JP2000515830A - 車体側壁 - Google Patents

車体側壁

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、車の車体1、2、3の側壁でその上方長手方向縁部に、第1水平ピボットピン6を介して車体1、2、3に枢軸回転可能に連結された上方壁部4、及びその上方壁部分4の下方長手方向縁部上に、上方長手方向縁部で蝶番状に配置された下方壁部5を備えており、その一方で、持ち上げ腕部8が、上方壁部4の2本の横縁部の少なくともいずれかと係合し、持ち上げ腕部はさらに、第1ピボットピン6及び第2ピボットピン7に平行な駆動第3ピボットピン9を介して、車体の上方幅方向フレーム部2に他端部で関節状に連結されている前記側壁に関する。特に車の横の広い領域内で容易に省スペース的に開閉し、それと同時に、開いた状態でも安全に車を運転できるような側壁を提供するために非駆動リンク13がその両端のうちの一方の端部でピボットピン12を介して、下方壁部5の2本の横縁部のいずれかと係合し、このリンクの他方の端部のところで車体1、2、3に対して関節状に連結されており、さらに、前記各リンク13の両端部12、16間の距離は調整可能になっているか、あるいはまた、前記各リンク13の少なくともいずれか一方の端部12、16やそこに連結された構成要素が変位可能に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 車体側壁 本発明は、たとえばローリー、貨物トラックなどのような車体の側壁において 、その上方長手方向縁部に第1水平ピボットピンを介して車体に枢軸回転可能に 接続された上方壁部、及びその上方壁部分の下方長手方向縁部上に第1水平ピボ ットピンと平行な第2ピボットピンを介して上方長手方向縁部で蝶番状に配置さ れた下方壁部を備えており、その一方、持ち上げ腕部が(腕のひとつを介して) 、上方壁部の2本の横縁部の少なくともいずれかと、好ましくは、その下方長手 方向縁部に隣接して係合し、第1ピボットピン及び第2ピボットピンに平行で好 ましくは流体圧ピストン及びシリンダー装置によって構成された駆動機構によっ て回転できるようにされた第3ピボットピンを介して車体の上方幅方向フレーム 部に他端部で関節状に接合されており、さらに上記2つの壁部が両終端位置のい ずれか一方において、車体の積み荷開口部を閉じるために垂直平面壁を形成して 、両終端位置の他方において、車体の屋根より高いところに位置して、積み荷開 口部を完全に開くことのできる前記車体側壁に関する。 「...側壁」なる用語は、車の後側も含めて側面として認められるあらゆるも のをその範囲とする。車体取り付け手段としての覆い、つまりホロ以外の覆いは 、荷物の積み卸しのために取り外したり回転したり変位ができるようになってい なければならない。側壁面内で側壁が変位すると、例えば貨物トラックなどでは 習慣的なことだが、実際の積み荷開口部に加えて広いスペースが必要となり、積 み荷開口部は、したがって、全部の側壁長さの一部分だけしか占有できなくなる こともありうる。ローリーでもまたこの変更は非常に長い側面のローリーでしか 行えず、その場合、側壁の変位のためのガイドも必要となる。さらに、側壁を開 いたまま、特にドライバーの運転台方向に変位した状態で、安全に車を走行する ことは不可能である。全側壁を枢軸回転させるのにも車の横や車より高いところ までの広いスペースが必要となるので、実際の車体の開口部での側壁の枢軸回転 は不適当である。そのうえかなりの回転力がいるので作動はコストがかかり複雑 となる。 側壁を分割するという対策も考えられた。しかし、ちようどスライドドアと同 じように枢軸回転可能な側壁、すなわち、ほぼ水平方向に枢軸回転可能な側壁を 、垂直方向に分割すると、積み卸しの間天候の影響から守られなくなる。また車 壁を開いたとき開いた側壁の位置や側壁のどの部分が開くかによって、そのまま 移動ができるかどうかが決まる。水平に分割された側壁では側壁部は蝶番状であ るため下向きになって地面や車輪にこすったりぶつかったりするので側壁を開い たままの移動は不可能である。 DE 26 38 972 A1号にはローリー用の箱形車体で、壁が2個以上の個別の部分 が蝶番状に接続した形状すなわち折畳みフラップとなってその上方壁部が車体に 蝶番状に接続しているものが開示されている。その下方縁部領域において、下方 壁部には車体のガイド内に係合されたローラーを有する。またDE31 02 891 A1号 に開示された構造の特徴は、2つに分割されたドアフラップでドアフラップの下 方部はレバーの枢軸回転によって上向きに動く。これらの2種類の構造で壁は9 0°分あるいはそれよりいくらか大きい角度分だけ蝶番状に上向くことができ、 それゆえ、天候の影響から守られる。しかし、蝶番状に上向く壁は人及び手段と 輻輳するときに障害となり車の運転操作範囲が限られてくる。 DE 29 19 608 A1号に開示されたローリーの積み荷用壁は、上方壁部と下方壁 部にさらに分割されてその下方側壁部の下方縁部領域に係合するケーブル引き手 によって蝶番状に上向くことができる。屋根部分が蝶番状に上向くようになって いれば、蝶番状で完全に上げきることができる。しかし、このために必要となる メカニズムは非常に高価であり、しかも、ケーブルが切れると積み荷が落ちて人 に危害が加わることも起こりえるのでレバーやリンクを使用する場合と比較して 、ケーブル引き手は危険性も高い。DE 30 46 178 A1号も同様な構造のローリー 車体を開示しているが、ここでは側壁部が折り重なって車の屋根の下側の積み荷 スペースに引き込まれるようになっている。結果的に人が輻輳しても側壁部が障 害になるようなこともなく、車は運転操作しやすくなることは事実であるが、積 み 荷用の有効体積の何割かが側壁の重なりのせいで失われる。 FR 2 710 019 A1号の開示した蝶番状に上向くローリー車体側壁は、2つの水 平部分に分割されておりそのうち上方側壁部はレバーで枢軸回転できるようにな って、下方側壁部上にヒンジ式に配置された下方側壁部は、自由に枢軸回転でき るように取り付けられている。側壁全体としては屋根の高さを越えて枢軸回転可 能であり、屋根上に折り上げられた側壁の高さは下方壁部の高さに相当する。下 方壁部が自由に枢軸回転できるので人に危害を加えたり車や建物に損傷を加えた りするおそれがある。 本発明は、車体用の側壁において、特に車の横の広い領域にわたって駆動によ る開閉が、できる限り省スペースで簡単にでき、また、側壁を開いたまま安全に 運転できて前記の欠点を取り除いたものを提供することである。さらにまた側壁 が補助的手段を付け加えることなく確実に閉じることを可能とした。 この問題は、非駆動リンクがその両端のうちの一方の端部のところでピボット ピンを介して、下方壁部の2本の横縁部のいずれかと係合しこのリンクの他方の 端部のところで車体に対して関節状に連結されており前記各リンクの両端部間の 距離は調整可能になっているか、あるいは、また、前記各リンクの少なくともい ずれか一方の端部が、そこに接続された構成要素のために、変位可能に取り付け られているという特徴によって解決される。前記各リンクは、枢軸回転しながら 下方壁部を確実に案内し危険な振動やぶつかりなどを防止し、車体から側壁部が 離れすぎないようにする。途中まで開いた状態の側壁によって天候の影響から守 ることもでき荷物の積み卸しも安全にできる。さらにまたどの側壁部も蝶番状に 下向きにならないし地面に接触するようなこともないので、開閉中に危害を加え たり損傷を与えたりするおそれもない。側壁を開いたままでさえ安全に運転でき る。必要な回転力も低くてすみ側壁のもっとも外側となったときの縁部とピボッ トピンとの間の最大半径距離も小さいので側壁を開閉する駆動装置についても構 造的に小さく省スペース化できる。第3のピボットピンを介した駆動特性、及び 、 前記各持ち上げ腕手段の特性は、壁部の枢軸から半径方向外側に力が導入される ということである。その結果、過剰な曲げ力や捻れ力が生成されることもなく本 発明による側壁を柔らかな非硬質の壁要素から製造することすら可能となる。ま た、リンクの両端間の距離調整によって又、その両端の少なくとも一方の端部の 変位可能なベアリングによって安全に閉じることが確実になる。結局、車の壁を 閉じる間は、下方壁部の下方長手方向縁部がある角度を有して車体の垂直部分に 接触し、この車体の垂直部分に沿って移動し、さらに、側壁部が完全に閉じるま で、リンクを長くしあるいはその両端の一方を変位させる。そして、下方壁部は 、垂直方向に配置されて車体の垂直部分と平行になる。下方部が車体に接触する まで、そのリンクは回転運動のみを行い、下方部が車体に接触した後は、もっぱ ら長手方向の動きに入る。これによって、車の側壁は車体の対応するガイドなど の中を確実に案内されることができる。例えばフックやボルトのような閉じるた めの手段を追加する必要もないので、車のドライバーが側壁を開くのに先立って 、フックやボルトを外す必要がない。 第3ピボットピンを第1ピボットピンに、特に第1ピボットピンより車の中心 寄りに、隣接して配置させると、空間条件として有利である。 あるいは、第3ピボットピンを第1ピボットピンと同軸上に配置することも可 能である。 第1ピボットピンが第3ピボットピンと同期しない場合には、側壁が枢軸回転 可能となるように、持ち上げ腕部で長さを補わなければならない。この目的に対 して、本発明の他の特徴によれば、上方壁部に関節状に連結されている前記各持 ち上げ腕部の端部、又は、例えばピンなどのようなガイド要素を、上方壁部の平 面内で変位できるようになっている。あるいは、上方壁部上で前記各持ち上げ腕 部の折れ曲がり部分を固定しておいて、前記各持ち上げ腕部が、例えば2個ある いはそれ以上の伸縮式管部材によって形成された伸縮ロッドの形を有して長さを 変えられるように構成されていてもよい。 上方壁部に連結された前記各持ち上げ腕部の端部、あるいは、例えばピンなど のようなガイド要素が、上方壁部の平面上に設けられた、好ましくは溝や彫り込 みなどの形状をとったガイド内を案内されると有利である。このような形状は、 簡単で安定性がよく故障の少ない構造であり、第1ピボットピンが第3ピボット ピンと同期しなくても壁部が枢軸回転可能となる。 本発明のさらに他の特徴によれば、ピボットピンが下方壁部の下方長手方向縁 部に隣接して配置され、前記各リンクのもう一方の端部は、前記各持ち上げ腕部 に連結された第3ピボットピンと、このピボットピンとの間の中間の点で、車体 の直立部に関節状に連結されている。このような構造によって、回転範囲が最大 となり下方壁部が実質的にはリンクの長さ以上に突き出ないことが確実となる。 下方壁部が付着部、好ましくは車の中心方向の食い付き部を有している場合、 側壁はさらなる補助手段を必要とせずに閉じることができる。ただし、車体には 、側壁が閉じた状態の終端位置において、前記付着部に、正反対に対向して係合 する保持手段、好ましくは下方壁部の食い付き部と補いあうような食い付き部が 設けられていなければならない。側壁が閉じた状態の終端位置に至る少し前に下 方部の付着部は車体の保持手段内に係合し、問題もなく確実な方法で完全に閉じ る。鍵をかけておけば、不意に開いてしまうようなことが絶対にない。食い付き 部は簡単な構造にでき、確実な操作ができるようになる。 本発明のまた別の特徴によれば、第1ピボットピンは車体の上方コーナーの外 側に、好ましくは90°以上の範囲に配されて、前記各持ち上げ腕部が上方コー ナーの全自由角度領域にわたって枢軸回転できるようになって、その結果、車の 屋根上で側壁が完全に開いた状態での終端位置で、2つの壁部が相互にほぼ平行 に屋根の上に折り重ねられている。結局、側壁は積み荷開口部の領域外に完全に 枢軸回転され、できる限り広いフリースペースが積み荷作業のために残され、同 時に車両にとって必要なスペースは最小限に抑えられる。 駆動の可動部位、好ましくは流体圧ピストン及びシリンダー装置が、例えば、 鎖やケーブルあるいは歯形ベルトのような柔軟な構成要素に連結され、この構成 要素が、車体に枢軸回転及び折り曲げ可能に連結された持ち上げ腕部の端部に、 回転不能に連結された曲線を描いたガイド上を案内されるようになっていると有 利である。このような駆動にはコストがかからず操作性も高い。無論、持ち上げ 腕部の駆動については他の変形も可能であり、例えば、付着軸及び枢軸に関する 回転駆動、ピストンの線形の動きを持ち上げ腕部の枢軸上のラックとピニオンを 用いて回転運動に変換することなどがあげられる。 本発明による特定の態様では、ばね、例えば空気ばねや渦巻きばねなどをリン ク間に設けて、前記各リンクの両端部間の距離調整が行える。空気ばねが、特に 車の構造物では安価な補助手段として一般的であり、この態様はその結果特に簡 単になった。空気ばねを使うとこのばねが圧に反応するものであるので便利であ る。 あるいは、前記各リンクは、弧形をとって弾性的に曲がりその結果リンク両端 間の距離が調整されるようになっている。したがって、リンク両端間の距離はリ ンクの実際の長さを変化させなくとも調整できた。弧形に予圧されたそのような リンクは、例えば、ばね鋼やプラスチックから、非常に低コストで製造できる。 この態様は特に簡易で、したがって安価であり、維持管理も不要である。 前記各リンクが、決まった長さを有していても、前記各リンクの一方の端部、 あるいは、そこに連結された構成要素などが、弾性的かつ変位可能に取り付けら れていると、上記2件の本発明の態様であるリンクの実際の長さを変化させたと きと同様の効果が達成される。弾性的な変位は、第2壁部の平面や車体の直立部 の平面で行われ、溝や彫り込みなどのような形状及び、戻りばねなどを有すると 好ましい。 本発明の目的としてまた、車の積み荷の上表面まで登りやすくすることがある 。 これは、荷物の積み卸しをする者にとって、斜面台上で行わなければ、非常に難 しいことがらであった。 この問題を解決するために、本発明の特徴は、車両下部構造の保護として蝶番 状のプラットフォームをとるようにしている。これによって、本発明による側壁 と組み合わせて、荷物の積み卸しができるようになった。多くの国の法律では、 ローリー車両下部構造の側面保護が義務づけられている。本発明による車両下部 構造の保護により、車の荷物の積み卸しの際に、積み荷の上表面まで登れるよう にしたということがある。この車両下部構造の保護は、側壁が開いているとでき ないので、本発明による蝶番状に上向く側壁と組み合わせたときのみ可能となる 。 他の特徴及び態様を、添付図面を参照しながら、以下の説明でより詳細に開示 する。図面中、 図1a:本発明による側壁の閉じた状態の第1終端位置に対応する側面図。 図1b:途中まで開いた状態の側壁。 図1c:積み荷開口部が完全に開いた状態の側壁。 図1d:積み荷開口部が蝶番状に車両の屋根にすでに完全に重なった状態の第 2終端位置における側壁。 図2a:本発明による側壁の持ち上げ腕部を駆動するための有利な変更態様の 側面図。 図2b:図2aの線VI-VIに関する断面図。 図3a:本発明による側壁の途中まで開いた状態でのリンクの長さが変更でき るように構成した側面図。 図3b:図3aに示された側壁のほとんど閉じた状態の側面図。 第3c図:図3aに示された側壁の閉じた状態の側面図。 図4a:本発明による側壁の途中まで開いた状態でのリンクが弧形をとって弾 性的に曲げられている側面図。 図4b:本発明による側壁の途中まで開いた状態でのリンクのベアリングが第 2壁部で弾性的に変位可能になっている側面図。 図4c:本発明による側壁の途中まで開いた状態でのリンクのベアリングが車 体上で弾性的に変位可能になっている側面図。 図5a:本発明による側壁及び車両下部構造の保護体を備えたローリーの図式 的側面図。 図5b:本発明による蝶番状の動きが可能な車両下部構造の保護体の態様の側 面図。 図1aは、車体の床枠の下方幅方向部1、屋根の一部である上方幅方向部2、 及び、側面の実質的には垂直な直立部3を示している。閉じた状態では、車体の 側面の積み荷開口部は、実質的には直立部3の高さに対応するが、2つの壁部4 、5に覆われ、これらの壁部は、例えば、硬質材でできたシートやホロなどの形 態によって覆われた枠になっている。車体の上方コーナーの縁部つまり直立部3 と上方幅方向枠部2を連結する領域の外側には、上方壁部が、第1水平ピボット ピン6を介して枢軸回転可能に連結されている。下方壁部5の上方長手方向縁部 は、上方壁部5の下方長手方向縁部上に、第1ピボットピン6に対して平行な第 2ピボットピン7を介して、蝶番状に配置されている。水や雪あるいはほこりな どが中に入らないように、必要に応じてピボットピン6まわりの領域に上方幅方 向枠部2に至るまで柔軟な覆い部分が設けられる。持ち上げ腕部8は、作動でき るように、上方壁部4の2本の横縁部の少なくとも一方と、好ましくは、下方長 手方向縁部に隣接して係合し、他方の端部で第1ピボットピン6と第2ピボット ピン7に対して平行な第3ピボットピン9を介して、車体の上方幅方向枠部2に 、関節状に連結されている。第3ピボットピン9は、適当な駆動装置、好ましく は、流体圧ピストン及びシリンダー装置17、18によって、枢軸回転可能にな っている。第1ピボットピン6と第2ピボットピン7が同調しない場合、壁部4 、5を枢軸回転可能にするために、持ち上げ腕部8の長さを補正しなければなら ない。持ち上げ腕部の長さ自体が調節できない場合には、持ち上げ腕部8の端部 を上方壁部4の平面内で変位可能にしなければならない。ひとつの変形態様とし て、持ち上げ腕部の端部を例えばピン10などのようなガイド要素に連結し、溝 や彫り込みなどのような形状を有するガイド11内を案内されるようになってい る。第 1ピボットピン6と第3ピボットピン9が同軸的に配置されていれば、このよう な変位ができるようにする必要はない。本発明によれば、非駆動リンク13が、 その一方の端部で、ピボット12を介して下方壁部5の2本の横縁部の少なくと も一方と係合し、他方の端部で、ピボットピン16を介して、直立部3に関節状 に連結されている。リンク13が、側壁が閉じた状態の終端位置において第3ピ ボットピン9とピボットピン12の中間に配置されるピボットピン16を介して 、直立部3に回転可能に関節状に連結されていると好ましい。下方壁部5の下方 長手方向縁部には、食い付き部形状の付着部14があり、この食い付き部は、車 の中心方向を指しており、側壁が図のように閉じた状態のときに保持手段15と 係合するが、この保持手段は、車体の下方幅方向枠部1上で下方壁部5の食い付 き部と補いあうような食い付き部の形状をとる。結局、下方壁部5の下方長手方 向縁部は、側壁を閉じる動きの最後の段階で確実に案内され、その一方で、側壁 は閉じた状態では不意に開いたりしないように鍵をかけておく。2つの壁部が閉 じる方向に作用し開かないようにするばね要素(図示せず)を2つの壁部4、5 の間の連結領域内に設けてもよい。 図1bは、本発明による途中まで開いた状態の側壁を示しており;積み荷開口部 には、天候の影響から守るために、脇に突き出た上方壁部4と下向きに延びた下 方壁部5がリンク13によって確実に保持されてできた覆い部分ができる。ガイ ド11内で移動できるピン10などはガイド内ですでにいくらかの距離分上方に 動いているが、これは、ピン10と上方壁部4の第1ピボットピン6、ピン10 と持ち上げ腕部8のピボットピン9のそれぞれの間の相対距離がこの枢軸回転の せいで変化するからである。 ガイド11内のピン10の変位が最大になると、図lcに示された配置に達する 。この図では、2つの壁部4、5はもっとも上方に枢軸回転され、相互にほぼ平 行な状態で配される。持ち上げ腕部8をさらに枢軸回転させると、壁部4、5は 図1dで示された終端位置まで移動できる。この図では、2つの壁部4、5は車の 屋根上で相互にほぼ平行な状態で折り重なっている。したがって、側壁の要する ス ペースは最小となり、荷物の積み卸し作業の障害とはならず、側壁を開いたまま 車を安全に運転できるようにもなる。側壁についてのこの第2の終端位置では、 持ち上げ腕部8が車体の上方コーナーの域内で自由にとりうる角度の全域にわた ってすなわちほとんど270°で、枢軸回転してきたことになる。持ち上げ腕部 8をリンク13に一部重なるようにするには、前記の構成要素を横に寄せる。前 記各持ち上げ腕部8及び前記各リンク13の関節部を異なるところに選択すると 、閉じた状態の終端位置でさえ、重なる部分がないような配列も可能となるが、 この場合持ち上げ腕部8及びリンク13は同平面に配置されて、さらに省スペー ス化という特徴づけがなされる。 図2a及び図2bは、持ち上げ腕部用の駆動についての有利な変形態様を示す。 これは、良く知られた操作的に確実な要素から構成され、持ち上げ腕部8に対す る充分に調整可能な駆動を形成する。車体屋根フレームの上方幅方向枠部2上で 流体圧シリンダー17が水平に配置されていると好ましく、このシリンダー17 のピストンロッド18はガイド19内で水平方向に変位可能に取り付けられてい る。ピストンロッド18のシリンダー17側とは逆側の端部は、例えば上方に延 びた連結部材20を介して、例えばケーブル、鎖、歯形ベルト、逆歯形鎖などの ような柔軟な要素21に取り付けられている。この柔軟な要素21は、それ自体 が閉鎖系で2つのローラー22、23を含む曲線ガイドを通る。これらのローラ ーもまた、長手方向の軸方向から見ると、上方幅方向枠部2上で、流体圧ピスト ンとシリンダー装置17、18の上流側と下流側に、回転可能に配置されている 。ローラー23は変位可能ではあるが留める目的という面では固定可能に配され ているが、ローラー22は持ち上げ腕部8に回転不能に連結されて、ピストンと シリンダー装置17、18によって可動化された柔軟要素21の動きを持ち上げ 腕部8に伝達する。ピストンとシリンダー装置17、18のストロークと2つの ローラー22、23間の距離は、相互に調和して、持ち上げ腕部8がそのピボッ トピン9のまわりで角度を有する、好ましくは、車体の上方コーナーの外側の全 自由角度領域にわたる必要な動きができるようにしなければならない。 図3aは、本発明による途中まで開いた状態の側壁で、リンク13の長さが伸 縮配列構造、例えばリンク上のばね24などによって、調整可能となったものを 示している。このように側壁が開いた配置でリンク13は最小の長さとなる。 図3bは、下方壁部5と直立部3が接触した後に起こる状態を示している。ば ね24によってリンク13が縮んでいたため、下方壁部5の下方長手方向縁部及 び付着部14は、小さい角度で車体の直立部3と接触する。下方壁部5と直立部 3との接触力がばね24などに伝達され伸びるのでリンク13は長くなる。下方 壁部5の付着部14が車体と接触するまでは、リンク13は回転運動のみを行う が、接触後はリンク13は非常に少量の回転運動に加えて、長手方向の動きを主 に行う。最後に、下方壁部5の下方長手方向縁部及び付着部14は、車体上の対 応ガイド15のような中に確実に滑り込む。 図3cは、完全に閉じた車側壁を示している。この位置では、リンク13は最 大長さ、つまりばね24がもっとも伸びている長さとなる。結局、側壁4、5は 例えばフックやボルトのような閉じるための手段を付け加える必要なく確実に閉 じることができる。 本発明によるこの特徴は、他の処理を行ってリンク13の長さを変更しても達 成できるが、その場合、図3aから図3cに描かれたようなリンク13の長さを変 更するためのばね24や同様の配列構造がリンク13内に配置される必要はない 。リンク13と下方壁部5との係合部12におけるあるいはリンク13と直立部 3との係合部16における構造上の処理を行ってリンク13の長さを変化させて 同じ効果を得られる。図4aが示すのは、弧形をとって弾性的に曲げられるリン ク13の態様である。この結果、リンク13の両端部12と16間の距離がリン クの長さを変えなくとも減少する。このような弧形の予圧されたリンク13なら ば、例えばばね鋼やプラスチックから、非常に低コストで製造できる。この態様 は特に簡易さに際立っており、したがって安価であり維持管理も不要である。側 壁が閉じたとき、リンク13は予圧に抗して拡張される。図4bは、リンクの係 合部1 2における本発明のある態様を略図的に示したもので、この態様では、下方壁部 5内のガイド25とばね26などが含まれる。この構造によって、車の壁部が閉 じる際に下方壁部5が接触したときに力がかかってばね26を圧縮しリンク13 がみかけ上長くなる。さらにまた、図4cに示されたように、やはりガイド27 とばね28などがリンク13と車体の直立部3との係合部16において設けられ ている。図4bに示された変形態様と比較すると、図4cに示された変形態様は、 原則的に、弾性的な変位可能性を得るための配列構造設置スペースを車体に広く とれるという利点を有する。 リンク13の長さの弾性的な変化及び、リンクの両端部及びリンクに連結され た要素の弾性的な変位は、さらに多くの手段でより実効のあるものとなる。例え ば、渦巻きばね、空気式ばね、流体圧ばね、弾性材などがあげられるが、これま でに言及されたあるいは図面に描かれた方法に限定されるということではない。 図5aは、本発明による側壁を有するローリーの略図的な側面図であり、上方 壁部4と下方壁部5と車両下部構造の保護体29を含んでいる。図5bは、開い た位置の車両下部構造の保護体29を詳細に示したものである。車両下部構造の 保護体29は、主な構造としては、車体にとりつけられた垂直部30とプラット フォームとして機能する蝶番状の部分35からなる。ここで示された態様では、 車両下部構造の保護体を開くメカニズムは、直立部30に幅方向に付着されたス クリュー、ボルトなど31、32である。特定の設計構造の保持手段33がプラ ットフォーム35に取り付けられて走行中、蝶番状に上向きになった配置で、確 実に固定さており、また、プラットフォーム35を少し上げるだけで簡単に開く 。プラットフォームのハンドルなど(図示せず)で上げられる。開いた状態では 、車両下部構造の保護体29のプラットフォーム35は、平面鉄棒34によって 水平位置に保持され、その結果階段にも使える。実質的には、車両下部構造の保 護体が本発明による蝶番状に上向く側壁と組み合わされて、階段として使用でき それによって荷物の積み卸しを行えるようになっている。 いうまでもなく、本発明の範囲内で種々の構造的な変形が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T D,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,UG ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BA,BB, BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,D E,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN 【要約の続き】 いずれか一方の端部12、16やそこに連結された構成 要素が変位可能に取り付けられている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.例えばローリー、貨物トラックなどのような車体(1、2、3)の側壁に おいて、その上方長手方向縁部に第1水平ピボットピン(6)を介して車体(1 、2、3)に枢軸回転可能に連結された上方壁部(4)、及びその上方壁部分( 4)の下方長手方向縁部上に第1水平ピボットピン(6)と平行な第2ピボット ピン(7)を介して上方長手方向縁部で蝶番状に配置された下方壁部(5)を備 えており、その一方で、持ち上げ腕部(8)が(腕のひとつを介して)、上方壁 部(4)の2本の横方向縁部の少なくともいずれかと、好ましくはその下方長手 方向縁部に隣接して、係合し、第1ピボットピン(6)及び第2ピボットピン( 7)に平行で、好ましくは流体圧ピストン及びシリンダー装置(17、18)に よって形成された駆動機構によって回転できるようになった第3ピボットピン( 9)を介して、車体の上方幅方向フレーム部(2)に、他端部で関節状に連結さ れており、さらに、上記2つの壁部(4、5)が両終端位置のいずれか一方にお いて、車体(1、2、3)の積み荷開口部を閉じるために垂直平面壁を形成して 終端位置の他方において、車体の屋根より高いところに位置して、積み荷開口部 を完全に開いた前記車体(1、2、3)の側壁において、非駆動リンク(13) がその両端のうちの一方の端部でピボットピン(12)を介して下方壁部(5) の2本の横方向縁部のいずれかと係合し、他方の端部で車体(1、2、3)に対 して関節状に連結されており、前記各リンク(13)の両端部(12、16)間 の距離は調整可能になっているか、あるいはまた、前記各リンク(13)の少な くともいずれか一方の端部(12、16)が、そこに連結された構成要素のため に、変位可能に取り付けられていることを特徴とする前記車体(1、2、3)側 壁。 2.第3ピボットピン(9)が第1ピボットピン(6)に、好ましくは第1ピ ボットピン(6)より車の中心寄りになって、隣接して配置されていることを特 徴とする請求項1記載の側壁。 3.第3ピボットピン(9)が第1ピボットピン(6)と同軸状に配置されて いることを特徴とする請求項1記載の側壁。 4.上方壁部(4)に関節状に連結されている前記各持ち上げ腕部(8)の端 部、あるいは、例えばピン(10)のようなガイド要素が上方壁部(4)の平面 内で変位できることを特徴とする請求項1又は2記載の側壁。 5.上方壁部(4)に関節状に連結されている前記各持ち上げ腕部(8)の端 部、あるいは、例えばピン(10)のようなガイド要素が上方壁部(4)の平面 内に設けられた、好ましくは溝や彫り込みなどのような形状を有するガイド(1 1)内を案内されることを特徴とする請求項4記載の側壁。 6.ピボットピン(12)は、下方壁部(5)の下方長手方向縁部に隣接して 配置され前記各リンク(13)のもう一方の端部は前記各持ち上げ腕部(8)に 連結された第3ピボットピン(9)とピボットピン(12)との間の中間の点で 車体(1、2、3)の直立部(3)に関節状に連結されていることを特徴とする 請求項1から5のいずれか1項記載の側壁。 7.下方壁部(5)の下方長手方向縁部が付着部好ましくは、車の中心方向を 指す食い付き部を有し、その一方で車体(1、2、3)には側壁が閉じた状態の 終端位置において、前記付着部(14)に正反対に対向して係合する保持手段、 好ましくは下方壁部(5)の食い付き部と補いあうような食い付き部が設けられ ていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の側壁。 8.第1ピボットピン(6)が、車体(1、2、3)の上方コーナー領域の外 側に好ましくは90°以上の範囲に配されて前記各持ち上げ腕部(8)が全自由 角度領域にわたって枢軸回転できるようになってその結果車の屋根の上での側壁 が開いた状態での終端位置で2つの壁部(4、5)が相互にほぼ平行に屋根の上 に折り重ねられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の側 壁。 9.駆動の可動部位、好ましくは流体圧ピストン及びシリンダー装置(17、 18)のピストンロッド(18)が例えば、鎖やケーブルあるいは歯形ベルトの ような柔軟な構成要素(21)に連結され、この構成要素(21)が曲線を描い たガイド(22、23)上を案内され、さらにこのガイド(22、23)は車体 (1、2、3)に枢軸回転可能に関節状に連結された持ち上げ腕部(8)の端部 に回転不能に連結されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記 載の側壁。 10.前記各リンク(13)の長さがばね(24)、例えば空気ばねや渦巻き ばねなどによって調整できることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記 載の側壁。 11.前記各リンク(13)は、弧形をとって弾性的に曲がり、リンク(13 )両端間の距離が調整されるようになっていることを特徴とする請求項1から9 のいずれか1項記載の側壁。 12.前記各リンク(13)の一方の端部、あるいは、そこに連結された構成 要素などが、前記第2壁部(5)の平面上で弾性的かつ変位可能に前記第2壁部 (5)に取り付けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記 載の側壁。 13.弾性的な変位が第2壁部(5)の平面上で方向づけられたガイド(25 )で行われ好ましくはこのガイドが溝や彫り込みなどのような形状及び戻りばね (26)などを有していることを特徴とする請求項12項に記載の側壁。 14.前記各リンク(13)の端部あるいはそこに連結された構成要素などが 垂直部(3)の平面上で車体(1、2、3)に弾性的に変位可能に取り付けられ ていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の側壁。 15.弾性的な変位が、垂直部(3)の平面上で方向づけられたガイド(27 )で行われ、好ましくはこのガイドが溝や彫り込みなどのような形状及び戻りば ねなど(28)を有していることを特徴とする請求項14項に記載の側壁。 16.車両下部構造の保護(29)が枢軸回転可能なプラットフォーム(35 )の形状をとることを特徴とする前記請求項のいずれか1項記載の側壁用の車両 下部構造の保護。
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