JP2000354537A - 吊下げフック装置 - Google Patents
吊下げフック装置Info
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- JP2000354537A JP2000354537A JP11169614A JP16961499A JP2000354537A JP 2000354537 A JP2000354537 A JP 2000354537A JP 11169614 A JP11169614 A JP 11169614A JP 16961499 A JP16961499 A JP 16961499A JP 2000354537 A JP2000354537 A JP 2000354537A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 隣の利用状況に応じてフック本体を固定ケー
スの左右方向に傾斜させて使用することができる吊下げ
フック装置を提供する。 【解決手段】 固定壁面1に固着される固定ケース2
と、固定ケース2に収容され、基端部を中心に回転して
固定ケース2の前面側に突出し、引き込み用バネ4によ
って没入方向に回転付勢されているフック本体5とから
なり、フック本体5が基端部を中心に回転して前記突出
位置から固定ケース2の左右一方向または両方向に傾斜
可能である。
スの左右方向に傾斜させて使用することができる吊下げ
フック装置を提供する。 【解決手段】 固定壁面1に固着される固定ケース2
と、固定ケース2に収容され、基端部を中心に回転して
固定ケース2の前面側に突出し、引き込み用バネ4によ
って没入方向に回転付勢されているフック本体5とから
なり、フック本体5が基端部を中心に回転して前記突出
位置から固定ケース2の左右一方向または両方向に傾斜
可能である。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、衣類やバッグな
どを吊下げ保持するための吊下げフック装置に関するも
のである。
どを吊下げ保持するための吊下げフック装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 鉄道車両の客室においては前後の座席
の中間壁部に、前後の座席の乗客用として2個の吊下げ
フック装置を並べて設置しているが、当該中間壁部の横
幅が限定されている関係上、2個の吊下げフック装置の
配置間隔は充分に広いものではない。そのため、前後の
乗客が2個の吊下げフック装置をそれぞれ同時に使用し
たときには、吊下げた衣類やバッグ同士が重なったりぶ
つかったりすることがある。そのため、前後一方の乗客
が先に一方の吊下げフック装置を使用しているときに
は、前後他方の乗客は自分用の吊下げフック装置の利用
を自粛せざるを得ないことがある。また、衣類の重なり
は、スリ行為を誘発させる原因ともなっている。
の中間壁部に、前後の座席の乗客用として2個の吊下げ
フック装置を並べて設置しているが、当該中間壁部の横
幅が限定されている関係上、2個の吊下げフック装置の
配置間隔は充分に広いものではない。そのため、前後の
乗客が2個の吊下げフック装置をそれぞれ同時に使用し
たときには、吊下げた衣類やバッグ同士が重なったりぶ
つかったりすることがある。そのため、前後一方の乗客
が先に一方の吊下げフック装置を使用しているときに
は、前後他方の乗客は自分用の吊下げフック装置の利用
を自粛せざるを得ないことがある。また、衣類の重なり
は、スリ行為を誘発させる原因ともなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、前後の乗客の衣類やバッグが重なったりぶつか
ったりすることなく、安心して快適に利用することがで
きる吊下げフック装置を提供することである。
目的は、前後の乗客の衣類やバッグが重なったりぶつか
ったりすることなく、安心して快適に利用することがで
きる吊下げフック装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照記号を用いて説明すると、請求項1の発明の特徴は、
固定壁面1に固着される固定ケース2と、固定ケース2
に収容され、基端部を中心に回転して固定ケース2の前
面側に突出し、引き込み用バネ4によって没入方向に回
転付勢されているフック本体5とからなる吊下げフック
装置において、フック本体5が基端部を中心に回転して
前記突出位置から固定ケース2の左右一方向または両方
向に傾斜可能であることである。この吊下げフック装置
を、例えば鉄道車両の客室壁部に2個並べて設置したと
き、前後の座席の乗客は他方の利用状況に見合わせてフ
ック本体5を左右方向に倒し回転させ、他方の衣類やバ
ッグと重なったり干渉しないように衣類などをフック本
体5に吊下げ保持させることができる。
照記号を用いて説明すると、請求項1の発明の特徴は、
固定壁面1に固着される固定ケース2と、固定ケース2
に収容され、基端部を中心に回転して固定ケース2の前
面側に突出し、引き込み用バネ4によって没入方向に回
転付勢されているフック本体5とからなる吊下げフック
装置において、フック本体5が基端部を中心に回転して
前記突出位置から固定ケース2の左右一方向または両方
向に傾斜可能であることである。この吊下げフック装置
を、例えば鉄道車両の客室壁部に2個並べて設置したと
き、前後の座席の乗客は他方の利用状況に見合わせてフ
ック本体5を左右方向に倒し回転させ、他方の衣類やバ
ッグと重なったり干渉しないように衣類などをフック本
体5に吊下げ保持させることができる。
【0005】請求項2の発明の特徴は、請求項1の発明
の上記構成に加えて、フック本体5は復帰用バネ6によ
って前記突出位置に復帰回転させられることである。そ
のため、フック本体5から衣類やバッグなどを取り外し
て吊下げ負荷をなくしたとき、フック本体5は固定ケー
ス2の前面側に最初に突出した状態に即座に復帰し、引
き込み用バネ4の作用によって直ちに固定ケース2ない
に没入させられる。すなわち、フック本体5の逆転と没
入動作がすべて自動的になされる。
の上記構成に加えて、フック本体5は復帰用バネ6によ
って前記突出位置に復帰回転させられることである。そ
のため、フック本体5から衣類やバッグなどを取り外し
て吊下げ負荷をなくしたとき、フック本体5は固定ケー
ス2の前面側に最初に突出した状態に即座に復帰し、引
き込み用バネ4の作用によって直ちに固定ケース2ない
に没入させられる。すなわち、フック本体5の逆転と没
入動作がすべて自動的になされる。
【0006】請求項3の発明の吊下げフック装置では、
前後水平方向に配置された主軸7を固定ケース2に回転
可能かつ前後方向に移動不能に装着し、主軸7の割溝部
8にフック本体5の基端部を回転可能に挿入し、左右水
平方向に配置した枢軸3によってフック本体5の基端部
を主軸7に連結し、捻りコイルバネよりなる引き込み用
バネ4のコイル部4aを枢軸3に嵌め合わせ、一方の直
線端部4bをフック本体5の基端部のバネ受け肩面9に
当接させ、他方の直線端部4cを主軸7のバネ受け壁面
10に当接させ、捻りコイルバネよりなる復帰用バネ6
のコイル部6aを主軸7のバネ受溝部11に嵌め合わ
せ、互いに交差するよう平行に曲げられた左右一対の直
線端部6b,6c間に主軸7の偏心突起12を嵌め入
れ、固定ケース2の主軸収容部13の側壁部に形成した
左右一対の逃げスロット14,16に遊動可能に差し入
れた該直線端部6b,6cの先端を、該逃げスロット1
4,16間の仕切壁部15の左右側面に当接させてあ
る。
前後水平方向に配置された主軸7を固定ケース2に回転
可能かつ前後方向に移動不能に装着し、主軸7の割溝部
8にフック本体5の基端部を回転可能に挿入し、左右水
平方向に配置した枢軸3によってフック本体5の基端部
を主軸7に連結し、捻りコイルバネよりなる引き込み用
バネ4のコイル部4aを枢軸3に嵌め合わせ、一方の直
線端部4bをフック本体5の基端部のバネ受け肩面9に
当接させ、他方の直線端部4cを主軸7のバネ受け壁面
10に当接させ、捻りコイルバネよりなる復帰用バネ6
のコイル部6aを主軸7のバネ受溝部11に嵌め合わ
せ、互いに交差するよう平行に曲げられた左右一対の直
線端部6b,6c間に主軸7の偏心突起12を嵌め入
れ、固定ケース2の主軸収容部13の側壁部に形成した
左右一対の逃げスロット14,16に遊動可能に差し入
れた該直線端部6b,6cの先端を、該逃げスロット1
4,16間の仕切壁部15の左右側面に当接させてあ
る。
【0007】このように構成された吊下げフック装置で
は、フック本体5は基端部の枢軸3を中心に主軸7に対
して回転することによって、固定ケース2の前面側に斜
めに引き出される。引き出したフック本体5を摘まんで
左右一側の倒したい方向に引くと、主軸7が固定ケース
2の主軸収容部13に対して回転する。所定角度まで斜
めに回転させた後、フック本体5に衣類やバッグなどを
吊下げ、復帰用バネ6の回転付勢を上回る該吊下げ荷重
によって、フック本体5を斜め回転位置に維持する。
は、フック本体5は基端部の枢軸3を中心に主軸7に対
して回転することによって、固定ケース2の前面側に斜
めに引き出される。引き出したフック本体5を摘まんで
左右一側の倒したい方向に引くと、主軸7が固定ケース
2の主軸収容部13に対して回転する。所定角度まで斜
めに回転させた後、フック本体5に衣類やバッグなどを
吊下げ、復帰用バネ6の回転付勢を上回る該吊下げ荷重
によって、フック本体5を斜め回転位置に維持する。
【0008】図5に示したようにフック本体5を右方向
に傾斜させるとき、フック本体5と一体に回転する主軸
7の偏心突起12は、左側面によって復帰用バネ6の左
側の直線端部6bを押す。このとき、復帰用バネ6の右
側の直線端部6cは仕切り壁部15の右側面に当接して
いるため、左側の直線端部6bの先端を左側の逃げスロ
ット14内で遊動させながら、主軸7が回転するにつれ
て、復帰用バネ6のコイル部6aは巻き締められ、これ
によって所要の復元力が蓄積される。主軸7の回転は、
直線端部6bが左側の逃げスロット14の内壁面14a
に当接することによって停止する。
に傾斜させるとき、フック本体5と一体に回転する主軸
7の偏心突起12は、左側面によって復帰用バネ6の左
側の直線端部6bを押す。このとき、復帰用バネ6の右
側の直線端部6cは仕切り壁部15の右側面に当接して
いるため、左側の直線端部6bの先端を左側の逃げスロ
ット14内で遊動させながら、主軸7が回転するにつれ
て、復帰用バネ6のコイル部6aは巻き締められ、これ
によって所要の復元力が蓄積される。主軸7の回転は、
直線端部6bが左側の逃げスロット14の内壁面14a
に当接することによって停止する。
【0009】反対にフック本体5を左方向に傾斜させる
とき、フック本体5と一体に回転する主軸7の偏心突起
12は、右側面によって復帰用バネ6の右側の直線端部
6cを押す。このとき、復帰用バネ6の左側の直線端部
6bは仕切り壁部15の左右側面に当接しているため、
右側の直線端部6cの先端を右側の逃げスロット14内
で遊動させながら、主軸7が回転するにつれて、復帰用
バネ6のコイル部6aは巻き締められ、これによって所
要の復元力が蓄積される。主軸7の回転は、直線端部6
cが右側の逃げスロット16の内壁面16aに当接する
ことによって停止する。
とき、フック本体5と一体に回転する主軸7の偏心突起
12は、右側面によって復帰用バネ6の右側の直線端部
6cを押す。このとき、復帰用バネ6の左側の直線端部
6bは仕切り壁部15の左右側面に当接しているため、
右側の直線端部6cの先端を右側の逃げスロット14内
で遊動させながら、主軸7が回転するにつれて、復帰用
バネ6のコイル部6aは巻き締められ、これによって所
要の復元力が蓄積される。主軸7の回転は、直線端部6
cが右側の逃げスロット16の内壁面16aに当接する
ことによって停止する。
【0010】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、主軸収容部
13は固定ケース2の下方部分に円筒形状に形成され、
これに回転可能に嵌め込まれた主軸7は、後端部の小径
丸軸部17が主軸収容部13の底壁部18の軸孔19に
嵌められ、小径丸軸部17に連続した角軸部20には回
転角度規制円盤21の中央角孔22が嵌め合わされてい
る。座金23を通して主軸7の中央ねじ孔24にビス2
5をねじ込むことによって、主軸7の主体部分の背面が
前記底壁部18に当接し、主軸7は固定ケース2の前後
方向には移動不能に装着されている。
13は固定ケース2の下方部分に円筒形状に形成され、
これに回転可能に嵌め込まれた主軸7は、後端部の小径
丸軸部17が主軸収容部13の底壁部18の軸孔19に
嵌められ、小径丸軸部17に連続した角軸部20には回
転角度規制円盤21の中央角孔22が嵌め合わされてい
る。座金23を通して主軸7の中央ねじ孔24にビス2
5をねじ込むことによって、主軸7の主体部分の背面が
前記底壁部18に当接し、主軸7は固定ケース2の前後
方向には移動不能に装着されている。
【0011】図9に示したように回転角度規制円盤21
の周面突起26は、固定ケース2の背面側の円弧状隆起
部27の端面28,29に当接することによって、主軸
7およびフック本体5の左右各方向への回転角度をいず
れも45度に規制している。フック本体5の基端部の背
面側には停止突起30が形成されており、停止突起30
が前記バネ受け壁面10に当接したバネ4の直線端部4
cに当たることによって、フック本体5の突出角度は6
0度に規制されている。フック本体5の先端部の形状は
衣類などを引っかけ保持しやすいように適宜選択され
る。
の周面突起26は、固定ケース2の背面側の円弧状隆起
部27の端面28,29に当接することによって、主軸
7およびフック本体5の左右各方向への回転角度をいず
れも45度に規制している。フック本体5の基端部の背
面側には停止突起30が形成されており、停止突起30
が前記バネ受け壁面10に当接したバネ4の直線端部4
cに当たることによって、フック本体5の突出角度は6
0度に規制されている。フック本体5の先端部の形状は
衣類などを引っかけ保持しやすいように適宜選択され
る。
【0012】この実施例では、固定壁面1には固定ケー
ス2を正面側から嵌め入れるための開口部31を設けて
ある。断面U字状の座金板32を固定ケース2の背面側
から嵌め合わせ、座金板32の透孔33から固定ケース
2の底壁部のねじ孔34にビス35をねじ込むことによ
って、固定ケース2の前面鍔部36が固定壁面1に引き
付けられ、固定ケース2が固定壁面1に対して締め付け
固着される。
ス2を正面側から嵌め入れるための開口部31を設けて
ある。断面U字状の座金板32を固定ケース2の背面側
から嵌め合わせ、座金板32の透孔33から固定ケース
2の底壁部のねじ孔34にビス35をねじ込むことによ
って、固定ケース2の前面鍔部36が固定壁面1に引き
付けられ、固定ケース2が固定壁面1に対して締め付け
固着される。
【0013】固定壁面1の背面側から座金板32を突き
当てることができない設置対象については、図9に示し
たように吊下げフック装置を収容する大きさの前面開口
部38を有する台座体37を用意し、台座体37の底壁
部39の透孔40からビス41を固定ケース2の前記ね
じ孔34にねじ込み、これによって先ず先に固定ケース
2を背面側から台座体37に締め付け固着する。次に台
座体37の上下端部の透孔42に正面側からタッピング
ビスなどの固着具43を挿入し、固定壁面1にねじ込
む。これによって、吊下げ装置は新設の固定壁面だけで
なく、既設の固定壁面に対しても正面付けすることがで
き、用途が拡大する。
当てることができない設置対象については、図9に示し
たように吊下げフック装置を収容する大きさの前面開口
部38を有する台座体37を用意し、台座体37の底壁
部39の透孔40からビス41を固定ケース2の前記ね
じ孔34にねじ込み、これによって先ず先に固定ケース
2を背面側から台座体37に締め付け固着する。次に台
座体37の上下端部の透孔42に正面側からタッピング
ビスなどの固着具43を挿入し、固定壁面1にねじ込
む。これによって、吊下げ装置は新設の固定壁面だけで
なく、既設の固定壁面に対しても正面付けすることがで
き、用途が拡大する。
【0014】この吊下げ装置は、鉄道車両だけでなく、
各種営業店舗や事務所などにおいても使用することがで
きる。また、設置箇所のスペースが広く確保されている
などのために、フック本体5を突出状態において左右に
斜めに回転させる首振り方式に設定する必要がないとき
には、図7に示したように周面突起46の開き角度が、
円弧状隆起部27の端面28,29間の開き角度と合致
した別の回転角度規制円盤44を組み込めば良い。回転
角度規制円盤44の中央角孔45は主軸7の前記各軸部
20に嵌め合わされる。
各種営業店舗や事務所などにおいても使用することがで
きる。また、設置箇所のスペースが広く確保されている
などのために、フック本体5を突出状態において左右に
斜めに回転させる首振り方式に設定する必要がないとき
には、図7に示したように周面突起46の開き角度が、
円弧状隆起部27の端面28,29間の開き角度と合致
した別の回転角度規制円盤44を組み込めば良い。回転
角度規制円盤44の中央角孔45は主軸7の前記各軸部
20に嵌め合わされる。
【0015】図8に示したように、フック本体5の横断
面形状を背面側に向かう程、左右側面5a,5bの間隔
が狭くなったテーパー状に形成すると、該左右側面5
a,5bが固定ケース2の正面側開口部47の縁面に摺
接して誘導されるため、フック本体5の没入動作が更に
円滑になされる。該正面側開口部47の縁面をテーパー
状の誘導面に形成することもできる。
面形状を背面側に向かう程、左右側面5a,5bの間隔
が狭くなったテーパー状に形成すると、該左右側面5
a,5bが固定ケース2の正面側開口部47の縁面に摺
接して誘導されるため、フック本体5の没入動作が更に
円滑になされる。該正面側開口部47の縁面をテーパー
状の誘導面に形成することもできる。
【0016】
【発明の効果】 以上のように請求項1の発明の吊下げ
フック装置では、固定ケース2の前面側に突出回転した
フック本体5が、基端部を中心に回転して該突出位置か
ら固定ケース2の左右一方向または両方向に傾斜可能で
あるため、例えば鉄道車両の客室において前後の座席の
中間壁部に2個並べて設置されたとき、前後の座席の乗
客は他方のフック本体5の利用状況に応じて、他方の乗
客の衣類やバッグから離れる方向にフック本体5を傾斜
させることによって、他方の乗客の衣類と重なったり、
バッグとぶつかったりすることなく、衣類やバッグなど
を吊下げることができる。鉄道車両以外の店舗客席など
と言った他の用途においても同様であり、利用者相互間
で衣類などを相互干渉させる気まずさなしに、安心かつ
快適に利用することができる。
フック装置では、固定ケース2の前面側に突出回転した
フック本体5が、基端部を中心に回転して該突出位置か
ら固定ケース2の左右一方向または両方向に傾斜可能で
あるため、例えば鉄道車両の客室において前後の座席の
中間壁部に2個並べて設置されたとき、前後の座席の乗
客は他方のフック本体5の利用状況に応じて、他方の乗
客の衣類やバッグから離れる方向にフック本体5を傾斜
させることによって、他方の乗客の衣類と重なったり、
バッグとぶつかったりすることなく、衣類やバッグなど
を吊下げることができる。鉄道車両以外の店舗客席など
と言った他の用途においても同様であり、利用者相互間
で衣類などを相互干渉させる気まずさなしに、安心かつ
快適に利用することができる。
【0017】請求項2の発明の吊下げ装置では、フック
本体5から衣類やバッグを取り外して吊下げ負荷をなく
したときには、復帰用バネ6によってフック本体5が前
記突出位置に復帰回転させられ、該突出位置に戻るやい
なや引き込み用バネ4によって固定ケース2内に没入す
るものであり、利用者が手動によってフック本体5を戻
し回転させる必要がないから、操作性が良い。
本体5から衣類やバッグを取り外して吊下げ負荷をなく
したときには、復帰用バネ6によってフック本体5が前
記突出位置に復帰回転させられ、該突出位置に戻るやい
なや引き込み用バネ4によって固定ケース2内に没入す
るものであり、利用者が手動によってフック本体5を戻
し回転させる必要がないから、操作性が良い。
【0018】請求項3の発明の吊下げフック装置では、
前後水平方向に配置された主軸7の割溝部8にフック本
体5の基端部を挿入し、左右水平方向に配置した枢軸3
によってフック本体5を主軸7に連結し、捻りコイルバ
ネよりなる引き込み用バネ4のコイル部4aを枢軸3に
嵌め合わせ、一方の直線端部4bをフック本体5の基端
部のバネ受け肩面9に当接させ、他方の直線端部4cを
主軸7のバネ受け壁面10に当接させ、捻りコイルバネ
よりなる復帰用バネ6のコイル部6aを主軸7のバネ受
溝部11に嵌め合わせ、互いに交差するよう平行に曲げ
られた左右一対の直線端部6b,6c間に主軸7の偏心
突起12を嵌め入れ、固定ケース2に形成した左右一対
の逃げスロット14,16に差し入れた直線端部6b,
6cの先端を、逃げスロット14,16間の仕切壁部1
5の左右側面に当接させたので、部品点数が少ないコン
パクトな構造でありながら、フック本体5の突出作動と
復帰回転が円滑かつ確実になされ、操作性にも優れてい
る。
前後水平方向に配置された主軸7の割溝部8にフック本
体5の基端部を挿入し、左右水平方向に配置した枢軸3
によってフック本体5を主軸7に連結し、捻りコイルバ
ネよりなる引き込み用バネ4のコイル部4aを枢軸3に
嵌め合わせ、一方の直線端部4bをフック本体5の基端
部のバネ受け肩面9に当接させ、他方の直線端部4cを
主軸7のバネ受け壁面10に当接させ、捻りコイルバネ
よりなる復帰用バネ6のコイル部6aを主軸7のバネ受
溝部11に嵌め合わせ、互いに交差するよう平行に曲げ
られた左右一対の直線端部6b,6c間に主軸7の偏心
突起12を嵌め入れ、固定ケース2に形成した左右一対
の逃げスロット14,16に差し入れた直線端部6b,
6cの先端を、逃げスロット14,16間の仕切壁部1
5の左右側面に当接させたので、部品点数が少ないコン
パクトな構造でありながら、フック本体5の突出作動と
復帰回転が円滑かつ確実になされ、操作性にも優れてい
る。
【図1】 本発明の一実施例に係る吊下げ装置の使用状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図2】 該吊下げ装置の右側面図である。
【図3】 該吊下げ装置が設置される壁パネルの正面図
である。
である。
【図4】 図1のA−A線断面図である。
【図5】 図4のB−B線断面図である。
【図6】 該吊下げ装置の回転角度規制板部分の要部背
面図である。
面図である。
【図7】 該吊下げ装置に組み込まれる別の回転角度規
制板の正面図である。
制板の正面図である。
【図8】 該吊下げ装置のフック本体の底面図である。
【図9】 該吊下げ装置のを台座に嵌めて設置するとき
の縦断面図である。
の縦断面図である。
1 固定壁面 2 固定ケース 3 枢軸 4 引き込み用バネ 5 フック本体 6 復帰用バネ 7 主軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月24日(2000.1.2
4)
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 吊下げフック装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、衣類やバッグな
どを吊下げ保持するための吊下げフック装置に関するも
のである。
どを吊下げ保持するための吊下げフック装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 鉄道車両の客室においては前後の座席
の中間壁部に、前後の座席の乗客用として2個の吊下げ
フック装置を並べて設置しているが、当該中間壁部の横
幅が限定されている関係上、2個の吊下げフック装置の
配置間隔は充分に広いものではない。そのため、前後の
乗客が2個の吊下げフック装置をそれぞれ同時に使用し
たときには、吊下げた衣類やバッグ同士が重なったりぶ
つかったりすることがある。そのため、前後一方の乗客
が先に一方の吊下げフック装置を使用しているときに
は、前後他方の乗客は自分用の吊下げフック装置の利用
を自粛せざるを得ないことがある。また、衣類の重なり
は、スリ行為を誘発させる原因ともなっている。
の中間壁部に、前後の座席の乗客用として2個の吊下げ
フック装置を並べて設置しているが、当該中間壁部の横
幅が限定されている関係上、2個の吊下げフック装置の
配置間隔は充分に広いものではない。そのため、前後の
乗客が2個の吊下げフック装置をそれぞれ同時に使用し
たときには、吊下げた衣類やバッグ同士が重なったりぶ
つかったりすることがある。そのため、前後一方の乗客
が先に一方の吊下げフック装置を使用しているときに
は、前後他方の乗客は自分用の吊下げフック装置の利用
を自粛せざるを得ないことがある。また、衣類の重なり
は、スリ行為を誘発させる原因ともなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、前後の乗客の衣類やバッグが重なったりぶつか
ったりすることなく、安心して快適に利用することがで
きる吊下げフック装置を提供することである。
目的は、前後の乗客の衣類やバッグが重なったりぶつか
ったりすることなく、安心して快適に利用することがで
きる吊下げフック装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照記号を用いて説明すると、請求項1の発明の吊下げフ
ック装置は、固定壁面1に固着される固定ケース2と、
前後水平方向に配置されて固定ケース2に収容され、固
定ケース2に回転可能かつ前後方向に移動不能に枢着さ
れた主軸7と、固定ケース2に収容され、主軸7の割溝
部8に基端部を回転可能に挿入され、左右水平方向に配
置した枢軸3によって該基端部を主軸7に連結され、固
定ケース2の前面側に突出した突出位置から主軸7を中
心に回転して固定ケース2の左右一方向または両方向に
傾斜可能であるフック本体5と、フック本体5を固定ケ
ース2内に没入する方向に回転付勢する引き込み用バネ
4とからなるものである。そのため、この吊下げフック
装置を、例えば鉄道車両の客室壁部に2個並べて設置し
たとき、前後の座席の乗客は他方の利用状況に見合わせ
てフック本体5を左右方向に倒し回転させ、他方の衣類
やバッグと重なったり干渉しないように衣類などをフッ
ク本体5に吊下げ保持させることができる。
照記号を用いて説明すると、請求項1の発明の吊下げフ
ック装置は、固定壁面1に固着される固定ケース2と、
前後水平方向に配置されて固定ケース2に収容され、固
定ケース2に回転可能かつ前後方向に移動不能に枢着さ
れた主軸7と、固定ケース2に収容され、主軸7の割溝
部8に基端部を回転可能に挿入され、左右水平方向に配
置した枢軸3によって該基端部を主軸7に連結され、固
定ケース2の前面側に突出した突出位置から主軸7を中
心に回転して固定ケース2の左右一方向または両方向に
傾斜可能であるフック本体5と、フック本体5を固定ケ
ース2内に没入する方向に回転付勢する引き込み用バネ
4とからなるものである。そのため、この吊下げフック
装置を、例えば鉄道車両の客室壁部に2個並べて設置し
たとき、前後の座席の乗客は他方の利用状況に見合わせ
てフック本体5を左右方向に倒し回転させ、他方の衣類
やバッグと重なったり干渉しないように衣類などをフッ
ク本体5に吊下げ保持させることができる。
【0005】請求項2の発明の吊下げフック装置は、請
求項1の発明の上記構成に加えて、フック本体5を前記
突出位置に復帰する方向に回転付勢する復帰用バネを備
えている。そのため、フック本体5から衣類やバッグな
どを取り外して吊下げ負荷をなくしたとき、フック本体
5は固定ケース2の前面側に最初に突出した状態に即座
に復帰し、引き込み用バネ4の作用によって直ちに固定
ケース2ないに没入させられる。すなわち、フック本体
5の逆転と没入動作がすべて自動的になされる。
求項1の発明の上記構成に加えて、フック本体5を前記
突出位置に復帰する方向に回転付勢する復帰用バネを備
えている。そのため、フック本体5から衣類やバッグな
どを取り外して吊下げ負荷をなくしたとき、フック本体
5は固定ケース2の前面側に最初に突出した状態に即座
に復帰し、引き込み用バネ4の作用によって直ちに固定
ケース2ないに没入させられる。すなわち、フック本体
5の逆転と没入動作がすべて自動的になされる。
【0006】請求項3の発明の吊下げフック装置では、
前後水平方向に配置された主軸7を固定ケース2に回転
可能かつ前後方向に移動不能に装着し、主軸7の割溝部
8にフック本体5の基端部を回転可能に挿入し、左右水
平方向に配置した枢軸3によってフック本体5の基端部
を主軸7に連結し、捻りコイルバネよりなる引き込み用
バネ4のコイル部4aを枢軸3に嵌め合わせ、一方の直
線端部4bをフック本体5の基端部のバネ受け肩面9に
当接させ、他方の直線端部4cを主軸7のバネ受け壁面
10に当接させ、捻りコイルバネよりなる復帰用バネ6
のコイル部6aを主軸7のバネ受溝部11に嵌め合わ
せ、互いに交差するよう平行に曲げられた左右一対の直
線端部6b,6c間に主軸7の偏心突起12を嵌め入
れ、固定ケース2の主軸収容部13の側壁部に形成した
左右一対の逃げスロット14,16に遊動可能に差し入
れた該直線端部6b,6cの先端を、該逃げスロット1
4,16間の仕切壁部15の左右側面に当接させてあ
る。
前後水平方向に配置された主軸7を固定ケース2に回転
可能かつ前後方向に移動不能に装着し、主軸7の割溝部
8にフック本体5の基端部を回転可能に挿入し、左右水
平方向に配置した枢軸3によってフック本体5の基端部
を主軸7に連結し、捻りコイルバネよりなる引き込み用
バネ4のコイル部4aを枢軸3に嵌め合わせ、一方の直
線端部4bをフック本体5の基端部のバネ受け肩面9に
当接させ、他方の直線端部4cを主軸7のバネ受け壁面
10に当接させ、捻りコイルバネよりなる復帰用バネ6
のコイル部6aを主軸7のバネ受溝部11に嵌め合わ
せ、互いに交差するよう平行に曲げられた左右一対の直
線端部6b,6c間に主軸7の偏心突起12を嵌め入
れ、固定ケース2の主軸収容部13の側壁部に形成した
左右一対の逃げスロット14,16に遊動可能に差し入
れた該直線端部6b,6cの先端を、該逃げスロット1
4,16間の仕切壁部15の左右側面に当接させてあ
る。
【0007】このように構成された吊下げフック装置で
は、フック本体5は基端部の枢軸3を中心に主軸7に対
して回転することによって、固定ケース2の前面側に斜
めに引き出される。引き出したフック本体5を摘まんで
左右一側の倒したい方向に引くと、主軸7が固定ケース
2の主軸収容部13に対して回転する。所定角度まで斜
めに回転させた後、フック本体5に衣類やバッグなどを
吊下げ、復帰用バネ6の回転付勢を上回る該吊下げ荷重
によって、フック本体5を斜め回転位置に維持する。
は、フック本体5は基端部の枢軸3を中心に主軸7に対
して回転することによって、固定ケース2の前面側に斜
めに引き出される。引き出したフック本体5を摘まんで
左右一側の倒したい方向に引くと、主軸7が固定ケース
2の主軸収容部13に対して回転する。所定角度まで斜
めに回転させた後、フック本体5に衣類やバッグなどを
吊下げ、復帰用バネ6の回転付勢を上回る該吊下げ荷重
によって、フック本体5を斜め回転位置に維持する。
【0008】図5に示したようにフック本体5を右方向
に傾斜させるとき、フック本体5と一体に回転する主軸
7の偏心突起12は、左側面によって復帰用バネ6の左
側の直線端部6bを押す。このとき、復帰用バネ6の右
側の直線端部6cは仕切り壁部15の右側面に当接して
いるため、左側の直線端部6bの先端を左側の逃げスロ
ット14内で遊動させながら、主軸7が回転するにつれ
て、復帰用バネ6のコイル部6aは巻き締められ、これ
によって所要の復元力が蓄積される。主軸7の回転は、
直線端部6bが左側の逃げスロット14の内壁面14a
に当接することによって停止する。
に傾斜させるとき、フック本体5と一体に回転する主軸
7の偏心突起12は、左側面によって復帰用バネ6の左
側の直線端部6bを押す。このとき、復帰用バネ6の右
側の直線端部6cは仕切り壁部15の右側面に当接して
いるため、左側の直線端部6bの先端を左側の逃げスロ
ット14内で遊動させながら、主軸7が回転するにつれ
て、復帰用バネ6のコイル部6aは巻き締められ、これ
によって所要の復元力が蓄積される。主軸7の回転は、
直線端部6bが左側の逃げスロット14の内壁面14a
に当接することによって停止する。
【0009】反対にフック本体5を左方向に傾斜させる
とき、フック本体5と一体に回転する主軸7の偏心突起
12は、右側面によって復帰用バネ6の右側の直線端部
6cを押す。このとき、復帰用バネ6の左側の直線端部
6bは仕切り壁部15の左右側面に当接しているため、
右側の直線端部6cの先端を右側の逃げスロット14内
で遊動させながら、主軸7が回転するにつれて、復帰用
バネ6のコイル部6aは巻き締められ、これによって所
要の復元力が蓄積される。主軸7の回転は、直線端部6
cが右側の逃げスロット16の内壁面16aに当接する
ことによって停止する。
とき、フック本体5と一体に回転する主軸7の偏心突起
12は、右側面によって復帰用バネ6の右側の直線端部
6cを押す。このとき、復帰用バネ6の左側の直線端部
6bは仕切り壁部15の左右側面に当接しているため、
右側の直線端部6cの先端を右側の逃げスロット14内
で遊動させながら、主軸7が回転するにつれて、復帰用
バネ6のコイル部6aは巻き締められ、これによって所
要の復元力が蓄積される。主軸7の回転は、直線端部6
cが右側の逃げスロット16の内壁面16aに当接する
ことによって停止する。
【0010】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、主軸収容部
13は固定ケース2の下方部分に円筒形状に形成され、
これに回転可能に嵌め込まれた主軸7は、後端部の小径
丸軸部17が主軸収容部13の底壁部18の軸孔19に
嵌められ、小径丸軸部17に連続した角軸部20には回
転角度規制円盤21の中央角孔22が嵌め合わされてい
る。座金23を通して主軸7の中央ねじ孔24にビス2
5をねじ込むことによって、主軸7の主体部分の背面が
前記底壁部18に当接し、主軸7は固定ケース2の前後
方向には移動不能に装着されている。
13は固定ケース2の下方部分に円筒形状に形成され、
これに回転可能に嵌め込まれた主軸7は、後端部の小径
丸軸部17が主軸収容部13の底壁部18の軸孔19に
嵌められ、小径丸軸部17に連続した角軸部20には回
転角度規制円盤21の中央角孔22が嵌め合わされてい
る。座金23を通して主軸7の中央ねじ孔24にビス2
5をねじ込むことによって、主軸7の主体部分の背面が
前記底壁部18に当接し、主軸7は固定ケース2の前後
方向には移動不能に装着されている。
【0011】図9に示したように回転角度規制円盤21
の周面突起26は、固定ケース2の背面側の円弧状隆起
部27の端面28,29に当接することによって、主軸
7およびフック本体5の左右各方向への回転角度をいず
れも45度に規制している。フック本体5の基端部の背
面側には停止突起30が形成されており、停止突起30
が前記バネ受け壁面10に当接したバネ4の直線端部4
cに当たることによって、フック本体5の突出角度は6
0度に規制されている。フック本体5の先端部の形状は
衣類などを引っかけ保持しやすいように適宜選択され
る。
の周面突起26は、固定ケース2の背面側の円弧状隆起
部27の端面28,29に当接することによって、主軸
7およびフック本体5の左右各方向への回転角度をいず
れも45度に規制している。フック本体5の基端部の背
面側には停止突起30が形成されており、停止突起30
が前記バネ受け壁面10に当接したバネ4の直線端部4
cに当たることによって、フック本体5の突出角度は6
0度に規制されている。フック本体5の先端部の形状は
衣類などを引っかけ保持しやすいように適宜選択され
る。
【0012】この実施例では、固定壁面1には固定ケー
ス2を正面側から嵌め入れるための開口部31を設けて
ある。断面U字状の座金板32を固定ケース2の背面側
から嵌め合わせ、座金板32の透孔33から固定ケース
2の底壁部のねじ孔34にビス35をねじ込むことによ
って、固定ケース2の前面鍔部36が固定壁面1に引き
付けられ、固定ケース2が固定壁面1に対して締め付け
固着される。
ス2を正面側から嵌め入れるための開口部31を設けて
ある。断面U字状の座金板32を固定ケース2の背面側
から嵌め合わせ、座金板32の透孔33から固定ケース
2の底壁部のねじ孔34にビス35をねじ込むことによ
って、固定ケース2の前面鍔部36が固定壁面1に引き
付けられ、固定ケース2が固定壁面1に対して締め付け
固着される。
【0013】固定壁面1の背面側から座金板32を突き
当てることができない設置対象については、図9に示し
たように吊下げフック装置を収容する大きさの前面開口
部38を有する台座体37を用意し、台座体37の底壁
部39の透孔40からビス41を固定ケース2の前記ね
じ孔34にねじ込み、これによって先ず先に固定ケース
2を背面側から台座体37に締め付け固着する。次に台
座体37の上下端部の透孔42に正面側からタッピング
ビスなどの固着具43を挿入し、固定壁面1にねじ込
む。これによって、吊下げ装置は新設の固定壁面だけで
なく、既設の固定壁面に対しても正面付けすることがで
き、用途が拡大する。
当てることができない設置対象については、図9に示し
たように吊下げフック装置を収容する大きさの前面開口
部38を有する台座体37を用意し、台座体37の底壁
部39の透孔40からビス41を固定ケース2の前記ね
じ孔34にねじ込み、これによって先ず先に固定ケース
2を背面側から台座体37に締め付け固着する。次に台
座体37の上下端部の透孔42に正面側からタッピング
ビスなどの固着具43を挿入し、固定壁面1にねじ込
む。これによって、吊下げ装置は新設の固定壁面だけで
なく、既設の固定壁面に対しても正面付けすることがで
き、用途が拡大する。
【0014】この吊下げ装置は、鉄道車両だけでなく、
各種営業店舗や事務所などにおいても使用することがで
きる。また、設置箇所のスペースが広く確保されている
などのために、フック本体5を突出状態において左右に
斜めに回転させる首振り方式に設定する必要がないとき
には、図7に示したように周面突起46の開き角度が、
円弧状隆起部27の端面28,29間の開き角度と合致
した別の回転角度規制円盤44を組み込めば良い。回転
角度規制円盤44の中央角孔45は主軸7の前記各軸部
20に嵌め合わされる。
各種営業店舗や事務所などにおいても使用することがで
きる。また、設置箇所のスペースが広く確保されている
などのために、フック本体5を突出状態において左右に
斜めに回転させる首振り方式に設定する必要がないとき
には、図7に示したように周面突起46の開き角度が、
円弧状隆起部27の端面28,29間の開き角度と合致
した別の回転角度規制円盤44を組み込めば良い。回転
角度規制円盤44の中央角孔45は主軸7の前記各軸部
20に嵌め合わされる。
【0015】図8に示したように、フック本体5の横断
面形状を背面側に向かう程、左右側面5a,5bの間隔
が狭くなったテーパー状に形成すると、該左右側面5
a,5bが固定ケース2の正面側開口部47の縁面に摺
接して誘導されるため、フック本体5の没入動作が更に
円滑になされる。該正面側開口部47の縁面をテーパー
状の誘導面に形成することもできる。
面形状を背面側に向かう程、左右側面5a,5bの間隔
が狭くなったテーパー状に形成すると、該左右側面5
a,5bが固定ケース2の正面側開口部47の縁面に摺
接して誘導されるため、フック本体5の没入動作が更に
円滑になされる。該正面側開口部47の縁面をテーパー
状の誘導面に形成することもできる。
【0016】
【発明の効果】 以上のように請求項1の発明の吊下げ
フック装置では、前後水平方向に配置されて固定ケース
2に収容された主軸7が、固定ケース2に回転可能かつ
前後方向に移動不能に枢着されており、フック本体5の
基端部が該主軸7の割溝部8に回転可能に挿入され、左
右水平方向に配置した枢軸3によって該基端部が主軸7
に連結されており、フック本体5は固定ケース2の前面
側に突出した突出位置から主軸7を中心に回転して固定
ケース2の左右一方向または両方向に傾斜可能であるた
め、例えば鉄道車両の客室において前後の座席の中間壁
部に2個並べて設置されたとき、前後の座席の乗客は他
方のフック本体5の利用状況に応じて、他方の乗客の衣
類やバッグから離れる方向にフック本体5を傾斜させる
ことによって、他方の乗客の衣類と重なったり、バッグ
とぶつかったりすることなく、衣類やバッグなどを吊下
げることができる。鉄道車両以外の店舗客席などと言っ
た他の用途においても同様であり、利用者相互間で衣類
などを相互干渉させる気まずさなしに、安心かつ快適に
利用することができる。
フック装置では、前後水平方向に配置されて固定ケース
2に収容された主軸7が、固定ケース2に回転可能かつ
前後方向に移動不能に枢着されており、フック本体5の
基端部が該主軸7の割溝部8に回転可能に挿入され、左
右水平方向に配置した枢軸3によって該基端部が主軸7
に連結されており、フック本体5は固定ケース2の前面
側に突出した突出位置から主軸7を中心に回転して固定
ケース2の左右一方向または両方向に傾斜可能であるた
め、例えば鉄道車両の客室において前後の座席の中間壁
部に2個並べて設置されたとき、前後の座席の乗客は他
方のフック本体5の利用状況に応じて、他方の乗客の衣
類やバッグから離れる方向にフック本体5を傾斜させる
ことによって、他方の乗客の衣類と重なったり、バッグ
とぶつかったりすることなく、衣類やバッグなどを吊下
げることができる。鉄道車両以外の店舗客席などと言っ
た他の用途においても同様であり、利用者相互間で衣類
などを相互干渉させる気まずさなしに、安心かつ快適に
利用することができる。
【0017】請求項2の発明の吊下げ装置では、フック
本体5を突出位置へ回転付勢する復帰用バネ6を備えて
いるため、フック本体5から衣類やバッグを取り外して
吊下げ負荷をなくしたときには、復帰用バネ6によって
フック本体5が前記突出位置に復帰回転させられ、該突
出位置に戻るやいなや引き込み用バネ4によって固定ケ
ース2内に没入するものであり、利用者が手動によって
フック本体5を戻し回転させる必要がないから、操作性
が良い。
本体5を突出位置へ回転付勢する復帰用バネ6を備えて
いるため、フック本体5から衣類やバッグを取り外して
吊下げ負荷をなくしたときには、復帰用バネ6によって
フック本体5が前記突出位置に復帰回転させられ、該突
出位置に戻るやいなや引き込み用バネ4によって固定ケ
ース2内に没入するものであり、利用者が手動によって
フック本体5を戻し回転させる必要がないから、操作性
が良い。
【0018】請求項3の発明の吊下げフック装置では、
前後水平方向に配置された主軸7の割溝部8にフック本
体5の基端部を挿入し、左右水平方向に配置した枢軸3
によってフック本体5を主軸7に連結し、捻りコイルバ
ネよりなる引き込み用バネ4のコイル部4aを枢軸3に
嵌め合わせ、一方の直線端部4bをフック本体5の基端
部のバネ受け肩面9に当接させ、他方の直線端部4cを
主軸7のバネ受け壁面10に当接させ、捻りコイルバネ
よりなる復帰用バネ6のコイル部6aを主軸7のバネ受
溝部11に嵌め合わせ、互いに交差するよう平行に曲げ
られた左右一対の直線端部6b,6c間に主軸7の偏心
突起12を嵌め入れ、固定ケース2に形成した左右一対
の逃げスロット14,16に差し入れた直線端部6b,
6cの先端を、逃げスロット14,16間の仕切壁部1
5の左右側面に当接させたので、部品点数が少ないコン
パクトな構造でありながら、フック本体5の突出作動と
復帰回転が円滑かつ確実になされ、操作性にも優れてい
る。
前後水平方向に配置された主軸7の割溝部8にフック本
体5の基端部を挿入し、左右水平方向に配置した枢軸3
によってフック本体5を主軸7に連結し、捻りコイルバ
ネよりなる引き込み用バネ4のコイル部4aを枢軸3に
嵌め合わせ、一方の直線端部4bをフック本体5の基端
部のバネ受け肩面9に当接させ、他方の直線端部4cを
主軸7のバネ受け壁面10に当接させ、捻りコイルバネ
よりなる復帰用バネ6のコイル部6aを主軸7のバネ受
溝部11に嵌め合わせ、互いに交差するよう平行に曲げ
られた左右一対の直線端部6b,6c間に主軸7の偏心
突起12を嵌め入れ、固定ケース2に形成した左右一対
の逃げスロット14,16に差し入れた直線端部6b,
6cの先端を、逃げスロット14,16間の仕切壁部1
5の左右側面に当接させたので、部品点数が少ないコン
パクトな構造でありながら、フック本体5の突出作動と
復帰回転が円滑かつ確実になされ、操作性にも優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る吊下げ装置の使用状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図2】 該吊下げ装置の右側面図である。
【図3】 該吊下げ装置が設置される壁パネルの正面図
である。
である。
【図4】 図1のA−A線断面図である。
【図5】 図4のB−B線断面図である。
【図6】 該吊下げ装置の回転角度規制板部分の要部背
面図である。
面図である。
【図7】 該吊下げ装置に組み込まれる別の回転角度規
制板の正面図である。
制板の正面図である。
【図8】 該吊下げ装置のフック本体の底面図である。
【図9】 該吊下げ装置のを台座に嵌めて設置するとき
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【符号の説明】 1 固定壁面 2 固定ケース 3 枢軸 4 引き込み用バネ 5 フック本体 6 復帰用バネ 7 主軸
Claims (3)
- 【請求項1】 固定壁面1に固着される固定ケース2
と、固定ケース2に収容され、基端部を中心に回転して
固定ケース2の前面側に突出し、引き込み用バネ4によ
って没入方向に回転付勢されたフック本体5とからなる
吊下げフック装置において、フック本体5が基端部を中
心に回転して前記突出位置から固定ケース2の左右一方
向または両方向に傾斜可能であることを特徴とする吊下
げフック装置。 - 【請求項2】 固定壁面1に固着される固定ケース2
と、固定ケース2に収容され、基端部を中心に回転して
固定ケース2の前面側に突出し、引き込み用バネ4によ
って没入方向に回転付勢されたフック本体5とからなる
吊下げフック装置において、フック本体5が基端部を中
心に回転して前記突出位置から固定ケース2の左右一方
向または両方向に傾斜可能であるとともに、復帰用バネ
6によってフック本体5が前記突出位置に復帰回転させ
られることを特徴とする吊下げフック装置。 - 【請求項3】 固定壁面1に固着される固定ケース2
と、固定ケース2に収容され、基端部を中心に回転して
固定ケース2の前面側に突出し、引き込み用バネ4によ
って没入方向に回転付勢されたフック本体5とからな
り、フック本体5が前記突出位置から基端部を中心に回
転して固定ケース2の左右一方向または両方向に傾斜可
能であるとともに、復帰用バネ6によってフック本体5
が前記突出位置に復帰回転させられる吊下げフック装置
において、前後水平方向に配置された主軸7を固定ケー
ス2に回転可能かつ前後方向に移動不能に装着し、主軸
7の割溝部8にフック本体5の基端部を回転可能に挿入
し、左右水平方向に配置した枢軸3によってフック本体
5の基端部を主軸7に連結し、捻りコイルバネよりなる
引き込み用バネ4のコイル部4aを枢軸3に嵌め合わ
せ、一方の直線端部4bをフック本体5の基端部のバネ
受け肩面9に当接させ、他方の直線端部4cを主軸7の
バネ受け壁面10に当接させ、捻りコイルバネよりなる
復帰用バネ6のコイル部6aを主軸7のバネ受溝部11
に嵌め合わせ、互いに交差するよう平行に曲げられた左
右一対の直線端部6b,6c間に主軸7の偏心突起12
を嵌め入れ、固定ケース2の主軸収容部13の側壁部に
形成した左右一対の逃げスロット14,16に遊動可能
に差し入れた該直線端部6b,6cの先端を、該逃げス
ロット14,16間の仕切壁部15の左右側面に当接さ
せたことを特徴とする吊下げフック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11169614A JP3054414B1 (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 吊下げフック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11169614A JP3054414B1 (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 吊下げフック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3054414B1 JP3054414B1 (ja) | 2000-06-19 |
| JP2000354537A true JP2000354537A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15889773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11169614A Expired - Fee Related JP3054414B1 (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 吊下げフック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3054414B1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009045731A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-03-05 | Makita Corp | 電動工具のフック構造 |
| CN103878728A (zh) * | 2012-12-21 | 2014-06-25 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 一种动力工具的挂扣件 |
| KR102428877B1 (ko) * | 2021-11-30 | 2022-08-03 | 유지현 | 기둥 설치형 안전 옷걸이 장치 |
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1999
- 1999-06-16 JP JP11169614A patent/JP3054414B1/ja not_active Expired - Fee Related
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