JP2000351296A - 液剤塗布器 - Google Patents

液剤塗布器

Info

Publication number
JP2000351296A
JP2000351296A JP11202119A JP20211999A JP2000351296A JP 2000351296 A JP2000351296 A JP 2000351296A JP 11202119 A JP11202119 A JP 11202119A JP 20211999 A JP20211999 A JP 20211999A JP 2000351296 A JP2000351296 A JP 2000351296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
liquid
container body
liquid agent
leaf spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11202119A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Tamura
政之 田村
Yuji Ishida
裕司 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUJIYUU KASEI KK
Original Assignee
MARUJIYUU KASEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MARUJIYUU KASEI KK filed Critical MARUJIYUU KASEI KK
Priority to JP11202119A priority Critical patent/JP2000351296A/ja
Publication of JP2000351296A publication Critical patent/JP2000351296A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pens And Brushes (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器本体内の液剤を毛束状の塗布先より滲出
させて塗布する液剤塗布器として、塗布先と液剤貯留部
との間に介在する弁部の開閉操作を容易に行え、構造的
に簡素なものを提供する。 【解決手段】 可撓性材料からなるボトル型の容器本体
1の口部1aに、毛束状の塗布部材3Aを保持した塗布
先ホルダー2が嵌着され、容器本体1内に帯状ばね板を
中間部でUターンさせた板ばね部材5が装填され、内部
の弁部がばね力の付勢を受けた弁軸6によって常時は閉
弁し、板ばね部材5の両側部5c,5cを容器本体1の
外側から挟圧して変形させることにより、板ばね部材5
のUターン部5bに下端部を係止した弁軸6が開弁動作
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、修正液、各種の
筆記具用インキ、化粧液等の液剤を自由流動状態で貯留
する容器本体の口部に、毛束状の塗布部材を保持した塗
布先ホルダーが嵌着された液剤塗布器に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】液剤塗布器として、塗布先に毛
を束ねた毛筆状の筆穂を用いたものがある。これは、液
剤貯留部から供給される液剤を内側から筆穂に浸潤させ
て塗布するものであり、筆穂の塗布面への押し付け度合
によって塗布幅が変化するから、例えば修正液では細部
の修正から広幅の修正まで自在に行え、また筆記用イン
キでは毛筆の書体で細字から太字まで任意に筆記できる
利点がある。しかるに、液剤を自由流動状態で収容する
塗布器の場合、毛筆状の筆穂を用いると滲出過剰にな
り、不要部位まで液剤が塗着されたり、修正液では乾燥
に時間を要したり、インキにおける紙面での滲みを生じ
たり、更には筆穂からぼた落ちして被塗面や周面を汚す
といった問題を生じ易い。
【0003】そこで、毛筆状の筆穂を備えて液剤を自由
流動状態で収容する液剤塗布器として、特に把持部(容
器本体)が長筒状である所謂ペンタイプの塗布器では、
従来より、筆穂と液剤貯留部との間に弁部を介在させる
と共に、塗布器末端の外部に該弁部を開閉操作するため
のノック部材を設け、常時は弁部をばね力によって閉弁
状態に保ち、筆穂の液量不足による掠れを生じた際にノ
ック部材を押圧することにより、操作軸を介して弁体が
開作動し、液剤貯留部の液剤が筆穂側に補給されるよう
にしたものが採用されている。
【0004】しかるに、上記のノック部材を備える液剤
塗布器では、容器後端側に容器内外の封止を兼ねた膜状
の弾性体を取り付け、この弾性体の内面側に弁体より後
方へ延出した操作軸の後端を結合すると共に、該弾性体
の外側にノック部材を取り付けた構造か、あるいは前記
操作軸の後端側をシール部を介して容器外へ突出させ、
この突出した後端にノック部材を取り付けた構造である
ため、容器尾端側の構造が複雑化して部品点数も多くな
り、組み立てに多大な手間を要して製造コストが高く付
くという難点があった。また、容器本体を容量の大きい
ボトル型とする液剤塗布器の場合、不使用時に机上等に
立て置き可能とする上で、容器本体の底部に前記のよう
なノック部材を取り付けることができず、弁部を設ける
構成では他の開弁操作機構が必要となる。
【0005】この発明は、上述の事情に鑑みて、塗布先
が前記筆穂を含む毛束状の塗布部材からなり、この塗布
先と容器本体の液剤貯留部との間に弁部を介在した液剤
塗布器として、該弁部の開閉操作を容易に且つ確実に行
える上、部品点数が少なく、低コストで容易に組立製作
でき、また容器本体を立て置き可能なボトル型に構成で
きるものを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る液剤塗布器は、液剤貯留部を
構成する可撓性材料からなる容器本体の口部に、毛束状
の塗布部材を保持した塗布先ホルダーが嵌着され、この
塗布部材と前記液剤貯留部との間の液通路に弁部が介在
すると共に、前記容器本体内に該弁部の開閉を担う板ば
ね部材が装填され、前記弁部は、常時は弁座に対してば
ね力の付勢を受けた弁軸の前端側の弁体部が液剤貯留部
側から押接して前記液通路を閉鎖しており、前記板ばね
部材は、帯状ばね板を中間部でUターンするように曲成
したものからなり、そのUターン部を容器本体の内底側
へ向けた配置で両端部が容器本体の口部近傍に止着さ
れ、前記弁軸の後端部には板ばね部材のUターン部と係
合する係止部を有する構成としている。
【0007】上記構成の液剤塗布器では、毛束状の塗布
部材の被塗面への押し付け度合によって塗布幅を任意に
調整できるが、常時は弁部によって塗布部材と液剤貯留
部との間の液通路が閉鎖しており、塗布に要する液が弁
部よりも塗布先側に存在する液剤で賄われるから、塗布
時に滲出過剰になることはない。しかして、塗布先側の
液量不足による掠れを生じた際には、塗布先側を下向き
にした状態で容器本体の外側から前記板ばね部材の両側
部を挟圧すれば、該板ばね部材がUターン部を容器本体
の内底側へ近付けるように変形するから、この変形に伴
って前記弁軸が該Uターン部に係合した係止部を介して
液剤貯留部側へ変位し、前記弁部が開弁し、液剤貯留部
の液剤が液通路を通して塗布部材に補給される。
【0008】上記請求項2の発明では、上記請求項1の
液剤塗布器において、弁軸は、コイルスプリングを介し
て閉弁方向に付勢されると共に、後端部が板ばね部材の
Uターン部に設けた透孔に挿通され、この挿通した後端
に前記透孔の縁部に係合する前記係止部を有してなる構
成としている。この場合、弁軸と板ばね部材とが非連結
であるから、弁軸の後端の係止部が閉弁状態で板ばね部
材の透孔の縁部から若干離れるように設定しておけば、
該弁軸は板ばね部材のばね力の影響を受けずにコイルス
プリングの付勢のみで閉弁することになり、その閉弁の
ためのばね圧設定が容易になると共に、出荷時の輸送中
等において容器本体が外側から押されても、板ばね部材
に僅かな変形を生じる程度では開弁しないため、液剤の
漏出や溶媒揮散による高粘度化を防止できる。
【0009】請求項3の発明は、上記請求項1又は2の
液剤塗布器において、弁軸の前端に突軸部が形成され、
この突軸部が塗布部材の毛束内に突入配置してなる構成
としている。この構成では、弁部が開弁する際に塗布部
材の毛束内に突入している突軸部の退行移動に伴って毛
束内に負圧が発生し、この負圧によって液剤が毛束内に
強制的に吸い込まれると共に、次いで閉弁する際に突軸
部の進行移動に伴って毛束内に正圧が加わり、この正圧
によって液剤が毛束内に強制的に押し込まれることにな
る。従って、使用後の塗布部材の毛束が浸潤していた液
剤の乾燥硬化によって固まっていても、次の使用時に上
記の開弁操作を数回行うことにより、毛束内への液剤の
浸透が著しく促進され、硬化していた液剤の結合剤成分
が浸透する溶媒成分によって急速に溶解され、簡単に固
まりがほぐれて塗布可能な状態に戻る。
【0010】請求項4の発明は、上記請求項1〜3のい
ずれかの液剤塗布器において、容器本体が口部を上にし
て立て置き可能なボトル型である構成としている。この
ボトル型の場合、液剤容量を大きく設定できる反面、従
来のようなノック部材による弁開閉機構は採用不能であ
るが、前記板ばね部材と弁軸の係合構造によって確実な
弁開閉を行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る液剤塗布器
の実施例について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜6は第一実施例、図7は第二実施例をそれぞれ示
す。
【0012】図1及び図2に示すように、第一実施例の
液剤塗布器Aは、内部を液剤貯留部10とするボトル型
の容器本体1、その円筒状の口部1aに外嵌する塗布先
ホルダー2、塗布先ホルダー2の内側に嵌着された弁座
筒3、容器本体1の口部1aの内側に嵌着されたばね受
け筒4、容器本体1内に配置した板ばね部材5、塗布先
ホルダー2から容器本体1Aにわたる内部に垂直に配置
した弁軸6、この弁軸6を付勢するコイルスプリング
7、弁座筒3に設けた刷毛型の塗布部材8A、塗布先ホ
ルダー2に嵌着するキャップ9より構成されている。
【0013】容器本体1は、ポリエチレン等の熱可塑性
半硬質合成樹脂のブロー成形物からなり、外周に雄ねじ
11aを設けた口部1aと、それよりも若干径大の円筒
状の首部1bと、やや偏平な胴部1cとで、机上等に立
て置きできる形状に構成されている。また、塗布先ホル
ダー2は、硬質合成樹脂成形物からなり、略円錐状の先
部2aと、内側に雌ねじ11bを設けた短筒状の基部2
bとの間に環状段部2cを有しており、基部2bにおい
て容器本体1の口部1aに螺着すると共に、環状段部2
cにキャップ9の開口縁が嵌合するようになっている。
【0014】弁座筒3は、硬質合成樹脂成形物からな
り、図5でも示すように、先細テーパー状の外周面を有
する上筒部3aと中間筒部3b及び下筒部3cよりな
り、上筒部3aの端面に開口した中心孔30の内周に、
内向きに拡径する環状テーパー面からなる弁座31が形
成され、また中間筒部3bと下筒部3cとの間にフラン
ジ部32を有している。しかして、上筒部3aの端面に
は複数(図では4束)の刷毛束8a…が中心孔30を囲
むように周方向に等配して植毛されると共に、その植毛
位置から外れた径方向両側には端面から周面にかけて凹
入した一対の係合溝33,33が形成されている。
【0015】ばね受け筒4は、半硬質合成樹脂成形物か
らなり、図4(イ)でも示すように、外筒部4aと内筒
部4bとが下端側で径方向に沿う帯板状の底板部4cを
介して一体化した二重筒状をなし、底板部4cの両側に
開口部40,40を備えると共に、外筒部4aの下端に
は各々開口部40側へ突出した一対の係止突起41,4
1が形成され、また外筒部4aの上縁にはフランジ部4
2を有している。
【0016】そして、弁座筒3は上筒部3a及び中間筒
部3bを塗布先ホルダー2の内側に嵌入させ、ばね受け
筒4は容器本体1の口部1aの内側に嵌入させるが、両
者のフランジ部31,42は、重なった状態で容器本体
1の口部1aの端面と塗布先ホルダー2の段部2cの内
側との間で挟着されることにより、容器本体1と塗布先
ホルダー2との嵌合部を液密封止するパッキンとして機
能している。また、弁座筒3に植設された刷毛束8a…
は、該塗布先ホルダー2の先窄み形状をなす先部2aの
内側で絞られ、一束に合体した刷毛型の塗布部材8Aと
して先端開口20より外側へ突出する。なお、弁座筒3
の係合溝33,33には、図4(ロ)に示すように、塗
布先ホルダー2の先部2aの内側に設けた係止片21,
21が嵌合している。
【0017】板ばね部材5は、帯状ばね板の中間部を丸
く膨らんでUターンする形に曲成したものであり、対向
する両端部5a,5aにそれぞれ矩形の係止孔50(図
2参照)が穿設されると共に、Uターン部5bに透孔5
1を有している。しかして、この板ばね部材5は、各係
止孔50にばね受け筒4の各係止突起41が嵌入した状
態で、両端部5b,5bをばね受け筒4の外筒部4aと
弁座筒3の下筒部3cとの間で挟むことにより、Uター
ン部5bが容器本体1の内底側に向き、且つUターンし
た両側部5c,5cの対向方向が容器本体1の胴部1c
の短径方向に沿う配置形態として、容器本体1内に止着
されている。
【0018】弁軸6は、細長い丸棒状の軸本体6aの前
部に、弁座筒3の弁座31に対応する弁体部60と、こ
の弁体部60から前方へ突出する突軸部61と、弁体部
60の基部側に位置したばね受けフランジ62とが同心
状に一体形成されており、ばね受けフランジ62とばね
受け筒4の底板部4cとの間にコイルスプリング7を介
在した状態で、軸本体6aをばね受け筒4の内筒部4b
に挿通することにより、該内筒部4bをガイドとして軸
方向摺動自在に、且つ常時はコイルスプリング7の弾発
力によって弁体部60が弁座筒3の弁座31に押接する
閉弁姿勢に保持されている。しかして、軸本体6aの後
端には係止ピン63が板ばね部材5の透孔51を通して
螺着されており、この係止ピン63の頭が透孔51の縁
部に係合する笠状の係止部63aを構成している。ま
た、突軸部61は、やや先細で図6に示すように横断面
が十字形をなしており、弁座筒3の中心孔30より突出
し、弁軸の閉弁姿勢において先端が塗布部材8Aの中心
に突入している。
【0019】上記構成の液剤塗布器Aでは、容器本体1
の液剤貯留部10に、修正液、各種の筆記具用インキ、
化粧液等の液剤Lを自由流動状態で収容するが、液剤L
が修正液のような沈降性の固形粒子を高濃度で含む場合
には再分散用の攪拌球12(図1参照)を入れる。そし
て、使用に際しては、キャップ9を外して塗布先側を下
向きにし、液剤Lを浸潤させた塗布部材8Aによって紙
面等の被塗面に塗布するが、常時は弁座31が閉塞して
いるため、塗布に伴って消費される液剤Lは該弁座31
よりも塗布先側に存在する分によって賄われ、液剤貯留
部10内の液剤Lが塗布先側へ流れ込んで塗布部材8A
に直接浸透することはない。従って、塗布部材8Aから
の滲出過剰によって不要部位まで液剤Lが塗着された
り、修正液では塗布量過多で乾燥に時間を要したり、イ
ンキでは紙面での滲みを生じたり、更には塗布先から液
剤Lがぼた落ちして被塗面や周面を汚すといった問題を
生じない。
【0020】一方、塗布先側の液剤不足によって塗布の
掠れを生じ始めた際には、塗布先側が下位になる把持姿
勢で容器本体1の短径側の両側壁部13,13を指で挟
み付けて押圧することにより、良好な塗布性を回復でき
る。すなわち、図1の仮想線で示すように、容器本体1
の両側壁部13,13を挟圧して凹ませると、内側にあ
る板ばね部材5は丸く膨らんだ両側部5c,5cが押さ
れて接近するように変形し、これに伴ってUターン部5
bの位置が容器本体1の内底側へ変位するから、弁軸6
は係止部63aと該Uターン部5bの透孔51の縁部と
の係合によってコイルスプリング7の付勢に抗して容器
本体1の内底側へ移動し、もって弁座31が開くため、
液剤貯留部10内の液剤Lが弁座筒3の中心孔30を通
して塗布先側に補給される。
【0021】そして、容器本体1の挟圧を止めれば、板
ばね部材5はそれ自身の蓄力によって元の状態に復帰す
ると共に、弁軸6もコイルスプリング6の蓄力によって
元の閉弁位置へ復帰移動し、この過程で塗布先側への液
剤補給量に見合う空気が液剤貯留部10内へ流入する。
なお、一回の挟圧操作で塗布の掠れが解消されない場合
は、同じ操作を繰り返せばよい。
【0022】また、上記の実施例構成では、開弁の際に
塗布部材3Aの毛束内に突入している突軸部61が退行
移動するから、これに伴って毛束内に発生する負圧によ
って液剤Lが毛束内に強制的に吸い込まれ、また次に閉
弁する際には該突軸部61の進行移動に伴って毛束内に
正圧が加わり、この正圧によって液剤Lが毛束内に強制
的に押し込まれる。従って、使用後の塗布部材3Aの毛
束が浸潤していた液剤Lの乾燥硬化によって固まってい
ても、次の使用時に上記の開弁操作を数回行うことによ
り、毛束内への液剤Lの浸透が著しく促進されるから、
硬化していた液剤の結合剤成分が浸透する溶媒成分によ
って急速に溶解され、短時間で固まりがほぐれて塗布可
能な状態に戻る。
【0023】なお、上述した第一実施例の液剤塗布器A
ではコイルスプリング6によって弁軸6を閉弁方向へ付
勢しているが、この発明においては、弁軸6の後端を板
ばね部材5のUターン部5bに固定的に係着することに
より、該板ばね部材5のばね力を利用して弁軸を閉弁方
向へ付勢し、もってコイルスプリング6を省略した構造
としてもよい。しかるに、前記実施例のように弁軸6と
板ばね部材5とが非連結である構造では、弁軸6の後端
の係止部63aが閉弁状態で図1の実線で示すように板
ばね部材5の透孔51の縁部から若干離れるように設定
しておけば、該弁軸6は板ばね部材5のばね力の影響を
受けずにコイルスプリング6の付勢のみで閉弁すること
になり、その閉弁のためのばね圧設定が容易になると共
に、出荷時の輸送中等において容器本体1が外側から押
されても、板ばね部材5に僅かな変形を生じる程度では
開弁しないため、液剤Lの漏出や溶媒揮散による高粘度
化を防止できるという利点がある。
【0024】この発明の液剤塗布器の塗布先に用いる毛
束状の塗布部材としては、前記第一実施例で示した塗布
部材8Aの如き刷毛型のものに限らず、例えば図7に示
す第二実施例の液剤塗布器Bにおける塗布部材8Bのよ
うな筆穂型のものも使用できる。この塗布部材3Bは、
合成繊維からなる多数本の毛を束ねて熱処理により一体
化すると共に、基端部81をプレスによって外側へ拡が
った形に固めたものであり、この基端部81を塗布先ホ
ルダー2の先窄み形状をなす先部2aの内側に配置する
ことによって抜け止めされている。なお、刷毛型の塗布
部材8Aとしても、前記第一実施例のように弁座筒3に
植毛したものに限らず、弁座筒3とは別の独立した合成
樹脂製の座体に植毛したものも使用できる。
【0025】また、板ばね部材5は、帯状ばね板の中間
部を前記第一実施例のように丸く膨らんでUターンする
形に曲成したものに限らず、膨らみのないU字形に曲成
したもの等、様々な曲成形態を採用できると共に、容器
本体1の両側壁部13,13に対して両側部5c,5c
を図1のように離間させず、接触状態としても差し支え
ない。
【0026】更に、この発明は、容器本体1が前記実施
例のような容量を大きくできるボトル型である場合の適
用性に優れるが、容器本体1が長筒状をなす所謂ペンタ
イプの塗布器にも適用可能である。その他、この発明の
液剤塗布器においては、容器本体1及び塗布先ホルダー
2の形状、塗布先ホルダー2における塗布部材の保持構
造、板ばね部材5の両端部5a,5aの止着構造、弁部
の構造等、細部構成については実施例以外に種々設計変
更可能である。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、容器本体内に
収容した修正液、各種の筆記具用インキ、化粧液等の液
剤を毛束状の塗布先より滲出させて被塗面に塗布する液
剤塗布器として、塗布先と液剤貯留部との間に弁部を備
え、容器本体内に装填された板ばね部材の変形によって
弁部が開作動する構成であり、弁部が常時は閉弁してい
るために塗布時に滲出過剰を生じず、しかも塗布先側の
液量不足による掠れを生じた際、容器本体を外側から挟
圧するだけの極めて簡単な操作によって弁部を開弁さ
せ、もって液剤を塗布先側へ補給して良好な塗布性を回
復できる上、構造的に簡素であって低コストで容易に組
立製作できるものが提供される。
【0028】請求項2の発明によれば、上記の液剤塗布
器として、弁部の弁軸が板ばね部材に対して非連結でコ
イルスプリングを介して閉弁方向に付勢される構成であ
ることから、閉弁のためのばね圧設定が容易であると共
に、出荷時の輸送中等において容器本体が多少押圧され
ても開弁しにくく、液剤の漏出や溶媒揮散による高粘度
化を防止できるものが提供される。
【0029】請求項3の発明によれば、上記の液剤塗布
器において、弁軸の前端に設けた突軸部が塗布部材の毛
束内に突入配置する構成であり、弁部の開閉に伴う該突
軸部の進退動作によって毛束状の塗布部材に対する液剤
の浸透が著しく促進されるため、使用後の塗布部材の毛
束が液剤の乾燥硬化によって固まっていても、次の使用
時に開弁操作を数回行うことにより、簡単に固まりがほ
ぐれて塗布可能な状態に戻るという利点がある。
【0030】請求項4の発明によれば、特に容器本体が
立て置き可能なボトル型である場合でも、塗布先が毛束
状であって内部に弁機構を備える液剤塗布器として、極
めて簡単な操作によって弁部を開弁させて液剤を塗布先
側へ補給できるものが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る第一実施例の液剤塗布器の縦
断側面図である。
【図2】 同液剤塗布器の一部破断正面図である。
【図3】 同液剤塗布器の塗布先側における左半部を閉
弁状態、右半部を開弁状態として示す縦断面図である。
【図4】 同液剤塗布器の塗布先側の横断面を示し、
(イ)は図3のイ−イ線の断面矢視図、(ロ)は図3の
ロ−ロ線の断面矢視図である。
【図5】 同液剤塗布器に使用される刷毛型の塗布部材
の斜視図である。
【図6】 同液剤塗布器に使用される弁軸の正面図であ
る。
【図7】 この発明に係る第二実施例の液剤塗布器にお
ける塗布先側の縦断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 1a 口部 1b 首部 1c 胴部 10 液剤貯留部 2 塗布先ホルダー 20 先端開口 3 弁座筒(弁部) 30 中心孔(液通路) 31 弁座 4 ばね受け筒 5 板ばね部材 5a 端部 5b Uターン部 5c 側部 51 透孔 6 弁軸 6a 軸本体 60 弁体部 61 突軸部 63a 係止部 7 コイルスプリング 8A,8B 塗布部材 8a 刷毛束 A,B 液剤塗布器 L 液剤
フロントページの続き Fターム(参考) 2C350 GA04 GA11 HA15 HC03 HC04 HC05 KA09 KA10 KC02 KC04 KD04 KD09 KF01 NA10 NA11 NC02 NC03 NC04 NC10 NC33 NC39 4F042 FA24 FA29 FA30 FA35 FA39

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液剤貯留部を構成する可撓性材料からな
    る容器本体の口部に、毛束状の塗布部材を保持した塗布
    先ホルダーが嵌着され、この塗布部材と前記液剤貯留部
    との間の液通路に弁部が介在すると共に、前記容器本体
    内に該弁部の開閉を担う板ばね部材が装填され、 前記弁部は、常時は弁座に対してばね力の付勢を受けた
    弁軸の前端側の弁体部が液剤貯留部側から押接して前記
    液通路を閉鎖しており、 前記板ばね部材は、帯状ばね板を中間部でUターンする
    形に曲成したものであり、そのUターン部を容器本体の
    内底側へ向けた配置で両端部が容器本体の口部近傍に止
    着され、 前記弁軸の後端部には板ばね部材のUターン部と係合す
    る係止部を有し、 容器本体の外側から前記板ばね部材の両側部を挟圧する
    ことにより、該板ばね部材がUターン部を容器本体の内
    底側へ近付けるように変形し、この変形に伴って前記弁
    軸が該Uターン部に係合した係止部を介して液剤貯留部
    側へ変位し、前記弁部が開弁するように構成されてなる
    液剤塗布器。
  2. 【請求項2】 弁軸は、コイルスプリングを介して閉弁
    方向に付勢されると共に、後端部が板ばね部材のUター
    ン部に設けた透孔に挿通され、この挿通した後端に前記
    透孔の縁部に係合する前記係止部を有してなる請求項1
    記載の液剤塗布器。
  3. 【請求項3】 弁軸の前端に突軸部が形成され、この突
    軸部が塗布部材の毛束内に突入配置してなる請求項1又
    は2に記載の液剤塗布器。
  4. 【請求項4】 容器本体が口部を上にして立て置き可能
    なボトル型である請求項1〜3のいずれかに記載の液剤
    塗布器。
JP11202119A 1999-06-10 1999-06-10 液剤塗布器 Pending JP2000351296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202119A JP2000351296A (ja) 1999-06-10 1999-06-10 液剤塗布器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202119A JP2000351296A (ja) 1999-06-10 1999-06-10 液剤塗布器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000351296A true JP2000351296A (ja) 2000-12-19

Family

ID=16452288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11202119A Pending JP2000351296A (ja) 1999-06-10 1999-06-10 液剤塗布器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000351296A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5803640A (en) Applicator
US5636931A (en) Applicator device with a perforated piston
JP6736144B2 (ja) 塗布具
CN102427746A (zh) 可压缩化妆用涂抹器
JP6868377B2 (ja) 液状化粧料容器
JP6746053B2 (ja) 液状化粧料容器
KR200383301Y1 (ko) 화장품 도포용 팁
JP4726279B2 (ja) 液体塗布具
JP2000254575A (ja) 液剤塗布器
US20090116895A1 (en) Cosmetic Storage Type Applicator
US20220218090A1 (en) Liquid cosmetic material container
JP2004065467A (ja) 高粘度流動性化粧品を塗布するための化粧用具
JPH10235273A (ja) 吐出容器
JP2000351296A (ja) 液剤塗布器
JP2000254576A (ja) 液剤塗布器
JP2000351297A (ja) 液剤塗布器
US11684134B2 (en) Packaging and applicator device for eyeliner
CN119816267A (zh) 牙齿增白装置
JPH0750235Y2 (ja) ペ ン
JP2500887Y2 (ja) 塗布具
JP3355991B2 (ja) ノック式塗布具
JPH11138085A (ja) 塗布具
JP7339823B2 (ja) 塗布具
JP2510821Y2 (ja) 塗布具
JP2000272291A (ja) 修正液塗布器