JP2000515406A - かみそり - Google Patents

かみそり

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Abstract

(57)【要約】 少なくとも一つの可動刃を有する安全かみそりである。刃はかみそりの他の部分に対して動くことができる。刃の移動はシェービング中掛かる力に応じて刃の正接角が増加する。

Description

【発明の詳細な説明】 かみそり 発明の属する技術分野 本発明は、安全かみそりに係り、特に安全かみそりの刃ユニットに関する。本 発明の刃ユニットは使用時柄に取り替えできるように装着されたカートリッジか 、又は柄に固定的に取り付けられた刃支持部を有する廃棄型かみそりのシェービ ングヘッドに適用できる。 従来の技術 通常市販されている安全かみそりのカートリッジは、長手方向に延びるフレー ム上のガードとキャツプ面を有するほぼ長方形のモールドされたプラスチックフ レームを備える。フレームの開口内には互いに平行の且つガード面に向かう切り 取り縁を有するタンデム状に配列された一対の刃がある。刃はそれに固定的に取 り付けられる各支持体に支持され、刃支持体の端部はシェービング中刃に掛かる 力に応じて、刃を引っ込めることができるようにフレームの端壁の溝に摺動案内 される。ばねは刃を通常の休止位置にくるように働く。 刃ユニットのいわゆるシェービング幾何学は、刃ユニットのシェービングの出 来具合を決めるために重要であることが知られている。シェービング幾何学は、 他の皮膚接触部、特に刃ユニットのガードとキャツプに関連して刃の位置と方向 を画定する。シェービング幾何学の一つのパラメータは、刃先の直前又は直後の 皮膚接触面に接するシェービング面上で、刃先の露出によつて決まる垂直距離で ある刃の露出度である。前述の周知の刃は装着された複数本の刃を有するので、 ばね力にうち勝つ充分な大きさの負荷が刃に掛かったとき露出は少なくなる。シ ェービング幾何学の他の重要なファクタは、刃の中央面が接触面と交差する角度 である刃の正接角即ち接触角であり、接触面は刃先に対し正接であり且つ皮膚接 触部の面に正接である。例えば対の刃のカートリッジにおいては、第一即ち主刃 の刃の接触角はガード面と主刃の端部に接する正接面に対する刃の角度である。 シェービング中、刃ユニットの複数枚の刃は引きずる力と押圧する力との組み 合わせを受ける。引きずる力はシェービング面に対して主に平行の力であり、押 圧する力はシェービング面に対しほぼ垂直の方向の皮膚により刃に対抗する力で ある。 例えば米国特許第4,709,477号及び第4,774,765号には、引きずる力の増加に応 じて露出と刃の正接角ともに増加させるために、刃が移動できるように刃を装着 する方法が開示されている。ひずみ計での測定では、引きずる力はシェービング 中実質的に変化しないことを示している。毛は普通皮膚面に垂直には生えず、多 数の人のあごひげは顔に対して下に傾いている。シェービング中、上剃りの時、 主として皮膚のつぶつぶにに向けて刃を動かす時、人は顔に対して下剃りの時よ り少ない圧力を加えており、結局のところ引きずる力は、上剃りも下剃りの時も 実質的に異ならないことが知られている。より大きな押圧力で皮膚面にかみそり を当てることにより、人はすっきりしたひげ剃りを探し求めているとき、このよ うな条件の下では、より前向きな刃の幾何学が望まれる。可動の刃を持つ従来の かみそりはこのように押圧する力に対応できなかった。 発明の詳細な説明 本発明は、従来の技術に残された係るギャップを埋めるもので、本発明によれ ば、シェービング中刃先に掛かる力の下で、刃ユニットの他の皮膚接触部に対し て独立の動きができるように装着された少なくとも一枚の刃を有する安全かみそ り刃ユニットを提供するもので、各刃は、シェービング中、刃に掛かる押圧する 力に応じて刃の正接角を増加する方向に移動するように装着されている。 本発明の好ましい実施形態では、刃ユニットはフレームと、刃支持体に固定的 に支持される一枚又は各刃と、てこの支点を形成する装置によりフレームに接続 される刃支持体とを備え、押圧された刃の移動時、てこの支点は刃の前方の皮膚 接触面と正接面が合う位置よりも刃先により接近して配設される。又てこの支点 は正接面内又は正接面に近接して置かれる。この配設は刃の正接角が増加したと き刃の露出を少なくし、その程度は刃の正接角が増加したとき、刃の露出が減少 するよう変化するものである。又刃の角変位は刃の引きずる力に対して非常に敏 感で、刃のスパン即ち刃先と正接面で測定した刃先の前の皮膚接触面との間の距 離は、刃の正接角が増加したとき余り変化しない。てこの支点が刃先から0.2 〜0.6mm程度離れていることは好都合である。 本発明の実施形態による刃ユニットに関し、一枚又は複数の刃は最初最小の刃 正接角に設定され、この角度は押しつける力が増加したとき増加する。結局刃の 正接角が最初最大に設定される他の配置にくらべ、より快適である。 刃の支持体はフレームに都合良く結合されるので、てこはフレームに対して固 定されるが、これは必須のことではなく、てこの支点の移動の程度を制御するこ とが可能である。 本発明を添付する図面に基づく以下の詳細な説明でより明らかにする。 図1は刃が通常の休止位置にある本発明のかみそりカートリッジの断面図であ る。 図2は刃が最大の角変位位置にある図1のカートリッジの断面図である。 図3は図1のカートリッジの分解斜視図である。 図4は刃の一部とその支持体を示す拡大図である。 図5は他の実施形態の刃装着配置を示す斜視図である。 図6Aと図6Bはヒンジを有する他の実施形態の刃装着配置を示す斜視図と端 面図である。 図7Aと図7Bはシェル軸受を有する他の実施形態の刃装着配置を示す斜視図 と端面図である。 図8Aと図8Bは移動てこの支点を有する他の実施形態の刃装着配置を示す斜 視図と端面図である。 図9Aと図9Bは4つの棒リンク仕掛けを有する刃装着配置を示す斜視図と端 面図である。 図9Cは最大の刃変位状態を示す実施形態の概略図である。 以下図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。 図1〜図4に示す安全かみそり刃ユニットはシェービングカートリッジである 。カートリッジが取り付けられる柄は図示してないが、通常の形状のものを使用 できる。カートリッジは全体的に長方形のモールドプラスチックフレーム1から なる。フレームの前方レールはガード棒2を備え、条片に沿って延びる直立フィ ンを持つ弾性のある材料のガード条片3を支持している。フレームの後方レール はキャップ面5を形成し潤滑材料の条片6を支持する。平行の端部を持つ3枚の 刃7はガード棒2とキヤップ面5との間でフレームに装着されるので、刃はシェ ービング中皮膚の上を順次通過していく。各刃は図4に示すように刃支持体8に 固着され、刃支持体の各端部は自由端でジャーナル10を持つ前方で上方に傾斜 している吊りアーム9に一体に構成されている。ジャーナル軸は刃先に平行でそ れより前方に0.2〜0.6mmの距離離間している。ジャーナルはばねブロッ ク12とカートリッジフレームの端部壁により形成された軸受内に支承されてい る。ばねブロックはフレーム壁に形成されたソケットにスナップ作用ではめ込ま れる連結素子13を有し、ばねブロックは、図1に示す休止位置に刃を持ってく るため各刃の下側で働くばねフィンガ14と一体になっている。ばねブロックの 上方に向かうキー素子15は、図1と2に示すように溝の上端に画定された軸受 にジャーナル10を保留するため、フレームの端部壁に形成された溝に延びるよ うに配置される。この配置により各刃7はジャーナル10により形成された軸の 周り に枢軸運動ができるようにカートリッジフレーム1に装着され、この軸は刃先と 皮膚接触体との間に位置づけられ、この軸は刃の正接面内にあるか又は正接面に 近接している。ばねフィンガ14は図1の休止位置に刃を偏倚させ、この位置で は刃又はその支持体はフレーム端部壁に形成された肩18に当接する。刃7が、 刃先に加えられ且つシェービング面にほぼ垂直な押圧力をうけ、更にこの押圧力 がばねフィンガ14の予め加えられた応力に打ち勝つに充分な大きさの時、刃は 枢軸運動し、刃の正接角は押圧力が更に増加したように序々に増加する。図2に 示すように刃の露出は減少するが、所望すればほんの僅かであり、露出の減少は 、それ自体が装着されたばねであり又は弾性的に変形できるガード棒2の配設に より補償され、刃に分圧された押圧力の下で刃が枢軸運動をしたときガード棒に 加えられた対応する押圧力で、ガード棒は序々に押し下げられていく。カートリ ッジの構成は、シェービングされる皮膚に対してかみそりを押圧するため、ユー ザの使用時かみそりに加えられる力で、刃の正接角が増加するようになっている ことが理解されるであろう。 図5に示すように、吊りアーム9とジャーナル10は、刃の支持体と一体に成 型する代わりに、刃支持体8の端部を受け入れる溝を持つように形成される別個 のモールド体20として成型することもできる。 図6Aと6Bに刃7がその周りに枢着されるてこが、吊りアーム9を有する体 23に合体された能動的ヒンジ22により形成される。該体23はカートリッジ フレーム1と一体に形成されるか又は別個にモールドされそれに取り付けられる 。 図7Aと7Bの他の実施形態によれば、刃支持体は弓形をし、支持体の延長端 24は、刃7の枢軸運動の中心を画定するシェル軸受けを形成するためフレーム 端部壁の対応するカーブした溝に嵌合するように配設される。 各刃が固定されたてこの支点又は枢着軸の周りを回動することを強制すること は必ずしも必須のことではない。図8Aと8Bの他の実施形態によれば、吊りア ーム9は図5に示すように別個にモールドされ、刃支持体に取り付けられている とはいえ刃支持体と一体である吊りアーム9は、その自由端にフック26を有す る。フックはフレーム端部壁に固定された片持ち支持棒27上に設置され、それ ぞれの枢着軸を画定する両端に縁を持つ実質的な平面を有する。刃の最初の枢軸 運動で変位する間、吊りアーム9と刃7は支持棒27の前方端により形成される 軸の周りに枢支され、引き続く角運動中、枢軸運動は支持棒の後方端により形成 される枢軸の周りに行われる。 図9A,9Bと9Cの他の実施形態によれば、刃7は一体にモールドされた4 本の棒リンク仕掛けにより支持されている。第1のリンク30は吊りアーム9を 形成し、第2のL字形リンク31はカートリッジフレームに固定され、第3のリ ンク32は刃7の移動のため、てこの支点を形成する一つのヒンジ33により吊 りアーム9に、且つ他のヒンジ34により第2のリンク31の一端に連結され、 短い第4のリンク35はそれぞれのヒンジ36,37により第2のリンクの他端 と第1のリンクに連結される。刃先に加えられた押圧力の下で、リンク30はヒ ンジ33により形成されたてこの支点の周りに回動する。ヒンジ34に基づく、 てこの支点の若干の下方移動があるが、刃の露出の減少となるこの変位は第4の リンク35が短いので非常に少ない。前述した全ての実施形態においては、てこ の支点は図1〜4に示した実施形態に関連して述べたように実質的に設置され、 その結果刃の正接角が増加するという望ましい効果は、押圧力が増加したとき得 られ、そして刃の間隔は実質的に変化せず、且つ刃の露出に関する変化は僅かに 保たれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. シェービング中、刃先に掛かる力の下で刃ユニットの他の皮膚接触部と は独立して移動するために装着された少なくとも一つの刃を有する安全かみそり 刃ユニットであって、各刃はシェービング中刃に掛かる押圧力に応じて刃の正接 角を増加する方向に移動するように装着されている安全かみそり刃ユニット。 2. 前記刃ユニットは、フレームと、刃支持体に固定的に支持される各刃と 、てこの支点を形成する装置によりフレームに接続される刃支持体とを備え、前 記刃の移動は前記てこの支点の周りの角変位でなされ、前記てこの支点は皮膚接 触面と正接面が合う位置よりも刃先により接近して配設される請求項1記載の安 全かみそり刃ユニット。 3. 前記てこの支点は正接面内又は正接面と近接して設けられている請求項 2記載の安全かみそり刃ユニット。 4. 前記てこの支点は前記フレームに固定され、刃支持体と刃がその軸の周 りに枢着される軸を形成する請求項2又は3記載の安全かみそり刃ユニット。 5. 前記てこの支点は刃の支持体の両側に設けられ、フレームの軸受けに係 合するジャーナルからなる請求項4記載の安全かみそり刃ユニット。 6. てこの支点が刃の角変位中移動するように刃支持体がフレームに連結さ れている請求項2又は3記載の安全かみそり刃ユニット。 7. 前記刃支持体はフレームに固定された支持棒に係合する吊りアームを有 し、刃の角変位が増加したとき、吊りアームが順次その周りを枢動する両端を備 える請求項6記載の安全かみそり刃ユニット。 8. 前記てこの支点はヒンジから成る請求項3又は6記載の安全かみそり刃 ユニット。 9. 前記てこの支点はシェル軸受からなる請求項3記載の安全かみそり刃ユ ニット。 10. 前記てこの支点は刃先から0.2mm〜0.6mmの距離離間してい る請求項2〜9のいずれかに記載の安全かみそり。
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