JP2000356439A - アキュムレータ - Google Patents

アキュムレータ

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JP2000356439A
JP2000356439A JP11169893A JP16989399A JP2000356439A JP 2000356439 A JP2000356439 A JP 2000356439A JP 11169893 A JP11169893 A JP 11169893A JP 16989399 A JP16989399 A JP 16989399A JP 2000356439 A JP2000356439 A JP 2000356439A
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JP
Japan
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refrigerant
tank body
liquid
separating member
plate
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JP11169893A
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English (en)
Inventor
Kurahito Yamazaki
庫人 山▲崎▼
Yuichi Shirota
雄一 城田
Koichi Saka
鉱一 坂
Yasushi Yamanaka
康司 山中
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/02Centrifugal separation of gas, liquid or oil

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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アキュムレータでのフォーミング現象に起因
する、圧縮機への液戻りの発生を抑制する。 【解決手段】 冷凍サイクルの蒸発器5出口からの冷媒
をタンク本体部81内に流入させる冷媒流入部82と、
タンク本体部81内の上方部に開口し、この上方部の冷
媒を吸入する冷媒吸入部83とを備え、冷媒吸入部83
の開口部下側に円板状の板状部材84を対向配置する。
これによると、タンク本体部81内の液冷媒の急減圧に
よってフォーミング現象が発生し、液冷媒が上方へ巻き
上げられても、液冷媒が冷媒吸入部83の開口部へ直接
向かうことを板状部材84により抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルにお
いて、圧縮機吸入側に配置されて冷媒の気液を分離し液
冷媒を溜めるアキュムレータに関するもので、例えば、
車両用空調装置に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】従来のアキュムレータは図9に示すよう
に縦長のタンク本体10の内部に上下方向に延びる2つ
のパイプ状部材11、12を2重管式に配置し、そし
て、外側パイプ状部材12の上方開口部からガス冷媒を
矢印aのように吸入し、このガス冷媒を外側パイプ状部
材12の下端部にて矢印bのようにUターンさせて内側
パイプ状部材11の内部を矢印cのように上昇させる。
【0003】一方、タンク本体10内の底部には外側パ
イプ状部材12の下端部を閉塞し保持するキャップ部材
13を配置し、このキャップ部材13に微小なオイル吸
入口14を設け、タンク本体10内の底部に溜まったオ
イルと液冷媒をオイル吸入口14から外側パイプ状部材
12の下端部に吸い込み、このオイルと液冷媒を上記ガ
ス冷媒に混合して圧縮機に吸入させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両用空調
装置の冷凍サイクルにおいては、圧縮機作動断続用エア
コンスイッチのオンオフや、蒸発器のフロスト防止等の
ために、圧縮機の作動が頻繁に断続制御される。この断
続制御に伴って、圧縮機が停止状態から再起動されると
圧縮機の吸入圧が急激に低下する。その結果、アキュム
レータのタンク本体10の内部圧力も急激に低下して、
タンク本体10内の液冷媒のフォーミング現象、すなわ
ち、急減圧によるタンク内液冷媒の激しい気化現象が発
生する。
【0005】このフォーミング現象によりタンク本体1
0内の液冷媒が上方へ巻き上げられて矢印aのガス冷媒
の流れに乗って、液冷媒が外側パイプ状部材12の上方
開口部へ容易に吸入されてしまう。これにより、圧縮機
への液戻りが発生して、圧縮機の液圧縮が起こり、圧縮
機の耐久性に悪影響を及ぼすとともに、圧縮機起動時の
駆動動力を増大させる。
【0006】さらには、圧縮機内部のオイルが液戻りに
よって洗われてしまい、これにより、圧縮機の潤滑不良
が生じて、圧縮機の耐久性を一層悪化させる場合があ
る。
【0007】本発明は上記点に鑑みて、アキュムレータ
でのフォーミング現象に起因する、圧縮機への液戻りの
発生を抑制することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、冷凍サイクルの蒸発器
(5)出口からの冷媒をタンク本体部(81)内に流入
させる冷媒流入部(82)と、タンク本体部(81)内
の上方部に開口し、この上方部の冷媒を吸入する冷媒吸
入部(83)とを備え、冷媒吸入部(83)の開口部下
側に、タンク本体部(81)内の液冷媒が冷媒吸入部
(83)に巻き込まれるのを阻止する冷媒分離部材(8
4、84’)を対向配置することを特徴としている。
【0009】これによると、タンク本体部(81)内の
液冷媒の急減圧によってフォーミング現象が発生し、液
冷媒が上方へ巻き上げられても、冷媒分離部材(84、
84’)に液冷媒が衝突することになる。
【0010】そのため、液冷媒が冷媒吸入部(83)の
開口部へ直接向かうことを抑制できる。従って、フォー
ミング現象による液冷媒の上方への巻き上げに起因する
圧縮機(1)への液戻り、液圧縮を未然に防止できる。
【0011】請求項2に記載の発明では、冷媒分離部材
を冷媒吸入部(83)の開口部下側に対向配置された板
状部材(84)で構成し、この板状部材(84)の外周
側に、この板状部材(84)の上下の空間を連通する連
通路(85、86)を形成することを特徴としている。
【0012】これによると、冷媒分離部材を板状部材
(84)で簡単に構成できるとともに、冷媒流入部(8
2)からの流入冷媒のうち、液冷媒を板状部材(84)
外周側の連通路(85、86)を通して下方へ落下させ
て、タンク内下方側に液冷媒を溜めることができる。
【0013】請求項3に記載の発明のように、板状部材
(84)を、中央部が高く、外周側が低くなる傘形状に
形成すれば、傘形状の傾斜面に沿って液冷媒をより一層
スムースに連通路(85、86)を通して下方へ落下さ
せることができ、冷媒の気液分離性を向上できる。
【0014】請求項4に記載の発明では、冷媒分離部材
(84’)を、互いに連通した多数の孔部を有する多孔
材料から構成し、この孔部を通して冷媒分離部材(8
4’)の上下の空間を連通させることを特徴としてい
る。
【0015】これによると、多孔材料の孔部を通して冷
媒分離部材(84’)の上下の空間を連通させることが
できるので、タンク本体部(81)の横断面全体に冷媒
分離部材(84’)を配置することができる。
【0016】従って、フォーミング現象の発生時に上方
へ巻き上げられる冷媒の気液を冷媒分離部材(84’)
により一層良好に分離できる。
【0017】また、タンク本体部(81)の横断面全体
に冷媒分離部材(84’)配置できるため、定常運転時
においても、蒸発器(5)からの流入冷媒がタンク内液
面に直接衝突することを冷媒分離部材(84’)により
防止して、タンク内液面の乱れによる冷媒の気液分離性
低下を防止できる。
【0018】請求項5に記載の発明では、冷媒分離部材
(84’)を、多数の孔部(842、843)を有する
多孔板(840、841)と、この多孔板(840、8
41)により保持された粒状の乾燥剤(844)とから
構成し、多孔板(840、841)の孔部(842、8
43)および粒状の乾燥剤(844)相互間の間隙を通
して冷媒分離部材(84’)の上下の空間を連通させる
ことを特徴としている。
【0019】これによると、上記請求項4と同様に、タ
ンク本体部(81)の横断面全体に冷媒分離部材(8
4’)を配置することができるので、フォーミング現象
の発生時に上方へ巻き上げられる冷媒の気液を冷媒分離
部材(84’)により良好に分離できるとともに、定常
運転時においても、蒸発器(5)からの流入冷媒がタン
ク内液面に直接衝突することを冷媒分離部材(84’)
により防止して、タンク内液面の乱れによる冷媒の気液
分離性低下を防止できる。
【0020】しかも、タンク本体部(81)内を上下方
向に移動する冷媒は必ず乾燥剤(844)相互間の間隙
を通過するので、冷媒と乾燥剤(844)との接触が良
好となり、乾燥剤(844)の吸水効果を向上できる。
【0021】請求項6に記載の発明では、タンク本体部
(81)内の底部付近に開口するオイル吸入口(88)
を一端側に有し、他端部が冷媒吸入部(83)内に連通
するオイル吸入管(87)を備え、冷媒分離部材(8
4、84’)を貫通してオイル吸入管(87)をタンク
本体部(81)内に配置することを特徴としている。
【0022】これによると、1本のオイル吸入管(8
7)を用いてストロー方式にてタンク本体部(81)底
部付近のオイルを吸い込むことができる。しかも、オイ
ル吸入管(87)を冷媒分離部材(84、84’)を介
してタンク本体部(81)内に簡単に配置、保持するこ
とができる。
【0023】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は第1実施
形態のアキュムレータを適用する車両用空調装置の冷凍
サイクルであり、圧縮機1は電磁クラッチ2を介して図
示しない車両エンジンにより駆動される。圧縮機1から
吐出された高圧のガス冷媒は凝縮器3に流入し、ここ
で、外気と熱交換して冷却され、凝縮される。
【0025】そして、凝縮器3で凝縮した液冷媒は次に
減圧装置4にて低圧に減圧されて霧状の気液2相状態と
なる。この減圧装置4はオリフィス、ノズルのような固
定絞り、あるいは適宜の可変絞りからなる。減圧後の低
圧冷媒は蒸発器5において、空調用送風機6の送風空気
から吸熱して蒸発する。
【0026】蒸発器5は空調ケース7内に配置され、蒸
発器5で冷却された冷風は周知のごとく図示しないヒー
タコア部で温度調整された後に車室内へ吹き出す。蒸発
器5を通過した冷媒はアキュムレータ8にて気液分離さ
れた後に圧縮機1に吸入される。
【0027】アキュムレータ8は、蒸発器5出口からの
冷媒の気液を分離し液冷媒を溜めてガス冷媒を圧縮機1
に吸入させる役割と、タンク底部側に溜まる液冷媒中に
溶け込んでいるオイルを圧縮機1に吸入させる役割とを
果たす。
【0028】図2、図3は第1実施形態によるアキュム
レータ8の具体的構造を例示するもので、タンク本体部
81はアルミニュウム等の金属により縦長の円筒形状に
成形されている。タンク本体部81の側面上方部にはパ
イプ状の冷媒流入部82が配置されている。
【0029】この冷媒流入部82は蒸発器5出口からの
冷媒をタンク本体部81内に流入させるものであって、
より具体的にはタンク本体部81の円筒形状の接線方向
に冷媒を流入させるように冷媒流入部82はタンク本体
部81に配置されている。これにより、タンク本体部8
1内の冷媒流れに旋回流を与えて冷媒の気液を遠心分離
できるようにしている。
【0030】また、タンク本体部81の上面部の中央部
にはパイプ状の冷媒吸入部83が配置されている。この
冷媒吸入部83の上端側は圧縮機1吸入側に接続され、
下端側は所定長さだけタンク本体部81内へ突出し開口
している。冷媒吸入部83は、その下端開口部からタン
ク本体部81内の上方部のガス冷媒を吸入する。
【0031】なお、冷媒流入部82および冷媒吸入部8
3はともにアルミニュウム等の金属によりパイプ状に成
形され、溶接等の接合手段にてタンク本体部81の穴部
に固定される。
【0032】タンク本体部81内において、冷媒吸入部
83の開口部下側に板状部材84が所定間隔を介して対
向配置されている。この板状部材84は冷媒吸入部83
の開口部面積より十分大きい面積を有する円板状の形状
であり、タンク本体部81内の下側に溜まる液冷媒が冷
媒吸入部83の開口部内に巻き込まれるのを阻止する冷
媒分離部材を構成する。
【0033】板状部材84はタンク本体部81内の上下
方向において冷媒液面Bと冷媒流入部82の開口部との
中間部位に位置して水平方向に配置されている。ここ
で、冷媒液面Bは冷凍サイクル内への冷媒充填量が適正
であって、通常のサイクル運転条件であるときに形成さ
れる液面高さを示している。
【0034】板状部材84はアルミニュウム等の金属、
あるいは適宜の樹脂で形成することができ、本例では、
板状部材84の外周部において180°対称となる2箇
所に径外方への突出部84a、84bを形成し、この突
出部84a、84bをタンク本体部81の内壁面に圧入
等の手段で固定している。板状部材84をアルミニュウ
ム等の金属で形成する場合は溶接等の接合手段を用い
て、板状部材84をタンク本体部81の内壁面に固定し
てもよい。
【0035】板状部材84の外周部とタンク本体部81
の内壁面との間には、突出部84a、84bにより仕切
られた2箇所の間隙部が形成され、この2箇所の間隙部
によって、板状部材84の上下の空間を連通させる連通
路85、86が形成される。
【0036】オイル吸入管87は板状部材84の中心孔
84c部を貫通してタンク本体部81内の上下方向に延
びるように配置されている。オイル吸入管87もアルミ
ニュウム等の金属、あるいは適宜の樹脂で形成すること
ができ、板状部材84の中心孔84c部に圧入等の手段
で固定している。
【0037】オイル吸入管87の下端部はタンク本体部
81の底部付近まで垂下して側方に曲げてあり、この側
方曲げ部の開口部をオイル吸入口88として構成してい
る。このオイル吸入口88はタンク本体部81内の下方
側に溜まる液冷媒中に溶け込んでいるオイルをオイル吸
入管87内に吸入するためのものである。
【0038】一方、オイル吸入管87の上端部は所定長
さL1だけ冷媒吸入部83内に挿入され、冷媒吸入部8
3内に連通させてある。冷媒吸入部83内の流路におい
て、この所定長さL1の部分では、オイル吸入管87の
上端部の挿入により絞り通路89が形成される。
【0039】次に、上記構成において第1実施形態の作
動を説明する。図1の冷凍サイクルが運転されると、蒸
発器5を通過した気液混合の冷媒が冷媒流入部82から
タンク本体部81内の板状部材84上方側に流入する。
この際、タンク本体部81内への冷媒流れに旋回流を与
えて冷媒の気液を遠心分離し、タンク本体部81内空間
の外周側に液冷媒を集め、中心側にガス冷媒を集める。
【0040】タンク本体部81内空間の外周側の液冷媒
は板状部材84の外周部とタンク本体部81の内壁面と
の間に形成される連通路85、86を通して下方へ落下
する。これにより、タンク本体部81内の下方側に液冷
媒が溜まって、板状部材84の下方側に冷媒液面Bを形
成する。
【0041】そして、タンク本体部81内中心部の上方
側のガス冷媒を矢印dのごとく冷媒吸入部83の下端開
口部へ吸入する。ここで、冷媒吸入部83の下端側流路
には所定長さL1の絞り通路89が形成してあるので、
この絞り通路89を吸入冷媒が通過するときの圧力損失
により、絞り通路89下流のA領域の圧力Paがタンク
内圧力Pbより低くなる(Pa<Pb)。
【0042】この結果、オイル吸入管87の上端部(A
領域)と、下端側のオイル吸入口88との間に所定の圧
力差ΔP(Pb−Pa)が作用して、タンク本体部81
底部付近の液冷媒中に溶け込んでいるオイルをオイル吸
入口88からオイル吸入管87内に吸入することができ
る。
【0043】このように第1実施形態によると、冷媒吸
入部83での冷媒流れの圧力損失に基づいてオイル吸入
管87の上下両端部間に圧力差ΔPを作用させることが
でき、これにより、1本のオイル吸入管87でストロー
方式にてタンク本体部81底部付近のオイルを吸い込む
ことができる。
【0044】ところで、車両用空調装置の冷凍サイクル
において、圧縮機作動断続用エアコンスイッチのオンオ
フや、蒸発器5のフロスト防止等の制御のために、電磁
クラッチ2により圧縮機1の作動が断続制御され、圧縮
機1が停止状態から再起動されると、圧縮機1の吸入圧
が急激に低下する。その結果、アキュムレータ8のタン
ク本体81の内部圧力も急激に低下して、タンク本体8
1内の液冷媒のフォーミング現象が発生する。
【0045】このフォーミング現象によりタンク本体1
0内の液冷媒が上方へ巻き上げられるという事態が発生
するが、第1実施形態によると、タンク本体部81内に
おいて冷媒吸入部83の開口部下側に、この冷媒吸入部
83の開口部面積より十分大きい面積を有する円板状の
板状部材84を対向配置しているので、液冷媒が上方へ
巻き上げられても板状部材84の下面に液冷媒が衝突す
るだけであり、液冷媒が冷媒吸入部83の開口部へ直接
向かうことを抑制できる。
【0046】従って、フォーミング現象による液冷媒の
上方への巻き上げに起因する圧縮機1への液戻り、液圧
縮を未然に防止できる。
【0047】(第2実施形態)図4、5は第2実施形態
であり、円板状の板状部材84を中央部が高く、外周側
が低くなる傘形状に形成している。
【0048】これによると、冷媒流入部82からタンク
本体部81内の板状部材84上方側に流入する気液混合
冷媒が遠心分離される際に、外周側に集まる液冷媒を板
状部材84の傘形状の傾斜面によってスムースに連通路
85、86側へ案内できる。このため、この連通路8
5、86を通して液冷媒を下方へ容易に落下させること
ができ、蒸発器5からの流入冷媒の気液分離性を向上で
きる。
【0049】(第3実施形態)図6は第3実施形態であ
り、円板状の冷媒分離部材84’を、互いに連通した多
数の孔部を有する多孔材料から構成して、この孔部を通
して板状部材84の上下の空間を連通させるようにした
ものである。
【0050】多孔材料としては、具体的には多数の微小
な孔部が互いに連通した状態で気泡状に分散形成される
焼結金属材料、あるいは発泡樹脂材料を用いることがで
きる。図6の拡大図は多孔材料として焼結金属を用いた
場合を示しており、845は焼結金属の粉末粒子で、8
46は孔部で、847は粉末粒子845の焼結部分であ
る。
【0051】このような多孔材料を用いることにより、
微小な孔部846を通して冷媒分離部材84’の上下の
空間を連通させることができるので、タンク本体部81
の横断面全体に円板状の冷媒分離部材84’を配置する
ことができる。
【0052】従って、フォーミング現象の発生時に上方
へ巻き上げられる冷媒の気液を冷媒分離部材84’によ
り一層良好に分離できる。
【0053】また、タンク本体部81の横断面全体に円
板状の冷媒分離部材84’を配置しているため、定常運
転時においても、蒸発器5からの流入冷媒が液面Bに直
接衝突することを冷媒分離部材84’により防止して、
液面Bの乱れによる冷媒の気液分離性低下を防止でき
る。
【0054】なお、円板状の冷媒分離部材84’の固定
は例えば次のごとく行う。タンク本体部81の内壁面に
圧入等の手段でリング状の下側固定具90を固定し、こ
の下側固定具90の上に円板状の冷媒分離部材84’を
載せた後に、リング状の上側固定具91をタンク本体部
81の内壁面に圧入等の手段で固定することにより、冷
媒分離部材84’を上下の固定具90、91の間で保
持、固定する。
【0055】(第4実施形態)図7、8は第4実施形態
であり、多数の孔部842、843を有する上下2枚の
円板状の多孔板840、841の間に粒状の乾燥剤84
4を保持することにより、円板状の冷媒分離部材84’
を構成している。
【0056】ここで、粒状の乾燥剤844は冷媒中の水
分を吸収するためのものであって、吸水性に優れた材
料、例えば、シリカゲルから構成される。そして、多孔
板840、841の孔部842、843および粒状の乾
燥剤844相互間の間隙を通して冷媒分離部材84’の
上下の空間を連通させている。2枚の多孔板840、8
41もタンク本体部81の内壁面に圧入等の手段で固定
することができる。
【0057】第4実施形態においても、タンク本体部8
1の横断面全体にわたって、多孔板840、841と粒
状の乾燥剤844から構成される円板状の冷媒分離部材
84’を配置できるので、フォーミング現象の発生時に
上方へ巻き上げられる冷媒の気液を冷媒分離部材84’
により一層良好に分離できる。
【0058】また、タンク本体部81の横断面全体に円
板状の冷媒分離部材84’を配置しているため、定常運
転時においても、蒸発器5からの流入冷媒が液面Bに直
接衝突することを冷媒分離部材84’により防止して、
液面Bの乱れによる冷媒の気液分離性低下を防止でき
る。
【0059】更に、タンク本体部81の横断面全体にわ
たって粒状の乾燥剤844を配置することにより、タン
ク本体部81内を上下方向に移動する冷媒は必ず乾燥剤
844相互間の間隙を通過するので、冷媒と乾燥剤84
4との接触が良好となり、乾燥剤844の吸水効果を向
上できる。 (他の実施形態)なお、第1〜第3実施形態では、水分
吸収のための乾燥剤を図示していないが、図2〜図5の
円板状の板状部材84あるいは図6の冷媒分離部材8
4’の下方部位に乾燥剤を配置してもよいことはもちろ
んである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアキュムレータを適用する冷凍サイク
ルの構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す縦断面図である。
【図3】図2のX−X断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す縦断面図である。
【図5】図4のX−X断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第4実施形態を示す縦断面図である。
【図8】図7のX−X断面図である。
【図9】従来のアキュムレータの縦断面図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、5…蒸発器、8…アキュムレータ、81…
タンク本体部、82…冷媒流入部、83…冷媒吸入部、
84…板状部材(冷媒分離部材)、84’…冷媒分離部
材、85、86…連通路、87…オイル吸入管、88…
オイル吸入口、840、841…多孔板、842、84
3…孔部、844…乾燥剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂 鉱一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 山中 康司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルの圧縮機(1)吸入側に配
    置されて冷媒の気液を分離し液冷媒を溜めるアキュムレ
    ータ(8)であって、 タンク本体部(81)と、 前記冷凍サイクルの蒸発器(5)出口からの冷媒を前記
    タンク本体部(81)内に流入させる冷媒流入部(8
    2)と、 前記タンク本体部(81)内の上方部に開口し、この上
    方部の冷媒を吸入する冷媒吸入部(83)と、 前記冷媒吸入部(83)の開口部下側に対向配置され、
    前記タンク本体部(81)内の液冷媒が前記冷媒吸入部
    (83)に巻き込まれるのを阻止する冷媒分離部材(8
    4、84’)とを備えることを特徴とするアキュムレー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記冷媒分離部材は、前記冷媒吸入部
    (83)の開口部下側に対向配置された板状部材(8
    4)からなり、この板状部材(84)の外周側に、この
    板状部材(84)の上下の空間を連通する連通路(8
    5、86)を形成することを特徴とする請求項1に記載
    のアキュムレータ。
  3. 【請求項3】 前記板状部材(84)は、中央部が高
    く、外周側が低くなる傘形状に形成されていることを特
    徴とする請求項2に記載のアキュムレータ。
  4. 【請求項4】 前記冷媒分離部材(84’)は、互いに
    連通した多数の孔部を有する多孔材料から構成され、前
    記孔部を通して前記冷媒分離部材(84’)の上下の空
    間を連通させることを特徴とする請求項1に記載のアキ
    ュムレータ。
  5. 【請求項5】 前記冷媒分離部材(84’)は、多数の
    孔部(842、843)を有する多孔板(840、84
    1)と、この多孔板(840、841)により保持され
    た粒状の乾燥剤(844)とから構成され、 前記多孔板(840、841)の孔部(842、84
    3)および前記粒状の乾燥剤(844)相互間の間隙を
    通して前記冷媒分離部材(84’)の上下の空間を連通
    させることを特徴とする請求項1に記載のアキュムレー
    タ。
  6. 【請求項6】 前記タンク本体部(81)内の底部付近
    に開口するオイル吸入口(88)を一端側に有し、他端
    部が前記冷媒吸入部(83)内に連通するオイル吸入管
    (87)を備え、 前記冷媒分離部材(84、84’)を貫通して前記オイ
    ル吸入管(87)を前記タンク本体部(81)内に配置
    することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つ
    に記載のアキュムレータ。
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