JP2000355366A - 紙容器用易開封性蓋材 - Google Patents
紙容器用易開封性蓋材Info
- Publication number
- JP2000355366A JP2000355366A JP16758299A JP16758299A JP2000355366A JP 2000355366 A JP2000355366 A JP 2000355366A JP 16758299 A JP16758299 A JP 16758299A JP 16758299 A JP16758299 A JP 16758299A JP 2000355366 A JP2000355366 A JP 2000355366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- paper
- synthetic resin
- resin layer
- base paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 極めて安価で簡便に製造でき、安全性が高い
樹脂のみで製造でき、かつ、適度な力で開封できる紙容
器用易開封性蓋材を提案する。 【解決手段】 トレー状またはカップ状の紙製容器にヒ
ートシールされるシート状の蓋材において、該蓋材は原
紙の容器内面となる側にエンボス加工が施され、その面
に熱可塑性合成樹脂層が積層されたものであり、かつ、
該合成樹脂層表面の触針式表面粗さがRmaxで10μm
〜200μmである紙容器用易開封性蓋材。
樹脂のみで製造でき、かつ、適度な力で開封できる紙容
器用易開封性蓋材を提案する。 【解決手段】 トレー状またはカップ状の紙製容器にヒ
ートシールされるシート状の蓋材において、該蓋材は原
紙の容器内面となる側にエンボス加工が施され、その面
に熱可塑性合成樹脂層が積層されたものであり、かつ、
該合成樹脂層表面の触針式表面粗さがRmaxで10μm
〜200μmである紙容器用易開封性蓋材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スナック食品、冷
凍食品、液体食品などを入れ、フランジ部またはトップ
カール部に蓋をヒートシールするタイプの容器におけ
る、紙製の蓋材に関する。
凍食品、液体食品などを入れ、フランジ部またはトップ
カール部に蓋をヒートシールするタイプの容器におけ
る、紙製の蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】紙製容器は、安価で大量に生産できるた
め、また、廃棄物として処理する際の焼却処分、埋め立
て処分などがし易く、安全性が高いため、広く使用され
ている。食品などの内容物に使用する場合には、紙単独
ではなく、容器の内面となる側に合成樹脂層を積層する
場合が多い。本発明では、このタイプの紙容器を対象と
するため、以下、単に「紙容器」または「紙製容器」と
いう場合でも、内面に合成樹脂層を有するものを示す。
め、また、廃棄物として処理する際の焼却処分、埋め立
て処分などがし易く、安全性が高いため、広く使用され
ている。食品などの内容物に使用する場合には、紙単独
ではなく、容器の内面となる側に合成樹脂層を積層する
場合が多い。本発明では、このタイプの紙容器を対象と
するため、以下、単に「紙容器」または「紙製容器」と
いう場合でも、内面に合成樹脂層を有するものを示す。
【0003】前記のような合成樹脂層を内面に有する紙
製容器に、食品などを収納して包装する容器の形態とし
ては、容器開口部(トップ部)に平坦なフランジ部を有
するか、トップカール部を有する形状が通常である。ま
た、トップカール部を形成した後に、押圧成形してフラ
ンジ部のような形状に形成する場合もある。これらを総
称して、本発明では、以下に「フランジ部等」と略称す
ることもある。
製容器に、食品などを収納して包装する容器の形態とし
ては、容器開口部(トップ部)に平坦なフランジ部を有
するか、トップカール部を有する形状が通常である。ま
た、トップカール部を形成した後に、押圧成形してフラ
ンジ部のような形状に形成する場合もある。これらを総
称して、本発明では、以下に「フランジ部等」と略称す
ることもある。
【0004】フランジ部等を有する紙容器に、内容物を
入れて蓋をする際には、原紙に合成樹脂層を積層したシ
ート状の蓋を、合成樹脂層が容器内面になるように(フ
ランジ部等の合成樹脂層と接するように)して、蓋と容
器フランジ部等をヒートシールする方法が最も簡便な方
法として採用されている。本発明では、このような形で
ヒートシールする蓋を対象とする。以下、紙製の蓋とい
う場合でも、合成樹脂層を有するものを意味する。
入れて蓋をする際には、原紙に合成樹脂層を積層したシ
ート状の蓋を、合成樹脂層が容器内面になるように(フ
ランジ部等の合成樹脂層と接するように)して、蓋と容
器フランジ部等をヒートシールする方法が最も簡便な方
法として採用されている。本発明では、このような形で
ヒートシールする蓋を対象とする。以下、紙製の蓋とい
う場合でも、合成樹脂層を有するものを意味する。
【0005】この場合、容器の開口部(トップ部)は、
内容物が漏れない程度にシールする必要があるために蓋
シールの温度と圧力を強くすることが望まれる。しか
し、強くシールすると消費者が蓋を手ではがそうとする
際、開封することが困難であった。
内容物が漏れない程度にシールする必要があるために蓋
シールの温度と圧力を強くすることが望まれる。しか
し、強くシールすると消費者が蓋を手ではがそうとする
際、開封することが困難であった。
【0006】プラスチック容器では、強く引き剥がして
も、容器が歪んだり、紙層破壊してきたなくなるという
ような問題はないが、紙容器の場合には、強い力で引き
剥がすと、容器を潰したり、紙層剥離して、きたなくな
るなどの問題がある。そのため、適度の力で剥離できる
ようなホットメルト剤などを選択する、シリコーンなど
の剥離剤を使用するなどの方法が提案されているが、製
造コストがかかったり、安全性、においなどの問題があ
る。
も、容器が歪んだり、紙層破壊してきたなくなるという
ような問題はないが、紙容器の場合には、強い力で引き
剥がすと、容器を潰したり、紙層剥離して、きたなくな
るなどの問題がある。そのため、適度の力で剥離できる
ようなホットメルト剤などを選択する、シリコーンなど
の剥離剤を使用するなどの方法が提案されているが、製
造コストがかかったり、安全性、においなどの問題があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、極めて安
価で簡便に製造でき、安全性が高い樹脂のみで製造で
き、かつ、適度な力で開封できる紙容器用易開封性蓋材
を提案することを課題とする。
価で簡便に製造でき、安全性が高い樹脂のみで製造で
き、かつ、適度な力で開封できる紙容器用易開封性蓋材
を提案することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の構成を採用する。 (1)容器の内面となる側に合成樹脂層を有する、上部
が開口しているトレー状またはカップ状の紙製容器で、
該開口部は平坦なフランジ部またはトップカール部を有
する容器にヒートシールされるシート状の蓋材におい
て、該蓋材は原紙の容器内面となる側にエンボス加工が
施され、その面に熱可塑性合成樹脂層が積層されたもの
であり、かつ、該合成樹脂層表面の触針式表面粗さがR
maxで10μm〜200μmである紙容器用易開封性蓋
材。
め、本発明は以下の構成を採用する。 (1)容器の内面となる側に合成樹脂層を有する、上部
が開口しているトレー状またはカップ状の紙製容器で、
該開口部は平坦なフランジ部またはトップカール部を有
する容器にヒートシールされるシート状の蓋材におい
て、該蓋材は原紙の容器内面となる側にエンボス加工が
施され、その面に熱可塑性合成樹脂層が積層されたもの
であり、かつ、該合成樹脂層表面の触針式表面粗さがR
maxで10μm〜200μmである紙容器用易開封性蓋
材。
【0009】(2)前記(1)の発明において、原紙の
厚さが0.05〜2mmであり、該原紙に深さ0.01
〜0.2mmのエンボス加工が施され、熱可塑性合成樹
脂層の厚さは該エンボス深さより小さいことを特徴とす
る紙容器用易開封性蓋材。
厚さが0.05〜2mmであり、該原紙に深さ0.01
〜0.2mmのエンボス加工が施され、熱可塑性合成樹
脂層の厚さは該エンボス深さより小さいことを特徴とす
る紙容器用易開封性蓋材。
【0010】(3)前記(1)の発明において、該熱可
塑性合成樹脂がポリオレフィン系樹脂であることを特徴
とする紙容器用易開封性蓋材。
塑性合成樹脂がポリオレフィン系樹脂であることを特徴
とする紙容器用易開封性蓋材。
【0011】(4)また、前記各本発明において、エン
ボスの山の形状は四角形状または円形状が好ましく、一
辺または直径は0.5mm〜2mm程度が好ましい。各
エンボス間の縦、横方向のピッチ(間隔)が各々0.2
〜1.0mmであることが望ましい。
ボスの山の形状は四角形状または円形状が好ましく、一
辺または直径は0.5mm〜2mm程度が好ましい。各
エンボス間の縦、横方向のピッチ(間隔)が各々0.2
〜1.0mmであることが望ましい。
【0012】(5)また、前記各本発明において、エン
ボスの凹凸面積比率が9:1〜1:9であることが望ま
しい。
ボスの凹凸面積比率が9:1〜1:9であることが望ま
しい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明が対象とする紙容器の形態
としては、例えば、図1に示すようなフランジ付きの角
型容器、図2に示すような紙カップ型の容器等が挙げら
れる。容器の構成としては、少なくとも1層の紙層と少
なくとも1層の合成樹脂層が必要である。紙層として
は、坪量で100〜700g/m2程度の板紙が好まし
く、パルプの種類としては、NBKPが最も好ましい
が、LBKP、脱墨古紙パルプなどでも良く、格別に制
限はない。
としては、例えば、図1に示すようなフランジ付きの角
型容器、図2に示すような紙カップ型の容器等が挙げら
れる。容器の構成としては、少なくとも1層の紙層と少
なくとも1層の合成樹脂層が必要である。紙層として
は、坪量で100〜700g/m2程度の板紙が好まし
く、パルプの種類としては、NBKPが最も好ましい
が、LBKP、脱墨古紙パルプなどでも良く、格別に制
限はない。
【0014】紙層に積層される合成樹脂層は、厚さ5〜
100μm程度である。合成樹脂としては、ポリオレフ
ィン系樹脂が最も好ましいが、ポリエステル、ナイロ
ン、ポリスチレン、ポリカーボネートなど、通常に使用
される樹脂のいずれでも良い。ポリオレフィン樹脂とし
ては、エチレン、プロピレン、ブテン、メチルペンテン
などのモノマーを単独重合したもの、または共重合した
ものが使用できる。
100μm程度である。合成樹脂としては、ポリオレフ
ィン系樹脂が最も好ましいが、ポリエステル、ナイロ
ン、ポリスチレン、ポリカーボネートなど、通常に使用
される樹脂のいずれでも良い。ポリオレフィン樹脂とし
ては、エチレン、プロピレン、ブテン、メチルペンテン
などのモノマーを単独重合したもの、または共重合した
ものが使用できる。
【0015】本発明の蓋材の原紙としては、前記した容
器の紙と同様のものが使用できる。蓋材原紙の厚さとし
ては、0.05〜2mm程度である。また、容器および
蓋のいずれについても、紙の外側の面にアルミ箔層、フ
ィルム層などを有していても良く、印刷がほどこされて
いても良い。更に、紙層と容器内面の合成樹脂層の間
に、接着性を向上するためのコーティング層などを有し
ていても良い。
器の紙と同様のものが使用できる。蓋材原紙の厚さとし
ては、0.05〜2mm程度である。また、容器および
蓋のいずれについても、紙の外側の面にアルミ箔層、フ
ィルム層などを有していても良く、印刷がほどこされて
いても良い。更に、紙層と容器内面の合成樹脂層の間
に、接着性を向上するためのコーティング層などを有し
ていても良い。
【0016】蓋材原紙にエンボス加工は、紙・板紙の分
野で通常に使用されている、型付機、エンボシングカレ
ンダー等と称される装置により行なうことができる。例
えば、少なくとも一方が彫刻ロールである2本のロール
間に圧力をかけながら紙を通過させる方法が可能であ
る。ロールの組み合わせとしては2本のロールがステ
ィールロール同士の組み合わせ、一方のロールが彫刻
ロールでありもう片方が弾性ロールの組み合わせなどが
ある。エンボス深さはの組み合わせが最も深くするこ
とが可能であるが原紙の米坪、材質、密度によって切れ
などのない加工限度がある。紙器関連のエンボスロール
は2本ロールが一般的であり金属ロールとゴムロールの
組み合わせで金属ロールに彫刻された連続模様がロール
プレスした後に原紙面に刻印される。
野で通常に使用されている、型付機、エンボシングカレ
ンダー等と称される装置により行なうことができる。例
えば、少なくとも一方が彫刻ロールである2本のロール
間に圧力をかけながら紙を通過させる方法が可能であ
る。ロールの組み合わせとしては2本のロールがステ
ィールロール同士の組み合わせ、一方のロールが彫刻
ロールでありもう片方が弾性ロールの組み合わせなどが
ある。エンボス深さはの組み合わせが最も深くするこ
とが可能であるが原紙の米坪、材質、密度によって切れ
などのない加工限度がある。紙器関連のエンボスロール
は2本ロールが一般的であり金属ロールとゴムロールの
組み合わせで金属ロールに彫刻された連続模様がロール
プレスした後に原紙面に刻印される。
【0017】エンボスの深さは0.01〜0.5mm程
度とすることが好ましく、合成樹脂を積層した後の合成
樹脂表面における触針式表面粗さの測定で、Rmaxの値
が10μm〜200μmとすれば、本発明の目的が達成
される。なお、合成樹脂層の平均厚さは、前記エンボス
深さの値より小さく、かつ、0.005mm〜0.49
mmとする。
度とすることが好ましく、合成樹脂を積層した後の合成
樹脂表面における触針式表面粗さの測定で、Rmaxの値
が10μm〜200μmとすれば、本発明の目的が達成
される。なお、合成樹脂層の平均厚さは、前記エンボス
深さの値より小さく、かつ、0.005mm〜0.49
mmとする。
【0018】以下に、本発明の作用について説明する。
蓋材を容器から剥離する際に起る現象としては、(1)
界面剥離、(2)凝集破壊、(3)層間剥離、の3つの
形態が考えられる。蓋材の合成樹脂層と容器の合成樹脂
層の間できれいに剥がれるのが界面剥離であり、どちら
かの合成樹脂の凝集力が弱い時に、その樹脂層内の破壊
が起こるのが凝集破壊であり、容器の紙層に積層された
合成樹脂層が容器の紙層から剥離されるケースが層間剥
離である。なお、(4)のケースとして、蓋材の合成樹
脂層が蓋材の紙層から剥離されてしまう場合があるが、
この現象は一般的には開封不良である。
蓋材を容器から剥離する際に起る現象としては、(1)
界面剥離、(2)凝集破壊、(3)層間剥離、の3つの
形態が考えられる。蓋材の合成樹脂層と容器の合成樹脂
層の間できれいに剥がれるのが界面剥離であり、どちら
かの合成樹脂の凝集力が弱い時に、その樹脂層内の破壊
が起こるのが凝集破壊であり、容器の紙層に積層された
合成樹脂層が容器の紙層から剥離されるケースが層間剥
離である。なお、(4)のケースとして、蓋材の合成樹
脂層が蓋材の紙層から剥離されてしまう場合があるが、
この現象は一般的には開封不良である。
【0019】本発明では、蓋材原紙にあらかじめエンボ
ス処理を施した後に原紙凹凸面に合成樹脂ラミネートを
行うことが特徴である。それにより、ラミネート層の厚
薄部分が部分的に点在することとなり、蓋材樹脂の厚み
が薄い突起部と容器の接着を弱くすることが可能となり
蓋材と容器が同一素材(PEなど)であっても蓋が易開
封性を有することを確認した。即ち、本発明の場合、前
記した(2)あるいは(3)のいずれかの現象が部分的
に起ることで容器蓋の開口トルクを1kgf以下に軽く
することができる。場合によっては、前記(4)の現象
がミクロ的に発生することもあるが、本発明の形態の場
合、それが連続的におこることがないので、開封不良に
はならないという利点がある。
ス処理を施した後に原紙凹凸面に合成樹脂ラミネートを
行うことが特徴である。それにより、ラミネート層の厚
薄部分が部分的に点在することとなり、蓋材樹脂の厚み
が薄い突起部と容器の接着を弱くすることが可能となり
蓋材と容器が同一素材(PEなど)であっても蓋が易開
封性を有することを確認した。即ち、本発明の場合、前
記した(2)あるいは(3)のいずれかの現象が部分的
に起ることで容器蓋の開口トルクを1kgf以下に軽く
することができる。場合によっては、前記(4)の現象
がミクロ的に発生することもあるが、本発明の形態の場
合、それが連続的におこることがないので、開封不良に
はならないという利点がある。
【0020】
【実施例】パルプとしてNBKPを使用した、厚さ0.
5mm、密度0.7の食品容器用板紙に、ポリエチレン
50μmを押し出しラミネートした素材を、ポリエチレ
ン層が容器内面となるように、底板を有する通常の紙カ
ップ状態にカップ成形し、トップカールを行った。これ
とは別に、同様の材質で、厚さ200μmの紙に図5に
示すような、深さ0.05mmの片面エンボス加工を行
い、該エンボス面に30g/m2となるようにポリエチ
レンを押し出しラミネートし、所定の大きさに打ち抜い
て蓋材を作成した。前記ポリエチレン表面の触針式表面
粗さはRmaxで20μmであった。ポリエチレン同士が
接するように蓋材をカップ容器にのせ、160℃、1k
g/m2の圧力でヒートシールした。シール部を所定の
大きさに切り取って、幅10mmの試料を作成し、テン
シロンで剥離強度を測定した。剥離強度は、0.8kg
f/10mmであり、剥離のあとはなめらかであった。
比較のため、エンボス加工を行なわない以外は実施例と
同様に作成したものを比較例とする。比較例の剥離強度
は、1.2kgf/10mmであり、容器の紙層が露出
し、きれいに剥離できなかった。
5mm、密度0.7の食品容器用板紙に、ポリエチレン
50μmを押し出しラミネートした素材を、ポリエチレ
ン層が容器内面となるように、底板を有する通常の紙カ
ップ状態にカップ成形し、トップカールを行った。これ
とは別に、同様の材質で、厚さ200μmの紙に図5に
示すような、深さ0.05mmの片面エンボス加工を行
い、該エンボス面に30g/m2となるようにポリエチ
レンを押し出しラミネートし、所定の大きさに打ち抜い
て蓋材を作成した。前記ポリエチレン表面の触針式表面
粗さはRmaxで20μmであった。ポリエチレン同士が
接するように蓋材をカップ容器にのせ、160℃、1k
g/m2の圧力でヒートシールした。シール部を所定の
大きさに切り取って、幅10mmの試料を作成し、テン
シロンで剥離強度を測定した。剥離強度は、0.8kg
f/10mmであり、剥離のあとはなめらかであった。
比較のため、エンボス加工を行なわない以外は実施例と
同様に作成したものを比較例とする。比較例の剥離強度
は、1.2kgf/10mmであり、容器の紙層が露出
し、きれいに剥離できなかった。
【0021】
【発明の効果】従来、容器樹脂がPEなどのオレフィン
系樹脂で有ると蓋材の容器と接する側の最表面は特殊な
易開封性ホットメルトや特殊合成樹脂でなければ容易に
蓋を開くことが困難だったが本発明を利用することで比
較的安価な汎用PE等を利用して必要な易開封機能を得
ることが可能となった。
系樹脂で有ると蓋材の容器と接する側の最表面は特殊な
易開封性ホットメルトや特殊合成樹脂でなければ容易に
蓋を開くことが困難だったが本発明を利用することで比
較的安価な汎用PE等を利用して必要な易開封機能を得
ることが可能となった。
【図1】本発明を適用する容器の形状を示す断面模式図
【図2】本発明を適用する容器の形状を示す断面模式図
【図3】従来の蓋の断面模式図
【図4】本発明の蓋の断面模式図
【図5】エンボスパターンの一例
1 容器本体 2 フランジ部 3 ヒートシール部 4 蓋材 5 熱可塑性樹脂層 6 エンボス部 7エンボスピッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 容器の内面となる側に合成樹脂層を有す
る、上部が開口しているトレー状またはカップ状の紙製
容器で、該開口部は平坦なフランジ部またはトップカー
ル部を有する容器にヒートシールされるシート状の蓋材
において、該蓋材は原紙の容器内面となる側にエンボス
加工が施され、その面に熱可塑性合成樹脂層が積層され
たものであり、かつ、該合成樹脂層表面の触針式表面粗
さがRmaxで10μm〜200μmである紙容器用易開
封性蓋材。 - 【請求項2】 原紙の厚さが0.05〜2mmであり、
該原紙に深さ0.01〜0.5mmのエンボス加工が施
され、熱可塑性合成樹脂層の厚さは該エンボス深さより
小さいことを特徴とする請求項1に記載の紙容器用易開
封性蓋材。 - 【請求項3】 該熱可塑性合成樹脂がポリオレフィン系
樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の紙容器用
易開封性蓋材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16758299A JP2000355366A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 紙容器用易開封性蓋材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16758299A JP2000355366A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 紙容器用易開封性蓋材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000355366A true JP2000355366A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15852432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16758299A Pending JP2000355366A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 紙容器用易開封性蓋材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000355366A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012106797A (ja) * | 2012-02-01 | 2012-06-07 | Dainippon Printing Co Ltd | ブリスター包装体 |
| JP2016210497A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | 陞一 山並 | ヒートシール容器開口部に易開封性を付与する方法 |
| US10582787B2 (en) | 2012-08-22 | 2020-03-10 | Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. | Paper-based container lids and methods for making the same |
-
1999
- 1999-06-15 JP JP16758299A patent/JP2000355366A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012106797A (ja) * | 2012-02-01 | 2012-06-07 | Dainippon Printing Co Ltd | ブリスター包装体 |
| US10582787B2 (en) | 2012-08-22 | 2020-03-10 | Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. | Paper-based container lids and methods for making the same |
| US11497330B2 (en) | 2012-08-22 | 2022-11-15 | Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. | Paper-based container lids and methods for making the same |
| JP2016210497A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | 陞一 山並 | ヒートシール容器開口部に易開封性を付与する方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4913307A (en) | Easily openable packaging container and method for producing the same | |
| CA2032889C (en) | Easily openable sealed container and process for producing the same | |
| EP0461640B1 (en) | Easily openable container and method of producing the same | |
| SK286275B6 (sk) | Teplom pečatiteľná vrstvená fólia na tégliky opäťuzavierateľné po otvorení a jej použitie | |
| US4513876A (en) | Container lid with an opener device | |
| JP2000355366A (ja) | 紙容器用易開封性蓋材 | |
| JPH02219768A (ja) | 易開封性密封容器の製造方法 | |
| JP3621071B2 (ja) | 圧力抜きラベル付き食品包装容器及び食品容器用圧力抜きラベルシートの製造方法 | |
| JPH01182269A (ja) | 易開封性密封容器 | |
| JP3365748B2 (ja) | 密封容器の製造方法 | |
| JP2633041B2 (ja) | 密封容器の製造方法 | |
| JPH0418273A (ja) | 食品包装体 | |
| JP2739987B2 (ja) | 易開封性密封容器 | |
| JP2994957B2 (ja) | 食品包装用2分割容器 | |
| WO1999019226A1 (en) | Reclosable food packaging | |
| JP2994864B2 (ja) | 易開封性密封容器 | |
| JP2000355367A (ja) | 易開封性紙容器 | |
| JP2610875B2 (ja) | 易開封性包装体およびその製造方法 | |
| JP2742085B2 (ja) | 易開封性密封容器 | |
| JPH0267125A (ja) | 密封容器の製造方法 | |
| JP2751936B2 (ja) | 易開封性密封容器 | |
| JPS636064Y2 (ja) | ||
| JP2872737B2 (ja) | 易開封性容器及びその製造方法 | |
| JP2648756B2 (ja) | プルタブ式開口部付き蓋材の製造法 | |
| KR910009911B1 (ko) | 개봉이 용이한 포장용기 |