JP2000504317A - 気泡懸濁物と超音波造影剤への応用 - Google Patents
気泡懸濁物と超音波造影剤への応用Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は安定した気泡懸濁体を作製するための低分子物質からなる多孔性マトリックスと当該マトリックスの超音波造影剤への応用、並びに当該マトリックス及び当該造影剤の製造方法に関する。
Description
【発明の詳細な説明】
気泡懸濁物と超音波造影剤への応用
本発明は請求項に記載の観点である安定した気泡懸濁体を作成するための多孔
質マトリックス、その超音波造影剤への応用と当該マトリックスと造影剤の製造
方法に関する。
超音波診断はレントゲンや放射性診断法の様なイオン線を負荷することなく、
核磁気共鳴画像診断法に比べてコスト的に見合った形で生理学的および病理生理
学的な状態を診断できる可能性がある。超音波は組織のもつ音響特性によって反
射あるいは吸収される。画像を得るために、組織や体液の持つ異なる音響特性が
利用される。体の組織あるいは液体と気泡の間には大きな密度差があることから
、微小な気泡の形にした気体は超音波用造影剤として特に好適である。この様な
理由から、超音波造影剤を気泡及び/または気体を含有する物質という形で研究
し開発した。
最も簡単な超音波造影剤は水性懸濁液を強く振ったり、超音波処理したり、2
本のシリンジをつないで水性懸濁液を交互にポンピングすることで得ることがで
きる。得られた気泡は界面活性剤及び/または粘調度の高い物質の様な適当な添
加物を加えることで安定させることができる。この種の造影剤としては、例えば
欧州特許第0 077 752号記載のものがある。問題は気泡の数とその大き
さが、攪拌方法、攪拌期間、および攪拌強度に大きく異存していることである。
このことが再現性ある製造を難しくし、また大き過ぎることによる塞栓の危険を
調整できなくしている。
同様のタイプの造影剤としては国際特許出願公開第93/05819号記載の
ものがあるが、この造影剤では空気や窒素、二酸化炭
素や希ガス気体といった大気由来の気体の代わりに特定のQ−ファクターを持つ
気体を使って気泡懸濁物を製造することが推奨されている。この場合、生理学的
溶媒中には僅かにしか溶解しないことを特徴とするハロゲン化炭水化物が一般に
は用いられる。特に過フッ化化合物は交換気体として好適である。しかし、この
場合にも−前記同様に−気泡懸濁物を2本のシリンジ間でポンピングしながら第
三の経路で懸濁溶媒に導くため、出来上がった造影剤は不均一であり、また気泡
の大きさの分布も再現性に乏しい。従って、大きな気泡による塞栓のリスクが高
くなる。
気泡懸濁物を使用直前に溶媒を振動させて製造する方法以外に、固形の担体を
用いて処方し、希釈液に再懸濁して気泡をその中から放出させることもできる。
この方法を実施する方法に微粒子懸濁液がある。この種の固形担体としては、境
界面活性型固形物を少なくとも1種類、欧州特許第0 365 467号に公開
されている様な非境界面活性型固形物を少なくとも1種類含む混合物から成る微
粒子が利用できる。
非境界面活性型固形物としては、欧州特許第0 365 467号に記載され
た物質以外にも、レントゲン造影剤として利用されている物質を(国際特許出願
公開第93/00930号と国際特許出願公開第92/21382号)、最終段
階でレントゲン用造影剤を官能基を利用して架橋剤と相互に結合させる様にして
も利用できる。
前記微粒子懸濁物は超音波造影剤であり、これを利用して血管系にコントラス
ト効果を導入することができる。しかし、コントラストの強度と長さは改善が望
まれる。
微粒子超音波造影剤のその他の例は国際特許出願公開第95/21631号に
開示されている。この場合には水溶性壁形成体を有機
溶媒(トルオール)に溶解し、ついで水溶性の界面活性剤に乳化して凍結乾燥さ
せる。これを再懸濁して生体内で超音波コントラストを示す微粒子懸濁物を得る
。この種の微粒子製超音波造影剤用のフッ化物についても報告されている。
欧州特許第0 554 213号には、空気の変わりにSF6 を含むガラクト
ースを基本とする微粒子も開示されている。この造影剤のコントラスト延長作用
は一般には弱い。
国際特許出願公開第95/33994号はフッ化物を含む微粒子を開示してい
る。気泡の大きさの分布を標準化し、気泡の数を多くすることで超音波造影剤と
して利用する上で必要な用量を少なくすることができる。
国際特許出願公開第95/03835号では特定の気体混合物を含む粒子を基
本とした超音波造影剤が請求している。気体混合物は少なくとも1種類のフッ素
化された気体浸透作用を有する成分と、窒素や酸素そして/あるいは二酸化炭素
の様な通常の気体を少なくとも1種類から成っている。粒子は蛋白質、デキスト
リン、デンプンおよびヒドロキシエチルデンプンの様なデンプン誘導体から形成
される。既に記載した様に、気泡の安定化を得るには高分子量を有する前記物質
(>500,000ダルトン)が好適である。しかし、この種の物質は腎臓を通
過できないので肝臓によって別のものに分解されなければならない。こうするこ
とで体内分配が良くなる。前記のヒドロキシエチルデンプンは分解されるときに
置換型のオリゴ糖に開裂され、このオリゴ糖は原則的には腎臓で濾過されて排泄
される。考え得る問題点として、網状内皮細胞系の細胞内にヒドロキシデンプン
が蓄積することが論じられている。この場合、エチルエーテル化合物はそれ以上
酵素分解されない。現時点ではヒドロキシグルコースの代謝と排泄ならびに想定
できる薬物作用については
不明である[Kerch,I.;Wind,S.(1995)Krankenh
auspharmzie16(2)、62−63]。さらに、高分子物質は溶解
度が低いため、造影剤を再懸濁した場合に、粒子比を調整しないまま投与する危
険がある。そのために患者に塞栓を誘導する危険がある。
フッ化気体と空気を含む粒子は国際特許出願公開第95/16467号にも請
求されており、この場合にはフッ化成分の比率は41%までと制限されている。
国際特許出願公開第94/09829号はリポソーム含有超音波造影剤を記載
している。気泡安定化界面活性剤としてリン脂質を利用しているが、しかし水に
難溶性の界面活性剤でも良い。この種のリポソームシステムの作成は一般に凍結
乾燥可能な溶媒、例えば3級−ブタノールあるいはC2 Cl4 F2 を凍結乾燥し
て作成する。この種の造影剤の作成に有機溶媒を利用する場合には、溶媒を回収
するたのに大きな努力が必要であり、レントゲン造影剤として利用する場合には
出来上がった産物を注意深く精製する必要がある。溶媒としてハロゲン化炭水化
物、特にC2 Cl4 F2 の様なフッ化塩化炭水化物(FCKW)を用いる場合に
は、さらにオゾン破壊の可能性があることから別の観点からの評価も必要となる
。
本発明の課題は、以下の現技術の欠点を克服した超音波造影剤の製造に利用で
きる化合物を提供することである。
・現在の医薬品としてならびに薬物動態上の問題を解消し、
・容易かつ有機溶媒を利用することなく製造でき、
・再現性良く気泡の大きさと数を調整でき、
・高い造影性能に適した溶解した形状を持ち、
・造影効果が長続きし、
・高い気泡安定性を示し、それによって
・腎臓で濾過でき、素早く排泄できるものである。
これらの課題を本発明により克服した。
特に、超音波診断のための診断薬の製造には、低分子の基本体、界面活性剤、
および気体を含む多孔性の固形の水溶性マトリックスから成り、当該気体はマト
リックスの多孔内部に封じられている調剤が好適である。
従来技術の微粒子造影剤と異なり、本発明の造影剤は粒子を含まない、多孔性
の固形構造体から作成され、以下多孔性マトリックスと称する。基本的な構造上
の違いを図1と図2に表した。図1は従来技術(欧州特許第0 365 467
号)による微粒子造影剤の電子顕微鏡像例を示しており、図2は実施例19によ
り作成された本発明の造影剤を等倍で示している(図中の1cmが実際には1.
1μm)。マトリックスの溶解すると、気泡が放出される孔を明確に知ることが
できる。孔の大きさと数は高い再現性を持っている。この場合、気泡の大きさは
実際に孔の大きさによって限定される。またマトリックスから放出される気泡の
数はマトリックスの透過性にも依存する。上記パラメータ(気泡の大きさと数)
は様々な製造パラメータによって容易に調整でき、また造影剤の有効性に大きく
影響する。
また、気泡の形成は使用前に溶媒を振とうして作るのではないので、気泡は一
定の形で放出される。放出された気泡は界面活性剤、場合によってはマトリック
スの一部として存在する界面活性剤の働きにより安定化する利点がある。これに
よって本発明の造影剤では一般に安定した気泡懸濁物を利用できる。
得られる気泡の再現性が良好であるため、気泡の大きさによる肺塞栓のリスク
も小さくできる。さらに、マトリックス成分に低分子量で溶解性に優れた物質を
用いることで、不溶性の粒子状の調合成
分を利用したときに伴うリスクを低下する。
本発明の多孔性マトリックスは、一般に分子量が<15000である水溶性の
基本体と、マトリックスに対する比率で0.01から10%(m/m)の素早く
かつ良く水に溶ける水溶性界面活性剤から成る。基本化合物は必ずしも有機溶媒
に溶解するものでなくてもよいことから、好適な基本体の対象範囲が広くなる。
基本体としては:
アミノ酸、ポリアミノ酸、ペプチド、蛋白質、単糖、二糖、三糖、四糖、オリ
ゴ糖ならびに多糖、ならびにその誘導体、合成糖と糖誘導体であり、例えばL−
グリシン、L−アラニン、L−バリン、L−ロイシン、L−イソロイシン、L−
フェニルアラニン、L−プロリン、L−ヒドロキシプロリン、L−セリン、L−
スレオニン、L−トリプトファン、L−アスパラギン、L−グルタミン、L−ア
ルギニン、L−ヒスチジン、グリシル−グリシン、グリシル−グリシル−グリシ
ン、グルコース、ガラクトース、フルクトース、マンノース、ソルボース、ショ
糖、乳糖、マルトース、トレハロース、ゲンチオビオース、ラクツロース、ツラ
ノース、マルトトリオース、メリビオース、メレチトース(Melizitos
e)、マルトテトラオース、マルトペンタオース、スタキオース、アラビノース
、キシロース、リボース、ズルシトール、キシリトール、マンニト−ル、リビト
ール、イノシトール、ソルビトール、α、β、γ−シクロデキストリン、ヒドロ
キシプロピル−β−シクロデキストリンとその他の誘導体、ならびにデキストラ
ン8、デキストリンの様な分子量が<15,000ダルトン以上の重合糖もしく
はフィコールの様な合成糖重合体である。
基本体としてはさらにレントゲン造影剤や核磁気共鳴画像用造影剤も好適であ
る。例えばイオプロミド、イオトロラン、イオパミド
ール、イオヘキソール、ならびにGd−DTPA(ガドペンテット酸)、Gd−
DTPA−ジメグルミン塩(Magnevist)、Gd−EOB−DTPA(
ガドキセット酸、2ナトリウム塩)やガドブトロールがある。
本発明によれば、分子量が<15,000ダルトンの腎臓からの濾過が阻害さ
れない物質(Silbernagl S.,Despopoulos A.,T
aschenatlas der Physiologie,S.132)であ
って、少なくとも2糖単位からなる糖が好適であり、特にレントゲン造影剤、な
らびに核磁気共鳴画像用造影剤が好適であう。分子量<15,000ダルトンの
物質を用いることは、この種の物質は腎臓から確実に排泄されることから、通常
の技術におる造影剤に比べて明らかに優れている。造影剤成分ならびにその代謝
物が長い間体内に留まることによって体に負担がかかることを防ぐことができる
。また一般的には分子量が小さいほど水溶性が増すので、不溶性の処方成分を用
いた時のリスクを軽減することができる。
界面活性剤としては、水溶性の非イオン性界面活性剤であり、過フッ化炭水化
物を含み/もしくは分子量が<15,000のものが好適である。例えばソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、
グリセリンポリオキシエチレン脂肪酸エステル、一部水素化することができかつ
そのエトキシ化された混合物であることが望ましいエトキシ化モノ−、ジ−、ト
リグリセリド、エトキシ化リジンウソール、エトキシ化フェノール、ポリオキシ
エチレン脂肪酸アルコールエーテル、ポリグリセロール脂肪酸エステル、ソルビ
タン過フッ化脂肪酸エステル、ポリオキエチレンソルビタン過フッ化脂肪酸エス
テル、ポリオ
キシエチレンソルビトール過フッ化脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン過フッ
化脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン過フッ化脂肪酸アルコールエーテル、ポ
リグリセロール過フッ化脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レン−重合体及び/またはゾニール(Zonyle、登録商標)の様なフルオロ
アルキルポリ(エチレンオキシド)アルコール、サッカライド脂肪酸エーテル、
エトキシ化サッカライド脂肪酸エステル、エトキシ化サッカライド脂肪酸エーテ
ル、脂肪酸エタノールアミド、及び/またはエトキシ化脂肪酸エタノールアミド
である。
表面活性剤としてはリン脂質、特に水素化されたホスファチピルコリンが好適
である。
気体としては超音波診断薬にすでに使用されているもの、例えば窒素、酸素、
CO2 あるいは空気が利用でき、特にフッ素化した気体も利用できる。驚くべき
ことに、既存既述による粒子製剤で利用されている様に、既に”典型的”な気体
を利用した時に、生体内での造影作用が強くまた長くなることが観察されていた
。
フッ素化気体を利用する場合には、従来技術による製剤に必要とされた様な混
合した状態で利用する必要はない。
本発明によれば室温ならびに通常圧では次の物質が好適である:
テトラフルオロアレン、ヘキサフルオロ−l,3−ブタジエン、デカフルオロ
ブタン、過フッ化−1−ブテン、過フッ化−2−ブテン、過フッ化−2−ブチン
、オクタフルオロシクロブタン、過フッ化シクロブタン、過フッ化シクロペンタ
ン、過フッ化ジメチルアミン、ヘキサフルオロエタン、テトラフルオロエチレン
、ペンタフルオロチオ(トリフルオロ)メタン、テトラフルオロメタン、過フッ
化プロパンならびに過フッ化プロピレンである。
上記の中で、過フルオロ化物質が特に好適である。
本発明の他の観点は発明によるマトリックスの製造方法に関する。本発明のマ
トリックスは無菌条件下にまず基本体水溶液を調整し、さらに特定の比率で気泡
−安定化のための界面活性剤を加えるという簡単な作業から製造できる。分割も
しくは一つにまとめた溶液をまず滅菌した後に、すぐに凍結する。凍結物を溶液
性の凝集状態を経ないで直接気体が生成される状態に移行させて水を除く。適当
な条件で水の状態図を得ることができる(図3参照)。所望の気体が吹き込まれ
た多孔性マトリックスが残る。完全にガス交換するためには(例えばマトリック
スの孔のなかに含まれる残存空気あるいは水蒸気を取り除く)、引き続いて平衡
圧での減圧排気を繰り返すことが推奨される。可能な限り純粋な気相を得るため
に、平衡圧に達する直前には真空度は<0.1mバールでなければならない。所
望の気相下に、後にキットの直接の一部として使用できる密閉された容器内で製
造することが好ましい。
本発明の製造方法は、有機溶媒の利用を避けることができるという優れた利点
がある。また、難溶解性もしくは溶解に時間のかかる、あるいは水にただ分散す
るだけの物質を扱うときに求められる様な、面倒な技術を利用しなくて済む。従
って、現行の標準的なレントゲン造影剤成分は本発明の製剤には役立たない。こ
のことはエコロジー的な観点からも、また製品の安全性の観点からも極めて大き
な利点である。多くの有機溶媒について、最少量もしくは最低濃度においても発
癌性あるいは突然変異性が疑われている。
本発明のマトリックスに水性溶媒を加えることで、簡単に所望の、粒子を含ま
ない超音波造影剤を製造できる。水性溶媒は医師自身で使用直前に加えることが
できる。水性溶媒には、医薬品に通常使用されている補助剤、例えば等浸透圧性
および粘度増加のための添加物を加えることができる。液体を加えられたマトリ
ックスを強く
振る必要はない。こうして作られた造影剤は、血液と等張もしくは血液とほぼ等
張であるという特徴を有している。この造影剤は再懸濁した直後に注射すること
ができる。当該造影剤の濃度は懸濁液1ミリリットル当たり10から600mg
であり、好ましくは50から400mgである。本造影剤は体重kgあたり0.
01から0.20mlの用量で使用される。
本発明の造影剤はあらゆる超音波の画像形成モード、例えばM−、B−、ドッ
プラーモードでの応用に好適であり、さらに非線形効果でのモード、例えばハー
モニック−、およびハーモニックパワーモードでも同様に使用でき、高い再現性
を得ることができる。
マトリックスより発生する気泡の数は、現行の造影剤より遥かに多いため、従
って当該造影剤は顕著に改良された造影効果を有しており、特に検査のための時
窓期間が大きく延長できる(生体内実験41−52を参照)。
以下実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明はもとよりこれに限
定されるものではない。
実施例1
20gのデキストラン(MG:〜1200g/mol)に、0.2gのZon
yl(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と80gの水を
加える。これを完全に溶解させるまで攪拌する。溶解液5gを別容器に取り、液
体窒素で凍結する。液体の凝固状態を経ないで固形状態から直接ガス形成状態に
移行できる条件下に水を取り去った後、デカフルオロブタンを用いて気体交換を
行う。10mlの水に再懸濁したマトリックス材料1グラム当たりに0.56−
7.46μmの範囲の気体を12.3×109 気泡発生させて多孔性マトリック
スを作成する。気泡の数と大きさはMe
lvern Instruments社のレーザー回折計、タイプマスターシリ
ーズ1000を用いて測定した。
実施例2
10gのデキストラン(MG:〜1200g/mol)に0.1gのZony
l(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と90gの水を加
える。ついで実施例1記載の作業を行う。10mlの水に再懸濁すると、物質1
グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が3.7×109 発生する。
実施例3
20gのデキストラン(MG:〜8000g/mol)に0.2gのZony
l(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と80gの水を加
える。ついで実施例1記載の作業を行う。10mlの水に再懸濁すると、物質1
グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が10.5×109 が発生す
る。
実施例4
30gのラフィノース(MG:594g/mol)に0.3gのZonyl(
登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と70gの水を加える
。ついで実施例1記載の作業を行う。10mlの水に再懸濁した後に、262m
osmolの浸透圧調整剤を用いて浸透圧をほぼ等張に調整する。物質1グラム
当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡14.6×109 発生する。
実施例5
20gのトレハロース(MG:342g/mol)に0.2gのZonyl(
登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と80gの水を加える
。ついで実施例1記載の作業を行う。10mlの水に再懸濁した後に、272m
osmolの浸透圧調整剤を用いて浸透圧をほぼ等張に調整する。物質1グラム
当たり0.5
6−7.46μmの範囲の気泡が9.4×109 発生する。
実施例6
20gのマルトース(MG:342g/mol)に0.2gのZonyl(登
録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と80gの水を加える。
ついで実施例1記載の作業を行う。10mlの水に再懸濁した後に、281mo
smolの浸透圧調整剤を用いて浸透圧をほぼ等張に調整する。物質1グラム当
たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が8.2×109 発生する。
実施例7
40gのマルトオリゴ糖(MG:〜684g/mol)に0.4gのZony
l(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と60gの水を加
える。ついで実施例1記載の作業を行う。10mlの水に再懸濁した後に、31
4mosmolの浸透圧調整剤を用いて浸透圧をほぼ等張に調整する。物質1グ
ラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が30.0×109 発生する。
実施例8
20gのマルトオリゴ糖(MG:〜684g/mol)に0.2gのZony
l(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と80gの水を加
える。完全に溶解するまで攪拌する。溶液を10g取り別容器に移し、液体窒素
で凍結する。水を完全に除くと多孔性マトリックスが残る。10mlの水に再懸
濁した後に、310mosmolの浸透圧調整剤を用いて浸透圧をほぼ等張に調
整する。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が19.1×
109 発生する。
実施例9
30gのメレチトース(MG:522g/mol)に0.4gのZonyl(
登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mo
l)と70gの水を加える。ついで実施例1記載の作業を行う。10mlの水に
再懸濁した後に、315mosmolの浸透圧調整剤を用いて浸透圧をほぼ等張
に調整する。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が4.3
×109 発生する。
実施例10
30gのメリビオース(MG:360g/mol)に0.3gのZonyl(
登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と70gの水を加える
。完全に溶解するまで攪拌する。この溶液を4g取って別容器に移し、液体窒素
で凍結する。水を完全に除くと多孔性マトリックスが残る。8mlの水に再懸濁
した後に、306mosmolの浸透圧調整剤を用いて浸透圧をほぼ等張に調整
する。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が4.3×109
発生する。
実施例11
30gのマルトトリオース(MG:504g/mol)に0.3gのZony
l(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と70gの水を加
える。完全に溶解するまで攪拌する。この溶液を3g取って別容器に移し、液体
窒素で凍結する。水を完全に除くと多孔性マトリックスが残る。6mlの水に再
懸濁した後に、296mosmolの浸透圧調整剤を用いて浸透圧を等張に調整
する。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が3.6×109
発生する。
実施例12
30gのGd−EOB−DTPA(MG:726g/mol)(ガドキセティ
ク酸、2ナトリウム)に0.3gのZonyl(登録商標)FSO−100(M
G:〜725g/mol)と70gの水を加える。完全に溶解するまで攪拌する
。この溶液を3g取って別
容器に移し、液体窒素で凍結する。水を完全に除くと多孔性マトリックスが残る
。10mlの水に再懸濁した後に、344mosmolの浸透圧調整剤を用いて
ほぼ等張に調整する。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡
が24.6×109 発生する。
実施例13
30gのガドブトロール(MG:605g/mol)に0.3gのZonyl
(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と70gの水を加え
る。完全に溶解するまで攪拌する。この溶液を3g取って別容器に移し、液体窒
素で凍結する。水を完全に除くと多孔性マトリックスが残る。5mlの水に再懸
濁した後に、269mosmolの浸透圧調整剤を用いてほぼ等張に調整する。
物質lグラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が20.1×109 発
生する。
実施例14
30gのガドペンテット酸(MG:548g/mol)に0.3gのZony
l(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と70gの水を加
える。完全に溶解するまで攪拌する。この溶液を3g取って別容器に移し、液体
窒素で凍結する。水を完全に除くと多孔性マトリックスが残る。7mlの水に再
懸濁した後に、282mosmolの浸透圧調整剤を用いてほぼ等張に調整する
。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が29.1×109
発生する。
実施例15
30gのイオパミドール(MG:777g/mol)に0.3gのZonyl
(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と70gの水を加え
る。完全に溶解するまで攪拌する。この
溶液を4g取って別容器に移し、液体窒素で凍結する。水を完全に除くと多孔性
マトリックスが残る。5mlの水に再懸濁した後に、268mosmolの浸透
圧調整剤を用いてほぼ等張に調整する。物質1グラム当たり0.56−7.46
μmの範囲の気泡が26.3×109 発生する。
実施例16
15gのイオパミドール(MG:777g/mol)に0.15gのZony
l(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と85gの水を加
える。完全に溶解するまで攪拌する。この溶液を8g取って別容器に移し、液体
窒素で凍結する。水を完全に除くと多孔性マトリックスが残る。5mlの水に再
懸濁した後に、343mosmolの浸透圧調整剤を用いてほぼ等張に調整する
。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が16.9×109
発生する。
実施例17
30gのイオヘキソール(MG:821g/mol)に0.3gのZonyl
(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と70gの水を加え
る。ついで実施例1記載の作業を行う。5mlの水に再懸濁した後に、264m
osmolの浸透圧調整剤を用いてほぼ等張に調整する。物質1グラム当たり0
.56−7.46μmの範囲の気泡が24.4×109 発生する。
実施例18
20gのイオトロラン(MG:1626g/mol)に0.2gのZonyl
(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と80gの水を加え
る。完全に溶解するまで攪拌する。この溶液を10g取って別容器に移し、液体
窒素で凍結する。水を完全に除くと多孔性マトリックスが残る。3mlの水に再
懸濁した後に
、256mosmolの浸透圧調整剤を用いてほぼ等張に調整する。物質1グラ
ム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が10.3×109 発生する。
実施例19
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのZonyl(
登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と60gの水を加える
。ついで実施例1記載の作業を行う。6mlの水に再懸濁した後に、289mo
smolの浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7
.46μmの範囲の気泡が22.4×109 発生する。
実施例20
20gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.2gのZonyl(
登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)と80gの水を加える
。完全に溶解するまで攪拌する。この溶液を10g取って別容器に移し、液体窒
素で凍結する。水を完全に除くと多孔性マトリックスが残る。6mlの水に再懸
濁した後に、291mosmolの浸透圧調整剤を用いてほぼ等張に調整する。
物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が21.9×109 発
生する。
実施例21
23gのMagnevist(登録商標)(MG:938g/mol)に0.
23gのZonyl(登録商標)FSO−100(MG:〜725g/mol)
と77gの水を加える。完全に溶解するまで攪拌する。この溶液を3g取って別
容器に移し、液体窒素で凍結する。水を完全に除くと多孔性マトリックスが残る
。5mlの水に再懸濁した後に、342mosmolの浸透圧調整剤を用いてほ
ぼ等張に調整する。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの
範囲の気泡が6.16×109 発生する。
実施例22
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのTriton
(登録商標)−X−100(MG:〜874g/mol)と60gの水を加える
。ついで実施例1記載の作業を行う。6mlの水に再懸濁した後に、290mo
smolの浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7
.46μmの範囲の気泡が9.56×109 発生する。
実施例23
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのTween(
登録商標)20(MG:718g/mol)と60gの水を加える。ついで実施
例1記載の作業を行う。6mlの水に再懸濁した後に、289mosmolの浸
透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの
範囲の気泡が16.55×109 発生する。
実施例24
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのCremop
hore(登録商標)RH40(MG:〜2700g/mol)と60gの水を
加える。ついで実施例1記載の作業を行う。6mlの水に再懸濁した後に、29
1mosmolの浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.5
6−7.46μmの範囲の気泡が11.05×109 発生する。
実施例25
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのRewode
rm(登録商標)Li48−50(MG:〜3800g/mol)と60gの水
を加える。ついで実施例1記載の作業を行う。6mlの水に再懸濁した後に、2
88mosmolの浸透圧
調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲
の気泡が24.05×109 発生する。
実施例26
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのSoluto
l(登録商標)HS15(MG:〜1000g/mol)と60gの水を加える
。ついで実施例1記載の作業を行う。6mlの水に再懸濁した後に、289mo
smolの浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7
.46μmの範囲の気泡が13.46×109 発生する。
実施例27
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのLutrol
(登録商標)F68(MG:〜8600g/mol)と60gの水を加える。つ
いで実施例1記載の作業を行う。6mlの水に再懸濁した後に、290mosm
olの浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.4
6μmの範囲の気泡が17.68×109 発生する。
実施例28
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのSpan(登
録商標)85(MG:1028g/mol)と60gの水を加える。ついで実施
例1記載の作業を行う。6mlの水に再懸濁した後に、291mosmolの浸
透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの
範囲の気泡が20.45×109 発生する。
実施例29
30gのイオヘキソール(MG:821g/mol)に0.3gのZonyl
(登録商標)−FSN(MG:〜950g/mol)と70gの水を加える。つ
いで実施例1記載の作業を行う。5ml
の水に再懸濁した後に、269mosmolの浸透圧調整剤を用いてほぼ等張に
する。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が23.81×
109 発生する。
実施例30
30gのガドブトロール(MG:605g/mol)に0.3gのSolut
ol(登録商標)HS15(MG:〜1000g/mol)と70gの水を加え
る。完全に溶解するまで攪拌する。この溶液を3g取って別容器に移し、液体窒
素で凍結する。水を完全に除くと多孔性マトリックスが残る。5mlの水に再懸
濁した後に、271mosmolの浸透圧調整剤を用いてほぼ等張に調整する。
物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が6.64×109 発
生する。
実施例31
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのZonyl(
登録商標)−FSO−100(MG:〜725g/mol)と60gの水を加え
る。ついで実施例1記載の作業を行う。続いて乾燥した後、ヘキサフルオロエタ
ンでガス交換する。6mlの水に再懸濁した後に、289mosmolの浸透圧
調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲
の気泡が4.07×109 発生する。
実施例32
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのTriton
(登録商標)−X−100(MG:874g/mol)と60gの水を加える。
ついで実施例1記載の作業を行う。その後乾燥てからヘキサフルオロエタンでガ
ス交換する。6mlの水に再懸濁した後に、290mosmolの浸透圧調整剤
を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡
が3.01×109 発生する。
実施例33
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのTween(
登録商標)20(MG:718g/mol)と60gの水を加える。ついで実施
例1記載の作業を行う。続いて乾燥した後、ヘキサフルオロエタンでガス交換す
る。6mlの水に再懸濁した後に、289mosmolの浸透圧調整剤を用いて
等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が4.2
7×109 発生する。
実施例34
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのCremop
hor(登録商標)RH40(MG:〜2700g/mol)と60gの水を加
える。ついで実施例1記載の作業を行う。続いて乾燥した後、ヘキサフルオロエ
タンでガス交換する。6mlの水に再懸濁した後に、291mosmolの浸透
圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範
囲の気泡が1.76×109 発生する。
実施例35
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのRewode
rm(登録商標)Li48−50(MG:〜3800g/mol)と60gの水
を加える。ついで実施例1記載の作業を行う。それから乾燥し、ヘキサフルオロ
エタンでガス交換する。6mlの水に再懸濁した後に、288mosmolの浸
透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの
範囲の気泡が9.58×109 発生する。
実施例36
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gの
Solutol(登録商標)HS15(MG:〜1000g/mol)と60g
の水を加える。ついで実施例1記載の作業を行う。乾燥後、ヘキサフルオロエタ
ンでガス交換する。6mlの水に再懸濁した後に、289mosmolの浸透圧
調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲
の気泡が2.52×109 発生する。
実施例37
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのLutrol
(登録商標)F68(MG:〜8600g/mol)と60gの水を加える。つ
いで実施例1記載の作業を行う。乾燥後、ヘキサフルオロエタンでガス交換する
。6mlの水に再懸濁した後に、290mosmolの浸透圧調整剤を用いて等
張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が4.32
×109 発生する。
実施例38
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのSpan(登
録商標)85(MG:1028g/mol)と60gの水を加える。ついで実施
例1記載の作業を行う。乾燥後、ヘキサフルオロエタンでガス交換する。6ml
の水に再懸濁した後に、291mosmolの浸透圧調整剤を用いて等張にする
。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が6.65×109
発生する。
実施例39
30gのイオヘキソール(MG:821g/mol)に0.3gのZonyl
(登録商標)−FSN(MG:〜950g/mol)と70gの水を加える。つ
いで実施例1記載の作業を行う。乾燥後、ヘキサフルオロエタンでガス交換を行
う。5mlの水に再懸濁し
た後に、269mosmolの浸透圧調整剤を用いてほぼ等張にする。物質1グ
ラム当たり0.56−7.46μmの範囲の気泡が8.25×109 発生する。
実施例40
30gのガドブトロール(MG:605g/mol)に0.3gのSolut
ol(登録商標)HS15(MG:〜1000g/mol)と70gの水を加え
る。完全に溶解するまで攪拌する。この溶液を3g取って別容器に移し、液体窒
素で凍結する。それから実施例1に従い作業を行う、乾燥後、へキサフルオロエ
タンでガス交換を行う。5mlの水に再懸濁した後に、271mosmolの浸
透圧調整剤を用いてほぼ等張に調整する。物質1グラム当たり0.56−7.4
6μmの範囲の気泡が2.11×109 発生する。
実施例41
実施例22作成の本発明の造影剤の生体への応用。
ビーグル犬[雌、体重11.2kg(KGWによる)]を麻酔し(およそ2/
3窒素と、およそ1/3N2 O1.5−2%エンフルランの吸引麻酔剤、自然呼
吸による吸引)、心臓の超音波検査の準備をした。試験は超音波システムマーク
HP(77020E型、5MHzトランスダクター)を用いB−モードで実施し
た。実験動物に試験物質を静脈注射(実施例22の本発明の造影剤)した。対照
物質として国際特許出願公開第95/22994号に類似の造影剤(実施例12
)を使用した。
使用した用量は本発明の造影剤ならびに対照物質ともに0.1mg/kgKG
Wである。結果は図4に強度の経時変化として表した。本発明の造影剤では、平
坦(ゆっくりと低下)な線は−以下図5〜8共に同様に見られる−が認められた
。このことから、本発明の造影剤は従来技術による造影剤に比べ、静脈注射後長
時間造影効果
を維持していることが分かる。この造影特性によって、医師は長時間の検査が可
能になる(検査窓)。さらに追加の注射による患者の負担を少なくすることがで
き、コスト/利便性が向上する。
実施例42
実施例27により作成された本発明造影剤の生体内への応用。
実施例41記載の方法と同様にして実施した。試験物質は実施例27)に記載
した製剤を使用し、対照物質には国際特許出願公開第95/22994号(実施
例12)の造影剤を使用した。対照物と試験物質の用量は同一でそれぞれ0.1
mg/kgKGWである。
強度−時間経過を図5に示した。
実施例43
実施例28により作成された本発明造影剤の生体内への応用。
実施例41記載の方法と同様にして、実験動物に11.9kgKGWの用量で
投与し実施した。試験物質は実施例28に記載した製剤を使用し、対照物質には
欧州特許第0365467号(実施例1)の造影剤を使用した。実施例28の本
発明の造影剤は0.05ml/kgの用量で、対照物質は0.2ml/kgの用
量で用いた。試験結果は図6に強度−時間経過の形で表した。いずれの場合でも
、本発明の造影剤では使用量が少ないにもかかわらず強いコントラストが長い間
維持されていた。
実施例44
実施例29により作成された本発明造影剤の生体内への応用。
実施例43記載の方法と同様にして作業した。試験物質は実施例29に記載し
た製剤を使用し、対照物質には欧州特許第0365467号(実施例1)の造影
剤を使用した。
本発明の造影剤は0.05ml/kgKGWの用量で、対照物質は0.2ml
/kgKGWの用量で用いた。試験の結果は強度−時
間経過の形で図7に表した。
実施例45
実施例19により作成された本発明造影剤の生体内への応用。
ビーグル犬(雌、9.7kgKGW)を麻酔し、その後は実施例41記載の方
法と同様にして作業した。試験物質としては実施例19に記載した製剤を使用し
、対照物質には国際特許出願公開第95/22994号(実施例12)の造影剤
を使用した。
対照物質と試験物資つの用量は0.1ml/kgKGWである。
強度−時間経過を図8に示した。
実施例46
実施例5により作成された本発明造影剤の生体内への応用:
実施例45記載の方法と同様にして作業した。試験物質としては実施例5に記
載した製剤を使用し、対照物質としては国際特許出願公開第95/22994号
(実施例12)の造影剤を使用した。対照物質と試験物質の用量は同一で0.1
ml/kgKGWである。
試験の結果は図9に示した。図はイヌの心臓である。それぞれ以下を示す:
(a)造影前
(b)対照物質の最大造影
(c)試験物質の最大造影
(d)最大造影1分後の造影(対照物質)
(e)最大造影1分後の造影(試験物質)
図より明らかな如く、本発明の造影剤は特に長期間の検査でも有効であった。
実施例47
実施例11により作成された本発明造影剤の生体内への応用:
実施例41記載の方法と同様にして作業した。試験物質としては
実施例11に記載した製剤を使用し、対照物質としては国際特許出願公開第95
/22994号(実施例12)の造影剤を使用した。対照物質と試験物質の用量
は同一で0.1ml/kgKGWである。
試験結果は図10に示す。(a)から(e)までの意味図9に同じである。
実施例48
実施例31,35,39で作成した本発明の造影剤の生体への応用。
ビーグル犬(雌、9.6kgKGW)を麻酔し(およそ2/3窒素と、およそ
1/3N2 O、1.5−2%エンフランからなる吸引麻酔剤を自然呼吸で吸引さ
せた)、心臓の超音波検査の準備をした。検査は超音波システムマークHP(7
7020E型、5MHzトランスダクター)を用いB−モードで実施した。実験
動物に実施例31,35,39により製造した試験物質もしくは国際特許出願公
開第95/11994号(実施例12)に類似の従来技術による造影剤注射液を
対照物質として静脈注射した。
使用した用量は本発明の造影剤ならびに対照物質ともに0.1mg/kgKG
Wである。結果は強度値の形で表1に示した。本発明の造影剤は、静脈注射で投
与した場合でも、対照物質に比べて明らかに強い造影レベルを示することが分か
る。
実施例49
実施例4,8,9で作成した本発明の造影剤の生体への応用。
ビーグル犬(雌、9.7kgKGW)を麻酔し(およそ2/3窒素と、およそ
1/3N2 O、1.5−2%エンフランからなる吸引麻酔剤、自然吸引)、心臓
の超音波検査の準備をした。検査は超音波システムマークHP(77020E型
、5MHzトランスダクター)を用いB−モードで実施した。実験動物に実施例
4,8,9により作成した試験物質もしくは国際特許出願公開第95/2299
4号(実施例12)に類似の方法で作成された従来技術による造影剤注射液を対
照物質として静脈注射した。
使用した用量は本発明の造影剤ならびに対照物質ともに0.1mg/kgKG
Wである。結果は表2に強度−時間曲線の積算値(密度単位×秒)の形で示した
。本発明の造影剤は静脈注射で投与した場合でも、高い積算値を示すことが分か
る。
実施例50
実施例8と19で作成した本発明の造影剤の生体への応用。
ビーグル犬(雄、15.5kgKGW)を麻酔し(23%窒素と、1−3%エ
ンフランからなる吸引麻酔剤、残りは窒素:自然吸引)、大腿動脈からスペクト
ラルドップラー信号を取るように準備をした。検査は超音波システムATL U
M−9にL10−5型トランスダクタ−を装着したもので実施した。実験動物に
実施例8あるいは19により作成した試験物質、もしくは国際特許出願公開第9
5/22994号(実施例12)の方法で作成し造影剤注射液を対照物質として
静脈注射した。注射用量は0.1mg/kgKGWである。
スペクトラルドップラー信号を強度を利用して評価し、時間に対して表示した
。強度−時間−曲線下面積(積算値)を表3に示した。実施例51
ビーグル犬(雌、9.7kgKGW)を麻酔し(およそ2/302 :およそ1
/3N2 O;1.5−3%エンフランからなる吸引麻酔剤;自然吸人)、腎臓の
灌流試験の準備をする。試験は超音波システムマークHP(Sonos1000
型、5MHz)を用いカラードップラーモードで実施した。実験動物は固定され
、実施例22の造影剤を静脈注射(0.1mg/kgKWG)された。投与後、
腎臓の灌流画像を投薬まえのものと比較すると、明らかに改善されていた。
実施例52
ビーグル犬(雌、9.7kgKGW)を麻酔し(およそ2/302 :およそ1
/3N2 O;1.5−3%エンフランからなる吸引麻酔剤;自然吸入)、腹部大
動脈の超音波検査の準備をした。試験は超音波システムマークATLタイプUM
9に超音波発信装置C10−5を装着しハーモニックBモードで実施した。実験
動物は固定され、実施例8の造影剤を静脈注射(用量0.1mg/kgKWG)
された。投与終了直後、血管腔のエコーが顕著になった。注射前は血管腔は増強
されていなかった。
実施例53
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.4gのエトキシ化脂
肪酸モノエタノールアミド(AminolN(登録商標)、MG:480g/m
ol)と60gの水を加える。ついで実施例1記載の作業を行う。6mlの水に
再懸濁した後に、浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.5
6−7.46μmの造影分解能の気泡が20.34×109 発生する。
実施例54
0.67gのパルミチン酸−ステアリン酸ショ糖7を100gの水に加え、超
音波にて加温する。これを冷却して、僅かに濁った安定した液を得る。このオパ
ール色の液60gに40gのイオプロミド(MG:791g/mol)を加える
。さらに実施例1記載の作業を行う。6mlの水に再懸濁した後に、浸透圧調整
剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの造影分解
能の気泡が62.01×109 発生する。
実施例55
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に60gのパルミチン酸−
ステアリン酸ショ糖15−液(w=0.67%)を加える。ついで実施例1記載
の作業を行う。6mlの水に再懸濁した後に、浸透圧調整剤を用いて等張にする
。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの造影分解能の気泡が38.97
×109 発生する。
実施例56
0.67gのパルミチン酸−ステアリン酸ショ糖7を100gの水に加え、超
音波にて加温する。これを冷却して、僅かに濁った安定した液を得る。このオパ
ール色の液60gに40gのイオプロミド(MG:791g/mol)を加える
。さらに実施例1記載の作業を行う。過フッ化エタンでガス交換を行う。6ml
の水に再懸濁
した後に、浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7
.46μmの造影分解能の気泡が2.82×109 発生する。
実施例57
0.67gのパルミチン酸−ステアリン酸ショ糖7を100gの水に加え、超
音波にて加温する。これを冷却して、僅かに濁った安定した液を得る。このオパ
ール色の液60gに40gのイオプロミド(MG:791g/mol)を加える
。完全に溶解するまで攪拌する。この液全体をデカフロロブタン液内に浸して凍
結する。固体から気体発生状態に直接移行する条件下で水を除いた後に、産物1
gをとってデカフルオロブタンを用いてガス交換する。3mlの水に再懸濁した
後に、浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.4
6μmの造影分解能の気泡が34.07×109 発生する。
実施例58
0.4gの水素化したホスファチジルコリン(ProLipoH、登録商標)
を60gの水に加え、ついで0.4gのイオプロミド(MG:791g/mol
)を加える。さらに実施例1記載の作業を行う。6mlの水に再懸濁した後に、
浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μm
の造影分解能の気泡が27.97×109 発生する。
実施例59
0.4gの水素化した油を含まないダイズレシチン(Epikuron100
H、登録商標)を60gの水に加え、ついで0.4gのイオプロミド(MG:7
91g/mol)を加える。さらに実施例1記載の作業を行う。6mlの水に再
懸濁した後に、浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56
−7.46μ
mの造影分解能の気泡が52.97×109 発生する。
実施例60
1.5gのパルミチン酸−ステアリン酸ショ糖7を100gの水に加え、超音
波にて加温する。これを冷却して、僅かに濁った安定した液を得る。このオパー
ル色の液70gに30gのマルトオリゴ糖(MG:684g/mol)と0.1
gPVA(MG:10000g/mol)を加える。得られた液4gを別容器に
取る。続いて実施例1に従い作業する。6mlの水に再懸濁した後に、浸透圧調
整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの造影分
解能の気泡が9.37×109 発生する。
実施例61
0.6gの水素化したホスファチジルコリン(ProLipoH、登録商標)
を70gの水に加え、ついで30gのマルトオリゴ糖(MG:684g/mol
)を加える。この液を4gとって別容器に移す。実施例1記載の作業を行う。6
mlの水に再懸濁した後に、浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当
たり0.56−7.46μmの造影分解能の気泡が21.08×109 発生する
。
実施例62
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に0.04gのモノラウリ
ン酸ポリオキエチレンソルビタン(Tween21、登録商標)と60gの水を
加える。これを完全に溶解するまで攪拌する。得られた液から5gを取って、別
容器に移し、液体プロパン内に漬けて凍結する。個体からガス形成状態に直接移
行する条件下において水を取り除いてから、凝集塊を溶かし、デカフルオロブタ
ンでガス交換する。6mlの水に再懸濁した後に、浸透圧調整剤を用いて等張に
する。物質1グラム当たり0.56−7.46μmの
造影分解能の気泡が3.77×109 発生する。
実施例63
0.67gのパルミチン酸−ステアリン酸ショ糖7を100gの水に加え、超
音波にて加温する。これを冷却して、僅かに濁った安定した液を得る。このオパ
ール色の液60gに40gのイオプロミド(MG:791g/mol)を加える
。得られた液から5gを取って、別容器に移し、液体ブタン内に漬けて凍結する
。個体からガス形成状態に直接移行する条件下に於いて水を取り除いてから、凝
集塊を溶かし、デカフルオロブタンでガス交換する。さらに実施例1記載の作業
を行う。6mlの水に再懸濁した後に、浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質
1グラム当たり0.56−7.46μmの造影分解能の気泡が34.16×109
発生する。
実施例64
40gのイオプロミド(MG:791g/mol)に水を加え、完全に溶解す
る。0.4gの水素化したホスファチジルコリン(ProLipoH、登録商標
)を3級ブタノールで完全に溶解する。上記の液を一つにまとめてから、水を加
えて総重量100gとする。その後実施例1に従い作業を行う。6mlの水に再
懸濁した後に、浸透圧調整剤を用いて等張にする。物質1グラム当たり0.56
−7.46μmの造影分解能の気泡が15.95×109 発生する。
実施例65
20gのスタキオース(MG:739g/mol)に0.4gの水素化したホ
スファチジルコリン(ProLipoH、登録商標)と80gの水を加える。こ
の液から2.5gを取り出し別容器に移す。その後実施例1に従い作業を行う。
2.5mlの水に再懸濁した後に、浸透圧調整剤を用いて等張にする。
実施例66
ビーグル犬(雌、11.8kg体重)を麻酔し(23%窒素と、1−3%エン
フランからなる吸引麻酔剤、残りは窒素:自然吸引)、大腿動脈からスペクトラ
ルドップラー信号を取るように準備をした。検査は超音波システムATL UM
−9にL10−5型トランスダクタ−を装着したもので実施した。実験動物を固
定し、実施例54により作成した灌流物質(0.05ml/kg)、または欧州
特許第0 365 467号(実施例1、0.2ml/kg)の方法で作成した
造影剤注射液を対照物質として静脈注射した。図11には両薬注射時の強度−時
間−変化を示す。本発明の造影剤が明らかに強く長期間持続する造影効果を有し
ていることが分かる。
実施例67
ビーグル犬(雌、11.9kg体重)を麻酔し(23%窒素と、1−3%エン
フランからなる吸引麻酔剤、残りは窒素:自然吸引)、大腿動脈からスペクトラ
ルドップラー信号を取るように準備をした。検査は超音波システムATL UM
−9にL10−5型トランスダクタ−を装着したもので実施した。実験動物を固
定し、実施例58により作成した灌流物質(0.05ml/kg)、または欧州
特許第0 365 467号(実施例1、0.2ml/kg)の方法で作成した
造影剤注射液を対照物質として静脈注射した。図12には両薬注射時の強度−時
間−変化を示す。本発明の造影剤が明らかに強く長期間持続する造影効果を有し
ていることが分かる。
実施例68
ビーグル犬(雌、12.1kg体重)を麻酔し(23%窒素と、1−3%エン
フランからなる吸引麻酔剤、残りは窒素:自然吸引)、大腿動脈からスペクトラ
ルドップラー信号を取るように準備をした。検査は超音波システムATL UM
−9にL10−5型トラン
スダクタ−を装着したもので実施した。実験動物を固定し、実施例59により作
成した灌流物質(0.05ml/kg)、または欧州特許第0 365 467
号(実施例1、0.2ml/kg)の方法で作成した造影剤注射液を対照物質と
して静脈注射した。強度−時間曲線下の面積は対照の252.2%であった。
実施例69
ビーグル犬(雌、12.1kg体重)を麻酔し(23%窒素と、1−3%エン
フランからなる吸引麻酔剤、残りは窒素:自然吸引)、大腿動脈からスペクトラ
ルドップラー信号を取るように準備をした。検査は超音波システムATL UM
−9にL10−5型トランスダクタ−を装着したもので実施した。実験動物を固
定し、実施例64により作成した灌流物質(0.05ml/kg)、または欧州
特許第0 365 467号(実施例1、0.2ml/kg)の方法で作成した
造影剤注射液を対照物質として静脈注射した。強度−時間曲線下の面積は対照の
223.8%であった。
実施例70
ビーグル犬(雄、17.1kg体重)を麻酔し(23%窒素と、1−3%エン
フランからなる吸引麻酔剤、残りは窒素:自然吸引)、大腿動脈からスペクトラ
ルドップラー信号を取るように準備をした。検査は超音波システムATL UM
−9にL10−5型トランスダクタ−を装着したもので実施した。実験動物を固
定し、実施例65により作成した灌流物質(0.05ml/kg)、または欧州
特許第0 365 467号(実施例1、0.2ml/kg)の方法で作成した
造影剤注射液を対照物質として静脈注射した。強度−時間曲線下の面積は対照の
181.0%であった。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),AL,AM,AU,A
Z,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,EE
,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,
KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LV,MD,M
G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,RO
,RU,SD,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,
TT,UA,UG,US,UZ,VN
(72)発明者 フリッツ,トーマス
ドイツ連邦共和国,デー−12169 ベルリ
ン,エリセンシュトラーセ 2
(72)発明者 サドマン,フィオレッタ
ドイツ連邦共和国,デー−13357 ベルリ
ン,バッドシュトラーセ 64
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.低分子基本体、界面活性剤、ならびに気体を含む多孔性の固形の水溶性マ トリックスにあって、当該気体が当該マトリックスの孔内に封じ込められている 超音波診断用物質の製造のための材料。 2.基本体としてアミノ酸、多アミノ酸、ペプチド、蛋白質、単糖、二糖、三 糖、四糖、オリゴ糖、ならびに多糖、ならびにそれらの誘導体、合成糖およびそ の誘導体からなる分子量15,000ダルトン未満の水溶性基本体を含む請求項 1の多孔性マトリクッス。 3.基本体として、L−グリシン、L−アラニン、L−バリン、L−ロイシン 、L−イソロイシン、L−フェニルアラニン、L−プロリン,L−ヒドロキシプ ロリン、L−セリン、L−スレオニン、L−トリプトファン、L−アスパラギン 、L−グルタミン、L−アルギニン、L−ヒスチジン、グリシル−グリシン、グ リシル−グリシル−グリシン、グルコース、ガラクトース、フルクトース、マン ノース、ソルボース、サッカロース、ラクトース、マルトース、トレハロース、 ゲンチオビオース、ラクツロース、ツラノース、マルトトリオース、メリビオー ス、メレチトース、マルトテトラオース、マルトペンタオース、スタキオース、 アラビノース、キシロース、リボース、ズルシトール、キシリトール、マンニト ール、リビトール、イノシトール、ソルビトール、α、β、γ−シクロデキスト リン、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン、デキストラン8、デキス トリン及び/またはフィコールを含む請求項1ないし2の多孔性マトリックス。 4.基本体としてレントゲン造影剤あるいは核磁気共鳴画像診断用造影剤を含 む請求項1または2に記載の多孔性マトリックス。 5.基本体としてイオプロミド、イオトロラン、イオパミドール 及び/またはイオヘキソールを含む請求項4の多孔性マトリックス。 6.基本体としてGd−DTPA(ガドペンテン酸)、Gd−DTPA−ジメ グルミン塩(Magnevist)、Gd−EOB−DTPA(ガドキセット酸 、2ナトリウム塩)及び/またはガドブトロールを含む請求項4に記載の多孔性 マトリックス。 7.界面活性剤として水溶性の非イオン性界面活性剤を含み、マトリックスに 対する表面活性剤の比率が0.01から10%(m/m)である請求項1〜6の いずれか1項に記載の多孔性マトリックス。 8.界面活性剤としてソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオ キシエチレン脂肪酸エステル、グリセリンポリオキシエチレン脂肪酸エステル、 必要に応じて一部を水素化し得るエトキシ化モノ−、ジ−、トリグリセリドもし くはこれらのエトキシ化混合物、エトキシ化リジヌス油、エトキシ化フェノール 、ポリオキシエチレン脂肪酸アルコールエーテル、ポリグリセロール脂肪酸エス テル、ソルビタン過フッ化脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン過フ ッ化脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン−ソルビトール過フッ化脂肪酸エステ ル、ポリオキシエチレン過フッ化脂肪酸エステル、エトキシ化リジヌス油、ポリ オキシエチレン過フッ化脂肪アルコールエーテル、ポリグリセロール過フッ化脂 肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン−ポリマー、フルオロ アルキルポリ(エチレンオキシド)アルコールサッカライド脂肪酸エステル、サ ッカライド脂肪酸エーテル、エトキシ化サッカライド脂肪酸エステル、エトキシ 化サッカライド脂肪酸エーテル、脂肪酸エタノールアミド及び/またはエトキシ 化脂肪酸エタ ノールアミドを含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の多孔性マトリックス。 9.界面活性剤としてリン脂質を含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の多 孔性マトリックス。 10.界面活性剤として、過フッ化炭水化物基本成分及び/または分子量が< 15,000ダルトンである界面活性剤を含む請求項1〜9のいずれか1項に記 載の多孔性マトリックス。 11.気体として窒素、酸素、CO2 、空気及びフッ化化気体形成化合物を含 む請求項1〜10の多孔性マトリックス。 12.気体としてテトラフルオルアレン、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエ ン、デカフルオロブタン、過フッ化−1−ブテン、過フッ化−2−ブテン、過フ ッ化−2−ブチン、オクタフルオロシクロブタン、過フッ化シクロブテン、過フ ッ化シクロペンタン、過フッ化ジメチルアミン、ヘキサフルオロエタン、テトラ フルオロエチレン、ペンタフルオロチオ(トリフルオロ)メタン、テトラフルオ ロメタン、過フッ化プロパン及び/または過フッ化プロピレンを含む請求項1〜 11の多孔性マトリックス。 13.気体として過フッ化化物質を含む請求項1〜12の多孔性マトリックス 。 14.水溶性賦形剤溶媒として、場合によっては医薬品に通常使用される添加 物を含むこともある水を含む請求項1〜13のいずれか1項に記載の多孔性マト リックスから作製される超音波造影剤。 15.賦形剤溶媒として生理的電解質溶液、1もしくは2価以上のアルコール 、または単糖もしくは二糖の水溶液を含む請求項14の超音波造影剤。 16.次よりなる気泡含有超音波造影剤製造用キット、 a)内容物を無菌条件下に取り出すことができる栓を備え、かつ 水溶性懸濁溶媒が充填された第一の容器と b)無菌条件下に懸濁溶媒を加えることができる栓を備え、かつ請求項第1〜 13のいずれか1項に記載の多孔性マトリックスと気体が充填され、第一の容器 に充填された懸濁溶媒が完全に入るだけの容積を有する第二の容器。 17.まず所望の基本体水溶液を作製し、場合によってこれに気体安定化のた めに界面活性剤を加え、ついで作製された溶液を凍結乾燥し、十分に乾燥した後 に多孔性マトリックスを所望する気体で換気することを特徴とする請求項1〜1 3のいずれか1項に記載の多孔性マトリックスの製造方法。
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