JP2000512243A - 可動レイル転轍機の端位置をロックする装置 - Google Patents

可動レイル転轍機の端位置をロックする装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は可動転轍器部分の停止位置をロックする装置、特に、互いに軸方向に可動な2個の要素が少なくとも1運動方向において力伝達態様で互いに連結された状態で変移する転轍器ロック装置に関する。前記可動な要素が、管19、40と、該管19、40内に挿入された棒13とから成り、少なくともその一部が静止外側管8内に配置されている。ボール17、18により構成されたロック要素が軸方向に可動な要素と外側管8とに協働し、外側管8の凹所または内側リング溝のロック位置へ半径方向に変移される。ボール17、18、39は拡張するリングまたは切片22、23、51から成るリングにより取り囲まれている。切片22、23、51またはリングは、外側管8内に挿入された軸方向に可動な管19、430の外径より大きいか等しい外径をもつ位置に弾性的に保持されている。切片22、23、51またはリングは管19、40の周方向溝内に沈められる。ボール17、18、39は管19、40の孔内に棒13と切片22、23、51から成るリングとの間に嵌められる。

Description

【発明の詳細な説明】 可動レイル転轍機の端位置をロックする装置 本発明は可動軌道転轍器部品の端位置をロックする装置に関し、特に、互いに 軸方向に変移可能な2個の部品が互いに関連した位置に、少なくとも1方向にお いて力伝達態様で変移可能である転轍ロック装置にして、前記互いに変移可能な 部品が管と、該管内に案内された棒とから構成され、少なくともその一部が静止 外側管内に配置されており、ボールから成るロック要素が前記軸方向に変移可能 な部品と外側管とに協働し、前記外側管の凹所または内部リング溝内へ半径方向 にロック位置へと変移可能である転轍器ロック装置に関する。 上記種類の装置は既にEP−A603156から知られており、そこでは、ボ ールから成るロック要素が、太い棒領域から成る停止部を用いてロック位置へ押 圧され、該ロック要素はロック位置において外側管の凹所内に、また、棒の完全 直径をもつ局部領域上に位置している。ボールは、棒を取り巻き転轍舌に連結さ れた管の孔を通り、舌に連結された構造部分の外側管に対する相対変移が、ボー ルが外側位置に押圧されている場合に有効に阻止され、外側管と管状構造部品と の間のロックを達成している。ロックを解除するには、棒を変移させボールを小 直径領域上に戻し、ボールを外側管の溝内のロック位置から抜け出させる必要が ある。 この既知の装置においては、一方の側、すなわち、閉鎖舌だけがライン上に適 切にロックされ、開放舌の正しい位置は、例えば連結棒のような追加の装置を用 いて保証されている。かかる連結棒は通常適切な軌条当局により安全性のため要 求されている。舌移動時、ボールが受ける力は最大許容変移力により制限される が、ボールはロック位置において多様の歪みを受ける。転轍力は通常150kp (68kg)であるが、ロック部品に作用する力は10000kp(4540k g)以上である。これらロックカは線点接触を介してボールに加わるから、接触 点は、許容出来ない変形を生じさせるような過剰に高い負荷に曝される。 本発明の目的は、冒頭に述べた種類の装置の作用を改良し、ロック手段の作用 の過早な損傷を招く危険なく、過剰に高い負荷の吸収を保証することである。本 目的を達成するため、本発明の形態においては本質的に、ボールが拡張可能なリ ングまたは切片から成るリングに取り囲まれ、切片またはリングがそれぞれ、外 側管内にあり軸方向に変移可能な管の外径より小さいか、等しい外径を有する位 置に弾性的に保持され、管の周方向溝内に沈められ、また、ボールが、棒と切片 から成るリングとの間において管の孔内に配置されている。ボールがロック位置 において、外側管の溝の縁に直接協働することがないため、縁に加わる極端な負 荷が回避され、高い負荷がリング切片または拡張可能なリングにより引き受けら れ、該リングはロックのための溝側壁に対する面接触を保証するため適切な断面 を有している。この切片が弾性的に内側へ引張られることにより、ボールが小断 面領域に退き得る位置に変移するのと同時に、ボールの半径方向内側への動きが バネの力により助けられ、続いて、舌に結合された構造部分と外側管との間の最 小変移抵抗が保証されることになる。本目的のため、リングの切片は、既知の態 様で、管の周方向溝内に沈み、ボール自身は管の半径方向孔内に案内されている 。 リング切片の端面が、移動軸方向に垂直に、または、鋭角をなして傾斜し、ロ ック位置において外側管の停止部と協働する形態にされ、かくて、ロック位置に おける高いロック力を有効に確実に支持するようにすることが有利である。 特に簡単な方法としては、リング切片のバネが周方向に延びるバネ、またはバ ネ帯から構成される。原則として、独立のリング切片が個別のバネにより互いに 連結されており、その際、外側を周方向に連続したバネ帯の形態が特に製造容易 である。 さらに安全性を高め、閉鎖舌だけでなく開放舌をも適切な位置にロックするた めに、棒がその端領域に小直径の2個の軸方向領域と、中間に位置する完全直径 の軸方向領域とを有し、中間軸方向領域の軸方向長さが、管の軸方向に隣接した 2個のボールの間の距離よりも小さくすることが有利である。この形態において は、軸方向に隣接した複数個の平面がロック平面として利用され、端位置を適切 にロックするための大きい変移行程が小型な構造寸法において達成される。特に 有利な方法においては、転轍舌にそれぞれ連結される軸方向に変移可能な管が、 互いに軸方向距離(l1)だけ離れた位置に孔を有し、外側管が軸方向距離 (l2)>(l1)の位置に互いに対向し、内側管の直径を越えた半径部に位置さ れた少なくとも2個の停止部を有し、距離(l2)から距離(l1)を減じた値が 、舌の閉鎖端位置と開放端位置との間の軸方向変移行程に対応している。この形 態においては、内側に配置されたボールと切片の面による開放舌のロックと、外 側に配置されたボールと切片の面による衝接位置にある舌のロックとが共に保証 され、その際同時に、両方の場合において、ロックの所望の方向がそれぞれ得ら れる。言い換えれば、閉鎖位置にある舌は開放位置へ戻らないように固定され、 開放位置にある舌は閉鎖位置へ戻らないように固定されていることを意味する。 端位置をロックする本発明の装置は同時に、舌を閉鎖位置または開放位置へ変 移させる作動手段としても使用されている。この小型の変移作動器においては、 特に簡単な態様で、管内に収容される変移可能な棒が軸方向全長にわたり連続し ており、その中央領域において作動手段、特に、複動円筒ピストンユニットの円 筒を形成する外側管内を、軸方向に流体により駆動されるピストンに連結されて いる。かくて、棒が複動円筒ピストンユニットのピストン棒として働き、このよ うに形成された面の一つは、リング切片と関連ボールとをもち軸方向に離された 2個のリングにより、変移作動器および/またはロック装置として利用されよう 。ロック位置において、ボールは完全直径をもつ棒の部分領域上に休止しており 、従って、棒が変移しても軸方向に変移することはなく、外側管の周方向溝内に ロックされている。ボールとリング切片とから成る外側ロック面が続いて棒の変 移により非ロック位置に移されると、これら同じボールは、棒の端側の領域に衝 接しているならば、舌に連結された管の変移作動のため使用することは出来ない 。そうではなく、大直径部に位置する前記領域の停止肩が、内側に位置するボー ルを変移作動のために捕獲し、舌に連結された外側管を舌の変移行程にわたり随 伴する。この変移行程は外側管の広い領域にまで延び、該領域ではボールが再び 外方へ移行し、開放舌のための新しいロック位置に来り、かくて、舌の開放位置 からの変移が阻止される。既に述べたように、端領域において2個の小直径部の 間に設けられた完全直径軸方向領域の軸方向長さは、変移運動の開始前にロック 解除が起ることを保証するため、管の軸方向に隣接する2個のボールの間の距離 よりも小さくなければならぬ。 本発明に従う形態は、円筒の各側の外側管が、舌の端位置をロックする円筒に 隣接した凹所と、舌の反対端をロックする第2凹所との間に、他の環状凹所を有 し、該環状凹所が端位置を固定するロッキング凹所の内法幅よりも小さい内法幅 を有するようにすることが有利である。この形態は、例えば連結棒が破壊した場 合の追加の安全性を提供する。強制結合を与えるのは連結棒であるから、連結棒 が破壊した場合には、開放端が閉鎖端へ移行したとき、元来閉鎖していた舌が開 放位置へ同時に移行する結果にはならない。同様に、本来の閉鎖舌は停止肩とボ ールとにより開放位置へと動かされるが、正しい開放位置は保証されず、該位置 は連結棒によってのみ得られる。この場合、作動に働くボールに加わる引張り力 が、ボールとリング切片とを、2個のロック位置凹所の間に位置する他の環状凹 所内へと移行させるに十分であり、該位置において変移は最早不可能になる。も し、本発明の好適実施例におけるように、近接センサーまたは変移行程依存スイ ッチがピストン棒が通過する円筒の端面上に、または付近に配置された場合には 、開放舌の位置が正しくないことを知らせる信号が生成され、それにより、連結 棒の破壊が結論される。 各変移およびロック段階の安全な作用と適切な経過を保証するために、本発明 の形態は有利な態様で、舌の端位置において、円筒に向かい棒の小直径部に休止 しているボールと完全直径の軸方向領域により形成された停止部との間の距離( l3)が、円筒の反対側に位置する棒の部分において外側に位置するボールと、 このボールに隣接し完全直径をもつ軸方向領域により形成された停止部との間の 距離(l4)よりも大きく選択されている。かくして、連結棒がその作用を果し ている場合には常に、先行するボールが外側管の中間凹所内に意図せず入り込む ことが回避され、それ以上の運動が妨げられることは全くない。連結棒が破壊さ れた場合にだけ、これらボールが完全直径に拡大した棒領域の衝接停止部に到達 し、かくして、棒のそれ以上の変移が最早不可能な位置に運ばれる。 有利には本発明の形態においては、棒の端位置において、完全断面部に休止し ているロック位置にあるボールと棒の端側小直径領域との間の軸方向距離(l5 )が、棒の反対側端において完全断面部上に衝接している軸方向内側のボールと 、棒の完全断面部により形成されて内側に配置された停止部との間の距離 (l6)よりも大きい。この形態は、先ず開放端のロックが解除され、その後、 閉鎖舌のロックが解除されるという望ましい運動順序を可能にしている。 有利には、外側管の外側ロック溝の軸方向幅が、切片から成るリングの軸方向 幅よりも大きく、それにより、切片がロック部材の圧力の下で外側管のロック位 置に確実に入ることを保証している。 変形が最小で、同一構造部品を大幅に使用した本発明の装置は、軌条転轍器が 随伴可能である実施例にも適している。この場合、舌端から離れる方向に向いた 第1ユニットがローリング負荷の力の下で開放され、その際、適当な油圧結合が 後続のユニットのロックを解除し得るように設計されねばならぬ。この場合、複 数個の端位置ロック装置が軌条の長手方向に互いに隔置して配置され、少なくと も1個の装置が、バネの力に抗して変移され、軸方向の所定の行程に続いてバネ の圧縮の下で半径方向に外側に移動され、棒のそれ以上の行程を可能にするロッ ク要素を有し、また、隣接する装置の円筒ピストンユニットの流体空間が、ピス トンを同じ方向に変移させるため、互いに連結されていることが有利である。舌 端から離れる方向に向いた第1ユニットを、舌端に向いて配置された他のユニッ トの作動空間内に流体を押し出すことによりバネの力を克服し、ロック解除する ことは、これらユニットを油圧的にロック解除する結果になり、かくて、転轍器 を操作するとき、ローリング負荷によるリセットまたは切り換えを可能にする。 しかし、操作後の軌条転轍器リセットの確実なロックはまた、それぞれに要求さ れる端位置に確実に到達するために、棒の適切な油圧作動により保証されなけれ ばならない。 特に簡単な方法で、これら場合の形態は、バネが、ピストン棒を同心に取り囲 み、円筒ピストンユニットの端壁と、外側管の停止部に衝接して外側管内を変移 し得るバネ板との間に支持された螺旋バネとして設計されており、外側管内で変 移可能なバネ板は、バネ板の半径方向の孔内を半径方向に変移可能なボールを、 周辺に分布された態様で担持している。半径方向に変移可能なボールを担持する このようなバネ板は、圧縮行程が制限され、従って、棒の自由な変移可能性と完 全なロック解除とが保証される。この目的のため、バネ板内のボールが半径方向 外側の位置へ動かされ、棒をそれ以上変移させるためにバネをそれ以上圧縮する 必要はない。 閉鎖端の開放位置への随伴は、転轍器操作中に、開放舌に加えられる変移力に より実施される。舌端から最も離れて位置する転轍器領域に関連する本実施例に おいては、追加の繋ぎ棒または連結棒は設けられていない、通常は転轍作動器自 身の近くに連結棒が配置されている。かくて、車輪フランジを閉鎖舌を開放させ るように押圧することなしに、閉鎖舌を開放位置に変移させるために、本形態に おいては有利に、軸方向に働くバネと協働する棒が端側の端面に、棒の直径を越 える直径をもつヘッドを担持し、該ヘッドが管の軸方向外側の停止部と協働する ようになっている。 以下、付図に概略示した実施例を参照して本発明を詳細に説明する。図1は端 位置をロックする4個のユニットから成るレイル転轍器の平面図、図2は端位置 をロックする1個のユニットを通る図1の線II−IIに沿う断面図、図3は閉鎖舌 の作動手段を有する図2の左方領域の拡大図、図4は開放舌部の作動手段を有す る図2の右方領域の拡大図、図5はバネ力に抗して開放されるロックユニットを 通る図1の線V−Vに沿う断面図、図6は開放舌の作動手段を有する図5の左方 領域の拡大図、図7は閉鎖バネ舌の作動手段を有する図5の右方領域の拡大図、 図8は図4の線VIII−VIIIに沿う断面図、図9は図4の線IX−IXに沿う断面図で あり、リング切片がそれぞれ内方および外方位置にある。 図1は、転轍舌2、3を備えたレイル転轍器1を示す。図1において、転轍舌 2は連続レイル4に対して閉鎖位置にあり、転轍舌3は開放位置にある。転轍舌 2、3の間にそれぞれ転轍舌2、3を変移させロックする装置が設けられ、番号 5で示されている。舌端から遠くに位置する最初のユニットは、他のユニットと は構造が相違しているので番号6で示している。 舌端に隣接する最初の装置5には、一方の舌が変移しつつある間、他方の舌の 対応する運動を力伝達態様で保証する連結棒7が追加して示されている。独立の 装置5、6の正確な作用はそれぞれ詳細な付図を参照して説明されよう。図2は 転轍舌の端位置をロックする装置を示し、同時にまた、転轍器をセットする作動 手段を含んでいる。図2は図1の線II−IIに沿う断面図である。装置5は、円筒 9の形状をもつ中心領域の左右へ延びる、外側に配置された管8を有している。 円筒9の内部に油圧変移のピストン10が配置され、油圧流体が油圧ダクト11 、12を通り各作動空間へ圧入される。ピストン10は、軸方向長さにわたり相 違した断面領域を有する貫通ピストン棒13に結合されている。ピストン棒の各 端領域は直径を減少された2個の領域14、15を有し、その間にピストン棒の 完全断面を有する領域16が設けられている。領域14、15、16はボール1 7、18と協働し、舌3または2にそれぞれ連結された部分をロックし、または 、変移させる。舌3または2に連結された部分は、ピストン棒13を取り巻き、 違った横断面においてそれぞれボール17、18を受容する穴を有する管19に より形成されている。 図3に拡大して示すように、管19内において半径方向外側に移動可能なボー ル17、18が、各転轍舌に連結された管19の穴20、21内に案内され、バ ネ24、25の力に抗して外側に移動可能なリング22、23の切片に対して支 持されている。週方向にある切片22、23は、切片に分割されたリングを形成 している。 図3に示す図2の左側は、開放舌3のロック位置に対応している。この場合、 切片23と関連のボール18とが、ピストン棒13の軸方向領域16により外側 管の凹所27の停止部26に衝接してロック位置に保持され、かくて、舌3に連 結された管19が舌開放位置から閉鎖位置へ変移することを停止部26と切片2 3とにより防止している。開放端のロック位置は、ピストン棒13をピストン1 0を用いて矢印28の方向に変移させ、ボール18をピストン棒13の小径軸方 向領域15上に位置させた場合にだけ元に戻すことが出来る。ピストン棒13を さらに矢印28の方向に動かすと、ピストン棒13の大径領域16の停止肩29 がボール17と作動結合し、管19を介して転轍舌を作動させる。同時に、ピス トン棒の矢印28方向の変移は図4に示すように、閉鎖舌のロックを解除する。 ピストン棒13が、ロック位置にある外側の切片22がバネ24の力を受けて関 連ボールと共にロック位置から小直径のピストン棒端領域14上へと抜け出る位 置に到達し、環状部品19の外側管8に対する相対変移を可能にする。ピストン 棒がさらにピストン10により流体を作動させて矢印28方向に変移されると、 舌の同伴は連結棒を介して行われるのであるから、完全断面を有する軸方向領域 16の内側に位置する停止肩30が通例ボール18と作用的に結合状態になるこ とはない。停止肩30がボール18と作用的に結合し、管19を矢印28方向に 同伴するのは、連結棒が破壊した場合だけである。外側に設けたロック溝31と 停止縁32をもつ内側に設けたロック溝33との間に、肩30がボール18と協 働したときに働く、さらに他の小内法(うちのり)断面の凹所または溝34が設 けられている。この場合変移に際して、ボール18が関連切片23と共に溝34 に嵌まり、正しくない端位置へと変移されることがないように固定される。油圧 円筒ピストンユニットまたは円筒9の端側に隣接してセンサー35が設けられ、 該センサーがこの場合、所定の端位置から環状構造部19までの距離が大き過ぎ るという信号を発信し、かくて、連結棒の破壊を知らせる。他の全ての場合ボー ル18は、矢印28の反対方向への運動に抗して、凹所33の縁32の背後の最 終ロック位置に確実に達するように、切片23のバネ25により内部位置に維持 される。この位置において、拡がった軸方向領域16により再びロック位置に保 持される。かかる追加溝34を設けることは勿論、そうでなければ連結棒の破損 が示されることがないから、連結棒に極く隣接して設けた場合にのみ意味がある 。 図5に、転轍舌2、3の端位置をロックする装置の変形が示されており、本実 施例においてはレイル転轍器は随伴可能である。図5は図1の線V−Vに沿う断 面に対応する。同一構造部分に対しては先行図面の参照番号が維持されている。 装置6も、軸方向にわたり相違した断面領域をもつピストン棒36を有している 。ピストン棒36の端領域は、ピストン棒36の端側端面にヘッド38を取り付 けられた小直径領域37を有し、該ヘッドの直径は棒の直径よりも大きい。領域 37がボール39と協働して、転轍舌2または3に連結された管40をロックま たは変移させ、管40はボール39を受容する孔を有している。ボール42と協 働する周方向溝41がピストン棒36に設けられ、ボール42はバネ板43内に あってバネ44の力に抗して軸方向に変移可能である。図5の左半分の拡大切取 図である図6から明らかなように、バネ44は円筒ピストンユニット9の端壁4 5と、外側管8内を変移可能なバネ板43との間に支持され、該バネ板はボール 42を受容する半径方向の孔を有している。ボール42は外側管8内に支持され 、軸方向に内径が相違している領域をもつリング46上に案内され、かくて、ボ ー ル42が軸方向に変移するとき、ボールが半径方向にも移行される。完全棒断面 をもつ領域47が、ピストン棒36の小直径領域37と、周方向溝41との間に 存在する。 図3に示した装置5の形態とは相違して、図5の装置6は舌閉鎖側においてだ けロックされる。図6は図5の非ロックの左側を示し、開放舌3は、ローリング 負荷が近接したとき管40と共に矢印48の方向に動かされる。ピストン棒36 は、ピストン棒36のヘッド38と協働する停止部49を介して管40により矢 印48の方向に随伴される。同時に、バネカップ43内に案内されているボール 42がピストン棒36の周方向溝41内に沈み、周方向溝41の停止部50を介 して随伴されるから、ピストン棒36のバネ44の力に抗しての矢印48方向の 変移は、図5の右側の図7に示すように実行される。かくすることにより、ボー ル42がリング46の大内径領域に移行し、棒13の停止部50により半径方向 外側に押圧されたボール42が周方向溝41から抜け出し、棒36が自由に変移 可能になる。しかし閉鎖舌2のロック位置は、ピストン棒36が管40と共に近 付く車両により矢印48の方向にさらに変移された場合においてだけ元に戻され 、その際、ボール39は大直径領域47から小直径領域37へと移り、ロック位 置にある切片51もバネ52の力を受けてロック溝53から抜け出る。ピストン 棒36を変移させることにより、流体が円筒ピストンユニット9の作動空間から 、舌端に向かう方向に配置された他のユニットの空間へと押し出され、かくて、 これらユニットのロックを解除し、ローリング負荷近接時に、転轍器をセットす る。しかし、近接後の閉鎖転轍舌3のロックは、正常運転時における転轍器の通 常のセットの場合と同様に、ピストン棒36が円筒ピストンユニット9により矢 印48の方向に最終的なロック位置へ変移された場合にのみ可能である。 転轍器を油圧によりセットする場合、ピストン棒36が矢印48の方向に動い たとき、開放舌3の管40が図6に示すように、ボール39と協働する停止部5 4により変移される。閉鎖舌2のロックは、上述した転轍器がセットされる近接 による切り換え手順の場合と同様な態様で解除され、転轍器の切り換えが可能に なる。転轍後に得られる転轍舌3のロック位置は、ピストン棒が円筒ピストンユ ニットにより矢印48の方向に図7に対応する端位置にまで変移されたときにお いてのみ到達される。以上の間、切片51がボール39と協働する停止部54に より半径方向外側へバネ52の力に抗してロック溝内へと動かされ、ボール39 が棒36の完全断面領域47上へ移る。同時に、ボール42がバネ44のバイア スによりリング46の小内径領域上に押圧される。バネ44のバイアスはピスト ン棒の端位置の獲得を最終的に容易にしている。管40はピストン棒36を端位 置に達するまで変移させることは出来ないから、ロック位置は、近接による純粋 に機械的な転轍器のセットによっては到達されない。閉鎖された転轍舌3のロッ クは、転轍器に近接するときに油圧により作動されねばならぬ。 図8はロック位置にあるロック要素の図4の線VIII−VIIIに沿った断面図であ る。ボール17は管19の孔20内に案内され、切片22に衝接して支持されて いる。切片22は、周方向に延びるバネ24により半径方向内側へ押圧されてい る。ボール17は大直径d1に設計されたピストン棒13の領域16上に休止さ れ、かくて、切片22が管19から外側へロック溝31内へと沈み、管19は最 早変移不可能になる。 図9は、非ロック位置にあるロック要素の図4の線IX−IXに沿った断面図であ る。ボール17は大直径d2に設計されたピストン棒13の領域15上に休止し ている。切片23はバネ25の力により半径方向内側へ押圧され、管19の溝内 に完全に沈み、溝を越えて突出してはいない。かくて、管19はロックされず、 変移通路は解放され、切片が管に及ぼす摩擦は回避されている。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 可動軌条転轍器部分の端位置をロックする装置、特に、互いに軸方向に 変移可能な2個の部品が互いに関連した位置に、少なくとも1方向において力伝 達態様で変移可能である転轍ロック装置にして、前記互いに変移可能な部品が管 と該管内に案内された棒とから構成され、少なくともその一部が静止の外側管内 に配置されており、ボールから成るロック要素が前記軸方向に変移可能な部品と 外側管とに協働し、前記外側管の凹所内内側リング溝内へ半径方向にロック位置 へと変移可能であるロック装置において、 前記ボール(17、18、39)が拡張可能なリングまたは切片(22、23 、51)から成るリングにより包囲されており、前記切片(22、23、51) またはリングがそれぞれ、外側管(8)内に案内された軸方向に変移可能な管( 19、40)の外径より小さいか、等しい外径を有する位置に弾性的に保持され 、管(19、40)の周方向溝内に沈められ、ボール(17、18、39)が、 棒(13)と切片(22、23、51)から成るリングとの間の管(19、40 )の孔(20、21)内に配置されていることを特徴とする装置。 2. 請求項1に記載の装置において、前記リング切片(22、23、51) が変移軸方向に垂直または鋭角をなして傾斜した端面を有し、該端面が外側管の 停止部とロック位置において協働することを特徴とする装置。 3. 請求項1または請求項2に記載の装置において、前記リング切片のバネ が、周方向に延びるバネ(24、25、52)またはバネ帯により構成されてい ることを特徴とする装置。 4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の装置において、前記棒が端 領域に小直径の2個の軸方向領域(14、15)と、中間に位置して完全な直径 を有する軸方向領域(16)とを有し、中間領域(16)の軸方向長さが、隣接 する2個のボール(17、18)の間の管の軸方向距離よりも小さいことを特徴 とする装置。 5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の装置において、転轍舌にそ れぞれ連結された軸方向に変移可能な各管が、軸方向に距離(l1)だけ離隔さ れた孔を有し、外側管(8)が、軸方向距離(l2)>(l1)において互いに対 向し、内側管の直径を越える半径部に位置された少なくとも2個の停止部を有し 、距離(l2)から距離(l1)を減じた距離が、舌の閉鎖端位置と開放端位置と の間の軸方向変移行程に対応していることを特徴とする装置。 6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の装置において、管内に収容 された変移可能な棒(13、36)がその軸方向長さにわたり連続しており、中 央領域において作動手段、特に、複動円筒ピストンユニットの円筒(9)をなす 外側管内を流体により軸方向に駆動されるピストン(10)に連結されているこ とを特徴とする装置。 7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の装置において、円筒(9) の各側に延びる外側管(8)が、円筒(9)に隣接した舌の端位置をロックする 凹所と、舌の反対側端位置をロックする第2凹所との間に他の環状凹所(34) を有し、該他の凹所が、端位置を固定するロック凹所の内法(clear)幅よ りも小さい内法幅を有することを特徴とする装置。 8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の装置において、舌(2、3 )の端位置において、円筒(9)に近く、棒の小直径部に位置するボール(18 )から、完全直径をもつ軸方向領域により形成された停止部(30)までの距離 (l3)が、円筒(9)の反対側に位置する棒(13)の部分の外側に位置する ボール(17)から、該ボールに隣接し完全直径をもつ軸方向領域により形成さ れる停止部までの距離(l4)より大きいことを特徴とする装置。 9. 請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の装置において、棒(13) の端位置において、ロック位置において完全断面部に位置するボール(17)か ら、棒(13)の小直径端側領域(14)までの軸方向距離(l5)が、棒(1 3)の反対側端部において完全断面部に衝接する軸方向内側のボール(18)か ら、棒(13)の完全断面部により形成された内側に配置された停止部までの距 離(l6)よりも大きいことを特徴とする装置。 10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の装置において、外側管( 8)の外側に位置するロック溝(53)の軸方向幅が、切片(22、51)から 成るリングの軸方向幅よりも大きいことを特徴とする装置。 11. 請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の装置において、近接セ ンサー(35)または変移行程依存の変位スイッチが、ピストン棒(13)がそ の中を通過する円筒(9)の端面上に、または、近接して配置されていることを 特徴とする装置。 12. 請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の装置において、端位置 をロックする複数個の装置(5)が軌条の長手方向に間隔を置いて配置され、少 なくとも1個の装置(6)が、バネの力に抗して変移され、軸方向に所定の変移 をなした後、バネの圧縮の下で半径方向外側に移行し、棒(36)の追加の変移 を可能にし得るロック要素を有し、また、隣接する装置の円筒ピストンユニット の流体空間が、ピストンが同じ方向に変移するように互いに連結されていること を特徴とする装置。 13. 請求項12に記載の装置において、前記バネが、ピストン棒(36) を同心に取り囲み、円筒ピストンユニット(9)の端壁と、外側管(8)内を外 側管の停止部に衝接しつつ移動可能なバネ板(43)との間に支持された螺旋バ ネ(44)として設計されており、外側管(8)内を移動するバネ板(43)が 、その周辺に分布され半径方向に移動し得るボール(42)をバネ板(43)の 半径方向孔内に担持していることを特徴とする装置。 14. 請求項12または請求項13に記載の装置において、軸方向に働くバ ネ(44)と協働する棒(36)が、端側の端面に棒の直径を越える直径をもつ ヘッド(38)を担持し、該ヘッドが管(40)の軸方向外側の停止部(49) と協働していることを特徴とする装置。
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