JP2001069883A - 魚釣用スピニングリ−ル - Google Patents

魚釣用スピニングリ−ル

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JP2001069883A JP24787799A JP24787799A JP2001069883A JP 2001069883 A JP2001069883 A JP 2001069883A JP 24787799 A JP24787799 A JP 24787799A JP 24787799 A JP24787799 A JP 24787799A JP 2001069883 A JP2001069883 A JP 2001069883A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣竿を握持した状態でのロ−タ逆転防止
装置の切換え操作とロ−タを一定位置にする操作が迅速
に容易に行えること。 【解決手段】 リ−ル本体1の釣竿装着部1aを有する
脚部1bに凹部1cが、リ−ル本体1に凹部1dが形成
され、凹部1cの中にレバ−状切換操作部材4と発条1
3が内装されて軸部14でレバ−状切換操作部材4が変
位可能な回動操作可能に軸承され、レバ−状切換操作部
材4の操作部4bは釣竿15を握った手の指で押し下げ
自在に配置され、凹部1dの中を前方に延びた作動部4
cは第1の逆回転防止装置Aの逆転防止爪7に臨まさ
れ、逆転防止爪7は第1逆回転防止爪車5に臨まされて
いる。第2の逆回転防止装置Bの第2逆回転防止爪車1
9に駆動歯車2の駆動軸2a外周に巻回された発条3で
操作される逆転防止爪9が臨まされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆回転防止装置を
改良した魚釣用スピニングリ−ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魚釣用スピニングリ−ルの場合の
釣糸放出操作は、ベ−ルを起こしてスプ−ルに巻回され
ている釣糸を釣竿を握持している手の人差指で掛止し、
釣竿と一緒に振り下ろす時に人差指の掛止を解除して釣
糸を放出する操作を行うが、この一連の操作を容易に行
えるように、通常の逆転防止装置(第1逆転防止装置)
の他に、釣竿を握持している手の人差指で釣糸を掛止で
きる一定位置にロ−タを係止保持できるように更に別の
逆転防止装置(第2逆転防止装置)を備えたものが、例
えば、実開昭52−19490号公報や実開昭57−1
97880号公報で知られている。これらは、ロ−タと
一体回転する駆動軸部に前記第1逆転防止装置と第2逆
転防止装置を備え、該第1逆転防止装置と第2逆転防止
装置の各々に係合して逆転止め作用する係止部材を作動
させる切換部材をリ−ル本体部に設け、両逆転防止装置
による逆転止め状態を保持できるように構成されてい
る。
【0003】しかしながら、リ−ル本体部に設けた単一
の切換部材の操作で、通常の逆転防止状態と釣糸放出操
作時に好適な位置にロ−タを逆転止めする一定位置逆転
防止状態の両状態に切換え保持する構成のため、釣竿を
握持保持している手又は、リ−ル本体のハンドルを握持
している手によってリ−ル本体の後部に装着された切換
部材をその都度持ち替えて切換え操作しなければならな
いため、迅速でかつ容易な切換え操作ができないと共に
誤操作も生じ易い。又、リ−ル本体の後部に切換部材を
装備する構成上、リ−ル本体の後方が大型化し易く、リ
−ル全体の小型化の面においても課題が残されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、リ−ル本体部に設けた単一の切換部材の操作で、
通常の逆転防止状態と釣糸放出操作時に好適な位置にロ
−タを逆転止めする一定位置逆転防止状態の両状態に切
換え保持する構成のため、釣竿を握持保持している手又
は、リ−ル本体のハンドルを握持している手によってリ
−ル本体の後部に装着された切換部材をその都度持ち替
えて切換え操作しなければならないため、迅速でかつ容
易な切換え操作ができないと共に誤操作も生じ易い。
又、リ−ル本体の後部に切換部材を装備する構成上、リ
−ル本体の後方が大型化し易く、リ−ル全体の小型化の
面においても課題が残されていることである。
【0005】本発明の目的は前記欠点に鑑み、釣竿を握
持した状態でのロ−タ逆転防止装置の切換え操作とロ−
タを一定位置にする操作が迅速に容易に行える魚釣用ス
ピニングリ−ルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係わる本発明は、リ−ル本体に回転自在
に支持されたロ−タと、該ロ−タをリ−ル本体に設けら
れたハンドルの操作で巻取り駆動する駆動機構と、釣糸
巻取り操作時に前記ロ−タの逆回転を防止する第1の逆
回転防止装置と、前記ロ−タを釣糸放出操作時に好適な
所定位置に係止保持する第2の逆回転防止装置とを備え
た魚釣用スピニングリ−ルにおいて、前記第1の逆回転
防止装置による通常の逆転防止状態から前記第2の逆回
転防止装置による所定位置係止状態に切換える切換操作
部材を、前記リ−ル本体の釣竿装着部を有する脚部に変
位可能に設けたことを要旨とするものである。
【0007】請求項2に係わる本発明は、前記切換操作
部材が一方向に付勢されており、該切換操作部材の操作
部を操作した時のみ前記第1の逆回転防止装置による逆
転防止状態が解除されて前記第2の逆回転防止装置で前
記ロ−タを所定位置に係止したことを要旨とするもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1の本発明により、ロ−タ
6の位置が釣糸放出操作時に好適な所定位置となるよう
にする時、釣竿15と釣竿装着部1aを握った手の指で
切換操作部材4の操作部4bを押し下げたり、切換操作
部材4′の操作部4bや押し釦45を引き上げると第1
の逆回転防止装置Aの逆転防止機能が解除され、ハンド
ル12を逆回動させると第2の逆回転防止装置Bでロ−
タ6の釣糸放出操作時に好適な所定位置となり、釣竿1
5と釣竿装着部1aを握った手とハンドル12を握った
手を離したり持ち替えることなく、釣竿15を握持保持
した状態を維持しながら、無理なく、迅速かつ容易にロ
−タ6の逆転防止状態の切換え操作が行える。
【0009】請求項2の本発明により、切換操作部材4
の操作部4bや押し釦45を手の指で操作した時にロ−
タ6を釣糸放出操作時に好適な所定位置に係止する第2
の逆回転防止装置Bが機能し、切換操作部材4、4′や
押し釦45への操作を解除した時に第1の逆回転防止装
置Aによる通常の逆転防止状態へ切り替わる簡単な切換
え構成のため、スピニングリ−ルの釣糸放出状態と巻取
り状態への切換え操作を、実釣時に素早く、簡単に行え
る。
【0010】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図5は第1実施例で、図1は魚釣用スピ
ニングリ−ルの断面側面図、図2はリ−ル本体の要部拡
大断面側面図、図3は第2の逆回転防止装置を示す断面
正面図と要部拡大断面正面図、図4は第1の逆回転防止
装置を示す断面正面図、図5は第1の逆回転防止装置の
要部拡大断面正面図である。
【0011】魚釣用スピニングリ−ルは、リ−ル本体1
の一側開口に図示しないビスで蓋体10が取り付けられ
て閉塞されている。リ−ル本体1と蓋体10に取り付け
られた図示しない軸受で駆動歯車2の駆動軸2aが支承
され、駆動軸2aの中心多角形孔2bにハンドル駆動軸
11が左右交換自在に挿入嵌合されて抜け止めされてい
る。ハンドル駆動軸11の一端にはハンドル12が取り
付けられている。駆動軸2aの外周には発条3が巻回さ
れて摩擦結合されている。
【0012】リ−ル本体1の上側に釣竿装着部1aを有
する脚部1bが突出形成されてその基部正面に凹部1c
が形成され、凹部1cの下側のリ−ル本体1に凹部1d
が形成されている。凹部1cの中にレバ−状切換操作部
材4と発条13が内装されて脚部1bと蓋体10に保持
された軸部14でレバ−状切換操作部材4が変位可能な
回動操作可能に軸承されている。レバ−状切換操作部材
4は軸部14が軸承される軸承部4aと、前方上方に突
出されて釣竿15を握った手の指で押し下げ自在に配置
された操作部4bと、リ−ル本体1の凹部1dの中を前
方に延びた作動部4cとで形成されている。発条13は
軸部14に巻回されて発条13でレバ−状切換操作部材
4の操作部4bが上方に位置するように付勢されてい
る。
【0013】リ−ル本体1の前部の軸受16で中空軸筒
17が軸承されてリ−ル本体1の前側に突出されてい
る。中空軸筒17の軸受16より後側外周に連動歯車1
8と第2逆回転防止爪車19が回り止め嵌合され、軸受
16より前側外周に第1逆回転防止爪車5とロ−タ6の
中心筒軸部6aが回り止め嵌合されてナット20で固定
されている。中空軸筒17の後端にはピニオン17aが
形成されて駆動歯車2が噛合され、ロ−タ6はハンドル
12の回転に連動して回転されるように支持されてい
る。中空軸筒17内に嵌合されて前側に突出されたスプ
−ル軸21の先端部に釣糸22が巻回されたスプ−ル2
3が支持され、スプ−ル軸21の後端は軸受部1eの透
孔を挿通後摺動子24が固定されている。連動歯車18
には小歯車25を介してトラバ−スカム軸26が連動回
転されて摺動子24とスプ−ル軸21とスプ−ル23が
ハンドル12の回転に連動して前後に往復動される。
【0014】リ−ル本体1の前部に逆転防止爪7が軸部
27で回動自在に軸承されて発条28で爪先7aが第1
逆回転防止爪車5に係合する方向に付勢されている。逆
転防止爪7は爪先7aと作動部7bが形成されている。
リ−ル本体1に回動自在に操作杆29が取り付けられ、
操作杆29の先端にカム部8が固定されている。リ−ル
本体1の後側外部に突出した操作杆29に操作ツマミ3
0が取り付けられている。リ−ル本体1と操作杆29ま
たはカム部8の間に図示しないデットポイントバネが設
けられている。第1逆回転防止爪車5と逆転防止爪7と
発条28とカム部8で第1の逆回転防止装置Aが構成さ
れている。
【0015】カム部8には半円弧部と切欠き部を有する
カム8aが形成されて逆転防止爪7の作動部7bに半円
弧部が当接されると爪先7aが第1逆回転防止爪車5か
ら離間され、切欠き部が当接されると爪先7aが第1逆
回転防止爪車5に係合可能である。レバ−状切換操作部
材4の作動部4cは逆転防止爪7の作動部7bに臨まさ
れ、操作部4bが押し下げられると、作動部4cで作動
部7bが押し下げられて爪先7aが第1逆回転防止爪車
5から離間される。
【0016】第2逆回転防止爪車19は一つの切欠き1
9aで形成されて逆転防止爪9の爪先9aが係合離脱自
在に臨まされている。逆転防止爪9はリ−ル本体1と蓋
体10に保持された軸部31で回動自在に軸承されてい
る。逆転防止爪9には爪先9aとバネ掛け部9bが形成
されてバネ掛け部9bに発条3の一端3aが係合され、
発条3の他端3bは軸受部1eに当接されている。ハン
ドル12が回転されると駆動歯車2の駆動軸2aが回転
されて発条3を介して逆転防止爪9の爪先9aが第2逆
回転防止爪車19の切欠き19aに係合離脱される。第
2逆回転防止爪車19と逆転防止爪9と発条3で第2の
逆回転防止装置Bが構成されている。
【0017】ロ−タ6は中心筒軸部6aと前壁6bと円
筒部6cと円筒部6cの後側から放射方向に延出した一
対のベ−ル支持腕の基部6d、6eと基部から前方に延
出された一対のベ−ル支持腕6f、6gとで形成されて
いる。一方のベ−ル支持腕6fの外側には一方のベ−ル
支持部材32が螺子33で取り付けられ、他方のベ−ル
支持腕6gの外側には他方のベ−ル支持部材34が螺子
35で取り付けられ、かつ実線の釣糸巻取位置と図示し
ない釣糸放出位置に反転自在に取り付けられている。
【0018】一方のベ−ル支持部材32には釣糸案内ロ
−ラ36の取付部37が取り付けられている。他方のベ
−ル支持部材34と釣糸案内ロ−ラ36の取付部37の
間にベ−ル38が取り付けられている。一方のベ−ル支
持腕6fの凹部内にはト−ションバネ39が設けられて
一端が一方のベ−ル支持部材32の穴に、他端がベ−ル
支持腕6fに係止されて一方のベ−ル支持部材32と他
方のベ−ル支持部材34と釣糸案内ロ−ラ36の取付部
37とベ−ル38を釣糸巻取り位置と釣糸放出位置に振
分け付勢するように構成され、ト−ションバネ39はビ
ス40で固定されたカバ−41で覆われている。
【0019】他方のベ−ル支持腕6gの凹部内には内蹴
りレバ−42が設けられて内蹴りレバ−42の一端42
aは他方のベ−ル支持部材34の底面に穿設された穴に
挿入されて所謂内蹴り反転機構が組み込まれ、内蹴りレ
バ−42はビス43で固定されたカバ−44で覆われて
いる。内蹴りレバ−42の他端42bは他方のベ−ル支
持腕6g側の基部6eに穿設された透孔6hに挿入され
てリ−ル本体1側に突出されている。リ−ル本体1には
反転用突起1fが形成されている。
【0020】釣糸巻取り操作時にロ−タ6の逆回転を防
止する時は、操作ツマミ30が回動されて第1の逆回転
防止装置Aの第1逆回転防止爪車5と逆転防止爪7の爪
先7aが係止されて通常の逆転防止状態となる。ロ−タ
6を釣糸放出操作時に好適な所定位置、即ち釣糸案内ロ
−ラ36が図1のように上方に位置されるようにする時
は、切換操作部材4の操作部4bが押し下げられてハン
ドル12が釣糸巻取り方向とは逆方向に回動される。切
換操作部材4の操作部4bが押し下げられると、作動部
4cで逆転防止爪7の作動部7bが押し下げられて爪先
7aが第1逆回転防止爪車5から離間され、ロ−タ6の
逆回転が可能になったところでハンドル12が回動され
ると、第2の逆回転防止装置Bの逆転防止爪9の爪先9
aが第2逆回転防止爪車19の切欠き19aに係合され
てロ−タ6が釣糸放出操作時に好適な所定位置となる。
【0021】切換操作部材4の操作部4bの押し下げが
解除されてハンドル12が釣糸巻取り方向に回転される
と、発条3で第2の逆回転防止装置Bの逆転防止爪9の
爪先9aが第2逆回転防止爪車19の切欠き19aから
離脱され、第1の逆回転防止装置Aの逆転防止爪7の爪
先7aが第1逆回転防止爪車5から離間されてロ−タ6
の回転が可能になる。この状態で獲物の引きで釣糸22
が繰り出されると、ロ−タ6が逆回転されて第1逆回転
防止爪車5に逆転防止爪7の爪先7aが係止されてロ−
タ6の逆回転が防止される。
【0022】魚釣用スピニングリ−ルが前記のように構
成されると、ロ−タ6の位置が釣糸放出操作時に好適な
所定位置となるようにする時、釣竿15と釣竿装着部1
aを握った手の指で切換操作部材4の操作部4bを押し
下げると第1の逆回転防止装置Aの逆転防止機能が解除
され、ハンドル12を逆回動させると第2の逆回転防止
装置Bでロ−タ6の釣糸放出操作時に好適な所定位置と
なり、釣竿15と釣竿装着部1aを握った手とハンドル
12を握った手を離したり持ち替えることなく、釣竿1
5を握持保持した状態を維持しながら、無理なく、迅速
かつ容易にロ−タ6の逆転防止状態の切換え操作が行え
る。
【0023】切換操作部材4の操作部4bを手の指で操
作した時にロ−タ6を釣糸放出操作時に好適な所定位置
に係止する第2の逆回転防止装置Bが機能し、切換操作
部材4への操作を解除した時に第1の逆回転防止装置A
による通常の逆転防止状態へ切り替わる簡単な切換え構
成のため、スピニングリ−ルの釣糸放出状態と巻取り状
態への切換え操作を、実釣時に素早く、簡単に行える。
【0024】図6から図8は第2実施例で、図6は魚釣
用スピニングリ−ルの断面側面図、図7は第1の逆回転
防止装置を示す断面正面図、図8は第1の逆回転防止装
置の要部拡大断面正面図である。
【0025】第2実施例では、レバ−状切換操作部材4
の操作部4bが引き上げ操作されるように発条13で操
作部4bが下方に向けて付勢されている。第1の逆回転
防止装置Aの逆転防止爪7は爪先7aと作動部7bと第
2作動部7cが形成されている。レバ−状切換操作部材
4の作動部4cは第2作動部7cの下側に臨まされてい
る。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0026】第2実施例でロ−タ6を釣糸放出操作時に
好適な所定位置、即ち釣糸案内ロ−ラ36が図6のよう
に上方に位置されるようにする時は、切換操作部材4の
操作部4bが引き上げてハンドル12が釣糸巻取り方向
とは逆方向に回動される。切換操作部材4の操作部4b
が引き上げられると、作動部4cで逆転防止爪7の第2
作動部7cが引き上げられて爪先7aが第1逆回転防止
爪車5から離間され、ロ−タ6の逆回転が可能になった
ところでハンドル12が回動されると、第2の逆回転防
止装置Bの逆転防止爪9の爪先9aが第2逆回転防止爪
車19の切欠き19aに係合されてロ−タ6が釣糸放出
操作時に好適な所定位置となる。
【0027】切換操作部材4の操作部4bの引き上げが
解除されてハンドル12が釣糸巻取り方向に回転される
と、発条3で第2の逆回転防止装置Bの逆転防止爪9の
爪先9aが第2逆回転防止爪車19の切欠き19aから
離脱され、第1の逆回転防止装置Aの逆転防止爪7の爪
先7aが第1逆回転防止爪車5から離間されてロ−タ6
の回転が可能になる。この状態で獲物の引きで釣糸22
が繰り出されると、ロ−タ6が逆回転されて第1逆回転
防止爪車5に逆転防止爪7の爪先7aが係止されてロ−
タ6の逆回転が防止される。
【0028】図9から図12は第3実施例で、図9は魚
釣用スピニングリ−ルの断面側面図と一部拡大断面側面
図、図10はリ−ル本体の要部拡大断面側面図、図11
は転がり式一方向クラッチの拡大断面正面図、図12は
第1の逆回転防止装置を示す要部拡大断面正面図であ
る。
【0029】第3実施例では、リ−ル本体1の上側に釣
竿装着部1aを有する脚部1bが突出形成されてその基
部正面に凹部1cが形成され、脚部1bに細い縦孔1g
が形成されて凹部1cと縦孔1gの合致位置に前方に向
けて突起1hが形成されている。釣竿装着部1aには凹
部1iが形成されてレバ−状の押し釦45の一側が軸部
46で回動自在に軸承されている。凹部1cの下側のリ
−ル本体1に凹部1dが形成されて凹部1dの中にレバ
−状切換操作部材4′と発条13が内装されてリ−ル本
体1と蓋体10に保持された軸部14でレバ−状切換操
作部材4′が変位可能な回動操作可能に軸承されてい
る。切換操作部材4′は発条13で先端作動部4cが下
降するように付勢されている。押し釦45と切換操作部
材4′の間にはワイヤ−47が張設されている。
【0030】中空軸筒17の軸受16より後側外周に連
動歯車18と第2逆回転防止爪車19が回り止め嵌合さ
れ、軸受16より前側外周に鍔付きカラ−48と第1逆
回転防止爪車5とロ−タ6の中心筒軸部6aが回り止め
嵌合されてナット20で固定されている。第1逆回転防
止爪車5には筒状の枠体5aが一体に形成されている。
鍔付きカラ−48の外周には転がり式一方向クラッチC
の内輪49が回り止め嵌合され、内輪49の外周に転が
り部材50が回転可能に載せられている。枠体5aに凹
部5bが形成されて凹部5b内に転がり式一方向クラッ
チCの外輪51が回り止め嵌着されて抜け止め板52で
抜け止めされている。
【0031】転がり式一方向クラッチCは、外輪51の
内側に保持器53が装着されて保持器53の複数個の収
容孔に楔作用する棒状転がり部材50が収容されてい
る。外輪51の内周面51aには凹部で棒状転がり部材
50の自由回転域αと棒状転がり部材50が当接されて
回転が阻止される阻止面βが構成されている。他の構成
は前記第1実施例と略同一である。
【0032】第3実施例でロ−タ6を釣糸放出操作時に
好適な所定位置、即ち釣糸案内ロ−ラ36が図9のよう
に上方に位置されるようにする時は、押し釦45が引き
上げてワイヤ−47を介して切換操作部材4′が回動さ
れ、ハンドル12が釣糸巻取り方向とは逆方向に回動さ
れる。押し釦45の引き上げで切換操作部材4′が回動
されると、作動部4cで逆転防止爪7の作動部7bが押
し下げられて爪先7aが第1逆回転防止爪車5から離間
され、ロ−タ6の逆回転が可能になったところでハンド
ル12が回動されると、第2の逆回転防止装置Bの逆転
防止爪9の爪先9aが第2逆回転防止爪車19の切欠き
19aに係合されてロ−タ6が釣糸放出操作時に好適な
所定位置となる。
【0033】押し釦45の引き上げが解除されてハンド
ル12が釣糸巻取り方向に回転されると、発条3で第2
の逆回転防止装置Bの逆転防止爪9の爪先9aが第2逆
回転防止爪車19の切欠き19aから離脱され、第1の
逆回転防止装置Aの逆転防止爪7の爪先7aが第1逆回
転防止爪車5から離間されてロ−タ6の回転が可能にな
る。この状態で獲物の引きで釣糸22が繰り出される
と、ロ−タ6が逆回転されて第1逆回転防止爪車5に逆
転防止爪7の爪先7aが係止されてロ−タ6の逆回転が
防止される。
【0034】転がり式一方向クラッチCの動作は図11
で、中空軸筒17が時計方向に回転されると、転がり部
材50が自由回転域αに位置して楔作用しない非作動状
態となり、中空軸筒17は時計方向に正回転が可能とな
る。次に中空軸筒17が反時計方向に回転されると、転
がり部材50が阻止面βに位置して楔作用する作動状態
となり、中空軸筒17の反時計方向の回転が阻止されて
逆回転が不可能になる。この時第1逆回転防止爪車5に
逆転防止爪7の爪先7aが係止されていると、中空軸筒
17の反時計方向の回転が迅速に阻止されて逆回転が不
可能になる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0036】請求項1により、ロ−タの位置が釣糸放出
操作時に好適な所定位置となるようにする時、釣竿と釣
竿装着部を握った手の指で切換操作部材の操作部を押し
下げたり、切換操作部材の操作部や押し釦を引き上げる
と第1の逆回転防止装置の逆転防止機能が解除され、ハ
ンドルを逆回動させると第2の逆回転防止装置でロ−タ
の釣糸放出操作時に好適な所定位置となり、釣竿と釣竿
装着部を握った手とハンドルを握った手を離したり持ち
替えることなく、釣竿を握持保持した状態を維持しなが
ら、無理なく、迅速かつ容易にロ−タの逆転防止状態の
切換え操作が行える。
【0037】請求項2により、切換操作部材の操作部や
押し釦を手の指で操作した時にロ−タを釣糸放出操作時
に好適な所定位置に係止する第2の逆回転防止装置が機
能し、切換操作部材や押し釦への操作を解除した時に第
1の逆回転防止装置による通常の逆転防止状態へ切り替
わる簡単な切換え構成のため、スピニングリ−ルの釣糸
放出状態と巻取り状態への切換え操作を、実釣時に素早
く、簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの断面
側面図である。
【図2】同リ−ル本体の要部拡大断面側面図である。
【図3】同第2の逆回転防止装置を示す断面正面図と要
部拡大断面正面図である。
【図4】同第1の逆回転防止装置を示す断面正面図であ
る。
【図5】同第1の逆回転防止装置の要部拡大断面正面図
である。
【図6】第2実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの断面
側面図である。
【図7】同第1の逆回転防止装置を示す断面正面図であ
る。
【図8】同第1の逆回転防止装置の要部拡大断面正面図
である。
【図9】第3実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの断面
側面図と一部拡大断面側面図である。
【図10】同リ−ル本体の要部拡大断面側面図である。
【図11】同転がり式一方向クラッチの拡大断面正面図
である。
【図12】同第1の逆回転防止装置を示す要部拡大断面
正面図である。
【符号の説明】
A 第1の逆回転防止装置 B 第2の逆回転防止装置 1 リ−ル本体 1a 釣竿装着部 1b 脚部 4、4′切換操作部材 6 ロ−タ 12 ハンドル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リ−ル本体に回転自在に支持されたロ−タ
    と、該ロ−タをリ−ル本体に設けられたハンドルの操作
    で巻取り駆動する駆動機構と、釣糸巻取り操作時に前記
    ロ−タの逆回転を防止する第1の逆回転防止装置と、前
    記ロ−タを釣糸放出操作時に好適な所定位置に係止保持
    する第2の逆回転防止装置とを備えた魚釣用スピニング
    リ−ルにおいて、前記第1の逆回転防止装置による通常
    の逆転防止状態から前記第2の逆回転防止装置による所
    定位置係止状態に切換える切換操作部材を、前記リ−ル
    本体の釣竿装着部を有する脚部に変位可能に設けたこと
    を特徴とする魚釣用スピニングリ−ル。
  2. 【請求項2】前記切換操作部材が一方向に付勢されてお
    り、該切換操作部材の操作部を操作した時のみ前記第1
    の逆回転防止装置による逆転防止状態が解除されて前記
    第2の逆回転防止装置で前記ロ−タを所定位置に係止し
    たことを特徴とする請求項1記載の魚釣用スピニングリ
    −ル。
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