JP2000501680A - 端部を折りたたみ密封したチューブ - Google Patents
端部を折りたたみ密封したチューブInfo
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Abstract
(57)【要約】
好ましくは透明または半透明で、剛性または半剛性のプラスチック製パッケージング・チューブ(1)は、少なくとも一端部(11)が、あらかじめ扁平にされ、該端部(11)が少なくとも2つの連続した、恒久的折り目(13,14)で密封される。パッケージング・チューブの一体的成形のための装置、及びそのチューブの成形方法も開示される。
Description
【発明の詳細な説明】
端部を折りたたみ密封したチューブ 発明の主題
本発明は、特にばら物品をパッケージするための、好ましくは透明または半透
明のチューブに係わる。ばら物品の例としては、キャンディのような菓子類、ス
パイス、金物、例えば釘やねじなどを挙げることができる。
本発明は、このようなチューブをほとんど自動的に成形するとともに、そのま
ま店頭に置くことができるパッケージ物品を得るため、ばら物品を流れ作業式に
充填する装置及び方法にも係わる。発明の技術的背景
種々の物品を販売するためのパッケージングには、特に“ディスプレイ”タイ
プの売場を利用する最近の販売方式から来るいくつかの条件が課せられる。
高速の、しかもほとんど自動式のパッケージング技術が要求されるだけでなく
、好ましくは内容物を透視でき、すっきりとした見映えのパッケージングでなけ
ればならない。卸売業者の要望を満たすには、小売業者がパッケージ物品を陳列
し易く、消費者がアクセスし易いものでなければならない。安全、衛生、保存の
観点から、例えば、破ることができてしかも充分に強靭な封帯でパッケージング
を気密状態に密封する必要がある。
さらに、生産コスト、パッケージング法規、特に食品のパッケージングや幼児
用物品のパッケージングに関する法規の順守などのような、従来からの制約も満
たすべき条件として加えられる。発明と関連する従来技術
特に剛性または半剛性プラスチックを利用する多様なパッケージングがすでに
提案されている。
両端をカップ状のキャップで密閉した、透明な半剛性PETまたはPVCチュ
ーブは公知である。チューブを形成、密封し、物品を充填するのに自動式の装置
を使用するとなると、この装置は複雑なものになる。
しかも、このような方法で製造されたチューブは、“ディスプレイ”タイプの
売場に吊るすには特に不適当である。発明の目的
本発明の主な目的は、技術的背景の項で指摘した諸条件を満たし、上記従来技
術の欠点を克服することにある。
具体的には、成形、物品充填及び密封を容易に行うことができ、見映えのする
吊るし易い形態のパッケージングを提供することを目的とする。このようなパッ
ケージングを容易に成形し、内容物を充填するステップを組み込むことのできる
装置及び方法を実現することも本発明の目的である。発明の特徴的要素
本発明のパッケージング・チューブは、好ましくは透明または半透明であり、
剛性または半剛性プラスチック製である。
このチューブは、その少なくとも一方の端部をあらかじめ扁平化し、この扁平
端部に少なくとも2つの連続する、互いに逆方向の恒久的な折り目を形成するこ
とによって前記一方の端部を密封したことを特徴とする。
このチューブは他方の端部を、その内側または外側に好ましくはカップ状の蓋
体を接着、クリンプ、またはその他の方法で従来のように固定することによって
、密封することが好ましい。
両端部をそれぞれ本発明の方法で密封しなければならない場
合には、両端部をあらかじめ扁平化し、端部それぞれに2つの連続する、互いに
逆方向の恒久的な折り目を形成することも可能である。
少なくとも2つの恒久的な折り目で閉鎖された端部を気密状態に密封するため
、折り目を扁平に圧縮したのち、好ましくは該端部の両面に少なくとも1枚のラ
ベルを貼付する。
一方の扁平端部には、例えば売場のディスプレイ装置にチューブを吊るすこと
ができるように、孔を打ち抜くことが好ましい。この打ち抜きは、好ましくは密
封ラベルの貼付後に行う。
消費者がチューブを開封し易くするため、チューブ扁平端部の折り目と重なり
合うようにラベルにパーフォレーションを設けてラベルを破り易くする。
パッケージング・チューブそのもの、及び該チューブを成形する装置及び方法
に関する上記以外の特徴及び利点は、添付図面に沿った以下の説明、特に請求の
範囲に記載の事項から明らかになるであろう。図面の簡単な説明
図1は、従来の態様で蓋体を接着またはクリンプ結合することによって一端を
密閉し、本発明の方式で他端を形成したチューブの斜視図である。
図2は、図1に対応する正面図である。
図3は、図1及び図2に示したチューブの断面図である。
図4は、折りたたむ前のチューブ端部の拡大図である。
図5は、折りたたんで扁平な状態にしたのち、シール・ラベルを貼付した図4
のチューブ端部を示す拡大図である。
図6は、本発明に基づくチューブを成形し、これにばら物品を封入し、最後に
ラベルの貼付と、孔の打ち抜きとを行う本発
明の製造工程を示す装置の模式図である。
なお、全図面を通して、全く同じかまたは同様の構成部分には同じ参照番号を
付してある。
本発明のチューブ、チューブ成形及び物品封入装置の詳細は、添付の図面に沿
った好ましい実施態様に関する以下の説明から明らかになるであろう。発明の好ましい実施形態の説明
透明なパッケージング・チューブ1は、ほぼ円筒状の本体3と、この円筒状本
体3の下端外側または内側に例えば接着及び/またはクリンプ結合されて本体3
を密閉する円形蓋体5とから成る。
チューブ1に適当なレベルまでばら物品、例えば(図示しないが)キャンディ
などを充填するが、後述するように、前記蓋体5で密閉された端部とは反対側の
端部を密閉できるように、頂部に自由スペースを残して置く。
この密閉は、下記の方法で行われる:
チューブ1の端部を押し潰して扁平にする。図2に示すように扁平になった端
部11は、変形の結果、正面図で見ると本体3の残り部分の直径よりも幅が広い
。
この扁平端部11に、2つの連続する、ただし互いに逆方向の、即ち、ジグザ
グ状の恒久的折り目13,14を形成する。
この折り目形成は、熱折り曲げ、即ち、加熱と加圧とを組み合わせて行う処理
であり、それぞれの折り目が恒久的な折り目となる。この折り目は、下端部とは
反対側の端部を矢印4(図2参照)の方向へ指で押すことによって、ユーザーが
パッケージを開放してこの端部を元の管状に戻すことができるように、チューブ
扁平端部の対向面を接着しないままにした折り目であ
る。
ただし、指の圧力をゆるめると、使用されているプラスチック材が剛性または
半剛性であるから、折り目がジグザグ位置に戻り、再びパッケージを閉じる。
プラスチック材、即ち合成樹脂は、剛性または半剛性であるが熱可塑性でもあ
り、加熱及び加圧下で変形させると、冷却後には、上記開封圧を加えない限り加
熱下に与えられた形状を維持することができる。PET及びPVCは、本発明の
チューブを製造するのに好適な基材である。これらの基材は、慣用の添加剤及び
混和剤(可塑化剤、安定化剤など)と共に適当な形態で使用され、従来技術によ
って適当な寸法及び壁厚のチューブに成形される。ここに使用する“剛性”また
は“半剛性”という語は、その材料が加熱成形によって得られた形状を帯びるこ
とを意味し、この性質を持たない軟質または可塑性シートには、この語は該当し
ない。
加熱成形したのち、少なくとも2つの折り目を有する扁平端部を開くことによ
って充填を行うことは可能であるが、この方法は、一貫的なパッケージング・ラ
インでの充填よりも手作業による充填に適している。
このようなチューブは気密性という点で既に充分であり、試験の結果によれば
、3.2バールまでの圧力に耐えることができる。
しかし、本発明の好ましい実施態様では、折り目13,14を有するチューブ
扁平端部11の好ましくは両面を連続的な帯片で被覆して、折り目13,14を
扁平状態に保つように、前記扁平端部11に接着ラベル19を貼付する。チュー
ブ1を売り場のディスプレイ・スタンドに吊るすことができるように、
孔20を設ける。
前記端部を被覆している帯片を引き剥がすことによるチューブの開封を容易に
するため、前面に(破線で示す)パーフォレーション23を、裏面に(鎖線で示
す)パーフォレーション24を、好ましくは帯片で被覆されている折り目13,
14の高さに設けることによって、帯片を容易に裂くことができるようにする。
パッケージングの装置及び方法を、図6に沿って以下に説明する。
第1段部51において、底部が蓋体で塞がれ、頂部が開口しているチューブに
物品を充填し、その際、頂部に以後の作業に必要なスペースを残して置く。
段部53において、先ずチューブの上端部分を扁平にし、次いで、2つのジグ
ザグ折り目を形成することによる成形を行う(図6では、チューブを正面図及び
断面図で略示してある)。この変形を恒久的にするため、段部55において加熱
扁平化処理を行う。
段部57において、2つの恒久的な折り目によって画成される“オバーラップ
”部分に対するラベル貼付を行う。この貼付に際しては、好ましくは恒久的な折
り目と一致するパーフォレーションを施したラベルを、パーフォレーション域が
恒久的折り目と重なるように貼付する。このラベルは、バーコードをプリントす
るのに有用である。
段部59において、バーコードの鮮明さを視覚的にチェックし、必要なら不合
格品を廃棄する。
段部61において、パッケージされた物品をディスプレイ・スタンドのロッド
に吊るすことができるように、チューブ上部
とラベルとを貫通する孔を形成する。
段部63では、混入している可能性のある金属の存在をチェックし、陽性の反
応があれば、この製品をラインから除去する。
段部65において、複数の製品を一緒に回収し、トレイまたはカートン内に梱
包する。
これは本発明の1実施態様であり、このほかにも種々の実施態様が可能であり
、特に、商標や内容物の説明をプリントした別のラベルを貼付するなどの作業を
可能にする段部を、パッケージング・ラインに挿入することができる。
例えば、あらかじめチューブを熱プレスすることによって段状にする折り曲げ
工具によって予備折り曲げを行うには、特に段部53,55及び57を変更すれ
ばよい。この段から次の段へ移送する過程では、研摩ステンレススチール製ガイ
ドにより前記次の段に達するまでに折り目をほぼ最終的な二重ジグザグ折り目と
なるまで仕上げ加工し、次いで、これらの折り目を最終的に扁平化し、ラベル貼
付を行うことができる扁平な上端部分を形成する。
ラベル貼付作業に関しては、種々の方法が考えられる。ラベルの配置は、具体
的には下記のように行うことができる:プリンタの出口において真空を利用して
ラベルを取り出し、次いで、これを2つのブラシで挟持し、折りたたまれたチュ
ーブ上端部と接触させる。次いで、2つのブラシを後退させることによってラベ
ルで“U”字形を形成し、次いでラベルをチューブの背面にまでまわし、再び圧
接させて所期の状態に仕上げる。
段部61における孔の形成に関しては、いわゆるダブル・スタンピング工具を
利用することにより、チューブ上端部を楕円形に切り欠くと同時に、棚に吊るす
ための“ユーロ(Euro)
−孔”20を形成することができる。
仕上がりの製品の取り外しには、種々の方法が考えられる;製品の底に送風す
ることによって、出荷用カートンへ直接放出することもできる。この段階で製造
ラインの出口にベルトコンベアのような段部を補足し、放出される製品がこのベ
ルトコンベアに移されるようにしてもよい。
不鮮明な“バーコード”プリントに関して製品を選別する段部を、図示の場合
とは異なる段部に設けることも考えられる。
ベルトコンベアに取り付けた高感度トンネル形金属探知器によって金属粒子を
探知する方法が広く採用されている。
製品回収段部にオペレータが待ち受けていて、コンベア端部で製品をピックア
ップし、トレイ、カートンまたは直接的にディスプレイ・スタンドへ移す場合も
想定できる。
チューブ成形及び充填ラインにおいて、段部から段部へ自動的にチューブ成形
及び充填の工程を進めるには、慣用の割り出し技術を利用する。
毎時720個程度のパッケージ製品生産速度が容易に達成される。
例えば直径が34〜70mmのPVCチューブの場合、工具セットを上記直径
に合わせて選択することにより、長さ210〜410mmの開口チューブから、
密封状態で長さが約180〜380mmの製品が得られる。
本発明の方法により、チューブを損傷するおそれがなければ、いかなる物品を
もパッケージすることができる。ただし、本発明の方法は、そのすぐれた気密性
という点で、食品(キャンディ、スパイスなど)のパッケージングに特に好適で
ある。
以上、本発明の好ましい実施態様を説明したが、チューブの
成形及びパッケージングの工程に関して、本発明の範囲内でほかにも多くの実施
態様が可能である。すでに述べたように、本発明の方法(恒久的ジグザグ折り目
)に従ってチューブ両端を密封してもよい。
本発明は、上述した特定の寸法にも装置の特定の実施態様にも制限されない。
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フロントページの続き
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.プラスチック製の、好ましくは透明または半透明な剛性または半剛性パッ ケージング・チューブにおいて、前記チューブ(1)の少なくとも一方の端部( 11)をあらかじめ扁平化し、この端部(11)を少なくとも2つの連続する、 互いに逆方向の恒久的な折り目(13,14)によって、前記端部(11)を密 封したことを特徴とする前記パッケージング・チューブ。 2.前記チューブ(1)の他方の端部(10)を、その内側または外側に好ま しくはカップ状の蓋体(5)を接着、クリンプまたはその他の方法で固定するこ とによって、密封したことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のパッケージン グ・チューブ。 3.前記チューブ(1)の両端部(10,11)それぞれをあらかじめ扁平化 し、少なくとも2つの連続する、互いに逆方向の恒久的な折り目(13,14) によって密封したことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のパッケージング・ チューブ。 4.少なくとも2つの連続する恒久的な折り目によって密封した扁平端部(1 1)の好ましくは両面に、前記2つの折り目(13,14)を押し潰したのち、 少なくとも1枚のラベル(2)を貼付したことを特徴とする請求の範囲第1項か ら第3項までのいずれか1項に記載のパッケージング・チューブ。 5.扁平端部(11)に、チューブの吊り下げを可能にする孔(20)を形成 したことを特徴とする請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項に記載の パッケージング・チューブ。 6.チューブ(1)の扁平端部(11)に設けた折り目(13,14)の位置 で破れ易いように、ラベルにパーフォレーション(23,24)を形成したこと を特徴とする請求の範囲第4項 または第5項に記載のパッケージング・チューブ。 7.請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1項に記載のパッケージング ・チューブを一体成形するための装置において、少なくとも2つのジグザグ折り 目(13,14)を形成することによってチューブ(1)の一方の端部を扁平化 する成形段部(53)と、加熱扁平化によって前記折り目を恒久的にする加熱扁 平化処理段部(55)とを含むことを特徴とする装置。 8.好ましくはパーフォレーション(23,24)を施した少なくとも1枚の ラベル(2)を、恒久的折り目(13,14)と一致させて貼付するラベル貼付 段部(57)を含むことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の装置。 9.パッケージされた物品をディスプレイ・スタンドのロッドに吊るすことが できるように、チューブの扁平部分及び場合によってはラベルを貫通する孔を打 ち抜く打ち抜き段部(61)を含むことを特徴とする請求の範囲第7項または第 8項に記載の装置。 10.パッケージング・チューブを成形する前に、チューブに物品を充填する 充填段部(51)を含むことを特徴とする請求の範囲第7項から第9項までのい ずれか1項に記載の装置。 11.1つまたは2つ以上の検査部(59,63)を含むことを特徴とする請 求の範囲第7項から第10項までのいずれか1項に記載の装置。 12.請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1項に記載のパッケージン グ・チューブを成形する一貫的な方法において、チューブ(1)の一方の端部を 、これに少なくとも2つのジグザグ折り目(13,14)を形成することによっ て扁平化し、前記折り目を加熱扁平化処理によって恒久的にすることを 特徴とする前記方法。 13.前記加熱扁平化処理ののち、パッケージされる物品を充填し、恒久的な 折り目(13,14)と重なり合う位置に好ましくはパーフォレーション(23 ,24)を施した、少なくとも1枚のラベル(19)を貼付することを特徴とす る請求の範囲第12項に記載の方法。 14.パッケージ物品をディスプレイ・スタンドのロッドに吊るすことができ るように、チューブの扁平部分及び場合によってはラベルを貫通する孔(20) を打ち抜くことを特徴とする請求の範囲第12項または第13項に記載の方法。
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