【発明の詳細な説明】
抗−凝固性のペプチジル−アルギニン アルデヒド誘導体
発明の背景技術
本発明は、一般式(I);
Q−D−Xaa−Pro−Arg−H (I)
(式中、Qは、式Q’−O−CO−のアシル基を示し、その式中のQ’は、1〜
3個の炭素原子のアルキル基を示す、D−Xaaは、3−シクロブチル−D−ア
ラニル−或いは3−シクロペンチル−D−アラニル基であり、Proは、L−プ
ロリル残渣であり、そして、Argは、L−アルギニル残渣である)の新規なペ
プチジル−アルギニン アルデヒド誘導体、およびその有機酸或いは無機酸と形
成される酸付加塩並びにそれを含有する製薬学的な組成物に関する。
一般式(I)の新規化合物は、特に、抗−凝固特性、抗−血小板特性および抗
血栓症特性に、有効な治療効果を有する。
本発明の一般式(I)の化合物の好適な代表例は、次の誘導体である。
エトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリル−L−
アルギニン アルデヒド、
メトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリル−L−
アルギニン アルデヒド、
エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−D−アラニル−L−プロリル−L
−アルギニン アルデヒド、
メトキシカルボニル−3−シクロペンチル−D−アラニル−L−プロリル−L
−アルギニン アルデヒド、
およびその有機酸或いは無機酸と形成される酸付加塩、好適には、ヘミスルフェ
ートである。
定義:
アミノ酸、その置換基およびそれから作成されるペプチドの略称は、例えば、
Biochem.J.126,773(1972);Biohemistry 14,449(1975)のような従来技術による。アミノ酸:
Arg=L-アルギニン[(2R)-2-アミノ-5-グアニジノ-ペンタン酸]、
Asp=L-アスパルイン酸[(2S)-2-アミノ-3-カルボキシプロピオン酸]、
boroArg=L-ボロアルギニン[(1R)-1-アミノ-4-グアニジノ-ブチルボリック
酸]、
D-Cba=3-シクロブチル-D-アラニン[(2R)-2-アミノ-3-シクロブチルプロ
ピオン酸]、
DL-Cbg=DL-シクロブチル-グリシン[(2RS)-2-アミノ-2-シクロブチル酢酸]
、
D-Chg=D-2-シクロヘキシル-グリシン[(2R)-2-アミノ-シクロヘキシル-酢
酸]、
D-Cpa=3-シクロペンチル-D-アラニン[(2R)-2-アミノ-3-シクロペンチル
プロピオン酸]、
Gla=ガンマーカルボキシ-L-グルタミン酸[(2S)-2-アミノ-4,4-ジカルボ
キシブチル酸]、
Glu=L-グルタミン酸[(2S)-2-アミノ-4−カルボキシブチル酸]、
Glp=L-ピログルタミン酸[(5S)-2-ピロリドン-5-カルボン酸]、
Gly=グリシン(2-アミノ酢酸)、
D-MePhe=N-メチル-3-フェニル-D-アラニン[(2R)-2-メチルアミノ-3-フ
ェニルプロピオン酸]、
D-MePhg=D-N-メチル-フェニルグリシン[(2R)-2-アミノ-2-フェニル酢酸]
、
Nal(1)=3-(ナフチ-1-イル)-L-アラニン[(2S)-2-アミノ-3-(ナフチ-1-
イル)-プロピオン酸]、
D-Phe=3-フェニル-D-アラニン[(2R)-2-アミノ-3-フェニルプロピオン酸]
、
Pro=L-プロリン[(2S)-ピロリジン-2-カルボン酸]、
置換基:
Ac=アセチル、Boc=t−ブトキシカルボニル、Bz=ベンゾイル、Eoc=エトキシ
カルボニル、Et=エチル、iPoc=イソプロポキシカルボニル、Me=メチル、4MeP
=4−メチル−ペンタノイル、Moc=メトキシカルボニル、pNA=p−ニトロフェ
ニルアミノ、Poc=プロポキシカルボニル、Tos=p−トルエン−スルフォニル、
Z=ベンジロキシカルボニル
ペプチドおよび誘導体
アミノ酸のみの略号は、各々L−アミノ酸を示す。D−アミノ酸は別々に、例
えば、3−フェニル−D−アラニン=D-Pheと表示される。アミノ酸略号の前及
び後のハイフォンは、アミノ基からの無くなった水素或いはカルボキシ基から無
くなったOH基を示す。Eoc-D-Cba-Pro-Arg-Hは、エトキシカルボニル−3−シ
クロブチル−D−アラニル−L−プロリル−L−アルギニン アルデヒドを示し
、一方、Bz−IIe-Glu-Gly-Arg-pNAは、ベンゾイル−L−イソロイシル−L−グ
ルタミル−グリシル−L−アルギニン p−ニトロアニリドを示す。
既知技術の説明
血液凝固は、生体での保護機構の一部であり、器官壁の損傷が生じたときに、
血液凝固が、形成し、死去への出血を予防するものである。更に、血管病気、止
血及び凝固因子の病理学的活性化が、血液凝固を引き起こし得る。この場合、器
官は、形成された脈管内の血栓及び血栓症進行により、完全に或いは部分的に妨
害される。フィブリン溶解は、保護機構の他の部分を示す。ここに、過剰な血液
凝固は、血栓症中の酵素沈殿と血栓の溶解によっても除去される。
血閉塞過程は、カスケード反応で、一連の触媒酵素反応であり、そこでは、血
漿蛋白質、所謂、凝固因子が連続的に活性化される。その因子は、ローマ数字で
示され、活性形は、”a”の文字で示される。慣用名も使用され、従って、フィ
ルリノゲン=因子I(fl)であり、フィブリン=因子Ia(fila)である
。血清プロテアーゼ(fXlla、fVlla、fXla、flXafXa、fXa及びトロンビン)、いく
つかの促進共因子(fVa及びfVllla)及び凝固分子自体(フィブリン)が、すべて
凝固過程間に形成され、fXa及びトロンビンは、プロテアーゼ形成の間の最後
の
2つの因子である。fXaの作用により形成されたトロンビンは、フィブリノゲ
ンの開裂を開始し、フィブリン血栓になる。
血液凝固機構の初期の考え[R.G.MacFarlane,Nature,202,498(1964);E.W.Davie
とO.D.Ratnoff,Science,145,1310(1964)]に従って、fXは、2つの方法、内因
性経路と外因性経路により活性化される。前者では、過程は、変換fXI→fXIaを
伴う表面−活性化fXII[fXIIa]により開始され、反応fIX→fIXaが生じる。fX
は、flXaにより活性化される。外因性経路において、過程は、細胞表面レセパタ
ーの出現組織因子(TF)及び[fVII+TF]或いは[fVII+TF]コンプレックスの展
開により開始され、fXは、[fVIIa+TF]コンプレックスにより活性化される。
生態組織内での血餅の発見法によると、組合せ経路の両方の結果が見つけられ
る[E.W.Davie等の、Biohemistry 43,10363(1991)の結果、主工程は、次のような
ものである。
1.臓器壁損傷或いは病気の場合に、TFは、表面に移動し、血中を循環する因
子VIIの一部を結合する。形成された[fVII+TF]-コンプレックスは、プロテアー
ゼ(fXIIa、fXa、fIXa及びトロンビン)の適当な微量の作用により、小部分の血漿
因子IX及びX(即ち、少量のfIXa及びfXaが形成される)を活性化する活性酵素コン
プレックス[fVIIa+TF]に変換される。次に、TFPI(組織因子経路抑制剤、以
前には、リポ蛋白質−付加の凝固抑制剤)の名前の、fXa及び[fVIIa+TF]の両方
によりの共通抑制剤の作用により不活性化される[T.J.Girard等のNature 338,51
8〜520(1989)]。
2.因子Xと共因子VIIIAと共に生成したfIXaは、Ca++イオンの存在下で
、ホスホリド表面(PL)上に、”テナーゼ”コンプレックス[flXa+fVllla+f
X+PL+Ca++]を生成する。fXは、fXaに活性化される。
3.この点で生成されたfXaは、プロトロビン(fll)及び共因子Vaと共に、
”プロトロンビナーゼ コンプレックス”[fXa+fVa+fll+PL+Ca++]を生成し
、それは、”テナーゼ”と同じ構造である。このコンプレックス内側では、プロ
トロンビンは、トロンビンに変換する。fV→fVa及びfV1ll→fVlllaの変換
が、fXa或いはトロンビンのどちらかにより行われる。
4.形成されたトロンビンの少量が、fXIaの一部を酵素fXIaに変換し、因子VII
及びVを活性化し、各々fVIIIa及びfVaの量を生成する。今まで、fIXIaの因子を
、酵素fIXaに変換できる。この工程で、Xアーゼ−コンプレックスで開始し、ト
ロンビン形成で終了する鎖反応と概略される。この過程の繰り返すと、増加した
トロンビン量が形成される。
5.適切な高いトロンビン濃度において、血漿中に溶解したフィブリノゲンは、
部分的に蛋白分解を行う、フィブリンモノマーが、生成され、第1に可溶性フィ
ビリンポリマーに付加され、次に、不可溶性フィブリンポリマーに変換される。
ここでも、トロンビンは、fXIIIaとしての役目をし、因子達成重合が、その作用
により行われる[L.LorandとK.Konishi,Arch.Biochem.Biophys.,105,58(1964]。
不溶性フィブリンポリマーは、血凝固と血栓の主成分であり、他は、トロンビ
ン作用でも第一義的に生成される血液血漿凝集物である。血栓或いは形成の血凝
固は、血栓の溶解間に溶液に入るときに、新しい共凝集過程を開始する過程の間
に生成されるトロンビンの主成分を取り込むものである[A.K.Gash等のAm.J.Card
iol.57,175(1986):R.Kumar等のThrombi.Haemost.72,713(1994)]。
上記の特徴は、血栓形成中のトロンビンの重要な役目を示す。従って、トロン
ビンの機能および/或いは形成と関連する、すべての化合物が、血栓症の治療で
非常に重要なものである。
病気予防のため、及びトロンボシスの処置のために、現在最も広く且つ成功し
て用いられる化合物は、ヘパリン類およびビタミンK拮抗物質クマリン(例えば
、Syncumar及びWarfarin)を生成し、それは、直接のトロンビン抑制剤である。
ヘパリンは、トロンビンとその中性の抑制剤、アンチトロンビン-III(AT-III)
の間の反応を触媒する。然し乍ら、ペパリンのこの作用は、AT-IIIの血漿濃度が
、正常レベルの75%以下になると、なくなる[R.Egbring等のThromb.Haemost.4 2
.225(1979)]。また、上記の血栓により結合されたトロンビンが、ヘパリン−AT
-IIIコンプレックスに近付けないような間接的機構により、抑制ができないこ
とが重要である[j.I.Weitz等、J.Clin.Invest.86,385(1990)。更に、免疫病理学
的な過程による、処置関連の出血及び血栓塞栓症のような副作用は、両方とも無
視できない[J.M.Walenga等,Clin.Appl.Thrombosis/Haemostasis,2(Suppl.1),S21
〜S27(1996)]。
ビタミンK拮抗物質も、経口的に投与でき、その効果は、16〜24時間展開
する。それは、何かGla−含有の凝固因子(即ち、プロトロンビン)の活性形
の展開を抑制する。治療的な効果を部分的に抑制すること(60〜70%)が必
要であり[M.P.EsnoufとC.V.ProwseのBiochim.Biophys.Acta 490,471(1977)]、適
当な薬剤投与により達成でき。ビタミンK抗拮抗物質は、然し乍ら、その狭い治
療範囲と強いダイエット組成物への依存性(ビタミンK)と多種の個人的な感受
性のために使用が困難である。
トロンビンを直接に抑制する第1の高い能力のある合成化合物は、トリペプチ
ド アルデヒドD-Phe-Pro-Arg-H、試験管内でも生体内でも強い抗凝固活性を有
する反転抑制剤であった[S.Bajusz等のペプチド化学、構造と生物学(R.Walterと
J.Meienhofer,Eds.)、Ann Arbor Publ.,Ann Arbor,Michigan,USA,603〜608(197
5);Int.J.Peptide Protein Res.12,217(1978)]。D-Phe-Pro-Arg-Hに関連する一
連の化合物が合成される。第1のものの1つは、Boc-D-Phe-Pro-Arg-H[S.Bajusz
等のInt.J.Peptide Protein Res.12,217(1978)]及び同類のクロロメチルケトン
(D-Phe-Pro-Arg-CH2Cl)であり、それらは、非可逆性の抑制剤と証明されてい
る[C,KettnerとE.Shaw,Thromb.Res.14,969(1979)]。更に、ペプチドとアシルペ
プチドは、ボロアルギニン類(D-Phe-及びBoc-D-Phe-乃至Ac-D-Phe-Pro-boroArg)
であり、それらは、可能性のある逆転性のトロンビン抑制剤[C.Ketter等のJ.Bi
ol.Chem.265,18289.(1990)]及びBoc-D-Chg-Pro-Arg-Hを含むBoc-D-Phe-Pro-Arg-
Hの同類[P.D.Gesellchen及びR.T.Shuman.ヨーロッパ特許出願第0,479,4
89A2号]である。
水溶液において、D-Phe-Pro-Arg-Hは、同時変換ができると証明されるが、末
端アミノ基をメチル化することにより得られ、母化合物の活性を有するが、適当
な安定性があると証明されているD-MePhe-Pro-Arg-H(GYKI-14766)である[S.Baju
sz等の米国特許第4,703,036号;J.Med.Chem.33,1729(1991)]。血液凝
固及び血栓形成は、化合物により実験動物中で抑制される[D.Bagdy等、Thromb.H
aemost,67,357及び68,125(1992);J.V.Jackson等J.Pharm.Exp.Ther.261,546(1992
)];フィブリン溶解性の酵素への抑制作用は、無視できる、血栓崩壊剤と共投与
すると、血栓の溶解を著しく促進した[C.V.Jackson等、J.Cardiovascular Pharm
acol.21.587(1993)]、それは、ヘパリン-AT-IIIコンプレックスでは得られない
。D-MePhe-Pro-Arg-Hに関連するいくつかの化合物を合成した。例えば、D-MePhe
-Pro-Arg-H[R.T.Shuman等J.Med.Chem.36,314(1993)]。
抗凝固活性(即ち、過程の蛋白分解反応の抑制)を、抗凝固性テスト、例えば
、トロンビン時間(TT)、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)及
びプロトロンビン時間(PT)テスト[E.J.W.Bovie等Mayo Clinic Laboratory M
anual of Haemostasis;W.B.Saunders Co.,Philadelphia(1971)]により測定する
。同時の凝固で抑制された血漿は、凝結され、そして、必要な凝結時間を測定す
る。抗凝固剤の作用の後に、凝固時間は、過程での反応の抑制性に比例して長く
なる。抗凝固性効果は、参照物(IC50)に比較して、2倍の凝固時間に伸びる
に必要な物質濃度により特徴ずけることができる。個々の凝固性のプロテアーゼ
への抗凝固剤の効果は、アミド溶解法により測定される[R.Lottenberg等Methods
in Enzymol.80.341(1981);G.Cleason,Blood Coagulation and Fibrinolysis 5
,411(1994)]。分離された活性因子(例えば、トロンビン,fXa)及びすの
クロモゲン或いはフルオロゲン ペプチド−アミド基体は、各々、抑制剤の存在
下或いは不存在で、反応される。酵素抑制作用は、アミド分解中に測定された抑
制定数(IC50)により特徴づけられる。
TTテストにおいて、凝固は、血漿クエン酸塩に添加されたトロンビンにより
開始される。システム22において、トロンビンのpモル/mlは、官能的であり
、その抑制性は、フィブリノゲン(トロンビンの天然基体の1つ)上で、血漿成
分の存在下で測定される。APTT及びPTテストにおいて、完全凝固過程が生
じる。活性化剤fXが、外因性或いは内因性の経路のいずれかにより、活性化され
る。生成したfXaは、プロトロンビンをトロンビンに変換し、そして、逆に、血
漿凝固を開始させる。凝固時間は、それらの1つの酵素が、抑制剤により抑制さ
れると、引き伸ばされる。APTTおよびPTテストにおいて、最も大きくて、
40pmol/mlのXaが生成され(これは、両システム中に存在する因子Xの全量
である)るが、一方、150pmol/ml(APTT)及び350pmol/
ml(PT)のトロンビンが生成される[B.Kaiser等,Thromb.Res.65,157(1992)]
。
D-MePhe-Pro-Arg-H(C1)の場合、TT、APTT及びPTテストにおける凝固
時間を2倍に伸ばす濃度は、各々、87、622及び2915nMになる。これ
らの値及びテストで同じ機能を果たすトロンビンの量(22、150、350p
mol/ml)は、同様に上がり、C1は、APTT及びPTの両テストでトロ
ンビン抑制子として機能し、fXaの操作に少ししか影響しないか或いは影響し
ないものである。これらの結果と良く一致して、Tos-Gly-Pro-Arg-pNA基体上の
トロンビンのアミド溶解効果は、C1により、IC50=2nM値に抑制され、一
方、相当するBz−IIe-Glu-Gly-Arg-pNA基体上のfXaの効果は、IC50=9.
1nM値で少しの悪影響があるだけである[Bajusz等の刊行されていない]。
血液凝固機構の固有の特徴は、その処理法が、直接のトロンビン抑制子でのみ
抑制されるばかりでなく、因子妨害トロンビン形成、即ち、fXa抑制子によっ
ても抑制されることである。tik、TAP(チック抗凝固ペプチド)から分離さ
れた60−員のポリペプチド[L.Waksman等,Science 248,593(1990);A.B.Kelly等
.,Circulation 86,1411(1992)]及びDX−9065a(C2)、合成非ペプチ
ド、(+)−(2S)−2−[4[[(3S)−1−アセチミドイル−3−ピロ
リジニル]オキシ]フェニル]−3−[7[アミジノ−2−ナフチル]−プロピ
オニック酸塩酸塩6水和物[T.Hara等.,Thromb.Haemost.71,314(1994);T.Yokoham
a等.,Circulation 92,485(1995)]は、血液凝固及び血栓形成の強い抑制子である
。fXa及び血漿凝固の両方のアミド溶解効果は、これらの化合物により、PT
及びAPTTテストにおいて、強く抑制される。即ち、遊離及びコンプレックス
−結合のXa因子は、均一に良く抑制され、一方、その特質に従って、特定のf
Xa抑制子として、トロンビンは、ほとんど抑制されなく、即ち、TTテスト中
での活性を達することができない。4-MeP-Asp-Pro-Arg-H(C3)(国際特許出願
第93/15756号)およびBoc-D-Phe-Nal(1)-Arg-H(C4)(国際特許出願
第95/13693号)は、fXaの合成ペプチドである。
記号C3およびC4に従って、Z-D-Arg-Gly-Arg-pNA基体上のfXaのアミド
溶解活性を各々IC50=57と30nMに抑制する。抗凝固性についてのデータ
は入手できない。このテストでは、C3とC4は、Bz-IIe-Glu-Gly-Arg-pNA基体
上に著しい抑制効果があるが、一方、抗凝固活性は、血漿凝固テストでは無視で
きることが証明される。合成のfXa抑制子の文献の(C2)及び測定された(
C3−4)の活性が、抗トロンビン化合物C1と比べて、表1に示される。
表1のデータでは、C1の場合、抗凝固効果が、トロンビンの抑制性によるが
、C2の場合には、fXaの抑制性によることが示される。C3、C4の著しい
fXa抑制効果は、著しい抗凝固効果を伴わない。プロトロンビナーゼコンプレ
ックスでのfXa活性中心は、C3、C4をアクセスしないらしく、これらのペ
プチドは、溶液中の遊離fXaのみを抑制できる。
表1:
既知の合成抑制剤のfXa抑制性(A)と抗−凝血性効果(B)
*a:プロトロンビン時間(PT)、活性部分トロンボプラスチン時間(APT
T)及びトロンビン時間(TT)テストにおいて、参照物に比較して、2倍に凝
固時間にあるペプチド濃度である。
b:Bz-IIe-Glu-Gly-Arg-pNAクロモゲン基体上での、単離されたヒトfXaで
測定した値。
c:NA=不活性。
最近の刊行物[N.A.Prager等のCitculation 92、962(1992)]によると、トロン
ビンのみならず、血栓/血液凝固中にトラップされ及び溶解中に遊離された因子
Xaも、各々、因子V及びVIIIの[fVII+TF]−コンプレックスの活
性化による新規な凝固過程を開始し、そして維持することに貢献する。従って、
抗凝固子がトロンビンの抑制に加えて因子Xaを抑制できる場合、特にこの抑制
性が凝固−結合のトロンビンおよび因子Xaまで広がる場合には、有利である。本発明の簡単な説明
本発明の目的は、経口投与で抗凝固活性を示す既知の化合物に比べて改良され
た抗凝固活性のある新規なペプチド誘導体を製造することである。
TT及びAPTTテストでのBOC-D-Phe-Pro-Arg-H(C5)の抗凝固効果は、
トリペプチドアルデヒドC1よりも小さいが、PTテストでは、より良く、C1
よりも10倍低いIC50で因子Xa抑制することが観察される。C5でのBOC
基での置換基は、トリペプチドアルデヒドC1よりも小さいが、PTテストでは
、いくらか良好であり、C1よりも10倍低いIC50を有する因子Xaを抑制す
ることが観察された。得られたEoc-D-Phe-Pro-Arg-Hが、3つのテストすべてで
、C5よりも高い効果を有するので、C5でのBOC−基のためのEoc−基の
置換が、ペプチドの抗凝固効果を変えることが、予想以上に見い出された。更に
、その活性は、PTテストのみならず、APTTテストでも、同様に、より高い
もので、一方、そのfXa抑制効果は、BOC−ペプチドC5と同様である。Mo
c-D-Phe-Pro-Arg-H(C7)の抗凝固効果も、C6Eoc−化合物と同様である
が、そのfXa抑制効果は、少し高い。これらの発見したことは、表2に示され
る。表2
構造R-D-Phe-Pro-Arg-Hを有するペプチドアルデヒドの抗−凝血性効果(A)
とfXa抑制効果(B)
*a:参照物に比べて2倍に凝固時間を伸ばすペプチド濃度。
b:Bz-IIe-Glu-Gly-Arg-pNAクロモゲン基体上でに単離されたヒトfXaで測
定した値。
N−末端アミノ酸が、フェニルアラニンから、3−シクロブチル−アラニンに
変化する場合に、より効果的な抗凝固性化合物が得られるが、一方、均一のシク
ロブチル−グリシンが、N−末端位置に入り、活性が減少する。3−シクロブチ
ルアラニンとは別に、3−シクロペンチルアラニンで置換することは、効果的な
ペプチジルアルギニンアルデヒドが得られる。メトキシカルボニル或いはプロポ
キシカルボニル基が、N−末端のエトキシカルボニル基を置換すると、活性スペ
クトル即ち、個々のテストでの測定活性の比率を変えることが観察された。
本発明の詳細な説明
本発明は、一般式(I);
Q−D−Xaa−Pro−Arg−H (I)
(式中、Qは、式Q’−O−CO−のアシル基を示し、その式中のQ’は、1〜
3個の炭素原子のアルキル基を示す、D−Xaaは、3−シクロブチル−D−ア
ラニル−或いは3−シクロペンチル−D−アラニル基であり、
Proは、L−プロリル基であり、そして、
Argは、L−アルギニル基である)の新規なペプチド アルデヒド誘導体、お
よびその有機酸或いは無機酸と形成される酸付加塩並びにそれを含有する製薬学
的な組成物に関する。
一般式(I)の化合物(式中、Q、Q’、Xaa、Pro及びArgは上記の
定義である)が、グアニジノ基をベンジロキシカルボニル基で保護して、アシル
ペプチドQ−D−Xaa−Proを、L−アルギニンラクタムと縮合させ、次に
、得られた保護されたトリペプチドラクタムを、式Q−D−Xaa−Pro−A
rg(Z)−Hの保護されたトリペプチドアルデヒドに還元し、そして、一般式
(I)のペプチド誘導体を、有機或いは無機の酸と形成させた付加塩として、単
離することにより、製造される。
出発原料として用いる、アシル−ジペプチド、Q−D−Xaa−Proが、例
えば、塩基性媒体中で、D−Xaaアミノ酸を、クロロ蟻酸のQ’アルキルエス
テルとアシル化することにより、製造され、このように得られたQ−D−Xaa
アシルアミノ酸を、L−プロリンに結合させる。
プロリンに結合させるために必要なQ−D−Xaaは、ラセミ体DL−Xaa
化合物をアシル化し、DL−アシルアミノ酸を、そのメチルエステルに変換し、
Q−DL−Xaa−OMeラセミ体エステルを分割することにより、製造される
。このようにして得たQ−D−Xaa−OMeを、次に、鹸化し、必要なQ−D
−Xaaアシルアミノ酸にする。
本発明の一般式(I)の化合物(式中、Q、Xaa、Pro、Argは上記の
同じ意義である)は、試験管内でも生体内でも強い抗凝固活性を示し、著しく高
い生体適用性を有する。
一般式(I)の化合物の試験管中の抗凝固性効果は、プロトロンビン時間(P
T)、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)及びトロンビン時間(T
T)テストにより測定された[D.Bagdy等;Thromb.Haemost.67.326(1992)]。化合
物のfXa−抑制効果は、Bz-IIe-Glu-Gly-Arg-pNAクロモゲン基体(方法M6参
照)を用いることにより測定された。
得られた結果は、表3に示される。C1トロンビン抑制子、C6 Eoc−D
−Phe−化合物およびC8 Eoc−DL−Cba−同類の相当するデータが
、参照として役立つ。表において、化合物は、PT活性の減少オーダーで並べら
れる。データは、Pheと比べて、そして、同類のシクロブチルグリシン(DL
−系のC8、C9及びC10の化合物を参照)と比較して、末端Cba−及びC
pa−部分の長所の効果を正確に示す(化合物1、4および6参照)。
表3
PT活性の減少オーダーでの、新規なペプチジルアルデヒド(1−4、一般式
Q−D−Xaa−Pro−Arg−H)及び参照化合物(C1、C6及びC8〜
C10)の抗凝固子(A)及びfXa抑制(B)効果*a:参照物に比較して2倍のトロンビン時間延長を誘導するペプチド濃度
b:各化合物の製造法を示す実施例番号
c:分離させたヒトfXaを有するBz-IIe-Glu-Gly-Arg-pNA基体上で測定した
値
組織プラスミノゲン活性子(tPA)及びウロキナーゼ(UK)により誘導さ
れた、プラスミン(PL)上及びプラスミン形成上の本発明の新規化合物の抑制
効果を、フィブリン−血小板法[D.Bagdy等;Thromb.Haemost.67.326(1992)]によ
り検査する。化合物C1とC5は、参照;対照としての役目をする。C1の抗フ
ィブリン溶解効果は、生体内で著しくない、そして、実験的な血栓を溶解するた
めの補助薬として用いられ、一方、C5の抗フィブリン溶解活性は、生体内で良
く検出できる[C.V.Jackson等,J.Cardiovasc.Phamacol.21,587(1993)]。表4にお
いて、新規化合物1および2で得られた結果は、C1とC5とのものと比べて、
実施例として示される。
IC50値(欄A)に加え、C1に関連した化合物の効率が、上げられる(欄B
)。後者のデータは、化合物C1と同様に、新規化合物C1、C2の抗フィブリ
ノ溶解活性は、中和され;3つの酵素に対するその活性は、化合物C5に対して
3.2〜4.5〜39倍低いことを示している。
表4
フィブリン血小板法aにより測定した、血漿(PL)へと組織プラスミノゲン
活性化子(tPA)及びウロキナーゼ(UK)により誘導されたプラスミン形成
への、本発明の新規ペプチジル−アルギニンアルデヒド及び同様の構造を有する
参照化合物の抑制効果(IC50)
*a:IC50=ペプチド濃度(μM)フィブリン血小板上での加水分解領域は、
参照化合物に比べて50%に減少する。
b:C1の活性(1/IC50=1)に関する値。
c:各化合物の製造を説明する実施例番号と同じ。
凝固−結合のfXa及びトロンビン並びにフィブリンゲル−結合のトロンビン
への一般式(I)の新規化合物の抑制効果が、化合物1〜3とともに、表5に示
され:C1の各値は、参照として用いられる。血漿−凝固は、血小板−富裕のヒ
ト血漿を再石灰化することにより得られ、そして、フィブリンゲルは、ヒトフィ
ブリノゲンをヒトトロンビンにより凝固することにより得られる。fXa及びト
ロンビンの活性測定のために、Z-D-Arg-Gly-Arg-pNA或いはTos-Gly-Pro-Arg-pNA
基体は、方法M1〜M3と一致させて使用された。表5
凝固結合性fXa及びトロンビン及びフィブリン−ゲル結合トロンビンa上への
本発明の新規なペプチジル−アルギニン アルデヒドの抑制効果(IC50、μM)*a:IC50値の測定において、fXa活性とトロンビンは、方法M2とM3
に従って、Moc-D-Chg-Gly-Arg-pNA或いはTos-Gly-Pro-Arg-pNA基体について測定
する。
b:参照物(C1)の新規化合物を説明する実施例の数と同じものである。
これらのデータは、Eoc−化合物1と3が、IC50により、1マイクロモルの
濃度以下に、トロンビンのみならず血漿凝固−結合のfXaでも抑制する。
一般式(I)の化合物の抗凝固性及び血小板凝固抑制効果が、ニュージーラン
ド白ウサギで、D.バグデイ等[Thromb.Haemost.67,357(1992)]の方法により生
体外で研究した。化合物は、緩衝された等方性の生理的食塩水中に溶解され、静
脈注射(0.04〜5.0mg/kg)で投与され、或いは、輸液(0.25〜5
.0mg/kg/h)により、或いは皮下注射(0.5〜6.0mg/kg)により
、或いは経口(2.5〜20mg/kg)で投与される。この化合物の効果は、既
に30分間内に検出でき、経口投与法で行われ、ピーク値は、60〜180分後
に達し、治療レベルが、3〜>6時間にわたり投与量に依存して維持される。
エトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリル−L−
アルギニンアルデヒド(1)の生体内効果が、表6、7に詳細に示される。C1
の相当する値は、参照として挙げられる。化合物は、5mg/kgの投与量で経口
投与される。30〜60分毎に心臓動脈から採取された血液試料が分析される。
全血液凝固時間(WBCT)及びトロンビン誘導血液血小板凝集(PAI)の抑
制が測定された。血液試料から得た血漿クエン酸塩における、活性化部分的トロ
ンボプラスチン時間(APTT)及びトロンビン時間(TT)が測定された。A
PTT及びTT値が表6に挙げられ、そして、WBCT及びPAI値が表7に示
される。
表6と7のデータは、新規な化合物1が、参照剤C1よりも、長く利く抗凝固
剤および抗凝集効果を有することを示す。
表6
比較凝固時間aによるAPTT及びTTテストでの5mg/kgの経口投与量で
のウサギでの、Eoc-D-Cba-Pro-Arg-H(1)と参照としてのD-MePhe-Pro-Arg-H(C1)
の抗凝血効果
*a:処理された動物と非処理の動物で測定された凝固時間の比率、
療法値は、イタリックで示す。表7
比較凝固時間aと百分率の抑制値によるWBCTテストでの5mg/kgの経口
投与量でのウサギでの、Eoc-D-Cba-Pro-Arg-H(1)と参照としてのD-MePhe-Pro-Ar
g-H(C1)の抗凝固性と血小板凝集抑制値(PAI) *a:処理された動物と非処理の動物で測定された凝固時間の比率、
療法値は、イタリックで示す。
一般式(I)の本発明の化合物は、次の病気の処置と予防に用いられる:血栓
及び/或いは高凝固性が含まれ、深い動脈血栓、脈動塞栓症、静脈血栓、不安定
狭心症、心筋梗塞、心房細動、及び血栓ベースの発作を含む:アテローム硬化症
において、高いリスクの患者の外科予防法或いは他の外科予防法として、冠状動
脈の病気、大脳静脈の血栓病を予防するために使用される。ネフローゼの場合、
高凝固性の病気の場合;悪性腫瘍及び炎症の場合、また、糖尿病の場合に、補助
薬治療のために、再閉塞の予防のために、経皮的な透過性の血管再建の血栓に適
用できる。他の抗凝固剤の投与が、攻撃できない場合、或いは、禁忌の場合、即
ち、抗トロンビンIIIがない場合、ヘパリン或いはヘパリン誘導性の血小板減
少症(HIT)の場合に、クマリンの場合の妊娠の場合に適用できる。
本発明の化合物とその製薬上許容される塩は、治療目的のみ用いられ、好適に
は、製薬学的処方物の形で用いられる。本発明はまたそれらの処方物に関する。
製薬学的処方物は、一般式(I)の本発明の化合物或いはその製薬上許容され
る塩の効果量および既知の製薬上容認される担体、充填材料、希釈剤及び/或い
は他の製薬学的な賦形剤を有する。
前記の担体、希釈剤或いは充填材料は、水、アルコール、ゼラチン、ラクトー
ス、サックロース、スターチ、ペクチン、ステアリン酸マグネシウム、ステアリ
ン酸、タルカム、動物或いは植物源の油、更に、グリコール、例えば、プロピレ
ングリコール、或いはポリエチレングリコールを用いる。製薬学的賦形剤は、保
存剤、種々の天然或いは合成のエマルジョン化剤、分散剤或いは濡れ剤、色彩材
料、香料、集積促進剤および他の活性成分の生適用性を改良する薬剤を用いるこ
とができる。
本発明の製薬学的組成物は、通常の処方物で製造でき、例えば、経口組成物(
口から投与される、例えば、錠剤、カプセル、粉末、ピル、糖剤或いは粒状剤)
にでき、そして、非経口組成物(注射、輸液、坐薬、硬膏或いは軟膏のような、
胃腸内服システムを避けた投与薬剤)として製造できる。
本発明の化合物の治療投与量レベルは、個々の健康状態及び患者の年齢による
、そして、それに従って、変化でき、そのレベルは、医者の意図する処置により
決められる。機能の抑制及び/或いはトロンビン形成が、予防法のために、治療
目的のために、必要である病気の場合に、日当り経口的或いは非経口的(例えば
、静脈注射)の0.01〜1000mg/kg体重の投与量を投与し、好適には、
0.25〜20mg/kg体重の投与量を投与する。
本発明の一般式(I)の化合物を、血栓剤(例えば、tPA或いはウロキナー
ゼ)と一緒に投与され、動脈或いは静脈中で形成されたトロンビの溶解を促進し
、その再形成を効率的に予防する。このような場合、本発明の化合物を、血栓薬
剤と同時に、或いは血栓装置の直後に、投与することが好適である。
以下の実施例が説明されるが、それは、本発明の保護範囲を制限するものでは
ない。
実施例に記録されるRf値は、吸着剤としてシリカゲル(DC-Alufolien Kieselg
el 60 F254、メルク、ダルムスタット)を用い、次の展開溶媒での薄膜クロマト
グラフィにより測定される。
1.エチル アセテート
2.エチル アセテート−ピリジン−酢酸−水(480:20:6:11)
5.エチル アセテート−ピリジン−酢酸−水(45:20:6:11)
6.エチル アセテート−ピリジン−酢酸−水(240:20:6:11)
7.エチル アセテート−ピリジン−酢酸−水(480:10:3:5.5)
9.エチル アセテート−ピリジン−酢酸−水(120:20:6:11)
13.エチル アセテート−n−ブタノール−酢酸−水(1:1:1:1)
実施例で特定された容量因子(k’)を、次のような装置"Pharmacia LKB Anal
ytical HPLS System Two"により測定した。カラム:
”VYDAC C−18逆転層:10mm、300A、4×250mm”緩衝液A:
0.1%トリフルオロ酢酸水緩衝液B:
0.1%トリフルオロ酢酸のアセトニトリル
1ml/分流速にされる勾配:
I:0〜5分、0〜25%B、次に、イソクラテック25%B;
II:0〜30分、0〜60%B.
溶離液のペプチド含有量の検出は、214nmでの紫外線により測定した。試
料濃度は、1mg/ml緩衝液A、注入容量25μlであった。
HPLC分析(I或いはII)中に適用された勾配は、実施例の個々の工程での
短縮の後のブラケットで特定される。
アシルアルギニン アルデヒドは、平衡構造中に、存在して、即ち、アルデヒ
ド、アルデヒドハイドライトおよび2つのアミノシクロール形にある。HPLC
分析中に、アルデヒドハイドライトおよび両アミノシクロール形が、分離ピーク
として現れ、従って、実施例で説明されるアシルアルギニン アルデヒドは、2
つ或いは3つのk’値により、特定される。
質量スペクトル:FAB正イオン化測定が、フィニガン(Finnigan)MAT 8430装
置中で行われる。試料は、m−ニトロベンジルアルコール マトリックス中に溶
解され、イオン源中に直接に導入される。ペプチジル−アルギニン アルデヒド
のスペクトルにおいて、付加的な分子−イオンが検出可能であり、m−ニトロベ
ンジル−アルコール(NBA):[M+H]+および[M+H+NBA]+と形成
された付加化合物.実施例において、従って、FABスペクトルデータが特定さ
れる。
ESI正イオン化測定は、VGクアトロQuattro:(Fisons)装置中で行われる。
試料は、1%(v/v)の蟻酸含有のアセトニトリル−水(1:1)の混合物中に溶
解させ、10mlの試料−ループ形で、15〜25ml/分の流速でイオン源中に導
入される。
特定の旋性([α]D)は、20℃で測定された。実施例1 エトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロピ ル−L−アルギニン アルデヒド(Eoc-D-Cba-Pro-Arg-H)ヘミスルフェート 工程1
:エトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリル
−NG−ベンジロキシ−カルボニル−L−アルギニン−ラクタム
3.28g(8.4ミリモル)のt−ブトキシカルボニル−NG−ベンジロキ
シカルボニル−L−アルギニン−ラクタム[S.Bajuszと共同研究者:J.Med.Chem.
33,1729(1990)]を、8mlのクロロホルム中に懸濁し、次に、HClガス(0.1
1〜0.15g/ml)で飽和された10mlのエチルアセテートを一定に撹拌し、
氷で冷却しがら添加する。反応物は、[Rf(9)=0.91(Boc-化合物):0.0
7(遊離化合物)]の薄層クロマトグラフィにかける。最後に、反応混合物を、
18mlのジエチルエーテルで希釈し、形成された結晶質を濾過し、5mlのアセト
ン、5mlのジエチルエーテルで洗浄し、水酸化カリウムペレット上の真空デシケ
ータ上で乾燥する。得られたNG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニンラ
クタム塩化水素を、8mlのジメチルホルムアミド中に溶解し、−20℃に冷却し
、以下の製造された混合無水塩に添加する。
2.5g(8ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラ
ニル−L−プロリン(実施例1、工程E)を、−20℃に冷却した8mlのジメチ
ルホルムアミドに溶解する。一定撹拌しながら、0.9ml(8ミリモル)のN−
メチル−モルフォリンと1.05ml(8ミリモル)のイソブチノレクロロホルム
を導入し、次に、10分間撹拌した後、上記のNG−ベンジロキシカルボニル−
L−アルギニンラクタム塩化水素溶液と、2.35ml(16.8ミリモル)のト
リエチルアミンを導入する。反応混合物を、30分間、−10℃で撹拌し、次に
、0℃で1時間撹拌する。その塩を、濾過し、廃棄し、ロ液を、40mlのベンゼ
ンで希釈する。溶液を、3×10mlの水で洗浄し、10mlの1MのKHSO4-溶
液で、そして再び、3×10mlの水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、
溶媒を、2.0〜2.5kPaの圧力で蒸発せしめる。得られた生成物を、70
gキーゼルゲル60で作られたカラム上に適用し、エチルアセテートで溶離する
。純粋物質[Rf(1)=0.50]を含有する部分を注入し、溶媒を、2.0〜2.
5kPaの圧力で蒸発せしめる。油状残渣は、石油系エーテルで、摩擦し、濾過
し、乾燥する。
収率:3.0g(64%)
Rf(1)=0.50
[α]D=−47.4°(c=1、THF中)
FABマススペクトルデータは、期待の構造(585[M+H]+)を確認する
。工程2
:エトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリル
−NG−ベンジロキシ−カルボニル−L−アルギニン アルデヒド
2.27g(4.6ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロブチル−D
−アラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニンラ
クタム(実施例1、工程1)を、15mlのテトラヒドロフラン中に溶解させ、そ
こに、テトラヒドロフラン中に溶解した3.6ミリモルのリチウムアルミニウム
ハイドライドを、−50℃以下の温度で一定撹拌で添加する。反応の進行は、溶
媒システム(6)中の薄層クロマトグラフィにより監視され、そして、更に、リチ
ウムアルミニウムハイドライドを、必要のときに添加する。冷却された0.5M
硫酸溶液を反応混合物に一定撹拌下で添加し、溶液がpH3になるまで冷却する
。得られた溶液は、2×15mlのn−ヘキサンで洗浄し、次に、3×20mlの塩
化メチレンで洗浄する。塩化メチレン抽出液を注入し、3×15mlの水で洗浄し
、15mlの冷却5%NaHCO3-溶液で、そして再び、15mlの水で洗浄し、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして、溶媒を、2.0〜2.5kPaの圧力で
蒸発せしめる。残渣は、10mlのベンゼンに溶解し、そして、シクロヘキサンで
沈殿化せしめる。濾過、乾燥した後の重量は、1.8g(65%)である。
Rf(6)=0.30
[α]D−30.8°(c=1、テトラヒルドフラン中)
FABマススペクトルは、仮定の構造(587[M+H]+)を確認する。工程3
:エトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリル
−L−アルギニン−アルデヒド ヘミスルフェート
1.58g(2.7ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロブチル−D
−アラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン−
アルデヒド(実施例1、工程2)を、14mlのエタノール、2.7mlの0.5M
の硫酸、3.2mlの水に溶解し、そして、6mlのエタノール中に懸濁された0.
17gのPd/C触媒を添加し、そのシステムを、10℃で水素化する。反応の
進行は、薄層クロマトグラフィで監視し、15分間で完了する。触媒は、濾別さ
れ、溶液は、2.0〜2.5kPaの圧力で、7〜9mlの容量に濃縮化される。
残渣を、20mlの水で希釈し、6mlの塩化エチレンで抽出し、水溶液を、室温で
、24時間放置する。そのpHは、OH−サイクル中のダウエックスDowexAG 1-
X8樹脂で、3.5に調整され、溶液は、冷凍乾燥される。収率:1.0g(78
%)
Rf(5)=0.44
[α]D=−75.5°(c=1、水中)
HPLC(1):k’=5.53;6.20及び7.17.
FABマススペクトルは、仮説の構造(453[M+H]+)を確認する。
出発物質は、次のように製造できる。エトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリン(Eoc-D- Cba-Pro) 工程A:
エトキシカルボニル−3−シクロブチル−DL−アラニン
10g(70ミリモル)の3−シクロブチル−DL−アラニン[A.Burger等の
、J.Med.Chem.6,221(1963)]を、70mlの2MのNaOH溶液中に溶解し、+5
℃に冷却し、11.1ml(116.2ミリモル)のエチルクロロホルメートを、
一定撹拌下で滴加する。撹拌は、2時間、この温度で継続し、更に、室温で2時
間継続する。反応混合物を、次に20mlのジエチルエーテルで洗浄し、酸性化し
た後に、pH1の溶液を、3×20mlの酢酸エチルで抽出する。注入された抽出
液を、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を2.0〜2.
5kPaの圧力で、蒸発せしめる。得られた油は、純粋生成物[収率:13.1
g(87%)、Rf(7)=0.8]とされ、次の工程には更なる処理をせずに使
用する。工程B:
メチル エトキシカルボニル−3−シクロブチル−DL−アラニネート
11g(51ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロブチル−DL−アラ
ニン(実施例1、工程A)を、100mlのメタノールに溶解し、−15℃に冷却
し、次に、10ml(137ミリモル)の塩化チオニルを一定撹拌下で添加する。
更に冷却することなく攪拌を続ける。反応混合物が室温になってから、撹拌を更
に2時間継続する。次に、溶液を2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる
。残渣油を、40mlの酢酸エチル中に溶解せしめ、10mlの1NのHCl、2×
10mlの5%NaHCO3および2×10mlの水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
上で乾燥し、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発乾固する。残渣は、純粋であ
ると考えられる[収率:10.8g(92%)、Rf(1)=0.85、Rf(6)=0
.65]とされ、次の工程には更なる処理をせずに使用する。工程C:
メチル エトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニネート
アシルアミノ酸メチルエステルの酵素加水分解は、自動滴定器中で、pH=7
.5で行われ、それは、2つの反応容器を有する(その1つは、100mlの容量
を有し、他は、250mlの容量である)。試薬は、1MのNaOH溶液である。
10.8g(47ミリモル)のメチルエトキシカルボニル−3−シクロブチル
−DL−アラニネート(工程Bで合成された)を、250mlの容積の滴定器中の
20mlのベンゼン中に溶解する。100mlの水を添加し、溶液のpHを、1Mの
NaOHで撹拌下で7.5に調整する。40mgの酵素[Subtilisin Carlsberg
、Protease,Type VIII(Sigma)]を添加し、7.5に調整されたpHは、滴定中は
、この値に保持される。酵素加水分解は、3時間で完了される。相を分離する。
水性相から、純粋のエトキシカルボニル−3−シクロブチル−L−アラニンが単
離される。ベンゼン相は、2×10mlの5%NaHCO3で、2×10mlの水で
洗浄され、無水硫化ナトリウム上で乾燥され、2.0〜2.5kPaの圧力で、
蒸発せしめられる。得られた黄帯色油は、純粋で考えられ、次の工程には更なる
処理をせずに使用される。工程D:
エトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニン
工程Cの油状生成物を、20mlのエタノール中に溶解し、そして、10mlの2
.5MのNaOH溶液を添加する。混合物を、室温で2時間撹拌し、2.0〜2
.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。残渣を、30mlの水に溶解し、10mlのジ
エチルエーテルで洗浄し、3Mの塩化水素酸でpH=1に酸性化し、3×10ml
の酢酸エチルで抽出される。注入された有機抽出物を、ブラインで洗浄し、無水
硫酸ナトリウム上で乾燥し、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発する。収率:
4.3g(90%)の油状生成物[Rf(2)=0.8]での大部分は、次の工程で
使用され、残りは、次のように、結晶質塩に変換される。
0.43g(2ミリモル)の油状のエトキシカルボニル−3−シクロブチルー
D−アラニン(実施例1、工程D)を、10mlのジエチルエーテル中に溶解し、
0.23ml(2.1ミリモル)のシクロヘキシルアミンを添加する。分離した結
晶は、濾過され、ジエチルエーテルで洗浄され、真空デシケータで乾燥される。
収率:0.57g(90%)
融点:129〜131℃
[α]D=3.93°(c=1、メタノール中)
元素分析の結果:式C16H30N2O4(314.42)
計算値:C61.12%、H9.62%、N8.91%
測定値:C61.30%、H9.80%、N8.60%工程E:
エトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリン
3.7g(17.2ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロブチル−D
−アラニン(実施例1、工程D)を、60mlのテトラヒドロフラン中に溶解し、
0℃に冷却し、次に、4.85g(24.5ミリモル)の2,4,5−トリクロ
ロフェノールと5.06g(24.5ミリモル)のジシクロヘキシル−カルボジ
イミドを添加する。反応混合物を、室温で2時間撹拌し、分離したジシクロヘキ
シルウレアから濾過し、次に、テトラヒドロフランで洗浄する。ロ液および洗浄
液を注ぎ、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。残渣を、25mlのジ
エチルエーテル−石油エーテル混合物(1:1)中に溶解し、不溶性のジシクロ
ヘキシルウレアは、濾別され、ロ液は、再び蒸発せしめる[濾過されたジシクロ
ヘキシルウレアは、各々、4.9g(89%)になり、そして、0.6g(11
%)になる]。油状の2,4,5−トリクロロフェニル エトキシカルボニル−
3−シクロブチル−D−アラニネートを、40mlのピリジン中に溶解し、2.1
2g(18.4ミリモル)の微粉末L−プロリンを、3.43ml(24.6ミリ
モル)のトリエチルアミンと共に、添加する。反応混合物を、室温で3時間撹拌
し、次に、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。残渣を、50mlの酢
酸エチルと50mlの1MのHClの間に分散せしめる。第1に、有機相を、10
mlの1M HClで洗浄し、2×10mlの水で洗浄し、5%NaHCO3の3×
100mlで抽出せしめる。合わされた重炭酸塩抽出物を、6M HClで、pH
3に酸性化し、次に、ジエチルエーテルの3×20mlで抽出せしめる。エーテル
柚出物を合わせ、水で酸がないように洗浄し、無水硫化ナトリウム上で乾燥し、
蒸発乾固する。収率:3.2g(60%)油
Rf(6)=0.49.
FABマススペクトルは、仮説の構造(313[M+H]+)を確認する。実施例2 メトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリ ル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン アルデヒド(MOC-D-Cba-Pr o-Arg-H)ヘミスルフェート 工程1
:メトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリル
−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン ラクタム
1.64g(4.2ミリモル)のt−ブトキシカルボニル−NG−ベンジロキ
シカルボニル−L−アルギニン ラクタム[S.Bajusz等のJ.Med.Chem.33.1729(19
90)]及び1.25g(4.0ミリモル)のメトキシカルボニル−3−シクロブチ
ル−D−アラニル−L−プロリン(実施例2、工程C)を用いて、これらの結合
と最終生成物のクロマトグラフィ精製を、実施例1、工程1に従って、試薬と溶
媒の比率量を用いて、行う。純粋な最終生成物[Rf(1)=0]を含有する部分を
合わせ、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。その残渣を、石油系エ
ーテルで摩擦し、沢過し、パラフィンターニングと五酸化燐の上のデシケータ中
で乾燥せしめる。
収率:1.15g(50%)
Rf(2)=0.45〜0.47.
[α]D=−43.5°(c=1、テトラヒドロフラン中)
FABマススペクトルは、仮説の構造(571[M+H]+、724[M+H+
NBA]+)を確認する。工程2
:メトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリル
−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン アルデヒド
1.06g(1.8ミリモル)のメトキシカルボニル−3−シクロブチル−D
−アラニル−L−プロリル−L−アルギニン ラクタム(実施例2、工程1)を
、実施例1、工程2に記載の方法に従って、試薬と溶媒の比率量を用いて、還元
せしめる。
収率:0.76g(73%)
Rf(9)=0.47.
[α]D=−37.5°(c=1、テトラヒドロフラン中).
FABマススペクトルは、仮説の構造(573[M+H]+、726[M+H+NB
A]+)を確認する。工程3
:メトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリル
−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン アルデヒド ヘミスルフェ
ート
0.69g(1.2ミリモル)のメトキシカルボニル−3−シクロブチル−D
−アラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニンア
ルデヒド(実施例2、工程2)を、実施例1、工程3に記載の方法に従って、試
薬と溶媒の比率量を用いて、水素化分解せしめる。
収率:0.53g(91%)
HPLC(II):k’=4.74;5.47及び5.82.
[α]D=−60.9°(c=1、水中)
FABマススペクトルは、仮説の構造(439[M+H]+、592[M+H+
NBA]+)を確認する。
出発物質は、次のようにして製造できる。メトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリン(MOC-D-C ba-Pro) 工程A
:メトキシカルボニル−3−シクロブチル−DL−アラニン
4.3g(30ミリモル)の3−シクロブチル−DL−アラニン[A.Burger等
のJ.Med.Chem.6.221(1963)]を、15mlの2M NaOH溶液中に溶解し、0℃
に冷却し、同時に、16.5mlの2M NaOH溶液と2.55ml(33ミリモ
ル)のメチルクロロホルメートを、強く撹拌しながら、添加する。撹拌は、この
温度で30分間継続し、そして、室温で2時間継続する。反応混合物を、40ml
の水で希釈し、10mlのジエチルエーテルで抽出し、3M HClでpH3に酸
性化する。生成物を、酢酸エチル(4×20ml)で洗浄し、抽出物を合わせ、2
0mlの水で洗浄し、無水硫化ナトリウム上で乾燥し、2.0〜2.5kPaの圧
力で、蒸発せしめる。油状残渣[5.3g(88%)、Rf(7)=0.61]を、
次の工程に、更なる精製なしで使用する。工程B
:メトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニン
5.03g(25ミリモル)のメトキシカルボニル−3−シクロブチル−DL
−アラニン(実施例2、工程A)を、実施例1、工程B−Dに記載の方法に従っ
て、試薬と溶媒の比率量を用いて、処理する。
収率:2.22g(11ミリモル)油状生成物、
[Rf(7)=0.61]工程C
:メトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリン
1.21g(6ミリモル)のメトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−ア
ラニン(実施例2、工程B)を、実施例1、工程Eに記載の方法に従って、試薬
と溶媒の比率量を用いて、処理する。収率:1.6g(5.4ミリモル、90%
)油状生成物、[Rf(9)=0.48]とされ、その大部分を工程1に直接使用し
、その残りは、次のようにして結晶質に変換する。
0.30g(1ミリモル)の油状メトキシカルボニル−3−シクロブチル−D
−アラニル−L−プロリンを、5mlのジエチルエーテル中に溶解し、0.21ml
(1.05ミリモル)のジシクロヘキシルアミンを添加する。分離した結晶を濾
別し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空デシケータ中で乾燥する。
収率:0.43g(90%)
融点:149.5〜164℃
元素分析の結果:式C24H45N3O5(479.64)
計算値:C65.10%、H9.46%、N8.76%:
測定値:C60.4%、H8.98%、N10.47%実施例3 イソプロポキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L− プロリル−L−アルギニン アルデヒド(iPoc-D-Cba-Pro-Arg-H)ヘミスルフェー ト 工程1
:イソプロポキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プ
ロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン ラクタム
0.43g(1.1ミリモル)のt−ブトキシカルボニル−NG−ベンジロキ
シカルボニル−L−アルギニン ラクタム[S.Bajusz等のJ.Med.Chem.33.1729(19
90)]及び0.33g(1ミリモル)のイソプロポキシカルボニル−3−シクロブ
チル−D−アラニル−L−プロリン(実施例3、工程C)を用いて、これら成分
の結合とその生成物のクロマトグラフィ精製を、実施例1、工程1に従って、試
薬と溶媒の比率量を用いて、行う。純粋な最終生成物[Rf(1)=0.55]を含
有する部分を合わせ、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。その残渣
を、石油系エーテルでもみ、濾過し、デシケータ中で乾燥せしめる。
収率:0.3g(50%)
Rf(1)=0.55、
FABマススペクトルは、仮説の構造(599[M+H]+、752[M+H+
NBA]+)を確認する。工程2
:イソプロポキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プ
ロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン アルデヒド
0.26g(0.43ミリモル)のイソプロポキシカルボニル−3−シクロブ
チル−D−アラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アル
ギニン−ラクタム(実施例2、工程1)を、実施例1、工程2に記載の方法に従
って、試薬と溶媒の比率量を用いて、水素化分解せしめる。
収率:0.15g.Rf(6)=0.30.
FABマススペクトルは、仮説の構造(601[M+H]+、754[M+H+
NBA]+)を確認する。工程3
:イソプロポキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プ
ロリル−L−アルギニン アルデヒド ヘミスルフェート
0.13g(0.2ミリモル)のイソプロポキシカルボニル−3−シクロブチ
ル−D−アラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギ
ニン アルデヒド(実施例2、工程2)を、実施例1、工程3の記載の方法によ
り、試薬と溶媒の比率量を用いて、処理される。
収率:0.07g(75%).
HPLC(1):k’=3.69;4.15及び5.04.
FABマススペクトルは、仮説の構造(467[M+H]+、620[M+H+N
BA]+)を確認する。
出発物質は、次のようにして製造できる。イソプロポキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリン( iPoc-D-Cba-Pro) 工程A:
3−シクロブチル−D−アラニン
1.0g(5ミリモル)のメトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラ
ニン(実施例2、工程2)に対して、10mlの6M HClを添加し、3時間、
環流加熱する。この溶液を、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめ、その
残渣を、5mlの水に溶解し、蒸発乾固し、そして、この処理法を繰り返す。微量
の水を、エタノール−ベンゼン混合物による共沸点蒸留法により除去する。残り
の油を、10mlのエタノールに溶解し、5ミリモルの1,2−エポキシ−プロパ
ンを添加する。冷却後、沈殿物を濾過し、固体を、ジエチルエーテルにより洗浄
し、乾燥する。
収率:0.65g(90%)の3−シクロブチル−D−アラニン.
Rf(13)=0.65.
[α]D=−34.7°(c=1、1M HCl中).
元素分析の結果:式C7H13NO2.
計算値:C58.71%、H9.15%、N9.78%:
測定値:C58.70%、H9.30%、N9.50%工程B
:イソプロポキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニン
0.57g(4ミリモル)の3−シクロブチル−D−アラニンを、1M Na
OH溶液とジオキサンの1:1混合物8ml中に溶解する。この混合物を、0℃に
冷却し、同時に、4mlの1M NaOH溶液と4mlのイソプロピル クロロホル
メート(トルエン中の濃縮1M)を、強く撹拌しながら、添加する。反応混合物
を、1時間この温度で撹拌し、そして、更に、室温で5時間撹拌する。ジオキサ
ンとトルエンを2.0〜2.5kPaの圧力で、分留する。残りの水溶液を、5
mlのジエチルエーテルで洗浄し、次に、1M KHSO4によりpH3に酸性化
する。乳濁液を、3×5mlの酢酸エチルで抽出し、合わせた抽出物を水で洗浄し
、無水硫化ナトリウム上で乾燥する。2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せし
めた後には、収率:0.83g(90%)である。
Rf(6)=0.60;
[α]D=+9.5°(c=0.5、メタノール中)工程C:
イソプロポキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プ
ロリン
0.46g(2ミリモル)のイソプロポキシカルボニル−3−シクロブチル−
D−アラニン(実施例3、工程B)を、実施例1、工程Eに記載の方法に従って
、試薬と溶媒の比率量を用いて、処理する。
収率:1.3g(4.35ミリモル、87%)油、
Rf(2)=0.40.
FABマススペクトルは、仮定の構造(327[M+H]+)を確認する。実施例4 エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−D−アラニル−L−プロ リル−L−アルギニンアルデヒド(Eoc-D-Cpa-Pro-Arg-H)ヘミスルフェート 工程1:
エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−D−アラニル−L−プロリ
ル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン ラクタム
2.93g(7.5ミリモル)のt−ブトキシカルボニル−NG−ベンジロキ
シカルボニル−L−アルギニン ラクタム[S.Bajusz等のJ.Med.Chem.33.1729(19
90)]及び2.3g(7.1ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロペン
チル−D−アラニル−L−プロリン(実施例4、工程C)を用いて、これら成分
の結合とその生成物のクロマトグラフィ精製を、実施例1、工程1に従って、試
薬と溶媒の比率量を用いて、行う。純粋な最終生成物[Rf(1)=0.55]を含
有する部分を合わせ、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。その残渣
油を、n−ヘキサンでもみ、濾別し、n−ヘキサンで洗浄し、真空デシケータ中
で乾燥せしめる。
収率:2.5g(59%)
Rf(1)=0.55.
[α]D=−48.6°(c=1、テトラヒドロフラン中).
FABマススペクトルは、仮説の構造(599[M+H]+、752[M+H+NB
A]+)を確認する。工程2:
エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−D−アラニル−L−プロリ
ル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン アルデヒド
2.34g(3.9ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロペンチル−
D−アラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン
ラクタム(実施例4、工程1)を、実施例1、工程2に記載の方法に従って、
試薬と溶媒の比率量を用いて、還元せしめる。
収率:1.75g(74.7%)
Rf(6)=0.42.
[α]D=−34.4°(c=1、テトラヒドロフラン中).
FABマススペクトルは、仮説の構造(601[M+H]+、754[M+H+N
BA]+)を確認する。工程3:
エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−D−アラニル−L−プロリ
ル−L−アルギニン アルデヒド ヘミスルフェート
1.59g(2.65ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロペンチル
−D−アラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニ
ン アルデヒド(実施例4、工程2)を、実施例1、工程3に記載の方法に従っ
て、試薬と溶媒の比率量を用いて、水素化分解せしめる。
収率:1.13g(83%)
Rf(3)=0.37.
[α]D=−34.4°(c=1、水中).
HPLC(1):k’=4.76;5.40及び7.32.
FABマススペクトルは、仮説の構造(467[M+H]+、620[M+H+N
BA]+)を確認する。
出発物質は、次のようにして製造できる。エトキシカルボニル−3−シクロブチル−D−アラニル−L−プロリン (Eoc-D-Cpa-Pro) 工程A:
エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−DL−アラニン
7.87g(50ミリモル)の3−シクロペンチル−DL−アラニン[P.R.Pal
等のJ.Am.Chem.Soc.,78,5116(1956)]を、実施例1、工程Aに記載の方法に従っ
て、試薬と溶媒の比率量を用いて、処理する。但し、反応混合物からの生成物は
、2×50mlのジエチルエーテルで抽出し、無水硫化ナトリウム上で乾燥し、2
.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。収率:10.55g(98%)の
白色で非晶質粉末は、[Rf(2)=0.84]で、次の工程に精製なしで使用され
る。工程B:
エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−D−アラニン
7.8g(34ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロペンチル−DL
−アラニン(実施例4、工程A)を、実施例1、工程B、C、Dに記載の方法に
従って、試薬と溶媒の比率量を用いて、処理する。油[Rf(6)=0.062]の
[収率:3.45g(88.6%)]の大部分は、直接に、工程Cに使用される
。残りは、次のようにして結晶塩に変換される。
0.46g(2ミリモル)の油状のエトキシカルボニル−3−シクロペンチル
−D−アラニンを、10mlのジエチルエーテル中に溶解し、0.42ml(2.1
ミリモル)のジシクロヘキシルアミンを添加する。沈殿物を濾別し、ジエチルエ
ーテルにより洗浄し、真空デシケータ中で乾燥する。
収率:0.74g(90%)結晶塩:
融点:138〜140℃.
[α]D=−1.5°(c=1、メタノール中)
元素分析の結果:式C23H42N2O4(410.58)
計算値:C67.28%、H10.31%、N6.81%:
測定値:C67.40%、H10.40%、N6.80%工程C:
エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−D−アラニル−L−プロリ
ン
2.43g(10.5ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロペンチル
−D−アラニン(実施例4、工程B)を、実施例1、工程Eに記載の方法に従っ
て、試薬と溶媒の比率量を用いて、処理する。得られた2,4,5−トリクロロ
フェニルエステルを、1.15g(10ミリモル)のL−プロリンと結合すると
、油状生成物の生成物の収率:2.3g(71%)である。
Rf(6)=0.53.
FABマススペクトルは、仮説の構造(327[M+H]+)を確認する。
参照化合物の合成 合成1 エトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニル−L−プロリル−L−アルギ ニン アルデヒド(Eoc-D-Phe-Pro-Arg-H)へミスルフェート 工程1:
エトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニル−L−プロリル−NG
−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン ラクタム
2.3g(5.8ミリモル)のt−ブトキシカルボニル−NG−ベンジロキシ
カルボニル−L−アルギニン ラクタム[S.Bajusz等のJ.Med.Chem.33.1729(1990
)]及び1.67g(5ミリモル)のエトキシカルボニル−3−フェニル−D−ア
ラニル−L−プロリン(合成例1、工程C)を用いて、これら成分の結合とそ
の生成物の精製を、実施例1、工程1に従って、試薬と溶媒の比率量を用いて、
行う。純粋な最終生成物[Rf(1)=0.37]を含有する部分を合わせ、2.0
〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。その残渣を、真空デシケータ中で乾燥
せしめる。
収率:1.18g(60%)の油.
FABマススペクトルは、仮説の構造(607[M+H]+)を確認する。工程2:
エトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニル−L−プロリル−NG
−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン アルデヒド
0.9g(1.5ミリモル)のエトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラ
ニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン ラクタ
ム(合成例1、工程1)を、実施例1、工程2に記載の方法に従って、試薬と溶
媒の比率量を用いて、還元せしめる。
収率:0.33g(36%).
Rf(1)=0.16.工程3:
エトキシカルボニル−3−フエニル−D−アラニル−L−プロリル−L
−アルギニン アルデヒド ヘミスルフェート
0.33g(0.54ミリモル)のエトキシカルボニル−3−フェニル−D−
アラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン ア
ルデヒド(合成例1、工程2)を、実施例1、工程3に記載の方法に従って、試
薬と溶媒の比率量を用いて、処理する。
収率:0.26g(92%).
HPLC(1):k’=4.00;4.45及び5.45.
FABマススペクトルは、仮説の構造(475[M+H]+、628[M+H+N
BA]+)を確認する。
出発物質は、次のようにして製造できる。エトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニル−L−プロリン (Eoc-D-Phe-Pro) 工程A:
エトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニン
16.5g(0.1モル)の3−フェニル−D−アラニンを、実施例1、工程
Aに記載の方法に従って、試薬と溶媒の比率量を用いて、処理する。但し、最終
生成物の酢酸エチル溶液から溶媒を蒸発した後、得られた油状物は、真空デシケ
ータ中で乾燥する。
収率:14.6g(55%).
Rf(9)=0.70.工程B:
エトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニン N−ヒドロキシ−
サクシンイミデート
14.5g(55.4ミリモル)のエトキシカルボニル−3−フェニル−D−
アラニン(合成例1、工程A)と、6.4g(56ミリモル)のN−ヒドロキシ
−サクシンイミドを、60mlのテトラヒドロフランに溶解する。溶液を0℃に冷
却し、11.5g(56ミリモル)のジシクロヘキシル−カルボジイミドを撹拌
しなら、添加する。撹拌を、この温度で10時間行い、次に、混合物を濾過し、
ロ液を2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。その残渣をベンゼンから
結晶化する。その結晶を濾過し、ベンゼンとジエチルエーテルで洗浄し、真空デ
シケータ中で乾燥する。
収率:11.3g(60%).
Rf(10)=0.53.
[α]D=+58.1°(c=1、ジメチルホルムアミド中).
FABマススペクトルは、仮説の構造(335[M+H]+)を確認する。
元素分析の結果:式C16H18N2O6(334.33)
計算値:C57.48%、H5.42%、N8.30%:
測定値:C57.40%、H5.40%、N8.30%工程C:
エトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニル−L−プロリン
3.34g(10ミリモル)のエトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラ
ニン ヒドロキシサクシンイミデート(合成例1、工程B)を、15mlのピリジ
ン中に溶解し、1.15g(10ミリモル)のL−プロリンと1.4ml(10ミ
リモル)のトリエチルアミンを添加する。反応混合物を室温で10時間撹拌し、
次に、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。残渣を30mlの5%Na
HCO3溶液と10mlのジエチルエーテルの間に分配せしめる。水性相を、3×
5mlのジエチルエーテルで洗浄し、合わせた有機洗浄物を、5mlの5%NaHC
O3-溶液で抽出する。重炭酸相を合わせて、1M KHSO4溶液でpH3に酸
性化し、3×10mlの酢酸エチルにより抽出する。合わせた有機抽出物を無水硫
化ナトリウム上で乾燥し、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。油状
残渣を、ジエチルエーテルで結晶化し、結晶を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄
し、真空デシケータ中で乾燥せしめる。
収率:2.6g(77%)
融点:141〜143℃
Rf(6)=0.40
FABマススペクトル(335[M+H]+)は、仮説の構造を確認する。
元素分析の結果:式C17H22N2O5(334.33)
計算値:C61.06%、H6.63%、N8.38%
測定値:C61.10%、H6.70%、N8.1%
合成例2メトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニル−L−プロリル−L−アルギ ニン アルデヒド(Moc-D-Phe-Pro-Arg-H)ヘミスルフェート 工程1:
メトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニル−L−プロリル−NG
−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン ラクタム
4.1g(10.5ミリモル)のt−ブトキシカルボニル−NG−ベンジロキ
シカルボニル−L−アルギニン ラクタム[S.Bajusz等のJ.Med.Chem.33.1729(19
90)]及び2.88g(9ミリモル)のメトキシカルボニル−3−フェニル−D−
アラニル−L−プロリン(合成例1、工程C)を用いて、これら成分の結合を、
実施例1、工程1に従って、試薬と溶媒の比率量を用いて、行う。粗生成物を
、シクロヘキサンからの結晶化により精製する。
収率:4.65g(86%).
融点:72〜82.7℃
Rf(2)=0.56.
[α]D=+72.9°(c=1、テトラヒドロフラン中).
FABマススペクトルは、仮説の構造(593[M+H]+、746[M+H+N
BA]+)を確認する。工程2:
メトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニル−L−プロリル−NG
−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン アルデヒド
4.13g(7ミリモル)のメトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニ
ル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン ラクタム
(合成例2、工程1)を、実施例1、工程2に記載の方法に従って、試薬と溶媒
の比率量を用いて、還元する。但し、塩化メチレン溶媒を蒸発させた後に、油状
最終生成物を、ジエチルエーテルで結晶化する。結晶を濾過し、ジエチルエーテ
ルで洗浄し、真空デシケータ中で乾燥する。
収率:3.06g(74%).
融点:103〜107℃.
Rf(6)=0.44.
[α]D=−69°(c=1、テトラヒドロフラン中).
FABマススペクトルは、仮説の構造(595[M+H]+、748[M+H+N
BA]+)を確認する。工程3:
メトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニル−L−プロリル−L
−アルギニン アルデヒド ヘミスルフェート
2.68g(4.5ミリモル)のメトキシカルボニル−3−フェニル−D−ア
ラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニンアルデ
ヒド(合成例2、工程2)を、実施例1、工程2に記載の方法に従って、試薬と
溶媒の比率量を用いて、処理する。
収率:2.15g(94%).
[α]D=−87.6°(c=1、水中).
HPLC(1):k’=3.3;3.57及び4.09.
FABマススペクトルは、仮説の構造(461[M+H]+、614[M+H+N
BA]+)を確認する。
出発物質は、次のようにして製造できる。メトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニル−L−プロリン (Moc-D-Phe-Pro) 工程A:
メトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニン ジシクロヘキシル
アミン塩
5g(30ミリモル)のD−フェニルアラニンを、15mlの2MのNaOH溶
液に溶解し、0℃に冷却し、同時に16.5mlの2MのNaOH溶液と2.55
ml(33ミリモル)のメチルクロロホルメートを添加する。混合物をこの温度で
30分間撹拌し、次に、室温で、2時間撹拌する。40mlの水で希釈し、その混
合物を、10mlのジエチルエーテルで洗浄し、3M HClによりpH3に酸性
化し、4×20mlの酢酸エチルにより抽出する。合わせた有機抽出物を水(20
ml)で洗浄し、無水硫化ナトリウム上で乾燥し、2.0〜2.5kPaの圧力で
、蒸発せしめる。残渣を、60mlのジイソプロピルエーテル中に溶解し、6ml(
30ミリモル)のジシクロヘキシルアミンを添加する。分離した結晶を濾別し、
ジイソプロピルエーテルで洗浄し、空気中で乾燥する。
収率:11.5g(28.5%)
Rf(2)=0.56.
融点:167〜170℃.
[α]D=−37.9°(c=0.5、エタノール中).
元素分析の結果:式C23H36N2O4(404.53).
計算値:C68.28%、H8.97%、N6.92%:
測定値:C68.30%、H9.15%、N6.75%.工程B:
メトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニン 2,4,5−トリ
クロロフェニル エステル
11.3g(28ミリモル)のメトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラ
ニン−ジシクロヘキシルアンモニウム塩(合成例2、工程A)を、75mlの酢酸
エチルと30.5mlの1M KHSO4に分配する。相を分離し、有機抽出物を
水で中和洗浄し、無水硫化ナトリウム上で乾燥し、2.0〜2.5kPaの圧力
で、15ml量に濃縮する。冷却した(約0℃)残渣に対して、5.5g(28ミ
リモル)の2,4,5−トリクロロフェノール及び5.75g(28ミリモル)
のジシクロヘキシル カルボジイミドを添加し、そして、反応混合物を一昼夜放
置する。分離したジシクロヘキシルウレアを濾別し、ロ液を蒸発せしめる。油状
残渣をエタノールから結晶化する。結晶を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、
真空デシケータ中で乾燥する。
収率:6.86g(61%)
融点:109〜110℃.
Rf(4)=0.84.
元素分析の結果:式C17H14NO4Cl3(402.66).
計算値:C50.70%、H3.50%、N3.48%、Cl26.42%.
測定値:C50.80%、H3.20%、N3.40%、Cl26.60%.工程C:
メトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラニル−L−プロリン
4.83g(12ミリモル)のメトキシカルボニル−3−フェニル−D−アラ
ニル−2,4,5−トリクロロフェニル エステル(合成例2、工程B)を、1
2mlのピリジン中に溶解し、次に、1.38g(12ミリモル)の微粉L−プロ
リンと1.68ml(12ミリモル)のトリエチルアミンを撹拌しながら添加する
。反応混合物を、16時間撹拌し、次に、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発
せしめる。その残渣を、40mlの5%NaHCO3に溶解し、その溶液を3×7m
lのジエチルエーテルで抽出する。合わせたエーテル相を、7mlの5%NaHC
O3で洗浄する。重炭酸洗浄液を合わせて、3M HClでpH3に酸性化し、
3×10mlの酢酸エチルで抽出する。抽出物を無水硫化ナトリウム上で乾燥し、
2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。残渣をジエチルエーテルで結晶
化し、結晶を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、そして、真空デシケータ中で
乾燥する。
収率:3.05g(79%).
融点:154〜157℃.
Rf(2)=0.47.
FABマススペクトルは、仮説の構造(321[M+H]+)を確認する。
合成例3エトキシカルボニル−3−シクロブチル−DL−アラニル−L−プロリル−L− アルギニン アルデヒド(Eoc-DL-Cba-Pro-Arg-H)ヘミスルフェート 工程1:
エトキシカルボニル−3−シクロブチル−DL−アラニル−L−プロリ
ル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン ラクタム
1.35g(3.46ミリモル)のt−ブトキシカルボニル−NG−ベンジロ
キシカルボニル−L−アルギニン ラクタム[S.Bajusz等のJ.Med.Chem.33.1729(
1990)]及び1.03g(3.3ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロブ
チル−DL−アラニル−L−プロリン(合成例3、工程A)を用いて、これら成
分の結合とその最終生成物のクロマトグラフィ精製を、実施例1、工程1に従っ
て、試薬と溶媒の比率量を用いて、行う。純粋な最終生成物[Rf(1)=0.50
]を含有する部分を合わせ、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せしめる。そ
の残渣を、n−ヘキサンで滴定し、濾過し、n−ヘキサンで洗浄し、真空デシケ
ータ中で乾燥せしめる。
収率:1.0g(51%).
Rf(1)=0.50.
ESIマススペクトルは、仮説の構造(585[M+H]+)を確認する。工程2:
エトキシカルボニル−3−シクロブチル−DL−アラニル−L−プロリ
ル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン アルデヒド
0.94g(1.6ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロブチル−D
L−アラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン
ラクタム(合成例3、工程1)を、実施例1、工程2に記載の方法に従って、
試薬と溶媒の比率量を用いて、還元する。
収率:0.64g(68%).
Rf(6)=0.30.
ESIマススペクトルは、仮説の構造(587[M+H]+)を確認する。工程3:
エトキシカルボニル−3−シクロブチル−DL−アラニル−L−プロリ
ル−L−アルギニン アルデヒド ヘミスルフェート
0.59g(1.0ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロブチル−D
L−アラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン
アルデヒド(合成例3、工程2)を、実施例1、工程3に記載の方法に従って
、試薬と溶媒の比率量を用いて、処理する。
収率:0.39g(78%).
HPLC(1):k’=5.55;6.27及び7.09.
FABマススペクトルは、仮説の構造(453[M+H]+、606[M+H+N
BA]+)を確認する。
出発物質は、次のようにして製造できる。エトキシカルボニル−3−シクロブチル−DL−アラニル−L−プロリン (Eoc-DL-Cba-Pro) 工程A:
エトキシカルボニル−3−シクロブチル−DL−アラニル−L−プロリ
ン
1.13g(5.25ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロブチル−
DL−アラニン(実施例1、工程A)を、実施例1、工程Eに記載の方法に従っ
て、試薬と溶媒の比率量を用いて、処理すると、油状の2,4,5−トリクロロ
フェニルエステルが得られ、それを、0.58g(5.0ミリモル)の微粉末L
−プロリンと結合させる。
収率:1.1g(71%)の油.
Rf(6)=0.53.
ESIマススペクトルは、仮説の構造(313[M+H]+)を確認する。
合成例4エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−DL−アラニル−L−プロリル−L −アルギニン アルデヒド(Eoc-DL-Cpa-Pro-Arg-H)ヘミスルフェート 工程1:
エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−DL−アラニル−L−プロ
リル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン ラクタム
3.7g(9.5ミリモル)のt−ブトキシカルボニル−NG−ベンジロキシ
カルボニル−L−アルギニン ラクタム[S.Bajusz等のJ.Med.Chem.33.1729(1990
)]及び2.94g(9.0ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロペンチ
ル−DL−アラニル−L−プロリン(合成例4、工程A)を用いて、これら化合
物を、実施例1、工程1に従って、試薬と溶媒の比率量を用いて、行う。純粋な
最終生成物を含有する部分を合わせ、2.0〜2.5kPaの圧力で、蒸発せし
め、その残渣を、n−ヘキサンで滴定する。固体生成物を濾過し、n−ヘキサン
で洗浄し、真空デシケータ中で乾燥する。
収率:2.87g(54%).
Rf(1)=0.55.
ESIマススペクトルは、仮説の構造(599[M+H]+)を確認する。工程2:
エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−DL−アラニル−L−プロ
リル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン アルデヒド
2.75g(4.6ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロペンチル−
DL−アラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニ
ン ラクタム(合成例4、工程1)を、実施例1、工程2に記載の方法に従って
、試薬と溶媒の比率量を用いて、還元する。
収率:1.74g(64%).
Rf(6)=0.42.
ESIマススペクトルは、仮説の構造(601[M+H]+)を確認する。工程3:
エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−DL−アラニル−L−プロ
リル−L−アルギニン アルデヒド ヘミスルフェート
1.2g(2.0ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロペンチル−D
L−アラニル−L−プロリル−NG−ベンジロキシカルボニル−L−アルギニン
アルデヒド(合成例4、工程2)を、実施例1、工程3に記載の方法に従って、
試薬と溶媒の比率量を用いて、処理する。
収率:0.8g(78%).
HPLC(1):k’=3.96;4.4及び4.92.FABマススペクトル
は、仮説の構造(467[M+H]+、620[M+H+NBA]+)を確認する。
出発物質は、次のようにして製造できる。エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−DL−アラニル−L−プロリン (Eoc-DL-Cpa-Pro) 工程A:
エトキシカルボニル−3−シクロペンチル−DL−アラニル−L−プロ
リン
3.1g(13.5ミリモル)のエトキシカルボニル−3−シクロペンチル−
DL−アラニン(実施例4、工程A)を、実施例1、工程Eに記載の方法に従っ
て、試薬と溶媒の比率量を用いて、処理すると、油状の2,4,5−トリクロロ
フェニルエステルが得られ、それを、L−プロリンと結合する。
収率:3.1g(74%).
Rf(6)=0.50.
ESIマススペクトルは、仮説の構造(327[M+H]+)を確認する。
合成例5エトキシカルボニル−DL−シクロブチル−グリシル−L−プロリル−L−アル ギニン アルデヒド(Eoc-DL-Cbg-Pro-Arg-H)ヘミスルフェート
1.2g(3.0ミリモル)のt−ブトキシカルボニル−NG−ベンジロキシ
カルボニル−L−アルギニン ラクタム[S.Bajusz等のJ.Med.Chem.33.1729(199
0)]及び0.69g(2.3ミリモル)のエトキシカルボニル−DL−シクロブ
チル−グリシル−L−プロリン(合成例5、工程A)を用いて、これら成分を各
ブロック化トリペプチドラクタム[Rf(1)=0.32]と結合し、ブロック化ト
リペプチドアルデヒド[Rf(9)=0.53]に還元し、脱ブロック化することを
、実施例1、工程1、2、3に従って、試薬と溶媒の比率量を用いて行う。
収率:0.22g.
HPLC(1):k’=2.74;2.96及び3.41.
FABマススペクトルは、仮説の構造(439[M+H]+、592[M+H+N
BA]+)を確認する。
出発物質は、次のようにして製造できる。エトキシカルボニル−DL−シクロブチル−グリシル−L−プロリン (Eoc-DL-Cbg-Pro) 工程A:
エトキシカルボニル−DL−シクロブチル−グリシル−L−プロリン
0.78g(6.0ミリモル)のDL−シクロブチル−グリシン[T.H.Porter
等のArch.Biochem.Biophys,179,266(1977)]を、アシル化し[Rf(7)=0.6
0]、2,4,5−トリクロロフェノール[Rf(4)=0.84]と反応させ、実
施例1、工程AとEに記載の方法に従って、試薬と溶媒の比率量を用いて、L−
プロリンと結合する。
収率:03.68g(50%)の油.
Rf(2)=0.17及び0.22.
FABマススペクトルは、仮説の構造(299[M+H]+)を確認する。
方法方法M1 ヒト血小板からの血餅の製造
a)血小板−富裕血漿が、ヒト血液と3.8%クエン酸ナトリウム溶液の9:1
の混合物を5分間240×gで遠心分離処理にかけることにより製造される。
b)200μlの血小板−富裕血漿と80μlの40mM CaCl2溶液を室
温に1時間放置する。このように形成された血餅を、ゆっくりと撹拌しながら、
6×2mlの0.9%NaCl溶液で洗浄し、残渣の酵素(トロンビン及び因子X
a)を除去する。洗浄媒体を、トロンビン様の活性のために次のようにアッセイ
処理する。
c)400μlの洗浄媒体に対して、100μlの1mM Tos−Gly−P
ro−Arg−pNA基体溶液を添加し、その混合物を、30分間37℃で培養
し、次に、反応は、100μlの50%酢酸により停止される。この混合物から
、150μlのアリコートを、96−井のマイクロ滴定皿上に適用し、吸光係数
を、405nmで測定した[ELISA READER SLIT Laborinstrument GmbH,オースト
リア)。洗浄する効率の場合、吸光係数が、対照のものの5%より小さい。方法M2 血餅結合因子Xaの抑制性の測定
a)0.1−1.0−10及び100μg/mlの溶液が、0.02%ヒトアルブ
ミンを含有する0.1Mトリス−緩衝液(pH=8.5)中のペプチド抑制子か
ら製造される。
b)洗浄媒体(方法M1)を引き出した後に、400μlのペプチド溶液(各濃
度で3つの試料)を、血餅に添加し、対照物としての400μlの緩衝液ともに
、5分間、37℃で培養する。次に、100μlの2mMのMoc−D−Chg
−Gly−Arg−pNA基体を、各容器に添加し、更に、30分間、37℃で
培養する。反応は、100μlの50%AcOHで停止される。
c)各反応溶液から、150μlを、96−井のマイクロ滴定皿に適用し、吸光
係数を、405nmで測定した(ELISA READER SLT Laborinstrument GmbH、オ
ーストリア)。IC50(50%抑制に必要なペプチド濃度)を、参照と比較して
平均吸光性からグラフ的に測定する。方法M3 血餅結合の血栓症抑制性の測定
a)溶液は、方法M2/aに従って、ペプチド抑制子から作成される。
b)洗浄媒体を取り出した後に、血餅(方法M1)を、400μlのペプチド溶
液(各濃度で3つの試料)と混合し、次に、試料を、参照としての別の400μ
lの緩衝液と一緒に、5分間、37℃で培養する。次に、100μlの1mMの
Tos−Gly−Pro−Arg−pNA基体溶液を添加し、培養を更に、30
分間37℃で継続する。
実験は、M2/cに従って、継続される。方法M4 フィブリン血餅の製造
a)各反応容器に、200μlのヒトフィブリノゲン(SIGMA)、25μl
の25NIH/E/mlヒトトロンビン(SIGMA)及び40μlの100m
M CaCl2溶液を入れて、混合物を、1時間20〜22℃に放置する。フィ
ブリン血餅を、ゆっくりと撹拌しながら、等浸透性のNaCl溶液(3×2ml)
で洗浄し、微量のトロンビンおよび5分間で沈殿したものを除去する。洗浄の呼
応率は、方法M1/cによりチェックする。方法M5 フィブリン血餅結合性の抑制性の測定
a)0.1−1.0−10及び100μg/mlの溶液を、ペプチド抑制子から、
Hepes/NaCl緩衝液(0.001M Hepes及び0.1MのNaC
l、pH=7.4)とともに作製する。
b)測定は、M3/bにより継続される。方法M6 96−井 微量滴定血小板上の溶解の因子Xa抑制性の測定
a)燐酸塩緩衝液(0.1M燐酸ナトリウム及び0.05M塩化ナトリウム、p
H=7.4)により、1.3E/ml溶液を、ヒト因子Xa(SIGMA)から製
造され、そして、0.1−1.0−10及び100μg/ml溶液は、ペプチド抑
制子から製造される。Bz−IIe−Glu−Gly−Arg−pNA基体を
、分留水溶液(0.33nM)中で使用する。
b)参照と各ペプチド抑制子溶液(各々の濃度で3つの試料)から、30−30
μlの部分を、井の中に入れる。30μlの因子Xa、90μlの緩衝液及び1
50μlの基体を、ペプチド溶液に添加し、そして、その吸光係数を、10分間
、405nmにおいて、測定する。その後は、工程は、M2/cと同じものであ
る。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ
,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU
,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,
CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H
U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ
,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,
MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R
O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM
,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN
(72)発明者 バラバーシュ,エーヴァ
ハンガリー共和国 ハー―1025 ブダペス
ト プスタセリ ウート 6
(72)発明者 フェヘール,アンドラーシュ
ハンガリー共和国 ハー―1118 ブダペス
ト ティーズケー ウッツァ 6
(72)発明者 サボー,ガブリエラ
ハンガリー共和国 ハー―1132 ブダペス
ト ヴァーツィ ウート 8
(72)発明者 セール,エルジェーベト
ハンガリー共和国 ハー―1106 ブダペス
ト ヘヴェシュ ウッツァ 64
(72)発明者 ヴェークヘユイ,イレーン
ハンガリー共和国 ハー―1021 ブダペス
ト ラバンツ ウッツァ 6/ベー
(72)発明者 ラヴィツ,エミリア
ハンガリー共和国 ハー―1150 ブダペス
ト フランコヴィチェ エム ウッツァ
33
(72)発明者 カサーシュ,エーヴァ
ハンガリー共和国 ハー―1045 ブダペス
ト ニャール ウッツァ 69
(72)発明者 ランゴー,ヨージェフ
ハンガリー共和国 ハー―1031 ブダペス
ト アムフィテアートルム ウッツァ 11
(72)発明者 モラヴチク,イムレ
ハンガリー共和国 ハー―1095 ブダペス
ト メシュテル ウッツァ 38
(72)発明者 セケル,アーグネシュ
ハンガリー共和国 ハー―1041 ブダペス
ト デアーク エフ ウッツァ 81
(72)発明者 タシュツレル,ジュジャンナ
ハンガリー共和国 ハー―1031 ブダペス
ト アムフィテアートルム ウッツァ 27
(72)発明者 トート,ガーボル
ハンガリー共和国 ハー―1163 ブダペス
ト ヴェレシュペー ウッツァ 74
(72)発明者 モハイ,ジュジャンナ
ハンガリー共和国 ハー―1173 ブダペス
ト バラートゥカ ウッツァ 48
(72)発明者 サルカイ,アンナ マーリア
ハンガリー共和国 ハー―1151 ブダペス
ト セドゥリゲト ウッツァ 10
(72)発明者 マック,クラーラ
ハンガリー共和国 ハー―2623 キシュマ
ロシュ リゲト ウッツァ 26