JP2000512576A - 射出成形品からスプルーを分離する方法 - Google Patents

射出成形品からスプルーを分離する方法

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Abstract

(57)【要約】 極めて敏感な情報担体ディスク、例えばCDのような射出成形品(1)において、僅かな機械的な手間で無塵でスプルー(5)を取り除くために、ディスク開口(20)の大部分を射出成形によって製造し、開口の残りの部分を、射出成形工具の外部で射出成形品からスプルーをレーザによって分離することにより製造する。

Description

【発明の詳細な説明】 射出成形品からスプルーを分離する方法 本発明は、請求項1の上位概念に記載の、射出成形品からスプルーを分離する 方法に関する。 ドイツ連邦共和国特許第3526632号明細書に基づき、情報担体ディスク からスプルーを分離して除去することが公知である。この公知の手段において使 用される射出成形工具は、射出成形体全体を相応に形成するときに、スプルーが 工具内部で射出成形過程後に裂断することにより分離され、次いで工具から導出 することができるように形成されている。これらの動作は打抜き工具においても 同様である。この場合、スプルーは打抜きにより射出成形体から分離され、この 射出成形体が、工具開放後に取り出し装置により取り出される。 情報担体ディスクにおいてこれが極めて敏感であることに基づき要求される無 塵性ならびに生産確実性を保証するために、このような方法は極めて高い技術的 かつ機械的な手間を必要とする。 従って本発明の課題は、極めて敏感な情報担体ディスク、例えばCDのような 射出成形品において、僅かな機械的な手間で無塵の状態でスプルー部分を取り除 くことである。 この課題は請求項1の特徴部に記載の方法により解決される。 本発明によれば、最終的な孔製造が射出成形プロセスの後で初めて工具の外部 で行なわれるので、簡単なモジュール工具構造が生ぜしめられる。このような工 具構造は、特に、本発明の有利な構成において加熱通路もしくはホットランナ(H eisskanal)によってスプルーが最小化されると、CDの型抜きのための工具運動 を最小限にしか必要としない。 冒頭で述べた方法と比べて、本発明によれば、エジェクタ領域に必要となる機 構の、摩耗を生ぜしめるおそれが著しく少なくなる。スプルー分離のためにレー ザが使用されることにより、絶対的な無塵性が得られるとともに、正確な切断エ ッジが達成される。 さらに、レーザの正確な切断エッジは、スプルーと成形部との間の射出成形ギ ャップ(Anspritzspalt)を拡大することを可能にする。これにより、成形部の品 質に対して一層良好かつ迅速に影響がもたらされる。しかも、 −CDの情報領域全体にわたるピットの型取りが一層良好に行われる。 −圧力損失が減じられる。 −射出成形ギャップ内の材料の剪断作用が僅かになる。 −成形品内の応力が減じられる。 本発明の別の有利な構成が、請求項2以下に記載されている。例えばディスク 状のスプルーの位置は開口領域内で自由に選択することができる。すなわち、ス プルー部分とCDとの結合は鏡面側で行っても、中央領域または情報側で行って もよい。中央領域にスプルー部分が配置されると、ディスクの表面にばりが生じ ることがないように、かつ、ただ開口中央領域だけに、最小限の凹部もしくは溝 がレーザによって形成されるように、レーザによる分離を有利に行うことができ る。この凹部もしくは溝は、ディスクの必要とされる正確なセンタリングに有害 な影響を与えることは決してない。 本発明による別の利点は、データ担体におけるラッカ被着(Lackauftrag)に関 して生ぜしめられる。例えば、スプルー部分が情報側に配置されている場合、デ ータ担体の情報側を極めて平らに形成することができる。これにより、中心のラ ッカ被着が最適なラッカ分配において可能である。 図面には、本発明の実施例が概略的に示されている。 第1図は、データ担体1と、鏡面側3に結合されたスプルー部分2と、開口2 0と、積重ね隆起部(Stapelwulst)4と、ホットランナ付加部5とを示している 。スプルー部分2を分離するために、選択的にレーザ6,7が配置されている。 第2図は、データ担体8と、情報側10に結合されたスプルー部分9と、開口 21と、積重ね隆起部11とを示している。スプルー部分9を分離するために、 レーザ12,13が設けられている。 第3図は、データ担体14と、面取り部16を備えた開口22内のスプルー部 分15と、鏡面側18に設けられた積重ね隆起部17とを示している。スプルー 部分15を分離するために、レーザ19が配置されている。 第4図は、射出成形品23を拡大して示す部分横断面図であり、この射出成形 品は、結合されたスプルー部分24と、開口25の射出成形部分と、スプルー部 分24の突出部分24aと、分離エッジ26とを有している。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年6月2日(1998.6.2) 【補正内容】 明細書 射出成形品からスプルーを分離する方法 本発明は、請求項1および5の上位概念に記載の、射出成形品からスプルーを 分離する方法に関する。 ドイツ連邦共和国特許第3526632号明細書に基づき、情報担体ディスク からスプルーを分離して除去することが公知である。この公知の手段において使 用される射出成形工具は、射出成形体全体を相応に形成するときに、スプルーが 工具内部で射出成形過程後に裂断することにより分離され、次いで工具から導出 することができるように形成されている。これらの動作は打抜き工具においても 同様である。この場合、スプルーは打抜きにより射出成形体から分離され、この 射出成形体が、工具開放後に取り出し装置により取り出される。 情報担体ディスクにおいてこれが極めて敏感であることに基づき要求される無 塵性ならびに生産確実性を保証するために、このような方法は極めて高い技術的 かつ機械的な手間を必要とする。 さらに情報担体ディスクの中心部の開口をレーザビームによって切断すること が公知である(特開昭63−203308号公報)。この場合、レーザビームは ディスク平面に対して直角に位置するできるだけ真直 ぐで平滑な切断部を生ぜしめ、これにより嵌合正確な開口が形成される。 本発明の課題は、極めて敏感な情報担体ディスク、例えばCDのような射出成 形品において、先ず嵌合正確な開口を前成形し、次いで、射出成形品の開口を露 出するために、僅かな機械的な手間で無塵の状態でスプルー部分を取り除くこと である。 このような課題は請求項1および5の特徴部に記載の方法により解決される。 本発明の主な利点は、情報担体ディスクの開口の軸方向延在長さの大部分が射 出成形時に形成され、これにより開口のこのような部分が正確に、工具によって 規定された直径を有し、ひいては後の使用のために嵌合正確な開口を中心に有す ることである。スプルー部分の除去は、傾斜したレーザビームによって行われる ので、切断部は、開口から離反した方向に向けられ、開口の嵌合正確さが切断部 によって損なわれることはない。 本発明によれば、最終的な孔製造が射出成形プロセスの後で初めて工具の外部 で行なわれるので、簡単なモジュール工具構造が生ぜしめられる。このような工 具構造は、特に、本発明の有利な構成において加熱通路もしくはホットランナ(H eisskanal)によってスプルーが最小化されると、CDの型抜きのための工具運動 を最小限にしか必要としない。 冒頭で述べた方法と比べて、本発明によれば、エジェクタ領域に必要となる機 構の、摩耗を生ぜしめるおそれが著しく少なくなる。スプルー分離のためにレー ザが使用されることにより、絶対的な無塵性が得られるとともに、正確な切断エ ッジが達成される。 さらに、レーザの正確な切断エッジは、スプルーと成形部との間の射出成形ギ ャップ(Anspritzspalt)を拡大することを可能にする。これにより、成形部の品 質に対して一層良好かつ迅速に影響がもたらされる。しかも、 −CDの情報領域全体にわたるピットの型取りが一層良好に行われる。 −圧力損失が減じられる。 −射出成形ギャップ内の材料の剪断作用が僅かになる。 −成形品内の応力が減じられる。 本発明の別の有利な構成が、請求項2以下に記載されている。例えばディスク 状のスプルーの位置は開口領域内で自由に選択することができる。すなわち、ス プルー部分とCDとの結合は鏡面側で行っても、中央領域または情報側で行って もよい。中央領域にスプルー部分が配置されると、ディスクの表面にばりが生じ ることがないように、かつ、ただ開口中央領域だけに、最小限の凹部もしくは溝 がレーザによって形成されるように、レーザによる分離を有利に行うことができ る。この凹部もしくは溝は、ディスクの必要とされる正確なセンタリングに有害 な影響を与えることは決してない。 請求の範囲 1. 射出成形法で製造されたディスク、特に情報担体ディスクからスプルーを分 離する方法であって、スプルー部分が、射出成形・冷却動作後にディスクに一体 的に結合されており、次いでディスクからこのスプルー部分を分離することによ って、ディスクに相応の開口を形成する方法において、 開口(20〜22,25)の、その軸方向延在長さつまりディスク厚さの大 部分を射出成形時に形成し、開口(20〜22,25)の軸方向延在長さの残り の部分の領域で、ディスク(1,8,14,23)からスプルー部分(2,9, 15,24)を、射出成形工具外部でレーザ(6,7,12,13,19)によ って分離し、その際、切断面がほぼ円錐台の周面を形成するように、かつ、円錐 台の基部がスプルー部分(2,9,14,24)の、開口とは反対側に位置する ように、レーザビームをディスク平面に対して鋭角を成すように方向付けするこ とを特徴とする、射出成形法で製造されたディスクからスプルーを分離する方法 。 2. 分離を2つのレーザビーム(6,7,12,13)によって行い、該2つの レーザビームを、スプル−部分(2,9,15,24)の両側から同軸的に整合 するように互いに供給し、切断面にフォーカシ ングする、請求項1記載の方法。 3. 開口(25)の軸方向延在長さの残りの部分を、スプール部分(24)を外 方に向かってつまりディスク縁部を超えて突出するように軸方向にずらすことに より形成する、請求項1または2記載の方法。 4. スプルー(24)の突出した部分(24a)の軸方向のずれおよび直径を、 射出成形品(23)からスプルー部分(24)を分離するときに、開口(25) の平面に対して45°の角度を成して傾斜された分離エッジ(26)が生じるよ うに選択する、請求項3記載の方法。 5. 射出成形法で製造されたディスク、特に情報担体ディスクからスプルーを分 離する方法であって、スプルー部分が、射出成形・冷却動作後にディスクに一体 的に結合されており、次いでディスクからこのスプルー部分を分離することによ って、ディスクに相応の開口を形成する方法において、 開口(20〜22,25)の、その軸方向延在長さつまりディスク厚さの大 部分を射出成形時に形成し、その際、開口(22,25)の軸方向延在部分で、 スプルー部分(2,9,15,24)の各側に開口(22,25)の一部を形成 し、開口(20〜22,25)の軸方向延在長さの残りの部分の領域で、ディス ク(1,8,14,23)からスプルー部分(2,9,15,24)を、射出成 形工具外部 でレーザ(6,7,12,13,19)によって分離し、その際、レーザビーム がスプルー部分(2,9,15,24)の各側で該スプルー部分と鋭角を成すよ うに、レーザビームをディスク平面に対して所定の角度を成すように方向付けす ることを特徴とする、射出成形法で製造されたディスクからスプルーを分離する 方法。 6. 分離を2つのレーザビームによって、スプルー部分(2,9,15,24) の両側から同時に行う、請求項5記載の方法。 7. 開口(22)の軸方向延在長さの分離しようとする残りの部分を、開口の中 央の領域に配置する、請求項5または6記載の方法。 8. 湯口への注入をホットランナによって行う、請求項1から7までのいずれか 1項記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 射出成形品、特に情報担体ディスクからスプルーを分離する方法であって、 スプルー部分が、射出成形・冷却動作後に射出成形品に一体的に結合されており 、次いで射出成形品からこのスプルー部分を分離することによって、射出成形品 に、相応の開口を形成する方法において、 開口(20〜22,25)の、その軸方向延在長さつまりディスク厚さの大 部分を射出成形によって製造し、開口(20〜22,25)の軸方向延在長さの 残りの部分の領域で射出成形品(1,8,14,23)からスプルー部分(2, 9,15,24)を、射出成形工具外部でレーザ(6,7,12,13,19) によって分離することを特徴とする、射出成形品からスプルーを分離する方法。 2. 開口(20,21,25)の軸方向延在長さの分離しようとする残りの部分 を、情報担体ディスク(1,8)の縁部に配置する、請求項1記載の方法。 3. 開口(25)の軸方向延在長さの残りの部分を、スプール部分(24)を外 方に向かってつまりディスク縁部を超えて突出するように軸方向にずらすことに より形成する、請求項1または2記載の方法。 4. スプルー(24)の突出した部分(24a)の軸方向のずれおよび直径を、 射出成形品(23)から スプルー部分(24)を分離するときに、開口(25)の平面に対して45°の 角度を成して傾斜された分離エッジ(26)が生じるように選択する、請求項3 記載の方法。 5. 開口(22)の軸方向延在長さの分離しようとする残りの部分を、開口の中 央の領域に配置する、請求項1記載の方法。 6. 湯口への注入をホットランナによって行う、請求項1から5までのいずれか 1項記載の方法。
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