JP2003154017A - シール弁 - Google Patents

シール弁

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JP2003154017A JP2001355747A JP2001355747A JP2003154017A JP 2003154017 A JP2003154017 A JP 2003154017A JP 2001355747 A JP2001355747 A JP 2001355747A JP 2001355747 A JP2001355747 A JP 2001355747A JP 2003154017 A JP2003154017 A JP 2003154017A
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昭壽 深井
Takeshi Ikegami
毅 池上
Yoshihito Okui
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】注射針を用いずに注射器本体のみで薬液瓶等へ
の注入や抽出が行えるシール構造の提供 【解決手段】このシール弁1は、中心に貫通孔11が形成
されたシール本体12と、キャップ部材13と、シール解除
部材14とを主要な構成要素としており、貫通孔11を圧着
密閉状態にしてシール本体12を混注管2の開口53に装着
して、混注管2の開口53を密封状態にするとともに、シ
ール解除部材14を組み込んだキャップ部材13を混注管2
の外周フランジ部56に装着し、シール本体12を混注管2
の開口53に固定したものである。このシール弁1にツイ
ストロック式の注射器本体82の口部85を刺し込むと、シ
ール解除部材14がシール本体12の貫通孔11を押し開き、
混注管2内の輸液をシール解除部材14の流路を通してツ
イストロック式の注射器本体82の口部85から抽出するこ
とが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器又は配管の開
口に装着されるシール弁に関するものであって、注射針
を装着しない状態の注入抽出器を用いて容器又は配管に
流体の注入又は抽出を行うことを可能にするシール弁に
関し、特に、注射針を装着していない状態のツイストロ
ック式の注射器を使用可能とするシール弁に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、薬液など瓶の開口のシール構造
は、図6に示すように、瓶本体61の開口62に圧入したゴ
ム栓63と、このゴム栓63を被覆して開口62の外周フラン
ジ部64に固着させたキャップ65とで構成されている。瓶
中の薬液(図示省略)を注射器66で抽出する時は、キャ
ップ65の中心を剥離除去し、(あるいは、予めキャップ
65の中心部に設けられた開口から)ゴム栓63に注射針67
を突き刺して内部の薬液を抽出する。
【0003】また、薬液の点滴や人工透析に用いられる
輸液配管に取り付けられ、輸液の抽出や薬液の混入など
を行う混注管71は、図7に示すように、その分岐部72に
設けられた開口73に気密に嵌合したゴム栓74と、ゴム栓
74を被覆して開口73の外周フランジ部75に固着させたキ
ャップ76とで構成されている。輸液配管を流れる輸液
(図示省略)を注射器66で抽出する時は、上記の瓶の場
合と同様に、ゴム栓74に注射針67を突き刺して行う。
【0004】また、医療現場では注射器の安全性を向上
させるために、図8(a)に示すように、注射針81を注射
器本体82の口部に螺合させて取り付け、注射針81の脱落
を防止できるツイストロック式の注射器80が採用されつ
つある。ツイストロック式の注射器80の注射器本体82
は、図8(b)に示すように、押子83が装入されるシリン
ダ部84と、シリンダ部84からオステーパ状に突出した口
部85と、口部85の周りに円筒状に立設したカラー86の内
周に形成した雌ねじ部87とを備えている。ツイストロッ
ク式の注射器80の注射針81は、図8(c)に示すように、
ハブ部88の先端側に針89が取り付けてあり、基端側にメ
ステーパ状の装着部90があり、その基端外周に螺合片91
が設けられている。注射針81は、図8(a)に示すよう
に、注射器本体82の雌ねじ部87に螺合片91を螺合させつ
つ、注射器本体82の口部85に装着部90を装着させて注射
器本体82に取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した薬液瓶や混注
管の開口のシール構造では、ゴム栓を突き刺すために注
射針を使用する必要がある。しかし、注射針を使用する
ことは、そのものの購入費用の他に、管理を怠れば院内
感染などの重大な医療事故の原因となるので、その使用
や廃棄に十分な配慮が必要であり、コスト面の負担や、
管理負担や処理負担を負うことになり、また使用済み注
射針の誤射など不慮の医療事故のリスクを負うことにな
る。
【0006】また、注射針を取り付けない状態で注射器
の口部をそのまま薬液瓶や混注管の開口に刺し込めるシ
ール構造が提供できれば、注射針の使用が不要になり上
記の問題は解消される。しかし、単に通常の注射器の口
部を刺し込めるようにしただけでなく、ツイストロック
式の注射器のように口部の周りにカラーがあるものが使
えることが望ましい。
【0007】そこで、本発明は、このような注射針の問
題点を鑑み、注射針を用いずに注射器本体のみで薬液瓶
等への注入や抽出が行えるシール構造を提供すること、
及び、注射器が上述したツイストロック式の注射器でも
使うことが出来るシール構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のシール弁は、中
心部に貫通孔が形成された弾性体よりなり容器又は配管
の開口に装着されたシール本体と、前記シール本体が容
器又は配管の開口に装着されたときに、シール本体をそ
の中心部に向けて圧縮させて貫通孔を圧着密閉状態にす
る圧縮手段と、注入抽出器の口部が容器又は配管に連結
されたときに、シール本体の貫通孔の圧着密閉状態を解
除するシール解除手段とを備えていることを特徴とす
る。
【0009】このシール弁は、シール本体の貫通孔に注
入抽出器の口部をそのまま刺し込むことができるから、
従来のように注射針を使用する必要がない。また、注入
抽出器の口部が容器又は配管の開口に連結されたとき
に、シール本体の貫通孔の圧着密閉状態を解除するシー
ル解除手段を備えているので、例えば、注入抽出器を容
器又は配管の開口に連結させたときに、シール解除手段
の作用により貫通孔の圧着密閉状態が解除されるように
なっているから、通常の注射器又はツイストロック式の
注射器の別を問わず使用できる。
【0010】ここで、「シール本体」は、例えば、シリ
コンや天然ゴムなどの弾性体で成形することが望まし
い。また、シール本体に形成される「貫通孔」は、シー
ル本体の中心部を貫通するようにカットしただけのもの
でも良いし、圧縮させたときに圧着密閉状態となるよう
な所定幅のスリットでも良いし、上下方向に貫通する円
錐状の孔でも良く、その他の種々の形状を採用すること
ができる。また、シール本体が装着される「容器」に
は、例えば、薬液を入れる薬液瓶やソフトバックなどが
例示できる。また、「配管」には、例えば、輸液流路を
形成する輸液配管に取り付けられる混注管などが例示で
きる。
【0011】また、「圧縮手段」には、例えば、シール
本体の外径を容器又は配管の開口の内径よりも大きく
し、シール本体を容器又は配管の開口に装着したときに
シール本体に容器又は配管の開口の壁面がシール本体に
内径方向の締付力を付与する手段が含まれる。この場
合、シール本体の外周部に外径側に突出した凸部を設け
ても良いし、容器又は配管の開口の内周部に内径側に突
出した凸部を設けても良い。なお、凸部は周方向の全周
に設けても良いし、周方向に部分的に設けても良い。
【0012】「注入抽出器」としては、通常の注射器や
ツイストロック式の注射器だけでなく、点滴器具や輸血
装置のように、薬液、輸液又は血液の注入又は抽出を行
う器具や機器が含まれる。また、医療分野に限定され
ず、注入又は抽出を行う種々の器具や機器が含まれる。
【0013】また、「シール解除手段」は、注入抽出器
の口部が容器又は配管に連結されたときに、シール本体
の貫通孔を押し開くものが含まれる。「シール解除手
段」としては、例えば、容器又は配管の開口に装着され
たキャップ部材と、前記キャップ部材にシール本体の貫
通孔が臨めるように配設された注入抽出器の口部が挿入
可能なスリーブ部と、前記スリーブ部内に軸方向に摺動
可能に収容され、注入抽出器の口部が連結される流路を
備えたシール解除部材とを備え、スリーブに注入抽出器
の口部を挿入したときに、口部の流路とシール解除部材
の流路が液密に連結されるとともに、シール解除部材の
先端がシール本体の貫通孔を押し開く構成とすることが
できる。上記の構成において、シール解除部材のシール
本体側の外形は先細テーパ形状にすると良い。また、ス
リーブ部には、シール解除部材の脱落を防止する脱落防
止部を設けると良い。また、スリーブ部には、ツイスト
ロック式の注射器の雌ねじ部が螺合可能な螺合部を設け
ると良い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、輸液配管に取り付けられる
混注管2の開口53に本発明のシール弁1を装着した実施
の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】このシール弁1が装着される混注管2は、
図1(a)(b)に示すように、輸液配管の途中に設けられる
配管で、両端に輸液配管の2つの管(図示省略)を接続
する接続部51を備えている。混注管2の中央には分岐部
52があり、この分岐部52を臨むように開口53が形成され
ている。この開口53にはシール弁1の後述するシール本
体12を装着するための円筒状の壁部54と、シール本体12
を着座させる着座部55がある。壁部54の上端周縁には、
シール弁1の後述するキャップ部材13を装着させる外周
フランジ部56が外径方向に突出形成されている。
【0016】このシール弁1は、図2に示すように、中
心に貫通孔11が形成されたシール本体12と、キャップ部
材13と、シール解除部材14とを主要な構成要素としてお
り、貫通孔11を圧着密閉状態にしてシール本体12を混注
管2の開口53に装着して、混注管2の開口53を密封状態
にするとともに、シール解除部材14を組み込んだキャッ
プ部材13を混注管2の外周フランジ部56に装着し、シー
ル本体12を混注管2の開口53に固定したものである。
【0017】このシール弁1にツイストロック式の注射
器本体82の口部85を刺し込むと、図3に示すように、シ
ール解除部材14がシール本体12の貫通孔11を押し開き、
混注管2内の輸液をシール解除部材14の流路を通してツ
イストロック式の注射器本体82の口部85から抽出するこ
とが可能になる。また、シール弁1からツイストロック
式の注射器本体82を抜くと、シール本体12の復元力によ
り瞬間的にシール弁1の密封状態が復元され、輸液の漏
れが防止されるようになっている。なお、図2及び図3
中の57と58は輸液配管を示している。
【0018】以下、このシール弁1の構造及び作用を詳
述する。
【0019】シール本体12は、図4(a)及び(b)に示すよ
うに、シリコンなどの弾性体で形成された略円板状の部
材で、中心に貫通孔11が形成されている。シール本体12
の内側面は、図4(b)に示すように、混注管2の分岐部5
2に輸液溜まりが生じないようにするため、緩やかな凹
曲面21になっている。また、シール本体12は混注管2の
開口の壁部54に装着可能な外径で、そのシール本体12の
外径は混注管2の開口の壁部54の内径よりも大径になる
ように、その外側面は外径方向に突出した凸曲面22にな
っている。また、シール本体12の貫通孔11は、図4(a)
に示すようにスリット状に形成されており、貫通孔11の
長手方向の両端11aは、図4(c)に拡大して示すように、
V字に切り込まれている。なお、この貫通孔11は、その
幅方向断面を図4(d)に拡大して示すように、シール本
体12の外側に薄肉の膜11bを残して、シール本体12の内
側にスリット状の溝11cを形成し、外側の膜11bを円錐形
の錐で微小孔を空けて形成してある。図4(d)中の点線1
1dは、膜11bに微小孔を空けた箇所を示している。上記
のように貫通孔11を形成することにより、シール本体12
を混注管2の開口53に装着して貫通孔11を圧着させたと
きにより強固なシール状態を確保できるとともに、後述
するように貫通孔11に刺し込んだツイストロック式の注
射器80の口部85を抜くときも、シール本体12が瞬時にシ
ール状態を回復できるので輸液の漏れを防止できる。
【0020】キャップ部材13は、図2に示すように、混
注管2の開口53の壁部54の上端周縁及びシール本体12の
上面周縁を覆い、混注管2の開口53の外周フランジ部56
に嵌め込まれている。キャップ部材13の中心は開口31が
形成されており、キャップ部材13の開口31の周縁を囲う
ように起立したスリーブ部32が形成されている。キャッ
プ部材13のスリーブ部32は、外側からシール本体12の圧
着密閉状態の貫通孔11が臨めるようになっている。この
スリーブ部32にはツイストロック式の注射器本体82の口
部85とカラー86との間の円形溝領域92(図8(b)参照)
が装着可能で、スリーブ部32の上端にはツイストロック
式の注射器本体82の雌ねじ部87と螺合する螺合片33が外
径側に突設されている。また、スリーブ部32とシール本
体12の上面で囲まれた空間には、シール解除部材14が収
容されるようになっており、スリーブ部32の上端内側に
シール解除部材14の脱落を防止するための脱落防止片34
がフランジ状に突出形成されている。
【0021】シール解除部材14は、図2に示すように、
キャップ部材13のスリーブ部32の内周面に摺動可能な円
筒軸部41と、円筒軸部41からシール本体12側へ軸方向に
先細テーパ形状になったテーパ部42とを備えている。テ
ーパ部42の内部には軸方向に貫通した流路43が形成され
ている。円筒軸部41は中空で、その内径はツイストロッ
ク式の注射器本体82の口部85が嵌着するようになってい
る。
【0022】なお、キャップ部材13とシール解除部材14
は、共に例えばポリプロピレンなどのプラスチック製の
材料で成形されている。
【0023】このシール弁1は、図2に示すように、シ
ール本体12を圧縮させて混注管2の開口53の壁部54に押
し込んで着座部55に着座させ、キャップ部材13のスリー
ブ部32にシール解除部材14を入れた状態で、キャップ部
材13を混注管2の壁部54の外周フランジ部56に装着し
て、混注管2に組み付けられている。
【0024】シール本体12を混注管2の開口53に装着す
ると、混注管2の開口53の壁部54により、シール本体12
が内径側に圧縮されてその貫通孔11が圧着封口されるよ
うになっている。このとき、貫通孔11がスリット状であ
り、その長手方向の両端11aがV字に切り込まれているの
で、圧着封口された貫通孔11の両端に隙間が生じること
はない。
【0025】ツイストロック式の注射器80により輸液の
抽出又は薬液の混入を行う場合は、図5に示すように、
まず注射針を装着しない状態のツイストロック式の注射
器本体82の口部85をこのキャップ部材13のスリーブ部32
に刺し込み、ツイストロック式の注射器本体82の口部85
の先端をシール解除部材14の円筒軸部41内に嵌着させ
る。次に、ツイストロック式の注射器本体82のカラー86
に形成された雌ねじ部87をスリーブ部32の螺合片91に螺
合させながら、ツイストロック式の注射器本体82をねじ
込む。
【0026】ツイストロック式の注射器本体82をねじ込
むと、図2に示すように、シール解除部材14はシール本
体12側に押し込まれ、シール解除部材14の先細のテーパ
部42がシール本体12のスリット状の貫通孔11を押し開い
ていく。このとき、貫通孔11の内周面がシール解除部材
14のテーパ部42の外周面に圧着し、混注管2内の輸液の
漏れを防いでいる。なお、図2はツイストロック式の注
射器本体82がキャップ部材13に完全に刺し込まれた状態
を示している。この状態では、シール解除部材14の流路
43が混注管2内の分岐部52に達しており、混注管2内の
輸液を、シール解除部材14の流路43及びツイストロック
式の注射器本体82の口部85を通してツイストロック式の
注射器80で抽出することができる。このとき、シール本
体12の貫通孔11の内周面がシール解除部材14のテーパ部
42の外周面に圧着しており、かつ、ツイストロック式の
注射器本体82の口部85がシール解除部材14の円筒軸部41
内に嵌着しているので、輸液が漏れることはない。ま
た、この状態でツイストロック式の注射器80から混注管
2内の輸液に薬液を混入させることもできる。
【0027】次に、ツイストロック式の注射器80を抜く
ときは、ツイストロック式の注射器本体82の雌ねじ部87
とキャップ部材13の螺合片33の螺合を解除させながら抜
いていく。このとき、ツイストロック式の注射器本体82
の口部85に嵌着したシール解除部材14は、ツイストロッ
ク式の注射器本体82に追従して貫通孔11から引き上げら
れる。このとき、貫通孔11の内周面がシール解除部材14
のテーパ部42の外周面に圧着しているので、混注管2内
の輸液が漏れることは無い。また、シール解除部材14が
貫通孔11に挿入されているテーパ部42が先細テーパ形状
になっているので、シール本体12の復元力により貫通孔
11は、その内周面をシール解除部材14のテーパ部42の外
周面に圧着させながら、シール解除部材14のテーパ部42
の外周面に沿って徐々に閉じていく。そして、シール解
除部材14のテーパ部42が貫通孔11から引き抜かれる瞬間
にあっては、貫通孔11は瞬時に圧着密閉状態になりシー
ル弁1は密封状態を回復する。このようにツイストロッ
ク式の注射器80を抜くときは、シール本体12の貫通孔11
を徐々に閉じていくとともに、シール本体12の復元力に
より貫通孔11を瞬時に圧着密閉状態にして、輸液の漏れ
を防いでいる。
【0028】ツイストロック式の注射器80をキャップ部
材13のスリーブ部32から抜くときは、シール解除部材14
の円筒軸部41の端部がキャップ部材13の脱落防止片34に
係合し、ツイストロック式の注射器80の口部85とシール
解除部材14が外れるようになっている。
【0029】なお、このシール弁1は、ツイストロック
式の注射器80だけでなく、通常の注射器も使用すること
ができる。
【0030】以上、本発明の一実施形態に係るシール弁
1を説明したが、本発明のシール弁は上記に限定される
ものではない。
【0031】例えば、上記の実施の形態では、シール弁
1を混注管2の開口53に取り付けたものを例示したが、
本発明のシール弁1は薬液瓶の開口や、輸液や点滴液を
入れるのに使われるソフトバックの開口に取り付けるこ
とができる。また、このシール弁1は医療用に限らず、
注入抽出器で注入又は抽出を行うような同様の種々の用
途に適用が可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明のシール弁は、注入抽出器を容器
又は配管の開口に連結させたときに、シール解除手段の
作用により貫通孔の圧着密閉状態が解除されるようにな
っているから、シール本体の貫通孔に注入抽出器の口部
をそのまま刺し込むことができるから、従来のように注
射針を使用する必要がない。また、通常の注射器又はツ
イストロック式の注射器の別を問わず使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は混注管の平面図、(b)は混注管の縦断面
図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係るシール弁の縦断面
図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係るシール弁のシール
解除状態を示す縦断面図である。
【図4】 (a)は本発明の一実施形態に係るシール弁の
シール本体を示す平面図、(b)はシール本体の横断面
図、(c)はシール本体の貫通孔の両端部分の拡大平面
図、(d)はシール本体の貫通孔の拡大横断面図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係るシール弁のキャッ
プ部材を装着した状態を示す縦断面図である。
【図6】 薬液瓶のシール構造を示す縦断面図である。
【図7】 混注管のシール構造を示す縦断面図である。
【図8】 (a)はツイストロック式の注射器を示す縦断
面図、(b)はツイストロック式の注射器の注射器本体を
示す縦断面図、(c)はツイストロック式の注射器の注射
針を示す図である。
【符号の説明】
1 シール弁 2 混注管 11 貫通孔 11a 貫通孔の長手方向の両端部 11b シール本体の外側の薄肉の膜 11c スリット状の溝 11d ナイフで切断した箇所 12 シール本体 13 キャップ部材 14 シール解除部材 21 凹曲面 22 凸曲面 31 開口31 32 スリーブ部 33 螺合片 34 脱落防止片 41 円筒軸部 42 テーパ部 43 流路 51 接続部 52 分岐部 53 開口 54 壁部 55 着座部 56 外周フランジ部 80 ツイストロック式の注射器 81 注射針 82 注射器本体 83 押子 84 シリンダ部 85 口部 86 カラー 87 雌ねじ部 88 ハブ部 89 針 90 装着部 91 螺合片 92 円形溝領域
フロントページの続き (72)発明者 奥井 禧仁 大阪府箕面市西宿1丁目21番4号 フカイ 工業株式会社内 Fターム(参考) 4C066 AA09 BB01 CC01 DD08 EE14 FF01 FF02 GG01 GG03 GG05 GG06 GG07 HH11 JJ02 KK16 LL06 4C167 AA01 BB18 BB33 CC07 CC08 GG36

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心部に貫通孔が形成された弾性体よりな
    り、容器又は配管の開口に装着されたシール本体と、 前記シール本体が容器又は配管の開口に装着されたとき
    に、シール本体をその中心部に向けて圧縮させて貫通孔
    を圧着密閉状態にする圧縮手段と、 注入抽出器の口部が容器又は配管に連結されたときに、
    シール本体の貫通孔の圧着密閉状態を解除するシール解
    除手段とを備えていることを特徴とするシール弁。
  2. 【請求項2】前記シール解除手段が、容器又は配管の開
    口に装着されたキャップ部材と、前記キャップ部材にシ
    ール本体の貫通孔が臨めるように配設された注入抽出器
    の口部が挿入可能なスリーブ部と、前記スリーブ部内に
    軸方向に摺動可能に収容され、注入抽出器の口部が連結
    される流路を備えたシール解除部材とを備え、スリーブ
    に注入抽出器の口部を挿入したときに、口部の流路とシ
    ール解除部材の流路が液密に連結されるとともに、シー
    ル解除部材の先端がシール本体の貫通孔を押し開くもの
    であることを特徴とする請求項1に記載のシール弁。
  3. 【請求項3】前記シール解除部材のシール本体側の外形
    が先細テーパ形状であることを特徴とする請求項2に記
    載のシール弁。
  4. 【請求項4】前記シール解除部材が軸方向のシール本体
    側に流路を有し、かつ、その反対側に注入抽出器の口部
    が嵌着し得る中空部を有し、前記注入抽出器の口部をシ
    ール解除部材の中空部に嵌着させることにより、口部の
    流路とシール解除部材の流路とを液密に連結させるよう
    にしたことを特徴とする請求項2に記載のシール弁。
  5. 【請求項5】前記スリーブ部にシール解除部材の脱落を
    防止する脱落防止部が設けられていることを特徴とする
    請求項2に記載のシール弁。
  6. 【請求項6】前記スリーブ部にツイストロック式の注射
    器の雌ねじ部が螺合可能な螺合部が設けられていること
    を特徴とする請求項2に記載のシール弁。
  7. 【請求項7】前記シール本体の貫通孔が、シール本体の
    外側に薄肉の膜を残して、シール本体の内側にスリット
    状の溝を形成し、外側の膜に円錐形の微小孔を空けたも
    のであることを特徴とする請求項1に記載のシール弁。
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