成され、端部が表
リード電極14の端部の導出された側端縁と対向する側
端縁に導出される。第2の端子電極42は、絶縁基板4
0上に形成され、端部が裏リード電極15の端部の導出
された側端縁と対向する側端縁に導出される。
【0043】接続電極51、52は、組立体及びベース
基板4の側面に付着され、第1の端子電極41の端部を
表リード電極14の端部に導通させ、第2の端子電極4
2の端部を裏リード電極15の端部に導通させる。実施
例の場合、接続電極51、52は、組立体及びベース基
板4の相対する側面に付着されている。
【0044】この構造によれば、圧電基板11を表裏方
向に貫通する貫通導体、及び、貫通導体を接続するため
のランド(導体パターン)が不要であることは明らかで
あり、従って、小型化に適した圧電部品を得ることがで
きる。
【0045】しかも、接続電極51、52を、第1の端
子電極41及び第2の端子電極42の外部半田付け領域
とは異なる位置に付与することにより、接続電極51、
52を、外部接続用端子電極41〜42に付着される半
田の影響外におき、信頼性を向上させることができる。
図示実施例の場合、絶縁基板40の4つの側面のうち、
接続電極51、52は、第1の端子電極41及び第2の
端子電極42の面が現れる側面とは、略90度異なる他
の側面に付着されているから、第1の端子電極41及び
第2の端子電極42を回路基板上で半田付けした場合、
接続電極51、52に半田が回ることがない。
【0046】また、接続電極51、52を、外部接続用
端子電極に付着される半田の影響外におくことができる
ので、接続電極51、52は、第1及び第2の端子電極
41、42とは異なる導電材料、例えば、薄膜等によっ
て構成することができ る。第1及び第2の端子電極4
1、42は、ベース基板4に対する密着性及び半田付け
特性を考慮した複数層のメッキ膜構造とすることがで
き、従って、半田付け性に優れた圧電部品を得ることが
できる。
【0047】第1の封止構造体2及び第2の封止構造体
3は、表電極12及び裏電極13の周りに、振動のため
の第1の空洞6及び第2の空洞7を形成できる構造であ
ればよい。
【0048】図示実施例では、第1の封止構造体2は、
第1の空洞層21と、第1の封止層22とを含む。第1
の空洞層21は、圧電基板11の表面に付着され、表電
極12に対応する部分に凹部を形成している。この凹部
が第1の空洞6を構成する。第1の空洞6は、表電極1
2から外れた位置に、開口部60を有しており、表電極
12で構成される振動部を包囲するように形成し、その
一部を狭い通路を通して、開口部60に連通させてあ
る。第1の封止層22は、第1の空洞層21の上に備え
られ、第1の空洞6を封止する。
【0049】第2の封止構造体3は、第2の空洞層31
と、第2の封止層32とを含む。第2の空洞層31は、
圧電基板11の裏面に付着され、裏電極13に対応する
部分に凹部を形成している。この凹部が第2の空洞7を
形成している。第2の空洞7は、裏電極13から外れた
位置に、開口部70を有しており、裏電極13で構成さ
れる振動部を包囲するように形成し、その一部を狭い通
路を通して、開口部70に連通させてある。第2の封止
層32は、第2の空洞層31の上に備えられ、第2の空
洞7を封止している。
【0050】第1の空洞層21、第1の封止層22、第
2の空洞層31及び第1の封止層32は、例えば、スク
リーン印刷によって、合成樹脂を塗布することによって
形成できる。
【0051】実施例では、更に、天板23を有してお
り、天板23を接着剤によって、第1の封止層22の上
に接着してある。天板23はセラミックシート、また
は、アラミドシートによって構成することができる。
【0052】更に、実施例では、表リード電極14及び
裏リード電極15は、圧電基板11の側端縁に導出され
る端部の部分16、17で、膜厚が他の部分よりも厚く
なっている。このような構造によれば、表リード電極1
4及び裏リード電極15と、接続電極51、52との間
の接触面積を大きくし、電気的接続及び機械的接続の信
頼性を向上させることができる。
【0053】図4は本発明に係る圧電部品の別の実施例
を示す分解斜視図、図5は図4に示した圧電部品の組立
状態における斜視図、図6は図5の6ー6線に沿った面
断面図である。図において、図1〜3に現れた構成部分
と同一の構成部分については同一の参照符号を付してあ
る。図示実施例は、フィルタ等として使用するのに適し
た圧電部品の例を示している。
【0054】この圧電部品は、圧電素子1と、第1の封
止構造体2と、第2の封止構造体3と、ベース基板4
と、複数の接続電極51〜54とを含む。圧電素子1
は、圧電基板11と、表電極12と、裏電極13とを含
んでいる。表電極12及び裏電極13は、フィルタ等と
して使用するのに適した電極構造を有する。実施例で
は、表電極12は、2個備えられている。
【0055】図7は圧電素子1の平面図、図8は図7に
示した圧電素子1の底面図である。図示するように、表
電極12、12のそれぞれは、2つの分割電極121、
122を含む。2つの分割電極121、122のうち、
分割電極122は、表電極12ー12間で互いに接続さ
れている。実施例では、表電極12、12の分割電極1
22、122は、中間部のコンデンサ電極143を介し
て互いに接続されている。
【0056】2つの表電極12、12において、左側
(図において)表電極12に含まれる2つの分割電極1
21、122のうち、表電極12ー12間で接続されな
い分割電極121は、第1の表リード電極141を有す
る。この第1の表リード電極141は、端部が圧電基板
11の側端縁に導出されている。実施例では、左隅部
(図7において)に導出されている。
【0057】右側表電極12は、2つの分割電極12
1、122のうち、表電極12ー12間で接続されない
分割電極121は第2の表リード電極142を有してい
る。この第2の表リード電極121は、端部が、圧電基
板11の側端縁に導出されている。第1の表リード導体
141及び第2の表リード導体142の各端部は、圧電
基板11の互いに相対する側端縁に導出される。実施例
では、右隅部(図7において)に導出されている。
【0058】裏電極13は、圧電基板11の裏面に設け
られ、表電極12、12と対向している。実施例の場
合、裏電極13は表側のコンデンサ電極143とも重な
り、コンデンサ電極としても機能する。
【0059】裏電極13は、裏リード電極15を有す
る。裏リード電極15は、裏電極13に導通し、端部
が、圧電基板11の側端縁に導出されている。実施例の
場合、裏リード電極15は、圧電基板11の両側端縁の
略中間部に導かれている。
【0060】再び、図4〜図6を参照して説明する。第
1の封止構造体2は、圧電基板11の表面に付着され、
表電極12、12の周りに振動のための第1の空洞6
1、62を形成するとともに、第1の空洞61、62を
封止している。
【0061】第2の封止構造体3は、圧電基板11の裏
面に付着され、裏電極13の周りに振動のための第2の
空洞71、72を形成するとともに、第2の空洞71、
72を封止している。
【0062】ベース基板4は、絶縁基板40と、第1の
端子電極41と、第2の端子電極42と、第3の端子電
極43とを含む。第1の端子電極41及び第2の端子電
極42は、絶縁基板40の相対する両側に配置され、そ
れぞれの端部が、表リード電極141、142の導出さ
れた側端縁と対向する側端縁に導出されている。第1の
端子電極41及び第2の端子電極42は、圧電素子1、
第1の封止構造体2及び第2の封止構造体3を含む組立
体を搭載する面側において、切れている。
【0063】第3の端子電極43は、絶縁基板40上に
形成され、端部が裏リード電極15の導出された側端縁
と対向する側端縁に導出されている。実施例では、前記
組立体を搭載する絶縁基板40の一面において、十字状
パターンを有し、その両端が絶縁基板40の両側端に導
出されている。
【0064】接続電極51〜54の内、接続電極51
は、前記組立体及びベース基板4の側面に付着され、第
1の端子電極41の端部を第1の表リード電極141の
端部に導通させる。接続電極52は、組立体及びベース
基板4の側面に付着され、第2の端子電極42の端部を
第2の表リード電極142の端部に導通させる。接続電
極53、54は、第3の端子電極43の両端部を裏リー
ド電極15の両端部に導通させる。
【0065】図4〜6に示した圧電部品の場合も、圧電
基板11を表裏方向に貫通する貫通導体、及び、貫通導
体を接続するためのランド(導体パターン)が不要であ
ることは明らかであり、従って、小型化に適した圧電部
品を得ることができる。
【0066】しかも、接続電極51〜54を、第1の端
子電極41〜第3の端子電極43の外部半田付け領域と
は異なる位置に付与することにより、接続電極51〜5
4を、外部接続用端子電極41〜43に付着される半田
の影響外におき、信頼性を向上させることができる。図
示実施例の場合、絶縁基板40の4つの側面のうち、接
続電極51〜54は、第1の端子電極41〜第3の端子
電極43の面が現れる側面とは、略90度異なる他の側
面に付着されているから、第1の端子電極41〜第3の
端子電極43を回路基板上で半田付けした場合、接続電
極51、52に半田が回ることがない。
【0067】また、接続電極51〜54を、外部接続用
端子電極に付着される半田の影響外におくことができる
ので、接続電極51〜54は、第1の端子電極41〜第
3の端子電極43とは異なる導電材料、例えば、薄膜等
によって構成することができる。第1の端子電極41〜
第3の端子電極43は、ベース基板4に対する密着性及
び半田付け特性を考慮した複数層のメッキ膜構造とする
ことができ、従って、半田付け性に優れた圧電部品を得
ることができる。
【0068】次に、本発明に係る圧電部品の製造方法に
ついて、図面を参照して説明する。本発明に係る製造方
法は、圧電素子1と、第1の封止構造体2と、第2の封
止構造体3とを含む組立体を製造する工程を含む。図9
〜22はこの工程を示している。
【0069】まず、図9に示すように、ウエハー状圧電
基板11の上に、表電極12を、所定のパターンで、多
数個形成する。表電極12はフォトリソグラフィを用い
た高精度パターン形成技術によって形成することもでき
るし、スクリーン印刷等によっても形成することもでき
る。表電極12は表リード電極14を有するパターンと
して形成する。
【0070】次に、図10に示すように、表リード電極
14の端部に、表電極12と同様の電極材料でなる端部
電極16を積層する。
【0071】同様の工程を、圧電基板11の裏面側にお
いても実行する。図11、12はこうして得られたウエ
ハー状圧電基板11を示し、圧電基板11の表面に表電
極12及び表リード電極14が形成され、裏面に裏電極
13及び裏リード電極15が形成されている。
【0072】次に、図13、14に示すように、表電極
12及び裏電極13を、その外径よりも大きい範囲で覆
うレジスト8、9を塗布し、乾燥させる。レジスト8、
9としては、水、アルカリあるいは有機溶剤により、容
易に溶解除去できるものを用いる。
【0073】次に、図15、16に示すように、ウエハ
ー状圧電基板11の表面及び裏面に、レジスト8、9の
ない領域を埋めるように、樹脂21、31を塗布し、乾
燥させ、定着させる。樹脂21、31は第1及び第2の
空洞層21、31(図1〜図3参照)を構成する。第1
及び第2の空洞層21、31は、表電極12及び裏電極
13から外れた位置に、開口部60、70が生じるよう
なパターンとする。
【0074】次に、図17、18に示すように、開口部
60、70を通してレジスト8、9を除去する。レジス
ト8、9は、上述したように、水、アルカリあるいは有
機溶剤により、容易に溶解除去できる。レジスト8、9
の除去された後には、第1の空洞部及び第2の空洞部と
なるスペース6、7が生じる。
【0075】次に、図19、20に示すように、封止層
22、32を、接着等の手段によって積層する。これに
より、ウエハー状圧電基板11、第1の封止層22及び
第2の封止層32を含む組立体が得られる。
【0076】次に、図21に示すように、ウエハー状圧
電基板11、第1の空洞層21、第1の封止層22、第
2の空洞層31及び第2の封止層32を含む組立体を、
X1ーX1線、X2ーX2線及び(Y1ーY1線)〜
(Y3ーY3線)に沿って格子状に切断する。この切断
工程前に、天板23(図1〜図3参照)を付着させてあ
ってもよい。
【0077】上述した工程、即ち、圧電素子1と、第1
の封止構造体2と、第2の封止構造体3とを含む組立体
を製造する工程とは別に、ベース基板を製造しておく。
【0078】そして、図22に示すように、上記工程を
経て得られた圧電素子1と、第1の封止構造体2と、第
2の封止構造体3とを含む組立体を、別の工程を経て得
られたベース基板4の一面上に搭載する。この工程で、
天板23を付着させてもよい。
【0079】次に、組立体及びベース基板4の側面に接
続電極51、52を付着させる。これによって、第1の
端子電極41の端部を表リード電極14の端部に導通さ
せ、第2の端子電極42の端部を裏リード電極15の端
部に導通させる(図1〜図3参照)。
【0080】この製造方法によれば、圧電素子1と封止
構造体2、3とで構成される組立体を、メッキ浴中に浸
漬する必要がない。このため、圧電素子1や封止構造体
2、3がメッキ浴による悪影響を受けることがなくな
る。また、圧電素子1と封止構造体2、3との間の界面
から、メッキ浴が空洞部に侵入することもないから、メ
ッキ浴侵入による振動電極の劣化、メッキ浴の残留等も
回避することができ、特性の安定した圧電部品を得るこ
とが可能になる。
【0081】図示はしないが、図4〜図6に示した圧電
部品も、同様の工程によって製造できる。勿論、図4〜
図6の圧電部品を製造する場合は、表電極及び裏電極の
パターン、接続電極の数、端子電極のパターン等は、変
えなければならない。
【0082】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果が得られる。 (a)圧電基板を表裏方向に貫通する貫通導体、及び、
貫通導体を接続するためのランド(導体パターン)が不
要で、小型化に適した圧電部品を提供することができ
る。 (b)圧電素子の振動電極と外部接続用端子電極との間
を導通させる接続電極を、外部接続用端子電極に付着さ
れる半田の影響外におき、信頼性を向上させ得る圧電部
品を提供することができる。 (c)圧電素子と封止構造体とを含む組立体をメッキ浴
中に浸漬する必要のない構造を持つ圧電部品、及び、そ
の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧電部品の分解斜視図である。
【図2】図1に示した圧電部品の組立状態を示す斜視図
である。
【図3】図2の3ー3線に沿った断面図である。
【図4】本発明に係る圧電部品の別の実施例を示す分解
斜視図である。
【図5】図4に示した圧電部品の組立状態における斜視
図である。
【図6】図5の6ー6線に沿った面断面図である。
【図7】図4〜図6に示した圧電部品に含まれる圧電素
子の平面図である。
【図8】図7に示した圧電素子の底面図である。
【図9】図1〜図3に示した圧電部品の製造方法に含ま
れる工程を示す斜視図である。
【図10】図9に示した工程の後の工程を示す斜視図で
ある。
【図11】図10に示した工程の後の工程を示す斜視図
である。
【図12】図10の工程によって得られたウエハー状圧
電基板の一部を示す拡大断面図である。
【図13】図11、12に示した工程の後の工程を示す
斜視図である。
【図14】図13の工程によって得られたウエハー状圧
電基板の一部を示す拡大断面図である。
【図15】図13、14に示した工程の後の工程を示す
斜視図である。
【図16】図15の工程によって得られたウエハー状圧
電基板の一部を示す拡大断面図である。
【図17】図15、16に示した工程の後の工程を示す
斜視図である。
【図18】図17の工程によって得られたウエハー状圧
電基板の一部を示す拡大断面図である。
【図19】図17、18に示した工程の後の工程を示す
斜視図である。
【図20】図19の工程によって得られたウエハー状圧
電基板の一部を示す拡大断面図である。
【図21】図19、20に示した工程の後の工程を示す
斜視図である。
【図22】図21に示した工程の後の工程を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 圧電素子 2 第1の封止構造体 3 第2の封止構造体 4 ベース基板 51〜54 接続電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北島 正裕 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5J108 AA07 CC04 EE03 EE04 FF07 FF11 FF13 GG03 GG08 GG16 JJ02 KK02 KK04 MM02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子と、第1の封止構造体と、第2
    の封止構造体と、ベース基板と、複数の接続電極とを含
    む圧電部品であって、 前記圧電素子は、圧電基板と、表電極と、裏電極とを含
    んでおり、 前記表電極は、前記圧電基板の表面に設けられ、少なく
    とも1つの表リード電極を有し、前記表リード電極は端
    部が前記圧電基板の側端縁に導出されており、 前記裏電極は、前記圧電基板の裏面に設けられ、前記表
    電極と対向し、少なくとも1つの裏リード電極を有し、
    前記裏リード電極は、端部が、前記圧電基板の側端縁に
    導出されており、 前記第1の封止構造体は、前記圧電基板の前記表面に付
    着され、前記表電極の周りに第1の空洞を形成するとと
    もに、前記第1の空洞を封止しており、 前記第2の封止構造体は、前記圧電基板の裏面に付着さ
    れ、前記裏電極の周りに第2の空洞を形成するととも
    に、前記第2の空洞を封止しており、 前記ベース基板は、絶縁基板と、第1の端子電極と、第
    2の端子電極とを含み、前記絶縁基板の一面側で前記圧
    電素子、前記第1の封止構造体及び前記第2の封止構造
    体を含む組立体を支持し、 前記第1の端子電極は、前記絶縁基板上に形成され、端
    部が、前記表リード電極の導出された前記側端縁と対向
    する側端縁に導出されており、 前記第2の端子電極は、前記絶縁基板上に形成され、端
    部が、前記裏リード電極の導出された前記側端縁と対向
    する側端縁に導出されており、 前記接続電極は、前記組立体及び前記ベース基板の側面
    に付着され、前記第1の端子電極の前記端部を前記表リ
    ード電極の前記端部に導通させ、前記第2の端子電極の
    前記端部を前記裏リード電極の端部に導通させる圧電部
    品。
  2. 【請求項2】 圧電素子と、第1の封止構造体と、第2
    の封止構造体と、ベース基板と、複数の接続電極とを含
    む圧電部品であって、 前記圧電素子は、圧電基板と、表電極と、裏電極とを含
    んでおり、 前記表電極は、1つであって、1つの表リード電極を有
    し、前記圧電基板の表面に設けられ、前記表リード電極
    は端部が前記圧電基板の一側端縁に導出されており、 前記裏電極は、1つであって、1つの裏リード電極を有
    し、前記圧電基板の裏面に設けられ、前記表電極と対向
    しており、 前記裏リード電極は、端部が、前記圧電基板の他側端縁
    に導出されており、 前記第1の封止構造体は、前記圧電基板の表面に付着さ
    れ、前記表電極の周りに第1の空洞を形成するととも
    に、前記第1の空洞を封止しており、 前記第2の封止構造体は、前記圧電基板の裏面に付着さ
    れ、前記裏電極の周りに第2の空洞を形成するととも
    に、前記第2の空洞を封止しており、 前記ベース基板は、絶縁基板と、第1の端子電極と、第
    2の端子電極とを含み、前記絶縁基板の一面側で前記圧
    電素子、前記第1の封止構造体及び前記第2の封止構造
    体を含む組立体を支持し、 前記第1の端子電極は、前記絶縁基板上に形成され、端
    部が、前記表リード電極の導出された前記側端縁と対向
    する側端縁に導出されており、 前記第2の端子電極は、前記絶縁基板上に形成され、端
    部が、前記裏リード電極の導出された前記側端縁と対向
    する側端縁に導出されており、 前記接続電極は、前記組立体及び前記ベース基板の側面
    に付着され、前記第1の端子電極の端縁を前記表リード
    電極の端縁に導通させ、前記第2の端子電極の端縁を前
    記裏リード電極の端縁に導通させる圧電部品。
  3. 【請求項3】 圧電素子と、第1の封止構造体と、第2
    の封止構造体と、ベース基板と、複数の接続電極とを含
    む圧電部品であって、 前記圧電素子は、圧電基板と、表電極と、裏電極とを含
    んでおり、 前記表電極は、複数であって、前記圧電基板の表面に設
    けられており、 前記表電極のそれぞれは、2つの分割電極を含み、前記
    2つの分割電極の一方は、前記表電極間で互いに接続さ
    れており、 前記表電極の一方に含まれる前記2つの分割電極のう
    ち、前記表電極間で接続されない分割電極は、第1の表
    リード電極を有し、前記第1の表リード電極は、端部が
    前記圧電基板の側端縁に導出されており、 前記表電極の他方に含まれる前記2つの分割電極のう
    ち、前記表電極間で接続されない分割電極は第2の表リ
    ード電極を有し、前記第2の表リード電極は、端部が、
    前記圧電基板の側端縁に導出されており、 前記裏電極は、前記圧電基板の裏面に設けられ、前記複
    数の表電極に共通に対向し、少なくとも1つの裏リード
    電極を有し、前記裏リード電極は、前記裏電極に導通
    し、端部が、前記圧電基板の側端縁に導出されており、 前記第1の封止構造体は、前記圧電基板の表面に付着さ
    れ、前記表電極の周りに第1の空洞を形成するととも
    に、前記第1の空洞を封止しており、 前記第2の封止構造体は、前記圧電基板の裏面に付着さ
    れ、前記裏電極の周りに第2の空洞を形成するととも
    に、前記第2の空洞を封止しており、 前記ベース基板は、絶縁基板と、第1の端子電極と、第
    2の端子電極と、第3の端子電極とを含み、前記絶縁基
    板の一面側で前記圧電素子、前記第1の封止構造体及び
    前記第2の封止構造体を含む組立体を支持しており、 前記第1の端子電極、前記第2の端子電極及び前記第3
    の端子電極は、前記絶縁基板上に形成され、それぞれの
    端部が、前記表リード電極及び前記裏リード電極の導出
    された前記側端縁と対向する側端縁に導出されており、 前記接続電極は、前記組立体及び前記ベース基板の側面
    に付着され、前記第1の端子電極の前記端部を前記第1
    の表リード電極の前記端部に導通させ、前記第2の端子
    電極の前記端部を前記第2の表リード電極の前記端部に
    導通させ、前記第3の端子電極の前記端部を前記裏リー
    ド電極の前記端部に導通させる圧電部品。
  4. 【請求項4】 圧電部品を製造する方法であって、 圧電素子と、第1の封止構造体と、第2の封止構造体と
    を含む組立体を製造する工程を含み、 前記圧電素子は、圧電基板と、表電極と、裏電極とを含
    んでおり、 前記表電極は、前記圧電基板の表面に設けられ、少なく
    とも1つの表リード電極を有し、前記表リード電極は、
    前記表電極に導通し、端部が、前記圧電基板の側端縁に
    導出されており、 前記裏電極は、前記圧電基板の裏面に設けられ、前記表
    電極と対向し、少なくとも1つの裏リード電極を有し、
    前記裏リード電極は、前記裏電極に導通し、端部が、前
    記圧電基板の側端縁に導出されており、 前記第1の封止構造体は、前記圧電基板の前記表面に付
    着され、前記表電極の周りに第1の空洞を形成するとと
    もに、前記第1の空洞を封止しており、 前記第2の封止構造体は、前記圧電基板の裏面に付着さ
    れ、前記裏電極の周りに第2の空洞を形成するととも
    に、前記第2の空洞を封止しており、 更に、前記組立体を製造する工程とは別に、ベース基板
    を製造する工程を含み、 前記ベース基板は、絶縁基板と、第1の端子電極と、第
    2の端子電極とを含み、 前記第1の端子電極は、前記絶縁基板上に形成され、端
    部が、前記表リード電極の導出された前記側端縁と対向
    する側端縁に導出されており、 前記第2の端子電極は、前記絶縁基板上に形成され、端
    部が、前記裏リード電極の導出された前記側端縁と対向
    する側端縁に導出されており、 更に、前記組立体を、前記ベース基板を構成する前記絶
    縁基板の一面上に搭載し、前記組立体及び前記ベース基
    板の側面に接続電極を付着させ、前記第1の端子電極の
    前記端部を前記表リード電極の前記端部に導通させ、前
    記第2の端子電極の前記端部を前記裏リード電極の前記
    端部に導通させる工程を含む圧電部品の製造方法。
  5. 【請求項5】 圧電部品を製造する方法であって、 圧電素子と、第1の封止構造体と、第2の封止構造体と
    を含む組立体を製造する工程を含み、 前記圧電素子は、圧電基板と、表電極と、裏電極とを含
    んでおり、 前記表電極は、1つであり、前記圧電基板の表面に設け
    られ、1つの表リード電極を有し、前記表リード電極は
    前記表電極に導通し、端部が、前記圧電基板の一側端縁
    に導出されており、 前記裏電極は、1つであり、前記圧電基板の裏面に設け
    られ、前記表電極と対向し、1つの裏リード電極を有
    し、前記裏リード電極は、前記裏電極に導通し、端部が
    前記圧電基板の他側端縁に導出されており、 前記第1の封止構造体は、前記圧電基板の表面に付着さ
    れ、前記表電極の周りに第1の空洞を形成するととも
    に、前記第1の空洞を封止しており、 前記第2の封止構造体は、前記圧電基板の裏面に付着さ
    れ、前記裏電極の周りに第2の空洞を形成するととも
    に、前記第2の空洞を封止しており、 更に、前記組立体を製造する工程とは別に、ベース基板
    を製造する工程を含み、 前記ベース基板は、絶縁基板と、第1の端子電極と、第
    2の端子電極とを含んでおり、 前記第1の端子電極は、前記絶縁基板上に形成され、端
    部が、前記表リード電極の導出された前記側端縁と対向
    する側端縁に導出されており、 前記第2の端子電極は、前記絶縁基板上に形成され、端
    部が、前記裏リード電極の導出された前記側端縁と対向
    する側端縁に導出されており、 更に、前記組立体を前記ベース基板の一面上に搭載し、
    前記組立体及び前記ベース基板の側面に接続電極を付着
    させ、前記第1の端子電極の前記端部を前記表リード電
    極の前記端部に導通させ、前記第2の端子電極の前記端
    部を前記裏リード電極の前記端部に導通させる工程を含
    む圧電部品の製造方法。
  6. 【請求項6】 圧電部品を製造する方法であって、 圧電素子と、第1の封止構造体と、第2の封止構造体と
    を含む組立体を製造する工程を含み、 前記圧電素子は、圧電基板と、表電極と、裏電極とを含
    んでおり、 前記表電極は、複数であり、前記圧電基板の表面に設け
    られており、 前記表電極のそれぞれは、2つの分割電極を含み、前記
    2つの分割電極の一方は、前記表電極間で互いに接続さ
    れており、 前記表電極の一方に含まれる前記2つの分割電極のう
    ち、前記表電極間で接続されない分割電極は、第1の表
    リード電極を有し、前記第1の表リード電極は、端部が
    前記圧電基板の側端縁に導出されており、 前記表電極の他方に含まれる前記2つの分割電極のう
    ち、前記表電極間で接続されない分割電極は第2の表リ
    ード電極を有し、前記第2の表リード電極は、端部が、
    前記圧電基板の側端縁に導出されており、 前記裏電極は、前記圧電基板の裏面に設けられ、前記複
    数の表電極に共通に対向し、少なくとも1つの裏リード
    電極を有し、 前記裏リード電極は、前記裏電極に導通し、端部が、前
    記圧電基板の側端縁に導出されており、 前記第1の封止構造体は、前記圧電基板の表面に付着さ
    れ、前記表電極の周りに第1の空洞を形成するととも
    に、前記第1の空洞を封止しており、 前記第2の封止構造体は、前記圧電基板の裏面に付着さ
    れ、前記裏電極の周りに第2の空洞を形成するととも
    に、前記第2の空洞を封止しており、 更に、前記組立体を製造する工程とは別に、ベース基板
    を製造する工程を含み、 前記ベース基板は、絶縁基板と、第1の端子電極と、第
    2の端子電極と、第3の端子電極とを含み、前記絶縁基
    板の一面側で前記圧電素子、前記第1の封止構造体及び
    前記第2の封止構造体を含む組立体を支持しており、 前記第1の端子電極、前記第2の端子電極及び前記第3
    の端子電極は、前記絶縁基板上に形成され、それぞれの
    端部が、前記表リード電極及び前記裏リード電極の導出
    された前記側端縁と対向する側端縁に導出されており、 更に、前記組立体を前記ベース基板の一面上に搭載し、
    前記組立体及び前記ベース基板の側面に接続電極を付着
    させ、前記第1の端子電極の前記端部を前記第1の表リ
    ード電極の前記端部に導通させ、前記第2の端子電極の
    前記端部を前記第2の表リード電極の前記端部に導通さ
    せ、前記第3の端子電極の前記端部を前記裏リード電極
    の前記端部に導通させる工程を含む圧電部品の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6475823B1 (en) * 1999-06-03 2002-11-05 Tdk Corporation Piezoelectric device with sealed vibration space and manufacturing method thereof
JP2012060628A (ja) * 2010-08-07 2012-03-22 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電デバイス及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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