JP2000358377A - インバータの保護装置 - Google Patents

インバータの保護装置

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JP2000358377A
JP2000358377A JP11164900A JP16490099A JP2000358377A JP 2000358377 A JP2000358377 A JP 2000358377A JP 11164900 A JP11164900 A JP 11164900A JP 16490099 A JP16490099 A JP 16490099A JP 2000358377 A JP2000358377 A JP 2000358377A
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Japan
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voltage
inverter circuit
output
circuit
voltage drop
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JP11164900A
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English (en)
Inventor
Mitsusachi Kiuchi
光幸 木内
Hisashi Hagiwara
久 萩原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交流電源を整流した直流電力を交流電力に変
換し、洗濯機等のモータを駆動するインバータの保護装
置において、インバータ回路の入力電圧の低下を高速で
検知し、パワースイッチング半導体の駆動を停止して電
圧低下による破壊を防止し、信頼性を向上する。 【解決手段】 交流電源1に接続された整流回路3の直
流電力をインバータ回路4を制御回路6により制御して
交流電力に変換し、モータ5を駆動する。制御回路6
は、モータ5の回転を制御する回転制御回路61により
モータ5の回転を制御し、インバータ回路4の入力電圧
を電圧検知手段62により検出し、検出した電圧の変化
率より電圧低下異常を検知する電圧低下検知手段63と
出力禁止手段64によりインバータ回路4の出力を停止
させ、電圧低下異常からインバータ回路4を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電源を整流し
た直流電力を交流電力に変換し、洗濯機等のモータを駆
動するインバータの保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の洗濯機は、インバータ装
置によりモータの周波数を変えてモータの回転数を大幅
に変えることにより、洗浄性能、脱水性能あるいは静音
性能を向上させるものが提案されている。
【0003】従来、この種の洗濯機は、特開平9−13
0960号公報に示すように構成されていた。すなわ
ち、インバータ回路の過電流を、過電流保護回路により
検知し、過電流保護回路の信号をインバータ回路制御用
マイクロコンピュータに加えて、過電流から保護するよ
うにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成では、家庭の交流電源が瞬時的に低電圧となっ
た場合、過電流保護回路は動作せず、インバータ回路の
パワースイッチング半導体を駆動する駆動回路の直流電
源電圧が確保できなくなり、駆動電流あるいは駆動電圧
不足によりパワースイッチング半導体が破壊するという
問題を有していた。
【0005】また、従来より各種の瞬時低電圧検知方式
が提案されているが、過負荷による電圧変動によりイン
バータ直流電圧低下が生じた場合に誤検知する可能性が
あった。
【0006】本発明は上記従来課題を解決するもので、
インバータ回路の入力電圧の低下を高速で検知し、パワ
ースイッチング半導体の駆動を停止して電圧低下による
破壊を防止し、信頼性を向上することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、交流電源に接続された整流回路の直流電力
をインバータ回路を制御回路により制御して交流電力に
変換し、モータを駆動するよう構成し、制御回路は、モ
ータの回転を制御する回転制御回路によりモータの回転
を制御し、インバータ回路の入力電圧を電圧検知手段に
より検出し、検出した電圧の変化率より電圧低下異常を
検知する電圧低下検知手段と出力禁止手段によりインバ
ータ回路の出力を停止させ、電圧低下異常からインバー
タ回路を保護するようにしたものである。
【0008】これにより、インバータ回路の入力電圧の
低下を高速で検知し、パワースイッチング半導体の駆動
を停止して電圧低下による破壊を防止することができ、
信頼性を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
交流電源と、前記交流電源に接続された整流回路と、前
記整流回路の直流電力を交流電力に変換するインバータ
回路と、前記インバータ回路により駆動されるモータ
と、前記インバータ回路を制御する制御回路とを備え、
前記制御回路は、前記整流回路の直流電力を制御用の低
電圧に変換する電源回路と、前記インバータ回路を制御
してモータ回転を制御する回転制御回路と、前記インバ
ータ回路の入力電圧を検出する電圧検知手段と、前記電
圧検知手段の出力より電圧低下異常を検出する電圧低下
検知手段と、前記電圧低下検知手段の出力信号により前
記インバータ回路の出力を停止する出力禁止手段とを有
し、前記電圧低下検知手段は、前記電圧検知手段により
検出した電圧低下の変化率が所定値以上になると前記出
力禁止手段に信号を出力し、前記インバータ回路の出力
を停止させるよう構成したものであり、インバータ回路
の入力電圧の瞬時電圧低下を高速に検知でき、パワース
イッチング半導体の駆動を停止して電圧低下による破壊
を防止することができ、信頼性を向上することができ
る。
【0010】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、電圧低下検知手段は、電圧検知手段に
より検出した電圧低下の変化率が所定値以上、または前
記電圧検知手段により検出した電圧が所定レベル以下で
出力禁止手段に信号を出力し、いずれかの信号によりイ
ンバータ回路の出力を停止させるようにしたものであ
り、インバータ回路の入力直流電圧が急速に低下した場
合、または緩やかに低下した場合でも、インバータ回路
の直流電源電圧低下を防ぐことができ、マイクロコンピ
ュータのリセットによる運転停止、またはパワースイッ
チング半導体の破壊を防ぐことができる。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、電圧検知手段は、交流電源の90度位
相近傍のインバータ回路の直流入力電圧を検出するよう
にしたものであり、インバータ回路の負荷電流が増加
し、リップル電圧が増加しても、誤検知がほとんどない
ようにできる。
【0012】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、出力禁止手段は、電圧低下検知手段の
出力信号により所定時間強制的にインバータ回路の出力
を停止させ、電圧検知手段により検出した電圧が所定レ
ベル以上になるとモータを再起動させるようにしたもの
であり、異常時のみ一時停止して電圧が復帰すると運転
を再開することができ、運転を継続することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】(実施例1)図1に示すように、交流電源
1は、ラインフィルター2を介して整流回路3に接続
し、交流電力を直流電力に変換する。整流回路3の出力
直流電力をインバータ回路4により交流電力に変換し、
モータ5に交流電力を加える。整流回路3は、ダイオー
ド30a、30bとコンデンサ31a、31bより倍電
圧整流回路を構成している。インバータ回路4は、通
常、インテリジェントパワーモジュール(以下、IPM
という)と呼ばれるパワースイッチング半導体とその駆
動回路および保護手段より構成されている。
【0015】IPMを構成するパワースイッチング半導
体は、トランジスタと逆並列接続したダイオードよりな
るスイッチング素子を6個用いて3相ブリッジ回路を構
成し、3相交流電流をモータ5に加えている。インバー
タ回路4は、制御回路6によりモータ5の位置検出手段
50の信号に応じてIPMの導通を制御することにより
3相交流電力を発生させる。
【0016】制御回路6は、整流回路3の直流電力を制
御用の低電圧に変換する電源回路60と、マイクロコン
ピュータを制御の中枢として3相交流を発生させ、モー
タ5の位置検出手段50の信号に応じてIPMを駆動し
てモータ5の正逆転あるいは回転数を制御する回転制御
回路61と、インバータ回路4の入力電圧を検出する電
圧検知手段62と、電圧検知手段62の信号により電圧
低下異常を検知する電圧低下検知手段63と、電圧低下
検知手段63の出力信号によりインバータ回路4の出力
を停止する出力禁止手段64と、交流電源1の零電圧位
相を検出する零電圧検出回路65より構成している。
【0017】電源回路60は、倍電圧整流回路3のコン
デンサ31bの直流電圧を制御回路6の5V、あるいは
12〜15Vの直流低電圧に変換するもので、スイッチ
ング電源と定電圧ICなどで構成している。電圧検知手
段62は、整流回路3の直流電圧を検出するもので、倍
電圧直流電圧を抵抗分圧し、マイクロコンピュータのA
/D変換入力端子に加える。電圧低下検知手段63は、
インバータ回路4の入力電圧の低下を検出するもので、
電圧検知手段62により検出した直流電圧の低下の変化
率が所定値以上の場合に、出力禁止手段64へ信号を出
力し、回転制御回路61の出力信号、すなわち、インバ
ータ回路4のIPM駆動信号を停止させ、インバータ回
路4の出力を停止させる。
【0018】電圧低下検知手段63、出力禁止手段6
4、回転制御回路61はマイクロコンピュータとそのソ
フトウェアより実現するもので、図2にそのフローチャ
ートを示す。
【0019】図2において、ステップ100より電圧低
下検知サブルーチンが開始する。ステップ101は、交
流電源1の零電圧位相タイミングを検出するもので、零
電圧検知信号が来るとステップ102に進み内部タイマ
ーにより位相遅延を行い、ステップ103にて90度位
相の遅延タイミングを検出する。交流電源周波数が50
Hzと60Hzでは90度位相となる遅延時間Tdが異
なるので、予め交流電源周波数を検知してから50H
z、60Hzに応じて遅延時間Tdを設定する。
【0020】ステップ104では、90度位相遅延した
タイミングで整流回路3の直流電圧、すなわち、インバ
ータ回路4の入力電圧Viを検出し、ステップ105
で、前回検出した90度位相遅延の入力電圧との差、つ
まり電圧変化ΔVを演算する。
【0021】ステップ106で、演算した電圧変化ΔV
が設定値(所定値)以上かどうか判定し、設定値以上な
らばステップ107に進み、ステップ107にて電圧変
化カウンタkをインクリメントし、ステップ109に
て、電圧変化カウンタkが2以上になると、ステップ1
10に進んでインバータ回路4の出力を停止させ、モー
タ5の運転を一時的に停止させる。
【0022】2回連続して電圧変化ΔVが設定値以上と
なった場合のみインバータ回路4の出力を停止させるの
で、ノイズ等の誤動作、またはわずかな電源変動による
誤動作を防ぐことができる。電圧変化ΔVが設定値未満
ならば、ステップ108にて電圧変化カウンタkをクリ
ヤしてステップ111に進み、サブルーチンをリターン
する。
【0023】図3は、瞬時電圧低下時のインバータ回路
4の入力電圧Viの変化と、零電圧検出回路65の出力
信号Vzcを示し、時間t1で瞬時電圧低下が発生し、時
間t5で電圧が復帰した波形を示す。
【0024】零電圧検知信号Vzcは、交流電源1の0位
相と180度位相のタイミングで信号を発生し、入力電
圧Viの検出タイミングは、90度位相と270度位相
で毎サイクル行う。t0、t2、t3、t4は、零電圧検知
信号Vzcから90度位相遅延した時間で、その時検出し
たインバータ回路4の入力電圧Viを、Vi0、Vi2、Vi
3、Vi4とすると、その電圧差ΔVが設定値(所定
値)、例えば25V以上を2回連続して変化した場合
(図3では時間t4)にインバータ回路4の出力を停止
させる。
【0025】インバータ回路4の運転中に瞬時電圧低下
が発生すると、コンデンサ31a、31bの蓄積エネル
ギーが放電され、インバータ回路4の入力電圧Viは急
速に低下する。しかし、インバータ回路4の運転を停止
させると、コンデンサ31a、31bの蓄積エネルギー
の放電はほとんどないので、瞬時電圧低下中のコンデン
サ31a、31bの放電エネルギーは制御回路6へ供給
されるエネルギーのみとなり、入力電圧Viの変化は非
常に少なくなる。
【0026】よって、瞬時電圧低下が発生しても、制御
回路6の直流電源エネルギーが確保されるので、マイク
ロコンピュータのリセットによる運転停止はなくなり、
運転が継続される。時間t5で瞬時電圧低下が復帰する
と、モータ5の運転を再開する。
【0027】このように本実施例によれば、インバータ
回路4の入力電圧の変化率を検出して、交流電源1の瞬
時電圧低下を短時間で検知し、インバータによるモータ
駆動を停止させるので、高速応答の瞬時電圧低下検知に
よりコンデンサ31a、31bの電圧低下を防ぐことが
でき、コンデンサ31a、31bに接続された制御回路
6の直流電源電圧の低下による運転の中止、またはイン
バータ回路4のパワースイッチング半導体の駆動エネル
ギー低下による破壊等を防止できる。
【0028】(実施例2)図1に示す電圧低下検知手段
63は、電圧検知手段62により検出した電圧低下の変
化率が所定値以上、または電圧検知手段62により検出
した電圧が所定レベル以下で出力禁止手段64に信号を
出力し、いずれかの信号によりインバータ回路4の出力
を停止させるようにしている。他の構成は上記実施例1
と同じである。
【0029】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明する。図4において、ステップ120からステッ
プ124までは、図2のステップ100からステップ1
04までと同じなので説明を省略する。
【0030】ステップ124にて、零電圧検知信号Vzc
から、90度遅延したタイミングで入力電圧Viを検出
し、ステップ125で入力電圧Viが所定電圧レベルVm
inよりも低いかどうか判定する。入力電圧ViがVminよ
りも低ければステップ126に進み、電圧低下カウンタ
mをインクリメントする。つぎに、ステップ127に進
み、電圧低下カウンタmが4以上かどうか判断し、4以
上であればステップ134に進んでインバータ回路4の
運転を停止させ、モータ出力を停止させる。
【0031】電圧低下カウンタmを設けた理由は、ノイ
ズによる誤動作を防ぐためである。入力電圧ViがVmin
よりも高ければステップ128に進み、電圧低下カウン
タmをクリヤする。
【0032】ステップ127にて電圧低下カウンタmが
4未満ならば、ステップ129に進み入力電圧Viの変
化ΔV、すなわち、前回検知した入力電圧Viと、今回
検知した入力電圧Viの差分を演算し、つぎに、ステッ
プ130に進み電圧変化ΔVが設定値(所定値)以上か
どうか判断する。設定値以上の電圧変化ならば、ステッ
プ131にて電圧変化カウンタkをインクリメントし、
ステップ132にて、電圧変化カウンタkが2以上かど
うか判断する。
【0033】ステップ130からステップ134までは
図2のステップ106からステップ110までと同じな
ので説明を省略する。
【0034】電圧変化が急峻な瞬時電圧低下の場合に
は、図2に示すフローチャートのように、瞬時電圧低下
の検知方法だけで問題はないが、瞬時電圧低下の変化率
が比較的緩やかな場合、すなわち、電圧変化ΔVが設定
値未満の場合には検知できないので、インバータ回路4
の入力電圧Viが低下すると電源回路60の出力電圧が
低下し、マイクロコンピュータがリセットされる可能性
がある。
【0035】このように実施例によれば、交流電源1の
電圧低下が緩やかな場合でも、電圧レベルの判定により
インバータ回路4の運転を停止させ、制御回路6の電源
エネルギーを確保することができる。電圧変化が急峻な
場合には、電圧変化検知によりインバータ回路4の運転
を停止させるので、電圧変化が急峻な場合でも緩やかな
場合でもコンデンサ電圧の低下を防ぎ、制御回路6の直
流電源電圧を確保することができ、瞬時電圧低下による
運転の中止を防ぐことができ、パワースイッチング半導
体の破壊を防止できる。
【0036】(実施例3)図1に示す電圧検知手段62
は、交流電源1に同期させ、交流電源1の90度または
270度位相近傍のインバータ回路4の直流入力電圧を
検出するようにしている。この構成は既に説明したが、
更に詳細な説明を行う。
【0037】図5は、インバータ回路4の入力電圧Vi
と零電圧検知信号Vzcを示し、実線Aはインバータ回路
4の負荷が軽い場合、破線Bは負荷が重い場合を示して
いる。実線Aにおいて、Vp1は、交流電源の90度位相
(時間tp)における入力電圧Viのピーク値で、Vz1は
交流電源の零電圧タイミング(時間tz)における入力
電圧Viの値である。負荷が重い場合は、それぞれ、Vp
1’、Vz1’で示している。
【0038】交流電源の90度位相(時間tp)におけ
る入力電圧Viのピーク値は、負荷変動の影響は少ない
が、零電圧位相での電圧Viは負荷変動の影響が大き
く、交流電源電圧の変化を直接検出することは非常に困
難である。言い換えれば、零電圧位相でインバータ入力
電圧Viを検知すると、負荷変動により誤検知する場合
がある。
【0039】特に、上記実施例1における電圧変化率を
検知する場合には、瞬時電圧低下と負荷変動の区別がつ
きにくくなり、誤検知の可能性が非常に高くなり、負荷
変動による電圧低下で、インバータの運転がしばしば中
断することとなる。
【0040】よって、図2に示すように、零電圧検知信
号Vzcを検知して、遅延時間Tdを設け、90度位相近
傍の入力電圧Viのピーク電圧を検出することにより、
負荷変動による誤動作を防ぐことができる。
【0041】なお、図5において、時間t1で瞬時電圧
低下が生じた場合で、負荷が重い場合の電圧低下率が、
負荷が軽い場合に比べて大きいことを示す。
【0042】図6は、交流電源1の周波数に応じて、9
0度位相となる遅延時間Tdを設定するフローチャート
を示し、マイクロコンピュータのリセット解除後、最初
に実行するプログラムである。
【0043】ステップ140でプログラムが開始し、ス
テップ141で各種初期設定を行う。つぎにステップ1
42に進み、交流電源1の周波数を判定するHz判定サ
ブルーチンを実行する。電源周波数判定の方法は、一定
時間内における零電圧検知信号Vzcのパルスをカウント
するもので、パルス数が多ければ60Hzで、少なけれ
ば50Hzと判定する。
【0044】ステップ143で検知した電源周波数を判
別し、60Hzならば、ステップ144に進んで遅延時
間Tdを約4msecに設定し、50Hzならばステッ
プ145に進んで遅延時間Tdを約5msecに設定す
る。
【0045】このように本実施例によれば、交流電源1
の電圧のピーク電圧近傍、すなわち、90度位相近傍に
おいて、インバータ回路4の入力電圧Viを検出するも
のであるから、負荷変動に影響されずにインバータ回路
4の入力電圧を検出し、交流電源1の瞬時電圧低下を高
速で検出でき、負荷変動による誤動作を防ぐことができ
る。
【0046】(実施例4)図1に示す出力禁止手段64
は、電圧低下検知手段63の出力信号により所定時間強
制的にインバータ回路4の出力を停止させ、電圧検知手
段52により検出した電圧が所定レベル以上になると、
モータ5を再起動させるようにしている。他の構成は上
記実施例1と同じである。
【0047】上記構成において図7を参照しながら動作
を説明する。ステップ150より復帰サブルーチンが開
始する。ステップ151では瞬時電圧低下のフラグの有
無を判定し、瞬停検知フラグがあれば、ステップ152
でインバータ入力電圧Viを検知する。検知方法は、図
2に示すフローチャートと同じで、零電圧検知信号Vzc
を検知して所定時間遅延し、90度位相の電圧Vpを検
出する。
【0048】ステップ153にてインバータ回路4の入
力電圧Viが復帰設定電圧Vminより高いかどうか判定
し、高ければステップ154にて瞬停検知フラグをクリ
ヤし、ステップ155のモータ起動サブルーチンを実行
してサブルーチンをリターンする。ステップ155で
は、単にモータ起動サブルーチンを実行するフラグを立
てることでもよい。
【0049】図2と図4のフローチャートにおいて、モ
ータ出力停止(ステップ110、ステップ134)と同
時に瞬停検知フラグが立てられ、以降基本的には電源リ
レーを除く総ての負荷をオフして瞬停復帰サブルーチン
を実行する。
【0050】瞬時電圧低下が発生すると、インバータの
運転を停止させ、モータ駆動を停止して所定時間経過後
にモータ5を再駆動させると、インバータ電源が低下し
た状態で運転されるので、制御回路6の電源が確保され
ない状態でモータ起動となり、マイクロコンピュータが
リセット状態となって運転が継続されなくなる。あるい
は、最悪、パワースイッチング半導体が破壊する。
【0051】本実施例では、瞬時電圧低下を検出して所
定時間強制的にインバータ回路4を停止させ、その後、
インバータ回路4の入力電圧Viを検知して、入力電圧
Viが所定値以上ならばモータ5を再駆動させる。
【0052】このように本実施例によれば、瞬時電圧低
下期間が長くなっても制御回路6の電圧が確保されるコ
ンデンサのエネルギーさえあれば、運転を継続すること
ができる。言い換えれば、運転継続可能な瞬時電圧低下
期間を長くすることが可能となる。
【0053】さらに、モータ5の再起動時のトルクの減
少を防ぐことができ、モータ5の回転制御を安定化させ
ることができる。さらに、パワースイッチング半導体の
駆動エネルギーを確保した状態でインバータを運転させ
るので、パワースイッチング半導体の破壊を防止するこ
とができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1記載の発
明によれば、交流電源と、前記交流電源に接続された整
流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換す
るインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動さ
れるモータと、前記インバータ回路を制御する制御回路
とを備え、前記制御回路は、前記整流回路の直流電力を
制御用の低電圧に変換する電源回路と、前記インバータ
回路を制御してモータ回転を制御する回転制御回路と、
前記インバータ回路の入力電圧を検出する電圧検知手段
と、前記電圧検知手段の出力より電圧低下異常を検出す
る電圧低下検知手段と、前記電圧低下検知手段の出力信
号により前記インバータ回路の出力を停止する出力禁止
手段とを有し、前記電圧低下検知手段は、前記電圧検知
手段により検出した電圧低下の変化率が所定値以上にな
ると前記出力禁止手段に信号を出力し、前記インバータ
回路の出力を停止させるよう構成したから、インバータ
回路の入力電圧の瞬時電圧低下を高速に検知し、インバ
ータ回路のパワースイッチング半導体の駆動を停止して
電圧低下による破壊を防止することができ、信頼性を向
上することができる。
【0055】また、請求項2記載の発明によれば、電圧
低下検知手段は、電圧検知手段により検出した電圧低下
の変化率が所定値以上、または前記電圧検知手段により
検出した電圧が所定レベル以下で出力禁止手段に信号を
出力し、いずれかの信号によりインバータ回路の出力を
停止させるようにしたから、インバータ回路の入力直流
電圧が急速に低下した場合、または緩やかに低下した場
合でも、インバータ回路の直流電源電圧低下を防ぐこと
ができ、マイクロコンピュータのリセットによる運転停
止、またはパワースイッチング半導体の破壊を防ぐこと
ができる。
【0056】また、請求項3記載の発明によれば、電圧
検知手段は、交流電源の90度位相近傍のインバータ回
路の直流入力電圧を検出するようにしたから、負荷変動
による電圧変化の影響をほとんど受けずに、交流電源電
圧低下によるインバータ入力電圧低下を検出することが
でき、負荷変動による誤動作を防ぐことができる。
【0057】また、請求項4記載の発明によれば、出力
禁止手段は、電圧低下検知手段の出力信号により所定時
間強制的にインバータ回路の出力を停止させ、電圧検知
手段により検出した電圧が所定レベル以上になるとモー
タを再起動させるようにしたから、インバータ回路電圧
が所定値以上でモータ運転が再開され、制御回路の電源
も確保されて運転されるので、運転が安定化されるだけ
ではなく、マイクロコンピュータがリセットされない瞬
時電圧低下期間を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のインバータの保護装置
を備えたインバータのブロック回路図
【図2】同インバータの保護装置の瞬時電圧低下検知動
作のフローチャート
【図3】同インバータの保護装置の瞬時電圧低下検知動
作のタイムチャート
【図4】本発明の第2の実施例のインバータの保護装置
の瞬時電圧低下検知動作のフローチャート
【図5】本発明に第3の実施例のインバータの保護装置
の瞬時電圧低下検知動作のタイムチャート
【図6】同インバータの保護装置の要部フローチャート
【図7】本発明の第4の実施例のインバータの保護装置
の要部フローチャート
【符号の説明】
1 交流電源 3 整流回路 4 インバータ回路 5 モータ 6 制御回路 60 電源回路 61 回転制御回路 62 電圧検知手段 63 電圧低下検知手段 64 出力禁止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H007 AA17 BB06 CC01 DB01 DB12 DC05 FA02 FA03 FA12 GA08 5H576 AA12 DD02 DD04 GG01 HB01 KK05 LL24 MM13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と、前記交流電源に接続された
    整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換
    するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動
    されるモータと、前記インバータ回路を制御する制御回
    路とを備え、前記制御回路は、前記整流回路の直流電力
    を制御用の低電圧に変換する電源回路と、前記インバー
    タ回路を制御してモータ回転を制御する回転制御回路
    と、前記インバータ回路の入力電圧を検出する電圧検知
    手段と、前記電圧検知手段の出力より電圧低下異常を検
    出する電圧低下検知手段と、前記電圧低下検知手段の出
    力信号により前記インバータ回路の出力を停止する出力
    禁止手段とを有し、前記電圧低下検知手段は、前記電圧
    検知手段により検出した電圧低下の変化率が所定値以上
    になると前記出力禁止手段に信号を出力し、前記インバ
    ータ回路の出力を停止させるよう構成したインバータの
    保護装置。
  2. 【請求項2】 電圧低下検知手段は、電圧検知手段によ
    り検出した電圧低下の変化率が所定値以上、または前記
    電圧検知手段により検出した電圧が所定レベル以下で出
    力禁止手段に信号を出力し、いずれかの信号によりイン
    バータ回路の出力を停止させるようにした請求項1記載
    のインバータの保護装置。
  3. 【請求項3】 電圧検知手段は、交流電源の90度位相
    近傍のインバータ回路の直流入力電圧を検出するように
    した請求項1記載のインバータの保護装置。
  4. 【請求項4】 出力禁止手段は、電圧低下検知手段の出
    力信号により所定時間強制的にインバータ回路の出力を
    停止させ、電圧検知手段により検出した電圧が所定レベ
    ル以上になるとモータを再起動させるようにした請求項
    1記載のインバータの保護装置。
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