JP2000356219A - 予圧を付与された軸受装置 - Google Patents

予圧を付与された軸受装置

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JP2000356219A
JP2000356219A JP11169155A JP16915599A JP2000356219A JP 2000356219 A JP2000356219 A JP 2000356219A JP 11169155 A JP11169155 A JP 11169155A JP 16915599 A JP16915599 A JP 16915599A JP 2000356219 A JP2000356219 A JP 2000356219A
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preload
shaft
outer rings
bearing device
spacers
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JP11169155A
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English (en)
Inventor
Seizo Miyazaki
晴三 宮崎
Shigemitsu Otsubo
重光 大坪
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハウジング装着時の外輪傾きを招かず、かつ予
圧量の変化もなく、間座による予圧調整が確実かつ容易
に行い得る軸受装置を提供することである。 【解決手段】軸1の外周2に離隔して直接複列の外径溝
3,4を形成し、軸1の外径溝3,4に対する内径溝5
a,6aを形成すると共に夫々離隔して軸1外周に外輪
5,6を配し、上記軸1の外径溝3,4と外輪5,6の
内径溝5a,6aによって形成される各軌道溝7,7に
所望数の転動体8…を夫々組み込み、上記外輪5,6間
に組込んだ二個の間座10,11の対向する傾斜面10
a,11a同士を滑り合わせるようにして、該間座1
0,11を押込み移動させ、外輪5,6が夫々離隔する
方向に予圧調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二個の外輪間に配
設した予圧調整部材により、両外輪が離れる方向に予圧
を付与されてなる軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオテープレコーダ(VT
R:Video Tape Recorder)、キャプスタンモータ、
LBP(Laser Beam Printer)用モータ、ハードディ
スクドライブ(Hard Disk Drive)用モータ、ハード
ディスクドライブ(Hard Disk Drive)スイングアー
ム、その他のモータに利用されるこの種の軸受装置とし
ては、図7、図8、図9、図10に示す構成が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す従来技術
は、軸100の外周101に離隔形成された二列の軌道
溝102,102に転動体200を介して外輪300,
300を装着し、外輪300,300間にばね座を介し
て装着したコイルバネ400によって軸受部に予圧が負
荷されるようにしているものである。しかし、このよう
な従来技術では、コイルバネ400の装着が困難で、特
に上記のような利用形態の下では、部品寸法が小さい場
合が多く組立作業が困難であった。
【0004】また図8に示す従来技術は、間座500,
501同士を捻じって予圧を与える軸受装置(実用新案
登録第2512577号)で、高弾性係数を持たせた材
料を採用し、ばね性を持たせていることから、この軸受
ユニットをハウジングに装着する時に外輪300が傾く
ことがあり、また予圧量が変化する可能性があった。
【0005】また、図9に示す軸受装置(特開平4−2
49616)と図10に示す軸受装置(特開昭64−4
9717)は、断面視C字状の単一の間座502や50
3を両外輪300,300間に挿入する従来技術で、C
字状の間座502(503)を挿入することから外輪3
00の傾きや予圧量の変化については心配ない。しか
し、これら従来技術にあっては間座502(503)の
寸法を軸受装置ごとの僅かな出来映え寸法誤差に合わせ
て調整するか、選択組み合わせをする必要があった。
【0006】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
ハウジング装着時の外輪傾きを招かず、かつ予圧量の変
化もなく、間座による予圧調整が確実かつ容易に行い得
る軸受装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明がなした技術的手段は、軸外周に離隔して直接
複列の外径溝を形成し、該外径溝に対する内径溝を形成
した二個の外輪を夫々離隔して配すると共に、上記外径
溝と内径溝によって形成される軌道溝に転動体を組み込
み、該離隔して配した外輪間に夫々の外輪を離間する方
向に予圧を付与する予圧調整部材を備え、該予圧調整部
材が二個の間座によって構成されており、該夫々の間座
の対向面を傾斜面とし、該傾斜面同士を滑り合わせるよ
うにして移動させることで両外輪に掛かる予圧を調整す
ることである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図に
基づいて説明する。
【0009】軸受装置Aは、軸1と、該軸1に配される
二個の外輪5,6と、軸1・外輪5,6間に配される転
動体8…と、両外輪5,6間に配される予圧調整部材9
とによって構成されている。図中、12は密封板、13
は保持器を示す。なお、密封板12、保持器13につい
ては本明細書で説明は省略するが、特に図示例に限定さ
れるものではなく、他の周知形態が適宜選択して使用可
能である。
【0010】軸1は、その外周(外径)2に離隔して直
接複列の外径溝3,4を形成し、外輪5,6は、上記軸
1の外径溝3,4に対する内径溝5a,6aを形成して
軸1に対し夫々離隔して配し、転動体8は、上記軸1の
外径溝3,4と外輪5,6の内径溝5a,6aによって
形成される各軌道溝7,7に夫々所望数組み込む。
【0011】軸1、外輪5,6および転動体8…は、特
に本実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲
内において周知任意構造に変更可能である。
【0012】予圧調整部材9は、二個の間座10,11
によって構成され、離間して配した両外輪5,6に掛か
る予圧を調整、すなわち夫々の外輪5,6を離間する方
向に予圧付与し得る構造としている。
【0013】間座10,11は、夫々の間座5,6の対
向面を密接可能な傾斜面10a,11aとし、該傾斜面
10a,11a同士を滑り合わせるようにして押込み移
動(押込み摺動)や、ねじり回転移動(ねじり摺動)な
どさせることで、離間して配した両外輪5,6を離間す
る方向に予圧付与する構造とする。なお、このように対
向面に形成した傾斜面10a,11a同士を滑り合わせ
るように移動させることで両外輪5,6に掛かる予圧を
調整する構造とするものであれば特にその全体形状,傾
斜面10a,11aの傾斜角度など本実施形態に限定は
されない。
【0014】図1乃至図3に 第一実施形態を示し、該
第一実施形態は、例えば、内径10b,11bを軸1の
外径2よりも大径とした略円筒状に形成すると共に、軸
方向に連続したスリット10c,11cを形成した断面
視略C形としており、各間座10,11の対向面を密接
可能な傾斜面10a,11aとし、該傾斜面10a,1
1a同士を滑り合わせるようにして押込み・引き出し移
動させることで、離間して配した両外輪5,6を離間す
る方向に予圧付与する構造とした。
【0015】すなわち、間座10,11の傾斜面10
a,11a同士を滑り合わせて移動させることで、間座
10,11によって形成される軸方向長さが増減変化
し、その増減変化によって外輪5,6に付与される予圧
が調整される。
【0016】図1に示す実施形態による予圧設定は、軸
受を加振させながら間座10,11を徐々に押し込んで
いき、狙いの予圧剛性による共振周波数になった時に押
し込みを停止する。そして、その後、接着固定する。
尚、摩擦だけで保持しても良い。また、この設定中に、
軸受をゆっくりと回転させる事により、転動体8と外径
溝および内径溝との接触状態が安定し、設定後の予圧剛
性のバラツキを小さくできる。
【0017】図4乃至図6に 第二実施形態を示し、該
第二実施形態は、例えば、内径10b,11bを軸1の
外径2よりも大径とした略円筒状に形成すると共に、各
間座10,11の対向面を密接可能な傾斜面10a,1
1aとし、該傾斜面10a,11a同士を滑り合わせる
ようにして相対的にねじり回転移動(ねじり摺動)させ
ることで、離間して配した両外輪5,6を離間する方向
に予圧付与する構造とした。回転方向は特に限定されな
い。
【0018】すなわち、間座10,11の傾斜面10
a,11a同士を滑り合わせていずれかの方向に相対的
にねじり回転せしめると、間座10,11によって形成
される軸方向長さが増減変化し、その増減変化によって
外輪5,6に付与される予圧が調整される。
【0019】図4に示す実施形態による予圧設定は、軸
受を加振しながら徐々に間座10,11同士を相対的に
ねじる様に回転させ、狙いの予圧剛性による共振周波数
になった時に押し込みを停止する。そして、その後、接
着固定する。尚、摩擦だけで保持しても良い。軸受組立
・洗浄時は予圧がない状態で行う。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述の通りの構成を有するた
め、各間座の対向する傾斜面同士を滑り合わせて移動・
回転などすることにより予圧調整を図る構成としたた
め、ハウジング装着時の外輪傾きを招かず、かつ予圧量
の変化もなく、間座による予圧調整が確実かつ容易に行
い得る軸受装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す縦断面図。
【図2】要部たる間座の一実施形態を拡大して示す側面
図。
【図3】要部たる間座の横断平面図。
【図4】他の実施形態を示す縦断面図。
【図5】間座の他の実施形態で、二個の間座を傾斜面同
士を合致させている状態を示す側面図。
【図6】図5の横断平面図。
【図7】従来技術を示す縦断面図。
【図8】従来技術を示す縦断面図。
【図9】従来技術を示す縦断面図。
【図10】従来技術を示す縦断面図。
【符号の説明】
1:軸受装置 2:軸 3:外周(外径) 4:外径溝 5,6:外輪 5a,6a:内径溝 7:軌道溝 8:転動体 9:予圧調整部材 10,11:間座 10a,11a:傾斜面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸外周に離隔して直接複列の外径溝を形
    成し、該外径溝に対する内径溝を形成した二個の外輪を
    夫々離隔して配すると共に、上記外径溝と内径溝によっ
    て形成される軌道溝に転動体を組み込み、該離隔して配
    した外輪間に夫々の外輪を離間する方向に予圧を付与す
    る予圧調整部材を備え、該予圧調整部材が二個の間座に
    よって構成されており、該夫々の間座の対向面を傾斜面
    とし、該傾斜面同士を滑り合わせるようにして移動させ
    ることで両外輪に掛かる予圧を調整することを特徴とす
    る軸受装置。
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