JP2000516551A - グレイジング異形材を備える窓 - Google Patents

グレイジング異形材を備える窓

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JP2000516551A JP09518037A JP51803797A JP2000516551A JP 2000516551 A JP2000516551 A JP 2000516551A JP 09518037 A JP09518037 A JP 09518037A JP 51803797 A JP51803797 A JP 51803797A JP 2000516551 A JP2000516551 A JP 2000516551A
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ノーベル,ウド
フロスト,マーク,ロバート
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ソシエタ イタリアーナ ベトロ−エスアイブイ−ソシエタ ペル アチオニ
トリプレックス セーフティ グラス リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 車輌に設置するための窓が、車輌車体の開口部にグレイジング(10、20、30、40、50)を心出しし、例えばグレイジング接着剤(4)が硬化する間、このグレイジングを適所に保持し、および随意にこの開口部の周りに取付けフランジ(5)用の縁飾りカバーも提供するように形作られた隆起部を有するグレイジング異形材(11、21、31、41、51)を含む。この隆起部は、カールしたリップ(12、22、32、42)または段付き楔(52)の形をしていてもよい。このグレイジング異形材は、スペーサ部(14、24、54)、第2シールリップ(28)、またはカールしたリップを取付けフランジの上に引上げるための手段(102、39)も含んでよい。電線(103)をリップ(12、22、32、42)のカールによって形成されるスペースに設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 グレイジング異形材を備える窓 技術分野 本発明は、グレイジング異形材を備える窓、窓用グレイジングおよびグレイジ ング異形材それ自体にも関する。この窓は車輌用でもよく、本発明の他の側面は 、車輌の窓にグレイジングを取り付ける方法、および車輌の車体の開口部に対し てグレイジングを心出しする方法に関する。 車輌の窓には、しばしば直接接着によってグレイジングを取り付け、即ち、接 着剤を使ってグレイジングを車輌の車体に取り付ける。この方法は、面一グレイ ジング取り付け、または近面−グレイジング取り付けを可能にし、および製品の 改善は勿論、ロボットを使う自動化に適しているので、組立コストを減少できる 。 もし、グレイジングを開口部に挿入するとき、それが自動調心であれば、この 仕事へのロボットの有効利用が非常に容易になる。グレイジングを、グレイジン グの縁と隣接する車体との間の隙間を覆う縁飾りストリップなしの面一グレイジ ング取り付けにすべきときは、もし、グレイジングが心ずれしていれば、この隙 間の幅がグレイジングの周囲で変り、それは審美的に望ましくないだろうから、 正確な心出しが特に重要である。 もう一つの考慮事項は、接着剤が硬化する間、グレイジングを適所に保持する ための手段を設けることである。もし、接着剤が硬化する前に、グレイジングが 所定の位置から滑り出せば、グレイジングの開口部への初期挿入中にそれを正確 に心出しする点は、明らかに殆どない。 更なる考慮事項は、窓が、車輌の外側からは勿論、内側から審美的に満足に見 えべきことである。このため、車体の取り付けフランジを覆うために別の縁飾り ストリップが使われているが、もし、グレイジング異形材がこの縁飾り機能も果 すことができるなら、組立コストを更に低下できるだろう。背景技術 欧州特許第345 134号および欧州特許第545 896号から、グレイ ジングに異なる期間で硬化する二つの接着剤ビードを設けることが知られている 。これらのビードの一つは、グレイジングの周辺を越えて伸び、このグレイジン グ と隣接する車体との間の隙間を封止するシールリップを含んでもよい。このリッ プは、グレイジングを窓枠の溝の中に位置決めするとき、心出しリップとしても 作用してよい。 これらの設計での問題点は、リップがグレイジングの周辺を越えて伸びること のできる距離が、新しく押出したリップが、このリップを構成するポリマー材料 が硬化する前に、弛んでその形状がなくなる傾向によって制限されることである 。 米国特許第5,384,995号は、リップにその両面に接触する支持剥離フ ィルムを設けることによって、この問題に取組もうとする。一旦ポリマーが硬化 してしまうと、フィルムをリップから剥がして取り除く。しかし、そのようなフ ィルムを使うことは、グレイジングのコストおよび製造の複雑さを増す。 更に、これら全ての心出しリップは、使用中、風化作用、特に日光中に存在す る紫外線の影響に曝されるという欠点をもつ。これは、ポリマー材料を、この車 輌の通常の有効寿命が経過する十分前に劣化させ、黒ずみを生じ、全体として魅 力のない外観になる。残念ながら、風化作用に強いポリマー材料は、窓の初期製 造中の加工も困難である。 これらの心出しリップは、グレイジングの設置前および設置中に損傷も受け易 く、ある車輌製造業者が好む、グレイジングと隣接する車体との間に縁飾り異形 材の見えない、“縁飾りなし”グレイジング取付け法を不可能にする。その上、 それらは、接着剤が硬化する間、グレイジングを適所に保持すること、または取 付けフランジの一部を内部視界から隠すことが出来ない。 スペーサの異なる実施例も米国特許第5,384,995号の第3図および第 4図に開示されているが、それらは、接着剤が硬化する間、グレイジングを動か ないようにしない。しかし、これらの実施例は、グレイジングを心出しせず、心 出しが益々必要になってきているので、心出し要求を満たすためには、既知の心 出しリップの一つに頼ることが必要だろうが、そうするとそれに関連する欠点を 伴う。 従って、グレイジングの心出しができ、風化および偶発的損傷から保護され、 比較的安く且つ製造が容易な、グレイジング異形材に対する要求がある。好まし くは、この異形材は、もし望むなら、縁飾りなしグレイジング取り付けができる べきであり、接着剤が硬化する間、グレイジングを所定の位置に保持すべきでも ある。 車輌の内部縁飾りの一部としても役立てるグレイジング異形材に対する要求も ある。やはり、もし、この異形材が上述の心出しおよび保持機能と組合わせてこ の機能を果せたら好ましいだろう。 発明の開示 今や、そのような異形材を備える窓を提供できることが分った。異形材を、取 付けフランジの平行部を車輌の車体の外面から離すフランジの離隔部にではなく 、取付けフランジの内縁に作用するように設計することによって、グレイジング の心出しをするだけでなく、もし望むなら、保持および縁飾り機能も同様にまた はその代りに果せ、および従来技術の欠点のない機能要素を含む、グレイジング 異形材を提供することが可能になった。 本発明によれば、周囲の少なくとも一部の表面の縁に配置されたエラストマの グレイジング異形材を含むグレイジング、および車輌の車体に開口部を形成する 内縁を有する取付けフランジを含む車両用窓において、この異形材が、この開口 部への挿入中に、この取付けフランジの内縁を圧迫することによって、このグレ イジングを開口部内で心出しするような形状および配置の隆起部を含むことを特 徴とする窓を提供する。 この窓は、異形材の心出し要素が外気または紫外線に曝されないという利点を 有する。実際に、本発明の多くの実施例では、異形材全体がこれらの有害な因子 から保護されている。この異形材の機能要素は、偶発的損傷からもよく保護され 、もし望むなら、縁飾りなしグレイジング取り付けを可能にし、以下に説明する ように追加の機能を果すようにすることができる。 “内”という用語は、ここでは“開口部の中心の方”を意味することを意図し 、“縁”は、取付けフランジが終る狭い面、並びにそのような面が取付けフラン ジの主面の一つと出会う線を含むと解釈すべきである。 本発明は、周囲の少なくとも一部の表面の縁に配置されたエラストマのグレイ ジング異形材を含むグレイジング、および車輌の車体に開口部を形成する内縁を 有する取付けフランジを含む車両用窓において、 この異形材が、このグレイジングから離れて伸び、グレイジングを開口部に挿 入した後は、この車輌車体の取付けフランジを越えて、取付けフランジのグレイ ジングと反対を向いた面の上に伸びるリップの形をした隆起部を含むことを特徴 とする窓も提供する。 この版の窓のグレイジング異形材は、別部品の内部縁飾りの必要をなくし、そ れによって、乗員室の美しさを改善しながら、車輌の組立を単純化し、車輌の製 造コストを低減できる。 このグレイジング異形材は、更に隆起部の周辺側にスペーサ部を含み、このス ペーサ部が設置中取付けフランジに当接し、それによってグレイジングのストッ パとして作用し、グレイジングを取付けフランジと固定した離間関係に維持する のが好ましい。そのようなスペーサ部は、この窓を周囲の車体と面一に正確にグ レイジング取り付けすることを保証する。 このグレイジング異形材の隆起部は、グレイジングを接着するために使用する 接着剤が硬化する間、グレイジングを適所に保持するようにされているのが好ま しい。それによって、別のクリップ、クランプまたはその他の支持体が必要なく なる。 本発明のもう一つの側面によれば、車輌の窓にグレイジングを取り付ける方法 であって、 周囲の少なくとも一部の表面の縁に配置されたエラストマのグレイジング異形 材を含むグレイジング、および車輌の車体に開口部を形成する内縁を有する取付 けフランジを用意する工程、 接着剤のビードをこのグレイジングまたは取付けフランジに付ける工程、 このグレイジングを挿入するときそれをこの開口部に関して心出しすることを 含む、 グレイジングを開口部に差出す工程を含む方法で、 この取付けフランジの内縁を圧迫するような形状および配置にされたグレイジ ング異形材の隆起部によってこのグレイジングの心出しをするという特徴がある 方法を提供する。 更なる側面によれば、本発明は、ここに説明したように、グレイジングを車輌 の車体に取り付けるために使用する手段に関係なく、グレイジングを車輌の車体 の開口部に関して心出しする方法も提供する。 さて、本発明を、添付の図面(全て窓に垂直な面による断面図である)を参照 した、以下の好適な非限定的実施例の説明によって明らかにする。これらの図面 で、類似の参照番号は類似の要素を指し、並びに、 図1は、本発明の第1実施例による窓の一部を示し、 図2は、同様に本発明の第2実施例による窓の一部を示し、 図3は、図1に対応し、開口部に挿入中で、最終位置に達する前の図1のグレ イジングを示し、 図4は、本発明の第3実施例による窓の一部を示し、 図5は、図4に対応し、開口部に挿入中のグレイジングを示し、 図6は、本発明の第4実施例を示し、 図7は、図6に対応し、再び挿入中のグレイジングを示し、 図8は、本発明の第5実施例を示し、および 図9は、図8に対応し、挿入中のグレイジングを示す。 図1を参照すると、本発明による窓の一部の第1実施例が断面で示されている 。この窓は、グレイジング10、および車輌の車体3の一部である取付けフラン ジ5を含み、このグレイジングそれ自体は、グレイジング材料のシート1および グレイジング異形材またはシール要素11を含む。このグレイジング材料のシー トは、車輌のグレイジングに適したどんな材料、例えば、ガラスまたはプラスチ ックで出来ていてもよく、もし、ガラスで出来ているなら、強化してあっても積 層でもよく、曲っていても平坦であってもよく、透明でも、着色してあっても被 覆してあってもよい。 グレイジング異形材11も同様に、適当なポリマー、例えば、ポリウレタン、 、ポリ塩化ビニル、プラスチゾル形のポリ塩化ビニル、または熱可塑性エラスト マでもよく、適宜、押出しまたは成形工程、例えば、射出成形または流し成形で 作ってもよい。ここに説明する本発明の実施例では、グレイジングを車輌本体に 接着剤4によって取り付けるが、他の取り付け方法もあり、グレイジング異形材 が心出し、保持または縁飾り機能を果す必要があれば、本発明をそのような他の 方 法にも同等に適用できる。取付けフランジ5は、外部車体7およびグレイジング 材料のシート1の面の両方にそれらが合うところでほゞ平行な平行部6を含む。 取付けフランジ5のこの平行部は、車輌本体に開口部を形成する最内縁8で終る 。平行部6と外部車体7の間に、この平行部を外部車体7から離す離隔部9があ る。この取付けフランジには二つの面18および19があり、面18はグレイジ ングの方に向き、一方面19はそれから離れる方向に向く。 このグレイジングは、普通、例えば、セラミックインクの、不透明層を含む不 明瞭帯2も含み、それがグレイジング異形材、接着剤および取付けフランジを外 部から見えないようにし、それによってこの車輌の美的外観を改善することと、 これらの要素を日光、特に紫外線成分の影響から保護することの両方に役立つ。 もし望むなら、グレイジング異形材全体をこのグレイジング材料のシート、特に 不明瞭帯によって見えなくし、風化(紫外線の影響を含む)から保護できること が本発明の一つの利点である。 このグレイジング異形材は、最も簡単な形で、ベッド部13と、この実施例で はカールしたリップ12の形の隆起部を含む。この隆起部の外周側に、即ちグレ イジングの外周の方の側に、スペーサ部14もあるのが好ましい。グレイジング の挿入中、スペーサ部14が取付けフランジ5の平行部6の面18に当接するよ うになり、それによってグレイジングに対するストッパとして作用し、それを取 付けフランジと固定した離間関係に維持する。 一般的に、スペーサ14は、グレイジング10を取付けフランジ5から均一な 間隔に維持するために、グレイジングの周りに均一な厚さである。しかし、取付 けフランジの離隔部9の深さがこの開口部の周りで変動すると、スペーサ部およ び隆起部の厚さも高くして補償することができる。分りやすく言えば、もしグレ イジングを外部車体と面一に取り付けるべきであるなら、シート1とスペーサ部 14の組合せ厚さが離隔部9の深さとほゞ等しくあるべきである。 使用する接着材料4は、塗布後実質的に所定の位置に留まるに十分な粘性があ るが、しかし、必要があるなら(例えば、もし、異常に低い粘度の接着剤を使う べきなら)、スペーサ部14を接着剤の拡がりを抑えるダムとして作用するよう な寸法にし、配置してもよい。同じことが、後に述べる他のスペース部に当ては まる。 上述のように、この実施例では、異形材11の隆起部がグレイジングから離れ て伸びるベース15を有する、カールしたリップ12の形をし、このリップの残 り(リップの本体16と先端17を含む)が、次に、取付けフランジ5の上の方 へ渦巻の形にカールする。適当に釣合をとると、隆起部のこの形が挿入中グレイ ジングの心出し、接着剤が硬化する間グレイジングの保持(その両方を以下に図 3に関連して更に詳しく説明する)、および取付けフランジの縁8のカバーがで き、それによってこの縁に別の縁飾りストリップを必要なくする。 随意に、上にカールするリップが形成するスペースを補助部品のために利用し てもよい。例えば、1本以上に電気ワイヤまたはリード線103をこのスペース に収容してもよい。そのようなリード線を、窓に配置された発熱体またはウィン ドワイパのような、窓またはそれに隣接する電気装置に電力を供給するために使 ってもよい。ある国の安全規則は、今や更なる制動灯を後窓に取り付けることを 要求しているが、そのような制動灯の配線をリップ12のカールの中に都合よく 隠すことができる。その代りに、リード線103を窓またはその近くに取り付け たアンテナから信号を伝送するために使ってもよい。これらのリード線を図1に しか示さないが、それらは、勿論本発明のどの実施例にも含めることができる。 グレイジングの設置後、矢印Zで示す、小さく均一な隙間がシート1と車体3 の間に残るかも知れない。もし、縁飾りなしグレイジング取り付けを好むなら、 この隙間をそのままにしてもよく、またはその代りに、面一性は幾らか損われる が、それを別の仕上げ縁飾りストリップ100で満たしてゴミおよび湿気がこの 隙間に集るのを避けてもよい。仕上げ縁飾りストリップの使用は、シート1が積 層ガラスであるときに特に好ましい。その代りに、これから説明する第2実施例 を使ってもよい。 図2は、本発明の第2実施例を示し、それは多くの点で第1実施例と同じであ るが、グレイジング20が修正したグレイジング異形材21を含む。この修正し た異形材は、“垂下”シールリップ28、即ち、この異形材の外周側にある短い リップを含み、それは最初グレイジング20から外方に伸びるが、このグレイジ ングに垂直な方向に丸く湾曲する。このリップ28は、挿入中グレイジングの心 出しはせず、車輌の車体に寄りかかって、仕上げストリップ100と同様に、ゴ ミおよび湿気の進入を封止するだけである。 異形材21は、このシールリップ28が取り付けられている第2スペーサ部2 9も含むのが好ましい。カールしたリップ22、ベッド部23およびスペーサ部 24は、第1実施例の対応する部分と同等である。 図3は、第1実施例のグレイジング10を車体の開口部に挿入する中間点で示 す。このグレイジングは、その最終位置に達するためにはまだ更に矢印Xの方向 に動かねばならない。グレイジングの設置に関する以下の説明は、シールリップ 28およびスペーサ29のあるなしには影響されないので、第2実施例および第 3実施例にも等しく適用可能である。 接着剤4のビードをグレイジング10に異形材11の周辺側に付け、このグレ イジングを開口部に差出す。カールしたリップ12の外面101は、取付けフラ ンジ5の内縁8と接触するような形状および配置であり、もし、グレイジングを 開口部と中心を外して押すと、カールしたリップの面101がこのリップの全長 の沿って同時に接触するのではなく、最初にたった一つの特定の場所で内縁8と 接触する。リップがこの場所で内縁を圧迫し、それでグレイジングは、リップが リップのほぼ全長に亘って縁と接触するまで、この場所から離れるように相応に 押付けられる。カールしたリップが縁に対する圧力でその全長に亘って同じ程度 に弾性変形するとき、このグレイジングが心出しされる。スペーサ部14(もし 使えば)が取付けフランジに当接するまでグレイジングを挿入し、またはグレイ ジングを他の手段によって十分遠く挿入したとする。 次に、リップ12を上げて縁8の上に被せ、先端17が図1に示すように取付 けフランジの面19を圧迫するようにする。これは、手動により、またはリップ をフランジの縁の上に被せる適当な手段で達成してもよい。好適な方法は、カー ルしたリップ12内に紐102を設け(即ち、リップのカールが形成するスペー ス内に)、この紐を便利な場所で引っかけて局部的に外へ出し、矢印Y(図3) の方向に引く。紐がカールしたリップから逃げると、それは次第にリップをその 最終位置へ引く。その代りに、弾性金属線をカールしたリップに設けて、同様に 使ってもよい。この作業中にリップが持上げられる程度は、そのベースから先端 へ増す。電気リード線をリップのカールに収容するときは、それらをリップの先 端17から離れて、この引張り手段より深くカールの中に入れて、この引張り手 段がリップをフランジに被せるうちに偶発的に電気リード線をカールから引出さ ないようにすべきである。 もう一つの好適方法は、引張り手段をグレイジング異形材と一体であるが取外 し可能部として設けることである。図4および図5は、そのような引張り手段を 備える本発明の第3実施例を示し、図5は、再び挿入中の中間点でのグレイジン グを示す。図4および図5のグレイジング30は、狭い首部38によってビード 39をカールしたリップ32の先端37に接合することによって修正した異形材 31を含む。この首部の厚さは、リップをフランジ5の縁8に被せるためにそれ に十分な引張り力を伝えるに十分強いが、リップを取付けフランジに一旦被せて しまうとこのエラストマ材料を首部で引裂くに十分弱く、それによってビード3 9をリップから取外させるように選択する。ビードは手動で引いても、または適 当な工具で引いてもよく、引張り力の方向は、再び矢印Yで示す。 一旦グレイジングがその最終位置にあると、カールしたリップ12の先端17 は、取付けフランジ上のその最終位置にあるときの形状から幾らか伸びたリップ の弾性的性質の結果として取付けフランジ上に力を働かせる。この力は、接着剤 4が硬化する間グレイジングを然るべき場所に保持し、実際にリップそれ自体を その有効寿命に亘って適所に保持し、その寿命中それが車輌の内装品の一部とし て作用することができる。 図6および図7は、本発明の第4実施例を示し、そこでは、グレイジング異形 材のベッドを伸すことによって第2実施例のカールしたリップおよびシールリッ プを合体し、この異形材が同じエラストマ材料の単品から成るようにする。前と 同様、図7は、開口部に挿入中の中間点でのグレイジング40を示す。修正した 異形材41は、次のように作り上げる:第1舌部またはシールリップ48が最初 グレイジング材料のシートの平面と本質的に平行な方向に突出し、第2舌部また はリップ42の形をした隆起部が、この異形材のシールリップと反対の端から出 発し、最初そのベース(またはルート)45でシート1に本質的に垂直な方向に 突出し、このリップが再び弾力的に折返して湾曲するカールの形を採り、それに よってカールしたリップ42を形成する。 グレイジング異形材41は、スロットまたはチャンネルAも含み、その中に接 着剤4を付けて車体3に接着し、上記チャンネルは、高さが、それぞれ、a’お よびa”である二つのビードA’およびA”によって縁取られ、そのa’および a”の間の比率は常に1より大きい。両ビードは、スペーサ部として作用するが 、取付けフランジ5の平行部6からこのグレイジングまでの間隔を最後に決める のは、ビードA”の高さa”である。 A’とA”の間の高さの差は、異形材41を車体に接着するとき、車体3のフ ランジ5によって高い方の要素A’に作用する圧力のために均一化される。この 実施例の代替版では、接着剤4の封じ込めがあまり重要でないとき、ビードA’ を省略してもよい。 縁飾り機能は、車体3とグレイジング異形材がチャンネルAの領域で二つのビ ードA’およびA”によって互いに接触するとき、即ち、図6に示すように、ガ ラスを接着剤4によって車体3に接着するとき、達成される。 次に、カールしたリップ42を、このカールの内部に収容した弾性金属要素に よる牽引効果によって持上げ、次第にこのフランジの上に被せ、リップがフラン ジの面19に載って、上記面にこのグレイジングを適所に保持し且つフランジに 対して封止するのに十分な圧力を加える。これらの弾性金属要素は、図3に示す ように、弾性金属線であるのが好ましい。 先端42が車体フランジ5に載り、その上に所望の圧力を加えるように十分弾 性的である必要があるが、丸まるほど高い弾性戻り力が働いてはならない、リッ プ42の必要な弾力性を与え、それによってその性能を妥協する目的で、リップ 42の厚さをベースから先端まで次第に減らして断面が、次のように定義する三 つの異なる厚さを示す必要があることが分った: b1=リップのベースまたはルート45での厚さ、 b2=ベースと先端の中間の、リップの本体46での厚さ、 b3=リップの先端47での厚さ。 これらの異なる厚さの間の関係は: b1>b2>b3、ここでb2とb3の間の比は常に1.2より大きく、b1とb2 の 間の比は1.5より大きいのが好ましい。 グレイジング異形材の、グレイジング材料のシートに接着する幅Wを含む全体 の寸法は、グレイジングの大きさ、このシートおよび取付けフランジへの接着強 度等のような種々のパラメータに依る。 図8および図9は、本発明の第5実施例を示し、前と同様、最初の図(図8) がグレイジング50の設置完了後の窓の一部を示すのに対し、二番目の図(図9 )は、開口部に挿入中の中間点でのグレイジングと共に窓の一部を示す。この実 施例では、グレイジング異形材51の隆起部52がもはやカールしたリップ形で はない。その代りに、それは全体として楔形または球根状で、隆起部の外周側、 即ち、取付けフランジ5に隣接する側の形状に特徴がある。 この側は、取付けフランジに対して第1傾斜角にある第1傾斜面55、および 取付けフランジに対して第2傾斜角にある第2傾斜面56が形作られている。こ れらの面は、平面、多平面または湾曲面でもよく、それで取付けフランジに対す る傾斜角は、各面によって変ってもよい。各傾斜面とこのシートの主面の間の傾 斜角θ1およびθ2は、10°ないし80°の範囲にあるのが好ましく、20°な いし70°が更に好ましい。これら二つの面は、第1面55と頂点58を形成す る段57によって分離されている。グレイジング異形材の寸法は、段57の頂点 58に沿って測った異形材の周囲が、内縁8に沿って測った開口部の周囲より幾 らか大きいように選択する。以下の説明から明らかになるように、隆起部52が 柔軟であるのが望ましく、もしその幅が、それを構成するエラストマ材料によっ て与えられる固有の柔軟性が不十分なようであれば、随意に溝59を設けてもよ い。溝59は、この異形材の周りを一般にグレイジングに平行な方向に異形材の 内面に伸びる。溝59は、もし望むなら内装部材を位置決めするためにも使って よく、および(または)電気リード線をその中に収容してもよい。スペーサ部54 を、先に第1実施例に関連して説明したように設け、それによって取付けフラン ジからのグレイジングの正確且つ確実な間隔を保証するのが好ましい。本実施例 の変形では、第4実施例(図6および図7)のように、スペーサ部54と隆起部 52をそれらの間に伸びるベッド部によって合体してもよい。 グレイジング50を開口部に挿入するとき、第1面55が、図9に示すように 、 取付けフランジ5の内縁8と接触し、それを圧迫する。このグレイジングを更に 開口部の中へ押込むように矢印Vの方向に圧力を追加すると、隆起部52が弾性 的に変形し、開口部の中央の方に曲って段の頂点に内縁8をスリップさせて通す 。外部から加える圧力の下で内縁に作用する、第1面から生ずる力の正味効果が 、もしグレイジングが開口部に対して心ずれしていれば、それを心出しする内部 力を発生する。 図8に示すように、一旦グレイジングを完全に挿入すると、段57と第2面5 6が組み合さってグレイジングの心出し位置を維持する。更に、この段は、接着 剤4が硬化する前に、グレイジングが開口部から滑り出るのを防ぎ、スペーサ5 4と関連して使うとき、グレイジングを所定の位置に3次元全てで特にしっかり と保持する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成9年9月19日(1997.9.19) 【補正内容】 べきであり、接着剤が硬化する間、グレイジングを所定の位置に保持すべきでも ある。 車輌の内部縁飾りの一部としても役立てるグレイジング異形材に対する要求も ある。やはり、もし、この異形材が上述の心出しおよび保持機能と組合わせてこ の機能を果せたら好ましいだろう。 発明の開示 今や、そのような異形材を備える窓を提供できることが分った。異形材を、取 付けフランジの平行部を車輌の車体の外面から離すフランジの離隔部にではなく 、取付けフランジの内縁に作用するように設計することによって、グレイジング の心出しをするだけでなく、もし望むなら、保持および縁飾り機能も同様にまた はその代りに果せ、および従来技術の欠点のない機能要素を含む、グレイジング 異形材を提供することが可能になった。 本発明によれば、周囲の少なくとも一部の表面の縁に配置されたエラストマの グレイジング異形材を含むグレイジング、および車輌の車体に開口部を形成する 内縁を有する取付けフランジを含み、このグレイジングを車体の外部からこの開 口部に挿入する車両用窓において、この異形材が、この開口部への挿入中に、こ の取付けフランジの内縁を圧迫することによって、このグレイジングを開口部内 で心出しするような形状および配置の隆起部を含み、このグレイジングを接着剤 によってこの取付けフランジに接着することを特徴とする窓を提供する。 この窓は、異形材の心出し要素が外気または紫外線に曝されないという利点を 有する。実際に、本発明の多くの実施例では、異形材全体がこれらの有害な因子 から保護されている。この異形材の機能要素は、偶発的損傷からもよく保護され 、もし望むなら、縁飾りなしグレイジング取り付けを可能にし、以下に説明する ように追加の機能を果すようにすることができる。 “内”という用語は、ここでは“開口部の中心の方”を意味することを意図し 、“縁”は、取付けフランジが終る狭い面、並びにそのような面が取付けフラン ジの主面の一つと出会う線を含むと解釈すべきである。 この異形材が、このグレイジングから離れて伸び、グレイジングを開口部に挿 入した後は、この車輌車体の取付けフランジの縁を越えて、取付けフランジのグ レイジングと反対を向いた面の上に伸びるリップの形をした隆起部を含むのが好 ましい。 この版の窓のグレイジング異形材は、別部品の内部縁飾りの必要をなくし、そ れによって、乗員室の美しさを改善しながら、車輌の組立を単純化し、車輌の製 造コストを低減できる。 このグレイジング異形材は、更に、隆起部の周辺側にスペーサ部を含み、この スペーサ部が設置中取付けフランジに当接し、それによってグレイジングのスト ッパとして作用し、グレイジングを取付けフランジと固定した離間関係に維持す るのが好ましい。そのようなスペーサ部は、この窓を周囲の車体と面一に正確に グレイジング取り付けすることを保証する。 このグレイジング異形材の隆起部は、グレイジングを接着するために使用する 接着剤が硬化する間、グレイジングを心出しした位置に保持するようにされてい るのが好ましい。それによって、別のクリップ、クランプまたはその他の支持体 が必要なくなる。 本発明のもう一つの側面によれば、車輌の窓にグレイジングを取り付ける方法 であって: 周囲の少なくとも一部の表面の縁に配置されたエラストマのグレイジング異形 材を含むグレイジング、および車輌の車体に開口部を形成する内縁を有する取付 けフランジを用意する工程、 接着剤のビードをこのグレイジングまたは取付けフランジに付ける工程、 このグレイジングを挿入するときそれをこの開口部に関して心出しすることを 含む、 グレイジングを車体の外部から開口部に差出す工程を含む方法で、 この取付けフランジの内縁を圧迫するような形状および配置にされたグレイジ ング異形材の隆起部によってこのグレイジングの心出しをするという特徴がある 方法を提供する。 更なる側面によれば、本発明は、ここに説明したように、グレイジングを車輌 の車体に取り付けるために使用する手段に関係なく、グレイジングを車輌の車体 の開口部に関して心出しする方法も提供する。 さて、本発明を、添付の図面(全て窓に垂直な面による断面図である)を参照 した、以下の好適な非限定的実施例の説明によって明らかにする。これらの図面 で、類似の参照番号は類似の要素を指し、並びに: 図1は、本発明の第1実施例による窓の一部を示し、 図2は、同様に本発明の第2実施例による窓の一部を示し、 図3は、図1に対応し、開口部に挿入中で、最終位置に達する前の図1のグレ イジングを示し、 図4は、本発明の第3実施例による窓の一部を示し、 図5は、図4に対応し、開口部に挿入中のグレイジングを示し、 図6は、本発明の第4実施例を示し、 図7は、図6に対応し、再び挿入中のグレイジングを示し、 図8は、本発明の第5実施例を示し、および 図9は、図8に対応し、挿入中のグレイジングを示す。 図1を参照すると、本発明による窓の一部の第1実施例が断面で示されている 。 この窓は、グレイジング10、および車輌の車体3の一部である取付けフランジ 5を含み、このグレイジングそれ自体は、グレイジング材料のシート1およびグ レイジング異形材またはシール要素11を含む。このグレイジング材料のシート は、車輌のグレイジングに適したどんな材料、例えば、ガラスまたはプラスチッ クで出来ていてもよく、もし、ガラスで出来ているなら、強化してあっても積層 でもよく、曲っていても平坦であってもよく、透明でも、着色してあっても被覆 してあってもよい。 グレイジング異形材11も同様に、適当なポリマー、例えば、ポリウレタン、 、ポリ塩化ビニル、プラスチゾル形のポリ塩化ビニル、または熱可塑性エラスト マでもよく、適宜、押出しまたは成形工程、例えば、射出成形または流し成形で 作ってもよい。ここに説明する本発明の実施例では、グレイジングを車輌本体に 接着剤4によって取り付ける。取付けフランジ5は、外部車体7およびグレイジ ング材料のシート1の面の両方にそれらが合うところでほゞ平行な平行部6を含 む。取付けフランジ5のこの平行部は、車輌本体に開口部を形成する最内縁8で 終る。平行部6と外部車体7の間に、この平行部を外部車体7から離す離隔部9 がある。 この取付けフランジには二つの面18および19があり、面18はグレイジング の方に向き、一方面19はそれから離れる方向に向く。 このグレイジングは、普通、例えば、セラミックインクの、不透明層を含む不 明瞭帯2も含み、それがグレイジング異形材、接着剤および取付けフランジを外 部から見えないようにし、それによってこの車輌の美的外観を改善することと、 これらの要素を日光、特に紫外線成分の影響から保護することの両方に役立つ。 もし望むなら、グレイジング異形材全体をこのグレイジング材料のシート、特に 不明瞭帯によって見えなくし、風化(紫外線の影響を含む)から保護できること が本発明の一つの利点である。 このグレイジング異形材は、最も簡単な形で、ベッド部13と、この実施例で はカールしたリップ12の形の隆起部を含む。この隆起部の外周側に、即ちグレ イジングの外周の方の側に、スペーサ部14もあるのが好ましい。グレイジング の挿入中、スペーサ部14が取付けフランジ5の平行部6の面18に当接するよ うになり、それによってグレイジングに対するストッパとして作用し、それを取 付けフランジと固定した離間関係に維持する。 一般的に、スペーサ14は、グレイジング10を取付けフランジ5から均一な 間隔に維持するために、グレイジングの周りに均一な厚さである。しかし、取付 けフランジの離隔部9の深さがこの開口部の周りで変動すると、スペーサ部およ び隆起部の厚さも高くして補償することができる。分りやすく言えば、もしグレ イジングを外部車体と面一に取り付けるべきであるなら、シート1とスペーサ部 14の組合せ厚さが離隔部9の深さとほゞ等しくあるべきである。 使用する接着材料4は、塗布後実質的に所定の位置に留まるに十分な粘性があ るが、しかし、必要があるなら(例えば、もし、異常に低い粘度の接着剤を使う べきなら)、スペーサ部14を接着剤の拡がりを抑えるダムとして作用するよう な寸法にし、配置してもよい。同じことが、後に述べる他のスペーサ部に当ては まる。 上述のように、この実施例では、異形材11の隆起部がグレイジングから離れ て伸びるベース15を有する、カールしたリップ12の形をし、このリップの残 り(リップの本体16と先端17を含む)が、次に、取付けフランジ5の上の方 へ渦巻の形にカールする。適当に釣合をとると、隆起部のこの形が挿入中グレイ ジングの心出し、接着剤が硬化する間グレイジングの保持(その両方を以下に図 3に関連して更に詳しく説明する)、および取付けフランジの縁8のカバーがで き、それによってこの縁に別の縁飾りストリップを必要なくする。 随意に、上にカールするリップが形成するスペースを補助部品のために利用し てもよい。例えば、1本以上に電気ワイヤまたはリード線103をこのスペース に収容してもよい。そのようなリード線を、窓に配置された発熱体またはウィン ドワイパのような、窓またはそれに隣接する電気装置に電力を供給するために使 ってもよい。ある国の安全規則は、今や更なる制動灯を後窓に取り付けることを 要求しているが、そのような制動灯の配線をリップ12のカールの中に都合よく 隠すことができる。その代りに、リード線103を窓またはその近くに取り付け たアンテナから信号を伝送するために使ってもよい。これらのリード線を図1に しか示さないが、それらは、勿論本発明のどの実施例にも含めることができる。 グレイジングの設置後、矢印Zで示す、小さく均一な隙間がシート1と車体3 の間に残るかも知れない。もし、縁飾りなしグレイジング取り付けを好むなら、 この隙間をそのままにしてもよく、またはその代りに、面一性は幾らか損われる が、それを別の仕上げ縁飾りストリップ100で満たしてゴミおよび湿気がこの 隙間に集るのを避けてもよい。仕上げ縁飾りストリップの使用は、シート1が積 層ガラスであるときに特に好ましい。その代りに、これから説明する第2実施例 を使ってもよい。 図2は、本発明の第2実施例を示し、それは多くの点で第1実施例と同じであ るが、グレイジング20が修正したグレイジング異形材21を含む。この修正し た異形材は、“垂下”シールリップ28、即ち、この異形材の外周側にある短い リップを含み、それは最初グレイジング20から外方に伸びるが、このグレイジ ングに垂直な方向に丸く湾曲する。このリップ28は、挿入中グレイジングの心 出しはせず、車輌の車体に寄りかかって、仕上げストリップ100と同様に、ゴ ミおよび湿気の進入を封止するだけである。 異形材21は、このシールリップ28が取り付けられている第2スペーサ部2 4も含むのが好ましい。カールしたリップ22、ベッド部23およびスペーサ部 24は、第1実施例の対応する部分と同等である。 図3は、第1実施例のグレイジング10を車体の開口部に挿入する中間点で示 す。このグレイジングは、その最終位置に達するためにはまだ更に矢印Xの方向 に動かねばならない。グレイジングの設置に関する以下の説明は、シールリップ 28およびスペーサ29のあるなしには影響されないので、第2実施例および第 3実施例にも等しく適用可能である。 接着剤4のビードをグレイジング10に異形材11の周辺側に付け、このグレ イジングを開口部に差出す。カールしたリップ12の外面101は、取付けフラ ンジ5の内縁8と接触するように形状および配置であり、もし、グレイジングを 開口部と中心を外して押すと、カールしたリップの面101がこのリップの全長 の沿って同時に接触するのではなく、最初にたった一つの特定の場所で内縁8と 接触する。リップがこの場所で内縁を圧迫し、それでグレイジングは、リップが リップのほぼ全長に亘って縁と接触するまで、この場所から離れるように相応に 押付けられる。カールしたリップが縁に対する圧力でその全長に亘って同じ程度 に弾性変形するとき、このグレイジングが心出しされる。スペーサ部14(もし 使えば)が取付けフランジに当接するまでグレイジングを挿入し、またはグレイ ジングを他の手段によって十分遠く挿入したとする。 次に、リップ12を上げて縁8の上に被せ、先端17が図1に示すように取付 けフランジの面19を圧迫するようにする。これは、手動により、またはリップ をフランジの縁の上に被せる適当な手段で達成してもよい。好適な方法は、カー ルしたリップ12内に紐102を設け(即ち、リップのカールが形成するスペー ス内に)、この紐を便利な場所で引っかけて局部的に外へ出し、矢印Y(図3) の方向に引く。紐がカールしたリップから逃げると、それは次第にリップをその 最終位置へ引く。その代りに、弾性金属線をカールしたリップに設けて、同様に 使ってもよい。この作業中にリップが持上げられる程度は、そのベースから先端 請求の範囲 1. 周囲の少なくとも一部の表面の縁に配置されたエラストマのグレイジン グ異形材(11、21、31、41、51)を含むグレイジング(10、20、 30、40、50)、および車輌の車体に開口部を形成する内縁(8)を有する 取付けフランジ(5)を含み、このグレイジングを車体の外部からこの開口部に 挿入する車両用窓において、 この異形材が、この開口部への挿入中に、この取付けフランジの内縁を圧迫す ることによって、このグレイジングを開口部内で心出しするような形状および配 置の隆起部を含み、このグレイジングを接着剤(4)によってこの取付けフラン ジに接着することを特徴とする窓。 2. 請求項1による窓において、 この異形材が、このグレイジングから離れて伸び、グレイジングを開口部に挿 入した後は、この車輌車体の取付けフランジの縁を越えて、取付けフランジのグ レイジングと反対を向いた面(19)の上に伸びるリップ(12、22、32、 42)の形をした隆起部を含むことを特徴とする車両用窓。 3. 請求項1または請求項2による車両用窓において、上記異形材が、更に 、上記隆起部の周辺側にスペーサ部(14、24A”、54)を含み、このスペ ーサ部が設置中上記取付けフランジに当接し、それによって上記グレイジングの ストッパとして作用し、グレイジングを取付けフランジと固定した離間関係に維 持する車両用窓。 4. 先行する請求項の何れかによる車両用窓において、上記異形材の隆起部 は、この接着剤が硬化する間、グレイジングを心出しした位置に保持するように された車両用窓。 5. 先行する請求項の何れかによる車両用窓において、上記グレイジン異形 材グが、更に、その周辺側にリップ(28)を含み、このリップのベースがグレ イジングから外方に伸び、このリップの本体が湾曲してグレイジングの面に垂直 方向に伸びて、設置後このリップが取付けフランジに対して封止する車両用窓。 6. 先行する請求項の何れかによる車両用窓において、上記異形材の隆起部 が、上記グレイジングから離れて伸びるベース(15、45)を有するカールし たリップ(12、22、32、42)の形をし、このリップの残りが取付けフラ ンジの方へカールして覆い被さる車両用窓。 7. 請求項6による車両用窓であって、上記グレイジングを開口部に挿入し て後、上記リップを取付けフランジの上に引上げる手段(102、39)を含む 車両用窓。 8. 請求項7による車両用窓において、上記手段が上記リップの巻返しによ って形成されるスペースに設けた金属線(102)を含む車両用窓。 9. 請求項7による車両用窓において、上記手段が上記リップの巻返しによ って形成されるスペースに設けた紐(102)を含む車両用窓。 10. 請求項7による車両用窓において、上記リップの先端がビード(39 )を上記リップの本体に接合する狭い首部(38)を含み、この首部は、リップ を取付けフランジに被せるには十分強いが、リップを取付けフランジに被せてし まうと直ぐこのビードをリップ本体から離すに十分弱い車両用窓。 11. 請求項6による車両用窓において、少なくとも1本の電線を上記リッ プの巻返しによって形成されるスペースに設けた車両用窓。 12. 請求項1ないし請求項5の何れか一つによる車両用窓において、上記 異形材の隆起部(52)が、設置中グレイジング(50)を開口部に差出したと きその初期心出しをするために取付けフランジ(5)に対して第1傾斜角にある 第1面(55)、開口部に挿入後グレイジングの心出しした位置を維持するため に取付けフランジに対して第2傾斜角にある第2面(56)、およびこのグレイ ジングの挿入中取付けフランジの内縁(8)が係合してグレイジングをフランジ に対して適所に保持する、この第1面と第2面の間の段(57)を含む車両用窓 。 13. 請求項12による車両用窓において、上記異形材の隆起部が、この異 形材の周りを一般にグレイジングに平行な方向に異形材の内方に向いた面に伸び る溝(59)を含む車両用窓。 14. 先行する請求項の何れかによる車両用窓において、上記グレイジング 異形材がエラストマ材料の単品を含む車両用窓。 15. 先行する請求項の何れかによるグレイジングであって、グレイジング 材料のシートおよびエラストマのグレイジング異形材を含むグレイジング。 16. グレイジング材料のシート(1)およびこのシートの周囲の少なくと も一部の周りにこのシートの表面の縁に配置されたエラストマのグレイジング異 形材(11、21、31、41、51)を含む車輌用グレイジング(10、20 、30、40、50)において、 この異形材が、このグレイジングを車輌の車体の外部から車体の開口部に挿入 する間、このグレイジングを開口部内で心出しするような形状および配置の隆起 部を含み、この隆起部がこの開口部を囲む取付けフランジ(5)の内縁(8)を 圧迫することによって、このグレイジングの心出しを行うこと、このグレイジン グを接着剤(4)によってこの取付けフランジに接着すること、およびこの隆起 部が、更に、この接着剤が硬化する間、このグレイジングを心出しした位置に保 持するような形状および配置にされていることを特徴とするグレイジング。 17. 先行する請求項の何れかによるグレイジング異形材。 18. 接着剤(4)によって車輌の車体に接着することになっているガラス シートの全内周に沿って付けるシール要素で、このガラスの縁から本質的にガラ スに平行な方向に突出し、sald車体にもたれる、少なくとも第1弾性シール 舌部(48)を有する要素において、上記第1シール舌部(48)と反対の縁に 第2舌部(42)を含み、上記第2舌部がこのルートでこのガラスに本質的に垂 直な方向に突出し、その端部でこのガラスの縁の方へそれ自体の上へ弾性的に巻 返すカールの形を採ることを特徴とするシール要素。 19. 請求項18によるシール要素であって、上記舌部(42)がルートか ら中間部へ、および後者から端部の方へ減少する異なる厚さ(b1、b2、b3) を有することを特徴とするシール要素。 20. 請求項19によるシール要素であって、上記中間部の厚さ(b2)と 上記端部の厚さ(b3)の間の比が1.2より大きく、ルートでの厚さ(b1)と 中間部の厚さ(b2)の比が1.5より大きいことを特徴とするシール要素。 21. 請求項18ないし請求項20の何れか一つによるシール要素で、更に 上記接着剤(4)を付けるためのスロット(A)を含む要素において、上記第1 シール舌部に関して異なる間隔の二つのビード(A’)および(A”)が上記ス ロットを縁取り、接着作業中接着剤を閉込めるように、それぞれ、高さ(a’) および(a”)を有するシール要素。 22. 請求項21によるシール要素において、上記ビード(A’、A”)の 高さは、上記第1シール舌部(48)から最も遠いビード(A’)の高さ(a’ )と上記第1シール舌部(48)に最も近いビード(A”)の高さ(a”)の比 が1より大きいようになっているシール要素。 23. 車輌の窓にグレイジングを取り付ける方法であって:周囲の少なくと も一部の表面の縁に配置されたエラストマのグレイジング異形材を含むグレイジ ング、および車輌の車体に開口部を形成する内縁を有する取付けフランジを用意 する工程、接着剤のビードをこのグレイジングまたは取付けフランジに付ける工 程、このグレイジングを挿入するときそれをこの開口部に関して心出しすること を含む、グレイジングを車体の外部から開口部に差出す工程を含む方法で、この 取付けフランジの内縁を圧迫するような形状および配置にされたグレイジング異 形材の隆起部によってこのグレイジングの心出しをするという特徴がある方法。 24. 請求項23による方法において、上記グレイジング異形材の隆起部は 、上記接着剤が硬化する間、上記グレイジングを適所に保持する方法。 25. 請求項23または請求項24による方法において、上記隆起部がリッ プを含み、この方法がこのリップを取付けフランジ上に引上げる工程を追加して 含む方法。 26. 請求項23によるように、グレイジングを車輌の車体の開口部に関し て心出しする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フロスト,マーク,ロバート イギリス国 ピーアル7 5キュージー ランカシャー,チョアリー,エクセルスト ーン,ミドルウッド クロース 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 周囲の少なくとも一部の表面の縁に配置されたエラストマのグレイジング 異形材(11、21、31、41、51)を含むグレイジング(10、20、3 0、40、50)、および車輌の車体に開口部を形成する内縁(8)を有する取 付けフランジ(5)を含む車両用窓において、 この異形材が、この開口部への挿入中に、この取付けフランジの内縁を圧迫す ることによって、このグレイジングを開口部内で心出しするような形状および配 置の隆起部を含むことを特徴とする車両用窓。 2. 周囲の少なくとも一部の表面の縁に配置されたエラストマのグレイジン グ異形材(11、21、31、41、51)を含むグレイジング(10、20、 30、40、50)、および車輌の車体に開口部を形成する内縁(8)を有する 取付けフランジ(5)を含む車両用窓において、 この異形材が、このグレイジングから離れて伸び、グレイジングを開口部に挿 入した後は、この車輌車体の取付けフランジを越えて、取付けフランジのグレイ ジングと反対を向いた面(19)の上に伸びるリップ(12、22、32、42 )の形をした隆起部を含むことを特徴とする車両用窓。 3. 請求項1または請求項2による車両用窓において、上記異形材が、更に 、上記隆起部の周辺側にスペーサ部(14、A”、54)を含み、このスペーサ 部が設置中上記取付けフランジに当接し、それによって上記グレイジングのスト ッパとして作用し、グレイジングを取付けフランジと固定した離間関係に維持す る車両用窓。 4. 先行する請求項の何れかによる車両用窓において、上記グレイジングを 接着剤(4)によって上記取付けフランジに接着し、上記異形材の隆起部は、こ の接着剤が硬化する間、グレイジングを適所に保持するようにされた車両用窓。 5. 先行する請求項の何れかによる車両用窓において、上記グレイジン異形 材グが、更に、その周辺側にリップ(28)を含み、このリップのベースがグレ イジングから外方に伸び、このリップの本体が湾曲してグレイジングの面に垂直 方向に伸びて、設置後このリップが取付けフランジに対して封止する車両用窓。 6. 先行する請求項の何れかによる車両用窓において、上記異形材の隆起部 が、上記グレイジングから離れて伸びるベース(15、45)を有するカールし たリップ(12、22、32、42)の形をし、このリップの残りが取付けフラ ンジの方へカールして覆い被さる車両用窓。 7. 請求項6による車両用窓であって、上記グレイジングを開口部に挿入し て後、上記リップを取付けフランジの上に引上げる手段(102、39)を含む 車両用窓。 8. 請求項7による車両用窓において、上記手段が上記リップの巻返しによ って形成されるスペースに設けた金属線(102)を含む車両用窓。 9. 請求項7による車両用窓において、上記手段が上記リップの巻返しによ って形成されるスペースに設けた紐(102)を含む車両用窓。 10. 請求項7による車両用窓において、上記リップの先端がビード(39 )を上記リップの本体に接合する狭い首部(38)を含み、この首部は、リップ を取付けフランジに被せるには十分強いが、リップを取付けフランジに被せてし まうと直ぐこのビードをリップ本体から離すに十分弱い車両用窓。 11. 請求項6による車両用窓において、少なくとも1本の電線を上記リッ プの巻返しによって形成されるスペースに設けた車両用窓。 12. 請求項1ないし請求項5の何れか一による車両用窓において、上記異 形材の隆起部(52)が、設置中グレイジング(50)を開口部に差出したとき その初期心出しをするために取付けフランジ(5)に対して第1傾斜角にある第 1面(55)、開口部に挿入後グレイジングの心出しした位置を維持するために 取付けフランジに対して第2傾斜角にある第2面(56)、およびこのグレイジ ングの挿入中取付けフランジの内縁(8)が係合してグレイジングをフランジに 対して適所に保持する、この第1面と第2面の間の段(57)を含む車両用窓。 13. 請求項12による車両用窓において、上記異形材の隆起部が、この異 形材の周りを一般にグレイジングに平行な方向に異形材の内方に向いた面に伸び る溝(59)を含む車両用窓。 14. 先行する請求項の何れかによる車両用窓において、上記グレイジング 異形材がエラストマ材料の単品を含む車両用窓。 15. 先行する請求項の何れかによるグレイジングであって、グレイジング 材料のシートおよびエラストマのグレイジング異形材を含むグレイジング。 16. 先行する請求項の何れかによるグレイジング異形材。 17. 接着剤(4)によって車輌の車体に接着することになっているガラス シートの全内周に沿って付けるシール要素で、このガラスの縁から本質的にガラ スに平行な方向に突出し、前記車体にもたれる、少なくとも第1弾性シール舌部 (48)を有する要素において、上記第1シール舌部(48)と反対の縁に第2 舌部(42)を含み、上記第2舌部がこのルートでこのガラスに本質的に垂直な 方向に突出し、その端部でこのガラスの縁の方へそれ自体の上へ弾性的に巻返す カールの形を採ることを特徴とするシール要素。 18. 請求項17によるシール要素であって、上記舌部(42)がルートか ら中間部へ、および後者から端部の方へ減少する異なる厚さ(b1、b2、b3) を有することを特徴とするシール要素。 19. 請求項18によるシール要素であって、上記中間部の厚さ(b2)と 上記端部の厚さ(b3)の間の比が1.2より大きく、ルートでの厚さ(b1)と 中間部の厚さ(b2)の比が1.5より大きいことを特徴とするシール要素。 20. 請求項17ないし請求項19の何れか一つによるシール要素で、更に 上記接着剤(4)を付けるためのスロット(A)を含む要素において、上記第1 シール舌部に関して異なる間隔の二つのビード(A’)および(A”)が上記ス ロットを縁取り、接着作業中接着剤を閉込めるように、それぞれ高さ(a’)お よび(a”)を有するシール要素。 21. 請求項20によるシール要素において、上記ビード(A’、A”)の 高さは、上記第1シール舌部(48)から最も遠いビード(A’)の高さ(a’ )と上記第1シール舌部(48)に最も近いビード(A”)の高さ(a”)の比 が1より大きいようになっているシール要素。 22. 車輌の窓にグレイジングを取り付ける方法であって、周囲の少なくと も一部の表面の縁に配置されたエラストマのグレイジング異形材を含むグレイジ ング、および車輌の車体に開口部を形成する内縁を有する取付けフランジを用意 する工程、接着剤のビードをこのグレイジングまたは取付けフランジに付ける工 程、このグレイジングを挿入するときそれをこの開口部に関して心出しすること を含む、グレイジングを開口部に差出す工程を含む方法で、この取付けフランジ の内縁を圧迫するような形状および配置にされたグレイジング異形材の隆起部に よってこのグレイジングの心出しをするという特徴がある方法。 23. 請求項22による方法において、上記グレイジング異形材の隆起部は 、上記接着剤が硬化する間、上記グレイジングを適所に保持する方法。 24. 請求項22または請求項23による方法において、上記隆起部がリッ プを含み、この方法がこのリップを取付けフランジ上に引上げる工程を追加して 含む方法。 25. 請求項22によるように、グレイジングを車輌の車体の開口部に関し て心出しする方法。
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