JP2000351985A - オゾン化植物油の生成方法及びオゾン化植物油の生成装置 - Google Patents

オゾン化植物油の生成方法及びオゾン化植物油の生成装置

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JP2000351985A
JP2000351985A JP11164706A JP16470699A JP2000351985A JP 2000351985 A JP2000351985 A JP 2000351985A JP 11164706 A JP11164706 A JP 11164706A JP 16470699 A JP16470699 A JP 16470699A JP 2000351985 A JP2000351985 A JP 2000351985A
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JP
Japan
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vegetable oil
ozone
container
ozonized
ozonated
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Shigeru Suzuki
滋 鈴木
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NIPPON OZON KK
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  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾン化植物油を効率よく、しかも低コスト
で生成することのできる方法及びそのための装置を提供
すること。 【解決手段】 オゾン化すべき植物油2を収容,密封し
た容器1内に下方からオゾンを供給,噴出させることに
よりオゾン化植物油を生成する方法において、前記容器
1にオゾン化すべき植物油2を収容したオゾン吸収容器
10を設置し、前記容器1内において未反応の余剰のオゾ
ンをオゾン吸収容器10内の下方から噴出させて該容器10
内の植物油2に接触,吸収させてオゾン化植物油を生成
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オゾン化植物油の生成
方法及びこの方法を実施するためのオゾン化植物油生成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オゾン化植物油は、医療,衛生その他の
分野において、殺菌,消毒などに用いられており、従来
は、オゾン化すべき植物油を収容した容器を密封し、該
容器内にオゾンを噴出させて植物油にオゾンを接触させ
ることにより、オゾン化植物油を生成する方法が採用さ
れていた。
【0003】その具体的な例としては、図3に示すよう
な装置により生成されていたのである。即ち、図3にお
いて、1はオゾン化すべき植物油2を収容した容器、3
は該容器1の蓋、4は原料酸素供給部、5は原料酸素を
供給すれば無声放電によりオゾンを発生するオゾン発生
器、6はオゾン供給管、7は該オゾン供給管6の先端部
に接合したオゾン散気管、8は排オゾン排出管、9は触
媒により排オゾンを分解する排オゾン分解器であって、
容器1内に、その底部に前記オゾン散気管7を配備し、
植物油2を収容して蓋3により該容器1を密封した後、
原料酸素供給部4からオゾン発生器5内に酸素を供給し
て無声放電によりオゾンを発生させ、発生したオゾンを
オゾン供給管6を通してオゾン散気管7に送り込み、該
散気管7から気泡状になって噴出されるオゾンを植物油
2に接触させて、オゾン化植物油を生成していたのであ
り、容器1から排出される余剰のオゾンは前記排出管8
から排オゾン分解器9に送られ、触媒により分解されて
大気中に放出されるようにしていた。
【0004】然し乍ら、上記のような従来方法では、オ
ゾン化の程度によって、植物油2の粘度が次第に増大す
る一方、植物油2は常温で不溶解物が析出するため、オ
ゾンの注入が困難になってオゾンの圧力が上昇し、オゾ
ン濃度が一定でなくなって、安定してオゾン化植物油を
生成できないという問題があるし、また、植物油の種類
によっては、オゾン化が困難なこともあり、このような
場合、未反応の余剰のオゾンを分解するために高価なオ
ゾン分解触媒を用いる必要があるため、生成コストが高
くなるという問題もあったのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来技術に鑑み、オゾン化植物油を効率よく、しかも
低コストで生成することのできる方法及びそのための装
置を提供することを、その課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされ本発明オゾン化植物油の生成方法の
構成は、オゾン化すべき植物油を収容,密封した容器内
に下方からオゾンを供給,噴出させることによりオゾン
化植物油を生成する方法において、前記容器の外にオゾ
ン化すべき植物油を収容したオゾン吸収容器を設置し、
前記容器内において未反応の余剰のオゾンをオゾン吸収
容器内の下方から噴出させて該容器内の植物油に接触,
吸収させることを特徴とするものである。
【0007】また、本発明オゾン化植物油の生成装置の
構成は、オゾン化すべき植物油を収容して密封する容器
と、オゾン発生器と、前記オゾン発生器において生成し
たオゾンを前記容器の蓋または側部を気密に貫通して該
容器内部に供給するオゾン供給管と、オゾン化すべき植
物油を収容し前記容器内における余剰のオゾンをその下
方から噴出させて植物油に吸収させるオゾン吸収容器と
から成ることを特徴とするものである。
【0008】而して、本発明において、容器内に供給,
噴出させるオゾンは、酸素を無声放電によりオゾンに生
成するオゾン発生器により生成されたオゾンを用いる
と、オゾンの純度が高いので、植物油をオゾン化するの
に好適である。
【0009】また、容器内の植物油を撹拌しながらオゾ
ンを供給すると、気泡化したオゾンが更に細かく気泡化
されるので、植物油へのオゾンの接触面積が増大して接
触が良好となり、オゾン化の時間を短縮できる。
【0010】更に、植物油のオゾン化操作中に植物油の
粘度が高くなり、供給するオゾンの圧力が増大したら、
植物油を加温すれば、その粘度が低下して、オゾンの圧
力も低下し、植物油へのオゾンの接触が良好となる。
【0011】なお、オゾン化すべき植物油としては、不
飽和脂肪酸、例えば、オレイン酸,リノ−ル酸,リノレ
イン酸を主体とするグリセライドを多量に含有する植物
油が好適である。これは、オゾンとの反応が容易な上
に、反応後、良好に安定するからである。オゾン化すべ
き植物油の例としては、オリ−ブ油,べに花油等が挙げ
られる。
【0012】
【発明の実施の形態】次ぎに、本発明の実施の形態例を
図により説明する。図1は本発明方法を実施する装置の
一例の概略図、図2は同じく別例の概略図、図3は従来
方法を実施する装置の概略図である。なお、各図におい
て、同一符号は同一部分を示す。
【0013】図1,2において、10は図3に示した装置
のオゾン化すべき植物油2を収容した容器1の隣に設置
したオゾン吸収容器で、前記植物油2と同じ植物油2を
収容してある。11は前記オゾン吸収容器10内の下部に配
備した散気管、12は容器1内におけるオゾン化に使用し
て余った余剰のオゾンをオゾン吸収容器10に供給する排
オゾン供給管、13は前記オゾン吸収容器10内において用
いられ、余った余剰のオゾンを排出する排オゾン排出管
で、オゾン供給管12の先端部を散気管11に接続して、オ
ゾン吸収容器10内に前記余剰のオゾンを噴出させること
により、植物油2に接触,吸収させて、該植物油2をオ
ゾン化させた後、余剰のオゾンを排オゾン排出管13から
大気中に放出するようになっている。即ち、従来方法に
おいては、容器における植物油のオゾン化に使用して余
った余剰のオゾンは、これを排オゾン分解器に送り込ん
で触媒によりオゾンを分解して大気中に放出していた
が、本発明方法においては、容器1内の余剰のオゾンを
再び植物油のオゾン化に使用するようにしたので、オゾ
ンの消費量を少なくし、しかも植物油のオゾン化を効率
的に行うことができると共に、高価な触媒を使用しない
ので、植物油のオゾン化コストを低廉に抑えることが可
能となる。
【0014】なお、上記におけるオゾン吸収容器10内で
使用された後の余剰のオゾンを、図2に示すように、該
容器10の後段に配備したオゾン検知装置14に送り込み、
安全性を確かめた後、大気中に放出するようにしてもよ
い。前記オゾン検知装置14は内部にヨ−ドカリ水溶液を
収容して、容器1から容器10にオゾンを供給するのと同
様に、容器10からオゾンの供給を受けるようにするもの
とする。
【0015】また、図1,2において、15は撹拌翼16を
先端部に取付けた撹拌軸、17は該撹拌軸を駆動するモ−
タで、これらにより撹拌装置を構成するのであるが、図
示のように、撹拌翼16を散気管7の上に位置させ、撹拌
軸15を蓋3に気密に貫通させて設置し、撹拌翼16を撹拌
させながらオゾンを容器1内に供給すれば、オゾンに気
泡は更に細かくなり、植物油2への接触が良好となるの
で、植物油2のオゾン化が効率的に行われ、オゾン化の
時間が短縮される。
【0016】更に、図における18は容器1の下部外側に
配備した加温装置で、この加温装置18は植物油2のオゾ
ン化を開始した後、しばらくは使用せず、前記オゾン化
が進むに連れて植物油2の粘度が高くなり、該植物油2
へのオゾンの接触が不良となって、供給しているオゾン
の圧力が増大したら、加温装置18を駆動して植物油2を
加温すれば、その粘度がを低下し、同時にオゾンの圧力
も低下するので、植物油へのオゾンの接触が良好とな
る。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、本発明
方法は、オゾン化すべき植物油を収容,密封した容器内
に下方からオゾンを供給,噴出させることによりオゾン
化植物油を生成する方法において、前記容器の外にオゾ
ン化すべき植物油を収容したオゾン吸収容器を設置し、
前記容器内において未反応の余剰のオゾンをオゾン吸収
容器内の下方から噴出させて該容器内の植物油に接触,
吸収させることによりオゾン化植物油を生成する方法で
あり、また、前記方法を実施するための装置は、オゾン
化すべき植物油を収容して密封する容器と、オゾン発生
器と、前記オゾン発生器において生成したオゾンを前記
容器の蓋または側部を気密に貫通して該容器内部に供給
するオゾン供給管と、オゾン化すべき植物油を収容し前
記容器内における余剰のオゾンをその下方から噴出させ
て植物油に吸収させるオゾン吸収容器とから成るもので
あるから、容器内で使用し余った余剰のオゾンを用いて
オゾン吸収容器内に収容した植物油をオゾン化できるの
で、オゾンを無駄に消費することなく、効率よくオゾン
化植物油を生成することができるし、従来の方法,装置
においては、余剰のオゾンを高価な触媒を用いるオゾン
分解器で分解し排出していたが、このようなオゾン分解
器を使用しないですむので、オゾン化コストを更に低減
できる。
【0018】また、容器内に供給,噴出させるオゾン
は、酸素を無声放電によりオゾンに生成するオゾン発生
器により生成されたオゾンを用いると、オゾンの純度が
高いので、高品質のオゾン化植物油を得ることができ
る。
【0019】更に、容器内の植物油を撹拌しながらオゾ
ンを供給すると、気泡化したオゾンが更に細かく気泡化
されるので、植物油へのオゾンの接触面積が増大して接
触が良好となり、オゾン化の時間を短縮できる。
【0020】一方、植物油のオゾン化操作中に植物油の
粘度が高くなり、供給するオゾンの圧力が増大したら、
加温装置を駆動して、植物油を加温すれば、その粘度が
低下し、オゾンの圧力も低下するので、植物油へのオゾ
ンの接触が良好となり、そのオゾン化を支障なく行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する装置の一例の概略図。
【図2】本発明方法を実施する装置の別例の概略図。
【図3】従来方法を実施する装置の該略図。
【符号の説明】
1 容器 2 オゾン化すべき植物油 3 容器の蓋 4 酸素供給部 5 オゾン発生器 6 オゾン供給管 7 散気管 8 余剰オゾン排出管 9 排オゾン分解器 10 オゾン吸収容器 11 散気管 12 排オゾン供給管 13 排オゾン排出管 14 オゾン検知装置 15 撹拌軸 16 撹拌翼 17 モ−タ 18 加温装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾン化すべき植物油を収容,密封した
    容器内に下方からオゾンを供給,噴出させることにより
    オゾン化植物油を生成する方法において、前記容器の外
    にオゾン化すべき植物油を収容したオゾン吸収容器を設
    置し、前記容器内において未反応の余剰のオゾンをオゾ
    ン吸収容器内の下方から噴出させて該容器内の植物油に
    接触,吸収させることを特徴とするオゾン化植物油の生
    成方法。
  2. 【請求項2】 容器内に供給,噴出させるオゾンは、酸
    素を無声放電により生成したものである請求項1に記載
    のオゾン化植物油の生成方法。
  3. 【請求項3】 容器内の植物油を撹拌しながらオゾンを
    供給する請求項1または2に記載のオゾン化植物油の生
    成方法。
  4. 【請求項4】 容器内のオゾンの圧力が増大したら、植
    物油を加温する請求項1〜3のいずれかに記載のオゾン
    化植物油の生成方法。
  5. 【請求項5】 オゾン化すべき植物油は、不飽和脂肪酸
    であるグリセライドを多量に含有する植物油である請求
    項1〜4のいずれかに記載のオゾン化植物油の生成方
    法。
  6. 【請求項6】 オゾン化すべき植物油を収容して密封す
    る容器と、オゾン発生器と、前記オゾン発生器において
    生成したオゾンを前記容器の蓋または側部を気密に貫通
    して該容器内部に供給するオゾン供給管と、オゾン化す
    べき植物油を収容し前記容器内における余剰のオゾンを
    その下方から噴出させて植物油に吸収させるオゾン吸収
    容器とから成ることを特徴とするオゾン化植物油の生成
    装置。
  7. 【請求項7】 オゾン発生器は、酸素を無声放電により
    オゾンに生成するものである請求項6に記載のオゾン化
    植物油の生成装置。
  8. 【請求項8】 先端部に撹拌翼を具えた撹拌軸を有する
    撹拌装置を、その撹拌軸を容器の蓋を気密に貫通させて
    配備した請求項6または7に記載のオゾン化植物油の生
    成装置。
  9. 【請求項9】 容器の外側に、容器内の植物油を加温す
    る加熱装置を配備した請求項6〜8に記載のオゾン化植
    物油の生成装置。
  10. 【請求項10】 オゾン化すべき植物油は、グリセライド
    を多量に含有する植油である請求項6〜9のいずれかに
    記載のオゾン化植物油の生成装置。
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