JP2000356796A - カメラの像振れ補正装置 - Google Patents
カメラの像振れ補正装置Info
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- JP2000356796A JP2000356796A JP2000107867A JP2000107867A JP2000356796A JP 2000356796 A JP2000356796 A JP 2000356796A JP 2000107867 A JP2000107867 A JP 2000107867A JP 2000107867 A JP2000107867 A JP 2000107867A JP 2000356796 A JP2000356796 A JP 2000356796A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 露光期間以外に大きな像振れが発生しても露
光期間中の像振れを効果的に行なう。 【解決手段】 カメラの電源スイッチがオンされた後、
測光期間中、角速度センサから出力された角速度をデジ
タル変換し、デジタル化された角速度情報を積分処理
し、撮影光学系の光軸の角度情報を算出する。角度情報
に基づいて位置テーブルを参照し焦点面上の撮影光学系
の光軸の位置情報を得る。位置情報に基づいて撮影光学
系の光軸の変位量を算出する。光軸の変位が露光期間以
外の期間の補正レンズの補正可能範囲内であるか確認す
る(S416)。光軸の変位が補正可能範囲外にあると
確認された場合、補正レンズ駆動のための変数の変更処
理(S418、S420)は行なわず、補正レンズの駆
動を停止する。
光期間中の像振れを効果的に行なう。 【解決手段】 カメラの電源スイッチがオンされた後、
測光期間中、角速度センサから出力された角速度をデジ
タル変換し、デジタル化された角速度情報を積分処理
し、撮影光学系の光軸の角度情報を算出する。角度情報
に基づいて位置テーブルを参照し焦点面上の撮影光学系
の光軸の位置情報を得る。位置情報に基づいて撮影光学
系の光軸の変位量を算出する。光軸の変位が露光期間以
外の期間の補正レンズの補正可能範囲内であるか確認す
る(S416)。光軸の変位が補正可能範囲外にあると
確認された場合、補正レンズ駆動のための変数の変更処
理(S418、S420)は行なわず、補正レンズの駆
動を停止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手振れ等に起因す
る光学機器の像振れを補正する像振れ補正装置に関す
る。
る光学機器の像振れを補正する像振れ補正装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラや双眼鏡等の光学機器に
は、手振れ等に起因する像振れを補正する像振れ補正装
置が備えたものがある。像振れ補正装置は、光学機器本
体のぶれ量を検出し、そのぶれ量が相殺されるよう補正
光学系を駆動する。補正光学系の駆動には、駆動機構の
構成により規定される補正可能範囲がある。この補正可
能範囲を超える像振れが発生すると補正光学系の駆動は
停止される。像振れが補正可能範囲を超える状態が継続
している間は、補正光学系の停止状態は維持され、像振
れ補正は行なわれない。
は、手振れ等に起因する像振れを補正する像振れ補正装
置が備えたものがある。像振れ補正装置は、光学機器本
体のぶれ量を検出し、そのぶれ量が相殺されるよう補正
光学系を駆動する。補正光学系の駆動には、駆動機構の
構成により規定される補正可能範囲がある。この補正可
能範囲を超える像振れが発生すると補正光学系の駆動は
停止される。像振れが補正可能範囲を超える状態が継続
している間は、補正光学系の停止状態は維持され、像振
れ補正は行なわれない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
露光期間の前から像振れ補正が行なわれるカメラにおい
て、露光開始の前から比較的大きな像振れ補正が発生
し、補正可能範囲の境界の近傍まで補正光学系が駆動さ
れると、露光時間中に発生する像ぶれに対して補正でき
る範囲は極めて限られてしまう。そのため、本来は最も
効果的に像振れ補正が行なわれなければならない露光時
間中に十分な補正効果が得られず、撮影される画像に精
度の高い画質が得られないという問題があった。
露光期間の前から像振れ補正が行なわれるカメラにおい
て、露光開始の前から比較的大きな像振れ補正が発生
し、補正可能範囲の境界の近傍まで補正光学系が駆動さ
れると、露光時間中に発生する像ぶれに対して補正でき
る範囲は極めて限られてしまう。そのため、本来は最も
効果的に像振れ補正が行なわれなければならない露光時
間中に十分な補正効果が得られず、撮影される画像に精
度の高い画質が得られないという問題があった。
【0004】本発明は、以上の問題を解決するものであ
り、被写体像の撮像媒体への記録期間以外に大きな像振
れが発生しても、被写体像の記録期間中に補正効果が得
られるカメラの像振れ装置を提供することを目的として
いる。
り、被写体像の撮像媒体への記録期間以外に大きな像振
れが発生しても、被写体像の記録期間中に補正効果が得
られるカメラの像振れ装置を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるカメラの
像振れ補正装置は、撮影光学系と、撮影光学系により撮
像媒体上に形成される光学像を、画像取得動作を制御す
ることにより撮像媒体に記録する撮像制御手段とを有す
るカメラに備えられ、カメラのぶれ方向及びぶれ量を検
出するぶれ検出手段と、撮影光学系の一部を構成し、光
学像の像振れを補正するための補正光学系と、補正光学
系を駆動する駆動手段と、補正光学系の光軸と撮影光学
系の他の光学系の光軸とが一致する原点位置に補正光学
系が位置する状態において他の光学系の光軸がその中心
を直交に貫き、撮影光学系により光学像が形成される焦
点面の面上において、ぶれ量に対応して変位する撮影光
学系の光軸が貫く位置をカメラのぶれ位置として検出す
るぶれ位置検出手段と、ぶれ位置に基づいて補正光学系
の駆動量を演算し、ぶれ量を相殺するよう、駆動量に応
じて駆動手段を制御する制御手段とを有するカメラの像
振れ補正装置であって、制御手段は、画像取得動作が実
行されない待機状態における補正光学系による焦点面上
の第1の像振れ補正範囲が、画像取得動作が実行されて
いる状態における補正光学系による焦点面上の第2の像
振れ補正範囲よりも小さくなるよう、駆動手段を制御す
ることを特徴とする。
像振れ補正装置は、撮影光学系と、撮影光学系により撮
像媒体上に形成される光学像を、画像取得動作を制御す
ることにより撮像媒体に記録する撮像制御手段とを有す
るカメラに備えられ、カメラのぶれ方向及びぶれ量を検
出するぶれ検出手段と、撮影光学系の一部を構成し、光
学像の像振れを補正するための補正光学系と、補正光学
系を駆動する駆動手段と、補正光学系の光軸と撮影光学
系の他の光学系の光軸とが一致する原点位置に補正光学
系が位置する状態において他の光学系の光軸がその中心
を直交に貫き、撮影光学系により光学像が形成される焦
点面の面上において、ぶれ量に対応して変位する撮影光
学系の光軸が貫く位置をカメラのぶれ位置として検出す
るぶれ位置検出手段と、ぶれ位置に基づいて補正光学系
の駆動量を演算し、ぶれ量を相殺するよう、駆動量に応
じて駆動手段を制御する制御手段とを有するカメラの像
振れ補正装置であって、制御手段は、画像取得動作が実
行されない待機状態における補正光学系による焦点面上
の第1の像振れ補正範囲が、画像取得動作が実行されて
いる状態における補正光学系による焦点面上の第2の像
振れ補正範囲よりも小さくなるよう、駆動手段を制御す
ることを特徴とする。
【0006】好ましくは、第2の像振れ補正範囲は、駆
動手段により補正光学系を原点位置から最大限に移動さ
せた位置の軌跡で囲まれる領域で規定される。
動手段により補正光学系を原点位置から最大限に移動さ
せた位置の軌跡で囲まれる領域で規定される。
【0007】好ましくは、第2の像振れ補正範囲は、補
正光学系の支持部材がカメラの他の部材に当接して移動
不可能となる範囲よりも小さく設定されている。
正光学系の支持部材がカメラの他の部材に当接して移動
不可能となる範囲よりも小さく設定されている。
【0008】第1の像振れ補正範囲及び第2の像振れ補
正範囲は、例えば、原点位置を中心とする円形である。
正範囲は、例えば、原点位置を中心とする円形である。
【0009】好ましくは、上述の待機状態において像振
れを補正するために駆動される補正光学系の変位が第1
の像振れ補正範囲を超える場合、補正光学系の駆動は停
止され、画像取得動作の開始時、像振れ補正のための補
正光学系の駆動は停止位置から開始される。
れを補正するために駆動される補正光学系の変位が第1
の像振れ補正範囲を超える場合、補正光学系の駆動は停
止され、画像取得動作の開始時、像振れ補正のための補
正光学系の駆動は停止位置から開始される。
【0010】好ましくは、撮像制御手段は、カメラに配
設された操作部材に連動して被写体の輝度を計測する測
光手段を備え、補正光学系が第1の像振れ補正範囲内に
おいて駆動されるのは測光手段による測光処理中であ
る。
設された操作部材に連動して被写体の輝度を計測する測
光手段を備え、補正光学系が第1の像振れ補正範囲内に
おいて駆動されるのは測光手段による測光処理中であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施形態が適用さ
れるカメラを部分的に透視的に示す正面図である。カメ
ラ1のレンズ鏡筒20内には対物光学系21が保持され
ている。対物光学系21は、後述する補正光学系と共に
カメラ1の撮影光学系(結像光学系)を構成する。カメ
ラ1の上面にはシャッタボタン10が設けられている。
シャッタボタン10は2段階のスイッチになっており、
1段押し込まれると測光処理が開始され、2段押し込ま
れるとレリーズ処理が開始される。カメラ1本体内にお
いて、シャッタボタン10が設けられている側には、角
速度センサ11、12が配設されている。角速度センサ
11および12はジャイロセンサであり、それぞれ長手
方向に沿った軸回りの回転方向における角速度を検出す
る。角速度センサ11の回転軸Aと角速度センサ12の
回転軸Bが直交するよう、角速度センサ11、12は配
設される。角速度センサ11により回転軸A回りの回転
方向αにおける撮影光学系の光軸OPのぶれの角速度が
検出され、角速度センサ12により回転軸B回りの回転
方向βにおける光軸OPのぶれの角速度が検出される。
尚、カメラ1を水平に構えた状態において、回転軸Aは
垂直方向に延びる縦軸Yと一致し、回転軸Bは水平方向
に延びる横軸Xと一致する。
を参照して説明する。図1は本発明の実施形態が適用さ
れるカメラを部分的に透視的に示す正面図である。カメ
ラ1のレンズ鏡筒20内には対物光学系21が保持され
ている。対物光学系21は、後述する補正光学系と共に
カメラ1の撮影光学系(結像光学系)を構成する。カメ
ラ1の上面にはシャッタボタン10が設けられている。
シャッタボタン10は2段階のスイッチになっており、
1段押し込まれると測光処理が開始され、2段押し込ま
れるとレリーズ処理が開始される。カメラ1本体内にお
いて、シャッタボタン10が設けられている側には、角
速度センサ11、12が配設されている。角速度センサ
11および12はジャイロセンサであり、それぞれ長手
方向に沿った軸回りの回転方向における角速度を検出す
る。角速度センサ11の回転軸Aと角速度センサ12の
回転軸Bが直交するよう、角速度センサ11、12は配
設される。角速度センサ11により回転軸A回りの回転
方向αにおける撮影光学系の光軸OPのぶれの角速度が
検出され、角速度センサ12により回転軸B回りの回転
方向βにおける光軸OPのぶれの角速度が検出される。
尚、カメラ1を水平に構えた状態において、回転軸Aは
垂直方向に延びる縦軸Yと一致し、回転軸Bは水平方向
に延びる横軸Xと一致する。
【0012】図2は、本実施形態の像振れ補正機構の全
体を示す分解斜視図である。補正レンズ101(補正光
学系)はレンズ支持枠102に支持されている。上述の
ように、本実施形態においてカメラ1の撮影光学系は、
この補正レンズ101と上述の対物光学系21で構成さ
れる。補正レンズ鏡筒103は小径部103a、大径部
103bを有しており、小径部103a内にはレンズ支
持枠102が保持されている。大径部103bの外周面
にはねじ山が設けられている。大径部103bは第1の
固定部120に設けられた開口部120aを挿通し、可
動部140のレンズ鏡筒支持枠141の開口部141a
に嵌合している。第1の固定部120はビス121及び
122により第2の固定部180に固定され、可動部1
40及びガイド部160は、第1の固定部120と第2
の固定部180により挟持される。
体を示す分解斜視図である。補正レンズ101(補正光
学系)はレンズ支持枠102に支持されている。上述の
ように、本実施形態においてカメラ1の撮影光学系は、
この補正レンズ101と上述の対物光学系21で構成さ
れる。補正レンズ鏡筒103は小径部103a、大径部
103bを有しており、小径部103a内にはレンズ支
持枠102が保持されている。大径部103bの外周面
にはねじ山が設けられている。大径部103bは第1の
固定部120に設けられた開口部120aを挿通し、可
動部140のレンズ鏡筒支持枠141の開口部141a
に嵌合している。第1の固定部120はビス121及び
122により第2の固定部180に固定され、可動部1
40及びガイド部160は、第1の固定部120と第2
の固定部180により挟持される。
【0013】図3は可動部140を拡大して示す分解斜
視図である。略矩形のレンズ鏡筒支持枠141には開口
部141aが設けられている。開口部141aの内周面
にはねじ溝が刻設されており、大径部103b(図2参
照)の外周面のネジ山が嵌合している。すなわち、大径
部103bは開口部141aに固定されている。レンズ
鏡筒支持枠141の3個所の角部にはコイル固定枠14
2、143、144が配設されている。
視図である。略矩形のレンズ鏡筒支持枠141には開口
部141aが設けられている。開口部141aの内周面
にはねじ溝が刻設されており、大径部103b(図2参
照)の外周面のネジ山が嵌合している。すなわち、大径
部103bは開口部141aに固定されている。レンズ
鏡筒支持枠141の3個所の角部にはコイル固定枠14
2、143、144が配設されている。
【0014】横方向駆動コイル151はコイル固定枠1
42及び143により位置決めされる。横方向駆動コイ
ル151の一方の端部はコイル固定枠142とコイル押
え部材142aで挟持され、他方の端部はコイル固定枠
143とコイル押え部材143aで挟持される。ビス1
42bでコイル押え部材142aをコイル固定枠142
に固定し、かつビス143bでコイル押え部材143a
をコイル固定枠143に固定することにより、横方向コ
イル151は固定される。縦方向駆動コイル152はコ
イル固定枠143及び144により位置決めされる。縦
方向駆動コイル152の一方の端部はコイル固定枠14
3とコイル押え部材143aで挟持され、他方の端部は
コイル固定枠144とコイル押え部材144aで挟持さ
れる。ビス143bでコイル押え部材143aをコイル
固定枠143に固定し、かつビス144bでコイル押え
部材144aをコイル固定枠144に固定することによ
り、縦方向駆動コイル152は固定される。
42及び143により位置決めされる。横方向駆動コイ
ル151の一方の端部はコイル固定枠142とコイル押
え部材142aで挟持され、他方の端部はコイル固定枠
143とコイル押え部材143aで挟持される。ビス1
42bでコイル押え部材142aをコイル固定枠142
に固定し、かつビス143bでコイル押え部材143a
をコイル固定枠143に固定することにより、横方向コ
イル151は固定される。縦方向駆動コイル152はコ
イル固定枠143及び144により位置決めされる。縦
方向駆動コイル152の一方の端部はコイル固定枠14
3とコイル押え部材143aで挟持され、他方の端部は
コイル固定枠144とコイル押え部材144aで挟持さ
れる。ビス143bでコイル押え部材143aをコイル
固定枠143に固定し、かつビス144bでコイル押え
部材144aをコイル固定枠144に固定することによ
り、縦方向駆動コイル152は固定される。
【0015】レンズ鏡筒支持部141の下端部近傍には
横方向ガイド穴141b、141cが設けられている。
横方向ガイド穴141b、141cは長手方向が水平方
向に沿った細長の穴であり、それぞれの内周壁の底面が
同一平面上に並ぶよう穿設される。
横方向ガイド穴141b、141cが設けられている。
横方向ガイド穴141b、141cは長手方向が水平方
向に沿った細長の穴であり、それぞれの内周壁の底面が
同一平面上に並ぶよう穿設される。
【0016】発光素子であるLED(Light Emitting D
iode)153はレンズ鏡筒支持枠141のレンズ固定枠
142及び143が配設された側端部と反対側の側端部
に設けられた凹部141dに配設され、LED154は
レンズ鏡筒支持枠141の下端部に設けられた凹部14
1eに配設される。
iode)153はレンズ鏡筒支持枠141のレンズ固定枠
142及び143が配設された側端部と反対側の側端部
に設けられた凹部141dに配設され、LED154は
レンズ鏡筒支持枠141の下端部に設けられた凹部14
1eに配設される。
【0017】図4はガイド部160を拡大して示す分解
斜視図である。ガイドバー161は長手方向が直交する
アーム162及び163を備え、略L字型を有する。ア
ーム162において可動部140の側の側面には、円筒
状のローラ171及び172が配設される。ビス171
aをローラ171に挿通させアーム162においてアー
ム163近傍の端部に穿設された穴に嵌合させることに
よりローラ171はアーム162に固定され、ビス17
2aをローラ172に挿通させアーム162の他方の端
部に穿設された穴に嵌合させることにより、ローラ17
2はアーム162に固定される。
斜視図である。ガイドバー161は長手方向が直交する
アーム162及び163を備え、略L字型を有する。ア
ーム162において可動部140の側の側面には、円筒
状のローラ171及び172が配設される。ビス171
aをローラ171に挿通させアーム162においてアー
ム163近傍の端部に穿設された穴に嵌合させることに
よりローラ171はアーム162に固定され、ビス17
2aをローラ172に挿通させアーム162の他方の端
部に穿設された穴に嵌合させることにより、ローラ17
2はアーム162に固定される。
【0018】アーム163において第2の固定部180
の側の側面には、円筒状のローラ173及び174が配
設される。ビス173aをローラ173に挿通させアー
ム163においてアーム162近傍の端部に穿設された
穴に嵌合させることによりローラ173はアーム163
に固定され、ビス174aをローラ174に挿通させア
ーム163の他方の端部に穿設された穴に嵌合させるこ
とにより、ローラ174はアーム163に固定される。
の側の側面には、円筒状のローラ173及び174が配
設される。ビス173aをローラ173に挿通させアー
ム163においてアーム162近傍の端部に穿設された
穴に嵌合させることによりローラ173はアーム163
に固定され、ビス174aをローラ174に挿通させア
ーム163の他方の端部に穿設された穴に嵌合させるこ
とにより、ローラ174はアーム163に固定される。
【0019】図5は第2の固定部180を拡大して示す
分解斜視図である。円板状の本体181は略中央部分に
開口部181aが設けられている。開口部181aには
補正レンズ鏡筒103(図2参照)が挿通される。開口
部181aの直径は補正レンズ鏡筒103の直径よりも
大きい。従って、後述する像振れ補正制御により補正レ
ンズ鏡筒103は開口部181a内で移動可能である。
換言すれば、補正レンズ鏡筒103の駆動範囲は開口部
181aにより規定される。開口部181aの近傍には
縦方向ガイド穴181b、181cが縦方向に設けられ
ている。縦方向ガイド穴181b、181cは長手方向
が垂直方向に沿った細長の穴であり、それぞれの内周壁
の側面が同一平面上に並ぶよう穿設される。本体181
の周縁部においてレンズ鏡筒支持枠141の凹部141
dに対応する位置に開口部181dが設けられており、
PSD(Position Sensitive Device )183が嵌合し
ている。また、本体181の周縁部においてレンズ鏡筒
支持枠141の凹部141eに対応する位置に開口部1
81eが設けられており、PSD184が嵌合してい
る。すなわち、PSD183はLED153に対応する
よう位置決めされ、PSD184はLED154に対応
するよう位置決めされる。
分解斜視図である。円板状の本体181は略中央部分に
開口部181aが設けられている。開口部181aには
補正レンズ鏡筒103(図2参照)が挿通される。開口
部181aの直径は補正レンズ鏡筒103の直径よりも
大きい。従って、後述する像振れ補正制御により補正レ
ンズ鏡筒103は開口部181a内で移動可能である。
換言すれば、補正レンズ鏡筒103の駆動範囲は開口部
181aにより規定される。開口部181aの近傍には
縦方向ガイド穴181b、181cが縦方向に設けられ
ている。縦方向ガイド穴181b、181cは長手方向
が垂直方向に沿った細長の穴であり、それぞれの内周壁
の側面が同一平面上に並ぶよう穿設される。本体181
の周縁部においてレンズ鏡筒支持枠141の凹部141
dに対応する位置に開口部181dが設けられており、
PSD(Position Sensitive Device )183が嵌合し
ている。また、本体181の周縁部においてレンズ鏡筒
支持枠141の凹部141eに対応する位置に開口部1
81eが設けられており、PSD184が嵌合してい
る。すなわち、PSD183はLED153に対応する
よう位置決めされ、PSD184はLED154に対応
するよう位置決めされる。
【0020】ヨーク190は、長手方向が縦方向に沿っ
たアーム190a及び長手方向が横方向に沿ったアーム
190bを備え略L字型を有する。ヨーク190は、ビ
ス191、192、193により本体181に固定され
る。すなわち、ビス191をヨーク190のビス穴19
0fに挿通させ本体181の穴181fに嵌合させ、ビ
ス192をヨーク190のビス穴190gに挿通させ本
体181の穴181gに嵌合させ、ビス193をヨーク
190のビス穴190hに挿通させ本体181の穴18
1hに嵌合させる。さらに、ヨーク190には穴19
5、196、197、198が設けられている。本体1
81に固定された状態で、本体181の平面上に設けら
れた凸部185、186、187、188が穴195、
196、197、198をそれぞれ挿通する。凸部18
5、186、187、188の高さは、先端部分がそれ
ぞれ穴195、196、197、198からガイドバー
161側に突出するよう、ヨーク190の厚さより大き
く形成されている。
たアーム190a及び長手方向が横方向に沿ったアーム
190bを備え略L字型を有する。ヨーク190は、ビ
ス191、192、193により本体181に固定され
る。すなわち、ビス191をヨーク190のビス穴19
0fに挿通させ本体181の穴181fに嵌合させ、ビ
ス192をヨーク190のビス穴190gに挿通させ本
体181の穴181gに嵌合させ、ビス193をヨーク
190のビス穴190hに挿通させ本体181の穴18
1hに嵌合させる。さらに、ヨーク190には穴19
5、196、197、198が設けられている。本体1
81に固定された状態で、本体181の平面上に設けら
れた凸部185、186、187、188が穴195、
196、197、198をそれぞれ挿通する。凸部18
5、186、187、188の高さは、先端部分がそれ
ぞれ穴195、196、197、198からガイドバー
161側に突出するよう、ヨーク190の厚さより大き
く形成されている。
【0021】アーム190aのガイドバー161側の平
面には、縦方向に沿って一対の棒状の永久磁石201、
202が配設される。永久磁石201、202は磁力に
より互いに吸着しないよう、穴197から突出する凸部
187及び穴198から突出する凸部188の先端部分
を挟持する位置に配設される。アーム190bのガイド
バー161側の平面には、横方向に沿って一対の棒状の
永久磁石203、204が配設される。永久磁石20
3、204は、磁力により互いに吸着しないよう、穴1
95から突出する凸部185及び穴196から突出する
凸部186の先端部分を挟持する位置に配設される。
面には、縦方向に沿って一対の棒状の永久磁石201、
202が配設される。永久磁石201、202は磁力に
より互いに吸着しないよう、穴197から突出する凸部
187及び穴198から突出する凸部188の先端部分
を挟持する位置に配設される。アーム190bのガイド
バー161側の平面には、横方向に沿って一対の棒状の
永久磁石203、204が配設される。永久磁石20
3、204は、磁力により互いに吸着しないよう、穴1
95から突出する凸部185及び穴196から突出する
凸部186の先端部分を挟持する位置に配設される。
【0022】図6、7は、補正レンズ鏡筒103がレン
ズ鏡筒支持枠141に固定され、可動部140及び第2
の固定部180において各部材が組み立てられた状態の
分解斜視図であり、図6は第2の固定部180側から示
し、図7は第1の固定部120側から示す。ガイドバー
161は、ローラ171、172がそれぞれ横方向ガイ
ド穴141b、141c内に位置決めされ、かつローラ
173、174がそれぞれ縦方向ガイド穴181b、1
81c内に位置決めされるよう、可動部140と第2の
固定部180に挟持される。
ズ鏡筒支持枠141に固定され、可動部140及び第2
の固定部180において各部材が組み立てられた状態の
分解斜視図であり、図6は第2の固定部180側から示
し、図7は第1の固定部120側から示す。ガイドバー
161は、ローラ171、172がそれぞれ横方向ガイ
ド穴141b、141c内に位置決めされ、かつローラ
173、174がそれぞれ縦方向ガイド穴181b、1
81c内に位置決めされるよう、可動部140と第2の
固定部180に挟持される。
【0023】レンズ鏡筒支持枠141の第2の固定部側
の面において凹部141dに相当する位置に、長手方向
が縦方向と平行なスリット145が設けられている。上
述のように、凹部141dにはLED153が配設さ
れ、第2の固定部180においてLED153に対応す
る位置にはPSD183が配設されているため、LED
153から出射される光束がスリット145を通過して
PSD183に達する。また、レンズ鏡筒支持枠141
の第2の固定部側の面において凹部141eに相当する
位置に、長手方向が横方向に平行なスリット146が設
けられている。上述のように、凹部141eにはLED
154が配設され、第2の固定部180においてLED
154に対応する位置にはPSD184が配設されてい
るため、LED154から出射される光束がスリット1
46を通過してPSD184に達する。
の面において凹部141dに相当する位置に、長手方向
が縦方向と平行なスリット145が設けられている。上
述のように、凹部141dにはLED153が配設さ
れ、第2の固定部180においてLED153に対応す
る位置にはPSD183が配設されているため、LED
153から出射される光束がスリット145を通過して
PSD183に達する。また、レンズ鏡筒支持枠141
の第2の固定部側の面において凹部141eに相当する
位置に、長手方向が横方向に平行なスリット146が設
けられている。上述のように、凹部141eにはLED
154が配設され、第2の固定部180においてLED
154に対応する位置にはPSD184が配設されてい
るため、LED154から出射される光束がスリット1
46を通過してPSD184に達する。
【0024】レンズ鏡筒支持枠141の第2の固定部1
80側の平面には円筒状の受部147、148、149
が設けられている。受部147はコイル固定枠142の
近傍、受部148はコイル固定枠143の近傍、受部1
49はコイル固定枠144の近傍にそれぞれ位置決めさ
れている。受部147、148、149の内部には、そ
れぞれ付勢ばね147b、148b、149bが配設さ
れる。付勢ピン147aはシャフトの周りに付勢ばね1
47bが巻き付けられるよう受部147に挿入され、付
勢ピン148aはシャフトの周りに付勢ばね148bが
巻き付けられるよう受部148に挿入され、付勢ピン1
49aはシャフトの周りに付勢ばね149bが巻き付け
られるよう受部149に挿入される。
80側の平面には円筒状の受部147、148、149
が設けられている。受部147はコイル固定枠142の
近傍、受部148はコイル固定枠143の近傍、受部1
49はコイル固定枠144の近傍にそれぞれ位置決めさ
れている。受部147、148、149の内部には、そ
れぞれ付勢ばね147b、148b、149bが配設さ
れる。付勢ピン147aはシャフトの周りに付勢ばね1
47bが巻き付けられるよう受部147に挿入され、付
勢ピン148aはシャフトの周りに付勢ばね148bが
巻き付けられるよう受部148に挿入され、付勢ピン1
49aはシャフトの周りに付勢ばね149bが巻き付け
られるよう受部149に挿入される。
【0025】第1の固定部120がビス121及び12
2により第2の固定部180に固定されている状態にお
いて、付勢ピン147a、148a、149aのそれぞ
れのヘッドが第2の固定部180の本体181に当接
し、付勢ばね147b、148b、149bの付勢力に
より、第2の固定部180から第1の固定部120に向
かう方向にレンズ鏡筒支持枠141は常時、付勢され
る。その結果、像振れ補正制御において、レンズ鏡筒支
持枠141の補正レンズ101の光軸方向に沿った動き
及び光軸に直交する軸周りの回転運動等が規制され、フ
ィルム面に結像される像のピントのずれや像性能の低下
が防止される。
2により第2の固定部180に固定されている状態にお
いて、付勢ピン147a、148a、149aのそれぞ
れのヘッドが第2の固定部180の本体181に当接
し、付勢ばね147b、148b、149bの付勢力に
より、第2の固定部180から第1の固定部120に向
かう方向にレンズ鏡筒支持枠141は常時、付勢され
る。その結果、像振れ補正制御において、レンズ鏡筒支
持枠141の補正レンズ101の光軸方向に沿った動き
及び光軸に直交する軸周りの回転運動等が規制され、フ
ィルム面に結像される像のピントのずれや像性能の低下
が防止される。
【0026】また、第1の固定部120がビス121及
び122により第2の固定部180に固定されている状
態において、可動部140は、補正レンズ101の光軸
が対物光学系21(撮影光学系の一部を構成する他の光
学系)の光軸と一致した原点位置に補正レンズ101が
位置する状態から、縦方向及び横方向にそれぞれ約±1
mm(ミリメートル)移動可能なクリアランスを有してい
る。像振れ補正機構の非駆動時、補正レンズ101はカ
メラの姿勢に応じてこのクリアランスの範囲内で重力方
向に移動するが、撮影画像に実質的な影響を及ぼさない
範囲である。
び122により第2の固定部180に固定されている状
態において、可動部140は、補正レンズ101の光軸
が対物光学系21(撮影光学系の一部を構成する他の光
学系)の光軸と一致した原点位置に補正レンズ101が
位置する状態から、縦方向及び横方向にそれぞれ約±1
mm(ミリメートル)移動可能なクリアランスを有してい
る。像振れ補正機構の非駆動時、補正レンズ101はカ
メラの姿勢に応じてこのクリアランスの範囲内で重力方
向に移動するが、撮影画像に実質的な影響を及ぼさない
範囲である。
【0027】図8は補正レンズ101の光軸を含み縦方
向に平行な面で切断した像振れ補正機構の断面図であ
る。永久磁石203の縦方向駆動コイル152に対向す
る面側はS極、ヨーク190に当接する面側はN極であ
り、永久磁石204の縦方向駆動コイル152に対向す
る面側はN極、ヨーク190に当接する面側はS極であ
る。第1の固定部120、永久磁石203、204、ヨ
ーク190の間には矢印で示す磁気回路が形成され、縦
方向駆動コイル152に電流を流すことにより電磁力が
縦方向に発生する。縦方向駆動コイル152が配設され
るレンズ鏡筒支持枠141は可動部材であるため、縦方
向駆動コイル152に流す電流の方向及び強さを調節す
ることにより、レンズ鏡筒支持枠141の縦方向に沿っ
た駆動が制御される。
向に平行な面で切断した像振れ補正機構の断面図であ
る。永久磁石203の縦方向駆動コイル152に対向す
る面側はS極、ヨーク190に当接する面側はN極であ
り、永久磁石204の縦方向駆動コイル152に対向す
る面側はN極、ヨーク190に当接する面側はS極であ
る。第1の固定部120、永久磁石203、204、ヨ
ーク190の間には矢印で示す磁気回路が形成され、縦
方向駆動コイル152に電流を流すことにより電磁力が
縦方向に発生する。縦方向駆動コイル152が配設され
るレンズ鏡筒支持枠141は可動部材であるため、縦方
向駆動コイル152に流す電流の方向及び強さを調節す
ることにより、レンズ鏡筒支持枠141の縦方向に沿っ
た駆動が制御される。
【0028】尚、図8には図示していないが、永久磁石
203、204と同様、永久磁石201の横方向駆動コ
イル151側に対向する面側はS極、ヨーク190に当
接する面側はN極であり、永久磁石202の横方向駆動
コイルコイル151側に対向する面側はN極、ヨーク1
90に当接する面側はS極である(図7参照)。従っ
て、永久磁石201、202、第1の固定部120、ヨ
ーク190の間にも上述と同様の磁気回路が形成され、
横方向駆動コイル151に電流を流すことにより電磁力
が横方向に発生する。すなわち、横方向駆動コイル15
1に流す電流の方向及び強さを調節することにより、レ
ンズ鏡筒支持枠141の横方向に沿った駆動が制御され
る。
203、204と同様、永久磁石201の横方向駆動コ
イル151側に対向する面側はS極、ヨーク190に当
接する面側はN極であり、永久磁石202の横方向駆動
コイルコイル151側に対向する面側はN極、ヨーク1
90に当接する面側はS極である(図7参照)。従っ
て、永久磁石201、202、第1の固定部120、ヨ
ーク190の間にも上述と同様の磁気回路が形成され、
横方向駆動コイル151に電流を流すことにより電磁力
が横方向に発生する。すなわち、横方向駆動コイル15
1に流す電流の方向及び強さを調節することにより、レ
ンズ鏡筒支持枠141の横方向に沿った駆動が制御され
る。
【0029】上述のように、ガイドバー161のローラ
171、172(図7参照)はそれぞれ横方向ガイド穴
141b、141c(図6参照)内に位置決めされ、か
つローラ173、174(図6参照)はそれぞれ縦方向
ガイド穴181b、181c(図7参照)内に位置決め
される。従って、レンズ鏡筒支持枠141が横方向に駆
動される際、ローラ171、172に案内される。ま
た、レンズ鏡筒支持枠141が縦方向に駆動される際、
ローラ171、172に支持されガイドバー161がレ
ンズ鏡筒支持枠141と一体的に縦方向に駆動されつ
つ、レンズ鏡筒支持枠141はローラ173、174に
案内される。
171、172(図7参照)はそれぞれ横方向ガイド穴
141b、141c(図6参照)内に位置決めされ、か
つローラ173、174(図6参照)はそれぞれ縦方向
ガイド穴181b、181c(図7参照)内に位置決め
される。従って、レンズ鏡筒支持枠141が横方向に駆
動される際、ローラ171、172に案内される。ま
た、レンズ鏡筒支持枠141が縦方向に駆動される際、
ローラ171、172に支持されガイドバー161がレ
ンズ鏡筒支持枠141と一体的に縦方向に駆動されつ
つ、レンズ鏡筒支持枠141はローラ173、174に
案内される。
【0030】レンズ鏡筒支持枠141においてLED1
54が配設された凹部141eの底面には、LED15
4の発光部分に対応する位置に穴141e’が穿設され
ている。穴141e’は、第2の固定部180側から見
た場合、スリット146の略中央に位置決めされてい
る。上述のように、LED154から出射された光束は
スリット146を通過してPSD184に照射されるの
で、穴141e’によりLED154から出射されPS
D184に照射される光束のビーム径が規定される。レ
ンズ鏡筒支持枠141の縦方向の変位と共に、LED1
54から出射され穴141e’を介してPSD184上
に照射される光束の位置が変位し、PSD184の一対
の端部のリード線から出力される電流値が変動する。従
って、PSD184のリード線の電流値に基づいて縦方
向におけるレンズ鏡筒支持枠141の位置が検出され
る。
54が配設された凹部141eの底面には、LED15
4の発光部分に対応する位置に穴141e’が穿設され
ている。穴141e’は、第2の固定部180側から見
た場合、スリット146の略中央に位置決めされてい
る。上述のように、LED154から出射された光束は
スリット146を通過してPSD184に照射されるの
で、穴141e’によりLED154から出射されPS
D184に照射される光束のビーム径が規定される。レ
ンズ鏡筒支持枠141の縦方向の変位と共に、LED1
54から出射され穴141e’を介してPSD184上
に照射される光束の位置が変位し、PSD184の一対
の端部のリード線から出力される電流値が変動する。従
って、PSD184のリード線の電流値に基づいて縦方
向におけるレンズ鏡筒支持枠141の位置が検出され
る。
【0031】尚、図8には示していないが、レンズ鏡筒
支持枠141においてLED153が配設された凹部1
41dの底面には、LED153の発光部分に対応する
位置に穴が穿設されており、穴141e’と同様、第2
の固定部180側から見た場合、スリット145(図6
参照)の略中央に位置決めされている。第2の固定部1
80の本体181において、LED153に対応する位
置にはPSD183が配設されている(図5、6参
照)。LED153から出射された光束はスリット14
5を通過してPSD183に照射されるので、LED1
53から出射されPSD183に照射される光束のビー
ム径は、凹部141dの底面の穴により規定される。レ
ンズ鏡筒支持枠141の横方向の変位と共に、LED1
53から出射されPSD183上に照射される光束の位
置が変位し、PSD183の一対の端部のリード線から
出力される電流値が変動する。従って、PSD183の
リード線の電流値に基づいて横方向におけるレンズ鏡筒
支持枠141の位置が検出される。
支持枠141においてLED153が配設された凹部1
41dの底面には、LED153の発光部分に対応する
位置に穴が穿設されており、穴141e’と同様、第2
の固定部180側から見た場合、スリット145(図6
参照)の略中央に位置決めされている。第2の固定部1
80の本体181において、LED153に対応する位
置にはPSD183が配設されている(図5、6参
照)。LED153から出射された光束はスリット14
5を通過してPSD183に照射されるので、LED1
53から出射されPSD183に照射される光束のビー
ム径は、凹部141dの底面の穴により規定される。レ
ンズ鏡筒支持枠141の横方向の変位と共に、LED1
53から出射されPSD183上に照射される光束の位
置が変位し、PSD183の一対の端部のリード線から
出力される電流値が変動する。従って、PSD183の
リード線の電流値に基づいて横方向におけるレンズ鏡筒
支持枠141の位置が検出される。
【0032】図9は、本実施形態が適用されるカメラの
ブロック図である。CPU300はカメラ1全体の制御
を行い、直流電源VCCから電力が供給される。電力の
供給の開始および停止は、カメラ1の本体に設けられた
スイッチ301のオンオフにより行われる。測光スイッ
チ30は抵抗R1を介して直流電源VCCに接続され、
かつCPU300の入力端子P10に接続されており、
測光スイッチ30のオンオフ状態は、入力端子P10の
電圧値により確認される。レリーズスイッチ40は抵抗
R2を介して直流電源VCCに接続され、かつCPU3
00の入力端子P11に接続されており、レリーズスイ
ッチ40のオンオフ状態は、入力端子P11の電圧値に
より確認される。
ブロック図である。CPU300はカメラ1全体の制御
を行い、直流電源VCCから電力が供給される。電力の
供給の開始および停止は、カメラ1の本体に設けられた
スイッチ301のオンオフにより行われる。測光スイッ
チ30は抵抗R1を介して直流電源VCCに接続され、
かつCPU300の入力端子P10に接続されており、
測光スイッチ30のオンオフ状態は、入力端子P10の
電圧値により確認される。レリーズスイッチ40は抵抗
R2を介して直流電源VCCに接続され、かつCPU3
00の入力端子P11に接続されており、レリーズスイ
ッチ40のオンオフ状態は、入力端子P11の電圧値に
より確認される。
【0033】カメラ本体1のシャッタボタン10(図1
参照)が一段押し込まれると測光スイッチ30がオン
し、CPU300において測光処理が開始される。CP
U300はポートP15を介して入力される測光センサ
325の出力信号から測光値Bvを取得し、測光値Bv
に基づいて適正露光となる露光値Evを演算する。さら
に露光値Evに基づいて絞り機構326及びシャッター
機構327の制御量を設定する。尚、絞り機構326及
びシャッター機構327は、カメラ本体1(図1参照)
内においてレンズ鏡筒103(図2参照)よりもフィル
ム側に固定保持されており、周知の構成を有しているの
で詳細は省略する。
参照)が一段押し込まれると測光スイッチ30がオン
し、CPU300において測光処理が開始される。CP
U300はポートP15を介して入力される測光センサ
325の出力信号から測光値Bvを取得し、測光値Bv
に基づいて適正露光となる露光値Evを演算する。さら
に露光値Evに基づいて絞り機構326及びシャッター
機構327の制御量を設定する。尚、絞り機構326及
びシャッター機構327は、カメラ本体1(図1参照)
内においてレンズ鏡筒103(図2参照)よりもフィル
ム側に固定保持されており、周知の構成を有しているの
で詳細は省略する。
【0034】シャッタボタン10が二段押し込まれると
レリーズスイッチ40がオンし、CPU300において
レリーズシーケンスが開始される。上述の測光処理で設
定された制御量に応じて、絞り機構326及びシャッタ
機構327にそれぞれポートP16、P17を介して駆
動信号が出力される。絞り機構326、シャッタ機構3
27の駆動により、フィルムの露光制御が行なわれ、フ
ィルム上に被写体像が記録される。
レリーズスイッチ40がオンし、CPU300において
レリーズシーケンスが開始される。上述の測光処理で設
定された制御量に応じて、絞り機構326及びシャッタ
機構327にそれぞれポートP16、P17を介して駆
動信号が出力される。絞り機構326、シャッタ機構3
27の駆動により、フィルムの露光制御が行なわれ、フ
ィルム上に被写体像が記録される。
【0035】角速度センサ11、12から出力された角
速度は角速度信号処理回路302を介してCPU300
の入力端子AD1、AD2にそれぞれ横方向における角
速度x、縦方向における角速度yとして入力される。
速度は角速度信号処理回路302を介してCPU300
の入力端子AD1、AD2にそれぞれ横方向における角
速度x、縦方向における角速度yとして入力される。
【0036】PSD183の電流値は、横方向位置信号
処理回路313を介してレンズ鏡筒支持枠141の横方
向の位置信号としてCPU300の入力端子AD3に入
力される。PSD184の電流値は、縦方向位置信号処
理回路314を介してレンズ鏡筒支持枠141の縦方向
の位置信号としてCPU300の入力端子AD4に入力
される。
処理回路313を介してレンズ鏡筒支持枠141の横方
向の位置信号としてCPU300の入力端子AD3に入
力される。PSD184の電流値は、縦方向位置信号処
理回路314を介してレンズ鏡筒支持枠141の縦方向
の位置信号としてCPU300の入力端子AD4に入力
される。
【0037】CPU300では入力端子AD1及びAD
2に入力された横方向の角速度x、縦方向の角速度yが
積分演算され、それぞれの角度情報が算出される。
2に入力された横方向の角速度x、縦方向の角速度yが
積分演算され、それぞれの角度情報が算出される。
【0038】EEPROM340には、ぶれ位置テーブ
ルが格納されている。ぶれ位置テーブルには、カメラ1
のぶれに対応した撮影光学系の光軸OPの横方向及び縦
方向における角度変化量と、その角度変化の結果、横方
向及び縦方向において変位する光軸OPのぶれ位置との
対応関係を示すデータが格納されている。ここで、光軸
OPのぶれ位置とは、補正レンズ101の光軸と対物光
学系21の光軸が一致する状態において撮影光学系の光
軸OPがその中心を直交し、撮影光学系により光学像が
形成される焦点面の面上を、カメラ1のぶれに対応して
変位した光軸OPが貫く位置である。
ルが格納されている。ぶれ位置テーブルには、カメラ1
のぶれに対応した撮影光学系の光軸OPの横方向及び縦
方向における角度変化量と、その角度変化の結果、横方
向及び縦方向において変位する光軸OPのぶれ位置との
対応関係を示すデータが格納されている。ここで、光軸
OPのぶれ位置とは、補正レンズ101の光軸と対物光
学系21の光軸が一致する状態において撮影光学系の光
軸OPがその中心を直交し、撮影光学系により光学像が
形成される焦点面の面上を、カメラ1のぶれに対応して
変位した光軸OPが貫く位置である。
【0039】CPU300は、入力端子AD1、AD2
にそれぞれ入力される横方向における角速度x、縦方向
における角速度yを積分演算して得た角度情報に基づい
てぶれ位置テーブルを参照し、それぞれの角度情報に対
応した横方向及び縦方向における上記ぶれ位置をポート
P30を介して取得する。
にそれぞれ入力される横方向における角速度x、縦方向
における角速度yを積分演算して得た角度情報に基づい
てぶれ位置テーブルを参照し、それぞれの角度情報に対
応した横方向及び縦方向における上記ぶれ位置をポート
P30を介して取得する。
【0040】さらにCPU300は、入力端子AD3及
びAD4に入力される横方向及び縦方向のレンズ鏡筒支
持枠141の位置信号と、位置テーブルから取得した光
軸OPの横方向及び縦方向のぶれ位置とをそれぞれ比較
演算することにより、レンズ鏡筒支持枠141の駆動方
向及び駆動量を算出する。
びAD4に入力される横方向及び縦方向のレンズ鏡筒支
持枠141の位置信号と、位置テーブルから取得した光
軸OPの横方向及び縦方向のぶれ位置とをそれぞれ比較
演算することにより、レンズ鏡筒支持枠141の駆動方
向及び駆動量を算出する。
【0041】横方向の駆動方向及び駆動量の信号は出力
端子DA1から出力され、横方向ドライバ回路321に
入力される。横方向ドライバ回路321は、出力端子D
A1の出力信号に基づいて横方向駆動コイル151に所
定の方向に電流を流す。縦方向の駆動方向及び駆動量の
信号は出力端子DA2から出力され、縦方向ドライバ回
路322に入力される。縦方向ドライバ回路322は、
出力端子DA2の出力信号に基づいて縦方向駆動コイル
152に所定の方向に電流を流す。
端子DA1から出力され、横方向ドライバ回路321に
入力される。横方向ドライバ回路321は、出力端子D
A1の出力信号に基づいて横方向駆動コイル151に所
定の方向に電流を流す。縦方向の駆動方向及び駆動量の
信号は出力端子DA2から出力され、縦方向ドライバ回
路322に入力される。縦方向ドライバ回路322は、
出力端子DA2の出力信号に基づいて縦方向駆動コイル
152に所定の方向に電流を流す。
【0042】尚、像振れが発生していない状態では補正
レンズ101が原点位置に停止するよう、横方向駆動コ
イル151及び縦方向駆動コイル152に流す電流の方
向及び強さがCPU300により調節され、レンズ鏡筒
支持枠141の駆動が制御される。
レンズ101が原点位置に停止するよう、横方向駆動コ
イル151及び縦方向駆動コイル152に流す電流の方
向及び強さがCPU300により調節され、レンズ鏡筒
支持枠141の駆動が制御される。
【0043】また、CPU300の出力ポートP20に
は巻き上げ制御回路330が接続されており、CPU3
00からの出力信号によってフィルムの巻き上げ動作が
行われる。
は巻き上げ制御回路330が接続されており、CPU3
00からの出力信号によってフィルムの巻き上げ動作が
行われる。
【0044】図10は、カメラ1の撮影光学系により光
学像が形成される焦点面を示す2次元座標であり、補正
レンズ101の補正可能範囲と光軸OPのぶれ位置の変
位が示されている。角速度センサ11、12から出力さ
れる角速度に基づいて算出される横方向及び縦方向の角
度信号に基づいて上述のぶれ位置テーブルから取得され
る横方向及び縦方向における撮影光学系21の光軸OP
の位置、及び補正レンズ101の光軸の位置は、X座
標、Y座標で示される。
学像が形成される焦点面を示す2次元座標であり、補正
レンズ101の補正可能範囲と光軸OPのぶれ位置の変
位が示されている。角速度センサ11、12から出力さ
れる角速度に基づいて算出される横方向及び縦方向の角
度信号に基づいて上述のぶれ位置テーブルから取得され
る横方向及び縦方向における撮影光学系21の光軸OP
の位置、及び補正レンズ101の光軸の位置は、X座
標、Y座標で示される。
【0045】X軸とY軸の交点は、補正レンズ101の
原点位置に相当する。即ち、原点位置は焦点面の中心で
ある。上述のように、像振れが発生していない状態では
CPU300の制御により補正レンズ101は原点位置
に停止される。また、本実施形態において、補正レンズ
101が原点位置に位置する状態において撮影光学系の
光軸OPが開口部181aの中心と一致するよう、対物
光学系21はカメラ1内で位置決めされる。すなわち、
補正レンズ101が原点位置に停止されている場合、補
正レンズ101の光軸は開口部181aの中心に一致し
ている。
原点位置に相当する。即ち、原点位置は焦点面の中心で
ある。上述のように、像振れが発生していない状態では
CPU300の制御により補正レンズ101は原点位置
に停止される。また、本実施形態において、補正レンズ
101が原点位置に位置する状態において撮影光学系の
光軸OPが開口部181aの中心と一致するよう、対物
光学系21はカメラ1内で位置決めされる。すなわち、
補正レンズ101が原点位置に停止されている場合、補
正レンズ101の光軸は開口部181aの中心に一致し
ている。
【0046】また、図10において円Cは、上述の絞り
機構326、シャッター機構327が動作しフィルムF
が露光されている期間中、すなわちシャッター動作がオ
ン中の補正レンズ101の補正可能範囲(第2の像振れ
補正範囲)を示す。また、円Dは、絞り機構326、シ
ャッター機構327の動作が停止しておりフィルムFが
露光されていない期間中、すなわちシャッター動作がオ
フ中の補正レンズ101の補正可能範囲(第1の像振れ
補正範囲)を示す。
機構326、シャッター機構327が動作しフィルムF
が露光されている期間中、すなわちシャッター動作がオ
ン中の補正レンズ101の補正可能範囲(第2の像振れ
補正範囲)を示す。また、円Dは、絞り機構326、シ
ャッター機構327の動作が停止しておりフィルムFが
露光されていない期間中、すなわちシャッター動作がオ
フ中の補正レンズ101の補正可能範囲(第1の像振れ
補正範囲)を示す。
【0047】上述のように、本実施形態の補正レンズ鏡
筒103の小径部103a(図2参照)は第2固定部1
80の本体181の開口部181aを挿通している。小
径部103aの外周面が開口部181aの内周面に当接
する位置が、補正レンズ鏡筒103の駆動可能な限界位
置であり、それに応じて、補正レンズ鏡筒103が固定
されたレンズ鏡筒支持枠141及び補正レンズ鏡筒10
3内の補正レンズ101の駆動可能範囲も規定される。
筒103の小径部103a(図2参照)は第2固定部1
80の本体181の開口部181aを挿通している。小
径部103aの外周面が開口部181aの内周面に当接
する位置が、補正レンズ鏡筒103の駆動可能な限界位
置であり、それに応じて、補正レンズ鏡筒103が固定
されたレンズ鏡筒支持枠141及び補正レンズ鏡筒10
3内の補正レンズ101の駆動可能範囲も規定される。
【0048】本実施形態において円Cは、この機械的に
規定される補正レンズ101の駆動可能範囲よりも小さ
くなるよう、CPU300により制御される。具体的に
は、円Cの半径r2が、小径部103aと開口部181
aの当接位置の軌跡により規定される円形の駆動可能範
囲の半径より約3パーセント小さくなるよう、CPU3
00はレンズ鏡筒支持枠141の駆動を制御する。ま
た、露光期間以外の期間は、円Dの半径r1が円Cの半
径r2の約半分となるよう、CPU300はレンズ鏡筒
支持枠141の駆動を制御する。
規定される補正レンズ101の駆動可能範囲よりも小さ
くなるよう、CPU300により制御される。具体的に
は、円Cの半径r2が、小径部103aと開口部181
aの当接位置の軌跡により規定される円形の駆動可能範
囲の半径より約3パーセント小さくなるよう、CPU3
00はレンズ鏡筒支持枠141の駆動を制御する。ま
た、露光期間以外の期間は、円Dの半径r1が円Cの半
径r2の約半分となるよう、CPU300はレンズ鏡筒
支持枠141の駆動を制御する。
【0049】上述のように、ぶれ位置テーブルを用いた
CPU300による演算処理により、カメラ1のぶれに
よる光軸OPの角度変化量が図10の焦点面上における
位置の変位に変換される。像振れ補正は、カメラ1のぶ
れによる光軸OPの変位を相殺するよう像振れ補正レン
ズ101を駆動制御することにより行なわれる。露光期
間中、光軸OPの変位が円C内であれば、その光軸OP
の変位量を相殺するよう補正レンズ101を駆動できる
ので、像振れは補正可能である。光軸OPの変位が円C
の外側の場合、補正レンズ101は円Cの外側に駆動で
きないため光軸OPの変位量は相殺できず、像振れは補
正されない。
CPU300による演算処理により、カメラ1のぶれに
よる光軸OPの角度変化量が図10の焦点面上における
位置の変位に変換される。像振れ補正は、カメラ1のぶ
れによる光軸OPの変位を相殺するよう像振れ補正レン
ズ101を駆動制御することにより行なわれる。露光期
間中、光軸OPの変位が円C内であれば、その光軸OP
の変位量を相殺するよう補正レンズ101を駆動できる
ので、像振れは補正可能である。光軸OPの変位が円C
の外側の場合、補正レンズ101は円Cの外側に駆動で
きないため光軸OPの変位量は相殺できず、像振れは補
正されない。
【0050】露光期間以外の期間中に円Dの範囲を超え
る像振れが発生すると、CPU300の制御により、補
正レンズ101は停止される。例えば、像振れにより光
軸OPが点P1から点P2に変位した場合、補正レンズ
101は点P1への変位を相殺するために駆動する、X
1、Y1の符号を反転した点Q1に停止される。その後
は光軸OPの変位が円D内に戻るまで補正レンズ101
の点Q1における停止状態は維持される。
る像振れが発生すると、CPU300の制御により、補
正レンズ101は停止される。例えば、像振れにより光
軸OPが点P1から点P2に変位した場合、補正レンズ
101は点P1への変位を相殺するために駆動する、X
1、Y1の符号を反転した点Q1に停止される。その後
は光軸OPの変位が円D内に戻るまで補正レンズ101
の点Q1における停止状態は維持される。
【0051】レリーズシーケンスが開始され露光が始ま
る時点において、像振れ補正のための補正レンズ101
の駆動は、レリーズシーケンスが開始される直前の位置
から再開される。例えば、上述のように補正レンズ10
1が点Q1で停止されたままの状態で、光軸OPが点P
3に変位した時点で露光が開始された場合、点P3から
の光軸OPの変位を相殺するよう、補正レンズ101は
点Q1の位置から駆動される。すなわち、実際の像振れ
波形は実線L1で示すよう変位するが、本実施形態で
は、レリーズシーケンス開始以降の点P3からの像振れ
は点P1から破線L2で示すように変位するとみなす。
そして、破線L2の変位量が相殺されるよう補正レンズ
101は駆動される。
る時点において、像振れ補正のための補正レンズ101
の駆動は、レリーズシーケンスが開始される直前の位置
から再開される。例えば、上述のように補正レンズ10
1が点Q1で停止されたままの状態で、光軸OPが点P
3に変位した時点で露光が開始された場合、点P3から
の光軸OPの変位を相殺するよう、補正レンズ101は
点Q1の位置から駆動される。すなわち、実際の像振れ
波形は実線L1で示すよう変位するが、本実施形態で
は、レリーズシーケンス開始以降の点P3からの像振れ
は点P1から破線L2で示すように変位するとみなす。
そして、破線L2の変位量が相殺されるよう補正レンズ
101は駆動される。
【0052】本実施形態では、光軸OPの変位のX座標
とY座標に基づいて光軸OPの位置と焦点面の中心との
直線距離を算出し、露光期間以外の期間では円Dの半径
r1、露光期間は円Cの半径r2と大小比較することに
より、それぞれの期間において像振れが補正可能か否か
を判断する。
とY座標に基づいて光軸OPの位置と焦点面の中心との
直線距離を算出し、露光期間以外の期間では円Dの半径
r1、露光期間は円Cの半径r2と大小比較することに
より、それぞれの期間において像振れが補正可能か否か
を判断する。
【0053】図11〜図14は本実施形態が適用される
カメラにおける写真撮影のメイン処理を示すフローチャ
ートである。カメラ1本体の電源スイッチ301がオン
されると、ステップS400〜S404で初期化処理が
行われる。ステップS400で横方向のカメラ1のぶれ
角度が格納される変数V2 X、縦方向のカメラ1のぶれ
角度が格納される変数V2 Yに「0」が代入され初期化
され、ステップS402で、補正レンズ101の駆動量
を計算するための変数V22X、V22Yに「0」が代入さ
れ初期化され、ステップS404で、補正レンズ101
の停止位置に関する情報を格納する変数V23X、V23Y
に「0」が代入され初期化される。
カメラにおける写真撮影のメイン処理を示すフローチャ
ートである。カメラ1本体の電源スイッチ301がオン
されると、ステップS400〜S404で初期化処理が
行われる。ステップS400で横方向のカメラ1のぶれ
角度が格納される変数V2 X、縦方向のカメラ1のぶれ
角度が格納される変数V2 Yに「0」が代入され初期化
され、ステップS402で、補正レンズ101の駆動量
を計算するための変数V22X、V22Yに「0」が代入さ
れ初期化され、ステップS404で、補正レンズ101
の停止位置に関する情報を格納する変数V23X、V23Y
に「0」が代入され初期化される。
【0054】ステップS406で、シャッタボタン10
が一段押し込まれCPU300の測光スイッチ30がオ
ンしているか否かがチェックされる。測光スイッチ30
がオンしていなければステップS400へ戻り、測光ス
イッチ30がオンされるまでは、ステップS400〜S
404の初期化処理が繰り返される。測光スイッチ30
がオンしている場合は、測光値Bvの取得、露出値Ev
の演算、絞り機構326及びシャッター機構327の制
御量の算出等の測光処理が開始されると共に、ステップ
S408へ進み像振れ補正処理が行われる。
が一段押し込まれCPU300の測光スイッチ30がオ
ンしているか否かがチェックされる。測光スイッチ30
がオンしていなければステップS400へ戻り、測光ス
イッチ30がオンされるまでは、ステップS400〜S
404の初期化処理が繰り返される。測光スイッチ30
がオンしている場合は、測光値Bvの取得、露出値Ev
の演算、絞り機構326及びシャッター機構327の制
御量の算出等の測光処理が開始されると共に、ステップ
S408へ進み像振れ補正処理が行われる。
【0055】次いでステップS408において、角速度
センサ11、12から出力された回転方向αにおける光
軸OPの角速度x、回転方向βにおける光軸OPの角速
度yがCPU300の入力端子AD1、AD2に入力さ
れデジタル値に変換され、角速度情報を格納する変数V
1 X、V1 Yにそれぞれ格納される。ステップS410
では変数V1 X、V1 Yの値が変数V2 X、V2 Yに格
納されていた値に加算され変数V2 X、V2 Yに格納さ
れる。すなわち、角速度情報を積分処理して得られる角
度情報が変数V2 X、V2 Yに格納される。
センサ11、12から出力された回転方向αにおける光
軸OPの角速度x、回転方向βにおける光軸OPの角速
度yがCPU300の入力端子AD1、AD2に入力さ
れデジタル値に変換され、角速度情報を格納する変数V
1 X、V1 Yにそれぞれ格納される。ステップS410
では変数V1 X、V1 Yの値が変数V2 X、V2 Yに格
納されていた値に加算され変数V2 X、V2 Yに格納さ
れる。すなわち、角速度情報を積分処理して得られる角
度情報が変数V2 X、V2 Yに格納される。
【0056】ステップS412では、変数V2 X、V2
Yに基づいてEEPROM340の位置テーブルが参照
され、それぞれの角度情報に対応する焦点面上の光軸O
Pの横方向及び縦方向における位置情報が取得され、変
数V2 X’、V2 Y’に格納される。
Yに基づいてEEPROM340の位置テーブルが参照
され、それぞれの角度情報に対応する焦点面上の光軸O
Pの横方向及び縦方向における位置情報が取得され、変
数V2 X’、V2 Y’に格納される。
【0057】ステップS414で、変数V2 X’、V2
Y’の値に基づいて、焦点面上における光軸OPの原点
位置(焦点面の中心)からの距離を算出し、変数Zに格
納する。次いで、図12のステップS416へ進み、変
数Zの値が図10に示す円Dの半径r1より小さいか否
かを確認する。変数Zが半径r1以下の場合とは、光軸
OPの変位が、露光期間以外の期間における補正レンズ
101の補正可能範囲(第1の像振れ補正範囲)内にあ
る場合であり、変数Zが半径r1より大きい場合とは、
光軸OPの変位が露光期間以外の期間における補正レン
ズ101の第1の像振れ補正範囲の外にある場合であ
る。
Y’の値に基づいて、焦点面上における光軸OPの原点
位置(焦点面の中心)からの距離を算出し、変数Zに格
納する。次いで、図12のステップS416へ進み、変
数Zの値が図10に示す円Dの半径r1より小さいか否
かを確認する。変数Zが半径r1以下の場合とは、光軸
OPの変位が、露光期間以外の期間における補正レンズ
101の補正可能範囲(第1の像振れ補正範囲)内にあ
る場合であり、変数Zが半径r1より大きい場合とは、
光軸OPの変位が露光期間以外の期間における補正レン
ズ101の第1の像振れ補正範囲の外にある場合であ
る。
【0058】変数Zが半径r1以下の場合、ステップS
418へ進み、現在のぶれ角度が格納されている変数V
2 X、V2 Yを変数V23X、V23Yへそれぞれコピーす
る。変数V23X、V23Yに格納された値は、レリーズ開
始後、像振れ補正を再開する時点のぶれ角度として用い
られる。次いで、ステップS420で、変数V2 X’、
V2 Y’の値の符号を反転させ、それぞれ変数V22X、
V22Yにそれぞれコピーする。変数V22X、V22Yはそ
れぞれ補正レンズ101のX軸方向及びY軸方向におけ
る駆動位置を示す変数である。
418へ進み、現在のぶれ角度が格納されている変数V
2 X、V2 Yを変数V23X、V23Yへそれぞれコピーす
る。変数V23X、V23Yに格納された値は、レリーズ開
始後、像振れ補正を再開する時点のぶれ角度として用い
られる。次いで、ステップS420で、変数V2 X’、
V2 Y’の値の符号を反転させ、それぞれ変数V22X、
V22Yにそれぞれコピーする。変数V22X、V22Yはそ
れぞれ補正レンズ101のX軸方向及びY軸方向におけ
る駆動位置を示す変数である。
【0059】次いでステップS422において、横方向
位置信号回路313から出力される補正レンズ101の
横方向の位置情報が変数V3 Xに格納され、縦方向位置
信号回路314から出力される補正レンズ101の縦方
向の位置情報が変数V3 Yに格納される。ステップS4
24で、変数V3 Xと変数V22Xの差分が変数V4 Xに
格納され、変数V3 Yと変数V22Yの差分が変数V4 Y
に格納される。すなわち、補正レンズ101の現在の位
置と像振れ補正のために駆動される位置との差分が算出
される。
位置信号回路313から出力される補正レンズ101の
横方向の位置情報が変数V3 Xに格納され、縦方向位置
信号回路314から出力される補正レンズ101の縦方
向の位置情報が変数V3 Yに格納される。ステップS4
24で、変数V3 Xと変数V22Xの差分が変数V4 Xに
格納され、変数V3 Yと変数V22Yの差分が変数V4 Y
に格納される。すなわち、補正レンズ101の現在の位
置と像振れ補正のために駆動される位置との差分が算出
される。
【0060】ステップS426で変数V4 X、V4 Yに
格納されている値に基づいて、補正レンズ101の横方
向及び縦方向における駆動方向と駆動量が算出され、そ
れぞれ横方向ドライバ回路321及び縦方向ドライバ回
路322へ出力される。横方向ドライバ回路321及び
縦方向ドライバ回路322は、補正レンズ101の横方
向及び縦方向における駆動方向、駆動量に基づいて、横
方向駆動コイル151及び縦方向駆動コイル152にそ
れぞれ所定の向きに電流を流す。その結果、レンズ鏡筒
支持枠141が駆動される。
格納されている値に基づいて、補正レンズ101の横方
向及び縦方向における駆動方向と駆動量が算出され、そ
れぞれ横方向ドライバ回路321及び縦方向ドライバ回
路322へ出力される。横方向ドライバ回路321及び
縦方向ドライバ回路322は、補正レンズ101の横方
向及び縦方向における駆動方向、駆動量に基づいて、横
方向駆動コイル151及び縦方向駆動コイル152にそ
れぞれ所定の向きに電流を流す。その結果、レンズ鏡筒
支持枠141が駆動される。
【0061】一方、ステップS416で変数Zが半径r
1より大きく、光軸OPの変位が第1の補正可能範囲外
にあると確認された場合は、ステップS418及びS4
20の処理は行なわず、ステップS422へ進む。すな
わち、光軸OPの変位が第1の補正可能範囲外にある間
は、変数V22X、V22Yの値は更新されず、それに応じ
てステップS424の処理において変数V4 X、V4 Y
の値も更新されない。従って、後述するレリーズシーケ
ンスが開始される前の測光処理期間中、光軸OPの変位
が補正レンズ101の第1の補正可能範囲外にある間、
補正レンズ101の駆動は停止される。さらに、変数V
23X、V23Yも更新されず、補正レンズ101の停止さ
れる直前のぶれ角度V2 X、V2 Yの値が格納されたま
まとなる。
1より大きく、光軸OPの変位が第1の補正可能範囲外
にあると確認された場合は、ステップS418及びS4
20の処理は行なわず、ステップS422へ進む。すな
わち、光軸OPの変位が第1の補正可能範囲外にある間
は、変数V22X、V22Yの値は更新されず、それに応じ
てステップS424の処理において変数V4 X、V4 Y
の値も更新されない。従って、後述するレリーズシーケ
ンスが開始される前の測光処理期間中、光軸OPの変位
が補正レンズ101の第1の補正可能範囲外にある間、
補正レンズ101の駆動は停止される。さらに、変数V
23X、V23Yも更新されず、補正レンズ101の停止さ
れる直前のぶれ角度V2 X、V2 Yの値が格納されたま
まとなる。
【0062】ステップS426の処理に次いで、ステッ
プS428では、シャッタボタン10が2段押し込ま
れ、CPU300のレリーズスイッチ40がオンしたか
否かがチェックされる。レリーズスイッチ40がオンの
場合、図13のステップS500へ進み、オンしていな
い場合、図11のステップS406へ戻り、以降の処理
が繰り返される。
プS428では、シャッタボタン10が2段押し込ま
れ、CPU300のレリーズスイッチ40がオンしたか
否かがチェックされる。レリーズスイッチ40がオンの
場合、図13のステップS500へ進み、オンしていな
い場合、図11のステップS406へ戻り、以降の処理
が繰り返される。
【0063】図13のステップS500では、絞り込
み、ミラーアップ、シャッタ開放等の通常のレリーズシ
ーケンス動作が行われる。絞り込み、シャッタ開放は、
上述の測光期間中に算出された制御量に基づく絞り機構
326、シャッター機構327の駆動により行われる。
ステップS502で変数V23X、V23Yの値をぶれ角度
V2 X、V2 Yへそれぞれコピーする。すなわち、測光
期間中、像振れが補正可能範囲内であると確認され、図
12のステップS418で待避されていたぶれ角度の値
がセットされる。
み、ミラーアップ、シャッタ開放等の通常のレリーズシ
ーケンス動作が行われる。絞り込み、シャッタ開放は、
上述の測光期間中に算出された制御量に基づく絞り機構
326、シャッター機構327の駆動により行われる。
ステップS502で変数V23X、V23Yの値をぶれ角度
V2 X、V2 Yへそれぞれコピーする。すなわち、測光
期間中、像振れが補正可能範囲内であると確認され、図
12のステップS418で待避されていたぶれ角度の値
がセットされる。
【0064】次いでステップS504〜S510におい
て、図11のステップS408〜S414と同様の処理
が行なわれる。角速度センサ11、12の出力から得ら
れた角速度情報がAD変換され(S504)、角速度情
報を積分処理し角度情報(V 2 X、V2 Y)が算出され
る(S506)。角度情報に基づいてEEPROM34
0の位置テーブルが参照され、焦点面上の光軸OPの横
方向及び縦方向における位置情報が取得され、変数V2
X’、V2 Y’に格納される(S508)。変数V
2 X’、V2 Y’の値に基づいて、焦点面上における光
軸OPの原点位置(焦点面の中心)からの距離を算出さ
れ、変数Zに格納される(S510)。
て、図11のステップS408〜S414と同様の処理
が行なわれる。角速度センサ11、12の出力から得ら
れた角速度情報がAD変換され(S504)、角速度情
報を積分処理し角度情報(V 2 X、V2 Y)が算出され
る(S506)。角度情報に基づいてEEPROM34
0の位置テーブルが参照され、焦点面上の光軸OPの横
方向及び縦方向における位置情報が取得され、変数V2
X’、V2 Y’に格納される(S508)。変数V
2 X’、V2 Y’の値に基づいて、焦点面上における光
軸OPの原点位置(焦点面の中心)からの距離を算出さ
れ、変数Zに格納される(S510)。
【0065】測光期間中、像振れが常時、補正レンズ1
01の第1の補正範囲内にあった場合、図12のステッ
プS418の初期化処理により変数V23X、V23Yには
レリーズシーケンスに入る前のぶれ角度が格納されてい
る。従って、図13のステップS502において、変数
V23X、V23Yに格納されていた値をぶれ角度V2 X、
V2 Yに代入することにより、レリーズシーケンス中の
ぶれ角度の算出処理は、レリーズシーケンス前のぶれ角
度の算出処理から引き続き実行される。また、測光期間
中の像振れが補正レンズ101の第1の補正範囲外で変
位した場合、ステップS418の処理により変数V
23X、V23Yには補正範囲外となる直前のぶれ角度が格
納されている。従って、ステップS502の処理によ
り、測光期間中に補正レンズ101が停止された位置か
ら、レリーズシーケンス中のぶれ角度の算出処理が行わ
れる。
01の第1の補正範囲内にあった場合、図12のステッ
プS418の初期化処理により変数V23X、V23Yには
レリーズシーケンスに入る前のぶれ角度が格納されてい
る。従って、図13のステップS502において、変数
V23X、V23Yに格納されていた値をぶれ角度V2 X、
V2 Yに代入することにより、レリーズシーケンス中の
ぶれ角度の算出処理は、レリーズシーケンス前のぶれ角
度の算出処理から引き続き実行される。また、測光期間
中の像振れが補正レンズ101の第1の補正範囲外で変
位した場合、ステップS418の処理により変数V
23X、V23Yには補正範囲外となる直前のぶれ角度が格
納されている。従って、ステップS502の処理によ
り、測光期間中に補正レンズ101が停止された位置か
ら、レリーズシーケンス中のぶれ角度の算出処理が行わ
れる。
【0066】次いで、ステップS512で、変数Zの値
が図10に示す円Cの半径r2より小さいか否かを確認
する。変数Zが半径r2以下の場合とは、光軸OPの変
位が露光期間中の補正レンズ101の補正可能範囲(第
2の補正可能範囲)内にある場合であり、変数Zが半径
r2より大きい場合とは、光軸OPの変位が補正レンズ
101の第2の補正可能範囲外にある場合である。変数
Zが半径r2以下の場合、ステップS514へ進み、変
数V2 X’、V2 Y’の符号を反転させ、それぞれ変数
V22X、V22Yにそれぞれコピーする。
が図10に示す円Cの半径r2より小さいか否かを確認
する。変数Zが半径r2以下の場合とは、光軸OPの変
位が露光期間中の補正レンズ101の補正可能範囲(第
2の補正可能範囲)内にある場合であり、変数Zが半径
r2より大きい場合とは、光軸OPの変位が補正レンズ
101の第2の補正可能範囲外にある場合である。変数
Zが半径r2以下の場合、ステップS514へ進み、変
数V2 X’、V2 Y’の符号を反転させ、それぞれ変数
V22X、V22Yにそれぞれコピーする。
【0067】ステップS516〜S520において、図
12のステップS422〜S426と同様の処理が行な
われる。横方向及び縦方向の位置信号回路313、31
4から出力される補正レンズ101の横方向及び縦方向
の位置情報に基づいて、補正レンズ101の現在の位置
と像振れ補正のために駆動される位置との差分が算出さ
れ、補正レンズ101の横方向及び縦方向における駆動
方向と駆動量が算出され、それぞれ横方向ドライバ回路
321及び縦方向ドライバ回路322へ出力される。横
方向ドライバ回路321及び縦方向ドライバ回路322
の出力信号に基づいて、横方向駆動コイル151及び縦
方向駆動コイル152にそれぞれ所定の向きに電流が流
され、レンズ鏡筒支持枠141が駆動される。
12のステップS422〜S426と同様の処理が行な
われる。横方向及び縦方向の位置信号回路313、31
4から出力される補正レンズ101の横方向及び縦方向
の位置情報に基づいて、補正レンズ101の現在の位置
と像振れ補正のために駆動される位置との差分が算出さ
れ、補正レンズ101の横方向及び縦方向における駆動
方向と駆動量が算出され、それぞれ横方向ドライバ回路
321及び縦方向ドライバ回路322へ出力される。横
方向ドライバ回路321及び縦方向ドライバ回路322
の出力信号に基づいて、横方向駆動コイル151及び縦
方向駆動コイル152にそれぞれ所定の向きに電流が流
され、レンズ鏡筒支持枠141が駆動される。
【0068】一方、ステップS512で変数Zが半径r
2より大きく、光軸OPの変位が露光期間中の補正レン
ズ101の第2の補正可能範囲外にあると確認された場
合は、ステップS514の処理は行なわれず、ステップ
S516以降の処理が実行される。すなわち、光軸OP
の変位が露光期間中の補正レンズ101の第2の補正可
能範囲外にある間は、変数V22X、V22Yの値は更新さ
れず、それに応じてステップS518の処理において変
数V4 X、V4 Yの値も更新されない。従って、露光期
間中、光軸OPの変位が補正レンズ101の第2の補正
可能範囲外にある間、補正レンズ101の駆動は停止さ
れる。すなわち、ステップS512の処理により、レリ
ーズスイッチ40がオンされてレリーズ処理に入ると、
補正レンズ101の駆動可能範囲の半径がr1からr2
へ拡大される。
2より大きく、光軸OPの変位が露光期間中の補正レン
ズ101の第2の補正可能範囲外にあると確認された場
合は、ステップS514の処理は行なわれず、ステップ
S516以降の処理が実行される。すなわち、光軸OP
の変位が露光期間中の補正レンズ101の第2の補正可
能範囲外にある間は、変数V22X、V22Yの値は更新さ
れず、それに応じてステップS518の処理において変
数V4 X、V4 Yの値も更新されない。従って、露光期
間中、光軸OPの変位が補正レンズ101の第2の補正
可能範囲外にある間、補正レンズ101の駆動は停止さ
れる。すなわち、ステップS512の処理により、レリ
ーズスイッチ40がオンされてレリーズ処理に入ると、
補正レンズ101の駆動可能範囲の半径がr1からr2
へ拡大される。
【0069】ステップS522では露光期間が終了した
か否かがチェックされ、露光期間中であればステップS
504へ戻り、露光期間が終了していれば図14のステ
ップS524へ進む。すなわち、露光期間中、ステップ
S504からS520までの処理が繰り返し実行され、
像振れ補正処理が行なわれる。
か否かがチェックされ、露光期間中であればステップS
504へ戻り、露光期間が終了していれば図14のステ
ップS524へ進む。すなわち、露光期間中、ステップ
S504からS520までの処理が繰り返し実行され、
像振れ補正処理が行なわれる。
【0070】ステップS522で露光期間が終了したこ
とが確認されると、図14のステップS524へ進み、
シャッタ機構327の駆動によりシャッタが閉じられ、
ミラーダウン、絞り機構326の駆動による絞りの開放
等の処理が行われる。ステップS526で横方向ドライ
バ回路321及び縦方向ドライバ回路322への出力値
が「0」にセットされ、横方向駆動コイル151及び縦
方向駆動コイル152への通電がオフされる。
とが確認されると、図14のステップS524へ進み、
シャッタ機構327の駆動によりシャッタが閉じられ、
ミラーダウン、絞り機構326の駆動による絞りの開放
等の処理が行われる。ステップS526で横方向ドライ
バ回路321及び縦方向ドライバ回路322への出力値
が「0」にセットされ、横方向駆動コイル151及び縦
方向駆動コイル152への通電がオフされる。
【0071】次いでステップS528で、CPU300
の出力ポートP20の制御信号に基づいて巻き上げ制御
回路330が動作し、巻き上げが開始される。ステップ
S530で巻き上げが終了したか否かがチェックされ、
終了していなければ巻き上げが続行され、巻き上げが終
了すると写真撮影の動作が終了する。
の出力ポートP20の制御信号に基づいて巻き上げ制御
回路330が動作し、巻き上げが開始される。ステップ
S530で巻き上げが終了したか否かがチェックされ、
終了していなければ巻き上げが続行され、巻き上げが終
了すると写真撮影の動作が終了する。
【0072】以上のように、本実施形態によれば、測光
期間中の第1の補正可能範囲を露光期間中の第2の補正
可能範囲よりも小さく設定し、測光期間中に像振れが第
1の補正可能範囲を超えた時点で停止し、レリーズシー
ケンスが開始されたらその停止位置から像振れ補正を再
開している。従って、測光期間中の実際の像振れが第2
の補正可能範囲の近傍に達した状態でレリーズシーケン
スが開始されたとしても、補正レンズ101は第1の補
正可能範囲の境界近傍から駆動されるため、露光期間内
において駆動可能な範囲が確保されている。そのため、
測光期間中も補正レンズ101を第2の補正可能範囲と
同一の範囲で駆動させる場合に比べ、露光期間中の像振
れ補正が効果的に行われ、撮影画像の画質に高い精度が
得られる。
期間中の第1の補正可能範囲を露光期間中の第2の補正
可能範囲よりも小さく設定し、測光期間中に像振れが第
1の補正可能範囲を超えた時点で停止し、レリーズシー
ケンスが開始されたらその停止位置から像振れ補正を再
開している。従って、測光期間中の実際の像振れが第2
の補正可能範囲の近傍に達した状態でレリーズシーケン
スが開始されたとしても、補正レンズ101は第1の補
正可能範囲の境界近傍から駆動されるため、露光期間内
において駆動可能な範囲が確保されている。そのため、
測光期間中も補正レンズ101を第2の補正可能範囲と
同一の範囲で駆動させる場合に比べ、露光期間中の像振
れ補正が効果的に行われ、撮影画像の画質に高い精度が
得られる。
【0073】尚、本実施形態は銀塩フィルムを撮像媒体
として備えたカメラを用いて説明しているがこれに限る
ものではなく、CCDセンサ等の撮像素子で被写体の光
学像を光電変換して記録するデジタルカメラにおいて上
述の像振れ補正制御を行なうことも可能である。その場
合、CCDセンサが動作しておらず光学像の電荷蓄積が
行われていない期間中、すなわち電子シャッターのシャ
ッター動作がオフ中で待機状態における像振れ補正範囲
(第1の像振れ補正範囲)が、CCDセンサが動作中で
あり光学像の電荷蓄積が行われている期間中、すなわち
電子シャッターのシャッター動作がオン中で画像取得動
作が実行されている状態における像振れ補正範囲(第2
の像振れ補正範囲)よりも小さくなるよう像振れ補正は
制御される。
として備えたカメラを用いて説明しているがこれに限る
ものではなく、CCDセンサ等の撮像素子で被写体の光
学像を光電変換して記録するデジタルカメラにおいて上
述の像振れ補正制御を行なうことも可能である。その場
合、CCDセンサが動作しておらず光学像の電荷蓄積が
行われていない期間中、すなわち電子シャッターのシャ
ッター動作がオフ中で待機状態における像振れ補正範囲
(第1の像振れ補正範囲)が、CCDセンサが動作中で
あり光学像の電荷蓄積が行われている期間中、すなわち
電子シャッターのシャッター動作がオン中で画像取得動
作が実行されている状態における像振れ補正範囲(第2
の像振れ補正範囲)よりも小さくなるよう像振れ補正は
制御される。
【0074】また、本実施形態はスチルカメラのみなら
ず、ビデオカメラ等の撮像機器にも適応可能である。
ず、ビデオカメラ等の撮像機器にも適応可能である。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被写体
像の撮像媒体への記録期間以外に大きな像振れが発生し
ても、被写体像の記録期間中の像振れを効果的に補正す
ることができるカメラの像振れ装置が得られる。
像の撮像媒体への記録期間以外に大きな像振れが発生し
ても、被写体像の記録期間中の像振れを効果的に補正す
ることができるカメラの像振れ装置が得られる。
【図1】本発明が適用されるカメラの正面図である。
【図2】像振れ補正機構の全体を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図3】像振れ補正機構の可動部の分解斜視図である。
【図4】像振れ補正機構のガイド部の分解斜視図であ
る。
る。
【図5】像振れ補正機構の第2の固定部の分解斜視図で
ある。
ある。
【図6】像振れ補正機構の各部が組み立てられた状態を
第2の固定部側から示す分解斜視図である。
第2の固定部側から示す分解斜視図である。
【図7】像振れ補正機構の各部が組み立てられた状態を
第1の固定部側から示す分解斜視図である。
第1の固定部側から示す分解斜視図である。
【図8】像振れ補正機構の断面図である。
【図9】本発明が適用されるカメラのブロック図であ
る。
る。
【図10】補正光学系の補正可能範囲と撮影光学系の光
軸の変位を示す図である。
軸の変位を示す図である。
【図11】写真撮影の測光期間中の前半部分の処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図12】写真撮影の測光期間中の後半部分の処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図13】写真撮影の露光期間中の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図14】写真撮影の処理手順の終了部分を示すフロー
チャートである。
チャートである。
1 カメラ本体 10 シャッタボタン 11、12 角速度センサ 21 対物光学系 101 補正レンズ 102 レンズ支持枠 103 補正レンズ鏡筒 120 第1の固定部 140 可動部 141 レンズ鏡筒支持枠 141b、141c 横方向ガイド穴 145、146 スリット 151 横方向駆動コイル 152 縦方向駆動コイル 153、154 LED 160 ガイド部 161 ガイドバー 171、172、173、174 ローラ 180 第2の固定部 181 本体 181b、181c 縦方向ガイド穴 183、184 PSD 190 ヨーク 201、202、203、204 永久磁石
Claims (6)
- 【請求項1】 撮影光学系と、前記撮影光学系により撮
像媒体上に形成される光学像を、画像取得動作を制御す
ることにより前記撮像媒体に記録する撮像制御手段とを
有するカメラに備えられ、 前記カメラのぶれ方向及びぶれ量を検出するぶれ検出手
段と、 前記撮影光学系の一部を構成し、前記光学像の像振れを
補正するための補正光学系と、 前記補正光学系を駆動する駆動手段と、 前記補正光学系の光軸と前記撮影光学系の他の光学系の
光軸とが一致する原点位置に前記補正光学系が位置する
状態において前記他の光学系の光軸がその中心を直交に
貫き、前記撮影光学系により前記光学像が形成される焦
点面の面上において、前記ぶれ量に対応して変位する前
記撮影光学系の光軸が貫く位置を前記カメラのぶれ位置
として検出するぶれ位置検出手段と、 前記ぶれ位置に基づいて前記補正光学系の駆動量を演算
し、前記ぶれ量を相殺するよう、前記駆動量に応じて前
記駆動手段を制御する制御手段とを有するカメラの像振
れ補正装置であって、 前記制御手段は、前記画像取得動作が実行されない待機
状態における前記補正光学系による前記焦点面上の第1
の像振れ補正範囲が、前記画像取得動作が実行されてい
る状態における前記補正光学系による前記焦点面上の第
2の像振れ補正範囲よりも小さくなるよう、前記駆動手
段を制御することを特徴とするカメラの像振れ補正装
置。 - 【請求項2】 前記第2の像振れ補正範囲は、前記駆動
手段により前記補正光学系を前記原点位置から最大限に
移動させた位置の軌跡で囲まれる領域で規定されること
を特徴とする請求項1に記載のカメラの像振れ補正装
置。 - 【請求項3】 前記第2の像振れ補正範囲は、前記補正
光学系の支持部材が前記カメラの他の部材に当接して移
動不可能となる範囲よりも小さく設定されていることを
特徴とする請求項2に記載のカメラの像振れ補正装置。 - 【請求項4】 前記第1の像振れ補正範囲及び前記第2
の像振れ補正範囲は、前記原点位置を中心とする円形で
あることを特徴とする請求項3に記載のカメラの像振れ
補正装置。 - 【請求項5】 前記待機状態において像振れを補正する
ために駆動される前記補正光学系の変位が前記第1の像
振れ補正範囲を超える場合、前記補正光学系の駆動は停
止され、前記画像取得動作の開始時、像振れ補正のため
の前記補正光学系の駆動は前記停止位置から開始される
ことを特徴とする請求項1に記載のカメラの像振れ補正
装置。 - 【請求項6】 前記撮像制御手段は、前記カメラに配設
された操作部材に連動して被写体の輝度を計測する測光
手段を備え、 前記補正光学系が前記第1の像振れ補正範囲内において
駆動されるのは前記測光手段による測光処理中であるこ
とを特徴とする請求項1に記載のカメラの像振れ補正装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000107867A JP2000356796A (ja) | 1999-04-12 | 2000-04-10 | カメラの像振れ補正装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10402799 | 1999-04-12 | ||
| JP11-104027 | 1999-04-12 | ||
| JP2000107867A JP2000356796A (ja) | 1999-04-12 | 2000-04-10 | カメラの像振れ補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000356796A true JP2000356796A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=26444587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000107867A Pending JP2000356796A (ja) | 1999-04-12 | 2000-04-10 | カメラの像振れ補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000356796A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002229090A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 像ぶれ補正装置 |
| JP2011109329A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Canon Inc | 撮像装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07218955A (ja) * | 1994-02-03 | 1995-08-18 | Nikon Corp | 手振れ補正カメラ |
| JPH09127571A (ja) * | 1996-10-21 | 1997-05-16 | Canon Inc | カメラのための像ぶれ防止装置 |
| JPH1164917A (ja) * | 1997-08-15 | 1999-03-05 | Canon Inc | 画像振れ補正装置及びパンニング判定装置 |
| JPH1164914A (ja) * | 1997-08-25 | 1999-03-05 | Nikon Corp | ブレ補正装置 |
-
2000
- 2000-04-10 JP JP2000107867A patent/JP2000356796A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07218955A (ja) * | 1994-02-03 | 1995-08-18 | Nikon Corp | 手振れ補正カメラ |
| JPH09127571A (ja) * | 1996-10-21 | 1997-05-16 | Canon Inc | カメラのための像ぶれ防止装置 |
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| JPH1164914A (ja) * | 1997-08-25 | 1999-03-05 | Nikon Corp | ブレ補正装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002229090A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 像ぶれ補正装置 |
| JP2011109329A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Canon Inc | 撮像装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040811 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041108 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050228 |