JP2000504344A - 洗浄用化粧組成物およびその使用 - Google Patents

洗浄用化粧組成物およびその使用

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、化粧に許容される媒体に(A)洗浄ベースおよび(B)オイルナノエマルジョンを含むコンディショニング系を含有する、新規の洗浄剤およびコンディショニング組成物に関する。本発明は、髪および皮膚の洗浄およびケアに使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 洗浄用化粧組成物およびその使用 本発明は、髪のようなケラチン物質を同時に洗浄およびコンディショニングす る特性が改善された新規の化粧用組成物に関し、該化粧品組成物は化粧品に許容 される水性ビヒクル中に、洗浄力を備えた界面活性剤からなる洗浄ベースを含み 、コンディショニング剤として以下のナノエマルジョンも含む。本発明は、上記 化粧的適用における前記組成物の使用にも関する。 特にアニオン性、非イオン性および/または両性型とされるが、とりわけアニ オン性型の通常の界面活性剤を必須にベースとする洗浄用組成物(例えばシャン プー)が、髪のようなケラチン物質をクリーニングおよび/またはウォッシング するために通常用いられる。これらの組成物は濡れた髪に適用され、手でマッサ ージまたは摩擦することによって生じた泡が、水ですすいだ後に、最初に髪に存 在していた種々の汚れの除去を可能にする。 これらのベース組成物は、確かに良好な洗浄力を備えているが、このような洗 浄処置の比較的攻撃的な性質は、長期間の内に、髪の繊維の内部または表面に保 持された脂質またはタンパクを徐々に除去して、多かれ少なかれ顕著なダメージ を髪の繊維に与えるので、かかる組成物に付与された本来の化粧特性はかなり弱 いものとされる。 結果的に、上記洗浄組成物、特に敏感な髪(すなわち、大気中の試薬および/ またはパーマネントウェーブ、染色またはブリーチのような髪のトリートメント の化学的作用の下でダメージを受けた、あるいは脆化したことが見出された髪) に適用されることが要求される洗浄組成物の化粧特性を改良するために、髪の繊 維が多かれ少なかれ繰り返し受ける種々の処置または攻撃によって誘発される有 害または望ましくない効果を主に修復または制限することを意図して、通常、コ ンディショニング剤として知られる付加的な化粧剤が組成物に導入される。これ らのコンディショニング試薬は、当然に、ナチュラルヘアの化粧的挙動を改良す ることもできる。 この目的のために、植物または動物油を使用することが既に提案されている。 洗浄およびコンディショニング組成物において用いられる油が不溶性であること から、組成物の粘性の低下および洗浄性および気泡性の減退を引き起こすことな く、媒体中の分散物として油を維持することが目的とされる。この油は、適用に 依存して、油っぽい性質を付与することなく、柔軟性、光沢およびもつれのほど き易さを付与するために、処理されたケラチン物質に保持されなければならない 。 しかして、この問題について相当な研究を行ったところ、出願人の会社は(A )洗浄ベースと、(B)150nm未満の平均粒径の油性小球体を含む少なくと も一つの水中油型エマルジョンを含み、かつ45℃未満の周囲温度で液状の少な くとも一つの非イオン性両親媒性脂質を含む両親媒性脂質相を含むコンディショ ニング系とを用いて、良好な本来的な洗浄力並びに特に気泡力を維持しながら、 優れた化粧品特性、特にスタイリング容易性、形状保持、鮮やかさおよび処理さ れた髪の密度(body)を示す安定な洗浄用組成物が得られることを見出した。 これらの新規の組成物は、従来のエマルジョンと比較して髪に大量の油を堆積 させることを可能にするが、油っぽい感触や視覚的外観を与えない。 本発明にかかる組成物は、すすぎ後に、髪に特にもつれほどき易さおよび密度 、軽さ、滑らかさ、柔軟性およびしなやかさの寄与によって示される顕著な処置 効果を付与するが、油っぽい感触を与えない。 しかして、本発明の主題は、新規の洗浄およびコンディショニング組成物であ って、化粧品に許容される水性媒体において、(A)洗浄ベースと、(B)15 0nm未満の平均粒径の油性小球体を含む少なくとも一つの水中油型エマルジョ ンを含み、かつ45℃未満の周囲温度で液状の少なくとも一つの非イオン性両親 媒性脂質を含む両親媒性脂質相を含むコンディショニング系とを含むことを特徴 とする。 本発明の別の主題は、髪および皮膚のようなケラチン物質からメイクアップを クリーニングおよび/または除去するため、および/またはケラチン物質をコン ディショニングするための、上記組成物の化粧品における使用である。 上述したように、本発明にかかる生成物の組成物の一部を形成する必須成分は 、(A)洗浄ベースと、(B)150nm未満の平均粒径の油性小球体を含む少 なくとも一つの水中油型エマルジョンを含み、かつ両親媒性脂質相を含むコンデ ィショニング系であり、この両親媒性脂質相は、45℃未満の周囲温度で液状の 少なくとも一つの非イオン性両親媒性脂質を含むことを特徴とする。 A−洗浄ベース: 本発明にかかる組成物は、洗浄ベース、一般的には水性洗浄ベースを必須に含 む。 洗浄ベースを形成する界面活性剤は、無差別に、単独または混合物として、ア ニオン性、両性、非イオン性およびカチオン性界面活性剤から選択される。 しかしながら、本発明によれば、洗浄ベースは、好ましくは、アニオン性界面 活性剤、またはアニオン性界面活性剤と両性界面活性剤との混合物を含み、さら に好ましくはこの種のみの界面活性剤または界面活性剤の混合物を含む。 洗浄ベースの最小量は、十分な起泡性(フォーミング)および/または洗浄力 を最終組成物に付与するのに十分な量であるが、過剰に大量の洗浄ベースは、実 際にはさらなる利益を付与するものではない。 しかして、本発明によれば、洗浄ベースは、最終的な組成物の全重量の4〜5 0重量%、好ましくは10〜35重量%、さらに好ましくは12〜25重量%を 示す。 本発明の実施に適した界面活性剤は、特に以下のものである: (i)アニオン性界面活性剤: その性質は、本発明の内容における実際に重大な特徴を奪い取らないものであ る。 しかして、本発明の内容において、単独または混合物として用いられる、アニ オン性界面活性剤の例としては、特に(非限定的列挙)以下の化合物:すなわち 、アルキルスルファート、アルキルエーテルスルファート、アルキルアミドエー テルスルファート、アルキルアリールポリエーテルスルファート、モノグリセリ ドスルファート;アルキルスルホナート、アルキルホスファート、アルキルアミ ドスルホナート、アルキルアリールスルホナート、α−オレフィンスルホナート 、パラフィンスルホナート;アルキルスルホスクシナート、アルキルエーテルス ルホスクシナート、アルキルアミドスルホスクシナート;アルキルスルホスクシ ナマート(alkyl sulphosuccinamates);アルキルスルホアセタート;アルキルエ ーテルホスファート;アシルサルコシナート;アシルイセチオナートおよびN− アシルタウラートの塩類(特にアルカリ金属、特にナトリウム塩、アンモニウム 塩、アミン塩、アミノアルコール塩またはマグネシウム塩)を挙げることができ 、これらの種々の全ての化合物のアルキルまたはアシル基は、好ましくは12〜 20の炭素原子を含み、アリール基は好ましくはフェニルまたはベンジル基を示 す。さらに使用可能なアニオン性界面活性剤の中では、オレイン酸、リシノール 酸、パルミチン酸およびステアリン酸の塩のような脂肪酸の塩、コプラ油の酸ま たは水素化コプラ油の酸、並びにアシル基が8から20の炭素原子を含むアシル ラクチラート(acyllactylates)を挙げてもよい。アルキル−D−ガラクトシドウ ロン酸およびその塩、並びにポリオキシアルキレン化(C6−C24)アルキルエ ーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化(C6−C24)アルキルアリールエ ーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化(C6−C24)アルキルアミドエー テルカルボン酸およびこれらの塩であって、特に2から50のエチレンオキシド 基を含むもの、並びにこれらの混合物のような、弱いアニオン性界面活性剤を用 いることも可能である。 アニオン性界面活性剤の中では、本発明に従って、アルキルスルファートおよ びアルキルエーテルスルファート塩、並びにこれらの混合物を用いることが好ま しい。 (ii)非イオン性界面活性剤: 非イオン性界面活性剤そのものは、それ自身周知の化合物であり(これについ ては、特に“Handbook of Surfactants”M.R.Porter著、Blackie & Son発行(Gla sgow and London),1991,pp.116-178参照)、本発明の内容において、これらの 性質は何ら重要な特徴を奪うものではない。これらは特に、(非限定的列挙)ア ルコール、アルファージオール、アルキルフェノール、または例えば8から18 の炭素原子を含む脂肪鎖を備えたポリエトキシル化、ポリプロボキシル化また はポリグリセロール化された脂肪酸から選択され、エチレンオキシドまたはプロ ピレンオキシド基の数を特に2から50の範囲とすることかでき、グリセロール 基の数を特に2から30の範囲とすることができる。脂肪アルコールを用いた、 エチレンとプロピレンオキシドの縮合物並びにエチレンとプロピレンオキシドの コポリマー;すなわち、好ましくは2から30molのエチレンオキシドを有す るポリエトキシル化された脂肪アミド、平均で1から5、特に1.5から4のグ リセロール基を含むポリグリセロール化された脂肪アミド;好ましくは2から3 0molのエチレンオキシドを有するポリエトキシル化された脂肪アミン;2か ら30molのエチレンオキシドを有するソルビタン脂肪酸のオキシエチレン化 されたエステル;脂肪酸のスクロースエステル、脂肪酸のボリエチレングリコー ルエステル、アルキルポリグリコシド、N−アルキルグルカミン誘導体、(C10 −C14)アルキルアミンの酸化物またはN−アシルアミノプロピルモルホリンオ キシドのようなアミン酸化物を挙げてもよい。アルキルポリグリコシドが、本発 明の範囲に含まれる非イオン性界面活性剤を構成することに注意する。 (iii)両性界面活性剤 その性質は本発明の内容における重大な特徴を何ら奪うものではないが、両性 界面活性剤は、特に(非限定的列挙)脂肪族基が8から22の炭素原子を含み、 かつ少なくとも一つの水溶性アニオン性基を含む直鎖または分枝鎖である脂肪族 の第二級または第三級アミンの誘導体(例えばカルボン酸塩、スルホン酸塩、硫 酸塩、リン酸塩またはホスホナート(phosphonate))であってもよい;すなわち 、(C8−C20)アルキルベタイン、スルホベタイン、(C8−C20)アルキルア ミド(C1−C6)アルキルベタインもしくは(C8−C20)アルキルアミド(C1 −C6)アルキルスルホベタインをさらに挙げることができる。 アミン誘導体の中では、米国特許第2528378号および米国特許第278 1354号に記載されており、以下の構造式: R2−CONHCH2CH2−N(R3)(R4)(CH2COO−) (2) [上式において、 R2は、加水分解されたコプラ油に存在する酸R2−COOH、ヘプチル、ノニル もしくはウンデシル基から誘導されたアルキル基を示し、R3は、ベーターヒド ロキシエチル基を示し、R4はカルボキシメチル基を示す]、並びに R2'−CONHCH2CH2−N(B)(C) (3) [上式において、 Bは−CH2CH2OX’を示し、Cは−(CH2z−Y’を示し、Z=1または 2であり、 X’は−CH2CH2−COOH基または水素原子を示し、 Y’は−COOHまたは−CH2−CHOH−SO3H基を示し、 R2'はコプラ油または加水分解されたアマニ油中に存在する酸R9−COOHの アルキル基、特にC7、C9、C11またはC13のアルキル基、C17アルキル基およ びそのイソ形態または不飽和のC17基を示す] を備える、Miranolの名称で市販されている製品を挙げることができる。 これらの化合物は、CTFA辞書、第5版、1993に、ココアンホジアセタ ート二ナトリウム(Disodium Cocoamphodiacetate)、ラウロアンホジアセタート 二ナトリウム(Disodium Lauroamphodiacetate)、カプリルアンホジアセタート二 ナトリウム(Disodium Caprylamphodiacetate)、カプリロアンホジアセタート二 ナトリウム(Disodium Capryloamphodiacetate)、ココアンホジプロピオナート二 ナトリウム(Disodium Cocoamphodipropionate)、ラウロアンホジプロピオナート 二ナトリウム(Disodium Lauroamphodipropionate)、カプリルアンホジプロピオ ナート二ナトリウム(Disodium Caprylamphodipropionate)、カプリロアンホジプ ロピオナート二ナトリウム(Disodium Capryloamphodipropionate)、ラウロアン ホジプロピオン酸(Lauroamphodipropionic acid)、およびココアンホジプロピオ ン酸(Cocoamphodipropionic acid)の名称で分類されている。例として、Rhone-P oulenc社によって濃縮されたMiranol C2Mの商品名で市販されているココアンホ ジアセタートを挙げることができる。 本発明にかかる組成物において、好ましくは界面活性剤の混合物、特にアニオ ン性界面活性剤および両性または非イオン性界面活性剤の混合物を使用すること ができる。特に好ましい混合物は、少なくとも一つのアニオン性界面活性剤と少 なくとも一つの両性界面活性剤からなる混合物である。 好ましくは、(C12−C14)アルキル硫酸ナトリウム、トリエタノールアミン またはアンモニウム、2.2モルのエチレンオキシドでオキシエチレン化された (C12−C14)アルキルエーテル硫酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸ナトリ ウム(sodium cocoylisethionate)およびアルファー(C14−C16)オレフィンス ルホン酸ナトリウムから選択されたアニオン性界面活性剤、並びにこれらと − Rhone-Poulenc社から38%の活性物質を含む水溶液として“Miranol C2M C onc”の商品名、あるいはMiranol C32の商品名で市販されている、ココアンホジ プロピオン酸二ナトリウムまたはココアンホプロピオン酸ナトリウムと称される アミン誘導体のような両性界面活性剤、または − アルキルベタイン、特にHenkel社から32%の活性物質を含む水溶液として “Dehyton AB 30”の名称で市販されているココイルベタインのような両イオン 性の両性界面活性剤のいずれかとの混合物を用いることができる。 (iv)カチオン性界面活性剤: カチオン性界面活性剤としては、特に(非限定的列挙):任意にポリオキシア ルキレン化された第一級、第二級または第三級脂肪アミンの塩;テトラアルキル アンモニウム、アルキルアミドアルキルトリアルキルアンモニウム、トリアルキ ルベンジルアンモニウム、トリアルキルヒドロキシアルキルアンモニウムまたは アルキルピリジニウムクロリドまたはブロミドのような第四級アンモニウム塩; イミダゾリン誘導体;またはカチオン性のアミン酸化物を挙げることができる。 カチオン性界面活性剤は、その使用が除外されるものではないが、本発明に使用 される好ましい界面活性剤を構成しないことに注意すべきである。 B−コンディショニング系 本発明にかかる組成物は、コンディショニング系として、必須に、平均粒径が 150nm未満の油性小球体を含む水中油型エマルジョンを含み、かつ、両親媒 性脂質相を含み、この両親媒性脂質相は、45℃未満の周囲温度で液状の少なく とも一つの非イオン性両親媒性脂質を含むことを特徴とする。 本発明の非イオン性両親媒性脂質は、好ましくは、シリコーン界面活性剤と、 1から60のエチレンオキシド単位を含むポリエチレングリコール、ソルビタン 、2から30のエチレンオキシド単位を含むグリセロール、あるいは2から15 グリセロール単位を含むポリグリセロールからなる群から選択された少なくとも 一つのポリオールと、少なくとも一つの飽和または不飽和、直鎖または分枝状の C8−C22アルキル鎖を含む少なくとも一つの脂肪酸とのエステルから選択され る。また、上記化合物の混合物を使用することもできる。 本発明で用いられるシリコーン界面活性剤は、少なくとも一つのオキシエチレ ン化された−OCH2CH2−および/またはオキシプロピレン化された−OCH2 CH2CH2−鎖を含むシリコーン化合物である。本発明で用いられるシリコー ン界面活性剤として、米国特許第5364633号および米国特許第54117 44号に記載されているものを挙げることができる。 本発明に用いられるシリコーン界面活性剤は、好ましくは以下の式(I)の化 合物: [式中: R1、R2およびR3は、互いに独立して、C1−C6アルキル基または−(CH2x −(OCH2CH2y−(OCH2CH2CH2)z−OR4基を示し、R1、R2ま たはR3基の少なくとも一つはアルキル基でなく、R4は水素原子、アルキル基ま たはアシル基であり、 AとBが同時にゼロになることがなければ、Aは0から200までの整数であり 、Bは0から50までの整数であり、 xは1から6までの整数であり、yは1から30までの整数であり、zは0から 5までの整数である] である。 本発明の好ましい実施態様によれば、式(I)の化合物において、アルキル基 はメチル基であり、xは2から6までの整数であり、かつyは4から30までの 整数である。 式(I)のシリコーン界面活性剤の例として、以下の式(II)の化合物: [式中、Aは20から105までの整数であり、Bは2から10までの整数であ り、かつyは10から20までの整数である] を挙げてもよい。 式(I)のシリコーン界面活性剤の例として、以下の式(III)の化合物: [式中、A’およびyは10から20までの整数である] を挙げてもよい。 また、本発明の化合物として、Dow Corning社から商品名DC5329、DC 7439−146、DC2−5695およびQ4−3667として市販されてい るものも用いることができる。化合物DC5329、DC7439−146およ びDC2−5695は、式(II)においてそれぞれ、Aが22、Bが2かつyが 12:Aが103、Bが10かつyが12;そしてAが27、Bが3かつyが1 2の化合物である。 化合物Q4−3667は、式(III)において、Aが15かつyが13の化合 物 である。 非イオン性両親媒性脂質の中では、例えば、 − ポリエチレングリコールイソステアラート、分子量400のグリコール、 − ジグリセリルイソステアラート、 − 10のグリセロール単位を含むポリグリセロールラウラート、 − ソルビタンオレアート、 − ソルビタンイソステアラート、 − α−ブチルグルコシドココアート(cocoate)またはα−ブチルグルコシドカ プラートを挙げることができる。 両親媒性脂質相の量に対する、本発明にかかるエマルジョン中に含まれる油分 の量の重量比は、好ましくは2から10、さらに好ましくは3から6の間とされ る。 本発明にかかるエマルジョンの特定の形態は、両親媒性脂質相が一つ以上のイ オン性両親媒性脂質をさらに含むことを特徴とする。 本発明のナノエマルジョンにおいて用いられるイオン性両親媒性脂質は、好ま しくはアニオン性脂質、両性脂質およびカチオン性脂質からなる群から選択され たものか、これらの混合物である。 アニオン性両親媒性脂質は、特に − ジセチルおよびジミリスチルホスファートのアルカリ性塩、 − コレステロールスルファートのアルカリ性塩、 − コレステロールホスファートのアルカリ性塩、 − アシルグルタミン酸ナトリウムおよび二ナトリウムのようなリポアミノ酸、 − ホスファチジン酸のナトリウム塩、 − リン脂質、 − 以下の式 [式中、RはC16−C22アルキル基、特に混合または別個の形態のC1633およ びC1837基を示し、Mはナトリウムのようなアルカリ金属である] のようなアルキルスルホン酸誘導体 からなる群から選択される。 本発明のナノエマルジョンで用いられるカチオン性両親媒性脂質は、好ましく は第四級アンモニウム塩、脂肪アミンおよびこれらの塩からなる群から選択され る。 第四級アンモニウム塩は、例えば、以下に記載するものである。 − 以下の一般式(VIII)を示すもの: [式中、R1ないしR4基は同一であっても異なってもよく、1から30の炭素原 子を含む直鎖状または分枝状脂肪性基、もしくはアリールまたはアルキルアリー ルのような芳香性基を示す。脂肪性基は、特に酸素、窒素、硫黄またはハロゲン のようなヘテロ原子を含むことができる。脂肪性基は、例えばアルキル、アルコ キシ、ポリオキシ(C2−C6)アルキレン、アルキルアミド、(C12−C22)ア ルキルアミド(C2−C6)アルキル、(C12−C22)アルキルアセタートまたは 約1から30の炭素原子を含むヒドロキシアルキル基から選択され、Xはハロゲ ン化物、リン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、(C2−C6)アルキルスルファート、もし くはアルキル−またはアルキルアリールスルホナートからなる群から選択された アニオンである]、 − 例えば以下の式(IX)のようなイミダゾリニウム第四級アンモニウム塩 [式中、R5は8から30の炭素原子を含むアルケニルまたはアルキル基、例え ば 獣脂(tallow)脂肪酸誘導体を示し、R6は水素原子、C1−C4アルキル基または 8から30の炭素原子を含むアルケニルまたはアルキル基を示し、R7はC1−C4 アルキル基を示し、R8は水素原子またはC1-C4アルキル基を示し、Xはハロ ゲン化物、リン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、アルキルスルファート、もしくはアルキ ル−またはアルキルアリールスルホナートからなる群から選択されたアニオンで ある。R5およびR6はそれぞれ、12から21の炭素原子を含むアルケニルまた はアルキル基の混合物、例えば獣脂脂肪酸の誘導体を示し、R7は好ましくはメ チル基を示し、R8は好ましくは水素原子を示す。このような製品は、例えばRew o社から“Rewoquat W 75”の商品名で市販されている]、 − 式(X)の第四級ジアンモニウム塩: [式中、R9は約16から30の炭素原子を含む脂肪性基を示し、R10、R11、 R12、R13およびR14は、同一であっても異なってもよいが、水素原子または1 から4の炭素原子を含むアルキル基から選択され、Xはハロゲン化物、酢酸塩、 リン酸塩、硝酸塩およびメチルスルファートからなる群から選択されたアニオン である。このような第四級ジアンモニウム塩は、特にプロパンタロウジアンモニ ウムジクロリド(propanetallowdiammonium dichloride)を含む] − 少なくとも一つのエステル官能基を含む第四級アンモニウム塩。 本発明で用いられる少なくとも一つのエステル官能基を含む第四級アンモニウ ム塩は、例えば以下の式(XI)である: [式中、 − R15はC1−C5アルキル基およびC1−C6ヒドロキシアルキルまたはジヒド ロキシアルキル基から選択され、 − R16は、 − 飽和または不飽和、直鎖または分枝伏のC1−C22炭化水素基R20、 − 水素原子 から選択され、 − R18は、 − 飽和または不飽和、直鎖または分枝状のC1−C6炭化水素基R22、 − 水素原子 から選択され、 − R17、R19およびR21は、同一でも異なってもよく、飽和または不飽和の、 直鎖または分枝状のC7−C21炭化水素基から選択され、 − n、pおよびrは、同一でも異なってもよく、2から6の整数であり、 − yは1から10の整数であり、 − xおよびzは、同一でも異なってもよく、0から10の整数であり、 − X-は有機または無機の、単純または複雑なアニオンであり、 x+y+zの合計が1から15の値であることを条件として、xが0のとき、 R16はR20を示し、かつzが0のとき、R18はR22を示す]。 R15アルキル基は直鎖または分枝状であってもよいが、特に直鎖状とされる。 R15は、好ましくはメチル、エチル、ヒドロキシエチルまたはジヒドロキシプ ロピル基を示すが、特にメチルまたはエチル基を示す。 x+y+zの合計は、1から10の値であると有利である。 R16がR20炭化水素基である場合には、長いもので12から22の炭素原子を 有し、短いもので1から3の炭素原子を有することができる。 R18がR22炭化水素基である場合には、1から3の炭素原子を有することが好 ましい。 R17、R19およびR21は、同一であっても異なってもよいが、飽和または不飽 和の、直鎖状または分枝状のC11−C21炭化水素基、特に飽和または不飽和の、 直鎖状または分枝状のC11−C21アルキルおよびアルケニル基から有利に選択さ れる。 好ましくは、xおよびzは、同一であっても異なってもよいが、0または1の 値を有する。有利には、yが1に等しい。好ましくは、n、pおよびrは、同一 または異なってもよいが、2または3の値、特に2の値を有する。 アニオンは、好ましくはハロゲン化物(塩化物、臭化物またはヨウ化物)もし くはアルキルスルファート、特にメチルスルファートである。しかしながら、メ タンスルホナート、ホスファート、ニトラート、トシラート、あるいはアセター トまたはラクタートのような有機酸から誘導されたアニオン、またはエステル官 能基を含むアンモニウムと適合する別のアニオンを使用することができる。 X-アニオンは、特に塩化物またはメチルスルファートである。 以下の条件の式(XI)のアンモニウム塩: − R15がメチルまたはエチル基を示す、 − xおよびyが1である、 − zが0または1である、 − n、pおよびrが2である、 − R16が、 − メチル、エチルまたはC14−C22炭化水素基 − 水素原子 から選択され、 − R18が、 − 水素原子 から選択され、 R17、R19およびR21は、同一でも異なってもよく、飽和または不飽和の、直鎖 または分枝状のC13−C17炭化水素基、特に飽和または不飽和の、直鎖または分 枝状のC13−C17アルキル−およびアルケニル基から選択される、 を特に使用することができる。炭化水素基は、直鎖状であるものが有利である。 例えば、ジアシルオキシエチルジメチルアンモニウム、ジアシルオキシエチル (ヒドロキシエチル)メチルアンモニウム、モノアシルオキシエチル(ジヒドロ キシエチル)メチルアンモニウム、トリアシルオキシエチル(メチル)アンモニ ウムまたはモノアシルオキシエチル(ヒドロキシエチル)ジメチルアンモニウム 塩(特に塩化物またはメチルスルファート)のような式(XI)の化合物、並びに これらの混合物を挙げてもよい。アシル基は、好ましくは14から18の炭素原 子を備え、特に、ヤシ油またはヒマワリ油のような植物油に由来する。この化合 物がいくつかのアシル基を含む場合には、同一であっても異なってもよい。 これらの産物は、例えば、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミ ン、アルキルジエタノールアミンまたはアルキルジイソプロパノールアミンの直 接的エステル化によって得られ、任意に植物または動物由来の脂肪酸または脂肪 酸の混合物を用いてオキシアルキレン化されるか、あるいはこれらのメチルエス テルのエステル交換反応によって得られる。このエステル化の後に、アルキル( 好ましくはメチルまたはエチル)ハロゲン化物、ジアルキル(好ましくはメチル またはエチル)スルファート、メチルメタンスルホナート、メチルパラートルエ ンスルホナート、またはグリコールまたはグリセロールクロロヒドリンのような アルキル化剤を用いて第四級化が行われる。 このような化合物は、例えば、Henkel社からDehyquart、Stepan社からStepanq uat、Ceca社からNoxamium、あるいはRewo-Witco社からRewoquat WE 18の商品名 で市販されている。 本発明にかかる組成物は、ジエステル塩の重量が大半を占めるか、好ましくは 第四級アンモニウムモノ−、ジ−およびトリエステル塩の混合物を含む。 アンモニウム塩の混合物として、例えば、15から30重量%のアシルオキシ エチル(ジヒドロキシエチル)メチルアンモニウムメチルスルファート、45か ら60重量%のジアシルオキシエチル(ヒドロキシエチル)メチルアンモニウム メチルスルファートおよび15から30重量%のトリアシルオキシエチル(メチ ル)アンモニウムメチルスルファートを含む混合物を使用することができ、その アシル基は14から18の炭素原子を有し、任意に部分的に水素化されたヤシ油 に由来する。 米国特許第4874554号および米国特許第4137180号に記載された 少なくとも一つのエステル官能基を有するアンモニウム塩を使用することもでき る。 式(VIII)の第四級アンモニウム塩の中では、一方では、例えばアルキル基が 約12から22の炭素原子を含むジアルキルジメチルアンモニウムまたはアルキ ルトリメチルアンモニウムクロリドのようなテトラアルキルアンモニウムクロリ ド、特にベヘニルトリメチルアンモニウム、ジステアリルジメチルアンモニウム 、セチルトリメチルアンモニウムおよびベンジルジメチルステアリルアンモニウ ムクロリドが好ましく、あるいはもう一方では、Van Dyk社から“Ceraphyl 70” の商品名で市販されているステアラミドプロピルジメチル(ミリスチルアセター ト)アンモニウムクロリドが好ましい。 本発明によれば、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリドは、最も好ましい 第四級アンモニウム塩である。 両親媒性イオン性脂質は、本発明のナノエマルジョン中に、両親媒性脂質相の 全重量に対して0から60重量%、さらに好ましくは10から50重量%の濃度 で存在する。 本発明にかかるナノエマルジョンは、エマルジョンの全重量に対して5から4 0重量%、好ましくは10から30重量%の量の油を含む。 本発明のエマルジョン中で用いられる油は、好ましくは、 − 脂肪酸とポリオールのエステルからなる動物または植物油であって、特に液 状トリグリセリド、例えばヒマワリ、アボカド、トウモロコシ、大豆、ヒョウタ ン、グレープシード、ゴマおよびハシバミ油、魚油またはグリセロールトリカプ ロカプリラート、もしくは式R9COOR10の植物または動物油であって、特に R9 は7から29の炭素原子を含む高級脂肪酸の残基を示し、R10は3から30の 炭素原子を含む分枝状炭化水素鎖を示すもので、例えばパーセリン油(Purcellin oil); − 例えば、ユーカリ油、ラバンジン(lavandin)、ラベンダー、ベチベルソウ、 リトシーキュベバ(litsea cubeba)、レモン、サンタル(santal)、ローズマリー 、カミルレ、キダチハッカ、ナツメグ、シナモン、ヒソップ、キャラウェー、オ レンジ、ゲラニオール、ケード(cade)およびベルガモット油のような天然または 合成必須油; − ヘキサデカンおよび液状パラフィンのような炭化水素: − 例えばペルフルオロトリブチルアミンのようなフルオロアミン、例えばペル フルオロデカヒドロナフタレンのようなフッ素化された炭化水素、フルオロエス テルおよびフルオロエーテルのような含ハロゲン炭素化合物、特に過フッ化炭化 水素; − 無機酸およびアルコールのエステル; − エーテルおよびポリエーテル; − 例えばデカメチルシクロペンタシロキサンまたはドデカメチルシクロヘキサ シロキサンのような、少なくとも一つの上記油との混合物としてのシリコーンか らなる群から選択される。 油性小球体の平均粒径は、一般的には30から150nmの間、好ましくは4 0から100nmの間、さらに好ましくは50から80nmの間である。 本発明の組成物には、化粧または皮膚薬学的活性を備えた水溶性または脂溶性 活性成分を含めることができる。脂溶性活性成分は、エマルジョンの油性小球体 中に存在し、水溶性活性成分はエマルジョンの水相中に存在する。活性成分の例 としては、ビタミンEとその誘導体のようなビタミン、パンテノールのようなプ ロビタミン、保湿剤、セラミド、偽セラミドおよびサンスクリーン剤を挙げるこ とができる。 本発明にかかる組成物は、一般的には、組成物の全重量に対して2から50重 量%の濃度で上記エマルジョンを含む。 油は、本発明の組成物の全重量に対して、一般的には0.1から15重量%、 好ましくは0.2から10重量%の濃度で、本発明にかかる組成物中に用いられ る。 化粧品に許容される水性媒体は、単独の水、あるいはエタノール、イソフロパ ノール、tert−ブタノールまたはn−ブタノールのような低級C1−C4アルコー ル、プロピレングリコールのようなアルキレングリコール、もしくはグリコール エーテルのような化粧品に許容される溶剤と水との混合物からなる。 本発明に係る洗浄組成物は、一般的に3から10の間の最終的なpHを示す。 このpHは、好ましくは5から8の間とされる。pHは、組成物に、例えば、ア ンモニア水溶液、もしくはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエ タノールアミン、イソプロパノールアミンまたは1,3−プロパンジアミンのよ うな第一級、第二級または第三級(ポリ)アミンのような塩基(有機または無機 )を添加することによって、あるいは、例えばクエン酸のような酸、好ましくは カルボン酸を添加することによって、慣例的に所望の値に調節することができる 。 本発明に係る組成物は、上記組み合わせの他に、電解質のような粘性調節剤、 あるいは増粘剤を含むことができる。特に、塩化ナトリウム、キシレンスルホン 酸ナトリウム、スクレログルカン(scleroglucans)、キサンタンガム、脂肪酸ア ルカノールアミド、Chem Y社から“Aminol A15”の商品名で市販され ている製品のような5モルまでのエチレンオキシドを用いて任意にオキシエチレ ン化されたアルキルエーテルカルボン酸アルカノールアミド、架橋結合されたポ リ(アクリル酸)および架橋結合されたアクリル酸/C10−C30アルキルアクリ ラートコポリマーを挙げることができる。これらの粘性調節剤は、本発明に係る 組成物において、組成物の全重量に対して10重量%までの割合で用いられる。 本発明に係る組成物は、例えば、パルミチン酸ナトリウムまたはマグネシウム 、ステアリン酸およびヒドロキシステアリン酸ナトリウムまたはマグネシウム、 もしくはエチレングリコールまたはポリエチレングリコールモノステアラートま たはジステアラートのような脂肪鎖を含むアシル化誘導体のようなパールエッセ ントまたは乳白剤を5%まで含有することもできる。 本発明に係る組成物は、組成物の安定性に決定的な影響を及ぼすことなく、髪 または皮膚の化粧特性を改善する効果を備えた別の試薬を任意にさらに含有する ことができる。これについては、溶媒に可溶性または不溶性の、揮発性または不 揮発性シリコーン、カチオン性界面活性剤、アニオン性または非イオン性または カチオン性または両性ポリマー、タンパク、タンパク加水分解物、セラミド、偽 セラミド、18−メチルエイコサン酸のような直鎖または分枝状C16−C40鎖を 含む脂肪酸、ヒドロキシ酸、ビタミン、パンテノール、およびこれらの混合物を 挙げることができる。 本発明で用いられるカチオンポリマー型のコンディショニング剤は、洗浄組成 物で処理された髪の化粧特性を改良することが既に知られているもの全て、すな わち、特に欧州特許出願第0337354号公報、および仏国特許出願第227 0846号、第2383660号、第2598611号、第2470596号お よび第2519863号に記載されているものから選択される。 一般的に、本発明の意味する範囲内で、表現“カチオン性ポリマー”は、カチ オン性基および/またはカチオン性基にイオン化される基を含有するあらゆるポ リマーを示す。 本発明において用いられる全てのカチオン性ポリマーの中では、Union Carbid e Corporation社から“JR 400”の商品名で市販されている製品のようなセ ルロースエーテルの第四級誘導体、ジアリルジメチルアンモニウム塩ホモポリマ ーおよびジアリルジメチルアンモニウム塩とアクリルアミドのコポリマーのよう なシクロポリマー、特にMerck社から“Merquat 100”、“Merquat 550”および “Merquat S”の商品名で市販されている塩化物、またはカチオン性ポリサッカ リド、特にMeyhall社から“Jaguar C13S”の商品名で市販されているような2, 3−エポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドによって修飾されたグア ーガムが好ましい。 本発明によれば、カチオン性ポリマーは、最終的な組成物の全重量の0.00 1から10重量%、好ましくは0.005から5重量%、さらに好ましくは0. 01から3重量%で含めることができる。 本発明に係る組成物は、モノ−またはジエタノールアミンから誘導されたC10 −C181,2−アルカンジオールまたは脂肪アルカノールアミドのような起泡共 同薬をさらに含むことができる。 もちろん、当業者であれば、本発明に係る組み合わせ(洗浄ベース+油性ナノ エマルジョン)に本来付与されている有利な特性が、意図された付加によって有 害な影響を受けない、あるいは実質的にそのような影響を受けないように、上記 添加可能な化合物および/またはその量を選択することに注意を払うであろう。 これらの組成物は、多かれ少なかれ増粘された液体、クリームまたはゲルの形 態で提供され、これらは主に髪の洗浄またはケアに適している。 本発明に係る組成物が通常のシャンプーとして用いられた場合には、これらは 濡れた髪に単に適用され、手でマッサージまたは摩擦することによって生じた泡 が、任意に休止させた後に水ですすぐことによって除去され、この操作は1回以 上繰り返すことが可能である。 本発明の別の主題は、特に髪のようなケラチン物質を洗浄およびコンディショ ニングする方法であって、この方法は濡れた前記物質に上記組成物の有効量を適 用し、かつ任意に休止させた後に水ですすぐことからなる。 本発明に係る組成物は、好ましくは髪を洗浄およびコンディショニングするた めのシャンプーとして用いられ、そのような場合には、洗浄に有効な量が濡れた 髪に適用され、その後に水ですすがれる。 本発明に係る組成物は、髪および/または皮膚を洗浄およびコンディショニン グするシャワーゲルとしても用いられ、その場合には、濡れた皮膚および/また は髪に適用され、適用後にすすがれる。 本発明を例証するための具体的ではあるが非限定的な例を以下に示す。 実施例 本発明に係る組成物(組成物A)および比較例(組成物B)の二つのシャンプ ー組成物を調製した:)ナノエマルジョン ナノエマルジョンは、以下の方法に従って調製された: − 第一の相において、両親媒性脂質が、45℃の温度で油および親油性活性成 分およびアジュバントとホモゲナイズされる; − 第二の相において、親水性活性成分およびアジュバントが、20から30℃ の温度で溶解される; − これら二つの相が、プロペラホモゲナイザーを用いて混合され、次いでSoav i-Niro型の高圧ホモゲナイザーを用いて1500バールの圧力で7回ホモゲナイ ゼーションが行われ、生成物の温度は35℃以下に維持される。 第一相: − Unichema社から市販されているPEG−400イソステアラート 4.5% − Ajinomoto社からAcylglutamate HS21の名称で市販されているN−ステアロ イル−L−グルタミン酸の二ナトリウム塩(イオン性両親媒性脂質) 0.5% − アボカド油 20% − 未変性無水エタノール 15% 第二相: − グリセロール 5% − 脱イオン水 全体を100%にする量 油小球体の粒径は約60nmであった。 (★★)エマルジョン このエマルジョンは、ナノエマルジョンと同じ化合物を含むが、通常の手順に 従って調製されたものである。油小球体の粒径は約1500nmであった。 エマルジョンまたはナノエマルジョンとシャンプーの別の成分とを室温で混合 することによってシャンプー組成物を調製した。 組成物Bは不安定であり、油が液体の表面で分離したが、組成物Aは均質かつ 安定であった。 組成物Bは不十分な気泡力を示すが、本発明に係る組成物Aは、優れた気泡力 を示した。 シャンプー洗浄は、予め湿らせた敏感な髪に約12gの組成物Aを適用するこ とによって行われた。シャンプーを泡立たせて、その後に水で十分にすすいだ。 上記と同じ手順を、比較組成物Bを用いて行った。 専門家による審査員団が、乾燥した髪の外観を評価した。 専門家の全てが、本発明に係る組成物Aで処理された髪が高度に個別化される とともに非粘着性であるのに対し、組成物Bで処理された髪は不潔かつ油じみた 外観を呈することを示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 化粧品に許容される水性媒体中に、(A)洗浄ベースと、(B)150n m未満の平均粒径の油性小球体を含む少なくとも一つの水中油型エマルジョンと 、45℃未満の周囲温度で液状の少なくとも一つの非イオン性両親媒性脂質を含 む両親媒性脂質相とを含むコンディショニング系とを含有することを特徴とする 、洗浄およびコンディショニング組成物。 2. 洗浄ベースが、アニオン性、両性、非イオン性およびカチオン性界面活性 剤並びにこれらの混合物から選択された一つ以上の界面活性剤を含むことを特徴 とする、請求項1記載の組成物。 3. 洗浄ベースが、組成物の全重量に対して4から50重量%、好ましくは1 0から35重量%、さらに好ましくは12から25重量%の含有量で含まれるこ とを特徴とする、請求項1または2記載の組成物。 4. 非イオン性両親媒性脂質が、シリコーン界面活性剤と、1から60のエチ レンオキシド単位を含むポリエチレングリコール、ソルビタン、2から30のエ チレンオキシド単位を含むグリセロール、あるいは2から15のグリセロール単 位を含むポリグリセロールからなる群から選択された少なくとも一つのポリオー ルと、少なくとも一つの飽和または不飽和、直鎖または分枝状のC8−C22アル キル鎖を含む少なくとも一つの脂肋酸とのエステル、並びにこれらの混合物から 選択されることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の組成物 。 5. シリコーン界面活性剤が、以下の式(I)の化合物: [式中: R1、R2およびR3は、互いに独立して、C1−C6アルキル基または−(CH2x −(OCH2CH2y−(OCH2CH2CH2z−OR4基を示し、R1、R2ま たはR3基の少なくとも一つはアルキル基でなく、R4は水素原子、アルキル基ま たはアシル基であり、 AとBが同時にゼロになることがないとして、Aは0から200までの整数、B は0から50までの整数であり、 xは1から6までの整数、yは1から30までの整数、zは0から5までの整数 である] であることを特徴とする、請求項4記載の組成物。 6. シリコーン界面活性剤が、以下の式(II)の化合物: [式中、Aは20から105までの整数、Bは2から10までの整数、yは10 から20までの整数である] であることを特徴とする、請求項4記載の組成物。 7. シリコーン界面活性剤が、以下の式(III)の化合物: [式中、A’およびyは10から20までの整数である] であることを特徴とする、請求項4記載の組成物。 8. 少なくとも一つのイオン性両親媒性脂質をさらに含むことを特徴とする、 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の組成物。 9. イオン性両親媒性脂質が、アニオン性脂質、両性脂質、カチオン性脂質お よびこれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1ない し8のいずれか一項に記載の組成物。 10. カチオン性両親媒性脂質が、第四級アンモニウム塩および脂肪アミンか らなる群から選択されることを特徴とする、請求項9記載の組成物。 11. 第四級アンモニウム塩が、 − 以下の一般式(VIII)の第四級アンモニウム塩:[式中、R1ないしR4基は同一であっても異なってもよく、1から30の炭素原 子を含む直鎖状または分枝状脂肪性基、もしくはアリールまたはアルキルアリー ルのような芳香性基を示す。Xはハロゲン化物、リン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、( C2−C6)アルキルスルファート、もしくはアルキル−またはアルキルアリール スルホナートからなる群から選択されたアニオンである]、 − イミダゾリニウム第四級アンモニウム塩、 − 式(X)の第四級ジアンモニウム塩: [式中、R9は約16から30の炭素原子を含む脂肪性基を示し、R10、R11、 R12 、R13およびR14は、水素原子または1から4の炭素原子を含むアルキル基か ら選択され、Xはハロゲン化物、酢酸塩、リン酸塩、硝酸塩およびメチルスルフ ァートからなる群から選択されたアニオンである]、 − 少なくとも一つのエステル官能基を含む第四級アンモニウム塩 からなる群から選択されたことを特徴とする、請求項10記載の組成物。 12. イオン性両親媒性脂質が、両親媒性脂質相の全重量に対して0から60 重量%、好ましくは10から50重量%の濃度で存在することを特徴とする、請 求項8ないし11のいずれか一項に記載の組成物。 13. 両親媒性脂質相の量に対する油の量の重量比が、2以上10以下である ことを特徴とする、請求項1ないし12のいずれか一項に記載の組成物。 14. エマルジョンの全重量に対して5から40重量%、好ましくは10から 30重量%の比率の油を含むことを特徴とする、請求項1ないし13のいずれか 一項に記載の組成物。 15. 油が、組成物の全重量に対して、0.1から15重量%、好ましくは0 .2から10重量%の濃度で含まれることを特徴とする、請求項1ないし14の いずれか一項に記載の組成物。 16. カチオン性界面活性剤、アニオン性または非イオン性またはカチオン性 または両性ポリマー、タンパク質、セラミド、偽セラミドまたはシリコーンから 選択された化粧特性を改良するための一つ以上のアジュバントをさらに含むこと を特徴とする、請求項1ないし15のいずれか一項に記載の組成物。 17. 油小球体が、30から150nmの範囲の平均粒径を有することを特徴 とする、請求項1ないし16のいずれか一項に記載の組成物。 18. ケラチン物質を洗浄および/またはケラチン物質からメイクアップを除 去および/またはケラチン物質をコンディショニングするための、請求項1ない し17のいずれか一項に記載の組成物の使用。 19. 湿らせたケラチン物質に請求項1ないし17のいずれか一項に記載の組 成物の有効量を適用し、かつ任意に休止させた後に水ですすぐことからなる、髪 のようなケラチン物質を洗浄およびコンディショニングする方法。
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