JP2000356122A - 内燃機関の排気浄化装置の劣化判別装置 - Google Patents
内燃機関の排気浄化装置の劣化判別装置Info
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- F01N3/0828—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by using absorbents or adsorbents characterised by the absorbed or adsorbed substances
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- F01N11/00—Monitoring or diagnostic devices for exhaust-gas treatment apparatus
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- F01N2550/03—Monitoring or diagnosing the deterioration of exhaust systems of sorbing activity of adsorbents or absorbents
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関の排気系に設けられて排気ガス中の
未燃成分、例えば未燃HC成分を吸着する吸着材からな
る排気浄化装置の劣化判別装置において、簡易な構成で
吸着材の劣化を精度良く判別する。 【解決手段】 検出した吸着材温度TTRSが劣化開始
しきい値TTRSLを超えるか否か判断し(S16)、
肯定されるときは検出した吸着材温度TTRSから劣化
進行度を示す値αを算出し(S18)、算出したαを劣
化判別パラメータTRSAGEDに積算し(S20)、
積算した劣化判別パラメータTRSAGEDを劣化判別
しきい値XTRSAGEDと比較し(S22)、それを
超えるとき、HC吸着材が劣化と判別する(S26)。
あるいは、温度センサに代えて温度スイッチを使用す
る。
未燃成分、例えば未燃HC成分を吸着する吸着材からな
る排気浄化装置の劣化判別装置において、簡易な構成で
吸着材の劣化を精度良く判別する。 【解決手段】 検出した吸着材温度TTRSが劣化開始
しきい値TTRSLを超えるか否か判断し(S16)、
肯定されるときは検出した吸着材温度TTRSから劣化
進行度を示す値αを算出し(S18)、算出したαを劣
化判別パラメータTRSAGEDに積算し(S20)、
積算した劣化判別パラメータTRSAGEDを劣化判別
しきい値XTRSAGEDと比較し(S22)、それを
超えるとき、HC吸着材が劣化と判別する(S26)。
あるいは、温度センサに代えて温度スイッチを使用す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関の排気
浄化装置の劣化判別装置に関し、より詳しくは機関始動
時の未燃成分、例えば未燃HC成分を吸着する吸着手段
(材)の劣化を判別する装置に関する。
浄化装置の劣化判別装置に関し、より詳しくは機関始動
時の未燃成分、例えば未燃HC成分を吸着する吸着手段
(材)の劣化を判別する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関においては排気系(排気管)に
触媒装置を設けて排気ガス中の未燃成分、具体的にはH
C(炭化水素),NOx(窒素酸化物),CO(一酸化
炭素)成分を除去して排気ガスの浄化を図っているが、
機関の冷間始動時など触媒装置が活性化していないと
き、未燃成分、特に未燃HC成分(以下「HC」とい
う)がそのまま機関外に放出される。
触媒装置を設けて排気ガス中の未燃成分、具体的にはH
C(炭化水素),NOx(窒素酸化物),CO(一酸化
炭素)成分を除去して排気ガスの浄化を図っているが、
機関の冷間始動時など触媒装置が活性化していないと
き、未燃成分、特に未燃HC成分(以下「HC」とい
う)がそのまま機関外に放出される。
【0003】そこで、内燃機関の排気系に設けられて排
気ガス中のHC成分を吸着する吸着手段を備える排気浄
化装置、より具体的には内燃機関の排気管から分岐し、
切り換えバルブを介して開閉されると共に、その下流の
合流点で前記排気管に再び合流するバイパス排気通路に
ゼオライトなどからなる吸着手段(吸着材)を設け、前
記バイパス排気通路を開放して機関始動時の排気ガスを
流入させ、排気ガス中のHCを前記吸着手段に吸着さ
せ、次いで前記排気通路を閉鎖して吸着させたHCを脱
離させると共に、脱離させたHCを触媒装置の上流側に
供給して浄化する排気浄化装置が知られている。
気ガス中のHC成分を吸着する吸着手段を備える排気浄
化装置、より具体的には内燃機関の排気管から分岐し、
切り換えバルブを介して開閉されると共に、その下流の
合流点で前記排気管に再び合流するバイパス排気通路に
ゼオライトなどからなる吸着手段(吸着材)を設け、前
記バイパス排気通路を開放して機関始動時の排気ガスを
流入させ、排気ガス中のHCを前記吸着手段に吸着さ
せ、次いで前記排気通路を閉鎖して吸着させたHCを脱
離させると共に、脱離させたHCを触媒装置の上流側に
供給して浄化する排気浄化装置が知られている。
【0004】そのような排気浄化装置を備えるとき、装
置の劣化あるいは故障などの異常が生じると、所期の浄
化性能を期待し得ないことから、例えば特開平8−93
458号公報あるいは特開平8−218850号公報に
おいて排気浄化装置の異常を判別する技術が提案されて
いる。
置の劣化あるいは故障などの異常が生じると、所期の浄
化性能を期待し得ないことから、例えば特開平8−93
458号公報あるいは特開平8−218850号公報に
おいて排気浄化装置の異常を判別する技術が提案されて
いる。
【0005】特開平8−93458号公報記載技術にお
いては、バイパス通路の下流にHC濃度を検出するHC
センサを配置し、吸着モード(工程)中と脱離モード中
のHC濃度をそれぞれ検出し、所定値と比較することで
装置、特に切り換えバルブなどに機械的な故障が生じた
か否か判別している。同様に、還流路にHCセンサを配
置して還流HC総量を求め、所定値と比較することで還
流路開閉バルブなどに機械的な故障が生じたか否か判別
している。
いては、バイパス通路の下流にHC濃度を検出するHC
センサを配置し、吸着モード(工程)中と脱離モード中
のHC濃度をそれぞれ検出し、所定値と比較することで
装置、特に切り換えバルブなどに機械的な故障が生じた
か否か判別している。同様に、還流路にHCセンサを配
置して還流HC総量を求め、所定値と比較することで還
流路開閉バルブなどに機械的な故障が生じたか否か判別
している。
【0006】また、特開平8−218850号公報記載
技術においては、吸着手段の上流側(触媒装置の下流
側)と還流通路の上流側にそれぞれ酸素濃度センサを配
置し、還流時の両出力が一致するまでの時間を測定する
ことで、吸着手段の劣化を含む装置の異常を判別してい
る。
技術においては、吸着手段の上流側(触媒装置の下流
側)と還流通路の上流側にそれぞれ酸素濃度センサを配
置し、還流時の両出力が一致するまでの時間を測定する
ことで、吸着手段の劣化を含む装置の異常を判別してい
る。
【0007】即ち、脱離モードで吸着手段に吸着されて
いたHCが脱離して排気ガスと共に還流されることか
ら、還流通路の空燃比は、脱離モード中は吸着手段上流
側の空燃比よりもリッチになると共に、脱離モードが完
了して脱離HCが浄化されると、両者は一致する筈と言
う知見に基づき、一致する迄の時間を測定することで異
常を判別している。さらに、酸素濃度センサに代えてH
Cセンサを使用し、同様に脱離モード中のHC濃度から
異常を判別する構成も開示している。
いたHCが脱離して排気ガスと共に還流されることか
ら、還流通路の空燃比は、脱離モード中は吸着手段上流
側の空燃比よりもリッチになると共に、脱離モードが完
了して脱離HCが浄化されると、両者は一致する筈と言
う知見に基づき、一致する迄の時間を測定することで異
常を判別している。さらに、酸素濃度センサに代えてH
Cセンサを使用し、同様に脱離モード中のHC濃度から
異常を判別する構成も開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した如く、排気ガ
スの浄化を所期の通り実現するためには、排気浄化装
置、特に吸着手段の劣化を判別する必要があるが、前記
した従来技術の中、特開平8−93458号公報記載技
術は、HCセンサを介してHCの挙動を直接的に監視し
ているものの、判別対象は切り換えバルブなどの機械的
な異常であって吸着手段の劣化を判別するものではなか
った。
スの浄化を所期の通り実現するためには、排気浄化装
置、特に吸着手段の劣化を判別する必要があるが、前記
した従来技術の中、特開平8−93458号公報記載技
術は、HCセンサを介してHCの挙動を直接的に監視し
ているものの、判別対象は切り換えバルブなどの機械的
な異常であって吸着手段の劣化を判別するものではなか
った。
【0009】また、特開平8−218850号公報記載
技術は、脱離モード中のHC濃度を検出して吸着手段の
劣化を含む装置の異常を判別しているが、吸着モード中
に吸着手段に流入して吸着したHC濃度あるいはHC量
を検出していないため、吸着HC量にバラツキがあるよ
うな場合、検出精度が低下するのを免れない。還流量が
変動するときも、同様である。
技術は、脱離モード中のHC濃度を検出して吸着手段の
劣化を含む装置の異常を判別しているが、吸着モード中
に吸着手段に流入して吸着したHC濃度あるいはHC量
を検出していないため、吸着HC量にバラツキがあるよ
うな場合、検出精度が低下するのを免れない。還流量が
変動するときも、同様である。
【0010】いずれにしても、特開平8−218850
号公報記載技術は、吸着手段の上流側(触媒装置の下流
側)と還流通路の上流側の酸素濃度あるいはHC濃度を
検出すると共に、還流時の両出力が一致するまでの時間
を測定する必要があって構成が複雑であった。
号公報記載技術は、吸着手段の上流側(触媒装置の下流
側)と還流通路の上流側の酸素濃度あるいはHC濃度を
検出すると共に、還流時の両出力が一致するまでの時間
を測定する必要があって構成が複雑であった。
【0011】従って、この発明の目的は従来技術の上記
した不都合を解消し、内燃機関の排気系に設けられて排
気ガス中の未燃成分、例えばHCを吸着する吸着手段を
備える排気浄化装置を備えてなる内燃機関の排気浄化装
置の劣化判別装置において、簡易な構成でありながら、
吸着手段の劣化を精度良く判別するようにした内燃機関
の排気浄化装置の劣化判別装置を提供することにある。
した不都合を解消し、内燃機関の排気系に設けられて排
気ガス中の未燃成分、例えばHCを吸着する吸着手段を
備える排気浄化装置を備えてなる内燃機関の排気浄化装
置の劣化判別装置において、簡易な構成でありながら、
吸着手段の劣化を精度良く判別するようにした内燃機関
の排気浄化装置の劣化判別装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明は請求項1項において、内燃機関の排気系
に設けられて排気ガス中の未燃成分を吸着する吸着手段
を備える排気浄化装置の劣化判別装置において、前記吸
着手段に配置されて前記吸着手段の温度を検出する温度
検出手段、前記検出された吸着手段の温度が所定値を超
える時間を積算して時間積算値を算出する時間積算値算
出手段、および前記算出された時間積算値に基づいて前
記吸着手段が劣化しているか否か判別する吸着手段劣化
判別手段を備える如く構成した。
めにこの発明は請求項1項において、内燃機関の排気系
に設けられて排気ガス中の未燃成分を吸着する吸着手段
を備える排気浄化装置の劣化判別装置において、前記吸
着手段に配置されて前記吸着手段の温度を検出する温度
検出手段、前記検出された吸着手段の温度が所定値を超
える時間を積算して時間積算値を算出する時間積算値算
出手段、および前記算出された時間積算値に基づいて前
記吸着手段が劣化しているか否か判別する吸着手段劣化
判別手段を備える如く構成した。
【0013】吸着手段の劣化が温度に依存して進行する
と言う点に着目して吸着手段の温度を検出し、所定値を
超える時間を積算して時間積算値を算出し、算出された
時間積算値に基づいて吸着手段が劣化しているか否か判
別する如く構成したので、簡易な構成でありながら、吸
着手段の劣化を精度良く判別することができる。
と言う点に着目して吸着手段の温度を検出し、所定値を
超える時間を積算して時間積算値を算出し、算出された
時間積算値に基づいて吸着手段が劣化しているか否か判
別する如く構成したので、簡易な構成でありながら、吸
着手段の劣化を精度良く判別することができる。
【0014】請求項2項にあっては、前記吸着手段劣化
判別手段は、前記算出された時間積算値を劣化判別しき
い値と比較して前記吸着手段が劣化しているか否か判別
する如く構成した。
判別手段は、前記算出された時間積算値を劣化判別しき
い値と比較して前記吸着手段が劣化しているか否か判別
する如く構成した。
【0015】算出された時間積算値を劣化判別しきい値
と比較して吸着手段が劣化しているか否か判別する如く
構成したので、一層簡易な構成でありながら、吸着手段
の劣化をより精度良く判別することができる。
と比較して吸着手段が劣化しているか否か判別する如く
構成したので、一層簡易な構成でありながら、吸着手段
の劣化をより精度良く判別することができる。
【0016】請求項3項にあっては、前記時間積算値お
よび劣化判別しきい値の少なくともいずれかが、前記検
出された吸着手段の温度に応じて変更される如く構成し
た。
よび劣化判別しきい値の少なくともいずれかが、前記検
出された吸着手段の温度に応じて変更される如く構成し
た。
【0017】時間積算値および劣化判別しきい値の少な
くともいずれか前記検出された吸着手段の温度に応じて
変更される如く構成したので、例えば時間積算値が、前
記検出された吸着手段の温度に応じて増加される如く構
成することで、吸着手段の劣化進行度に応じて劣化と判
別される可能性を増大させることができ、劣化判別精度
を向上させることができる。
くともいずれか前記検出された吸着手段の温度に応じて
変更される如く構成したので、例えば時間積算値が、前
記検出された吸着手段の温度に応じて増加される如く構
成することで、吸着手段の劣化進行度に応じて劣化と判
別される可能性を増大させることができ、劣化判別精度
を向上させることができる。
【0018】尚、前記吸着手段劣化判別手段は、前記吸
着手段が劣化していると判別するとき、警告灯を点灯す
る如く構成しても良く、それによって乗員に吸着手段の
劣化を報知することができる。
着手段が劣化していると判別するとき、警告灯を点灯す
る如く構成しても良く、それによって乗員に吸着手段の
劣化を報知することができる。
【0019】また、上記において吸着手段の「劣化」と
は、吸着手段の吸着能力(容量)の劣化あるいは低下を
意味する。
は、吸着手段の吸着能力(容量)の劣化あるいは低下を
意味する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に即してこの発明
の実施の形態を説明する。
の実施の形態を説明する。
【0021】図1は、この発明の一つの実施の形態に係
る内燃機関の排気浄化装置の劣化判別装置を全体的に示
す概略図である。
る内燃機関の排気浄化装置の劣化判別装置を全体的に示
す概略図である。
【0022】図において、符合10はOHC直列4気筒
の内燃機関(以下「エンジン」という)を示し(1気筒
のみ図示)、吸気管(吸気路)12の先端に配置された
エアクリーナ(図示せず)から吸引された空気は、スロ
ットルバルブ14でその流量を調節されつつ、サージタ
ンク16と吸気マニホルド18を経て、2個の吸気バル
ブ20(1個のみ図示)を介して第1気筒から第4気筒
へと送られる。
の内燃機関(以下「エンジン」という)を示し(1気筒
のみ図示)、吸気管(吸気路)12の先端に配置された
エアクリーナ(図示せず)から吸引された空気は、スロ
ットルバルブ14でその流量を調節されつつ、サージタ
ンク16と吸気マニホルド18を経て、2個の吸気バル
ブ20(1個のみ図示)を介して第1気筒から第4気筒
へと送られる。
【0023】また、吸気管12には、スロットルバルブ
14の配置位置付近にそれをバイパスするバイパス路2
2が設けられる。バイパス路22には、それを開閉する
電磁ソレノイドバルブからなるバルブ(EACV)24
が介挿される。
14の配置位置付近にそれをバイパスするバイパス路2
2が設けられる。バイパス路22には、それを開閉する
電磁ソレノイドバルブからなるバルブ(EACV)24
が介挿される。
【0024】各気筒の前記した吸気バルブ20の付近に
はインジェクタ(燃料噴射弁)26が設けられ、燃料を
噴射する。噴射されて吸気と一体になった混合気は吸入
行程にある気筒の燃焼室28に吸入され、圧縮行程で圧
縮された後に点火プラグ(図示せず)を介して着火され
て燃焼し、ピストン30を図において下方に駆動する。
はインジェクタ(燃料噴射弁)26が設けられ、燃料を
噴射する。噴射されて吸気と一体になった混合気は吸入
行程にある気筒の燃焼室28に吸入され、圧縮行程で圧
縮された後に点火プラグ(図示せず)を介して着火され
て燃焼し、ピストン30を図において下方に駆動する。
【0025】燃焼後の排気ガスは2個の排気バルブ(1
個のみ図示)34および排気マニホルド36を介して排
気管(排気路)38に排出され、排気管38において排
気マニホルド36の下流の図示しない車両の床下に設け
られた、第1の触媒装置(三元触媒)40、その下流に
設けられた、第1の触媒ベッド42aおよび第2の触媒
ベッド42b(共に三元触媒)を備える第2の触媒装置
42を通過させられ、さらに下流のマフラおよびテール
パイプ(共に図示せず)を含む後端部46を経て大気中
に放出される。
個のみ図示)34および排気マニホルド36を介して排
気管(排気路)38に排出され、排気管38において排
気マニホルド36の下流の図示しない車両の床下に設け
られた、第1の触媒装置(三元触媒)40、その下流に
設けられた、第1の触媒ベッド42aおよび第2の触媒
ベッド42b(共に三元触媒)を備える第2の触媒装置
42を通過させられ、さらに下流のマフラおよびテール
パイプ(共に図示せず)を含む後端部46を経て大気中
に放出される。
【0026】エンジン10は、いわゆる可変バルブタイ
ミング機構50(図1にV/Tと示す)を備える。可変
バルブタイミング機構50は公知の如く、エンジン回転
数NEおよび吸気管内絶対圧PBAなどの運転状態に応
じて吸排気バルブタイミングを高低2種のタイミング特
性の間で切り換える。尚、このバルブタイミング特性
は、2個の吸気バルブの一方を休止する動作を含む。
ミング機構50(図1にV/Tと示す)を備える。可変
バルブタイミング機構50は公知の如く、エンジン回転
数NEおよび吸気管内絶対圧PBAなどの運転状態に応
じて吸排気バルブタイミングを高低2種のタイミング特
性の間で切り換える。尚、このバルブタイミング特性
は、2個の吸気バルブの一方を休止する動作を含む。
【0027】排気管38は第2の触媒装置42が配置さ
れた位置の下流で分岐させられ、分岐管52は、排気管
38を囲むようにその周りに気密に取り付けられた円筒
ケース54に接続される。これによって、排気ガス流路
として、排気管内を通るメイン排気通路38aと、分岐
管52と円筒ケース54の内部空間を通るバイパス排気
通路56が形成される。燃焼室28から排出された排気
ガスは、少なくともそのいずれか一方の排気通路を通っ
て流れる。
れた位置の下流で分岐させられ、分岐管52は、排気管
38を囲むようにその周りに気密に取り付けられた円筒
ケース54に接続される。これによって、排気ガス流路
として、排気管内を通るメイン排気通路38aと、分岐
管52と円筒ケース54の内部空間を通るバイパス排気
通路56が形成される。燃焼室28から排出された排気
ガスは、少なくともそのいずれか一方の排気通路を通っ
て流れる。
【0028】排気管38の分岐点には切り換えバルブ6
0が設けられる。図2は切り換えバルブ60の説明拡大
断面図であり、図3は図2のIII −III 線断面図であ
る。
0が設けられる。図2は切り換えバルブ60の説明拡大
断面図であり、図3は図2のIII −III 線断面図であ
る。
【0029】図2および図3を参照して説明すると、切
り換えバルブ60は、メイン排気通路38aを規定する
排気管円形内壁面38bより大径の平面円形なバルブデ
ィスク60aと、それに断面逆C字状のアーム60bを
介して固定された、バイパス排気通路56の一部を規定
する分岐管52の円形内壁面52aより大径の平面円形
なバルブディスク60cとを備える。バルブディスク6
0cはステム60dを介してシャフト60eに固定され
る。
り換えバルブ60は、メイン排気通路38aを規定する
排気管円形内壁面38bより大径の平面円形なバルブデ
ィスク60aと、それに断面逆C字状のアーム60bを
介して固定された、バイパス排気通路56の一部を規定
する分岐管52の円形内壁面52aより大径の平面円形
なバルブディスク60cとを備える。バルブディスク6
0cはステム60dを介してシャフト60eに固定され
る。
【0030】シャフト60eは、図1に示す如く、バル
ブ作動機構64に接続され、バルブ作動機構64は、前
記スロットルバルブ14下流位置に、負圧導入路66を
介して接続される。負圧導入路66には電磁ソレノイド
バルブ(TRPV)68が設けられ、TRPV68はオ
ン(励磁)されると、負圧導入路を開放して負圧を導入
する。
ブ作動機構64に接続され、バルブ作動機構64は、前
記スロットルバルブ14下流位置に、負圧導入路66を
介して接続される。負圧導入路66には電磁ソレノイド
バルブ(TRPV)68が設けられ、TRPV68はオ
ン(励磁)されると、負圧導入路を開放して負圧を導入
する。
【0031】バルブ作動機構64は、負圧が導入される
と、シャフト60eを図2に実線で示す位置に回転させ
る。その結果、バルブディスク60aは排気管38内に
設けられたバルブシート60fに当接し、メイン排気通
路38aを閉鎖する。
と、シャフト60eを図2に実線で示す位置に回転させ
る。その結果、バルブディスク60aは排気管38内に
設けられたバルブシート60fに当接し、メイン排気通
路38aを閉鎖する。
【0032】TRPV68がオフ(非励磁)されると、
負圧導入路66は大気に開放され、シャフト60eはリ
ターンスプリング(図示せず)に作用によって図2に想
像線で示す位置に回転させられる。その結果、バルブデ
ィスク60cはバルブシート60gに当接し、バイパス
排気通路56を閉鎖する。
負圧導入路66は大気に開放され、シャフト60eはリ
ターンスプリング(図示せず)に作用によって図2に想
像線で示す位置に回転させられる。その結果、バルブデ
ィスク60cはバルブシート60gに当接し、バイパス
排気通路56を閉鎖する。
【0033】尚、TRPV68を適宜に駆動して導入す
る負圧量を調整することにより、バルブディスク60c
(およびバルブディスク60a)を図2に想像線および
実線で示す位置の間の中間位置、例えばバイパス排気通
路56を少量だけ開放する位置に駆動することも可能で
ある。
る負圧量を調整することにより、バルブディスク60c
(およびバルブディスク60a)を図2に想像線および
実線で示す位置の間の中間位置、例えばバイパス排気通
路56を少量だけ開放する位置に駆動することも可能で
ある。
【0034】図2に示す如く、2個のバルブディスク6
0a,60cは所定の角度θをなすようにシャフト60
eに取り付けられ、バルブディスク60aがメイン排気
通路38aを閉鎖するとき、バルブディスク60cはバ
ルブシート60gから離れてバイパス排気通路56への
排気ガスの流入を妨げないと共に、バルブディスク60
cがバイパス排気通路56を閉鎖するとき、バルブディ
スク60aはバルブシート60fから離れてメイン排気
通路38aへの排気ガスの流入を妨げないように構成さ
れる。
0a,60cは所定の角度θをなすようにシャフト60
eに取り付けられ、バルブディスク60aがメイン排気
通路38aを閉鎖するとき、バルブディスク60cはバ
ルブシート60gから離れてバイパス排気通路56への
排気ガスの流入を妨げないと共に、バルブディスク60
cがバイパス排気通路56を閉鎖するとき、バルブディ
スク60aはバルブシート60fから離れてメイン排気
通路38aへの排気ガスの流入を妨げないように構成さ
れる。
【0035】図1の説明に戻ると、円筒ケース54内の
バイパス排気通路56には担体(ハニカム体)に担持さ
れてなるHC吸着材(HC吸着手段あるいはHC吸着触
媒)74が配置される。HC吸着材74は2個のベッ
ド、即ち、上流側(分岐管52に近い側)の第1の吸着
材(ベッド)74aと下流側(後部端46に近い側)の
第2の吸着材(ベッド)74bとからなる。
バイパス排気通路56には担体(ハニカム体)に担持さ
れてなるHC吸着材(HC吸着手段あるいはHC吸着触
媒)74が配置される。HC吸着材74は2個のベッ
ド、即ち、上流側(分岐管52に近い側)の第1の吸着
材(ベッド)74aと下流側(後部端46に近い側)の
第2の吸着材(ベッド)74bとからなる。
【0036】より具体的には図4に示す如く、円筒ケー
ス54は排気管38を囲んで断面円形状に構成される。
即ち、排気管38はHC吸着材74に近接して配置さ
れ、HC吸着材74の昇温を促進して未燃成分を早期に
脱離させ、速やかに吸気系に還流できるように構成され
る。
ス54は排気管38を囲んで断面円形状に構成される。
即ち、排気管38はHC吸着材74に近接して配置さ
れ、HC吸着材74の昇温を促進して未燃成分を早期に
脱離させ、速やかに吸気系に還流できるように構成され
る。
【0037】HC吸着材は、ゼオライト(結晶性アルミ
ノケイ酸塩およびメタロシリケートの総称。沸石の一
種)などの、大きな内部表面積を持つ多孔体からなる。
ゼオライト吸着材は、形や大きさが規則的な細孔を備
え、その入口径はゼオライトの種類により異なる。
ノケイ酸塩およびメタロシリケートの総称。沸石の一
種)などの、大きな内部表面積を持つ多孔体からなる。
ゼオライト吸着材は、形や大きさが規則的な細孔を備
え、その入口径はゼオライトの種類により異なる。
【0038】細孔径は0.2nmから1.0nmでほぼ
HCの分子径に相当する。ゼオライト吸着材は、100
℃未満の低温時にHCを吸着し、100℃から250℃
で吸着したHCを脱離させる。尚、この温度はHCの種
別(C数)によって異なり、C数が増加するにつれて増
大する。またゼオライトの種別によっても異なる。
HCの分子径に相当する。ゼオライト吸着材は、100
℃未満の低温時にHCを吸着し、100℃から250℃
で吸着したHCを脱離させる。尚、この温度はHCの種
別(C数)によって異なり、C数が増加するにつれて増
大する。またゼオライトの種別によっても異なる。
【0039】吸着には、分子間引力による物理吸着と、
化学的に結合を生じさせる化学吸着があり、ゼオライト
の吸着作用は主として物理吸着による。物理吸着では細
孔径に応じて吸着できるHC化合物が異なる。
化学的に結合を生じさせる化学吸着があり、ゼオライト
の吸着作用は主として物理吸着による。物理吸着では細
孔径に応じて吸着できるHC化合物が異なる。
【0040】図5にHC化合物に対する各種のゼオライ
ト吸着材の種別ごとの特性を示す(図5で○印は吸着性
良好、×印は吸着性不良、△印は吸着性普通を意味す
る)。従って、吸着しようとする分子径に応じて適宜な
ゼオライト種、あるいは異なるゼオライト種、例えばG
a−MFIとモルデナイトを組み合わせて吸着材とする
のが望ましい。尚、図示されていないが、メタンCH4
などを吸着させるにはさらに小さい細孔径を必要とす
る。
ト吸着材の種別ごとの特性を示す(図5で○印は吸着性
良好、×印は吸着性不良、△印は吸着性普通を意味す
る)。従って、吸着しようとする分子径に応じて適宜な
ゼオライト種、あるいは異なるゼオライト種、例えばG
a−MFIとモルデナイトを組み合わせて吸着材とする
のが望ましい。尚、図示されていないが、メタンCH4
などを吸着させるにはさらに小さい細孔径を必要とす
る。
【0041】かかるゼオライトと触媒素子の混合物をハ
ニカム体に担持させてHC吸着材74を製作する。ゼオ
ライト系のHC吸着材74は耐熱性に優れ、高温下にお
いても1100℃程度未満であれば、劣化することがな
い。尚、耐熱温度もゼオライトの種別により異なり、異
種のゼオライトを組み合わせてなるときは、組み合わせ
に応じて耐熱温度が決まる。
ニカム体に担持させてHC吸着材74を製作する。ゼオ
ライト系のHC吸着材74は耐熱性に優れ、高温下にお
いても1100℃程度未満であれば、劣化することがな
い。尚、耐熱温度もゼオライトの種別により異なり、異
種のゼオライトを組み合わせてなるときは、組み合わせ
に応じて耐熱温度が決まる。
【0042】図1の説明に戻ると、排気管38には円筒
ケース54の下流(後部端46に近い側)において孔
(合流点)76が90度間隔で4個穿設され、メイン排
気通路38aとバイパス排気通路56は、孔76を介し
て連通される。従って、バイパス排気通路56は、この
位置でメイン排気通路38aに合流する。
ケース54の下流(後部端46に近い側)において孔
(合流点)76が90度間隔で4個穿設され、メイン排
気通路38aとバイパス排気通路56は、孔76を介し
て連通される。従って、バイパス排気通路56は、この
位置でメイン排気通路38aに合流する。
【0043】他方、円筒ケース54には上流側(分岐管
52に近い側)においてEGR(排気還流)通路82が
接続され、バイパス排気通路56と、吸気管12の前記
スロットルバルブ14下流位置との間が連通される。
52に近い側)においてEGR(排気還流)通路82が
接続され、バイパス排気通路56と、吸気管12の前記
スロットルバルブ14下流位置との間が連通される。
【0044】EGR通路82の適宜位置には電磁ソレノ
イドバルブからなるEGR制御バルブ84が介挿され
る。EGR制御バルブ84はオン(励磁)されると、E
GR通路82を開放する。また、EGR制御バルブ84
の付近にはリフトセンサ86が設けられ、EGR制御バ
ルブ84のリフト量(ストローク)lact、即ち、バ
ルブ開度に応じた信号を出力する。
イドバルブからなるEGR制御バルブ84が介挿され
る。EGR制御バルブ84はオン(励磁)されると、E
GR通路82を開放する。また、EGR制御バルブ84
の付近にはリフトセンサ86が設けられ、EGR制御バ
ルブ84のリフト量(ストローク)lact、即ち、バ
ルブ開度に応じた信号を出力する。
【0045】このように、前記した排気浄化装置は、H
C吸着材74、バイパス排気通路56、切り換えバルブ
60、バルブ作動機構64、孔76、EGR通路82、
EGR制御バルブ84などから構成される。
C吸着材74、バイパス排気通路56、切り換えバルブ
60、バルブ作動機構64、孔76、EGR通路82、
EGR制御バルブ84などから構成される。
【0046】エンジン10のディストリビュータ(図示
せず)内にはクランク角センサ90が設けられ、ピスト
ン30のTDC位置およびそれを細分したクランク角度
に応じた信号を出力する。スロットルバルブ14にはス
ロットル開度センサ92が設けられ、スロットル開度
(位置)θTHに応じた信号を出力する。
せず)内にはクランク角センサ90が設けられ、ピスト
ン30のTDC位置およびそれを細分したクランク角度
に応じた信号を出力する。スロットルバルブ14にはス
ロットル開度センサ92が設けられ、スロットル開度
(位置)θTHに応じた信号を出力する。
【0047】吸気管12にはスロットルバルブ14の下
流位置で絶対圧センサ94が設けられ、吸気管内絶対圧
PBAに応じた信号を出力する。またエンジンの冷却水
路(図示せず)の付近には水温センサ96が設けられ、
エンジン水温TWに応じた信号を出力する。
流位置で絶対圧センサ94が設けられ、吸気管内絶対圧
PBAに応じた信号を出力する。またエンジンの冷却水
路(図示せず)の付近には水温センサ96が設けられ、
エンジン水温TWに応じた信号を出力する。
【0048】排気系において、排気マニホルド36の下
流(排気系集合部)で第1の触媒装置40の上流の排気
管38には、広域空燃比センサ98(「LAFセンサ」
という)が設けられ、リーンからリッチにわたる広い範
囲において排気ガス中の酸素濃度に比例した信号を出力
する。
流(排気系集合部)で第1の触媒装置40の上流の排気
管38には、広域空燃比センサ98(「LAFセンサ」
という)が設けられ、リーンからリッチにわたる広い範
囲において排気ガス中の酸素濃度に比例した信号を出力
する。
【0049】排気管38の第1の触媒装置40の下流に
おいて第2の触媒装置、より詳しくは、第1の触媒ベッ
ド42aと第2の触媒ベッド42bの間にはO2 センサ
100が設けられ、排気ガス中の酸素濃度がリーンから
リッチないしリッチからリーンに変化するたびに反転す
るオン・オフ信号を出力する。
おいて第2の触媒装置、より詳しくは、第1の触媒ベッ
ド42aと第2の触媒ベッド42bの間にはO2 センサ
100が設けられ、排気ガス中の酸素濃度がリーンから
リッチないしリッチからリーンに変化するたびに反転す
るオン・オフ信号を出力する。
【0050】さらに、円筒ケース54内のバイパス排気
通路56に配置されたHC吸着材74、より詳しくは第
2の吸着材(ベッド)74bの後端(後端部46に近い
側)には温度センサ(温度検出手段)104が設けら
れ、HC吸着材74の温度に応じた出力TTRSを出力
する。
通路56に配置されたHC吸着材74、より詳しくは第
2の吸着材(ベッド)74bの後端(後端部46に近い
側)には温度センサ(温度検出手段)104が設けら
れ、HC吸着材74の温度に応じた出力TTRSを出力
する。
【0051】尚、温度センサ104はHC吸着材74上
であればどこに配置しても良く、図示した位置以外に、
第2の吸着材(ベッド)74bの中央あるいは前端でも
良い。さらには、符号104aを付して想像線で示す如
く、第1吸着材(ベッド)74aに配置しても良い。
であればどこに配置しても良く、図示した位置以外に、
第2の吸着材(ベッド)74bの中央あるいは前端でも
良い。さらには、符号104aを付して想像線で示す如
く、第1吸着材(ベッド)74aに配置しても良い。
【0052】さらに、油圧を介して前記可変バルブタイ
ミング機構50の油圧回路(図示せず)にはバルブタイ
ミング(V/T)センサ(図示せず)が設けられて選択
バルブタイミング特性を検出する。
ミング機構50の油圧回路(図示せず)にはバルブタイ
ミング(V/T)センサ(図示せず)が設けられて選択
バルブタイミング特性を検出する。
【0053】上記したセンサの出力は、マイクロコンピ
ュータからなる電子制御ユニット(ECU)114に送
られる。
ュータからなる電子制御ユニット(ECU)114に送
られる。
【0054】図6はECU114の詳細を示すブロック
図である。LAFセンサ98の出力は第1の検出回路1
16に入力され、そこで適宜な線形化処理が行われてリ
ーンからリッチにわたる広い範囲において排気ガス中の
酸素濃度に比例したリニアな特性からなる検出信号が生
成される。
図である。LAFセンサ98の出力は第1の検出回路1
16に入力され、そこで適宜な線形化処理が行われてリ
ーンからリッチにわたる広い範囲において排気ガス中の
酸素濃度に比例したリニアな特性からなる検出信号が生
成される。
【0055】O2 センサ100の出力は第2の検出回路
118に入力され、エンジン10に供給された混合気の
空燃比が理論空燃比に対してリッチかリーンかを示す検
出信号が生成される。
118に入力され、エンジン10に供給された混合気の
空燃比が理論空燃比に対してリッチかリーンかを示す検
出信号が生成される。
【0056】温度センサ104の出力は第3の検出回路
119に入力され、HC吸着材74の温度に応じた検出
信号TTRSが生成される。
119に入力され、HC吸着材74の温度に応じた検出
信号TTRSが生成される。
【0057】これら検出回路の出力は、マルチプレクサ
120およびA/D変換回路122を介してCPU内に
入力され、RAM124に格納される。スロットル開度
センサ92などのアナログセンサ出力も同様にマルチプ
レクサ120およびA/D変換回路122を介してCP
U内に取り込まれ、RAM124に格納される。
120およびA/D変換回路122を介してCPU内に
入力され、RAM124に格納される。スロットル開度
センサ92などのアナログセンサ出力も同様にマルチプ
レクサ120およびA/D変換回路122を介してCP
U内に取り込まれ、RAM124に格納される。
【0058】またクランク角センサ90の出力は波形整
形回路126で波形整形された後、カウンタ128で出
力値がカウントされ、カウント値はCPU内に入力さ
れ、CPUコア130はカウント値からエンジン回転数
NEを算出する。CPUコア130は、ROM132に
格納された命令に従って基本燃料噴射量TIおよびそれ
を補正した出力燃料噴射量TOUTを演算し、駆動回路
134を介して各気筒のインジェクタ26を駆動する。
形回路126で波形整形された後、カウンタ128で出
力値がカウントされ、カウント値はCPU内に入力さ
れ、CPUコア130はカウント値からエンジン回転数
NEを算出する。CPUコア130は、ROM132に
格納された命令に従って基本燃料噴射量TIおよびそれ
を補正した出力燃料噴射量TOUTを演算し、駆動回路
134を介して各気筒のインジェクタ26を駆動する。
【0059】さらに、CPUコア130は、駆動回路1
36を介して電磁ソレノイドバルブ(TRPV)68お
よびバルブ作動機構64(図6で図示省略)を介して切
り換えバルブ60の操作(駆動)を制御し、エンジン始
動時のHC吸着による排気浄化動作を行うと共に、HC
吸着材74の劣化を判別する。
36を介して電磁ソレノイドバルブ(TRPV)68お
よびバルブ作動機構64(図6で図示省略)を介して切
り換えバルブ60の操作(駆動)を制御し、エンジン始
動時のHC吸着による排気浄化動作を行うと共に、HC
吸着材74の劣化を判別する。
【0060】また、CPUコア130は、駆動回路13
8を介してEACV24の駆動を制御すると共に、検出
されたリフト量に応じて駆動回路140を介してEGR
制御バルブ84の駆動を制御する。さらに、CPUコア
130は、駆動回路142を介して警告灯144(図1
で図示省略)を点灯する。
8を介してEACV24の駆動を制御すると共に、検出
されたリフト量に応じて駆動回路140を介してEGR
制御バルブ84の駆動を制御する。さらに、CPUコア
130は、駆動回路142を介して警告灯144(図1
で図示省略)を点灯する。
【0061】ここで、図7を参照してHC吸着材74を
用いた排気ガス浄化装置の作用および動作を説明する。
用いた排気ガス浄化装置の作用および動作を説明する。
【0062】図示の排気浄化装置にあっては、エンジン
10が冷間始動(コールド始動)されるとき、始動から
所定時間(例えば40sec)切り換えバルブ60は図
2に実線で示す位置に駆動され、図7(a)に示す如
く、メイン排気通路38aを閉鎖し、バイパス排気通路
56を開放する。
10が冷間始動(コールド始動)されるとき、始動から
所定時間(例えば40sec)切り換えバルブ60は図
2に実線で示す位置に駆動され、図7(a)に示す如
く、メイン排気通路38aを閉鎖し、バイパス排気通路
56を開放する。
【0063】冷間始動の場合、上記した所定時間が経過
するまでは上流側の第1、第2の触媒装置40,42は
通例活性化されていないので、排気ガスはそこで浄化さ
れることなく、矢印で示すようにバイパス排気通路56
を流れ、排気ガス中のHCはHC吸着材74に吸着され
る。
するまでは上流側の第1、第2の触媒装置40,42は
通例活性化されていないので、排気ガスはそこで浄化さ
れることなく、矢印で示すようにバイパス排気通路56
を流れ、排気ガス中のHCはHC吸着材74に吸着され
る。
【0064】上記した所定時間が経過すると、上流側の
触媒装置40,42は通例活性化されることから、切り
換えバルブ60は図2に想像線で示す位置に駆動され、
図7(b)に示す如く、メイン排気通路38aを開放
し、バイパス排気通路56を閉鎖する。
触媒装置40,42は通例活性化されることから、切り
換えバルブ60は図2に想像線で示す位置に駆動され、
図7(b)に示す如く、メイン排気通路38aを開放
し、バイパス排気通路56を閉鎖する。
【0065】従って、上流側の触媒装置40,42で浄
化された排気ガスはメイン排気通路38aを流れ、その
排気熱でHC吸着材74が加熱され、吸着されているH
Cは脱離を開始する。このとき、メイン排気通路38a
を流れる排気ガスの圧力の方が、バイパス排気通路56
のそれより高いため、排気ガスの一部は、孔76を通っ
てバイパス排気通路56に逆流する。
化された排気ガスはメイン排気通路38aを流れ、その
排気熱でHC吸着材74が加熱され、吸着されているH
Cは脱離を開始する。このとき、メイン排気通路38a
を流れる排気ガスの圧力の方が、バイパス排気通路56
のそれより高いため、排気ガスの一部は、孔76を通っ
てバイパス排気通路56に逆流する。
【0066】図7(c)に示す如く、脱離されたHC
は、EGRが開始されると、EGR通路82を介して第
1ないし第3の触媒装置40,42の上流側、より具体
的には吸気側に戻される。このとき、メイン排気通路3
8aを流れる排気ガスの一部は吸気側の負圧で吸引さ
れ、孔76を通ってバイパス排気通路56に流入し、H
C吸着材74の加熱を促進しつつ、バイパス排気通路5
6を逆流し、EGR通路82を通って吸気系に流入し、
再燃焼させられる。
は、EGRが開始されると、EGR通路82を介して第
1ないし第3の触媒装置40,42の上流側、より具体
的には吸気側に戻される。このとき、メイン排気通路3
8aを流れる排気ガスの一部は吸気側の負圧で吸引さ
れ、孔76を通ってバイパス排気通路56に流入し、H
C吸着材74の加熱を促進しつつ、バイパス排気通路5
6を逆流し、EGR通路82を通って吸気系に流入し、
再燃焼させられる。
【0067】よって排出された排気ガスは、上流側の触
媒装置40,42で浄化され、メイン排気通路38aを
通ってエンジン外に放出される。
媒装置40,42で浄化され、メイン排気通路38aを
通ってエンジン外に放出される。
【0068】次いで、この発明の一つの実施の形態に係
る内燃機関の排気浄化装置、より具体的にはHC吸着材
74の劣化判別装置の動作を説明する。
る内燃機関の排気浄化装置、より具体的にはHC吸着材
74の劣化判別装置の動作を説明する。
【0069】概説すると、この発明に係る吸着材の劣化
判別手法は、前記したゼオライト系のHC吸着材74の
劣化が温度に依存して進行する点に着目してなされたも
のである。
判別手法は、前記したゼオライト系のHC吸着材74の
劣化が温度に依存して進行する点に着目してなされたも
のである。
【0070】先に述べた如く、排気ガス中のHCは、ゼ
オライト系のHC吸着材74の持つ分子構造による物理
吸着でトラップされる。従って、HC吸着材74の劣
化、即ち、吸着能力(容量)の低下は、温度による結晶
構造の破壊が支配的であり、従来の触媒装置などで見ら
れる如き、低温時から徐々に劣化が進むのとは異なって
いる。
オライト系のHC吸着材74の持つ分子構造による物理
吸着でトラップされる。従って、HC吸着材74の劣
化、即ち、吸着能力(容量)の低下は、温度による結晶
構造の破壊が支配的であり、従来の触媒装置などで見ら
れる如き、低温時から徐々に劣化が進むのとは異なって
いる。
【0071】この温度による破壊に関して言えば、ゼオ
ライトはかなりの高温(例えば1100℃程度。前記し
たようにゼオライトの種別によって異なる)まで安定な
物質であって、吸着材の温度がその臨界値に昇温するま
では、劣化は殆ど生じず、吸着材の温度がその臨界値を
超えて昇温すると、結晶構造の破壊が急激に開始する。
ライトはかなりの高温(例えば1100℃程度。前記し
たようにゼオライトの種別によって異なる)まで安定な
物質であって、吸着材の温度がその臨界値に昇温するま
では、劣化は殆ど生じず、吸着材の温度がその臨界値を
超えて昇温すると、結晶構造の破壊が急激に開始する。
【0072】ところが、ゼオライトの分子構造は均一で
はないため、高温状態において構造的に弱い部分から破
壊が始まり、経時的に全体にわたって構造破壊が生じて
劣化が進行する。換言すれば、この温度を超えた時間を
計測することで、HC吸着材74の劣化を判別すること
ができる。この発明は、かかる知見に基づく。
はないため、高温状態において構造的に弱い部分から破
壊が始まり、経時的に全体にわたって構造破壊が生じて
劣化が進行する。換言すれば、この温度を超えた時間を
計測することで、HC吸着材74の劣化を判別すること
ができる。この発明は、かかる知見に基づく。
【0073】上記を前提とし、図8フロー・チャートを
参照しつつ、この発明の一つの実施の形態に係る内燃機
関の排気浄化装置、より具体的にはHC吸着材74の劣
化判別装置の動作を説明する。
参照しつつ、この発明の一つの実施の形態に係る内燃機
関の排気浄化装置、より具体的にはHC吸着材74の劣
化判別装置の動作を説明する。
【0074】尚、図示のプログラムは、イグニション・
スイッチ(図示せず)がオンされると起動され、以降1
00msecごとに実行される。
スイッチ(図示せず)がオンされると起動され、以降1
00msecごとに実行される。
【0075】先ずS10においてフラグFTRSAGE
Dのビット(初期値0)が1にセットされているか否か
判断する。
Dのビット(初期値0)が1にセットされているか否か
判断する。
【0076】このフラグは、後述するようにHC吸着材
74が劣化したと判別されると、そのビットが1にセッ
トされることから、S10ではHC吸着材74が既に劣
化と判別されたか否か判断することを意味する。尚、こ
のフラグはRAM124のバックアップ部に格納され、
エンジン10が停止した後も保持される。
74が劣化したと判別されると、そのビットが1にセッ
トされることから、S10ではHC吸着材74が既に劣
化と判別されたか否か判断することを意味する。尚、こ
のフラグはRAM124のバックアップ部に格納され、
エンジン10が停止した後も保持される。
【0077】S10で肯定されるときはS12に進み、
警告灯144を点灯してプログラムを終了する。
警告灯144を点灯してプログラムを終了する。
【0078】他方、S10で否定されるときはS14に
進み、前記した温度センサ104の出力TTRS、即
ち、検出した吸着材温度TTRSを読み込み、S16に
進み、検出した吸着材温度TTRSが劣化開始しきい値
(臨界値)XTTRSLを超えるか否か判断する。劣化
開始しきい値XTTRSLは、破壊が開始する高温相当
値、より具体的には前記した1100℃程度の値とす
る。
進み、前記した温度センサ104の出力TTRS、即
ち、検出した吸着材温度TTRSを読み込み、S16に
進み、検出した吸着材温度TTRSが劣化開始しきい値
(臨界値)XTTRSLを超えるか否か判断する。劣化
開始しきい値XTTRSLは、破壊が開始する高温相当
値、より具体的には前記した1100℃程度の値とす
る。
【0079】S16で肯定されるときはS18に進み、
図9にその特性を示すテーブルを検出した吸着材温度T
TRSから検索してαを算出する。αは、HC吸着材7
4の劣化進行度を示す値を意味し、図示の如く、劣化開
始しきい値XTTRSLを超えるほど増加するように設
定される。
図9にその特性を示すテーブルを検出した吸着材温度T
TRSから検索してαを算出する。αは、HC吸着材7
4の劣化進行度を示す値を意味し、図示の如く、劣化開
始しきい値XTTRSLを超えるほど増加するように設
定される。
【0080】次いでS18に進み、算出した値αを劣化
判別パラメータTRSAGEDに加算して劣化判別パラ
メータTRSAGEDを積算(更新)する。このよう
に、劣化判別パラメータTRSAGEDは温度に依存す
る時間積算値であり、初期値を零とする。
判別パラメータTRSAGEDに加算して劣化判別パラ
メータTRSAGEDを積算(更新)する。このよう
に、劣化判別パラメータTRSAGEDは温度に依存す
る時間積算値であり、初期値を零とする。
【0081】即ち、HC吸着材74の温度が劣化開始し
きい値を超えたことから、検出した温度および時間に相
当する分だけ劣化が進行したとみなす。劣化判別パラメ
ータTRSAGEDも前記したRAM124のバックア
ップ部に格納し、エンジン10が停止した後も保持す
る。尚、S16で否定されるときは、S18,S20を
スキップする。
きい値を超えたことから、検出した温度および時間に相
当する分だけ劣化が進行したとみなす。劣化判別パラメ
ータTRSAGEDも前記したRAM124のバックア
ップ部に格納し、エンジン10が停止した後も保持す
る。尚、S16で否定されるときは、S18,S20を
スキップする。
【0082】次いでS22に進み、算出した劣化判別パ
ラメータ(時間積算値)TRSAGEDが、適宜設定す
る劣化判別しきい値XTRSAGEDを超えるか否か判
断する。即ち、HC吸着材74が劣化開始温度以上の温
度に曝されてからの状態が通算(積算)して劣化判別し
きい値XTRSAGEDを超えるか否か判断する。劣化
判別しきい値XTRSAGEDは、積算時間からHC吸
着材74が劣化したと判別するに足る値を実験で求めて
設定する。
ラメータ(時間積算値)TRSAGEDが、適宜設定す
る劣化判別しきい値XTRSAGEDを超えるか否か判
断する。即ち、HC吸着材74が劣化開始温度以上の温
度に曝されてからの状態が通算(積算)して劣化判別し
きい値XTRSAGEDを超えるか否か判断する。劣化
判別しきい値XTRSAGEDは、積算時間からHC吸
着材74が劣化したと判別するに足る値を実験で求めて
設定する。
【0083】S22で否定されるときはHC吸着材74
が劣化していないと判定できるので、S24に進み、前
記したフラグFTRSAGEDのビットを0、即ち、初
期値のままとする。
が劣化していないと判定できるので、S24に進み、前
記したフラグFTRSAGEDのビットを0、即ち、初
期値のままとする。
【0084】他方、S22で肯定されるときはHC吸着
材74が劣化していると判定できるので、S26に進
み、前記したフラグFTRSAGEDのビットを1にセ
ットし、S12に進み、警告灯144を点灯する。これ
により、HC吸着材74の劣化を運転者に報知すること
ができる。
材74が劣化していると判定できるので、S26に進
み、前記したフラグFTRSAGEDのビットを1にセ
ットし、S12に進み、警告灯144を点灯する。これ
により、HC吸着材74の劣化を運転者に報知すること
ができる。
【0085】この実施の形態は上記の如く、ゼオライト
系のHC吸着材74の劣化が温度に依存して進行すると
言う点に着目し、検出した吸着材温度TTRSが劣化開
始しきい値XTTRSLを超えるか否か判断し、肯定さ
れるときは検出した吸着材温度TTRSから値(劣化進
行度を示す)αを検索して劣化判別パラメータTRSA
GEDに積算し、積算値が劣化判別しきい値XTRSA
GEDを超えるか否か判断してHC吸着材74の劣化を
判別するようにしたので、構成として簡易でありなが
ら、HC吸着材の劣化を精度良く判別することができ
る。
系のHC吸着材74の劣化が温度に依存して進行すると
言う点に着目し、検出した吸着材温度TTRSが劣化開
始しきい値XTTRSLを超えるか否か判断し、肯定さ
れるときは検出した吸着材温度TTRSから値(劣化進
行度を示す)αを検索して劣化判別パラメータTRSA
GEDに積算し、積算値が劣化判別しきい値XTRSA
GEDを超えるか否か判断してHC吸着材74の劣化を
判別するようにしたので、構成として簡易でありなが
ら、HC吸着材の劣化を精度良く判別することができ
る。
【0086】また、劣化開始しきい値XTTRSLある
いは劣化判別しきい値XTRSAGEDは実験などを通
じて容易に設定することができる。尚、この実施の形態
では上記の如く、劣化開始しきい値XTTRSLは臨界
値、例えば1100℃程度の値とする。また、劣化判別
しきい値XTRSAGEDも、実験で求めた劣化判別に
足る値となるように制御周期(図8フロー・チャートの
ループ周期(100msec))も考慮して適宜設定す
る。
いは劣化判別しきい値XTRSAGEDは実験などを通
じて容易に設定することができる。尚、この実施の形態
では上記の如く、劣化開始しきい値XTTRSLは臨界
値、例えば1100℃程度の値とする。また、劣化判別
しきい値XTRSAGEDも、実験で求めた劣化判別に
足る値となるように制御周期(図8フロー・チャートの
ループ周期(100msec))も考慮して適宜設定す
る。
【0087】また、使用するパラメータも温度と時間の
2つであることから、計測や処理も容易であると共に、
計測あるいは演算誤差も少ない。
2つであることから、計測や処理も容易であると共に、
計測あるいは演算誤差も少ない。
【0088】また、ゼオライト系のHC吸着材74を臨
界値を超える高温下に曝すと、超える程度に応じて劣化
が急激に進行することから、劣化開始しきい値XTTR
SLを超えた時点で、検出した吸着材温度TTRSに応
じて求めた値αを劣化判別パラメータ積算値TRSAG
EDに加算するようにした。即ち、吸着材温度に応じて
劣化判別値を増加するように構成したので、HC吸着材
74の劣化進行度に応じて劣化判別パラメータ積算値T
RSAGEDを正確に算出することができ、劣化判別精
度を向上させることができる。
界値を超える高温下に曝すと、超える程度に応じて劣化
が急激に進行することから、劣化開始しきい値XTTR
SLを超えた時点で、検出した吸着材温度TTRSに応
じて求めた値αを劣化判別パラメータ積算値TRSAG
EDに加算するようにした。即ち、吸着材温度に応じて
劣化判別値を増加するように構成したので、HC吸着材
74の劣化進行度に応じて劣化判別パラメータ積算値T
RSAGEDを正確に算出することができ、劣化判別精
度を向上させることができる。
【0089】図10はこの発明の第2の実施の形態に係
る内燃機関の排気浄化装置の劣化判別装置の構成を部分
的に示す、第2の触媒装置42の下流付近の説明断面図
である。
る内燃機関の排気浄化装置の劣化判別装置の構成を部分
的に示す、第2の触媒装置42の下流付近の説明断面図
である。
【0090】第2の実施の形態に係る装置においては、
前記した温度センサ104に代え、3個の温度スイッチ
(あるいはヒューズ)200、即ち、第1の温度スイッ
チ200a、第2の温度スイッチ200bおよび第3の
温度スイッチ200cをHC吸着材74上に所定の間隔
をおいて配置した。
前記した温度センサ104に代え、3個の温度スイッチ
(あるいはヒューズ)200、即ち、第1の温度スイッ
チ200a、第2の温度スイッチ200bおよび第3の
温度スイッチ200cをHC吸着材74上に所定の間隔
をおいて配置した。
【0091】これらの温度スイッチ200は、HC吸着
材74の温度に応じてその出力がオフからオンに変化す
る。具体的には、HC吸着材74が1100℃まで昇温
すると第1の温度スイッチ200aの出力がオンに、1
150℃まで昇温すると第2の温度スイッチ200bの
出力がオンに、1200℃まで昇温すると第3の温度ス
イッチ200cの出力がオンに切り換わるように構成さ
れる。
材74の温度に応じてその出力がオフからオンに変化す
る。具体的には、HC吸着材74が1100℃まで昇温
すると第1の温度スイッチ200aの出力がオンに、1
150℃まで昇温すると第2の温度スイッチ200bの
出力がオンに、1200℃まで昇温すると第3の温度ス
イッチ200cの出力がオンに切り換わるように構成さ
れる。
【0092】図11は第2の実施の形態に係る内燃機関
の排気浄化装置の動作を示すフロー・チャートであり、
図示のプログラムも、イグニション・スイッチ(図示せ
ず)がオンされると起動され、以降100msecごと
に実行される。
の排気浄化装置の動作を示すフロー・チャートであり、
図示のプログラムも、イグニション・スイッチ(図示せ
ず)がオンされると起動され、以降100msecごと
に実行される。
【0093】以下、第1の実施の形態と相違する点に焦
点を置いて第2の実施の形態の動作を説明すると、S1
00の判断で否定されるとS104に進み、第1の温度
スイッチ200aの出力がオンとなったか、即ち、吸着
材温度が1100℃まで昇温したか否か判断(検出)す
る。
点を置いて第2の実施の形態の動作を説明すると、S1
00の判断で否定されるとS104に進み、第1の温度
スイッチ200aの出力がオンとなったか、即ち、吸着
材温度が1100℃まで昇温したか否か判断(検出)す
る。
【0094】S104で肯定されるときはS106に進
み、第2の温度スイッチ200bの出力がオンとなった
か、即ち、吸着材温度が1150℃まで昇温したか否か
判断し、否定されるときはS108に進み、前記した劣
化進行度を示す値αの値をtaとする。
み、第2の温度スイッチ200bの出力がオンとなった
か、即ち、吸着材温度が1150℃まで昇温したか否か
判断し、否定されるときはS108に進み、前記した劣
化進行度を示す値αの値をtaとする。
【0095】S106で肯定されるときはS110に進
み、第3の温度スイッチ200cの出力がオンとなった
か、即ち、吸着材温度が1200℃まで昇温したか否か
判断し、否定されるときはS112に進んで値αの値を
tbとすると共に、肯定されるときはS114に進んで
値αの値をtcとする。
み、第3の温度スイッチ200cの出力がオンとなった
か、即ち、吸着材温度が1200℃まで昇温したか否か
判断し、否定されるときはS112に進んで値αの値を
tbとすると共に、肯定されるときはS114に進んで
値αの値をtcとする。
【0096】即ち、第2の実施の形態においては値αを
テーブル検索から算出するのではなく、設定値とした。
尚、ta<tb<tcとする。
テーブル検索から算出するのではなく、設定値とした。
尚、ta<tb<tcとする。
【0097】次いでS116に進み、算出した値αを劣
化判別パラメータTRSAGEDに加算して劣化判別パ
ラメータTRSAGEDを積算(更新)し、S118か
らS122の処理を第1の実施の形態と同様に行ってH
C吸着材74の劣化を判別する。また、S104で否定
されるときは、S106からS116をスキップする。
化判別パラメータTRSAGEDに加算して劣化判別パ
ラメータTRSAGEDを積算(更新)し、S118か
らS122の処理を第1の実施の形態と同様に行ってH
C吸着材74の劣化を判別する。また、S104で否定
されるときは、S106からS116をスキップする。
【0098】第2の実施の形態では上記の如く、温度セ
ンサ104に代え、所定の温度でオン・オフする温度ス
イッチ(あるいはヒューズ)200a,200b,20
0cを使用した。
ンサ104に代え、所定の温度でオン・オフする温度ス
イッチ(あるいはヒューズ)200a,200b,20
0cを使用した。
【0099】このような温度スイッチ200は、温度セ
ンサ104に比して安価で、かつ耐久性あるいは検出精
度に優れていることから、第2の実施の形態にあって
は、第1の実施の形態に比して一層簡易な構成でありな
がら、さらに精度良くHC吸着材74の劣化を判別する
ことができる。
ンサ104に比して安価で、かつ耐久性あるいは検出精
度に優れていることから、第2の実施の形態にあって
は、第1の実施の形態に比して一層簡易な構成でありな
がら、さらに精度良くHC吸着材74の劣化を判別する
ことができる。
【0100】図12はこの発明の第3の実施の形態に係
る内燃機関の排気浄化装置の動作を示すフロー・チャー
トであり、図示のプログラムも、イグニション・スイッ
チ(図示せず)がオンされると起動され、以降100m
secごとに実行される。
る内燃機関の排気浄化装置の動作を示すフロー・チャー
トであり、図示のプログラムも、イグニション・スイッ
チ(図示せず)がオンされると起動され、以降100m
secごとに実行される。
【0101】以下、第1の実施の形態と相違する点に焦
点を置いて第3の実施の形態の動作を説明すると、S2
00の判断で否定されるとS204を経てS206に進
み、肯定されるときはS208に進み、所定値(固定
値)α1を加算して劣化判別パラメータTRSAGED
を積算(更新)する。
点を置いて第3の実施の形態の動作を説明すると、S2
00の判断で否定されるとS204を経てS206に進
み、肯定されるときはS208に進み、所定値(固定
値)α1を加算して劣化判別パラメータTRSAGED
を積算(更新)する。
【0102】次いでS210に進み、図13にその特性
を示すテーブルを検出した吸着材温度TTRSから検索
してβを算出する。βは第1および第2の実施の形態の
αと同様に、HC吸着材74の劣化進行度を示す値を意
味し、図示の如く、劣化開始しきい値XTTRSLを超
えるほど増加するように設定される。
を示すテーブルを検出した吸着材温度TTRSから検索
してβを算出する。βは第1および第2の実施の形態の
αと同様に、HC吸着材74の劣化進行度を示す値を意
味し、図示の如く、劣化開始しきい値XTTRSLを超
えるほど増加するように設定される。
【0103】次いでS212に進み、算出したβを劣化
判別しきい値XTRSAGEDから減算して劣化判別し
きい値XTRSAGEDを減少補正して更新する。減少
補正(更新)された劣化判別しきい値XTRSAGED
も前記したRAM124のバックアップ部に格納し、エ
ンジン10が停止した後も保持する。
判別しきい値XTRSAGEDから減算して劣化判別し
きい値XTRSAGEDを減少補正して更新する。減少
補正(更新)された劣化判別しきい値XTRSAGED
も前記したRAM124のバックアップ部に格納し、エ
ンジン10が停止した後も保持する。
【0104】次いでS214からS218の処理を第1
および第2の実施の形態と同様に行ってHC吸着材74
の劣化を判別する。
および第2の実施の形態と同様に行ってHC吸着材74
の劣化を判別する。
【0105】このように、第3の実施の形態において
は、値αに代えて値α1(固定値)を用いると共に、劣
化進行度を示す値としてβを用い、βを吸着材温度TT
RSでテーブル検索して劣化判別しきい値XTRSAG
EDから減算(変化)させるように構成した。
は、値αに代えて値α1(固定値)を用いると共に、劣
化進行度を示す値としてβを用い、βを吸着材温度TT
RSでテーブル検索して劣化判別しきい値XTRSAG
EDから減算(変化)させるように構成した。
【0106】即ち、第1および第2の実施の形態におい
ては、劣化進行度を示す値αを劣化判別パラメータTR
SAGEDに積算し、積算値を劣化判別しきい値XTR
SAGEDと比較するとき、劣化進行度が増大するにつ
れて値αを増大させ、よって劣化と判別され易いように
構成したが、第3の実施の形態においては値αを一定と
すると共に、劣化進行度βに応じて劣化判別しきい値X
TRSAGEDを変化させるように構成したので、第1
および第2の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。尚、残余の構成および効果は第1および第2の実施
の形態と異ならない。また、第2の実施の形態と第3の
実施の形態を組み合わせ、温度センサに代えて温度スイ
ッチを用いるように構成しても良い。
ては、劣化進行度を示す値αを劣化判別パラメータTR
SAGEDに積算し、積算値を劣化判別しきい値XTR
SAGEDと比較するとき、劣化進行度が増大するにつ
れて値αを増大させ、よって劣化と判別され易いように
構成したが、第3の実施の形態においては値αを一定と
すると共に、劣化進行度βに応じて劣化判別しきい値X
TRSAGEDを変化させるように構成したので、第1
および第2の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。尚、残余の構成および効果は第1および第2の実施
の形態と異ならない。また、第2の実施の形態と第3の
実施の形態を組み合わせ、温度センサに代えて温度スイ
ッチを用いるように構成しても良い。
【0107】尚、第1の実施の形態において劣化進行度
を示すαの値を劣化判別パラメータTRSAGEDに単
に加算するように構成したが、加重平均値を算出するな
ど、前回値との間に重みを付しても良い。これは、第3
の実施の形態において劣化進行度を示すβの値を劣化判
別しきい値XTRSAGEDから減算するときも同様で
ある。
を示すαの値を劣化判別パラメータTRSAGEDに単
に加算するように構成したが、加重平均値を算出するな
ど、前回値との間に重みを付しても良い。これは、第3
の実施の形態において劣化進行度を示すβの値を劣化判
別しきい値XTRSAGEDから減算するときも同様で
ある。
【0108】尚、第1から第3の実施の形態において、
温度センサ104あるいは温度スイッチ200の配置位
置は図示の位置に止まるものではなく、個数も図示の個
数に限るものではない。例えば、第1の実施の形態にお
いて温度センサ104を2個配置し、両者の出力の平均
値を求めて吸着材温度TTRSとしても良い。
温度センサ104あるいは温度スイッチ200の配置位
置は図示の位置に止まるものではなく、個数も図示の個
数に限るものではない。例えば、第1の実施の形態にお
いて温度センサ104を2個配置し、両者の出力の平均
値を求めて吸着材温度TTRSとしても良い。
【0109】また、第1から第3の実施の形態におい
て、吸着手段が吸着する未燃成分をHCとしたが、それ
に限られるものではなく、例えばNOx(窒素酸化
物),CO(一酸化炭素)などでも良い。
て、吸着手段が吸着する未燃成分をHCとしたが、それ
に限られるものではなく、例えばNOx(窒素酸化
物),CO(一酸化炭素)などでも良い。
【0110】第1から第3の実施の形態は上記の如く、
内燃機関(エンジン10)の排気系(排気管38)に設
けられて排気ガス中の未燃成分(例えば未燃HC成分)
を吸着する吸着手段(より具体的にはゼオライトなどか
らなるHC吸着材74)を備える排気浄化装置(HC吸
着材74、バイパス排気通路56、切り換えバルブ6
0、バルブ作動機構64、孔76、EGR通路82、E
GR制御バルブ84など)の劣化判別装置において、前
記吸着手段(HC吸着材74)に配置されて前記吸着手
段の温度(TTRS)を検出する温度検出手段(温度セ
ンサ104、温度スイッチ200a,200b,200
c,ECU114,S14,S104,S106,S1
10,S204)、前記検出された吸着手段の温度(T
TRS)が所定値を超える時間を積算して時間積算値
(劣化判別パラメータTRSAGED)を算出する時間
積算値算出手段(ECU114,S16からS20,S
108,S112からS116,S206からS21
2)、および前記算出された時間積算値に基づいて前記
吸着手段が劣化しているか否か判別する吸着手段劣化判
別手段(ECU114,S22からS26,S118か
らS122,S214からS218)を備えるように構
成した。
内燃機関(エンジン10)の排気系(排気管38)に設
けられて排気ガス中の未燃成分(例えば未燃HC成分)
を吸着する吸着手段(より具体的にはゼオライトなどか
らなるHC吸着材74)を備える排気浄化装置(HC吸
着材74、バイパス排気通路56、切り換えバルブ6
0、バルブ作動機構64、孔76、EGR通路82、E
GR制御バルブ84など)の劣化判別装置において、前
記吸着手段(HC吸着材74)に配置されて前記吸着手
段の温度(TTRS)を検出する温度検出手段(温度セ
ンサ104、温度スイッチ200a,200b,200
c,ECU114,S14,S104,S106,S1
10,S204)、前記検出された吸着手段の温度(T
TRS)が所定値を超える時間を積算して時間積算値
(劣化判別パラメータTRSAGED)を算出する時間
積算値算出手段(ECU114,S16からS20,S
108,S112からS116,S206からS21
2)、および前記算出された時間積算値に基づいて前記
吸着手段が劣化しているか否か判別する吸着手段劣化判
別手段(ECU114,S22からS26,S118か
らS122,S214からS218)を備えるように構
成した。
【0111】また、前記吸着手段劣化判別手段は、前記
算出された時間積算値(劣化判別パラメータTRSAG
ED)を劣化判別しきい値(XTRSAGED)と比較
して前記吸着手段が劣化しているか否か判別する(EC
U114,S22からS26,S118からS122,
S214からS218)如く構成した。
算出された時間積算値(劣化判別パラメータTRSAG
ED)を劣化判別しきい値(XTRSAGED)と比較
して前記吸着手段が劣化しているか否か判別する(EC
U114,S22からS26,S118からS122,
S214からS218)如く構成した。
【0112】より具体的には、前記吸着手段(HC吸着
材74)に配置されて前記吸着手段の温度(TTRS)
を検出する温度検出手段(温度センサ104、温度スイ
ッチ200a,200b,200c,ECU114,S
14,S104,S106,S110)、前記検出され
た吸着手段の温度(TTRS)に応じて劣化進行度を示
す値αを算出する劣化進行度値算出手段(ECU11
4,S16,S18,S104からS114)、前記算
出された劣化進行度を示す値αを積算して時間積算値
(劣化判別パラメータTRSAGED)を算出する時間
積算値算出手段(ECU114,S20,S116)、
および前記算出された時間積算値(劣化判別パラメータ
TRSAGED)を劣化判別しきい値(XTRSAGE
D)と比較して前記吸着手段(HC吸着材74)が劣化
しているか否か判別する吸着手段劣化判別手段(ECU
114,S22からS26,S118からS122)を
備える如く構成した。
材74)に配置されて前記吸着手段の温度(TTRS)
を検出する温度検出手段(温度センサ104、温度スイ
ッチ200a,200b,200c,ECU114,S
14,S104,S106,S110)、前記検出され
た吸着手段の温度(TTRS)に応じて劣化進行度を示
す値αを算出する劣化進行度値算出手段(ECU11
4,S16,S18,S104からS114)、前記算
出された劣化進行度を示す値αを積算して時間積算値
(劣化判別パラメータTRSAGED)を算出する時間
積算値算出手段(ECU114,S20,S116)、
および前記算出された時間積算値(劣化判別パラメータ
TRSAGED)を劣化判別しきい値(XTRSAGE
D)と比較して前記吸着手段(HC吸着材74)が劣化
しているか否か判別する吸着手段劣化判別手段(ECU
114,S22からS26,S118からS122)を
備える如く構成した。
【0113】より具体的には、前記吸着手段(HC吸着
材74)に配置されて前記吸着手段の温度(TTRS)
を検出する温度検出手段(温度センサ104、ECU1
14,S204)、前記検出された吸着手段の温度(T
TRS)が所定値(XTTRSL)を超える時間を積算
して時間積算値(劣化判別パラメータTRASAGE
D)を算出する時間積算値算出手段(ECU114,S
206,S208)、前記検出された吸着手段の温度
(TTRS)に応じて劣化進行度を示す値βを算出する
劣化進行度値算出手段(ECU114,S210)、前
記算出された劣化進行度を示す値βに基づいて劣化判別
しきい値(XTRSAGED)を算出する劣化判別しき
い値算出手段(ECU114,S212)、および前記
算出された時間積算値(劣化判別パラメータTRSAG
ED)を前記算出された劣化判別しきい値(XTRSA
GED)と比較して前記吸着手段(HC吸着材74)が
劣化しているか否か判別する吸着手段劣化判別手段(E
CU114,S214からS218)を備える如く構成
した。
材74)に配置されて前記吸着手段の温度(TTRS)
を検出する温度検出手段(温度センサ104、ECU1
14,S204)、前記検出された吸着手段の温度(T
TRS)が所定値(XTTRSL)を超える時間を積算
して時間積算値(劣化判別パラメータTRASAGE
D)を算出する時間積算値算出手段(ECU114,S
206,S208)、前記検出された吸着手段の温度
(TTRS)に応じて劣化進行度を示す値βを算出する
劣化進行度値算出手段(ECU114,S210)、前
記算出された劣化進行度を示す値βに基づいて劣化判別
しきい値(XTRSAGED)を算出する劣化判別しき
い値算出手段(ECU114,S212)、および前記
算出された時間積算値(劣化判別パラメータTRSAG
ED)を前記算出された劣化判別しきい値(XTRSA
GED)と比較して前記吸着手段(HC吸着材74)が
劣化しているか否か判別する吸着手段劣化判別手段(E
CU114,S214からS218)を備える如く構成
した。
【0114】また、前記時間積算値(劣化判別パラメー
タTRSAGED)および劣化判別しきい値(XTRS
AGED)の少なくともいずれかが、前記検出された吸
着手段の温度(TTRS)に応じて変更される(ECU
114,S16からS20,S104からS116,S
206からS212)如く構成した。
タTRSAGED)および劣化判別しきい値(XTRS
AGED)の少なくともいずれかが、前記検出された吸
着手段の温度(TTRS)に応じて変更される(ECU
114,S16からS20,S104からS116,S
206からS212)如く構成した。
【0115】尚、前記吸着手段劣化判別手段は、前記吸
着手段が劣化していると判別するとき、警告灯(14
4)を点灯する(ECU114,S12,S102,S
202)如く構成しても良い。
着手段が劣化していると判別するとき、警告灯(14
4)を点灯する(ECU114,S12,S102,S
202)如く構成しても良い。
【0116】また、上記において、切り換えバルブを負
圧で作動するものを使用したが、電動型のものを用いて
も良い。
圧で作動するものを使用したが、電動型のものを用いて
も良い。
【0117】また、排気浄化装置も図示の構成に止まら
ず、排気ガス中の未燃成分を吸着する吸着手段からなる
ものであれば、どのような構成であっても良い。また、
吸着手段も開示したHC吸着材に限らず、耐熱性を有す
る各種の吸着材であっても良い。
ず、排気ガス中の未燃成分を吸着する吸着手段からなる
ものであれば、どのような構成であっても良い。また、
吸着手段も開示したHC吸着材に限らず、耐熱性を有す
る各種の吸着材であっても良い。
【0118】
【発明の効果】請求項1項にあっては、吸着手段の劣化
が温度に依存して進行すると言う点に着目して吸着手段
の温度を検出し、所定値を超える時間を積算して時間積
算値を算出し、算出された時間積算値に基づいて吸着手
段が劣化しているか否か判別する如く構成したので、簡
易な構成でありながら、吸着手段の劣化を精度良く判別
することができる。
が温度に依存して進行すると言う点に着目して吸着手段
の温度を検出し、所定値を超える時間を積算して時間積
算値を算出し、算出された時間積算値に基づいて吸着手
段が劣化しているか否か判別する如く構成したので、簡
易な構成でありながら、吸着手段の劣化を精度良く判別
することができる。
【0119】請求項2項にあっては、算出された時間積
算値を劣化判別しきい値と比較して吸着手段が劣化して
いるか否か判別する如く構成したので、一層簡易な構成
でありながら、吸着手段の劣化をより精度良く判別する
ことができる。
算値を劣化判別しきい値と比較して吸着手段が劣化して
いるか否か判別する如く構成したので、一層簡易な構成
でありながら、吸着手段の劣化をより精度良く判別する
ことができる。
【0120】請求項3項にあっては、時間積算値および
劣化判別しきい値の少なくともいずれか、より具体的に
は時間積算値が、前記検出された吸着手段の温度に応じ
て変更される、より具体的には増加される如く構成した
ので、吸着手段の劣化進行度に応じて劣化と判別される
可能性を増大させることができ、劣化判別精度を向上さ
せることができる。
劣化判別しきい値の少なくともいずれか、より具体的に
は時間積算値が、前記検出された吸着手段の温度に応じ
て変更される、より具体的には増加される如く構成した
ので、吸着手段の劣化進行度に応じて劣化と判別される
可能性を増大させることができ、劣化判別精度を向上さ
せることができる。
【図1】この発明の一つの実施の形態に係る内燃機関の
排気浄化装置の劣化判別装置を全体的に示す概略図であ
る。
排気浄化装置の劣化判別装置を全体的に示す概略図であ
る。
【図2】図1装置中の切り換えバルブの構造を示す部分
説明断面図である。
説明断面図である。
【図3】図2のIII-III 線拡大説明断面図である。
【図4】図1のIV-IV 線拡大説明断面図である。
【図5】図1装置中のゼオライトからなるHC吸着材
(吸着手段)のHC化合物に対する種別ごとの特性を示
す説明図である。
(吸着手段)のHC化合物に対する種別ごとの特性を示
す説明図である。
【図6】図1装置中の電子制御ユニット(ECU)の詳
細を示すブロック図である。
細を示すブロック図である。
【図7】図1装置中のHC吸着材などからなる排気浄化
装置の動作を説明する説明図である。
装置の動作を説明する説明図である。
【図8】図1に示す装置の劣化判別動作を示すフロー・
チャートである。
チャートである。
【図9】図8フロー・チャートの中の値αの検索で使用
されるテーブル特性を示す説明グラフである。
されるテーブル特性を示す説明グラフである。
【図10】この発明の第2の実施の形態に係る内燃機関
の排気浄化装置の劣化判別装置を部分的に示す概略図で
ある。
の排気浄化装置の劣化判別装置を部分的に示す概略図で
ある。
【図11】第2の実施の形態に係る内燃機関の排気浄化
装置の劣化判別装置の動作を示す、図8と同様のフロー
・チャートである。
装置の劣化判別装置の動作を示す、図8と同様のフロー
・チャートである。
【図12】この発明の第3の実施の形態に係る内燃機関
の排気浄化装置の劣化判別装置の動作を示す、図8と同
様のフロー・チャートである。
の排気浄化装置の劣化判別装置の動作を示す、図8と同
様のフロー・チャートである。
【図13】図12フロー・チャートの中の値βの検索で
使用されるテーブル特性を示す説明グラフである。
使用されるテーブル特性を示す説明グラフである。
10 内燃機関(エンジン) 12 吸気管 38 排気管 38a メイン排気通路 40,42 触媒装置 54 円筒ケース 56 バイパス排気通路 60 切り換えバルブ 74 HC吸着材(吸着手段) 76 孔 82 EGR通路 84 EGR制御バルブ 104 温度センサ(温度検出手段) 114 ECU(電子制御ユニット) 144 警告灯 200 温度スイッチ(温度検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高倉 史郎 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 遠藤 哲雄 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 内燃機関の排気系に設けられて排気ガス
中の未燃成分を吸着する吸着手段を備える排気浄化装置
の劣化判別装置において、 a.前記吸着手段に配置されて前記吸着手段の温度を検
出する温度検出手段、 b.前記検出された吸着手段の温度が所定値を超える時
間を積算して時間積算値を算出する時間積算値算出手
段、 および c.前記算出された時間積算値に基づいて前記吸着手段
が劣化しているか否か判別する吸着手段劣化判別手段、
を備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置の劣
化判別装置。 - 【請求項2】 前記吸着手段劣化判別手段は、前記算出
された時間積算値を劣化判別しきい値と比較して前記吸
着手段が劣化しているか否か判別することを特徴とする
請求項1項記載の内燃機関の排気浄化装置の劣化判別装
置。 - 【請求項3】 前記時間積算値および劣化判別しきい値
の少なくともいずれかが、前記検出された吸着手段の温
度に応じて変更されることを特徴とする請求項2項記載
の内燃機関の排気浄化装置の劣化判別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000113950A JP2000356122A (ja) | 1999-04-16 | 2000-04-14 | 内燃機関の排気浄化装置の劣化判別装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10944999 | 1999-04-16 | ||
| JP11-109449 | 1999-04-16 | ||
| JP2000113950A JP2000356122A (ja) | 1999-04-16 | 2000-04-14 | 内燃機関の排気浄化装置の劣化判別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000356122A true JP2000356122A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=26449201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000113950A Withdrawn JP2000356122A (ja) | 1999-04-16 | 2000-04-14 | 内燃機関の排気浄化装置の劣化判別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000356122A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002227635A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-14 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の排気ガス浄化装置 |
-
2000
- 2000-04-14 JP JP2000113950A patent/JP2000356122A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002227635A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-14 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の排気ガス浄化装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070703 |