JP2000501100A - 2―チオキソ―イミダゾリジン―4―オン誘導体およびhdlコレステロール濃度を上昇させるためのそれらの使用 - Google Patents

2―チオキソ―イミダゾリジン―4―オン誘導体およびhdlコレステロール濃度を上昇させるためのそれらの使用

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Abstract

(57)【要約】 上昇したHDLコレステロール血中濃度を必要とする哺乳動物の血液中におけるHDLコレステロール濃度を上昇させる化合物および方法。この方法は、かかる哺乳動物に式(I)の化合物を経口的または非経口的に投与することからなる。式(I)において、Rはアルキル;置換または非置換の芳香族N、OまたはSヘテロ環;置換または非置換のアリール、アリールアルキル、ベンズヒドリルまたはインダニル(ここで、置換基は、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルケニル、アルキニル、ハロ、ペルフルオロアルキル、ペルフルオロアルコキシまたはヒドロキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基);およびR1はアリール、アルキル、アルケニル、アルキニルまたは置換アリール(ここで、置換基は、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルケニル、アルキニル、ハロ、ペルフルオロアルキル、ペルフルオロアルコキシまたはヒドロキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基)である。

Description

【発明の詳細な説明】 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン誘導体および HDLコレステロール濃度を上昇させるためのそれらの使用 本発明は、哺乳動物の血液中におけるHDLコレステロール濃度を上昇させる 化合物、この治療方法におけるそれらの使用、これらの化合物を含有する医薬組 成物、およびこれらの化合物の製造方法に関する。 数多くの研究によって、ヒトにおける冠動脈心疾患(CHD)の危険性および動 物における実験的アテローム性動脈硬化の重篤度のいずれもが血清HDLコレス テロール(HDL-C)濃度と逆相関していることが示されている[ラス(Russ)ら、 アメリカン・ジャーナル・オブ・メディスン(Am .J.Med.),11(1951)480-493; ゴフマン(Gofman)ら、サーキュレーション(Circulation),34(1966)679-697;ミ ラー(Miller)およびミラー(Miller)、ランセット(Lancet),1(1975)16-19;ゴー ドン(Gordon)ら、サーキュレーション(Circulation),79(1989)8-15;スタンパー (Stampfer)ら、ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(N .Engl .J.Med. ),325(1991)373-381;バディモン(Badimon)ら、ラボラトリー・インベ スティゲーション(Lab .Invest.),60(1989)455-461]。アテローム性動脈硬化は 、動脈壁内へのコレステロール蓄積の過程であり、冠状動脈および脳動脈血管の 閉塞または狭窄をもたらし、やがては心筋梗塞および脳卒中を引き起こす。血管 造影的研究は、ヒトにおけるHDL粒子の上昇レベルがヒトの冠状動脈における 狭窄部位数の減少と相関しているらしいことを示している[ミラー(Miller)ら、 ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(Br .Med.J.),282(1981)1741-1744] 。 HDLがアテローム性動脈硬化の進行を防止する機構は、いくつか存在する。 インビトロでの研究は、HDLが細胞からコレステロールを除去できることを示 している[ピカード(Picardo)ら、アルテリオスクレロシス(Arteriosclerosis),6 (1986)434-441]。この性質に関するデータは、アテローム発生を抑制するHDL の性質のひとつが、組織から過剰な遊離コレステロールを排除し、その結果、こ のコレステロールを肝臓へ送達するという、その能力にありうることを示唆し ている[グロムセット(Glomset)、ジャーナル・オブ・リピッド・リサーチ(J .L ipid Res. ),9(1968)155-167]。このことは、HDLから肝臓へのコレステロール の効率的な転送を示す実験により裏付けられている[グラス(Glass)ら、サーキ ュレーション(Circulation),66(補遺I)(1982)102;マッキノン(MacKinnon)ら、 ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J .Biol.Chem.),261(1986) 2548-2552]。さらに、HDLは、トリグリセリドに富むリポタンパクの急速な代 謝に必要なアポタンパクの循環における貯蔵所として役立ちうる[グロウ(Grow) およびフリード(Fried)、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J .Biol.Chem. ),253(1978)1834-1841;ラゴッキ(Lagocki)およびスカヌー(Scanu )、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J .Biol.Chem.),255(19 80)3701-3706;シェーファー(Schaefer)ら、ジャーナル・オブ・リピッド・リサ ーチ(J .Lipid Res.)23(1982)1259-1273]。従って、HDLコレステロール濃度 を上昇させる薬剤は、抗アテローム性動脈硬化薬として、特に低リポタンパク血 症および冠動脈心疾患の治療に有用である。 米国特許第5,137,904号は、式: [式中、Zはアルキル、フェニルアルキル、フェニルまたは置換フェニル(ここ で、置換基はハロゲン、アルキル、アルコキシまたはハロゲン化アルキル基); Xはフェニル、ハロフェニル、アルキル、アルケニル、またはアルキニル;およ びYはSまたはO] で示される一群のチオヒダントイン誘導体を開示している。これらの化合物は、 コラーゲン誘発性およびADP-誘発性の血小板凝集を阻害する。 EP 0584694およびWO 93/18057は、血小板凝集、転移および破骨細胞形成の阻 害に用いるための細胞-細胞間接着の阻害薬として、一群のイミダゾリジン-3- イルベンゾイルまたはアルカノイルアミノ酸誘導体を開示している。動脈硬化症 および血栓症の予防のための長期投与が開示されている。 [式中、Y=-(CH2)n-CO-または-Ph-CO-]。 JP 04,297,461は、抗菌薬、抗ウイルス薬、抗炎症薬および抗リウマチ薬とし て有用であると言われている、下記の式で示される一群の2-チオヒダントイン 化合物を開示している。 [式中、R1は低級アルキル、低級アルケニル、フェニル(低級)アルキル、あるい は低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、低級アルコキシカルボニルまたは ヒドロキシから選択される1〜3個の基で置換されたフェニル; R2は水素またはアルカノイルのいずれか;および R3は水素、低級アルキル、フェニル、フェニル(低級)アルキル、または低級 アルキルチオ(ここで、低級アルキル基は、低級アルコキシ基を有する1〜3個 のフェニル基で置換されていてもよい)] EP 0578516は、様々な癌の治療に有用な抗アンドロゲン薬であると言われてい る、式: [式中、Xは酸素または硫黄; Yは酸素、硫黄またはNH; R1およびR2はシアノ、ニトロ、ハロゲン、トリフルオロメチル、あるいは遊 離型またはエステル型のカルボン酸または塩; R3は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはアリール-ア ルキル; R4およびR5は水素、必要に応じて置換されていてもよいアルキル、またはシ クロアルキル] で示される一群の2-チオヒダントインを開示している。 US 5,411,981は、上記のEP 0578516と密接に関係する化合物(ただし、R4お よびR5は共にメチル)を開示している。 US 3,923,994は、抗関節炎活性を有する、下記の式で示される一群の3-アリ ール-2-チオヒダントイン誘導体を開示している。 [式中、R1およびR2は水素、クロロ、ブロモ、フルオロまたは炭素数1〜2の アルキル] JP 73 87,030は、除草剤として有用な、一群の3-フェニル-2-チオヒダント イン誘導体を開示している。 米国特許第4,473,393号は、一群の殺虫性チオヒダントイン組成物を開示して いる。 本発明によれば、式I: [式中、 Rは炭素数1〜6のアルキル;炭素数4〜6で1個のヘテロ環構成原子を有す る置換または非置換の芳香族N、OまたはSヘテロ環;炭素数6〜10の置換ま たは非置換のアリール、炭素数7〜12のアリールアルキル、ベンズヒドリルま たはインダニル(ここで、置換基は、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6の アルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオ、炭素数2〜6のアルケニル、炭素数 2〜6のアルキニル、ハロ、炭素数1〜6のペルフルオロアルキル、炭素数1〜 6のペルフルオロアルコキシまたはヒドロキシからなる群から独立して選択され る1〜3個の置換基);および R1は炭素数6〜10のアリール、炭素数1〜6のアルキル、炭素数2〜6の アルケニル、炭素数2〜6のアルキニルまたは炭素数6〜10の置換アリール( ここで、置換基は、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素 数1〜6のアルキルチオ、炭素数2〜6のアルケニル、炭素数2〜6のアルキニ ル、ハロ、炭素数1〜6のペルフルオロアルキル、炭素数1〜6のペルフルオロ アルコキシまたはヒドロキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換 基)] で示される、哺乳動物の治療に用いるための化合物が提供される。 本発明の好ましい具体例としては、式Iで示され、Rが置換フェニル(ここで 、置換基は、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のペルフルオロアルコキシ 、ハロ、またはオルト置換トリメチレンまたはテトラメチレンからなる群から選 択される2個の置換基)であり、R1が炭素数1〜6のアルキル、炭素数2〜6 のアルケニルまたは炭素数2〜6のアルキニルである化合物が提供される。 本発明の別の好ましい具体例としては、式Iで示され、Rが置換フェニル(こ こで、置換基は、ハロおよび炭素数1〜3のアルキルまたはオルト置換トリメチ レン)であり、R1が炭素数1〜3のアルキル、炭素数2〜4のアルケニルまた は炭素数2〜4のアルキニルである化合物が提供される。 本発明の別の好ましい具体例としては、式Iで示され、Rが置換フェニル(こ こで、置換基は、4位または5位のクロロまたはフルオロおよび炭素数1〜3の アルキル)であり、R1が炭素数1〜3のアルキル、炭素数2〜4のアルケニル または炭素数2〜4のアルキニルである化合物が提供される。 本発明の化合物のうちのあるものは新規であり、本発明のさらなる態様を構成 する。かくして、本発明のさらなる態様によれば、上記の式I(ただし、R1は 炭素数1〜6のアルキル、Rは炭素数1〜6のアルキル、ナフチル、ベンズヒド リル、フルオロフェニルメチル、フェネチル、1-(フルオロフェニル)エチル、 5-クロロ-2-メトキシフェニル、トリフルオロメトキシフェニル、トリフルオ ロメチルフェニル、メチルスルファニルフェニル、ピリジルまたは式II: [式中、R2、R3およびR4は共に、2-クロロ、4−フルオロ、2,4-クロロま たは2,6-クロロ、あるいはR2は水素、R3は3位のハロゲン、R4は4位の炭 素数1〜6のアルキル、あるいはR2は炭素数1〜6のアルキル、R3およびR4 は独立して水素または炭素数1〜6のアルキル、あるいはR3はハロゲン、R4は 水素] で示される基; あるいは、R1は炭素数2〜6のアルケニル、Rは式IIの基(ただし、R2は炭 素数1〜6のアルキル、R3およびR4は独立して水素または炭素数1〜6のアル キル、あるいはR2は水素、R3およびR4は一緒になってオルト置換トリメチレ ンまたはテトラメチレン、あるいはR2は炭素数1〜6のアルキル、R3はハロゲ ン、R4は水素、あるいはR2は水素、R3は3位のハロゲン、R4は4位の炭素数 1〜6のアルキル); あるいは、R1が炭素数2〜6のアルキニルのとき、Rは式IIの基(ただし、R2 、R3およびR4のいずれか二つは独立して炭素数1〜6のアルキル、ハロ、炭 素数1〜6のペルフルオロアルキル、炭素数1〜6のペルフルオロアルコキシ、 あるいは一緒になってオルト置換トリメチレンまたはテトラメチレン); あるいは、R1が炭素数6〜10のアリールまたは炭素数7〜12のアリール アルキルのとき、Rは式IIの基(ただし、R2は炭素数1〜6のアルキル、R3は ハロゲン、R4は水素、あるいはR2は水素、R3は3位のハロゲン、 R4は4位の炭素数1〜6のアルキル))で示される化合物が提供される。 R、R1、R2、R3またはR4のいずれかがアルキルであるとき、それは好まし くは炭素数1〜3のアルキル、特にメチルまたはエチル、あるいはR2、R3およ びR4にいずれか2つは一緒になってオルト置換トリメチレンまたはテトラメチ レンである。 R1が炭素数2〜6のアルケニルであるとき、それは好ましくはアリルである 。 R2およびR3がハロゲンであるとき、それらは好ましくは独立して塩素またはフ ッ素、特に2位、4位および/または6位におけるものである。R2またはR3が 炭素数1〜6のペルフルオロアルキル、炭素数1〜6のペルフルオロアルコキシ であるとき、 R1が炭素数2〜6のアルキニルであるとき、それは好ましくはエチニル、プロ パルギルまたはブチニル、特にプロパ-2-イニルである。 Rが炭素数6〜10のアリールであるとき、それは好ましくはフェニルまたは ナフチルであり、後者は好ましくは2-ナフチルである。Rが炭素数7〜12の アラルキルであるとき、それは好ましくはベンジルまたはフェネチルである。 Rがフルオロフェニルメチルであるとき、それは好ましくは4-フルオロフェ ニルメチルである。 Rが1-(フルオロフェニル)エチルであるとき、それは好ましく1-(4-フルオ ロフェニル)エチルである。Rがトリフルオロメトキシフェニルであるとき、そ れは好ましくは4-トリフルオロ-メトキシフェニルである。Rがメチルスルファ ニルフェニルであるとき、それは好ましくは2-メチルスルファニルフェニルで ある。Rがピリジルであるとき、それは好ましくは3-ピリジルである。 本発明の最も好ましい化合物は、標準的な実験的試験モデルにおけるそれらの 効力および全活性プロフィールに基づいて、以下のものである。 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン 3-(3-クロロ-2-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン 3-(4-クロロ-2-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン 3-(インダン-5-イル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 3-(2,6-ジイソプロピルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン -4-オン 3-(2-エチル-6-イソプロピルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン 3-(2-エチル-6-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン 3-(2,6-ジクロロフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン 1-エチル-3-(4-フルオロフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 1-エチル-2-チオキソ-3-(4-トリフルオロメトキシフェニル)-イミダゾリ ジン-4-オン 3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン 1-エチル-3-イソブチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 3-(2-クロロフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 1-エチル-3-(2-トリル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 3-(2-クロロ-6-メチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン 1-エチル-3-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジ ン-4-オン 3-(2,6-ジイソプロピルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジ ン-4-オン 1-エチル-2-チオキソ-3-(2-トリフルオロメチルフェニル)-イミダゾリジ ン-4-オン 1-エチル-3-(2-エチル-6-メチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン 3-(2-クロロ-4-メチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン 3-(2,4-ジクロロフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン 3-(2,4-ジメチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン 3-(2,5-ジメチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン 1-エチル-2-チオキソ-3-(2,4,5-トリメチルフェニル)-イミダゾリジン- 4-オン 1-エチル-3-(2-イソプロピルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4- オン 1-エチル-3-(2-エチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-フェニル-2-チオキソ-イミダゾリジ ン-4-オン 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-イソプロピル-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン 3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-イソプロピル-2-チオキソ-イミダゾリジン -4-オン 3-(2-エチル-6-メチルフェニル)-1-イソプロピル-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン 1-ブチル-3-(4-フルオロフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 1-アリル-3-(2,6-ジメチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン 3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-(プロパ-2-イニル)-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン 3-(3-クロロ-4-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン 3-(2-エチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 1-メチル-3-(2-イソプロピルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4- オン 3-(4-t-ブチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 1-アリル-3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-(プロパ-2-イニル)-2-チオキソ-イ ミダゾリジン-4-オン 1-エチル-3-(2-エチル-6-イソプロピルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン 式Iの化合物の好ましい使用、すなわちこれらの化合物を用いた治療方法は、 哺乳動物の血液中におけるHDLコレステロール濃度を上昇させるためのもので あり、該哺乳動物に、ここに定義される置換2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ンを、そのようなHDLコレステロール濃度を上昇させるのに充分な量だけ投与 することによって実施される。そして、これは本発明のさらなる態様を表す。 本発明の化合物は、容易に入手可能な出発材料、試薬および従来の合成法を用 い、以下の反応スキームまたはその変法に従って、容易に調製することができる 。これらの製法工程の変形(それ自体は公知であり、充分に医薬品化学者の調製 技術の範囲内に属する)を利用することも可能である。以下の反応スキームでは 、R2は水素または炭素数1〜6のアルキル、Xはハロゲンである。 N-置換アミノ酸(2a)は、対応するα-ハロ酸(1)を適当なアミン(過剰)と反 応させることによって調製した。この反応は、そのままで、あるいは水中、室温 で18時間実施した。1当量のアミンが、副生成物としてアミンハロゲン化水素 酸塩(2b)を形成するアルキル化の間に形成したハロゲン化水素酸塩を捕捉する。 N-アルキルアミノ酸(2a)は、適当な溶媒からの結晶化によって精製するか、あ るいはアミンハロゲン化水素酸塩を含む粗生成物の混合物としてイソチオシアネ ートと反応させた。2aとイソチオシアネートとの反応は、トリエチルアミンなど の塩基の存在下、クロロホルムまたは塩化メチレン中で実施する。この混合物は 3〜18時間加熱還流する。反応はチオウレア(3a)または直接チオヒダントイン (4)を与える(R1の性質に依存する)。3aからチオヒダントイン(4)への環化は 、塩基(トリエチルアミン)の存在下、エタノール中で、2〜3時間還流するこ とによって実施する。粗生成物の混合物(2a&2b)をイソチオシアネートと反応さ せる場合、チオ尿素(3b)は、4と共に、副生成物として形成される。4の精製は 、1)分別結晶化、2)フラシュクロマトグラフィー、3)3bを2N塩酸中に抽出 すること、あるいは4)3bをその塩酸塩として酢酸エチルまたはジエチルエーテ ルなどの適当な溶媒から沈殿させることによって実施した。 本発明は、さらに、2-チオキソイミダゾリジン-4-オン誘導体の単独または 賦形剤(すなわち、薬理学的作用を有しない医薬上許容される物質)との組み合 わせからなる医薬組成物を提供する。かかる組成物は、上記化合物で治療した哺 乳動物における血清高比重リポタンパク濃度を上昇させる点で、低リポタンパク 血症および冠動脈心疾患などのアテローム性動脈硬化状態の治療に有用である。 採用すべき正確な用量は、患者(獣医学またはヒト医学のいずれでも)、治療中 の状態の性質および重篤度、投与の様式、ならびに採用した特定の活性物質を含 むいくつかの要因に依存する。上記化合物は、従来の経路で、特に経腸的に、好 ましくは錠剤またはカプセル剤の形態で経口的に投与すればよい。投与される化 合物は、医薬として用いるのに、特にアテローム性動脈硬化および続発症(狭心 症、心筋梗塞、不整脈、心不全、腎不全、脳卒中、末梢動脈閉塞、および関連す る疾患状態)の予防的または治癒的な治療に用いるのに適当なように、遊離の形 態または医薬上許容される塩の形態のいずれでもよい。これらの処置は、疾患状 態の進行速度を遅らせ、身体が進行方向を自然に逆転させるのを助力する。 当該技術分野で公知の適当な担体を用いて医薬組成物を調製することができる 。かかる組成物において、担体は、固体、液体または固体と液体の混合物のいず れでもよい。固形組成物としては、散剤、錠剤およびカプセル剤が挙げられる。 固形担体は、香味剤、滑沢剤、可溶化剤、懸濁化剤、結合剤、または錠剤崩壊剤 としても作用しうる一種またはそれ以上の物質とすることができる。散剤の場合 、担体は、細かく粉砕された固体であって、やはり細かく粉砕された有効成分と 混合されている。錠剤の場合、有効成分は、必要な圧縮性を有する担体と適当な 割合で混合され、所望の形状および寸法に成形される。適当な固形担体は、炭酸 マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、砂糖、乳糖、ペクチン、デ キストリン、デンプン、ゼラチン、トラガカント、メチルセルロース、ヒドロキ シメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、低融点ワックス 、カカオバターなどである。本発明の化合物と共に、カプセル化材料を採用して もよく、「組成物」なる用語は、必要に応じて他の担体を用いてカプセル化材料 と組み合わせた有効成分を製剤として含むことを意図する。本発明の抗アテロー ム性動脈硬化医薬品の送達にカシェ剤を用いてもよい。 無菌の液状組成物としては、液剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤およびエリキシ ル剤が挙げられる。本発明の化合物は、医薬上許容される担体、例えば、滅菌水 、滅菌有機溶媒または両方の混合物に溶解または懸濁させればよい。非経口的な 注射に適する液状担体が好ましい。これらの化合物が充分に可溶である場合には 、必要に応じて適当な有機溶媒(例えば、プロピレングリコールまたはポリエチ レングリコール)を用いて正規食塩水に直接溶解することができる。必要に応じ て、細かく粉砕した化合物の懸濁液をデンプンまたはカルボキシメチルセルロー スナトリウムの水溶液中に、あるいは適当な油(例えば、落花生油)中に調製す ることができる。無菌の液剤または懸濁剤である液状の医薬組成物は、筋肉内、 腹腔内または皮下注射によって利用することができる。多くの場合、液状組成物 の形態は、好ましい固形の経口投与方法に代えて用いてもよい。 標準的な投与計画について単位剤形の化合物を調製することが好ましい。かく して、上記組成物は、医師の指示により、より少ない投薬量に容易に分割するこ とができる。例えば、単位用量は、分包散剤、バイアルまたはアンプルに、好ま しくはカプセル剤または錠剤の形態に調製すればよい。これらの単位剤形の組成 物中に存在する活性化合物は、患者の特定の必要性に従って、毎日1回または多 数回の投与に対して、約1g〜約15gまたはそれ以上の量で存在しうる。活性 化合物の一日量は、投与経路、患者の体格、年齢および性別、疾患状態の重篤度 、血液分析によって追跡される療法への応答、ならびに患者の回復速度によって 変化する。約1gという最小の一日量から治療計画を開始することによって、H DLの血中レベルおよび患者の症候緩和分析を用いて、より多い投薬量が必要と されるかどうかを決定すればよい。以下に示すデータに基づいて、ヒトおよび獣 医学用途の両方について見積もられた一日量は、約10〜約200mg/kg/日 である。しかし、一般に、満足な結果が約400mg〜約2000mgの範囲内 の一日量で(便宜的には、分割量で一日あたり2〜4回投与される)得られるこ とが示される。 血清HDLレベルを上昇させる本発明の化合物の能力は、HDLコレステロー ルを測定する以下の標準的な実験法によって確立した。 雄スプラーグ-ドーリー(Sprague-Dawley)ラット(体重200〜225g)を 、1カゴあたり2匹ずつ収容し、0.25%コリン酸および1.0%コレステロー ルを補足したプリナ・ロデント・チャウ・スペシャル・ミックス(Purina Rodent Chow Special Mix)5001-Sおよび水を自由に8日間与える。同じ餌(試験用の餌 は餌全体の0.005%〜0.1%として混合)を与えたラット6匹の1グループ に各試験物質を投与する。餌を投与する前および終点で体重および餌の消費量を 記録する。試験物質の典型的な投与量は、5〜100mg/kg/日である。 終点で、麻酔したラットから血液を採取し、血清を遠心分離する。シグマ(Sig ma)のコレステロール測定用診断酵素キット、シグマ・プロシジャーNo.352(9 6穴マイクロタイタープレートで用いるように改変)を用いて、全血清コレステ ロールを分析する。水で再構成した後、試薬は、pH6.5緩衝液中に、300 U/lコレステロール・オキシダーゼ、100U/lコレステロール・エステラー ゼ、1000U/l西洋ワサビペルオキシダーゼ、0.3ミリモル/l 4-アミノ アンチピリンおよび30.0ミリモル/l p-ヒドロキシベンゼンスルホネートを 含有する。この反応において、コレステロールは酸化されて過酸化水素を生成し 、これを用いてキノンイミン色素が形成される。形成された色素の濃度は、25 ℃で30分間インキュベーションした後、分光光度計を用い、490nmでの吸 光度によって測定する。コレステロールの濃度は、シグマ(Sigma)から市販され ている標準品と相対的に、各血清試料について測定した。 血清中のHDLコレステロール濃度は、キエフト(Kieft)らの方法[ジャーナ ル・オブ・リピッド・リサーチ(J .Lipid Res.),32(1991)859-866]の変法によ る高速タンパク液体クロマトグラフィー(FPLC)でのリポタンパククラスの分 離によって測定する。0.05Mトリス(2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3- プロパンジオール)および0.15M塩化ナトリウムのカラム緩衝液を用いて、流 速0.5ml/分で、血清25μlをシューペロース(Superose)12およびシュー ペロース(Superose)6(ファルマシア(Pharmacia)製)に順次注入する。溶出した 試料を0.2ml/分の割合で送り込んだベーリンガー-マンハイム(Boehringer-M armheim)製のコレステロール試薬とオンラインで混合する。合わせた溶出液を 混合し、温度45℃に保持した編成コイル(アプライド・バイオサイエンシズ(A pplied Biosciences)製)に通してオンラインでインキュベートする。溶出液は 、490nmでの吸光度を測定することによってモニターするが、コレステロー ル濃度に比例する連続的な吸光度シグナルを与える。各リポタンパククラスの相 対的な濃度は、全吸光度の百分率(%)として計算される。血清中のHDLコレス テロール濃度は、FPLCによって測定される全コレステロール量の百分率(%) に全血清コレステロール濃度を掛けた値として計算される。 試験化合物は100mg/kgの量で投与された。処置の期間は8日間であった 。本発明の化合物は、表Iに示すようにHDLコレステロール濃度を上昇させる 。 以下の実施例は、出願人の発明の範囲に対する限定としてではなく、本発明の 方法に有用である代表的な化合物の製造を例示するために与えられる。 実施例1 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-メチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン サルコシンエチルエステル塩酸塩(7.68g)、5−クロロ-2-メチルフェニ ル-イソチオシアネート(9.18g)、トリエチルアミン(12g)およびクロロホ ルム(200mL)の混合物を5時間加熱還流した。この混合物を室温に冷却し、 1N HCl(2x200mL)で洗浄した後、水洗(200mL)した。有機相を 蒸発乾固した。残渣をエタノールから結晶化して、表題化合物(9.2g)を黄褐 色の固 形物として得た。融点132〜134℃。元素分析の結果:C1111ClN2OS として、計算値:C,51.87;H,4.35;N,11.00、実測値:C, 51.79;H,4.12;N,10.73。質量スペクトル(EI,M.+)m/z2 54/256。 実施例2 3-ベンズヒドリル-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン ベンズヒドリル-イソチオシアネート11.25g、サルコシンエチルエステル 塩酸塩7.68g、トリエチルアミン12g、およびクロロホルム200mLを 用い、実施例1に記載の方法によって、表題化合物を調製した。表題化合物は、 オフホワイト色の固形物として得た(7.40g)。融点139〜141℃。元素 分析の結果:C17162OSとして、計算値:C,68.89;H,5.44; N,9.45、実測値:C,68.92;H,5.43;N,9.58。質量スペク トル(EI,M.+)m/z296。 実施例3 1-メチル-3-(ピリジン-3-イル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン サルコシンエチルエステル塩酸塩(7.68g)、ピリジン-3-イル-イソチオシ アネート(6.8g)、トリエチルアミン(10.1g)およびクロロホルム(200 mL)の混合物を3.5時間加熱還流した。溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル( 300mL)に溶解し、水洗(2x200mL)した。有機相を無水硫酸マグネシ ウムで乾燥させた。溶媒を留去した。酢酸エチルから結晶化して、表題化合物( 4.1g)をオフホワイト色の固形物として得た。融点149〜151℃。元素分 析の結果:C993OSとして、計算値:C,52.16;H,4.38;N, 20.28、実測値:C,52.16;H,4.05;N,20.06。質量スペク トル(EI,M.+)m/z207。 実施例4 3-(5-クロロ-2-メトキシフェニル)-1-メチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン サルコシンエチルエステル塩酸塩(7.68g)、5-クロロ-2-メトキシフェニ ル-イソチオシアネート(10.0g)、トリエチルアミン(10.0g)およびクロ ロホルム(150mL)の混合物を4.5時間加熱還流した。この混合物を室温に 冷却した。沈殿した固形物を採取し、クロロホルムで洗浄し、風乾して、表題化 合物(11.8g)をオフホワイト色の固形物として得た。融点245〜247℃ 。元素分析の結果:C1111ClN22Sとして、計算値:C,48.80;H ,4.10;N,10.35、実測値:C,48.42;H,3.96;N,10. 33。質量スペクトル(EI,M.+)m/z270。 実施例5 3-(3-クロロ-2-メチルフェニル)-1-メチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 3-クロロ-2-メチルフェニル-イソチオシアネート13.2g、サルコシンエ チルエステル塩酸塩11.0g、トリエチルアミン25g、およびクロロホルム 300mLを用い、実施例1に記載の方法によって、表題化合物を調製した。ジ エチルエーテルから結晶化して、表題化合物(15.2g)を黄褐色の固形物とし て得た。融点122〜124℃。元素分析の結果:C1111ClN2OSとして 、計算値:C,51.87;H,4.35;N11.00、実測値:C,51.96 ;H,4.21;N,11.05。質量スペクトル(EI,M.+)m/z254/25 6。 実施例6 3-(3-クロロ-4-メチルフェニル)-1-メチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 3-クロロ-4-メチルフェニル-イソチオシアネート18.3g、サルコシンエ チルエステル塩酸塩15.3g、トリエチルアミン25g、およびクロロホルム 300mLを用い、実施例1に記載の方法によって、表題化合物を調製した。酢 酸エチルから結晶化して、表題化合物(14.5g)をオフホワイト色の固形物と して得た。融点178〜180℃。元素分析の結果:C1111ClN2OSとし て、計算値:C,51.87;H,4.35;N11.00、実測値:C,51.8 9;H,4.20;N,10.95。質量スペクトル(+FAB,[M+H]+)m/z 255/257。実施例7-( 4-クロロ-2-メチルフェニル)-1-メチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 4-クロロ-2-メチルフェニル-イソチオシアネート9.18g、サルコシンエ チルエステル塩酸塩7.68g、トリエチルアミン12.0g、およびクロロホル ム300mLを用い、実施例1に記載の方法によって、表題化合物を調製した。 ジエチルエーテルから結晶化して、表題化合物(7.5g)をオフホワイト色の固 形物として得た。融点113〜115℃。元素分析の結果:C1111ClN2O Sとして、計算値:C,51.87;H,4.35;N11.00、実測値:C, 51.72;H,4.17;N,10.88。質量スペクトル(EI,M.+)m/z2 54/256。 実施例8 3-(インダン-5-イル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン インダン-5-イル-イソチオシアネート7.7g、サルコシンエチルエステル塩 酸塩6.7g、トリエチルアミン12g、およびクロロホルム300mLを用い 、実施例1に記載の方法によって、表題化合物を調製した。酢酸エチルから結晶 化して、表題化合物(7.9g)を黄褐色の固形物として得た。融点158〜160 ℃。元素分析の結果:C13142OSとして、計算値:C,63.39;H,5 .73;N11.37、実測値:C,63.30;H,5.81;N,11.31。 質量スペクトル(EI,M.+)m/z246。 実施例9 3-(2,6-ジイソプロピルフェニル)-1-メチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2,6-ジイソプロピルフェニル-イソチオシアネート8.3g、サルコシンエチ ルエステル塩酸塩5.8g、トリエチルアミン14.5g、およびクロロホルム2 00mLを用い、実施例1に記載の方法によって、表題化合物を調製した。ジエ チルエーテル/ヘキサン混合物から結晶化して、表題化合物(6.6g)を黄褐色の 固形物として得た。融点174〜176℃。元素分析の結果:C16222OS として、計算値:C,66.17;H,7.63;N9.64、実測値:C,66. 39;H,7.63;N,9.59。質量スペクトル(+FAB,[M+H]+)m/z 269/271。 実施例10 3-(2-エチル-6-イソプロピルフェニル)-1-メチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-エチル-6-イソプロピルフェニル-イソチオシアネート10.25g、サル コシンエチルエステル塩酸塩7.68g、トリエチルアミン14.8g、およびク ロロホルム200mLを用い、実施例1に記載の方法によって、表題化合物を調 製した。ジエチルエーテル/ヘキサン混合物から結晶化して、表題化合物(8.9 5g)を黄褐色の固形物として得た。融点132〜134℃。元素分析の結果: C15202OSとして、計算値:C,65.18;H,7.29;N10.13、 実測値:C,65.11;H,7.31;N,10.05。質量スペクトル(PBE I,M.+)m/z276。 実施例11 3-(2-エチル-6-メチルフェニル)-1-メチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-エチル-6-メチルフェニル-イソチオシアネート8.9g、サルコシンエチ ルエステル塩酸塩7.68g、トリエチルアミン12.5g、およびクロロホルム 250mLを用い、実施例1に記載の方法によって、表題化合物を調製した。ジ エチルエーテルから結晶化して、表題化合物(7.45g)を桃色の固形物として 得た。融点106〜108℃。元素分析の結果:C13162OSとして、計算 値:C,62.87;H,6.49;N11.28、実測値:C,62.52;H, 6.61;N,11.29。質量スペクトル(+ESI,[M+H]+)m/z269/2 71。 実施例12 3-(2-クロロ-6-メチルフェニル)-1-メチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-クロロ-6-メチルフェニル-イソチオシアネート9.2g、サルコシンエチ ルエステル塩酸塩7.68g、トリエチルアミン12g、およびクロロホルム2 00mLを用い、実施例1に記載の方法によって、表題化合物を調製した。エタ ノールから結晶化して、表題化合物(7.1g)を橙色の固形物(7.1g)として得 た。融点142〜145℃。元素分析の結果:C1111ClN2OSとして、計 算値:C,51.87;H,4.35;N11.00、実測値:C,51.96;H ,4.26;N,10.97。質量スペクトル(EI,M.+)m/z254。 実施例13 3-(2-エチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-エチルフェニル-イソチオシアネート16.3g、サルコシンエチルエステ ル塩酸塩15.3g、トリエチルアミン20.2g、およびクロロホルム300m Lを用い、実施例1に記載の方法によって、表題化合物を調製した。表題化合物 (20.4g)は、オフホワイト色の固形物として得た。融点135〜137℃。 元素分析の結果:C12142OSとして、計算値:C,61.51;H,6.0 2;N11.96、実測値:C,61.11;H,5.92;N,11.71。質量 スペクトル(EI,M.+)m/z234。 実施例14 1-メチル-3-(2-イソプロビルフェニル)- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-イソプロピルフェニル-イソチオシアネート14.2g、サルコシンエチル エステル塩酸塩12.29g、トリエチルアミン16.0g、およびクロロホルム 200mLを用い、実施例1に記載の方法によって、表題化合物を調製した。ジ エチルエーテルから結晶化して、表題化合物(15.9g)を桃色の固形物として 得た。融点129〜131℃。元素分析の結果:C13162OSとして、計算 値:C,62.87;H,6.49;N11.28、実測値:C,62.89;H, 6.38;N,11.28。質量スペクトル(EI,M.+)m/z248。 実施例15 3-(2,6-ジクロロフェニル)-1-メチル2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2,6-ジクロロフェニル-イソチオシアネート14.28g、サルコシンエチル エステル塩酸塩10.75g、トリエチルアミン14.5g、およびクロロホルム 200mLを用い、実施例1に記載の方法によって、表題化合物を調製した。ジ エチルエーテルから結晶化して、表題化合物(16.9g)を明るい桃色の固形物 として得た。融点207〜209℃。元素分析の結果:C108Cl22OSと して、計算値:C,43.65;H,2.93;N10.18、実測値:C,43. 57;H,2.61;N,10.14。質量スペクトル(EI,M.+)m/z274。 実施例16 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-エチル 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-クロロ酢酸(27.5g)を、攪拌しながら、70%エチルアミン水溶液(5 00mL)に少しずつ加えた。添加は30分間かけて実施した。この混合物を室 温で18時間攪拌した。次いで、この混合物をエバポレートして、粘稠な油性の 残渣(55g)を得た。この粗生成物は、N-エチルグリシンおよびエチルアミン 塩酸塩の1:1混合物から構成されていた。この生成物の混合物は、さらに精製 することなく、次の段落における表題化合物の調製に、ならびに、実施例17か ら実施例42および実施例58に記載の表題化合物の調製に用いた。 粗製のN−エチルグリシン(9.23g)、5-クロロ-2-メチルフェニル-イソ チオシアネート(9.18g)、トリエチルアミン(10g)およびクロロホルム(2 50mL)の混合物を18時間加熱還流した。溶媒を留去した。残渣を酢酸エチ ル(400mL)および水(300mL)に溶解した。有機相を1N HCl(2x3 00mL)で洗浄した後、蒸発乾固した。精製はエタノールからの結晶化によっ て実施した。表題化合物(7.6g)は、明るいピンク色の固形物として得た。融 点152〜154℃。元素分析の結果:C1213ClN2OSとして、計算値: C,53.63;H,4.88;N10.42、実測値:C,53.36;H,4. 79;N,10.35。質量スペクトル(EI,M.+)m/z268/270。 実施例17 3-(2,6-ジクロロフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2,6-ジクロロフェニル-イソチオシアネート10.2g、N-エチルグリシン 7.4g、トリエチルアミン10g、およびクロロホルム250mLを用い、実 施例16に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はエタノールから の結晶化によって実施した。表題化合物(6.5g)は、黄褐色の固形物として得 た。融点170〜172℃。元素分析の結果:C1110Cl22OSとして、計 算値:C,45.69;H,3.48;N9.69、実測値:C,45.53;H, 3.19;N,9.62。質量スペクトル(EI,M.+)m/z288/290/292 。 実施例18 1-エチル-3-(4-フルオロフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 4−フルオロフェニル-イソチオシアネート7.65g、N-エチルグリシン9. 32g、トリエチルアミン10g、およびクロロホルム250mLを用い、実施 例16に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はエタノールからの 結晶化によって実施した。表題化合物(6.6g)は、ピンク色の固形物として得 た。融点149〜151℃。元素分析の結果:C1111FN2OSとして、計算 値:C,55.45;H,4.65;N11.76、実測値:C,55.31;H, 4.51;N,10.82。質量スペクトル(EI,M.+)m/z238。 実施例19 3-(5-クロロ-2-メトキシフェニル)-1-エチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-エチルグリシン(9.2g)、5-クロロ-2-メトキシフェニル-イソチオシア ネート(10g)、トリエチルアミン(10.1g)、および塩化メチレン(150m L)の混合物を3.5時間加熱還流した。この混合物を蒸発乾固した。残渣を採取 し、熱エタノールで洗浄し、乾燥させた。表題化合物(7.6g)は、クリーム色 の固形物として得た。融点171〜174℃。元素分析の結果:C1213ClN22Sとして、計算値:C,50.61;H,4.60;N9.84、実測値:C ,50.33;H,4.50;N,9.69。質量スペクトル(EI,M.+)m/z2 84/286。実施例20 1-エチル-2-チオキソ- 3-(4-トリフルオロメトキシフェニル)-イミダゾリジン-4-オン N-エチルグリシン9.2g、4-トリフルオロメトキシフェニル-イソチオシア ネート10.9g、トリエチルアミン10.1g、および塩化メチレン150mL を用い、実施例19に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はシリ カゲル上でのフラシュクロマトグラフィー(塩化メチレン)によって実施した。表 題化合物(4.6g)は、クリーム色の固形物として得た。融点116〜119℃ 。元素分析の結果:C1211322Sとして、計算値:C,47.37;H, 3.64;N9.21、実測値:C,47.20;H,3.50;N,9.13。質 量スペクトル(EI,M.+)m/z304。 実施例21 3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-エチルグリシン9.2g、2,6-ジメチルフェニル-イソチオシアネート8. 2g、トリエチルアミン10.1g、および塩化メチレン150mLを用い、実 施例19に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はエタノールから の結晶化によって実施した。表題化合物(2.3g)は、白色の固形物(2.3g)と して得た。融点128〜131℃。元素分析の結果:C13162OSとして、 計算値:C,62.87;H,6.49;N11.28、実測値:C,62.83; H,6.50;N,11.25。質量スペクトル(EI,M.+)m/z248。 実施例22 1-エチル-3-(4-フルオロベンジル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-エチルグリシン9.2g、4-フルオロベンジル-イソチオシアネート8.4 g、トリエチルアミン10.1g、および塩化メチレン150mLを用い、実施 例19に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製は酢酸エチル/ヘキ サン混合物からの結晶化によって実施した。表題化合物(4.85g)は、白色の 固形物として得た。融点73〜76℃。元素分析の結果:C1213FN2OSと して、計算値:C,57.12;H,5.19;N11.10、実測値:C,56. 97;H,5.15;N,11.06。質量スペクトル(EI,M.+)m/z252。 実施例23 1-エチル-3-イソブチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-エチルグリシン9.2g、イソブチル-イソチオシアネート5.7g、トリエ チルアミン10.1g、および塩化メチレン150mLを用い、実施例19に記 載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はシリカゲル上でのフラシュク ロマトグラフィー(塩化メチレン)によって実施した。表題化合物(2.3g)は、 油状物として得た。元素分析の結果:C9162OSとして、計算値:C,53 .97;H,8.05;N13.99、実測値:C,54.01;H,8.21;N ,14.00。質量スペクトル(EI,M.+)m/z200。 実施例24 3-(2-クロロフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-エチルグリシン9.2g、2-クロロフェニル-イソチオシアネート8.48 g、トリエチルアミン10.1g、および塩化メチレン150mLを用い、実施 例19に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はエタノールからの 結晶化によって実施した。表題化合物(3.85g)は、橙色の固形物として得た 。融点142〜145℃。元素分析の結果:C1111ClN2OSとして、計算 値:C,51.87;H,4.35;N11.00、実測値:C,51.96;H, 4.26;N,10.97。質量スペクトル(EI,M.+)m/z254。 実施例25 1-エチル-3-(2-トリル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-エチルグリシン9.2g、2-トリル-イソチオシアネート7.4g、トリエ チルアミン10.1g、および塩化メチレン150mLを用い、実施例19に記 載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はエタノールからの結晶化によ って実施した。表題化合物(3.6g)は、クリーム色の固形物として得た。融点 105〜108℃。元素分析の結果:C12142OSとして、計算値:C,6 1.51;H6.02;N11.93、実測値:C,61.22;H,5.96;N ,11.89。質量スペクトル(EI,M.+)m/z234。実施例26 1-エチル-3-(ナフタレン-2-イル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-エチルグリシン9.2g、2-ナフチル-イソチオシアネート9.3g、トリ エチルアミン10.1g、および塩化メチレン150mLを用い、実施例19に 記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はエタノールからの結晶化に よって実施した。表題化合物(4.7g)は、明るいピンク色の固形物として得た 。融点156〜159℃。元素分析の結果:C15142OSとして、計算値: C,66.64;5.22;N10.36、実測値:C,66.69;H,5.24 ;N,10.42。質量スペクトル(EI,M.+)m/z270。 実施例27 3-(2-クロロ-6-メチルフェニル)-1-エチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-エチルグリシン9.2g、2-クロロ-6-メチルフェニル-イソチオシアネー ト9.1g、トリエチルアミン10.1g、および塩化メチレン150mLを用い 、実施例19に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はシリカゲル 上でのフラシュクロマトグラフィー(塩化メチレン)によって実施した。エタノー ルからの結晶化によって、表題化合物(5.4g)をクリーム色の固形物として得 た。融点124〜126℃。元素分析の結果:C1213ClN2OSとして、計 算値:C,53.63;H4.87;N10.42、実測値:C,53.43;H, 4.79;N,10.28。質量スペクトル(EI,M.+)m/z268/270。 実施例28 1-エチル-3-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 粗製のN-エチルグリシン(11.5g)、5-フルオロ-2-メチルフェニル-イソ チオシアネート(10.42g)、トリエチルアミン(12.5g)およびクロロホル ム(300mL)の混合物を6時間加熱還流した。溶媒を留去した。残渣を酢酸エ チル(500mL)に溶解し、水洗(500mL)した。有機相を蒸発乾固した。残 渣をエタノール(50mL)に溶解した後、ジエチルエーテル(200mL)で希釈 した。この溶液を塩化水素で飽和させた。この混合物を濾過した。固形物を捨て た。濾液を蒸発乾固した。残渣をジエチルエーテル(300mL)に溶解し、水洗 (200mL)した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発乾固した。エ タノールから結晶化して、表題化合物(6.5g)をピンク色の固形物として得た 。融点98〜100℃。元素分析の結果:C1213FN2OSとして、計算値: C,57.13;H,5.19;N11.10、実測値:C,56.88;H,5. 17;N,11.05。質量スペクトル(EI,M.+)m/z252。 実施例29 3-(2,6-ジイソプロピルフェニル)-1-エチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2,6-ジイソプロピルフェニル-イソチオシアネート21.9g、N-エチルグ リシン18.4g、トリエチルアミン20.2g、およびクロロホルム300mL を用い、実施例16に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はエタ ノールからの結晶化によって実施した。表題化合物(8.2g)は、明るい黄色の 固形物として得た。融点159〜161℃。元素分析の結果:C17242OS として、計算値:C,67.07;H7.94;N9.20、実測値:C,66.9 2;H,8.03;N,9.13。質量スペクトル(PBEI,M.+)m/z304。 実施例30 1-エチル-2-チオキソ- 3-(2-トリフルオロメチルフェニル)-イミダゾリジン-4-オン N-エチルグリシン9.2g、2-(トリフルオロメチル)-フェニル-イソチオシ アネート10.2g、トリエチルアミン10.1g、および塩化メチレン150m Lを用い、実施例19に記載の方法によって、表題化合物を調製した。残渣をシ リカゲル上でのフラシュクロマトグラフィー(塩化メチレン)によってさらに精製 した。エタノールからの結晶化によって、表題化合物(2.7g)を得た。融点8 2〜85℃。元素分析の結果:C121132OSとして、計算値:C,50. 00;H3.85;N9.72、実測値:C,50.00;H,3.61;N,9. 61。質量スペクトル(EI,M.+)m/z288。実施例31 1-エチル-3-(2-エチル-6-イソプロピルフェニル)- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-エチル-6-イソプロピルフェニル-イソチオシアネート20.5g、N-エチ ルグリシン18.4g、トリエチルアミン20.2g、およびクロロホルム300 mLを用い、実施例28に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製は シリカゲル上でのフラシュクロマトグラフィー(ヘキサン中の5〜10%酢酸エ チル)によって実施した。ジエチルエーテル/ヘキサンからの結晶化によって、純 粋な表題化合物(7.5g)を白色の固形物として得た。融点77〜79℃。元素 分析の結果:C16222OSとして、計算値:C,66.17;H7.64;N 9.65、実測値:C,66.12;H,7.77;N,9.69。質量スペクトル (EI,M.+)m/z290。 実施例32 1-エチル-3-(2-エチル-6-メチルフェニル)- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-エチル-6-メチルフェニル-イソチオシアネート17.7g、N-エチルグリ シン18.4g、トリエチルアミン20.2g、およびクロロホルム300mLを 用い、実施例28に記載の方法によって、表題化合物を調製した。残渣はシリカ ゲル上でのフラシュクロマトグラフィー(ヘキサン中の20%酢酸エチル)によっ てさらに精製した。表題化合物は、明るい桃色の固形物(8.6g)として得た。 融点82〜84℃。元素分析の結果:C14182OSとして、計算値:C,6 4.09;H6.92;N10.68、実測値:C,64.27;H,7.04;N ,10.60。質量スペクトル(EI,M.+)m/z262。 実施例33 3-(2-クロロ-4-メチルフェニル)-1-エチル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-クロロ-4-メチルフェニル-イソチオシアネート18.3g、N-エチルグリ シン18.4g、トリエチルアミン20.2g、およびクロロホルム300mLを 用い、実施例28に記載の方法によって、表題化合物を調製した。酢酸エチルか らの結晶化によって、表題化合物(5.8g)を桃色の固形物として得た。融点1 26〜128℃。元素分析の結果:C1213ClN2OSとして、計算値:C, 53.63;H4.88;N10.42、実測値:C,53.50;H,4.76; N,10.28。質量スペクトル(+FAB,[M+H]+)m/z269/271。 実施例34 1-エチル-3-[1-(4-フルオロフェニル)-エチル]- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 1-(4-フルオロフェニル)-エチル-イソチオシアネート18.1g、N-エチル グリシン18.4g、トリエチルアミン20.2g、およびクロロホルム300m Lを用い、実施例16に記載の方法によって、表題化合物を調製した。酢酸エチ ルからの結晶化によって、表題化合物(8.8g)を明るい黄色の固形物として得 た。融点93〜95℃。元素分析の結果:C1315FN2OSとして、計算値: C,58.63;H5.68;N10.52、実測値:C,58.69;H,5.6 4;N,10.58。質量スペクトル(EI,M.+)m/z266。 実施例35 3-(2,4-ジクロロフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2,3-ジクロロフェニル-イソチオシアネート20.4g、N-エチルグリシン 18.4g、トリエチルアミン20.2g、およびクロロホルム300mLを用い 、実施例16に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はシリカゲル 上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中の20%酢酸エチル)によって 実施した。表題化合物(8.8g)を明るい桃色の固形物として得た。融点144 〜146℃。元素分析の結果:C1110Cl22OSとして、計算値:C,45 .69;H3.49;N9.69、実測値:C,45.81;H,3.40;N,9. 58。質量スペクトル(CI,[M+H]+)m/z289/291/293。 実施例36 1-エチル-3-フェネチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン フェネチル-イソチオシアネート16.3g、N-エチルグリシン18.4g、ト リエチルアミン20.2g、およびクロロホルム300mLを用い、実施例16 に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はシリカゲル上でのフラッ シュクロマトグラフィー(ヘキサン中の20%酢酸エチル)によって実施した。表 題化合物(15.0g)をオフホワイト色の固形物として得た。融点66〜68℃ 。元素分析の結果:C13162OSとして、計算値:C,62.87;H6.4 9;N11.28、実測値:C,63.03;H,6.49;N,11.32。質量 スペクトル(EI,M.+)m/z248。 実施例37 3-(2,3-ジメチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2,3-ジメチルフェニル-イソチオシアネート16.3g、N-エチルグリシン 18.4g、トリエチルアミン20.2g、およびクロロホルム250mLを用い 、実施例16に記載の方法によって、表題化合物を調製した。エタノールからの 結晶化によって、表題化合物(10.3g)を明るいピンク色の固形物として得た 。融点120〜121℃。元素分析の結果:C13162OSとして、計算値: C,62.87;H6.49;N11.28、実測値:C,62.72;H,6.4 4;N,11.47。質量スペクトル(EI,M.+)m/z248。 実施例38 3-(2,4-ジメチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2,4-ジメチルフェニル-イソチオシアネート16.3g、N-エチルグリシン 18.4g、トリエチルアミン20.2g、およびクロロホルム250mLを用い 、実施例16に記載の方法によって、表題化合物を調製した。エタノールからの 結晶化によって、表題化合物(10.8g)を明るい桃色の固形物として得た。融 点161〜162℃。元素分析の結果:C13162OSとして、計算値:C, 62.87;H6.49;N11.28、実測値:C,62.63;H,6.45; N,11.17。質量スペクトル(EI,M.+)m/z248。 実施例39 3-(2,5-ジメチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2,5-ジメチルフェニル-イソチオシアネート16.3g、N-エチルグリシン 18.4g、トリエチルアミン20.2g、およびクロロホルム250mLを用い 、実施例16に記載の方法によって、表題化合物を調製した。酢酸エチルからの 結晶化によって、表題化合物(10.6g)をオフホワイト色の固形物として得た 。融点176〜178℃。元素分析の結果:C13162OSとして、計算値: C,62.87;H6.49;N11.28、実測値:C,62.70;H,6.4 6;N,11.27。質量スペクトル(EI,M.+)m/z248。 実施例40 1-エチル-2-チオキソ- 3-(2,4,5-トリメチルフェニル)-イミダゾリジン-4-オン 2,4,5-トリメチルフェニル-イソチオシアネート17.7g、N-エチルグリ シン18.4g、トリエチルアミン20.2g、およびクロロホルム250mLを 用い、実施例16に記載の方法によって、表題化合物を調製した。エタノールか らの結晶化によって、表題化合物(15.3g)をオフホワイト色の固形物として 得た。融点162〜164℃。元素分析の結果:C14182OSとして、計算 値:C,64.09;H6.92;N10.68、実測値:C,64.21;H,6 .93;N,10.80。質量スペクトル(EI,M.+)m/z262。 実施例41 1-エチル-3-(2−イソプロピルフェニル)- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-イソプロピルフェニル-イソチオシアネート15.42g、N-エチルグリシ ン16.05g、トリエチルアミン12g、およびクロロホルム200mLを用 い、実施例16に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はシリカゲ ル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中の5〜20%酢酸エチル)に よって実施した。エタノールからの結晶化によって、表題化合物(9.8g)を白 色の固形物として得た。融点125〜127℃。元素分析の結果:C14182 OSとして、計算値:C,64.09;H6.91;N10.68、実測値:C, 64.19;H,6.93;N,10.71。質量スペクトル(EI,M.+)m/z2 62。実施例42 1-エチル-3-(2-エチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-エチルフェニル-イソチオシアネート16.3g、N-エチルグリシン18. 4g、トリエチルアミン20.2g、およびクロロホルム200mLを用い、実 施例16に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はシリカゲル上で のフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中の5〜10%酢酸エチル)によって 実施した。ジエチルエーテルからの結晶化によって、表題化合物(9.12g)を 白色の固形物として得た。融点71〜73℃。元素分析の結果:C13162O Sとして、計算値:C,62.87;H6.49;N11.28、実測値:C,6 2.81;H,6.43;N,11.17。質量スペクトル(EI,M.+)m/z24 8。 実施例43 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-フェニル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-フェニルグリシンエチルエステル(8.95g)、5-クロロ-2-メチルフェ ニル-イソチオシアネート(9.18g)、およびクロロホルム(200mL)の混合 物を24時間加熱還流した。溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル/ヘキサン混合 物から結晶化した。固形物を採取し、乾燥させて、2-[3-(5-クロロ-2-メチ ルフェニル)-1-フェニル-チオウレイド]-酢酸エチルエステル17.2gを白色 の固形物として得た。融点148〜150℃。元素分析の結果:C1819ClN22Sとして、計算値:C,59.58;H5.28;N7.72、実測値:C, 59.79;H,5.38;N,7.65。質量スペクトル(EI,M.+)m/z26 2/264。 2-[3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-フェニル-チオウレイド]-酢酸エ チルエステル(9.5g)、トリエチルアミン(1mL)、およびエタノール(150 mL)の混合物を2時間加熱還流した。この混合物を半分の容量に濃縮し、室温 に冷却した。固形物を採取し、風乾して、表題化合物(6.1g)をオフホワイト 色の固形物として得た。融点168〜170℃。元素分析の結果:C1613C lN2OSとして、計算値:C,60.66;H4.14;N8.84、実測値:C ,60.81;H,4.16;N,8.81。質量スペクトル(EI,M.+)m/z3 16/318。 実施例44 3-(3-クロロ-2-メチルフェニル)-1-フェニル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-フェニルグリシンエチルエステル(8.95g)、3-クロロ-2-メチルフェ ニル-イソチオシアネート(9.18g)、およびクロロホルム(200mL)の混合 物を18時間加熱還流した。溶媒を留去して乾固した。残渣をエタノール(15 0mL)およびトリエチルアミン(3mL)と混合した。この混合物を3時間加熱 還流した。溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル(300mL)に溶解し、1N H Cl(2x200mL)で洗浄した後、水洗(200mL)した。有機相を無水硫酸 マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固した。残渣をジエチルエーテルで処理した。 固形物を濾取し、風乾して、表題化合物(5.3g)をオフホワイト色の固形物と して得た。融点154〜156℃。元素分析の結果:C1613ClN2OSとし て、計算値:C,60.66;H4.14;N8.84、実測値:C,60.48; H,4.05;N,8.76。質量スペクトル(+FAB,[M+H]+)m/z317/ 319。 実施例45 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-イソプロピル 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-クロロ酢酸(69.0g)を、攪拌しながら、イソプロピルアミン(431.5 g)に少しずつ加えた。添加は30分間かけて実施した。この混合物を室温で1 8時間攪拌した。過剰のイソプロピルアミンを留去したところ、粘稠で透明な油 状物(182.0g)が残ったが、これは放置すると固化した。この粗生成物は、 N-イソプロピルグリシンおよびイソプロピルアミン塩酸塩の1:1混合物から 構成されていた。この生成物の混合物は、さらに精製することなく、次の段落に おける表題化合物の調製に、ならびに、実施例46から実施例52に記載の表題 化合物の調製に用いた。 粗製のN-イソプロピルグリシン(21.2g)、5-クロロ-2-メチルフェニル- イソチオシアネート(18.3g)、トリエチルアミン(21.0g)およびクロロホ ルム(300mL)の混合物を4時間加熱還流した。溶媒を留去した。残渣を酢酸 エチル(400mL)および水(300mL)に溶解した。有機相を2N HCl(2 x300mL)で洗浄した後、水洗した。有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥 させ、蒸発乾固した。エタノールから結晶化させて、表題化合物(15.4g)を 桃色の固形物として得た。融点142〜144℃。元素分析の結果:C1315C lN2OSとして、計算値:C,55.21;H,5.35;N9.91、実測値: C,55.07;H,5.20;N,9.82。質量スペクトル(+FAB,[M+ H]+)m/z283/285。 実施例46 3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-イソプロピル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2,6-ジメチルフェニル-イソチオシアネート16.3g、N-イソプロピルグ リシン21.2g、トリエチルアミン21.0g、およびクロロホルム300mL を用い、実施例45に記載の方法によって、表題化合物を調製した。エタノール からの結晶化によって、表題化合物(12.9g)を白色の固形物として得た。融 点135〜137℃。元素分析の結果:C14182OSとして、計算値:C, 64.09;H6.92;N10.68、実測値:C,63.99;H,6.72; N,10.67。質量スペクトル(+FAB,[M+H]+)m/z263。 実施例47 3-(2,6-ジイソプロピルフェニル)-1-イソプロピル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2,6-ジイソプロピルフェニル-イソチオシアネート21.9g、N-イソプロ ピルグリシン21.2g、トリエチルアミン21.0g、およびクロロホルム30 0mLを用い、実施例45に記載の方法によって、表題化合物を調製した。エタ ノールからの結晶化によって、表題化合物(11.7g)を白色の固形物として得 た。融点175〜177℃。元素分析の結果:C18262OSとして、計算値 :C,67.88;H8.23;N8.80、実測値:C,68.03;H,8.0 9;N,8.81。質量スペクトル(+FAB,[M+H]+)m/z319。 実施例48 3-(4-フルオロフェニル)-1-イソプロピル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 4-フルオロフェニル-イソチオシアネート15.3g、N-イソプロピルグリシ ン21.2g、トリエチルアミン21.0g、およびクロロホルム300mLを用 い、実施例45に記載の方法によって、表題化合物を調製した。エタノールから の結晶化によって、表題化合物(12.6g)を桃色の固形物として得た。融点1 84〜186℃。元素分析の結果:C1213FN2OSとして、計算値:C,5 7.12;H5.19;N11.10、実測値:C,56.98;H,5.09;N ,11.06。質量スペクトル(+FAB,[M+H]+)m/z253。 実施例49 3-(インダン-5-イル)-1-イソプロピル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン インダン-5-イル-イソチオシアネート17.5g、N-イソプロピルグリシン 21.2g、トリエチルアミン21.0g、およびクロロホルム300mLを用い 、実施例45に記載の方法によって、表題化合物を調製した。エタノールからの 結晶化によって、表題化合物(9.9g)を白色の固形物として得た。融点178 〜180℃。元素分析の結果:C15182OSとして、計算値:C,56.66 ;H6.61;N10.21、実測値:C,56.70;H,6.67;N,10. 22。質量スペクトル(EI,M.+)m/z274。 実施例50 3-(2-エチル-6-メチルフェニル)-1-イソプロピル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-エチル-6-メチルフェニル-イソチオシアネート17.7g、N-イソプロピ ルグリシン21.2g、トリエチルアミン21.0g、およびクロロホルム300 mLを用い、実施例45に記載の方法によって、表題化合物を調製した。エタノ ールからの結晶化によって、表題化合物(13.0g)を明るい黄色の固形物とし て得た。融点132〜134℃。元素分析の結果:C15202OSとして、計 算値:C,65.18;H7.29;N10.14、実測値:C,65.06;H, 7.37;N,10.20。質量スペクトル(EI,M.+)m/z276。 実施例51 3-(2-エチルフェニル)-1-イソプロピル- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-エチルフェニル-イソチオシアネート16.3g、N-イソプロピルグリシン 21.2g、トリエチルアミン21.0g、およびクロロホルム300mLを用い 、実施例45に記載の方法によって、表題化合物を調製した。ジエチルエーテル からの結晶化によって、表題化合物(6.8g)を白色の固形物として得た。融点 103〜105℃。元素分析の結果:C14182OSとして、計算値:C,6 4.09;H6.92;N10.68、実測値:C,64.08;H,6.92;N ,10.62。質量スペクトル(EI,M.+)m/z262。 実施例52 1-イソプロピル-3-(2-イソプロピルフェニル)- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-イソプロピルフェニル-イソチオシアネート10.0g、N-イソプロピルグ リシン11.9g、トリエチルアミン12.0g、およびクロロホルム200mL を用い、実施例45に記載の方法によって、表題化合物を調製した。エタノール からの結晶化によって、表題化合物(6.8g)を明るいピンク色の固形物として 得た。融点112〜114℃。元素分析の結果:C15202OSとして、計算 値:C,65.18;H7.29;N10.13、実測値:C,65.51;H,7 .25;N,10.32。質量スペクトル(EI,M.+)m/z276。 実施例53 1-ベンジル-3-(4-ブチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-ベンジルグリシン(8.7g)、4-n-ブチルフェニル-イソチオシアネート( 8.55g)、トリエチルアミン(5.5g)、およびクロロホルム(150mL)の 混合物を5時間加熱還流した。溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル(300mL) および水(2x200mL)に溶解した。有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥さ せ、蒸発乾固した。酢酸エチルから結晶化して、表題化合物(11.4g)をオフ ホワイト色の固形物として得た。融点149〜151℃。元素分析の結果:C20 222OSとして、計算値:C,70.97;H6.55;N8.28、実測値: C,70.81;H,6.76;N,8.32。質量スペクトル(EI,M.+)m/z 338。 実施例54 1-ブチル-3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-クロロ酢酸(47.3g)を、攪拌しながら、n-ブチルアミン(500.0g) に少しずつ加えた。添加は30分間かけて実施した。この混合物を室温で18時 間攪拌した。過剰のn-ブチルアミンを留去したところ、粘稠で透明な油状物(1 20.0g)が残ったが、これは放置すると固化した。この粗生成物は、N-ブチ ルグリシンおよびブチルアミン塩酸塩の1:1混合物から構成されていた。この 生成物の混合物は、さらに精製することなく、次の段落における表題化合物の調 製に、ならびに、実施例55から実施例56に記載の表題化合物の調製に用いた 。 N-ブチルグリシン(12.0g)、5-クロロ-2-メチルフェニル-イソチオシア ネート(9.15g)、トリエチルアミン(12.0g)およびクロロホルム(200 mL)の混合物を5時間加熱還流した。溶媒を留去した。残渣をジエチルエーテ ル(400mL)で処理した。この混合物を濾過した。固形物をジエチルエーテル で洗浄した後、捨てた。濾液を蒸発乾固した。エタノールから結晶化させて、表 題化合物(6.0g)を黄褐色の固形物として得た。融点102〜103℃。元素 分析の結果:C1417ClN2OSとして、計算値:C,56.65;H,5.7 7;N9.44、実測値:C,56.41;H,5.97;N,9.36。質量スペ クトル(EI,M.+)m/z296/298。 実施例55 1-ブチル-3-(4-フルオロフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 4-フルオロフェニル-イソチオシアネート7.7g、N-ブチルグリシン12. 0g、トリエチルアミン15.0g、およびクロロホルム250mLを用い、実 施例54に記載の方法によって、表題化合物を調製した。エタノールからの結晶 化によって、表題化合物(5.9g)をオフホワイト色の固形物として得た。融点 92〜93℃。元素分析の結果:C1315FN2OSとして、計算値:C,58. 62;H5.68;N10.52、実測値:C,58.23;H,5.65;N,1 0.56。質量スペクトル(EI,M.+)m/z266。 実施例56 1-ブチル-3-(2-フルオロ-6-メチルフェニル)- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン 2-クロロ-6-メチルフェニル-イソチオシアネート6.5g、N-ブチルグリシ ン8.5g、トリエチルアミン10.0g、および塩化メチレン150mLを用い 、実施例54に記載の方法によって、表題化合物を調製した。精製はシリカゲル 上でのフラシュクロマトグラフィー(塩化メチレン)によって実施した。エタノー ルからの結晶化によって、表題化合物(3.85g)を明るいピンク色の固形物と して得た。融点97〜100℃。元素分析の結果:C1417ClN2OSとして 、計算値:C,56.65;H5.77;N9.44、実測値:C,56.45;H ,5.67;N,9.33。質量スペクトル(+FAB,[M+H]+)m/z297。 実施例57 3-(4-t-ブチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン サルコシンエチルエステル塩酸塩(7.68g)、4-t-ブチルフェニル-イソチ オシアネート(9.6g)、トリエチルアミン(10.1g)およびクロロホルム(2 50mL)の混合物を3時間加熱還流した。この混合物を室温に冷却し、2N H Cl(2x200mL)で洗浄した後、水洗(200mL)した。有機相を無水硫酸 マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固した。残渣をエタノールから結晶化して、表 題化合物(9.9g)を得た。融点156〜158℃。元素分析の結果:C1418 2OSとして、計算値:C,64.09;H,6.91;N,10.68、実測 値:C,63.83;H,7.15;N,10.53。質量スペクトル(EI,M.+) m/z262。 実施例58 1-エチル-3-(2-メチルスルファニルフェニル 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-エチルグリシン(9.23g)、2-(メチルチオ)-フェニル-イソチオシアネ ート(9.1g)、トリエチルアミン(10.1g)、および塩化メチレン(150m L)の混合物を3時間加熱還流した。この混合物を蒸発乾固した。残渣をエタノ ールから再結晶して、表題化合物(6.5g)をクリーム色の固形物として得た。 融点128〜131℃。元素分析の結果:C121422Oとして、計算値:C ,52.11;H,5.30;N10.52、実測値:C,52.28;H,5.2 6;N,10.54。質量スペクトル(EI,M.+)m/z266。 実施例59 1-アリル-3-(2,6-ジメチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン クロロ酢酸(27.5g)を、水(100mL)中におけるアリルアミン(114g )の冷却溶液に、5分間かけて、少しずつ加えた。この反応混合物を室温で48 時間攪拌した。次いで、この混合物をエバポレートして、粘稠な油性の残渣(3 5g)を得た。この粗生成物は、N-アリルグリシンおよびアリルアミン塩酸塩の 1:1混合物から構成されていた。この生成物の混合物は、さらに精製すること なく、次の段落における表題化合物の調製に、ならびに、実施例60に記載の表 題化合物の調製に用いた。 N-アリルグリシン(17.4g)、2,6-ジメチルフェニル-イソチオシアネー ト(20g)、トリエチルアミン(20.2g)、および塩化メチレン(150mL) の混合物を3時間加熱還流した。この反応混合物を蒸発乾固した。残留するガム 質をジエチルエーテルに溶解した後、塩化水素を含むエーテルで処理した。白色 の固形物が生じた。この固形物を濾過し、捨てた。濾液を濃縮して残渣を得た。 この残渣をシリカゲル上でのクロマトグラフィー(CH2Cl2)に付して、表題化 合物(5.2g)を橙色の固形物として得た。融点43〜46℃。元素分析の結 果:C14162OSとして、計算値:C,64.59;H,6.19;N10.7 6、実測値:C,64.52;H,6.08;N,10.66。質量スペクトル(E I,M.+)m/z260。 実施例60 1-アリル-3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-アリルグリシン(17.4g)、5-クロロ-2-メチルフェニル-イソチオシア ネート(20.1g)、トリエチルアミン(20.2g)、および塩化メチレン(15 0mL)の混合物を2時間加熱還流した。この反応混合物を蒸発乾固した。精製 はシリカゲル上でのフラシュクロマトグラフィー(塩化メチレン)によって実施し た。ヘキサン-EtOAcからの再結晶によって、表題化合物(4.8g)を黄色の 固形物として得た。融点106〜109℃。元素分析の結果:C13132OC lSとして、計算値:C,55.61;H,4.67;N9.98、実測値:C, 55.45;H,4.56;N,9.72。質量スペクトル(EI,M.+)m/z28 0。 実施例61 3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-(プロパ-2-イニル)- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン ジエチルエーテル(75mL)中におけるブロモ酢酸エチル(37.6g)の冷却 溶液に、プロパルギルアミン(25g)を加えた。この混合物を0〜5℃で3時間 攪拌した。この反応混合物を室温に昇温し、18時間攪拌し続けた。固形物が生 じた。この固形物を濾過し、捨てた。濾液を蒸発乾固して、粗製の表題化合物( 30.1g)を得た。この粗生成物は、さらに精製することなく、次の段落におけ る表題化合物の調製に、ならびに、実施例62および実施例63に記載の表題化 合物の調製に用いた。 N-プロパルギルアミノ酢酸エチル(14.1g)、2,6-ジメチルフェニル-イ ソチオシアネート(16.3g)、トリエチルアミン(10.1g)、および塩化メチ レン(150mL)の混合物を3時間加熱還流した。この反応混合物を室温に冷却 し、1N HCl(100mL)で洗浄した後、水洗した。有機相を分離し、無水 硫酸マグネシウムで乾燥させた後、蒸発乾固した。残留する油状物をヘキサンと 共に磨砕した。固形物を濾取した。ヘキサン-EtOAcから再結晶して、表題 化合物(12.5g)を黄色の固形物として得た。融点117〜121℃。元素分 析の結果:C141422Oとして、計算値:C,65.09;H,5.46;N 10.84、実測値:C,65.23;H,5.43;N,10.88。質量スペク トル(EI,M.+)m/z258。 実施例62 3-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-1-(プロパ-2-イニル)- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-プロパルギルアミノ酢酸エチル(7.0g)、5-クロロ-2-メチルフェニル イソチオシアネート(9.2g)、トリエチルアミン(5.0g)、および塩化メチレ ン(100mL)の混合物を3時間加熱還流した。この反応混合物を室温に冷却し 、1N HCl(50mL)で洗浄した後、水洗した。有機層を無水硫酸マグネシ ウムで乾燥させた後、蒸発乾固した。残留する油状物をヘキサンと共に磨砕した 。固形物を濾取した。EtOAcから再結晶して、表題化合物(5.1g)を黄色 の固形物として得た。融点131〜134℃。元素分析の結果:C13112O ClSとして、計算値:C,56.01;H,3.98;N10.05、実測値: C,55.90;H,3.77;N,9.92。質量スペクトル(EI,M.+)m/z 278。 実施例63 3-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-1-(プロパ-2-イニル)- 2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン N-プロパルギルアミノ酢酸エチル(10.0g)、4-クロロ-2-メチルフェニ ルイソチオシアネート(12.9g)、トリエチルアミン(7.1g)、および塩化メ チレン(150mL)の混合物を3時間加熱還流した。この反応混合物を室温に冷 却し、1N HCl(100mL)で洗浄した後、水洗した。有機層を無水硫酸マ グネシウムで乾燥させた後、蒸発乾固した。残留する油状物をヘキサンと共に磨 砕した。固形物を濾取した。ヘキサン-EtOAcから再結晶して、表題化合物( 5.2g)を黄色の固形物として得た。融点99〜102℃。元素分析の結果:C13112OClSとして、計算値:C,56.01;H,3.98;N10.05 、実測値:C,55.61;H,3.83;N,10.0。質量スペクトル(EI, M.+)m/z278。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/007,658 (32)優先日 平成7年11月28日(1995.11.28) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/007,661 (32)優先日 平成7年11月28日(1995.11.28) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/007,665 (32)優先日 平成7年11月28日(1995.11.28) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/007,666 (32)優先日 平成7年11月28日(1995.11.28) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AU,BA,BB,BG ,BR,CA,CN,CU,CZ,EE,GE,HU, IL,IS,JP,KP,KR,LC,LK,LR,L T,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO ,SG,SI,SK,TR,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 スルコウスキー,セオドア・シルベスター アメリカ合衆国19087ペンシルベニア州ウ ェイン、ロックランド・ロード316番 (72)発明者 ストライク,ドナルド・ピーター アメリカ合衆国19087ペンシルベニア州セ ント・デイビッズ、アイベン・アベニュー 445番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I: [式中、 Rは炭素数1〜6のアルキル;炭素数4〜6で1個のヘテロ環構成原子を有す る置換または非置換の芳香族N、OまたはSヘテロ環;炭素数6〜10の置換ま たは非置換のアリール、炭素数7〜12のアリールアルキル、ベンズヒドリルま たはインダニル(ここで、置換基は、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6の アルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオ、炭素数2〜6のアルケニル、炭素数 2〜6のアルキニル、ハロ、炭素数1〜6のペルフルオロアルキル、炭素数1〜 6のペルフルオロアルコキシまたはヒドロキシからなる群から独立して選択され る1〜3個の置換基);および R1は炭素数6〜10のアリール、炭素数1〜6のアルキル、炭素数2〜6の アルケニル、炭素数2〜6のアルキニルまたは炭素数6〜10の置換アリール( ここで、置換基は、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素 数1〜6のアルキルチオ、炭素数2〜6のアルケニル、炭素数2〜6のアルキニ ル、ハロ、炭素数1〜6のペルフルオロアルキル、炭素数1〜6のペルフルオロ アルコキシまたはヒドロキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換 基)] で示される、哺乳動物の治療に用いるための化合物。 2.前記治療が上昇したHDLコレステロール血中濃度を必要とする哺乳動物 の血液中におけるHDLコレステロール濃度を上昇させるためのものである請求 項1記載の化合物。 3.前記化合物が式Iで示され、Rが置換フェニル(ここで、置換基は、炭素 数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のペルフルオロアルコキシ、ハロ、またはオ ルト置換トリメチレンまたはテトラメチレンからなる群から選択される2個の置 換基)であり、R1が炭素数1〜6のアルキル、炭素数2〜6のアルケニルまた は炭素数2〜6のアルキニルである請求項1または2記載の化合物。 4.前記化合物が式Iで示され、Rが置換フェニル(ここで、置換基は、ハロ および炭素数1〜3のアルキルまたはオルト置換トリメチレン)であり、R1が 炭素数1〜3のアルキル、炭素数2〜4のアルケニルまたは炭素数2〜4のアル キニルである請求項1または2記載の化合物。 5.前記化合物が式Iで示され、Rが置換フェニル(ここで、置換基は、4位 または5位のクロロまたはフルオロおよび炭素数1〜3のアルキル)であり、R1 が炭素数1〜3のアルキル、炭素数2〜4のアルケニルまたは炭素数2〜4のア ルキニルである請求項1または2記載の化合物。 6.前記化合物が、 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 3-(3-クロロ-2-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 3-(4-クロロ-2-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 3-(インダン-5-イル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン; 3-(2,6-ジイソプロピルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン -4-オン; 3-(2-エチル-6-イソプロピルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン; 3-(2-エチル-6-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 3-(2,6-ジクロロフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン; 1-エチル-3-(4-フルオロフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン ; 1-エチル-2-チオキソ-3-(4-トリフルオロメトキシフェニル)-イミダゾリ ジン-4-オン; 3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン; 1-エチル-3-イソブチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン; 3-(2-クロロフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン; 1-エチル-3-(2-トリル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン; 3-(2-クロロ-6-メチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 1-エチル-3-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジ ン-4-オン; 3-(2,6-ジイソプロビルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン -4-オン; 1-エチル-2-チオキソ-3-(2-トリフルオロメチルフェニル)-イミダゾリジ ン-4-オン; 1-エチル-3-(2-クロロ-6-メチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 3-(2-エチル-4-メチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 3-(2,4-ジクロロフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン; 3-(2,4-ジメチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン; 3-(2,5-ジメチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン; 1-エチル-2-チオキソ-3-(2,4,5-トリメチルフェニル)-イミダゾリジン- 4-オン; 1-エチル-3-(2-イソプロピルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4- オン; 1-エチル-3-(2-エチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン; 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-フェニル-2-チオキソ-イミダゾリジ ン-4-オン; 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-イソプロピル-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン; 3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-イソプロピル-2-チオキソ-イミダゾリジン -4-オン; 3-(2-エチル-6-メチルフェニル)-1-イソプロピル-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン; 1-ブチル-3-(4-フルオロフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン ; 1-アリル-3-(2,6-ジメチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン; 3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-(プロパ-2-イニル)-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン; 3-(3-クロロ-4-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 3-(2-エチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン; 1-メチル-3-(2-イソプロピルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4- オン; 3-(4-t-ブチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン ; 1-アリル-3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-(プロパ-2-イニル)-2-チオキソ-イ ミダゾリジン-4-オン; 1-エチル-3-(2-エチル-6-イソプロピルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン; 3-(2-クロロ-6-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン;および 3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ンからなる群から選択される請求項1または2記載の化合物。 7.上昇したHDLコレステロール血中濃度を必要とする哺乳動物の血液中に おけるHDLコレステロール濃度を上昇させる医薬の製造への請求項1〜6のい ずれかに定義される式Iの化合物の使用。 8.請求項1〜6のいずれかに定義される式Iの化合物と医薬上許容される担 体とからなる医薬組成物。 9.上昇したHDLコレステロール血中濃度を必要とする哺乳動物の血液中に おけるHDLコレステロール濃度を上昇させる方法であって、該哺乳動物に請求 項1〜6のいずれかに定義される式Iの化合物を経口的または非経口的に投与す ることからなる方法。 10.式I: [式中、 R1は炭素数1〜6のアルキル、Rは炭素数1〜6のアルキル、ナフチル、ベ ンズヒドリル、フルオロフェニルメチル、フェネチル、1-(フルオロフェニル) エチル、5-クロロ-2-メトキシフェニル、トリフルオロメトキシフェニル、ト リフルオロメチルフェニル、メチルスルファニルフェニル、ピリジルまたは式II :[式中、R2、R3およびR4は共に、2-クロロ、4−フルオロ、2,4-クロロま たは2,6-クロロ、あるいはR2は水素、R3は3位のハロゲン、R4は4位の炭 素数1〜6のアルキル、あるいはR2は炭素数1〜6のアルキル、R3およびR4 は独立して水素または炭素数1〜6のアルキル、あるいはR3はハロゲン、R4は 水素] で示される基; あるいは、R1は炭素数2〜6のアルケニル、Rは式IIの基(ただし、R2は炭 素数1〜6のアルキル、R3およびR4は独立して水素または炭素数1〜6のアル キル、あるいはR2は水素、R3およびR4は一緒になってオルト置換トリメチレ ンまたはテトラメチレン、あるいはR2は炭素数1〜6のアルキル、R3はハロゲ ン、R4は水素、あるいはR2は水素、R3は3位のハロゲン、R4は4位の炭素数 1〜6のアルキル); あるいは、R1が炭素数1〜6のアルキニルのとき、Rは式IIの基(ただし、R2 、R3およびR4のいずれか二つは独立して炭素数1〜6のアルキル、ハロ、炭 素数1〜6のペルフルオロアルキル、炭素数1〜6のペルフルオロアルコキシ、 あるいは一緒になってオルト置換トリメチレンまたはテトラメチレン); あるいは、R1が炭素数6〜10のアリールまたは炭素数7〜12のアリール アルキルのとき、Rは式IIの基(ただし、R2は炭素数1〜6のアルキル、R3は ハロゲン、R4は水素、あるいはR2は水素、R3は3位のハロゲン、R4は4位の 炭素数1〜6のアルキル)] で示される化合物。 11.式:[式中、 R1は炭素数1〜6のアルキルまたは炭素数2〜6のアルケニル; R2は炭素数1〜6のアルキル、R3およびR4は独立して水素または炭素数1 〜6のアルキル;あるいは、R2は水素、R3およびR4は一緒になってオルト置 換トリメチレンまたはテトラメチレン] で示される請求項10記載の化合物。 12.R3およびR4が水素、R1がメチルまたはエチル、R2が炭素数1〜3の アルキルである請求項11記載の化合物。 13.3-(2-エチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4- オン; 1-メチル-3-(2-イソプロピルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4- オン; 1-エチル-3-(2-トリル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン; 1-エチル-3-(2-イソプロピルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4- オン;または 1-エチル-3-(2-エチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オンで ある請求項11または12記載の化合物。 14.R4が水素、R1がメチル、エチルまたはアリル、R2が炭素数1〜3の アルキル、R3が炭素数1〜3のアルキル、あるいはR2が水素、R3およびR4が オルト置換トリメチレンまたはテトラメチレンである請求項11記載の化合物。 15.3-(2-エチル-6-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン; 3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン; 3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-イソプロピル-2-チオキソ-イミダゾリジン -4-オン; 1-アリル-3-(2,6-ジメチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン; 3-(2-エチル-6-イソプロピルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン;または 1-エチル-3-(2-エチル-6-イソプロピルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オンである請求項14記載の化合物。 16.R1がメチル、エチルまたはアリル、R2、R3およびR4が独立して炭素 数1〜3のアルキルである請求項11記載の化合物。 17.1-エチル-2-チオキソ-3-(2,4,5-トリメチルフェニル)-イミダゾ リジン-4-オンである請求項16記載の化合物。 18.式: [式中、 R1は炭素数1〜6のアルキル; R2およびR3は2,4-ジクロロまたは2,6-ジクロロを表すか; あるいはR2は2-クロロまたは4-クロロ、R3は水素] で示される請求項10記載の化合物。 19.3-(2,6-ジクロロフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン -4-オン; 1-エチル-3-(4-フルオロフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン ; 3-(2-クロロフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン; 3-(2,4-ジクロロフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オ ン; 3-(4-フルオロフェニル)-1-イソプロピル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4 -オン;または 1-ブチル-3-(4-フルオロフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン である請求項18記載の化合物。 20.式: [式中、 R1は炭素数2〜6のアルキニル; R2およびR3は独立して炭素数1〜6のアルキル、ハロ、炭素数1〜6のペル フルオロアルキル、炭素数1〜6のペルフルオロアルコキシ、あるいは一緒にな ってR2およびR3はオルト置換トリメチレンまたはテトラメチレン] で示される請求項10記載の化合物。 21.R1がエチニル、プロパルギルまたはブチニルである請求項20記載の 化合物。 22.3-(2,6-ジメチルフェニル)-1-(プロパ-2-イニル)-2-チオキソ-イ ミダゾリジン-4-オン; 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-(プロパ-2-イニル)-2-チオキソ-イ ミダゾリジン-4-オン;または 3-(4-クロロ-2-メチルフェニル)-1-(プロパ-2-イニル)-2-チオキソ-イ ミダゾリジン-4-オンである請求項20または21記載の化合物。 23.式:[式中、 R1は炭素数1〜6のアルキル、炭素数2〜6のアルケニル、炭素数6から1 0のアリールまたは炭素数7〜12のアリールアルキル; R2は炭素数1〜6のアルキル、R3はハロゲン、R4は水素;あるいは R2は水素、R3は3位のハロゲン、R4は4位の炭素数1〜6のアルキル] で示される請求項10記載の化合物。 24.R1が炭素数1〜3のアルキル、アリルまたはフェニル、R2が炭素数1 〜3のアルキル、R3がクロロまたはフルオロ、R4が水素である請求項23記載 の化合物。 25.3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン; 3-(3-クロロ-2-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 3-(4-クロロ-2-メチルフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 3-(2-クロロ-6-メチルフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オン; 1-エチル-3-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジ ン-4-オン; 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-フェニル-2-チオキソ-イミダゾリジ ン-4-オン; 3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-1-イソプロピル-2-チオキソ-イミダゾ リジン-4-オン;または 1-アリル-3-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジン- 4-オンである請求項23または24記載の化合物。 26.式I[ただし、R1が炭素数1〜6のアルキル;Rが炭素数1〜6のア ルキル、ナフチル、ベンズヒドリル、フルオロフェニルメチル、フェネチル、1 -(フルオロフェニル)エチル、5-クロロ-2-メトキシフェニル、トリフルオロメ トキシフェニル、トリフルオロメチルフェニル、メチルスルファニルフェニルま たはピリジル]で示される請求項10記載の化合物。 27.R1が炭素数1〜6のアルキル;Rが炭素数1〜6のアルキル、2-ナフ チル、ベンズヒドリル、4-フルオロフェニルメチル、フェネチル、1-(4-フル オロフェニル)エチル、5-クロロ-2-メトキシフェニル、4-トリフルオロメト キシフェニル、2-トリフルオロメチルフェニル、2-メチルスルファニルフェニ ルまたは3-ピリジルである請求項26記載の化合物。 28.3-ベンズヒドリル-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン; 1-メチル-3-(ピリジン-3-イル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン; 3-(5-クロロ-2-メトキシフェニル)-1-メチル-2-チオキソ-イミダゾリジ ン-4-オン; 3-(5-クロロ-2-メトキシフェニル)-1-エチル-2-チオキソ-イミダゾリジ ン-4-オン; 1-エチル-2-チオキソ-3-(4-トリフルオロメトキシフェニル)-イミダゾリ ジン-4-オン; 1-エチル-3-(4-フルオロベンジル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン ; 1-エチル-3-イソブチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン; 1-エチル-3-(ナフタレン-2-イル)-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン; 1-エチル-2-チオキソ-3-(2-トリフルオロメチルフェニル)-イミダゾリジ ン-4-オン; 1-エチル-3-[1-(4-フルオロフェニル)-エチル]-2-チオキソ-イミダゾリ ジン-4-オン; 1-エチル-3-フェネチル-2-チオキソ-イミダゾリジン-4-オン;または 1-エチル-3-(2-メチルスルファニルフェニル)-2-チオキソ-イミダゾリジ ン-4-オンである請求項26または27記載の化合物。 29.請求項1〜28のいずれかに定義される化合物の製造方法であって、 対応する式A: [式中、R2は請求項1〜28のいずれかと同意義、Xはハロゲン] で示される化合物をR1-NH2(ここで、R1は請求項1〜28のいずれかと同意 義)と反応させて、式2(a): [式中、R1およびR2は上記と同意義] で示される化合物を得て、式2(a)の化合物を塩基の存在下でR-NCSと反応さ せて、式(3a): または式(4):で示されるいずれかの化合物を得て、その後、式(3a)の化合物を塩基の存在下で 還流することによって式(4)の化合物に環化させることからなる製造方法。
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