JP2000512160A - Hiv−1およびhiv−2を検出するための核酸プライマーおよびプローブ - Google Patents

Hiv−1およびhiv−2を検出するための核酸プライマーおよびプローブ

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Abstract

(57)【要約】 試験試料中のHIV(HIV1およびHIV2のいずれか一方、または両方)の検出に有用なプライマー/プローブセットが提供される。これらのプライマー/プローブセットは、PCRまたはRT PCRを含む核酸増幅法に従って使用することができる。プライマー/プローブセットは、核酸増幅反応を行うための他の試薬とともにキットの形ででも提供される。

Description

【発明の詳細な説明】HIV−1およびHIV−2を検出するための核酸プライマーおよびプローブ 発明の分野 本発明はHIVに関する。特には、本発明はHIV1およびHIV2を検出す るためのオリゴヌクレオチドおよび方法に関する。発明の背景 HIVに分類されるウィルスは自らの遺伝情報としてのRNAを有しており、 HIVの感染性は、宿主のDNAにその遺伝情報を挿入するというウィルスの能 力に依るものである。遺伝情報を挿入し、その結果、宿主をうまく感染させるた めには、HIVウィルスはその遺伝物質(RNA)をDNAに変換して、HIV の遺伝情報が宿主の遺伝情報と適合するようにしなければならない。AIDSの 流行を考えれば、明らかにHIVは自らのRNAをDNAに変換することに成功 している。しかしながら、ウィルスがうまくRNAをDNAに変換しうる一方で 、その変換が正確に行われることは滅多にない。言い換えれば、 ウィルスのRNAのDNA複製物は常に正確であるとは限らず、DNA複製物は ウィルスのRNAとは数塩基対異なっている場合がある。したがって、宿主が最 初に単一のウィルス粒子に感染したとしても、何回かの複製の後には、遺伝的に 多様なウィルス集団に感染することになる。 HIVは統一的に分類されていないものの、HIV1とHIV2が異なるウィ ルスであることは一般に認められている。これら各ウィルスの分類としてはいく つかのグループまたはサブタイプがある。たとえば、HIV1の分類としては、 サブタイプA〜Eにさらに分類される「グループM」と、「グループO」とがあ る。一方、HIV2はサブタイプA〜Eを含む。HIV1およびHIV2のサブ タイプは、本文中に記載するように、さらに多くのカテゴリーに細分化される。 しかしながら、これらすべての分類はウィルス間の遺伝的差異に基づいており、 分類学的理論によれば、これらのウィルスの多くは単一のウィルスの子孫である 。したがって、多数のHIVのタイプおよびサブタイプは、HIVの高い突然変 異性およびHIVゲノムの遺伝的多様性を実証するものである。 ウィルスの遺伝的多様性は、上述のようにウィルスが自らの RNAをDNAに変換するときの非効率さに起因するものと考えることができる 。ウィルスの遺伝的多様性に関する他の理論は、上述のように宿主が複数の異な るHIV集団に感染することがあり(上述のように単一のウィルスによる感染か ら発することもある)、ウィルスの遺伝情報の複製とパッケージングの過程で、 あるウィルスゲノムの一部分が別のウィルスゲノムの部分と組み換えられるとい うものである。したがって、組み換えられたゲノムのパッケージングによって、 遺伝的に区別されるウィルスが生み出されることになる。ウィルスが突然変異す るときの様式に関わらず、HIVとして知られるウィルスは非常に突然変異性の 高いゲノムを有し、したがって常に変化し続けていることが分かる。このため、 ウィルスの検出をその遺伝的情報に基づいて行おうとしている研究者は、常に動 いているターゲットに直面することになる。 HIVゲノムのある領域が保存されていることが知られている。しかしながら 、特にこれらの領域における突然変異が、該領域によってコードされるタンパク 質の構造に影響を及ぼさなければ、これらの領域が突然変異を免れているとは言 えない。したがって、HIVの遺伝情報に基づいてHIVを検出するた めの試薬および方法の開発が引き続き課題となっている。発明の要約 本発明は、HIVウィルスの遺伝情報に基づいて、HIV(HIV1およびH IV2の様々なサブタイプ)を検出するのに有用な試薬を提供する。特には、そ れらの試薬はプライマーとプローブのセットの形態のものであり、該試薬は核酸 増幅法に従って使用することができ、様々なサブタイプのHIV1およびHIV 2を特異的かつ高感度で検出する。好適には、ここで提供されるプライマー/プ ローブセットは、2つのプライマー配列と1つのプローブ配列とを含み、逆転写 酵素(RT)PCRフォーマットに従って使用される。 HIV1の検出に使用することのできる本発明のプライマー/プローブセット は、ここで、プライマー/プローブセット1(配列番号2、3および4)、プラ イマー/プローブセット2(配列番号5、6および7)、プライマー/プローブ セット3(配列番号8、9、10お12、13よび11)、およびプライマー/ プローブセット4(配列番号および14)として定義する。HIV2の検出に使 用することのできるプライマー/プローブセットは、ここで、プライマー/プロ ーブセット5(配 列番号16、17および18)、プライマー/プローブセット6(配列番号19 、20および21または22)、プライマー/プローブセット7(配列番号23 、20および21)、およびプライマー/プローブセット8(配列番号16、2 4および18)として定義する。 HIVの検出方法は、一般に以下の段階を含んで構成される。(a)核酸増幅 試薬と、少なくとも1つの上記プライマー/プローブセットと、HIVターゲッ ト配列を含む試料とを含む反応混合液を調製する。(b)反応混合液を増幅条件 下におき、ターゲット配列に相補的である核酸配列を少なくとも1コピー生産す る。(c)プローブをターゲット配列に相補的である核酸配列とハイブリダイズ させ、プローブとターゲット配列に相補する核酸配列とを含むハイブリッドを形 成する。(d)試料中にHIVが存在することを示すハイブリッドを検出する。 好適な逆転写酵素PCRフォーマットは上記と同じ段階を含むが、増幅試薬が 逆転写酵素活性を有する酵素を含む。さらに、本発明において提供されるいずれ の方法によっても、ターゲット配列のコピー数を増やすために段階(b)を複数 回繰り返すことができる。段階(b)は反応混合液の熱サイクル処理によ って繰り返すことができることは、当業者によって理解されよう。発明の詳細な説明 本発明において提供されるプライマー/プローブセットは、2つのプライマー と少なくとも1つのプローブとを含んで構成される。これらのプライマー/プロ ーブセットは核酸増幅技術に従って使用することができる。したがって、いずれ のプライマー/プローブセットのプライマーも、ターゲット配列を増幅するため に使用することができる。ほとんどの場合、プローブはプライマーの1つによっ て生産されたターゲット配列の複製物とハイブリダイズし、増幅反応中に生産さ れるターゲット配列のあらゆる複製物の検出を容易にする。すべてのプライマー /プローブセットは、核酸増幅技術に従って使用され、HIV1グループMおよ びグループO、並びに様々なサブタイプのHIV2を特異的かつ高感度で検出す ることができる。HIV1のサブタイプを検出するためのプライマー/プローブ セットを下記の表1に、HIV2のサブタイプを検出するためのプライマー/プ ローブセットを下記の表2に示した。 前に触れたように、プライマー/プローブセットに含まれるプライマーは、配 列番号2、3、5、6、8、9、12および13の場合にはHIV1ターゲット 配列の複製物の合成を、配列番号16、17、19、20、23および24の場 合にはHIV2ターゲット配列の複製物の合成を開始させるために使用すること ができる。残りの配列番号(配列番号4、7、10、11、14、18、21お よび22)は、同一のプライマー/プローブセット内のプライマー配列のいずれ か一方または両方の増幅産物とハイブリダイズする。たとえば、プライマー/プ ローブセット6は、配列番号19および20がHIV2ターゲット配列の合成を 開始させ、配列番号21および22が配列番号19および20によって生産され た増幅産物とハイブリダイズする限りにおいて、HIV2に特異的である。した がって、プローブ配列は、HIV1またはHIV2の様々なサブタイプに対して も特異的である。 プライマー配列は一般に、デオキシリボ核酸(DNA)またはリボ核酸(RN A)から成る。一方、プローブ配列は、DNA、RNAまたは核酸アナログなど から成ってもよく、該核酸アナログは、たとえば、国際特許出願WO92/20 702に 開示されている、ペプチド核酸(PNA)を含むがそれに限定されることはない 無荷電の核酸アナログ、あるいは、ここで引用によって援用する米国特許第5, 185,444号、第5,034,506号および第5,142,047号に記 載されている、モルホリンアナログ(morpholino analog)な どである。そのような配列は、現在利用可能な様々な技術を用いて常套的に合成 することができる。たとえば、DNA配列は、従来のヌクレオチドホスホルアミ ダイト化学、および、アプライド・バイオシステムズ社(Applied Bi osystems,Inc,Foster City,CA)、デュポン(Wi lmington,DE)、またはミリゲン(Bedford,MA)より入手 可能な装置を用いて合成することができる。同様に、配列は所望により、ここで 引用によって援用する米国特許出願第5,464,746号、第5,424,4 14号、および第4,948,882号などに記載されているような、当該技術 分野における周知の方法を用いて標識することもできる。 ここで用いる「ラベル」という用語は、検出可能な性質または特性を有する分 子または部分を意味する。ラベルは、たとえ ば放射性同位元素、蛍光物質、化学発光物質、酵素、コロイド粒子、蛍光性微粒 子などによる直接的に検出可能なものであってもよいし、あるいは、たとえば特 異的に結合する要素などによって間接的に検出可能なものであってもよい。直接 的に検出可能なラベルは、ラベルの検出を可能にする追加の成分、たとえば基質 、引き金(トリガー)試薬、光線などを必要とすることもあることが理解されよ う。間接的に検出可能なラベルを使用する場合、それらのラベルは典型的にはコ ンジュゲート(conjugate)と組み合わせて使用される。コンジュゲー トは、典型的には直接検出可能なラベルに、連結またはカップリングされた特異 的結合要素である。コンジュゲートを合成するためのカップリング化学は当該技 術分野において周知であり、たとえば、特異的結合要素の特異的結合特性または ラベルの検出可能特性を損なわないあらゆる化学的手段および/または物理的手 段が含まれる。ここで用いる「特異的結合要素」とは、結合対、すなわち一方の 分子がたとえば化学的または物理的手段を介して特異的に他方の分子に結合する ような異なる分子の対の1要素を意味する。抗原抗体特異的結合対に加えて、他 の特異的結合対としては、アビジンとビオチン、ハプテンと ハプテンに特異的な抗体、相補的核酸配列、酵素補因子または基質と酵素などが 含まれるが、これらに限定されることはない。 ここで用いる「試料」という用語は、HIVターゲット配列を含む疑いのある あらゆるものを意味する。試験試料は、たとえば血液、眼球レンズ液、大脳脊椎 液、乳汁、腹水、滑液、腹膜液、羊水、組織、発酵培養液、細胞培養物などのあ らゆる生物学的起源に由来するものであるか、由来するものであることができる 。試験試料は(i)起源から得たものを直接、あるいは(ii)試料の性質改変 するための前処理を行った形で使用することができる。したがって、試験試料は 使用に先だって、たとえば、血液から血漿を調製する、細胞またはウィルス粒子 を分離する、固体物質から液体を調製する、粘性の液を希釈する、液体を濾過す る、液体を蒸留する、液体を濃縮する、干渉成分を不活性化する、試薬を添加す る、核酸を精製するなどの方法で前処理することができる。 ここで用いる「ターゲット配列」という用語は、本発明で提供されるプライマ ー/プローブセットを用いて検出、増幅、あるいは検出および増幅される核酸配 列を意味する。さらに、ターゲット配列という用語は時として一本鎖のことを指 すが、当 業者であればターゲット配列が実際には二本鎖であってもよいことを理解するで あろう。したがって、ターゲットが二本鎖である場合には、本発明のプライマー 配列により、ターゲット配列の両方の鎖が増幅される。 先に述べたように、どの特定のプライマー/プローブセット(それら自身また は付加的なオリゴヌクレオチドを有する)のプライマー配列も、当該技術分野に おいて周知の核酸増幅法に従って増幅用プライマーとして使用することができる 。そのような反応としては、米国特許第4,683,195号および第4,68 3,202号に記載されているポリメラーゼ連鎖反応(PCR)、EP−A−3 20 308に記載されているリガーゼ連鎖反応(LCR)、および、米国特許 第5,427,930号に記載されているギャップLCR(GLCR)などが含 まれるが、これらに限定されることはない。上記文献はすべてここで引用によっ て援用する。上に例示したすべての増幅反応は包括して、DNAターゲット配列 の複製物を複数生産する。 本発明に従えば、ターゲット配列は実際にDNAであってもよいが、HIVゲ ノムがRNAからなることを考慮すると、プライマー/プローブセットは、ここ で引用によって援用する米 国特許第5,322,770号および第5,310,652号に記載されている 「RT PCR」フォーマットに従って使用してもよい。簡単に説明すると、R T PCRはRNAターゲット配列をDNA鎖に転写する方法を提供する。RN Aターゲットから転写されて複製されたDNA鎖は、一般に「cDNA」と呼ば れ、上述のあらゆる方法による増幅のための鋳型として使用することができる。 cDNAの生産方法は、PCRなどの上述の他の増幅方法に関連するハイブリダ イゼーションおよび伸長方法の多くと共通するものであるが、使用する酵素が逆 転写酵素活性を有していなければならない。逆転写酵素活性を有する酵素はRT PCR法とともに周知であり、これ以上の説明は必要ないであろう。さらに、 cDNAを合成するための別法も周知であり、これには、ここで引用によって援 用する1995年2月22日付で出願された、公知の米国特許出願番号08/3 56,287が含まれる。 好適な実施態様によれば、プライマー/プローブセットは、ここで引用によっ て援用する1995年8月14日付で出願された米国特許出願番号08/514 ,704に記載されている「オリゴヌクレオチド・ハイブリダイゼーションPC R」(本 文中では「OH PCR」と呼ぶ場合もある)増幅反応において使用する。簡単 に説明すると、好適な方法において使用される試薬は、(プライマー/プローブ セット1〜8として示される)少なくとも1つのプライマー/プローブセット、 ならびに増幅反応を行うための他の試薬を含む。「増幅反応を行うための他の試 薬」または「核酸増幅試薬」は、周知の試薬を含み、ポリメラーゼ活性、酵素補 因子(たとえばマグネシウム)、塩、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド( NAD)、およびデオキシヌクレオチド三リン酸(dNTPs)(たとえばデオ キシアデニン三リン酸、デオキシグアニン三リン酸、デオキシシトシン三リン酸 、およびデオキシチミン三リン酸)などを含んでいてもよいが、これらに限定さ れることはない。 好適な方法は一般に以下の段階(a)〜(d)を含む。(a)核酸増幅試薬と 、少なくとも1つの本発明のプライマー/プローブセットと、ターゲット配列を 含む疑いのある試料とを含む反応混合液を調製する。(b)混合液を増幅条件下 におき、ターゲット配列に相補的な核酸配列を少なくとも1コピー生成させる。 (c)プローブをターゲット配列に相補的な核酸配列とハイブリダイズさせ、プ ローブとターゲット配列に相補的な核 酸配列とによるハイブリッドを形成させる。(d)サンプル中にターゲット配列 (HIV)が存在することを示すものとしてのハイブリッドを検出する。上記方 法において、段階(c)に先だって、当該技術分野において周知のように、反応 混合液の熱サイクルを10〜100回、より典型的には20〜60回行うことに より、段階(b)を数回繰り返すことができることが理解されよう。 増幅条件は、一般に、1またはそれ以上の核酸配列のアニーリングおよび伸長 を促進する条件として規定される。そのようなアニーリングは、かなり予測でき るやり方で、温度、配列の長さ、相補性、および配列のG:C含量を含むいくつ かのパラメータ次第で変わることは、当該技術分野において周知である。たとえ ば、相補的核酸配列の置かれる環境中の温度を低くすることにより、アニーリン グが促進される。任意の配列の組に対して、融解温度あるいはTmをいくつかの 既知の方法によって見積もることができる。典型的には、診断用途においては、 融解温度近く(すなわち10℃以内)のハイブリダイゼーション温度を使用する 。イオン強度または「塩」濃度もまた融解温度に影響を与える。これは、小さな カチオンがリン酸ジエステル のバックボーン上の負荷電を打ち消して二重らせんの形成を安定化させる傾向に あるためである。典型的な塩濃度はカチオンの性質と原子価に依存するが、当業 者によって容易に理解されよう。同様に、G:C含量が高い場合と、配列の長さ が長い場合にも二重らせんが安定化されることが知られている。これは、A:T 対が2つの水素結合しか持たないのに対し、G:C対は3つの水素結合を含んで いるためであり、また配列が長くなると配列同士を繋ぎ止めている水素結合の数 も増加するためである。したがって、高いG:C含量および長い配列長は、融解 温度を上昇させることによって、ハイブリダイゼーション条件に影響を与える。 任意の診断用途に対する配列が選択されると、G:C含量および配列長を知る ことができ、ハイブリダイゼーション条件に包含されるものを正確に決定するた めにこれらを考慮に入れることができる。イオン強度は典型的には酵素活性に対 して最適化されるので、変化させることのできるパラメータは温度だけになる。 一般に、ハイブリダイゼーション温度は、プライマーまたはプローブのTm付近 またはTmに選ばれる。したがって、ある特定のプライマー/プローブセットに 対する適切なハイブ リダイゼーション条件を得ることは、当業者の通常の知識の範囲にある。 OH PCR法によれば、プライマー、プローブ、および反応条件は、プロー ブ配列がプライマー配列よりも低い融解温度を有し、反応混合液を増幅条件にお いた場合に、プローブのTmよりも高い温度でターゲット配列の複製物またはそ の相補物(アンプリコンと呼ばれる場合もある)が生産されるように選択するこ とが好ましい。そのような複製物が合成された後、それらを変性させて混合液を 冷却し、プローブと、ターゲットの複製物またはその相補物との間でハイブリッ ドを形成させる。温度を変性温度からプローブが一本鎖複製物と結合する温度ま で低下させる速度は、好適には、たとえば約8分〜約15分とかなり速く、好適 には2分未満である。このように急速に冷却することは、アンプリコンの相補鎖 間でのハイブリッド形成ではなく、たとえばターゲット配列の複製物とプローブ の間でのハイブリッド形成にとって有利である。 プライマー配列産物を検出するためにラベルを使用する場合には、捕捉ラベル または検出ラベルのいずれかでプライマー配列を標識する。プローブ配列は、プ ライマー配列によって生産 された配列とハイブリダイズさせるために使用され、典型的にはプライマー配列 を含まない配列とハイブリダイズする。プライマー配列の場合と同様に、プロー ブ配列もまた捕捉ラベルまたは原子価を有する検出ラベルのいずれかでラベルさ れる。プローブのラベルは、プライマーが捕捉ラベルでラベルされている場合に は検出ラベルであり、逆にプライマーが検出ラベルでラベルされている場合には 捕捉ラベルである。検出ラベルは前に定義した「ラベル」と同一の定義のもので あり、「捕捉ラベル」は典型的には、伸長産物および他の増幅反応物に由来する 副産物と結合したプローブを分離するために用いられる。(前に定義した)特異 的結合要素がこの目的のために特に適している。また、本方法に従って使用され るプローブは、ハイブリダイゼーション条件下で伸長しないように、3’末端に おいてブロックされていることが好ましい。プローブの伸長を防止する方法は周 知であり、当業者による選択事項である。典型的には、プローブの3’末端にリ ン酸基を添加するだけで、プローブの伸長を阻止する目的に対しては十分である 。 複製配列/プローブハイブリッドが形成されると、複製配列およびプローブ配 列上の異なるラベル(すなわち捕捉ラベルと 検出ラベル)を用いて、そのようなハイブリッドを分離、検出することができる 。好ましくは、検出は市販のAbbott LCx(登録商標)機器(Abbo tt Laboratories;Abbott Park,IL)によって用 いられるプロトコールに従って行う。 前に検討したように、ターゲット配列はDNAであってもよいし、ターゲット 配列はHIVゲノム中に埋め込まれていてもよく、したがってターゲット配列は RNAの形であってもよい。ターゲット配列がHIVゲノムの一部である場合に は、いわゆる核酸増幅試薬の一部として逆転写酵素活性を有する酵素を含め、続 く増幅反応のためにcDNAを生産することが好ましい。本実施態様によれば、 プライマー配列はcDNA合成のためのプライマーとしての役割も果たす。本発 明では、cDNAの生産、次に増幅、そして増幅されたcDNA配列の検出とい うように段階を区別したが、これらのプロセスを1つの増幅反応混合液中で同時 に行ってもよいことが理解されよう。 他の実施態様によれば、2つのプライマー/プローブセットの組み合わせ(一 方はHIV1特異的プライマー/プローブセットから選ばれ、他方はHIV2特 異的プライマー/プローブ セットから選ばれる)を用いた1つの反応において、HIV1およびHIV2を 同時に検出することができる。たとえば、試験試料を、逆転写酵素活性を有する 酵素を含んでいても含んでいなくてもよい増幅試薬とともにプライマー/プロー ブセット1および8に接触させて、増幅を行い、試験試料中のHIV1およびH IV2の存在を検出することができる。 本発明のオリゴヌクレオチドは、HIV1またはHIV2を検出するための有 用なキットの一部として提供されることもできる。このキットは、本発明による 1またはそれ以上のプライマー/プローブセットを収容する1またはそれ以上の 適切な容器と、ポリメラーゼ活性を有する酵素と、デオキシヌクレオチド三リン 酸と、任意に逆転写酵素活性を有する酵素とを含んで構成される。典型的には、 少なくとも1つの配列がラベルを持つが、ラベルなしでも検出は可能である。 以下の実施例は、本発明をさらに説明するためのものであって、本発明を限定 するものではない。 実施例 以下の実施例では、本発明において提供されるプライマー/プローブセットを 用いてHIV−1およびHIV−2の様々な サブタイプが検出されることを実証する。プライマー/プローブセットを構成す るDNAプライマーおよびプローブは、配列番号2、配列番号3、配列番号4、 配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9、配列番号10 、配列番号11、配列番号12、配列番号13、配列番号14、配列番号16、 配列番号17、配列番号18、配列番号19、配列番号20、配列番号21、配 列番号22、配列番号23、および、配列番号24として同定される。配列番号 2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号 8、配列番号9、配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号13、 および、配列番号14はHIV−1に対して特異的である。HIV−1(サブタ イプB、MN株)からの代表的なターゲット配列をここで配列番号1として定義 する。配列番号16、配列番号17、配列番号18、配列番号19、配列番号2 0、配列番号21、配列番号22、配列番号23、および、配列番号24はHI V−2に対して特異的である。HIV−2(サブタイプA、NIH−Z株)から の代表的なターゲット配列をここで配列番号15として定義する。すべてのプラ イマーおよびプローブは、31個のHIV−1グループM(サブタイ プANBおよびD)およびグループOの単離体に由来するコンセンサス配列であ り、またHIV−2配列についてはサブタイプAおよびBの両方の単離体に由来 するコンセンサス配列である。 以下の実施例においては、配列番号2、配列番号3、配列番号5、配列番号6 、配列番号8、配列番号9、配列番号12、および、配列番号13をHIV−1 ターゲット配列に特異的なコンセンサス増幅プライマーとして使用する。配列番 号4、配列番号7、配列番号10、配列番号11、および配列番号14をHIV −1増幅産物に対するコンセンサス内部ハイブリダイゼーションプローブとして 使用する。配列番号16、配列番号17、配列番号19、配列番号20、配列番 号23、および配列番号24を、HIV−2ターゲット配列に対して特異的なコ ンセンサス増幅プライマーとして、また、配列番号18、配列番号21および配 列番号22を、HIV−2増幅産物に対するコンセンサス内部ハイブリダイゼー ションプローブとして使用する。 実施例1 HIVプライマーおよびプローブの調製 A.HIV−1およびHIV−2のコンセンサスプライマー コンセンサスプライマーは、オリゴヌクレオチドハイブリダイゼーションPC Rによって、すべての既知のHIV−1またはHIV−2を検出するように設計 した。HIV−1に対しては配列番号2、配列番号3、配列番号5、配列番号6 、配列番号8、配列番号9、配列番号12、および配列番号13のプライマーを 作製し、HIV−2に対しては、配列番号16、配列番号17、配列番号19、 配列番号20、配列番号23、および配列番号24を作製した。プライマー配列 は標準的なオリゴヌクレオチド合成方法を用いて合成し、ここで引用によって援 用する米国特許第5,424,414号に記載されている標準的なシアノエチル ホスホルアミダイト結合化学を用いて、該プライマー配列の5’末端をアダマン タンによってハプテン化した。 B.HIV−1およびHIV−2のコンセンサスプローブ コンセンサスプローブは、増幅されたHIVターゲット配列とオリゴヌクレオ チドハイブリダイゼーションによってハイブリダイズするように設計した。HI V−1に対しては配列番号4、配列番号7、配列番号10、配列番号11、およ び配列番 号14のプローブを作製し、HIV−2に対しては、配列番号18、配列番号2 1、および配列番号22を作製した。プローブ配列は標準的なオリゴヌクレオチ ド合成方法を用いて合成し、(ここで引用によって含める)米国特許第5,46 4,746号に記載されている標準的なシアノエチルホスホルアミダイト結合化 学を用いて、該プローブ配列の5’末端を2つのカルバゾールによってハプテン 化し、3’末端をリン酸によってブロックした。 実施例2 HIV−1検出の感度 HIV−1のサブタイプBは、欧州および米国において最も一般的なHIV− 1株であると報告されているので、この株を種々のHIV−1のコンセンサスプ ライマー/プローブセットの感度を調べるために使用した。RNAは、勾配精製 したHIV−1のサブタイプBビリオンから、製造業者(キアゲン,Frank furt,Germany)の説明に従って、キアゲンRNA抽出法およびカラ ム技法を用いて単離した。RNAを1ミリリットル当たりのウィルスRNAのコ ピー数として定量し、検出に適した濃度まで、1ng/μlのリボゾームR NA中に希釈した。 以下に示す4つの異なるHIV−1コンセンサスプライマー/プローブセット について評価を行った。セット#1:配列番号2および3をプライマーとして用 い、配列番号4をプローブとして用いたもの。セット#2:配列番号5および6 をプライマーとして用い、配列番号7をプローブとして用いたもの。セット#3 :配列番号8および9をプライマーとして用い、配列番号10および11をプロ ーブとして用いたもの。セット#4:配列番号12および13をプライマーとし て用い、配列番号14をプローブとして用いたもの。すべての配列は実施例1に 記載したようにして調製した。 上記4種のHIV−1コンセンサスプライマー/プローブセットに対して別々 の準備された反応系を用いて、精製HIV−1 RNAの希釈液の逆転写、PC R増幅および検出を行った。RT−PCRは、50mMビシン、pH8.25、 115mM酢酸カリウム、0.5mM EDTA、8%グリセロール、10μg /μlウシ血清アルブミン(BSA)、および0.02%アジ化ナトリウムを用 いて行った。組換えサーマス・サーモフィラス(Thermus thermo philus)ポリメ ラーゼを1反応あたり5ユニットの濃度で用い、dNTP(dATP、dGTP 、dTTPおよびdCTP)をそれぞれの最終濃度が0.15mMとなるように 共存させた。プライマーはそれぞれ500nMの濃度で使用し、プローブはそれ ぞれ10nMの濃度で使用した。25〜50μl容積の試料を含む全容積0.2 mlの反応溶液に対して、最終濃度が2.5mMとなるようにMnCl2を使用 した。反応溶液中に100ngのリボゾームRNAのみを含むものを陰性対照と した。 反応混合液の逆転写および増幅は、パーキンエルマー(Perkin Elm er)480型サーマルサイクラー(Perkin−Elmer 480 Th ermal Cycler)中で行った。まず最初に反応混合液を62℃で30 分間インキュベートしてRNAの逆転写を行った後、94℃に30秒間保持した 。その後、増幅の初期段階における反応の厳密さを確保するためにタッチダウン またはステップダウンプロトコールを介して、PCR増幅を開始した。このプロ トコールでは、以下の8サイクルを記載の順序で用いた。70℃、80秒間→9 4℃、30秒間を1サイクル。69℃、80秒間→94℃、30秒間を1サイク ル。68℃、80秒間→94℃、30秒間 を1サイクル。67℃、80秒間→94℃、30秒間を1サイクル。66℃、8 0秒間→94℃、30秒間を1サイクル。65℃、80秒間→94℃、30秒間 を1サイクル。64℃、80秒間→94℃、30秒間を1サイクル。63℃、8 0秒間→94℃、30秒間を1サイクル。その後、62℃、80秒間→94℃、 30秒間を1サイクルとして、このサイクルを35サイクル繰り返し、さらなる 増幅を行った。熱サイクルの終了後、混合液を97℃で15分間保持し、2分以 内に温度を4℃まで低下させることにより、プローブオリゴハイブリダイゼーシ ョンを行った。反応産物の検出を行うまで、試料は4℃に保持した。 反応産物はAbbott Lcx(登録商標)システム(Abbott La boratories,Abbott Park,ILより入手可)上で検出し た。抗カルバゾール抗体で被覆された微粒子の懸濁液と、抗アダマンタン抗体/ アルカリホスファターゼコンジュゲート(これらはすべてAbbott Lab oratories,Abbott Park,ILより市販されている)とを 、LCx(登録商標)との結合に使用し、反応産物を捕捉、検出した。使用した 酵素基質はメチル ウンベリフェリルホスフェート(MUP)であり、MUPからMU(メチルウン ベリフェロン)への変換速度を、数/秒/秒(c/s/s)として表した。 本実験から得られたデータを表3に示す。これらのデータは、HIV−1プラ イマー/プローブセット1、2および3を用いた場合には10分子/検定(モル /検定)の濃度までHIV−1のサブタイプBの検出が可能であるが、プライマ ー/プローブセット4を用いた場合には100分子/検定までしか検出できない ことを示している。 実施例3 HIV−2検出の感度 種々のHIV−2コンセンサスプライマー/プローブセットの感度を調べるた めに、HIV−2のサブタイプAを使用した。 RNAは、勾配精製したHIV−2のサブタイプAビリオン(HIV−2NIHZ, Advanced Biotechnologies Inc.,Columb ia,MD)から、製造業者(キアゲン,Frankfurt,Germany )の説明に従って、キアゲンRNA抽出法およびカラム技法を用いて単離した。 RNAは、最初に電子顕微鏡で定量しておいたビリオンから精製した。得られた 精製RNAは、1ng/μlのリボゾームRNA中に検出に適切な濃度まで希釈 した。 以下に示す3つの異なるHIV−2コンセンサスプライマー/プローブセット について評価を行った。セット#5:配列番号16および17をプライマーとし て用い、配列番号18をプローブとして用いたもの。セット#6:配列番号19 および20をプライマーとして用い、配列番号22をプローブとして用いたもの (配列番号21をプローブとして単独で、あるいは配列番号22と組み合わせて 使用することもできる)。セット#7:配列番号20および23をプライマーと して用い、配列番号21をプローブとして用いたもの。すべての配列は実施例1 に記載したようにして調製した。 実施例2の記載と同様にして、別個の反応系として3種のH IV−2コンセンサスプライマー/プローブセットを用いた反応混合液を調製し 、逆転写および増幅を行った後、検出を行った。 表4に示した結果は、HIV−2プライマー/プローブセット5および6を用 いた場合には1分子/検定(モル/検定)の濃度までHIV−2の検出が可能で あるが、プライマー/プローブセット7を用いた場合には100分子/検定まで しか検出できないことを示している。 実施例4 HIV−1サブタイプの検出 HIVの遺伝的多様性は検出に対して最も問題となる事項である。検定では、 最も広範に多様化したサブタイプ「O」を含 むすべてのサブタイプを正確に検出することが必要とされる。血清試料は、HI V−1のサブタイプA〜FのDigene(Sliver Spring MD )および、HIV−1のサブタイプOの2つの単離体より得た。各単離体からキ アゲンカラムを用いてウィルスRNAを抽出、精製した。方法は製造業者(キア ゲン,Frankfurt,Germany)の説明に従った。RNAを1ミリ リットル当たりのウィルスRNAのコピー数として定量し、検出のために1ng /μlのリボゾームRNAによって10倍連続希釈を行った。表5は、各サブタ イプに対する各希釈試料において使用したRNA(分子/検定)の量を示してい る。 別個の反応系において4つの異なるコンセンサスプライマー/プローブセット を用いて、実施例2に記載のように、種々のHIV−1サブタイプからのRNA 試料の逆転写、増幅および検出を行った。サブタイプOはHIV−1プライマー /プローブセット#1のみを用いて試験した。以下の表6〜9に試験の結果を示 す。 HIV−1プライマー/プローブセット#1により、広範に多様化したサブタ イプOを含む上記表6中の試験したすべてのHIV−1サブタイプが、100〜 1分子/検定の感度範囲で検出された。 HIV−1プライマー/プローブセット#2により、上記表7中の試験したす べてのHIV−1サブタイプが、HIV−1プライマー/プローブセット#1と 同様の感度で検出された。 (ND=測定せず) HIV−1プライマー/プローブセット#3により、上記表8中の試験した6 つのHIV−1サブタイプのうち5つのサブタイプが検出され、検出の感度は約 200モル/検定であった。 (ND=測定せず) HIV−1プライマー/プローブセット#4により、上記表9中の試験した6 つのHIV−1サブタイプのうち4つのサブタイプが検出され、検出の感度は2 000〜200モル/検定であった。 実施例5 HIV−1およびHIV−2プライマー/プローブセットの特異性 HIV−1プライマー/プローブセット#1および#2の、HIV−1のサブ タイプB(MN株および3B株)から抽出、精製したRNAに対する特異性、お よび実施例4と同様のHIV−2血清試料に対する特異性を調べた。2つの異な るHIV−1コンセンサスプライマー/プローブセットを使用して、別個の反応 系において、実施例2に記載したようなRNA試料の1:10希釈液に対する逆 転写、増幅および検出を行った。表10に示されるように、どちらのHIV−1 プライマー/プロ−ブセットも、両方のHIV−1 RNAを検出したが、HI V−2血清からRNAは検出しなかった。このことは、HIV−1プライマー/ プローブセットがHIV−1の検出に特異的であり、HIV−2とは交差反応せ ず、HIV−2を検出しないことを示す。 次にHIV−2プライマー/プローブセット#5の、実施例2のような勾配精 製HIV−1から単離したRNAに対する特異性を調べた。精製HIV−1 R NAの希釈液に対し、HIV−2コンセンサスプライマー/プローブセット#5 を用いて実施例2のように、逆転写、PCR増幅、および検出を行った。対照と して、別の反応系においてHIV−1コンセンサスプライマー/プローブセット #1を使用した。表11の結果は、HIV−2プライマー/プローブセット#5 はHIV−1のRNAと交差反応せず、HIV−1 RNAを検出しないことを 示している。 実施例6 HIV−1およびHIV−2プライマー/プローブによるHIV−1またはHI V−2の検出 2つの別個の反応ではなく、1つの反応においてHIV−1およびHIV−2 の両方を検出することを可能にするために、HIV−1に対するプライマー/プ ローブセットとHIV−2に対するプライマー/プローブセットとを同じ反応に おいて使用することが当然考えられる。これが実現可能であるかどうかは、HI V−1に対するプライマー/プローブセットとHIV−2に対するプライマー/ プローブセットとを混合し、これを用いてHIV−1またはHIV−2のいずれ かの精製RNAを検出することによって試験した。 HIV−1 RNAおよびHIV−2 RNAは、それぞれ実施例2および3 のようにして精製、定量した。HIV−1プライマー/プローブセット#1と、 実施例1に記載のようにして調製した、プライマーとしての配列番号16および 24およびプローブとしての配列番号18から成るHIV−2プライマー/プロ ーブセット#8とを、一緒に、あるいは別個に使用して、実施例2に記載したよ うにして、精製HIV−1およびH IV−2 RNAの希釈液に対する逆転写、増幅、および検出を行った。結果を 表12に示す。 (ND=測定せず) HIV−1およびHIV−2にプライマー/プローブセットを同一の反応混合 物において使用した場合、HIV−2の検出にはlog1〜1.5の低下が見ら れたが、感度に関しては1反応あたり約10分子と許容範囲に保たれていた。重 要なのは、HIV−1の反応混合物中に、HIV−1プライマー/プローブセッ トとHIV−2プライマー/プローブセットを共存させても、HIV−2の検出 に変化は無く、感度も1反応あたり約10分子に維持されていたことである。 本発明を詳細に、また特別な実施態様を参照しながら説明してきたが、本発明 の精神と範囲を逸脱しない限りにおいて、そのような実施態様に対して様々な変 更および改変ができることは当業者にとって明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エスピング,クローデイア・エイ・サイガ ン アメリカ合衆国、イリノイ・60134、ジエ ニーバ、クリツシー・アベニユー・321 (72)発明者 ゴルゾウスキー,ヤセツク・ジエイ アメリカ合衆国、イリノイ・60073、ラウ ンド・レイク・パーク、ノース・リンデ ン・ドライブ・210 (72)発明者 ホーンル,ロバート・ジエイ アメリカ合衆国、イリノイ・60014、クリ スタル・レイク、テインバー・ヒル・ドラ イブ・97 (72)発明者 ムーア,ジエニフアー・ジエイ アメリカ合衆国、イリノイ・60614、シカ ゴ、アパートメント・1、ノース・セミナ リー・2520

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. プライマー/プローブセット1(配列番号2、3および4)と、プライマ ー/プローブセット2(配列番号5、6および7)と、プライマー/プローブセ ット3(配列番号8、9、10および11)と、プライマー/プローブセット4 (配列番号12、13および14)と、プライマー/プローブセット5(配列番 号16、17および18)と、プライマー/プローブセット6(配列番号19、 20および21または22)と、プライマー/プローブセット7(配列番号23 、20および21)と、プライマー/プローブセット8(配列番号16、24お よび18)とからなるプライマー/プローブセットの群より選択される、HIV −1またはHIV−2を検出するためのプライマー/プローブセット。 2. 試験試料中のHIVの検出方法であって、該方法は (a)核酸増幅試薬と、請求項1の少なくとも1つのプライマー/プローブセ ットと、HIVターゲット配列を含む試料とを含む反応混合液を調製する段階と 、 (b)該混合液を増幅条件下におき、ターゲット配列に相補 的である核酸配列を少なくとも1コピー生産する段階と、 (c)プローブをターゲット配列に相補的である核酸にハイブリダイズさせ、 プローブとターゲット配列に相補的である核酸配列とを含むハイブリッドを形成 する段階と、 (d)試験試料中にHIVが存在することを示すものとしてハイブリッドを検 出する段階と、 を含むことを特徴とする方法。 3. 前記増幅試薬は逆転写酵素活性を有する酵素を含み、前記方法は段階(a )と段階(b)の間に、HIVゲノムからCDNAを生産する段階をさらに含む ことを特徴とする、請求項2に記載の方法。 4. 前記少なくとも1つのプライマー/プローブセットが、プライマー/プロ ーブセット1(配列番号2、3および4)と、プライマー/プローブセット2( 配列番号5、6および7)と、プライマー/プローブセット3(配列番号8、9 、10および11)と、プライマー/プローブセット4(配列番号12、13お よび14)とからなる群より選択されることを特徴とする、請求項2に記載の方 法。 5. 前記少なくとも1つのプライマー/プローブセットが、 プライマー/プローブセット5(配列番号16、17および18)と、プライマ ー/プローブセット6(配列番号19、20および21または22)と、プライ マー/プローブセット7(配列番号23、20および21)と、プライマー/プ ローブセット8(配列番号16、24および18)とからなるプライマー/プロ ーブセットの群より選択されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。 6. 段階(b)が10〜100回繰り返されることを特徴とする請求項2に記 載の方法。 7. a)プライマー/プローブセット1(配列番号2、3および4)と、プラ イマー/プローブセット2(配列番号5、6および7)と、プライマー/プロー ブセット3(配列番号8、9、10および11)と、プライマー/プローブセッ ト4(配列番号12、13および14)と、プライマー/プローブセット5(配 列番号16、17および18)と、プライマー/プローブセット6(配列番号1 9、20および21または22)と、プライマー/プローブセット7(配列番号 23、20および21)と、プライマー/プローブセット8(配列番号16、2 4および18)とからなるプライマー/プローブセットの群 より選択される、少なくとも1つのプライマー/プローブセットと、 b)増幅試薬と、 を含むことを特徴とするキット。 8. 前記増幅試薬は、逆転写酵素活性を有する酵素を含むことを特徴とする請 求項7に記載のキット。 9. 前記キットは少なくとも2つのプライマー/プローブセットを含み、 (a)該少なくとも2つのプライマー/プローブセットの一方は、プライマー /プローブセット1(配列番号2、3および4)と、プライマー/プローブセッ ト2(配列番号5、6および7)と、プライマー/プローブセット3(配列番号 8、9、10および11)と、プライマー/プローブセット4(配列番号12、 13および14)とからなる群より選択され、 (b)該該少なくとも2つのプライマー/プローブセットの一方は、プライマ ー/プローブセット5(配列番号16、17および18)と、プライマー/プロ ーブセット6(配列番号19、20および21または22)と、プライマー/プ ローブセット7(配列番号23、20および21)と、プライマー/ プローブセット8(配列番号16、24および18)とからなるプライマー/プ ローブセットの群より選択されることを特徴とする、請求項7に記載のキット。
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