JP2000514701A - 織物のボタンに通すボタン固定糸の周囲に結束糸を巻き付ける装置 - Google Patents

織物のボタンに通すボタン固定糸の周囲に結束糸を巻き付ける装置

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Abstract

(57)【要約】 結束糸(56)を毎回捩りながら安全に簡単に容易に、かつ便利にボタン固定糸(12)の周囲に結束糸(56)を数回巻き付けて、強力な洗濯動作又は衣服に形成されたボタン穴にボタン(10)を通過させる動作の際に、ボタン固定糸(12)の緩みによりボタン(10)が離脱することを防止するだけでなく、結束動作の向上及び使用上の信頼度の向上を図り、衣服又はその他の織物に裁縫されたボタン(10)に通すボタン固定糸(12)を結束する装置。本装置は、ドラム(26)が回転するとき、ボタン固定糸(12)の周囲に巻き取られる結束糸(56)を引っ掛ける糸掛け板(44)と、糸掛け板(44)が所定角度に回転した後、糸掛け板(44)により引っ掛けられた結束糸(56)を捩り、この捩られた結束糸(56)を糸掛け板(44)から離脱させる捩り部材(52)と、捩り部材(52)が所定角度に回転した後、捩り部材(52)により捩られた結束糸(56)を引っ掛けて、結束糸(56)を完全に捩る捩り形成部材(54)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】 織物のボタンに通すボタン固定糸の周囲に結束糸を巻き付ける装置 技術分野 本発明は、ボタンを固定する糸が緩むことを防止するため、コート、シャツ、 ブラウス又はジャケットなどの衣服のボタンに通すボタン固定糸の周囲を結束す る装置に関するものである。より詳しくは、本発明は、結束糸を毎回捩りながら 安全に簡単に容易に、かつ便利にボタン固定糸の周囲に結束糸を数回巻き付け、 ボタン固定糸の緩みによりボタンが離脱することを防止するだけでなく、結束動 作の向上及び使用上の信頼性の向上を図り、衣服又はその他の織物のボタンに通 すボタン固定糸の周囲に結束糸を巻き付ける装置に関するものである。 背景技術 一般に、衣服には、着用及び脱衣が容易にできるように、ボタンが使用されて いる。このようなボタンには衣服にボタンを便利に迅速に裁縫し得るように所望 形状のボタン穴がある。衣服を量産している作業場では、手作業でボタンを縫い 付けることは非常に非能率的である。このため、大量のボタンを迅速に縫い付け て、作業性及び生産性の向上を図るため、このような場合にはボタン縫製用ミシ ンが使用される。 このようなボタン縫製用ミシンは、ミシン針を使用してボタン穴とボタンが縫 い付けられる衣服を通して固定糸を往復運動させ、ボタンを衣服に固定させる。 しかし、この場合、ボタンと衣服との間隔が非常に短くなった。その結果、衣服 を着用する場合、衣服に形成されたボタン穴にボタンに通すことがかなり難しか った。 言い換えれば、ボタンを織物に縫い付ける際に、その間隔が十分でないときは 、織物にボタンを縫い付けることが困難であった。また、1本のボタン固定糸を ボタン穴及び織物にジグザグ方式で通過させてボタンを縫い付けるため、ボタン 固定糸の結び目が解ける場合、ボタンが容易に織物から緩む。このように、これ らの方法ではボタンが織物に不安定に縫い付けられるという問題点がある。 ボタンを織物に形成されたボタン穴に容易に通過させるため、図11に示すよ うな方法が提案されていた。この方法によると、結束糸3はボタン1及び織物を 往復して通過するボタン固定糸の周囲にきっちりと巻き付けて、ボタン1を織物 から所望間隔浮かしている。従って、ボタン固定糸の緩みによりボタン1が織物 から離脱されることを防止するだけでなく、ボタン1が織物に形成されたボタン 穴を容易に通過し得る。しかし、このような場合、結束糸3はボタン固定糸2に 単純に巻き付けられる。このため、結束糸3は洗濯機で強く洗濯した際には緩む ことがある。これにより、ボタン固定糸が早く緩むことがある。この問題点を解 決するため、最近、ナイロンヤーンなどの伸縮性素材で製造した結束糸を使用す る他の方法が提案された。この方法によると、結束糸はボタン穴及び織物を往復 して通過するボタン固定糸の周囲にぴんと巻き取られる。ボタン縫付過程の最終 段階で、最大引張力が結束糸に印加される状態で結束糸が所望部分で切断され、 結束糸の切断端部が結束糸の巻付け部の内部に挟み込まれることにより、結束糸 が緩むことを防止する。しかし、時間の経過により結束糸の引張力が低下する。 又は、結束糸の物理的性質が劣化する。その結果、結束糸はその弾性を失うこと により、結束糸の締結力が低下して、結束糸が緩むようになる。 発明の開示 従って、本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、結束 糸を巻き付ける毎に捩りながら安全に簡単に容易に、かつ便利にボタン固定糸の 周囲に結束糸を数回結束して、強力な洗濯動作又は衣服に形成されたボタン穴に ボタンに通す動作の際に、ボタン固定糸の緩みによりボタンが離脱することを防 止するだけでなく、結束動作の向上及び使用上の信頼度の向上を図り、衣服又は その他の織物に裁縫されたボタンに通すボタン固定糸を結束する装置を提供する ことである。 本発明によると、前記目的は、ベースダイと、前記ベースダイに堅固に装着さ れたモータと、前記モータに連結された主回転軸に堅固に装着された第1スパー ギヤと、タイミングベルトにより前記第1スパーギヤに連結され、堅固に装着さ れた第2スパーギヤを有し、かつ、堅固に装着された第3スパーギヤ、第4スパ ーギヤ及び第5スパーギヤを有する従動軸と、前記従動軸に連結され、中空構造 を有し、堅固に装着された第6スパーギヤを有し、前記第3スパーギヤと噛み合 う第1駆動軸と、前記従動軸に連結され、タイミングベルトにより第4スパーギ ヤに連結された第7スパーギヤを有する回転軸と、前記回転軸に堅固に装着され た偏心カムと、前記第1駆動軸に堅固に装着され、前記偏心カムに動作可能に連 結され、回転軸の回転運動を第1駆動軸の軸方向往復運動に変換する移送部と、 前記第1駆動軸に回転可能に装着されるドラムと、第1駆動軸に回転可能に装着 され、タイミングベルトにより第5スパーギヤに連結され、前記ドラムに取り付 けられて、第1駆動軸の回転時にドラムを回転させる第8スパーギヤと、前記第 1駆動軸に軸方向に収容され、回転自在に第1駆動軸に対して軸方向に固定され た第2駆動軸と、前記第2駆動軸を正逆回転させる手段と、前記ドラムの縁部の 所望部分で第8スパーギヤの反対側ドラムに取り付けられ、ドラムの回転時、ボ タン固定糸の周囲に巻き付けられる結束糸を引っ掛ける糸掛け板と、前記ドラム から突出した第1駆動軸の端部に堅固に装着され、糸掛け板が所定角度に回転し た後、第1駆動軸の軸方向及び回転運動によって、糸掛け板により引っ掛けられ た結束糸を捩り、この捩じられた結束糸を糸掛け板から離脱させる作用をする捩 り部材と、前記捩り部材の付近に配置された第2駆動軸の端部に堅固に装着され 、捩り部材が所定角度に回転した後、第2駆動軸の軸方向及び回転運動によって 、捩り部材により捩じられた結束糸を引っ掛ける作用をする捩り形成部材と、前 記捩り形成部材の付近に配置され、捩り形成部材の所定回転角度に相当する所定 の時間が経過した後、捩じられた結束糸を捩り形成部材に引っ掛けて、捩じられ た結束糸を捩り形成部材から離脱させ、結束糸をボタン固定糸に巻き付ける作用 をする糸離脱部材と、前記糸離脱部材を正逆回転させる手段と、ドラムの前方に 配置され、保持したボタンと、このボタンが取り付けられる衣服をボタン固定糸 が往復して通過し得るように、回転しつつ軸方向に移動するボタン保持ダイと、 から構成されることを特徴とする織物のボタンに通すボタン固定糸の周囲に結束 糸を巻き付ける装置を提供することにより達成される。 図面の簡単な説明 本発明のその他の目的及び特徴は添付図面を参照する以後の実施例の説明から 明らかになるであろう。 図1は本発明の巻付け装置を概略的に示す斜視図である。 図2は図1の装置を示す平面図である。 図3は図1の装置に組み込まれた駆動軸及びドラムを示す断面図である。 図4は図1の装置に含まれたセクタギヤと該セクタギヤと噛み合ったスパーギ ヤを示す側面図である。 図5は図1の装置に組み込まれた糸離脱部材及びその駆動部を示す底面図であ る。 図6は糸離脱部材の動作を示す側面図である。 図7aないし図7hは図1の装置の結束動作をそれぞれ示す概略図で、図7a は結束動作の初期状態を示し、図7bは糸掛け板が3/4回転した状態を示し、 図7cは捩り部材が結束糸の下側ストランドを引っ掛ける状態を示し、図7dは 捩り部材が1回転した状態を示し、図7eは糸離脱部材が回転して、結束糸を捩 り形成部材から離脱させる状態を示し、図7fは捩れた結束糸が糸離脱部材によ り捩り形成部材から離脱された状態を示し、図7gは捩れた結束糸が糸離脱部材 から離脱された状態を示し、図7hは結束動作の初期状態を示す。 図8aないし図8eは結束動作の連続段階に対応する結束糸の各状態を示す概 略図で、図8aは初期巻付け状態を示し、図8bは結束糸の2本のストランドが 形成されるように結束糸が捩れた状態を示し、図8cは結束糸が全く捩れる前の 状態を示し、図8dは結束糸が全く捩れた状態を示し、図8eは結束糸が捩れた 状態でボタン固定糸に巻き付けられた状態を示す。 図9は図1の装置に含まれたボタン保持ダイを示す側断面図である。 図10は本発明によりボタン固定糸の周囲に巻き付けられた結束糸を示す説明 斜視図である。 図11は従来技術によりボタン固定糸の周囲に巻き付けられた結束糸を示す説 明斜視図である。 発明を実施するための最良の形態 図1及び図2には、本発明による、衣服などのボタンに通すボタン固定糸を結 束する装置が示されている。図1及び図2に示すように、この装置は、ベースダ イ(base die)14と、前記ベースダイ14の一側部に堅固に装着され たモータ16とを備える。このモータ16には、モータ16の駆動力により回転 する主回転軸が設けられている。主回転軸にはスパーギヤ(spur gear )20が堅固に装着されている。スパーギヤ20には他のスパーギヤ20aがタ イミングベルト200で連結されている。このスパーギヤ20aは従動軸42に 堅固に装着される。このように、モータ16からの駆動力は従動軸42に伝達さ れる。 また、従動軸42には更に他のスパーギヤ20bが堅固に装着されている。こ のスパーギヤ20bにはタイミングベルト200aにより更に他のスパーギヤ2 0cが連結されている。このスパーギヤ20cは回転軸18aに堅固に装着され ている。回転軸18aには偏心カム210が堅固に装着されている。従って、こ の偏心カム210はモータ16からの駆動力により駆動される。偏心カム210 には、互いにピボット状態に連結される2つのバーから構成されるリンク220 により移送部28が動作状態で連結される。移送部28は駆動軸218に堅固に 装着される。リンク220は偏心カム210に形成されたカム溝と結合された連 結ピン222を有する。また、このリンク220は一端が移送部28に連結され ている。このように、偏心カム210がモータ16の駆動力により回転する場合 、移送部28は駆動軸218と共に軸方向に往復運動する。即ち、偏心カム21 0及び移送部28は、回転軸18aの回転運動を駆動軸218の軸方向往復運動 に変化させる機能を有する。 従動軸42及び駆動軸218には、タイミングベルト200fにより相互連結 されたスパーギヤ20g及び20hがそれぞれ装着されている。而して、駆動軸 218は、モータ16から従動軸42を通じて伝達される回転力により回転する 。 従動軸42の回転力を1:1の回転比で駆動軸に伝達するため、スパーギヤ2 0g及び20hは1:1のギヤ比を有する。即ち、駆動軸218は従動軸42と 同一の回転比で回転する。 駆動軸218には他のスパーギヤ22dが回転可能に装着されている。このス パーギヤ22dはタイミングベルト200bにより従動軸42に堅固に装着され たスパーギヤ20xに連結される。ドラムケーシング60により取り囲まれたド ラム26は、駆動軸218に回転可能に装着され、一端がスパーギヤ22dに堅 固に取り付けられる。このように、スパーギヤ20dがモータ16の駆動力によ り回転すると、ドラム26が回転する。スパーギヤ20dの反対側のドラム26 の他端にはその円周の所望部分で糸掛け板44が取り付けられている。この糸掛 け板44は、リールから糸引張具30を通じて供給される結束糸56を掛けるよ うになったフック部を有する。糸掛け板44はドラム26が所望角度に回転する と結束糸56を掛ける。ドラム26から突出する駆動軸218の端部には捩り部 材52が堅固に装着される。捩り部材52は、結束糸56を糸掛け板44から完 全に離れた状態で結束糸56を捩るため、駆動軸218が軸方向に移動し回転す るようになっている。 前述したように、所望の偏向角を与えるために糸掛け板44が屈曲されるので 、結束糸56は糸掛け板44により掛けられる場合、相違した軸方向位置を有す る2つの被掛け部を有する。 ドラム26には糸離脱防止ベアリング100が装着されている。糸離脱防止ベ アリング100は捩り部材52が結束糸56を完全に引っ掛けるまで、糸掛け板 44の回転中に、糸掛け板44により引っ掛けられた結束糸56が糸掛け板44 から離脱されることを防止する機能を有する。 駆動軸218はその内部に駆動軸318を収容するために中空構造を有する。 駆動軸318は、駆動軸218と共に軸方向に往復運動するように、駆動軸21 8に対して軸方向に固定されると共に駆動軸218内に軸方向に収容されている 0駆動軸318を回転させるため、ドラム26の反対側の駆動軸218の端部か ら突出した駆動軸318の一部にはスパーギヤ20yが堅固に装着される。図4 に詳細に示すように、スパーギヤ20yにはセクタギヤ(sector gea r)224が噛み合っている。このセクタギヤ224は所望角度に正逆回転して 、スパーギヤ20yとその駆動軸318を正逆回転させるように構成されている 。スパーギヤ20yの反対側の駆動軸318の端部には捩り形成部材54が堅固 に装着されている。この捩り形成部材54は駆動軸318が正逆回転すると同時 に正逆回転するようになっている。 捩り形成部材54の付近には糸離脱部材214が配置されている。この糸離脱 部材214は、捩り形成部材54の所定回転角度に相当する所定の時間が経過し た後、捩れた結束糸56を捩り形成部材54に引っ掛けることにより、捩れた結 束糸56を捩り形成部材54から離脱させ、衣服のボタンに通すボタン固定糸に 結束糸56を巻き付けるようになっている。ドラム26の前方にはボタン保持ダ イ58が配置されている。このボタン保持ダイ58は、ボタン固定糸12がボタ ン保持ダイ58により保持されたボタンの穴及びボタンが取り付けられる衣服を 往復して通過し得るように、軸方向に移動しつつ回転するように構成されている 。スパーギヤ20cには回転軸18bが連結されている。回転軸18bにはスパ ーギヤ20jが堅固に装着されている。スパーギヤ20jにはタイミングベルト 200jによりスパーギヤ20kが連結されている。このスパーギヤ20kは補 助回転軸300に堅固に装着されている。また、補助回転軸300には一対の偏 心カム212が堅固に装着されている。このように、従動軸42が回転すると偏 心カム212が回転するようになっている。 偏心カム212は従動軸42と同一の回転比で回転するようになっている。偏 心カム212が反転駆動軸302を正逆回転させるように構成されている。また 、偏心カム212は捩り形成部材54の所定回転角度に相当する所定時間が経過 した後、糸離脱部材214を移動させる機能を有する。 図5に示すように、偏心カム212には、偏心カム212の作用により所定角 度に正逆回転しつつ偏心運動するように、連結部材46が作動可能に連結されて いる。連結部材46は反転駆動軸302の別の位置にそれぞれ堅固に装着されて いる。連結部材46の一つ(即ち、図5で左側連結部材)は反転駆動軸302の 一部に堅固に装着されたセクタギヤ224を正逆回転させる機能を有し、反面、 他の連結部材46(即ち、図5で右側連結部材)は反転駆動軸302の他部に堅 固に装着されたヘリカルギヤ(helical gear)306を正逆回転さ せる機能を有する。このヘリカルギヤ306には他のヘリカルギヤ306aが噛 み合っている。ヘリカルギヤ306aは補助反転駆動軸304の一端に堅固に装 着されている。糸離脱部材214は補助反転駆動軸304の他端に堅固に装着さ れている。 ヘリカルギヤ306、306aは糸離脱部材214の回転速度を増大させ得る ギヤ比を有する。 タイミングベルト200により相互連結された、モータ16の主回転軸に装着 されたスパーギヤ20と従動軸42に装着されたスパーギヤ20aは3:1のギ ヤ比を有する。一方、タイミングベルト200bにより相互連結された、駆動軸 218に回転可能に装着されたスパーギヤ22dと従動軸42に装着されたスパ ーギヤ20xは1:4のギヤ比を有する。 以下、前述した構成をを有する装置の動作を説明する。 モータ16に電源が供給されて、モータ16が回転すると、主回転軸が回転す る。主回転軸の回転により、主回転軸に装着されたスパーギヤ20が回転し、よ って、タイミングベルト200によりスパーギヤ20に連結されたスパーギヤ2 0aの回転により従動軸42が回転することになる。 駆動軸218はスパーギヤ20g、20h及びタイミングベルト200fに連 結されているため、従動軸42の回転により駆動軸218が回転することになる 。スパーギヤ20g及び20hは1:1のギヤ比を有するため、従動軸42と同 一の回転比で従動軸42を通じて伝達されたモータ16からの回転力により回転 することになる。 駆動軸218が回転すると、捩り部材52が回転して、後述するように結束糸 56を捩じることになる。 また、従動軸42の回転力はタイミングベルト200aにより連結されたスパ ーギヤ20c、20bを通じて回転軸18aに伝達されて、回転軸18aが回転 することになる。回転軸18aの回転により、回転軸18aのスパーギヤ20c に連結された回転軸18bが回転する。その結果、補助回転軸300は、タイミ ングベルト200jにより連結されたスパーギヤ20j、20kを介して回転軸 18bに連結されているため、回転する。従って、補助回転軸300に装着され た偏心カム212が回転する。偏心カム212が回転すると、糸離脱部材214 が正逆回転することになる。また、偏心カム212の回転により、駆動軸318 が正逆回転する。 即ち、偏心カム212が回転すると、偏心カム212に連結された連結部材4 6がそれぞれ所望角度に正逆回転する。その結果、連結部材46にそれぞれ連結 された反転駆動軸302の二つの別部材が正逆回転することになる。このように 、反転駆動軸302の一部に堅固に装着されたセクタギヤ224が正逆回転する 。また、反転駆動軸302の他部に堅固に装着されたヘリカルギヤ306が正逆 回転する。 駆動軸318に堅固に装着されたスパーギヤ20yはセクタギヤ224と噛み 合っているため、セクタギヤ224の正逆回転により駆動軸318が正逆回転し て、捩り形成部材54が所望角度に正逆回転するようにする。そこで、捩りが形 成される。 補助反転駆動軸304の他端に堅固に装着されたヘリカルギヤ306aはヘリ カルギヤ306と噛み合っているため、ヘリカルギヤ306の正逆回転により反 転駆動軸304が正逆回転することになる。従って、補助反転駆動軸304の他 端に装着された糸離脱部材214が正逆回転する。一方、回転軸18aが回転す ると、駆動軸218が軸方向にスライドする。即ち、回転軸18aが回転すると 、それに堅固に装着された偏心カム210が回転する。駆動軸218に堅固に装 着された移送部28は、リンク220により偏心カム210に動作可能に連結さ れているため、偏心カム210が回転すると、駆動軸218と共に軸方向に往復 運動する。その結果、駆動軸218が軸方向に往復運動する。駆動軸218が前 述した正逆回転と共に軸方向に往復運動すると、捩り部材52が結束糸56を捩 じる動作を行う。 一方、駆動軸218に回転可能に装着されると共にドラム26に取り付けられ たスパーギヤ22dは従動軸42に堅固に装着されたスパーギヤ20xと噛み合 っているため、従動軸42の回転によりドラム26が回転することになる。 以下、織物に縫い付けられたボタンに通すボタン固定糸を周囲に結束糸56を 巻き付ける本発明の装置の動作を図7aないし図7hを参照して説明する。 この動作においては、まず、ボタン固定糸に巻き取られる結束糸56を引っ掛 ける動作が、ドラム26に装着された糸掛け板44により行われる。即ち、ボタ ン10と織物62との間を通るボタン固定糸12が露出された状態で織物62に 取り付けられたボタン10をボタン保持ダイ58が保持している状態で、ドラム 26が一方向に、即ち、時計方向に回転すると、まず、図7aに示すように、リ ールから糸引張具30を通じて供給された結束糸56に糸掛け板44が到達する 。ドラム26が更に回転すると、糸掛け板44が結束糸56を引っ掛ける。糸掛 け板44が結束糸56を引っ掛けた状態で180°〜270°の角度(3/4回 転以内)で回転すると、図7bの状態になる。即ち、糸掛け板44により引っ掛 けられた結束糸56の2本のストランド56a、56bが捩じり部材52の付近 に位置する。糸掛け板44は所望変更角度を与えるように屈曲されているため、 引っ掛けられた結束糸56の2本のストランド56a、56bは、結束糸56の 下側ストランド56bのみが捩じり部材52により引っ掛けられるように、相反 する軸方向位置にある。従って、捩じり部材52が駆動軸218の対応回転によ って、ドラム26と同一方向に、即ち、時計方向に回転する場合、その先端部が 結束糸56の下側ストランド56bのみを引っ掛けることにより、結束糸56を 捩じることになる。捩り部材52の先端部により引っ掛けられた結束糸56のス トランド56bが捩り形成部材54を通過するまで捩り部材52が更に回転する と、図7cに示すように、結束糸56を糸掛け板44から離脱させた状態で後端 部が結束糸56のストランド56bを引っ掛ける。図7cの状態は結束糸56を 完全に捩じる直前の状態に相当する。図7cの状態の後、捩り形成部材54の回 転が開始される。同時に、偏心カム210の作用により駆動軸218が軸方向に 移動する。捩り形成部材54はドラム26まで逆方向に回転される。前述したよ うに、このような捩り形成部材54の回転は、スパーギヤ20yを通じてセクタ ギヤ224の回転力が伝達されることによる駆動軸318の対応回転に起因する ものである。同時に、駆動軸318は駆動軸218の軸方向に固定されているた め、捩り形成部材54は軸方向に移動する。その結果、捩り形成部材54は結束 糸56のストランド56aを引っ掛けて、図7dに示すように、結束糸56を完 全に捩じることになる。 その後、図7eに示すように、糸離脱部材214は対応偏心カム212の作用 により回転して上方に移動して、捩り形成部材54により引っ掛けられた、捩じ られた結束糸56を引っ掛ける。その結果、捩じられた結束糸56が捩り形成部 材54から離脱される。このように、結束糸56が捩じられた状態で糸固定糸1 2の周囲に巻き付けられる。従って、ボタン固定糸12の確実な結束が得られる 。図7fは捩じられた結束糸56が糸離脱部材214により捩り形成部材54か ら離脱された状態を示す。図7gは捩じられた結束糸56が糸離脱部材214か ら離脱された状態を示す。図7hは前述したような初期状態を示す。 図8aないし図8eには、結束動作の連続段階に対応する結束糸56の各状態 が示されている。図8aは結束糸56の先端部がボタン10に結合された初期巻 付け状態を示す。図8bは、図8aの状態に続いて、結束糸56が、その2本の ストランド56a、56bが形成されるように、糸掛け板44により引っ掛けら れた状態を示す。図8cは、図8bの状態に続いて、結束糸56のストランド5 6bが捩り部材52により引っ掛けられた状態を示す。図8cの状態は結束糸5 6が完全に捩じられる直前の状態に相当する。図8dは、図8cの状態に続いて 、捩り形成部材54が結束糸56のストランド56aを引っ掛けて、結束糸56 を完全に捩じった状態を示す。最終に、図8eは、図8dの状態に続いて、捩じ られた結束糸56が糸離脱部材214により捩り形成部材54から離脱されて、 捩じられた状態でボタン固定糸12に巻き取られた状態を示す。 前述した結束動作は繰り返し実行されるので、図10に示すように、結束糸5 6は繰り返して捩りを形成しつつボタン固定糸12の周囲に連続的に巻き付けら れる。従って、ボタン固定糸が緩むことを防止して、ボタンが織物から離脱され ることを防止することができる。 産業上の利用可能性 前記説明から理解し得るように、本発明は、結束糸を毎回捩りながら安全に簡 単に容易にかつ便利にボタン固定糸の周囲に結束糸を数回巻き付けることができ 、衣服又は織物に縫い付けられたボタンに通すボタン固定糸を巻き付ける装置を 提供する。従って、強力な洗濯の動作中、又は衣服に形成されたボタン穴にボタ ンに通す動作中、ボタン固定糸の緩みによりボタンが離脱されることを防止する ことができる。また、使用上、結束動作及び信頼度の向上を達成することができ る。また、作業性及び生産性の向上が得られる。 以上、本発明の最適な実施例を例示の目的として提示したが、当業者であれば 、添付した特許請求の範囲に提示したような本発明の範囲及び要旨から逸脱しな いで、多様な変形、付加及び代替が可能であることが理解し得るであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ベースダイと、 前記ベースダイに堅固に装着されたモータと、 前記モータに連結された主回転軸に堅固に装着された第1スパーギヤと、 タイミングベルトにより前記第1スパーギヤに連結され、堅固に装着された第 2スパーギヤを有し、かつ、堅固に装着された第3スパーギヤ、第4スパーギヤ 及び第5スパーギヤを有する従動軸と、 前記従動軸に連結され、中空構造を有し、堅固に装着された第6スパーギヤを 有し、前記第3スパーギヤと噛み合う第1駆動軸と、 前記従動軸に連結され、タイミングベルトにより第4スパーギヤに連結された 第7スパーギヤを有する回転軸と、 前記回転軸に堅固に装着された偏心カムと、 前記第1駆動軸に堅固に装着され、前記偏心カムに動作可能に連結され、回転 軸の回転運動を第1駆動軸の軸方向往復運動に変換する移送部と、 前記第1駆動軸に回転可能に装着されるドラムと、 第1駆動軸に回転可能に装着され、タイミングベルトにより第5スパーギヤに 連結され、前記ドラムに取り付けられて、第1駆動軸の回転時にドラムを回転さ せる第8スパーギヤと、 前記第1駆動軸に軸方向に収容され、回転自在に第1駆動軸に対して軸方向に 固定された第2駆動軸と、 前記第2駆動軸を正逆回転させる手段と、 前記ドラムの縁部の所望部分で第8スパーギヤの反対側ドラムに取り付けられ 、ドラムの回転時、ボタン固定糸の周囲に巻き付けられる結束糸を引っ掛ける糸 掛け板と、 前記ドラムから突出した第1駆動軸の端部に堅固に装着され、糸掛け板が所定 角度に回転した後、第1駆動軸の軸方向及び回転運動によって、糸掛け板により 引っ掛けられた結束糸を捩り、この捩じられた結束糸を糸掛け板から離脱させる 作用をする捩り部材と、 前記捩り部材の付近に配置された第2駆動軸の端部に堅固に装着され、捩り部 材が所定角度に回転した後、第2駆動軸の軸方向及び回転運動によって、捩り部 材により捩じられた結束糸を引っ掛ける作用をする捩り形成部材と、 前記捩り形成部材の付近に配置され、捩り形成部材の所定回転角度に相当する 所定の時間が経過した後、捩じられた結束糸を捩り形成部材に引っ掛けて、捩じ られた結束糸を捩り形成部材から離脱させ、結束糸をボタン固定糸に巻き付ける 作用をする糸離脱部材と、 前記糸離脱部材を正逆回転させる手段と、 ドラムの前方に配置され、保持したボタンと、このボタンが取り付けられる衣 服をボタン固定糸が往復して通過し得るように、回転しつつ軸方向に移動するボ タン保持ダイと、 から構成されることを特徴とする織物のボタンに通すボタン固定糸の周囲に結 束糸を巻き付ける装置。 2.前記ドラムに装着され、捩り部材が結束糸を完全に引っ掛けるまでに糸掛け 板が回転する間、糸掛け板により引っ掛けられた結束糸が、糸掛け板から離脱さ れることを防止する糸離脱防止ベアリングとから構成されることを特徴とする請 求項1の織物のボタンに通すボタン固定糸の周囲に結束糸を巻き付ける装置。 3.前記第1駆動軸に回転可能に装着された第8スパーギヤと従動軸に堅固に装 着された第5スパーギヤは1:4のギヤ比を有することを特徴とする請求項1の 織物のボタンに通すボタン固定糸の周囲に結束糸を巻き付ける装置。 4.前記従動軸に堅固に装着された第4スパーギヤと偏心カムを回転させるため に第4スパーギヤに連結された第7スパーギヤは1:4のギヤ比をを有すること を特徴とする請求項1の織物のボタンに通すボタン固定糸の周囲に結束糸を巻き 付ける装置。 5.相互ピボット状態で連結された2つのバーから構成されるリンクにより移送 部と偏心カムが動作可能に連結され、前記リンクは偏心カムに形成されたカム溝 と結合されると共にその一端が移送部に連結されることを特徴とする請求項1の 織物のボタンに通すボタン固定糸の周囲に結束糸を巻き付ける装置。 6.前記第2駆動軸を正逆回転させるための手段は、 前記捩り部材の反対側の第2駆動軸の一端に堅固に装着されたスパーギヤと、 前記回転軸に動作可能に連結され、回転反転機能を有する偏心カムと、 偏心カムの作用によって正逆回転するように偏心カムに動作可能に連結された反 転回転軸と、 前記回転軸に堅固に装着され、前記スパーギヤと噛み合っているセクタギヤと から構成されることを特徴とする請求項1の織物のボタンに通すボタン固定糸の 周囲に結束糸を巻き付ける装置。 7.前記糸離脱部材を正逆回転させる手段は、 回転軸に動作可能に連結され、回転反転機能を有する偏心カムと、 前記偏心カムの作用によって正逆回転するように偏心カムに動作可能に連結さ れ、第1ヘリカルギヤを有する反転回転軸と、 一端部に第2ヘリカルギヤが堅固に装着され、他端部には糸離脱部材が取り付 けられる補助反転回転軸とから構成されることを特徴とする請求項1の織物のボ タンに通すボタン固定糸の周囲に結束糸を巻き付ける装置。 8.前記偏心カムは、前記捩り部材の所定回転角度に相当する所定の時間の経過 後、従動軸と同一回転速度を有し、セクタギヤを回転させるように構成されるこ とを特徴とする請求項6の織物のボタンに通すボタン固定糸の周囲に結束糸を巻 き付ける装置。 9.前記偏心カムは、前記捩り形成部材の所定回転角度に相当する所定の時間の 経過後、従動軸と同一回転速度を有し、前記ヘリカルギヤは糸離脱部材の回転速 度を向上させ得るギヤ比を有することを特徴とする請求項7の織物のボタンに通 すボタン固定糸の周囲に結束糸を巻き付ける装置。
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