JP2000355986A - 防蟻構造およびシロアリ穿孔防止接着剤 - Google Patents
防蟻構造およびシロアリ穿孔防止接着剤Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 防蟻効果の持続性に優れるとともに、防蟻効
果が薄れた場合でもコンクリートの隙間からのシロアリ
の侵入を防止しうる防蟻構造を提供する。 【解決手段】 建築物の基礎1の側面1aを囲む隔壁2
を地面に配設して、この隔壁2により上記基礎側面1a
に溝部3を形成し、この溝部3にシロアリ防除剤4を充
填する防蟻構造であり、シロアリ不食性の繊維によりシ
ロアリが通過できないように密に形成したシート部材5
を、少なくとも上記基礎側面1aと地面6の境界7を被
覆するように、上記シロアリ防除剤4の下に敷設する。
果が薄れた場合でもコンクリートの隙間からのシロアリ
の侵入を防止しうる防蟻構造を提供する。 【解決手段】 建築物の基礎1の側面1aを囲む隔壁2
を地面に配設して、この隔壁2により上記基礎側面1a
に溝部3を形成し、この溝部3にシロアリ防除剤4を充
填する防蟻構造であり、シロアリ不食性の繊維によりシ
ロアリが通過できないように密に形成したシート部材5
を、少なくとも上記基礎側面1aと地面6の境界7を被
覆するように、上記シロアリ防除剤4の下に敷設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シロアリが建物の木質
部材に侵入することを防止する防蟻装置に関するもので
ある。
部材に侵入することを防止する防蟻装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】建造物に食害をもたらすシロアリは、体
内の保水能力に乏しく、例えば水分を摂取せずに移動で
きる距離には限界があることが知られている。またある
程度の保水能力を備える種類のシロアリもいるが、いず
れにしても活発な活動を保障するためには相当量の水分
を必要とし、多くは湿気の多い土中に営巣し、該営巣箇
所から建造物の布基礎や束石等の基礎構築物を伝って建
造物に侵入する。
内の保水能力に乏しく、例えば水分を摂取せずに移動で
きる距離には限界があることが知られている。またある
程度の保水能力を備える種類のシロアリもいるが、いず
れにしても活発な活動を保障するためには相当量の水分
を必要とし、多くは湿気の多い土中に営巣し、該営巣箇
所から建造物の布基礎や束石等の基礎構築物を伝って建
造物に侵入する。
【0003】このようなシロアリの生態に着目してシロ
アリが建物の木質部材、特に床束などの構造部材に巣く
うことを防止する技術が提案されている。
アリが建物の木質部材、特に床束などの構造部材に巣く
うことを防止する技術が提案されている。
【0004】この技術の一例として、摂食すれば死滅す
るホウ素系化合物などの喫食毒性防除剤や接触すれば死
滅する二酸化ケイ素等の接触毒性防除剤などのシロアリ
防除剤を用いる防蟻構造も提案されており、例えば本願
出願人による実公平4−8164号公報に開示されてい
る防蟻構造では、束石や床束を取り囲む囲み板を設け、
この囲み板の内側に上記シロアリ防除剤を充填する防蟻
構造が提案されている。
るホウ素系化合物などの喫食毒性防除剤や接触すれば死
滅する二酸化ケイ素等の接触毒性防除剤などのシロアリ
防除剤を用いる防蟻構造も提案されており、例えば本願
出願人による実公平4−8164号公報に開示されてい
る防蟻構造では、束石や床束を取り囲む囲み板を設け、
この囲み板の内側に上記シロアリ防除剤を充填する防蟻
構造が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の防蟻構造では、構成や設置作業は簡単であるが、防
除剤が地中に拡散して比較的短期間内に有効成分が散逸
し、防蟻効果が薄れる欠点があり、確実に防蟻機能を維
持しようとすれば定期的な点検作業を必要とする。
来の防蟻構造では、構成や設置作業は簡単であるが、防
除剤が地中に拡散して比較的短期間内に有効成分が散逸
し、防蟻効果が薄れる欠点があり、確実に防蟻機能を維
持しようとすれば定期的な点検作業を必要とする。
【0006】また、床下の地面には、防湿上の点から通
常ベタコンクリートと呼ばれるコンクリートが敷設され
るが、このベタコンクリートは打設後も経時的に多少の
収縮を生じることから、特に基礎側面との間に隙間を生
じやすく、上記のように防除剤の防蟻効果が薄れた場合
は、この隙間からシロアリが侵入しやすいという問題が
生じる。
常ベタコンクリートと呼ばれるコンクリートが敷設され
るが、このベタコンクリートは打設後も経時的に多少の
収縮を生じることから、特に基礎側面との間に隙間を生
じやすく、上記のように防除剤の防蟻効果が薄れた場合
は、この隙間からシロアリが侵入しやすいという問題が
生じる。
【0007】本発明は、上記の事情を鑑みてなされたも
のであり、構成が簡単でしかも、防蟻効果の持続性に優
れるとともに、防蟻効果が薄れた場合でもコンクリート
の隙間からのシロアリの侵入を防止しうる防蟻構造を提
供することを目的とするものである。
のであり、構成が簡単でしかも、防蟻効果の持続性に優
れるとともに、防蟻効果が薄れた場合でもコンクリート
の隙間からのシロアリの侵入を防止しうる防蟻構造を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の手段を採用する。
めに本発明は、以下の手段を採用する。
【0009】すなわち、本発明の防蟻構造は、図1に示
すように建築物の基礎1の側面1aを囲む隔壁2を地面
に配設して、この隔壁2により上記基礎側面1aに溝部
3を形成し、この溝部3にシロアリ防除剤4を充填する
防蟻構造を基本として、シロアリ不食性の繊維によりシ
ロアリが通過できないように密に形成したシート部材5
を、少なくとも上記基礎側面1aと地面6の境界7を被
覆するように上記シロアリ防除剤4の下に敷設したこと
を特徴とするものである。
すように建築物の基礎1の側面1aを囲む隔壁2を地面
に配設して、この隔壁2により上記基礎側面1aに溝部
3を形成し、この溝部3にシロアリ防除剤4を充填する
防蟻構造を基本として、シロアリ不食性の繊維によりシ
ロアリが通過できないように密に形成したシート部材5
を、少なくとも上記基礎側面1aと地面6の境界7を被
覆するように上記シロアリ防除剤4の下に敷設したこと
を特徴とするものである。
【0010】この場合、上記シロアリ不食性繊維のシー
ト部材5としては、ガラス繊維シートが機能性や汎用
性、またコスト的な面から優れていると言える。
ト部材5としては、ガラス繊維シートが機能性や汎用
性、またコスト的な面から優れていると言える。
【0011】一方、上記シロアリ防除剤4を、所定のシ
ロアリ防除剤に上記シロアリ不食性繊維のパウダーを混
合して固めた層として使用することも可能である。
ロアリ防除剤に上記シロアリ不食性繊維のパウダーを混
合して固めた層として使用することも可能である。
【0012】また、このシロアリ防除剤4の上に、上記
基礎側面1aの結露水を吸収し、この防除剤層4の乾燥
を抑制する保湿層8を形成することも可能であり、この
場合、上記保湿層を活性炭と砂の混合物によって形成す
ることも可能である。
基礎側面1aの結露水を吸収し、この防除剤層4の乾燥
を抑制する保湿層8を形成することも可能であり、この
場合、上記保湿層を活性炭と砂の混合物によって形成す
ることも可能である。
【0013】
【作用】上記本発明の防蟻構造は、シロアリ不食性繊維
により形成したシート部材5を、少なくとも上記基礎側
面1aと地面6の境界7を被覆するように敷設したもの
であり、コンクリート地面の収縮により境界7に隙間9
が生じても、繊維の集合からなる上記シート部材5は柔
軟性を有して伸縮しうることから上記隙間9を被覆した
状態を保つことが可能であり、これにより防除剤の防蟻
効果が薄れた場合でもコンクリートの隙間からのシロア
リの侵入を防止することが可能である。
により形成したシート部材5を、少なくとも上記基礎側
面1aと地面6の境界7を被覆するように敷設したもの
であり、コンクリート地面の収縮により境界7に隙間9
が生じても、繊維の集合からなる上記シート部材5は柔
軟性を有して伸縮しうることから上記隙間9を被覆した
状態を保つことが可能であり、これにより防除剤の防蟻
効果が薄れた場合でもコンクリートの隙間からのシロア
リの侵入を防止することが可能である。
【0014】そして、上記シート部材5は防除剤4の下
に敷設されることから、防除剤4の地中への拡散を抑制
して有効成分の散逸を遅らせ、防蟻効果を長く保つこと
も可能である。
に敷設されることから、防除剤4の地中への拡散を抑制
して有効成分の散逸を遅らせ、防蟻効果を長く保つこと
も可能である。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本考案の実施の
形態を詳細に説明する。
形態を詳細に説明する。
【0016】図1は本発明実施形態の防蟻構造を示す断
面図、図2は同拡大断面図であり、この実施形態では、
図1に示すように木造建築物の布基礎1の内側に、その
側面1aを内側から取り囲む隔壁2を地面に配設して、
この隔壁2により上記基礎側面1aに溝部3を形成し、
この溝部3にシロアリ防除剤4を充填している。
面図、図2は同拡大断面図であり、この実施形態では、
図1に示すように木造建築物の布基礎1の内側に、その
側面1aを内側から取り囲む隔壁2を地面に配設して、
この隔壁2により上記基礎側面1aに溝部3を形成し、
この溝部3にシロアリ防除剤4を充填している。
【0017】図2に示すように、上記隔壁2はこの例で
は断面直角三角形の柱状体からなり、長辺に相当する面
2aと上記基礎側面1aとでV字状の溝部3を、布基礎
1の内側全周にわたって形成している。
は断面直角三角形の柱状体からなり、長辺に相当する面
2aと上記基礎側面1aとでV字状の溝部3を、布基礎
1の内側全周にわたって形成している。
【0018】そして、本発明では、かかるシロアリ防蟻
構造において、シロアリ不食性の繊維によりシロアリが
通過できないように密に形成したシート部材5を、上記
隔壁2の下から基礎側面1aの一部に沿い、基礎側面1
aとベタコンクリート地面6の境界7を被覆するよう
に、上記シロアリ防除剤4の下に敷設している。
構造において、シロアリ不食性の繊維によりシロアリが
通過できないように密に形成したシート部材5を、上記
隔壁2の下から基礎側面1aの一部に沿い、基礎側面1
aとベタコンクリート地面6の境界7を被覆するよう
に、上記シロアリ防除剤4の下に敷設している。
【0019】上記シロアリ不食性繊維のシート部材5と
しては、ガラス繊維シートが機能性や汎用性、またコス
ト的な面から優れており、この例では布状のガラス繊維
シートをテープ状に形成したものを使用している。
しては、ガラス繊維シートが機能性や汎用性、またコス
ト的な面から優れており、この例では布状のガラス繊維
シートをテープ状に形成したものを使用している。
【0020】一方、上記シロアリ防除剤4としては、例
えば水または水溶性接着剤にホウ酸粉末と上記ガラス繊
維のパウダーを入れて攪拌し、この溶液状のものを上記
V字状溝部3に流し込んで水分を抜くと、ガラス繊維が
硬く綿状に固まった継ぎ目のない防除剤層4が形成され
る。
えば水または水溶性接着剤にホウ酸粉末と上記ガラス繊
維のパウダーを入れて攪拌し、この溶液状のものを上記
V字状溝部3に流し込んで水分を抜くと、ガラス繊維が
硬く綿状に固まった継ぎ目のない防除剤層4が形成され
る。
【0021】このシロアリ防除剤層4は、シロアリ不食
性のガラス繊維パウダーがシロアリが通過できない綿状
の層を継ぎ目なく形成することから、シロアリ防除剤の
効果が無くなった場合でもシロアリの通り抜けを強固に
防止する効果を有する。
性のガラス繊維パウダーがシロアリが通過できない綿状
の層を継ぎ目なく形成することから、シロアリ防除剤の
効果が無くなった場合でもシロアリの通り抜けを強固に
防止する効果を有する。
【0022】他方、上記シロアリ防除剤層4の上には、
上記基礎側面1aの結露水を吸収し、この防除剤層4の
乾燥を抑制する保湿層8が形成されており、この例では
上記保湿層8を粒状活性炭と砂(硼砂)の混合物によっ
て形成している。
上記基礎側面1aの結露水を吸収し、この防除剤層4の
乾燥を抑制する保湿層8が形成されており、この例では
上記保湿層8を粒状活性炭と砂(硼砂)の混合物によっ
て形成している。
【0023】上記活性炭と砂の混合物からなるこの保湿
層8は、とくに活性炭が大量の水分を吸収しうることか
ら、上記基礎側面1aの結露水を吸収して上記防除剤層
4の乾燥を効果的に抑制し、上記シロアリ防除剤層4と
隔壁2または基礎側面1aとの乾燥による剥離を抑えて
隙間の形成を予防することが可能である。また、この保
湿層8は、その重量によっても上記シロアリ防除剤層4
を上から押さえつけ、V字溝部3を形成する上記隔壁2
と基礎側面1aに防除剤層4を密着させる作用も奏す
る。
層8は、とくに活性炭が大量の水分を吸収しうることか
ら、上記基礎側面1aの結露水を吸収して上記防除剤層
4の乾燥を効果的に抑制し、上記シロアリ防除剤層4と
隔壁2または基礎側面1aとの乾燥による剥離を抑えて
隙間の形成を予防することが可能である。また、この保
湿層8は、その重量によっても上記シロアリ防除剤層4
を上から押さえつけ、V字溝部3を形成する上記隔壁2
と基礎側面1aに防除剤層4を密着させる作用も奏す
る。
【0024】しかして、上記本発明実施形態の防蟻構造
は、ガラス繊維により密に形成したシート部材5を、上
記基礎側面1aとベタコンクリート地面6の境界7を被
覆するように敷設したものであり、ベタコンクリートの
収縮により境界7に隙間9が生じても、繊維の集合から
なる上記シート部材5は柔軟性を有して伸縮しうること
から上記隙間9を被覆した状態を保つことが可能であ
り、これにより、防除剤層4の防蟻効果が薄れた場合で
もベタコンクリート6の隙間9からのシロアリの侵入を
防止することが可能である。
は、ガラス繊維により密に形成したシート部材5を、上
記基礎側面1aとベタコンクリート地面6の境界7を被
覆するように敷設したものであり、ベタコンクリートの
収縮により境界7に隙間9が生じても、繊維の集合から
なる上記シート部材5は柔軟性を有して伸縮しうること
から上記隙間9を被覆した状態を保つことが可能であ
り、これにより、防除剤層4の防蟻効果が薄れた場合で
もベタコンクリート6の隙間9からのシロアリの侵入を
防止することが可能である。
【0025】そしてさらに、上記シート部材5は防除剤
4の下に敷設されることから、防除剤4の地中への拡散
を抑制して有効成分の散逸を遅らせ、防蟻効果を長く保
つことが可能である。
4の下に敷設されることから、防除剤4の地中への拡散
を抑制して有効成分の散逸を遅らせ、防蟻効果を長く保
つことが可能である。
【0026】上記、シロアリ不食性繊維のシート部材5
はシロアリが食しないので、シロアリが通過する隙間7
を塞ぐだけでも、シロアリの建築物への進入を防ぐこと
ができる。すなわち、図3に示すように、布基礎1の側
面1aとベタコンクリート地面5との境界7にシロアリ
不食性繊維のシート部材5を敷設し、コーキング剤10
で、該両者を接着するようにしている。
はシロアリが食しないので、シロアリが通過する隙間7
を塞ぐだけでも、シロアリの建築物への進入を防ぐこと
ができる。すなわち、図3に示すように、布基礎1の側
面1aとベタコンクリート地面5との境界7にシロアリ
不食性繊維のシート部材5を敷設し、コーキング剤10
で、該両者を接着するようにしている。
【0027】これにより、コンクリートの収縮等によっ
て上記境界7に隙間9が形成されても、該隙間9がシロ
アリ不食性繊維のシート部材5で覆われることになるの
で、シロアリが建築物に進入することを防ぐことができ
ることになる。
て上記境界7に隙間9が形成されても、該隙間9がシロ
アリ不食性繊維のシート部材5で覆われることになるの
で、シロアリが建築物に進入することを防ぐことができ
ることになる。
【0028】更に、図4は上記シート部材5をガラス繊
維を含有した接着剤11で貼り付けた状態を示すもので
ある。このように構成するだけでも、シロアリが建築物
に進入することを防ぐことができることになる。
維を含有した接着剤11で貼り付けた状態を示すもので
ある。このように構成するだけでも、シロアリが建築物
に進入することを防ぐことができることになる。
【0029】更に、シロアリがガラス繊維を食害しない
点に着目し、図5に示すように、フィラメント径が10
μm前後で長さが30μm〜120μmのガラスパウダ
ー12を粘着性素材(通常のボンドやコーキング材等)
に混入したシロアリ穿孔防止接着剤13を布基礎1とベ
タコンクリート6とのコーナ部に充填しておけば、シロ
アリの通り抜けを強固に防止することが可能である。
点に着目し、図5に示すように、フィラメント径が10
μm前後で長さが30μm〜120μmのガラスパウダ
ー12を粘着性素材(通常のボンドやコーキング材等)
に混入したシロアリ穿孔防止接着剤13を布基礎1とベ
タコンクリート6とのコーナ部に充填しておけば、シロ
アリの通り抜けを強固に防止することが可能である。
【0030】ガラスパウダーの混入比率は、粘着性素材
の接着強度を損なわない程度であれば特に限定されるも
のではないが、粘着性素材1に対してガラスパウダー1
程度とするのが好ましい。また、粘着性素材の成分は、
環境問題を考慮すると水溶性であるのが好ましい。
の接着強度を損なわない程度であれば特に限定されるも
のではないが、粘着性素材1に対してガラスパウダー1
程度とするのが好ましい。また、粘着性素材の成分は、
環境問題を考慮すると水溶性であるのが好ましい。
【0031】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明の構成は布基礎以外の、例えば束石等にも採用しう
る。
発明の構成は布基礎以外の、例えば束石等にも採用しう
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の防蟻構造
は、シロアリ不食性の繊維によりシロアリが通過できな
いように密に形成したシート部材を、少なくとも上記基
礎側面と地面との境界を被覆するようにシロアリ防除剤
の下に敷設したものであり、コンクリート地面の収縮に
より基礎側面との境界に隙間が生じても、繊維の集合か
らなる上記シート部材は柔軟性を有して伸縮し、上記隙
間を被覆した状態を保つことが可能であり、これにより
上記防除剤層の防蟻効果が薄れた場合でも上記コンクリ
ート地面の隙間からのシロアリの侵入を防止することが
可能である。
は、シロアリ不食性の繊維によりシロアリが通過できな
いように密に形成したシート部材を、少なくとも上記基
礎側面と地面との境界を被覆するようにシロアリ防除剤
の下に敷設したものであり、コンクリート地面の収縮に
より基礎側面との境界に隙間が生じても、繊維の集合か
らなる上記シート部材は柔軟性を有して伸縮し、上記隙
間を被覆した状態を保つことが可能であり、これにより
上記防除剤層の防蟻効果が薄れた場合でも上記コンクリ
ート地面の隙間からのシロアリの侵入を防止することが
可能である。
【0033】そしてさらに、上記不食性繊維のシート部
材は上記シロアリ防除剤の下に敷設されることから、こ
の防除剤の地中への拡散を抑制して有効成分の散逸を遅
らせ、防蟻効果を長く保つことが可能である。
材は上記シロアリ防除剤の下に敷設されることから、こ
の防除剤の地中への拡散を抑制して有効成分の散逸を遅
らせ、防蟻効果を長く保つことが可能である。
【0034】また、シロアリ防除剤と不食性繊維パウダ
ーとを混合して固めた層状にして使用することにより、
シロアリ防除剤層の防除剤の効果が無くなった場合でも
シロアリの通り抜けを強固に防止することが可能であ
る。
ーとを混合して固めた層状にして使用することにより、
シロアリ防除剤層の防除剤の効果が無くなった場合でも
シロアリの通り抜けを強固に防止することが可能であ
る。
【0035】さらに、このアリ防除剤層の上に保湿層を
形成することにより、上記基礎側面の結露水を吸収して
保水し、上記防除剤層の乾燥を効果的に抑制することが
可能であり、これにより上記防除剤層の隔壁や基礎側面
からの乾燥による剥離を抑えて隙間の形成を予防すると
ともに、この保湿層はその重量によっても上記防除剤層
を上から押さえつけ、溝部を形成する隔壁と基礎側面に
防除剤層を密着させる効果を奏する。
形成することにより、上記基礎側面の結露水を吸収して
保水し、上記防除剤層の乾燥を効果的に抑制することが
可能であり、これにより上記防除剤層の隔壁や基礎側面
からの乾燥による剥離を抑えて隙間の形成を予防すると
ともに、この保湿層はその重量によっても上記防除剤層
を上から押さえつけ、溝部を形成する隔壁と基礎側面に
防除剤層を密着させる効果を奏する。
【0036】更に、上記シロアリ不食性繊維のシート部
材を、建築物の基礎側面と地面との境界に敷設するだけ
でも、シロアリが建築物に進入するのを防止する効果が
ある。
材を、建築物の基礎側面と地面との境界に敷設するだけ
でも、シロアリが建築物に進入するのを防止する効果が
ある。
【図1】本発明実施形態の防蟻構造を示す断面図であ
る。
る。
【図2】同実施形態の防蟻構造の拡大断面図である。
【図3】本発明の他の防蟻構造の拡大断面図である。
【図4】本発明の更に他の防蟻構造の拡大断面図であ
る。
る。
【図5】本発明のシロアリ穿孔防止接着剤の充填部を示
す断面図である。
す断面図である。
1 布基礎 1a 基礎側面 2 隔壁 3 溝部 4 シロアリ防除剤層 5 シロアリ不食性シート部材 6 ベタコンクリート地面 7 境界 8 保湿層 9 隙間 12 ガラスパウダー 13 シロアリ穿孔防止接着剤
Claims (7)
- 【請求項1】 建築物の基礎の側面を囲む隔壁を地面に
配設して、この隔壁により上記基礎側面に溝部を形成
し、この溝部にシロアリ防除剤を充填する防蟻構造にお
いて、シロアリ不食性の繊維によりシロアリが通過でき
ないように密に形成したシート部材を、少なくとも上記
基礎側面と地面との境界を被覆するように上記シロアリ
防除剤の下に敷設したことを特徴とする防蟻構造。 - 【請求項2】 上記シート部材がガラス繊維シートから
なる請求項1記載の防蟻構造。 - 【請求項3】 上記シロアリ防除剤が、所定のシロアリ
防除剤に上記シロアリ不食性繊維のパウダーを混合して
固めた層からなる請求項1または2記載の防蟻構造。 - 【請求項4】 上記シロアリ防除剤の上に、上記基礎側
面の結露水を吸収し、この防除剤の乾燥を抑制する保湿
層を形成した請求項1,2または3記載の防蟻構造。 - 【請求項5】 上記保湿層が活性炭と砂の混合物からな
る請求項1,2,3または4記載の防蟻構造。 - 【請求項6】 建築物の基礎と地面との境界に、シロア
リ不食性のシートを敷設したことを特徴とする防蟻構
造。 - 【請求項7】 粘着性素材にガラスパウダーを混入して
生成したことを特徴とするシロアリ穿孔防止接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11188512A JP2000355986A (ja) | 1998-09-29 | 1999-07-02 | 防蟻構造およびシロアリ穿孔防止接着剤 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27485698 | 1998-09-29 | ||
| JP10-274856 | 1999-04-15 | ||
| JP10748099 | 1999-04-15 | ||
| JP11-107480 | 1999-04-15 | ||
| JP11188512A JP2000355986A (ja) | 1998-09-29 | 1999-07-02 | 防蟻構造およびシロアリ穿孔防止接着剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000355986A true JP2000355986A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=27310988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11188512A Pending JP2000355986A (ja) | 1998-09-29 | 1999-07-02 | 防蟻構造およびシロアリ穿孔防止接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000355986A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003029333A1 (en) * | 2001-09-28 | 2003-04-10 | Owens Corning | Termite-resistant foam article |
| JP2006316491A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Mag:Kk | 壁内通気構造 |
| WO2010061424A1 (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-03 | 株式会社片山化学工業研究所 | 防蟻シートおよびそれを用いた防蟻構造 |
-
1999
- 1999-07-02 JP JP11188512A patent/JP2000355986A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003029333A1 (en) * | 2001-09-28 | 2003-04-10 | Owens Corning | Termite-resistant foam article |
| JP2006316491A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Mag:Kk | 壁内通気構造 |
| WO2010061424A1 (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-03 | 株式会社片山化学工業研究所 | 防蟻シートおよびそれを用いた防蟻構造 |
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