JP2000355292A - 自動二輪車の吸気取り入れ装置 - Google Patents

自動二輪車の吸気取り入れ装置

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JP2000355292A
JP2000355292A JP11168127A JP16812799A JP2000355292A JP 2000355292 A JP2000355292 A JP 2000355292A JP 11168127 A JP11168127 A JP 11168127A JP 16812799 A JP16812799 A JP 16812799A JP 2000355292 A JP2000355292 A JP 2000355292A
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air
air duct
intake
shielding plate
intake device
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JP11168127A
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Akihiko Takahashi
昭彦 高橋
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カウリングを使用した自動二輪車において走行
中の外気を直接エアクリーナに取り入れるストレートイ
ンテークシステムにおいて、走行中の外気の状況により
運転者が判断して低温・高湿の外気状況時にエアダクト
の通路を遮断することができ、また通常外気状態におい
てはエアダクトを全開若しくは半開状態として走行外気
をエアクリーナに取り入れてエンジンの吸気効率を高速
・中速・低速に渡って高めることのできる自動二輪車の
吸気取り入れ装置を提供する。 【解決手段】カウリング30前方部に開口28を有しそ
こから走行中の空気をエアクリーナ26に送る吸気装置
において、前記カウリング30前方部からエアクリーナ
26へ至るエアダクト27の途中に開状態D−Dおよび
閉状態C−Cにそれぞれ固定可能な遮蔽板1を設けたこ
とを特徴とする過給吸入方式の吸入装置のエアダクト2
7の制御可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウリング前方部
から走行風を取り入れてエアクリーナにエンジン用吸入
空気を送り、エンジンの吸気効率を高め得るストレート
インテーク方式の吸気方法を採用した自動二輪車の吸気
取り入れ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行中の外気を直接エアクリーナ
を通してキャブレター室に送り、このフレッシュエアー
(新気)に燃料を混合して燃焼室に押し込み、燃焼させ
てエンジン効率を高めることが図られるようになってい
た。
【0003】例えば、特開昭62−46795号公報に
おける技術においては、燃料タンクの前部に凹部を作り
ここにキャブレターに空気を送る為のチャンバーを設
け、このチャンバーの上部にエア吸入部を設けるものが
あった。しかし、これだと、運転に必要なハンドル部や
高速運転用に開発されたカウリングなどの陰になって仕
舞いこれによって走行風が吸入出来ないこととなってき
た。
【0004】そこでカウリング前部に開口部を設けてこ
こから新気を吸入する方式が採られるように成ってき
た。例えば(1)特開平5−221365号公報記載の
技術や(2)実公平5−46557号公報記載の技術や
(3)特開平9−236028号公報記載の技術や
(4)特開平10−324282号公報記載の技術など
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
(2)記載の技術は新気を間接的にエアクリーナにとり
入れるものであって、新気の直接エアクリーナに取り入
れる前記ストレートインテーク方式のものに比べて吸気
効率において劣るものであった。また、前記(1)、
(3)記載の技術においては、前者は多段式の空気導入
管の一部にバルブを設けてこれを開閉することによっ
て、導入管の開口面積を増減させることにより吸気効率
を可変のものとしてだけであって、また後者の技術にあ
ってはエアクリーナに通じる開口部にバルブを設けては
いるが、それは内燃機関の回転数やスロットル開度およ
びギアポジションを制御の上のパラメータとして前記可
動バルブの開閉を制御するものであって、外気の気温お
よび湿度さらに突然の異物の侵入、特に高圧水の侵入に
対しての配慮はなされていなかった。更に、前記(4)
記載の技術にあっては、ダクトの途中に外気の圧力の程
度に応じてその開度を無段階で変えることの可能なフラ
ップを設けているが、フラップ自体に開口部を設けるな
どしており、先の高圧水の侵入や低・中速時における湿
った気温の低い外気が侵入することは防ぐことが出来な
いものであり、エアクリーナの湿潤化や凍結などの所謂
アイシングを防止することができないものであった。
【0006】そこで、本発明の目的とするところは、カ
ウリングを使用した自動二輪車において走行中の外気を
直接エアクリーナに取り入れるストレートインテークシ
ステムにおいて、走行中の外気の状況により運転者が判
断して低温・高湿の外気状況時においてエアダクトの通
路を遮断することができ、また通常外気状態においては
エアダクトを全開若しくは半開状態として走行外気をエ
アクリーナに取り入れてエンジンの吸気効率を高速・中
速・低速に渡って高めることのできる自動二輪車の吸気
取り入れ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
する為に次のような構成をとっている。請求項1の発明
は、カウリング前方部に開口を有し該開口から走行中の
空気をエアクリーナに送ることが可能な吸気装置におい
て、前記カウリング前方部からエアクリーナへ至るエア
ダクトの途中に開状態および閉状態にそれぞれ固定可能
な遮蔽板を設け、前記遮蔽板は、中央に筒状の軸部を有
し、その上部に設けられた凸部がエアダクトに貫通して
設けられたリブ部と嵌合し合うことにより前記エアダク
ト内に回動可能に固定されることを特徴とする自動二輪
車の吸気取り入れ装置である。これにより、運転者の自
己感覚による判断により、外気の状態を判断若しくは他
の情報に基づいて外気の状態を判断して、遮蔽板を閉じ
ることにより固定されるので、ダクト内には完全に外気
は侵入して来なくなり、エアクリーナのアイシングを防
止することが可能となり、また外気の吸入を自由にする
ことも可能であり、状況に応じて遮蔽板の開度を調節し
て高速時には全開状態にまた低・中速時には半開状態に
抑えてエンジン状態に適応した新気の吸入量を調節する
ことが可能になる。また、遮蔽板の上部で、遮蔽板が開
状態・半開状態および閉状態で固定することが、その中
央軸部のエアダクトに貫通して設けられたリブ部との嵌
合によることによって達成されることとなる。
【0008】請求項2の発明は、前記遮蔽板は、前記中
央軸部の下部に設けられた凹部に挿入されたスプリング
が前記エアダクトの下部に設けられたリブ部の凸部が押
圧することによる弾性力によって前記中央軸部の上部凸
部とエアダクトのリブ部との嵌合を確実なものとするこ
とを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の吸気取り入
れ装置である。このことにより、遮蔽板はその下部にお
けるスプリングの押圧力によって支持されて開状態と閉
状態の間を回動することができ、且つその押圧力によっ
て開状態・半開状態及び閉状態に固定するための上部に
おけるエアダクト側のリブと遮蔽板自体の側のリブとの
嵌合が確実とすることとなる。
【0009】請求項3の発明は、前記遮蔽板の開閉は、
前記エアダクトを貫通するリブ部の外端部に設けられた
六角溝に車載工具を当接させて押圧して回転させること
で、前記遮蔽板の中央軸部の下部に設けられたスプリン
グの付勢力に抗して行うものとすることを特徴とする請
求項1または2記載の自動二輪車の吸気取り入れ装置で
ある。このことにより、遮蔽板の開閉を車体の持ち主の
所持する工具によって成すこととなると共に、簡単な操
作でそれを行うことが出来ることとなり、また他人によ
る悪戯操作など防ぐこととなる。
【0010】請求項4の発明は、前記遮蔽板の開状態お
よび閉状態は一様であって、反対方向への回動を阻止す
るストッパーが前記エアダクト内の上面および下面に設
けられていることを特徴とする請求項1乃至3のうちの
いずれか1項に記載の自動二輪車の吸気取り入れ装置で
ある。このことにより、遮蔽板の徒らな動きを防ぐこと
となり、リブ等の破損を防止することとなる。
【0011】請求項5の発明は、前記遮蔽板は、前記エ
アダクト前方部に設けたチャンバー部より下流のハンド
ルバーの下方に設けてあることを特徴とする請求項1乃
至4のうちのいずれか1項に記載の自動二輪車の吸気取
り入れ装置である。このことにより、チャンバーでの貯
留機能の元でその下流においてエアダクトの遮断および
開放を行うこととなり、チャンバー特有の大量の外気を
取り入れてエアクリーナを加圧するという機能は遮蔽板
の開状態・半開状態において生かされることとなり、ま
た閉状態ではそのチャンバーの機能は必要としないこと
が前提となるのでその峻別を明確にする構成となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発
明に係る吸気取り入れ装置を採用した自動二輪車の全体
側面図であり、図2はその平面図である。
【0013】図1、図2に示すように、自動二輪車のフ
レームはフロントフレーム10とリヤフレーム19とか
らなり、フロントフレーム10には前端部が固着され、
後方に向かって延びる中間から下方に延びる左右一対の
メインフレーム20にエンジン23が懸架される。フロ
ントフレーム10にはステアリングシャフトが固着し、
上部にハンドル11を取り付けステアリングシャフトに
はフロントフォーク12の上部を支持し、このフロント
フォーク12の下端部で前輪13を回転自在に支承して
いる。
【0014】また、後輪14はエンジン23後部に揺動
自在に取り付けられたスイングアーム15の後端部に回
転自在に支承され、リヤフレーム19の一部をなすシー
トレール24にはシート22を設置している。エンジン
23からは排気管16が延びマフラ17を介して排出口
18へと至る。一方エンジン23にはカウリング30の
前面中央部に設けられたヘッドランプ29の左右に吸入
開口部28,28があり、そこから後方に延びるエアチ
ャンバー31を経てエアダクト27がエアクリーナ26
へ繋がっていて、このエアクリーナ26から斜め下前方
に向けて吸気通路がキャブレター25を経て先のエンジ
ン23へ繋がっている。また、エアクリーナ26に跨が
る形で燃料タンク21が設けられている。
【0015】図3(a)、(b)、(c)には、本発明
に係る吸気取り入れ装置に設けられた遮蔽板1の正面
図、下方平面図、及び上方平面図が示されている。ま
た、図4には図3(a)のA−A矢視図が示され、図5
には図3(a)のB−B矢視図が示され、図6にはダク
ト27と遮蔽板1の断面図が示され、図7にはダクト2
7の分解斜視図が示されている。
【0016】前記ダクト27は、上下の部分27U,2
7Dを最中状に合わせて筒状に形成したものであり、ダ
ク27の下部分27Dにはその長さ方向中央部に下方向
に膨らむチャンバー部27Vを有している。このチャン
バー部27Vの下流箇所には、遮蔽板1が上下方向の軸
(中心軸部5)を中心に回動可能に取り付けられたもの
である。
【0017】前記遮蔽板1は、中心軸部5とその左右に
扇状に広がるプレート部5aとからなるものであり、中
心軸部5の上部には、図3(c)と図4で示されている
ように、平面形状が六角形状の盲穴4bを有する柱部4
dがあり、その回りに同心に溝4aが形成された支持部
4cを有するリブ部4が設けられ、支持部4cには凸部
5b,5cが所定位置に設けられている。また、中心軸
部5の下部には、図3(b)と図4で示されているよう
に、芯部3aの回りに溝3bが設けられ、更にその回り
に外環部3が設けられている。
【0018】図7に示すように、ダクト27の上部内面
には、中心軸5の上部のリブ部4の支持部4cに設けら
れた凸部5b,5cが嵌まる切り欠き部27d’,27
d”を有するリブ部27dが設けられており、ここに前
記リブ部4の凸部5b,5cの上面が接して、六角形状
の前記柱部4dがダクト27の外部に突出している。ま
た、図6(a)に示すように、ダクト27の下部内面に
は、内リブ27bと外リブ27aとからなるリブ27c
が設けられ、これら外リブ27aと内リブ27bとの間
に中心軸部5下部の外環部3が嵌挿している。この場合
に、前記内リブ27bの中に芯部3aが嵌挿することと
なり、芯部3aと外環部3の間にスプリング6が間挿さ
れることとなる。このため、このスプリング6の内リブ
27b上面を押圧する弾性力の反力によって、前記支持
部4cの凸部5b,5cがダクト27の上部内面に設け
られたリブ部27dの切り欠き部27d’,27d”に
嵌まって、その上面に強く押され当接することとなる
(図6(b)参照)。
【0019】また、図7で示すように、ダクト27の内
面には、前記のようにリブ部27dが設けられており、
このリブ部27dには前記遮蔽板1の上部構造の一翼を
担う支持部4cに設けられた凸部5b,5cが遮蔽板1
の全開時と全閉時に嵌入する切り欠き部27d’,27
d”が設けられている。それと共に、プレート部5aと
中心軸部5からなる遮蔽板1の全開時と全閉時には、遮
蔽板1が回転し過ぎてリブ部27d等が破損することの
ないようにダクト27の内面の下面と上面にストッパー
(全開用ストッパー)27e,27e’およびストッパ
ー(全開用ストッパー)27f,27f’を設けてい
る。
【0020】次に、図8と図9と図10を使って操作方
法を説明することとする。上記のように、図8に示され
ている状態は、遮蔽板1のプレート部5aがダクト27
の全開状態に維持するストッパー27e,27e’に当
接して且つ遮蔽板1の下部構造である外環部3と芯部3
aとの間に位置したスプリング6の押圧力によって、遮
蔽板1の上部構造であるリブ部4の柱部4dがダクト2
7の外部に突出した状態で、且つ支持部4cに設けられ
た凸部5b,5cがダクト27の内面に設けられたリブ
部27dの切り欠き部27d’,27d”に嵌まった状
態でリブ部27dの内面を押圧しているものである。こ
れは、図10で説明すると遮蔽板1がM’方向に回転さ
れてD−D状態になってるものである。
【0021】平面形状が六角形状の盲穴4bを有する柱
部4dがダクト27の外部に突出しているので、この盲
穴4bに車載工具の六角レンチをあてがって、押しなが
ら図10で示すように矢印c方向に回動させることによ
り、遮蔽板1の下部構造である外環部3と芯部3aとの
間に位置するスプリング6の押圧力に抗して遮蔽板1を
全閉状態に維持するストッパー27f,27f’に対し
て遮蔽板1のプレート部5aが当接する。この時点で工
具による押圧を解除することによって、再び遮蔽板1の
上部構造であるリブ部4の支持部4cの上面がダクト2
7の内面に設けられたリブ部27dの切り欠き部27
d’,27d”に凸部5c,5dが嵌まって遮蔽板1は
ダクト27を全閉状態にして固定されることとなる。こ
れを図10で説明すると遮蔽板1がM方向に回転されて
C−C状態になっているものである。
【0022】また、上記遮蔽板1はエアチャンバー31
の下流域に当たるハンドルバー11の下方に設置した
が、これはチャンバー31での貯留機能の元でその下流
においてエアダクト27の遮断および開放を行うことと
なり、チャンバー31特有の大量の外気を取り入れてエ
アクリーナ26を加圧するという機能は遮蔽板1の開状
態・半開状態において生かされることとなり、また閉状
態ではそのチャンバー31の機能は必要としないことが
前提となるのでその峻別を明確にする構成とするためで
ある。
【0023】実施形態によれば、カウリング30前方部
に開口28,28を有し該開口28,28から走行中の
空気をエアクリーナ26に送ることが可能な吸気装置に
おいて、前記カウリング30前方部からエアクリーナ2
6へ至るエアダクト27の途中に開状態および閉状態に
それぞれ固定可能な遮蔽板1を設け、前記遮蔽板1は、
中央に筒状の軸部5を有し、その上部に設けられたリブ
部4がエアダクト27に貫通して設けられたリブ部27
dと嵌合し合うことにより前記エアダクト27内に回動
可能に固定される。これにより、運転者の自己感覚によ
る判断により、外気の状態を判断若しくは他の情報に基
づいて外気の状態を判断して、遮蔽板1を閉じることに
より固定されるので、ダクト27内には完全に外気は侵
入して来なくなり、エアクリーナ26のアイシングを防
止することが可能となり、また外気の吸入を自由にする
ことも可能であり、状況に応じて遮蔽板1の開度を調節
して高速時には全開状態にまた低・中速時には半開状態
に抑えてエンジン状態に適応した新気の吸入量を調節す
ることが可能になる。
【0024】また、遮蔽板1の上部で、遮蔽板1が開状
態・半開状態および閉状態で固定することが、その中央
軸部のエアダクト27に貫通して設けられたリブ部27
dとの嵌合によることによって達成されることとなる。
【0025】また、前記遮蔽板1は、前記中央軸部5の
下部に設けられた溝部(凹部)3bに挿入されたスプリ
ング6が前記エアダクト27の下部に設けられたリブ2
6cの内リブ部26bが押圧することによる弾性力によ
って前記中央軸部5の上部支持部4cとエアダクト27
のリブ部27dとの嵌合を確実なものとする。このこと
により、遮蔽板1はその下部におけるスプリング6の押
圧力によって支持されて開状態と閉状態の間を回動する
ことができ、且つその押圧力によって開状態・半開状態
及び閉状態に固定するための上部におけるエアダクト側
のリブ4cと遮蔽板1自体の側のリブ27dとの嵌合が
確実とすることとなる。
【0026】前記遮蔽板1の開閉は、前記エアダクト2
7を貫通する柱部4dの外端部に設けられた六角盲穴4
bに車載の六角レンチを装着当接させて押圧し回転させ
ることで、前記遮蔽板の中央軸部の下部に設けられたス
プリング6の付勢力に抗して行うものとする。このこと
により、遮蔽板1の開閉を車体の持ち主の所持する工具
によって成すこととなると共に、簡単な操作でそれを行
うことが出来ることとなり、また他人による悪戯操作な
ど防ぐこととなる。
【0027】前記遮蔽板1の開状態および閉状態は一様
であって、それ以上の回動によって反対方向への回動を
阻止するストッパー27e,27e’と27f,27
f’が前記エアダクト27内の上面および下面に設けら
れている。このことにより、遮蔽板の徒らな動きを防ぐ
こととなり、リブ等の破損を防止することとなる。
【0028】前記遮蔽板1は、前記エアダクト27前方
部に設けたチャンバー部より下流のハンドルバーの下方
に設けてある。このことにより、チャンバー27Vでの
貯留機能の元でその下流においてエアダクト27の遮断
および開放を行うこととなり、チャンバー27V特有の
大量の外気を取り入れてエアクリーナ26を加圧可能に
するという機能は遮蔽板1の開状態・半開状態において
生かされることとなり、また閉状態ではそのチャンバー
27Vの機能は必要としないことが前提となるのでその
峻別を明確にする構成となる。
【0029】尚、上記の説明の中では、遮蔽板1の半開
状態を説明することがなかったが、本発明の趣旨から言
って半開状態が存在しないというのではなくて、ダクト
27の上部内面に設けるリブ部27dの切り欠き部を増
やしてやればその位置で遮蔽板は固定されるのであるか
ら敢えてその説明は除いて、全開と全閉の状態のみを取
り上げて説明したものであって、決してその半開状態に
しないという趣旨ではない。
【0030】
【発明の効果】上記の説明のように、本発明は、カウリ
ング前方部に開口を有しそこから走行中の空気をエアク
リーナに送り走行風加給を可能にする吸気装置におい
て、前記カウリング前方部からエアクリーナへ至るエア
ダクトの途中に開状態および閉状態にそれぞれ固定可能
な遮蔽板を設けたので、遮蔽板を全開状態と全閉状態に
確実に固定支持することができる。これにより、外気の
状態が低温で高湿度の状態の時の走行において、遮蔽板
を全閉状態にすることによって、外気のエアクリーナへ
送ることを避けることが出来る。その結果、エアクリー
ナの濾過装置を湿潤状態にしたり、凍結させたりするこ
とになる所謂アイシングから防止することが可能にな
り、エアクリーナの濾過装置の機能を常に良好に保つこ
とができる。また、高圧洗車の時の高圧水の侵入も阻止
出来てエアクリーナの濾過装置の湿潤化を防止出来て、
エアクリーナの機能を良好に維持することが可能とな
る。そして、外気の平常状態の時には遮蔽板を全開ある
いは半開状態に維持可能であるので、高速・中速・低速
のいずれの場合においても良好な吸気効率を維持するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る吸気取り入れ装置を使
用する自動二輪車の全体側面図である。
【図2】前記自動二輪車の全体平面図である。
【図3】(a)は、前記遮蔽板の正面図、(b)は、前
記遮蔽板の下方向から見た図、(c)は、前記遮蔽板の
平面図である。
【図4】図3(a)におけるA−A矢視図である。
【図5】図3(a)におけるB−B矢視図である。
【図6】(a)は、エアダクト内における遮蔽板の下部
構造を示す図、(b)は、エアダクト内における遮蔽板
の中心軸部の上下構造を示す図である。
【図7】エアダクト内における前記遮蔽板の分解取り付
け構造図である。
【図8】遮蔽板の全開状態時のエアダクト内の透視図で
ある。
【図9】前記遮蔽板の全閉状態時のエアダクト内の透視
図である。
【図10】エアダクト内における前記遮蔽板の全開時と
全閉時とのその中心線の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 遮蔽板 2 リブ部 2a 支持部 3 リブ部 3a 芯部 3b 外環部 4 柱部 4a 溝 4b 六角溝 5 中心軸部 5a プレート部 5b,5c 凸部 6 スプリング 27 ダクト 27U,27D ダクトの上部分下部分 27V ダクトのチャンバー部 27a 外リブ部 27b 内リブ部 27c リブ部 27d ダクト内リブ部 27d’ 切り欠き部 27d” 切り欠き部 27e 下部ストツパー(全開時) 27e’ 上部ストッパー(全開時) 27f 下部ストッパー(全閉時) 27f’ 上部ストッパー(全閉時) C−C 全閉時の遮蔽板中心軸 D−D 全開時の遮蔽板中心軸 M 全閉時の回転方向 M’ 全開時の回転方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウリング前方部に開口を有し該開口か
    ら走行中の空気をエアクリーナに送ることが可能な吸気
    取り入れ装置において、 前記カウリング前方部からエアクリーナへ至るエアダク
    トの途中に開状態および閉状態にそれぞれ固定可能な遮
    蔽板を設け、 前記遮蔽板は、中央に筒状の軸部を有し、その上部に設
    けられた凸部がエアダクトに貫通して設けられたリブ部
    と嵌合し合うことにより前記エアダクト内に回動可能に
    固定されることを特徴とする自動二輪車の吸気取り入れ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽板は、前記中央軸部の下部に設
    けられた凹部に挿入されたスプリングが前記エアダクト
    の下部に設けられたリブ部の凸部が押圧することによる
    弾性力によって前記中央軸部の上部凸部とエアダクトの
    リブ部との嵌合を確実なものとすることを特徴とする請
    求項1記載の自動二輪車の吸気取り入れ装置。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽板の開閉は、前記エアダクトを
    貫通するリブ部の外端部に設けられた六角溝に車載工具
    を当接させて押圧して回転させることで、前記遮蔽板の
    中央軸部の下部に設けられたスプリングの付勢力に抗し
    て行うものとすることを特徴とする請求項1または2記
    載の自動二輪車の吸気取り入れ装置。
  4. 【請求項4】 前記遮蔽板の開状態および閉状態は一様
    であって、反対方向への回動を阻止するストッパーが前
    記エアダクト内の上面および下面に設けられていること
    を特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記
    載の自動二輪車の吸気取り入れ装置。
  5. 【請求項5】 前記遮蔽板は、前記エアダクト前方部に
    設けたチャンバー部より下流のハンドルバーの下方に設
    けてあることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいず
    れか1項に記載の自動二輪車の吸気取り入れ装置。
JP11168127A 1999-06-15 1999-06-15 自動二輪車の吸気取り入れ装置 Pending JP2000355292A (ja)

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