JP2000514617A - サウンド収集方法および装置 - Google Patents

サウンド収集方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 再生中に改良した三次元イメージを発生する録音を行う際に使用するためのサウンド収集方法である。振動情報は、受信音波に応答してボデー部分の振動数に対応する第1信号を生成するためのクリスタル・マイクロホン(78)を使用してボデー部分(26)から検出される。ダイレクト・サウンド情報は、受信音波の周波数に対応する第2信号を生成するように第2位置でボデー部分に取り付けたコンデンサ・マイクロホン(82)を用いてボデー部分から検出される。第1、第2の位置は互いに近接しており、音波がほぼ同時にいずれの位置へも到達するようにしてある。あるいは、いずれかの位置で受信された信号を処理すなわち時間遅延させ、音波がほぼ同時に各位置から録音されるようにしてもよい。こうしてできた第1、第2の信号をミキサを使用して結合し、普通の録音装置へ入力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 サウンド収集方法および装置 技術分野 本発明は、再生中に改良三次元イメージを与えるレコード盤、コンパクト・デ ィスクなどを録音する際に使用するためのサウンド収集方法および装置に関する 。 発明の背景 デュアル・チャネルまたは「ステレオ」送信システムの開発以来、オーディオ システムの設計者はソース録音の臨場感を向上させる方法を探求してきた。現在 、この目標をどのように達成するかについて2つの考え方がある。アルゴリズム 的処理とバイノーラル録音である。アルゴリズム的方法では、手の込んだ処理技 術を利用しており、たとえば、高さ、深さの錯覚を創り出すのに移相、EQ遅延 を用いる。しかしながら、この方法での出力信号の特性は入力データの特性に直 接依存している。したがって、高品質三次元イメージは高品質入力データが利用 された場合にのみ達成され得る。しかしながら、当業者にはわかるように、これ は従来の記録技術の場合には一般的ではない。さらに、最も軽い過剰処理でさえ 出力信号を破壊し、リスナーに充分に不快感を与えるものとなる可能性があるこ とがわかっている。 一方、バイノーラル録音技術は、ソース録音の臨場感を向上させる方法として より有望性があることを示している。バイノーラルサウンド用途および処理技術 についての歴史的な評価が、Audio Magazineの1986年3月版で刊行されたJo hn Sunier著「A History of Binaural Sounds」に見出される。そこに記載され ているように、約1936年から1983年まで、バイノーラル装置および処理 技術は比較的変わらないままであった。操作時、左右のチャネルを形成するよう にバッフルによって隔離された一対のマイクロフォンを有するソース録音装置と してマネキンあるいは同様のダミー・ヘッドを利用した。 1980年代になって、この伝統的な装置に変化がもたらされた。たとえば、 全耳管(full ear canals)である。これは冗長な複雑さを創り出した。すなわち 、録音装置の全耳管をリスナー自身の全耳管とつなげて使用すると、受信信号を かなりひずませることがわかったのである。他の変化としては、たとえば、多重 マイクロフォンの使用がある。しかしながら、この方法は、複数のスピーカも使 用するような状況、たとえば、テーマパークなどにある360度サラウンド・サ ウンド・シアターだけに適していることがわかった。バイノーラル方法について の他の変化は、たとえば、Wallaceに発行された米国特許第3,985,960号、van de n Bergに発行された米国特許第4,074,084号、Schone et al.に発行された米国 特許第4,388,494号、van den Bergに発行された米国特許第4,393,270号、Genuit に発行された米国特許第4,741,035号、Stevens et al.に発行された米国特許第5 ,105,822号に見出すことができる。これらの米国特許は、各々、バイノーラル法 を利用するサウンド再生方法を開示している。 これらの変化は伝統的なバイノーラル録音技術をかなり改善しているが、それ による録音は、完全な三次元イメージを達成するのに必要な所望の高さ/深さ成 分を欠いている。本出願人は、人間が音を聴く方法に関する根本的な誤解のため に、従来の装置は、この成分を欠いていることを見出した。伝統的な装置は人間 が主としてその両耳で聴くことを理解した上で開発されているが、本出願人は、 実際に、人間の身体、特に、身体振動成分が重要な役割を演ずることを見出した 。適切に活用した場合、この振動成分は著しく向上した原始次元数を有する録音 を可能とすることになる。 したがって、再生時に三次元イメージを向上させるべくソース録音で使用する 直接的なサウンド情報、身体振動情報の両方を利用するサウンド収集方法および 装置についてのニーズが存在する。 発明の開示 本発明の目的は、人間のサウンド収集プロセスを模倣するサウンド収集方法お よび装置を提供することによって従来技術の限界を克服することにある。 本発明のより特別な目的は、人体部分における第1、第2の部位のそれぞれで 受け取った振動情報、直接サウンド情報を検出し、組み合わせるサウンド収集方 法および装置であって、これらの部位が互いに充分に近接していて、音波がほぼ 同時に各部位に達するようにしたサウンド収集方法および装置を提供することに ある。これらの部位が充分に近接していなくて、ほぼ同時に各部位の音波が到達 できない場合には、いずれかの部位で受け取られた信号を処理し、すなわち、時 間遅延させ、音波がほぼ同時に各部位から記録されるようにすることができる。 本発明のまた別の特別な目的は、振動体に取り付けた少なくとも一対のクリス タル・マイクロフォン/コンデンサ・マイクロフォンを使用して振動情報、直接 サウンド情報を検出し、組み合わせるサウンド収集方法および装置であって、こ れらのコンポーネントが互いに充分に近接して位置していて、音波がほぼ同時に クリスタル・マイクロフォン、コンデンサ・マイクロフォンに到達するようにし たサウンド収集方法および装置を提供することにある。ここでも再び、クリスタ ル・マイクロフォンがコンデンサ・マイクロフォンに充分近接して置くことがで きず、音波が各部位にほぼ同時に到達できない場合には、いずれかの部位で受信 した信号を処理、すなわち、時間遅延させ、各部位からの音波をほぼ同時に録音 することができる。 本発明のまた別の目的は、トルソ部を有する振動体を使用して人体振動情報を 検出するサウンド収集方法および装置であって、トルソ部が、有意の発振なしに 全振動数範囲にわたって振動し、それを直接サウンド情報と組み合わせるように なっている一対のプレートを包含するサウンド収集方法および装置を提供するこ とにある。 本発明のさらなる目的は、具体的な媒体内に固定した結合振動情報・ダイレク ト・サウンド情報を包含し、振動情報およびサウンド情報の両方が音波に応答し て生成され、振動情報が第1位置における振動体の振動数に対応し、ダイレクト ・サウンド情報が第2位置において音波から直接発生し、第2位置が第1位置に 充分に近接しており、音波がほぼ同時に各位置に到達するようになっている録音 を提供することにある。位置が充分に近接しておらず、音波がほぼ同時に各位置 に到達できない場合には、どちらの位置で受信された信号を処理すなわち時間遅 延させ、音波を各位置からほぼ同時に録音するようにする。 本発明によれば、サウンド収集方法は、第1位置でボデー部分からの振動情報 を検出し、受信音波に応答してボデー部分の振動数に対応する第1信号を生成す る段階を包含する。ダイレクト・サウンド情報は、さらに、第2位置でボデー部 分から検出され、受信音波の周波数に対応する第2信号を生成する。第2位置は 第1位置に充分近接しており、音波がほぼ同時に各位置に到達するようになって いる。あるいは、どちらの位置で受信された信号を処理すなわち時間遅延させて 、音波が各位置からほぼ同時に録音されるようにしてもよい。 好ましい実施例において、振動情報はクリスタル・マイクロホンを使用して検 出され、ダイレクト・サウンド情報は少なくとも1つのエレクトレット・マイク ロホンを使用して検出される。この少なくとも1つのエレクトレット・マイクロ ホンが、好ましくは、といって必ずというわけではないが、クリスタル・マイク ロホンと同じ場所に配置される。ひとたび振動情報およびダイレクト・サウンド 情報が検出されたならば、ミキサを使用してそれらを結合する。ステレオ・バー ジョンにおいては、振動情報およびダイレクト・サウンド情報は振動体の両側か ら検出され、組合されてデュアル・チャネル出力を提供する。 上記の方法を実施する際、レコード、たとえば、電磁式カセット、LP、コン パクトディスクなどに録音するためのサウンド収集装置がさらに提供される。そ の最も単純な形態において、サウンド収集装置は、第1位置で取り付けたクリス タル・マイクロホンのような第1のマイクロホンを有するボデー部分を包含し、 この第1マイクロホンが受信音波に応答してボデー部分の振動数に対応する第1 信号を生成する。少なくとも1つの二次マイクロホン(たとえば、コンデンサ・ マイクロホン)が、第2位置でボデー部分に取り付けられ、受信音波の周波数に 対応する第2信号を生成する。本発明によれば、第2位置は第1位置に充分近接 しており、音波がほぼ同時に各位置に到達するようにしている。あるいは、どち らかの位置で受信された信号を処理すなわち時間遅延させ、音波が各位置からほ ぼ同時に記録されるようにしてもよい。上記したように、クリスタル・マイクロ ホンおよび少なくとも1つの二次マイクロホンは同じ場所に配置されると好まし いが、必ずしもそうである必要はない。こうして生じた第1、第2の信号は、ミ キサを使用して組合せてもよい。 録音装置の好ましい実施例においては、ボデー部分は一体であり、人間のヘッ ド部およびトルソ部をシミュレーションするように幾何学的に構成される。トル ソ部は、各々複数の質量の異なるリブを有する一対の外方へ延びているプレート を包含する。これらのリブは、意味のある発振なしに可聴周波数範囲を通じて振 動するようになっている。 本発明のステレオ・バージョンにおいて、上記の録音装置のボデー部分は、右 側部および左側部を包含し、これらの側部は、たとえば、内部バッフルによって 詳細に描写することができる。第1のクリスタル・マイクロホンは第1位置でボ デー部分の右側に取り付けられ、第1のコンデンサ・マイクロホンは第2位置で ボデー部分の右側に取り付けられる。またさらに、第2のクリスタル・マイクロ ホンは第1位置でボデー部分の左側に取り付けられ、第2のコンデンサ・マイク ロホンは第2位置でボデー部分の左側に取り付けられる。ボデー部分の両側にお けるクリスタル・マイクロホン/コンデンサ・マイクロホン対は、互いに相対的 に配置され、音波がほぼ同時に対を構成している各マイクロホンに到達するよう にする。あるいは、どちらかの位置で受信した信号を処理すなわち時間遅延させ 、音波が各位置からほぼ同時に録音されるようにしてもよい。振動・ダイレクト ・サウンド情報をボデー部分のそれぞれの側部で組合せるミキサを設けてもよい 。 好ましいステレオ実施例においては、複数(少なくとも2つ)のコンデンサ・ マイクロホンを、それぞれ第3、第4などの位置でヘッド部の左右の側部にグル ープとして取り付けてもよい。コンデンサ・マイクロホンのグループは、対応す るクリスタル・マイクロホンに相対的に(右側あるいは左側)配置され、音波が ほぼ同時にコンデンサ・マイクロホンのグループおよび対応するクリスタル・マ イクロホンに到達するようにする。あるいは、どちらかの位置で受信された信号 を処理すなわち時間遅延させ、音波が各位置からほぼ同時に録音されるようにし てもよい。ここで再び、本発明によれば、コンデンサ・マイクロホンのグループ は、対応するクリスタル・マイクロホンと同じ場所に配置されると好ましいが、 必ずしもそうである必要はない。 本発明のこれらおよび他の目的、特徴および利点は、添付の図面を参照しなが ら、発明を実施する最良の形態についての以下の詳細な説明を検討することによ ってより容易に明らかとなろう。図面の簡単な説明 第1図は、本発明の方法のステップのブロック図である。 第2図は、保護カバーと共に示す本発明の録音装置の斜視図である。 第3図は、第1図の録音装置のヘッド部の第1の好ましい実施例の右側面図で ある。 第4図は、第3図の録音装置のヘッド部の正面図である。 第5図は、第3、4図の録音装置のヘッド部の後面図である。 第6図は、第3図に示すヘッド部の横断面図である。 第7図は、第1図に示す録音装置の取り付けプレートの頂面図である。 第8図は、第3〜6図に示す録音装置のヘッド部の実施例の平面図である。 第9図は、10−10線に沿って切った第3図のヘッド部の横断面図である。 第10図は、本発明のヘッド部の第1の好ましい実施例において使用されるマ イクロホン、増幅器およびミキサの相互連結を示すブロック図である。 第11図は、本発明の教示に従って使用され得る代表的なプリアンプの回路図 である。 第12図は、本発明の教示に従って使用され得る代替プリアンプの回路図であ る。 第13図は、本発明の録音装置のヘッド部の第2の好ましい実施例の正面図で ある。 第14図は、本発明のヘッド部の第2の好ましい実施例において使用されるマ イクロホン、増幅器およびミキサの相互連結を示すブロック図である。 第15図は、本発明のヘッド部の第3の好ましい実施例の正面図である。 第16図は、第3の本発明の第3の好ましい実施例において使用されるマイク ロホン、増幅器およびミキサの相互連結を示すブロック図である。 第17図は、ボデー振動情報を検出するために本発明の教示に従って使われる 代表的なクリスタル・マイクロホンの展開斜視図である。 第18図は、実質的に保護カバーを取り除いて示す第1図の録音装置の胴部の 左側要素の正面図である。 第19図は、線20−20に沿って切った第6図に示す胴部の横断面図である。 発明を実施するための最良の形態 本発明のサウンド収集方法は、特に、レコード、たとえば、電磁式のカセット 、LP、コンパクトディスクなど、に録音することに関するものである。この方法 は、概略的に第1図を参照して説明することができるが、右側部および左側部を 有する振動体を用意するステップ10を包含する。振動情報は、第1位置で振動 体の右側からの音波に応答してボデー部分から収集あるいは検出され(ステップ 12)、第1信号を生成することができる。さらに、サウンド情報は、第2位置 において振動体の右側からの音波に応答して直接検出され(ステップ14)、第 2信号を生成することができる。 本発明によれば、第2位置は第1位置に充分近接しており、音波がほぼ同時に 各位置に到達するようになっている。振動情報は、第1位置で振動体の左側から の音波に応答してボデー部分からさらに検出され(ステップ16)、第3の信号 を生成する。またさらに、サウンド情報は、第2位置で振動体の左側からの音波 から直接検出され(ステップ18)、第4の信号を生成する。ここで再び、第2 位置は第1位置に充分近接しており、音波がほぼ同時に各位置に到達するように なっている。 第2位置の第1位置への近接に関して、音波がほぼ同時に各位置に到達するよ うにすることを意図している。もしこれらの位置が充分に近接して音波がほぼ同 時に各位置に到達することができないならば、どちらかの位置で受信された信号 を処理すなわち時間遅延させ、音波が各位置からほぼ同時に録音されるようにし てもよい。 上記の方法は、もちろん、ステレオ録音に関している。モノラル録音を望むな らば、左右のチャネルからの出力信号を当業者にとって公知の普通の信号加法技 術を使用してモノラル用に合計してもよく、ここでこれ以上説明する必要はない であろう。あるいは、ダイレクト・サウンド情報およびボデー振動情報を単一の チャネルから検出してもよい。たとえば、単一のクリスタル・マイクロホン/コ ンデンサ・マイクロホン対を、所望の録音、適用可能パラメータに依存して、ヘ ッド部または他の適当な位置の前方へ装着してもよい。 図面の第2図を参照すると、ここには、上記発明の方法を実施するための録音 装置のステレオ型実施例が示してある。全体を参照符号22で示す装置は、ヘッ ド部26および胴部28を包含するボデー振動システム24を包含し、これらヘ ッド部26、胴部28は内部構成要素を保護する保護カバー29と共に示されて いる。振動システム24は、もちろん、全体的にあるいは部分的に、たとえば、 ポリエチレン、ポリウレタン、ナイロン、プラスチックなど含む任意適当な材料 で覆うことができる。システム24は、また、音響技師のニーズおよび適用可能 な録音、周囲条件に応じて覆わないままであってもよい。 ヘッド部26は、ねじ(図示せず)または他の適当な固定手段、たとえば、ナ イロン・ボルトなどによって減衰プレート30その他の適当なプラットホームへ 装着することができる。図示したように、減衰プレート30は、調整可能な三脚 32に取り付けてあると好ましいが、必ずしもこれにこだわることはない。プレ ート30は第7図により詳細に示してあり、複数の振動減衰要素34を包含し、 これらの振動減衰要素34はゴム装着式緩衝器である。 装置22は、入力ケーブル37を介してミキサ36に連結されるようになって いる。ミキサ36は、ダイレクト・サウンド情報とボデー振動システム24によ って検出されたボデー振動情報を個別の左右のチャネルに結合するように作動す る(すなわち、右チャネル:右側ダイレクト・サウンド情報および右側ボデー振 動情報、そして、左チャネル:左側ダイレクト・サウンド情報および左側ボデー 振動情報)。ミキサ36は、入力ケーブル39、41(左右のチャネル)を介し て従来の録音装置38に接続される。 ヘッド部26の第1の好ましい実施例が図面の第3〜6図および第9図に示し てある。ヘッド26は、好ましくは、高共鳴材料(たとえば、たとえばEngleman Spruce wood)で作る。しかしながら、用途に応じて、任意適当な材料たとえば 、プラスチック、セラミックならびに他のタイプの木材および複合材料を使用し 得る。ヘッド部26は、また、ナイロンねじ(図示せず)などで相互に取り付け 、2つの個別の左右のシステムを創り出すように内部バッフル44で隔離した右 側部40、左側部42を有する二分割式のほぼ中実の構造からなるものであると 好 ましいが、必ずしもこの通りでなくてもよい。バッフル44は、ポリウレタンま たはこの特定の目的に適う任意他の材料で構成される。中実構造が好ましいが、 ヘッド部26の右側部40、左側部42の各々は、さらに後に詳細に説明するよ うに、内部電気構成要素を受け入れ、収容するくりぬいた空所46、48を包含 する。空所46、48は、また、ポリエチレンなどの保護カバー50で覆われて 、汚染物質の侵入を防ぐようにしてもよいが、必ずしもこの通りでなくてもよい 。1つ以上の空所(図示せず)をヘッド部26にくりぬき、ポリフォームなど他 の稠密材料を挿入できるようにし、人間の頭部の振動特性をより正確に模倣でき るようにしてもよい。 ヘッド部26は、人間のサウンド収集プロセスを模倣するように設計されてお り、人間の頭部に似た形状となっている。本発明によれば、ヘッド部26の幾何 学配置により、サウンド収集装置22が空間内のあらゆる点とは異なった音響デ ータを判断することによってサウンドを局在化させることができる。もちろん、 サウンド収集装置22は種々のサイズで製造することができる。しかしながら、 いずれにしても、種々の寸法間の関係はきちんと一定に留めなければならない。 第5図に示すように、ヘッド部20は、約8インチの高さと、約3.85インチ のベース幅を有する。高さ/ベース幅比率は約2:1である。より大型のバージ ョンを望む場合には、たとえば、高さ12インチの場合、高さ、幅間の関係は、 約6.0インチ(12/2)のベース幅を有するより大きいバージョンで同じ結 果に留まることになる。同様に、さらに大きなサイズのヘッド部、たとえば、高 さの16インチのヘッド部を望む場合には、約8インチのベース幅が必要となろ う(16/2)。 図面の第3図を再び参照してわかるように、ヘッド部26はその頂部56で最 大寸法(約4.2インチ)であり、基部58でその次に大きな寸法(約3.75 インチ)であり、その中間部分60で最も狭くなっている(約2.85インチ) 。中間部分は、本発明で利用されるコンデンサ・マイクロホン、エレクトレット ・マイクロホンを取り付けることが意図されているヘッド部26の領域である。 さらに明白なように、頂部56は、約5インチの高さで始まり、約7.35イン チの高さで終わる外側曲率半径を有する。ヘッド部26のサイズは変化してもよ い が、ヘッド部26の部分間の幾何学的関係は比較的一定のままである。たとえば 、基部58の幅(3.75インチ)と中間部分60の幅(2.85インチ)の比 率は約1.33:1である。したがって、基部が5.625インチ延びているこ とを意図している大型のヘッド部では、たとえば、中間部分は約4.2(5.6 25/1.33)インチ延びることになる。同様に、基部が7.5インチ延びる ことを意図したより大きいバージョンにおいては、中間部分は約5.6(7.5 /1.33)インチ延びることになる。 頂部56の湾曲の開始点と終了点の比率もまたサイズに関係なく比較的一定に 留まる。上記のように、第3〜6図に示す実施例において、頂部は、約5インチ の高さから約7.35インチの高さまで延びる曲率半径を有し、約0.68:1 の比率である。湾曲の開始点の高さ(5インチ)対基部58の幅(3.75イン チ)の比率は1.33:1である。より大きいサイズのバージョンにおいては、 上記したように、基部が5.625インチ延びることを意図できるが、湾曲点は 約7.5(5.625×1.33)インチの高さで始まらなければならず、約6 .45(7.5/0.68)インチの高さまで延びなければならない。同様に、 ベースの幅が7.5インチのオーダーとなることを意図しているより大きいバー ジョンにおいては、中間部分は幅約5.7(7.5/1.3)インチである。容 易にわかるように、多数の幾何学的関係およびそれに対応する比率は第3、5図 を参照して決めることができる。しかしながら、ヘッド部26のサイズに関係な く、これらの比率は比較的一定に留まることになる。 次に図面の第8図を参照すると、ここには第3〜6図に示すヘッド部26の平 面図が示してある。この平面図は、基部58が、水平基準線64から約5度の角 度、垂直基準線70から85度の角度で延びる後部境界62を有する。参照符号 68で示す基部の側部は、後部境界62に対して直角に引いた基準線66から1 5度の角度で延びる。基部の側部境界68もまた、基準線64に対して直角の基 準線70から20度の角度で延びているものと見ることができる。 第8図をなお参照して、ここでわかるように、頂部56は基準線66から10 度の角度で、基準線70から15度の角度で延びる側部境界72を有する。最後 に、中間部分60の横断面側部境界74は、基準線66から30度の角度および 基準線70から35度の角度で延びている。 本発明によれば、これらの角度は、ヘッド部26のサイズに関係なく比較的一 定に留まる。サイズ間の幾何学的関係もまた、比較的一定に留まる。たとえば、 後部境界62の幅(1.935インチ)と基部76の幅(0.55インチ)の比 率は約3.5:1であることがわかる。したがって、たとえば、長さ約2.89 インチの後部境界を有することを意図したより大きいバージョンにおいては、基 部の前部境界は約0.82(2.89/3.5)インチとなる。第9図に示すヘ ッド部も、同様に、約2:1(1.935/0.950)の後部基部境界対ヘッ ド幅を有する。したがって、後部境界が2.9インチの長さを有することを意図 しているより大きい上記バージョンでは、ヘッド幅は約1.4(2.89/2) インチとなる。またさらに、図示実施例では、約1.73:1の前部ヘッド幅対 基部の比率がある。したがって、ヘッド幅が約1.4インチとすることが決定さ れたより大きいバージョンにおいては、約0.8(1.4/1.73)インチの 対応する前部基部幅がある。ここで再び、多数の幾何学的関係を決定することが できる。本発明によれば、この関係は設計したヘッド部のサイズに関係なく維持 されなければならない。 図面の第3〜5図および第9図を再度参照して、ここでは、第2図のステレオ 実施例をさらに詳しく説明する。図示したように、ヘッド部26は、左側のクリ スタル・マイクロホン78と、右側のクリスタル・マイクロホン80とを包含し 、各マイクロホンは、第7図に示す方法でヘッド部内に直接埋め込まれている。 少なくとも1つのコンデンサ(好ましくは、といって必ずというわけではないが 、エレクトレット)マイクロホン82が、さらに、右側部40に取り付けてあり 、少なくとも1つのマイクロホン(好ましくは、といって必ずというわけではな いが、エレクトレット)マイクロホン84が左側部42に取り付けてある。本発 明によれば、コンデンサ・マイクロホン82、84は、それぞれ、対応するクリ スタル・マイクロホン78、80に充分近接して設置してあり、音波が各マイク ロホンによってほぼ同時に受信されるようにしてある。 クリスタル・マイクロホン78、80は、受信音波に応答してボデー部分26 の振動数に対応する信号を生成するようになっている。さらに、コンデンサ・マ イクロホン82、84は、受信音波の周波数に対応する信号を生成するようにな っている。第2図に示すように、ヘッド部分26の両側部40、42からの振動 情報およびダイレクト・サウンド情報をケーブル37を介してミキサ36へ入力 することができ、このミキサがケーブル37、41を介して従来の録音装置38 へ入力するための左右のチャネル情報を生成する。 上記の実施例におけるクリスタルマイクロホンとコンデンサ・マイクロホンと 関連する内部電気構成要素が第10図により詳細に示してある。参考として、C 1はクリスタル・マイクロホン78に対応し、C2はクリスタル・マイクロホン 80に対応する。同様に、E1、E2は、コンデンサ(エレクトレット)マイク ロホン82、84に対応する。コンデンサ・マイクロホン78、80は、それぞ れ参照符号86、88で示す対応したプリアンプA−Bと電気的に連絡している 。プリアンプの各々は、ミキサ36と電気的に連通しており、ミキサ36にMI Cレベル入力を与える。プリアンプ86、88は、所望の増幅目的を実行する任 意適当な構造のものであってよい。上記の実施例において、プリアンプ86(A )の代表的な回路図を、たとえば、第11図に示してある。同様に、プリアンプ 88(B)の代表的な回路図を第12図に示してある。 クリスタル・マイクロホン78、80(C1、C2)の各々は、その正、負の 端子を横切って接続された対応する抵抗器を有し、この抵抗器は、対応するクリ スタル・マイクロホンを調整してその最大感度を達成するように選んだインピー ダンス値を有する。種々の電気抵抗値を用途に応じて使用し得るが、本出願人は 、先に説明した実施例において、390KΩ〜1MΩの範囲の値が所望の目的を 達成することを見出している。しかしながら、チューニング・プロセスがクリス タルの関数なので、異なる種類のクリスタル・マイクロホンが異なるR値を必要 とすることは了解されたい。 第10図に参照符号90、92で示す電気抵抗要素の各々は、高インピーダン スプリアンプ94、96と電気的に連絡しており、これらプリアンプは、それぞ れ、対応するクリスタル・マイクロホン78、80の高インピーダンス入力をミ キサ36で受信することになっているライン・レベル出力に変換する。 明らかなように、ミキサ36は4つの入力部98、100、102、104と 2つの出力部106、108を有する。ミキサ36は、たとえば、Steward 4マ イク入力ミキサを包含するものであってもよく、クリスタル・マイクロホン80 によって検出された左側ボデー振動情報をコンデンサ・マイクロホン84(左チ ャネル)によって検出される左側ダイレクト・サウンド情報と組合せ、クリスタ ル・マイクロホン78によって検出された右側ボデー振動情報をコンデンサ・マ イクロホン82(右チャネル)によって検出された右側ダイレクト・サウンド情 報と組合せるように設計されている。 次に図面の第13図を参照すると、本発明のヘッド部26の第2の好ましい実 施例が示してある。この実施例において、ヘッド部26の左右の側部の各々は、 単一のクリスタル・マイクロホン110(右側)、単一のクリスタル・マイクロ ホン112(左側)、一対のコンデンサ(好ましくは、といって必ずというわけ ではないが、エレクトレット)マイクロホン114、116(右側)、そして、 一対のコンデンサ(好ましくは、といって必ずというわけではないが、エレクト レット)マイクロホン118、120(左側)を包含する。ヘッド部26は、も ちろん、高共鳴性材料(たとえば、Englemans pruce wood)から作ってあり、上記 と同様の方法で相互に取り付けた右側部122、左側部124を有する二分割式 中実構造からなる。 本発明によれば、コンデンサ・マイクロホン114、116はクリスタル・マ イクロホン110に充分近接して設置され、音波がマイクロホンの各々によって ほぼ同時に受信されるようにしてある。コンデンサ・マイクロホン118、12 0も同様にクリスタル・マイクロホン112に充分近接して設置され、音波がほ ぼ同時にマイクロホンの各々によって受信されるようにしている。上記の第1実 施例におけると同様に、クリスタル・マイクロホン110、112は、各々、受 信音波に応答してボデー部分36の振動数に対応する信号を生成するようになっ ている。ここで再び、ヘッド部26の両側部122、124からの振動情報およ びダイレクト・サウンド情報はミキサへ入力され、このミキサが従来の録音装置 への入力のための左右のチャネル情報を生成する。 この実施例においてクリスタル・マイクロホンおよびコンデンサ・マイクロホ ンと組み合わせた内部電気構成要素が第14図により詳しく示してある。参考の ために、C1はクリスタル・マイクロホン110に対応し、C2はクリスタル・ マイクロホン112に対応する.。同様に、E1、E2はコンデンサ(エレクト レット)マイクロホン114、116に対応し、E3、E4はコンデンサ(エレ クトレット)マイクロホン118、120に対応する。コンデンサ・マイクロホ ン114〜120が、各々、参照符号126、128、130、132によって 示す対応するプリアンプと電気的に連絡するように設けてある。プリアンプの各 々はミキサ36と電気的に連絡するように設けてあり、ミキサ36にMICレベ ル入力を与える。プリアンプ126〜132は所望の増幅目的を実行するために 任意適当な構造ものであってもよい。ここに記載した実施例において、プリアン プ126(A)、132(D)の代表的な回路図が、たとえば、第11図に示し てある。同様に、プリアンプ128(B)、130(C)の代表的な回路図が第 12図に示してある。 第1の好ましい実施例と同様に、クリスタル・マイクロホン110、112( C1、C2)の各々は、同様に、その正、負の端子を横切って接続された対応す る抵抗器を包含し、この抵抗器は、対応するクリスタル・マイクロホンを調整し てその最大感度を達成するように選んだインピーダンス値を有する。上述したよ うに、種々の電気抵抗値を用途に応じて使用することができる。電気抵抗要素1 34、136は、対応する高インピーダンスプリアンプ138、140と電気的 に連絡している。高インピーダンスプリアンプは、対応するクリスタル・マイク ロホン110、112の高インピーダンス入力をミキサ36が受け取ることにな っているライン・レベル出力に変換するように機能する。ミキサ35は、クリス タル・マイクロホン110によって検出された左側ボデー振動情報をコンデンサ ・マイクロホン114、116(左チャネル)によって検出された左側ダイレク ト・サウンド情報と組合せるようになっている。ミキサ36は、さらに、クリス タル・マイクロホン112によって検出された右側ダイレクト・サウンド情報を コンデンサ・マイクロホン118、120(右チャネル)によって検出された右 側ボデー振動情報を組合せるようになっている。 次に図面の第15図を参照すると、ここには、本発明のヘッド部26の第3の 好ましい実施例が示してある。この実施例において、ヘッド部分26の左右の側 部の各々は、単一のクリスタル・マイクロホン142(右側)、単一のクリスタ ル・マイクロホン144(左側)、そして、一群のエレクトレット・マイクロホ ン146、148、150(右側)および152、154、156(左側)を包 含し、これらのエレクトレット・マイクロホンはそれらの対応するクリスタル・ マイクロホンと同じ場所に配置されている。ここで再び、ヘッド部26は、高共 鳴性材料(たとえば、Engleman spruce wood)で作ってあると好ましいが、必ずし もこの通りでなければならないわけではない。ヘッド部26は、右側部155と 左側部160とを有する二分割式中実構造に構成してある。これら左右の部分は 上述したと同じ要領で互いに取り付けてある。本発明によれば、クリスタル・マ イクロホン142、144は、受信音波に応答してボデー部分26の振動数に対 応する信号を生成するようになっている。コンデンサ・マイクロホン146〜1 50(右側)および152〜l56(左側)は、さらに、受信音波の周波数に対 応する信号を生成するようになっている。ヘッド部26の両側部158、160 からの振動情報およびダイレクト・サウンド情報はミキサに入力することができ る。ミキサは、従来の録音装置へ入力するための左右のチャネル情報を生成する 。 この説明した実施例においてクリスタル、コンデンサ・マイクロホンと関連す る内部電気構成要素が第16図により詳細に示してある。参考のために、C1は クリスタル・マイクロホン142に対応し、C2はクリスタル・マイクロホン1 44に対応する。同様に、E1、E2およびE3は、コンデンサ(エレクトレッ ト)マイクロホン146、148、150に対応する。E4、E5、E6は、コ ンデンサ(エレクトレット)マイクロホン152、154、および156に対応 する。コンデンサ・マイクロホン146、148、150は、参照符号158、 160、162で示す対応するプリアンプA−Cと電気的に連絡している。プリ アンプの各々は、ミキサ36と電気的に連絡しており、ミキサへMICレベル入 力を与える。コンデンサ・マイクロホン152、154、156も、同様に、参 照符号164、156、168で示す対応するプリアンプD−Fと電気的に連絡 している。プリアンプ164〜168の各々は、同様に、ミキサ36と電気的に 連絡しており、ミキサ36へマイク・レベル入力を与える。プリアンプ158〜 168は所望の増幅目的を果たす任意適当な構造のものであってよい。本実施例 においては、プリアンプ158、162、166、168(A、C、E、F)の 代表的な回路図が第11図に示してある。同様に、プリアンプ160(B)、1 64(D)の代表的な回路図が第12図に示してある。 先の実施例と同様に、クリスタル・マイクロホン142、144(C1、C2 )の各々は、その正、負の端子を横切って接続した対応する抵抗器を有し、これ らの抵抗器は、対応するクリスタル・マイクロホンを調整してその最大感度を達 成するように選んだインピーダンス値を有する。上述したように、種々の電気抵 抗値を用途に応じて使用できる。クリスタル・マイクロホン142、144の各 々は、同様に、電気抵抗要素170、172に接続してあり、これらの抵抗要素 は、高インピーダンスプリアンプ174、176と電気的に連絡するように設け てある。高インピーダンスプリアンプは、対応するクリスタル・マイクロホン1 42、144の高インピーダンス入力をミキサ36の受けることになるライン・ レベル出力に変換するように作動する。 本発明で使用するに適したクリスタル・マイクロホンの詳細な構造が、たとえ ば、第17図に示してある。マイクロホン178は、トランスジューサ原理に基 づいて作動するようになっており、そのアルミニウム隔膜180がヘッド部26 に直接機械的に連結してあり、第7図に示すような寸法にわたって延びている。 従来のクリスタル・マイクロホンはかなりの振動絶縁構成要素を包含しており、 受け取られたサウンド情報がマイクロホンの動き、すなわち振動によって影響さ れないようになっている。しかしながら、本発明によって検出すべく探求されて いるのがこの振動情報である。したがって、振動絶縁構成要素の製造は省略され 、すべての振動情報を受け入れることができる。 なお第17図を参照すると、クリスタル・マイクロホン175は、全体を参照 符号184で示す、従来のクリスタル・マイクロホンの構成要素(容器186、 隔膜180およびカバー189を含む)を受け入れるようになっているベース部 材182を包含する。クリスタル・マイクロホン178の機能性および動作は当 業者にとって公知のものであり、ここでさらに詳しく説明する必要はないであろ う。振動システム(すなわちクリスタル・マイクロホン178)は、さらに、ベ ース部材126と係合するようになっているカバー190およびカップリング1 92を包含する。 先に延べたコンデンサ・マイクロホンはすべて従来のタイプのものであり、し たがって、詳しくは示していない。しかしながら、背景により、エレクトレット が恒久的な電気極性を保持する材料であり、一端が正に荷電され、反対端が負に 荷電されるようになっていることはわかるであろう。エレクトレット・マイクロ ホンは電気フォイルからなり、通常、薄いプラスチック膜へさらに薄い金属層を 蒸着させ、金属プレート上に延ばしたものである。プレートは、全体的にミシン 孔が穿たれ、前後方向にフォイルを移動させることができる空気の浅いポケット を残して選定点でのみフォイルと接触する。フォイルは恒久的な電荷を有し、こ の電荷がフォイルとプレートの間に電界を創り出す。フォイルを衝突する音波は 、フォイルを振動させ、電界を変化させ、変化する音圧波に正比例して変動する 小電流を発生する。 次に図面の第18、19図を参照して、ここには胴部28の左側要素がより詳 細に示してある。ヘッド部26と同様に、胴部28は左右のプレートからなると 好ましいが、必ずしもその通りでなくてもよい、そして、Engleman spruceその 他の適当な材料あるいは複合材で作られる。胴部28、特に、その左右の要素は ナイロン・ボルト(図示せず)または他の適当な手段によってヘッド部26に取 り付けてもよい。 本発明の一特徴として、プレートの各々は、共通の固定エッジ196および自 由なエッジ198を各々有する複数のリブ194を包含する。リブ194は、も しあったとしても著しい発振なしに振動するように種々の質量となるように構成 する。 発明を実施するための最良の形態を詳細に説明してきたが、本発明が関係する 技術に詳しい当業者であれば、以下の請求の範囲に定義したように発明を実践す るための種々の代替設計および実施例はわかるであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.サウンド収集装置であって、 ボデー部分と、 第1位置でこのボデー部分に連結してあり、受信音波に応答して前記ボデー 部分の振動数に対応する第1信号を生成する第1のマイクロホンと、 第2位置でボデー部分に取り付けてあり、前記の受信音波の周波数に対応す る第2信号を生成する第2のマイクロホンとを包含し、前記音波がほぼ同時に 各位置に到達するように第2位置が第1位置に充分近接している、 ことを特徴とするサウンド収集装置。 2.サウンド収集装置であって、 ボデー部分と、 第1位置でこのボデー部分に取り付けてあり、受信音波に応答して前記ボデ ー部分の振動数に対応する第1信号を生成するクリスタル・マイクロホンと、 第2位置でボデー部分に取り付けてあり、前記受信音波の周波数に対応する 第2信号を生成するコンデンサ・マイクロホンとを包含し、前記音波がほぼ同 時に各位置に到達するように第2位置が第1位置に充分近接している、 ことを特徴とするサウンド収集装置。 3.録音方法であって、 ボデー部分を用意する段階と、 ボデー部分上の第1位置で振動情報を検出し、受信音波に応答してボデー部 分の振動数に対応する第1信号を生成する段階と、 ボデー部分上の第2位置でダイレクト・サウンド情報を検出し、受信音波の 周波数に対応する第2信号を生成する段階とを包含し、音波がほぼ同時に各位 置に到達するように第2位置が第1位置に充分近接している ことを特徴とする録音方法。 4.具体的な媒体内の結合した振動情報およびダイレクト・サウンド情報を包含 し、これら両方の振動情報、ダイレクト・サウンド情報が音波に応答して生成 され、振動情報が第1位置での振動体の振動数に対応し、ダイレクト・サウン ド情報が第2位置で前記音波から直接生成され、第2位置が第1位置に充分近 接しており、前記音波がほぼ同時に各位置に到達するようになっていることを 特徴とする録音。 5.録音装置であって、 ボデー振動システムであり、人間の頭部および胴部を模倣するように幾何学 的に構成されたボデー部分を包含し、このボデー部分が右側部および左側部を 有し、ボデー部分の右側部に取り付けた第1のクリスタル・マイクロホン、ボ デー部分の左側部に取り付けた第2のクリスタル・マイクロホンを包含するボ デー振動システムと、 ダイレクト・サウンド受け取りシステムであり、第1のクリスタル・マイク ロホンに充分近接してボデー部分の右側部に取り付けた第1のエレクトレット ・マイクロホンを包含し、音波がほぼ同時に第1のクリスタル・マイクロホン および第1のエレクトレット・マイクロホンに到達するようになっており、ま た、第2のクリスタル・マイクロホンに充分近接してボデー部分の左側部に取 り付けた第2のエレクトレット・マイクロホンを包含し、第2の音波がほぼ同 時に第2のエレクトレット・マイクロホンおよび第2のクリスタル・マイクロ ホンに到達するようになっているダイレクト・サウンド受け取りシステムと、 第1のクリスタル・マイクロホンおよび第1のエレクトレット・マイクロホ ンと電気的に連絡しており、第1の混合信号を生成する第1のミキサと、 第2のクリスタル・マイクロホンおよび第2のエレクトレット・マイクロホ ンと電気的に連絡しており、第2の混合信号を生成する第2のミキサと を包含することを特徴とする録音装置。
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