JP2000356814A - 感光材料搬送装置 - Google Patents

感光材料搬送装置

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JP2000356814A
JP2000356814A JP11168241A JP16824199A JP2000356814A JP 2000356814 A JP2000356814 A JP 2000356814A JP 11168241 A JP11168241 A JP 11168241A JP 16824199 A JP16824199 A JP 16824199A JP 2000356814 A JP2000356814 A JP 2000356814A
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roller
photosensitive material
pressure roller
state
exposure
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JP11168241A
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English (en)
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Keiji Hashizume
啓司 橋詰
Hiroshi Miyawaki
浩 宮脇
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】露光むら生じさせない副走査方向の感光材料の
搬送を実現する感光材料搬送装置を提供すること。 【解決手段】主走査方向に延びた光プリントヘッド6に
対してこの光プリントヘッドによって露光される感光材
料3を副走査方向に搬送する感光材料搬送装置5。この
感光材料搬送装置が、外部からの回転動力を受けて回転
する駆動ローラとこの駆動ローラとの間に感光材料を挟
み込む挟持搬送状態とこの挟持搬送状態から外れた解除
状態とに切り換え可能な圧着ローラとを備えている。前
記圧着ローラの解除状態において前記圧着ローラと前記
駆動ローラとの間隔が前記感光材料の厚さと略同一の間
隔に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主走査方向に延び
た光プリントヘッドに対してこの光プリントヘッドによ
って露光されるシート状の感光材料を副走査方向に搬送
する感光材料搬送装置であって、この感光材料搬送装置
が、外部からの回転動力を受けて回転する駆動ローラと
この駆動ローラとの間に感光材料を挟み込んで搬送駆動
する挟持搬送状態とこの挟持搬送状態から外れた解除状
態とに切り換え可能な圧着ローラとを備えているものに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルミニラボなどに採用さ
れている光プリントヘッドを用いた印画紙などの感光材
料の露光では、主走査方向に延びたライン露光タイプの
光プリントヘッドを固定し駆動ローラと圧着ローラとか
ら構成される複数の露光ローラユニットによって主走査
方向に直交する副走査方向に感光材料を搬送し、順次ラ
イン露光を行い、画像全体の面露光を完成させている
が、この場合、露光中感光材料の搬送に乱れが生じる
と、それがそのまま露光むらとなって仕上がったプリン
トに現れてくる。このため、露光ローラユニットの挟持
搬送時には、感光材料は駆動ローラと圧着ローラとの間
にしっかり挟持され、搬送中に感光材料が変位すること
が抑制されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような露光工程において、1つの露光ローラユニット
から他の露光ローラユニットへの感光材料搬送の受け渡
しが行われることになり、一方の露光ローラユニットの
圧着ローラが解除状態から挟持搬送状態に切り換えら
れ、続いて他方の露光ローラユニットの圧着ローラが挟
持搬送状態から解除状態に切り換えられた瞬間に、一瞬
自由になった感光材料がわずかにその厚み方向に振れる
という現象が生じ、これが露光むらを生じさせることに
なる。露光ローラユニットの周辺の感光材料搬送ライン
には搬送ガイドが設けられているが、感光材料をスムー
ズにかつ傷をつけずに搬送するためにはどうしても搬送
されていく感光材料との間に余計な隙間を設ける必要が
あり、その隙間が前述した感光材料の厚み方向の振れを
許していた。
【0004】上記実状に鑑み、本発明の課題は、上述し
たような露光むら生じさせない副走査方向の感光材料の
搬送を実現する感光材料搬送装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題
は、主走査方向に延びた光プリントヘッドに対してこの
光プリントヘッドによって露光されるシート状の感光材
料を副走査方向に搬送する感光材料搬送装置であって、
この感光材料搬送装置が、外部からの回転動力を受けて
回転する駆動ローラとこの駆動ローラとの間に感光材料
を挟み込んで搬送駆動する挟持搬送状態とこの挟持搬送
状態から外れた解除状態とに切り換え可能な圧着ローラ
とを備えているものにおいて、前記圧着ローラの解除状
態において前記圧着ローラと前記駆動ローラとの間隔が
前記感光材料の厚さと略同一に設定されていることを特
徴とすることによって解決される。
【0006】この構成では、シート状の感光材料を搬送
中の圧着ローラが挟持搬送状態から解除状態に切り換え
られても、解除状態での圧着ローラと駆動ローラとの間
隔が感光材料の厚さと略同一の間隔に規定されているた
め、感光材料が完全に自由にはならず、その結果厚み方
向に振れるという問題が生じない。このため、圧着ロー
ラの挟持搬送状態から解除状態への切り換え時における
露光むらの発生を抑制することができる。
【0007】本発明の好適な実施形態の1つでは、前記
圧着ローラと前記駆動ローラは前記解除状態において挟
持搬送される感光材料と接触するように構成されてい
る。この構成によれば、圧着ローラと駆動ローラが解除
状態においても感光材料に接触しているので、圧着ロー
ラによって感光材料を駆動ローラに押しつけている挟持
搬送状態から急に解除状態に切り替わっても、両ローラ
が感光材料に与える負荷が大幅に変化することがないの
で、ローラが感光材料にかける負荷の変動によって生じ
る露光むらをできるだけ抑制することができる。
【0008】本発明のさらに別な好適な実施形態の1つ
では、位置制御されるカム体の位置によって揺動位置を
変化させる揺動支持体に前記圧着ローラが支持されてお
り、前記カム体と前記揺動支持体との位置調整によって
前記解除状態における前記圧着ローラと前記駆動ローラ
との間隔が調整される。この構成によれば、圧着ローラ
を挟持搬送状態と解除状態との間で切り換えるカム体と
揺動支持体の位置調整で圧着ローラと駆動ローラとの間
隔を微調整することができ、種々の感光材料の厚さに容
易に対応することができる。
【0009】このような位置調整機構の具体的な構成の
1つとして、本発明では、前記揺動支持体が揺動軸を有
する支持本体と前記カム体と接当可能なカム面を設けた
先端部とから構成され、前記カム面と前記揺動軸との間
隔を調整可能にするため前記支持本体と先端部とを位置
調整機構によって連結しているものが提案される。この
形態では、圧着ローラを駆動ローラに対して揺動変位さ
せる揺動支持体を2分割構造し、これらの2部材を例え
ば、長孔とセットボルトによって連結するだけで、圧着
ローラと駆動ローラとの間隔を微調整する調整機構が作
られることになり、製造コスト的にも有利である。本発
明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実
施例の説明により明らかになるだろう。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図面を利用して本発明の実
施の形態について説明する。図1では、本発明による感
光材料搬送装置の一例を採用した画像記録装置1が示さ
れている。この画像記録装置1は、フィルムスキャナー
を用いて写真フィルムから取得されたデジタル画像情報
やデジタルカメラ等によって取得されたデジタル画像情
報やコンピュータグラフィックスソフトを用いて作成さ
れたデジタル画像情報などに基づいてその画像情報の可
視化のためにシート状の感光材料の1例である印画紙3
にその画像を焼き付け、現像処理することによって画像
情報のプリントを作り出す装置である。図中2は、印画
紙3のロールを収納するペーパマガジンであり、4aと
4bは、印画紙搬送のための搬送ローラである。これら
のローラ4a、bにより印画紙3は、搬送方向Aに搬送
され、露光処理領域に配置された感光材料搬送装置5に
送り込まれる。印画紙3は、感光材料搬送装置5に搬入
される前にカッター8でプリント長さに切られる。
【0011】感光材料搬送装置5が配置されている露光
処理領域には、画像情報に基づいて印画紙3に光ビーム
を放射して印画紙3に画像を焼き付ける光プリントヘッ
ド6が設けられている。光プリントヘッド6としては、
真空蛍光表示管の技術を応用した蛍光プリントヘッド、
LEDを用いたLEDプリントヘッド、液晶シャッター
を用いた電子シャッタープリントヘッド、CRTを用い
たCRTプリントヘッドなどから仕様に応じて選択され
るが、いずれにしても、ライン露光タイプであり、光プ
リントヘッド6を構成する各素子または照射ポイントは
印画紙3の搬送方向に直交する方向に直線上に延びてい
る。光プリントヘッド6によって露光された印画紙3
は、感光材料搬送装置5を出て、その後、現像処理部7
で現像処理がなされ、画像記録装置1より排出される。
【0012】次に、感光材料搬送装置5の構造を図2を
利用して説明する。感光材料搬送装置5は、一対のフレ
ーム10、11と、このフレーム10、11に3対のロ
ーラユニット、つまり光プリントヘッド6を挟んで印画
紙搬送方向:Xに関して上流側に位置する第1露光ロー
ラユニットと下流側に位置する第2露光ローラユニッ
ト、そして第1露光ローラユニットよりさらに上流側に
位置する第3露光ローラユニットが取り付けられてい
る。感光材料搬送装置5によって搬送方向:Xに搬送さ
れる印画紙3が、光プリントヘッド6によって順次ライ
ン露光され、最終的に所定の画像全体が印画紙3に焼き
付けられる。従って、この光プリントヘッド6の延び方
向を主走査方向:Y、印画紙3の搬送方向を副走査方
向:Xとも呼ばれる。
【0013】第3露光ローラユニットは第3圧着ローラ
16と第3駆動ローラ18から構成されている。第3圧
着ローラ16のローラ軸15は、その両端を一対の補助
支持板13、14に対し回転可能に支持されている。補
助支持板13,14は夫々、揺動軸12に対して固定さ
れているとともに、この揺動軸12はフレーム10,1
1に対して揺動可能に支持されている。従って、この補
助支持板13,14は、一対のフレーム10,11を貫
通する揺動軸12周りで揺動可能である。第3圧着ロー
ラ16のローラ軸15の揺動変位を許すように、フレー
ム10,11の夫々に切り欠き10a、11aが形成さ
れている。このような第3圧着ローラ16の揺動構造に
よって、第3圧着ローラ16は、これに対向して配置さ
れている第3駆動ローラ18に対して遠近方向に変位す
ることができる。第3圧着ローラ16自体は、駆動手段
と直接連結されていない従動ローラとなっており、アル
ミなどの硬質の円筒体の表面に3mm以下のゴム層が設
けられている。
【0014】一方、第3駆動ローラ18は、アルミ製の
ローラ表面を有し、そのローラ軸17を介して、フレー
ム10,11に対して回転可能に支持されている。アル
ミ製のローラを利用するのは、ローラの径を正確にする
ことが比較的容易であるからである。ローラ軸17の自
由端の一方側には、ベルト用スプロケット20が取り付
けられており、このベルト用スプロケット20にモータ
23からの駆動力が、そのモータ軸の端部に設けられた
ベルト用スプロケット21とベルト22を介して伝達さ
れる。この様に、ベルト22を介して第3駆動ローラ1
8を駆動しているので、モータ23で発生する振動が第
3駆動ローラ18に伝達することを極力抑制することが
可能で、モータ23の振動が第3駆動ローラ18を介し
て印画紙3に伝播して、光プリントヘッド6による露光
に悪影響を及ぼすことを防止できる。
【0015】揺動可能な支持板13の下側にはカム面1
3aが形成されている。このカム面13aに対し、モー
タ50の出力軸51と連結しているディスク52に取り
付けられたカム体54が所定の回転角度位置で接当可能
である。図2から明らかなように、支持板13は、その
カム面13aがディスク52に近づく方向にここではコ
イルバネによって実現されている付勢手段65によって
付勢されているとともに、カム体54はディスク52の
外周線より径方向外方に突き出している。従って、この
カム体54が支持板13のカム面13aに接当すると、
支持板13が揺動軸12周りで揺動し、結果的に、第3
圧着ローラ16が第3駆動ローラ18より離れた位置、
つまり圧着解除位置に変位する。逆に、カム体54がカ
ム面13aから外れると、コイルバネ65の付勢力によ
り第3圧着ローラ16が第3駆動ローラ18の方へつま
り挟持搬送位置に変位し、第3圧着ローラ16と第3駆
動ローラ18の間に入っている印画紙3を押さえつけ、
第3駆動ローラ18の搬送力を印画紙3に与える挟持搬
送状態が作り出される。
【0016】この圧着解除位置から挟持搬送位置に第3
圧着ローラ16が変位する際の衝撃を和らげるために、
圧着解除位置から挟持搬送位置への切り換えに伴って揺
動する支持板13の下面に接当するダンパー81が設け
られている。ダンパー81の構造自体は、公知のもので
あるが、そのダンパー特性としては、コイルバネ65の
付勢力により揺動する支持板13の揺動速度を、好まし
くは5mm/秒以下程度に減速させるようなものを選択
するとよい。しかしながら、より好ましくは、挟持搬送
位置への切り換え時の衝撃を印画紙露光処理に悪影響を
与えない程度まで下げるようなダンパー特性を実験的に
求めて、そのダンパー特性を与えるダンパー81を採用
するとよい。
【0017】上述した構成により、第3圧着ローラ16
と第3駆動ローラ18とからなる第3露光ローラユニッ
トは、モータ50の回転制御により、第3駆動ローラ1
8と第3圧着ローラ16との間に印画紙3を挟みつけて
第3駆動ローラ18の搬送力を印画紙3に与える挟持搬
送状態と、第3圧着ローラ16を第3駆動ローラ18か
ら遠ざける解除状態とを選択的にとることができる。
【0018】次に、第1露光ローラユニットを構成する
第1駆動ローラ31と第1圧着ローラ29、及び、これ
らを挟持搬送状態と解除状態とに選択的に設定する機構
について説明する。前述した第3露光ローラユニットと
同様に、この第1圧着ローラ29のローラ軸28も、そ
の両端を一対の第1支持板26,27に回転可能に支持
されており、この支持板26,27は一対のフレーム1
0,11を貫通する揺動軸25に固定されている。ここ
でも、第1圧着ローラ29のローラ軸28の揺動変位を
許すように、フレーム10,11の夫々に切り欠き10
b、11bが形成されている。このような第1圧着ロー
ラ29の揺動構造によって、第1圧着ローラ29は、こ
れに対向して配置されている第1駆動ローラ31に対し
て遠近方向に変位することができる。第1圧着ローラ2
9自体は、駆動手段と直接連結されていない従動ローラ
となっており、アルミなどの硬質の円筒体の表面に3m
m以下のゴム層が設けられている。
【0019】第1圧着ローラ29と共同して印画紙3を
挟持搬送するために第1圧着ローラ29に対向配置され
ている第1駆動ローラ31は、やはりアルミ製のローラ
表面を有し、そのローラ軸30を介して、フレーム1
0,11に対して回転可能に支持されている。ローラ軸
30の自由端の一方側には、ベルト用スプロケット32
が取り付けられており、このベルト用スプロケット32
にモータ45からの駆動力が、そのモータ軸の端部に設
けられたベルト用スプロケット43とベルト42を介し
て伝達される。
【0020】第1圧着ローラ29を支持している第1支
持板26は、図3(a)によく示されているように、揺
動軸25に直接支持されている支持板本体261とこの
支持板本体261の先端領域に変位調整可能に取り付け
られている先端部262からなる2分割部材として構成
されている。先端部262にはカム体64と接当可能な
カム面26aが形成されており、このカム面26aが揺
動軸25の中心から遠近変位できるように先端部262
には長孔262aが、そして支持板本体261には貫通
孔261aが設けられている。長孔262aと貫通孔2
61aに挿通させたセットボルト263をガイドとして
先端部262を支持板本体261に対して面接触しなが
らスライドさせて所望の位置でセットボルト263を締
め付け固定する。
【0021】この第1支持板26の斜め下方にカム体6
4を取り付けているディスク62が配置されており、こ
のディスク62の支持軸63はモータ60に連結してい
る。モータ60が所定回転角度にディスク62を回転さ
せると、カム体64とカム面26aが接当することがで
きる。このカム体64の外周面は所定範囲にわたってデ
ィスク62の回転軸を中心とする円弧状に形成されてお
り、ディスク64の回転角度位置がわずかに誤差をもっ
たとしても、確実にカム体64がカム面26aを押し上
げ、第1圧着ローラ29を所定の位置に変位させること
ができるようになっている。
【0022】カム体64がカム面26aから外れると、
コイルバネによって実現されている付勢手段66の付勢
力により第1圧着ローラ29が第1駆動ローラ31の方
に変位する方向に第1支持板26が揺動し、第1圧着ロ
ーラ29と第1駆動ローラ31の間に入っている印画紙
3を押さえつけ、第1駆動ローラ31の搬送力を印画紙
3に与える挟持搬送状態が作り出される。
【0023】さらに、解除状態における第1露光ローラ
ユニットの第1支持板とカム体との関係を示している図
3(a) 及びその際の第1圧着ローラ29と第1駆動ロー
ラ31との間の間隔を示している図3(b) から明らかな
ように、カム体64とカム面26aの接当位置は、第1
支持板26の揺動軸25周りの揺動位置、結果的には第
1圧着ローラ29が第1駆動ローラ31との間の離間距
離:dを決定することになる。つまり、先端部262の
支持板本体261に対する調整は解除状態における第1
圧着ローラ29と第1駆動ローラ31との離間距離:d
を調整している。この離間距離:dは、印画紙3の厚み
に一致させ、印画紙3が第1圧着ローラ29と第1駆動
ローラの両方に接触させている。
【0024】従って、第1圧着ローラ29と第1駆動ロ
ーラ31とからなる第1露光ローラユニットが、モータ
60の回転制御により、第1駆動ローラ31と第1圧着
ローラ29との間に印画紙3を挟みつけて第1駆動ロー
ラ31の搬送力を印画紙3に与える挟持搬送状態と、第
1圧着ローラ29を第1駆動ローラ31から離間距離:
dだけ遠ざける解除状態とを選択的にとることができ
る。この解除状態では、離間距離:dを搬送する印画紙
3の厚みに合わしていることから、印画紙2は第1駆動
ローラ31から搬送力をほとんど与えられず、かつ第1
圧着ローラ29によってしっかりとガイドされているの
で厚み方向に振れることも確実に防止される。
【0025】次に、第2露光ローラユニットを構成する
第2駆動ローラ40と第2圧着ローラ38、及び、これ
らを挟持搬送状態と解除状態とに選択的に設定する機構
について説明する。前述した第1露光ローラユニットと
同様に、この第2圧着ローラ38のローラ軸37も、そ
の両端を一対の第2支持板35,36に回転可能に支持
されており、この支持板35,36は一対のフレーム1
0,11を貫通する揺動軸39に固定されている。ここ
でも、第2圧着ローラ38のローラ軸37の揺動変位を
許すように、フレーム10,11の夫々に切り欠き10
c、11cが形成されている。このような第2圧着ロー
ラ38の揺動構造によって、第2圧着ローラ38は、こ
れに対向して配置されている第2駆動ローラ40に対し
て遠近方向に変位することができる。第2圧着ローラ3
8自体は、駆動手段と直接連結されていない従動ローラ
となっており、アルミなどの硬質の円筒体の表面に3m
m以下のゴム層が設けられている。
【0026】第2圧着ローラ38と共同して印画紙3を
挟持搬送するために第2圧着ローラ38に対向配置され
ている第2駆動ローラ40は、やはりアルミ製のローラ
表面を有し、そのローラ軸を介して、フレーム10,1
1に対して回転可能に支持されている。第2駆動ローラ
40のローラ軸の一端には、やはりベルト用スプロケッ
ト41が取り付けられており、このベルト用スプロケッ
ト41に、第1駆動ローラ31のためのスプロケット3
2に巻き付けられているベルト42が掛けられており、
モータ45によって両スプロケット32,41が回転さ
れ、結果的には第1駆動ローラ31と第2駆動ローラ4
0が回転させられる。その際、スプロケット32,41
の半径、及び第1駆動ローラ31と第2駆動ローラ40
のローラ径はそれぞれ同一にされているので、第1駆動
ローラ31と第2駆動ローラ40は同じ周速で回転す
る。
【0027】第2圧着ローラ38を支持している第2支
持板35の、前述したディスク62に対向する面には、
ディスク62のカム体64と接当可能なカム面35aが
形成されており、ディスク62が所定回転角度に回転す
ると、カム体64とカム面35aが接当することができ
る。カム体64とカム面35aの位置関係は、カム体6
4とカム面35aの接当状態において、第2圧着ローラ
38が第2駆動ローラ40から十分に遠ざかり、その間
に進入してくる印画紙3をスムーズに受け入れるような
間隔が得られるように設定されている。この状態がいわ
ゆる解除状態であり、カム体64がカム面35aから外
れると、やはりここでもコイルバネによって実現されて
いる付勢手段67の付勢力により第2圧着ローラ38が
第2駆動ローラ40の方に変位し、第2圧着ローラ38
と第2駆動ローラ40の間に入っている印画紙3を押さ
えつけ、第2駆動ローラ40の搬送力を印画紙3に与え
る挟持搬送状態が作り出される。
【0028】モータ60の回転制御により、第1圧着ロ
ーラ29と第1駆動ローラ31とからなる第1露光ロー
ラユニットの挟持搬送状態と解除状態との切り換えと、
第2圧着ローラ38と第2駆動ローラ40とからなる第
2露光ローラユニットの挟持搬送状態と解除状態との切
換が行われるが、それぞれの切換のタイミングはカム体
64の形状配置とモータ60の回転制御によってかなり
の自由度をもって設定することができる。
【0029】この第2露光ローラユニットにおいても、
圧着解除位置から挟持搬送位置に第2圧着ローラ38が
変位する際の衝撃を和らげるために、圧着解除位置から
挟持搬送位置への切り換えに伴って揺動する第2支持板
35の下面に接当するダンパー82が設けられている。
ダンパー82のダンパー特性は、ダンパー81と同様、
コイルバネ67の付勢力により揺動する第2支持板35
の揺動速度を、一例として好ましくは5mm/秒以下程
度に減速させるようなものを選択することが提案される
が、より適切には、挟持搬送位置への切り換え時の衝撃
を印画紙露光処理に悪影響を与えない程度まで下げるよ
うなダンパー特性を実験的に求めて、そのダンパー特性
を与えるダンパー82を採用するとよい。
【0030】なお、図2には、図面を簡略化するために
描かれていないが、図1に模式的に示されるように、感
光材料搬送装置5内の搬送ラインには、印画紙3をガイ
ドするガイド面70,71、72、73が夫々、第1・
第2・第3露光ローラユニットの間に備えられており、
印画紙3への粉塵の付着やローラ間の領域での印画紙3
のコースずれを防止している。
【0031】図2中のS1は、印画紙3の先端を検出す
るための第1センサである光学センサS1であり、一方
の光源よりの光が印画紙3により遮られ他方の受光部に
届かなくなった瞬間を印画紙3の通過として検出する。
また、第1センサS1の上流側には第2センサS2が備
えられ、これは第1センサと同様の光学センサであり、
印画紙3の後端の通過を検出するために設けられてい
る。また、印画紙3の先端と後端の検出を1つのセンサ
で行うよう構成しても良い。
【0032】次に図4、図5を利用して、感光材料搬送
装置5の作動について説明する。図1に基づいて説明し
たとおり、印画紙3は、カッター8により設定長さに切
断されて感光材料搬送装置5の第3露光ローラユニット
を構成する第3圧着ローラ16と第3駆動ローラ18の
間に搬入される。この時、図4(a)で示されていると
おり、カム体54は支持板13のカム面13aから外
れ、第3露光ローラユニットは挟持状態となっている。
この状態で、印画紙3が第3圧着ローラ16と第3駆動
ローラ18の間に挟持されモータ23の駆動力により、
第1露光ローラユニットの方へ設定速度で搬送される。
【0033】この時、第2カム面35aにカム体64が
接当することで、第1圧着ローラユニットは、離間状態
に切り換えられており、第1圧着ローラ29と第1駆動
ローラ31は挟持状態になっている。第1センサS1
が、印画紙3の先端を検出し、設定速度で搬送される印
画紙3の先端が第1圧着ローラ29と第1駆動ローラ3
1の間に進入すると、モータ50によりディスク52が
回転させられ、カム体54が支持板13のカム面13a
と接当し、第3露光ローラユニットが解除状態に切り換
えられる。この状態が図3(b)で示されている。
【0034】更に、印画紙3の先端が第1露光ローラユ
ニットと第2露光ローラユニットの間に配置される光プ
リントヘッド6の位置に来るタイミングで光プリントヘ
ッド6による印画紙3に対するライン露光が開始され
る。印画紙3の搬送速度に基づいての印画紙3の先端の
位置の予測は図示されないコントローラにより行われ
る。
【0035】光プリントヘッド6によるライン露光が順
次行われ、印画紙3の先端が第2圧着ローラ38と第2
駆動ローラ40の間に進入するタイミングで、ディスク
62がモータ60により図4中時計方向に回転され、カ
ム体64がカム面35aより離れ、結果として第2圧着
ローラ38は第2駆動ローラ40との間に印画紙3の先
端を挟み込む。この状態が図5(c)で示されている。
ディスク62が、さらにモータ60の駆動により時計方
向の回転すると、カム体64が、第1支持体26のカム
面26aに接当し、第1露光ローラユニットが挟持状態
より解除状態に切り換えられる。この状態が図5(d)
に示されている。
【0036】設定長さに切断された印画紙3の後端が第
2センサS2に検出され、第3露光ローラユニットを通
過した後に、モータ52に駆動されるカム体54は、カ
ム面13aより離れ、これにより第3露光ローラユニッ
トが挟持搬送状態に切り換えられ、次の印画紙3の進入
に備える。また、印画紙3が第2露光ローラユニットを
離れるタイミングで、第2露光ローラユニットは解除状
態に切り換えられ、図4(a)で示される状態に戻され
る。
【0037】上記の工程において、第3露光ローラユニ
ットと第2露光ローラユニットが挟持搬送状態に切り換
えられるときには、まだ印画紙3の露光中であるので、
それぞれの圧着ローラ16と38の変位に伴う衝撃が露
光に悪影響を及ぼさないように、それぞれのダンパー8
1と82によってその衝撃が緩和される。上記実施の形
態では、ダンパー81と82は、対応する付勢手段65
と67と別体構造であったが、これらを一体的に構成し
てもよい。
【0038】また、上記実施の形態では、第1支持板2
6における支持板本体261に対する先端部262の位
置調整は、長孔262aとセットボルト263で行われ
たが、これ以外種々の位置調整機構を採用することがで
きる。この位置調整作業は、解除位置に回転角度調整し
たディスク62のカム体64とカム面26aを接当させ
た状態で、第1圧着ローラ29と第1駆動ローラ31と
の間の離間距離:dが印画紙3の厚みとなるように調整
する作業であり、このような位置調整が可能となる調整
機構であれば、本発明の目的を達成することができる。
【0039】上述した図面を用いた説明では、各駆動ロ
ーラが下側に、各圧着ローラが上側に配置されていた
が、本発明は駆動ローラと圧着ローラの上下配置を特に
限定しているわけではないので、各駆動ローラが上側
に、各圧着ローラが下側に配置されてもよい。例えば、
圧着ローラが下側に配置された場合、解除状態におい
て、圧着ローラに印画紙3が接触して、対向する駆動ロ
ーラには印画紙3が接触しないことも考えられる。その
場合でも、駆動回転していない圧着ローラが常に印画紙
3に接触することになるので、挟持搬送状態から急に解
除状態に切り替わっても、感光材料に与える負荷が大幅
に変化することがないので、圧着ローラが感光材料にか
ける摩擦負荷の変動によって生じる露光むらをできるだ
け抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による感光材料搬送装置の応用例として
の画像記録装置の説明図
【図2】本発明による感光材料搬送装置の構造を示す斜
視図
【図3】解除状態における第1露光ローラユニットの第
1支持板とカム体との関係及び第1圧着ローラと第2駆
動ローラとの間の間隔を示す模式図
【図4】感光材料搬送装置の動作を示す説明図
【図5】感光材料搬送装置の動作を示す説明図
【符号の説明】
3 印画紙 5 感光材料搬送装置 6 光プリントヘッド 13 支持板 13a カム面 16 第3圧着ローラ 18 第3駆動ローラ 26 第1支持板 26a カム面 29 第1圧着ローラ 31 第1駆動ローラ 35 第2支持板 35a カム面 38 第2圧着ローラ 40 第2駆動ローラ 261 支持板本体 262 先端部 81 ダンパー 82 ダンパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主走査方向に延びた光プリントヘッドに対
    してこの光プリントヘッドによって露光されるシート状
    の感光材料を副走査方向に搬送する感光材料搬送装置で
    あって、この感光材料搬送装置が、外部からの回転動力
    を受けて回転する駆動ローラとこの駆動ローラとの間に
    感光材料を挟み込んで搬送駆動する挟持搬送状態とこの
    挟持搬送状態から外れた解除状態とに切り換え可能な圧
    着ローラとを備えているものにおいて、 前記圧着ローラの解除状態において前記圧着ローラと前
    記駆動ローラとの間隔が前記感光材料の厚さと略同一の
    間隔に設定されていることを特徴とする感光材料搬送装
    置。
  2. 【請求項2】前記解除状態において前記圧着ローラと前
    記駆動ローラは挟持搬送される感光材料と接触している
    ことを特徴とする請求項1に記載の感光材料搬送装置。
  3. 【請求項3】位置制御されるカム体の位置によって揺動
    位置を変化させる揺動支持体に前記圧着ローラが支持さ
    れており、前記カム体と前記揺動支持体との位置調整に
    よって前記解除状態における前記圧着ローラと前記駆動
    ローラとの間隔が調整可能であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の感光材料搬送装置。
  4. 【請求項4】前記揺動支持体が揺動軸を有する支持本体
    と前記カム体と接当可能なカム面を設けた先端部とから
    構成され、前記カム面と前記揺動軸との間隔を調整可能
    にするため前記支持本体と先端部とを位置調整機構によ
    って連結していることを特徴とする請求項3に記載の感
    光材料搬送装置。
JP11168241A 1999-06-15 1999-06-15 感光材料搬送装置 Withdrawn JP2000356814A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117775829A (zh) * 2022-09-28 2024-03-29 小松Ntc株式会社 卷材输送装置

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