JP2000349645A - 音声周波域データ通信の際の量子化器における飽和防止方法及び装置 - Google Patents

音声周波域データ通信の際の量子化器における飽和防止方法及び装置

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JP2000349645A JP2000124315A JP2000124315A JP2000349645A JP 2000349645 A JP2000349645 A JP 2000349645A JP 2000124315 A JP2000124315 A JP 2000124315A JP 2000124315 A JP2000124315 A JP 2000124315A JP 2000349645 A JP2000349645 A JP 2000349645A
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Meir Agassy
メイル・アガシ
Amir Ilan
アミール・イラン
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ECI Telecom Ltd
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    • G10L19/04Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using predictive techniques
    • G10L19/08Determination or coding of the excitation function; Determination or coding of the long-term prediction parameters
    • G10L19/083Determination or coding of the excitation function; Determination or coding of the long-term prediction parameters the excitation function being an excitation gain

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補正スケーリングを決定する。 【解決手段】 利得平均算出器と、インパルス検出器
と、信号選別器と、決定手段と、利得補償器とを用いて
予測誤差インパルスを削減するための方法及びシステム
において、非適応的予測型アルゴリズムを用いてVBD
タイプの送信を符号化・復号化する処理において量子化
器のスケーリング補償を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広く遠距離通信システム
に関し、特に、遠距離通信システムにおける圧縮信号の
送信に関する。
【0002】
【従来技術】近年、圧縮遠距離送信を用いる際にトール
クオリティ或いは準トールクオリティを実現する技術を
必要帯域を有効に利用するために様々な技術が実行され
ている。これらの技術は例えば、非圧縮送信に対応する
64kb/s帯域要請を縮小可能にする符号化アルゴリ
ズムを使用する。一例として、LD−CELPアルゴリ
ズムがあり、これは上記帯域要請を16kb/sまで縮
小可能にする。当然、このような符号化アルゴリズムを
使用するためには、送信経路の両端において送信の符号
化及び復号化機能を配備する必要がある。この要請に対
する一つの解決法として通信経路の両端及び途中におい
て専用設備を用いる方法がある。別の解決法とては、通
信経路に沿って配設される異なる設備の互換性を許容す
る国際標準の構築にある。
【0003】符号化アルゴリズムLD−CELPの国際
標準は国際遠距離通信連合(ITU-T)勧告G.728と
して1995年3月に発表された。しかし、この勧告は
幾つかの欠点があることが分かった。これらの欠点の
内、可変ビットレート(以下、VBRと称する)での通
信の扱いが挙げられる。この問題は特にG.728勧告
が音声周波域データに適用する際にとりわけ、注意を要
する。
【0004】ECI Telecom Ltd.は1997年3月のITU-
Tへの寄稿において、ITU-TG.728勧告の付録Jに開
示された解決策を提案している。この寄稿は「DCMEにお
けるLD−CELP、ITU-TG.728勧告の音声周波
域データ適用のための可変ビットレートアルゴリズム」
と題され、ここに参考として包括する。以下、この寄稿
を「40kbpsアルゴリズム」と呼ぶ。
【0005】この寄稿において、VBR、特に音声周波域
データ(以下、VBDと称する)適用に対する解決策が記
述されている。この寄稿はLD−CELPアルゴリズム
に適合するコデック(符号器/復号器)のインプリメン
テーションについての情報及びG.728勧告付録Gの
変更「16kbit/s固定点仕様」を与え、これにより固定
点演算装置におけるモード切替を可能にする。
【0006】40kbpsアルゴリズムに述べられるコデッ
クは基本的には40kbit/sの通信レートを使用する。こ
のアルゴリズムの遅れは5サンプル長でトータル0.6
25ミリ秒となり、またコデックは「適応周期」(2.
5ミリ秒)毎にモード切替を実行する事が出来る。
【0007】提案された40kbpsアルゴリズムは主にDC
ME等の適用のための圧縮VBDの送信における問題点を
解決することを意図しており、また、LD−CELPア
ルゴリズムが含まれるDCMEシステムにおける40kbpsAD
PCMモード(ITU-T G.726勧告)に取って代わるこ
と意図された。このアルゴリズムにより得られる特徴と
しては、LD−CELPアルゴリズムへ、及びLD−C
ELPアルゴリズムからのゆっくりとした遷移及びトー
ルクオリティ或いは準トールクオリティ通話の維持にあ
る。
【0008】40kbpsアルゴリズムにおける通話モード
に用いられる適応周期は本来G.728勧告により与え
られる。このため、通話モード形式の動作に復帰する
と、G.728勧告において指定されたLD−CELP
モードが40kbpsアルゴリズム以上に用いられる。
【0009】40kbpsアルゴリズムに従い動作するコデ
ックの主な変更はトレリスコード量子化(以下TCQと
称する)技法の実行であり、これはCommunications Vol
38No.1 (1990) のIEEE会報に記述されており、ここに
参考として包括する。このTQC技法はVBDモードに
おけるITU-T G.728勧告のコードブック検索の解
析・合成技法に取って代わる。
【0010】更に、提案された40kbpsアルゴリズム
は、予測誤差においてインパルスが生じたとき、即ち、
予測誤差のエネルギーレベルの突然の実質的変動が生じ
るとき、飽和状態に達することのを避けるとという課題
に対する解決策を何らもたらすものではない。この問題
はデコーダー出力に高レベルのノイズを発生させ、また
通信経路の送信及び受信端間における不一致を生じさせ
る原因と考えられている。
【0011】米国特許4,677,423は別のアルゴ
リズム、ADPCMアルゴリズム、に関連する似通った問題
点を認めており、この問題に対する解決策を開示する。
米国特許4,677,423に開示される方法は、部分
的帯域エネルギー信号の遷移に伴う問題を適応速度を固
定または開放することにより、克服するためのものであ
る。適応速度は適応速度が非常に低い場合に固定され、
一方、高速の適応速度を必要とする場合に開放モードが
用いられる。しかしながら、この解決策は予測器が適応
的でない場合、例えば、線形予測(以下、LPと称す
る)解析による符号化アルゴリズムをもつシステムに対
しては十分に高速では無いので、別の解決法が必要とな
る。米国特許4,677,423に記述される解決法は
予測誤差においてインパルスが生じた時に線形予測器を
含むシステムの飽和を避けようと試みる際には多くの問
題において不十分である。これらの問題の幾つかは、’
423による解決策においては各サンプルを個別に取り
扱うという事実に基づき、一方、線形予測器において
は、’423に提示されているように個々のサンプルで
はなく、複数のサンプルからなるベクトルを用いること
にあり、この違いにより線形予測器システムにおいて’
423解決は十分な速度を生み出すことが出来ない。更
なる、本質的な違いは、’423特許により処理される
誤差は対数関数的誤差であり、これは線形誤差が量子化
器を飽和させるほど早く飽和させることを見込めず、そ
れ故、線形予測器を含むシステムに対する別の解決策が
必要となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明はベクトル的線
形非適応的予測アルゴリズムを用いる符号器における量
子化器の補正スケールリングを決定する方法を提供する
こと目的とし、上述の従来技術の解決策の欠点を克服す
る方法を提供する。
【0013】本発明の別の目的としては、予測誤差にお
いて生じるインパルスによりもたらされる問題点を解決
可能なデジタル通信装置及びシステムを提供することに
ある。
【0014】本発明の更なる目的及び特徴は以下の記述
及び添付図面より明らかになるであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、VBD
(音声周波域データ)形式の送信を符号化・復号化する
処理において量子化器のスケーリング補償をベクトル的
線形非適応的予測型アルゴリズムにより決定する方法が
提供される。
【0016】以下に記される用語「VBD」は音声周波
数域(4KHzまで)の送信を変調するデジタル信号、
例えば、モデム信号、DTMF信号、又はその他の狭帯
域の信号、を意味するために用いられる。
【0017】本発明により提供される方法は好ましく
は、以下の工程を含む。即ち、i 符号化されたデジ
タルサンプルベクトルを与え、ii 上記デジタルサン
プルベクトルを予測し、それにより線形予測誤差ベクト
ルを導出するためのLP係数を算出し、iii 該線形予
測誤差ベクトルの利得を算出し、iv 該利得から量子
化器のスケーリングを算出し、v 該デジタルサンプ
ルベクトルに対応する該利得の平均値を先行する複数の
デジタルサンプルに基づいて算出し、vi 該利得と該
平均値の差を算出し、vii 該デジタルサンプルベクト
ルの予測誤差におけるインパルスに利得補償が必要とさ
れるか否かを(a) 上記差と第1の予め定義された閾値
とを比較し、(b) 予め定義された数の最も新しいデジ
タルサンプルベクトルに関する利得とこれらに対応する
平均値の差と第2の予め定義された閾値とを比較するこ
とにより、決定し、viii ステップ(vii)における決定
において利得補償が必要であると判断された場合には、
該デジタルサンプルベクトルの予測誤差における該イン
パルスに必要とされる補償を決定し、ix ステップ
(v)により得られる量子化器のスケーリングをステップ
(viii)により決定された利得補償と結合し、該量子化器
の補償スケーリングを得ることを特徴とする。
【0018】線形非適応的予測アルゴリズムの一例とし
て、タイプオールポールズモデリング(type al
l poles modeling)のアルゴリズムが
挙げられる。
【0019】予め定義された数の先行する複数のデジタ
ルサンプルベクトルに関する利得とそれらに関する平均
値の差を第2の予め定義された閾値と比較し、これらの
差が該第2の予め定義された閾値を超過しないときに信
号を定常信号であると格付けする。本発明の好適実施例
によれば、デジタルサンプルベクトルに関連して算出さ
れたLP係数に基づく予め定義された関数の値を計算す
る工程を更に含む。上記予め定義された関数の値を必要
される利得補償の決定の際に用いることが出来る。本実
施例によれば、これは例えば、算出値が予め定義された
値より大きくなければ、利得補償を行わないという制約
を設けることにより実行される。さらなる例としては算
出値及び予め定義された値との差に依存する利得補償に
あるファクターを与えることにより実行される。
【0020】本実施例による予め定義された関数の例と
して
【0021】
【数1】
【0022】A[i]はLP係数が挙げられる。
【0023】本分野を専門とする者にとっては明らかで
あるが、この他の利得補償決定方法を用いることも可能
であり、これらの結果は実行される実際の補償における
最終決定として包括される。本発明の別の実施例によれ
ば、ピーク閾値が予め定義される。また、上記の方法に
おいてステップ(v)で差として算出される値がそのピ
ーク閾値と比較される。本実施例は、該利得が補償され
る間の第1の予め定義された期間をその値がピーク閾値
を超えない間、延長する。例えば該利得補償期間を、該
利得値が上記ピーク閾値のレベル以下に減少するまで、
或いはより長い予め定義された期間に達するまで延長さ
れる。
【0024】本発明の好適実施例によれば、線形予測誤
差ベクトルが予測誤差ベクトルについてのトレリス符号
量子化を実行し、算出された複数の量子化された線形予
測誤差ベクトルの中から好ましい量子化線形予測誤差ベ
クトルを選択することにより導出される。更に好ましく
は、このような選択が、予測誤差が最小となる線形予測
誤差ベクトルを選ぶことにより実行される。
【0025】本発明の更なる実施例によれば、上記ステ
ップ(viii)において必要とされる利得補償を該利得の
補償過剰になるのを防ぐ制限閾値に基づいて決定する。
【0026】本発明の更なる特徴によれば、以下のデジ
タル遠距離通信システムにおいて動作するデジタル遠距
離通信局が提供される。即ち、該デジタル遠距離通信局
は、音声周波域データ信号を受信しそれに基づいて動作
する入力インターフェイスと、処理手段とを具備し、該
処理手段は上記デジタルサンプルベクトルを予測し、そ
れより線形予測誤差ベクトルを導出するためのLP係数
と、該線形予測誤差ベクトルの利得と、該利得に基づく
量子化器のスケーリングと、先行するデジタルサンプル
に基づく該デジタルサンプルベクトルに対応する該利得
の平均値と、該利得と該平均値の差とを算出し、更に、
第1の決定手段を具備し、該第1の決定手段は該デジタ
ルサンプルベクトルの予測誤差におけるインパルスに利
得補償が必要とされるか否かをi 上記差と第1の予
め定義された閾値とを比較し、ii 該与えられたデジ
タルサンプルベクトル以外の予め定義された数の最新の
デジタルサンプルベクトルに関する利得とこれらに対応
する平均値の差と第2の予め定義された閾値とを比較す
ることにより、決定し、更に、第2の決定手段を具備
し、該第2の決定手段は、第1の決定手段による決定が
肯定的と判断された場合には、該デジタルサンプルベク
トルの予測誤差における該インパルスを補償するために
必要な利得補償を決定するよう動作し、更に、量子化器
のスケーリングと該第2の決定手段により決定された利
得補償とを結合する手段と、音声周波域データ信号を送
信するように構成された出力インターフェイスとを具備
する。
【0027】本分野における専門家であれば理解される
ように、上述の装置は更に本分野においておのずと知ら
れる特徴をも含み、これらは本発明に含まれると解釈す
べきである。
【0028】以下に用いる用語「遠距離通信ネットワー
ク」は本分野で知られる種々のネットワーク、例えば、
TDM、同期及び非同期転送ネットワーク、IPネットワ
ーク、IPフレーム中継ネットワーク、その他の適用可能
な通信ネットワーク等、を含む。
【0029】ここに用られる用語「遠距離通信局」は少
なくとも一対の符号化・復号化装置の結合を意味し、一
対の符号化・復号化装置の一方は必要に応じて受信信号
を新たな符号化形式に変換し、もう一方はそれに対応す
る復号化器として用いられ、この新たに符号化された形
式で受信された信号を基本的に符号化以前の形式に変換
する。このような二つの装置は一体装置或いはそれぞれ
個別の装置のどちらによっても構成され得る。
【0030】本発明の更なる実施例によれば、デジタル
遠距離通信システムにおいて動作し、かつVBD(音声
周波域データ)形式の送信を符号化・復号化する処理に
際して量子化利得を一時的に変化させる遠距離通信装置
が提供され、この装置は、 i 利得平均算出器と ii インパルス検出器と iii 信号選別器と iv 決定手段と v 利得補償器と を具備する。
【0031】更なる好適実施例によれば、該利得平均算
出器は利得評価の平均を最新のベクトル利得値と該最新
のベクトル利得値と上記利得補償の平均との差(Gdif
f)により算出するよう動作する。更に好ましくは、予
め定義された期間後に利得の突発的変動を検出するよう
動作する上記インパルス検出器は上記差(Gdiff)を入
力し、予め定義された第1閾値と比較する。ことを特徴
とする上記請求項また、更なる好適実施例によれば、該
信号選別器が予め定義されたVBD送信を検出するよう
に動作し、また更に好ましくは、該決定手段が該インパ
ルス検出器と該信号選別器の出力を受け、それにより利
得補償器を起動するように構成される。
【0032】更なる好適実施例によれば、該利得補償器
が予め定義された期間、利得を増加させるように動作す
る。
【0033】本発明の別の特徴によれば、複数の遠距離
通信幹線を一送信経路で接続する為のデジタル通信シス
テムが提供され、このシステムは、デジタル信号を送信
するための送信ネットワークの少なくとも第一端におけ
る第1送信手段と少なくとも一対の上記請求項20の遠
距離通信局と該送信ネットワークの少なくとも第2端に
おける受信手段とを具備する。
【0034】
【実施例】本発明の符号器1の概略部分構造を図1に示
す。
【0035】信号Snを加算器3にその予測値Sn’と
共に入力する。その差分を前段増幅器5を介して、TC
Q検索及びビタビ決定ブロック10に導く。このブロッ
クに入力される情報はブロック12から発生する関連入
力、即ち、拡張スーパーコードブックともにその差分を
処理し、利得スケーリング装置15を介して、予測器1
6に送られる。TQC(トレリスコード化量子化)アル
ゴリズムにより必要とされる全ての動作は本図に示され
る設定において、ブロック10にて実行される。このよ
うな動作は、例えば、トレリスサバイバーの管理、指定
された再生値、マトリックスの計算及び比較、ビテビ決
定の判定を含む。ビテビ決定は本分野において周知の如
く以下の方法で行われる。与えられたノード群の各ノー
ドは論理的分岐からなる。各処理工程において、限定さ
れた数の、より小さい誤差を導く分岐が選択される。幾
つかのサンプルに対しこの処理を繰り返した後、最小の
総合誤差を誘導する分岐を接続する経路を選択する。本
構成において、ブロック10はビタビアルゴリズムによ
り5つのソースサンプルについての最適サバイバーYj
を参照し、図1においてjで示される5つのチャンネル
インデックスを開放する。
【0036】図2及び3は一般的なトレリスダイアグラ
ムを生成する状態装置及びトレリスダイアグラムの概略
を示す。
【0037】「40kbpsアルゴリズム」のセクション
7.1は各ノードについての、トレリス格子を介する前
段ノードへの許容経路を与える。例えば、第1ノード
(s[0])の許容前段ノードは分岐0(b[0])に
おいてはノード0であり、分岐1(b[1])の場合に
はノード2となる。
【0038】「40kbpsアルゴリズム」のセクション
7.2は各ノードについての、トレリス格子を介する後
段ノードへの許容経路を与える。例えば、第1ノード
(s[0])の許容後段ノードは分岐0(b[0])に
おいてはノード0であり、分岐1(b[1])の場合に
はノード2となる。
【0039】「40kbpsアルゴリズム」のセクション
7.3は各トレリス経路に関する量子化部分集合{D
0,D2,D2,D3}を与える。例えば、s[0]か
らs[0]への遷移は部分集合D0に関連する。s
[0]からs[1]への遷移は部分集合D2に関連し、
またs[2]への遷移及びs[3]への遷移は禁止さ
れ、よって、Xで示される。
【0040】「40kbpsアルゴリズム」のセクション
7.4は各遷移を分類するインデックスビットを与え、
各ノードからでる二つの分岐を特定する。例えば、s
[0]からs[0]への遷移は0に関連づけられる。s
[0]からs[1]への遷移は1に関連づけられ(尚、
ビット5を用い、0x10はCにおいて10hであ
る。)、s[2]からs[3]への遷移は禁止され、よ
って、Xで示される。
【0041】前述したように、ブロック12は集合拡張
されたスカラーロイドマックス量子化器であるスーパー
コードブックである。64の出力レベルは最負の点から
最正の点に向かって、一連の点を{D0,D1,D2,
D3,・・・D0,D1,D2,D3}として、ラベル
付けし、4つの部分集合に分割する。量子化レベルは
「40kbpsアルゴリズム」のセクション7.6で与えら
れ、また間隔の制限は「40kbpsアルゴリズム」のセク
ション7.5で与えられる。部分集合D0に属するレベ
ルはs[0]の列に示され、D1レベルはs[1]の下
にに示され、・・・D3レベルはs[3]の下に示され
る。
【0042】VBD信号が、後方利得アダプター14に
より処理される場合、本発明における動作と、G.72
8ITU-T標準による通話信号処理方法によるものとは幾
つかの点で異なる。主な相違点は、 1)VBDモードにおいて、コードブック出力値のRM
S値は、サバイバー経路により設定される一連の出力レ
ベル(量子化された残差)について計算される。RMS
は一連の8つのサンプルについて計算される。しかし、
G.728の付録Gにおける開示、即ちRMSの対数を
保持する前もって計算されたテーブルとは異なり、VB
DモードにおいてはRMSの対数値を計算する必要があ
る。式(1)は対数関数の近似を与える。係数d0
1,d2,d3,d4は「40kbpsアルゴリズム」のセ
クション8で与えられ、対数の計算の詳細はセクション
4.12で与えられる。 式(1):2*log10(x)=d0*(x-1)+d1*(x-1)2+ +d2*(x-1)3+d3*(x-1)4+d4*(x-1)5 ここで、xは1以上2未満である。
【0043】上記に指定された以外のxの値に対しては
規格化処理をする。これに関しては「40kbpsアルゴリ
ズム」のブロック#J.16に述べられている。
【0044】RMSの対数値は形状及び利得コードブッ
クの出力、対数利得表ブロック#G.93及び#G.9
4(式G−14の後ろから二つの項)に取って代わる。 2)対数利得ループに平滑フィルターを導入して、音声
周波数域データ波形等の静的変動を有する信号の定常状
態振動を削減することも出来る。通信及びデータ信号の
両方を凌駕するために、ダイナミックロッキング量子化
器(DLQ)アルゴリズムが変動速度適応を発生する。
上述したITU-TG.726勧告に記載されているものに
類似のDLQアルゴリズムを用いることが出来る。
【0045】DLQアルゴリズムを使用するプロセッサ
ーへの入力はオフセットを取り除いた対数利得d(n)
である。この入力は重み付けフィルター(「40kbpsア
ルゴリズム」のセクション4.13ブロック#J.1
4)により平均化してロックされた利得GLを出力す
る。
【0046】a1=0ならば量子化器は完全にロックさ
れた状態にあり、a1=1ならば量子化器は完全に開放
された状態にある。a1は量子化された残差ET(n)
の長期及び短期エネルギーを比較することにより算出さ
れる(「40kbpsアルゴリズム」のセクション4.10
ブロック#J.12)。この比較は量子化された残差の
変動の安定性を特徴づける。
【0047】 式(2):G=G*α1+GL*(1−α1)。 3)予測誤差インパルスが量子化器を飽和飽和させるこ
とがある。このような状況を回避するために、本発明に
よる方法に従って量子化利得を一時的に変動させる。
【0048】当然、本発明の方法を実行するための平均
値算出をする方法としては計算の際、最も新しい利得値
に大きな加重を与えることにより実行することが好まし
い。
【0049】図4は量子化利得を一時的に変動させる方
法を模式的に示す。この方法は以下のステップによる。 a.平滑フィルター40が最も新しいベクトル利得値GS
TATE[0]を用いて利得推定値の平均値Gaveの算出をす
る。
【0050】算出される平均は過去の値より最近の値に
対し大きな重み付けをする加重平均が望ましい。式3は
この平均値を算出する一方法を与える。次に、GSTATE
[0]とG aveとの差Gdiffが計算され、インパルス検出ブロ
ック42に送られる。
【0051】 式(3):Gave=Gconst*Gave+(1−Gconst)*GSTATE[0] b.インパルス検出ブロック42:このブロックの機能
は基本的にはインパルスが検出されない所定の期間後の
突発的な利得変動を検出することである。これを実現す
るために、Gdiffを第2の固定された、予め定義された
閾値と比較する。Gdiffの値が、予め定義された期間を
越えるある期間、第2の予め定義された閾値の値より小
さければ、その信号を’定常’信号として扱う。線形予
測誤差インパルスが検出されるのは、Gdiffの値が第1
の予め定義された閾値を超え、先行信号が’定常’信号
と判断された場合である。本発明の好適実施例によれ
ば、第1の予め定義された閾値が第2の予め定義された
閾値と等しい。 c.信号選別器 誤差インパルスはVBD送信の際に発生する可能性が高
い。従って、これらが検出されると、利得補償のパラメ
ーターを最大限にすることが可能である。
【0052】信号選別器ブロック44において、これら
の送信が例えば、LP係数により検出されると、選別結
果が判定ブロック46に送られる。 d.判定ブロック46:判定ブロック46は信号選別器
ブロック44の出力及びインパルス検出ブロック42の
出力の両方を受ける。これらの出力に基づいて、補償が
必要か否かの判定を行い、利得補償ブロック48を起動
した際、以下の段落に記述する利得補償パラメータがど
のように影響を受けるかを判断する。 e.利得補償ブロック48:ブロック48により実行さ
れる主な作業は必要とされる利得補償の決定及び第1の
所定期間に対する利得要素を増加させることである。こ
の第1の所定期間は本発明の別の実施例においては、変
更することも可能である。この別の実施例によれば、第
3の予め定義された閾値を利得ピーク閾値として設定す
る。この、第3の予め定義された閾値に達すると、延長
された期間により利得補償を行い、この期間を第2の所
定期間として再定義することが可能になる。このような
実施例により、インパルス変動が比較的高い場合の利得
補償の期間を延長することが出来る。本分野を専門とす
るものにとって、明らかなように、同様な課題を実現す
る多くの変形及び変更を上述の方法に加えることが可能
であり、本発明はこれらをも包含するものである。例え
ば、補償期間を延長する代わりに利得補償のレベルを変
更し、所望の効果を実現することも可能である。
【0053】また、補償のレベルを制限するためのリミ
ッターを用いる場合には、そのリミッターの値を、必要
とされる利得補償をよりよく実行するように設定するこ
とが可能である。
【0054】以下に、図1に示される残りのブロック1
4(後方利得アダプター)、16(予測器)及び18
(後方予測係数アダプター)について記述する。
【0055】予測器16はG.728合成フィルター
(ブロック#G.22)の縮小版である。LP係数を含
む多項式の次数は通常の合成フィルターでは50タップ
であるが、これは10タップである。予測はサバイバー
経路(「40kbpsアルゴリズム」セクション4.4のブ
ロック#J.7)に依り、以下のように実行される。回
数nにおける各ノード(「40kbpsアルゴリズム」セク
ション4.5のブロック#J.8)についての電流サン
プルの予測を回数n−1に選択されたサバイバーにより
指定される再生シーケンスを用いて構築する。この方法
で、ワンステップスカラー予測を実行し、予測はこれ以
上未来に延長される必要はない。これにより、他の多く
の予測VQスキームの場合と比べ、予測をより局所化す
る。
【0056】後方予測係数アダプター18は後方合成フ
ィルターアダプター(ブロック#G.23)に類似して
いる。主な違いは、 ・10LPCパラメータのみ算出される。ハイブリッド
ウィンドウモジュール(ブロック#G.49)は常に5
1の自動相関係数を計算し、データから音声への遷移性
能を改善する。
【0057】合成フィルターの帯域幅拡張ファクターは
240/256である。帯域幅拡張係数は「40kbpsア
ルゴリズム」セクション9で与えられる。 例:本発明により提供される方法の性能を評価するため
に、以下のテストを行った。文字モードでのV.23タ
イプのVBD送信をG.728の40kbpsアルゴリズム
を用いて評価した。この評価において、送信された文字
を受信されたものと比較し、送信された文字の総数か
ら、不一致が検出された数を算出し、この割合を平均誤
差とした。
【0058】「40kbpsアルゴリズム」を含むG.72
8の補償を用いる際に、平均誤差は約33%であった。
【0059】同様なテストで、本発明による方法を評価
した。第1及び第2の予め定義された閾値を共に180
0にあらかじめ設定した。予測利得におけるインパルス
が1800を超過した場合、それぞれが5つのサンプル
(各サンプルは125マイクロ秒の長さを有する)から
なる先行する80のデジタルサンプルベクトルが「定
常」タイプの信号と判断されると、利得補償機構が起動
された。上述のように定義された平均誤差の動的減少が
観測され、これが、約0.05%に減少した。
【0060】上述の記述は本発明の実施例を説明するこ
とのみを目的とすることは理解されるであろう。本分野
を専門とする者にとっては、本発明の範囲より逸脱する
ことなく本発明を実行するさらなる他の方法を見出すこ
とであろうが、それらをも本発明に包括される。
【0061】本発明は以下の特徴を有する。
【0062】1. VBD(音声周波域データ)形式の
送信を符号化・復号化する処理において量子化器のスケ
ーリング補償をベクトル的線形非適応的予測型アルゴリ
ズムにより決定する方法。
【0063】2.上記1の方法は、i 符号化された
デジタルサンプルベクトルを与え、ii 上記デジタル
サンプルベクトルを予測し、それにより線形予測誤差ベ
クトルを導出するためのLP係数を算出し、iii 該線
形予測誤差ベクトルの利得を算出し、iv 該利得から
量子化器のスケーリングを算出し、v 該デジタルサ
ンプルベクトルに対応する該利得の平均値を先行する複
数のデジタルサンプルに基づいて算出し、vi 該利得
と該平均値の差を算出し、vii 該デジタルサンプルベ
クトルの予測誤差におけるインパルスに利得補償が必要
とされるか否かを(a) 上記差と第1の予め定義された
閾値とを比較し、(b) 予め定義された数の最も新しい
デジタルサンプルベクトルに関する利得とこれらに対応
する平均値の差と第2の予め定義された閾値とを比較す
ることにより、決定し、viii ステップ(vii)における
決定において利得補償が必要であると判断された場合に
は、該デジタルサンプルベクトルの予測誤差における該
インパルスに必要とされる補償を決定し、ix ステッ
プ(v)により得られる量子化器のスケーリングをステッ
プ(viii)により決定された利得補償と結合し、該量子化
器の補償スケーリングを得ることを特徴とする上記請求
項1に記載の方法。
【0064】3. 該線形非適応的予測アルゴリズムが
タイプオールポールズモデリングのアルゴリズムである
ことを特徴とする上記1又は2に記載の方法。
【0065】4. 予め定義された数の先行する複数の
デジタルサンプルベクトルに関する該利得とそれらに関
する平均値の差が該第2の予め定義された閾値を超過し
ないとき信号を定常信号であると格付けすることを特徴
とする上記2又は3に記載の方法。
【0066】5. 上記2乃至4において、該デジタル
サンプルベクトルに関連して算出されたLP係数に基づ
く予め定義された関数の値を計算する工程を更に含むこ
とを特徴とする方法。
【0067】6. 上記5において、上記予め定義され
た関数を必要される利得補償の決定の際に用いることを
特徴とする方法。
【0068】7. 上記5又は6において上記予め定義
された関数が
【0069】
【数2】
【0070】A[i]はLP係数、であることを特徴とす
る方法。
【0071】8.上記2乃至7のいずれかの方法におい
て更に予め定義されたピーク閾値を用いることを特徴と
する方法。
【0072】9. 上記8の方法において、ステップ
(v)で差として算出される値を上記予め定義されたピ
ーク閾値と比較することを特徴とする方法。
【0073】10. 上記9の方法において、該利得が
補償される間の第1の予め定義された期間を利得値が上
記予め定義されたピーク閾値のレベル以下に減少するま
で延長されることを特徴とする方法。
【0074】11. 上記全てのいずれかの方法におい
て、線形予測誤差ベクトルが予測誤差ベクトルについて
のトレリス符号量子化を実行し、算出された複数の量子
化された線形予測誤差ベクトルの中から好ましい量子化
線形予測誤差ベクトルを選択することにより導出される
ことを特徴とする方法。
【0075】12. 上記11の方法において、予測誤
差が最小となる線形予測誤差ベクトルを選ぶことによ
り、上記選択が実行されることを特徴とする方法。
【0076】13. 上記2の方法において、上記ステ
ップ(viii)において必要とされる利得補償を該利得の
補償過剰になるのを防ぐ制限閾値に基づいて決定するこ
とを特徴とする方法。
【0077】14. デジタル遠距離通信システムにお
いて動作し、かつVBD(音声周波域データ)形式の送
信を符号化・復号化する処理に際して量子化利得を一時
的に変化させる遠距離通信装置において、 i 利得平均算出器と ii インパルス検出器と iii 信号選別器と iv 決定手段と v 利得補償器と を具備する遠距離通信装置。
【0078】15. 該利得平均算出器は利得評価の平
均を最新のベクトル利得値と該最新のベクトル利得値と
上記利得補償の平均との差(Gdiff)により算出するよ
う動作することを特徴とする上記14に記載の遠距離通
信装置。
【0079】16. 予め定義された期間後に利得の突
発的変動を検出するよう動作する上記インパルス検出器
は上記差(Gdiff)を入力し、予め定義された第1閾値
と比較することを特徴とする上記15に記載の遠距離通
信装置。
【0080】17. 該信号選別器が予め定義されたV
BD送信を検出することを特徴とする上記14乃至16
のいずれかによる遠距離通信装置。
【0081】18. 該決定手段が該インパルス検出器
と該信号選別器の出力を受け、それにより利得補償器を
起動するように構成されることを特徴とする上記14乃
至17のいずれかによる遠距離通信装置。
【0082】19. 該利得補償器が予め定義された期
間、利得を増加させるように動作することを特徴とする
上記14乃至18のいずれかによる遠距離通信装置。
【0083】20. デジタル遠距離通信システムにお
いて動作するデジタル遠距離通信局において、音声周波
域データ信号を受信しそれに基づいて動作する入力イン
ターフェイスと、処理手段とを具備し、該処理手段は上
記デジタルサンプルベクトルを予測し、それより線形予
測誤差ベクトルを導出するためのLP係数と、該線形予
測誤差ベクトルの利得と、該利得に基づく量子化器のス
ケーリングと、先行するデジタルサンプルに基づく該デ
ジタルサンプルベクトルに対応する該利得の平均値と、
該利得と該平均値の差とを算出し、更に、第1の決定手
段を具備し、該第1の決定手段は該デジタルサンプルベ
クトルの予測誤差におけるインパルスに利得補償が必要
とされるか否かをi 上記差と第1の予め定義された
閾値とを比較し、ii 該与えられたデジタルサンプル
ベクトル以外の予め定義された数の最新のデジタルサン
プルベクトルに関する利得とこれらに対応する平均値の
差と第2の予め定義された閾値とを比較することによ
り、決定し、更に、第2の決定手段を具備し、該第2の
決定手段は、第1の決定手段による決定が肯定的と判断
された場合には、該デジタルサンプルベクトルの予測誤
差における該インパルスを補償するために必要な利得補
償を決定するよう動作し、更に、量子化器のスケーリン
グと該第2の決定手段により決定された利得補償とを結
合する手段と、音声周波域データ信号を送信するように
構成された出力インターフェイスとを具備するデジタル
遠距離通信局。
【0084】21. VBD(音声周波域データ)形式
の送信を符号化・復号化する処理における予測誤差イン
パルスを減少するように構成されたデジタル通信システ
ムにおいて、 i 利得平均算出器と ii インパルス検出器と iii 信号選別器と iv 決定手段と v 利得補償器とを具備すること特徴とするデジタル
通信システム。
【0085】22. 該利得平均算出器は利得評価の平
均を最近のベクトル利得値と該最新のベクトル利得値と
上記利得補償の平均との差(Gdiff)により算出するよ
う動作することを特徴とする上記21によるデジタル通
信システム。
【0086】23. 予め定義された期間後に利得の突
発的変動を検出するよう動作する上記インパルス検出器
は上記差(Gdiff)を入力し、予め定義された第1閾値
と比較することを特徴とする上記22によるデジタル通
信システム。
【0087】24. 該信号選別器が予め定義されたV
BD(音声周波域データ)送信を検出することを特徴と
する上記21乃至23のいずれかによるによるデジタル
通信システム。
【0088】25. 該決定手段が該インパルス検出器
と該信号選別器の出力を受け、それにより利得補償器を
起動するように構成されることを特徴とする上記21乃
至24のいずれかによるによるデジタル通信システム。
【0089】26. 該利得補償器が予め定義された期
間、利得を増加させるように動作することを特徴とする
上記21乃至25のいずれかによるによるデジタル通信
システム。
【0090】27. 複数の遠距離通信幹線を一送信経
路で接続する為のデジタル通信システムにおいて、デジ
タル信号を送信するための送信ネットワークの少なくと
も第一端における第1送信手段と少なくとも一対の上記
20の遠距離通信局と該送信ネットワークの少なくとも
第2端における受信手段とを具備するデジタル通信シス
テム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるVBD信号を処理する方法を含む
符号器の略図である。
【図2】トレリスダイアグラムを生成する為の典型的な
状態装置を模式的に示す。
【図3】図2に示される状態装置により生成されるトレ
リスダイアグラムの一例を示す。
【図4】本発明による量子化利得を一時的に変化させる
方法を模式的に示す。
【符号の説明】
1 符号器 3 加算機 5 前段増幅器 10 ビタビ決定ブロック 15 利得スケーリング装置 16 予測器 40 平滑フイルター 42 インパルス検出ブロック 44 信号選別器ブロック 46 判定ブロック 48 補償ブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VBD(音声周波域データ)形式の送信
    を符号化・復号化する処理において量子化器のスケーリ
    ング補償をベクトル的線形非適応的予測型アルゴリズム
    により決定する方法。
  2. 【請求項2】 デジタル遠距離通信システムにおいて動
    作し、かつVBD(音声周波域データ)形式の送信を符
    号化・復号化する処理に際して量子化利得を一時的に変
    化させる遠距離通信装置において、 i 利得平均算出器と ii インパルス検出器と iii 信号選別器と iv 決定手段と v 利得補償器と を具備する遠距離通信装置。
  3. 【請求項3】 デジタル遠距離通信システムにおいて動
    作するデジタル遠距離通信局において、音声周波域デー
    タ信号を受信しそれに基づいて動作する入力インターフ
    ェイスと、処理手段とを具備し、該処理手段は上記デジ
    タルサンプルベクトルを予測し、それより線形予測誤差
    ベクトルを導出するためのLP係数と、該線形予測誤差
    ベクトルの利得と、該利得に基づく量子化器のスケーリ
    ングと、先行するデジタルサンプルに基づく該デジタル
    サンプルベクトルに対応する該利得の平均値と、該利得
    と該平均値の差とを算出し、更に、第1の決定手段を具
    備し、該第1の決定手段は該デジタルサンプルベクトル
    の予測誤差におけるインパルスに利得補償が必要とされ
    るか否かを i 上記差と第1の予め定義された閾値とを比較し、 ii 該与えられたデジタルサンプルベクトル以外の予め
    定義された数の最新のデジタルサンプルベクトルに関す
    る利得とこれらに対応する平均値の差と第2の予め定義
    された閾値とを比較することにより、決定し、更に、第
    2の決定手段を具備し、該第2の決定手段は、第1の決
    定手段による決定が肯定的と判断された場合には、該デ
    ジタルサンプルベクトルの予測誤差における該インパル
    スを補償するために必要な利得補償を決定するよう動作
    し、更に、量子化器のスケーリングと該第2の決定手段
    により決定された利得補償とを結合する手段と、 音声周波域データ信号を送信するように構成された出力
    インターフェイスとを具備するデジタル遠距離通信局。
  4. 【請求項4】 VBD(音声周波域データ)形式の送信
    を符号化・復号化する処理における予測誤差インパルス
    を減少するように構成されたデジタル通信システムにお
    いて、 i 利得平均算出器と ii インパルス検出器と iii 信号選別器と iv 決定手段と v 利得補償器とを具備すること特徴とするデジタル
    通信システム。
  5. 【請求項5】 複数の遠距離通信幹線を一送信経路で接
    続する為のデジタル通信システムにおいて、デジタル信
    号を送信するための送信ネットワークの少なくとも第一
    端における第1送信手段と少なくとも一対の上記請求項
    20の遠距離通信局と該送信ネットワークの少なくとも
    第2端における受信手段とを具備するデジタル通信シス
    テム。
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