JP2000354776A - 微粉砕装置 - Google Patents

微粉砕装置

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JP2000354776A
JP2000354776A JP2000158899A JP2000158899A JP2000354776A JP 2000354776 A JP2000354776 A JP 2000354776A JP 2000158899 A JP2000158899 A JP 2000158899A JP 2000158899 A JP2000158899 A JP 2000158899A JP 2000354776 A JP2000354776 A JP 2000354776A
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Fukuzo Shimizu
福三 清水
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】包含現象等を生じることなく、金属を含む廃棄
物を効率よく微粉砕することができる実用に即した微粉
砕装置を提供する。 【解決手段】微粉砕すべき被処理物2を収容する縦長な
ケース1に収容された被処理物2の底面に接してその被
処理物2を削り取る回転するヤスリ4と、このヤスリ4
を回転させる駆動手段5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属を含む廃棄物
からの有価物の回収ならびにリサイクルを行う廃棄物処
理システムの前処理として適用する微粉砕装置に係り、
特に有価物と不要物との分離および選別を精度よく行う
ための微粉砕に好適な微粉砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば廃家電製品、廃OA機器等の廃棄
物には、金属、プラスチック、ガラス、木材等、多数の
素材によって構成されている。このような金属を含む廃
棄物の各構成素材から各物質、特に有価物を選別回収す
る場合、通常では最初に手作業による分解、解体等を行
い、次いで破砕等を行って選別し易い形状としている。
【0003】この場合に使用される機器として、従来で
は破砕機、シュレッダー等の破砕機等が知られている
(例えば特許第2540723号、特公平6−7363
6号、特公平6−77690号、特開平6−22624
1号、特開平8−243418号、または工業調査会発
行「粉体技術ポケットブック」:林恒美著等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、複数
の素材によって構成される物体を数cm程度に粗破砕し
た場合、ある素材が他の素材を包み込む、いわゆる包含
現象が生じ、かえって素材ごとに選別する分別処理を困
難にすることが多かった。
【0005】なお、食品、古紙、プラスチック、石炭等
の非金属を対象とした微粉砕機は存在しているが、廃家
電製品、廃OA機器等の金属を含む廃棄物細かく粉砕で
きる微粉砕機は実用化されていない。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、包含現象等を生じることなく、金属を含む
廃棄物を効率よく微粉砕することができる実用に即した
微粉砕装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、微粉砕すべき被処理物の底
面に接してその被処理物を削り取る回転するヤスリと、
このヤスリを回転させる駆動手段とを備えたことを特徴
とする微粉砕装置を提供する。
【0008】請求項2の発明では、請求項1記載の微粉
砕装置において、ヤスリは円筒型で外周面に爪を有し、
その外周面の爪を被処理物の底面に接して削り取る構成
であることを特徴とする微粉砕装置を提供する。
【0009】請求項3の発明では、請求項2記載の微粉
砕装置において、ヤスリの爪の突出高さは0.1mm以
上10mm以下であることを特徴とする微粉砕装置を提
供する。
【0010】請求項4の発明では、請求項2または3記
載の微粉砕装置において、ヤスリの外周面または爪は超
硬合金によって形成されていることを特徴とする微粉砕
装置を提供する。
【0011】請求項5の発明では、請求項2または3に
記載の微粉砕装置において、ヤスリの外周面と0.1m
m以上10mm以下の間隙をあけて対向するケース内の
部位に固定ヤスリを配設したことを特徴とする微粉砕装
置を提供する。
【0012】請求項6の発明では、請求項4記載の微粉
砕装置において、固定ヤスリは超硬合金によって形成さ
れていることを特徴とする微粉砕装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る微粉砕装置の
実施形態について図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態による微粉砕装
置を示す構成図である。本実施形態では、図1に示すよ
うに、縦長なケース1の上部に被処理物2を収容するホ
ッパ3が設けられ、ホッパ3の下方に微粉砕手段とし
て、回転する円筒型ヤスリ4が備えられている。この円
筒型ヤスリ4の回転駆動手段として、モータ5が設けら
れている。
【0015】ホッパ3には被処理物加圧手段6が設けら
れ、被処理物2を円筒型ヤスリ4に圧接するようになっ
ている。この被処理物加圧手段6は、例えば油圧機構、
空圧機構、スクリュー機構またはねじ式ピストン機構に
よって構成される。なお、被処理物加圧手段6は、被処
理物2を円筒型ヤスリ4の鉛直上方から回転方向に60
°までの範囲から加圧するようになっており、その加圧
方向の中心は円筒型ヤスリ4の軸心aよりも回転方向b
の前よりとしてある。
【0016】また、ケース1には、円筒型ヤスリ4の外
周面と0.1mm以上10mm以下の間隙をあけて対向
する部位に、被処理物2を強く削り落とすための固定ヤ
スリ7が配設してあり、さらにケース1の固定ヤスリ2
と反対側の部位には、円筒型ヤスリ4の目詰りを防止す
る目詰り防止手段としてブラシ8が配設してある。
【0017】円筒型ヤスリ4の下方には、粉砕処理後の
微粉末9をふるいにかける傾斜したスクリーン10が設
けてあり、このスクリーンの傾斜部に0.1mm以上1
0mm以下のふるい孔11が形成されるとともに、最低
部側にはふるい孔11でふるい残された残粉末を排出す
る排出口12が設けられている。
【0018】スクリーン10の下部には、そのスクリー
ン10の傾斜部のふるい孔11を通過した微粉末を収納
する微粉末受け部としての微粉末受け槽13が設けてあ
り、排出口12の下方には残粉末を回収する残粉末回収
槽14が設けてある。
【0019】図2および図3は円筒型ヤスリ4を詳しく
示している。これらの図に示すように、円筒型ヤスリ4
は、外周面に多数の爪15を有し、その爪15の突出高
さcは0.1mm以上10mm以下とされている。ま
た、円筒型ヤスリ4の外周面4aまたは爪15は,超硬
合金によって形成されている。なお、円筒型ヤスリ4の
両端部には軸16およびフランジ17が設けられ、ケー
ス1への支持および駆動部への連結等が行われるように
なっている。また、前述した固定ヤスリ7も超硬合金に
よって形成されている。
【0020】図4は、ホッパ3の変形例を示しており、
この例では図1で示したホッパ3よりも円筒型ヤスリ4
に接近している。このホッパの下部のケース1にブラシ
8が設けてある。
【0021】図5は、ブラシ8の変形例を示している。
図1および図4の例では、ブラシ8がケース1に固定さ
れ、かつ円筒型ヤスリ4の上面側に接触する構成となっ
ているが、この図5の例では、ケース1の縦壁に水平な
軸18aを介して回動可能なアーム18が取付けられ、
このアームにブラシ8が設けられている。このブラシ8
はアーム18の手動等による回動操作によって円筒型ヤ
スリ4の下面側に接触する構成となっている。
【0022】図6は、固定ヤスリ7の変形例を示してい
る。図1の例では、固定ヤスリ7がほぼ1一定の厚さを
有しているが、この図6の例では、固定ヤスリ7の内面
上側が円筒型ヤスリ4の表面に接近するように肉厚とな
り、かつ内面が下向きとなるように傾斜している。これ
により、被処理物への加圧をより強めるようにしてあ
る。なお、この図6の例では、スクリーン10の最低部
に部分に排出口12がなく、代りにスクリーン10部分
がケース1からフランジ19を介して着脱できる構成と
なっている。
【0023】図7は、スクリーン10部分およびその加
振手段を備えた構成等を示している。すなわち、本実施
形態では、スクリーン10が、円筒型ヤスリ4の下側回
転面に対向して配置されるとともに、回転型ヤスリ4の
下側回転面が移動する側に沿う端部が次第に低くなる傾
斜を有しており、その傾斜角度θは水平線に対して5°
以上50°以下に設定されている。また、スクリーン1
0部分が図6の例と同様に、ケース1からフランジ19
を介して着脱できる構成となっており、さらにケース1
のフランジ19との間にベローズ20および支持ばね2
1が介装され、これらに吊下状態とされることによりス
クリーン10部分が振動できる構成となっている。そし
て、スクリーン10部分に、これを加振する加振手段2
2が設けられ、スクリーン10を加振することにより、
ふるい作用を効率よく行えるようになっている。加振手
段の加振周波数は、1Hz以上100Hz以下に設定さ
れている。なお加振手段22としては、電動式加振機、
油圧式加振機、または加振モータ等が適用できる。
【0024】図8は、スクリーン10部の最低部に底孔
を設けた構成を示している。本実施形態の場合、前述し
たように、スクリーンの傾斜部のふるい孔11の直径が
0.1mm以上10mm以下として形成されており、こ
の図8の例では、スクリーン10の最低部に、排出口1
2として、ふるい孔11よりも大きい底孔12aが形成
されている。
【0025】図9は、本実施形態の制御系を示す系統図
である。すなわち、本実施形態では、円筒型ヤスリ4と
駆動手段としてのモータ5との間にトルク計23が設け
られるとともに、信号処理・制御装置24が設けられて
いる。そして、信号処理・制御装置24でトルク計23
からの出力信号S1を処理し、モータ5に負荷されるト
ルクが一定となるように、モータ5の駆動電源25の発
生周波数を制御するようになっている。この駆動電源2
5は、インバータ電源とされている。なお、図9中、符
号26は電源ケーブル、27は信号ケーブル、28は軸
受、29はモータ軸である。
【0026】以上の実施形態によれば、微粉砕手段とし
て回転する円筒ヤスリ4を使用することにより、金属を
含む被処理物2を、例えば大根おろしのように、細かく
削り取ることができる。この場合、爪15の高さを0.
1mm〜10mmとしたことにより、金属を含む被処理
物2を被処理物の選別目的に合せて適正に行うことがで
きる。また、爪15を含む円筒型ヤスリ4を超硬合金で
構成したので、高対摩耗性を発揮して長期間の使用に耐
えるものとすることができる。
【0027】さらに、円筒型ヤスリ4の外周面と0.1
mm以上10mm以下の間隙をあけて対向する部位に固
定ヤスリ7を配設したことにより、爪15を有する円筒
型ヤスリ4と適正な間隔を確保して、その間に挿入され
た被処理物2を確実に削りとることができる。また、固
定ヤスリ7も超硬合金によって形成したことで、耐久性
を高めることができる。さらにまた、微粉末をふるいに
かけるスクリーン10と、このスクリーンを加振する加
振手段22とを設けたことにより、所定の大きさの微粉
末だけを効率よく回収することができ、しかも加振によ
ってその作用を増強することができる。この場合、加振
手段22の加振周波数は1Hz以上100Hz以下に設
定することで、金属を含んだ廃棄物等を効率よく微粉砕
処理することができる。
【0028】また、ホッパ3内においては、被処理物加
圧手段6によって被処理物2を強制加圧して円筒型ヤス
リ4に圧接させるようにしたので、粉砕の効率を高める
ことができ、さらに被処理物加圧手段6は、被処理物2
を円筒型ヤスリ4の鉛直上方から回転方向に60°まで
の範囲から加圧し、かつ加圧方向の中心は円筒型ヤスリ
4の軸心よりも回転方向の前よりとしたことで、被処理
物2を円筒型ヤスリ4に押し付けても、加圧装置が突き
上げ力を受けない位置関係が確保でき、微粉砕処理が安
全かつ円滑に行える。
【0029】また、スクリーン10は、円筒型ヤスリ4
の下側回転面に対向して配置されるとともに、回転型ヤ
スリの下側回転面が移動する側に沿う端部が次第に低く
なる傾斜を有し、かつその傾斜角度は水平線に対して5
°以上50°以下に設定したので、微粉砕された被処理
物2の微粉末が、効率的にふるい落とされ、またスクリ
ーン10上での粉末の移動がスムーズに行える。しか
も、スクリーン10の傾斜部に0.1mm以上10mm
以下のふるい孔を形成し、最低部にふるい孔11よりも
大きい底孔12a等の排出口12を形成したことで、
0.1mm以上10mm以下の範囲に処理された粉体を
選別目的に合せて確実に分別することができる。
【0030】さらにまた、円筒型ヤスリ4とモータ5と
の間にトルク計23を設け、信号処理に基づいて、モー
タ5に負荷されるトルクが一定となるように、モータ5
の駆動電源25の発生周波数を制御するようにしたの
で、モータ5に過負荷がかかることを確実に防止して、
処理を安全に行うことができるとともに耐久性を高める
ことができ、しかも駆動電源25をインバータ電源とし
たことで、回転制御が円滑に行える。
【0031】図10は、本発明の他の実施形態を示して
いる。この図10の実施形態が前記実施形態と異なる点
は、スクリーン10の下部に、そのスクリーン10の傾
斜部のふるい孔11を通過した微粉末と最低部の底孔1
2aを通過した残粉末とを分離するセパレータ30を備
え、かつ残粉末を再度円筒型ヤスリ4に供給する戻し装
置31を備えた点である。戻し装置は、戻し配管32
と、その戻し配管32に設けられた粉体ポンプ33とを
有し、図10に矢印eで示すように、残粉末をケース1
の下方から上方に搬送できるようになっている。なお、
ふるい孔11を通過してセパレータ30で分離された微
粉末は、コンベア34で製品として所定の処理場所へ搬
送される。他の構成については、前記一実施形態と同様
であるから、図の対応部位に図1と同一符号を付して、
その説明を省略する。
【0032】本実施形態によれば、セパレータ30で分
離したスクリーン10の傾斜部のふるい孔11を通過し
た微粉末のみを良好な製品として取り出すことができる
とともに、最低部の底孔12等の排出口12を通過した
粉砕不足の残粉末は戻し装置31によって再度処理部に
戻して際処理できるので、作用が効率よく行える。
【0033】
【発明の効果】以上の実施形態で詳述したように、本発
明に係る微粉砕装置によれば、包含現象等を生じること
なく、金属を含む廃棄物を効率よく微粉砕することがで
き、有価物の回収ならびにリサイクルに際しての有価物
の分別精度の向上に資することができる実用に即した微
粉砕装置を提供することができるという優れた効果が奏
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す構成図。
【図2】前記実施形態の円筒型ヤスリを示す斜視図。
【図3】前記実施形態の円筒型ヤスリを示す側面図。
【図4】前記実施形態のケースの変形例を示す図。
【図5】前記実施形態のブラシの変形例を示す図。
【図6】前記実施形態の固定ヤスリの変形例を示す図。
【図7】前記実施形態の加振機を備えた例を示す図。
【図8】前記実施形態のスクリーン部の変形例を示す
図。
【図9】前記実施形態の制御系を示す系統図。
【図10】本発明の他の実施形態を示す図。
【符号の説明】
1 ケース 2 被処理物 3 ホッパ 4 円筒型ヤスリ 4a 外周面 5 モータ 6 被処理物加圧手段 8 ブラシ 9 微粉末 10 スクリーン 11 ふるい孔 12 排出口 12a 底孔 13 微粉末受け槽 14 残粉末受け槽 15 爪 16 軸 17 フランジ 18 アーム 18a 軸 19 フランジ 20 ベローズ 21 支持ばね 22 加振手段 23 トルク計 24 信号処理・制御装置 25 駆動電源 26 電源ケーブル 27 信号ケーブル 28 軸受 29 モータ 30 セパレータ 31 戻し装置 32 戻し配管 33 粉体ポンプ 34 コンベア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粉砕すべき被処理物の底面に接してそ
    の被処理物を削り取る回転するヤスリと、このヤスリを
    回転させる駆動手段とを備えたことを特徴とする微粉砕
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の微粉砕装置において、ヤ
    スリは円筒型で外周面に爪を有し、その外周面の爪を被
    処理物の底面に接して削り取る構成であることを特徴と
    する微粉砕装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の微粉砕装置において、ヤ
    スリの爪の突出高さは0.1mm以上10mm以下であ
    ることを特徴とする微粉砕装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の微粉砕装置にお
    いて、ヤスリの外周面または爪は超硬合金によって形成
    されていることを特徴とする微粉砕装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または3に記載の微粉砕装置に
    おいて、ヤスリの外周面と0.1mm以上10mm以下
    の間隙をあけて対向するケース内の部位に固定ヤスリを
    配設したことを特徴とする微粉砕装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の微粉砕装置において、固
    定ヤスリは超硬合金によって形成されていることを特徴
    とする微粉砕装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009226344A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Michihiro Oe 粉化装置
JP2009226343A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Michihiro Oe 粉化装置

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JP2009226344A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Michihiro Oe 粉化装置
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