JP2000353631A - 計器用変流器およびその収納外箱 - Google Patents

計器用変流器およびその収納外箱

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JP2000353631A
JP2000353631A JP11162752A JP16275299A JP2000353631A JP 2000353631 A JP2000353631 A JP 2000353631A JP 11162752 A JP11162752 A JP 11162752A JP 16275299 A JP16275299 A JP 16275299A JP 2000353631 A JP2000353631 A JP 2000353631A
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Kazutaka Yamagishi
一貴 山岸
Tsuyoshi Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CTの二次ターミナル部分を安価に製造可能に
するとともに、CTの導体への引込み線の接続作業を容易
かつ安全にする。 【解決手段】 CT11本体上面部の中間を窪ませてターミ
ナル配置部を形成し、ここへネジ挿通用の複数の孔21を
形成した絶縁樹脂製のターミナルカバー13を取り付ける
とともに、外部引出し線の心線挿入孔23を有する複数の
接続金具15をターミナルカバー13の孔21の下面に配置し
て上面から端子ネジ16により支持する。次いで、この接
続金具15とCT11本体各端子部とを複数の二次配線26によ
り接続する。また、収納外箱を下箱31と上箱32の上下二
分割構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低圧需要家の引き
込み口に、電力量計測のために設置されるモールド形の
計器用変流器およびそれを収納する外箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、計器用変流器(以下CTと称する)
は、その二次側に取り付けられる電力量計の引込み線と
の接続のために二次ターミナルが設けられている。図17
〜図19は、従来のCTおよび二次ターミナルを示し、図17
が正面図、図18が平面図、図19が右側面図である。これ
らの図において、1が架台、2がCT、3が二次ターミナ
ル、4が端子金具である。この二次ターミナル3は、絶
縁樹脂中に端子金具4を一体成形により保持する構造が
取られている。図20は、CT2と二次ターミナル3の結線
を示す結線図である。
【0003】また、CT2および二次ターミナル3は、現
場に設置される際、外箱内に収納される。図21〜図23は
従来の外箱を示し、図21が正面図、図22が平面図、図23
が内部を示す図である。図示されるように、外箱は本体
5と蓋6からなり、本体5の側面を貫通して引込み口が
形成されており、その引込み口を介して、引込み線7が
内部のCT2の導体8と接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CT2に
関しては、二次ターミナル3に端子金具4を一体成形に
より設けるため、二次ターミナル3の材料となる樹脂に
は耐クラック性が要求される。それらを満足するために
は、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂等の高
価な樹脂を用いなければならずコストアップの一因にな
っていた。また、CT2および二次ターミナル3を外箱に
収納する場合は、CT2の一次・二次導体8と引込み線7
とを接続するために、外箱の本体5の側面を貫通して形
成されている引込み口を通して、引込み線7を内部に引
き込む必要があり、作業性が悪かった。特に、電源側は
課電された状態であって、CT2の接続場所がスペース的
に制約されていて、しかも一次引込み線が太くて電線被
覆が硬い場合は、短絡の危険を含め、作業性、安全性に
問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために、請求項1の発明は、3相分の一次導体および
二次導体を互いに並設させるとともに2相分のCTを絶縁
樹脂で一体被覆した計器用変流器であって、変流器本体
上面部の中間を窪ませて形成されたターミナル配置部
と、ネジ挿通用の複数の孔を形成して前記ターミナル配
置部に取り付けられた絶縁樹脂製のターミナルカバー
と、外部引出し線の心線挿入孔を有するとともにターミ
ナルカバーの孔の下面に配置されて上面からの端子ネジ
により支持される複数の接続金具と、前記接続金具と変
流器本体各端子部とを接続する複数の二次配線とを備え
たことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ターミナルカバーの下面に隣り合う接続金具を遮蔽
するように複数の隔壁を垂設したことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、一次導体および二次導
体が同一高さ位置に配設された計器用変流器を収納する
計器用変流器の収納外箱であって、収納外箱を上下二分
割構造として、分割位置の上下にそれぞれ互いに当接す
るフランジを形成するとともに、フランジ部に導体と接
続される引込み線を挿通させる引込み口を形成したこと
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1〜図3は、本発明に係る計器用変流
器の実施形態を示し、図1が正面図、図2が平面図、図
3が右側面図である。図において、11はモールド形CTで
あり、これは2相分すなわちU相とW相のCTをエポキシ樹
脂等の絶縁樹脂で被覆するとともにU相〜W相の3相分の
導体12を前後に平行かつ同一高さにして突出させて一体
成形したものである。また、モールド形CT11の上部の中
間部分にU字形の窪みを形成してターミナル配置部と
し、そこを覆うように、二次ターミナルカバー13が、2
本の取付けボルト14により固定されている。
【0009】カバー13の下側とCT11との間には、二次配
線26と同数の接続金具15が支持されている。接続金具15
には端子ネジ16により二次配線26(図示せず)が接続され
る。図4、図5はモールド形CT11単体の外観を示し、図
4が正面図で図5がその平面図である。CT11の上部のU
字形の窪みには、一定間隔で突起17が並設されている。
この突起17の上面は、組み立て時に接続金具15が保持さ
れる位置となる。また、上面の1対のネジ孔18はカバー
13を取り付けるためのものである。
【0010】図6〜図8は、二次ターミナルカバー13の
単体の外観を示し、図6が正面図、図7がその平面図、
図8がA-A線断面図である。図において、19は両端部に
形成された1対の取付け孔であり、その中間の下面に一
定間隔で箱状の凹部20が二次配線と同数形成され、その
底部に2個ずつ透孔21が形成されている。さらに、凹部
20と凹部20の境界部の下方には隔壁22が等間隔に垂設さ
れている。この隔壁22が組み立て時に、CT11の上部の突
起17と突起17との間の溝部分に嵌込まれる。
【0011】図9は、接続金具15の単体の外観を示す。
接続金具15は、四角柱状の導体のブロックの中心軸部分
に心線挿入用の孔23を貫通させるとともに、側面から孔
23にかけて2本の雌ねじ24を形成し、さらに、側面に圧
着端子25を鑞付けにより固定したものである。この圧着
端子25に、二次配線26(図示せず)が接続される。
【0012】図10〜図12は、二次ターミナルカバーの組
み立て図を示し、図10が正面図、図11がその平面図、図
12がB-B線断面図である。図において、二次ターミナル
カバー13を組み立てる場合は、予め圧着端子25に二次配
線26を固定しておいた接続金具15を、雌ねじ24の面を上
にして、カバー13の下方から凹部20に押し当てる。次い
で、凹部20の内側から、透孔21を通して端子ネジ16を雌
ねじ24にねじ込む。その後、設置現場等において、接続
金具15の孔23に心線(図示せず)が挿入された状態で、端
子ネジ16をさらにねじ込むことで心線が固定される。な
お、接続金具15は、カバー13がCT11に組付けられた状態
で、その周囲4面がカバー13とCT11に保持され、さらに
長手方向は端子ネジ16により固定される。
【0013】図13は、CT11とカバー13の接続金具15との
間における二次配線26の引回しの経路を示す結線図であ
る。図示されるように、CT11の表面各部に形成されてい
る端子部とそれに対応する接続金具15とが、それぞれ二
次配線26により結線される。この結線図は、図20の結線
図に対応するものである。この実施形態では、二次ター
ミナルカバー13が単体の構成となって、接続金具等がイ
ンサート成形されることがなくなったことで、使用され
る樹脂の種類に制限がなくなり、安価な樹脂を使用する
ことが可能となる。
【0014】次に収納外箱の発明の実施形態について説
明する。図14〜図16は収納外箱を示し、図14が正面図、
図15が平面図、図16が内部を示す図である。図におい
て、31は収納外箱の下半分を形成する下箱であり、32は
同じく上半分を形成する上箱である。下箱31の上縁部お
よび上箱32の下縁部には、それぞれフランジ34,35が形
成され、フランジ34,35が互いに当接された状態で、下
箱31と上箱32とで、CT11を収納する収納外箱が形成され
る。また、フランジ34,35の当接するレベルは、内部に
収納されるCT11の導体8のレベルと一致し、導体8の延
長線上のフランジ34,35部分に、それぞれ引込み口36が
形成されている。なお、収納されるCT11は、複数の導体
8を備えているが、それらは全て同一のレベルに配設さ
れている。
【0015】当然、この引込み口36も二分割構造とな
り、上箱32を持ち上げた状態で開放される。この状態で
導体8と引込み線37を接続金具38を介して接続し、引込
み線37の下半分を下箱31側の引込み口36部分に嵌め込ん
だ状態で、引込み線37の接続作業を終了する。次いで、
上箱32を下箱31に被せることで、両者のフランジ34,35
が互いに当接して、引込み線37の上半分も引込み口36に
覆われる。この状態で、フランジ34,35の四隅を上下か
らボルト39とナット40で締めつけ固定することで、上箱
32を下箱31が一体となり、引込み線37は引込み口36に密
着されることになる。
【0016】収納外箱をこのように構成したことで、従
来必要であった引込み線を引込み口に挿通させる煩わし
い作業から解放されることになり、作業性が著しく改善
される。このことは、特に活線状態の作業のときに有効
である。なお上述した実施形態では、CT11を収納する場
合について説明したが、同様に図21に示した従来のCT2
を収納する場合にも適用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように請求項1および2の発
明によれば、接続金具をターミナルとの一体成形ではな
く単体としたことで、それを支持するターミナルカバー
には耐クラック性が要求されなくなる。その結果、高価
な絶縁樹脂が不要となりその分のコストダウンが可能と
なる。
【0018】請求項3の発明によれば、収納外箱を引込
み線の挿通されるレベルでの二分割構造としたことで、
硬くて太い引込み線を曲げてパイプ状の貫通孔に通すこ
とが不要となり短絡の危険が減少し、それにともない、
作業スペースの狭い現場においても作業性、安全性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る計器用変流器の実施形態を示す正
面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図1のモールド形CT単体の外観を示す正面図で
ある。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図1の二次ターミナルカバーの単体を示す正面
図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図7のA-A線断面図である。
【図9】図1の接続金具の単体の外観図である。
【図10】図1の二次ターミナルカバーの組み立て状態を
示す正面図である。
【図11】図10の平面図である。
【図12】図11のB-B線断面図である。
【図13】CTと二次ターミナルカバーと間の二次配線を示
す結線図である。
【図14】本発明に係る収納外箱の実施形態を示す正面図
である。
【図15】図14の平面図である。
【図16】図15から上箱を除いた状態を示す図である。
【図17】従来の計器用変流器を示す正面図である。
【図18】図17の平面図である。
【図19】図17の側面図である。
【図20】図17のCTと二次ターミナルの結線を示す結線図
である。
【図21】従来の計器用変流器が収納される外箱の正面図
である。
【図22】図21の平面図である。
【図23】図22の内部を示す図である。
【符号の説明】 11 モールド形CT 12 導体 13 二次ターミナルカバー 14 取付けボルト 15 接続金具 16 端子ネジ 17 突起 18 ネジ孔 19 取付け孔 20 凹部 21 透孔 22 隔壁 23 孔 24 雌ねじ 25 圧着端子 26 二次配線 31 下箱 32 上箱 34,35 フランジ 36 引込み口 37 引込み線 38 接続金具 39 ボルト 40 ナット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月7日(2000.7.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1〜図3は、本発明に係る計器用変流
器の実施形態を示し、図1が正面図、図2が平面図、図
3が右側面図である。図において、11はモールド形C
Tであり、これは2相分すなわちU相とW相のCTをエ
ポキシ樹脂等の絶縁樹脂で被覆するとともに、U相〜W
相の3相分の導体12を前後に平行かつ同一高さにして
突出させることにより一体化したものである。なお、導
体12は、端子P1,P2,P3用電圧引き込み配線の
接続の有無により、モールド形CT11に対してU相〜
W相電源側3相分を一次導体、負荷側3相分を二次導体
と、便宜上区別している。また、モールド形CT11の
上部の中間部分にU字形の窪みを形成してターミナル配
置部とし、そこを覆うように、二次ターミナルカバー1
3が2本の取付けボルト14により固定されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E043 EA04 EA05 EA06 EB01 EB02 EB04 EB05 5E081 AA05 AA11 BB03 CC30 DD03 DD13 DD14 FF07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3相分の一次導体および二次導体を互い
    に並設させるとともに2相分のCTを絶縁樹脂で一体被覆
    した計器用変流器であって、 変流器本体上面部の中間を窪ませて形成されたターミナ
    ル配置部と、 ネジ挿通用の複数の孔を形成して前記ターミナル配置部
    に取り付けられた絶縁樹脂製のターミナルカバーと、 外部引出し線の心線挿入孔を有するとともにターミナル
    カバーの孔の下面に配置されて上面からの端子ネジによ
    り支持される複数の接続金具と、 前記接続金具と変流器本体各端子部とを接続する複数の
    二次配線と、 を備えたことを特徴とする計器用変流器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の計器用変流器において、
    ターミナルカバーの下面に隣り合う接続金具を遮蔽する
    ように複数の隔壁を垂設したことを特徴とする計器用変
    流器。
  3. 【請求項3】 一次導体および二次導体が同一高さ位置
    に配設された計器用変流器を収納する計器用変流器の収
    納外箱であって、 収納外箱を上下二分割構造として、分割位置の上下にそ
    れぞれ互いに当接するフランジを形成するとともに、導
    体に接続される引込み線を挿通させる引込み口を前記フ
    ランジ部に形成したことを特徴とする計器用変流器の収
    納外箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT412683B (de) * 2002-10-15 2005-05-25 Siemens Ag Oesterreich Transformator
KR200470390Y1 (ko) 2012-11-26 2013-12-11 김용현 계기용 변류기
KR101498723B1 (ko) * 2014-01-14 2015-03-06 네오피스 주식회사 전류 변환 코일부가 형성된 전류 변환 회로 기판용 단자 구조물

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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AT412683B (de) * 2002-10-15 2005-05-25 Siemens Ag Oesterreich Transformator
KR200470390Y1 (ko) 2012-11-26 2013-12-11 김용현 계기용 변류기
KR101498723B1 (ko) * 2014-01-14 2015-03-06 네오피스 주식회사 전류 변환 코일부가 형성된 전류 변환 회로 기판용 단자 구조물

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