JP2000513357A - 造影剤の投与速度を調節することによる診断的画像化の改良法 - Google Patents

造影剤の投与速度を調節することによる診断的画像化の改良法

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Abstract

(57)【要約】 患者の内部領域の画像の提供方法。当該方法の態様は、水性担体中に気体もしくは気体前駆体、および脂質、タンパク質もしくはポリマーを含んで成る小胞を含んで成る小胞組成物を含んで成る造影剤を患者に投与することを伴う。患者が超音波のような診断的画像法を使用して走査されて当該領域の可視的画像を得る。当該造影剤は、画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で患者に投与される。当該方法は患者のいかなる病的な組織の存在も診断するのにとりわけ有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 造影剤の投与速度を調節することによる診断的画像化の改良法 発明の分野 本発明は診断的画像化の改良法に関する。より具体的には、本発明は造影剤が 患者に投与される速度の調節を伴う診断的画像化の改良法に関する。 発明の背景 超音波は、例えば組織微小血管系のような血管系を包含する身体の多様な領域 を研究するための価値ある診断的画像化技術である。超音波は他の診断技術を上 回るある利点を提供する。例えば、核医学およびX線を伴う診断技術は、一般に 、患者のイオン化電子輻射への曝露をもたらす。こうした輻射は、デオキシリボ 核酸(DNA)、リボ核酸(RNA)およびタンパク質を包含する亜細胞性物質 に対する損傷を引き起こし得る。超音波はこうした潜在的に損傷する輻射を伴わ ない。加えて、超音波は、磁気共鳴画像法(MRI)のような他の診断技術に比 較して比較的安価である。MRIは精巧かつ高価な装置を必要とし得る。 超音波は患者の音波への曝露を伴う。一般に、音波は身体組織による吸収によ り消散し、組織を透過し、もしくは組織から反射する。一般にバックスキャター すなわち反射率と称される組織からの音波の反射は、超音波画像を顕出させる基 礎を形成する。これは音波が多様な身体組織から特異的(differentially)に反射 するためである。この特異な反射は、観察されている特定の組織の構成物および 密度を包含する多様な因子のためである。特異的に反射された波は、その後、通 常は1メガヘルツ(MHz)から10MHzまでの周波数を有する音波を検出し得る変換 器で検出 される。検出された波は積分され、定量化され、そして、研究されている組織の 画像に変換される。 超音波画像化技術はしばしば造影剤の使用を伴う。造影剤は、超音波で得られ る画像の質および有用性を向上させるのに役立ち得る。ある例示的造影剤は、例 えば固体粒子の懸濁剤および乳化された液体小滴を包含する。 液−気界面からの音の反射は極めて効率が良い。従って、ある気体充填泡(gas -filled bubble)を包含するある泡は、造影剤として高度に有用であり得る。本 明細書で使用されるところの「泡(bubble)」という用語は、気体もしくはそれへ の前駆体で満たされる内部空隙を取り巻く1個もしくはそれ以上の膜もしくは壁 の存在により一般的に特徴づけられる小胞を指す。例示的泡は、例えばリポソー ム、ミセルなどを包含する。 造影剤としての泡の有効性は、例えば泡の大きさを包含する多様な因子に依存 する。当業者に知られるように、診断的超音波周波数の範囲にありかつ泡から反 射され得る信号は泡の半径(r6)の関数である(レイレイ(Rayleigh)散乱)。 かように、約4マイクロメートル(μm)の直径を有する泡は約2μmの直径を 有する泡の散乱能力の約64倍を保有する。かように、一般的に言って、泡が大き くなるほど反射される信号は大きくなる。 しかしながら、泡の大きさは、泡が通過しなければならない毛細血管の直径に より制限される。一般に、約10μmより大きな直径を有する泡を含んで成る造影 剤は危険であり得る。なぜなら微小血管が閉塞されうるからである。従って、造 影剤中の泡の約98%以上が約10μm未満の直径を有することが望ましい。平均泡 直径もまた重要であり、かつ、約1 μmより大きくあるべきであり、約2μmより大きいものが好ましい。泡の体積 加重平均直径は約7ないし約20μmであるべきである。 現在利用可能な超音波造影剤およびそれらの使用を伴う方法の実現可能性は、 画像化されている領域に存在する造影剤の濃度に高度に依存性である。例えば、 造影剤の過剰な濃度もしくは造影剤の不十分な濃度を伴う超音波画像化は、診断 的使用に許容できない超音波画像の発生をもたらし得る。この点について、造影 剤の過剰な濃度は一般に音波の過多の反射をもたらす。反射された音波のこの過 多は、生じる超音波画像中の、例えば影付け(shadowing)もしくは暗化(darkenin g)を包含する診断上の人工産物(diagnostic artifacts)を引き起こし得る。造影 剤の不十分な濃度は一般に音波の不十分な量の反射をもたらす。反射された音波 のこの不十分な量もまた、生じる超音波画像中の過剰の明化(lightening)もしく は輝化(brightening)のような診断上の人工産物を生じ得る。診断的画像化法と 関連したインビボでの造影剤の濃度の調節方法はこれまで報告されていない。 超音波に加え、コンピュータ断層撮影法(CT)は、身体の多様な領域を研究 するための価値ある診断的画像法化技術である。CTにおいては、物質の放射密 度(電子密度)が測定され、そしてハウンズフィールド(Hounsfield)単位(HU )によって表わされる。最初のCTスキャナーの発明者の名を採って命名された ハウンズフィールド単位は、物質によるCTX線の相対的吸収の表示であり、吸 収はその物質の電子密度に正比例する。例えば、水は0HUの値を、空気は〜10 00HUの値を、そして高密度皮質は1000HUの値を有する。しかしながら、体内 の多様な組織の密度の類似性により、多様な組織の相対的密度を変化させるのに 使用され得る造影剤を開発することが必要であった。これはCTの診断効率の総 体的向上をもたらしている。 CTのための造影剤の探索において、研究者は、一般に、身体の一領域(regio n)のある領域(area)の電子密度を増大させることができる作用物質(陽性造影剤 )を開発することを求めてきた。例えばバリウムおよびヨウ素化合物がこの目的 上開発されている。消化管には、硫酸バリウムが、CTスキャンでの腸管腔の放 射密度を増大させるのに広範囲に使用されている。ヨウ素化水溶性造影剤もまた 消化管内の密度を増大させるのに使用されるが、しかし、主として、ヨウ素製剤 はバリウムより高価であり、また、身体のこの領域内の放射密度を増大させるこ とにおいて一般により小さく有効であるため、バリウム化合物ほど普遍的に使用 されていない。CT造影剤としての低密度ミクロスフェアの使用もまた報告され ている。例えば、アンガー(Unger)、米国特許第5,205,290号を参照。 超音波診断法に関連して上で論考されたように、現在利用可能なCT造影剤お よびそれらの使用を伴う方法の実現可能性は濃度に極めて依存性である。例えば 、問題の領域の造影剤の濃度が低すぎる場合には少なすぎる対比(contrast)が観 察される。逆に、問題の領域の造影剤の濃度が高すぎる場合には多すぎる対比が 観察される。バリウムおよびヨウ素化合物の場合、例えば高すぎる濃度はCT画 像中にすじとして現れる診断上の人工産物を強化する(hardening)光線を引き起 こし得る。 従って、造影剤の濃度の調節を可能にする新規のおよび/もしくはより良好な 診断的画像化法が必要とされる。本発明は、この、ならびに他の重要な目的に向 けられる。 発明の要約 本発明は、部分的に、診断的画像化の改良法に向けられる。とりわけ、一態様 において、患者の内部領域の画像を提供するための改良法が提供される。当該方 法は、水性担体中に気体もしくは気体前駆体、および脂質、タンパク質もしくは ポリマーを含んで成る小胞を含んで成る小胞組成物を患者に投与することを含ん で成る。患者が診断的画像法を使用して走査されて当該領域の可視的画像を得る 。当該方法は、画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度での小胞組成 物の投与を伴う。小胞組成物の好ましい投与速度は小胞約8×106個/kg・秒未 満である。 本発明の別の態様もまた、患者の内部領域の画像の提供方法に関する。当該方 法は、水性担体中に脂質および気体もしくは気体前駆体を含んで成る脂質組成物 を患者に投与することを含んで成る。患者が診断的画像法を使用して走査されて 当該領域の可視的画像を得る。当該方法は、画像中の診断上の人工産物を本質的 に排除する速度での脂質組成物の投与を伴う。脂質組成物の好ましい投与速度は 約1×10-7から約3×10-3cc気体/kg・秒までである。 本発明のさらに別の態様は、患者の内部領域の画像の提供方法に関する。当該 方法は、水性担体中に気体もしくは気体前駆体、および脂質、タンパク質もしく はポリマーを含んで成る小胞を含んで成る小胞組成物を患者に投与することを含 んで成る。組成物が洗い流され、そして、患者が診断的画像法を使用して走査さ れて当該領域の可視的画像を得る。当該方法は、画像中の診断上の人工産物を本 質的に排除する速度で組成物を洗い流すことを伴う。好ましい洗い流し速度は約 2.5mL/秒未満である。 本発明のなお別の態様は、患者の内部領域の診断画像の提供方法に関する。当 該方法は、水性担体中に脂質および気体もしくは気体前駆体を含んで成る脂質組 成物を患者に投与することを含んで成る。組成物が洗い流され、そして、患者が 診断的画像法を使用して走査されて当該領域の可視的画像を得る。当該方法は、 画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で組成物を洗い流すことを伴 う。好ましい洗い流し速度は約2.5mL/秒未満である。 本発明の別の態様において、患者の病的な組織の存在の診断方法が提供される 。当該方法は、水性担体中に気体もしくは気体前駆体、および脂質、タンパク質 もしくはポリマーを含んで成る小胞を含んで成る小胞組成物を患者に投与するこ とを含んで成る。患者が診断的画像法を使用して走査されて患者のいかなる病的 な組織の可視的画像も得る。当該方法は、画像中の診断上の人工産物を本質的に 排除する速度での小胞組成物の投与を伴う。小胞組成物の好ましい投与速度は小 胞約8×106個/kg・秒未満である。 本発明のさらに別の態様は、患者の病的な組織の存在の診断方法に関する。当 該方法は、水性担体中に脂質および気体もしくは気体前駆体を含んで成る脂質組 成物を患者に投与することを含んで成る。患者が診断的画像法を使用して走査さ れて患者のいかなる病的な組織の可視的画像も得る。当該方法は、画像中の診断 上の人工産物を本質的に排除する速度での脂質組成物の投与を伴う。脂質組成物 の好ましい投与速度は約1×10-7から約3×10-3cc気体/kg・秒までである。 本発明のなお別の態様は、患者の病的な組織の存在の診断方法に関する。当該 方法は、水性担体中に気体もしくは気体前駆体、および脂質、 タンパク質もしくはポリマーを含んで成る小胞を含んで成る小胞組成物を患者に 投与することを含んで成る。組成物が洗い流され、そして、患者が診断的画像法 を使用して走査されて当該領域中のいかなる病的な組織の可視的画像も得る。当 該方法は、画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で小胞組成物を洗 い流すことを伴う。好ましい洗い流し速度は約2.5mL/秒未満である。 本発明の別の態様は、患者の病的な組織の存在の診断方法に関する。当該方法 は、水性担体中に脂質および気体もしくは気体前駆体を含んで成る脂質組成物を 患者に投与することを含んで成る。組成物が洗い流され、そして、患者が診断的 画像法を使用して走査されて当該領域中のいかなる病的な組織の可視的画像も得 る。当該方法は、画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で小胞組成 物を洗い流すことを伴う。好ましい洗い流し速度は約2.5mL/秒未満である。 本発明のさらに別の態様は、患者の内部領域の診断画像中の診断上の人工産物 を本質的に排除する方法に関する。当該方法は、造影剤が患者に投与される速度 を調節することを含んで成る。 本発明の別の態様において、患者に造影剤を投与するためのシステムが提供さ れる。当該システムは、(a)造影剤を含有する第一容器;(b)洗い流し剤を 含有する第二容器;(c)液体を患者の血管中に向けるための手段を有する導管 ;(d)前記第一および第二容器を前記導管との流れ連絡に置くための手段;( e)前記造影剤を前記第一容器から前記導管に流すことを誘導するための第一流 れ誘導手段;ならびに(f)前記第一流れ誘導手段による前記造影剤の前記導管 への前記流すことの後で前記洗い流し剤を前記第二容器から前記導管に流すこと を誘 導するための第二流れ誘導手段を含んで成る。好ましい形態において、第一流れ 誘導手段はシリンジプランジャーを含んで成り、また、第一容器はその中をプラ ンジャーが滑走するシリンジ筒を含んで成る。また、好ましい形態において、第 二流れ誘導手段は機械的注入器を含んで成る。当該システムは、造影剤の投与の ための本明細書に記述される方法での使用にとりわけ適する。 これらおよび本発明の他の局面は、本明細書および請求の範囲からより明らか になるであろう。 図面の簡単な説明 本発明の態様を具体的に説明する目的上、現在好ましい図面の形態で示される 。しかしながら、本発明は示される正確な配置および手段に制限されないことが 理解されるべきである。 図1は、本発明の一態様に従った、患者に造影剤を投与するための装置を包含 するシステムの概略の表示である。 図2は、本発明の代替の態様に従った、患者に造影剤を投与するための装置を 包含するシステムの部分的な概略の表示である。 発明の詳細な記述 上および開示を通じて使用されるように、以下の用語は別の方法で示されない 限り以下の意味を有することが理解されるであろう。 「脂質」は、一般に両親媒性かつ生物適合性である合成もしくは天然に存在す る化合物を指す。脂質は、典型的には、親水性成分および疎水性成分を含んで成 る。例示的脂質は、例えば脂肪酸、中性脂肪、ホスファチド、糖脂質、表面活性 物質(界面活性剤)、脂肪族アルコール、蝋、テルペンおよびステロイドを包含 する。 「脂質組成物」は、典型的には水性媒体中に脂質化合物を含んで成る組成物を 指す。例示的脂質組成物は懸濁液、乳濁液および小胞組成物を包含する。 「脂質製剤」は、生物活性物質もまた含んで成る脂質組成物を指す。 「小胞」は、1個もしくはそれ以上の内部空隙を形成する1個もしくはそれ以 上の壁もしくは膜の存在を一般に特徴とする球形の実体を指す。小胞は、例えば 、本明細書に記述される多様な脂質を包含する脂質、タンパク質性物質、もしく は天然、合成および半合成ポリマーを包含するポリマー性物質から処方されうる 。好ましい小胞は脂質から処方される壁もしくは膜を含んで成るものである。こ れらの好ましい小胞において、脂質は単層もしくは二重層の形態であってよく、 また、単層もしくは二重層の脂質が、1個もしくはそれ以上の単層もしくは二重 層を形成させるのに使用されうる。1個以上の単層もしくは二重層の場合、単層 もしくは二重層は同心であってよい。脂質は、単層状小胞(1個の単層もしくは 二重層から成る)、少数層状(oligolamellar)小胞(約2もしくは約3個の単層 もしくは二重層から成る)または多層状小胞(約3個以上の単層もしくは二重層 から成る)を形成させるのに使用されうる。同様に、タンパク質もしくはポリマ ーから製造される小胞は、1個もしくはそれ以上の同心の壁もしくは膜を含んで よい。タンパク質もしくはポリマーから製造される小胞の壁もしくは膜は本質的 に充実(均質)でありうるか、または、それらは多孔性もしくは半多孔性であっ てもよい。本明細書に記述される小胞は、例えば、リポソーム、ミセル、泡、微 小泡、ミクロスフェア、脂質、ポリマーおよび/もしくはタンパク質で被覆され た泡、微小泡および/もしくはミクロスフェア、微小中空球、エーロ ゲル、クラスレート結合小胞などと普遍的に称されるような実体を包含する。小 胞の内部空隙は、所望のように、液体(例えば水性液体を包含する)、気体、気 体前駆体、ならびに/あるいは、例えばターゲッティング化(targeting)リガン ドおよび/または生物活性物質を包含する固体もしくは溶質物質で満たされてよ い。 「リポソーム」は、典型的には1個もしくはそれ以上の同心の層、例えば二重 層の形態の脂質化合物を包含する両親媒性化合物の一般に球形のクラスターすな わち凝集体を指す。それらはまた、本明細書で脂質小胞とも称されうる。リポソ ームは、例えばイオン性脂質および/もしくは非イオン性脂質から処方されてよ い。非イオン性脂質から処方されるリポソームは「ニオソーム」ともまた称され うる。 「ミセル」は脂質から処方されるコロイド状の実体を指す。ある好ましい態様 において、ミセルは単層もしくは六角形のH2相配置を含んで成る。他の好まし い態様において、ミセルは二重層配置を含んでよい。 「エーロゲル」は、複数の小型の内部空隙を特徴とする、全般的に球形の実体 を指す。エーロゲルは、合成物質(例えば焼付け(baking)レゾルシノールおよび ホルムアルデヒドから製造される発泡体(foam))、ならびに多糖もしくはタンパ ク質のような天然物質から処方されうる。 「クラスレート」は、小胞と結合されうる固体の半多孔性もしくは多孔性の粒 子を指す。好ましい形態において、クラスレートは、小胞を含んで成る空洞を含 有するかご様構造を形成しうる。1個もしくはそれ以上の小胞がクラスレートに 結合されてよい。安定化物質が、所望の場合は、クラスレートと結合されて、小 胞のクラスレートとの結合を促進する。それからクラスレートが処方されうる適 する物質は、例えば、カル シウムヒドロキシアパタイトのような多孔性アパタイト、ならびに、カルシウム 塩で沈殿されたアルギン酸のようなポリマーおよび金属イオンの沈殿物を包含す る。 本発明の方法で使用される小胞は、好ましくは、気体もしくは気体前駆体を含 有する。「気体充填小胞」は、その中に気体が被包化される小胞を指す。「気体 前駆体充填小胞」は、その中に気体前駆体が被包化される小胞を指す。小胞は、 最小限に、部分的にもしくは本質的に完全に、気体および/もしくは気体前駆体 で満たされうる。ある好ましい態様において、小胞は、本質的にもしくは完全に 気体および/もしくは気体前駆体で満たされてよい。気体および/もしくは気体 前駆体充填小胞への言及で使用されるところの「本質的に」という用語は、小胞 の内部空隙体積の約50%以上が気体から成ることを意味する。好ましくは、本質 的に満たされた小胞の内部空隙の約60%以上が気体から成り、約70%以上がより 好ましい。いっそうより好ましくは、本質的に満たされた小胞の内部空隙の約80 %以上が気体から成り、約90%以上がさらにより好ましい。とりわけ好ましい態 様においては、小胞の内部空隙の約95%以上が気体から成り、約100%がとりわ け好ましい。本発明の好ましい態様を考慮されないとは言え、小胞はまた、所望 の場合は、気体もしくは気体前駆体を含有しないもしくは本質的に含有しないこ とができる。 「エコー原性小胞」は、例えば超音波を包含する音波を反射することが可能で ありうる小胞を指す。エコー原性小胞は、例えば患者の内部領域の音響特性を変 える造影剤としてとりわけ有用であることができ、それにより、超音波、コンピ ュータ断層撮影法および磁気共鳴画像法のような診断的画像化技術において改良 された対比をもたらす。好ましい形 態において、エコー原性小胞は気体充填小胞を含んでよい。あるいは、エコー原 性小胞は、気体もしくは気体前駆体を含有しないかもしくは本質的に含有せず、 かつ、気体もしくは気体前駆体の泡すなわち小球体と一緒になって分割された形 態で液体媒体中に懸濁される小胞を含んでよい。これらの後者の態様において、 患者の内部領域のエコー原性および/もしくは音響特性変化は、少なくとも部分 的に、分割された気体もしくは気体前駆体の存在から起こることが予期される。 「小胞組成物」は、小胞を含んで成る、典型的には水性媒体中の組成物を指す 。 「小胞製剤」は、生物活性物質もまた含んで成る小胞組成物を指す。小胞製剤 での使用に適する小胞もしくは小胞種は、例えば気体充填小胞および気体前駆体 充填小胞を包含する。 「乳濁液」は、2個もしくはそれ以上の液体の類脂質混合物を指し、また、一 般にはコロイドの形態にある。脂質は乳濁液全体に不均一に分散されてよい。あ るいは、脂質は、例えばクラスター、または単層もしくは二重層を包含する層の 形態に凝集しうる。 「懸濁液」は、延長された時間の間安定のままであり得る、液体中を浮遊する 微細に分割された液体もしくは固体の粒子の混合物を指す。 「六角形のHII相構造」は、液体媒体、例えば水性媒体中の一般に管状の脂質 集団を指し、ここで脂質の親水性部分(1個もしくは複数)は、一般に、管の内 側の液体環境と共同して内側に面する。脂質の疎水性部分(1個もしくは複数) は、一般に外側に四方に広がり、また、この複合体は六角形の管の形を呈する。 複数の管が、一般に、六角形の相構造に一緒に詰められる。 「患者」は哺乳動物を包含する動物、好ましくはヒトを指す。 「患者の内部領域」および「問題の領域」という句は、患者全体、または、患 者の特定の領域もしくは部分を指す。患者の内部領域および問題の領域は、例え ば診断的画像法で画像化されている領域および/もしくは生物活性物質で処理さ れている領域を包含してよい。こうした領域の例示は、例えば心筋組織を包含す る心領域、ならびに血管系および循環系ならびに癌組織を包含する他の身体組織 を包含する。本明細書で使用されるところの「血管系」という句は、体内または 身体の器官もしくは部分の血管を示す。 「生物活性物質」は、患者での疾患の存在もしくは非存在の診断方法および/ もしくは患者での疾患の治療方法でのような、本質において治療的もしくは診断 的である応用に関連して使用されうる物質を指す。本明細書で使用されるように 、「生物活性物質」はまた、インビトロおよび/もしくはインビボで生物学的効 果を発揮することが可能である物質も指す。生物活性物質は、中性でありうるか または正もしくは負に荷電してよい。適する生物活性物質の例は、診断薬、製剤 、薬物、合成有機分子、タンパク質、ペプチド、ビタミン、ステロイド、ステロ イド類似物、ならびにヌクレオシド、ヌクレオチドおよびポリヌクレオチドを包 含する遺伝子物質を包含する。 「診断薬」は、患者の内部領域の画像化および/または患者での疾患の存在も しくは非存在の診断のための方法に関連して使用されうるいずれかの作用物質を 指す。例示的診断薬は、例えば、例えば本明細書に記述される脂質および/もし くは小胞組成物を包含する、患者の超音波、磁気共鳴画像法もしくはコンピュー タ断層撮影法に関連する使用のため の造影剤を包含する。 本明細書で使用されるところの「ポリマー」は、2個もしくはそれ以上の反復 単位の化学結合から形成される分子を指す。従って、例えば二量体、三量体およ び低重合体は「ポリマー」という用語内に包含されてよい。ポリマーは合成、天 然に存在もしくは半合成であってよい。好ましい形態において、「ポリマー」と いう用語は、10もしくはそれ以上の反復単位を含んで成る分子を指す。 「濃厚化剤」は、多様な一般に親水性の物質のいずれかを指し、これらは、本 明細書に記述される脂質および/もしくは小胞組成物に組み込まれる場合に、粘 度修飾剤、乳化剤および/もしくは可溶化剤、懸濁化剤ならびに張度上昇剤とし て作用しうる。濃厚化剤は、こうした特性により組成物の安定性の維持において 補助することが可能でありうることが予期される。 「分散助剤」は、例えば本明細書に記述される脂質および/もしくは小胞組成 物のあるものを包含するコロイド状粒子の懸濁化媒体に添加される場合に粒子の 均一な分離を促進しうる表面活性物質を指す。ある好ましい態様において、分散 助剤はポリマー性シロキサン化合物を含んでよい。 「遺伝子物質」は、一般に、ヌクレオチド、ならびにデオキシリボ核酸(DN A)およびリボ核酸(RNA)を包含するポリヌクレオチドを指す。遺伝子物質 は、当業者に既知の合成化学的方法論、もしくは組換え技術の使用、または2者 の組み合わせにより作成されうる。DNAおよびRNAは、場合によっては非天 然のヌクレオチドを含んでよく、また、一本鎖もしくは二本鎖であってよい。「 遺伝子物質」はまた、セン スおよびアンチセンスのDNAおよびRNA、すなわちDNAおよび/もしくは RNAのヌクレオチドの特定の配列に相補的であるヌクレオチド配列も指す。 「製剤」もしくは「薬物」は、患者の疾病、苦痛、疾患もしくは創傷の治療( 予防、診断、緩和もしくは治癒を包含する)に使用されうるいずれかの治療的も しくは予防的作用物質を指す。治療上有用なペプチド、ポリペプチドおよびポリ ヌクレオチドは、製剤もしくは薬物という用語の意味内に包含されてよい。 「診断上の人工産物」は、一般に、問題の領域の可視化を妨げるおよび/もし くは予防しうる、例えば超音波、コンピュータ断層撮影法および磁気共鳴画像法 を包含する診断画像中の不完全、欠陥および/もしくは不備を指す。診断上の人 工産物は造影剤の過剰のおよび/もしくは不十分な濃度に関連しうる。過剰濃度 の場合、診断上の人工産物は所望されない暗化(darkening)および/もしくは影 付け(shadowing)として現れうる。造影剤の過剰濃度は例えば妨害もしくは障壁 を形成しうることが企図され、これは、例えば超音波の場合は、造影剤を通り、 そして造影剤、ならびに/または画像化されている領域に近接した患者の組織お よび/もしくは構造への音波の透過を妨げうる。不十分な濃度の場合は、診断上 の人工産物は、所望されない明化および/もしくは輝化として明示されうる。 「超音波の人工産物」および「コンピュータ断層撮影法の人工産物」は、それ ぞれ、超音波およびコンピュータ断層撮影法に伴う診断上の人工産物を指す。 「本質的排除」は、診断画像中の診断上の人工産物の発生の予防もし くは本質的な予防を指す。「本質的予防」という用語は、人工産物の最低約50% が、少なくとも1種の従来技術の診断法に比較して本発明の方法により排除され うることを意味する。好ましくは、人工産物の最低約60%が、少なくとも1種の 従来技術の診断法に比較して本発明の方法により排除されることができ、人工産 物の最低約70%の排除がより好ましい。いっそうより好ましくは、人工産物の最 低約80%が、少なくとも1種の従来技術の診断法に比較して本発明の方法により 排除されることができ、人工産物の最低約90%の排除がさらにより好ましい。な おより好ましくは、人工産物の最低約95%が、少なくとも1種の従来技術の診断 法に比較して本発明の方法により排除されることができ、最低約100%の排除が さらにより好ましい。 「投与される」および「投与」という用語は、一般に、例えば脂質および/も しくは小胞組成物ならびに洗い流し剤を包含する生物適合性物質の患者への投与 を指す。従って、「投与される」および「投与」は、例えば、脂質および/もし くは小胞組成物ならびに/または洗い流し剤の血管への注入を指す。「投与され る」および「投与」という用語はまた、脂質および/もしくは小胞組成物ならび に/または洗い流し剤の問題の領域への送達も指し得る。 「洗い流し」は、脂質および/もしくは小胞組成物の投与後の洗い流し剤の患 者への投与を指す。「洗い流し剤」という用語は、投与に際して循環系を通る脂 質および/もしくは小胞組成物の動きを助長することが可能でありうる生物適合 性物質を指す。例示的洗い流し剤は生理的食塩水溶液である。脂質および/もし くは小胞組成物の静脈内(IV)投与を伴う態様において、洗い流しは、好まし くは、典型的には脂質およ び/もしくは小胞組成物が投与される場所にもしくはその近くにIVでもまた投 与される。 「生物適合性の」は、一般に生物学的機能に有害でなくかつアレルギー性の応 答および疾患状態を包含するいかなる程度の許容できない毒性ももたらさないこ とができる物質を指す。 「と共同して」は、脂質および/もしくは小胞組成物との生物活性物質の併用 投与を指す。「併用投与」という用語は、生物活性物質が、脂質および/もしく は小胞組成物の投与前、投与の間および投与後に投与されうることを意味する。 脂質および/もしくは小胞組成物は、多様な異なる方法のいずれかで生物活性物 質と組み合わせられてよい。例えば、小胞組成物の場合、生物活性物質は小胞の 内部空隙内に捕捉されうる。加えて、生物活性物質は、例えば小胞の層(1個も しくは複数)または壁(1個もしくは複数)内に含有される脂質(脂質から処方 される小胞を含んで成る小胞組成物の場合)の間に散在されることにより、小胞 の層(1個もしくは複数)または壁(1個もしくは複数)内に組み込まれうる。 生物活性物質は小胞の表面に配置されうることが予期される。この場合、生物活 性物質は、小胞の表面と化学的に相互作用することができ、また、本質的にこれ に付着されたままであることができる。こうした相互作用は、例えば静電相互作 用、水素結合形成、ファンデルワールス力もしくは共有結合形成の形態を取りう る。また、生物活性物質は、制限された様式で小胞の表面と相互作用しうる。こ うした制限された相互作用は、例えば第一の小胞の表面から第二の小胞の表面へ の生物活性物質の移動を可能にするとみられる。 本発明は、部分的に、例えば患者の内部領域の画像を提供するための 改良法を包含する診断的画像化の改良法に向けられる。本発明の態様は、水性担 体中に脂質および気体もしくは気体前駆体を含んで成る脂質組成物の形態の造影 剤の患者への投与を伴う。本発明の態様はまた、水性担体中に小胞および気体も しくは気体前駆体を含んで成る小胞組成物の形態の造影剤の患者への投与も伴う 。患者が超音波を使用して走査されて当該領域の可視的画像を得る。本発明の方 法の重要な特徴は、造影剤(脂質および/もしくは小胞組成物)が画像中の超音 波人工産物を本質的に排除する速度で患者に投与されることである。 本発明の改良法は、これまで利用可能であった診断的画像化、とりわけ超音波 の方法に関する高度に望ましい利点を提供する。この点において、本発明の驚く べきかつ予期されない利点は、超音波およびコンピュータ断層撮影法の画像を包 含する診断画像からの診断上の人工産物の本質的排除を可能にしうる方法が提供 されることである。当業者に知られるように、診断上の人工産物は、現在利用可 能である診断的画像化の方法を使用して得られる診断画像において頻繁に発生し うる。診断上の人工産物は高度に望ましくないことができる。なぜならそれらは 問題の領域の可視化を妨げもしくは予防さえしうるからである。かように、ある 情況において、診断上の人工産物は診断画像を本質的に使用不能にすることがあ る。 上に示されたように、診断上の人工産物は、問題の領域の造影剤の過剰なおよ び/もしくは不十分な濃度により引き起こされうる。造影剤が患者に投与される 速度が、生じる診断画像の質に絶大な影響を有しうることが、予期されずに見出 されている。例えば、心筋組織のような組織の診断的画像化は、静脈内に投与さ れる造影剤、例えば小胞を含んで成 る造影剤の使用を伴いうる。注入後、造影剤は血流中を所望の組織に運ばれうる 。エネルギー、例えば超音波が適用されることができ、そして、診断画像が発生 されうる。発明者らは、造影剤の迅速な注入が、造影剤の凝集塊の血流中への望 ましくない導入をもたらしうることを見出している。この凝集塊が問題の領域、 例えば心領域に到達する際に、可視化は、例えば造影剤による当該領域の部分的 もしくは完全な妨害により引き起こされる診断上の人工産物により、妨げられお よび/もしくは予防されうる。逆に、緩徐なすなわち延長された注入は、血流中 での造影剤の望ましくない希釈をもたらしうることが見出されている。これは問 題の領域で造影剤の不十分な濃度を提供しうる。可視化は、従って、不十分な対 比により妨げられおよび/もしくは邪魔されうる。本発明は、少なくとも部分的 に、問題の領域での造影剤の濃度の制御および/もしくは調節のための単純かつ 有効な手段を提供する方法に向けられる。 本発明に従い、とりわけ、好ましくは脂質および/もしくは小胞組成物の形態 の造影剤の患者への投与を伴う方法が提供される。脂質組成物、およびとりわけ 小胞組成物の形態の脂質組成物に関連して、関与する脂質のゲルー液晶相転移温 度より下の温度で脂質組成物を製造することが有利でありうる。この相転移温度 は、脂質二重層がゲル状態から液晶状態に転化することができる温度である。例 えば、チャップマン(Chapman)ら、J.Biol.Chem.1974 249、2512-2521を参照 。 より高いゲル状態−液晶状態相転移温度を保有する脂質から製造される小胞は 、いかなる与えられた温度でも高められた不浸透性を有する傾向があると一般に 考えられる。飽和ジアシル−sn−グリセロ−3−ホスホコリンの主鎖融解転移 について、マーシュ(Derek Marsh)、CRC Han dbook of Lipid Bilayers(CRCプレス(CRC Press)、フロリダ州ボカレイトン 1990)のp.139を参照。多様な脂質のゲル状態−液晶状態相転移温度は、当業 者に容易に明らかであることができ、また、例えば、グレゴリアディス(Gregori adis)編、Liposome Techno1ogy、Vol.I、 1-18(CRCプレス(CRC Press)、198 4)に記述される。以下の表は代表的な脂質およびそれらの相転移温度のいくつ かを列挙する。 表 1 飽和ジアシル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン: 主鎖触媒転移温度 例えば、マーシュ(Derek Marsh)、CRC Handbook of Lipid Bilayers、p.139( CRCプレス(CRC Press)、フロリダ州ボカレイトン 1990)を参照。 少なくとも少量、例えば、使用される脂質の総量を基礎として約1ないし約10 モルパーセントの、負に荷電した脂質を脂質組成物に組み込むことにより、脂質 から処方される小胞の安定性を高めることが可能でありうる。適する負に荷電し た脂質は、例えばホスファチジルセリン、ホスファチジン酸および脂肪酸を包含 する。操作のいかなる論理(1個もしくは複数)によっても束縛されることを意 図することなく、こうした負に荷電した脂質は、一緒に融合させることにより小 胞の破裂する傾向を打ち消すことにより、加えられた安定性を提供しうることが 予期される。かように、負に荷電した脂質は、小胞の外側表面上に均一な負に荷 電した層を確立するようはたらくことができ、この層はそれに近接しうる他の小 胞の同様に荷電した外側層により拒絶されることができる。この様式において、 小胞は相互との接触する近接になる傾向がより小さいことができ、これはそれぞ れの小胞の膜もしくは殻の破裂、および接触する小胞の単一のより大きな小胞へ の合同につながりうる。合同のこの過程の継続はもちろん小胞の有意の分解につ ながることができる。 とりわけ脂質を基礎とした小胞組成物に関連して本明細書で記述される組成物 のあるもので使用される脂質物質はまた、好ましくは可撓性でもある。これは、 例えば脂質を基礎とした小胞組成物の場合は、小胞が、例えば小胞の直径より小 さい直径を有する開口部を通過するようそれらの形を変え得ることを意味する。 幅広く多様な脂質が脂質および/もしくは小胞組成物への組み込みに 適すると考えられる。小胞組成物、例えばミセルおよび/もしくはリポソームに とりわけ言及すれば、それらの製造に適するとして当業者に既知である物質もし くはそれらの組み合わせのいずれも使用されてよい。使用される脂質は天然、合 成もしくは半合成の起源のものであってよい。上に示されたように、適する脂質 は、一般に、例えば脂肪酸、中性脂肪、ホスファチド、糖脂質、脂肪族アルコー ルならびに蝋、テルペンおよびステロイドを包含する。 脂質組成物を製造するのに使用されうる例示的脂質は、例えば、脂肪酸;リソ 脂質;ホスホコリン;ジオレオイルホスファチジルコリン;ジミリストイルホス ファチジルコリン;ジペンタデカノイルホスファチジルコリン;ジラウロイルホ スファチジルコリン;ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC);ジス テアロイルホスファチジルコリン(DSPC);およびジアラキドニルホスファ チジルコリン(DAPC)を包含する飽和および不飽和双方の脂質をもつホスフ ァチジルコリン;ジオレオイルホスファチジルエタノールアミン、ジパルミトイ ルホスファチジルエタノールアミン(DPPE)およびジステアロイルホスファ チジルエタノールアミン(DSPE)のようなホスファチジルエタノールアミン ;ホスファチジルセリン;ジステアロイルホスファチジルグリセロール(DSP G)を包含するホスファチジルグリセロール;ホスファチジルイノシトール;ス フィンゴミエリンのようなスフィンゴ脂質;ガングリオシドGM1およびGM2 のような糖脂質;糖脂質;スルファチド;グリコスフィンゴ脂質;ジパルミトイ ルホスファチジン酸(DPPA)およびジステアロイルホスファチジン酸(DS PA)のようなホスファチジン酸;パルミチン酸;ステアリン酸;アラキドン酸 ;オレイン 酸;キチン、ヒアルロン酸、ポリビニルピロリドンもしくはポリエチレングリコ ール(PEG)のような生物適合性ポリマーをもつ脂質であって、後者は本明細 書で「ペギル化脂質(pegylated lipid)」ともまた称され、ポリマーをもつ好ま しい脂質はDPPE−PEGを包含し、これは、例えばDPPE−PEG500 0(それに結合する、約5000の平均の平均分子量を有するPEGポリマーを有す るDPPEを指す)を包含する、それに結合するPEGポリマーを有する脂質D PPEを指し;スルホン化された単糖、二糖、オリゴ糖もしくは多糖をもつ脂質 ;コレステロール、コレステロールスルフェートおよびコレステロールヘミスク シネート;トコフェロールヘミスクシネート;エーテルおよびエステル結合され た脂肪酸をもつ脂質;重合化脂質(幅広く多様なそれは当該技術分野で公知であ る);ジアセチルホスフェート;ジセチルホスフェート;ステアリルアミン;カ ルジオリピン;長さ約6ないし約8個の炭素の短鎖脂肪酸をもつリン脂質;例え ば約6個の炭素の一方のアシル鎖および約12個の炭素の別のアシル鎖のような非 対称アシル鎖をもつ合成リン脂質;セラミド;ポリオキシエチレン脂肪酸エステ ル、ポリオキシエチレン脂肪アルコール、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエ ーテル、ポリオキシエチル化ソルビタン脂肪酸エステル、グリセロールポリエチ レングリコールオキシステアレート、グリセロールポリエチレングリコールリシ ノレエート、エトキシル化大豆ステロール、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシ エチレン−ポリオキシプロピレンポリマーおよびポリオキシエチレン脂肪酸ステ アレートのようなニオソーム(niosome)を包含する非イオン性リポソーム;コレ ステロールスルフェート、コレステロールブチレート、コレステロールイソブチ レート、コレステロールパ ルミテート、コレステロールステアレート、ラノステロールアセテート、エルゴ ステロールパルミテートおよびフィトステロールn−ブチレートを包含するステ ロール脂肪族酸エステル;コレステロールグルクロニド、ラノステロールグルク ロニド、7−デヒドロコレステロールグルクロニド、エルゴステロールグルクロ ニド、コレステロールグルコネート、ラノステロールグルコネートおよびエルゴ ステロールグルコネートを包含する糖酸のステロールエステル;ラウリルグルク ロニド、ステアロイルグルクロニド、ミリストイルグルクロニド、ラウリルグル コネート、ミリストイルグルコネートおよびステアロイルグルコネートを包含す る糖酸およびアルコールのエステル;スクロースラウレート、フルクトースラウ レート、スクロースパルミテート、スクロースステアレート、グルクロン酸、グ ルコン酸およびポリウロン酸を包含する糖および脂肪族酸のエステル;サルササ ポゲニン、スミラゲニン、ヘデラゲニン、オレアノール酸およびジギトキシゲニ ンを包含するサポニン;グリセロールジラウレート、グリセロールトリラウレー ト、グリセロールジパルミテート、グリセロール、ならびに、グリセロールトリ パルミテート、グリセロールジステアレート、グリセロールトリステアレート、 グリセロールジミリステートおよびグリセロールトリミリステートのようなグリ セロールエステルを包含するグリセロール類;n−デシルアルコール、ラウリル アルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコールおよびn−オクタデシル アルコールを包含する長鎖アルコール;6−(5−コレステン−3β−イルオキ シ)−1−チオ−β−D−ガラクトピラノシド;ジガラクトシルジグリセリド; 6−(5−コレステン−3β−イルオキシ)ヘキシル−6−アミノ−6−デオキ シ−1−チオーβ−D−ガラク トピラノシド;6−(5−コレステン−3β−イルオキシ)ヘキシル−6−アミ ノ−6−デオキシル−1−チオ−α−D−マンノピラノシド;12−(((7’ −ジエチルアミノクマリン−3−イル)カルボニル)メチルアミノ)オクタデカ ン酸;N−[12−(((7’−ジエチルアミノクマリン−3−イル)カルボニ ル)メチルアミノ)オクタデカノイル]−2−アミノパルミチン酸;コレステリ ル)4’−トリメチルアンモニオ)ブタノエート;N−スクシニルジオレオイル ホスファチジルエタノールアミン;1,2−ジオレオイル−sn−グリセロール ;1,2−ジパルミトイル−sn−3−スクシニルグリセロール;1,3−ジパ ルミトイル−2−スクシニルグリセロール;1−ヘキサデシル−2−パルミトイ ルグリセロホスホエタノールアミンおよびパルミトイルホモシステイン、ならび に/もしくはそれらの組み合わせを包含する。 所望の場合は、例えばN−[1−(2,3−ジオレオイルオキシ)プロピル] −N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド(DOTMA)、1,2−ジオ レオイルオキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロパン(DOTAP);およ び1,2−ジオレオイル−3−(4’−トリメチルアンモニオ)ブタノイル−s n−グリセロール(DOTB)のような陽イオン性脂質が使用されてよい。陽イ オン性脂質が脂質組成物で使用される場合、非陽イオン性脂質に対する陽イオン 性脂質のモル比は、例えば約1:1000から約1:100までであってよい。好まし くは、非陽イオン性脂質に対する陽イオン性脂質のモル比は約1:2から約1: 10までであってよく、約1:1から約1:2.5までの比が好ましい。いっそうよ り好ましくは、非陽イオン性脂質に対する陽イオン性脂質のモル比は約1:1で あってよい。 陽イオン性および非陽イオン性脂質の双方を含有する脂質組成物の場合は、幅 広く多様な脂質が非陽イオン性脂質として使用されてよい。好ましくは、この非 陽イオン性脂質は、DPPC、DPPEおよびジオレオイルホスファチジルエタ ノールアミンの1個もしくはそれ以上を含んで成る。上に列挙された陽イオン性 脂質の代わりに、ポリリシンもしくはポリアルギニンのような陽イオン性ポリマ ーをもつ脂質、ならびにアルキルホスホネート、アルキルホスフィネートおよび アルキルホスファイトもまた脂質組成物で使用されてよい。 好ましい態様において、脂質組成物は、リン脂質、とりわけDPPC、DPP E、DPPA、DSPC、DSPEおよびDAPC(20個の炭素)の1個もしく はそれ以上を含んで成り、DPPCがとりわけ好ましい。 飽和および不飽和脂肪酸もまた、本明細書で記述される脂質組成物で使用され てよく、また、直鎖もしくは分枝状の形態の、好ましくは約12個の炭素から約22 個の炭素までを含有する分子を包含してよい。イソプレノイド単位および/もし くはプレニル基から成る炭化水素基も同様に使用され得る。適する飽和脂肪酸の 例は、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸およびステアリン酸を包 含する。使用されうる適する不飽和脂肪酸は、例えばラウロレイン酸、フィセテ リン酸、ミリストレイン酸、リノール酸、リノレン酸、パルミトレイン酸、ペト ロセリン酸およびオレイン酸を包含する。使用されうる分枝状脂肪酸の例は、例 えばイソラウリン酸、イソミリスチン酸、イソパルミチン酸およびイソステアリ ン酸を包含する。 脂質から処方される脂質組成物および/もしくは小胞組成物に加え、本発明の 方法は、タンパク質もしくはそれらの誘導体から処方される小 胞もまた伴ってよい。タンパク質から処方されかつ本発明の方法での使用に適す るとみられる小胞は、例えば、ファインシュタイン(Feinstein)、米国特許第4,5 72,203号、同第4,718,433号および同第4,774,958号、ならびにセルニ(Cerny)ら 、米国特許第4,957,656号に記述される。前述の特許に記述されるものに加えて 、他のタンパク質を基礎とした小胞は、本開示で補強されれば(armed)当業者に 明らかであるとみられる。 脂質および/もしくはタンパク質から処方される脂質組成物および/もしくは 小胞組成物に加え、本発明の方法は、天然、半合成(修飾された天然)もしくは 合成起源のものでありうるポリマーから処方される小胞もまた伴ってよい。本明 細書で使用されるところのポリマーという用語は、2個もしくはそれ以上の反復 モノマー単位、および好ましくは10個もしくはそれ以上の反復モノマー単位から 成る化合物を示す。本明細書で使用されるところの半合成ポリマー(もしくは修 飾された天然ポリマー)という句は、何かの様式で化学的に修飾されている天然 ポリマーを示す。本発明での使用に適する例示的天然ポリマーは天然に存在する 多糖を包含する。こうした多糖は、例えば、アラビナン、フルクタン、フカン、 ガラクタン、ガラクチュロナン、グルカン、マンナン、キシラン(例えばイヌリ ンのような)、レバン、フコイダン、カラギーナン、ガラトカロロース、ペクチ ン酸、アミロースを包含するペクチン、プルラン、グリコーゲン、アミロペクチ ン、セルロース、デキストラン、デキストリン、デキストロース、ポリデキスト ロース、プスツラン、キチン、アガロース、ケラタン、コンドロイタン、デルマ タン、ヒアルロン酸、アルギン酸、キサンタンガム、デンプン、ならびに、以下 のアルドース、ケトース、酸もしくはアミンすなわちエリスロース、トレオース 、 リボース、アラビノース、キシロース、リキソース、アロース、アルトロース、 グルコース、マンノース、グロース、イドース、ガラクトース、タロース、エリ スルロース、リブロース、キシルロース、プシコース、フルクトース、ソルボー ス、タガトース、マンニトール、ソルビトール、ラクトース、スクロース、トレ ハロース、マルトース、セロビオース、グリシン、セリン、スレオニン、システ イン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、 リシン、アルギニン、ヒスチジン、グルクロン酸、グルコン酸、グルカル酸、ガ ラクチュロン酸、マンニュロン酸、グルコサミン、ガラクトサミンおよびノイラ ミン酸、ならびに天然に存在するそれらの誘導体の1種もしくはそれ以上を含有 するもののような多様な他の天然のホモポリマーもしくはヘテロポリマーを包含 する。従って、適するポリマーは、例えばアルブミンのようなタンパク質を包含 する。例示的半合成ポリマーは、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチ ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロースおよび メトキシセルロースを包含する。本発明での使用に適する例示的合成ポリマーは 、ポリエチレン(例えばポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンおよびポ リエチレンテレフタレートのような)、ポリプロピレン(例えばポリプロピレン グリコールのような)、ポリウレタン(例えばポリビニルアルコール(PVA) 、ポリ塩化ビニルおよびポリビニルピロリドンのような)、ナイロンを包含する ポリアミド、ポリスチレン、ポリ乳酸、フッ素化炭化水素、フッ素化炭素(例え ばポリテトラフルオロエチレンのような)ならびにポリメチルメタクリレート、 ならびにそれらの誘導体を包含する。アクリル酸、メタクリル酸、エチレンイミ ン、クロトン酸、アクリルアミド、エ チルアクリレート、メチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレー ト(HEMA)、乳酸、グリコール酸、ε−カプロラクトン、アクロレイン、シ アノアクリレート、ビスフェノールA、エピクロルヒドリン、ヒドロキシアルキ ルアクリレート、シロキサン、ジメチルシロキサン、エチレンオキシド、エチレ ングリコール、ヒドロキシアルキルメタクリレート、N−置換アクリルアミド、 N−置換メタクリルアミド、N−ビニル−2−ピロリドン、2,4−ペンタジエ ン−1−オール、酢酸ビニル、アクリロニトリル、スチレン、p−アミノスチレ ン、p−アミノベンジルスチレン、スチレンスルホン酸ナトリウム、2−スルホ キシエチルメタクリル酸ナトリウム、ビニルピリジン、アミノエチルメタクリレ ート、2−メタクリロイルオキシトリメチルアンモニウムクロリドおよびポリビ ニリデンのようなモノマー、ならびに、それらの組み合わせを包含する、N,N ’−メチレンビスアクリルアミド、エチレングリコールジメタクリレート、2, 2’−(p−フェニレンジオキシ)ジエチルジメタクリレート、ジビニルベンゼ ン、トリアリルアミンおよびメチレンビス(4−フェニルイソシアネート)のよ うな多官能基架橋モノマーから製造される生物適合性の合成ポリマーもしくはコ ポリマーが好ましい。好ましいポリマーは、ポリアクリル酸、ポリエチレンイミ ン、ポリメタクリル酸、ポリメチルメタクリレート、ポリシロキサン、ポリジメ チルシロキサン、ポリ乳酸、ポリ(ε−カプロラクトン)、エポキシ樹脂、ポリ (エチレンオキシド)、ポリ(エチレングリコール)およびポリアミド(ナイロ ン)ポリマーを包含する。好ましいコポリマーは、以下、すなわちポリビニリデ ン−ポリアクリロニトリル、ポリビニリデン−ポリアクリロニトリル−ポリメチ ルメタクリレート、ポリスチレン −ポリアクリロニトリルおよびポリd−1,ラクチドコグリコリドポリマーを包 含する。好ましいコポリマーはポリビニリデン−ポリアクリロニトリルである。 他の適する生物適合性のモノマーおよびポリマーは、本開示で補強されれば当業 者に容易に明らかであることができる。 本発明の方法での使用のためポリマーから派生される小胞は、好ましくは低密 度である。「低密度」という用語は、小胞の総体積の最低約75%である内部空隙 (空洞)体積を有する小胞を指す。好ましくは、当該小胞は、小胞の総体積の最 低約80%、より好ましくは最低約85%、いっそうより好ましくは最低約90%、さ らにより好ましくは最低約95%、そしてなおより好ましくは約100%の空隙体積 を有する。 上に示されたように、本方法で使用される脂質および/もしくは小胞組成物は 、不活性ガスのような気体もまた含んでよい。この気体は、脂質および/もしく は小胞組成物に、とりわけその中で気体が小胞内に捕捉される小胞組成物に関連 して高められた反射率を提供する。これは造影剤としての小胞組成物の有効性を 増大しうる。 好ましい気体は、不活性でありかつ生物適合性である気体、すなわち、生物学 的機能に有害でない気体である。好ましい気体は、空気、ヘリウムのような希ガ ス、ルビジウム、過分極化(hyperpolarized)キセノン、過分極化アルゴン、過分 極化ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノン、二酸化炭素、窒素、フッ素、酸素 、六フッ化イオウおよび四フッ化イオウのようなイオウを基礎とする気体、例え ば部分的にフッ素化された気体もしくは完全にフッ素化された気体を包含するフ ッ素化ガスから成る群から選択されるものを包含する。例示的フッ素化ガスは、 パーフルオロカーボンガスのようなフルオロカーボンガスおよびそれらの混合物 を 包含する。17O2のような常磁性気体もまた脂質および/もしくは小胞組成物で 使用されてよい。 好ましい態様において、本明細書で記述される組成物で利用される気体はフッ 素化ガスを含んで成る。こうしたフッ素化ガスは、最低1個もしくは1個以上の フッ素原子を含有する物質を包含する。1個以上のフッ素原子を含有する気体が 好ましく、パーフルオロカーボン(すなわち完全にフッ素化されたフルオロカー ボン)がより好ましい。好ましくは、パーフルオロカーボンガスは、パーフルオ ロメタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロブタン、 パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロブタンおよびそれらの混合物から成 る群から選択される。より好ましくは、パーフルオロカーボンガスはパーフルオ ロプロパンもしくはパーフルオロブタンであり、パーフルオロプロパンがとりわ け好ましい。別の好ましい気体は六フッ化イオウである。なお別の好ましい気体 は、1,1,1,2,3,3,3,−ヘプタフルオロプロパンおよびその異性体 、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパンを包含するヘプタフル オロプロパンである。パーフルオロカーボンガスおよび空気のような別の型の気 体の混合物のような、異なる型の気体の混合物もまた、本発明の方法で使用され る組成物で使用され得ることが予期される。上で例示された気体を包含する他の 気体は、本開示を基礎として当業者に容易に明らかであるとみられる。 ある好ましい態様において、気体、例えば空気もしくはパーフルオロカーボン ガスは、パーフルオロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクチルブロミド(PFOB)、パーフルオロデカリン、パーフ ルオロドデカリン、パーフルオロオクチルイ オダイド、パーフルオロトリプロピルアミンおよびパーフルオロトリブチルアミ ンのような液体のパーフルオロカーボンと組み合わせられる。 脂質および/もしくは小胞組成物に気体物質の前駆体を組み込むこともまた望 ましいことができる。こうした前駆体はインビボで気体に転化されることが可能 である物質を包含する。好ましくは、気体前駆体は生物適合性であり、かつ、イ ンビボで生じられる気体もまた生物適合性である。 pHに感受性である作用物質は、本明細書に記述される脂質および/もしくは 小胞組成物での使用に適する気体前駆体のひとつである。これらの作用物質は、 例えば中性もしくは酸性であるpHに曝露される際に気体を発生することが可能 である物質を包含する。こうしたpH感受性作用物質の例は、無機酸、有機酸お よびそれらの混合物から成る群から選択される酸の塩を包含する。炭酸(H2C O3)は適する無機酸の一例であり、また、アミノマロン酸は適する有機酸の一 例である。無機酸および有機酸を包含する他の酸は、本開示を基礎として当業者 に容易に明らかであるとみられる。 塩から派生される気体前駆体は、好ましくは、アルカリ金属塩、アンモニウム 塩およびそれらの混合物から成る群から選択される。より好ましくは、塩は、炭 酸塩、炭酸水素塩、セスキ炭酸塩、アミノマロン酸塩およびそれらの混合物から 成る群から選択される。 塩から派生される適する気体前駆体物質の例は、例えば、炭酸リチウム、炭酸 ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素 カリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸水素マグネシウム、炭酸ア ンモニウム、炭酸水素アンモニウム、セスキ 炭酸アンモニウム、セスキ炭酸ナトリウム、アミノマロン酸ナトリウムおよびア ミノマロン酸アンモニウムを包含する。アミノマロン酸塩は当該技術分野で公知 であり、かつ、その製造法は、例えばタナシ(Thanassi)、Biochemistry、Vol.9 、no.3、pp.525-532(1970);フィッツパトリック(Fitzpatrick)ら、Inorganic C hemistry、Vol.13、no.3 pp.568-574(1974);およびステルマショク(Stelmashok )ら、Koordinatsionnaya Khimiya、Vol.3、no.4、pp.524-527(1977)に記述され る。これらの出版物の開示は、これによりそっくりそのまま引用により本明細書 に組み込まれる。 pHの変化に感受性であることに加え、もしくはその代わりに、気体前駆体物 質は、温度の変化に感受性である化合物もまた含んでよい。パーフルオロカーボ ンが、温度の変化に感受性である適する気体前駆体の例示的である。当業者が真 価をみとめることができるように、特定のパーフルオロカーボンは、脂質および /もしくは小胞組成物が最初に作成される場合に液体状態で存在することができ 、そして従って気体前駆体として使用されうる。あるいは、パーフルオロカーボ ンは、脂質および/もしくは小胞組成物が作成される場合に気体状態で存在する ことができ、そして従って気体として直接使用されうる。パーフルオロカーボン が液体として使用されるかもしくは気体として使用されるかは、一般に、その液 /気相転移温度すなわち沸点に依存する。例えば、好ましいパーフルオロカーボ ン、パーフルオロペンタンは、29.5℃の液/気相転移温度(沸点)を有する。こ れは、パーフルオロペンタンは室温(約25℃)で一般に液体であるが、しかしヒ ト体内で気体に転化されることを意味する。ヒトの正常体温は約37℃であり、こ の温度はパーフルオロペンタ ンの転移温度より上である。従って、通常の情況下ではパーフルオロペンタンは 気体前駆体である。さらなる例として、パーフルオロペンタンの相同物すなわち パーフルオロブタンおよびパーフルオロヘキサンが存在する。パーフルオロブタ ンの液体/気体転移は4℃であり、また、パーフルオロヘキサンのそれは57℃で ある。従って、パーフルオロブタンは気体前駆体として、とは言えよりありそう には気体として有用でありうる一方、パーフルオロヘキサンはその比較的高沸点 のため気体前駆体として有用でありうる。当業者に知られるように、物質の有効 沸点はその物質が曝露される圧に関係しうる。この関係は理想気体の法則PV= nRTにより例示され、式中Pは圧であり、Vは体積であり、nは物質のモル数 であり、Rは気体定数であり、そしてTは温度である。理想気体の法則は、圧が 増大する際に有効沸点もまた上昇することを示す。逆に、圧が低下される際に有 効沸点は低下する。 幅広く多様な物質が、本明細書に記述される組成物において温度感受性の気体 前駆体として使用されうる。この物質が適切な温度を通過する際に気相への相転 移を受けることが可能であることのみが必要とされる。適する気体前駆体は、例 えば、ヘキサフルオロアセトン、イソプロピルアセチレン、アレン、テトラフル オロアレン、三フッ化ホウ素、1,2−ブタジエン、2,3−ブタジエン、1, 3−ブタジエン、1,2,3−トリクロロ−2−フルオロ−1,3−ブタジエン 、2−メチル−1,3−ブタジエン、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエン、ブ タジイン、1−フルオロブタン、2−メチルブタン、パーフルオロブタン、1− ブテン、2−ブテン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、パー フルオロ−1−ブテン、パーフルオロ−2−ブテン、4−フェニル −3−ブテン−2−オン、2−メチル−1−ブテン−3−イン、硝酸ブチル、1 −ブチン、2−ブチン、2−クロロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ ブチン、3−メチル−1−ブチン、パーフルオロ−2−ブチン、2−ブロモブチ ルアルデヒド、カルボニルスルフィド、クロトンニトリル、シクロブタン、メチ ルシクロブタン、オクタフルオロシクロブタン、パーフルオロシクロブテン、3 −クロロシクロペンテン、パーフルオロシクロペンタン、オクタフルオロシクロ ペンテン、シクロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、1,2−ジメチル− シクロプロパン、1,1−ジメチルシクロプロパン、1,2−ジメチルシクロプ ロパン、エチルシクロプロパン、メチルシクロプロパン、ジアセチレン、3−エ チル−3−メチルジアジリジン、1,1,1−トリフルオロジアゾエタン、ジメ チルアミン、ヘキサフルオロジメチルアミン、ジメチルエチルアミン、ビス(ジ メチルホスフィン)アミン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パ ーフルオロオクタン、2,3−ジメチル−2−ノルボルネン、パーフルオロジメ チルアミン、ジメチルオキソニウムクロリド、1,3−ジオキソラン−2−オン 、4−メチル−1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1,1−トリフル オロエタン、1,1,2,2−テトラフルオロエタン、1,1,2−トリクロロ −1,2,2−トリフルオロエタン、1,1−ジクロロエタン、1,1−ジクロ ロ−1,2,2,2−テトラフルオロエタン、1,2−ジフルオロエタン、1− クロロ−1,1,2,2,2−ペンタフルオロエタン、2−クロロ−1,1−ジ フルオロエタン、1,1−ジクロロ−2−フルオロエタン、1−クロロ−1,1 ,2,2−テトラフルオロエタン、2−クロロ−1,1−ジフルオロエタン、ク ロロエタン、クロロペンタフルオ ロエタン、ジクロロトリフルオロエタン、フルオロエタン、パーフルオロエタン 、ニトロペンタフルオロエタン、ニトロソペンタフルオロエタン、パーフルオロ エチルアミン、エチルビニルエーテル、1,1−ジクロロエタン、1,1−ジク ロロ−1,2−ジフルオロエタン、1,2−ジフルオロエタン、メタン、トリフ ルオロメタンスルホニルクロリド、トリフルオロメタンスルホニルフルオリド、 ブロモジフルオロニトロソメタン、ブロモフルオロメタン、ブロモクロロフルオ ロメタン、ブロモトリフルオロメタン、クロロジフルオロニトロメタン、クロロ ジニトロメタン、クロロフルオロメタン、クロロトリフルオロメタン、クロロジ フルオロメタン、ジブロモジフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、ジク ロロフルオロメタン、ジフルオロメタン、ジフルオロヨードメタン、ジシラノメ タン、フルオロメタン、ヨードメタン、ヨードトリフルオロメタン、ニトロトリ フルオロメタン、ニトロソトリフルオロメタン、テトラフルオロメタン、トリク ロロフルオロメタン、トリフルオロメタン、2−メチルブタン、メチルエーテル 、メチルイソプロピルエーテル、乳酸メチル、亜硝酸メチル、メチルスルフィド 、メチルビニルエーテル、ネオペンタン、一酸化二窒素、1,2,3−ノナデカ ントリカルボン酸2−ヒドロキシトリメチルエステル、1−ノネン−3−イン、 1,4−ペンタジエン、n−ペンタン、パーフルオロペンタン、4−アミノ−4 −メチルペンタン−2−オン、1−ペンテン、2−ペンテン(cisおよびtrans) 、3−ブロモペント−1−エン、パーフルオロペント−1−エン、テトラクロロ フタル酸、2,3,6−トリメチルピペリジン、プロパン、1,1,1,2,2 ,3−ヘキサフルオロプロパン、1,2−エポキシプロパン、2,2−ジフルオ ロプロパン、2−アミノ プロパン、2−クロロプロパン、ヘプタフルオロ−1−ニトロプロパン、ヘプタ フルオロ−1−ニトロソプロパン、パーフルオロプロパン、プロペン、ヘキサフ ルオロプロパン、1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロ プロパン、1−クロロプロパン、クロロプロパン(trans)、2−クロロプロパ ン、3−フルオロプロパン、プロピン、3,3,3−トリフルオロプロピン、3 −フルオロスチレン、十フッ化イオウ(二)(S210)、2,4−ジアミノト ルエン、トリフルオロアセトニトリル、トリフルオロメチルペルオキシド、トリ フルオロメチルスルフィド、六フッ化タングステン、ビニルアセチレンおよびビ ニルエーテルを包含する。 パーフルオロカーボンは、本発明の方法で使用される組成物に関連する使用に 好ましい気体および好ましい気体前駆体の双方である。飽和パーフルオロカーボ ン、不飽和パーフルオロカーボンおよび環状パーフルオロカーボンがこうしたパ ーフルオロカーボンに包含される。通常好ましい飽和パーフルオロカーボンは式 Cn2n+2を有し、式中nは1から約12まで、好ましくは約2ないし約10、より 好ましくは約3ないし約8、そしていっそうより好ましくは約3ないし約6であ る。適するパーフルオロカーボンは、例えば、パーフルオロメタン、パーフルオ ロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブ タン、パーフルオロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、 パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンを包含する。好ましくは、パー フルオロカーボンは、パーフルオロプロパン、パーフルオロブタン、パーフルオ ロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロヘキサンおよびパーフル オロオクタンから成る群から選択され、 パーフルオロプロパンがとりわけ好ましい。式Cn2n(式中nは3から8まで 、好ましくは3ないし6である)を有する環状パーフルオロカーボンもまた好ま しいことができ、そして、例えばヘキサフルオロシクロプロパン、オクタフルオ ロシクロブタンおよびデカフルオロシクロペンタンを包含する。 パーフルオロカーボンに加え、完全にフッ素化されない安定なフルオロカーボ ンを利用することが望ましいことができる。こうしたフルオロカーボンは、ヘプ タフルオロプロパン、例えば1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロ パンおよびその異性体1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパンを 包含する。 気体前駆体物質はまた、ジアゾニウムイオンおよびアミノマロネートのような 光活性化される物質であってもよい。ある脂質および/もしくは小胞組成物、な らびにとりわけ小胞組成物は、気体が標的組織でもしくは組成物への音の作用に より形成され得るように処方されうる。気体前駆体の例は、例えば米国特許第5, 088,499号および同第5,149,319号に記述され、それらの開示はこれによりそっく りそのまま引用により本明細書に組み込まれる。上に例示されるものに加えて、 他の気体前駆体は、本開示を基礎として当業者に明らかであることができる。 気体物質および/もしくは気体前駆体は、好ましくは、組成物の物理的性質に 関係なく脂質および/もしくは小胞組成物に組み込まれる。かように、気体物質 および/もしくはそれらへの前駆体は、例えばその中で脂質が無作為に凝集され る脂質組成物、ならびに、ミセルおよびリポソームのような脂質から処方される 小胞組成物を包含する小胞組成物に組み込まうることが予期される。気体物質お よび/もしくはそれらへの 前駆体の脂質および/もしくは小胞組成物への取り込みは、多数の方法のいずれ かを使用することにより達成されてよい。例えば、脂質を基礎とした小胞の場合 、気体充填小胞の形成は、気体もしくは気体前駆体および1種もしくはそれ以上 の脂質を含んで成る水性混合物を振とうもしくは別の方法で攪拌することにより 達成され得る。これは安定化された小胞の形成を促進し、その内で気体もしくは 気体前駆体が被包化される。 加えて、気体は、脂質および/もしくは小胞形成化合物の水性混合物中に直接 泡立たせられてよい。あるいは、気体滴注(instillation)法が、例えば米国特許 第5,352,435号および同第5,228,446号に開示されるように使用され得、それらの 開示はこれによりそっくりそのまま引用により本明細書に組み込まれる。陽イオ ン性脂質組成物に気体もしくは気体前駆体を組み込むのに適する方法もまた、米 国特許第4,865,836号に開示され、その開示はこれにより引用により本明細書に 組み込まれる。他の方法は本開示を基礎として当業者に明らかであるとみられる 。好ましくは、気体は、安定化物質の添加の後もしくはその間および/または小 胞の形成の間に脂質および/もしくは小胞組成物に滴注されてよい。 好ましい態様においては、気体物質および/もしくは気体前駆体物質が小胞組 成物に組み込まれ、ミセルおよびリポソームが好ましい。下で詳細に論考される ように、その中に気体もしくは気体前駆体または双方が被包化される小胞は、そ れらがインビボで向上された反射率を提供することにおいて有利である。 下でより完全に論考されるように、脂質組成物およびとりわけ小胞組成物が、 脂質、および安定な小胞の形成を促進する任意の安定化化合物から処方されるこ とが好ましい。加えて、脂質および/もしくは小胞組 成物が高度に安定な気体も同様に含んで成ることもまた好ましい。「高度に安定 な気体」という句は、水性媒体中で制限された溶解性および拡散性を有する気体 を指す。高度に安定な気体の例示はパーフルオロカーボンを包含する。なぜなら 、それらは一般に水性媒体中でより小さく拡散性かつ比較的不溶性であるからで ある。従って、それらの使用は高度に安定な小胞の形成を促進しうる。 ある態様において、フッ素化化合物、とりわけパーフルオロカーボン化合物を 使用することが望ましいことができる。パーフルオロカーボン化合物は、例えば 人体のインビボ温度を包含する脂質および/もしくは小胞組成物の使用温度で液 体状態にあることができ、脂質および/もしくは小胞組成物、ならびにとりわけ 気体充填小胞の安定性を補助するもしくは高める。適するフッ素化化合物は、例 えば、ゾニル[Z0NYL](商標)界面活性剤(デュポン カンパニー(the Du Pon t Company、デラウェア州ウィルミントン)として商業的に入手可能であるフッ素 化界面活性剤のようなフッ素化界面活性剤、ならびに、例えばパーフルオロオク チルブロミド(PFOB)、パーフルオロデカリン、パーフルオロドデカリン、 パーフルオロオクチルイオダイド、パーフルオロトリプロピルアミンおよびパー フルオロトリブチルアミンのような液体のパーフルオロカーボンを包含する。一 般に、約6個もしくはそれ以上の炭素原子を含んで成るパーフルオロカーボンは 、正常なヒト体温で液体であることができる。これらのパーフルオロカーボンの うち、室温で液体であるパーフルオロオクチルブロミドおよびパーフルオロヘキ サンが好ましい。存在する気体は、例えば窒素もしくはパーフルオロプロパンで あってよいか、または気体前駆体から派生されてよく、この前駆体もまたパーフ ル オロカーボン、例えばパーフルオロペンタンであってよい。後者の場合には、脂 質および/もしくは小胞組成物はパーフルオロカーボンの混合物から製造されて よく、パーフルオロカーボンは、与えられる例については、パーフルオロプロパ ン(気体)もしくはパーフルオロペンタン(気体前駆体)およびパーフルオロオ クチルブロミド(液体)であるとみられる。操作のいずれかの理論(1個もしく は複数)により拘束されることを意図しないとは言え、小胞組成物の場合は、液 体のフッ素化化合物は、気体と膜との間の界面もしくは小胞の壁表面に位置を定 められうると考えられる。かように、安定化化合物、例えば小胞を形成させるの に使用される生物適合性脂質の内部表面上に液体のフッ素化化合物のさらなる安 定化層が形成されることができ、そして、このパーフルオロカーボン層もまた、 気体が小胞膜を通って拡散することを予防しうる。気体前駆体は、本発明の文脈 内では製造および/もしくは保存の温度で液体であるが、しかし、少なくとも使 用時もしくは使用の間に気体になる。 かように、パーフルオロカーボンのような液体のフッ素化化合物は、本明細書 に記述される脂質および/もしくは小胞組成物を作成するのに通常使用される気 体もしくは気体前駆体と組み合わせられる場合に、気体もしくは気体前駆体単独 では別の方法で得られない、加えられた程度の安定性を与えうることが発見され ている。従って、気体、もしくはパーフルオロカーボンの気体前駆体、例えばパ ーフルオロペンタンのような気体前駆体を、患者への投与後に液体のまま留まる 、すなわちその液−気相転移温度が患者の体温より上であるパーフルオロカーボ ン、例えばパーフルオロオクチルブロミドと一緒に利用することは、本発明の範 囲内にある。ゾニル[ZONYL](商標)フッ素化界面活性剤のようなパーフルオ ロ化界面活性剤が、脂質および/もしくは小胞組成物を安定化させるため、なら びに例えば小胞のコーティングとして作用するために使用されてよい。好ましい パーフルオロ化界面活性剤は、部分的にフッ素化されたホスホコリン界面活性剤 である。これらの好ましいフッ素化界面活性剤においては、二重(dual)アルキル 化合物が末端のアルキル鎖でフッ素化されてよく、また、近接した炭素が水素化 されてよい。これらのフッ素化ホスホコリン界面活性剤は、本発明の方法で使用 される、ターゲッティングされた脂質および/もしくは小胞組成物を作成するの に使用されうる。 小胞組成物を伴う態様に関連しては、小胞の大きさが、例えば診断的および/ もしくは治療的使用を包含する特定の意図された最終的使用のため調節され得る 。小胞の大きさは、好ましくは、直径が約30ナノメートル(nm)から約100マイ クロメートル(μm)まで、ならびにその中の範囲の全ての組み合わせおよび下 位組み合わせ(subcombination)の範囲にわたってよい。より好ましくは、小胞は 、約100nmから約10μmまでの直径を有し、約200nmから約7μmまでの直径がい っそうより好ましい。特定の用途、例えば、血管系の磁気共鳴画像法を包含する 血管内の使用に関連しては、小胞が直径約30μmより大きくないことが好ましい ことができ、より小さな小胞、例えば直径が約12μmより大きくない小胞が好ま しい。ある好ましい態様においては、小胞の直径は約7μmもしくはより小さく てよく、約5μmもしくはより小さい平均直径を有する小胞がより好ましく、ま た、約3μmもしくはより小さい平均直径を有する小胞がいっそうより好ましい 。これらのより小さな小胞は、赤血球が 小胞を通り越して滑走することを可能にするのに十分な血管流路内の空間(space )すなわち余地(room)を同時に提供しつつ、微小血管系のような小さな血管流路 を潅流しうることが予期される。 気体充填小胞の大きさは、所望の場合は、例えば、振とう、微小乳化、ボルテ ックス攪拌、押出、濾過、超音波処理、均質化、反復される凍結および解凍周期 、規定された大きさの孔を通る加圧下の押出ならびに類似の方法を包含する多様 な処置により調節され得る。 上に示されたように、本明細書で使用される組成物は、それらの製造、形成お よび使用に関して、温度、pH、光およびエネルギー(超音波のような)により 液体もしくは固体状態から気体に変化するよう活性化され得る気体前駆体もまた 包含してよい。気体前駆体は、前駆体を減圧で保存することにより気体にされう る。例えば、減圧下に保存されるバイアルは、注入に先立ち予め形成された気体 を創製するのに有用なパーフルオロペンタンもしくはパーフルオロヘキサンガス の頭隙を創製しうる。好ましくは、気体前駆体は温度により活性化されうる。正 常体温に比較的近く(37℃)もしくはこれより下で液体から気体状態への相転移 を受ける一連の気体前駆体、および10μmの最大の大きさの小胞を形成するにの 必要とされるとみられる乳化された小滴の大きさを列挙する表が下に述べられる 。 表 2 気体前駆体の物理的特徴および10μmの小胞を 形成するための乳化された小滴の過程* *出典、Chemical Rubber Company Handbook of Chemistry and Physics、ウィー スト(Robert C.Weast)とライド(David R.Lide)編、CRCプレスインク(CRC P ress,Inc.)フロリダ州ボカレイトン(1989-1990)。 パーフルオロカーボンは、既に示されたように、気体もしくは気体前 駆体ならびに付加的な安定化成分としての使用に好ましい。 上に示されたように、制限された溶解性の気体を使用することにより、脂質お よび/もしくは小胞組成物、とりわけ脂質から処方される小胞組成物の利用性を 至適化することが好ましい。「制限された溶解性」という句は、取り巻く水性媒 体中でのその溶解性によって小胞から拡散する気体の能力を指す。水性媒体中の より大きな溶解性は、気体が小胞から拡散する傾向を有しうるような小胞中の気 体の勾配を負わせる。水性環境中でのより小さな溶解性は、他方、小胞からの気 体の拡散が妨げられうるよう小胞と界面との間の勾配を減少もしくは排除しうる 。好ましくは、小胞中に捕捉された気体は、酸素のものより小さな溶解性、すな わち約32の水中に約1の気体を有する。Matheson Gas Data Book、1996、マテソ ン カンパニー インク(Matheson Company Inc.)を参照。より好ましくは、小 胞中に捕捉された気体は、空気のものより小さな水中での溶解性を保有し;また 、いっそうより好ましくは、小胞中に捕捉された気体は、窒素のものより小さな 水中での溶解性を保有する。 ある態様においては、本質的に不浸透性のポリマー性物質から小胞を処方する ことが望ましいことができる。これらの態様においては、高度にまた不溶性でも ある気体を使用することは一般に不必要である。例えば、本質的に不浸透性のポ リマー性物質を含んで成る安定な小胞組成物は、より高い溶解性を有する気体、 例えば空気もしくは窒素とともに処方されてよい。 上で論考された脂質、タンパク質性および/もしくはポリマー性化合物に加え て、もしくはその代わりに、本明細書で記述される組成物は、1種もしくはそれ 以上の安定化物質を含んでよい。こうした安定化物質 の例示は例えば生物適合性ポリマーである。安定化物質は、小胞の形成において 望ましく補助するためおよび/または気体もしくは気体前駆体の本質的な被包化 を確実にするために使用されうる。パーフルオロプロパンもしくは六フッ化イオ ウのような比較的不溶性の非拡散性気体についてさえ、改良された小胞組成物が 、1種もしくはそれ以上の安定化物質が気体および気体前駆体充填小胞の形成に おいて利用される場合に得られることができる。これらの化合物は、それらの大 きさ、形および/もしくは他の属性に関して小胞の安定性および完全性を向上さ せるのを助けうる。 本明細書で使用されるところの「安定な」もしくは「安定化された」という用 語は、小胞が、有用な時間の間、例えば小胞構造または被包化された気体もしく は気体前駆体の喪失を包含する分解に本質的に抵抗性でありうることを意味する 。典型的には、本発明で使用される小胞は望ましい貯蔵寿命を有し、しばしば、 通常の周囲条件下で最低約2ないし3週間の期間、その最初の構造の最低約90体 積%を保持する。好ましい形態において、小胞は、望ましくは最低約1ヶ月、よ り好ましくは最低約2ヶ月、いっそうより好ましくは最低約6ヶ月、さらにより 好ましくは約18ヶ月、そしてなおより好ましくは約3年までの期間安定である。 気体および気体前駆体充填小胞を包含する、本明細書に記述される小胞は、通常 の周囲条件下で経験されるものより上もしくは下である温度および圧のような有 害な条件下でさえもまた安定でもありうる。 本明細書で記述される小胞の安定性は、少なくとも部分的に、例えば上述され た脂質、ポリマーおよび/もしくはタンパク質を包含する、それから小胞が作成 される物質に帰されることができ、また、付加的な安 定化物質を使用することはしばしば必要でないが、とは言えそれは任意であり、 かつ、そうすることが好ましいことができる。こうした付加的な安定化物質およ びそれらの特徴が下により完全に記述される。 それから小胞が構築される物質は、好ましくは、生物適合性の脂質、タンパク 質もしくはポリマー物質であり、かつ、これらのうち、生物適合性脂質が好まし い。加えて、投与直前に小胞を製造する可能性を包含する処方の容易さにより、 これらの小胞は便宜的には現場で作成されてよい。 気体および気体前駆体充填小胞を製造するための安定化物質として有用な生物 適合性ポリマーは、天然、半合成(修飾された天然)もしくは合成の起源のもの であってよい。本明細書で使用されるところのポリマーという用語は、2個もし くはそれ以上の反復モノマー単位、および好ましくは10個もしくはそれ以上の反 復モノマー単位から成る化合物を示す。本明細書で使用されるところの半合成ポ リマー(もしくは修飾された天然ポリマー)という句は、何かの様式で化学的に 修飾されている天然ポリマーを示す。本発明での使用に適する例示的天然ポリマ ーは天然に存在する多糖を包含する。こうした多糖は、例えば、アラビナン、フ ルクタン、フカン、ガラクタン、ガラクチュロナン、グルカン、マンナン、キシ ラン(例えばイヌリンのような)、レバン、フコイダン、カラギーナン、ガラト カロロース、ペクチン酸、アミロースを包含するペクチン、プルラン、グリコー ゲン、アミロペクチン、セルロース、デキストラン、デキストリン、デキストロ ース、ポリデキストロース、プスツラン、キチン、アガロース、ケラタン、コン ドロイタン、デルマタン、ヒアルロン酸、アルギン酸、キサンタンガム、デンプ ン、ならびに、以 下のアルドース、ケトース、酸もしくはアミン、すなわちエリスロース、トレオ ース、リボース、アラビノース、キシロース、リキソース、アロース、アルトロ ース、グルコース、マンノース、グロース、イドース、ガラクトース、タロース 、エリスルロース、リブロース、キシルロース、プシコース、フルクトース、ソ ルボース、タガトース、マンニトール、ソルビトール、ラクトース、スクロース 、トレハロース、マルトース、セロビオース、グリシン、セリン、スレオニン、 システイン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミ ン酸、リシン、アルギニン、ヒスチジン、グルクロン酸、グルコン酸、グルカル 酸、ガラクチュロン酸、マンニュロン酸、グルコサミン、ガラクトサミンおよび ノイラミン酸、ならびに天然に存在するそれらの誘導体の1種もしくはそれ以上 を含有するもののような多様な他の天然のホモポリマーもしくはヘテロポリマー を包含する。従って、適するポリマーは、例えばアルブミンのようなタンパク質 を包含する。例示的半合成ポリマーは、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキ シメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース およびメトキシセルロースを包含する。本発明での使用に適する例示的合成ポリ マーは、ポリエチレン(例えばポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンお よびポリエチレンテレフタレートのような)、ポリプロピレン(例えばポリプロ ピレングリコールのような)、ポリウレタン(例えばポリビニルアルコール(P VA)、ポリ塩化ビニルおよびポリビニルピロリドンのような)、ナイロンを包 含するポリアミド、ポリスチレン、ポリ乳酸、フッ素化炭化水素、フッ素化炭素 (例えばポリテトラフルオロエチレンのような)ならびにポリメチルメタクリレ ート、ならびにそれらの誘導体を 包含する。安定化化合物としてポリマーを使用する小胞の製造法は、本開示が、 アンガー(Unger)、米国特許第5,205,290号(その開示はこれによりそっくりその まま引用により本明細書に組み込まれる)に記述されかつ引用されるもののよう な当該技術分野で既知の情報と連結される場合に、本開示で補強されれば当業者 に容易に明らかであることができる。 本発明のとりわけ好ましい態様は、3種の成分、すなわち(1)中性脂質、例 えば非イオン性もしくは双極性イオン性の脂質、(2)負に荷電した脂質、およ び(3)安定化物質、例えば親水性ポリマーをもつ脂質、を含んで成る小胞を伴 う。好ましくは、負に荷電した脂質の量は、存在する総脂質の約1モルパーセン トより大きいことができ、また、親水性ポリマーをもつ脂質の量は、存在する総 脂質の約1モルパーセントより大きいことができる。例示的なおよび好ましい負 に荷電した脂質はホスファチジン酸を包含する。親水性ポリマーをもつ脂質は、 望ましくは、ポリマーに共有結合された脂質であることができ、また、そのポリ マーは、好ましくは、約400から約100,000までの重量平均分子量を有することが できる。適する親水性ポリマーは、好ましくは、ポリエチレングリコール(PE G)、ポリプロピレングリコール、ポリビニルアルコールおよびポリビニルピロ リドンならびにそれらのコポリマーから成る群から選択され、PEGポリマーが 好ましい。好ましくは、PEGポリマーは約1000から約7500までの分子量を有し 、約2000から約5000までの分子量がより好ましい。PEGもしくは他のポリマー は、アミド、カルバメートもしくはアミン結合のような共有結合により、脂質、 例えばDPPEに結合されうる。加えて、PEGもしくは他のポリマーは、例え ばアミド、エステル、エーテル、チオエステル、チオアミドもしくはジ スルフィド結合を包含する共有結合で、ターゲッティングするリガンドもしくは 他のリン脂質に連結されてよい。親水性ポリマーがPEGである場合、こうした ポリマーをもつ脂質は「ペギル化された(pegylated)」と言われることができる 。好ましい形態において、親水性ポリマーをもつ脂質は、例えばDPPE−PE G5000(それに結合する、約5000の平均重量平均分子量のポリエチレングリ コールポリマーを有するDPPE(DPPE−PEG5000)を指す)を包含 するDPPE−PEGであることができる。別の適するペギル化脂質は、ジステ アロイルホスファチジルエタノールアミン−ポリエチレングリコール5000( DSPE−PEG5000)である。 本発明のある好ましい態様において、脂質組成物は、約77.5モル%のDPPC 、12.5モル%のDPPA、および10モル%のDPPE−PEG5000を包含し てよい。約80ないし約90モル%のDPPC、約5ないし約15モル%のDPPAお よび約5ないし約15モル%のDPPE−PEG5000を含んで成る組成物もま た好ましい。DPPC、DPPAおよびDPPE−PEG5000をそれぞれ82 :10:8のモル%比で含んで成る組成物がとりわけ好ましい。DPPCは本質的 には中性である。なぜならホスファチジル部分は負に荷電し、かつコリン部分は 正に荷電するからである。結果として、負に荷電したDPPAは、上述される機 構に従って安定化を高めるために添加されうる。DPPE−PEGは、小胞の膜 もしくは殻を自由に取り巻くPEG部分を伴い、DPPE部分により小胞の脂質 膜もしくは殻に結合されたペギル化物質を提供し、そしてそれにより体内の多様 な酵素的作用物質および他の内因性作用物質に対する物理的障壁を形成する。こ の障壁の機能はこうした外来物質を 分解することである。DPPE−PEGは、DPPCおよびDPPAのような他 の脂質と与えられた比で組み合わされる場合に、安全かつ圧に対し安定であるよ り小さな大きさのより多くの小胞を提供しうる。ペギル化物質は、水とのその構 造の類似性により、ヒトの免疫系のマクロファ−ジの作用を覆すことが可能であ ることができることもまた理論化される。免疫系は、そうでなければ外来性物体 を取り巻きそして除去する傾向があるとみられる。その結果は、安定化された小 胞が診断的画像法の造影剤として機能しうる時間の増大である。 小胞組成物は、上述された物質に加えて、他の物質から製造されることができ るが、しかし、そのように製造された小胞は本明細書で述べられた安定性および 他の基準に合致する。これらの物質は基本的かつ根本的であることができ、また 、安定化された気体および気体前駆体充填小胞を創製もしくは確立するための主 たる基礎を形成する。他方、それらは補助的であってもよく、また、基本的安定 化物質(1種もしくは複数)の機能を高め得るか、または基本的安定化物質によ り与えられたものに加えて何らかの所望の特性に寄与し得る、補助もしくは補足 の作用物質としてはたらくことができる。 しかしながら、与えられた物質が基本的作用物質であるかもしくは補助的作用 物質であるかを決定することが常に可能であるわけでない。なぜなら、問題の物 質の機能は、例えば、安定化された小胞を生じさせることに関して生じられた結 果により経験的に決定されるからである。これらの基本的および補助的物質がど のように機能しうるかの例として、振とうされた場合の生物適合性脂質および水 もしくは生理的食塩水の単純な組み合わせが、滅菌のためのオートクレーブ処理 の後で濁った溶液 をしばしば与えることができることが観察されている。こうした濁った溶液は造 影剤として機能しうるが、しかし審美的に好ましくなく、また、溶解されないも しくは分散されない脂質粒子の形態における不安定性を意味しうる。濁った溶液 はまた、溶解されない微粒子物質が約7μmより大きい、およびとりわけ約10μ mより大きい直径を有する場合にも望ましくないことができる。滅菌濾過のよう な製造段階もまた、溶解されない微粒子物質を含有する溶液で問題となりうる。 従って、プロピレングリコールが、脂質粒子の分散もしくは溶解を助長すること によりこの濁りを除去するために添加されてよい。プロピレングリコールはまた 、小胞の膜もしくは殻の表面張力を増大させることにより小胞の形成および安定 化を向上し得る湿潤化剤としても機能しうる。プロピレングリコールは、小胞の 膜もしくは殻を被覆しうる付加的層としてもまた機能し得、従って付加的な安定 化を提供することが可能である。こうしたさらなる基本的もしくは補助的安定化 物質の例として、使用されうる慣習的な界面活性剤が存在する;ダリーゴ(D'Arr igo)、米国特許第4,684,479号および同第5,215,680号を参照。 付加的な補助的および基本的安定化物質は、落花生油、カノーラ油、オリーブ 油、紅花油、トウモロコシ油、もしくは、本明細書の教示に従い安定化化合物と しての使用に適する、摂取可能であることが普遍的に既知のいずれかの他の油の ような作用物質を包含する。多様な補助的および基本的安定化物質が、例えば19 95年5月19日に申請された米国特許出願第08/444,574号に開示され、その開示 はそっくりそのまま引用により本明細書に組み込まれる。 加えて、混合ミセル系を作成するのに使用される化合物は、基本的も しくは補助的安定化物質としての使用に適することができ、そして、これらは、 例えば、ラウリルトリメチルアンモニウムブロミド(ドデシル−)、セチルトリ メチルアンモニウムブロミド(ヘキサデシル−)、ミリスチルトリメチルアンモ ニウムブロミド(テトラデシル−)、アルキルジメチルベンジルアンモニウムク ロリド(アルキルはC12、C14もしくはC16である)、ベンジルジメチルドデシ ルアンモニウムブロミド/クロリド、ベンジルジメチルヘキサデシルアンモニウ ムブロミド/クロリド、ベンジルジメチルテトラデシルアンモニウムブロミド/ クロリド、セチルジメチルエチルアンモニウムブロミド/クロリドもしくはセチ ルピリジニウムブロミド/クロリドを包含する。 本発明で使用される気体および気体前駆体充填小胞は、本明細書に記述される 多様な付加的もしくは補助的安定化物質のなかから選ぶことにより、大きさ、溶 解性および熱安定性に従って制御されうることもまた見出されている。これらの 物質は、膜とのそれらの物理的相互作用のみならず、しかしまた気体および気体 前駆体充填小胞の表面の粘度および表面張力を修飾するそれらの能力によっても 、小胞、とりわけ脂質から処方された小胞のこれらのパラメータに影響を与え得 る。従って、本発明で使用される気体および気体前駆体充填小胞は、好都合には 、例えば、幅広く多様な(a)例えば炭水化物ならびにそれらのホスホリル化お よびスルホン化誘導体;好ましくは400と100,000との間の分子量範囲をもつポリ エーテル;ならびに、好ましくは200と50,000との間の分子量範囲をもつジおよ びトリヒドロキシアルカンならびにそれらのポリマーを包含する粘性修飾剤;( b)例えばアカシア、コレステロール、ジエタノールアミン、グリセリルモノス テアレート、ラノリンアルコール、レ シチン、モノおよびジグリセリド、モノエタノールアミン、オレイン酸、オレイ ルアルコール、ポロキサマー例えばポロキサマー188、ポロキサマー184お よびポロキサマー181、ポリオキシエチレン50ステアレート、ポリオキシル 35ヒマシ油、ポリオキシル10オレイルエーテル、ポリオキシル20セトステ アリルエーテル、ポリオキシル40ステアレート、ポリソルベート20、ポリソ ルベート40、ポリソルベート60、ポリソルベート80、プロピレングリコー ルジアセテート、プロピレングリコールモノステアレート、ラウリル硫酸ナトリ ウム、ステアリン酸ナトリウム、モノラウリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソ ルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、ステア リン酸、トロルアミンならびに乳化蝋を包含する乳化剤および/もしくは可溶化 剤;(c)例えばアカシア、アガー、アルギン酸、モノステアリン酸アルミニウ ム、ベントナイト、マグマ、カーボマー934P、カルボキシメチルセルロース 、カルシウムならびにナトリウムおよびナトリウム12、カラギーナン、セルロ ース、デキストラン、ゼラチン、グアールガム、ローカストビーンガム、ビーガ ム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ケイ 酸マグネシウムアルミニウム、ゼオライト[Zeolite](商標)、メチルセルロ ース、ペクチン、ポリエチレンオキシド、ポビドン、アルギン酸プロピレングリ コール、二酸化ケイ素、アルギン酸ナトリウム、トラガカント、キサンタンガム 、α−D−グルコノラクトン、グリセロールおよびマンニトールを包含する懸濁 化剤および/もしくは粘性増加剤;(d)ポリエチレングリコール(PEG)、 ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリプロ ピレングリコール(PPG) およびポリソルベートのような合成懸濁化剤;ならびに(e)例えばソルビトー ル、マンニトール、トレハロース、スクロース、プロピレングリコールおよびグ リセロールを包含する、張度を安定化しかつ付加する張度上昇剤、の1種もしく はそれ以上の添加により修飾かつさらに安定化されうる。 幅広く多様な方法が、ミセルおよび/もしくはリポソームのような脂質および /もしくは小胞組成物の製造に利用可能である。例えば振とう、乾燥、気体滴注 、噴霧乾燥などがこれらの方法に包含される。脂質から小胞組成物を製造するの に適する方法は、例えば、アンガー(Unger)ら、米国特許第5,469,854号に記述さ れ、その開示は引用により本明細書に組み込まれる。上に示されたように、小胞 は、好ましくは、ゲル状態に留まる脂質から製造される。 ミセル組成物の製造法にとりわけ言及すれば以下の論考が提供される。ミセル は、当業者に明らかであることができる多様な慣習的ミセル調製法のいずれか1 種を使用して製造されてよい。これらの方法は、典型的には、有機溶媒への1種 もしくはそれ以上の脂質化合物の懸濁、溶媒の蒸発、水性媒体への再懸濁、超音 波処理および遠心分離を伴う。前述の方法、ならびに他者は、例えばカンフィー ルド(Canfield)ら、Methods in Enzymology、Vol.189、pp.418-422(1990);エル ゴラブ(El-Gorab)ら、Biochem.Biophys.Acta..Vol.306、pp.58-66(1973);Co l1oidal Surfactant、シノダ(Shinoda,K)、ナカガナ(Nakagana)、タマムシ(Tam amushi)とイセジュラ(Isejura)、アカデミック プレス(Academic Press)、ニュ ーヨーク(1963)(とりわけ”The Formation of Micelles”、シノダ(Shinoda)、 第1章、pp.1-88);Catalysis in Micellar and Macromol ecular Systems、フェンドラー(Fend1er)とフェンドラー(Fendler)、アカデミッ ク プレス(Academic Press)、ニューヨーク(1975)で論考される。前述の出版物 のそれぞれの開示はそっくりそのまま本明細書に引用により組み込まれる。 上に示されたように、小胞組成物はリポソームを含んでよい。幅広く多様な方法 がリポソーム組成物の製造法に関連して利用可能である。従って、リポソームは 、当業者に明らかであることができる多様な慣習的リポソーム調製技術のいずれ か1種を使用して製造されうる。これらの技術は、例えば、溶媒透析、フレンチ プレス、押出(凍結−解凍を含むもしくは含まない)、逆相蒸発、単純な凍結− 解凍、超音波処理、キレート透析、均質化、溶媒注入、微小乳化、自発的形成、 溶媒気化、溶媒透析、フレンチ圧細胞技術(French pressure cell technique)、 制御された洗剤透析および他者を包含し、それぞれは多様な様式の小胞の製造法 を伴う。例えば、マデン(Madden)ら、Chemistry and Physics of Lipids、1990 53、37-46を参照、その開示はこれによりそっくりそのまま引用により本明細書 に組み込まれる。適する凍結−解凍技術は、例えば1989年11月8日に申請された 国際特許出願第PCT/US89/05040号に記述され、その開示はそっくりそのまま引 用により本明細書に組み込まれる。凍結−解凍技術を必要とする方法はリポソー ムの製造に関連して好ましい。リポソームの製造は、水性生理的食塩水溶液、水 性リン酸緩衝溶液、もしくは滅菌水のような溶液中で実施されてよい。リポソー ムはまた、振とうもしくはボルテックス攪拌を伴う多様な方法により製造されて もよい。これは、例えば、ウィグ−L−バグ[Wig-L-Bug](商標)(クレセント デンタル(Crescent Dental)、イリノイ州リヨン)、ミクソマッ ト(Mixomat)(デグサ AG(Degussa AG)、ドイツ・フランクフルト)、キャッ プミクス(Capmix)(エスペ ファブリク ファルマツォイティシャ− プレパラ ーテ GMBH アンド カンパニー(Espe Fabrik Pharmazeutischer Praepara te GMBH & Co.)、ドイツ・オーベライ、ジーフェルト)、シラマット プラス(S ilamat Plus)(フィファデント(Vivadent)、リヒテンシュタイン)もしくはビブ ロス(Vibros)(クエール デンタル(Quayle Dental)、英国・サセックス)のよ うな機械的振とう装置の使用により達成されてよい。マイクロフルイダイザー[ Microfluidizer](商標)(マイクロフルイディクス(Microfluidics)、マサチ ューセッツ州ウォバーン)のような慣習的微小乳化装置もまた使用されてよい。 噴霧乾燥が、気体充填小胞を製造するのに使用されてもまたよい。この処置を 利用して、脂質が水性環境中で予め混合されることができ、そしてその後噴霧乾 燥されて気体充填小胞を生じうる。小胞は、所望の気体の頭隙下に保存されてよ い。 小胞組成物の製造での使用に適合されうる多くのリポソーム調製技術は、例え ば、米国特許第4,728,578号;英国特許出願第GB 2193095 A号;米国特許第4,728 ,575号;米国特許第4,737,323号;国際特許出願第PCT/US85/01161号;メイヤ ー(Mayer)ら、Biochimica et Biophysica Acta、Vol.858、pp.161-168(1986); ホープ(Hope)ら、Biochimica et Biophysica Acta、Vol.812、pp.55-65(1985); 米国特許第4,533,254号;メイヒュー(Mayhew)ら、Methods in Enzymology、Vol. 149、pp.64-77(1987);メイヒュー(Mayhew)ら、Biochimica et Biophysica Acta 、Vol.755、pp.169-74(1984);チェン(Cheng)ら、Investigative Radiology、Vo l.2 2、pp.47-55(1987);国際特許出願第PCT/US89/05040号;米国特許第4,162,282 号;米国特許第4,310,505号;米国特許第4,921,706号;ならびにLiposome Techn ology、グレゴリアディス(Gregoriadis,G.)編、Vol.I、pp.29-31、51-67および 79-108(CRCプレス インク(CRC Press Inc.)、フロリダ州ボカレイトン 1 984)で論考され、それらのそれぞれの開示はこれによりそっくりそのまま本明 細書に引用により組み込まれる。 気体を含んで成る脂質組成物は、気体の存在下に、所望の場合は安定化物質を 含有する水性溶液を攪拌することにより製造され得る。本明細書で使用されると ころの「攪拌」という用語は、気体が局所の周囲環境から水性溶液に導入されう るような水性溶液のいかなる振とうする動きも意味する。この攪拌は、好ましく は、脂質のゲルー液晶相転移温度より下の温度で実施される。溶液の攪拌に関連 する振とうは、好ましくは、小胞組成物、およびとりわけ気体充填小胞を含んで 成る小胞組成物を包含する脂質組成物の形成をもたらすのに十分な力のものであ る。振とうは、ボルテックス攪拌、側から側(side-to-side)もしくは上下する( upand down)動きによるような回転(swirling)によりうる。多様な型の動きが組 み合わせられてよい。また、振とうは、水性脂質溶液を保持する容器を振とうす ること、もしくは、容器それ自身を振とうすることなく容器内の水性溶液を振と うすることにより発生しうる。 振とうは人的にもしくは機械により発生しうる。使用されうる機械的振とう器 は、例えば、VWRサイエンティフィク(VWR Scientific)(カリフォルニア州セ リトス)の振動テーブルのような振動テーブル、ならびに上述された振とう装置 のいずれかを包含し、キャップミクス(Capmi x)(エスペ ファブリク ファルマツォイティシャー プレパラーテGMBH アンド カンパニー(Espe Fabrik Pharmazeutischer Praeparate GMBH & Co.)、 ドイツ・オーベライ、ジーフェルト)が好ましい。ある様式の振とうもしくはボ ルテックス攪拌が、好ましい大きさ範囲内の小胞を作成するのに使用され得るこ とが見出されている。振とうが好ましく、また、振とうがエスペ(Espe)のキャッ プミクス(Capmix)機械的振とう器を使用して実施されることが好ましい。この好 ましい方法に従えば、往復する動きが、脂質組成物およびとりわけ小胞組成物を 発生させるのに利用されることが好ましい。動きが弓形の形態で往復することが いっそうより好ましい。往復運動の速度、ならびにその弓形が、小胞の形成に関 連してとりわけ重要であることが予期される。好ましくは、往復運動すなわち完 全な周期の振動の数は、1分あたり約1000から約20,000までであってよい。より 好ましくは、往復運動すなわち振動の数は、1分あたり約2500から約8000までで あってよく、約3300から約5000までの1分あたりの往復運動すなわち振動がいっ そうより好ましい。もちろん、振動の数は攪拌されている内容物の量に依存性で あってよい。一般的に言って、より多い量はより少ない振動を必要としうる。振 とうを生じさせるための別の手段は、高速もしくは加圧下で放出される気体の作 用を包含する。 好ましくは、より大きな体積の水性溶液においては力の総量が対応して増大さ れてよいこともまた理解されることができる。活発な振とうは1分あたり最低約 60回の振とうする動きと定義され、かつ好ましい。1分あたり約60ないし約300 回の回転でのボルテックス攪拌がより好ましい。1分あたり約300ないし約1800 回の回転でのボルテックス攪拌がいっ そうより好ましい。 上述された単純な振とう法に加え、より精巧な方法もまた使用され得る。こう した精巧な方法は、例えば1993年6月11日に申請された同時係属出願の米国特許 出願第08/076,250号(その開示はそっくりそのまま引用により本明細書に組み 込まれる)に記述されるもののような、液晶振とう気体滴注法および真空乾燥気 体滴注法を包含する。多数の変動する技術のいずれかが使用され得るとは言え、 本発明で使用される小胞組成物は、好ましくは、振とう技術を使用して製造され る。好ましくは、振とう技術は、例えば1993年11月30日に申請された同時係属出 願の米国特許出願第160,232号(その開示はこれによりそっくりそのまま引用に より本明細書に組み込まれる)に開示される技術を使用する、エスペ(Espe)のキ ャップミクス(Capmix)(ドイツ・オーベライ、ジーフェルト)のような機械的振 とう装置での攪拌を伴う。 気体充填小胞の大きさは、所望の場合は、例えば微小乳化、ボルテックス攪拌 、押出、濾過、超音波処理、均質化、反復される凍結および解凍の周期、規定さ れた大きさの孔を通る加圧下の押出ならびに類似の方法を包含する多様な処置に より調節され得る。本明細書に記述される方法に従って製造される気体充填小胞 は、大きさが約1μm未満から約100μmより大きいまでの範囲にわたり得る。 加えて、下に詳細に論考される押出および滅菌処置の後、攪拌もしくは振とうが 小胞組成物を提供することができ、これらは、溶液の残りに残余の無水脂質相を 本質的に含有し得ないか、もしくは最小限のこれらを含有し得る(バンガム(Ban gham,A.D.)、スタンディッシュ(Standish,M.M.)とワトキンス(Watkins,J.C.) 、J.Mol.Biol.Vol.13、pp.238-252(1965))。所望の場合は、 小胞は、その大きさのさらなる改変でのいかなる試みも伴わずに、それらが形成 されたように使用されてよい。血管内の使用のためには、小胞は、好ましくは約 30μm未満、そしてより好ましくは約12μm未満の直径を有する。例えば、癌組 織のようなある組織への結合を包含する目標とされた血管内の使用のためには、 小胞は、有意により小さい、例えば直径約100nm未満であってよい。腸もしくは 胃腸の使用のためには、小胞は、例えば大きさが1ミリメートルまで有意により 大きくてもよい。好ましくは、小胞は、約2μmから約100μmまでの直径を有 するよう大きさを決められてよい。 気体充填小胞は、フィルターを通る単純な押出過程により大きさを決められて よく、ここでフィルターの孔径が生じる気体充填小胞の大きさ分布を制御する。 2組もしくはそれ以上の縦続接続された(cascaded)もしくは積み重ねられたフィ ルター、例えば、10μmのフィルター、次いで8μmのフィルターを使用するこ とにより、気体充填小胞は、約7ないし9μmの非常に狭い大きさ分布を有する よう選択され得る。濾過後、これらの気体充填小胞は24時間にわたって安定のま まであり得る。 分粒(sizing)すなわち濾過の段階は、例えば、組成物が使用に先立ち滅菌バイ アルから取り出される場合はフィルターアセンブリの使用により達成されうるか 、もしくは、より好ましくは、フィルターアセンブリが使用の間にシリンジに組 み込まれてよい。小胞の分粒方法は、その場合は、筒、最低1個のフィルターお よび針を含んで成るシリンジを使用することを含んで成ることができ;そして、 筒と針との間でシリンジに備え付けられたフィルターを通して筒から小胞を押出 すことを含んで成る抽出段階により実施されることができ、これにより小胞が患 者に投与 される前にそれらを分粒する。抽出段階は小胞をシリンジ中に引くことを含んで もまたよく、この場合、フィルターは同一方法で機能してシリンジへの進入に際 して小胞を分粒しうる。別の代替は、何かの他の手段により既に分粒されている 小胞でこうしたシリンジを満たすことであり、この場合、フィルターは、所望の 大きさ範囲内もしくは所望の最大の大きさの小胞のみがその後シリンジからの押 出により投与されることを確実にするよう機能しうる。 ある好ましい態様において、小胞組成物は熱滅菌もしくはフィルター滅菌され てよく、そして振とうに先立ちフィルターを通して押し出されてよい。一般的に 言って、気体を含んで成る小胞組成物は熱滅菌されることができ、また、気体前 駆体を含んで成る小胞組成物はフィルター滅菌されてよい。気体充填小胞が形成 されれば、それらは上述されたように分粒のため濾過されうる。気体および気体 前駆体充填小胞の形成に先立ちこれらの段階を実施することは、患者への投与の 準備のできた滅菌の気体充填小胞を提供する。例えば、バイアルのような混合容 器もしくはシリンジが濾過された脂質および/もしくは小胞組成物で満たされて よく、また、組成物は例えばオートクレーブ処理により混合容器内で滅菌されて よい。気体が、滅菌容器を振とうすることにより組成物中に滴注されて気体充填 小胞を形成しうる。好ましくは、滅菌容器は、気体充填小胞が患者に接触する前 にフィルターを通過するよう配置されたフィルターを装備される。 フィルターを通る脂質化合物の溶液を押出す段階は、いかなる乾燥された物質 も分解すること、そして水和のためより大きな表面積を露出させることにより、 水和されない物質の量を減少させる。好ましくは、フィ ルターは、約0.1ないし約5μm、より好ましくは約0.1ないし約4μm、いっそ うより好ましくは約0.1ないし約2μm、そしてさらにより好ましくは約1μm の孔径を有する。一般に所望されない、水和されない物質は、不均一の大きさの 不定形の塊として現われる。 滅菌段階は、例えば超音波もしくはCTを包含する診断的画像法のため患者に 容易に投与されうる組成物を提供する。ある好ましい態様において、滅菌は、熱 滅菌、好ましくは最低約100℃の温度で溶液をオートクレーブ処理すること、そ してより好ましくは、約100℃ないし約130℃、いっそうより好ましくは約110℃ ないし約130℃、さらにより好ましくは約120℃ないし約130℃、そしていっそう より好ましくは約130℃でオートクレーブ処理することにより成し遂げられうる 。好ましくは、加熱は最低約1分、より好ましくは約1ないし約30分、いっそう より好ましくは約10ないし約20分、そしてさらにより好ましくは約15分間生じる 。 所望の場合は、上に概説されたような押出および加熱段階は逆にされてもよい か、もしくは2段階のうち1個のみが使用され得る。例えばγ輻射への曝露を包 含する滅菌の他の様式が使用されてよい。 前述の態様に加え、小胞に含有された気体前駆体が処方され得、これらは、例 えば上昇された温度、pHを変動させること、もしくは光への曝露よる活性化に 際して、例えば小胞中に捕捉された液体を包含する液体から気体への相転移を受 けて本明細書に記述される気体充填小胞を創製するよう膨脹しうる。この技術は 、1993年11月30日に申請された同時係属出願の特許出願第08/160,232号および1 993年11月30日に申請された同第08/159,687号に詳細に記述され、それらの開示 はそっくりそのまま引用により本明細書に組み込まれる。 気体前駆体の好ましい活性化方法は、上昇された温度への曝露による。活性化 もしくは転移温度、および同様の用語は気体前駆体の沸点を指し、また、気体前 駆体の液−気相転移が起こる温度である。有用な気体前駆体は、約−100℃ない し約70℃の範囲に沸点を有する物質である。活性化温度は各気体前駆体に独特で ある。約37℃すなわちほぼヒト体温の活性化温度は、本発明の文脈における気体 前駆体に好ましい。かように、好ましい形態において、液体の気体前駆体は約37 ℃もしくはより下で活性化されて気体となる。気体前駆体は、本発明の方法での 使用のためには液相もしくは気相にあってよい。 気体前駆体充填小胞の製造方法は、液体が例えば小胞中に組み込まれるよう気 体前駆体の沸点より下で実施されてよい。加えて、この方法は、気体が例えば小 胞中に組み込まれるよう気体前駆体の沸点で実施されてよい。低温の沸点を有す る気体前駆体については、液体の前駆体が、低温に冷却された微小流動化装置を 使用して乳化されてよい。沸点はまた、前駆体を液体の形態で利用するために液 体媒体中の溶媒を使用して低下されてよい。さらに、この方法は、温度がこの過 程を通じて上昇される場合に実施されることができ、それによりこの過程は液体 としての気体前駆体で開始しそして気体で終了する。 気体前駆体は、目標とされた組織でインシトゥで気体を、または、患者もしく は動物に進入する際、使用前、保存の間もしくは製造の間にインビボで液体を形 成するように選択されてよい。温度で活性化される気体前駆体充填小胞を生じる 方法は、気体前駆体の沸点より下の温度で実施されてよい。この態様において、 気体前駆体は、相転移が製造の間に起こらないよう小胞内に捕捉されうる。代わ りに、気体前駆体充填小胞 は気体前駆体の液相において製造される。相転移の活性化は、温度が前駆体の沸 点を越えることを可能にされるいずれかの時点で起こってよい。また、液体の気 体前駆体の小滴中の液体量を知れば、気体状態に達する際の小胞の大きさが決定 されうる。 あるいは、気体前駆体は、使用に先立ち予め形成される安定な気体充填小胞を 創製するのに利用されてよい。この態様において、気体前駆体は、それぞれの気 体前駆体の液−気相転移温度より下の温度で、脂質組成物を収用する容器に添加 されてよい。温度が上昇されかつ乳濁液が気体前駆体と液体の溶液との間で形成 される際に、気体前駆体が液体から気体状態への転移を受ける。この加熱および 気体形成の結果として、気体は、気体前駆体の気体、周囲気体(例えば空気)を 捕捉しうる、もしくは気体状態の気体前駆体および周囲空気を同時捕捉(coentra p)しうる気体充填小胞を形成するように、液体混合物の上の頭隙中の空気を置き 換える。この相転移は造影剤の至適の混合および形成に使用され得る。例えば、 気体前駆体、パーフルオロブタンが脂質小胞中に捕捉され得、そして、温度がパ ーフルオロブタンの沸点(4℃)を越えて上昇される際にパーフルオロブタンガ スが小胞中に捕捉される。 従って、気体前駆体は、インビボで気体充填小胞を形成させるよう選択されて よいか、または、製造過程の間、保存に際して、もしくは使用前のしばらくの間 、インシトゥで気体充填小胞を生じるよう設計されてよい。 本発明のさらなる態様として、液体状態の気体前駆体を水性乳濁液に予め作り 上げることにより、小胞の最大の大きさが、気体状態への転移が実現されれば理 想気体の法則を使用することにより推定されうる。気 体前駆体から気体充填小胞を作成する目的上、気相が即座に生じると仮定するこ とができ、そして、新たに形成された小胞中では、通常本質において水性である 液体への拡散により、本質的に気体は枯渇されていない。これ故に、乳濁液中の 既知の液体の体積から、気体充填小胞の大きさの上限を予測することができる。 本発明の態様において、脂質化合物および規定された大きさの液体小滴を含有 する気体前駆体の混合物は、特定の温度、例えば気体前駆体の沸点への到達に際 して小滴が規定された大きさの気体充填小胞に膨脹しうるように処方されてよい 。規定された大きさは実際の大きさの上限を表しうる。なぜなら、理想気体の法 則は、一般に、溶液中への気体の拡散、雰囲気への気体の損失および上昇された 圧の影響のような因子を考慮に入れ得ないからである。 液体から気体状態への転移に際しての気泡の体積の増大を計算するのに使用さ れ得る理想気体の法則は以下のようである。すなわち PV=nRT 式中 Pは大気圧(atm)であり; Vはリットルでの体積(L)であり; nは気体のモル数であり; Tはケルビン温度(K)であり;そして Rは理想気体定数(22.4L・atm/K・モル)である。 液体の混合物中の液体の体積、密度、および温度の知識をもって、液体の前駆体 の例えばモル数での量および体積が算出されることができる。液体の前駆体は気 体に転化される場合に既知の体積の小胞に膨脹しうる。 算出された体積は、気体充填小胞への即座の膨脹および膨脹の時間にわたる気体 の無視できる拡散を想定すれば、気体充填小胞の大きさの上限を反映しうる。 かように、前駆体小滴が球形である混合物中の液体状態の前駆体の安定化に関 して、前駆体小滴の体積が等式 体積(球形小胞)=4/3πr3 により決定されることができ、 式中 rは球体の半径である。 かように、体積が予測されそして所望の温度での液体の密度を知れば、小滴中の 液体の気体前駆体の量が決定されうる。より説明的な式で以下が適用され得る。 すなわち Vgas=4/3π(rgas3 理想気体の法則により、 PV=nRT 代入は Vgas=nRT/Pgas もしくは、 (A)n=4/3[πrgas 3]P/RT を示し、 量n=4/3[πrgas 3P/RT]・MWn 液体の体積に戻し変換すると (B)Viiq=[4/3[πrgas 3]P/RT]・MWn/D] 式中、Dは前駆体の密度である。 液体小滴の直径について解くと、 (C)直径/2=[3/4π[4/3・[πrgas 3]P/RT]MWn/D]1/ 3 これは 直径=2[[rgas 3]P/RT]MWn/D]1/3 に変わる。 本発明の方法での使用に所望の大きさの小胞を製造するさらなる手段として、 かつ、液体小滴の体積およびとりわけ半径の知識をもって、適切に大きさを決め られたフィルターを使用して気体前駆体の小滴の大きさを適切な直径の球体に決 め得る。 代表的な気体前駆体が、規定された大きさ、例えば10μm直径の小胞を形成す るのに使用されうる。この例において、小胞はヒトの血流中で形成されることが でき、従って典型的温度は37℃すなわち310Kであるとみられる。1大気圧で、か つ(A)の等式を使用して、7.54×10-17モルの気体前駆体が10μm直径の小胞 の体積を満たすのに必要とされうる。 上で算出された気体前駆体の量、ならびに、76.11の分子量、32.5℃の沸点お よび20℃で0.7789g/mLの密度を保有する1−フルオロブタンを使用すれば、さ らなる計算は、5.74×10-15グラムのこの前駆体が10μmの小胞に必要とされう ることを予測する。さらに外挿し、および密度の知識をもって、等式(B)は、 8.47×10-16mLの液体の前駆体が、10μmの上限をもつ小胞を形成するのに必要 でありうることをさらに予測する。 最後に、等式(C)を使用して、混合物、例えば0.0272μmの半径もしくは対 応する0.0544μmの直径をもつ小滴を含有する乳濁液が、10μm の小胞の上限をもつ気体前駆体充填小胞を作成するために形成されうる。 この特定の大きさの乳濁液は、適切に大きさを決められたフィルターの使用に より容易に達成され得る。加えて、規定された大きさの気体前駆体小滴を形成す るのに必要なフィルターの大きさによりみられるように、フィルターの大きさは 、いかなる可能な細菌汚染も除去するのに十分であってもまたよく、そして、こ れ故に、滅菌濾過としても同様に使用され得る。 気体充填小胞を製造するためのこの態様は、温度により活性化される全ての気 体前駆体に適用されてよい。実際のところ、溶媒系の凝固点降下は、0℃より下 の温度での液−気相転移を受けうる気体前駆体の使用を可能にする。溶媒系は気 体前駆体の懸濁液のための媒体を提供するように選択され得る。例えば、緩衝生 理的食塩水で混和できる20%プロピレングリコールは、水単独の凝固点より十分 に下の凝固点降下を表す。プロピレングリコールの量を増大させること、もしく は塩化ナトリウムのような物質を添加することにより、凝固点はいっそうさらに 降下され得る。 適切な溶媒系の選択は同様に物理的方法により決定されてよい。本明細書で溶 質と称される固体もしくは液体の物質が水を基礎とする緩衝液のような溶媒に溶 解される場合、凝固点は溶液の組成に依存性である量だけ低下されうる。従って 、ウォール(Wall)により定義されるように、溶媒の凝固点降下を以下の等式によ り表し得る。すなわち Inxa=In(1−xb)=ΔHfus/R(1/To−1/T) 式中 Xaは溶媒のモル画分であり; xbは溶質のモル画分であり; ΔHfusは溶媒の融合熱であり;そして Toは溶媒の通常の凝固点である。 溶媒の通常の凝固点はこの等式を解くことにより得られることができる。xbが xaに関して小さい場合は、上の等式は以下のように書き直されてよい。 xb=ΔHfus/R[T−To/ToT]≒ΔHfusΔT/RTo 2 上の等式は、温度変化ΔTがT2に比較して小さいと仮定している。この等式は 、溶質の濃度を重量モル濃度m(溶媒1000グラムあたりの溶質のモル数)によっ て表すことによりさらに単純化され得る。従って、この等式は以下のように書き 直され得る。 xb=m/[m+1000/ma]≒mMa/1000 式中、Maは溶媒の分子量である。 従って、画分xbについて代入して: ΔT=[MaRTo 2/1000ΔHfus]m もしくは ΔT=Kfm、式中 Kf=MaRTo 2/1000ΔHfus fはモル凝固点であり、かつ、1大気圧で水についてのモル濃度単位あたり1.8 6℃に等しい。上の等式は、気体前駆体充填小胞の溶液のモル凝固点を正確に決 定するのに使用されてよい。従って、上の等式は、凝固点降下を推定するため、 および、溶媒の凝固点を適切な値に降下させるのに必要な液体もしくは固体の溶 質の適切な濃度を決定するために適用され得る。 温度で活性化される気体前駆体充填小胞の製造方法は、 (a)気体前駆体、ならびに例えば安定化物質、濃厚化剤および/もしくは分 散助剤を包含する所望のような付加的物質の水性混合物をボルテックス攪拌およ び/もしくは振とうすること。この方法の任意の変法は、ボルテックス攪拌もし くは振とうの前にオートクレーブ処理すること;気体前駆体の水性混合物を加熱 すること;混合物/懸濁液を含有する容器に穴を開ける(vent)こと;振とうする こと、もしくは気体前駆体充填小胞を自発的に生じさせること、そして気体前駆 体充填小胞の懸濁液を冷却すること;および気体前駆体の水性懸濁液を約0.22μ mのフィルターを通して押出すことを包含する。あるいは、濾過が、約0.22μm のフィルターが使用されるような小胞のインビボ投与の間に実施されてよい; (b)微小乳化、それにより気体前駆体の水性混合物が攪拌により乳化されそ して加熱されて、例えば患者への投与に先立ち小胞を形成し; (c)攪拌を伴いもしくは伴わずに混合物中の気体前駆体を加熱すること、そ れによりより密度の小さい気体前駆体充填小胞は、膨脹し、かつ、容器中の他の 小胞を置き換えそして空気を放出するため容器に穴を開けることにより溶液の上 部に浮遊することができ;そして、 (d)上の方法のいずれかにおいて気体前駆体の水性懸濁液を保持する密封容 器を利用すること、そして、気体前駆体の相転移温度より下の温度でこの懸濁液 を維持すること、次いで、場合によっては振とうを伴いオートクレーブ処理して 相転移温度より上に温度を上昇させること、もしくは気体前駆体小胞を自発的に 生じさせ、それにより密封容器中の膨脹された気体前駆体が容器中の圧を上昇さ せること、そして気体充填 小胞懸濁液を冷却すること、その後振とうが起こってもまたよい、を包含する。 凍結乾燥が、振とう滴注法に先立ち水および有機物質を除去するのに有用であ りうる。乾燥滴注法が、小胞から水を除去するのに使用されうる。乾燥小胞中に 気体前駆体を予め捕捉する(すなわち乾燥に先立ち)ことにより、加温後に、気 体前駆体が膨脹して小胞を満たしうる。気体前駆体はまた、それらが真空にさら された後に乾燥小胞を満たすのにも使用され得る。乾燥小胞はそれらのゲル状態 ないし液晶温度より下の温度で保たれるため、乾燥チャンバーはその気体状態の 気体前駆体でゆっくりと満たされ得る。例えば、パーフルオロブタンが、4℃( パーフルオロブタンの沸点)より上の温度で乾燥小胞を満たすのに使用され得る 。 温度で活性化される気体前駆体充填小胞を製造するのに好ましい方法は、気体 前駆体の存在下で、脂質組成物を有する水性溶液を、その気体前駆体の液体状態 −気体状態相転移温度より下の温度で振とうすることを含んで成る。これは、好 ましくは、脂質のゲル状態−液晶状態相転移温度より下の温度で実施される。こ の混合物は、その後、気体前駆体の液体状態−気体状態相転移温度より上の温度 に加熱されてよく、この温度が前駆体を揮発および膨脹させ得る。加熱はその後 中断されてよく、そして、混合物の温度が気体前駆体の液体状態−気体状態相転 移温度より下に下落されてよい。混合物の振とうが、加熱段階の間、もしくはそ の後混合物が冷却された後に起こりうる。 気体前駆体充填小胞を製造するための他の方法は、例えば脂質および気体前駆 体の水性溶液を振とうすること、および、生じる気体前駆体充填小胞を分離する ことを伴い得る。 従来技術の慣習的な水充填リポソームは、慣例的には、それらを作成するのに 使用される脂質の相転移温度より上の温度で形成される。なぜなら、それらはよ り可撓性であり、そしてかように液晶状態で生物学的系で有用であるからである 。例えばスゾカ(Szoka)とパパハジョポウロス(Papahadjopoulos)、Proc.Natl. Acad.Sci.1978、75、4194-4198を参照。対照的に、本明細書に記述されるある 好ましい態様に従って作成される小胞は気体前駆体で満たされ、これはより大き な可撓性を分け与える。なぜなら、気体形成後の気体前駆体はより圧縮性であり かつ水性溶液より従順(compliant)であるからである。 当該調製法は、温度で活性化可能な気体前駆体の存在下に、脂質を含んで成る 水性溶液を振とうすることを伴いうる。好ましくは、この振とうは、発泡体が約 30分、および好ましくは約20分以内、そしてより好ましくは約10分以内のような 短い時間内に形成されるような十分な力のものである。振とうは、微小乳化、微 小流動化、回転(ボルテックス攪拌によるような)、側から側もしくは上下する 動きを伴ってよい。液体状態の気体前駆体の添加の場合には、超音波処理が、上 に述べられた振とう法に加えて使用されてよい。さらに、異なる型の動きが組み 合わせられてもよい。また、振とうは、水性の脂質溶液を保持する容器を振とう すること、もしくは、容器それ自身を振とうすることなく容器内の水性溶液を振 とうすることにより発生しうる。さらに、振とうは、人的にもしくは機械により 生じてよい。使用されうる機械的振とう器は、例えば上述された機械的振とう器 を包含し、エスペ(Espe)のキャップミクス(Capmix)(ドイツ・オーベライ、ジー フェルト)が好ましい。振とうを生じるための別の手段は、高速もしくは加圧下 で放出される気体前駆体の 作用を包含する。 本明細書に記述される方法に従えば、空気のような気体もまた局所の周囲雰囲 気により提供されうる。局所の周囲雰囲気は、密封容器内の雰囲気ならびに外的 環境を包含し得る。あるいは、例えば、気体は、水性の脂質溶液を有する容器に 、または、空気以外の気体を提供するため水性の脂質溶液それ自身に注入もしく は別の方法で添加されてよい。空気より軽い気体は一般に密封容器に添加される 一方、空気より重い気体は密封もしくは密封されない容器に添加され得る。従っ て、本発明は、気体前駆体と一緒の空気および/もしくは他の気体の共捕捉を包 含する。 これ故に、気体前駆体充填小胞は、宿主の組織への適用により活性化されれば 本明細書に記述される気体充填小胞と本質的に同一様式で使用され得、この場合 、温度もしくはpHのような因子が気体の発生を引き起こすのに使用されてよい 。気体前駆体が宿主の正常体温近くで液体から気体状態への相転移を受け、そし てそれにより、例えばその中で気相への転移を受けるように宿主のインビボ温度 により活性化されることが好ましい。これは、例えば、宿主組織が約37℃の正常 温度を有するヒト組織であり、かつ、気体前駆体が37℃近くで液体から気体状態 への相転移を受ける場合に発生し得る。 上に示されたように、脂質および/もしくは小胞組成物は、これらの過程が、 滴注段階前、もしくは組成物内の温度感受性気体前駆体の温度媒介性転化に先立 ち実施される場合に、オートクレーブもしくは滅菌濾過により滅菌されうる。あ るいは、安息香酸ナトリウム、四級アンモニウム塩、アジ化ナトリウム、メチル パラベン、プロピルパラベン、ソルビン酸、アスコルビルパルミテート、ブチル 化ヒドロキシアニソール、 ブチル化ヒドロキシトルエン、クロロブタノール、デヒドロ酢酸、エチレンジア ミン、モノチオグリセロール、安息香酸カリウム、メタ重亜硫酸カリウム、ソル ビン酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム、二酸化イオウおよび有機水銀塩のような 、1種もしくはそれ以上の抗菌物質ならびに/もしくは保存剤が、組成物の処方 に包含されうる。照射のような他の慣習的手段によってもまた達成されうるこう した滅菌は、滅菌小胞が侵襲的情況下、例えば血管内もしくは腹腔内の画像化に 使用される場合に必要でありうる。滅菌の適切な手段は、本開示を基礎として当 業者に明らかであることができる。 アルブミン小胞のような、タンパク質から処方された小胞(タンパク質被包化 微小泡ともまた称される)を含んで成る小胞組成物は、多様な方法により製造さ れることができ、これは本開示で補強されれば当業者に容易に明らかであること ができる。適する方法は、例えばファインシュタイン(Feinstein)、米国特許第4 ,572,203号、同第4,718,433号および同第4,774,958号、ならびにセルニ(Cerny) ら、米国特許第4,957,656号に記述されるものを包含し、それらの開示はこれに よりそっくりそのまま引用により本明細書に組み込まれる。タンパク質の溶液を 超音波処理することを伴う方法は、タンパク質を基礎とする小胞の製造のための 上述の特許で記述される方法のなかに包含される。好ましい形態において、出発 原料は、熱変性性の水溶性の生物適合性タンパク質の水性溶液であってよい。被 包するタンパク質は、好ましくは、それが超音波処理の間の加熱により部分的に 不溶化され得るように熱感受性である。適する熱感受性タンパク質は、例えば、 アルブミン、ヘモグロビン、コラーゲンなどを包含する。好ましくは、タンパク 質はヒトタンパク質であり、ヒト 血清アルブミン(HSA)がより好ましい。HSAは滅菌5%水性溶液として商 業的に入手可能であり、これはタンパク質を基礎とする小胞の製造での使用に適 する。もちろん、当業者に明らかであるとみられるように、他の濃度のアルブミ ン、ならびに熱変性性である他のタンパク質が当該小胞を製造するのに使用され 得る。一般的に言って、HSAの濃度は変動し得、また、約0.1から約25重量% まで、ならびにその中の範囲の全ての組み合わせおよび下位組み合わせの範囲に わたってよい。タンパク質を基礎とした小胞の製造のある方法に関連して、希薄 な水性溶液の形態のタンパク質を利用することが好ましいことができる。アルブ ミンに関しては、約0.5から約7.5重量%までのアルブミンを含有する水性溶液を 利用することが好ましいことができ、約5重量%未満、例えば約0.5から約3重 量%までの濃度が好ましい。 タンパク質を基礎とする小胞は、商業的に入手可能である装置を使用して製造 されてよい。例えば、例えばセルニ(Cerny)ら、米国特許第4,957,656号に開示さ れるような供給準備操作(feed preparation operation)に関連して、ウォーカー ステンレス エキップメント カンパニー(Walker Stainless Equipment Co.) (ウィスコンシン州ニューリスボン)から商業的に入手可能であるステンレス鋼 タンク、およびミリポア(Millipore)(マサチューセッツ州ベッドフォード)か ら商業的に入手可能であるプロセスフィルターが利用されてよい。 超音波操作は、熱交換機およびフロースルー(flow through)超音波処理容器の 双方を直列で利用しうる。この型の熱交換器装置はITTスタンダード(ITT Sta ndard)(ニューヨーク州バッファロー)から得られうる。この熱交換器は超音波 処理過程の操作温度を維持し、温度制御は媒 体の構成に依存して約65℃から約80℃までの範囲にわたる。超音波処理装置の振 動周波数は、幅広い範囲、例えば約5から約40キロヘルツ(kHz)までにわたっ て変動してよく、商業的に入手可能な超音波処理器の大多数は約10もしくは20kH zで稼働する。適する超音波処理装置は、例えば、ソニックス アンド マテリ アルズ インク(Sonics & Materials,Inc.)(コネティカット州ダンバリー)か ら商業的に入手可能な先平坦(flat-tipped)超音波処理器ホーンを装備されたソ ニックス アンド マテリアルズ バイブラセル(Sonics & Materials Vibra-Ce ll)を包含する。超音波処理器ホーンに適用される力は、ソニックス アンド マテリアルズ バイブラセル(Sonics & Materials Vibra-Cell)モデルVL15 00でのように、製造元により1から10まで段階的に進められる(scaled)力設定 にわたって変動され得る。中間の力設定、例えば5から9までが使用され得る。 振動周波数および供給される力は、超音波処理されている液体中で空洞形成を生 じるのに十分であることが好ましい。供給流速は、約50mL/分から約1000mL/分 まで、ならびにその中の範囲の全ての組み合わせおよび下位組み合わせの範囲に わたってよい。超音波処理容器中の残存時間は約1秒から約4分までの範囲にわ たり得、また、気体の流体の添加速度は、1分あたり約10立方センチメートル( cc)から約100cc/分まで、すなわち供給流速の5%ないし25%、ならびにその 中の範囲の全ての組み合わせおよび下位組み合わせの範囲にわたってよい。 溶液の発泡、およびとりわけ集中的発泡を生じるような様式で超音波処理を実 施することが好ましいことができる。一般的に言って、集中的発泡およびエアゾ ル化は、高められた濃度および安定性を有する造影剤 を得るのに重要である。発泡を促進するために、超音波処理器ホーンへの入力が 増大されてよく、また、この過程はゆるやかな圧、例えば約1ないし約5psi下 で稼働されてよい。発泡は、溶液の濁った外観および生じられる泡により容易に 検出されうる。 タンパク質を基礎とした小胞の製造に適する方法はまた、水性溶液中のタンパ ク質もしくはタンパク質誘導体を、物質を変性もしくは固定するように物理的も しくは化学的に変化させることも伴ってよい。例えば、タンパク質を基礎とする 小胞は、超音波処理を介する造影剤の形成後、もしくは形成の間に加熱すること により、HSAの5%水性溶液から製造されうる。化学的変化は、タンパク質を グルタルアルデヒドのような二官能基アルデヒドと結合することにより化学的に 変性もしくは固定することを伴ってよい。例えば、小胞は、pH4.5で6時間、 タンパク質1グラムあたり0.25グラムの50%水性グルタルアルデヒドで反応され てよい。未反応のグルタルアルデヒドがその後、タンパク質から洗い流されうる 。 ポリマーから処方される小胞を含んで成る小胞組成物は多様な方法により製造 されることができ、これは本開示で補強されれば当業者に容易に明らかであるこ とができる。例示的方法は、例えば、界面重合化、相分離およびコアセルベーシ ョン、多オリフィス遠心分離調製、ならびに溶媒の蒸発を包含する。ポリマーか ら小胞を製造するために本開示に従って使用もしくは改変されうる適する処置は 、ガーナー(Garner)ら、米国特許第4,179,546号、ガーナー(Garner)、米国特許 第3,945,956号、コールズ(Cohrs)ら、米国特許第4,108,806号、日本公開特許広 報第62 286534号、英国特許第1,044,680号、ケナガ(Kenaga)ら、米国特許3,293, 114 号、モアハウス(Morehouse)ら、米国特許第3,401,475号、ウォルターズ(Walters )、米国特許第3,479,811号、ウォルターズ(Walters)ら、米国特許第3,488,714号 、モアハウス(Morehouse)ら、米国特許第3,615,972号、ベイカー(Baker)ら、米 国特許第4,549,892号、サンズ(Sands)ら、米国特許第4,540,629号、サンズ(Sand s)ら、米国特許第4,421,562号、サンズ(Sands)ら、米国特許第4,420,442号、マ チオヴィッツ(Mathiowitz)ら、米国特許第4,898,734号、レンキ(Lencki)ら、米 国特許第4,822,534号、ヘルビッヒ(Herbig)ら、米国特許第3,732,172号、ヒンメ ル(Himmel)ら、米国特許第3,594,326号、ソマーヴィル(Sommerville)ら、米国特 許第3,015,128号、ディージー(Deasy)、Microencapsulation and Related Drug Processes、Vol.20、第9および10章、pp.195-240(マーセル デッカー イン ク(Marcel Dekker,Inc.)、ニューヨーク、1984)、チャン(Chang)ら、Canadian J.of Physiology and Pharmacology、Vol 44、pp.115-129(1966)、およびチャ ン(Chang)、Science、Vol.146、pp.524-525(1964)に開示される処置を包含し、 これらのそれぞれの開示はそっくりそのまま引用により本明細書に組み込まれる 。 好ましい合成プロトコールに従えば、小胞は、例えば、ガーナー(Garner)ら、 米国特許第4,179,546号、ガーナー(Garner)、米国特許第3,945,956号、コールズ (Cohrs)ら、米国特許第4,108,806号、英国特許第1,044,680号および日本公開特 許広報第62 286534号に記述される方法のような熱膨張法を使用して製造されて よい。一般的用語で、熱膨張法は、それらの空隙(空洞)に揮発性液体(気体前 駆体)を含有しうる膨張可能なポリマーもしくはコポリマーの小胞を製造するこ とにより実施されうる。 小胞はその後加熱され、小胞を可塑化しそして揮発性液体を気体に転化 し、小胞をその最初の大きさの約数倍までに膨張させる。熱が除去される場合、 熱可塑性ポリマーは、少なくともその膨張された形の若千を保持する。この方法 により生じられる小胞はとりわけ低密度のものである傾向があり、そして従って 好ましい。前述の記述された方法は当該技術分野で公知であり、そして、低密度 小胞を製造するための熱膨脹法と称されてよい。 熱膨張法で有用なポリマーは当業者に容易に明らかであることができ、そして 、上述されたモノマーの多くのポリマーもしくはコポリマーを包含する熱可塑性 ポリマーもしくはコポリマーを包含する。上述されたポリマーおよびコポリマー の好ましいものは以下のコポリマー、すなわちポリビニリデン−ポリアクリロニ トリル、ポリビニリデン−ポリアクリロニトリル−ポリメチルメタクリレートお よびポリスチレン−ポリアクリロニトリルを包含する。最も好ましいコポリマー はポリビニリデン−ポリアクリロニトリルである。 熱膨張法で有用な揮発性液体もまた当業者に公知であることができ、そして、 エタン、エチレン、プロパン、プロペン、ブタン、イソブタン、ネオペンタン、 アセチレン、ヘキサン、ヘプタンのような脂肪族炭化水素;CCl3F、CCl2 3、CClF3、CClF2−CCl22、クロロヘプタフルオロシクロブタン および1,2−ジクロロヘキサフルオロシクロブタンのようなクロロフルオロカ ーボン;テトラメチルシラン、トリメチルエチルシラン、トリメチルイソプロピ ルシランおよびトリメチルn−プロピルシランのようなテトラアルキルシラン; ならびに、上述されるパーフルオロカーボンを包含するパーフルオロカーボンを 包含する。一般に、揮発性液体は利用されているポリマーもしくはコポリマ ーの溶媒でないことが重要である。揮発性液体が、関与するポリマーもしくはコ ポリマーの軟化点より下である沸点を有することもまた好ましい。多様な揮発性 液体の沸点ならびに多様なポリマーおよびコポリマーの軟化点は当業者に容易に 確かめられることができ、また、ポリマーもしくはコポリマーおよび揮発性液体 の適する組み合わせは当業者に容易に明らかであることができる。指針として、 および当業者が認識するとみられるように、一般に、揮発性液体の炭素鎖の長さ が増大する際にその液体の沸点もまた上昇する。また、決定的な加熱および膨脹 に先立つ過酸化水素の存在下での水中の小胞の穏やかな予加熱は、小胞を予め軟 化させて膨脹をより容易に起こさせることができる。 例えば、合成ポリマーから小胞を生じるために、ビニリデンおよびアクリロニ トリルが、イソブタンが小胞内に捕捉されたようになるような前述の改変された もしくは改変されない文献の手順の1種もしくはそれ以上を使用して、イソブタ ンの液体の媒体中で共重合されうる。こうした小胞が、その後約80℃から約120 ℃までの温度に加熱される場合、イソブタンガスが膨張し、これは順に小胞を膨 張させる。熱が除去された後、膨張されたポリビニリデンおよびアクリロニトリ ルのコポリマー小胞が、それらの膨張された位置に本質的に固定されたまま留ま る。生じる低密度小胞は、乾燥および水性媒体中に懸濁されての双方で極めて安 定である。イソブタンは、これらの小胞の合成および非常に低密度の小胞の形成 に有用な温度で液体/気体転移を受ける他の液体が加熱に際してイソブタンの代 わりに用いられ得るという理解を伴い、単に具体的に説明する液体として本明細 書で利用される。同様に、ビニリデンおよびアクリロニトリル以外のモノマーが 小胞の製造で使用されてよい。 ある好ましい態様において、合成ポリマーから処方されかつ本発明の方法で使 用されうる小胞は、エクスパンセル ノーベル インダストリーズ(Expancel,N obel Industries)(スウェーデン・スンドファル)から商業的に入手可能であり 、エクスパンセル551DE[EXPANCEL 551 DE](商標)ミクロスフェアを包 含する。エクスパンセル551DE[EXPANCEL 551 DE](商標)ミクロスフェ アは、その中にイソブタンの液体を被包化しているビニリデンおよびアクリロニ トリルのコポリマーから成る。こうしたミクロスフェアは乾燥組成物として販売 され、そしておよそ50ミクロンの大きさである。エクスパンセル551DE[EX PANCEL 551 DE](商標)ミクロスフェアはわずか0.02ないし0.05の比重を有し 、これは水の密度の1/15と1/20との間てある。 脂質および/もしくは小胞組成物の製造でのように、幅広く多様な技術が脂質 および/もしくは小胞製剤の製造に利用可能である。例えば、脂質および/もし くは小胞製剤は、脂質化合物、生物活性物質および気体もしくは気体前駆体の混 合物から製造されてよい。この場合、脂質および/もしくは小胞組成物は上述の ように製造されることができ、ここで組成物が生物活性物質もまた含んで成る。 かように、例えばミセルが生物活性物質の存在下に製造され得る。気体を含んで 成る脂質および/もしくは小胞組成物に関連して、当該製造法は、例えば、脂質 化合物および1種もしくはそれ以上の付加的物質の混合物に直接気体を泡立たせ ることを伴い得る。あるいは、脂質および/もしくは小胞組成物が脂質化合物お よび気体もしくは気体前駆体から予め形成されてよい。後者の場合には、生物活 性物質がその後、使用に先立ち脂質および/もしくは小胞組成物に添加されうる 。例えば、リポソームおよび気体の水性混合 物が製造されることができ、それに生物活性物質が添加されることができ、そし てこれが攪拌されてリポソーム製剤を提供する。リポソーム製剤は容易に単離さ れ得る。なぜなら、気体および/もしくは生物活性物質充填リポソーム小胞は、 一般に、水性溶液の上部に浮遊するからである。過剰の生物活性物質は残存する 水性溶液から回収され得る。 当業者が認識できるように、脂質および/もしくは小胞組成物ならびに脂質お よび/もしくは小胞製剤のいずれも保存のため凍結乾燥されてよく、そして、例 えば活発な攪拌の補助を用いて水性媒体(滅菌水、リン酸緩衝溶液もしくは水性 生理的食塩水溶液のような)で再構成されてよい。凍結乾燥の結果としての脂質 の膠着もしくは融合を予防するため、こうした融合もしくは膠着が発生すること を予防する添加物を包含することが有用でありうる。有用でありうる添加物は、 ソルビトール、マンニトール、塩化ナトリウム、グルコース、トレハロース、ポ リビニルピロリドンおよびポリエチレングリコール(PEG)、例えば約400か ら約10,000までの分子量を有するPEGポリマーを包含し、約1000、3000(PE G3350のような)および5000の分子量を有するPEGポリマーが好ましい。 これらおよび他の添加物は、米国薬局方、USP XXII、NFXVII、米国薬 局方(The United States Pharmacopeia)国民医薬品集(The National Formulary) 、ユナイテッド ステイツ ファーマコペイアル コンヴェンション インク(U nited States PharmacopeialConvention Inc.)、メリーランド州ロックヴィル、 ツインブルックパークウェイ12601、20852中のような文献に記述され、その開示 はこれによりそっくりそのまま引用により本明細書に組み込まれる。凍結乾燥さ れた製剤は一般により長い貯蔵寿命の利点を有する。 上で論考されたように、気体および/もしくは気体前駆体充填小胞を包含する本 発明の組成物は、例えば、超音波(US)画像法、CT血管造影(CTA)画像 法を包含するコンピュータ断層撮影(CT)画像法、磁気共鳴(MR)画像法、 磁気共鳴血管造影法(MRA)、核医学、視覚的画像法および弾性造影法(elast ography)を包含する診断的画像法の造影剤として有用である。 本発明に従えば、患者の1個もしくはそれ以上の領域の画像化法が提供される 。本発明は、患者の病的な組織の存在もしくは非存在の診断法もまた提供する。 本発明の方法は、例えば脂質および/もしくは小胞組成物の形態の造影剤の患者 への投与を伴う。患者は、例えば超音波画像法を包含する診断的画像法を使用し て走査されて患者の内部領域の可視的画像を得る。当該方法は、心領域、胃腸領 域もしくはリンパ管系の画像の提供においてとりわけ有用であるが、しかし、例 えば血管系を包含する患者の他の内部領域を画像化するのにもまたより幅広く使 用され得る。本明細書で使用されるところの「胃腸領域」もしくは「消化管」と いう句は、食道、胃、小腸および大腸ならびに直腸により規定される患者の領域 を包含する。本方法は、患者の内部領域への生物活性物質の送達に関連してもま た使用され得る。 所望の場合は、本明細書に記述される脂質および/もしくは小胞組成物は、例え ば心筋組織を包含するインビボの組織および/もしくはレセプターのターゲッテ ィングを促進するターゲッティング物質をさらに含んでよい。適するターゲッテ ィングる物質、脂質および/もしくは小胞組成物へのそれらの組み込み法、なら びにこうしたターゲッティングされた組成物の使用法は、例えば、1996年5月1 日に申請された同時係属 出願の米国特許出願第08/640,464号に記述され、この開示はこれによりそっく りそのまま引用により本明細書に組み込まれる。 当業者が認識するとみられるように、本明細書に記述される脂質および/もし くは小胞組成物の投与は、非経口、経口もしくは腹腔内を包含する多様な様式で 実施され得る。好ましい非経口投与は、以下の経路、すなわち静脈内;筋肉内; 間質;動脈内;皮下;眼内;滑液包内;経皮を包含する経上皮;吸入を介する肺 ;眼(ophthalmic);舌下および口内;眼を包含する局所;皮膚;眼(occular); 直腸;および通気を介する鼻吸入による投与を包含する。静脈内投与が非経口投 与経路のうちで好ましい。投与されるべき有用な投与量、および投与の特定の様 式は、年齢、体重ならびに走査されるべき特定の哺乳動物およびその領域、なら びに使用される特定の造影剤に依存して変動することができる。典型的には、投 与量はより低いレベルで開始され、そして所望の対比増強が達成されるまで増加 される。脂質組成物の多様な組み合わせが、粘度、浸透性もしくは嗜好性を包含 する特性を所望のように変化させるのに使用されてよい。本発明の画像化法の実 施において、造影剤は単独で、または診断的、治療的もしくは他の作用物質と共 同して使用され得る。こうした他の作用物質は矯味もしくは着色物質のような賦 形剤を包含する。 使用されるCT画像化技術は慣習的であり、かつ、例えばComputed Body Tomogr aphy、リー(Lee,J.K.T.)、セイゲル(Sagel,S.S.)とスタンリー(Stanley,R.J. )編、1983、レイヴァン プレス(Ravens Press)、ニューヨーク州ニューヨーク 、とりわけ”Physical Principles and Instrumentation”、テルポゴシアン(Te rPogossian,M.M.)および”Techniques”、エイロンバーグ(Aronberg,D.J.)と 題されたその最初の2章に記述され、 それらの開示はそっくりそのまま本明細書に引用により組み込まれる。 超音波およびCTのような診断的応用の場合には、超音波エネルギーのような エネルギーが、標的組織を画像化するために患者の少なくとも一部分に適用され うる。患者の内部領域の可視的画像が、その後、病的な組織の存在もしくは非存 在が確認され得るように得られうる。超音波に関しては、第二調和画像法(secon d harmonic imaging)およびゲート画像法(gated imaging)を包含する超音波画像 化技術が当該技術分野で公知であり、かつ、例えばウーレンドルフ(Uhlendorf) 、"Physics of Ultrasound Contrast Imaging:Scattering in the Linear Range "、IEEE Transactions on Ultrasonics,Ferroelectrics,and Frequency Contr ol、Vo1.14(1)、pp.70-79(1994)、およびサザーランド(Sutherland)ら、"color Doppler Myocardial Imaging:A New Technique for the Assessment of Myocard ial Function"、Journal of the American Society of Echocardiography、Vol. 7(5)、pp.441-458(1994)に記述され、それらの開示はこれによりそっくりそのま ま引用により本明細書に組み込まれる。 超音波は診断および治療双方の目的に使用され得る。診断的超音波において、 超音波もしくは超音波のパルスの列が変換器で適用されうる。超音波は一般に連 続的よりはむしろ搏動的であるが、とは言え所望の場合は連続的であることがで きる。かように、診断的超音波は一般にエコーのパルスの適用を伴い、その後、 聴音期間の間に、超音波変換器が反射された信号を受領する。調和、超調和(sup erharmonics)もしくは下位調和(subharmonics)が使用されてよい。第二調和様式 が有益に使用されることができ、ここで2x周波数が受領されることができる。 xは寄生 周波数である。これは、所望の部位にターゲティングされうる、本発明のターゲ ティングされる造影剤を使用して、バックグラウンド物質からの信号を低下させ かつ変換器からの信号を高めるようはたらくことができる。奇数調和信号(odd h armonics signals)、例えば3xもしくは5xのような他の調和信号も、この方 法を使用して同様に受領されうる。下位調和信号、例えばx/2およびx/3も また、画像を形成するように受領されかつ処理されることができる。 パルス法(pulsed method)に加え、連続波超音波、例えばパワードップラー(Powe r Doppler)が適用されてよい。これはとりわけ、剛性の小胞、例えばポリメチル メタクリレートもしくはシアノメタクリレートから処方される小胞が使用される 場合に有用でありうる。この場合、比較的より高エネルギーのパワードップラー が、小胞を共振させそしてそれによりそれらの破裂を促進するように作成される 。これは、下位調和もしくは超調和範囲、または、いくつかの場合は、適用され た超音波と同一周波数でありうるアコースティックエミッションを創製し得る。 この過程で放出されるアコースティックシグネチャーのスペクトルが存在するこ とができ、そしてそのように使用される変換器が、アコースティックエミッショ ンを受領して例えば凝血塊の存在を検出しうることが予期される。加えて、小胞 破裂の過程が、例えば凝結塊の表面に力学的エネルギーを移して凝血塊の溶解を 促進するために使用されてよい。かように、治療的血栓溶解が、診断的および治 療的超音波の組み合わせの間に達成されうる。スペクトルドップラー(Spectral Doppler)もまた使用されてよい。一般に、診断的超音波からのエネルギーレベル は、小胞の破裂を促進しかつ生物活性物質の放出および細胞の取り込みを助長す るの に不十分である。上に示されたように、診断的超音波は、1個もしくはそれ以上 の音のパルスの適用を伴いうる。パルス間の休止は、反射された音波信号が受領 されそして分析されることを可能にする。診断的超音波で使用される制限された 数のパルスは、研究されている組織に送達される有効なエネルギーを制限する。 より高エネルギーの超音波、例えば治療的超音波装置により発生される超音波 は、一般に、小胞種の破裂を引き起こすことが可能である。一般に、治療的超音 波の装置は、超音波で治療されるべき組織の領域に依存して、約10から約100% までの衝撃係数(duty cycle)を使用する。より大量の筋肉塊により一般に特徴づ けられる身体領域、例えば背部および太腿、ならびに心組織のような高度に血管 化された組織は、より大きな衝撃係数、例えば約100%までを必要としうる。 治療的超音波においては、連続波の超音波が、より高エネルギーレベルを送達 するのに使用される。小胞の破裂のためには連続波の超音波が好ましいが、とは 言え音エネルギーはまた搏動的であってもよい。搏動的な音エネルギーが使用さ れる場合、音は、一般に、同時に約8から約20もしくはそれ以上までのパルスの エコー列長さ(echo train length)で搏動的であることができる。好ましくは、 エコー列長さは同時に約20パルスである。加えて、使用される音の周波数は約0. 025から約100メガヘルツ(MHz)まで変動してよい。一般に、治療的超音波の周 波数は、好ましくは、約0.75と約3MHzとの間の範囲にわたり、約1から約2MHz がより好ましい。加えて、エネルギーレベルは、1平方センチメートル(cm2) あたり約0.5ワット(W)から約5.0W/cm2まで変動してよく、約0.5から約2.5W/ cm2までのエネルギーレベルが好ましい。高体温を伴う 治療的超音波のエネルギーレベルは、一般に、約5W/cm2から約50W/cm2までで ある。非常に小さな小胞、例えば約0.5μm未満の直径を有する小胞には、より 高周波数の音が一般に好ましい。これは、より小さな小胞はより高周波数の音で より効果的に音波エネルギーを吸収することが可能でありうるからである。非常 に高周波数、例えば約10MHz以上が使用される場合、音波エネルギーは、制限さ れた深さのみまで液体および組織を透過しうる。かように、音波エネルギーの外 部適用は、皮膚および他の表面組織に適することができる。しかしながら、一般 に、深い組織には、超音波エネルギーが焦点領域(focal zone)内に優先的に向け られるようにそれを集中させることが必要である。あるいは、超音波エネルギー は、間質プローブ、血管内超音波カテーテルもしくは内管腔(endoluminal)カテ ーテルを介して適用されてよい。こうしたプローブもしくはカテーテルは、例え ば食道癌の診断および/もしくは治療のため食道で使用されうる。上で論考され た治療的用途に加え、本明細書に記述される組成物は、食道癌に関連して、もし くはアテローム硬化症の治療のため冠動脈で、ならびに、例えば米国特許第5,14 9,319号(その開示はこれによりそっくりそのまま引用により本明細書に組み込 まれる)に記述される治療的用途で使用され得る。 2周波数の超音波を使用する治療的超音波装置が使用されてよい。第一周波数 はxであってよく、また、第二周波数は2xであってよい。好ましい形態におい て、この装置は、第一および第二周波数の焦点領域が単一の焦点領域に収束する ように設計されるとみられる。装置の焦点領域は、その後、問題の領域の組織内 の組成物、例えば小胞組成物に向けられうる。この超音波装置は、超音波エネル ギーのxおよび2xの周波 数の同時の適用を伴う第二調和治療を提供しうる。小胞を伴う超音波の場合には 、この第二調和治療は、単一周波数を伴う超音波エネルギーに比較して改良され た小胞の破裂を提供しうることが予期される。また、好ましい周波数範囲が、小 胞の根本的調和周波数内に存しうることが予期される。より低いエネルギーもま たこの装置で使用されてよい。前述の第二調和治療に関連して使用されうる超音 波装置は、例えばカワバタ(Kawabata,K.)ら、Ultrasonics Sonochemistry、Vol .3、pp.1-5(1996)に記述され、その開示はこれによりそっくりそのまま引用によ り本明細書に組み込まれる。 脂質から処方される小胞組成物の場合は、所望の安定化された小胞レベルを形 成するのに必要とされる脂質濃度は使用される脂質の型に依存して変動してよく 、また、慣例の実験により容易に決定されうる。例えば、好ましい態様において 、本発明の方法に従った安定化された小胞を形成するのに使用される1,2−ジ パルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)の濃度は、約0.1mg/mLから約3 0mg/mL生理的食塩水溶液まで、より好ましくは約0.5mg/mLから約20mg/mL生理 的食塩水溶液まで、そしていっそうより好ましくは約1mg/mLから約10mg/mL生 理的食塩水溶液までであってよい。好ましい態様で使用されるジステアロイルホ スファチジルコリン(DSPC)の濃度は、約0.1mg/mLから約30mg/mL生理的 食塩水溶液まで、より好ましくは約0.5mg/mLから約20mg/mL生理的食塩水溶液 まで、そしていっそうより好ましくは約1mg/mLから約10mg/mL生理的食塩水溶 液までであってよい。患者に投与される組成物の量は変動し得る。典型的には、 IV用量は、70kgの患者について約10mL未満であることができ、より低い用量が 好ましい。 本明細書に記述される組成物、およびとりわけ小胞組成物は、診断的画像法に おける造影剤として有用であり、また、診断的画像法が使用される全ての領域で の使用にもまた適しうる。しかしながら、安定化された小胞が灌流画像法にとり わけ有用である。 本発明に従えば、患者を全般的に、および/もしくは患者の病的な組織の存在 を明確に診断することにおける画像化法が提供される。本発明の画像化法は、患 者に造影剤を投与すること、そしてその後、患者を、例えば超音波、コンピュー タ断層撮影法および/もしくは磁気共鳴画像法を使用して走査して患者の内部領 域および/もしくは当該領域のいかなる病的な組織の可視的画像も得ることによ り実施されうる。「患者の領域」という用語は、患者全体または患者の特定の領 域もしくは部分を指す。当該造影剤は、胃腸および心血管系領域の画像を提供す ることにおいてとりわけ有用であることができるが、しかしまた、血管系の画像 化、もしくは当業者に容易に明らかであることができるような他の方法でのよう にもより幅広く使用され得る。その句が本明細書で使用されるところの心血管系 領域は、心ならびに心におよびそれから直接つながる血管系により規定される患 者の領域を示す。本明細書で使用されるところの血管系という句は、体内または 身体の器官もしくは部分の血管(動脈、静脈などを包含する)を示す。患者はい ずれかの型の哺乳動物であり得るが、しかし最も好ましくはヒトである。 本発明は患者の病的な組織の診断法もまた提供する。病的な組織は、例えば、 病的な組織を支持する血管系から生じる内皮組織を包含する。結果として、正常 な情況下で内皮組織を伴わない患者の領域に対する内皮組織の位置推定および可 視化は、その領域の病的な組織の表示を提供 する。 上に示されたように、本明細書に記述される組成物の投与は、多様な投薬形態 を使用して、血管内、経口、直腸などのような多様な様式で実施されてよい。走 査されるべき領域が心血管系領域である場合、造影剤の投与は、好ましくは血管 内で実施される。走査されるべき領域が胃腸領域である場合、造影剤の投与は、 好ましくは経口もしくは直腸で実施される。投与されるべき有用な投与量および 投与の特定の様式は、年齢、体重、ならびに走査されるべき特定の哺乳動物およ びその領域、ならびに使用されるべき特定の造影剤に依存して変動することがで きる。典型的には、投与量はより低レベルで開始され、そして所望の対比増強が 達成されるまで増加されてよい。脂質および/もしくは小胞組成物の多様な組み 合わせが、造影剤の緩和挙動を修飾する、または粘度、浸透性もしくは嗜好性( 経口投与される物質の場合)のような特性を変えるのに使用されてよい。本発明 は、当業者により知られる慣習的方法に従っ、超音波もしくはコンピュータ断層 撮影法で実施されてよい。超音波は核医学およびX線と異なる診断的画像化技術 である。なぜなら、それは患者をイオン化輻射の有害な影響に曝露しないからで ある。さらに、磁気共鳴画像法と異なり、超音波は比較的安価であり、かつ軽便 な検査として実施され得る。超音波技術の使用においては、音が変換器を介して 患者もしくは動物に伝達される。音波が身体を通って伝搬する場合、それらは組 織および液体からの妨害に遭遇する。体内の組織および液体の音響特性に依存し て、超音波の音波は部分的にもしくは全体的に反射もしくは吸収される。音波が 妨害により反射される場合、それらは変換器の受信器により検出され、そして処 理されて画像を形成する。体内の組織 および液体の音響特性が、結果として生じる画像に出現する対比を決定する。使 用されるコンピュータ断層撮影画像法の原理および技術は慣習的であり、かつ、 例えば、Computed Body Tomography、リー(Lee,J.K.T.)、セイゲル(Sagel,S.S .)とスタンリー(Stanley,R.J.)編、第1章、pp.1-7(レイヴァンプレス(Raven Press)、ニューヨーク 1983)に記述される。本発明の磁気共鳴画像化法の実施 において、造影剤は単独で、または他の診断的、治療的もしくは他の作用物質と 共同して使用され得る。こうした他の作用物質は矯味もしくは着色物質のような 賦形剤を包含する。使用される磁気共鳴画像化技術は慣習的であり、かつ、例え ば、キーン(D.M.Kean)とスミス(M.A.Smith)、Magnetic Resonance Imaging:Pr inciples and Applications、(ウィリアム アンド ウィルキンス(Wi1liam an dWilkins)、ボルティモア 1986)に記述される。企図されるMRI技術は核磁 気共鳴(NMR)および電子スピン共鳴(ESR)を包含するが、しかしこれら に制限されない。好ましい画像法の様相はNMRである。 上に述べられたように、小胞の濃度、とりわけ本明細書で「小胞濃度」と称さ れるエコー原性小胞の濃度は、小胞を基礎とした造影剤の有効性に関して重要で ありうる。本明細書に記述される小胞組成物が、モデル770アキュサイザー(A ccuSizer)(パーティクル サイジング システムズ(Particle Sizing Systems) 、カリフォルニア州サンタバーバラ)で測定されるように、最低小胞約1×108 個/mLの小胞濃度を有することが好ましい。より好ましくは、小胞組成物は、最 低小胞約1×109個/mLの小胞濃度を有し、小胞約1.5×109個/mLの濃度がいっ そうより好ましい。ある情況においては、小胞1.5×109個/mL以上さえの小胞濃 度 を含んで成る組成物が望ましいことができる。しかしながら、これらの高度に濃 縮された小胞組成物は、例えば注入による投与の場合に投与することが困難にな りうる。 本発明の診断法の局面に関連して、脂質および/もしくは小胞組成物が患者に投 与される速度が生じる診断画像の質に絶大なる影響を有しうることが、驚くべき ことにかつ予期されずに見出されている。とりわけ、診断画像中の診断上の人工 産物の発生が、脂質および/もしくは小胞組成物が投与される速度に直接関係し うることが見出されている。かように、上で論考されたように、大きすぎる速度 での脂質および/もしくは小胞組成物の投与は、問題の領域で脂質および/もし くは小胞組成物の過剰の濃度をもたらし得る。超音波画像法の場合、エネルギー (音波)の適用が音エネルギーの過剰量の反射をもたらし得、それにより、例え ば生じる超音波画像の影付けをもたらす。逆に、小さすぎる速度での脂質および /もしくは小胞組成物の投与は、問題の領域で脂質および/もしくは小胞組成物 の不十分な濃度をもたらし得る。例えば気体充填小胞を伴う超音波画像法の場合 、エネルギー(音波)の適用が、反射されている少なすぎる音エネルギーをもた らし得、それにより、例えば生じる超音波画像の不十分な対比をもたらす。 本発明のある好ましい態様に従えば、気体もしくは気体前駆体を含んで成る脂 質および/もしくは小胞組成物が投与される速度が、以下のように決定されかつ 調節されてよい。当該組成物は、例えば患者体重1キログラム(kg)あたり10マ イクロリットル(μL)の組成物の用量(10μL/kg)で患者に投与されうる。 ある好ましい態様において、当該組成物は、患者体重1キログラム(kg)あたり 約1×10-4から約5×10-3 立方センチメートル(cc)の気体まで、ならびにその中の範囲の全ての組み合わ せおよび下位組み合わせの範囲にわたる気体の用量を提供する濃度で気体を含有 しうる。この気体用量は、本明細書で「気体投与速度」と称される、患者への気 体の投与速度を提供するよう使用されてよい。 当該組成物は、変動し得るある時間にわたって投与されることができ、かつ、 例えば投与されている組成物の体積、患者の年齢および体重、例えば脂質、ポリ マー、タンパク質、小胞、気体および/もしくは気体前駆体を包含する組成物で 使用される特定の物質、投与の目的(例えば診断的もしくは治療的)、問題の領 域、投与の様式、小胞の大きさ(小胞組成物の場合)などを包含する多様な因子 に依存する。上述される組成物の例示的投与時間は約5秒である。気体用量をこ の時間により割ることは、cc気体/kg・秒として表され得る気体投与速度を提供 する。かように、例えば約1×10-4cc気体/kgの気体用量および5秒の投与時間 は約2×10-5cc気体/kg・秒の気体投与速度を提供する。 前述の特定の気体濃度、組成物用量、投与時間および投与速度は、具体的な説 明の目的のみのためであり、かつ制限の目的のためでないことが理解されるべき である。 本発明の好ましい態様に関連して、脂質および/もしくは小胞組成物は、約1 ×10-7から約3×10-3cc気体/kg・秒まで、ならびに、例えば約4×10-7、8× 10-7、1×10-6、2×10-6もしくは約3×10-6から約3×10-3cc気体/kg・秒ま でを包含するその中の範囲の全ての組み合わせおよび下位組み合わせの範囲にわ たる気体投与速度を提供するよう患者に投与されてよい。より好ましくは、脂質 および/もしくは小胞組成物は、約4×10-6から約2×10-3cc気体/kg・秒まで の気体投与速度を 提供するよう投与されてよく、約5×10-6、6×10-6、7×10-6もしくは8×10-6 から約2×10-3cc気体/kg・秒までの気体投与速度がいっそうより好ましい。 さらにより好ましくは、脂質および/もしくは小胞組成物は、約9×10-6もしく は1×10-5から約1×10-3cc気体/kg・秒までの気体投与速度を提供するよう投 与されてよく、約2×10-5、3×10-5、4×10-5もしくは5×10-5から約1×10-3 cc気体/kg・秒までの気体投与速度がさらにより好ましい。なおより好ましく は、脂質および/もしくは小胞組成物は、約6×10-5、7×10-5、8×10-5もし くは9×10-5から約1×10-3cc気体/kg・秒未満までの気体投与速度で患者に投 与されてよく、約1×10-4から約9×10-4cc気体/kg・秒までの気体投与速度が いっそうさらにより好ましい。 気体前駆体が本明細書に記述される組成物に組み込まれてもよく、かつ、例え ば液体もしくは気体であってよく、これらは投与後(すなわちインビボで)もし くは投与に先立ち気体に転化される。本発明の開示で補強されれば当業者に明ら かであるとみられるように、気体前駆体の濃度が当該組成物で使用されてよく、 また、気体前駆体を含有する組成物の投与速度が使用されてよく、それらは気体 前駆体の気体への転化に際して前述の気体投与速度を提供する。 上に示されたように、小胞組成物は本発明の方法で使用される組成物の好まし い形態を代表する。また上に示されたように、小胞組成物中の小胞の濃度は、好 ましくは小胞組成物1mLあたり最低小胞約1.5×108個(小胞/mL)、より好まし くは最低小胞約1×109個/mL、およびいっそうより好ましくは最低小胞約1.5× 109個/mLである。この小胞濃度は、本明細書で「小胞投与速度」と称される、 患者への小胞の投与速度を提 供するよう使用されうる。この点について、小胞組成物は、例えば、患者体重1 キログラム(kg)あたり約10マイクロリットル(μL)の小胞組成物の用量(10 μL/1g)で患者に投与されてよい。小胞濃度(小胞/mL)および小胞組成物の 用量(μL/kg)の積は小胞/kgで表され得る小胞用量を提供する。従って、上 述された高度に好ましい小胞濃度(小胞1.5×109個/mL)および小胞組成物用量 (10μL/kg)は、小胞約1.5×107個/kgの小胞用量を提供する。 小胞組成物は、一般に、変動しうるある時間にわたって投与され、かつ、例えば 投与されている小胞組成物の体積、患者の体重、組成物で使用される特定の脂質 、ポリマー、タンパク質、小胞、気体もしくは気体前駆体、投与の目的(例えば 診断的もしくは治療的)、問題の領域、投与の様式、小胞の大きさなどを包含す る多様な因子に依存する。小胞組成物の例示的投与時間は約5秒である。小胞用 量をこの時間により割ることは、小胞/kg・秒として表されうる投与速度を提供 する。従って、上述された小胞用量(小胞1.5×107個/kg)および投与時間(5 秒)は、小胞約3×106個/kg・秒の小胞投与速度を提供する。 前述の特定の小胞濃度、組成物用量、投与時間および投与速度は、具体的な説 明の目的のみのためであり、かつ制限の目的のためでないことが理解されるべき である。 小胞約8×106個/kg・秒もしくはより大きな速度での小胞組成物の投与を伴 う方法を使用して得られる診断画像は、一般に、本質的な診断上の人工産物を含 有しうることが観察されている。例えば、超音波画像法に関連して、小胞約8× 106個/kg・秒もしくはより大きな投与速度での小胞組成物の投与は、生じる超 音波画像に有意の影付けをもたらし うる。ある情況において、影付けは、問題の領域の可視化を妨げるほどひどいこ とができ、それによりその超音波画像を診断の道具として本質的に使用不能とす る。エネルギーの適用を遅らせること、もしくはエネルギーが問題の領域に適用 される時間を延長することは、例えば血流中に持ち去られることにより問題の領 域の脂質および/もしくは小胞組成物の濃度が消失することを可能にする試みに おいて、一般に、診断画像の質の向上をもたらさない。代わりに、診断上の人工 産物が消失する際に、脂質および/もしくは小胞組成物により提供される対比も また消失しうることが観察されている。 本発明の好ましい態様に関連して、小胞組成物は、小胞約8×106個/kg・秒 未満の小胞投与速度を提供するよう患者に投与されてよい。より好ましくは、小 胞組成物は、小胞約1×106から約8×106個/kg・秒未満まで、ならびにその中 の範囲の全ての組み合わせおよび下位組み合わせ、例えば小胞約1×106から約7 .5×106、約7×106もしくは約6.5×106個/kg・秒までの範囲にわたる小胞投与 速度を提供するよう患者に投与されてよい。いっそうより好ましくは、小胞組成 物は、小胞約1.5×106から約6×106個/kg・秒までの小胞投与速度を提供する よう患者に投与されてよく、小胞約2×106から約5.5×106個/kg・秒までの小 胞投与速度がさらにより好ましい。なおより好ましくは、小胞組成物は、小胞約 2.5×106から約5×106個/kg・秒までの小胞投与速度を提供するよう投与され てよく、小胞約3×106から約4.5×106個/kg・秒までの小胞投与速度がいっそ うより好ましい。 本開示を基礎として当業者に明らかであるとみられるように、脂質および/も しくは小胞組成物が好ましく投与される速度は、例えば、使用 される脂質、ポリマー、タンパク質、小胞、気体および/もしくは気体前駆体、 患者の年齢および体重、投与の様式、小胞の大きさ(小胞組成物の場合)などに 依存して変動し得る。典型的には、投与はより低速度で実施されてよく、そして 、速度は所望の効果が達成されるまで増加され得る。 本発明の好ましい態様において、脂質および/もしくは小胞組成物は、シリン ジすなわち静脈内(IV)注入により投与されてよい。従って、本明細書で提供 される気体および/もしくは小胞投与速度は一般に注入速度に対応する。本開示 で補強されれば当業者に明らかであるとみられるように、脂質および/もしくは 小胞組成物が注入される患者の身体での位置が変動してもよく、かつ、例えば使 用される特定の脂質および/もしくは小胞組成物、診断的もしくは治療的応用の ような企図される応用、ならびに特定の問題の領域を包含する多様な因子に依存 する。例えば、心筋組織の診断的超音波の場合、脂質および/もしくは小胞組成 物は、静脈内に、例えば患者の腕に注入されてよい。 例えば小胞組成物を包含する、本明細書に記述される造影剤のIV投与は、シ リンジを介する投与を伴いうる。これは、例えばシリンジ(1個もしくは複数) を人的に取り扱う適切な医療技術者により達成されてよい。あるいは、シリンジ による投与は、例えば空気圧もしくは水圧を使用して稼働する機械的注入器のよ うな機械的注入器を介して、機械的に達成されてよい。本発明の方法で使用され うる適する機械的注入器は、セイジ インスツルメンツ(Sage Instruments)(オ リオン リサーチインク(Orion Research Inc)の一部門、マサチューセッツ州ボ ストン)から商業的に入手可能なシリンジポンプ(Syringe Pump)モデル35、 メドラッド インク(Medrad,Inc.)(フィラデルフィア州ピッツバーグ)から商 業的に入手可能なメドラッド[MedRad](商標)パワーインジェクター、もしく はリーベル フラーシャイム カンパニー(Liebel Flarsheim Co.)(オハイオ 州シンシナティ)から商業的に入手可能なリーベル フラーシャイム(Liebel Fl arsheim)を包含する。 注入を介して投与される脂質および/もしくは小胞組成物に関連して、注入さ れた組成物の循環血流による動きを助長することが望ましくかつときには好まし いことができる。本開示で補強されれば当業者に明らかであるとみられるように 、注入による投与は一般に組成物の血管中への注入を伴う。また当業者に知られ るように、多くの血管、およびとりわけより小さな血管中の血流が制限されうる 。この制限された血流のため、注入された脂質および/もしくは小胞組成物は、 注入の部位でもしくはその近くで溜まる、すなわち蓄積しうる。注入部位から血 流中へ、そしてその後問題の領域への脂質および/もしくは小胞組成物の輸送を 促進するため、洗い流しが投与されうる。洗い流しは、一般に、機械的作用によ りはたらいて、注入された組成物を血流中に「押す」すなわち「洗う」ことがで きる。従って、例えば、脂質および/もしくは小胞組成物を含んで成る造影剤を 用いる心筋組織の診断的超音波を伴いうる態様において、洗い流しが、循環系を 通るその動きおよび問題の領域、例えば心領域への送達を助長するために、脂質 および/もしくは小胞組成物の注入後に投与されうる。 脂質および/もしくは小胞組成物の洗い流しを伴う態様において、上で論考さ れた投与速度でのように、脂質および/もしくは小胞組成物が洗い流される速度 が生じる診断画像の質に絶大な影響を有しうることが、 驚くべきことにかつ予期されずに見出されている。例えば、大きすぎる速度での 洗い流しは、問題の領域の脂質および/もしくは小胞組成物の過剰の濃度をもた らしうる。従って、例えば気体充填小胞を伴う超音波のような診断的画像法の場 合、エネルギー、例えば音波の適用が、小胞からの過剰のエネルギーの反射をも たらしうる。上で詳細に論考されたように、これは、生じる画像中に診断上の人 工産物、例えば影付けを引き起こしうる。逆に、小さすぎる速度での洗い流しは 、問題の領域の脂質および/もしくは小胞組成物の不十分な濃度をもたらしうる 。この場合、脂質および/もしくは小胞組成物は血流中で高度に希釈されたよう になりうることが予期される。例えば気体充填小胞を伴う超音波のような診断的 画像法の場合、エネルギー、例えば音波の適用は、小胞からの不十分な量のエネ ルギーの反射をもたらしうる。これは診断上の人工産物、例えば明化および/も しくは輝化を引き起こすことができ、これらは不十分な対比を伴う。本開示を基 礎として当業者に明らかであるとみられるように、脂質および/もしくは小胞組 成物が好ましく洗い流される速度は、例えば、使用される脂質、小胞、ポリマー 、タンパク質、気体および/もしくは気体前駆体、患者の年齢および体重、投与 の様式、小胞の大きさ(小胞組成物の場合)などに依存して変動してよい。 本発明に従えば、脂質組成物が洗い流されうる速度は以下のように決定され得 る。脂質および/もしくは小胞組成物の投与後、単位時間(秒)あたりに投与さ れる洗い流しの体積(mL)として表され得る洗い流しが投与されうる。上述され た投与量の例示的洗い流しは約5mLの体積を必要とし得、これは約10秒の期間に わたって投与されてよく、約0.5mL/秒の洗い流しを提供する。 前述の特定の洗い流し速度は具体的な説明のみの目的のためであり、かつ、制 限の目的のためでないことが理解されるべきである。 洗い流しを伴う本発明の態様において、約2.5mL/秒もしくはそれより大きな 速度での洗い流しを伴う方法を使用して得られる診断画像が本質的な診断上の人 工産物を含有しうることが観察されている。ある情況において、影付けが、問題 の領域の可視化を妨げるほどひどいことがあり、それによりその超音波画像を診 断の道具として本質的に使用不能とする。従って、洗い流しは、好ましくは約2. 5mL/秒未満、例えば約0.01から約2.4mL/秒まで、ならびにその中の範囲の全て の組み合わせおよび下位組み合わせの速度で投与されてよい。より好ましくは、 洗い流しは、約0.02から約2.3mL/秒までの速度で投与されてよく、約0.03から 約2.2mL/秒まで、約0.04ないし約2.1mL/秒、約0.05ないし約2mL/秒、約0.06 ないし約1.9mL/秒、約0.07ないし約1.8mL/秒、約0.08ないし約1.7mL/秒、約0 .09ないし約1.6mL/秒、もしくは約0.1ないし約1.5mL/秒の洗い流し速度がいっ そうより好ましい。さらにより好ましくは、洗い流しは、約0.2から約1.4mL/秒 までの速度で投与されてよく、約0.3から約1.3mL/秒まで、約0.4ないし約1.2mL /秒、もしくは約0.5ないし約1.1mL/秒の洗い流し速度がなおより好ましい。 本開示で補強されれば当業者に明らかであるとみられるように、上述された気 体および/もしくは小胞の投与速度ならびに洗い流し速度は、患者への脂質およ び/もしくは小胞製剤の投与に関連して使用されうる。脂質および/もしくは小 胞製剤で使用される特定の投与および/もしくは洗い流し速度は変動してよく、 また、例えば、関与する特定の生物活性物質ならびに脂質、小胞、タンパク質お よび/もしくはポリマー、治 療されている特定の疾患などを包含する多様な因子に依存する。典型的には、よ り小さな洗い流し速度が最初に使用されてよく、そしてその後、所望の診断的効 果が達成されるまで増加されてよい。 造影剤のIV投与でのように、洗い流しの投与はシリンジを介して達成されて よい。これは、例えば、適切な医療技術者によるシリンジの人的操作を伴ってよ い。また、小胞組成物の投与に関連して上で示されたように、洗い流しの投与は 、例えば、例えばシリンジポンプ(Syringe Pump)モデル351(セイジ インス ツルメンツ(Sage Instruments)、オリオン リサーチ インク(Orion Research Inc)の一部門、マサチューセッツ州ボストン)またはメドラッド[MedRad](商 標)パワーインジェクター(Power Injector)(メドラッド インク(Medrad,Inc. )、フィラデルフィア州ピッツバーグ)もしくはリーベル フラーシャイム(Liebe l Flarsheim)(リーベル フラーシャイム カンパニー(Liebel FlarsheimCo.) 、オハイオ州シンシナティ)のような機械的パワーインジェクターのような、水 圧および/もしくは空気圧を使用して稼働する機械的ポンプを包含する機械的シ リンジポンプ介して機械的になされてよい。 図面を参照すれば(ここでは同様の数字がいくつかの図を通じて同様の要素を 指す)、図1には本発明の一態様に従った患者に造影剤を投与するための装置1 2を包含するシステム10の概略の表示が示される。装置12は、図1において 筒16および筒16と滑走可能に嵌合されるプランジャー18から成るシリンジ 14として描かれる第一容器を包含する。例えば上述されたような小胞組成物の ような造影剤20はシリンジ14に含有される。 装置12は、さらに、現在好ましい態様に従って機械的注入器22を 含んで成る第二容器を含んで成る。機械的注入器22としての使用にとりわけ適 する装置は、メドラッド[MedRad](商標)パワーインジェクター(Power Injec tor)(メドラッド インク(Medrad,Inc.)、フィラデルフィア州ピッツバーグ) である。機械的注入器22は、好ましくは、生理的食塩水のような洗い流し剤2 4を含有する。図1に示されるように、シリンジ14および機械的注入器22は 、導管26を介して相互と流れ連絡にある。導管26は、好ましくは、患者28 (図解的に示される)に造影剤20および/もしくは洗い流し剤24を投与する よう適合される。導管26は、好ましくは、いずれかの適する滅菌プラスチック チューブを含んでもよいチューブ30、および針32を含んで成る。シリンジ1 4および機械的注入器22を相互との流れ連絡に置く手段が、シリンジ14およ び機械的注入器22をチューブ30と連結するために提供される。現在好ましい 態様に従えば、この流れ連絡手段は三方活栓34を含んで成り、これは針32お よびチューブ30に嵌合されかつシリンジ14の下に配置される。活栓34はハ ウジング36およびバルブ38を含んで成る。図1に示されるように、ノズル4 0もまた、チューブ30が連結される機械的注入器22上に提供される。 機械的注入器22を制御するための、図解的形態で示される制御手段42もま た装置12中に提供される。制御手段42は、機械的注入器22に供給される力 の量を制御し、そして機械的注入器22が稼働する速度、そしてそれにより洗い 流し剤24が機械的注入器22から射出される速度の調節を可能にする。 本発明の代替の態様に従い、図2に、患者に造影剤を投与するための装置12 ’を包含するシステム10’の概略の表示が示される。装置1 2’は、図1に関連して上述された装置に類似であり、かつ、好ましくは筒16 ’およびプランジャー18’を含んで成るシリンジ14’を含んで成る第一容器 を包含する。造影剤20’は、好ましくは筒16’に含有される。図2に描かれ る態様においては、現在好ましい態様に従えば機械的注入器22’を含んで成る 第二容器もまた提供される。上に論考された態様でのように、機械的注入器22 ’ としての使用にとりわけ適する装置は、メドラッド[MedRad](商標)パワ ーインジェクター(Power Injector)(メドラッド インク(Medrad,Inc.)、フィ ラデルフィア州ピッツバーグ)である。機械的注入器22’ もまた、好ましく は生理的食塩水のような洗い流し剤24’を含有する。シリンジ14’および機 械的注入器22’は、好ましくは導管26’を介して相互と流れ連絡連絡にある 。導管26’は、好ましくは、患者(示されない)に造影剤20’および/もし くは洗い流し剤24’を投与するよう適合される。導管26’は、好ましくは、 いずれかの適する滅菌プラスチックチューブを含んでもよいチューブ30’、お よび患者への挿入のための針(示されない)を含んで成る。シリンジ14’およ び機械的注入器22’を相互との流れ連絡に置く手段が、シリンジ14’および 機械的注入器22’をチューブ30’と連結するために提供される。現在好まし い態様に従えば、この流れ連絡手段は口44を含んで成り、これはシリンジ14 ’およびチューブ30’に嵌合され、かつシリンジ14’の上方に配置される。 装置12’はさらに制御手段42’を含んで成り、これは機械的注入器22’ を制御するためのディスプレイパネル46を包含する。 本明細書に、造影剤、例えば脂質、ポリマーおよび/もしくはタンパ ク質を基礎とした小胞を含んで成る小胞組成物の投与方法の記述が提供され、こ れは図面に描かれるシステムを利用して実施されうる。図1にとりわけ言及すれ ば、三方活栓32中のバルブ38を、好ましくは、造影剤20および洗い流し剤 24に関して「切」位置に回す。針32を、例えば肘前窩静脈のような患者28 の適切な血管内に挿入する。バルブ38を造影剤20に関して「入」位置に回し 、そしてプランジャー18を押す。造影剤20がシリンジ14から射出され、そ して患者28に導入される。好ましくは、プランジャー18は、小胞組成物を含 んで成る造影剤20の場合は小胞約8×106個/kg・秒未満の小胞投与速度を提 供する速度で押され、小胞約1×106から約8×106個/kg・秒未満までの投与速 度がより好ましい。プランジャー18が押される速度が、気体もしくは気体前駆 体を含んで成る造影剤の場合は約1×10-7から約3×10-3cc気体/kg・秒までの 気体投与速度を提供することもまた好ましい。 所望の場合は、針32は、造影剤および/もしくは洗い流し剤のさらなる投与 なしに患者の腕から除去されてよい。診断的画像法はまた、問題の領域の可視的 画像を得るための造影剤20の投与後に実施されてもよい。あるいは、そして現 在好ましい態様に従えば、洗い流し剤が造影剤20の投与後に投与されてよい。 この場合、バルブ38を洗い流し剤24に関して「入」位置に回する。制御手段 42を、その後、機械的注入器22を駆動させるよう操作してよい。洗い流し剤 24が機械的注入器22から射出され、そして導管26を介して患者に投与され る。好ましくは、機械的注入器22は、例えば、約0.05から約2mL/秒までの洗 い流し注入速度を提供するように制御手段42を介して稼働される。機械的注入 器22が稼働される速度は、洗い流し剤24の射出の間のいず れの時点でも所望のように変動されてよい。かように、洗い流し剤24が投与さ れる速度は変動してよく、また、造影剤20が投与される速度と異なってよいか 、もしくはこれとほぼ同一であってよい。洗い流し剤24の注入後、診断的画像 法が実施されて問題の領域の可視的画像を得ることができる。 図2に描かれる態様に従えば、このシステムは下述されるように利用されうる 。針(示されない)を肘前窩静脈のような患者(示されない)の適切な血管内に 挿入する。プランジャー18’を押し、造影剤20’をシリンジ14’から口4 4中に射出させる。造影剤20’は、一般に、口44に溜まるもしくは集まるこ とができ、そしてまたチューブ30’全体に分布されたようになりうる。本態様 においては、造影剤20’がシリンジ14’から患者に射出されないため、プラ ンジャー18’が押される速度は、一般に、その後の診断的画像法の間に得られ る画像の質に影響を与えないことができる。 洗い流し剤24’は、望ましくは、造影剤20’の射出後に投与される。これ は、一般に、機械的注入器22’を駆動させるような制御手段42’の稼働を必 要とする。上に論考された態様でのように、制御手段42’は、機械的注入器2 2’に供給される力の量を制御し、そして、機械的注入器22’が稼働する速度 、および、それにより、洗い流し剤24’が機械的注入器22’から射出される 速度の調節を可能にする。洗い流し剤24’は、機械的注入器22’から、そし てチューブ30’および口44にかつこれらを通って射出される。洗い流し剤2 4’は、造影剤20を、口44および/もしくはチューブ30’中のその位置か らチューブ30’の長さ全体にそして患者中に押す、すなわち追い出す (drive)ようはたらく。好ましくは、機械的注入器22’は、例えば約0.05から 約2mL/秒までの洗い流し注入速度を提供するように制御手段42’を介して稼 働される。洗い流しは造影剤20’が患者に投与された後に停止されてよい。あ るいは、洗い流しは、洗い流し剤24’もまた患者に注入されるように継続され てよい。機械的注入器22’が稼働される速度は、洗い流し剤24’の射出の間 のいずれの時点でも所望のように変動されてよい。 造影剤20’の患者への注入(および洗い流し剤24’の患者への任意の注入 )後、診断的画像法が実施されて問題の領域の可視的画像を得ることができる。 小胞、およびとりわけ気体充填小胞のエコー原性、ならびに超音波を使用して ピーク共振周波数で小胞を破裂させる能力が、患者の内部領域への生物活性物質 の制御された送達を可能にする。とりわけ、当該小胞は、小胞が例えば所望の領 域に到着する速度を決定するため患者へのそれらの投与の後にモニタリングされ てもよい。さらに、当該小胞は、生物活性物質をその領域に放出するため超音波 を使用して破裂されてもよい。 本発明は以下の実施例にさらに記述される。実施例1ないし6は実際の実施例 である一方、実施例7ないし11は予言的実施例である。これらの実施例は具体 的に説明する目的のみのためであり、かつ、付属として付けられる請求の範囲を 制限するとして解釈されるべきでない。 実施例1 本実施例は本発明の方法での使用のための脂質組成物の製造法を記述する。「 DPPC」はジパルミトイルホスファチジルコリンを指し; 「DPPE」はジパルミトイルホスファチジルエタノールアミンを指し;そして 「DPPA」はジパルミトイルホスファチジン酸を指す。「PEG5000」は 約5000の分子量を有するポリ(エチレングリコール)ポリマーを指す。「DPP E−PEG5000」はPEG5000に共有結合されているDPPEを指し、 ここでDPPEおよびPEG5000は約20:80の重量比で存在する。「PFP 」はパーフルオロプロパンガスを指す。 生理的食塩水、プロピレングリコールおよびグリセロール(8:1:1)の溶 液に、DPPC、DPPE−PEG5000およびDPPAを82:8:10のモル 比で添加した。生じる混合物を約45℃に加熱し、そして濾過した(0.22μm)。 濾過された混合物をバイアルに入れ、そして室温に冷却させた。このバイアルを 真空下に置いていかなる気体も取り除き、その後バイアルをPFPで加圧した。 バイアルをその後密封し、振とう器上に置き、そして室温で攪拌して、約2.5μ mの平均直径を有するPFP充填小胞の溶液を提供した。この溶液中の小胞濃度 は小胞約1.5×109個/mLであった。 以下の実施例は、実施例1で製造された気体充填小胞の使用方法に向けられる 。 実施例2 実施例1のPFP小胞の溶液を、体重1kgあたり約10μLの用量で健康なヒト 被験者に静脈内(IV)投与し、小胞約1.5×107個/kgの小胞用量を提供した。 投与部位は患者の腕の肘前窩領域であった。PFP充填小胞の溶液を注入した時 間は2秒であり、小胞7.5×106個/kg・秒の小胞注入速度を提供した。注入後、 生理的食塩水の洗い流し(5mL)を 同一注入部位に投与した。生理的食塩水の洗い流しを注入した時間は2秒であり 、2.5mL/秒の洗い流し速度を提供した。変換器(2.5、3.5および5.0MHz)を使 用して、短軸および長軸双方の視界(view)で心領域を画像化した。画像の検出は 無彩色スケール画像法を介した。生理的食塩水の洗い流しの注入後、超音波画像 は、心がひどい影付けのため見えなくなるまで急速に暗化した。このひどい影付 けは約30秒ないし約1分の時間持続した。影付けの消散に際して、超音波画像は 心筋組織の一過性の対比増強を示したのみであった。 実施例3 (A)PFP充填小胞の溶液を注入する時間を約5から約10秒までに増加させ 、小胞約1.5×106から約3.0×106個/kg・秒までの小胞注入速度を提供する;お よび(B)生理的食塩水の洗い流しを注入する時間を約10から約15秒までに増加 させ、約0.33から約0.5mL/秒までの洗い流し速度を提供することを除いて、実 施例2を反復した。生理的食塩水の洗い流しの注入後、影付けは本質的に完全に 排除され、また、心筋組織の対比は非常に確固かつ持続性であった。 実施例4 PFP充填小胞の溶液を注入する時間を約15秒に増加させたことを除いて、実 施例3を反復した。これは小胞約1.0×106個/kg・秒の小胞注入速度を提供した 。洗い流し速度は実施例3でのものとほぼ同一のままであった。生理的食塩水の 洗い流しの注入後に影付けが観察されなかったとは言え、心筋組織の対比はより 小さく確固であった。 実施例5 (A)PFP充填小胞の溶液に用量を15μL/kgに増加させ、小胞約2. 25×107個/kgの小胞用量および小胞約2.25×106から約4.5×106個/kg・秒まで の小胞注入速度を提供する;ならびに(B)洗い流しを注入する時間を約15から 約20秒までに増加させ、約0.25から約0.33mL/秒までの洗い流し注入速度を提供 することを除いて、実施例2を反復した。生理的食塩水の洗い流しの注入後、影 付けは本質的に完全に排除され、また、心筋組織の対比は非常に確固かつ持続性 であった。 実施例6 (A)PFP充填小胞の溶液の用量を30μL/kgに増加させ、小胞約4.5×107 個/kgの小胞用量および小胞約4.5×106から約9.0×106個/kg・秒までの小胞注 入速度を提供する;ならびに(B)洗い流しを注入する時間を約30から約40秒ま でに増加させて、約0.125から約0.167mL/秒までの洗い流し注入速度を提供する ことを除いて、実施例5を反復した。対比の質は実施例5で得られたものと本質 的に類似であったが、しかし、より長い時間さえ存続した。 実施例7 実施例1で製造されたPFP充填小胞を、約5×10-4cc気体/kg・秒の気体投 与速度を提供するように患者に投与する。心領域の画像化を、その後、前の実施 例に記述されるように実施する。影付けは本質的に完全に排除され、また、心筋 組織の対比は非常に確固かつ持続性である。 実施例8 生理的食塩水の洗い流しもまた約0.5mL/秒の洗い流し速度で使用することを 除いて、実施例7を反復する。 実施例9 (A)PFP充填小胞の溶液の用量を100μL/kgに増加させ、小胞約 1.5×108個/kgの小胞用量を提供する;(B)PFP充填小胞の溶液を注入する 時間を約50秒に増加させ、小胞約3.0×106個/kg・秒の小胞注入速度を提供する ;(C)洗い流しの体積を約10mLに増加する;および(D)洗い流しを注入する 時間を約5から約10分までに増加させ、約0.0167から約0.03mL/秒までの洗い流 し注入速度を提供することを除いて、実施例5を反復する。生理的食塩水の洗い 流しの注入後、影付けは本質的に完全に排除されることがみとめられ、また、心 筋組織の対比は非常に確固かつ持続性であることがみとめられる。 実施例10 (A)図1に描かれる型のシステムを使用し、ここで洗い流しをメドラッド[ MedRad](商標)パワーインジェクター(Power Injector)(メドラッド インク (Medrad,Inc.)、フィラデルフィア州ピッツバーグ)により送達する;(B)生 理的食塩水の洗い流しの体積を約20mLに増加する;および(C)洗い流しを注入 する時間を約50秒に増加させて2.5mL/秒の洗い流し速度を提供することを除い て、実施例2を反復する。心筋組織の対比は非常に確固かつ持続性である。 実施例11 (A)図2に描かれる型のシステムを使用し、ここで、メドラッド[MedRad] (商標)パワーインジェクター(Power Injector)(メドラッド インク(Medrad ,Inc.)、フィラデルフィア州ピッツバーグ)を、造影剤を装置から患者内に押 す洗い流し剤を射出するのに使用する;および(B)生理的食塩水の洗い流しの 体積を約25mLに増加させることを除いて、実施例11を反復する。心筋組織の対 比は非常に確固かつ持続性である。 本文書に引用もしくは記述される各特許、特許出願および出版物の開示は、こ れによりそっくりそのまま引用により組み込まれる。 本明細書に記述されたものに加え、本発明の多様な修正が、前述の記述から当 業者に明らかであることができる。こうした修正もまた、付属として付けられる 請求の範囲の範囲内にあることが意図される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年7月15日(1998.7.15) 【補正内容】 診断的画像法が使用される(全ての)領域(での使用にもまた適しうる。)しかし ながら、安定化された小胞が潅流画像法にとりわけ有用である。 本発明に従えば、患者を全般的に、および/もしくは患者の病的な組織の存在 を明確に診断することにおける画像化法が提供される。本発明の画像化法は、患 者に造影剤を投与すること、そしてその後、患者を、例えば超音波、コンピュー タ断層撮影法および/もしくは磁気共鳴画像法を使用して走査して患者の内部領 域および/もしくはその領域のいかなる病的な組織の可視的画像も得ることによ り実施されうる。「患者の領域」という用語は、患者全体または患者の特定の領 域もしくは部分を指す。当該造影剤は、胃腸および心血管系領域の画像を提供す ることにおいてとりわけ有用であることができるが、しかしまた、血管系の画像 化、もしくは当業者に容易に明らかであることができるような他の方法でのよう にもより幅広く使用され得る。その句が本明細書で使用されるところの心血管系 領域は、心ならびに心におよびそれから直接つながる血管系により規定される患 者の領域を示す。本明細書で使用されるところの血管系という句は、体内または 身体の器官もしくは部分の血管(動脈、静脈などを包含する)を示す。患者はい ずれかの型の哺乳動物であり得るが、しかし最も好ましくはヒトである。 本発明は患者の病的な組織の診断法もまた提供する。病的な組織は、例えば、 病的な組織を支持する血管系から生じる内皮組織を包含する。結果として、正常 な情況下で内皮組織を伴わない患者の領域に対する内皮組織の位置推定および可 視化は、その領域の病的な組織の表示を提供する。 上に示されたように、本明細書に記述される組成物の投与は、多様な 投薬形態を使用して、血管内、経口、直腸などのような多様な様式で実施されて よい。走査されるべき領域が心血管系領域である場合、造影剤の投与は、好まし くは血管内で実施される。走査されるべき領域が胃腸領域である場合、造影剤の 投与は、好ましくは経口もしくは直腸で実施される。投与されるべき有用な投与 量および投与の特定の様式は、年齢、体重、ならびに走査されるべき特定の哺乳 動物およびその領域、ならびに使用されるべき特定の造影剤に依存して変動する ことができる。典型的には、投与量はより低レベルで開始され、そして(所望の 対比増強が達成されるまで)増加されてよい。 本開示で補強されれば当業者に明らか(であるとみられるように、)注入による 投与は、一般に、組成物の血管中への注入を伴う。また当業者に知られるように 、多くの血管、およびとりわけより小さな血管中の血流が制限されうる。この制 限された血流のため、注入された脂質および/もしくは小胞組成物は、注入の部 位でもしくはその近くで溜まる(pool)すなわち蓄積しうる。注入部位から血流中 へ、そしてその後問題の領域への脂質および/もしくは小胞組成物の輸送を促進 するため、洗い流しが投与されうる。洗い流しは、一般に、機械的作用によりは たらいて注入された組成物を血流中に「押す」すなわち「洗う」ことができる。 従って、例えば、脂質および/もしくは小胞組成物を含んで成る造影剤を用いる 心筋組織の診断的超音波を伴いうる態様において、洗い流しが、循環系を通るそ の動きおよび問題の領域、例えば心領域への送達を助長するために、脂質および /もしくは小胞組成物の注入後に投与されうる。 脂質および/もしくは小胞組成物の洗い流しを伴う態様において、上で論考さ れた投与速度でのように、脂質および/もしくは小胞組成物が洗い流される速度 が生じる診断画像の質に絶大な影響を有しうることが、驚くべきことにかつ予期 されずに見出されている。例えば、大きすぎる速度での洗い流しは、問題の領域 の脂質および/もしくは小胞組成物の過剰の濃度をもたらしうる。従って、例え ば気体充填小胞を伴う超音波のような診断的画像法の場合、エネルギー、例えば 音波の適用が、小胞からの過剰のエネルギーの反射をもたらしうる。上で詳細に 論考されたように、これは、生じる画像中に診断上の人工産物、例えば影付けを 引き起こしうる。逆に、小さすぎる速度での洗い流しは、問題の領域の脂質およ び/もしくは小胞組成物の不十分な濃度をもたらしうる。この場 合、脂質および/もしくは小胞組成物は血流中で高度に希釈されたようになりう ることが予期される。例えば気体充填小胞を伴う超音波のような診断的画像法の 場合、エネルギー、例えば音波の適用は、小胞からの不十分な量のエネルギーの 反射をもたらしうる。これは診断上の人工産物、例えば明化および/もしくは輝 化を引き起こすことができ、これらは不十分な対比を伴う。本開示を基礎として 当業者に明らかであるとみられるように、脂質および/もしくは小胞組成物が好 ましく洗い流される速度は、例えば、(使用される)脂質、(小胞、ポリマー、 タンパク質、気体および/もしくは気体前駆体、患者の年齢および体重、投与の 様式、小胞の大きさ(小胞組成物の場合)など)に依存して変動してよい。 172.前記造影剤が、水性担体中に脂質および気体もしくは気体前駆体を含む 脂質組成物を含んで成る、請求の範囲161に記載のシステム。 173.前記洗い流し剤が生理的食塩水溶液を含んで成る、請求の範囲161に 記載のシステム。 174.前記小胞が脂質で被覆された泡を含んで成る、請求の範囲2に記載の方 法。 175.前記小胞が、単層状小胞、少数層状小胞および多層状小胞から成る群か ら選択される、請求の範囲174に記載の方法。 176.前記小胞が単層状小胞を含んで成る、請求の範囲175に記載の方法。 177.前記小胞が1個の単層を含んで成る、請求の範囲176に記載の方法。 178.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲177に記載の方法。 179.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲177に記載の方法。 180.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲177に記載の方法。 181.前記小胞が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲176に記載の方法 。 182.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲181に記載の方法。 183.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲181に記載の方法。 184.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲181に記載の方法。 185.前記小胞が少数層状小胞および多層状小胞から成る群から選択される、 請求の範囲175に記載の方法。 186.前記小胞が1個の単層を含んで成る、請求の範囲185に記載の方法。 187.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲186に記載の方法。 188.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲186に記載の方法。 189.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲186に記載の方法。 190.前記小胞が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲185に記載の方法 。 191.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲190に記載の方法。 192.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲190に記載の方法。 193.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲190に記載の方法。 194.前記脂質が、単層状脂質、少数層状脂質もしくは多層状脂質から成る群 から選択される、請求の範囲45に記載の方法。 195.前記脂質が単層状脂質である、請求の範囲194に記載の方法。 196.前記単層状脂質が1個の単層を含んで成る、請求の範囲195 に記載の方法。 197.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲196に記載の方法。 198.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲196に記載の方法。 199.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲196に記載の方法。 200.前記脂質が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲196に記載の方法 。 201.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲200に記載の方法。 202.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲200に記載の方法。 203.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲200に記載の方法。 204.前記脂質が少数層状脂質および多層状脂質から成る群から選択される、 請求の範囲194に記載の方法。 205.前記脂質が1個の単層を含んで成る、請求の範囲204に記載の方法。 206.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲205に記載の方法。 207.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲205に記載の方法。 208.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が 六フッ化イオウである、請求の範囲205に記載の方法。 209.前記脂質が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲204に記載の方法 。 210.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲209に記載の方法。 211.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲209に記載の方法。 212.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲209に記載の方法。 213.前記小胞が脂質で被覆された泡を含んで成る、請求の範囲60に記載の 方法。 214.前記小胞が、単層状小胞、少数層状小胞および多層状小胞から成る群か ら選択される、請求の範囲213に記載の方法。 215.前記脂質がリン脂質を含んで成る、請求の範囲214に記載の方法。 216.前記小胞が単層状小胞を含んで成る、請求の範囲214に記載の方法。 217.前記小胞が1個の単層を含んで成る、請求の範囲216に記載の方法。 218.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲216に記載の方法。 219.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲216に記載の方法。 220.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が パーフルオロプロパンである、請求の範囲216に記載の方法。 221.前記小胞が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲216に記載の方法 。 222.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲221に記載の方法。 223.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体前駆体がパーフルオロペンタン である、請求の範囲221に記載の方法。 224.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲221に記載の方法。 225.前記小胞が少数層状小胞および多層状小胞から成る群から選択される、 請求の範囲214に記載の方法。 226.前記小胞が1個の単層を含んで成る、請求の範囲225に記載の方法。 227.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲226に記載の方法。 228.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体前駆体がパーフルオロペンタン である、請求の範囲226に記載の方法。 229.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲226に記載の方法。 230.前記小胞が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲225に記載の方法 。 231.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲230に記載の方法。 232.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体前駆体がパーフルオロ ペンタンである、請求の範囲230に記載の方法。 233.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲230に記載の方法。 234.前記小胞が脂質小胞を含んで成る、請求の範囲171に記載のシステム 。 235.前記小胞が脂質で被覆された泡を含んで成る、請求の範囲234に記載 のシステム。 236.前記小胞が、単層状小胞、少数層状小胞および多層状小胞から成る群か ら選択される、請求の範囲234に記載のシステム。 237.前記小胞が単層状小胞を含んで成る、請求の範囲236に記載のシステ ム。 238.前記小胞が1個の単層を含んで成る、請求の範囲237に記載のシステ ム。 239.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲238に記載のシステム。 240.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲238に記載のシステム。 241.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲238に記載の方法。 242.前記小胞が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲237に記載のシス テム。 243.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲242に記載のシステム。 244.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が パーフルオロペンタンである、請求の範囲242に記載のシステム。 245.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲242に記載のシステム。 246.前記小胞が少数層状小胞および多層状小胞から成る群から選択される、 請求の範囲236に記載のシステム。 247.前記小胞が1個の単層を含んで成る、請求の範囲246に記載のシステ ム。 248.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲247に記載のシステム。 249.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲247に記載のシステム。 250.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲248に記載のシステム。 251.前記小胞が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲246に記載のシス テム。 252.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲251に記載のシステム。 253.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲251に記載のシステム。 254.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲251に記載の方法。 255.前記脂質が重合化脂質である、請求の範囲174に記載の方法。 256.前記小胞がポリエチレングリコールをさらに含んで成る、請求の範囲1 74に記載の方法。 257.前記脂質が重合化脂質である、請求の範囲213に記載の方法。 258.前記小胞がポリエチレングリコールをさらに含んで成る、請求の範囲2 13に記載の方法。 259.前記脂質が重合化脂質である、請求の範囲234に記載のシステム。 260.前記小胞がポリエチレングリコールをさらに含んで成る、請求の範囲2 34に記載のシステム。 261.前記ポリマーが多糖を含んで成る、請求の範囲16に記載の方法。 262.前記多糖がガラクトースを含んで成る、請求の範囲261に記載の方法 。 263.前記気体が窒素ガスである、請求の範囲261に記載の方法。 264.前記ポリマーが多糖を含んで成る、請求の範囲71に記載の方法。 265.前記多糖がガラクトースを含んで成る、請求の範囲264に記載の方法 。 266.前記気体が窒素ガスである、請求の範囲264に記載の方法。 267.前記ポリマーが多糖を含んで成る、請求の範囲130に記載の方法。 268.前記多糖がガラクトースを含んで成る、請求の範囲267に記載の方法 。 269.前記気体が窒素ガスである、請求の範囲267に記載の方法。 270.前記小胞がポリマーを含んで成る、請求の範囲157に記載の方法。 271.前記ポリマーが多糖を含んで成る、請求の範囲270に記載の方法。 272.前記多糖がガラクトースを含んで成る、請求の範囲271に記載の方法 。 273.前記気体が窒素ガスである、請求の範囲271に記載の方法。 274.前記小胞がポリマーを含んで成る、請求の範囲159に記載の方法。 275.前記ポリマーが多糖を含んで成る、請求の範囲274に記載の方法。 276.前記多糖がガラクトースを含んで成る、請求の範囲275に記載の方法 。 277.前記気体が窒素ガスである、請求の範囲275に記載の方法。 278.前記小胞がポリマーを含んで成る、請求の範囲171に記載の方法。 279.前記ポリマーが多糖を含んで成る、請求の範囲278に記載の方法。 280.前記多糖がガラクトースを含んで成る、請求の範囲279に記載の方法 。 281.前記気体が窒素ガスである、請求の範囲279に記載の方法。 282.前記ポリマーがアクリレートを含んで成る、請求の範囲17に記載の方 法。 283.前記気体が空気である、請求の範囲282に記載の方法。 284.前記ポリマーがメタクリレートを含んで成る、請求の範囲17に記載の 方法。 285.前記気体が空気である、請求の範囲284に記載の方法。 286.前記ポリマーがシアノアクリレートを含んで成る、請求の範囲17に記 載の方法。 287.前記気体が空気である、請求の範囲286に記載の方法。 288.前記ポリマーがアクリレートを含んで成る、請求の範囲72に記載の方 法。 289.前記気体が空気である、請求の範囲288に記載の方法。 290.前記ポリマーがメタクリレートを含んで成る、請求の範囲72に記載の 方法。 291.前記気体が空気である、請求の範囲290に記載の方法。 292.前記ポリマーがシアノアクリレートを含んで成る、請求の範囲72に記 載の方法。 293.前記気体が空気である、請求の範囲292に記載の方法。 294.前記ポリマーがアクリレートを含んで成る、請求の範囲131に記載の 方法。 295.前記気体が空気である、請求の範囲294に記載の方法。 296.前記ポリマーがメタクリレートを含んで成る、請求の範囲131に記載 の方法。 297.前記気体が空気である、請求の範囲296に記載の方法。 298.前記ポリマーがシアノアクリレートを含んで成る、請求の範囲131に 記載の方法。 299.前記気体が空気である、請求の範囲298に記載の方法。 300.前記ポリマーがアクリレートを含んで成る、請求の範囲270に記載の 方法。 301.前記気体が空気である、請求の範囲300に記載の方法。 302.前記ポリマーがメタクリレートを含んで成る、請求の範囲270に記載 の方法。 303.前記気体が空気である、請求の範囲302に記載の方法。 304.前記ポリマーがシアノアクリレートを含んで成る、請求の範囲270に 記載の方法。 305.前記気体が空気である、請求の範囲304に記載の方法。 306.前記ポリマーがアクリレートを含んで成る、請求の範囲274に記載の 方法。 307.前記気体が空気である、請求の範囲306に記載の方法。 308.前記ポリマーがメタクリレートを含んで成る、請求の範囲274に記載 の方法。 309.前記気体が空気である、請求の範囲308に記載の方法。 310.前記ポリマーがシアノアクリレートを含んで成る、請求の範囲274に 記載の方法。 311.前記気体が空気である、請求の範囲310に記載の方法。 312.前記ポリマーがアクリレートを含んで成る、請求の範囲278に記載の 方法。 313.前記気体が空気である、請求の範囲312に記載の方法。 314.前記ポリマーがメタクリレートを含んで成る、請求の範囲278に記載 の方法。 315.前記気体が空気である、請求の範囲314に記載の方法。 316.前記ポリマーがシアノアクリレートを含んで成る、請求の範囲278に 記載の方法。 317.前記気体が空気である、請求の範囲316に記載の方法。 318.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲174に記載の方法。 319.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲177に記載の方法。 320.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲181に記載の方法。 321.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲186に記載の方法。 322.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲190に記載の方法。 323.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲196に記載の方法。 324.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲200に記載の方法。 325.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲205に記載の方法。 326.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲209に記載の方法。 327.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲217に記載の方法。 328.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲221に記載の方法。 329.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲226に記載の方法。 330.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲230に記載の方法。 331.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲235に記載のシステム。 332.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲238に記載のシステム。 333.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲242に記載のシステム。 334.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲247に記載のシステム。 335.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲251に記載のシステム。 336.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲1に 記載の方法。 337.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲2に記載の方法。 338.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲337に記載の方法。 339.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲337に記載の方法。 340.前記気体もしくは気体前駆体がパーフルオロカーボンを含んで成る、請 求の範囲14に記載の方法。 341.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロメタン、パーフルオロエタ ン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン 、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペン タン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンお よびパーフルオロノナンから成る群から選択される、請求の範囲340に記載の 方法。 342.前記パーフルオロカーボンがパーフルオロプロパンである、請求の範囲 341に記載の方法。 343.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲45 に記載の方法。 344.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲45に記載の方法。 345.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲344に記載の方法。 346.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲344に記載の方法。 347.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲60 に記載の方法。 348.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲61に記載の方法。 349.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲348に記載の方法。 350.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲348に記載の方法。 351.前記気体もしくは気体前駆体がパーフルオロカーボンを含んで成る、請 求の範囲69に記載の方法。 352.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロメタン、パーフルオロエタ ン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン 、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペン タン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンお よびパーフルオロノナンから成る群から選択される、請求の範囲351に記載の 方法。 353.前記パーフルオロカーボンがパーフルオロプロパンである、請求の範囲 352に記載の方法。 354.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲95 に記載の方法。 355.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲95に記載の方法。 356.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲355に記載の方法。 357.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲355に記載の方法。 358.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の 範囲115に記載の方法。 359.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲116に記載の方法。 360.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲359に記載の方法。 361.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲359に記載の方法。 362.前記気体もしくは気体前駆体がパーフルオロカーボンを含んで成る、請 求の範囲128に記載の方法。 363.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロメタン、パーフルオロエタ ン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン 、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペン タン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンお よびパーフルオロノナンから成る群から選択される、請求の範囲362に記載の 方法。 364.前記パーフルオロカーボンがパーフルオロプロパンである、請求の範囲 363に記載の方法。 365.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲15 7に記載の方法。 366.前記小胞組成物が脂質を含み、かつ、前記気体もしくは気体前駆体が、 窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロメタン、パーフルオロエタン、パーフルオ ロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン、パーフルオロ シクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペンタン、パーフル オロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンおよびパーフルオ ロノナンから成る群から選択される、請求の範囲157に記載の方法。 367.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲366に記載の方法。 368.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲366に記載の方法。 369.前記小胞がタンパク質を含み、かつ、前記気体もしくは気体前駆体がパ ーフルオロカーボンを含んで成る、請求の範囲157に記載の方法。 370.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロメタン、パーフルオロエタ ン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン 、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペン タン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンお よびパーフルオロノナンから成る群から選択される、請求の範囲369に記載の 方法。 371.前記パーフルオロカーボンがパーフルオロプロパンである、請求の範囲 370に記載の方法。 372.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲15 8に記載の方法。 373.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲158に記載の方法。 374.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲373に記載の方法。 375.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲373に記載の方法。 376.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲15 9に記載の方法。 377.前記小胞が脂質を含み、かつ、前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、 六フッ化イオウ、パーフルオロメタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロ パン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロ ブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘ キサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナ ンから成る群から選択される、請求の範囲159に記載の方法。 378.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲377に記載の方法。 379.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲377に記載の方法。 380.前記小胞がタンパク質を含み、かつ、前記気体もしくは気体前駆体がパ ーフルオロカーボンを含んで成る、請求の範囲159に記載の方法。 381.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロメタン、パーフルオロエタ ン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン 、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペン タン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンお よびパーフルオロノナンから成る群から選択される、請求の範囲380に記載の 方法。 382.前記パーフルオロカーボンがパーフルオロプロパンである、請求の範囲 381に記載の方法。 383.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲16 0に記載の方法。 384.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲160に記載の方法。 385.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲384に記載の方法。 386.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲384に記載の方法。 387.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲17 1に記載のシステム。 388.前記小胞が脂質を含み、かつ、前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、 六フッ化イオウ、パーフルオロメタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロ パン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロ ブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘ キサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナ ンから成る群から選択される、請求の範囲171に記載のシステム。 389.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲388に記載のシステム。 390.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲388に記載のシステム。 391.前記小胞がタンパク質を含み、かつ、前記気体もしくは気体前駆体がパ ーフルオロカーボンを含んで成る、請求の範囲171に記載のシステム。 392.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロメタン、パーフルオロエタ ン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン 、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペン タン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンお よびパーフルオロノナンから成る群から選択される、請求の範囲391に記載の システム。 393.前記パーフルオロカーボンがパーフルオロプロパンである、請求の範囲 392に記載のシステム。 394.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲17 2に記載のシステム。 395.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲172に記載のシステム。 396.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲395に記載のシステム。 397.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲395に記載のシステム。 398.(i)水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および界面活性剤を含 む小胞を含んで成る小胞組成物を患者に投与すること、ならびに(ii)その患者 を診断的画像法を使用して走査してその領域の可視的画像を得ること、からなる 患者の内部領域の画像の提供方法であって、前記小胞組成物が、画像中の診断上 の人工産物を本質的に排除する速度で患者に投与される方法。 399.(i)水性担体中に、界面活性剤および気体もしくは気体前駆体を含む 組成物を患者に投与すること、ならびに(ii)その患者を診断的画像法を使用し て走査してその領域の可視的画像を得ること、からなる患者の内部領域の画像の 提供方法であって、前記組成物が、画像中の診断上の人工産物を本質的に排除す る速度で患者に投与される方法。 400.(i)水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および界面活性剤を含 む小胞を含んで成る小胞組成物を患者に投与すること、(ii)前記組成物を洗い 流すこと、ならびに(iii)その患者を診断的画像法を使用して走査してその領 域の可視的画像を得ること、からなる患者の内部領域の画像の提供方法であって 、前記組成物が、画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で洗い流さ れる方法。 401.(i)水性担体中に、界面活性剤および気体もしくは気体前駆体を含む 組成物を患者に投与すること、(ii)前記組成物を洗い流すこと、ならびに(ii i)その患者を診断的画像法を使用して走査してその領域の可視的画像を得るこ と、からなる患者の内部領域の画像の提供方法であって、前記組成物が、画像中 の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で洗い流される方法。 402.前記造影剤が、水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および界面活 性剤を含む小胞を含んで成る小胞組成物を含んで成る、請求の範囲110に記載 の方法。 403.(i)水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および界面活性剤を含 む小胞を含んで成る小胞組成物を患者に投与すること、ならびに(ii)その患者 を診断的画像法を使用して走査して患者のいずれかの病的な組織の可視的画像も 得ること、からなる患者の病的な組織の存在の診断方法であって、前記小胞組成 物が、前記画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で患者に投与され る方法。 404.(i)水性担体中に、界面活性剤および気体もしくは気体前駆体を含む 組成物を患者に投与すること、ならびに(ii)その患者を診断的画像法を使用し て走査して患者のいずれかの病的な組織の可視的画像 も得ること、からなる患者の病的な組織の存在の診断方法であって、前記組成物 が、前記画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で患者に投与される 方法。 405.(i)水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および界面活性剤を含 む小胞を含んで成る小胞組成物を患者に投与すること、(ii)前記組成物を洗い 流すこと、ならびに(iii)その患者を診断的画像法を使用して走査して患者の いずれかの病的な組織の可視的画像も得ること、からなる患者の病的な組織の存 在の診断方法であって、前記組成物が、画像中の診断上の人工産物を本質的に排 除する速度で洗い流される方法。 406.(i)水性担体中に、界面活性剤および気体もしくは気体前駆体を含む 組成物を患者に投与すること、(ii)前記組成物を洗い流すこと、ならびに(ii i)その患者を診断的画像法を使用して走査して患者のいかなる病的な組織の可 視的画像も得ること、からなる患者の病的な組織の存在の診断方法であって、前 記組成物が、画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で洗い流される 方法。 407.前記造影剤が、水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および界面活 性剤を含有する小胞を含む小胞組成物を含んで成る、請求の範囲161に記載の システム。 408.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲39 8に記載の方法。 409.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタ ン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサ ン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンか ら成る群から選択される、請求の範囲398に記載の方法。 410.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲409に記載の方法。 411.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲409に記載の方法。 182.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲181に記載の方法。 183.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲181に記載の方法。 184.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲181に記載の方法。 185.前記小胞が少数層状小胞および多層状小胞から成る群から選択される、 請求の範囲175に記載の方法。 186.前記小胞が1個の単層を含んで成る、請求の範囲185に記載の方法。 187.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲186に記載の方法。 188.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲186に記載の方法。 189.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲186に記載の方法。 190.前記小胞が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲185に記載の方法 。 191.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲190に記載の方法。 192.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲190に記載の方法。 193.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲190に記載の方法。 194.前記脂質が、単層状脂質、少数層状脂質もしくは多層状脂質から成る群 から選択される、請求の範囲45に記載の方法。 195.前記脂質が単層状脂質である、請求の範囲194に記載の方法。 196.前記単層状脂質が1個の単層を含んで成る、請求の範囲195に記載の 方法。 197.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲196に記載の方法。 198.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲196に記載の方法。 199.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲196に記載の方法。 200.前記脂質が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲196に記載の方法 。 201.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲200に記載の方法。 202.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲200に記載の方法。 203.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲200に記載の方法。 204.前記脂質が少数層状脂質および多層状脂質から成る群から選択される、 請求の範囲194に記載の方法。 205.前記脂質が1個の単層を含んで成る、請求の範囲204に記載の方法。 206.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が パーフルオロプロパンである、請求の範囲205に記載の方法。 207.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲205に記載の方法。 208.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲205に記載の方法。 209.前記脂質が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲204に記載の方法 。 210,前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲209に記載の方法。 211.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲209に記載の方法。 212.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲209に記載の方法。 213.前記小胞が脂質に被覆された泡を含んで成る、請求の範囲60に記載の 方法。 214.前記小胞が、単層状小胞、少数層状小胞および多層状小胞から成る群か ら選択される、請求の範囲213に記載の方法。 215.前記脂質がリン脂質を含んで成る、請求の範囲214に記載の方法。 216.前記小胞が単層状小胞を含んで成る、請求の範囲214に記載の方法。 217.前記小胞が1個の単層を含んで成る、請求の範囲216に記載の方法。 218.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が 六フッ化イオウである、請求の範囲216に記載の方法。 219.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲216に記載の方法。 220.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲216に記載の方法。 221.前記小胞が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲216に記載の方法 。 222.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲221に記載の方法。 223.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体前駆体がパーフルオロペンタン である、請求の範囲221に記載の方法。 224.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲221に記載の方法。 225.前記小胞が少数層状小胞および多層状小胞から成る群から選択される、 請求の範囲214に記載の方法。 226.前記小胞が1個の単層を含んで成る、請求の範囲225に記載の方法。 227.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲226に記載の方法。 228.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体前駆体がパーフルオロペンタン である、請求の範囲226に記載の方法。 229.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲226に記載の方法。 230.前記小胞が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲225に記 載の方法。 231.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲230に記載の方法。 232.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体前駆体がパーフルオロペンタン である、請求の範囲230に記載の方法。 233.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲230に記載の方法。 234.前記小胞が脂質小胞を含んで成る、請求の範囲171に記載のシステム 。 235.前記小胞が脂質で被覆された泡を含んで成る、請求の範囲234に記載 のシステム。 236.前記小胞が、単層状小胞、少数層状小胞および多層状小胞から成る群か ら選択される、請求の範囲234に記載のシステム。 237.前記小胞が単層状小胞を含んで成る、請求の範囲236に記載のシステ ム。 238.前記小胞が1個の単層を含んで成る、請求の範囲237に記載のシステ ム。 239.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲238に記載のシステム。 240.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲238に記載のシステム。 241.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲238に記載の方法。 242.前記小胞が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲237に記 載のシステム。 243.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲242に記載のシステム。 244.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲242に記載のシステム。 245.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲242に記載のシステム。 246.前記小胞が少数層状小胞および多層状小胞から成る群から選択される、 請求の範囲236に記載のシステム。 247.前記小胞が1個の単層を含んで成る、請求の範囲246に記載のシステ ム。 248.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲247に記載のシステム。 249.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲247に記載のシステム。 250.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロプロパンである、請求の範囲248に記載のシステム。 251.前記小胞が1個の二重層を含んで成る、請求の範囲246に記載のシス テム。 252.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が六フッ化 イオウである、請求の範囲251に記載のシステム。 253.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体がパーフル オロペンタンである、請求の範囲251に記載のシステム。 254.前記脂質がリン脂質でありかつ前記気体もしくは気体前駆体が パーフルオロプロパンである、請求の範囲251に記載の方法。 255.前記脂質が重合化脂質である、請求の範囲174に記載の方法。 256.前記小胞がポリエチレングリコールをさらに含んで成る、請求の範囲1 74に記載の方法。 257.前記脂質が重合化脂質である、請求の範囲213に記載の方法。 258.前記小胞がポリエチレングリコールをさらに含んで成る、請求の範囲2 13に記載の方法。 259.前記脂質が重合化脂質である、請求の範囲234に記載のシステム。 260.前記小胞がポリエチレングリコールをさらに含んで成る、請求の範囲2 34に記載のシステム。 261.前記ポリマーが多糖を含んで成る、請求の範囲16に記載の方法。 262.前記多糖がガラクトースを含んで成る、請求の範囲261に記載の方法 。 263.前記気体が窒素ガスである、請求の範囲261に記載の方法。 264.前記ポリマーが多糖を含んで成る、請求の範囲71に記載の方法。 265.前記多糖がガラクトースを含んで成る、請求の範囲264に記載の方法 。 266.前記気体が窒素ガスである、請求の範囲264に記載の方法。 267.前記ポリマーが多糖を含んで成る、請求の範囲130に記載の方法。 268.前記多糖がガラクトースを含んで成る、請求の範囲267に記 載の方法。 269.前記気体が窒素ガスである、請求の範囲267に記載の方法。 270.前記小胞がポリマーを含んで成る、請求の範囲157に記載の方法。 271.前記ポリマーが多糖を含んで成る、請求の範囲270に記載の方法。 272.前記多糖がガラクトースを含んで成る、請求の範囲271に記載の方法 。 273.前記気体が窒素ガスである、請求の範囲271に記載の方法。 274.前記小胞がポリマーを含んで成る、請求の範囲159に記載の方法。 275.前記ポリマーが多糖を含んで成る、請求の範囲274に記載の方法。 276.前記多糖がガラクトースを含んで成る、請求の範囲275に記載の方法 。 277.前記気体が窒素ガスである、請求の範囲275に記載の方法。 278.前記小胞がポリマーを含んで成る、請求の範囲171に記載の方法。 279.前記ポリマーが多糖を含んで成る、請求の範囲278に記載の方法。 280.前記多糖がガラクトースを含んで成る、請求の範囲279に記載の方法 。 281.前記気体が窒素ガスである、請求の範囲279に記載の方法。 282.前記ポリマーがアクリレートを含んで成る、請求の範囲17に 記載の方法。 283.前記気体が空気である、請求の範囲282に記載の方法。 284.前記ポリマーがメタクリレートを含んで成る、請求の範囲17に記載の 方法。 285.前記気体が空気である、請求の範囲284に記載の方法。 286.前記ポリマーがシアノアクリレートを含んで成る、請求の範囲17に記 載の方法。 287.前記気体が空気である、請求の範囲286に記載の方法。 288.前記ポリマーがアクリレートを含んで成る、請求の範囲72に記載の方 法。 289.前記気体が空気である、請求の範囲288に記載の方法。 290.前記ポリマーがメタクリレートを含んで成る、請求の範囲72に記載の 方法。 291.前記気体が空気である、請求の範囲290に記載の方法。 292.前記ポリマーがシアノアクリレートを含んで成る、請求の範囲72に記 載の方法。 293.前記気体が空気である、請求の範囲292に記載の方法。 294.前記ポリマーがアクリレートを含んで成る、請求の範囲131に記載の 方法。 295.前記気体が空気である、請求の範囲294に記載の方法。 296.前記ポリマーがメタクリレートを含んで成る、請求の範囲131に記載 の方法。 297.前記気体が空気である、請求の範囲296に記載の方法。 298.前記ポリマーがシアノアクリレートを含んで成る、請求の範囲 131に記載の方法。 299.前記気体が空気である、請求の範囲298に記載の方法。 300.前記ポリマーがアクリレートを含んで成る、請求の範囲270に記載の 方法。 301.前記気体が空気である、請求の範囲300に記載の方法。 302.前記ポリマーがメタクリレートを含んで成る、請求の範囲270に記載 の方法。 303.前記気体が空気である、請求の範囲302に記載の方法。 304.前記ポリマーがシアノアクリレートを含んで成る、請求の範囲270に 記載の方法。 305.前記気体が空気である、請求の範囲304に記載の方法。 306.前記ポリマーがアクリレートを含んで成る、請求の範囲274に記載の 方法。 307.前記気体が空気である、請求の範囲306に記載の方法。 308.前記ポリマーがメタクリレートを含んで成る、請求の範囲274に記載 の方法。 309.前記気体が空気である、請求の範囲308に記載の方法。 310.前記ポリマーがシアノアクリレートを含んで成る、請求の範囲274に 記載の方法。 311.前記気体が空気である、請求の範囲310に記載の方法。 312.前記ポリマーがアクリレートを含んで成る、請求の範囲278に記載の 方法。 313.前記気体が空気である、請求の範囲312に記載の方法。 314.前記ポリマーがメタクリレートを含んで成る、請求の範囲27 8に記載の方法。 315.前記気体が空気である、請求の範囲314に記載の方法。 316.前記ポリマーがシアノアクリレートを含んで成る、請求の範囲278に 記載の方法。 317.前記気体が空気である、請求の範囲316に記載の方法。 318.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲174に記載の方法。 319.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲177に記載の方法。 320.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲181に記載の方法。 321.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲186に記載の方法。 322.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲190に記載の方法。 323.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲196に記載の方法。 324.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲200に記載の方法。 325.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲205に記載の方法。 326.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲209に記載の方法。 327.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲217に記載の方法。 328.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲221に記載の方法。 329.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲226に記載の方法。 330.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲230に記載の方法。 331.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲235に記載のシステム。 332.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲238に記載のシステム。 333.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲242に記載のシステム。 334.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲247に記載のシステム。 335.前記脂質がリン脂質である、請求の範囲251に記載のシステム。 336.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲1に 記載の方法。 337.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲2に記載の方法。 338.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲337に記載の方法。 339.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲337に記載の方法。 340.前記気体もしくは気体前駆体がパーフルオロカーボンを含んで成る、請 求の範囲14に記載の方法。 341.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロメタン、パーフルオロエタ シ、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン 、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペン タン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンお よびパーフルオロノナンから成る群から選択される、請求の範囲340に記載の 方法。 342.前記パーフルオロカーボンがパーフルオロプロパンである、請求の範囲 341に記載の方法。 343.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲45 に記載の方法。 344.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲45に記載の方法。 345.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲344に記載の方法。 346.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲344に記載の方法。 347.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲60 に記載の方法。 348.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲61に記載の方法。 349.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲348に記載の方法。 350.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲348に記載の方法。 351.前記気体もしくは気体前駆体がパーフルオロカーボンを含んで成る、請 求の範囲69に記載の方法。 352.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロメタン、パーフルオロエタ ン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン 、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペン タン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンお よびパーフルオロノナンから成る群から選択される、請求の範囲351に記載の 方法。 353.前記パーフルオロカーボンがパーフルオロプロパンである、請求の範囲 352に記載の方法。 354.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲95 に記載の方法。 355.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲95に記載の方法。 356.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサ ンの組み合わせ物である、請求の範囲355に記載の方法。 357.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲355に記載の方法。 358.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲11 5に記載の方法。 359.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲116に記載の方法。 360.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲359に記載の方法。 361.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲359に記載の方法。 362.前記気体もしくは気体前駆体がパーフルオロカーボンを含んで成る、請 求の範囲128に記載の方法。 363.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロメタン、パーフルオロエタ ン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン 、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペン タン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンお よびパーフルオロノナンから成る群から選択される、請求の範囲362に記載の 方法。 364.前記パーフルオロカーボンがパーフルオロプロパンである、請求の範囲 363に記載の方法。 365.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲15 7に記載の方法。 366.前記小胞組成物が脂質を含んで成り、かつ、前記気体もしくは気体前駆 体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロメタン、パーフルオロエタン、パー フルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン、パーフ ルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペンタン、パ ーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンおよびパー フルオロノナンから成る群から選択される、請求の範囲157に記載の方法。 367.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲366に記載の方法。 368.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲366に記載の方法。 369.前記小胞がタンパク質を含んで成り、かつ、前記気体もしくは気体前駆 体がパーフルオロカーボンを含んで成る、請求の範囲157に記載の方法。 370.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロメタン、パーフルオロエタ ン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン 、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペン タン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンお よびパーフルオロノナンから成る群から選択される、請求の範囲369に記載の 方法。 371.前記パーフルオロカーボンがパーフルオロプロパンである、請求の範囲 370に記載の方法。 372.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲15 8に記載の方法。 373.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲158に記載の方法。 374.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲373に記載の方法。 375.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲373に記載の方法。 376.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲15 9に記載の方法。 377.前記小胞が脂質を含んで成り、かつ、前記気体もしくは気体前駆体が、 窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロメタン、パーフルオロエタン、パーフルオ ロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン、パーフルオロ シクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペンタン、パーフル オロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンおよびパーフルオ ロノナンから成る群から選択される、請求の範囲159に記載の方法。 378.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲377に記載の方法。 379.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲377に記載の方法。 380.前記小胞がタンパク質を含んで成り、かつ、前記気体もしくは気体前駆 体がパーフルオロカーボンを含んで成る、請求の範囲159に記載の方法。 381.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロメタン、パーフルオロエタ ン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン 、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペン タン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンお よびパーフルオロノナンから成る群から選択される、請求の範囲380に記載の 方法。 382.前記パーフルオロカーボンがパーフルオロプロパンである、請求の範囲 381に記載の方法。 383.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲16 0に記載の方法。 384.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲160に記載の方法。 385.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲384に記載の方法。 386.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲384に記載の方法。 387.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲17 1に記載のシステム。 388.前記小胞が脂質を含んで成り、かつ、前記気体もしくは気体前駆体が、 窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロメタン、パーフルオロエタン、パーフルオ ロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン、パーフルオロ シクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペンタン、パーフル オロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタンおよびパーフルオ ロノナンから成る群から選択される、請求の範囲171に記載のシステム。 389.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲388に記載のシステム。 390.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲388に記載のシステム。 391.前記小胞がタンパク質を含んで成り、かつ、前記気体もしくは気体前駆 体がパーフルオロカーボンを含んで成る、請求の範囲171に記載のシステム。 392.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロメタン、パーフルオロエタ ン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロパン、パーフルオロブタン 、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロシクロペン タン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘ プタン、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択さ れる、請求の範囲391に記載のシステム。 393.前記パーフルオロカーボンがパーフルオロプロパンである、請求の範囲 392に記載のシステム。 394.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲17 2に記載のシステム。 395.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲172に記載のシステム。 396.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲395に記載のシステム。 397.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲395に記載のシステム。 398.(i)水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および界面活性剤を含 有する小胞を含む小胞組成物を患者に投与すること、ならびに(ii)その患者を 診断的画像法を使用して走査してその領域の可視的画像を得ること、からなる患 者の内部領域の画像の提供方法であって、前記小胞組成物が、画像中の診断上の 人工産物を本質的に排除する速度で患者に投与される方法。 399.(i)水性担体中に、界面活性剤および気体もしくは気体前駆 体を含む組成物を患者に投与すること、ならびに(ii)その患者を診断的画像法 を使用して走査してその領域の可視的画像を得ること、からなる患者の内部領域 の画像の提供方法であって、前記組成物が、画像中の診断上の人工産物を本質的 に排除する速度で患者に投与される方法。 400.(i)水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および界面活性剤を含 有する小胞を含む小胞組成物を患者に投与すること、(ii)前記組成物を洗い流 すこと、ならびに(iii)その患者を診断的画像法を使用して走査してその領域 の可視的画像を得ること、からなる患者の内部領域の画像の提供方法であって、 前記組成物が、画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で洗い流され る方法。 401.(i)水性担体中に、界面活性剤および気体もしくは気体前駆体を含む 組成物を患者に投与すること、(ii)前記組成物を洗い流すこと、ならびに(ii i)その患者を診断的画像法を使用して走査してその領域の可視的画像を得るこ と、からなる患者の内部領域の画像の提供方法であって、前記組成物が、画像中 の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で洗い流される方法。 402.前記造影剤が、水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および界面活 性剤を含有する小胞を含む小胞組成物を含んで成る、請求の範囲110に記載の 方法。 403.(i)水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および界面活性剤を含 有する小胞を含む小胞組成物を患者に投与すること、ならびに(ii)その患者を 診断的画像法を使用して走査して患者のいかなる病的な組織の可視的画像も得る こと、からなる患者の病的な組織の存在の診断方法であって、前記小胞組成物が 、前記画像中の診断上の人工産物を 本質的に排除する速度で患者に投与される方法。 404.(i)水性担体中に、界面活性剤および気体もしくは気体前駆体を含む 組成物を患者に投与すること、ならびに(ii)その患者を診断的画像法を使用し て走査して患者のいずれかの病的な組織の可視的画像も得ること、からなる患者 の病的な組織の存在の診断方法であって、前記組成物が、前記画像中の診断上の 人工産物を本質的に排除する速度で患者に投与される方法。 405.(i)水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および界面活性剤を含 有する小胞を含む小胞組成物を患者に投与すること、(ii)前記組成物を洗い流 すこと、ならびに(iii)その患者を診断的画像法を使用して走査して患者のい ずれかの病的な組織の可視的画像も得ること、からなる患者の病的な組織の存在 の診断方法であって、前記組成物が、画像中の診断上の人工産物を本質的に排除 する速度で洗い流される方法。 406.(i)水性担体中に、界面活性剤および気体もしくは気体前駆体を含む 組成物を患者に投与すること、(ii)前記組成物を洗い流すこと、ならびに(ii i)その患者を診断的画像法を使用して走査して患者のいずれかの病的な組織の 可視的画像も得ること、からなる患者の病的な組織の存在の診断方法であって、 前記組成物が、画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で洗い流され る方法。 407.前記造影剤が、水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および界面活 性剤を含有する小胞を含む小胞組成物を含んで成る、請求の範囲161に記載の システム。 408.前記組成物が凍結乾燥された組成物から再構成される、請求の範囲39 8に記載の方法。 409.前記気体もしくは気体前駆体が、窒素、六フッ化イオウ、パーフルオロ メタン、パーフルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロプロ パン、パーフルオロブタン、パーフルオロシクロブタン、パーフルオロペンタン 、パーフルオロシクロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン 、パーフルオロオクタンおよびパーフルオロノナンから成る群から選択される、 請求の範囲398に記載の方法。 410.前記気体もしくは気体前駆体が窒素およびパーフルオロヘキサンの組み 合わせ物である、請求の範囲409に記載の方法。 411.前記気体もしぐは気体前駆体が窒素およびパーフルオロプロパンの組み 合わせ物である、請求の範囲409に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリツツ,トーマス・エイ アメリカ合衆国アリゾナ州85711トウーソ ン・イーストエイスストリート5442 (72)発明者 ラマスワミ,バラダ・ラジヤン アメリカ合衆国アリゾナ州85715トウーソ ン・イーストウインドリバードライブ7727

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(i)水性担体中に気体もしくは気体前駆体、および脂質、タンパク質もし くはポリマーを含む小胞を含んで成る小胞組成物を患者に投与すること、ならび に(ii)その患者を診断的画像法を使用して走査してその領域の可視的画像を得 ること、から成る、患者の内部領域の画像の提供方法であって、前記小胞組成物 が画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で患者に投与される方法。 2.前記小胞が脂質を含んで成る、請求の範囲1に記載の方法。 3.前記小胞組成物がミセルおよびリポソームから成る群から選択される小胞を 含んで成る、請求の範囲2に記載の方法。 4.前記脂質がリン脂質を含んで成る、請求の範囲2に記載の方法。 5.前記リン脂質が、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン およびホスファチジン酸から成る群から選択される、請求の範囲4に記載の方法 。 6.前記ホスファチジルコリンが、ジオレオイルホスファチジルコリン、ジミリ ストイルホスファチジルコリン、ジパルミトイルホスファチジルコリンおよびジ ステアロイルホスファチジルコリンから成る群から選択される、請求の範囲5に 記載の方法。 7.前記ホスファチジルコリンがジパルミトイルホスファチジルコリンを含んで 成る、請求の範囲6に記載の方法。 8.前記ホスファチジルエタノールアミンが、ジパルミトイルホスファチジルエ タノールアミン、ジオレオイルホスファチジルエタノールアミン、N−スクシニ ルジオレオイルホスファチジルエタノールアミンおよび1−ヘキサデシル−2− パルミトイルグリセロホスホエタノールアミ ンから成る群から選択される、請求の範囲5に記載の方法。 9.前記ホスファチジルエタノールアミンがジパルミトイルホスファチジルエタ ノールアミンを含んで成る、請求の範囲8に記載の方法。 10.前記ホスファチジン酸がジパルミトイルホスファチジン酸を含んで成る、 請求の範囲5に記載の方法。 11.前記脂質がポリマーをさらに含んで成る、請求の範囲2に記載の方法。 12.前記ポリマーが親水性ポリマーを含んで成る、請求の範囲11に記載の造 影剤。 13.前記親水性ポリマーがポリエチレングリコールを含んで成る、請求の範囲 11に記載の方法。 14.前記小胞がタンパク質を含んで成る、請求の範囲1に記載の方法。 15.前記タンパク質がアルブミンを含んで成る、請求の範囲14に記載の方法 。 16.前記小胞がポリマーを含んで成る、請求の範囲1に記載の方法。 17.前記ポリマーが、アクリル酸、メタクリル酸、エチレンイミン、クロトン 酸、アクリルアミド、エチルアクリレート、メチルメタクリレート、2−ヒドロ キシエチルメタクリレート、乳酸、グリコール酸、ε−カプロラクトン、アクロ レイン、シアノアクリレート、ビスフェノールA、エピクロルヒドリン、ヒドロ キシアルキルアクリレート、シロキサン、ジメチルシロキサン、エチレンオキシ ド、エチレングリコール、ヒドロキシアルキルメタクリレート、N−置換アクリ ルアミド、N−置換メタクリルアミド、N−ビニル−2−ピロリドン、2,4− ペンタジエン−1−オール、酢酸ビニル、アクリロニトリル、スチレン、p−ア ミノスチレン、p−アミノベンジルスチレン、スチレンスルホン酸ナトリウム、 2−スルホキシエチルメタクリル酸ナトリウム、ビニルピリジン、アミノエチル メタクリレートおよび2−メタクリロイルオキシトリメチルアンモニウムクロリ ドから成る群から選択されるモノマーから製造される合成ポリマーもしくはコポ リマーを含んで成る、請求の範囲16に記載の方法。 18.前記ポリマーが、ポリアクリル酸、ポリエチレンイミン、ポリメタクリル 酸、ポリメチルメタクリレート、ポリシロキサン、ポリジメチルシロキサン、ポ リ乳酸、ポリ(ε−カプロラクトン)、エポキシ樹脂、ポリ(エチレンオキシド )、ポリ(エチレングリコール)、ポリアミド、ポリビニリデン−ポリアクリロ ニトリル、ポリビニリデン−ポリアクリロニトリル−ポリメチルメタクリレート およびポリスチレン−ポリアクリロニトリルから成る群から選択される合成ポリ マーもしくはコポリマーを含んで成る、請求の範囲16に記載の方法。 19.前記ポリマーがポリビニリデン−ポリアクリロニトリルコポリマーを含ん で成る、請求の範囲18に記載の方法。 20.前記気体がフッ素化ガスを含んで成る、請求の範囲1に記載の方法。 21.前記フッ素化ガスが、パーフルオロカーボン、六フッ化イオウおよびヘプ タフルオロプロパンから成る群から選択される、請求の範囲20に記載の方法。 22.前記フッ素化ガスがパーフルオロカーボンを含んで成る、請求の範囲21 に記載の方法。 23.前記パーフルオロカーボンガスが、パーフルオロメタン、パーフ ルオロエタン、パーフルオロプロパン、パーフルオロブタンおよびパーフルオロ シクロブタンから成る群から選択される、請求の範囲22に記載の方法。 24.前記気体前駆体が約37℃より高い沸点を有する、請求の範囲1に記載の方 法。 25.前記気体前駆体がフッ素化化合物を含んで成る、請求の範囲24に記載の 方法。 26.前記フッ素化化合物がパーフルオロカーボンを含んで成る、請求の範囲2 5に記載の方法。 27.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロペンタンおよびパーフルオロ ヘキサンから成る群から選択される、請求の範囲26に記載の方法。 28.前記診断的画像法が、超音波画像法およびコンピュータ断層撮影画像法か ら成る群から選択される、請求の範囲1に記載の方法。 29.前記診断的画像法が超音波画像法を含んで成る、請求の範囲28に記載の 方法。 30.前記内部領域が心領域を含んで成る、請求の範囲1に記載の方法。 31.前記小胞組成物が、小胞約1×106から約8×106個/kg・秒未満までの速 度で患者に投与される、請求の範囲1に記載の方法。 32.前記小胞組成物が、小胞約1×106から約7×106個/kg・秒までの速度で 投与される、請求の範囲31に記載の方法。 33.前記小胞組成物が、小胞約1.5×106から約6×106個/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲32に記載の方法。 34.前記小胞組成物が、小胞約2×106から約5.5×106個/kg・秒ま での速度で投与される、請求の範囲33に記載の方法。 35.前記小胞組成物が、小胞約2.5×106から約5×106個/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲34に記載の方法。 36.前記小胞組成物が、小胞約3×106から約4.5×106個/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲35に記載の方法。 37.前記小胞組成物が、約1×10-7から約3×10-3cc気体/kg・秒までの速度 で患者に投与される、請求の範囲1に記載の方法。 38.前記小胞組成物が、約3×10-6から約3×10-3cc気体/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲37に記載の方法。 39.前記小胞組成物が、約4×10-6から約2×10-3cc気体/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲38に記載の方法。 40.前記小胞組成物が、約8×10-6から約2×10-3cc気体/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲39に記載の方法。 41.前記小胞組成物が、約1×10-5から約1×10-3cc気体/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲40に記載の方法。 42.前記小胞組成物が、約4×10-5から約1×10-3cc気体/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲41に記載の方法。 43.前記小胞組成物が、約8×10-5から約1×10-3cc気体/kg・秒未満までの 速度で投与される、請求の範囲42に記載の方法。 44.前記小胞組成物が、約1×10-4から約9×10-4cc気体/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲43に記載の方法。 45.(i)水性担体中に脂質および気体もしくは気体前駆体を含んで成る脂質 組成物を患者に投与すること、ならびに(ii)その患者を診断的画像法を使用し て走査してその領域の可視的画像を得ること、を含ん で成る、患者の内部領域の画像の提供方法であって、前記脂質組成物が画像中の 診断上の人工産物を本質的に排除する速度で患者に投与される方法。 46.前記脂質がリン脂質を含んで成る、請求の範囲43に記載の方法。 47.前記リン脂質が、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミ ンおよびホスファチジン酸から成る群から選択される、請求の範囲46に記載の 方法。 48.前記脂質組成物が小胞組成物を含んで成る、請求の範囲47に記載の方法 。 49.前記小胞組成物がミセルおよびリポソームから成る群から選択される小胞 を含んで成る、請求の範囲48に記載の方法。 50.前記診断的画像法が、超音波画像法およびコンピュータ断層撮影画像法か ら成る群から選択される、請求の範囲45に記載の方法。 51.前記診断的画像法が超音波画像法を含んで成る、請求の範囲50に記載の 方法。 52.前記脂質組成物が、約1×10-7から約3×10-3cc気体/kg・秒までの速度 で患者に投与される、請求の範囲45に記載の方法。 53.前記脂質組成物が、約3×10-6から約3×10-3cc気体/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲52に記載の方法。 54.前記脂質組成物が、約4×10-6から約2×10-3cc気体/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲53に記載の方法。 55.前記脂質組成物が、約8×10-6から約2×10-3cc気体/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲54に記載の方法。 56.前記脂質組成物が、約1×10-5から約1×10-3cc気体/kg・秒ま での速度で投与される、請求の範囲55に記載の方法。 57.前記脂質組成物が、約4×10-5から約1×10-3cc気体/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲56に記載の方法。 58.前記脂質組成物が、約8×10-5から約1×10-3cc気体/kg・秒未満までの 速度で投与される、請求の範囲57に記載の方法。 59.前記脂質組成物が、約1×10-4から約9×10-4cc気体/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲58に記載の方法。 60.(i)水性担体中に気体もしくは気体前駆体、および脂質、タンパク質も しくはポリマーを含んで成る小胞を含んで成る小胞組成物を患者に投与すること 、(ii)前記組成物を洗い流すこと、ならびに(iii)その患者を診断的画像法 を使用して走査してその領域の可視的画像を得ること、を含んで成る、患者の内 部領域の画像の提供方法であって、前記組成物が画像中の診断上の人工産物を本 質的に排除する速度で洗い流される方法。 61.前記小胞が脂質を含んで成る、請求の範囲60に記載の方法。 62.前記脂質がリン脂質を含んで成る、請求の範囲60に記載の方法。 63.前記リン脂質が、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミ ンおよびホスファチジン酸から成る群から選択される、請求の範囲62に記載の 方法。 64.前記ホスファチジルコリンが、ジオレオイルホスファチジルコリン、ジミ リストイルホスファチジルコリン、ジパルミトイルホスファチジルコリンおよび ジステアロイルホスファチジルコリンから成る群から選択される、請求の範囲6 3に記載の方法。 65.前記ホスファチジルコリンがジパルミトイルホスファチジルコリ ンを含んで成る、請求の範囲64に記載の方法。 66.前記ホスファチジルエタノールアミンが、ジパルミトイルホスファチジル エタノールアミン、ジオレオイルホスファチジルエタノールアミン、N−スクシ ニルジオレオイルホスファチジルエタノールアミンおよび1−ヘキサデシル−2 −パルミトイルグリセロホスホエタノールアミンから成る群から選択される、請 求の範囲63に記載の方法。 67.前記ホスファチジルエタノールアミンがジパルミトイルホスファチジルエ タノールアミンを含んで成る、請求の範囲66に記載の方法。 68.前記ホスファチジン酸がジパルミトイルホスファチジン酸を含んで成る、 請求の範囲63に記載の方法。 69.前記小胞がタンパク質を含んで成る、請求の範囲60に記載の方法。 70.前記タンパク質がアルブミンを含んで成る、請求の範囲69に記載の方法 。 71.前記小胞がポリマーを含んで成る、請求の範囲60に記載の方法。 72.前記ポリマーが、アクリル酸、メタクリル酸、エチレンイミン、クロトン 酸、アクリルアミド、エチルアクリレート、メチルメタクリレート、2−ヒドロ キシエチルメタクリレート、乳酸、グリコール酸、ε−カプロラクトン、アクロ レイン、シアノアクリレート、ビスフェノールA、エピクロルヒドリン、ヒドロ キシアルキルアクリレート、シロキサン、ジメチルシロキサン、エチレンオキシ ド、エチレングリコール、ヒドロキシアルキルメタクリレート、N−置換アクリ ルアミド、N−置換メタクリルアミド、N−ビニル−2−ピロリドン、2,4− ペンタジエン−1−オール、酢酸ビニル、アクリロニトリル、スチレン、p−ア ミノスチレン、p−アミノベンジルスチレン、スチレンスルホン酸ナトリウム、 2−スルホキシエチルメタクリル酸ナトリウム、ビニルピリジン、アミノエチル メタクリレートおよび2−メタクリロイルオキシトリメチルアンモニウムクロリ ドから成る群から選択されるモノマーから製造される合成ポリマーもしくはコポ リマーを含んで成る、請求の範囲71に記載の方法。 73.前記ポリマーが、ポリアクリル酸、ポリエチレンイミン、ポリメタクリル 酸、ポリメチルメタクリレート、ポリシロキサン、ポリジメチルシロキサン、ポ リ乳酸、ポリ(ε−カプロラクトン)、エポキシ樹脂、ポリ(エチレンオキシド )、ポリ(エチレングリコール)、ポリアミド、ポリビニリデン−ポリアクリロ ニトリル、ポリビニリデン−ポリアクリロニトリル−ポリメチルメタクリレート およびポリスチレン−ポリアクリロニトリルから成る群から選択される合成ポリ マーもしくはコポリマーを含んで成る、請求の範囲71に記載の方法。 74.前記ポリマーがポリビニリデン−ポリアクリロニトリルコポリマーを含ん で成る、請求の範囲73に記載の方法。 75.前記小胞組成物が生理的食塩水溶液で洗い流される、請求の範囲60に記 載の方法。 76.前記気体がフッ素化ガスを含んで成る、請求の範囲60に記載の方法。 77.前記フッ素化ガスが、パーフルオロカーボンガス、六フッ化イオウおよび ヘプタフルオロプロパンから成る群から選択される、請求の範囲76に記載の方 法。 78.前記フッ素化ガスがパーフルオロカーボンを含んで成る、請求の 範囲77に記載の方法。 79.前記パーフルオロカーボンガスが、パーフルオロメタン、パーフルオロエ タン、パーフルオロプロパン、パーフルオロブタンおよびパーフルオロシクロブ タンから成る群から選択される、請求の範囲78に記載の方法。 80.前記気体前駆体が約37℃より高い沸点を有する、請求の範囲60に記載の 方法。 81.前記気体前駆体がフッ素化化合物を含んで成る、請求の範囲80に記載の 方法。 82.前記フッ素化化合物がパーフルオロカーボンを含んで成る、請求の範囲8 1に記載の方法。 83.前記パーフルオロカーボンが、パーフルオロペンタンおよびパーフルオロ ヘキサンから成る群から選択される、請求の範囲82に記載の方法。 84.前記小胞組成物がミセルおよびリポソームから成る群から選択される小胞 を含んで成る、請求の範囲61に記載の方法。 85.前記診断的画像法が、超音波画像法およびコンピュータ断層撮影画像法か ら成る群から選択される、請求の範囲60に記載の方法。 86.前記診断的画像法が超音波画像法を含んで成る、請求の範囲85に記載の 方法。 87.前記内部領域が心領域を含んで成る、請求の範囲60に記載の方法。 88.前記小胞組成物が約0.01から約2.4mL/秒までの速度で洗い流される、請 求の範囲60に記載の方法。 89.前記小胞組成物が約0.05から約2mL/秒までの速度で洗い流される、請求 の範囲88に記載の方法。 90.前記小胞組成物が約0.07から約1.8mL/秒までの速度で洗い流される、請 求の範囲89に記載の方法。 91.前記小胞組成物が約0.09から約1.6mL/秒までの速度で洗い流される、請 求の範囲90に記載の方法。 92.前記小胞組成物が約0.1から約1.5mL/秒までの速度で洗い流される、請求 の範囲91に記載の方法。 93.前記小胞組成物が約0.3から約1.3mL/秒までの速度で洗い流される、請求 の範囲92に記載の方法。 94.前記小胞組成物が約0.5から約1.1mL/秒までの速度で洗い流される、請求 の範囲93に記載の方法。 95.(i)水性担体中に脂質および気体もしくは気体前駆体含んで成る脂質組 成物を患者に投与すること、(ii)前記組成物を洗い流すこと、ならびに(iii )その患者を診断的画像法を使用して走査してその領域の可視的画像を得ること 、を含んで成る、患者の内部領域の画像の提供方法であって、前記組成物が画像 中の診断上の人工産物を本質的に排除する速度で洗い流される方法。 96.前記脂質がリン脂質を含んで成る、請求の範囲95に記載の方法。 97.前記リン脂質が、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミ ンおよびホスファチジン酸から成る群から選択される、請求の範囲96に記載の 方法。 98.前記脂質組成物が小胞組成物を含んで成る、請求の範囲97に記載の方法 。 99.前記小胞組成物がミセルおよびリポソームから成る群から選択される小胞 を含んで成る、請求の範囲95に記載の方法。 100.前記診断的画像法が、超音波画像法およびコンピュータ断層撮影画像法 から成る群から選択される、請求の範囲95に記載の方法。 101.前記診断的画像法が超音波画像法を含んで成る、請求の範囲90に記載 の方法。 102.前記内部領域が心領域を含んで成る、請求の範囲95に記載の方法。 103.前記組成物が約0.01から約2.4mL/秒までの速度で洗い流される、請求 の範囲95に記載の方法。 104.前記脂質組成物が約0.05から約2mL/秒までの速度で洗い流される、請 求の範囲103に記載の方法。 105.前記脂質組成物が約0.07から約1.8mL/秒までの速度で洗い流される、 請求の範囲104に記載の方法。 106.前記脂質組成物が約0.09から約1.6mL/秒までの速度で洗い流される、 請求の範囲105に記載の方法。 107.前記脂質組成物が約0.1から約1.5mL/秒までの速度で洗い流される、請 求の範囲106に記載の方法。 108.前記脂質組成物が約0.3から約1.3mL/秒までの速度で洗い流される、請 求の範囲107に記載の方法。 109.前記脂質組成物が約0.5から約1.1mL/秒までの速度で洗い流される、請 求の範囲108に記載の方法。 110.造影剤が患者に投与される速度を調節することを含んで成る、患者の内 部領域の診断画像中の診断上の人工産物を本質的に排除する方 法。 111.診断画像が、超音波画像およびコンピュータ断層撮影法画像から成る群 から選択される、請求の範囲110に記載の方法。 112.診断画像が超音波画像を含んで成る、請求の範囲111に記載の方法。 113.診断上の人工産物が、超音波の人工産物およびコンピュータ断層撮影法 の人工産物から成る群から選択される、請求の範囲110に記載の方法。 114.診断上の人工産物が超音波の人工産物を含んで成る、請求の範囲113 に記載の方法。 115.前記造影剤が、水性担体中に、気体もしくは気体前駆体、および脂質、 タンパク質もしくはポリマーを含んで成る小胞を含んで成る小胞組成物を含んで 成る、請求の範囲110に記載の方法。 116.前記小胞が脂質を含んで成る、請求の範囲115に記載の方法。 117.前記小胞組成物がミセルおよびリポソームから成る群から選択される小 胞を含んで成る、請求の範囲116に記載の方法。 118.前記脂質がリン脂質を含んで成る、請求の範囲116に記載の方法。 119.前記リン脂質が、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールア ミンおよびホスファチジン酸から成る群から選択される、請求の範囲118に記 載の方法。 120.前記ホスファチジルコリンが、ジオレオイルホスファチジルコリン、ジ ミリストイルホスファチジルコリン、ジパルミトイルホスファチジルコリンおよ びジステアロイルホスファチジルコリンから成る群か ら選択される、請求の範囲119に記載の方法。 121.前記ホスファチジルコリンがジパルミトイルホスファチジルコリンを含 んで成る、請求の範囲120に記載の方法。 122.前記ホスファチジルエタノールアミンが、ジパルミトイルホスファチジ ルエタノールアミン、ジオレオイルホスファチジルエタノールアミン、N−スク シニルジオレオイルホスファチジルエタノールアミンおよび1−ヘキサデシル− 2−パルミトイルグリセロホスホエタノールアミンから成る群から選択される、 請求の範囲119に記載の方法。 123.前記ホスファチジルエタノールアミンがジパルミトイルホスファチジル エタノールアミンを含んで成る、請求の範囲122に記載の方法。 124.前記ホスファチジン酸がジパルミトイルホスファチジン酸を含んで成る 、請求の範囲119に記載の方法。 125.前記脂質がポリマーをさらに含んで成る、請求の範囲116に記載の方 法。 126.前記ポリマーが親水性ポリマーを含んで成る、請求の範囲125に記載 の造影剤。 127.前記親水性ポリマーがポリエチレングリコールを含んで成る、請求の範 囲126に記載の方法。 128.前記小胞がタンパク質を含んで成る、請求の範囲115に記載の方法。 129.前記タンパク質がアルブミンを含んで成る、請求の範囲128に記載の 方法。 130.前記小胞がポリマーを含んで成る、請求の範囲115に記載の方法。 131.前記ポリマーが、アクリル酸、メタクリル酸、エチレンイミン、クロト ン酸、アクリルアミド、エチルアクリレート、メチルメタクリレート、2−ヒド ロキシエチルメタクリレート、乳酸、グリコール酸、ε−カプロラクトン、アク ロレイン、シアノアクリレート、ビスフェノールA、エピクロルヒドリン、ヒド ロキシアルキルアクリレート、シロキサン、ジメチルシロキサン、エチレンオキ シド、エチレングリコール、ヒドロキシアルキルメタクリレート、N−置換アク リルアミド、N−置換メタクリルアミド、N−ビニル−2−ピロリドン、2,4 −ペンタジエン−1−オール、酢酸ビニル、アクリロニトリル、スチレン、p− アミノスチレン、p−アミノベンジルスチレン、スチレンスルホン酸ナトリウム 、2−スルホキシエチルメタクリル酸ナトリウム、ビニルピリジン、アミノエチ ルメタクリレートおよび2−メタクリロイルオキシトリメチルアンモニウムクロ リドから成る群から選択されるモノマーから製造される合成ポリマーもしくはコ ポリマーを含んで成る、請求の範囲130に記載の方法。 132.前記ポリマーが、ポリアクリル酸、ポリエチレンイミン、ポリメタクリ ル酸、ポリメチルメタクリレート、ポリシロキサン、ポリジメチルシロキサン、 ポリ乳酸、ポリ(ε−カプロラクトン)、エポキシ樹脂、ポリ(エチレンオキシ ド)、ポリ(エチレングリコール)、ポリアミド、ポリビニリデン−ポリアクリ ロニトリル、ポリビニリデン−ポリアクリロニトリル−ポリメチルメタクリレー トおよびポリスチレン−ポリアクリロニトリルから成る群から選択される合成ポ リマーもしくはコポリマーを含んで成る、請求の範囲130に記載の方法。 133.前記ポリマーがポリビニリデン−ポリアクリロニトリルコポリ マーを含んで成る、請求の範囲132に記載の方法。 134.前記小胞組成物が、小胞約1×106から約8×106個/kg・秒未満までの 速度で患者に投与される、請求の範囲115に記載の方法。 135.前記小胞組成物が、小胞約1×106から約7×106個/kg・秒までの速度 で投与される、請求の範囲134に記載の方法。 136.前記小胞組成物が、小胞約1.5×106から約6×106個/kg・秒までの速 度で投与される、請求の範囲135に記載の方法。 137.前記小胞組成物が、小胞約2×106から約5.5×106個/kg・秒までの速 度で投与される、請求の範囲136に記載の方法。 138.前記小胞組成物が、小胞約2.5×106から約5×106個/kg・秒までの速 度で投与される、請求の範囲137に記載の方法。 139.前記小胞組成物が、小胞約3×106から約4.5×106個/kg・秒までの速 度で投与される、請求の範囲138に記載の方法。 140.前記小胞組成物が、約1×10-7から約3×10-3cc気体/kg・秒までの速 度で患者に投与される、請求の範囲115に記載の方法。 141.前記小胞組成物が、約3×10-6から約3×10-3cc気体/kg・秒までの速 度で投与される、請求の範囲140に記載の方法。 142.前記小胞組成物が、約4×10-6から約2×10-3cc気体/kg・秒までの速 度で投与される、請求の範囲141に記載の方法。 143.前記小胞組成物が、約8×10-6から約2×10-3cc気体/kg・秒までの速 度で投与される、請求の範囲142に記載の方法。 144.前記小胞組成物が、約1×10-5から約1×10-3cc気体/kg・秒までの速 度で投与される、請求の範囲143に記載の方法。 145.前記小胞組成物が、約4×10-5から約1×10-3cc気体/kg・秒 までの速度で投与される、請求の範囲144に記載の方法。 146.前記小胞組成物が、約8×10-5から約1×10-3cc気体/kg・秒未満まで の速度で投与される、請求の範囲145に記載の方法。 147.前記小胞組成物が、約1×10-4から約9×10-4cc気体/kg・秒までの速 度で投与される、請求の範囲146に記載の方法。 148.前記投与が前記造影剤を洗い流すこともまた含んで成る、請求の範囲1 00に記載の方法。 149.前記造影剤が、約1×10-7から約3×10-3cc気体/kg・秒までの速度で 患者に投与される速度で洗い流される、請求の範囲148に記載の方法。 150.前記造影剤が約0.05から約2mL/秒までの速度で洗い流される、請求の 範囲149に記載の方法。 151.前記造影剤が約0.07から約1.8mL/秒までの速度で洗い流される、請求 の範囲150に記載の方法。 152.前記造影剤が約0.09から約1.6mL/秒までの速度で洗い流される、請求 の範囲151に記載の方法。 153.前記造影剤が約0.1から約1.5mL/秒までの速度で洗い流される、請求の 範囲152に記載の方法。 154.前記造影剤が約0.3から約1.3mL/秒までの速度で洗い流される、請求の 範囲153に記載の方法。 155.前記造影剤が約0.5から約1.1mL/秒までの速度で洗い流される、請求の 範囲154に記載の方法。 156.領域が心領域を含んで成る、請求の範囲100に記載の方法。 157.(i)水性担体中に気体もしくは気体前駆体、および脂質、タ ンパク質もしくはポリマーを含んで成る小胞を含んで成る小胞組成物を患者に投 与すること、ならびに(ii)その患者を診断的画像法を使用して走査して患者の いずれかの病的な組織の可視的画像も得ること、を含んで成る、患者での病的な 組織の存在の診断方法であって、前記小胞組成物が前記画像中の診断上の人工産 物を本質的に排除する速度で患者に投与される方法。 158.(i)水性担体中に脂質および気体もしくは気体前駆体を含んで成る脂 質組成物を患者に投与すること、ならびに(ii)その患者を診断的画像法を使用 して走査して患者のいずれかの病的な組織の可視的画像も得ること、からなる患 者での病的な組織の存在の診断方法であって、前記脂質組成物が前記画像中の診 断上の人工産物を本質的に排除する速度で患者に投与される方法。 159.(i)水性担体中に気体もしくは気体前駆体、および脂質、タンパク質 もしくはポリマーを含む小胞を含んで成る小胞組成物を患者に投与すること、( ii)前記組成物を洗い流すこと、ならびに(iii)その患者を診断的画像法を使 用して走査して患者のいかなる病的な組織の可視的画像も得ること、を含んで成 る、患者での病的な組織の存在の診断方法であって、前記小胞組成物が画像中の 診断上の人工産物を本質的に排除する速度で洗い流される方法。 160.(i)水性担体中に脂質および気体もしくは気体前駆体を含んで成る脂 質組成物を患者に投与すること、(ii)前記組成物を洗い流すこと、ならびに( iii)その患者を診断的画像法を使用して走査して患者のいずれかの病的な組織 の可視的画像も得ること、からなる患者での病的な組織の存在の診断方法であっ て、前記脂質組成物が画像中の診断 上の人工産物を本質的に排除する速度で洗い流される方法。 161.(a)造影剤を含有する第一容器; (b)洗い流し剤を含有する第二容器; (c)液体を患者の血管内に向けるための手段を有する導管; (d)前記第一および第二容器を前記導管との流れ連絡に置くための手段; (e)前記造影剤を前記第一容器から前記導管に流すことを誘導するための第一 流れ誘導手段;ならびに (f)前記第一流れ誘導手段により前記造影剤の前記導管に前記流すことの後で 、前記洗い流し剤を前記第二容器から前記導管に流すことを誘導するための第二 流れ誘導手段、 を含んで成る、患者に造影剤を投与するためのシステム。 162.前記第二流れ誘導手段が、前記造影剤を前記導管から前記血管に流すこ とを誘導するためのものであって、そしてその後、前記洗い流し剤を前記導管か ら前記血管に流すことを誘導するための手段をさらに含んで成る、請求の範囲1 61に記載のシステム。 163.前記第二流れ誘導手段が変動する速度で流れを誘導するための手段を有 し、これにより、前記造影剤が、第一速度で前記血管に流入し、かつ、前記洗い 流し剤が第二速度で前記血管に流入する、請求の範囲162に記載のシステム。 164.前記第一流れ誘導手段がシリンジプランジャーを含んで成り、また、前 記第一容器が前記プランジャーがその中を滑走するシリンジ筒を含んで成る、請 求の範囲161に記載のシステム。 165.前記第二流れ誘導手段が機械的注入器を含んで成る、請求の範 囲161に記載のシステム。 166.前記機械的注入器が空気圧もしくは水圧を使用して稼働する、請求の範 囲165に記載のシステム。 167.前記導管が針を含んで成る、請求の範囲161に記載のシステム。 168.前記導管がチューブを含んで成る、請求の範囲161に記載のシステム 。 169.前記第一および第二容器を前記導管との流れ連絡に置くための前記手段 が三方活栓を含んで成る、請求の範囲161に記載のシステム。 170.前記第一および第二容器を前記導管との流れ連絡に置くための前記手段 が口を含んで成る、請求の範囲161に記載のシステム。 171.前記造影剤が、水性担体中に気体もしくは気体前駆体、および脂質、タ ンパク質もしくはポリマーを含む小胞を含んで成る小胞組成物を含んで成る、請 求の範囲161に記載のシステム。 172.前記造影剤が、水性担体中に脂質および気体もしくは気体前駆体を含む 脂質組成物を含んで成る、請求の範囲161に記載のシステム。 173.前記洗い流し剤が生理的食塩水溶液を含んで成る、請求の範囲161に 記載のシステム。
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