【発明の詳細な説明】
新規治療
本発明は治療において有用である可能性のある化合物を同定するために用いる
アッセイに関する。本発明はまた、治療におけるポリペプチド切断のモデュレー
ターの使用、および、アルツハイマー病の診断におけるポリペプチド切断産物の
使用にも関する。
アルツハイマー病(AD)は臨床的には痴呆、および神経病理学的には多数の
老人性斑および神経細繊維癒着の存在を特徴とする中枢神経系の進行性変性疾患
である。典型的には、ADは老人の遅発性疾患である。しかしながら、早発性の
該疾患を、年齢依存性浸透度を伴う常染色体の優性形質として遺伝する少数の家
系が報告されている。最も一般的には、該疾病の発症の年齢は60歳以下である
。早発性および後発性AD発症の両方への遺伝的因子の関与が示されている。
少なくとも4種の異なる遺伝子座の変異がADへの遺伝的感受性と関連する。
染色体19上のアポリポタンパク質E(ApoE)遺伝子のe4対立遺伝子は遅
発性ADと関連している(Strittmatterら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA 1993,
90:1997-1981;Saundersら、Neurology 1993,43:1467-1472);Corderら、Science
1993,261:921-923)。染色体21上のβ−アミロイド前駆体タンパク質(βAP
P)遺伝子の変異が、早発性ADのいくつかの家系において見られている(Goat
eら、Nature 1991,349:704-706;Chartier-Harlinら、Nature 1991,353:844-846;
Murrellら、Science 1991,254:97-99;Karlinskyら、Neurology 1992,42:1445-14
53)。最近、STM2と呼ばれる遺伝子中の新規なAD遺伝子座が「ボルガ・ゲ
ルマン」一族(「Volga German」kindred)の遺伝子連鎖分析から、染色体1(lq31
-41)上に同定された(Ephrat Levy-Lahadら、Science 1995,269:970-973;ibid.9
73-977)。STM2遺伝子は、AD−関連遺伝子、S182と注目すべき類似性
を有している。
染色体14q24.3に対する遺伝子連鎖研究により第4の遺伝子座(AD3
)
がマッピングされ、早発性常染色体優性形質ADの70%異常の原因である可能
性がある。(Sche11enbergら、Science 1992,258:668-670;George-Hyslopら、Na
ture Genet.1992,2:330-334;Van Boreckhovenら、Nature Genet.1992,2:335-339
)。AD3遺伝子座はこの疾患の最も進行的な形態に関連しており(30歳から6
0歳の間で発症)、この遺伝子座での突然変異はADに至る生物学的に基本的な
過程であることが示唆されている。
最近、AD3遺伝子座において早発性常染色体優性形質ADを分離する7つの
家系において5個のミスセンス突然変異を有する新規遺伝子、S182がクロー
ニングされ、Sherrigtonら、Nature 1995,375:754-760に記載された。S182
転写物のヌクレオチド配列分析により、6つの大きな家系の罹患者由来の逆転写
ポリメラーゼ連鎖反応生成物において異型接合体ヌクレオチド置換体が示された
。S182の推定オープン・リーディング・フレーム(ORF)は7−膜貫通タ
ンパク質であると予想されるタンパク質をコードし、家系に関係するヌクレオチ
ド置換により、膜貫通(TM)ヘリックスII(L146M)、VI(E246A
)、およびVII(Y410C)において、ならびにTMII−TMIII(R
163H)およびTMVI−TMVII(V286L)の間のループにおいてコ
ードされるアミノ酸が変化する。加えて、S182遺伝子(以後プレセニリンー
1(presenilin-1)遺伝子と称する)のコーディング領域に影響しない遺伝子のイ
ントロン9における多型性は、後発性散発性アルツハイマー病の危険因子である
ことが示された(M.Wraggら、The Lancet,347:509-512(1996))。
本発明は、プレセニリン−1が細胞内で酵素により大部分がメチオニン298
およびアラニン299間で切断され:
プレセニリン−1のN末端領域に対して上昇した抗体により免疫的に検出でき
るが、C末端に対して上昇した抗体によっては検出できない28kDaのN末端
フラグメント;および
プレセニリン−1のC末端領域に対して上昇した抗体により免疫的に検出でき
るが、N末端に対して上昇した抗体によっては検出できない18kDaのC末端
フラグメント;
を生じるという知見に基づいている(D.Selkoe,Neurobiology of Aging Supple
ment Volume 17,number 4S Abstract 146,pS37 1996)。
プレセニリン−1における突然変異が早発性AD惹起し、イントロン性多型性
が遅発性散発性アルツハイマー病の発症の危険性の増加を伴うので、プレセニリ
ン−1の切断はアルツハイマー病の病理学におけるその役割において、重要な事
象である。
したがって、本発明はPS−1の切断を阻害またはさもなければ調節する化合
物を同定するための化合物をスクリーニングする方法であって、プレセニリン−
1(PS−1)の18kDaおよび28kDa種への切断の程度を試験化合物が
ない場合の切断の程度と比較して測定することを含む方法を提供する。本発明は
また、それにより同定される化合物にも関する。
好ましい態様において、この方法ではPS−1をコードするDNAを含有する
発現ベクターでトランスフェクトしたヒト宿主細胞を用いる。切断産物の存在は
、切断産物のごときPS−1のフラグメントに対して作成され、28kDa種よ
りも18kDa種に対して特異的、およびその逆のポリクローナルまたはモノク
ローナル抗体を用いて宿主細胞のタンパク質含量をアッセイすることにより検出
できる。イムノアッセイの任意の適当な構成、例えばウェスタン・ブロット・ア
ッセイまたはELISAを用いてもよい。
PS−1のフラグメントに対して作成され、28kDa種よりも18kDa種
に特異的、およびその逆のモノクローナルおよびポリクローナル抗体はそれ自体
新規であり、本発明のさらなる態様を形成する。特に、本発明はポリペプチドC
RSLGHPEPLSNGRPQGNSRおよびCRDSHLGPHRSTPE
SRに対して作成した抗体を提供する。
本発明はまた、単離形態の新規18kDaおよび28kDaの切断産物、それ
に対する特異的抗体およびポリペプチド切断産物をコードするポリヌクレオチド
(DNAまたはRNA)をも提供する。C末端18kDa種を通常のN末端配列
決定することにより切断部位を決定でき、メチオニン298およびアラニン29
9間に大部分が存在することが見出された(D.Selkoe,Neurobiology of Aging
Supplement Volume 17,number 4S Abstract 146,pS37,1996)。切断部位に関
する知見により、本発明の方法において全長のPS−1に代えて用いることがで
き、PS−1の切断に関与する酵素活性を解析し、測定できる、切断部位にわた
る短いポリペプチド(例えばアミノ酸3から10個の長さ)を設計できる。また
、切断部位に関する知見により、ポリペプチドを本発明にしたがって特異的抗体
を作成するのに用いることができ、本発明の方法において有用な、PS−1の2
8kDa種のC末端および18kDa種のN末端に対応する短いポリペプチド(
例えばアミノ酸3から20個の長さ)をも設計できる。
本発明のポリペプチドおよびポリヌクレオチドは好ましくは単離形態で提供さ
れ、好ましくは均質にまで精製される。
「単離された」なる用語はその物質が元来の環境(例えばそれが天然物である
場合、天然の環境)から除去されていることを意味する。例えば、生存動物に存
在する天然のポリヌクレオチドまたはポリペプチドは単離されていないが、天然
の系において共存する物質の一部または全てから分離されている場合、同じポリ
ヌクレオチドまたはポリペプチドは単離されている。かかるポリヌクレオチドは
ベクターの一部であることができ、および/またはかかるポリヌクレオチドもし
くはポリペプチドは組成物の一部であることができ、かかるベクターもしくは組
成物が自然環境の一部ではないので単離されている。好ましくは、ポリペプチド
は精製された形態である。精製形態はその他のタンパク質狭雑物に対して少なく
とも80%、より好ましくは90%、さらに好ましくは95%、最も好ましくは
99%の純度であることを意味する。
本発明はまた本発明のポリヌクレオチドを含有するベクター、本発明のベクタ
ーで遺伝子操作した宿主細胞および組み換え技術による本発明のポリペプチドの
製造にも関する。
従って本発明のさらなる態様によれば、宿主において該ポリペプチドをコード
するポリヌクレオチドを発現させ、発現した産生物を回収する組み換え技術によ
り本発明のポリペプチドを製造する方法が提供される。別法として本発明のポリ
ペプチドをペプチド合成の常法により合成的に製造できる。
宿主細胞を例えばクローニングベクターまたは発現ベクターであってもよいベ
クターで遺伝子操作する(トランスダクトまたはトランスフォームまたはトラン
スフェクトする)。ベクターは、例えばプラスミド、コスミド、ファージ等の形
態であってもよい。操作した宿主細胞をプロモーターを活性化し、形質転換体を
選別し、または遺伝子を増幅するのに適するように修飾した慣用の栄養培地中で
培養できる。温度、pH等の培養条件は発現用に選択した宿主細胞で以前に用い
られた条件であり、これは当業者には明らかであろう。
適当な発現ベクターには染色体性、非染色体性および合成DNA配列、例えば
SV40の誘導体;細菌性プラスミド;ファージDNA;バキュロウイルス;酵
母プラスミド;プラスミドおよびファージDNA、ワクシナ、アデノウイルス、
鶏痘ウイルスおよび仮性狂犬病のごときウイルス性DNAの組み合わせ由来のベ
クターが包含される。しかしながら宿主細胞中で複製可能であり生存可能な限り
、その他のいかなるベクターを用いてもよい。
適当なDNA配列を種々の方法によりベクターに挿入してもよい。概して、D
NA配列は当該分野で知られる方法により適当な制限エンドヌクレアーゼ部位に
挿入する。かかる方法およびその他の方法は当業者の範囲内であると考えられる
。
発現ベクター内のDNA配列を適当な発現調節配列(プロモーター)に作動的
に連結させ、mRNAの合成を調整する。かかるプロモーターの代表例としては
、LTRまたはSV40プロモーター、イー・コリ(E.coli)racまたはtr
p、ファージラムダPLプロモーターおよび原核細胞もしくは真核細胞またはそ
れらのウイルスにおいて遺伝子の発現を調節することが知られているその他のプ
ロモーターが挙げられる。発現ベクターはまた、翻訳開始および転写終止のため
のリボソーム結合部位をも含有する。ベクターはまた発現を増幅するための適当
な配列をも含有してもよい。
加えて発現ベクターは、1個またはそれ以上の選別マーカー遺伝子を含有し、
真核細胞培養用のジヒドロ葉酸リダクターゼもしくはネオマイシン耐性またはイ
ー・コリのテトラサイクリンもしくはアンピシリン耐性のごとき形質転換した宿
主細胞を選別するための表現型の特性を提供するのが好ましい。
遺伝子をプロモーター、リボソーム結合部位(細菌発現用)および所望により
オペレーター(本明細書では総括して「調節」エレメントと称する)の調節下に
おくことができ、所望のタンパク質をコードするDNA配列が、この発現構築物
を含有するベクターにより形質転換された宿主細胞中でRNAに転写されるよう
にできる。コーディング配列はシグナルペプチドまたはリーダ配列を含有しても
しなくてもよい。例えばイー・コリtacプロモーターまたはプロテインA遺伝
子(spa)プロモーターおよびシグナル配列を用いて本発明のタンパク質配列
を発現できる。リーダー配列は翻訳後プロセッシングにおいて細菌宿主により除
去できる。CAT(クロラムフェニコール・トランスフェラーゼ)ベクターまた
は選択マーカーを有するその他のベクターを用いてプロモーター領域を所望の遺
伝子から選別できる。2種の適当なベクターはPKK232−8およびPCM7
である。特別に命名された細菌性プロモーターにはlacI、lacZ、T3、
T7、gpt、ラムダPR、PLおよびtrpが包含される。真核生物プロモータ
ーにはCMV極初期プロモーター、HSVチミジンキナーゼ、初期および後期S
V40、レトロウイルス由来のLTR、およびマウス・メタロチオネイン−Iが
包含される。適当なベクターおよびプロモーターの選択は当業者の範囲内である
。
調節配列に加えて宿主細胞の成長に応じてタンパク質配列の発現を制御できる
制御配列を加えるのが望ましい。制御配列は当業者に既知であり、例としては制
御化合物の存在を含め化学的または物理的刺激に応答して遺伝子発現をオンまた
はオフするものが包含される。例えばエンハンサー配列などの別の型の制御エレ
メントもまたベクターに存在してもよい
特定のコーディング配列を適当な制御配列を有するベクター中に置き、コーデ
ィング配列の位置および配向を、調節配列に関して、コーディング配列が調節配
列の「調節」下で転写される(すなわち調節配列でDNA分子に結合するRNA
ポリメラーゼがコーディング配列を転写する)ように発現ベクターを構築する。
コーディング配列の修飾は、この目的を達成するために望ましい。例えば、適当
な配向で調節配列に結合できるように、すなわち解読枠を維持するように配列を
修飾することが必要な場合もある。調節配列および他の制御配列を、前記のクロ
ーニングベクターなどのベクターに挿入する前にコーディング配列にライゲート
してもよい。別法としてコーディング配列をすでに調節配列および適当な制限部
位を含有している発現ベクターに直接クローニングできる。コーディング配列の
修飾を行い、発現を増強するために、選択した宿主細胞に適合するようコドンの
使用を変化させてもよい。
一般に、組み換え発現ベクターは、宿主細胞の形質転換を可能にする複製起点
および選択マーカー、例えばイー・コリのアンピシリン耐性遺伝子およびエス・
セレビシアエ(S.cerebisiae)TRP1遺伝子、および下流の構造配列の転写を
指示する高−発現遺伝子由来のプロモーターを含有する。異種構造配列を翻訳開
始および終止配列、好ましくは翻訳されたタンパク質の周辺腔または細胞外培地
への分泌を指示できるリーダー配列を用いて適当な状態に組み立てる。所望によ
り、異種配列は望ましい特性、例えば発現組み換え産物の安定化または精製の容
易化を付与するN−末端同定ペプチドを含有する融合タンパク質をコードできる
。
本明細書で前記したような適当なDNA配列、ならびに適当なプロモーターま
たは調節配列を含有するベクターを用いて適当な宿主細胞を形質転換し、宿主に
タンパク質を発現させることができる。
クローニング用の組換えDNAベクターおよびそれらが形質転換できる宿主細
胞の例としては、バクテリオファージλ(イー・コリ)、pBR322(イー・コ
リ)、pACYC177(イー・コリ)、pKT230(グラム陰性細菌)、pGV
1106(グラム陰性細菌)、pLAFR1(グラム陰性細菌)、pME290(イ
ー・コリ以外のグラム陰性細菌)、pHV14(イー・コリおよびバシラス・サブ
チリス(Bacillus subtilis))、pBD9(バシラス)、pIJ61(ストレプトミ
セス(Streptomyces))、pUC6(ストレプトミセス)、YIp5(サッカロミセス
(Saccharomyces))、バキュロウイルス(baculovirus)昆虫細胞系、YCp19
(サッカロミセス)等が挙げられる。概要は「DNA Cloning」:Vols I&II,Glove
rら、ed.IRL Press Oxford(1985)(1987)および;T.Maniatisら、「Molecular
Cloning」Cold Spring Harbor Laboratory(1982)を参照のこと。
宿主生物からポリペプチドの分泌を惹起する配列を加え、続いて分泌シグナル
を切断することが望ましい場合もある。
酵母発現ベクターもまた当業界で知られている。例えば、米国特許第4446
235号;第4443539号;第4430428号を参照のこと;また欧州特
許出願第103409号;第100561号;第96491号をも参照のこと。
SV40後期プロモーターを用いて哺乳動物細胞における発現を誘導するpSV
2neo(J.Mol.Appl.Genet.1:327-341に記載される)またはCMVプロモ
ーターを用いて発現を誘導するpCDNA1(Mol.Cell Biol.7:4125-4129)
に由来するベクターpCDNA1neo。これらの後者の2種のベクターは共に
哺乳動物細胞中で一過性または安定した(G418耐性を用いる)発現用に用い
ることができる。昆虫細胞発現系、例えばドロソフィラ(Drosophila)もまた有
用であり、例えばPCT出願WO90/06358およびWO92/06212
ならびにEP290261−B1を参照のこと。
高等な真核生物によるDNAの転写はエンハンサー配列をベクターに挿入する
ことにより増強される。エンハンサーはDNAのシス作動性エレメントであり、
通常約10から300塩基対であり、プロモーターに作用してその転写を増強す
る。例には複製起点の後方の100から270塩基対のSV40エンハンサー、
サイトメガロウイルス初期プロモターエンハンサー、複製起点の後方のポリオー
マ・エンハンサーおよびアデノウイルスエンハンサーが包含される。
前記のベクターを含有する宿主細胞は、哺乳動物細胞のごとき高等な真核細胞
もしくは酵母細胞のごとき下等な真核細胞であることができ、または細菌細胞の
ごとき原核細胞であることもできる。適当な宿主の代表例としては:原核生物、
例えばイー・コリ、ストレプトミセス、サルモネラ・チフィムリウム(Salmonel
la thyphimurium)のごとき細菌細胞、および真核生物、例えば酵母のごとき真
菌細胞、ドロソフィラ(Drosophila)およびスポドプテラ・フルギペルダ(Spod
optera frugiperda)のごとき昆虫細胞、CHO、COSまたはボウズ(Bowes)
黒色腫のごとき哺乳動物細胞、植物細胞等が挙げられる。適当な宿主の選択は本
明細書の教示より当業者の範囲内であると考える。
構築物をリン酸カルシウム・トランスフェクション、DEAE−デキストラン
媒介トランスフェクション、またはエレクトロポレーションにより宿主細胞へ導
入できる。(Davis,L.,Dibner,M.,Battey,I.,Basic Methods in Molecular
Biology,(1986))。
適当な宿主株を形質転換し、宿主株を適当な細胞密度にまで成長させた後、選
択したプロモーターを適当な手段(例えば温度シフトまたは化学的誘導)により
誘導し、さらなる期間細胞を培養する。
典型的には、遠心により細胞を回収し、物理的または化学的手段により粉砕し
、得られた粗抽出物をさらに精製するために保持する。
凍結−融解サイクル、ソニケーション、機械的粉砕または細胞溶解剤の使用を
含む常法によりタンパク質の発現に用いた微生物細胞を粉砕でき、かかる方法は
当業者に周知である。
種々の哺乳動物細胞系を用いて組み換えタンパク質を発現することもできる。
哺乳動物発現系の例には、サル腎臓繊維芽細胞のCOS−7ライン(Gluzman,C
ell,23:175(1981)に記載される)および適合するベクターを発現できるその他
のセルライン、例えばC127、3T3、CHO、HeLaおよびBHKセルラ
イン等が包含される。哺乳動物発現ベクターは複製起点、適当なプロモーターお
よびエンハンサー、ならびに任意の所望のリボソーム結合部位、ポリアデニル化
部位、スプライス・ドナーおよびアクセプター部位、転写終止配列ならびに5’
フランキング非転写配列を含む。SV40プライスに由来するDNA配列および
ポリアデニル化部位を用いて所望の非転写遺伝的エレメントを提供してもよい。
また、ヒト以外のトランスジェニック動物を宿主として用いてもよい。
発現したポリペプチドの回収方法は、選択した発現系および宿主に依存する。
発現系がポリペプチドを成長培地に分泌する場合、ポリペプチドを培地から直接
精製できる。ポリペプチドが分泌されない場合は、細胞溶解物から単離するかま
たは細胞膜分画から回収する。ポリペプチドが細胞表面に局在する場合、細胞全
体または単離した膜を所望の遺伝子産物の検定源として用いることができる。イ
ー・コリのごとき細菌宿主に発現されポリペプチドは封入体から単離し、再生す
る必要がある。適当な成長条件および回収方法の選択は当業者の範囲内である。
硫酸アンモニウムまたはエタノール沈殿、酸抽出、陰イオンまたは陽イオン交
換クロマトグラフィー、ホスホセルロースクロマトグラフィー、疎水性相互作用
クロマトグラフィー、アフィニティークロマトグラフィー、ヒドロキシルアパタ
イトクロマトグラフィーおよびレクチンクロマトグラフィーを含む方法により組
み換え細胞培養物からポリペプチドを回収および精製できる。必要ならばタンパ
ク質の再生工程を用いて成熟タンパク質の立体配置を完全にすることができる。
最後に高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を最終精製工程に用いることが
できる。
組み換え製造法で用いる宿主に応じて、ポリペプチドをグリコシル化してもグ
リコシル化しなくてもよい。ポリペプチドはまた、開始メチオニンアミノ酸残基
を含有してもよい。
「組換え」ポリペプチドは、組換えDNA技術により産生した、すなわち所望
のポリペプチドをコードする外因性DNA構築物により形質転換された細胞から
産生したポリペプチドを意味する。「合成」ポリペプチドは化学的合成により製
造したポリペプチドである。
「レプリコン」は、インビボでDNA複製の自立的ユニットとして機能する;
すなわちそれ自体の調節下で複製可能な遺伝的エレメント(例えばプラスミド、
染色体、ウイルス)である。
「ベクター」は、付着したセグメントが複製できるように、別のDNAセグメ
ントがするプラスミド、ファージ、またはコスミド等のレプリコンである。
「二本鎖DNA分子」は弛緩および超らせんの両方の二本鎖らせんのデオキシ
リボヌクレオチド(アデニン、グアニン、チミンまたはシトシン塩基)のポリマ
ーの形態を意味する。この用語は分子の1次および2次構造のみを意味し、特定
の3次形態を限定するものではない。従って、この用語はとりわけ直鎖DNA分
子(例えば制限断片)、ウイルス、プラスミドおよび染色体に見出される二本鎖
DNAを包含する。特定の二本鎖DNA分子の構造に関して論じる場合、DNA
のセンス鎖に沿って5’から3’の方向の配列のみを示す慣用法に従って本明細
書に配列を記載できる。
特定のタンパク質のDNA「コーディング配列」、または特定のタンパク質を「
コードするヌクレオチド配列」は、適当な制御配列の調節下においた場合、ポリ
ペプチドに転写および翻訳されるDNA配列である。
「プロモーター配列」は、細胞内でRNAポリメラーゼに結合し、下流(3’
方向)のコーディング配列の転写を開始する能力のあるDNA制御領域である。
プロモーター配列内には、転写開始部位(ヌクレアーゼS1のマッピングにより
簡便に示される)およびRNAポリメラーゼの結合に寄与するタンパク質結合ド
メイン(コンセンサス配列)がある。真核生物プロモーターは、いつもではない
が、しばしば、「TATA」ボックスおよび「CAT」ボックスを含有する。
DNA「調節配列」とはプロモーター配列、リボソーム結合部位、ポリアデニ
ル化シグナル、転写終止配列、上流制御ドメイン、エンハンサー等を総称し、総
じて宿主細胞におけるコーディング配列の発現(すなわち転写および翻訳)を提
供する。
RNAポリメラーゼがプロモーター配列に結合し、コーディング配列をmRN
Aに転写し、次いでコーディング配列によりコードされるポリペプチドに翻訳す
る場合、調節配列は細胞においてコーディング配列の「発現を指示する」。
「宿主細胞」は、外因性DNA配列によりトランスフォームもしくはトランス
フェクトされた、またはトランスフォームもしくはトランスフェクト可能な細胞
である。
外因性DNAが細胞膜内に導入された場合、細胞はかかる外因性DNAにより「
形質転換されている」。外因性DNAは、細胞のゲノムを構成する染色体DNA
に組み込まれて(共有結合して)も組み込まれなくてもよい。原核生物および酵
母では、例えば外因性DNAはプラスミド等のエピソームエレメント上に保持さ
れ得る。真核細胞に関しては、安定して形質転換またはトランスフェクトされた
細胞は、外因性DNAが染色体内に組み込まれ、染色体複製を介して娘細胞によ
り遺伝される細胞である。この安定性は真核細胞が外因性DNAを含有する娘細
胞の集団からなるセルラインまたはクローンを確立する能力により示される。
「クローン」は、単一の細胞または有糸分裂による共通の先祖に由来する細胞
の集団である。「セルライン」は、多世代にわたってインビトロで安定した成長
が可能な1次細胞のクローンである。
2個のDNAまたはポリペプチド配列が「実質的に相同」または「実質的に同一」
とは、分子の所定の長さにわたりヌクレオチドまたはアミノ酸が少なくとも約8
5%(好ましくはすくなくとも約90%、および最も好ましくは少なくとも約9
5%)対合する場合であり、対立遺伝子変異を包含する。また、本明細書で用い
るように実質的に相同とは、特定のDNAまたはポリペプチド配列と同一性を示
す配列を意味する。実質的に相同なDNA配列は、例えば特定の系で規定される
ようなストリンジェント条件下でサザンハイブリダイゼーション実験で同定でき
る。適当なハイブリダイゼーション条件の規定は当業者の範囲内である。例えば
「Current Protocols in Mol.Biol.」Vol.I&II,Wiley Interscience,Ausbel
ら(編)(1992)を参照のこと。実質的に同一のタンパク質配列はタンパク質溶解
性消化、ゲル電気泳動およびマイクロシークエンシングにより同定できる。
「機能的に等価」なる用語は、対象のタンパク質のアミノ酸配列が元来のタン
パク質の活性と同種の活性を示す配列であることを意味する。
DNA構築物の「異種」領域は、天然で他の分子と結合して見出されない、他
のDNA分子内またはその分子に付着した同定可能なDNAのセグメントである
。
ポリペプチドまたはそれを発現する細胞を免疫原として用いてそれに対する抗
体を製造できる。これらの抗体は例えばポリクローナルまたはモノクローナル抗
体であることができる。本発明はまたキメラ、一本鎖およびヒト化抗体ならびに
FabフラグメントまたはFab発現ライブラリーの産物をも包含する。当該分
野で知られる種々の方法を用いて、かかる抗体およびフラグメントを製造するこ
とができる。
ポリペプチドを動物に直接注射して、またはポリペプチドを好ましくはヒト以
外の動物に投与してポリペプチドに対して生成された抗体を得ることができる。
このようにして得た抗体を次いでポリペプチド自体に結合する。このようにして
ポリペプチドのフラグメントのみをコードする配列を用いて完全な天然のポリペ
プチドに結合する抗体を生成することさえもできる。
連続セルライン培養により産生される抗体を提供する任意の技術を用いてモノ
クローナル抗体を製造することができる。例には、ハイブリドーマ技術(Kohler
and Milstein,1975,Nature,256:495-497)、トリオーマ技術、ヒトBセルハイ
ブリドーマ技術(Kozborら、1983,Immunology Today,4:72)、およびヒト・モノ
クローナル抗体を製造するためのEBVハイブリドーマ技術(Coleら、1985,Mono
clonal Antibodies and Cancer Therapy,Alan R.Liss,Inc.77-96)が包含さ
れる。
一本鎖抗体の製造に関して記載された技術(米国特許第4946778号)を
適用して、免疫原性ポリペプチドに対する一本鎖抗体を製造できる。
本発明はまた、PS−1の18kDaおよび28kDa種への切断のモデュレ
ーターである化合物およびPS−1の機能を変調するためのそれらの使用も提供
する。
本発明はさらにPS−1の機能を変調するための医薬の製造における本発明に
よる化合物の使用を提供する。
本発明はさらにアルツハイマー病の治療または予防の方法であって、本発明の
化合物、とりわけPS−1の18kDaおよび28kDa種への切断のモデュレ
ーターである化合物の有効量を患者に投与することを含む方法を提供する。
治療に用いる場合、本発明の化合物を標準的な製剤方法にしたがって処方する
。
したがって、本発明はまた、本発明の化合物および医薬上許容される担体を含
む医薬組成物を提供する。
経口投与した場合に活性である化合物は、液剤、例えばシロップ、懸濁剤また
は乳剤、錠剤、カプゼルおよびロゼンジに処方できる。
一般に、液体製剤は、懸濁化剤、保存剤、着香剤または着色剤と共に、適当な
液体担体、例えばエタノール、グリセリン、非水性溶媒、例えばポリエチレング
リコール、油または水中の化合物または医薬上許容される塩の懸濁液または溶液
からなる。
錠剤の形態の組成物は、固体製剤を製造するために慣用される適当な医薬担体
を用いて製造できる。かかる担体の例には、ステアリン酸マグネシウム、デンプ
ン、ラクトース、シュークロースおよびセルロースが包含される。
カプセルの形態の組成物は、慣用のカプセル方法を用いて製造できる。例えば
、活性成分を含有するペレットを標準的な担体を用いて製造し、次いで硬質ゼラ
チンカプセルに充填できる;別法として、適当な医薬担体、例えば水性ガム、セ
ルロース、珪酸塩または油を用いて分散物または懸濁液を製造し、次いで分散物
または懸濁液を軟質ゼラチンカプセルに充填できる。
典型的な非経口用組成物は、滅菌水性担体または非経口用に許容される油、例
えばポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、レシチン、落花生油、ゴ
マ油中の化合物または医薬上許容される塩の溶液または懸濁液からなる。別法と
して溶液を凍結乾燥し、次いで投与直前に適当な溶媒で復元できる。
典型的な坐剤処方は、坐剤で投与した場合に活性である式(I)で示される化
合物または医薬上許容されるその塩を、グリコール・ポリマー、ゼラチンもしく
はココアバターまたはその他の低融点植物性もしくは合成ワックスもしくは脂肪
のごとき結合剤および/または滑沢剤と共に含む。
好ましくは組成物を、錠剤もしくはカプセルのごとき単位投与形態にする。
経口投与用の各投与量単位は、好ましくは、本発明の阻害剤を1から250m
g含有する(非経口投与用には好ましくは0.1mgから25mg含有する)。
成人の患者の1日の投与計画は例えば式(I)の化合物もしくは医薬上許容さ
れるその塩を遊離塩基として計算して、経口投与用量は1mgから500mg、
好ましくは1mgから250mg、または静脈内、皮下もしくは筋肉内投与用量
は0.1mgから100mg、好ましくは0.1mgから25mgにでき、化合
物を1日1から4回投与する。適当には化合物を治療期間中連続して投与する。
さらなる態様において、本発明は患者におけるアルツハイマー病を予測する診
断方法であって、患者から組織サンプルを単離し、該サンプルをPS−1の18
kDaおよび28kDa種への切断に関してアッセイすることを含む方法を提供
する。
化合物のスクリーニング方法に関して前記したように、切断産物に対して製造
したポリクローナルまたはモノクローナル抗体を用いてサンプルのタンパク質含
量をアッセイことにより切断産物の存在を検出できる。
本発明はさらに以下の実施例に関して記載する;しかしながら本発明をかかる
実施例に制限するものではないことを理解すべきである。特記しなければ全ての
部分または量は重量で示す。
実施例
実施例1
細胞中のプレセニリン−1の切断の証明
PS−1のN末端領域のアミノ酸42−60を含有するペプチドCRSLGH
PEPLSNGRPQGNSR、およびPS−1のC末端領域のアミノ酸344
−358を含有するペプチドCRDSHLGPHRSTPESRに対するウサギ
ポリクローナル抗体を作成した(R.Sherringtonら、Nature,375:754-760,1995
)。これらの抗体は:
PS−1のcDNAでトランスフェクトした細胞の細胞溶解物をウェスタン・
イムノブロット分析により、ベクター対照細胞に比較してトランスフェクトした
細胞におけるタンパク質のバンドの免疫反応性が強いことが示される;
タンパク質バンドに対する免疫反応性が抗体を作成するのに用いたペプチドに
対して競合することが示される;
ペプチドを接種する前にウサギから採取した血清では、ペプチドを接種した後
の血清を用いて検出されるタンパク質バンドを検出することができないことが示
される;
ことにより特徴付けられている。
神経芽腫セルラインSHSY5YをPS−1遺伝子のcDNAを含有する発現
ベクターでトランスフェクトし、安定してトランスフェクトされたセルラインを
確立した。トランスフェクトされた細胞において、およびベクター対照細胞にお
いても、PS−1タンパク質はタンパク質のN末端およびC末端の領域の両方に
対して作成した抗体で検出できる43−46kDaのタンパク質として現れる。
全長PS−1タンパク質は、ベクター対照細胞よりもPS−1でトランスフェク
トされた細胞においてより容易に検出できる。トランスフェクトした細胞および
トランスフェクトしていない両方の細胞内でPS−1がタンパク質溶解的に切断
され:プレセニリン−1のN末端領域に対して作成した抗体により免疫的に検出
できるが、C末端に対して作成した抗体では検出されない28kDaのN末端フ
ラグメント:およびプレセニリン−1のC末端領域に対して作成した抗体により
免疫的に検出できるが、N末端に対して作成した抗体では検出されない18kD
aのC末端フラグメントを生成する。
実施例2
プレセニリン−1の切断のモデュレーターに関するアッセイ
前記した抗体を用いて細胞におけるPS−1の切断、およびPS−1の切断の
程度に影響しうる外来性物質の効果が測定できる。これはPS−1タンパク質を
切断する酵素の活性を阻害またはさもなければ変調する物質を包含し、かかる物
質はアルツハイマー病の治療に有用である。
プレセニリン−1(PS−1)遺伝子のcDNAを含有する発現ベクターでト
ランスフェクトしたヒト神経芽腫細胞におけるプレセニリン−1の切断の阻害剤
の能力を、以下の方法を用いて試験した:
pcDNA3またはpCEP4発現ベクターのどちらかのPS−1 cDNA
でトランスフェクトした付着SHSY5Yヒト神経芽腫細胞をマイクロタイター
プレート中で成長させる。88%(v/v)DMEM/NUT MIX F−12
、10%(v/v)ウシ胎仔血清、50μg/mlペニシリン/ストレプトマイ
シン、G−418ゲネチシン400μg/ml、および2mMグルタミンからな
る成長培地(pH7.4)において80%集密にまで細胞を成長させる。試験化
合物をジメチルスルホキシド中、保存濃度2mMで溶解し、次いで成長培地中1
:200に希釈する。成長培地を除去した後、希釈した化合物200μlを3つ
のウェル内の付着細胞に加える。希釈した溶媒を含有する適当な対照培養物を3
検体用意する。プレートを加湿インキュベーター中95%空気/5%CO2で3
7℃にて、24時間インキュベートする。細胞をリン酸緩衝塩水(pH7.4)
で2回洗浄する。
50mM Tris HCl(pH8.0)中150mM塩化ナトリウム、1%
v/vNP40、0.5%v/vデオキシコール酸ナトリウム、0.1%v/v
ドデシル硫酸ナトリウムからなるRIPA緩衝液中で細胞を溶解し、サンドウィ
ッチアッセイにおいて特異的抗体を用いる96ウェル・イムノアッセイ・フォー
マットでアッセイする。第1の抗プレセニリン−1抗体を細胞内のC末端フラグ
メントに対する捕獲物質として供し、第2の抗プレセニリン−1特異的抗体(こ
れは切断により生成されるN末端ネオエピトープを認識する)を検出に用いる複
合体の成分として供する。デキストランに結合し、ビオチニル化した第3のウサ
ギIgG特異的抗体を経時分解する蛍光で検出し、次いでストレプトアビジン−
ユーロピウム複合体(Delfia;EG&GBerthold and Wallac)と、続いてエン
ハンサー溶液とさらにインキュベートする。陽性の結果は対照群に相対して蛍光
が変化するものであり、これは試験化合物の効果の結果切断が変調されたことを
示唆する。結果を溶媒のみを含有する培地で条件づけしたウェルで得られたシグ
ナルの阻害%として表す。
実施例3
診断方法
アルツハイマー病を予測するための手段として、またアルツハイマー病の治療
としてプレセニリンの切断を変調するために投与されている物質の効果を評価す
る手段として、前記した抗体を診断用に用いて、患者組織、例えば血液における
PS−1の18kDaおよび28kDa種への切断の程度をアッセイできる。
化合物のスクリーニング方法について前記したように、切断産物に対して産生
したポリクローナルまたはモノクローナル抗体を用いてサンプルの免疫活性をア
ッセイすることにより切断産物の存在を検出してもよい。
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(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C07K 14/47 C07K 14/47
16/18 16/18
C12N 5/10 C12P 21/02 C
C12P 21/02 C12Q 1/02
C12Q 1/02 G01N 33/15 Z
G01N 33/15 33/50 Z
33/50 33/53 D
33/53 C12N 5/00 B
(72)発明者 グレイ,キャロル
イギリス、シーエム19・5エイダブリュ
ー、エセックス、ハーロウ、ニュー・フロ
ンティアーズ・サイエンス・パーク・サウ
ス、スミスクライン・ビーチャム・ファー
マシューティカルズ
(72)発明者 デイビス,ジョン・ビー
イギリス、シーエム19・5エイダブリュ
ー、エセックス、ハーロウ、ニュー・フロ
ンティアーズ・サイエンス・パーク・サウ
ス、スミスクライン・ビーチャム・ファー
マシューティカルズ
(72)発明者 ウォード,ロビン・ブイ
イギリス、シーエム19・5エイダブリュ
ー、エセックス、ハーロウ、ニュー・フロ
ンティアーズ・サイエンス・パーク・サウ
ス、スミスクライン・ビーチャム・ファー
マシューティカルズ