JP2000354636A - 医療用流路接続部材 - Google Patents

医療用流路接続部材

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JP2000354636A
JP2000354636A JP11302761A JP30276199A JP2000354636A JP 2000354636 A JP2000354636 A JP 2000354636A JP 11302761 A JP11302761 A JP 11302761A JP 30276199 A JP30276199 A JP 30276199A JP 2000354636 A JP2000354636 A JP 2000354636A
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和雄 江良
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裕弥 植田
Yoshitaka Yasuda
良隆 安田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シリンジ等の刺し込みがいっそう容易であり、
液もれがなくかつ成形が簡単かつ容易であり経済的であ
り応用範囲が広い医療用流路接続部材の提供。 【解決手段】図1において、ニードルレス混注管1の側
管6の内部に内蔵されているフロート2及びゴムボタン
3は、上部にフロート2が配置され、下部にゴムボタン
3が配置され、これらはゴムボタン3の凸部32の内孔
36に、フロート筒22が挿入されており、フロート2
が上下動するにしたがい、フロート筒22が上下に摺動
し、フロート筒22の先端はゴムボタン3の突起32の
内孔36の下に位置する閉塞孔33を押し開ける。その
結果、閉塞孔33は開口し液の流通が可能となる。ゴム
ボタン3の外面又は内孔36の内壁には、それぞれもれ
防止用凸部いわゆるシールリップを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用流路接続部
材に関するものであり、更に詳しくは側管に接続する操
作者が誤って手に針を刺すことがなく、また困難なく容
易に接続操作が可能な医療用流路接続部材、特にニード
ルレス混注管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、患者に薬液や栄養液等を与える
際、静脈に挿入されたカテーテルにチューブを接続し、
このチューブへ薬液や栄養液等を供給するが、複数の薬
液を患者に供給する場合もしばしばあり、そのような場
合には、分岐管を有す混注管が使用される。従来この混
注管は分岐管の開口部にゴム部材を密栓し、このゴム部
材に穿刺針を突き刺してシリンジ等と接続し、薬液等を
注入する。また三方活栓を輸液本管と側管との合流部に
形成して薬液等の注入を行うものも知られている。また
ゴム栓キャップに、一文字、×字形等の切り込みからな
る閉塞孔を有する構造からなり、この切り込みに細い円
管状のものを押し込む、いわゆる無針の専用オス管を刺
し込み、液を流通させる製品が販売されている。
【0003】更に特開平8−206230号に開示され
ている如く、適宜形状のゴム部材で密栓した輸液用ニー
ドルレス混注管が知られ、このゴム部材には、十文字形
等の密着孔が設けられており、この密着孔にニードル乃
至シリンジを挿入することにより連通することが示され
ている。また別の例では、特開平10−192415号
公報には、分岐管を有する側注管において、分岐管に、
閉塞部を有するゴム状弾性体を有し、このゴム状弾性体
は分岐管内で支持部材で支持される如くされたものが記
載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く混注管の分岐管の開口部にゴム部材を密栓したもの
にあっては、ゴム部材に穿刺針を突き刺すのにかなり強
い力が必要で、その結果操作者が誤って穿刺針を手に刺
してしまう恐れがあり問題であった。また三方活栓を使
用する場合には、三方活栓を閉栓している管路は外気に
曝されているので、雑菌による汚染が起こりやすいとい
う問題があった。またゴム栓キャップに、一文字、×字
形等の切り込みからなる閉塞孔を有する構造のものは、
使用に際し、専用のオス管が必要となるばかりでなく、
オス管の外径に限度が生じ、特に現在市販されているシ
リンジのテーパー部を有する太径のものは挿入が困難で
あり、仮に挿入できるとしても切り込み部分に亀裂が生
じる等安全性に欠ける。またシリンジ等を抜く際、先端
筒状管が太いためゴム栓が塞がるまでにわずかな時間が
かかり、液もれを起こす等の問題がある。
【0005】更に最近公開された特開平8−20623
0号に記載の混注管のゴム部材の場合には、側注管また
はシリンジを無菌状態で接続、分離等の操作を行うこと
ができ、穿刺針のように誤って手に刺すようなことがな
い点で優れた効果を奏するものではあるが、シリンジ等
の刺し込みが今一つ容易でないという問題が考えられ
る。更にまた特開平10−192415号公報に記載の
閉塞部を有するゴム状弾性体を有し、このゴム状弾性体
は分岐管内で支持部材で支持される如くされたもので
は、その構造が複雑で経済的でないという問題が考えら
れる。
【0006】そこで、本発明等は、これらの問題点につ
き種々検討した結果、シリンジ等の刺し込みが容易であ
り、かつ簡単な構造からなり経済的であるゴム部材の構
造を案出することができたもので、この知見に基づいて
本発明のニードルレス混注管が完成し、特許出願した。
この特許出願にかかる特願平10−333650号は、
ニードルレス混注管の側管中の弾性部材は、本管と側管
との流通を遮断しており、該弾性部材の中央部には閉塞
孔を有し、またこの弾性部材の上部には同心円状に円筒
部分と円錐部分からなる凹部を有すると共に、該円筒部
分の内壁の一部は蓋の舌片で覆われていることを特徴と
するものである。
【0007】これに鑑み、更に検討を加えた結果、全く
新規な構造で、これはフロートとゴムボタンとの組合せ
により流路に液を流通させたりまたは遮断したりするこ
とができるもので、シリンジ等の刺し込みがいっそう容
易となるばかりでなく、使用時に液もれがなく、耐久性
に優れた構造を案出した。したがって、本発明が解決し
ようとする課題は、シリンジ等の刺し込みがいっそう容
易であり、液もれがなくかつ成形が簡単かつ容易であり
経済的であり応用範囲が広い医療用流路接続部材、特に
ニードルレス混注管を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、以
下の各請求項に記載された発明によってそれぞれ達成さ
れる。
【0009】〔請求項1〕流路内にゴムボタンとこれに
嵌合するフロートの組合せを内蔵し、該ゴムボタンは、
本管と係合し得る凸部を有し、中央部に有孔と閉塞孔を
有する凹部を有し、またフロートは、周囲にフランジを
有すると共に、該フロートから直下に延びるフロート筒
を有し、かつ該筒の孔と連通した上部に受入部を有する
ものからなり、更に該フロート筒はゴムボタンの有孔に
挿入されており、かつ有孔の先端の開口又は閉塞孔を摺
動自在に貫通し得ることを特徴とする医療用流路接続部
材。 〔請求項2〕流路が本管と側管とからなり、該側管にゴ
ムボタンとこれに嵌合するフロートの組合せを内蔵する
ことを特徴とする請求項1に記載の医療用流路接続部
材。 〔請求項3〕ゴムボタンは中央部に先端が閉塞孔である
筒状凸部を有し、その反対側が平面に形成されたゴムボ
タンIとこの上に環状部材からなるゴムボタンIIを配
置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
医療用流路接続部材。 〔請求項4〕ゴムボタンは中央部に先端が開口した筒状
凸部を有し、その反対側が平面に形成されたゴムボタン
Iとこの上に環状部材からなるゴムボタンIIを配置し
た組合せであることを特徴とする請求項1又は請求項2
に記載の医療用流路接続部材。 〔請求項5〕ゴムボタンIIが環状部材に代えて環状ス
プリングを用いたことを特徴とする請求項3又は請求項
4に記載の医療用流路接続部材。 〔請求項6〕ゴムボタンIの開孔の内面が下方に向かっ
て径が小さく形成されていることを特徴とする請求項3
又は請求項4に記載の医療用流路接続部材。 〔請求項7〕ゴムボタンIとゴムボタンIIとの間にプ
レートが介在していることを特徴とする請求項3乃至請
求項6のいずれかに記載の医療用流路接続部材。 〔請求項8〕フロートのフランジ部に空気発散孔を少な
くとも1個有することを特徴とする請求項1乃至請求項
7のいずれかに記載の医療用流路接続部材。 〔請求項9〕有孔の先端が開口しているゴムボタンとフ
ロート筒の先端が閉塞されかつ側壁に少なくとも1個の
孔を有するフロートの組合せであることを特徴とする請
求項1乃至請求項8のいずれかに記載の医療用流路接続
部材。 〔請求項10〕ゴムボタンの外表面及び有孔内壁にもれ
防止用環状突起を有することを特徴とする請求項1乃至
請求項9のいずれかに記載の医療用流路接続部材。 〔請求項11〕ゴムボタンの側壁に少なくとも2個の欠
除部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項10
のいずれかに記載の医療用流路接続部材。 〔請求項12〕側管蓋に接続固定部材を有することを特
徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の医
療用流路接続部材。 〔請求項13〕側管と本管接続部との開口部周辺に落下
止を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項12の
いずれかに記載の医療用流路接続部材。
【0010】請求項1に記載されるように、本発明の医
療用流路接続部材は、流路内にゴムボタンとこれに嵌合
するフロートの組合せを内蔵し、該ゴムボタンは、中央
部に有孔と閉塞孔を有する凹部を有し、またフロート
は、周囲にフランジを有すると共に、該フロートから直
下に延びるフロート筒を有し、かつ該筒の孔と連通した
上部に受入部を有するものからなり、更にフロート筒は
ゴムボタンの有孔に挿入されており、かつ有孔の先端の
開口又は閉塞孔を摺動自在に貫通し得ることを特徴とす
るもので、これによりシリンジ等の筒状管を差し込む
際、位置合わせが容易であると共に、フロートから直下
に延びるフロート筒が閉塞孔を開口することによって本
管内へ供給することができ、しかもゴムボタンの表面に
凸部を有するので、液もれがないという格別優れた効果
を奏するものである。
【0011】請求項2に記載されるように、本発明の医
療用流路接続部材は、流路内として、本管と側管とを有
し、該側管には挿入孔を備えた蓋を有する医療用流路接
続部材であって、前記側管に、請求項1に記載のゴムボ
タンとこれに嵌合するフロートの組合せを内蔵すること
により、シリンジ等の筒状管を差し込む際、位置合わせ
が容易であると共に、フロートから直下に延びる筒状体
が閉塞孔を開口することによって本管内へ供給すること
ができ、しかもゴムボタンの表面に凸部を有するので、
液もれがないという格別優れた効果を奏するものであ
る。
【0012】請求項3に記載されるように、本発明の医
療用流路接続部材は、ゴムボタンは中央部に先端が閉塞
孔である筒状凸部を有し、その反対側が平面に形成され
たゴムボタンIとこの上に環状部材からなるゴムボタン
IIを配置したことにより、両者は分離しているため、
フロートの上下動に際し、ゴムボタンIIは形状変形し
てフロート筒の摺動を極めて良好に行うことができ、そ
の結果、ゴムボタンIは、ゴムボタンIIの形状変形に
よる影響を受けず、薬液・血液もれに対して、確実にシ
ールを行うことができるという優れた効果を奏するもの
である。
【0013】請求項4に記載されるように、本発明の医
療用流路接続部材は、ゴムボタンは中央部に先端が開口
した筒状凸部を有し、その反対側が平面に形成されたゴ
ムボタンIとこの上に環状部材からなるゴムボタンII
を配置した組合せであることにより、フロートの上下動
に際し、ゴムボタンIIは形状変形してフロート筒の摺
動を極めて良好に行うことができ、その結果、ゴムボタ
ンIは、ゴムボタンIIの形状変形による影響を受け
ず、薬液・血液もれに対して、確実にシールを行うこと
ができるという優れた効果を奏するものである。
【0014】請求項5に記載されるように、本発明の医
療用流路接続部材は、ゴムボタンIIが環状部材に代え
て環状スプリングを用いたことにより、フロートの上下
動に際し、フロート筒の摺動を極めて良好に行うことが
でき、その結果、ゴムボタンIは、ゴムボタンIIの形
状変形による影響を受けず、薬液・血液もれに対して、
確実にシールを行うことができるという優れた効果を奏
するものである。
【0015】請求項6に記載されるように、本発明の医
療用流路接続部材は、ゴムボタンIの開孔の内面が下方
に向かって径が小さく形成されていることにより、いっ
そうフロート筒の摺動抵抗が小さくでき、良好な摺動が
可能となるという優れた効果を奏するものである。
【0016】請求項7に記載されるように、本発明の医
療用流路接続部材は、ゴムボタンIとゴムボタンIIと
の間にプレートが介在していることにより、ゴムボタン
Iの平面が湾曲(形状変形)することがなく、したがっ
てゴムボタンIIのゴム弾性の発現を良好にすることが
できる。またプレートに段差を有する構造のものにおい
ては、ゴムボタンIIを確実に固定することができると
いう優れた効果を奏するものである。
【0017】請求項8に記載されるように、フロートの
フランジ部に空気発散孔を少なくとも1個有することに
より、使用時にゴムボタン凹部空間に存在する空気を逃
がしフロートの上下動を滑らかにすることができる。
【0018】また請求項9に記載されるように、有孔の
先端が開口しているゴムボタンとフロート筒の先端が閉
塞されかつ側壁に少なくとも1個の孔を有するフロート
の組合せであることにより、シリンジ等の筒状管を差し
込む際、位置合わせが容易であると共に、フロートから
直下に延びる筒状体が降下すると、それに伴い筒状体の
側孔が本管内へ突き出されて本管と側管とが流通する。
【0019】また請求項10に記載されるように、ゴム
ボタンの外表面及び有孔内壁にもれ防止用環状突起を有
することにより、使用時に液もれがないという優れた効
果を奏するものである。
【0020】また請求項11に記載されるように、ゴム
ボタンの側壁に少なくとも2個の欠除部を有することに
より、フロートの上下動を容易かつ滑らかにすることが
できるという優れた効果を奏するものである。
【0021】請求項12に記載されるように、側管蓋に
接続固定部材を有することにより、シリンジ等の接続時
に充分固定され、脱落等の事故防止に優れた効果を奏す
るものである。
【0022】請求項13に記載されるように、側管と本
管接続部との開口部周辺に落下止を設けたことにより、
ゴムボタンIの先端部がフロート筒の下降と共に落下す
るのを防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明するが、本発明は、これに限定される
ものではない。
【0024】本発明の医療用流路接続部材は、各種の流
路内に設置して使用されるが、例えば、輸血用、輸液
用、薬液用、例えば栄養剤や生理食塩水等の供給用、そ
の他の接続部位に設置される。ここでは特にニードルレ
ス混注管を例にして本発明を説明する。図1は、本発明
のニードルレス混注管を示す切欠き斜視図である。図2
は、図1の本管方向の断面図である。図3は、図1のニ
ードルレス混注管の別の実施形態を示す断面図である。
図4は、本発明のニードルレス混注管に内蔵されるフロ
ートの断面図及び半断面斜視図である。図5は、サイド
ホール型フロート用のシールリップ付きゴムボタンを示
す断面図である。図6は、直下ホール型フロート用のシ
ールリップ付きゴムボタンを示す断面図である。図7
は、欠除部を有するシールリップ付きゴムボタンを示す
断面図及び及び半断面斜視図である。図8は、ロック式
シリンジ用蓋を示す断面図である。図9は、本発明の医
療用流路接続部材、特にニードルレス混注管に用いられ
るロック式シリンジを示す部分断面図である。図10
は、輸血、輸液用の容器に使用した場合の一実施形態を
示す断面図である。
【0025】図11は、本発明のニードルレス混注管の
内部に収納されたゴムボタンを示す断面図である。図1
2は、本発明のニードルレス混注管の内部に収納された
ゴムボタン及びフロートの別の形態を示す断面図であ
る。図13は、本発明のニードルレス混注管の内部に収
納されたゴムボタンの更に別の形態を示す断面図であ
る。図13aは、その断面図であり、図13bは、その
斜視図である。図14は、本発明のニードルレス混注管
の内部に収納されたゴムボタンの更に別の形態を示す断
面図である。図14aは、その断面図であり、図14b
は、その斜視図である。図15は、本発明のニードルレ
ス混注管の内部に収納されたゴムボタンII及びフロー
ト受入部と注入管等の嵌合密着性をよりたかめる形状を
考慮した、更に別の形態を示す断面図である。
【0026】図1及び図2において、ニードルレス混注
管1は、本管4と側管6とでT字形に構成されている。
しかしT字形にこだわる必要もなくY字形やト字形でも
よいことは明らかである。本管4は、開口端42及び4
3を有しており、これらには通常チューブが接続され
る。また側管6の接続部には流通孔41を有している。
側管6には、フロート2及びゴムボタン3が内蔵されて
本管4と側管6との流通が遮断されており、更に蓋1が
装着されている。蓋1は上面に窪み12を有し、その中
央部には同心円状に挿入孔11を有する。側管6の内部
に内蔵されているフロート2及びゴムボタン3は、上部
にフロート2が配置され、下部にゴムボタン3が配置さ
れ、これらはゴムボタン3の凸部32の内孔36に、フ
ロート筒22が挿入されており、フロート2が上下動す
るにしたがい、フロート筒22が上下に摺動し、フロー
ト筒22の先端はゴムボタン3の突起32の内孔36の
下に位置する閉塞孔33を押し開ける。その結果、閉塞
孔33は開口し液の流通が可能となる。
【0027】フロート2は、シリンジの注入筒の受入部
25を有し、更に中央直下に延びるフロート筒22を有
し、更にゴムボタン3に支持されるフランジ21及びそ
の近傍に孔23を有している。この孔は空気の逃げ孔で
ある。またゴムボタン3はフロート2を勘合する凹部3
1を有しており、更に中央部には本管4の接続孔41に
延びる凸部32を有し、凸部32には内孔36を有し、
その先端は閉塞孔33を有すると共にフロート筒22が
挿入されている。ゴムボタン3の外面又は内孔36の内
壁には、それぞれもれ防止用凸部いわゆるシールリップ
を有する。このシールリップによりシリンジ使用時にお
ける液もれを完全に防止することができる。図2に示さ
れる型のニードルレス混注管では、平時は閉塞孔33は
閉塞されており、完全な液に対する遮断がなされている
が、使用時には開口されているフロート筒22の先端で
閉塞孔33を押し開けて開口するので、開口時には充分
な液の供給を行うことができるという優れた効果を奏す
るものである。
【0028】図3は、図1のニードルレス混注管の別の
実施形態を示す断面図であり、図3において、ニードル
レス混注管1の側管6には、フロート2及びゴムボタン
3が内蔵されて本管4と側管6との流通が遮断されてお
り、更に蓋1が装着されている。ここでは、フロート筒
22は、その先端部には閉塞部27を有し、かつ該筒2
2の側壁に側孔28を設けている。更にゴムボタン3の
凸部(有孔である)32の先端は開口部37を有するも
ので、これによりフロート2が下降すると側孔28が本
管内に侵入する結果、本管4と側管6間は流通する。ま
たこのゴムボタン3にも外面又は内孔36の内壁には、
それぞれもれ防止用凸部いわゆるシールリップを有す
る。
【0029】図4は、本発明のニードルレス混注管に内
蔵されるフロートの形態を示す断面図及び半断面斜視図
である。図4のa又はbは、直下ホール型であり、フロ
ート2の直下に延びるフロート筒の先端は開口されてい
る。また図4のc又はdは、側孔型いわゆるサイドホー
ル型であり、フロート2の直下に延びるフロート筒22
の先端は閉塞27されており、その側壁に側孔28を有
している。フロート2の材質は、硬質部材で、押圧によ
り原則として形状変形がなくかつゴムとの摩擦係数の小
さい、即ち滑りやすい材質がよい。例えば、ポリアセタ
ール樹脂、ABS(アクリルニトリル・ブタジエン・ス
チレン樹脂)等が挙げられる。
【0030】図5は、サイドホール型フロート用のシー
ルリップ付きゴムボタンを示す断面図であり、それぞれ
の実施の形態が示されている。図5のaは、シールリッ
プ35がゴムボタン3の内孔36の内壁に設けられてい
る。図5のbは、シールリップ34がゴムボタン3の外
表面に設けられている。また図5のcは、シールリップ
34がゴムボタン3の外表面でありかつ底面に設けられ
ている。更に図5のdでは、シールリップ34がゴムボ
タン3の外表面に設けられると共にシールリップ35が
内孔36の内壁に二個設けられている。更にまた図6
は、直下ホール型フロート用のシールリップ付きゴムボ
タンを示す断面図であり、これは閉塞孔33を有するゴ
ムボタン3の場合に使用されるものであり、このゴムボ
タン3の外表面に設けられると共にシールリップ35が
内孔36の内壁に設けられている。
【0031】図7は、欠除部を有するシールリップ付き
ゴムボタンを示す断面図及び及び半断面斜視図である。
図7において、ゴムボタン3は、凹部31の周壁39に
は、ゴムボタンのつぶれ部が逃げるようにまたゴムボタ
ン自体がつぶれやすいように欠除部38を有しており、
この欠除部38の数は、2個以上でよいが、フロート2
を支持することを考慮すると2個3個、4個がバランス
上好ましい。図7のa又はbは、フロート2が直下型ホ
ールに使用される場合であり、また図7のc又はdは、
フロート2がサイドホール型に使用する場合である。ゴ
ムボタン3の材質は、弾性部材であれば特に限定される
ものではないが、一例を挙げれば、シリコーンゴム、天
然ゴム(例えば純化天然ゴム)、ポリウレタン、軟質ポ
リ塩化ビニル、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリイ
ソプレン、アクリロニトリル−ブタジエン系共重合体等
が挙げられる。好ましくは純化天然ゴム又はポリイソプ
レンが好ましい。
【0032】図8は、ロック式シリンジ用蓋を示す断面
図である。図8のaのゴムボタン3は、接続固定部材1
5が蓋1の上部に設けられており、外面にはネジ山13
が設けられている。また図8のbにおいては、ネジ山1
4を1個有するものである。この種のゴムボタン3にあ
っては、ロック式シリンジ用として、図9に示されるも
のが好ましく用いられる。
【0033】本発明のニードルレス混注管は、筒状管ま
たはシリンジを接続するが、このシリンジの先端は、こ
のままか又は好ましくはテーパーを有する筒状管を設け
たものを使用する方がよい。このテーパー部の先端は、
丸みを帯びた形状がよい。本発明のニードルレス混注管
は、適宜の用途に使用されるが、一例を挙げれば、輸液
・輸血セット、血液回路、バッグ類の蓋、薬液ビンの
蓋、検査器具等に用いられる。使用の一例を図9を示し
て説明すると、図9において、ロック式シリンジ5は、
筒状管51を有し、該筒状管51と同心円上に固定部5
2を有し、該固定部52は、内壁にネジ山53が設けら
れており、蓋の接続固定部15にネジで係合することに
よりこのネジ山53により閉められて固定される。
【0034】図10は、輸血、輸液用の容器に使用した
場合の一実施形態を示すものであり、輸血バッグ又はビ
ン・薬液バッグ又はビン7の出口に混注ボタン(フロー
トとゴムボタンの組合せ)10を取り付け、流路管8に
取り付けた注入管81を挿入し、流路を開放している。
【0035】図11は、本発明のニードルレス混注管の
内部に収納されたゴムボタン及びフロートを示す断面図
である。図11において、混注管の内部に収納されてい
るゴムボタンは、符号3aで示されるゴムボタンIと符
号61で示されるゴムボタンIIとからなり、ゴムボタ
ンIは、中央部に閉塞孔33を有する凸部32を有し、
この凸部32の反対側が平面66に形成されたゴムボタ
ンIとこの上に環状部材からなるゴムボタンIIが配置
されている。またこのゴムボタンIIは、環状の外面は
平坦に形成される。更に該ゴムボタンIとゴムボタンI
Iとの間には、プレート62が設けられており、このプ
レート62は、円板状からなり、中央部に貫通孔65を
有している。このプレート62は、ゴムボタンIをゴム
ボタンIIが押圧したときの湾曲を防止するために設け
ており、場合によってはなくてもよい。この例では、フ
ロート2が下方に押されると、フロート筒22が押され
てゴムボタンIの内孔36内を摺動し、ゴムボタンIの
底に設けられている閉塞孔33を突き抜け流路が開口す
る。本発明では、側管6と本管接続部との開口部73の
周辺に落下止71を設けられている。これによりゴムボ
タンIの先端部がフロート筒の下降と共に落下するのを
効果的に防止することができる。
【0036】図12は、本発明のニードルレス混注管の
内部に収納されたゴムボタン及びフロートの別の形態を
示す断面図である。図12において、混注管の内部に収
納されているゴムボタンは、符号3bで示されるゴムボ
タンIと符号61で示されるゴムボタンIIとからな
り、ゴムボタンIは、中央部に開口37を有する凸部3
2を有し、この凸部32の反対側が平面66に形成され
たゴムボタンIとこの上に環状部材からなるゴムボタン
IIが配置されている。またこのゴムボタンIIは、環
状部材として筒が用いられ、この筒の外面は平坦に形成
される。更に該ゴムボタンIとゴムボタンIIとの間に
は、プレート62が設けられており、このプレート62
は、円板状からなり、中央部に貫通孔65を有してい
る。このプレート62は、ゴムボタンIをゴムボタンI
Iが押圧したときの湾曲を防止するために設けており、
場合によってはなくてもよい。この例では、フロート2
には、下方にフロート筒22を有しており、このフロー
ト筒22の先端は閉塞されており、該筒22の側壁には
孔28が設けられている。フロート2が下方に押される
と、フロート筒22が押されてゴムボタンIの内孔36
内を摺動し、ゴムボタンIの底の開口部37を抜ける
と、筒22の側壁の孔から液が流通する。本発明では、
側管6と本管接続部との開口部73の周辺に落下止71
を設けられている。これによりゴムボタンIの先端部が
フロート筒の下降と共に落下するのを効果的に防止する
ことができる。
【0037】図13は、本発明のニードルレス混注管の
内部に収納されたゴムボタンの更に別の形態を示す断面
図である。図13aは、その断面図であり、図13b
は、その斜視図である。図13a及び図13bにおい
て、混注管の内部に収納されているゴムボタンは、符号
3bで示されるゴムボタンIと符号61で示されるゴム
ボタンIIとからなり、ゴムボタンIは、中央部に開口
37を有する凸部32を有し、この凸部32の反対側が
平面66に形成されたゴムボタンIとこの上に環状部材
からなるゴムボタンIIが配置されている。またこのゴ
ムボタンIIは、環状部材は筒状体であり、この筒状体
の外面は湾曲状67に形成される。更に該ゴムボタンI
とゴムボタンIIとの間には、プレート64が設けられ
ており、このプレート64は、円板状からなり、上面に
段差68が形成されており、この段差68によりゴムボ
タンIIを押圧時に安定して動作させることができる。
またこのプレート64は、中央部に貫通孔65を有して
いる。このプレート64は、ゴムボタンIをゴムボタン
IIが押圧したときの湾曲を防止するために設けてお
り、場合によってはなくてもよい。この例では、ポリア
セタール樹脂で形成されたフロート2には、下方にフロ
ート筒22を有しており、このフロート筒22の先端は
閉塞されており、該筒22の側壁には孔28が設けられ
ている。フロート2が下方に押されると、フロート筒2
2が押されてゴムボタンIの内孔36内を摺動し、ゴム
ボタンIの底の開口部37を抜けると、フロート筒22
の側壁の孔から液が流通する。この例では、ゴムボタン
I及びゴムボタンIIの材質は、シリコーンゴム又はイ
ソプレンゴムが使用される。本発明では、側管6と本管
接続部との開口部73の周辺に落下止71を設けられて
いる。これによりゴムボタンIの先端部がフロート筒の
下降と共に落下するのを効果的に防止することができ
る。
【0038】図14は、本発明のニードルレス混注管の
内部に収納されたゴムボタンの更に別の形態を示す断面
図である。図14aは、その断面図であり、図14b
は、その斜視図である。図14a及び図14bにおい
て、混注管の内部に収納されているゴムボタンは、符号
3bで示されるゴムボタンIと符号61で示されるゴム
ボタンIIとからなり、ゴムボタンIは、中央部に開口
37を有する凸部32を有し、この凸部32の反対側が
平面66に形成されたゴムボタンIとこの上に環状部材
からなるゴムボタンIIが配置されている。またこのゴ
ムボタンIIは、環状部材は環状スプリング61aから
なっている。更に該ゴムボタンIとゴムボタンIIとの
間には、プレート64が設けられており、このプレート
64は、円板状からなり、上面に段差68が形成されて
おり、この段差68によりゴムボタンIIを押圧時に安
定して動作させることができる。またこのプレート64
は、中央部に貫通孔65を有している。このプレート6
4は、ゴムボタンIをゴムボタンIIが押圧したときの
湾曲を防止するために設けており、場合によってはなく
てもよい。この例では、フロート2には、下方にフロー
ト筒22を有しており、このフロート筒22の先端は閉
塞されており、該筒22の側壁には孔28が設けられて
いる。フロート2が下方に押されると、フロート筒22
が押されてゴムボタンIの内孔36内を摺動し、ゴムボ
タンIの底の開口部37を抜けると、フロート筒22の
側壁の孔から液が流通する。本発明では、側管6と本管
接続部との開口部73の周辺に落下止71を設けられて
いる。これによりゴムボタンIの先端部がフロート筒の
下降と共に落下するのを効果的に防止することができ
る。
【0039】図15は、本発明のニードルレス混注管の
内部に収納されたゴムボタンの更に別の形態を示す断面
図である。図15において、混注管の内部に収納されて
いるゴムボタンは、符号3cで示されるゴムボタンIと
符号61で示されるゴムボタンIIとからなり、ゴムボ
タンIは、中央部に開口37を有する凸部32を有し、
この開孔37の内面が下方に向かって径が小さく形成さ
れており、また凸部32の反対側が平面66に形成され
たゴムボタンIとこの上に環状部材からなるゴムボタン
IIが配置されている。またこのゴムボタンIIは、環
状部材の筒状体からなり、この筒状体は湾曲形69に形
成される。更に該ゴムボタンIとゴムボタンIIとの間
には、プレート64が設けられており、このプレート6
4は、円板状からなり、上面に段差68が形成されてお
り、この段差68によりゴムボタンIIを押圧時に安定
して動作させることができる。またこのプレート64
は、中央部に自由貫通孔65aを有している。このプレ
ート64は、ゴムボタンIをゴムボタンIIが押圧した
ときの湾曲を防止するために設けており、場合によって
はなくてもよい。更にフロート2は、下方にフロート筒
22を有しており、このフロート筒22の先端は閉塞さ
れており、該筒22の側壁には孔28が設けられてい
る。またフロートの上部は、蓋1のシリンジ先端の受入
部25内へ延びる環状部72を有し、この環状部72
に、直接、シリンジ先端が挿入された際の、シリンジ先
端テーパ部51や注入管81等との嵌合・密着性を良好
にする。この例では、フロート2が下方に押されると、
フロート筒22が押されてゴムボタンIの内孔36内を
摺動し、ゴムボタンIの底の開口部37を抜けると、フ
ロート筒22の側壁の孔から液が流通する。本発明で
は、側管6と本管接続部との開口部73の周辺に落下止
71を設けられている。これによりゴムボタンIの先端
部がフロート筒の下降と共に落下するのを効果的に防止
することができる。
【0040】更に、本発明では、好ましくは、図1〜図
3において、側管6と本管接続部との開口部73の周辺
に落下止71を設けたものが用いられる。これによりゴ
ムボタンIの先端部がフロート筒の下降と共に落下する
のを効果的に防止することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明の医療用流路接続部材、特にニー
ドルレス混注管は、弾性部材が、本管と側管との流通及
び遮断をゴムボタンとこれに嵌合するフロートの組合せ
により行うもので、即ち、ゴムボタンは、中央部に有孔
と閉塞孔を有する凹部を有し、またフロートは、周囲に
フランジを有すると共に、該フロートから直下に延びる
フロート筒を有し、かつ該筒の孔と連通した上部に受入
部を有するものからなり、更にフロート筒はゴムボタン
の有孔に挿入されており、かつ閉塞孔を摺動自在に貫通
し得ることによりシリンジ等の筒状管を差し込む際、位
置合わせが容易であると共に、フロートから直下に延び
る筒状体が閉塞孔を開口することによって本管内へ供給
することができるという格別優れた効果を奏するもので
ある。
【0042】ま本発明は、ゴムボタンの外表面及び有孔
内壁にもれ防止用環状突起を有することにより、使用時
に液もれがないという優れた効果を奏するものである。
また本発明は、ゴムボタンの側壁に少なくとも2個の欠
除部を有することにより、フロートの上下動を容易かつ
滑らかにすることができるという優れた効果を奏するも
のである。本発明は、側管蓋に接続固定部材を有するこ
とにより、シリンジ等の接続時に充分固定され、脱落等
の事故防止に優れた効果を奏するものである。更に本発
明では、側管の中央開口部には、ゴムボタンIの凸部
(先端部)の本管への落下止が設けられており、この落
下止によりゴムボタンIの先端部がフロート筒の下降と
共に落下するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のニードルレス混注管を示す切欠斜視図
である。
【図2】図1の本管方向の断面図である。
【図3】図1のニードルレス混注管の別の実施形態を示
す断面図である。
【図4】本発明のニードルレス混注管に内蔵されるフロ
ートの断面図及び半断面斜視図である。
【図5】サイドホール型フロート用のシールリップ付き
ゴムボタンを示す断面図である。
【図6】直下ホール型フロート用のシールリップ付きゴ
ムボタンを示す断面図である。
【図7】欠除部を有するシールリップ付きゴムボタンを
示す断面図及び及び半断面斜視図である。
【図8】ロック式シリンジ用蓋を示す断面図である。
【図9】本発明の医療用流路接続部材、特にニードルレ
ス混注管に用いられるシリンジを示す部分断面図であ
る。
【図10】輸血、輸液用の容器に使用した場合の一実施
形態を示す断面図である。
【図11】本発明のニードルレス混注管の内部に収納さ
れたゴムボタンを示す断面図である。
【図12】本発明のニードルレス混注管の内部に収納さ
れたゴムボタンの別の形態を示す断面図である。
【図13】本発明のニードルレス混注管の内部に収納さ
れたゴムボタンの更に別の形態を示す断面図である。図
13aは、その断面図であり、図13bは、その斜視図
である。
【図14】本発明のニードルレス混注管の内部に収納さ
れたゴムボタンの更に別の形態を示す断面図である。図
14aは、その断面図であり、図14bは、その斜視図
である。
【図15】本発明のニードルレス混注管の内部に収納さ
れたゴムボタンの更に別の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 蓋 36 ゴムボ
タン内孔(有孔) 2 フロート 28 側孔 3,3a,3b,3c ゴムボタン 31 凹部 4 本管 32 凸部 5 シリンジ 37 開口部
(ゴムボタンI) 6 側管 38 欠除部 7 バッグ又はビン 39 フロー
ト周壁 8 流路管 41 流通孔
又は接続孔 10 混注ボタン 42、43
開口端 11 挿入孔 51 筒状管 12 窪み 52 固定部 13 ネジ山 53 ネジ山 14 固定部(ネジ山) 61 ゴムボ
タンII 15 接続固定部材 61a 環状
スプリング 20 筒孔 62、64
プレート 21 フランジ 63 空間 22 フロート筒 65 貫通孔 23 孔 66 平面 24 フロート孔又は内孔 67 湾曲状 25 受入部 68 段差 26 環状側壁 69 湾曲形
(形状変形) 27 閉塞部 71 落下止 33 閉塞孔 72 上部環
状部 34、35 凸部又はシールリップ 73 側管の
中央開口部 81 注入管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 良隆 埼玉県浦和市元町2丁目24番11号 ハナコ メディカル株式会社内 Fターム(参考) 4C066 AA07 BB01 CC09 JJ04 LL07 QQ02 QQ14 QQ18

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流路内にゴムボタンとこれに嵌合するフロ
    ートの組合せを内蔵し、該ゴムボタンは、本管と係合し
    得る凸部を有し、中央部に有孔と閉塞孔を有する凹部を
    有し、またフロートは、周囲にフランジを有すると共
    に、該フロートから直下に延びるフロート筒を有し、か
    つ該筒の孔と連通した上部に受入部を有するものからな
    り、更に該フロート筒はゴムボタンの有孔に挿入されて
    おり、かつ有孔の先端の開口又は閉塞孔を摺動自在に貫
    通し得ることを特徴とする医療用流路接続部材。
  2. 【請求項2】流路が本管と側管とからなり、該側管にゴ
    ムボタンとこれに嵌合するフロートの組合せを内蔵する
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療用流路接続部
    材。
  3. 【請求項3】ゴムボタンは中央部に先端が閉塞孔である
    筒状凸部を有し、その反対側が平面に形成されたゴムボ
    タンIとこの上に環状部材からなるゴムボタンIIを配
    置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    医療用流路接続部材。
  4. 【請求項4】ゴムボタンは中央部に先端が開口した筒状
    凸部を有し、その反対側が平面に形成されたゴムボタン
    Iとこの上に環状部材からなるゴムボタンIIを配置し
    た組合せであることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の医療用流路接続部材。
  5. 【請求項5】ゴムボタンIIが環状部材に代えて環状ス
    プリングを用いたことを特徴とする請求項3又は請求項
    4に記載の医療用流路接続部材。
  6. 【請求項6】ゴムボタンIの開孔の内面が下方に向かっ
    て径が小さく形成されていることを特徴とする請求項3
    又は請求項4に記載の医療用流路接続部材。
  7. 【請求項7】ゴムボタンIとゴムボタンIIとの間にプ
    レートが介在していることを特徴とする請求項3乃至請
    求項6のいずれかに記載の医療用流路接続部材。
  8. 【請求項8】フロートのフランジ部に空気発散孔を少な
    くとも1個有することを特徴とする請求項1乃至請求項
    7のいずれかに記載の医療用流路接続部材。
  9. 【請求項9】有孔の先端が開口しているゴムボタンとフ
    ロート筒の先端が閉塞されかつ側壁に少なくとも1個の
    孔を有するフロートの組合せであることを特徴とする請
    求項1乃至請求項8のいずれかに記載の医療用流路接続
    部材。
  10. 【請求項10】ゴムボタンの外表面及び有孔内壁にもれ
    防止用環状突起を有することを特徴とする請求項1乃至
    請求項9のいずれかに記載の医療用流路接続部材。
  11. 【請求項11】ゴムボタンの側壁に少なくとも2個の欠
    除部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項10
    のいずれかに記載の医療用流路接続部材。
  12. 【請求項12】側管蓋に接続固定部材を有することを特
    徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の医
    療用流路接続部材。
  13. 【請求項13】側管と本管接続部との開口部周辺に落下
    止を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項12の
    いずれかに記載の医療用流路接続部材。
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