【発明の詳細な説明】
販売機発明の背景
本発明は包装飲料販売用の販売機に関する。特に、本発明は垂直方向で間隔を
空けられた複数の棚、重力送りにより棚から包装飲料を受けてキャビネット前面
の取出し口に品物を送るためのエレベーター手段のあるキャビネットを有する販
売機に関する。背景技術の説明
種々の包装飲料販売機が知られているが、これらの機械は、通常は、包装飲料
を取出し位置に送るための重力に関係する。かかる配列は、消費者にとっては、
販売された商品を取り上げるために屈まなければならなぃため不便である。更に
、かかる従来技術の配列においては、販売機内の内部空間全体を利用しないこと
が普通である。
ある種の配列がこれらの問題を解決に挑戦した。例えば米国特許498644
1号は、商品を都合の良い高さに送るために販売機内のエレベーターを提供する
。しかし、この販売機は比較的複雑であった。従って、その製造費及び所要の維
持費が増加した。また、この販売機は種々の商品の寸法に対する調節が容易でな
い。
従って、包装飲料を供給する簡単かつ効果的な販売機に対する技術の要求があ
る。発明の概要
従って、希望の高さに包装飲料を販売する販売機を提供することが本発明の主
な目的である。
販売機のキャビネット内の空間を最大化しかつ効果的に使用する販売
機を提供することが本発明の別の目的である。
製造が簡単でかつ保守の容易な販売機を提供することが本発明の更に別の目的
である。
異なった寸法の包装飲料を分配し得るように、機械内の棚の間の間隔を容易に
調整できる販売機を提供することが本発明のなお別の目的である。
容易に装填し得る販売機を提供することが本発明のなお別の目的である。
使用が容易で、信頼性がありかつ効率的な販売機を提供することが本発明のな
お別の目的である。
本発明の更なる目的は、逆山形に配列された棚を有し、又は包装飲料をエレベ
ーターに供給する側に傾斜した棚を有する販売機を提供することである。
本発明の更に別の目的は、機械内の棚に容易に接近できかつ装填できる後方の
エレベーター手段を有する販売機を提供することである。
本発明のこれら及びその他の目的は包装飲料を貯蔵するキャビネットを有する
販売機の提供により満たされる。このキャビネットは、包装飲料を販売する取出
し口のある前面を持つ。キャビネット内で沿直方向に間隔を空けられた複数の棚
が包装飲料を保持する。これらの棚は、キャビネット内の棚の配置を容易に変更
できるように再配置(除去、挿入及び/又は調整)することができる。キャビネ
ット内の総ての棚は下向きに傾斜する。個々の包装飲料を棚から受け取るエレベ
ーター手段が設けられる。エレベーター手段は包装飲料を取出し口に沿直方向で
輸送するであろう。重力解放手段が包装飲料を重力によりエレベーター手段に排
出するであろう。この方法で、包装飲料は、重力の作用で棚の静止面からエレベ
ーター手段に動くであろう。包装飲料が置かれた各棚の面は静止している。
本発明のこれら及びその他の目的は、包装飲料を貯蔵するキャビネットのある
販売機により更に満たされる。キャビネットは前方と後方とを有し、キャビネッ
トの前方は包装飲料を販売する取出し口のある前面を持っている。沿直方向の間
隔を空けられた複数の棚がキャビネット内に設けられ、総ての棚はキャビネット
の前面から離れて下向きに傾斜している。棚から個々の包装飲料を受け取り、包
装飲料を沿直方向で輸送するエレベーター手段が設けられる。エレベーター手段
は、キャビネットの後方にあり、このため棚の後方の幅全体が露出され機械への
装填を容易にする。
本発明の応用の更なる範囲は、以下与えられる詳細な説明より明らかになるで
あろう。しかし、この詳細な説明及び特定の例示は、本発明の好ましい実施例を
示すものであるが説明のためにだけ与えられたものであり、従って、本発明の精
神及び範囲内における種々の変化及び変更はこの詳細な説明より熟練技術者に明
らかとなるであろう。図面の簡単な説明
本発明は以下与えられる詳細な説明及び図解のためにのみ与えられ従って本発
明を限定するものでない付属図面により完全に理解されるであろう。図面におい
て、
図1は本発明の販売機の第1の実施例の前右からの斜視図であり、
図2は本発明の販売機の第1の実施例の内部の図であり、
図3は本発明の販売機の棚内の包装飲料の配列を示す図式的な図であ
り、
図4は本発明の販売機の第2の実施例を示す正面からの断面図であり、そして
図5は本発明の販売機のの第3の実施例を示す側方からの断面図である。好ましい実施例の詳細な説明
図面、特に図1を詳細に参照すれば、本発明の販売機の第1の実施例10の右
前からの斜視図が示される。この販売機10は、キャビネット12、ドア14、
及びドアの上のサインパネル16を備える。ドア14及びサイドパネル16は、
弓なりに曲げられて、サインパネル用の凸の外面と凹んだ内部空間とを提供する
。しかし、この配列は、希望するならば平面とし、或いは凹面とすることもでき
る。
販売機10は商品選択パネル22及び複数の商品選択ボタン24も備える。キ
ャビネット12の表面に取出し口20が設けられる。この取出し口20の高さは
適宜の希望高さに選ぶことができる。この取出し口20は、消費者が、販売され
た包装飲料を機械10から取り出すために屈まないような位置にあることが好ま
しい。この取出し口20は、機械を利用する消費者が、販売された商品を容易に
観察でき便利であるように本質的に腰の高さとすることができる。本発明の利便
性は、エレベーター手段34が以下説明されたときに明らかになるように、この
取出し口20が任意の希望高さにある状態で販売機を造り得ることである。また
、販売された包装飲料を、直立位置で送り出すことができる。
本発明のキャビネット12は、1828.8mm(72インチ)及び2006.6
mm(79インチ)の両形式の標準型トリプルデプスキャビネッ
ト(triple depth cabinet)とすることができる。沿直方向の構造モジュール性
、貯蔵容量及び使用し得る選択数を与える、より背の低い形式もまた使用するこ
とができる、適宜適切な寸法のキャビネット12も使用可能であることは言うま
でもない。
図2を参照すれば、販売機の第1の実施例10の内部が示される。キャビネッ
ト12の前側は外されている。キャビネット内に、垂直方向で間隔を空けられた
複数の棚30が設けられる。販売機10の第1の実施例においては、総ての棚が
逆山形に下向きに傾けられる。キャビネット12の左右の棚は、互いにエレベー
ター通路32だけ間隔を空けられる。エレベーター手段34は、このエレベータ
ー通路32内を垂直方向に動くことができる。エレベーター手段34は、通路3
2に沿って垂直方向に動き得るエレベーターバケット又はシェルフ又はその他の
適切な手段となし得る包装物支持組立体35を備える。包装物支持組立体35を
昇降させ得るラックピニオン式駆動手段、チェーン式駆動手段、液圧式駆動手段
又はその他の適宜適切な駆動手段を設けることができる。包装物支持組立体35
の前面にゲートを設けることができる。このゲートは、包装飲料が包装物支持組
立体35から取り出されるときに通路外に旋回又はその他で動くであろう。或い
は、包装物支持ユニット35の前面を妨げないようにすることができる。包装部
支持組立体35は、棚30の縁と平らな位置に動くことができる。
棚30は、複数の包装飲料の置かれる静止面を持つ。各棚は、一般に同じ予定
奥行きを有することが考えられる。この奥行きは、キャビネット12の前方から
後方に測定され、包装飲料の一連のコラムの列が各棚12に置かれれることを許
す。これらの包装飲料は、例えば、各棚に3
コラムの缶を置けるような缶とすることができる。各コラム内に、複数列の包装
飲料を提供することができる。例えば1列に6個の缶を置くこととができ、かつ
1個の棚に3コラム置けるならば1個の棚で18個の缶を保持することがてきる
。
缶以外では、本発明の棚は、飲料瓶、1リットル、1.5リットル、2リット
ル又はその他の適宜の容量の飲料容器を保持できる。事実、本発明の販売機より
適宜適切な商品を販売することができる。
棚30は、メッキ金属板、プラスチック又はその他の適宜適切な材料で造るこ
とができる。考えられた棚配列の一例として、約17個の傾斜棚を2006.6m
m(79インチ)の背の高い販売機のエレベーター通路32の各側に置くことが
できる。これは総数で34個の貯蔵量の増加を提供する。包装飲料の貯蔵は、図
3に関連してより詳細に説明されるであろう。
棚30は、キャビネット12からの取出し及び/又はキャビネット内での調整
を容易に行うことができる。例えば、棚30は、後方でヒンジ止めとし、定位置
に容易に持ち上げることができる。棚の幾つかを図2の他の棚よりも狭い間隔に
することができる。これは、(1リットル容器のような)大きいサイズの包装飲
料を販売機10内で、例えば棚36に置くことができるように中間の棚が外され
たためである。棚36の構成は他の棚30と同じであり、この棚も容易に機械に
取付け及び取外しをすることができる。
キャビネット12の背面に棚をヒンジ止めした配列でない別の可能な取付け配
列が考えられる。例えば、キャビネットの側面と背面とに取り付けることができ
、或いはより都合がよいならばキャビネットの両側面
に取り付けることができる。キャビネット12の内部の形態を迅速かつ容易に変
更するために販売機10を容易に再形成できるように、棚を容易に取外し、差込
み又は調整できることが重要である。例えば、販売機10が大きい寸法の容器の
販売しかできない場合は、棚の数と提供する銘柄、並びに機械の全体容量を最適
化するために、必要なように他の棚を取り出して調整することができる。一方、
販売機が日本で使用される場合は、例えば、販売される包装飲料は米国で使用さ
れるものより小さい。このため、機械がその中でより多くの棚を使用できるよう
に、棚の間隔をより狭くすることができる。棚間隔のかかる調整は本販売機10
に対して容易に行うことができる。
エレベーター手段34は、この販売機10に保持されるいかなる形式の包装飲
料も受け入れるようにすることができる。例えば、缶、瓶、1リットル容器。1
.5リットル容器又は2リットル容器の包装は、エレベーター手段34により、
容易に受取り輸送することができる。エレベーター手段34は、棚30から受け
た包装飲料を、キャビネット12のドア14の取出し口20に隣接した位置に昇
降させるであろう。従って、消費者は販売商品を取り上げるために屈む必要はな
いであろう。また、キャビネット12の内部の大部分が利用される。
図3を参照すれば、包装飲料が棚30の上にどのように保持されるかを説明す
る線図が示される。最下方の棚36に2リットルの包装飲料40が置かれる。棚
36と次の棚30との缶の空間は、棚30の残りの組の間に示された空間の2倍
である。これは、2リットル瓶のような大型の包装飲料40を入れるために中間
の棚を取り去ったためである。上方の棚30は瓶42と缶44とを収容する。3
個の缶44又は2個の瓶4
2を、図3の配列の大きな容器40の空間内に入れ得ることが分かるであろう。
この図面は、包装飲料の間の寸法の相互関係に対して完全に正確ではなく、単に
、棚における包装飲料の形態の説明のため、及び棚からのその排出の説明のため
に与えられたものである。図3は、基本的に、エレベーター通路32から棚30
に向かって見て得られる。
図3のこの説明は取り出されている棚30に焦点を合わせたが、棚は、販売機
10内で単純に調節することもできる。棚は、種々の大きさの包装飲料を受け入
れるために互いにより接近して、又はより離して置くことができる。棚30を販
売機10に追加でき、又は販売機から取り去ることができ、或いは販売機10の
中に棚を単に動かすことができる。本発明は、棚の間のむだな空間を最小にする
ことにより銘柄/商品構成を最適化することができる。
図3の各棚30は、包装飲料のコラムを形成する3区域を持つと考えることが
できる。背の低い包装を使用した場合はこの棚に4コラムを適合させ得ることは
勿論である。或いは、例えば、棚30をより長くし、従ってより多くのコラムを
保持できるように、販売機10の奥行きを大きくすることができる。包装飲料の
コラムに対する多くの異なった形態を本発明により得ることができる。
それにもかかわらず、例えば、図3は棚30上の包装飲料の3コラムを示す。
缶44が棚30上にあるときは、総てのコラムは個々に満たされる。しかし、瓶
、特に大型の瓶40が棚30又は36上に保持されるときは、この1個の商品は
2コラム以上を跨ぐことができる。図3において、下方の棚36は、大型の容器
40が跨がる3コラムを持つ。棚36の上方にある次の2個の棚30は、その上
に2個の瓶を持つ。この2
個の瓶42は、大型容器40とほぼ同じ大きさの空間を取る。瓶42は、各が2
区域に跨がり、従って2コラム分であると考えることができる。その他の装填さ
れた棚30の各は3個の缶44を持つ。このため、缶44のあるこれらの棚につ
いては、跨がっている包装飲料のない状態の各個別区域(コラム)に包装飲料が
ある。
棚30の各はエレベーター通路32に向かって下方に傾く。各棚の各列の正面
に重力解放手段46がある。この重力解放手段46は、棚30の下方に伸びてい
る部分48及び棚の上方に伸びている部分50とを備えることができる。部分4
8は、エレベーター手段34上に置かれた作動用手段58と組み合いことがてき
る。作動用手段58は、重力解放手段46を作動させるための電磁石装置を備え
ることができる。販売機の第1の実施例10においては、エレベーター手段34
の各側に3個の電磁石を設けることができる。ある特定の飲料物の販売を希望す
るときは、エレベーター手段は、その飲料物の置かれたある特定の棚30に動く
であろう。その飲料物が1個の区域(コラム)にある場合は、1個の電磁石が作
動させられるであろう。この電磁石は、上方部分50に包装飲料を解放させるた
めに、重力解放手段46の下方部分48と組み合うであろう。このとき、包装飲
料は、エレベーター手段34の包装物支持用組立体35内に転がり込むであろう
。電磁石は、その列の次の包装飲料を排出させるために部分48を速やかに解放
するであろう。この方法で、1個の包装飲料が販売されるであろう。包装飲料が
複数のコラムに跨がっていた場合は、包装飲料を解放するに十分な複数の電磁石
が作動されるであろう。
1コラムについて1個の停止具50を使用せずに、複数の停止具を使
用できることは勿論である。各停止具について対応した数の電磁石がエレベータ
ー手段34に設けられる。この配列は、異なった大きさの飲料物を棚に容易にか
つ確実に保持できるので好ましい。或いは、第1の包装飲料が排出されたとき、
列の第2の包装飲料が動かないように確実に停止されるように旋回ラチェット配
列を使うことができる。次いで、電磁石が下方部分48を解放したとき、ラチェ
ットはその最初の位置に旋回して、次の包装飲料が次の排出のために棚の上の前
方位置に向かって動くことを許す。棚1個当たり3個以上のコラムを使用する場
合は、エレベーター手段34上で適切な数の電磁石を使うことができる。
電磁石がエレベーター手段34に取り付けられること、及び包装物支持組立体
35か貯蔵棚30に接近したとき電磁石が励磁され下方部分48と組み合うであ
ろうことが期待される。このため、重力解放手段46を作動させる動力はエレベ
ーター手段34により与えられる。そこで、動力供給は各個別の棚に設けられな
ばならない。従って、これは、動力供給用の接続が不必要であるため、販売機か
ら外され、加えられ又は棚の位置を調整することが容易である。
電磁石配列の使用の代わりに、作動手段58として1個の電磁石をエレベータ
ー手段34の各側に設けることができる。この1個はラチェット機構と組み合い
、トリプルデプスベンダーの運転と同じ方法で重力解放手段40を作動させる。
瓶に対しては、最初及び中間のゲートが一緒に解放されるであろう。
或いは、エレベーターチェーンが逆転し重力解放手段46と組み合い、これに
より作動手段58として作動する。
別の代置例として、能動式の販売機を使うことができる。このオプショ
ンは棚の動力式販売機構を利用する。消費者が選択すると、エレベーター手段5
3が適切な棚30に動き、販売機構が作動され、包装飲料はエレベーター手段3
4の包装物支持組立体35内に転がる。このオプションにおいては、エレベータ
ー手段34は、販売機構を作動させる部分では作動しない。エレベーター手段3
4は、包装飲料の受取りそして排出するだけである。
追加のオプションは静止棚の使用である。このオプションは、エレベーター手
段34上の重力解放手段を組み入れるが、棚30上で動く部品はない。重力解放
手段は、包装物を棚からエレベーターに移動させる機構を持つ。棚30は包装物
がエレベーター通路32内に転がり込むことを防ぐ停止具を持つであろうが、重
力解放手段は、包装物をエレベーター手段34の包装物支持組立体35内に輸送
するために包装物をこの停止具の上に持ち上げなければならないであろう。
エレベーター手段34は、貯蔵区域の全高にわたり移動する。3区域(3コラ
ム)の飲料物が与えられた場合は、機械の後方に貯蔵された包装飲料は、取出し
口20を通って排出されるように前方に進まねばならない。これは、傾けられた
エレベーター手段34の包装物支持組立体35により行われる。この傾斜が支持
組立体35の背後からその前方への包装飲料の輸送をもたらすであろう。次いで
、支持組立体35が取出し口20の高さに達したとき、包装飲料は支持組立体3
5の前面から取出し口20への重力により送られる。従って、本発明のこの排出
機構は比較的簡単である。包装飲料を包装物支持組立体の前面に動かすための別
の装置として、コンベヤー又は押し棒を使うことができる。これらの方法は、確
実な商品の輸送と空間利用の利点を提供する。
さて、図4を参照すれば、販売機の第2の実施例10’が示される。この図面
は、前方から見た図であり、キャビネット12の内部を示す。この配列において
は、全ての棚52が側方に向かって傾いている。棚は逆山形には配列されていな
いため、第2の実施例のこれらの棚は、別の番号52で示される。しかし、この
第2の実施例は、棚52の下流側にエレベーター通路32とエレベーター手段3
4を持つ。包装飲料は、棚の下流側からエレベーター手段34に排出されるであ
ろう。次いで、包装飲料は重力によりエレベーター手段34の前面に再び動かさ
れ、ここで飲料物は、キャビネット12の一方の側に置かれた取出し口から排出
されるであろう。
図4に示された配列においては、エレベーター通路32は、キャビネット12
の右側に置かれる。従って、取出し口20はキャビネットの右側に置かれるであ
ろう。しかし、この配列を逆にすることも考えられる。エレベーター通路32及
びエレベーター手段34をキャビネット12の左側に置いて、総ての棚を左下方
に傾けることができる。かかる状況においては、取出し口は、キャビネットの左
側に置かれることは勿論である。
棚の各に対して入口54が設けられる。この入口は包装飲料の棚への容易な装
填を提供する。上方の棚はその上端から間隔を空けてその入口54を有すること
に注意すべきである。これは、包装飲料が、キャビネットの頂部の限定された間
隔のため、この棚の最上部分に適合できないためである。図4に示された実施例
においては、総ての棚52はキャビネット12内に取り付けられる。例えば、大
型の包装飲料がこの配列から分配される場合は、これら棚のどれかが外されるこ
とは勿論である。第1
の開示された実施例と同様に、第2の実施例の棚52は容易に外すことができる
。或いは、追加の棚52を加えることができ、或いは棚の間の間隔を調整するこ
とができる。例えば、異なった大きさの包装飲料が機械10’により保持される
ときは、不均一な棚間隔を使うことができる。棚52は、メッキした金属板、プ
ラスチック又は適宜適切なその他の材料より作られると考えられる。これらの棚
52は包装飲料の置かれる静止面を提供する。
図4において、棚52は、その前面に沿って伸びている下方リップ64を有し
示される。上の棚は出口54において切れているリップ64を持つ。本発明の好
ましい実施例においては、総ての棚54のリップ64は省略される。従って、包
装飲料は各棚54の上に容易に装填することができ、かつ異なった大きさの商品
をより容易に入れることができる。
エレベーター手段34に個々の包装飲料を排出するために、各棚の下方の縁に
重力解放手段46が設けられる。左側のフレーム部材66が図4の重力解放手段
46の観察を妨げる。エレベーター手段34は適切な重力解放手段58を有し、
電磁石に、重力解放手段46に選択された包装飲料を排出させる。
販売機の第2の実施例の販売機10’は、19個のその棚に3区画(3コラム
)の全部が少なくも11個の缶を保持できる。更に、最上の列56に15個の缶
を保持することができる。従って、総計624個の缶が販売機の第2の実施例1
0’内に保持できる。同様に、19個の棚に2区画(2コラム)の10個の瓶及
び最上部の棚56上の12個の追加の瓶を保持できる。従って、第2の実施例に
販売機10’は、総数で392個の瓶を保持することができる。
第2の実施例の販売機10’は、中央のエレベーター通路32が機械の側方に
動かされた点で逆山形配列に勝る利点を持つ。このため、ただ1組の棚が必要な
だけである。これは所要の重力解放手段46の数を減らし、またエレベーター手
段34の個別作動手段の数を減らす。
図5を参照すれば、販売機の第3の実施例10”が示される。図4と同様に、
棚52は、エレベーター通路32に向かって下方に傾斜する。しかし、図5の配
列においては、販売機の前面が番号60で示される。即ち、図5は側面図であり
、一方、図4は正面図である。
エレベーター手段34は、第3の実施例でキャビネット12の後方に設けられ
る。販売機10”の前面60でドア側の開かれると、棚52の全幅が露出される
。このため、この実施例は容易に装填することができる。
第1及び第2の実施例と同様に、第3の実施例の棚52は、メッキ金属板、プ
ラスチック又はその他の適宜適切な材料より構成されるであろうことが考えられ
る。包装飲料は静止面を形成する棚52に置かれる。棚52の側方のリップ64
は省略でき、或いはキャビネット12に棚52を取り付けるための手段を受け入
れるために使用することができる。各棚の上の複数のコラムを提供している各区
域の底の縁に重力解放手段46が設けられ、またエレベーター手段34は、重力
解放手段46の各を作動させるために適切な作動手段58を持つ。
図5の実施例には最上部の棚56は設けられない。従って、この配列は、全部
で19個の棚の3コラムを形成している区域内に11個の缶、総計で627個の
缶を保持し、或いは380個の瓶を保持するように全部で19個の棚の2区域に
10個の瓶を保持するであろうことが考えら
れる。上部の棚56により提供される余分の容量は、図5に示される販売機10
”の第3の実施例では得られない。販売機10”の第3の実施例の容量を増やす
ために希望するならば、この棚56を再挿入できることは勿論である。しかし、
機械60の前面から包装飲料を装填するための開口を設けることが必要である。
前述の実施例と同様に、販売機10”の第3の実施例の棚52は、形態を容易
に変えることができる。即ち、異なった大きさの容器を入れるために棚52を容
易に再配置することができる。
販売機10”の第3の実施例においては、包装飲料はキャビネット12の背後
においてエレベーター手段34に供給される。包装飲料は、重力により棚52か
らエレベーター手段34の包装物支持組立体35に動く。次いで、包装飲料は送
りシュート62を通って動き、消費者に都合の良い高さでキャビネット12の前
面の取出し口20において排出される。包装飲料は重力によりこの送りシュート
62を通って動くであろうが、希望するならば適宜の動力支援式の輸送配列を使
用することができる。例えば、包装飲料を確実に動かすためにコンベヤー又は押
し棒を使用できる。送りシュート62の下端はキャビネット12の頂部に向かっ
て「目の高さ」位置で示されるが、この端部は更に下げることができ、或いは出
口が腰の高さ又は別の適宜の希望高さにあるようにシュート62全体を下げるこ
とができる。
従って、本発明は包装飲料を便利な高さで販売する配列を提供する。この販売
機はどちらかと言えば複雑でなく、従って維持が容易である。販売機の棚は、異
なった大きさの容器を容易にこれから販売できるように、容易に取外し、挿入及
び再配置することができる。従って、本発明
は、棚の間のむだな空間を最小にすることにより、販売機内の銘柄商品構成を最
適化することができる。
説明された販売機10、10’及び10”に種々の変更をなし得ることを認め
るべきである。例えば、第1及び第2の実施例10、10’においては、包装飲
料は、エレベーター手段34の包装物支持組立体35上で、動力によりキャビネ
ット内の後方位置から動かされた。代わりに、これら包装飲料を包装物支持組立
体35の前面に積極的に引き又は押すためにある種の機構を設けることができる
。また、販売機10、10’及び10”は、包装飲料又はその他の適宜適切な商
品を分配することができる。
多くの方法で本発明を変更するその他の変更も明らかであろう。かかる変更は
、本発明の精神及び範囲からの逸脱として考えるべきでなく、また、本技術の熟
練者に明らかなかかる変更の総ては、以下の請求項の範囲内に含まれると考えら
れる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年8月26日(1998.8.26)
【補正内容】
販売機10は商品選択パネル22及び複数の商品選択ボタン24も備える。キ
ャビネット12の表面に取出し口20が設けられる。この取出し口20の高さは
適宜の希望高さに選ぶことができる。この取出し口20は、消費者が、販売され
た包装飲料を機械10から取り出すために屈まないような位置にあることが好ま
しい。この取出し口20は、機械を利用する消費者が、販売された商品を容易に
観察でき便利であるように本質的に腰の高さとすることができる。本発明の利便
性は、エレベーター手段34が以下説明されたときに明らかになるように、この
取出し口20が任意の希望高さにある状態で販売機を造り得ることである。また
、販売された包装飲料を、直立位置で送り出すことができる。
本発明のキャビネット12は、82.88cm及び200.66cmの両形式の標準
型トリプルデプスキャビネット(triple depth cabinet)とすることができる。沿
直方向の構造モジュール性、貯蔵容量及び使用し得る選択数を与える、より背の
低い形式もまた使用することができる、適宜適切な寸法のキャビネット12も使
用可能であることは言うまでもない。
図2を参照すれば、販売機の第1の実施例10の内部が示される。キャビネッ
ト12の前側は外されている。キャビネット内に、垂直方向で間隔を空けられた
複数の棚30が設けられる。販売機10の第1の実施例においては、総ての棚が
逆山形に下向きに傾けられる。キャビネット12の左右の棚は、互いにエレベー
ター通路32だけ間隔を空けられる。エレベーター手段34は、このエレベータ
ー通路32内を垂直方向に動くことができる。エレベーター手段34は、通路3
2に沿って垂直方向に動き得るエレベーターバケット又はシェルフ又はその他の
適切な手段となし得る包装物支持組立体35を備える。包装物支持組立体35を
昇
降させ得るラックピニオン式駆動手段、チェーン式駆動手段、液圧式駆動手段又
はその他の適宜適切な駆動手段を設けることができる。包装物支持組立体35の
前面にゲートを設けることができる。このゲートは、包装飲料が包装物支持組立
体35から取り出されるときに通路外に旋回又はその他で動くであろう。或いは
、包装物支持ユニット35の前面を妨げないようにすることができる。包装部支
持組立体35は、棚30の縁と平らな位置に動くことができる。
棚30は、複数の包装飲料の置かれる静止面を持つ。各棚は、一般に同じ予定
奥行きを有することが考えられる。この奥行きは、キャビネット12の前方から
後方に測定され、包装飲料の一連のコラムの列が各棚12に置かれれることを許
す。これらの包装飲料は、例えば、各棚に3コラムの缶を置けるような缶とする
ことができる。各コラム内に、複数列の包装飲料を提供することができる。例え
ば1列に6個の缶を置くこととができ、かつ1個の棚に3コラム置けるならば1
個の棚で18個の缶を保持することができる。
缶以外では、本発明の棚は、飲料瓶、1リットル、1.5リットル、2リット
ル又はその他の適宜の容量の飲料容器を保持できる。事実、本発明の販売機より
適宜適切な商品を販売することができる。
棚30は、メッキ金属板、プラスチック又はその他の適宜適切な材料で造るこ
とができる。考えられる棚配列の一例として、約17個の傾斜棚を200.66c
mの背の高い販売機のエレベーター通路32の各側に置くことができる。これは
総数で34個の貯蔵量の増加を提供する。包装飲料の貯蔵は、図3に関連してよ
り詳細に説明されるであろう。
請求の範囲
1.1供給の包装飲料(40、42、44)を貯蔵するためのキャビネット(
12)であって、包装飲料を販売する取出し口(20)のある前面を有する前記
キャビネット、
包装飲料を保持するためにキャビネット内で沿直方向の間隔を空けられた複数
の棚(30)であって、包装飲料の置かれた各棚の面は静止し、各棚(30)が
包装飲料の複数の列及びコラムを保持できるように包装飲料を間隔を空けたコラ
ムに支持するために複数の区域に分割し得る前記棚(30)、
棚(30)から個別の包装飲料を受け、包装飲料をエレベーター通路(32)
に沿って取出し口(20)に沿直方向に輸送するエレベーター手段(34)であ
って、棚(30)の総てがエレベーター通路に向かって下向きに傾斜している前
記エレベーター手段、及び
包装飲料が重力の影響下で棚(30)の静止面からエレベーター手段(34)
に動くように包装飲料をエレベーター手段(34)に排出するための重力解放手
段(46)
を備えた販売機。
2.エレベーター手段(34)が、キャビネット(12)内で中央に置かれた
エレベーター通路に沿って動き得る包装飲料支持組立体(35)を備え、取出し
口(20)はキャビネット(12)の側部に関してキャビネットの前面の中央に
置かれ、そして棚(30)はエレベーター通路に向かって下向きの逆山形である
請求項1による販売機。
3.重力解放手段(46)を作動させるための作動用手段(58)を更に備え
、重力解放手段は各棚(30)に置かれ、作動用手段(58)
は包装飲料支持組立体(35)に置かれ、支持組立体はエレベーター通路に沿っ
て沿直方向に可動であり、そして支持組立体が選定された重力解放手段と同じ高
さにあるときに、選択された重力解放手段が作動させられる請求項2による販売
機。
4.各棚(30)の飲料のコラムのための各区域に対して重力解放手段(46
)が設けられる請求項3による販売機。
5.ある包装飲料が棚(30)の上にあるときに1個以上の区域内にあるため
に複数のコラムの区域に跨がり、その包装飲料が排出されるとき、作動用手段(
58)は、その包装飲料が置かれた区域に対する重力解放手段の総てを作動させ
る請求項4による販売機。
6.作動用手段(58)は各重力解放手段のための電磁石を備え、電磁石は包
装飲料支持組立体(35)の各側に置かれる請求項3による販売機。
7.エレベーター手段(34)はキャビネット(12)の一方の側部に置かれ
たエレベーター通路に沿って動き得る包装飲料支持組立体(35)を有し、取出
し口(20)はキャビネットの前面の側部に置かれ、そして棚(30)の総てが
エレベーター通路に向かって下方に傾いている請求項1による販売機。
8.重力解放手段(46)を作動させるための作動用手段(58)を更に備え
、重力解放手段は各棚(30)に置かれ、作動用手段(58)は包装飲料支持組
立体(35)に置かれ、包装飲料支持組立体はエレベーター通路に沿って沿直方
向に可動であり、そして選択された重力解放手段は、支持組立体が選定された重
力解放手段と同じ高さにあるときに作動させられる請求項7による販売機。
9.各棚(30)の飲料のコラムのための各区域に対して重力解放手段(46
)が設けられる請求項8による販売機。
10.ある包装飲料が棚(30)の上にあるときに1個以上の区域内にあるた
めに複数のコラムの区域に跨がり、その包装飲料が排出されるとき、作動用手段
(58)は、その包装飲料が置かれた区域に対する重力解放手段の総てを作動さ
せる請求項9による販売機。
11.作動用手段(58)は各重力解放手段(46)のための電磁石を備え、
電磁石は包装飲料支持組立体(35)の一方の側にのみ置かれる請求項8による
販売機。
12.キャビネット内の総ての棚(30)が逆山形に下方に傾斜する請求項1
による販売機。
13.エレベーター手段(34)が包装飲料支持組立体(35)を備え、この
組立体は個々の包装飲料を受け、その後でエレベーター手段(34)が個々の包
装飲料を続けて輸送する請求項12による販売機。
14.キャビネット(12)内の棚の配置を容易に変更できるように、棚(3
0)を容易に再配置させ得る手段を更に備える請求項12による販売機。
15.取出し口(20)がキャビネット(12)内の棚(30)の少なくも一
対の上方に置かれ、そしてエレベーター手段(34)が包装飲料を取出し口より
下方の棚(30)から取出し口に持ち上げる請求項17による販売機。
16.エレベーター手段(34)が包装飲料支持組立体(35)を備え、この
組立体は支持面上に個々の包装飲料を受け、包装飲料が取出し口(20)から取
り出されるときに、包装飲料を支持面から持ち上げ得
るように取出し口(20)と包装飲料支持組立体(35)の支持面とが水平方向
で揃えられる請求項15による販売機。
17.エレベーター手段(34)が包装飲料支持組立体(35)を備え、この
組立体は支持面上に個々の包装飲料を受け、包装飲料が取出し口(20)から取
り出されるときに、包装飲料を支持面から持ち上げ得るように取出し口(20)
と包装飲料支持組立体(35)の支持面とが水平方向で揃えられる請求項1によ
る販売機。
18.1供給の包装飲料を貯蔵するためのキャビネット(12)であって、前
記キャビネットは前方と後方とを有し、取出し口(20)が前方にあり、包装飲
料は取出し口(20)を通って販売される前記キャビネット、
個々の包装飲料を受け取りこの包装飲料を取出し口(20)に沿直方向に輸送
するエレベーター手段(34)であって、キャビネット(12)の後方に置かれ
たエレベーター通路に沿って動き得る包装飲料支持組立体(35)を有する前記
エレベーター手段、
包装飲料を保持するためにキャビネット内で沿直方向に間隔を空けられた複数
の棚(30)であって、キャビネット内の総ての棚(30)がエレベーター通路
に向かって後方及び下方に傾斜し、包装飲料を乗せる各棚の面が静止している前
記棚を備えた販売機。
19.包装飲料を、包装飲料支持組立体(35)から取出し口(20)に動か
すための手段を更に備える請求項18による販売機。
20. 包装飲料が重力の影響下で棚(30)の静止面からエレベーター手段
(34)に動くように包装飲料をエレベーター手段(34)に
排出するための重力解放手段(46)、及び
重力解放手段(46)を作動させるための作動用手段(58)であって、重力
解放手段は各棚(30)に置かれ、作動用手段(58)は包装飲料支持組立体(
35)に置かれ、支持組立体はエレベーター通路に沿って沿直方向に可動であり
、そして支持組立体が選定された重力解放手段と同じ高さにあるときに、選択さ
れた重力解放手段が作動させられる前記作動用手段
を更に備える請求項18による販売機。
21.各棚(30)は間隔を空けられたコラムに包装飲料を支持する複数の区
域に分割し得る予定奥行きを有し、棚(30)の各の飲料物のコラムのための各
区域に対する重力解放手段(46)が設けられる請求項20による販売機。
22.ある包装飲料が棚(30)の上にあるときに1個以上の区域内にあるた
めに複数のコラムの区域に跨がり、その包装飲料が排出されるとき、作動用手段
(58)は、その包装飲料が置かれた区域に対する重力解放手段の総てを作動さ
せる請求項21による販売機。
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