JP2000355465A - ワイヤハーネス巻取り装置 - Google Patents

ワイヤハーネス巻取り装置

Info

Publication number
JP2000355465A
JP2000355465A JP11171862A JP17186299A JP2000355465A JP 2000355465 A JP2000355465 A JP 2000355465A JP 11171862 A JP11171862 A JP 11171862A JP 17186299 A JP17186299 A JP 17186299A JP 2000355465 A JP2000355465 A JP 2000355465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
fixed
winding
harness
mounting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11171862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3569464B2 (ja
Inventor
Takatatsu Yamamoto
高立 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP17186299A priority Critical patent/JP3569464B2/ja
Publication of JP2000355465A publication Critical patent/JP2000355465A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3569464B2 publication Critical patent/JP3569464B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 固定体と可動体との間に配索する長尺のワイ
ヤハーネスに任意の位置で容易に組付け可能で、電線の
断線を防止し、製造コストの低減を図り、ワイヤハーネ
スの保護および組付けができる。 【解決手段】 上下のカバー1,2からなるケース内を
第1,第2収容部に仕切る仕切板18と支軸19と巻取
胴20とを有するローラ4をケース内に設け、ワイヤハ
ーネスに通した取付部材39を仕切板の切欠部に組み付
け、取付部材をワイヤハーネスを折り曲げて蓋体43と
筒体42との間で固定し、可動側ワイヤハーネス27a
に被せたチューブ40は巻取胴の外周に巻き付けられて
ハーネス導出口10から外に延び、チューブの他端を取
付具48を介して可動側ワイヤハーネスに固定し、固定
側ワイヤハーネス27bは支軸に巻かれハーネス導出口
11に固定されて外に延び、ローラを巻取方向に付勢す
る巻取ばねを巻取胴に収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定体と可動体と
の間に配索するワイヤハーネスに組み付けるワイヤハー
ネス巻取り装置、例えば、自動車などの車両の車体側と
これに開閉可能に取り付けられるドアとの間に配索する
ワイヤハーネスに使用するのに好適なワイヤハーネス巻
取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車などの車両用のドアに
は、パワーウィンドウ用のモータ、ドアマウントスピー
カなどの各種の電装品が組み付けられており、これらの
電装品と車体側にある電源、コントロール部、各種セン
サなどとを電気的に接続するために、車体側とドアとの
間にワイヤハーネスを配索する必要がある。図13は、
本願出願人による先の先願である特願平9ー28563
7号に記載されているフラットケーブル巻取り装置を示
している。この巻取り装置は、先端部が移動コネクタ7
0に連結され、基端部が固定コネククタ71に連結され
たフラットケーブル72と、固定コネククタ71が設け
られた固定状態の軸部材73と、軸部材73に支持され
てその外周で回転するキャリア74と、キャリア74を
フラットケーブル72の巻き取り方向と反対方向に引き
出し、キャリア74の回転に伴って軸部材73の外周面
およびキャリア74の外周面に相互に逆向きとなるよう
に巻き取るようになっている。
【0003】また、図14および図15は、特開昭63
ー176272号公報に開示された従来のフラットケー
ブル巻取装置を示している。この巻取り装置にあって
は、フラットケーブル80の一端に移動コネクタ81
が、その他端に固定コネクタ82がそれぞれ設けられて
いる。フラットケーブル80の長さ方向の中間点が、巻
取リール83の側面に設けた開口部84を通り、該開口
部84付近で巻取リール83上に固定されている。その
中間点から移動コネクタ81までのフラットケーブル8
0の一側半分は、巻取リール83上に卷回され、巻取ば
ねに抗してケース85から引出し可能である。フラット
ケーブル80の残り半分は、巻取リール83の外に置
き、巻取リール83の軸芯延長上に巻き締め可能な状態
に置かれている。そして、固定コネクタ82は、ケース
85上に、外部に露出するように設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記前者及び後者の従
来技術は下記の問題点をそれぞれ有している。 (1)いずれもフラットケーブル用の巻取装置であり、
固定体と可動体との間に配索する複数の電線(断面が円
形の電線)からなるワイヤハーネスに組み付けるのが難
しい。
【0005】(2)可動体の動きに応じてフラットケー
ブルがケースから引き出されたりケース内に巻き戻され
る度に、フラットケーブルに力が加わり、フラットケー
ブルが受けるストレス(負荷)が大きいので、フラット
ケーブルが断線する虞がある。 (3)他の電線と接続するためのコネクタをフラットケ
ーブルの両端に設ける必要があるとともに、他の電線側
にもコネクタが必要であり、また、フラットケーブル自
体のコストも高いため、製造コストが増大してしまう。 (4)フラットケーブルをケース内に組み付ける作業が
煩雑である。例えば、上記後者の従来技術では、フラッ
トケーブル80の中間点を巻取リール83の開口部84
に通し、その一側半分を巻取リール83上に卷回すると
いう煩雑な作業が必要になる。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
て為されたもので、その課題は、固定体と可動体との間
に配索する長尺のワイヤハーネスに任意の位置で容易に
組付け可能で、電線の断線を防止し、製造コストの低減
を図り、さらに、ワイヤハーネスの保護および確実な組
付けが可能なワイヤハーネス巻取り装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に係る発明は、固定体と可動体との間に配索
するワイヤハーネスに組み付けるワイヤハーネス巻取り
装置において、互いに結合される上下のカバーからなる
ケースを有し、ケース内を第1収容部と第2収容部に仕
切る仕切板と、該仕切板の中心部から上側および下側に
それぞれ設けた支軸と巻取胴とを有するローラが、ケー
ス内に回転可能に設けられ、ワイヤハーネスに通した取
付部材が、仕切板の外周に設けた切欠部に組み付けら
れ、該取付部材は、ワイヤハーネスが挿通する直線状の
孔を有しかつ切欠部に嵌合する筒体と、該筒体に回動可
能に支持された蓋体とを有するとともに、直線状の孔に
通したワイヤハーネスを折り曲げて蓋体と筒体との間で
固定するように構成され、取付部材から前記第2収容部
側に延びる可動側ワイヤハーネスには、一端が取付部材
に固定された可撓性のあるチューブを所定長さにわたっ
て被せてあり、該チューブは巻取胴の外周に巻き付けら
れてその他端側がケースの一方のハーネス導出口から外
に延びており、該チューブの他端は、固定体又は可動体
のいずれか一方のハーネス固定部に固定するための取付
具を介して前記可動側ワイヤハーネスに固定され、取付
部材から前記第1収容部内に延びる固定側ワイヤハーネ
スは、ローラの支軸に緩く巻かれるとともに、ケースの
他方のハーネス導出口に固定されて該ハーネス導出口か
ら外に延び、さらに、巻取胴内には、該巻取胴の外周に
チューブが巻き付く巻取方向にローラを付勢する巻取ば
ねが収容されていることを特徴とする。かかる構成によ
れば、(1)固定体と可動体との間に配索するワイヤハ
ーネスに組み付ける際に、まず、仕切板の切欠部がケー
スの一方のハーネス導出口に臨む位置にくるまで、ロー
ラを回転させる。この回転位置にローラを保持した状態
で、取付部材を切欠部に組み付ける。この後、ローラの
保持を解除すると、巻取ばねの付勢力によりローラが巻
取方向に回転するので、可動側ワイヤハーネスに被せた
チューブが前記いずれか一方のカバー内に引き込まれ、
巻取胴の外周に自動的に巻き取られる。次に、固定側ワ
イヤハーネスを、支軸に緩く巻き、ケースの他方のハー
ネス導出口に固定し、該ハーネス導出口から外に出す。
最後に上下のカバーを結合することにより、前記組付け
が完了する。また、固定側ワイヤハーネスについては、
その余長分をケースの第1収容部内に収納できる。その
ため、長尺のワイヤハーネスに任意の位置で容易に組み
付けることができる。(2)チューブの他端にハーネス
引出し方向の引張力が作用すると、この引張力が係止
具、チューブおよび取付部材を介してローラに伝わり、
ローラが巻取ばねの付勢力に抗して回転して可動側ワイ
ヤハーネスがチューブと共にケース外へ引き出される。
また、引張力がなくなると、ローラが巻取ばねの付勢力
で巻取方向に回転し、この回転が取付部材およびチュー
ブを介して取付具に伝わり、可動側ワイヤハーネスがチ
ューブと共に巻取胴の外周に巻き取られる。このため、
可動側ワイヤハーネスが引き出される際および巻き取ら
れる際に、引張力がワイヤハーネスに加わらず、ワイヤ
ハーネスの各電線が受けるストレス(負荷)が少ない。
(3)固定体と可動体との間に配索するワイヤハーネス
に組み付けるので、コネクタが不要となり、製造コスト
が低減される。また、ワイヤハーネスは取付部材を介し
てローラの切欠部に組み付けられるので、ワイヤハーネ
スに確実に組み付けることができる。(4)また、取付
部材は、直線状の孔に通したワイヤハーネスを折り曲げ
て蓋体と筒体との間で固定するように構成されているの
で、ワイヤハーネスを取付部材に固定するためのテープ
巻きが不要になるとともに、ワイヤハーネスが固定され
た状態で取付部材を切欠部に組み付けるので、ワイヤハ
ーネスへの組付けが容易になる。また、筒体にワイヤハ
ーネスを通す孔が直線状であるので、ワイヤハーネスの
通し作業が容易になる。(5)さらに、可動側ワイヤハ
ーネスはチューブで保護されて巻取胴に接触しないとと
もに、同ワイヤハーネスは取付部材で保護されて切欠部
にも接触しないので、ワイヤハーネスがローラに対して
保護される。
【0008】請求項2に係る発明は、筒体の両側に係止
環が設けられているとともに、仕切板の、切欠部の近傍
には両係止環をそれぞれ係止する2つの突起が設けられ
ていることを特徴とする。かかる構成によれば、取付部
材の筒体を仕切板の切欠部に嵌合させて、該筒体の両側
の係止環を切欠部の近傍の両突起にそれぞれ係合させる
ことにより、取付部材が仕切板に2箇所で固定される。
このため、ワイヤハーネスがローラに対して横ずれしに
くく、ワイヤハーネスへの取付が確実になされる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るワイヤハーネ
ス巻取り装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明に係るワイヤハーネス巻取り装置の
実施の形態の一例を示しており、図1は同装置の内部構
造を示す斜視図、図2は同装置の外観を示す斜視図、図
3は同装置の分解斜視図、図4は同装置の縦断面図であ
る。
【0010】ワイヤハーネス巻取り装置は、固定体と可
動体との間、例えば、自動車などの車両の車体側とこれ
に開閉可能に取り付けられるドアとの間の電気的接続を
行う装置であり、固定体と可動体との間に配索するワイ
ヤハーネスに組み付けられる。この巻取り装置は、図1
〜図4に示すように、互いに結合される上下のカバー
1,2からなるケース3を有し、該ケース3内にはロー
ラ4が回転可能に設けられている。
【0011】下カバー2は、図3,図4に示すように、
中央部に支持筒部5が突設された底壁6と、該底壁6の
周縁に立設された対向する一対の周壁7,8とを有す
る。支持筒部5は、上下端が開口しかつ高さ方向のほぼ
中間に段差部5aを有する円筒部で、下側円筒部5bよ
り小径の上側円筒部5cにはボルト挿通孔9が形成され
ている。また、各周壁7,8の両端により、支持筒部5
の軸心に関してほぼ対称な位置にハーネス導出口10,
11が形成されている。一方、上カバー1は、中央に円
形孔12を有する下カバー2の蓋体であり、周縁の複数
箇所(本例では6箇所)にロック孔13を有する突出片
14が形成されている。該各突出片14のロック孔13
を、下カバー2の各周壁7,8にそれぞれ突設した複数
の(全部で6つの)係合突起15にそれぞれ嵌合させる
ことにより、上下のカバー1,2が結合されるようにな
っている。
【0012】ローラ4は、図3,図4に示すように、ケ
ース3内を第1収容部16と第2収容部17に仕切る仕
切板18と、仕切板18の中心部から上側および下側に
それぞれ設けた支軸19および円筒形の巻取胴20と、
巻取胴20の下端から仕切板18に平行に延び下カバー
2の底壁6に面接触する底板29とを有し、ケース3内
に回転可能に設けられている。支軸19は前記上側円筒
部5cが挿通する貫通孔21を有し、支軸19の下部に
は支持筒部5の段差部5aに回転可能に嵌合する円形凹
部22が形成され、又、支軸19の上部にはボルト23
の頭部および座金24を収容する円形凹部25が形成さ
れている。ローラ4の支軸19は、該支軸19の円形凹
部22を支持筒部5の段差部5aに嵌合させた状態で、
座金24を介してボルト挿通孔9に通したボルト23と
ナット26で締結することにより、段差部5aと座金2
4との間でフリーになって支持筒部5の下側円筒部5b
に回転可能に保持される。このようにローラ4を下カバ
ー2に回転可能に組み付けた状態で、ローラ4の底板2
9が下カバー2の底壁6に面接触することにより、ロー
ラ4がケース3内で円滑に回転できるようになってい
る。
【0013】仕切板18の外周には、図6に示すL字形
の切欠部28が設けられている。該切欠部28は、入口
側の矩形孔部28aと奥側の矩形孔部28bとからな
る。ワイヤハーネス27は複数の電線(断面が円形の電
線)からなる連続した長尺のものであり、該ワイヤハー
ネス27の一部を通した取付部材39が、切欠部28に
組み付けられる(図6参照)。取付部材39は、図6,
図8および図9に示すように、ワイヤハーネス27が挿
通する直線状の孔41を有しかつ切欠部28の奥側の矩
形孔部28bに嵌合する溝42bを有する矩形の筒体4
2と、該筒体42の端部に回動可能に連結された蓋体4
3とを有する。また、取付部材39は、直線状の孔41
に通したワイヤハーネス27を折り曲げて蓋体43と筒
体42との間で挟持して固定するように構成されてい
る。すなわち、筒体42と蓋体43には、ワイヤハーネ
ス27を挟持した状態で両者を固定する固定手段が設け
られている。また、筒体42の両側には、係止環42
a,42aが設けられているとともに、仕切板18の、
切欠部28の近傍には、両係止環42a,42aをそれ
ぞれ係止する2つの突起55,55が設けられてい
る。、また、筒体42の溝42bの下側には、図4で示
すように、仕切板18の下面に当接する抜け止め用のフ
ランジ部44が設けられている。そして、筒体42の溝
42bを、切欠部28にその入口側の矩形孔部28aか
ら入れて奥側の矩形孔部28bに嵌合させ、両係止環4
2a,42aを、切欠部28近傍の両突起55,55に
それぞれ係合させることにより、取付部材39が仕切板
18に固定されるようになっている。
【0014】ワイヤハーネス27のうち、取付部材39
から第2収容部17側に延びる可動側ワイヤハーネス2
7aには、一端が取付部材39に固定された可撓性のあ
るチューブ40を所定長さにわたって被せてある。該チ
ューブ40は、巻取胴20の外周に巻き付けられてその
他端側が一方のハーネス導出口10から外に延びてい
る。該チューブ40の他端は、取付具48(図10参
照)を介して可動側ワイヤハーネス27aに固定されて
いる。そして、チューブ40の一端は取付部材39に樹
脂モールド47により、その他端は取付具48に樹脂モ
ールド49或いは接着等によりそれぞれ固定されてい
る。
【0015】取付具48は、可動側ワイヤハーネス27
aを、固定体又可動体のいずれか一方のハーネス取付部
50(例えば、ドア側のインナーパネル)に固定するた
めのものである。該取付具48には、図10に示すよう
に、可動側ワイヤハーネス27aと共に樹脂モールド4
9によりチューブ40に固定された本体部48aと、該
本体部に突設したクランプ48bとからなる。該取付具
48は、クランプ48bをハーネス取付部50側に設け
た係止部(例えば、T字形の係止孔或いは溝)51に差
し込んでスリット51a側へ変位させると、クランプ4
8bがスリット5aで係止されてハーネス取付部50に
固定されるようになっている。なお、取付具48の本体
部48a側にT字形の係止孔或いは溝などの係止部を設
け、ハーネス取付部50側にその係止部に係合するクラ
ンプを設けてもよい。
【0016】また、ワイヤハーネス27のうち、取付部
材39から第1収容部16内に延びる固定側ワイヤハー
ネス27bは、ローラ4の支軸19に緩く巻かれるとと
もに、ケース3の他方のハーネス導出口11にテープ巻
き33やバンド等により固定されて外に延びている。ケ
ース3は、前記固定体又は可動体のいずれか他方に固定
されるように、不図示の固定具を備えている。
【0017】そして、巻取胴20内には、該巻取胴20
の外周にチューブ40が巻き付く巻取方向にローラ3を
付勢する巻取ばね(ゼンマイばね)34が収容されてい
る。すなわち、巻取ばね34は、取付具48に引張力が
作用し、この力がチューブ40及び取付部材39を介し
てローラ4に伝わり該ローラ4が回転すると、縮径し、
その引張力がなくなると、縮径状態からの復元力でロー
ラ4を巻取方向に回転付勢するように、巻取胴20内に
収容されている。巻取ばね34の一端34aは支持筒部
5の下側円筒部5bに固定され、その他端34bは巻取
胴20に固定されている。
【0018】次に、上記構成を有するワイヤハーネス巻
取り装置のワイヤハーネスへの組付け手順を、図11に
基づいて説明する。ここでは、ワイヤハーネス巻取り装
置を、自動車などの車両の車体側(固定体)とドア(可
動体)との間に配索するワイヤハーネスに組み付ける場
合について説明する。 (1)まず、巻取ばね34をローラ4の巻取胴20内に
上述したように収容させたローラ4を、図4に示すよう
に、下カバー2に回転可能に組み付けておく。この状態
で、図11(A)に示すように、ローラ4の仕切板18
に設けた棒差込み穴54に棒53を差し込み、仕切板1
8の切欠部28が下カバー2の(ケース3の)一方のハ
ーネス導出口10に臨む位置にくるまで、ローラ4を回
転させる。 (2)ここで、取付具48の本体部48aを治具52に
係止することにより、前記回転位置にローラ4を保持
し、この状態で、取付部材39を切欠部28に組み付け
る(図11(B)参照)。このとき、筒体42を、切欠
部28にその入口側の矩形孔部28aから入れて奥側の
矩形孔部28bに嵌合させ、両係止環42a,42a
を、両突起55,55にそれぞれ係合させることによ
り、取付部材39が仕切板18に組み付けられる。この
後、ローラ4の保持を解除すると、巻取ばね34の付勢
力によりローラ4が巻取方向に回転するので、可動側ワ
イヤハーネス27aに被せたチューブ40が下カバー2
内に引き込まれ、巻取胴20の外周に自動的に巻き取ら
れる(図11(C)参照)。 (3)次に、固定側ワイヤハーネス27bを、巻取胴2
0に巻かれた可動側ワイヤハーネス27aの長さに応じ
た適宜の長さローラ4の支軸19に緩く巻く(図11
(C)参照)。この後、固定側ワイヤハーネス27bを
テープ巻き33等によりケース3の他方のハーネス導出
口11に固定し(図5参照)、該ハーネス導出口11か
ら外に出す。 (4)この後、上下のカバー1,2を結合する。最後
に、取付具48を固定体又は可動体のいずれか一方に固
定するとともに、ケースに設けた不図示の固定具を固定
体又は可動体の他方に固定することにより、前記組付け
が完了する。
【0019】次に、上記ワイヤハーネス巻取り装置の動
作を説明する。まず、可動側ワイヤハーネス27aおよ
びこれに被せたチューブ40がケース3内に巻き取られ
ている状態で、前記ドアなどの開閉体を開けることによ
り、取付具48にハーネス引出し方向の引張力が作用す
ると、この引張力がチューブ40および取付部材39を
介してローラ4に伝わり、ローラ4が巻取ばね34の付
勢力に抗して回転して可動側ワイヤハーネス27aがチ
ューブ40と共にケース3外へ引き出される。また、前
記ドアが閉じられることにより、前記引張力がなくなる
と、ローラ4が巻取ばね34の付勢力で巻取方向に回転
し、この回転が取付部材39およびチューブ40を介し
て取付具48に伝わり、可動側ワイヤハーネス27aが
チューブ40と共に巻取胴20の外周に巻き取られる。
このため、可動側ワイヤハーネス27aが引き出される
際および巻き取られる際に、引張力がワイヤハーネス2
7に加わらず、ワイヤハーネス27の各電線が受けるス
トレス(負荷)が少ない。
【0020】また、固定側ワイヤハーネス27bについ
ては、ローラ4が巻取ばね34の付勢力に抗して回転す
る際には、この回転に伴い支軸19に緩く巻き付いて
き、ローラ4が前記付勢力により巻取方向に回転する際
には、支軸19の回りで緩んでいく。なお、第1収容部
16内での固定側ワイヤハーネス27bの巻き方向を逆
にしてもよい。
【0021】上記一例に係るワイヤハーネス巻取り装置
によれば、固定体と可動体との間に配索するワイヤハー
ネス27への組付けが容易であり、しかも、固定側ワイ
ヤハーネス27bの余長をケース3の第1収容部16内
に収納できる。したがって、長尺のワイヤハーネスに任
意の位置で容易に組み付けることができる。また、上記
一例によれば、可動側ワイヤハーネス27aが引き出さ
れる際および巻き取られる際に、引張力が可動側ワイヤ
ハーネス27aに加わらず、ワイヤハーネス27の各電
線が受けるストレスが少ない。したがって、ワイヤハー
ネス27の各電線が断線するのを防止することができ
る。また、固定体と可動体との間に配索するワイヤハー
ネス27に組み付けるので、上記従来例のようなコネク
タが不要となり、その分製造コストを低減することがで
きる。また、上記一例によれば、可動側ワイヤハーネス
27aに取付具48を設けてあるので、可動側ワイヤハ
ーネス27aを固定体又は可動体のいずれか一方のハー
ネス取付部に簡単に固定することができる。
【0022】また、上記一例によれば、ローラ4の支軸
19の円形凹部22を支持筒部5の段差部5aに嵌合さ
せた状態で、座金24を介してボルト挿通孔9に通した
ボルト23とナット26で締結するだけで、支軸19が
段差部5aと座金24との間でフリーになって支持筒部
5の下側円筒部5bに回転可能に保持されるので、ロー
ラ4を下カバー2に簡単に組み付けることができる。ま
た、上記一例によれば、取付部材39の筒体42の溝4
2bを切欠部28に嵌合させて、該筒体42の両側の係
止環42aを切欠部の近傍の両突起55にそれぞれ係合
させることにより、取付部材39が仕切板18に2箇所
で固定される。このため、ワイヤハーネス27がローラ
4に対して横ずれしにくく、ローラ4にワイヤハーネス
を確実に組み付けることができる。さらに、図12に示
すように、上記一例の取付部材39の蓋体43の内側に
リブ56を設け、該リブ56でワイヤハーネス27を押
し付けて変形させることにより、ワイヤハーネス27を
より確実に固定することができる。
【0023】なお、上記一例において、前記巻取ばね3
4を、ゼンマイばねに代えてねじりコイルばね或いはう
ず巻きばねを使用してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、固定体と可動体との間に配索する長尺のワ
イヤハーネスに任意の位置で容易に組付けることがで
き、ワイヤハーネスの各電線の断線を防止することがで
きる。また、コネクタが不要になるため製造コストの低
減することができるとともに、ワイヤハーネスへの組付
けを簡単にかつ確実に行うことができる。また、ワイヤ
ハーネスをローラに対して保護することができるととも
に、外観上の見映えが向上する。また、テープ巻きが不
要になるので、ワイヤハーネスへの組付けがより一層容
易になる。さらに、ワイヤハーネスの通し作業が容易に
なる。
【0025】請求項2に係る発明によれば、ワイヤハー
ネスがローラに対して横ずれしにくく、ワイヤハーネス
への取付を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤハーネス巻取り装置の実施
の形態の一例を示す斜視図。
【図2】図1に示す一例の外観を示す斜視図。
【図3】図1に示す一例の分解斜視図。
【図4】図1に示す一例の縦断面図。
【図5】図1に示すケースにワイヤハーネスを固定した
部位を示す平面図。
【図6】図1に示すローラへのワイヤハーネスの組付け
を説明するための斜視図。
【図7】図6に示すワイヤハーネスとその関連部材を示
す側面図。
【図8】図6に示す取付部材を示す縦断面図。
【図9】図8と同様の縦断面図で、ワイヤハーネスの固
定状態を示す図。
【図10】図1に示すチューブの固定構造を示す分解斜
視図。
【図11】図1に示す一例におけるワイヤハーネスへの
組付け手順を示す説明図。
【図12】図1に示す一例に係るワイヤハーネス巻取り
装置の変形例を示す部分断面図。
【図13】従来例を示す横断面図。
【図14】別の従来例を示す斜視図。
【図15】図14に示す従来例の内部を示す平面図。
【符号の説明】
1…………………上カバー 2…………………下カバー 3…………………ケース 4…………………ローラ 10………………一方のハーネス導出口 11………………他方のハーネス導出口 16………………第1収容部 17………………第2収容部 18………………仕切板 19………………支軸 20………………巻取胴 27………………ワイヤハーネス 27a……………可動側ワイヤハーネス 27b……………固定側ワイヤハーネス 28………………切欠部 34………………巻取ばね 39………………取付部材 40………………チューブ 41………………直線状の孔 42………………矩形の筒体 42a……………係止環 43………………蓋体 48………………取付具 50………………ハーネス固定部 55………………突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定体と可動体との間に配索するワイヤ
    ハーネスに組み付けるワイヤハーネス巻取り装置におい
    て、 互いに結合される上下のカバーからなるケースを有し、 該ケース内を第1収容部と第2収容部に仕切る仕切板
    と、該仕切板の中心部から上側および下側にそれぞれ設
    けた支軸と巻取胴とを有するローラが、前記ケース内に
    回転可能に設けられ、 前記ワイヤハーネスに通した取付部材が、前記仕切板の
    外周に設けた切欠部に組み付けられ、該取付部材は、ワ
    イヤハーネスが挿通する直線状の孔を有しかつ前記切欠
    部に嵌合する筒部と、該筒部に回動可能に支持された蓋
    体とを有するとともに、前記直線状の孔に通したワイヤ
    ハーネスを折り曲げて前記蓋体と筒部との間で固定する
    ように構成され、 前記取付部材から前記第2収容部側に延びる可動側ワイ
    ヤハーネスには、一端が前記取付部材に固定された可撓
    性のあるチューブを所定長さにわたって被せてあり、 該チューブは前記巻取胴の外周に巻き付けられてその他
    端側が前記ケースの一方のハーネス導出口から外に延び
    ており、該チューブの他端は、前記固定体又は可動体の
    いずれか一方のハーネス固定部に固定するための取付具
    を介して前記可動側ワイヤハーネスに固定され、 前記取付部材から前記第1収容部内に延びる固定側ワイ
    ヤハーネスは、前記ローラの支軸に緩く巻かれるととも
    に、前記ケースの他方のハーネス導出口に固定されて該
    ハーネス導出口から外に延び、さらに、 前記巻取胴内には、該巻取胴の外周に前記チューブが巻
    き付く巻取方向に前記ローラを付勢する巻取ばねが収容
    されていることを特徴とするワイヤハーネス巻取り装
    置。
  2. 【請求項2】 前記筒体の両側に係止環が設けられてい
    るとともに、前記仕切板の、前記切欠部の近傍には前記
    両係止環をそれぞれ係止する2つの突起が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネス巻取
    り装置。
JP17186299A 1999-06-18 1999-06-18 ワイヤハーネス巻取り装置 Expired - Lifetime JP3569464B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17186299A JP3569464B2 (ja) 1999-06-18 1999-06-18 ワイヤハーネス巻取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17186299A JP3569464B2 (ja) 1999-06-18 1999-06-18 ワイヤハーネス巻取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000355465A true JP2000355465A (ja) 2000-12-26
JP3569464B2 JP3569464B2 (ja) 2004-09-22

Family

ID=15931174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17186299A Expired - Lifetime JP3569464B2 (ja) 1999-06-18 1999-06-18 ワイヤハーネス巻取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3569464B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100470409B1 (ko) * 2001-09-13 2005-02-07 현대모비스 주식회사 자동차의 와이어링 하네스 고정장치 및 고정구조
CN111686321A (zh) * 2020-07-24 2020-09-22 中国人民解放军陆军军医大学第一附属医院 一种具有干性保存功能的吸痰装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107161804B (zh) * 2017-07-12 2018-12-28 杨梓轩 一种物理电学实验导线收纳装置及其使用方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100470409B1 (ko) * 2001-09-13 2005-02-07 현대모비스 주식회사 자동차의 와이어링 하네스 고정장치 및 고정구조
CN111686321A (zh) * 2020-07-24 2020-09-22 中国人民解放军陆军军医大学第一附属医院 一种具有干性保存功能的吸痰装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3569464B2 (ja) 2004-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3461465B2 (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
US7202415B2 (en) Wire harness construction
US5226831A (en) Fixing structure of a flat cable connecting portion in a rotary connector
JPH0739190Y2 (ja) 回転コネクタ
JP3461468B2 (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JPH11313429A (ja) プロテクタのワイヤーハーネス固定構造
JP3569465B2 (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JP2001008345A (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JP3461466B2 (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JP3461464B2 (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JP4004692B2 (ja) 回転コネクタ
JP2001114476A (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JP2000355465A (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JP2001008346A (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JP3574758B2 (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JP3574759B2 (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JP2000255341A (ja) ワイヤハーネスの支持構造
JP2749471B2 (ja) コルゲートチューブ及びその取付構造
JP3789072B2 (ja) ワイヤハーネス巻取装置
JP3654804B2 (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JP3467219B2 (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JPH07161410A (ja) 防水コネクタ
JP2001008343A (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JP3467218B2 (ja) ワイヤハーネス巻取り装置
JP4460429B2 (ja) ワイヤハーネスの固定構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080625

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625

Year of fee payment: 6