JP2000512705A - 内燃機関の始動装置 - Google Patents
内燃機関の始動装置Info
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Abstract
(57)【要約】
内燃機関のための始動装置であって、伝動装置(15)とフリーホイール(25)との組立、被駆動軸(17)と押し込みピニオン(26)との組立、押し込みリレー(30)と中間軸受プレート(21)との組立を自動的に行うものに関する。そのために、中間プレート(21)と、噛み合わせリレー(30)の変向レバー(27)のための軸受ブロック(36)とが1つの組立ユニットを形成していて、この組立ユニットに、一方では被駆動軸(17)及び押し込みピニオン(26)を備えた伝動装置(15)と噛み合わせリレー(30)とが前組立可能であって、他方ではこれらの部分が、軸受ブロック(36)に係止可能に組立可能に変向レバー(27)と互いに結合されるようになっている。
Description
【発明の詳細な説明】
内燃機関の始動装置
本発明は請求項1の上位概念に記載した内燃機関のための始動装置に関する。
このような形式の始動装置(スタータ)は、ドイツ連邦共和国特許第4006
795号明細書により公知である。この公知の解決策においては、伝動装置軸受
のために設けられた中間軸受プレートは、上方に向かってフランジとして、噛み
合わせリレーを完全に押し込むために拡張されており、この場合、噛み合わせリ
レーの変向レバーのための軸受ブロックが駆動軸受シールドにはめ込まれている
。この場合、軸受ブロックはゴムプレートを介して中間軸受プレートで支持され
ている。
スタータを内燃機関の組み込みスペース内の幾何学的な状態に合わせることは
、ピニオン非作業位置及びピニオンのための押し込み程度に関連して、主に、軸
受ブロック、駆動軸受シールド及びリレー抗張ロッド(Paddel;パドル)の構成
部分に合わせることによって行われる。この場合の変化は、容易に製造できる部
分に限定されている。つまり特に、自動車製造業者のための特弁な部分である駆
動軸受シールドに限定されている。しかしながら始動装置を組み付ける際には、
駆
動軸受シールドを始動装置のその他の部分に組み付けることは、確実に自動化可
能な組立プロセスの要求に応じてはいない。何故ならば、この作業過程において
は、多くの問題のある接合箇所における部分を同時に組み付ける必要がある。こ
の問題のある接合箇所における部分とは、つまり駆動軸受シールドに対する中間
軸受プレート、被駆動軸、軸受ブロック、ゴムプレートの接合箇所、並びに中間
軸受プレートに対するリレー嵌合部である。この場合さらに不都合なことには、
前組立時に、中間軸受プレートに組み付けようとする部分が押し込みばね及び戻
しばねによって互いにしゅう動可能であって、このことによって後調節作業に著
しく高価な費用がかかる。
ドイツ連邦共和国特許第2822165号明細書によればさらに、噛み合いリ
レーを、駆動軸受シールドとスタータケーシングのシール部との間の嵌合部内に
はめ込んで、固くねじ結合さする解決策が公知である。この公知の解決策では、
押し込みばねが連行部材スリーブに配置されていて、この連行部材スリーブはフ
リーホイールカップリングも、押し込みピニオンも有している。このような、中
間軸受プレートなしの解決策も、特に、駆動装置の伝動装置のために伝動装置及
び中間軸受プレートが必要であって、しかも押し込みばねのばね力が前組立され
た部分の後調節を必要とする場合には、駆動軸受シールドの多数の接合箇所の欠
点を有している。
本発明の課題は、中間軸受プレートと結合しようとする部分の前組立を改良し
て、始動装置の完全に自動的に組み立てを可能にすることである。
発明の利点
この課題は、請求項1の特徴部に記載された構成を有する始動装置によって達
成された。本発明の解決策によれば、中間軸受プレートに、相次いで、被駆動軸
を備えた伝動装置、噛み合いリレー、押し込みピニオン(場合によってフリーホ
イールカップリングと一緒に)、押し込みばねを備えた変向レバーが組み付けら
れ、この場合、変向レバーは、中間軸受プレートと共に1つの組立ユニットを係
止する軸受ブロックに支承され、押し込みばねがこれらの部分を維持保持するよ
うになっている。
従属請求項に記載した手段によって、請求項1に記載した特徴の有利な変化実
施例及び改良が可能である。この場合、駆動軸受シールドを組み立てるためには
、駆動軸受シールドを、伝動装置、被駆動軸、押し込ピニオン、噛み合わせリレ
ー及び変向レバーから成る前組立された構成ユニットに、2つの接合箇所だけで
取り付けるだけでよいので、特に有利である。この場合、第1の接合箇所は、駆
動軸受シールド内で被駆動軸端部を押し込むことによって形成される。第2の接
続箇所は、中間軸受プレートの外壁を駆動軸受シール
ドのフランジ内に押し込むことによって形成される。押し込み部内には、シール
ゴム及びリレー嵌合部も設けられている。
図面
本発明の実施例が図面に示されていて、以下に詳しく説明されている。第1図
には、本発明の第1実施例による始動装置の横断面が示されており、第2図には
、前組立された部分、つまり伝動装置、被駆動軸、カップリング及び押し込みば
ねを備えたピニオン、及び変向レバーを取り付ける前の噛み合わせリレーを備え
た組立ユニットとしての、軸受ブロックを備えた中間プレートが示されており、
第3図には、取り付けられた変向レバーを備えた、第2図に示した前組立された
構成ユニットを示しており、第4図は接合された駆動軸受シールドを備えた前組
立された構成ユニットが示されている。第5図には、第2実施例による始動装置
の前方部分の横断面図が示されており、第6図には、組み込まれた軸受ブロック
及び組み込まれた変向レバー7を備えた中間軸受プレートが示されており、第7
図には、軸受ブロックにはめ込まれる前の変向レバーを正面から見た図が示され
ている。第8図には、第7図の実施例に対する変化実施例としての変向レバーが
示されていて、第9図及び第10図には、第6図に示した実施例に対する変化実
施例としての、金属薄板及びこれに合致した変向レバーを備えた中間軸受プレー
トが示されており、第11図には、中間軸受プレートのための載設部を備えた第
1図に示した始動装置の始動軸受シールドが示されている。第12図には、別の
実施例としての、中間歯車なしの始動装置が示されている。
実施例の説明
第1図には、自動車の内燃機関のための始動装置10の横断面図が示されてい
る。この始動装置10は、直流駆動される始動モータ11を有しており、この始
動モータ11の回転子軸12は後端部で整流子13を有していて、前端部で駆動
ピニオン14を有しており、この駆動ピニオン14は太陽歯車として、公知の遊
星歯車伝動装置15に噛み合う。遊星歯車伝動装置は、遊星歯車支持体16を介
して被駆動軸17に接続されており、この被駆動軸17の外側端部は、駆動軸受
シールド19の軸受18内に受容されている。遊星歯車伝動装置15はさらに、
別の伝動装置軸受20を介して中間軸受プレート21として構成された中間プレ
ート内に受容されており、この中間プレートは、始動モータケーシング11aの
終端区分内にも、また駆動軸受シールド19の後端部区分内にも受容されていて
、センタリングされてガイドされている。被駆動軸17の後ろの区分は、外周部
で並目ねじ22を有していて、この並目ねじに、連行スリーブ23が軸方向でし
ゅう動可能であって、また並目ねじによって回転可能
に配置されている。連行スリーブ23の外周部にはU字形のガイドリング24が
しゅう動可能に支承されている。連行スリーブ23の前端部には、別の伝動装置
部分としてフリーホイールカップリング25が配置されており、このフリーホイ
ールカップリングの内リングの前区分は押し込みピニオン26として構成されて
いる。ガイドリング24内には、第6図に詳細が示されている変向レバー27の
下端部に形成されたフォーク28が係合する。フリーホイールカップリング25
とガイドリング24との間に押し込みばね29がはめ込まれており、この押し込
みばね29は、押し込みピニオン26が前進して図示していない内燃機関のリン
グギヤ35と向かい合った時に、変向レバー27を旋回させることによって緊張
され、ピニオンが回転するとこのピニオンがリングギヤ35と噛み合う。
噛み合わせリレー30は、中間軸受プレート21と駆動軸受シールド19との
間で始動モータの上側に挿入されていて、堅固にねじ固定される。噛み合わせリ
レーの可動子31の前部には、パドル(Paddel)とも呼ばれる抗張ロッド32が
固定されており、この抗張ロッド32は細長い間隙33を有している。この間隙
33内に、ピン34を備えた変向レバー27の上端部が係合する。中間軸受プレ
ート21には軸受ブロック36が一体成形されており、この軸受ブロック36に
、変向レバー27が旋回可能に支承されている。噛み合
わせリレー30を作動接続(スイッチオン)すると、一方では、変向レバー27
が噛み合わせリレー30の抗張ロッド32によって旋回せしめられて、押し込み
ピニオン26が内燃機関のリングギヤ35に押し込まれ(破線で示されている)
、他方では噛み合わせリレーの接触ブリッジを介して始動モータ11が作動接続
されることによって、内燃機関が始動される。これによって、遊星歯車伝動装置
15と連行スリーブ23とフリーホイールカップリング25と押し込みピニオン
26とを介して、リングギヤ35が駆動されて内燃機関が始動される。噛み合わ
せリレー30を遮断接続(スイッチオフ)する際に、可動子31は戻しばね52
(第5図参照)によって所期位置に押し戻され、この際に変向レバー27はリン
グギヤ35から引き抜かれる。それと同時に始動モータ11が遮断接続される。
始動装置の改良された自動組立を保証するために、中間軸受プレート21と軸
受ブロック36とが1つの組立ユニット53を形成しており、この組立ユニット
53に、一方では、被駆動軸17とこの被駆動軸17で並目ねじ22を介して軸
方向でしゅう動可能な押し込みピニオン26とを備えた伝動装置15が、また他
方では噛み合わせリレー30が前組立される。第2図には、このような前組立さ
れた構成が示されており、この場合押し込みピニオン26にはフリーホイールカ
ップリング25が配属されているが、このフリーホイ
ールカップリングは選択的に定置のフリーホイールカップリングとして伝動装置
に配属してもよい。変向レバー27はここでは最初はまだ並列配置されているだ
けである。
第3図には、軸受ブロック36に係止可能に組み付けられた変向レバー27が
示されており、この変向レバー27は、噛み合わせリレー30を押し込みピニオ
ン26と、被駆動軸17に設けられた所属のフリーホイールカップリング25と
に接続する。軸受ブロック36と伝動装置15と被駆動軸17と、フリーホイー
ルカップリング25を備えた押し込みピニオン26と有する中間軸受プレート2
1と、変向レバー27を備えた噛み合わせリレー30とは、互いに結合された複
数の部分(これらの部分の位置は変向レバー27をはめ込むことによって安定さ
れる)より成る、前組立された1つの構成ユニット37を形成している。
第4図によれば、前組立された構成ユニット37に、駆動軸受シールド19が
2つの接合箇所38及び39だけで突き合わされている。第1の接合箇所38は
駆動軸受シールド19内の軸受20を形成しており、この軸受20内に被駆動軸
17の端部がはめ込まれている。第2の接合箇所39は、フランジ40によって
駆動軸受シールド39の外周面に形成されており、このフランジ内に中間軸受プ
レート21の外側壁が接合される。
第1図から第4図に示した実施例においては、軸受ブロック36は中間軸受プ
レート21と一体的に射出成形プラスチック部分として構成されている。軸受ブ
ロック36は、上方に向かって開放する、やや狭くされた軸受孔42を有してお
り、この軸受孔42内に変向レバー27の軸受ピン43が係止可能である。
第5図には、本発明の別の実施例が示されており、この場合、始動装置の前方
部分だけの横断面図が示されている。この実施例においては、繊維強化されたプ
ラスチック又は相応に形のくずれない材料より成る中間軸受プレート121が示
されており、この中間軸受プレート121は、相応の型内に射出若しくは流し込
まれる。顧客に要求された組み込み状態に寸法H(第5図)を良好に合致させる
ために、軸受ブロック136の領域内で中間軸受プレート121に後ろ側の開口
が設けられており、この開口内に、プラスチック又は硬質ゴムより成るシール部
44が挿入される。図示の構造によって、横方向でしゅう動しない構造部として
、少ない交換部分によって種々異なる寸法Hに合わせて備えることのできる最新
の工具構造が可能である。
第6図には、中間軸受プレート22の別の実施例としての射出成形又は流し込
み成形された実施例が示されており、この実施例においては、軸受ブロック23
6の領域内に開口の代わりに成形凹部45が設けられている。軸受ブロックの下
側には支持ウエブ46が形
成されている。この実施例においても、変向レバー127はその軸受ピン43が
、上方に開放する軸受孔42内に係止し、この場合、押し込み位置は一点鎖線で
示されている。第7図には変向レバー127の正面図、つまり軸受ブロック23
6内に挿入する前の状態が示されている。この第7図に示された実施例では、変
向レバー127の、上方に向けられた脚がU字形部材47として構成されている
。このU字形部材を貫通して噛み合わせリレーの抗張ロッド32の自由端部が突
入している。U字形部材47の上には、下方に向けられたピン34が一体成形さ
れていて、このピン34が、抗張ロッド32の扁平な端部に形成された細長い間
隙33内に係合する。
第8図には、U字形部材47の領域内における変向レバー227の別の実施例
が示されている。この実施例では、U字形部材47の上部領域に、互いに向き合
う2つの条片48が一体成形されていて、この条片48は、抗張ロッド132の
扁平な端部に設けられた互いに向き合う側方の切欠49内に係合している。
第6図には、第7図に関連して、軸受ブロック236が、前方に向かって突き
出るブラケットを形成していることが示されており、このブラケット上に変向レ
バー127のホーク28が被せ填められ、この際に、変向レバー127の軸受ピ
ン43が上方に向かって開放する軸受孔42が係止するようになっている。
第9図及び第1図0には、中間プレート321の別の実施例が示されており、
この中間プレート321は、軸受ブロック336と共に金属薄板から打ち抜き成
形されているか又は成形されている。この実施例においては、軸受ブロック33
6は、前方に向かって開放するU字形のブラケットを形成しており、このブラケ
ットは両脚部に軸受孔142を備えている。第9図には、平面図で示された変向
レバー327が示されており、この変向レバー327はその両側に一体成形され
た軸受ピン143を有している。変向レバー327の軸受領域を軸受ブロック3
36内に押し込む際に、ブラケットの脚部50は、軸受ピン143が軸受孔14
2内に係止するまで、弾性的に互いに押し広げられる。金属薄板成形部は、この
場合も、フオークレバーのための、プラスチック製の中間軸受と同じ接合方向が
得られる。
第11図には、駆動軸受シールド19を後ろから見た輪郭が示されている。中
間軸受プレート21に明確に当接するために、フランジ40の外周部に分配して
配置された5つのストッパショルダ51が設けられている。軸受ブロック36を
有する中間プレート21の上側の区分のために、2つの別のストッパショルダ5
1が設けられている。シール部44は、噛み合わせリレー30及び始動モータ1
1が組み付けられる際に、後方から軸受ブロック336の領域内に接合される。
中間軸受プレートは組み付け中に工作部支持体上に緊締することができるので
、工作物支持体に組み付けようとするすべての部分は変向レバーによってしゅう
動しないように互いに結合することができる。この場合、押し込みばね29と噛
み合わせリレー30の戻しばね52とは、変向レバーを軸受ブロック内に挿入す
ることによって保持機能を行うことができる。この解決策において、始動モータ
11は従来と同様に前組み立てすることができる。次いで後ろ側から中間軸受プ
レート21に当てつけて、次いで噛み合わせリレー30と同様に駆動軸受シール
ド19にねじ固定することができる。
第12図には、別の実施例としての始動装置が示されており、この始動装置は
、遊星歯車伝動装置−中間歯車なしで、図示していないリングギヤを介して押し
込みピニオン26によって内燃機関を直接駆動するようになっている。この場合
、始動モータ11はその回転子軸12がフリーホイールカップリング25aを介
して直接押し込みピニオン26と連結されている。この実施例においても、前記
実施例におけるのと同様にフリーホイールカップリング25aは、押し込みピニ
オン26と一緒に噛み合わせリレー30によって変向レバー27を介して軸方向
にしゅう動可能である。この場合、押し込みピニオン26が前進すると、回転子
軸12の前区分に設けられた並目ねじ22aを介して
ピニオンの回転が行われる。この並目ねじ22aに内側突起22bが噛み合う。
この内側突起22bは連行スリーブ23の内側に配置されていて、噛み合いピニ
オン26が前進する際に、ピニオン26を備えたフリーホイールカップリング2
5aと回転子軸12との間の相対回転が得られるように作用する。
変向レバー27の軸受ブロック436はこの場合、中間プレート421に一体
成形されていて、この中間プレート421は、第1実施例によれば、噛み合わせ
リレー30を受容するために上部部分内に形成されている。下部部分には、フラ
ンジリング54が一体成形されていて、このフランジリング54によって、始動
モータ11のケーシング11aにおいてもまた駆動軸受シールド19の後端部区
分においても中間プレート421をセンタリングして受容することができる。第
1実施例で伝動装置軸受20による中間歯車を備えた始動装置において設けられ
ているような中間軸受箇所は、直接駆動される始動装置(スタータ)のこの実施
例においては必要ない。
従って始動装置を組み立てる際に、まず噛み合わせリレー30、フリーホイー
ルカップリング25a及び変向レバー2を中間プレート421に前組立する。次
いで、駆動軸受シールド19が接合箇所38及び39で(第1実施例において記
載されているように)、この前組立された組立ユニットに載設される。次いで、
反対側から始動モータ11が中間プレート421のフランジリング54に載せら
れ、最後に噛み合わせリレー30と始動モータ11とが駆動軸受シールド19に
堅固にねじ固定される。
従って本発明において重要なことは、中間プレート若しくは中間軸受プレート
は、構造的に変向レバーの軸受ブロックと組み合わされるということである。こ
れによって、フリーホイール伝動装置、遊星歯車伝動装置及び押し込み伝動装置
等のすべての個別伝動装置がまとめられた、全体的な伝動装置構造群が得らる。
この場合、軸受ブロックと中間軸受プレートとは、2つの部分より構成すること
ができるが、これらの部分は、接合された状態で堅固な結合例えばあり継ぎ結合
によって1つの組立ユニットに組み合わせることができる。第5図に示した実施
例に従ってシール部44を使用する場合、押し込みリレーを中間軸受プレートの
構成とは無関係に駆動軸受シールド19及びシール部44で受容し、これによっ
て簡単な形式で始動装置のそれぞれの組み込み関係にさらに合わせることができ
るという利点が得られる。
プラスチックから成る中間プレートの構成において、軸受ブロックは、しばし
ば衝撃的な負荷によって破壊されることがあるので、破壊を避けるために第1図
に示した実施例に従ってさらに、軸受ブロック36を、駆動軸受シールド19に
向けられたブラケット55
によって補強することが提案されている。このブラケット55に、駆動軸受シー
ルド19に一体成形されたショルダ56が係合し、軸受ブロック36はそのブラ
ケット55がショルダ56で支えられるようになっている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年1月14日(1998.1.14)
【補正内容】
請求の範囲
1. 内燃機関のための始動装置であって、始動モータと伝動装置(15,25
)とフリーホイールと被駆動軸(17)と押し込みピニオン(26)とを有して
おり、該押し込みピニオン(26)が、噛み合わせリレー(30)によって、軸
受ブロック(36,136,236,336,436)に旋回可能に支承された
変向レバー(27,127,227,327)を介して軸方向しゅう動可能に、
内燃機関のリングギヤに押し込まれるようになっており、中間プレート(21,
121,221,321,421)が、伝動装置部分及び/又は噛み合わせリレ
ーを受容し、始動モータのケーシングと駆動軸受シールドとの間に組み込まれて
おり、中間プレートと軸受ブロックとが1つの組立ユニット(53)を形成して
いて、この組立ユニットに、被駆動軸及び押し込みピニオンを備えた伝動装置と
噛み合わせリレーとが前組立可能であって、変向レバー(27,127,227
,327)を介して互いに接続されている形式のものにおいて、
前記変向レバー(27、127,227,327)が前組立された状態で、軸
受ブロック(36,136,236,336,436)に係止されていることを
特徴とする、内燃機関の始動装置。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年5月26日(1998.5.26)
【補正内容】
ドイツ連邦共和国特許第2822165号明細書によればさらに、噛み合いリ
レーを、駆動軸受シールドとスタータケーシングのシール部との間の嵌合部内に
はめ込んで、固くねじ結合さする解決策が公知である。この公知の解決策では、
押し込みばねが連行部材スリーブに配置されていて、この連行部材スリーブはフ
リーホイールカップリングも、押し込みピニオンも有している。このような、中
間軸受プレートなしの解決策も、特に、駆動装置の伝動装置のために伝動装置及
び中間軸受プレートが必要であって、しかも押し込みばねのばね力が前組立され
た部分の後調節を必要とする場合には、駆動軸受シールドの多数の接合箇所の欠
点を有している。
FR−A−2555670(フランス国特許第2555670号明細書)によ
れば、始動装置の中間軸受プレートが、噛み合わせリレーのための、プラスチッ
ク射出成形によって製造された軸受ブロックに結合されている解決策が公知であ
る。伝動装置及び噛み合わせリレーを中間軸受プレートに前組立する際に、この
中間軸受プレートにおいては、一方ではフォークレバーを伝動装置に組み込み、
他方では軸受ブロック並びに噛み合いリレーの抗張ロッドに軸受ピンをはめ込む
ことによって固定する必要がある。しかしながらこれは完全に自動的に行うこと
はできない。何故ならば、前組立時に、伝動装置に緩く組み込まれたフォークレ
バーを十分に正確に位置決めすることは不可能であるので、軸受ピンを個別にフ
ォークレバーに組み込まなければならないからである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 内燃機関のための始動装置であって、始動モータと伝動装置とフリーホイ ールと被駆動軸と押し込みピニオンとを有しており、該押し込みピニオンが、噛 み合わせリレーによって、軸受ブロックに旋回可能に支承された変向レバーを介 して軸方向しゅう動可能に、内燃機関のリングギヤに押し込まれるようになって おり、中間プレートが、伝動装置部分及び/又は噛み合わせリレーを受容し、始 動モータのケーシングと駆動軸受シールドとの間に組み込まれている形式のもの において、 中間プレート(21,121,221,321,421)と軸受ブロック(3 6,136,236,336,436)とが1つの組立ユニット(53)を形成 していて、この組立ユニットに、被駆動軸(17)及び押し込みピニオン(26 )を備えた伝動装置(15,25)と噛み合わせリレー(30)とが前組立可能 であって、しかもこの組立ユニットが、軸受ブロック(36,136,236, 336,436)に係止可能に組立可能に変向レバー(27,127,227, 327)と互いに結合されるようになっていることを特徴とする、内燃機関の始 動装置。 2. 駆動軸受シールド(19)が、軸受ブロック(36)を備えた中間プレー ト(21)と、伝動装置( 15)と、被駆動軸(17)と、押し込みピニオン(26)と、噛み合わせリレ ー(30)と、変向レバー(27)とから形成された、前組立された構成ユニッ ト(37)に、2つの接合箇所(38,39)だけで載設可能であって、一方の 接合箇所(38)が駆動軸受シールド(19)の軸受(18)内に被駆動軸端部 を挿入することによって、また他方の接合箇所(39)が、中間軸受プレート( 21)の外壁(41)を駆動軸受シールド(19)のフランジ(40)内に挿入 することによって形成されている、請求項1記載の始動装置。 3. 軸受ブロック(36)が中間プレート(21)と一体的に構成されていて 、変向レバー(27)の軸受ピン(43)をスナップ係合させるための、上方に 向かって開放する軸受孔(42)を有している、請求項1記載の始動装置。 4. 軸受ブロック(36)が、前方に向かって突き出るブラケットを形成して おり、該ブラケットに、変向レバー(27)のフォーク(28)の脚が被せ嵌め られ、変向レバー(27)の軸受ピン(43)が、上方に向かって開放する軸受 孔(42)内に係止可能である、請求項3記載の始動装置。 5. 軸受ブロック(336)が、前方に向かって開放するU字形のブラケット を形成しており、このブラケットに変向レバー(327)が押し込まれて、両側 の軸受ピン(143)が、ブラケットの脚(50)内の軸受孔(142)内に係 止されるようになっている、請求項3記載の始動装置。 6. 中間プレート(321)が軸受ブロック(236)と共に金属薄板部分か ら打ち抜かれて、成形されている、請求項3記載の始動装置。 7. 中間プレート(121)が軸受ブロック(136)と共に、形状不変の材 料から射出成形若しくは流し込み成形されている、請求項3記載の始動装置。 8. 軸受ブロック(136)に中間プレート(121)の後ろからシール部( 44)がはめ込まれている、請求項1から7までのいずれか1項記載の始動装置 。 9. 変向レバー(127)がその上側の脚でU字形部材(47)を形成してお り、このU字形部材(47)内に、噛み合わせリレー(30)の抗張ロッド(3 2)の端部が受容されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の始動装 置。 10.U字形部材(47)の上側にに一体成形された、開放に向けられたピン( 34)が、抗張ロッド(32)の平らな端部に設けられた細長い間隙(33)内 に係合する、請求項9記載の始動装置。 11.U字形部材(47)の側面に、互いに向き合う2つの条片(48)が一体 成形されており、これらの条片(48)が、抗張ロッド(132)の平らな端部 に設けられた、対応する、互いに向き合う側方の切欠(49)が係合する、請求 項9記載の始動装置。 12.駆動軸受シールド(19)がフランジ(40)の領域内で、中間軸受プレ ート(21)のための多数のストッパショルダ(51)を有している、請求項2 記載の始動装置。 13.軸受ブロック(36)が、ブラケット(55)で、駆動軸受シールド(1 9)のショルダ(56)に支えられている、請求項1から12までのいずれか1 項記載の始動装置。 14.中間プレート(221)が中間軸受箇所なしで、一体成形されたフランジ リング(54)によって、始動モータ(11)のケーシング(11a)の前方の 端部区分内でも、また始動軸受シールド(19)の後ろの端部区分でもセンタリ ングされて受容され、ガイドされている、請求項1記載の始動装置。
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