JP2000506767A - 人工呼吸装置 - Google Patents

人工呼吸装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は声帯(20)を越えるまで気管(21)の入り口に向けて口及び咽頭を通過するように設計されたチューブ(2)を含んで成る人又は哺乳動物に人工呼吸を与えるための人工呼吸装置(1)に関する。気管(21)に向けて通って行くためのチューブ(2)の遠い方の端部はチューブ(2)より大きい直径を有する柔軟性ホース(3)中に開いており、該ホース(3)は或る種の記憶を有する材料(1種又は複数種)から作られている。該人工呼吸装置は、ホース(3)が締めつけられた後記憶作用が該ホース(3)に引張力の除去後実質的にその元の形状を取らせるような方法において、ホース(3)を締めつけるためにホース(3)の端部に引張力を加えるための手段も含んで成る。これは、ホース(3)が気管(21)の粘膜(23)を相対的に小さい力で押圧するので、粘膜(23)を損傷する危険を減少させる。更に、この設計は上気道及び声帯(20)に損傷を与える危険を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】 人工呼吸装置 本発明は声帯を越えるまで気管の入り口に向かって口及び咽頭を通過するよう に設計されたチューブを含んで成る人又は哺乳動物に人工呼吸を与えるための人 工呼吸装置に関する。 声帯を越えて通って行くように設計された人工呼吸装置は医療活動で一般に知 られている。それらは、唇と気管(windpipe or trachea) との間の空気の良好な通過を保証するために多くの手術及び集中治療で使用され る。同時に、人工呼吸装置は例えば食道からの水分が気管に入ることがないこと を確実にする。人工呼吸装置は一般に、口及び咽頭を通して気管に挿入される柔 軟性プラスチックチューブを含んで成る。その挿入を促進するために、チューブ は或る曲率を有する。肺に向かって移動させられるべきチューブの遠い方の端部 (farend)の回りに、該端部の近くに、バルーンが固定されている。チュ ーブは、該バルーンが全体として声帯を通過するまで気管に挿入される。チュー ブを配置した後、バルーンをホースにより膨らませ、その結果チューブの外壁と 気管の壁との間の空間は空気が通らないように遮断される。従って、空気圧は気 管において人工呼吸装置により増加させることができ、そして肺で低くなる。 声帯を越えて通って行くように設計された人工呼吸装置は一般に大きな操作信 頼性を保証する。従って、これらの人工呼吸装置は、患者が長時間人工呼吸を与 えられなければならない場合又は人工呼吸装置自体が人工呼吸の間到達するのが 困難である場合に使用される。これは、例えば、患者が手術中胃にもたれている 場合である。 声帯を越えるまで気管の入り口に向けて口及び咽頭を通過するように 設計された先行技術に従う人工呼吸装置の使用は大きな欠点を有する。気管が十 分に遮断されることを保証するために、チューブの端部のバルーンが相対的に高 い圧力で膨らまされなければならない。その圧力は20〜30cm水(約200 0〜3000Pa)のオーダーである。バルーンを気管の内側の粘膜に対して押 圧するこの高い圧力は血管を圧縮して閉め、そのため粘膜への血液の供給を妨げ る。この結果として、気管内のチューブが長期間使用されるならば、粘膜が死ぬ ことがあり、潰瘍が粘膜に形成されることがあり、その後気管の壁に穴があくこ とすらある。声帯を越えて通過するように設計された先行技術に従う人工呼吸装 置の他の欠点は、これらのチューブが挿入中に声帯を損傷すことがあるというこ とである。チューブが働くためには、そのまわりにバルーンを有するチューブの 遠い方の端部が声帯の間に挿入されなければならない。これは、非常にこわれや すい声帯の間に相対的に大きな容積が強制的に通されなければならないことを意 味する。声帯がチューブにより損傷を受けるならば、患者に感染症、瘢痕組織の 形成、気管の閉塞又は永久的な嗄れ声をもたらすことがある。 本発明の目的は、声帯を越えて通過するように設計された先行技術に従う既知 の人工呼吸装置の欠点のない人工呼吸装置を製造することである。本発明は、特 にチューブが咽頭又は上気道を損傷する危険を冒すことなく、気管を十分に遮断 しそして簡単に挿入されうる人工呼吸装置を製造することを目的とする。 その目的は、気管に向けて通されるべきチューブの遠い方の端部が該チューブ より大きい直径を有するホース中に開いており(open out)、該ホース は或る種の記憶を有する材料(1種又は複数種)から作られており、そして該ホ ースが締めつけられた(constrict ed)後記憶作用が該ホースに引張力の除去後その元の形状をとらせるような方 法において、該ホースを締めつけるために該ホースの端部に引張力を加えるため の手段が該チューブに追加されていることにより達成される。 本発明に従う人工呼吸装置の挿入期間中、ホースは引張力によって締めつけら れることができる。これは、チューブの遠い方の端部に固定されたホースが相対 的に小さい直径で声帯を通ることができることを意味する。その結果、声帯を損 傷する危険が減少する。ホースが相対的に小さい直径で声帯を通った後、ホース に対する引張力は除去される。ホースの材料の記憶作用がその後ホースに実質的 にその元の形状をとらせる。次いで外側壁によってホースは気管の内壁の粘膜に 対して具合よく座る(nest)。従って気管のシーリングは、先行技術に従う 人工呼吸装置の場合のように、高い圧力が及ぼされる膨張可能な要素により保証 されるのではなくて、気管の内壁の粘膜を相対的に小さい力で押圧するホ一スに より保証される。気管が遮断されるのを保証するのに約5cm水(約500Pa )の圧力で十分である。このような低い圧力では、粘膜の血液循環は危険にさら されないであろう。チューブそれ自体ではなくてチューブの端部上のホースのみ が声帯を通過させられるので、本発明に従う人工呼吸装置の追加の利点は、チュ ーブの内径は先行技術に従う人工呼吸装置の外径と丁度ほぼ同じであるように選 ばれるということである。本発明に従う人工呼吸装置を通る空気の流れに対する 抵抗は先行技術に従う人工呼吸装置を通る空気の流れに対する抵抗と比べて相対 的に低いであろう。 薄い柔軟性のフイルムで覆われた網状の基材(reticulated ba se)からホースを構成するのが有利である。例えばエラスト マーの網状の基材は本発明の基礎になるチューブの記憶作用を与える。次いで例 えばエラストマーの薄い柔軟性フイルムはホースの気密閉鎖(airtight closure)を与える。 気管に向けて通されるべきチューブの遠い方の端部がフラップを備えていると 、ホースの記憶作用は強められる。挿入期間中或る種の弾性によってお互いの方 に向けて動かされるフラップは、それらの弾性によって、ホースに対する引張力 が除去された後ホースが元の形状をとるのを助ける。 本発明に従う人工呼吸装置を人に挿入するために、チューブに挿入要素を加え るのが有利であり、該挿入要素は、ホースを引張力に服させるために、気管に向 けて通されるべきホースの遠い方の端部に対して作用することができる。これは 、ホースに長手方向の力を加えること及び長手方向力を口側でチューブの開口か ら除去することが調節されうるという利点を有する。 気管に向けて通されるべきホースの遠い方の端部が開口を含んで成る場合に、 本発明に従う人工呼吸装置の使用は改良される。挿入要素はホースの開口に係合 することができる。これは、ホースを締め付けるために必要なホースに対する長 手方向力が挿入要素によってホースに伝達されうるという利点を有する。 気管に向けて通されるべき端部で該挿入要素が実質的に球状部分で終わるなら ば、それも人工呼吸装置の挿入に有利である。それは、本発明に従う人工呼吸装 置の位置決めの間肺に面している端部が相対的に小さい直径を有する実質的に球 状部分により形成されるという利点を有する。その結果上気道及び声帯を損傷す る危険は最小である。更に、該球状部分がホースの固定要素を備えているのが有 利である。挿入要素によって ホースに対して引張力を加えるために、ホースの端部を該要素に固定することが できる。該固定要素は好ましくはホースの開口を通って突き出すことができるフ ックから成る。 挿入要素をプラスチックで覆われたアルミニウムから作ることを確実にするた めにあらゆる努力がなされる。それは、アルミニウムが手で容易に変形されると いう利点を有する。手で変形されうる挿入要素によって、本発明に従う人工呼吸 装置は或る曲率を与えられることができ、それによりチューブの位置決めを促進 することができる。 本発明に従う人工呼吸装置の操作及び使用を、例示的態様を示す図面を参照し て説明する。 図1はホースが締めつけられた状態にある本発明に従う人工呼吸装置の略図で ある。 図2はホースが締めつけられていない状態にある本発明に従う人工呼吸装置の 略図である。 図3はフラップのレベルにおける人工呼吸装置の断面図である。 図4は人に導入された本発明に従う人工呼吸装置の略図である。 図1は、肺に向けて移動させられるべき人工呼吸装置1の遠い方の端部を示す 。チューブ2の端部はホース3中に開いている(open out)。チューブ 2の端部は或る数のフラップ7を備えている。ホース3は薄いフイルム5をその 上に有する網状材料4から構成される。ホース3の端部では、フイルム5におい て開口6が形成されている。挿入要素8によってホース3に引張力を加えること ができる。挿入要素8は球状部分9で終わっておりそして複数の固定要素10、 例えばフックを備えている。固定要素10にホース3の端部を引っかけることが できる。肺に向けて移動されるべき遠い方の端部から挿入要素8を押し出すこと により、引張力がホース3に加えられそしてホース3を締めつける(conts trict)。締めつけられたホース3の直径はチューブ2の直径より小さいこ とが図1から分かる。次いで挿入要素8を他の方向に移動させることによって、 固定要素10はホースから取り外され、そしてホース3は記憶作用の結果として 実質的にその元の形状を回復することができる。 図2は、ホース3に対して引張力を加えていない状況にある人工呼吸装置1の 略図である。締めつけられていないホース3の直径はチューブ2の直径より今は 大きい。チューブ2の端部に固定されたフラップ7は図2から分かるように開か れている(fold out)。図1に示されたようにホース3に引張力が加え られると、フラップ7はお互いの方に向けて動かされ、そして或る弾力を蓄積す る。図2に示されたようにホース3に対する引張力が除去されると、フラップ7 はそれらの弾力によってホース3がその元の形状をとるのを助ける。フラップ7 は引張力が除去された後開くので、球状部分9及びその上の固定要素10を有す る挿入要素8はホース3からそして更にチューブ2を通って容易に引張戻される ことができる。 図3はフラップ7のレベルにおける人工呼吸装置1の断面図である。この図は フラップ7がお互いの方に向けてたたまれた(fold)状況を示す。この図は 6個のフラップ7が一緒になって円形断面を形成している状況を示す。もちろん 、他の数のフラップ、例えば4、5又は8個のフラップで円形断面をつくること も可能である。 図4は人に挿入された人工呼吸装置1の略図である。チューブ2は、フラップ 7が声帯20の間に位置するまで気管21の方向に口及び咽頭を通して挿入され る。フラップ7に蓄積された弾力は常に声帯20のレ ベルにおける自由な空気の通過を保証する。ホース3は声帯20の肺側において 実質的に気管23の入り口に位置している。図4は、ホース3の端部が挿入要素 8から取り外されている状況を示す。ホース3は実質的にその元の形状をとって おりそして気管21の壁の粘膜23によりかかっている。気管21の粘膜23に 対してホース3により加えられた力(約5cm水)は相対的に小さいけれども、 ホース3は気管21を十分に遮断する。気管21において人工呼吸装置1の下に 空気圧が蓄積されうる。ホース3は例えば食道22からの水分の透過からも気管 21を保護する。図1、2、3及び4で検討及び説明された人工呼吸装置1の態 様は例にすぎない。多数の他の態様が本発明の範囲内で可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年12月9日(1998.12.9) 【補正内容】 明細書 人工呼吸装置 本発明は、近端(proximal end)と遠端(distal end )を有するチューブを具備しており、該遠端は気管の端部に向けて口及び咽頭を 通過させられるようになっている、人又は哺乳動物に人工呼吸を与えるための人 工呼吸装置に関する。 声帯を越えて通って行くように設計された人工呼吸装置は医療活動で一般に知 られている。それらは、唇と気管(windpipe or trachea) との間の空気の良好な通過を保証するために多くの手術及び集中治療で使用され る。同時に、人工呼吸装置は例えば食道からの水分が気管に入ることがないこと を確実にする。人工呼吸装置は一般に、口及び咽頭を通して気管に挿入される柔 軟性プラスチックチューブを含んで成る。その挿入を促進するために、チューブ は或る曲率を有する。肺に向かって移動させられるべきチューブの遠い方の端部 (far end)の回りに、該端部の近くに、バルーンが固定されている。チ ューブは、該バルーンが全体として声帯を通過するまで気管に挿入される。チュ ーブを配置した後、バルーンをホースにより膨らませ、その結果チューブの外壁 と気管の壁との間の空間は空気が通らないように遮断される。従って、空気圧は 気管において人工呼吸装置により増加されそして肺で低くなる。 声帯を越えて通って行くように設計された人工呼吸装置は一般に大きな操作信 頼性を保証する。従って、これらの人工呼吸装置は、患者が長時間人工呼吸を与 えられなければならない場合又は人工呼吸装置自体が人工呼吸の間到達するのが 困難である場合に使用される。これは、例えば、患者が手術中胃にもたれている 場合である。 声帯を越えるまで気管の入り口に向けて口及び咽頭を通過するように設計され た先行技術に従う人工呼吸装置の使用は大きな欠点を有する。気管が十分に遮断 されることを保証するために、チューブの端部のバルーンが相対的高い圧力で膨 らまされなければならない。その圧力は20〜30cm水(約2000〜300 0Pa)のオーダーである。バルーンを気管の内側の粘膜に対して押圧するこの 高い圧力は血管を圧縮して閉め、そのため粘膜への血液の供給を妨げる。この結 果として、気管内のチューブが長期間使用されるならば、粘膜が死ぬことがあり 、潰瘍が粘膜に形成されることがあり、その後気管の壁に穴があくことすらある 。 声帯を越えて通過するように設計された先行技術に従う人工呼吸装置の他の欠 点は、これらのチューブが挿入中に声帯を損傷すことがあるということである。 チューブが働くためには、そのまわりにバルーンを有するチューブの遠い方の端 部が声帯の間に挿入されなければならない。これは、非常にこわれやすい声帯の 間に相対的に大きな容積が強制的に通されなければならないことを意味する。声 帯がチューブにより損傷を受けるならば、患者に感染症、瘢痕組織の形成、気管 の閉塞又は永久的な嗄れ声をもたらすことがある。 本発明の目的は、声帯を越えて通過するように設計された先行技術に従う既知 の人工呼吸装置の欠点のない人工呼吸装置を製造することである。本発明は、特 にチューブが咽頭又は上気道を損傷する危険を冒すことなく、気管を十分に遮断 しそして簡単に挿入されうる人工呼吸装置を製造することを目的とする。 その目的は、チューブの遠端が柔軟性ホース中に開いており(open ou t)、該ホースの近端が該チューブの遠端に固定されており、該ホースの遠端は 該チューブから離れて延びており(extendin g away)、該ホースは或る種の記憶を有する材料(1種又は複数種)から 作られており、そして該人工呼吸装置は該チューブの内側に移動可能に取り付け られた挿入要素を具備し、該挿入要素は近端と遠端を有し、該挿入要素の遠端は 該ホースの遠端に固定され、そして該挿入要素の近端は該チューブの近端から突 き出しており、該挿入要素は、その近端によって、該挿入要素の遠端が本質的に 該ホースの遠端に引張力を及ぼさない第1の位置から、該チューブの遠端に向け て、該挿入要素の遠端が該ホースの遠端に引張力を及ぼして該ホースを締め付け させる第2の位置に、該チューブに対して移動可能であることにより達成される 。 本発明に従う人工呼吸装置の挿入期間中、ホースは引張力によって締めつけら れることができる。これは、チューブの遠端に固定されたホースが相対的に小さ い直径で声帯を通ることができることを意味する。その結果、声帯を損傷する危 険が減少する。ホースが相対的に小さい直径で声帯を通った後、ホースに対する 引張力は除去される。ホースの材料の記憶作用がその後ホースに実質的にその元 の形状をとらせる。次いで外側壁によりホースは気管の内壁の粘膜に対して具合 よく座る(nest)。従って気管のシーリングは、先行技術に従う人工呼吸装 置の場合のように、高い圧力が及ぼされる膨張可能な要素により保証されるので はなくて、気管の内壁の粘膜を相対的に小さい力で押圧するホースにより保証さ れる。気管が遮断されるのを保証するのに約5cm水(約500Pa)の圧力で 十分である。このような低い圧力では、粘膜の血液循環は危険にさらされないで あろう。チューブそれ自体ではなくてチューブの端部上のホースのみが声帯を通 過させられるので、本発明に従う人工呼吸装置の追加の利点は、チューブの内径 は先行技術に従う人工呼吸装置の外径と丁度ほぼ同じであるように選ばれるとい うことである。本 発明に従う人工呼吸装置を通る空気の流れに対する抵抗は先行技術に従う人工呼 吸装置を通る空気の流れに対する抵抗と比べて相対的に低いであろう。ホースの 遠端に作用することができる挿入要素が存在するので、ホースに長手方向の力を 加えること及びチューブの開口から長手方向力を除去することをチューブの近端 から調節することができる。 本発明に従う人工呼吸装置の使用は、挿入要素の遠端がホースの遠端に取り外 し可能に固定される場合に改良される。本発明に従えば、ホースの遠端は開口を 備え、そして挿入要素の遠端はホースの開口を通って突き出すことができるフッ クを具備することが可能である。 挿入要素は、その遠端のフックによってホースの開口に係合することができる 。これは、ホースを締めつけるのに必要なホースに対する長手方向力が挿入要素 によりホースに伝達されうるという利点を有する。ホースの遠端は、それに引張 力を及ぼすために、挿入要素に固定することができる。 ホースの記憶作用は、チューブの遠端がフラップを備えている場合に強められ る。挿入期間中或る種の弾性によってお互いの方に向けて動かされるフラップは 、それらの弾性によって、ホースに対する引張力が除去された後ホースが元の形 状をとるのを助ける。 薄い柔軟性のフイルムで覆われた網状の基材(reticulated ba se)からホースを構成するのが有利である。例えばエラストマーの網状の基材 は本発明の基礎になるチューブの記憶作用を与える。次いで例えばエラストマー の薄い柔軟性フイルムはホースの気密閉鎖(airtight closure )を与える。 挿入要素をプラスチックで覆われたアルミニウムから作ることを確実にする ためにあらゆる努力がなされる。それは、アルミニウムが手で 容易に変形されるという利点を有する。手で変形されうる挿入要素によって、本 発明に従う人工呼吸装置は或る曲率を与えられることができ、それによりチュー ブの位置決めを促進することができる。 本発明に従う人工呼吸装置の操作及び使用を、例示的態様を示す図面を参照し て説明する。 図1はホースが締めつけられた状態にある本発明に従う人工呼吸装置の略図で ある。 図2はホースが締めつけられていない状態にある本発明に従う人工呼吸装置の 略図である。 図3はフラップのレベルにおける人工呼吸装置の断面図である。 図4は人に導入された本発明に従う人工呼吸装置の略図である。 図1は、肺に向けて移動させられるべき人工呼吸装置1の遠端を示す。 チューブ2の端部はホース3中に開いている(open out)。チューブ2 の端部は或る数のフラップ7を備えている。ホース3は薄いフイルム5をその上 に有する網状材料4から構成される。ホース3の端部では、フイルム5において 開口6が形成されている。挿入要素8によってホース3に引張力を及ぼすことが できる。挿入要素8は球状部分9で終わっておりそして複数の固定要素10、例 えばフックを備えている。固定要素10にホース3の端部を引っかけることがで きる。肺に向けて移動されるべき遠い方の端部から挿入要素8を押し出すことに より、引張力がホース3に及ぼされそしてホース3を締めつけ(consttr ict)。締めつけられたホース3の直径はチューブ2の直径より小さいことが 図1から分かる。次いで挿入要素8を他の方向に移動させることによって、固定 要素10はホースから取り外され、そしてホース3は記憶作用の結果として実質 的にその元の形状を回復することができる。 図2は、ホース3に対して引張力が及ぼされていない状況にある人工呼吸装置1 の略図である。締めつけられていないホース3の直径はチューブ2の直径より今 は大きい。チューブ2の端部に固定されたフラップ7は図2から分かるように開 かれている(fold out)。図1に示されたようにホース3に引張力が加 えられると、フラップ7はお互いの方に向けて動かされ、そして或る弾力を蓄積 する。図2に示されたようにホース3に対する引張力が除去されると、フラップ 7はそれらの弾力によってホース3がその元の形状をとるのを助ける。フラップ 7は引張力が除去された後開くので、球状部分9及びその上の固定要素10を有 する挿入要素8はホース3からそして更にチューブ2を通って容易に引張戻され ることができる。 図3はフラップ7のレベルにおける人工呼吸装置1の断面図である。この図は フラップ7がお互いの方に向けてたたまれた(fold)状況を示す。この図は 6個のフラップ7が一緒になって円形断面を形成している状況を示す。もちろん 、他の数のフラップ、例えば4、5又は8個のフラップで円形断面をつくること も可能である。 図4は人に挿入された人工呼吸装置1の略図である。チューブ2は、フラップ 7が声帯20の間に位置するまで気管21の方向に口及び咽頭を通して挿入され る。フラップ7に蓄積された弾力は常に声帯20のレベルにおける自由な空気の 通過を保証する。ホース3は声帯20の肺側において実質的に気管23の入り口 に位置している。図4は、ホース3の端部が挿入要素8から取り外されている状 況を示す。ホース3は実質的にその元の形状をとっておりそして気管21の壁の 粘膜23によりかかっている。気管21の粘膜23に対してホース3により及ぼ された力(約5cm水)は相対的に小さいけれども、ホース3は気管21を十分 に遮断する。気管21において人工呼吸装置1の下に空気圧が蓄積されうる。ホ ース3は例えば食道22からの水分の透過からも気管21を保護する。 請求の範囲 1.近端と遠端を有するチューブを具備し、該遠端は気管の端部に向けて口及 び咽頭を通過させられるようになっている、人又は哺乳動物に人工呼吸を与える ための人工呼吸装置であって、チューブ(2)の遠端が柔軟性ホース(3)中に 開いており、該ホース(3)の近端が該チューブの遠端に固定されており、該ホ ース(3)の遠端は該チューブ(2)から離れて延びており、該ホース(3)は 或る種の記憶を有する材料(1種又は複数種)から作られており、そして該人工 呼吸装置は該チューブ(2)の内側に移動可能に取り付けられた挿入要素(8) を具備し、該挿入要素(8)は近端と遠端を有し、該挿入要素(8)の遠端はホ ース(3)の遠端に固定され、そして該挿入要素(8)の近端は該チューブ(2 )の近端から突き出しており、該挿入要素は、その近端によって、該挿入要素( 8)の遠端が本質的に該ホース(3)の遠端に引張力を及ぼさない第1の位置か ら、該チューブの遠端に向けて、該挿入要素(8)の遠端が該ホース(3)の遠 端に引張力を及ぼして該ホース(3)を締め付けさせる第2の位置に、該チュー ブ(2)に対して移動可能であることを特徴とする人工呼吸装置。 2.挿入要素(8)の遠端がホース(3)の遠端に取り外し可能に固定されて いることを特徴とする請求の範囲1に記載の人工呼吸装置。 3.ホース(3)の遠端が開口(6)を備え、そして挿入要素(8)の遠端が ホース(3)の開口(6)を通って突き出すことができるフックを具備すること を特徴とする請求の範囲1又は2に記載の人工呼吸装置。 4.チューブ(2)遠端がフラップ(7)を備えていることを特徴とする請求 の範囲1、2又は3に記載の人工呼吸装置。 5.ホース(3)が薄い柔軟性フイルム(5)で覆われた網状の基材(4)を 有することを特徴とする請求の範囲1〜4に記載の人工呼吸装置。 6.挿入要素(8)がプラスチックで覆われたアルミニウムから作られている ことを特徴とする請求の範囲1〜5に記載の人工呼吸装置。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.声帯を越えるまで気管の入り口に向けて口及び咽頭を通過するように設計 されたチューブを含んで成る人又は哺乳動物に人工呼吸を与えるための人工呼吸 装置において、気管に向けて通って行くためのチューブ(2)の遠い方の端部が チューブ(2)より大きい直径を有する柔軟性ホース(3)中に開いており、該 ホース(3)は或る種の記憶を有する材料(1種又は複数種)から作られており 、そしてホース(3)が締めつけられた後記憶作用が該ホース(3)に引張力の 除去後実質的にその元の形状を取らせるような方法において、ホース(3)を締 めつけるためにホース(3)の端部に引張力を加えるための手段が該チューブに 追加されていることを特徴とする人工呼吸装置。 2.ホース(3)が薄い柔軟性フイルム(5)で覆われた網状の基材(4)を 有することを特徴とする請求の範囲1に記載の人工呼吸装置。 3.気管に向けて通されるべきチューブ(2)の遠い方の端部がフラップ(7 )を備えていることを特徴とする請求の範囲1又は2に記載の人工呼吸装置。 4.該ホース(3)を引張力に服させるために、気管に向けて通されるべき該 ホース(3)の遠い方の端部に作用することができる挿入要素(8)がチューブ (2)に追加されていることを特徴とする請求の範囲1、2、3又は4に記載の 人工呼吸装置。 5.気管に向けて通されるべき該ホース(3)の遠い方の端部が開口(6)を 含んで成ることを特徴とする請求の範囲1、2又は3に記載の人工呼吸装置。 6.気管に向けて通されるべき端部において、該挿入要素(8)が実質的に球 状部分(9)で終わっていることを特徴とする請求の範囲5に 記載の挿入要素。 7.該球状部分(9)がホース(3)のための固定要素(10)を備えている ことを特徴とする請求の範囲5又は6に記載の挿入要素。 8.該固定要素(10)がホース(3)の開口(6)を通って突き出すことが できるフックから成ることを特徴とする請求の範囲7に記載の挿入要素。 9.該挿入要素(8)がプラスチックで覆われたアルミニウムから作られてい ることを特徴とする請求の範囲5、6、7又は8に記載の挿入要素。
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