JP2000515874A - アミノ酸組成物、ならびに腫瘍の成長および転移の処置におけるその使用 - Google Patents

アミノ酸組成物、ならびに腫瘍の成長および転移の処置におけるその使用

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、腫瘍成長及び/又は転移を防止及び/又は阻害するのに有効な量の、グリシン、アラニン、セリン、ならびにグリシン、アラニンおよびセリンの生理学的に許容される塩から成る群から選択される少なくとも1つのアミノ酸を含んで成る医薬または栄養剤を、ヒトまたは他の哺乳動物に投与することを含んで成る、腫瘍成長及び/又は転移の予防的及び/又は治療的処置の方法を提供する。さらに、増加した細胞増殖を阻害するのに有効な量の、グリシン、アラニン、セリン、ならびにグリシン、アラニンおよびセリンの生理学的に許容される塩から成る群から選択される少なくとも1つのアミノ酸を含んで成る医薬または栄養剤を、ヒトまたは他の哺乳動物に投与することを含んで成る増加した細胞増殖を阻害する方法も提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 アミノ酸組成物、ならびに腫瘍の成長および 転移の処置におけるその使用 本発明は、抗腫瘍及び/又は抗転移効果を有する医薬または栄養剤の製造にお ける、ある種のアミノ酸の使用に関する。 癌は、個々の細胞がそれらの周辺の細胞を犠牲にして増殖することによって開 始され、全細胞群を破壊して終る疾患である。癌は、細胞増殖に高度に依存する 疾患として広く認識されている。発癌現象の多段階モデルにおいて、細胞増殖が 、全ての段階(開始段階における、自然発生および化学誘導突然変異のDNAに おける定着;促進段階における、開始細胞のクローン拡張;および進行段階にお ける、細胞増殖のための追加的刺激の供給)における腫瘍成長に必要である。 潜伏的遺伝子損傷を引き起こすことによって癌の種を蒔く発癌物質は、腫瘍開 始物質と呼ばれる。腫瘍促進物質は、それ自体は突然変異誘起性ではないが、以 前に腫瘍開始物質に曝露された組織中に癌を生じさせる物質である。腫瘍促進物 質は、DNAと直接的に相互作用しないので、非遺伝子毒性または後 成的発癌物質とも呼ばれる。DNA合成および細胞増殖の増加は、遺伝子の塩基 の対合のエラー発生率を増加させ、これが癌進行へ発展させると考えられてきた 。 WY−14643は、肝細胞中におけるペルオキシソームの増大した数および 大きさ、ならびに関連するペルオキシソーム酵素を特徴とする、ペルオキシソー ム増殖物質として集合的に知られている化合物の種類に属する。さらに、それら はネズミにおいて、肝細胞腺腫および癌腫を様々な程度に発生させる。WY−1 4643は、1年間で100%の動物に腫瘍を発生させる、この種類における強 力な発癌物質の1つである。ペルオキシソーム増殖物質が癌を発生させる機構は 解明されていないが、腫瘍促進に関わる非遺伝子毒性機構によってそれらが作用 することを、非常に多くの証拠が示唆している。 ペルオキシソーム増殖物質は、多数の低脂血症剤、溶剤、および工業可塑剤を 包含する非遺伝子毒性発癌物質の群である。 いくつかの研究は、増加した肝細胞増殖が、これらの化学物質による肝臓癌の 発生における重大な要因であることを示している。例えば、発癌物質としてのこ れらの化合物の効力は、持続された細胞増殖を引き起こすそれらの能力に相関す ることが 示されている;WY−14643は、その化合物が投与される間、細胞増殖を増 加させ、一方、かなり低い能力の発癌物質であるジエチルヘキシルフタレート( DEHP)は細胞増殖を増加させない。さらに、周囲組織と比較して非常に高率 の細胞増殖を示す好塩基性病巣の誘起と、食餌(diet)におけるWY−14 643の供給から生じる腫瘍形成の発生との関連が確定されている。さらに、高 率の肝細胞増殖が、以前に開始された細胞の促進に重要である。WY−1464 3およびナヘノピンは、年少ラットの肝臓におけるよりも、年長ラットの肝臓に おいて、より多くの腫瘍発現前病変を発生させ、このことは、ペルオキシソーム 増殖物質が、年長ラットにおいて数がより多い自然発生的開始細胞において腫瘍 促進物質として作用することを示唆している。 増加した肝細胞増殖が、ペルオキシソーム増殖物質によって誘起される肝臓癌 の発展において非常に重要であることを多くの研究が示唆しているが、これらの 化学物質が有子分裂生起原を刺激する機構は解明されていない。 驚くべきことに、グリシンが、WY−14643によって誘起される肝細胞増 殖の増加を防止することが見い出された。し かし、WY−14643によるペルオキシソームβ−酸化の増加は、グリシンに よって影響されず、このことは、細胞増殖およびペルオキシソーム増殖に関与す る経路が異なることを示唆している。 前記の効果に鑑みて、グリシンを含む医薬組成物、製剤、および食餌、ならび にグリシンの使用方法が開示される。本発明の組成物、製剤、食餌および方法に おける使用に関して、グリシンを、遊離アミノ酸形態、同様に遊離アミノ酸形態 のグリシン先駆物質、特にアラニンまたはセリンの形態、該アミノ酸の生理学的 に許容される塩の形態、または該アミノ酸及び/又は生理学的に許容されるそれ らの塩の混合物の形態において、使用するのが好都合である。好ましくは、グリ シンが、遊離アミノ酸の形態、生理学的に許容される塩の形態、または遊離アミ ノ酸形態のグリシンと生理学的に許容される塩の形態のグリシンとの混合物とし て使用され;最も好ましくは、グリシンが、遊離アミノ酸の形態で使用される。 本明細書で使用される「本発明のアミノ酸」という用語は、遊離アミノ酸の形 態及び/又は生理学的に許容される塩の形態の、グリシン、アラニン及び/又は セリンを意味する。 従って、本発明は、腫瘍の成長及び/又は転移の、予防的及び/又は治療的処 置のための医薬または栄養剤の製造における、グリシン、アラニンおよびセリン から成る群から選択される少なくとも1つのアミノ酸または生理学的に許容され るその塩の使用を提供する。 本発明は、腫瘍成長及び/又は転移を防止及び/又は阻害するのに有効な量の 、グリシン、アラニン、セリンならびにグリシン、アラニンおよびセリンの生理 学的に許容される塩から成る群から選択される少なくとも1つのアミノ酸を含ん で成る医薬または栄養剤を、ヒトまたは他の哺乳動物に投与することを含んで成 る、腫瘍成長及び/又は転移の予防的及び/又は治療的処置の方法をも提供する 。 本発明はさらに、細胞増殖の増加を阻害する医薬または栄養剤の製造における 、グリシン、アラニンおよびセリンから成る群から選択される少なくとも1つの アミノ酸または生理学的に許容されるその塩の使用をも提供する。 本発明はさらに、細胞増殖の増加を阻害するのに有効な量の、グリシン、アラ ニン、セリンならびにグリシン、アラニンおよ びセリンの生理学的に許容される塩から成る群から選択される少なくとも1つの アミノ酸を含んで成る医薬または栄養剤を、ヒトまたは他の哺乳動物に投与する ことを含んで成る、細胞増殖の増加を阻害する方法をも提供する。 本明細書において使用される「腫瘍成長」とは、良性または悪性の組織の異常 成長を意味し、従って悪性腫瘍および癌が本明細書において互換的に使用される 。 本発明のアミノ酸は、遺伝子毒性または非遺伝子毒性発癌物質またはそれらの 両方によって誘起される腫瘍の、予防的及び/又は治療的処置に有効である。そ れらは特に、腫瘍の予防的処置において、特に、ペルオキシソーム増殖物質(例 えば、低脂血症剤、溶剤、および工業可塑剤)及び/又は細胞増殖物質のような 非遺伝子毒性発癌物質によって誘起される腫瘍の予防的処置に有効である。 本発明のアミノ酸はさらに、肝臓癌のような悪性腫瘍の予防的および治療的処 置において特に有用である。 腫瘍の種類および疾患の発展段階に依存して、本発明のアミノ酸は、腫瘍発展 のリスクを防止し、腫瘍退行を促進し、腫瘍成長を停止し、及び/又は転移を防 止することにおいて有用で ある。 栄養剤または医薬は、患者に経腸または非経腸投与することができる。経胞投 与経路が、特に二次または予防処置に関して好ましく、特に意図される経腸投与 経路は、経口投与、鼻腔投与、及び/又は管補給(tube feeding) である。医薬または製剤は、水性液の形態で投与されるのが好都合である。従っ て、経腸投与に好適な形態の医薬または製剤は、水溶液または粉末形態であるの が好ましく、従って、使用前に粉末を水に添加するのが好都合である。管補給に おける使用に関しては、加える水の量は、患者の液体要求および状態に特に依存 している。 医薬または製剤は、本発明のアミノ酸を24時間につき、1g〜80g、好ま しくは1g〜60g、特に好ましくは20g〜40gを患者に投与するように処 方されうる。投与される医薬または製剤の量は、患者の特定の要求にかなりの程 度依存する。本発明のアミノ酸のそのような一日量は、所望の効果を有する処置 、および予防/予備処置に適している。医薬または製剤が、本発明の単一のアミ ノ酸を含んで成る場合(L−配置において)、患者の血漿中のアミノ酸濃度が0 .4mM〜2.0 mM、好ましくは0.5mM〜1.2mMに増加するような量において、患者に 投与される。これより高い濃度が予想されるが、医薬または製剤の投与の結果と して酸の濃度が高くなり、0.6mM〜0.9mMの範囲になる場合に、有意な 臨床効果が得られると考えられる。外傷異化亢進患者において、血漿グリシン、 セリン、またはアラニン濃度を、健康なヒトの血漿グリシン濃度に相当する約0 .2mM〜0.3mMに上昇させることが有益な場合もある。 本発明による使用のために、医薬または製剤に組込むのに最も好ましい本発明 のアミノ酸は、グリシンまたは生理学的に許容されるそれの塩である。 一般に、下記の成分: (i) 望ましい場合にはω−6PUFAと混合されたω−3ポリ不飽和脂肪酸 (PUFA); (ii) L−アルギニンもしくはポリアミン合成に関わる他の生理学的に許容 される化合物またはこれらの混合物;および (iii) 核酸塩基源。 の1つまたはそれ以上との組み合わせにおける本発明のアミノ酸の使用が示され る。 従って、アルギニンまたは、オルニチンのようなポリアミンの合成に関わる他 の生理学的に許容される化合物との組み合わせにおいて、本発明のアミノ酸を含 んで成る医薬または栄養剤の使用が好ましい。本発明のアミノ酸、アルギニンま たはオルニチンおよびω−3ポリ不飽和脂肪酸(PUFA)を含んで成る医薬ま たは栄養剤の使用も好ましい。 本発明のアミノ酸との組み合わせにおいて使用するのに適している核酸塩基源 は、天然核酸塩基、ヌクレオシド、ヌクレオチド、RNA、DNA、それらの同 等物、および/これらの化合物の1つまたはそれ以上を含む混合物、を含んで成 るかまたはそれらから成る。 天然核酸塩基は、プリン、アデニンおよびグアニン、ならびにピリミジン、シ トシン、チミンおよびらウラシルを包含する。核酸塩基源が遊離核酸塩基の形態 である場合は、ウラシルであるのが好ましい。 天然ヌクレオシドは、リボースヌクレオシド、アデノシン、グアノシン、ウリ ジンおよびシチジン、ならびにデオキシリボースヌクレオシド、デオキシアデノ シン、デオキシグアノシン、デオキシチミジンおよびデオキシシチジンを包含す る。 天然ヌクレオチドは、天然ヌクレオシドの燐酸エステル、例えば、モノホスフ ェート、アデニレート(AMP)、グアニレート(GMP)、ウリジレート(U MP)、シチジレート(CMP)、デオキシチミジレート(dTMP)、デオキ シシチジレート(dCMP)、および天然ヌクレオシドのジホスフェートおよび トリホスフェート、例えばADPおよびATPを包含する。 酵母のような精製核酸塩基源が好ましい。しかし、肉などのような他の源も使 用することができる。好ましくは、核酸塩基源はRNAである。 従って、本発明は、有効量の (a) 本発明のアミノ酸(成分(a))を、 (b) 望ましい場合にはω−6PUFAと混合された、ω−3PUFA(成 分(b)); (c) L−アルギニン、ポリアミンの合成に関わる生理学的に許容される化 合物、またはそれらの混合物(成分(c));および (d) 核酸塩基源(成分(d)); から選択される1つまたはそれ以上の成分との組み合わせて、 含んで成る、医薬または栄養剤を提供する。 該医薬および栄養剤は以後、「本発明の食餌」と呼ばれる。 そのような医薬または栄養剤の1単位用量は、(b)〜(d)から選択される 1つまたはそれ以上の成分の下記の量に対して、成分(a)を1.5〜80重量 部で含んで成るのが好ましい:成分(b)0.1〜20重量部、成分(c)3〜 40重量部、および成分(d)0.1〜4.0重量部(d)。特に好ましい1単 位用量は、(b)〜(d)から選択される1つまたはそれ以上の成分の下記の量 に対して、成分(a)を1.5〜80重量部で含んで成るのが好ましい:成分( b)2〜5重量部、成分(c)7.5〜20重量部、および成分(d)1.7〜 2.0重量部(d)。 1日に投与される(a)〜(d)の成分の量は、成分(a)に関しては1.5 g〜80g、成分(b)に関しては0.1g〜20g、好ましくは2g〜5g、 成分(c)に関しては3g〜40g、好ましくは7.5g〜20g、成分(d) に関しては0.1g〜4.0g、好ましくは1.7g〜2.0gに相当するのが 好都合である。 成分(d)に関しては、前記の用量は、RNA、DNA、ヌ クレオシドまたはヌクレオチドに関して示されている。核酸塩基に関しては、核 酸塩基の1重量単位は、RNA、DNA、ヌクレオシド、またはヌクレオチドの 2.5〜3.0重量単位に相当すると見なされる。 前記成分(b)、(c)および(d)の1つまたはそれ以上との組み合わせに おいて、本発明のアミノ酸を含んで成る医薬または栄養剤が使用される場合に、 そのような医薬または栄養剤が、1単位用量中に、 (a) 1.5〜80重量部の、遊離形態または生理学的に許容される塩の形 態の、グリシン、アラニンおよびセリンから成る群から選択される1つまたはそ れ以上のアミノ酸、またはそれらの混合物を、 (b) 2〜5重量部のω−3ポリ不飽和脂肪酸; (c) 7.5〜20重量部のL−アルギニンまたはL−オルニチン、あるい はそれらの混合物;および (d) 1.7〜2.0重量部のRNA; から成る群から選択される1つまたはそれ以上の化合物と組み合わせて、含んで 成るのが好都合である。 好ましい医薬または栄養剤は、1単位用量中に、 (a) 1.5〜80重量部の、遊離形態または生理学的に許容される塩の形 態の、グリシン、アラニンおよびセリンから成る群から選択されるアミノ酸、ま たはそれらの混合物を、 (c) 3〜40重量部、好ましくは7.5〜20重量部のアルギニン、また は等量の、ポリアミンの合成に関わる1つまたはそれ以上の他の生理学的に許容 される化合物、あるいは等量の、アルギニンとそのような化合物との混合物; とを組み合わせて含んで成る。 より好ましくは、本発明の医薬または栄養剤は、1:2〜4:1の重量比、特 に好ましくは1:1〜2:1の重量比で、成分(a)を、成分(c)と組み合わ せて含んで成る。 さらに好ましい医薬または栄養剤は、1単位用量中に、 (a) 1.5〜80重量部の、遊離形態または生理学的に許容される塩の形 態の、グリシン、アラニンおよびセリンから成る群から選択されるアミノ酸、ま たはそれらの混合物を、 (b) 0.1〜20重量部、好ましくは2〜5重量部の、ω−3PUFA; および (c) 3〜40重量部、好ましくは7.5〜20重量部のアルギニン、また は等量の、ポリアミンの合成に関わる1つま たはそれ以上の他の生理学的に許容される化合物、あるいは等量の、アルギニン とそのような化合物との混合物; とを組み合わせて、含んで成る。 ω−3PUFAは、過酸化に対して保護されるのが好都合である。 ω−PUFAを過酸化から保護する生理学的に許容される方法は、当分野にお いて既知である。それらは、ω−3PUFAの生理学的に許容されるミクロカプ セル封入、および生理学的に許容される酸化防止剤の使用である。 生理学的に許容されるミクロカプセル封入剤の典型的な例は、澱粉である。ミ クロカプセル封入は、それ自体既知の方法で行うことができる。ミクロカプセル は、それ自体既知の方法で、アラビアゴムのような生理学的に許容される被覆剤 で被覆することができる。 本発明の方法に使用するのに好適な酸化防止剤の一般的な例は、ビタミンC、 ビタミンE、またはそれらの混合物のような酸化防止剤ビタミンを包含する。 添加される酸化防止剤の量は、ω−3PUFAの過酸化を防止するのに充分な 量でなければならない。そのような量は、容 易に計算することができる。一般に、便宜上、過酸化を防止するために使用され る酸化防止剤は、過剰において使用される。ω−3PUFAとの組み合わせにお いて投与される他の物質の存在が、使用される酸化防止剤の量の調節を必要とす る場合があると考えられる。 ω−3PUFAは、ω−3PUFAの生理学的供給に適した形態、例えば、遊 離酸の形態、トリグリセリドの形態、またはω−3PUFAの生理学的に許容さ れる天然源の形態において、使用される。そのような天然源は、亜麻仁油、なら びに、ニシン油、サケ油、サバ油、マグロ油、タラ肝油およびイワシ油のような 魚油を包含する。該天然源、特に魚油は、実質量のω−3脂肪酸を含む。ω−3 PUFAがトリグリセリド形態で使用される場合に、該トリグリセリドは、他の 生理学的に許容される脂肪酸とのエステルを含むことができる。好ましいω−3 PUFAは、遊離酸形態、トリグリセリド形態、またはEPAおよび/DHAの 高含有量を有する天然源形態の、エイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサ ヘキサエン酸(DHA)を包含する。 本発明のアミノ酸が医薬の形態で投与される場合、そのよう な医薬は、100gにつき、1g〜99gの本発明のアミノ酸を含む。 状況に依存して、完全な処方食餌(即ち、本質的に全ての必要なエネルギー、 アミノ酸、ビタミン、ミネラル、および微量元素を供給する食餌)または食餌補 足物になり得る処方食餌の形態において、本発明の食餌が投与される場合に、一 般に好ましい効果が得られる。食餌は、水性液形態で摂取するのが好都合である 。従って、処方食餌は、炭水化物源、脂質脂肪(脂肪源)、タンパク質(窒素源 )、ならびにグリシン、L−アラニン、L−セリンおよび生理学的に許容される それらの塩から成る群から選択される少なくとも1つのアミノ酸を含み、酸また は塩が処方食餌中に100gにつき約0.5g〜10gの量で存在することを特 徴とする。処方食餌が、ビタミン、ミネラル、微量元素、繊維(好ましくは可溶 性繊維)のような他の栄養的に有益な成分を、さらに含んで成るのが好ましい。 好適な窒素源の例は、大豆または乳清由来タンパク質、カゼイネート、及び/ 又はタンパク質水解物のような栄養学的に許容されるタンパク質を包含する。好 適な炭水化物源は、マルトデキストリンのような糖を包含する。好適な脂肪源の 例は、ト リグリセリド、ならびにジ−およびモノグリセリドを包含する。 本発明の医薬または製剤に組み込むのに好適なビタミンの例は、栄養学的に許 容される形態の、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンK、葉酸、チ アミン、リホフラビン、ビタミンB1、B2、B6およびB12、ナイアシン、ビオ チン、ならびにパントテン酸を包含する。 本発明の医薬または製剤に組み込むのに好適なミネラル成分および微量元素の 例は、栄養学的に許容される形態の、ナトリウム、カリウム、燐、マグネシウム 、マンガン、銅、亜鉛、鉄、セレニウム、クロム、およびモリブデンを包含する 。 特に、医薬または製剤が、栄養学的に許容される形態の、β−カロチン(ビタ ミンA)、ビタミンE、ビタミンC、チアミン、ビタミンB12、コリン、セレニ ウム、および亜鉛を、含んで成るのが好ましい。 本明細書において使用される「可溶性繊維」という用語は、大腸において実質 的な発酵を受けて、最終的に短鎖脂肪酸を生成することができる繊維を意味する 。好適な可溶性繊維の例は、随意に加水分解されていてもよいペクチン、グアガ ム、イナゴマメガム、キサンタンガムを包含する。成人に対しては、可溶 性繊維の合計量が、1日につき3g〜30gの範囲であるのが好ましい。 ω−3PUFAを前記の量より多い量で投与することも考えられ、そのような 高投与量が一般に所望の効果を示さないか、または望ましくない副作用を引き起 こすことが考えられる。 本発明の製剤中において成分(c)として使用するのに特に適している化合物 は、L−アルギニンおよびL−オルニチンを包含し、最も好ましいのはL−アル ギニンである。成分(c)は、遊離形態、生理学的に許容される塩の形態、例え ば、燐酸、クエン酸、酒石酸、フマル酸、アジピン酸、または乳酸との塩の形態 、あるいは小ペプチド形態で使用することができる。好ましくは、遊離形態のL −アルギニンが使用される。 本明細書で使用される小ペプチドという用語は、2個〜6個、好ましくは2個 〜4個のアミノ酸を有するペプチドを意味する。 既に示したように、ω−3PUFAは、過酸化に対して保護された、または保 護されていない魚油の形態で投与するのが好都合である。そのような魚油は、ω −6PUFAをも含んで成る。 ω−6PUFAは、免疫反応、および手術時の感染に対する 抵抗において、好ましい効果を有する。従って、本発明の食餌は、ω−6PUF Aをさらに含んで成るのが好都合である。 本発明の目的のために、ω−6PUFAが、遊離酸の形態、またはω−6PU FAの生理学的供給に適した形態、例えば、トリグリセリドの形態であってもよ い。本発明の使用に特に適したω−6PUFAの例は、リノール酸およびアラキ ドン酸を包含し、リノール酸が最も好ましい。好適なω−6PUFA源の例は、 当分野において既知である。それらは魚油および植物油を包含する。高含有量の リノール酸を有するω−6PUFA源の例は、紅花油、ヒマワリ油、大豆油、綿 油、およびトウモロコシ油を包含する。 1.5g〜5.0gの範囲のω−6PUFAの1日量の投与は一般に、好まし い結果を得るのに充分である。従って、医薬または栄養剤の前記に規定した1単 位用量が、1.5〜5重量部のω−6PUFAをさらに含有してもよい。 成分(b)、(c)および(d)ならびにω−6PUFAの他に、追加成分を 本発明の食餌に加えることができ、本発明のアミノ酸の活性に有益な影響を及ぼ すことができる。そのような有益な成分の例は、ω−9PUFAである。そのよ うな脂肪 酸混合物の好ましい天然源は、魚油である。味および他の理由により、経口投与 形態の魚油がカプセル封入形態で使用されるのが好ましい。 本発明の処方食餌が、栄養補足物(例えば、予防的処置)としての使用を意図 する場合、それによって供給されるエネルギーの量は、患者の食欲を不必要に抑 制しないために、過剰すぎてはならない。栄養補足物は、150〜1000Kc al/日、好ましくは250〜500Kcal/日を供給する量において、エネ ルギー源を含むのが好都合である。完全処方食餌(例えば、腫瘍退行の促進、転 移の防止、腫瘍成長の停止のため)としての使用に関しては、本発明の食餌が6 00〜1500Kcal/日を供給するのが好都合である。窒素源、炭水化物源 および脂質源の合計1日カロリーへの寄与は、広範囲に変化させることができる 。本発明の好ましい処方においては、炭水化物源が、合計エネルギー供給の40 %〜70%を供給し、窒素源および脂肪酸源がそれぞれ、製剤の合計エネルギー 供給の15%〜30%を供給する。完全食餌としての使用に関しては、本発明の 食餌を、500mL〜3000mLの範囲の容量において、水性液の形態で投与 するのが好都合である。補足物としての使 用に関しては、粉末または液体形態で投与される。 補足物は、1日に1回〜4回で補足物を投与するのに適した単位用量の形態で 投与するのが好都合である。本発明の食餌がエネルギー源を含む場合、1500 Kcal/日より多く供給しないようにするのが適切である。 過度のエタノール曝露後に患者の急性処置が必要な場合に、本発明のアミノ酸 を非経脳投与するのが好都合である。そのような急性処置に適した典型的な投与 形態は、例えば、下記に記載される水溶液である。 経口投与のための典型的な薬理学的に許容される製剤形態は、薬理学的に許容 される希釈剤、担体、ビタミン、香辛料、着色料、及び/又はそのような製剤に 組み込むのに適していることが当業者に既知の他のアジュバントをさらに含んで 成る。 本発明の食餌および製剤は、それ自体既知の方法、例えば、成分の混合によっ て、得ることができる。 本発明の使用に適している典型的な製剤は、グリシン、アラニンおよびセリン 、ならびに医薬的に許容されるそれらの塩から成る群から選択される少なくとも 1つのアミノ酸0.1〜90重量%から実質的に成り、残りが蒸留水である水溶 液を包含す る。本発明のアミノ酸は、15%〜90%(溶液の重量に対する)の量において 、濃縮形態の溶液中に存在することができる。濃縮溶液は、投与形態への希釈、 または急性処置における使用に適している。低含有量(例えば、0.1%〜5% )の本発明のアミノ酸を含有する投与形態は一般に、予防目的のために示され; 高含有量(例えば、5〜40重量%)の本発明のアミノ酸を含有する溶液の濃縮 形態は一般に、急性処置により適している。 特に非経胞投与に関して、本発明の医薬または製剤に含有するのに適している 他の配合物は、浸出液1リットルにつき0.1〜5.0gのグリシン、セリン及 び/又はアラニンと組み合わされた、またはそれによって強化された、リンゲル 注射剤、乳酸化(lactated)リンゲル注射液、晶質、コロイド、または 他の血漿代替物のような浸出液を包含する。リンゲル注射液は、3.23g〜3 .54gのナトリウム(8.2g〜9.0gの塩化ナトリウムに相当する)、0 .149〜0.165のカリウム(塩化カリウム0.285g〜0.315gに 相当する)、0.082g〜0.098gのカルシウム(CaCl2・2H2Oの 形態の、塩化カルシウム0.3g〜0.36gに相 当する)、5.23g〜5.80gのクロリド(NaCl、KClおよびCaC l2・2H2O)、および1000mL溶液を得るのに充分な量の水を含有する滅 菌液である。乳酸化リンゲル注射液は、3.15gのナトリウム(クロリドおよ びラクテートとして)、0.141g〜0.173gのカリウム(塩化カリウム 0.27g〜0.33gに相当する)、0.049g〜0.060gのカルシウ ム(0.18g〜0.22gのCaCl2・2H2Oに相当する)、2.31g〜 2.61gのラクテート、3.68g〜4.08gのクロリド(NaCl、KC lおよびCaCl2・2H2Oとして)、および1000mL溶液を得るのに充分 な量の水を含有する滅菌液である。 液体治療との関連における晶質およびコロイドという用語は、当分野において 既知である。それらは、ヘマクセル(Haemaccel)(ポリケリンを基剤 とする)およびケロフシン(Gelofusine)(ゼラチンを基剤とする) のような血漿代替物を包含する。 本発明は、下記の特定の記載によってさらによく理解されるであろう。実施例1 物質および方法 動物および処置 雄のSprague−Dawleyラットを、1つの檻に2〜3匹入れ、粉末 食餌(表1)および水を無制限に与えた。 表1食餌含有物(%) 対照 グリシン WY-14643 WY-14643 +グリシン カゼイン 20 15 20 15 蔗糖 50 50 49.9 49.9 トウモロコシ油 5 5 5 5 αセルロース 5 5 5 5 ミネラル混合物 3.5 3.5 3.5 3.5 ビタミン混合物 1 1 1 1 DL−メチオニン 0.3 0.3 0.3 0.3 酒石酸水素コリン 0.2 0.2 0.2 0.2 トウモロコシ澱粉 15 15 15 15 グリシン 0 5 0 5 WY−14643 0 0 0.1 0.1 2種の実験プロトコールをこの研究に使用した:(1)24時間単一用量プロト コール、および(2)3週間供給試験。単 一用量試験については、動物に、対照またはグリシン食餌を3日間与えた。3日 目に、ラットを100mg/kgのWY−14643またはオリーブ油対照賦形 剤(i.g.)で処置した。24時間後、全てのラットに100mg/kgの5 −ブロモ−2−デオキシウリジン(BrdU、Sigmaより)i.p.を与え て増殖肝細胞を標識し、1時間後に犠牲にした。3週間供給試験においては、ラ ットに対照またグリシン食餌を3日間与え、次に、各群の半数を、0.1%のW Y−14643を含有する食餌に3週間切り替えた。最後の3日間に、全てのラ ットにBrdU(80mg/100mL)を含有する飲料水を与えて、増殖肝細 胞を標識した。 細胞増殖 肝臓を、Krebs−Henseleit緩衝液(pH7.6)で灌流して血 液を除去し、4%パラホルムアルデヒドで固定した。急速に増殖する十二指膓の 切片を、BrdU導入に対する陽性対照として採取した。組織切片を脱パラフィ ン化し、再水和し、4N HCl中で37℃で20分間加水分解した。内因性ペ ルオキシダーゼを、アジ化ナトリウムを含有する0.03%過酸化水素で鎮めた (DAKO Envision System, Peroxidase)。BrdUに対する一次モノクローナル抗体を、1:2 00に希釈し(DAKO、クローンBu20a)、室温で10分間培養した。ヤ ギ抗ウサギおよびヤギ抗マウスに結合されたペルオキシダーゼ標識ポリマーを適 用し、室温で10分間培養し、次に、過酸化水素を含有する緩衝液中の3,3− ジアミノベンジジンで8分間培養した(DAKO Envision Syst em Peroxidase)。各培養後に、1%Tween20を含有する燐 酸緩衝生理食塩水で、切片を2回濯いだ。スライドをヘマトキシリンで対比染色 (counterstained)し、増殖細胞を、褐色染色から識別した。細 胞増殖を、10ランダムハイパワーフィールド中のBrdU−ポジティブ細胞の パーセンテージを計数することによって定量した。 アシルCoAオキシダーゼ活性 アシルCoAオキシダーゼは、ペルオキシソームの誘起が認められた尺度であ る。カタラーゼによるメタノールの過酸化と過酸化水素との結合によって、ペル オキシソームβ−酸化によって生成される過酸化水素から形成されるホルムアル デヒドとして測定された。肝臓試料を、10容量の0.25M蔗糖緩衝 液中で均質化した。22.2mgのパルミテート、400μLのメタノール、7 .7mgのCoA、137.8mgのATP、40.7mgのMgCl2、10 μLのTriton X−100、13.3mgのNAD+、90mgの脂肪酸 を含有しないBSAおよび402.9mgのナイアシンアミド(緩衝液100m Lにつき)を含有する反応混合物(pH8.3)を、37℃に温めた。200μ Lのホモジェネートを1.4mLの反応緩衝液に加えることによって反応を開始 し、40%TCAで10分後に終結させた。TCAを、ホモジェネートより先に ブランクに加えた。溶液を遠心分離にかけて、タンパク質をペレット化し、0. 5mLの上澄み液をNash試薬0.2mLに加えて、ホルムアルデヒドを測定 した。37℃で60分間の培養後、試料の吸収を、405nmで読み取った。ホ モジェネート中のタンパク質濃度をLowry法によって測定した。アポプトチ ック指数(Apoptotic Index) アポプトチック体は、ヘマトキシリンおよびエオシン染色肝臓切片の形態学的 特徴に基づいて確認される。アポプトチック細胞を判定するために使用される特 徴は、周辺細胞によって食菌されたアポプトチック体を増加させる細胞質の凝縮 、核膜に おける凝縮クロマチンの堆積、ならびに核および細胞の切断であった。アポプト チック率は、10ランダムハイパワーフィールドにおいて計数されるアポプトチ ック細胞のパーセンテージで表される(1つのスライドについて1000個の肝 細胞が計数される)。 TNFα免疫組織化学および画像分析 各ラットからの肝臓試料を急速冷凍し、6μm切片を免疫組織化学のために準 備した。切片をアセトン中で10分間固定し、空気乾燥し、次に、正常ヤギ血清 (非希釈Automation緩衝剤;Biomedia Corp.,Fos ter City,CA;および1%ノンフアットドライミルク中1:67希釈 )で30分間ブロックした。全ての追加培養が、1%ウシ血清アルブミンを含有 するAutomation緩衝剤の溶液中で行われた。内因性ペルオキシダーゼ 活性が、3%過酸化水素中における10分間の培養によって鎮められた。スライ ドを、1:75希釈のポリクローナルヤギ抗マウスTNFα抗体(R&DSys tems:Minneapolis,MN)または対照としての正常ヤギ血清を 用いて4℃で1時間培養し、Automation緩衝剤で洗浄し、次に、1: 200希釈のウサギ抗ヤギ IgGビオチニル化抗体(Vector Lab Inc.;Bulingam e,CA)を用いて1時間培養した。洗浄後、抗体を、Vectastain Elite Kit(Vector Laboratories)を用いて標識 し、NiCl2で強化されたペルオキシダーゼ基質6,6’−ジアミノベンジジ ン(DAB)で位置づけした。最後に、スライドを修飾Harrisヘマトキシ リンで対比染色し、取りつけのために脱水した。Axioskop50顕微鏡( Carl Zeiss,Inc.,Thornwood,NY)を組み込むUn iversal Imaging Corp.Image−1/AT画像取得お よび分析システム(Chester,PA)を使用して、100x倍率において 免疫染色組織切片を捕らえ、分析した。色検出範囲を、強度に標識されたクッパ ー細胞に基づくDABクロモゲンの赤−茶色に関して設定した。肝臓におけるT NFα発現の程度が、ソフトウエアによって決定される色欠如範囲内のフィール ド領域のパーセントとして規定された。各組織切片からのデータ(1切片につき 、5ランダムフィールド)を、平均値を求めるために蓄積した。 統計 結果を、各群中n=4または5に関して、平均値±s.e.m.で示した。処 置群を、適切であれば、one−way ANOVAおよびStudent−N ewman−Keuls後試験(post−hoc tests)を用いて比較 した。結果 単一用量試験 WY−14643(100mg/kg)は、投与から24時間後に、正常静止 肝細胞において、細胞増殖を0.7±0.3%から5.1±0.3%に増加させ、 約8倍の増加であった。グリシン食餌は、肝細胞増殖の基底率に影響を及ぼさな かったが、5%グリシンを含有する食餌を、WY−14643で処置する前に3 日間与えた結果は、1.9±0.4%のみの細胞増殖の増加であった。この数値 は、対照またはグリシン細胞増殖基底率と有意な差異はないが、WY−1464 3によって特徴的に発生する肝細胞増殖における8倍の増加よりも有意に低い数 値である。 全てのペルオキシソーム増殖物質の明確な特徴は、それらの投与後のペルオキ シソーム特異性酵素の誘起である。アシルC oAオキシダーゼ、ペルオキシソームβ−酸化の律速段階を触媒する過酸化水素 生成酵素は、WY−14643での処置の18日後に対照より8倍大きいピーク 値に到達し、増加は1日以内に検出することができる。WY−14643での処 置から24時間後に、アシルCoAオキシダーゼは2.5倍増加した。グリシン 食餌はアシルCoAオキシダーゼの基底活性に影響を及ぼさず、驚くべきことに 、WY−14643によるアシルCoAオキシダーゼの増加を防止しなかった。 WY−14643での処置の3週間後のペルオキシソーム増殖は、さらに顕著 であった。WY−14643はアシルCoAオキシダーゼ活性を6倍増加させ、 食餌へのグリシンの添加によって増加が防止されなかった。この興味深い発見は 、ペルオキシソーム増殖および細胞増殖が密接に関連した事象ではないという考 えを裏付けるものである。 3週間供給試験 3週間の供給を通じて、食餌消費を監視した。試験された処置群において、食 餌消費における有意な差異はなかったが、種々の群の体重増加は顕著に異なって いた。対照およびグリシン供給ラットは、供給の間のどの時点においても体重に 関して差異 はなかった。これと対照的に、WY−14643食餌は、対照の約60%のみの 平均体重増加であり、これは慢性供給試験において以前に公表された結果と一致 している。 対照粉末食餌を与えたラットの肝臓対体重の比率は、約5.1+0.6%であ り、食べ物の食餌(chow diet)を与えたラットの4〜4.5%より僅 かに高い。グリシン供給ラットは対照と差異がなかったが、WY−14643食 餌は肝臓対体重の比率において約70%の有意な増加を生じ、これはグリシンに よって防止されない現象であった。しかし、WY−14643食餌への5%グリ シンの添加は、WY−14643によって生じる総肝臓寸法における増加を防止 した。WY−14643食餌は、対照およびグリシンより約33%大きい平均肝 臓寸法を生じたが、WY−14643食餌へのグリシンの添加は、肝臓を対照の 寸法に減少させた。 複製肝細胞が、褐色核を有する細胞として決定された。4個のBrdUポジテ ィブ細胞が、3週間試験におけるWY−14643処置ラットの肝臓に見られた 。しかし、BrdU−ポジティブ細胞が、対照、グリシン、またはWY−146 43+グリシン供給ラットの肝臓において、ほとんど検出されなか った。細胞増殖の基底率(対照食餌)は平均1.3%であったが、WY−146 43は肝細胞増殖を約5倍増加させた。グリシン食餌は、対照と差異のない細胞 増殖率を生じ、一方、WY−14643食餌へのグリシンの添加は、3週間後に WY−14643のみによって生じる肝細胞複製の増加を完全に防止した。従っ て、明らかにグリシンは、WY−14643による細胞複製の初期および持続増 加を両方とも防止する。 ナフェノピンのようなペルオキシソーム増殖物質がアポプトシスを阻害するこ とが示されており、このことがこれらの化学物質への曝露による肝臓寸法の増加 に寄与しうるので、アポプトシスの率も、3週間試験の肝臓において測定された 。アポプトチック細胞のパーセンテージは、0.20%〜0.35%の範囲であ り、どの処置群に関しても有意な差異はなかった。従って、アポプトシスの変化 は、WY−14643による肝臓寸法の変化の主要な原因ではない。 TNFαがWY−14643誘起細胞増殖に関わることが示されており、従っ て、グリシン含有食餌がWY−14643に応答するTNFα発現を防止するか どうかを調査するために、TNFαに関する免疫組織化学的染色を行った。肝臓 切片中の TNFα発現の対照レベルは、肝組織の総面積の0.4%であり、グリシン含有 食餌供給ラットの肝臓においては0.7%であった。食餌におけるWY−146 43の3週間の供給は、TNFαの染色を2倍増加させ、この増加は、グリシン 含有食餌によって顕著に防止された。論考 グリシンがWY−14643による肝細胞増殖の増加を防止する WY−14643は、DEHPのような低発ガン性ペルオキシソーム増殖物質 と異なり、該化合物が投与される間は肝細胞複製を増加させる。ペルオキシソー ム増殖物質処置から24時間後に生じる細胞増殖における特徴的な8倍の増加、 およびWY−14643の3週間の供給後に観察された持続6倍増加が、この試 験においてグリシンによって防止された。興味深いことに、食餌グリシンの3週 間供給は、対照と比較して、細胞増殖の基底レベルにおける50%の減少を生じ た。グリシン食餌は、24時間または3週間の供給のいずれにおいてもWY−1 4643によるペルオキシソーム増殖を防止せず、これはペルオキシソーム増殖 と細胞増殖が異なる機構によって生じるという仮説を 裏付けるものである。加えて、アポプトシスの率が、群間において差異がなく、 WY−14643を用いた他の慢性供給試験において得られた結果と一致する。 WY−14643は、肝臓におけるTNFα発現を、対照の約2倍に増加させた か、グリシン含有食餌は、この増加を顕著に防止した。実施例2 : 経腸組成物 下記の組成物において、MMは「ミネラル混合物」、SMは「微量元素混合物 」、およびVMは「ビタミン混合物」を意味する。これらの3つの混合物の組成 は下記の通りである。MM 成分 g/100g マルトデキストリン 34.40 クエン酸/燐酸 カリウム 34.60 二クエン酸マグネシウム 8.20 塩化カルシウム 8.00 クエン酸/塩化 ナトリウム 9.00 クエン酸 3.50 酒石酸コリン 2.30SM 成分 g/100g マルトデキストリン 47.79 モリブデン−酵母 18.00 クロム−酵母 9.20 硫酸亜鉛 7.00 セレニウム−酵母 7.00 硫酸鉄(II) 6.92 グルコン酸銅(II) 2.24 硫酸マンガン(II) 1.12 弗化ナトリウム 0.70 沃化カリウム 0.33VM 成分 g/100g マルトデキストリン 43.44 アスコルビン酸ナトリウム 35.00 ビタミンE−Ac.50% 16.00 ナイアシンアミド 1.55 ビタミンA−アセテート 1.20 Ca−D−パントテネート 0.98 ビタミンK1 1% 0.71 ビタミンB12 0.1% 0.30 ビタミンD3 0.28 ビタミンB6 0.20 ビタミンB1 0.17 ビタミンB2 0.15 葉酸 0.02 ビオチン 0.01 グリシンを含んで成る組成物I成分 g/100g 水 77.40 マルトデキストリン 12.28 Na/Ca カゼイネート 4.60 グリシン 3.00 脂質: パーム油 2.33 ヒマワリ油 0.26 乳化剤 ナチンE 0.13 100.00 グリシンを含んで成る組成物II成分 g/100g 水 77.40 マルトデキストリン 10.10 Na/Ca カゼイネート 4.60 グリシン 3.00 MM 2.00 SM 0.05 VM 0.10 β−カロチン 0.03 脂質: パーム油 2.33 ヒマワリ油 0.26 乳化剤 ナチンE 0.13 100.00 グリシンおよびアルギニンを含んで成る組成物成分 g/100g 水 77.40 マルトデキストリン 8.93 Na/Ca カゼイネート 4.60 グリシン 3.00 アルギニン 1.17 MM 2.00 SM 0.05 VM 0.10 β−カロチン 0.03 脂質: パーム油 2.36 ヒマワリ油 0.23 乳化剤 ナチンE 0.13 100.00 グリシンおよび魚油(ω−3脂肪酸)を含んで成る組成物成分 g/100g 水 77.40 マルトデキストリン 10.10 Na/Ca カゼイネート 4.60 グリシン 3.00 MM 2.00 SM 0.05 VM 0.10 β−カロチン 0.03 脂質: パーム油 1.32 ヒマワリ油 0.23 乳化剤 ナチンE 0.13 魚油 EPAX 3000 TG 1.04 100.00 グリシンおよびRNAを含んで成る組成物成分 g/100g 水 77.40 マルトデキストリン 9.96 Na/Ca カゼイネート 4.60 グリシン 3.00 酵母エキス RNA 0.14 MM 2.00 SM 0.05 VM 0.10 β−カロチン 0.03 パーム油 2.33 ヒマワリ油 0.26 乳化剤 ナチンE 0.13 100.00 グリシン、アルギニンおよび魚油(ω−3脂肪酸)を含んで成る組成物成分 g/100g 水 77.40 マルトデキストリン 8.93 Na/Ca カゼイネート 4.60 グリシン 3.00 アルギニン 1.17 MM 2.00 SM 0.05 VM 0.10 β−カロチン 0.03 脂質: パーム油 1.32 ヒマワリ油 0.23 乳化剤 ナチンE 0.13 魚油 EPAX 3000 TG 1.04 100.00 グリシン、アルギニンおよびRNAを含んで成る組成物成分 g/100g 水 77.40 マルトデキストリン 8.79 Na/Ca カゼイネート 4.60 グリシン 3.00 アルギニン 1.17 酵母エキス RNA 0.14 MM 2.00 SM 0.05 VM 0.10 β−カロチン 0.03 脂質: パーム油 2.33 ヒマワリ油 0.26 乳化剤 ナチンE 0.13 100.00 グリシン、RNAおよび魚油(ω−3脂肪酸)を含んで成る組成物成分 g/100g 水 77.40 マルトデキストリン 9.96 Na/Ca カゼイネート 4.60 グリシン 3.00 酵母エキス RNA 0.14 MM 2.00 SM 0.05 VM 0.10 β−カロチン 0.03 脂質: パーム油 1.32 ヒマワリ油 0.23 乳化剤 ナチンE 0.13 魚油 EPAX 3000 TG 1.04 100.00 グリシン、アルギニン、RNAおよび魚油(ω−3脂肪酸)を含んで成る組成物成分 g/100g 水 77.40 マルトデキストリン 8.79 Na/Ca カゼイネート 4.60 グリシン 3.00 アルギニン 1.17 酵母エキス RNA 0.14 MM 2.00 SM 0.05 VM 0.10 β−カロチン 0.03 脂質: パーム油 1.32 ヒマワリ油 0.23 乳化剤 ナチンE 0.13 魚油 EPAX 3000 TG 1.04 100.00 前記のように、魚油はω−3PUFAの天然源であり、ヒマワリ油はω−6P UFAの天然源である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年6月19日(1998.6.19) 【補正内容】 請求の範囲 1.腫瘍成長および/または転移の予防的および/または治療的処置のための処 方食餌の製造における、グリシン、アラニンおよびセリンから成る群から選択さ れる少なくとも1つのアミノ酸または生理学的に許容されるその塩ならびに炭水 化物、脂肪およびタンパク質の使用。 2.上記腫瘍が肝臓癌である請求項1に記載の使用。 3.上記腫瘍が非遺伝子毒性発癌物質によって誘起される請求項1または2に記 載の使用。 4.上記腫瘍が、ペルオキシソーム増殖物質および/または細胞増殖物質によっ て誘起される請求項1ないし3のいずれか一項に記載の使用。 5.上記アミノ酸がグリシンである請求項1ないし4のいずれか一項に記載の使 用。 6.上記医薬または栄養剤がアルギニンをさらに含んで成る請求項1ないし5の いずれか一項に記載の使用。 7.医薬または栄養剤が、経腸手段によって投与されるように適合されている請 求項1ないし6のいずれか一項に記載の使用。 8.増加した細胞増殖を阻害するための処方食餌の製造における、グリシン、ア ラニンおよびセリンから成る群から選択される少なくとも1つのアミノ酸または 生理学的に許容されるその塩ならびに炭水化物、脂肪およびタンパク質の使用。 9.a)腫瘍成長および/または転移を防止および/または阻害するのに有効な 量のグリシン、アラニン、セリンならびにグリシン、アラニンおよびセリンの生 理学的に許容される塩から成る群から選択される少なくとも1つのアミノ酸、な らびにb)炭水化物、脂肪およびタンパク質を含んで成る処方食餌を、ヒトまた は他の哺乳動物に投与することを含んで成る、腫瘍成長および/または転移の予 防的および/または治療的処置の方法。 10.増加した細胞増殖を阻害するのに有効な量のグリシン、アラニン、セリン ならびにグリシン、アラニンおよびセリンの生理学的に許容される塩から成る群 から選択される少なくとも1つのアミノ酸、ならびにb)炭水化物、脂肪および タンパク質を含んで成る処方食餌を、ヒトまたは他の哺乳動物に投与することを 含んで成る、増加した細胞増殖を阻害する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.腫瘍成長および/または転移の予防的および/または治療的処置のための医 薬または栄養剤の製造における、グリシン、アラニンおよびセリンから成る群か ら選択される少なくとも1つのアミノ酸または生理学的に許容されるその塩の使 用。 2.上記腫瘍が肝臓癌である請求項1に記載の使用。 3.上記腫瘍が非遺伝子毒性発癌物質によって誘起される請求項1または2に記 載の使用。 4.上記腫瘍が、ペルオキシソーム増殖物質および/または細胞増殖物質によっ て誘起される請求項1ないし3のいずれか一項に記載の使用。 5.上記アミノ酸がグリシンである請求項1ないし4のいずれか一項に記載の使 用。 6.上記医薬または栄養剤がアルギニンをさらに含んで成る請求項1ないし5の いずれか一項に記載の使用。 7.上記医薬または栄養剤が、経腸手段によって投与されるように適合されてい る請求項1ないし6のいずれか一項に記載の使用。 8.増加した細胞増殖を阻害するための医薬または栄養剤の製造における、グリ シン、アラニンおよびセリンから成る群から選択される少なくとも1つのアミノ 酸または生理学的に許容されるその塩の使用。 9.腫瘍成長および/または転移を防止および/または阻害するのに有効な量の 、グリシン、アラニン、セリンならびにグリシン、アラニンおよびセリンの生理 学的に許容される塩から成る群から選択される少なくとも1つのアミノ酸を含ん で成る医薬または栄養剤を、ヒトまたは他の哺乳動物に投与することを含んで成 る、腫瘍成長および/または転移の予防的および/または治療的処置の方法。 10.増加した細胞増殖を阻害するのに有効な量の、グリシン、アラニン、セリ ンならびにグリシン、アラニンおよびセリンの生理学的に許容される塩から成る 群から選択される少なくとも1つのアミノ酸を含んで成る医薬または栄養剤を、 ヒトまたは他の哺乳動物に投与することを含んで成る、増加した細胞増殖を阻害 する方法。
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