JP2001190877A - 千鳥縫いミシン - Google Patents
千鳥縫いミシンInfo
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 26
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】直線縫目と千鳥縫目とが交互に繰り返されるく
け縫い模様等において、縫目の縫順を切り替えることを
可能とし、縫模様をデザイン上の模様として利用する
際、簡便に、且つ安定して良好な仕上がりとすることが
でき、様々な縫製工程や縫製仕様等の使用要求に柔軟に
対応することが可能な千鳥縫いミシンを提供すること。 【解決手段】各設定スイッチ11a〜11fを操作する
ことにより、千鳥縫目と直線縫目を交互に繰り返すくけ
縫い模様の縫目データを縫目テーブル42に記憶する
際、縫い始めの縫目の設定、縫い始めが直線縫目の場合
の針数の設定、千鳥縫目の縫目点数の設定を切り替えて
記憶することができる。従って、縫目テーブル42の各
データ順位に記憶された位置データに基づきステッピン
グモータ22を駆動して針棒4の移動制御を選択的に切
り換え可能に構成する。
け縫い模様等において、縫目の縫順を切り替えることを
可能とし、縫模様をデザイン上の模様として利用する
際、簡便に、且つ安定して良好な仕上がりとすることが
でき、様々な縫製工程や縫製仕様等の使用要求に柔軟に
対応することが可能な千鳥縫いミシンを提供すること。 【解決手段】各設定スイッチ11a〜11fを操作する
ことにより、千鳥縫目と直線縫目を交互に繰り返すくけ
縫い模様の縫目データを縫目テーブル42に記憶する
際、縫い始めの縫目の設定、縫い始めが直線縫目の場合
の針数の設定、千鳥縫目の縫目点数の設定を切り替えて
記憶することができる。従って、縫目テーブル42の各
データ順位に記憶された位置データに基づきステッピン
グモータ22を駆動して針棒4の移動制御を選択的に切
り換え可能に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリに記憶され
た縫目データの所定縫順に従って被縫製体上に千鳥縫目
模様を形成する千鳥縫いミシンに関するものである。
た縫目データの所定縫順に従って被縫製体上に千鳥縫目
模様を形成する千鳥縫いミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の千鳥縫いミシンが提案
されており、この種のミシンにおいては、布を所定搬送
方向に所定量移動搬送させながら、布の搬送方向と直交
する揺動方向へパルスモータにより縫針を断続的に揺動
させることにより千鳥縫いを行っている。千鳥縫いのパ
ターンを形成する揺動方向への縫針の揺動量は、縫目幅
に基づき作成されてメモリに記憶されており、記憶パタ
ーンを選ぶことにより縫目データを所定縫順に従って布
上に所定の千鳥縫目模様を形成している。
されており、この種のミシンにおいては、布を所定搬送
方向に所定量移動搬送させながら、布の搬送方向と直交
する揺動方向へパルスモータにより縫針を断続的に揺動
させることにより千鳥縫いを行っている。千鳥縫いのパ
ターンを形成する揺動方向への縫針の揺動量は、縫目幅
に基づき作成されてメモリに記憶されており、記憶パタ
ーンを選ぶことにより縫目データを所定縫順に従って布
上に所定の千鳥縫目模様を形成している。
【0003】例えば、特公昭64−11319号公報に
は、縫い目制御信号をマイクロコンピュータで構成され
る電子的記憶装置に記憶するとともに、縫い目模様を形
成可能なミシンにおいて、縫い目形成における針振巾量
と布送り量の少なくとも一方を調節可能にする縫い目調
節装置により、各縫い目形成毎に所定の模様を構成する
縫い目の所定の部分を限定して調節信号を有効とし、前
記所定の部分を除く縫い目に関しては無効とし、所定の
部分については前記調節位置に基づいて調節され、他の
部分については前記変換関係が模様に標準的に設定され
ていて前記調節位置に無関係に固定されてコンピュータ
により制御される電子ミシンの縫い目制御方法が記載さ
れている。前記した電子ミシンの制御方法においては、
縫い目の振巾方向あるいは送り方向の縫い目移動量を所
定の縫い目に関して任意に調節することにより、必要に
応じ予め特定した模様について、その模様形状を部分的
に縮小したり、あるいは拡大して模様全体として形状の
変化を持たせるものである。
は、縫い目制御信号をマイクロコンピュータで構成され
る電子的記憶装置に記憶するとともに、縫い目模様を形
成可能なミシンにおいて、縫い目形成における針振巾量
と布送り量の少なくとも一方を調節可能にする縫い目調
節装置により、各縫い目形成毎に所定の模様を構成する
縫い目の所定の部分を限定して調節信号を有効とし、前
記所定の部分を除く縫い目に関しては無効とし、所定の
部分については前記調節位置に基づいて調節され、他の
部分については前記変換関係が模様に標準的に設定され
ていて前記調節位置に無関係に固定されてコンピュータ
により制御される電子ミシンの縫い目制御方法が記載さ
れている。前記した電子ミシンの制御方法においては、
縫い目の振巾方向あるいは送り方向の縫い目移動量を所
定の縫い目に関して任意に調節することにより、必要に
応じ予め特定した模様について、その模様形状を部分的
に縮小したり、あるいは拡大して模様全体として形状の
変化を持たせるものである。
【0004】また、例えば、実公平6−16602号公
報には、縫い目制御信号をマイクロコンピュータで構成
される電子的記憶装置に記憶しているミシンにおいて、
針位置調節手段として、針振幅量調節モードと針基線位
置調節モードとを有し、くけ縫いのような特定模様につ
いては、針振幅量を一定として針基線位置調節モードに
より針位置を調節するように構成したコンピュータによ
り制御されるミシンが記載されている。前記した従来の
ミシンにおいては、くけ縫いのような特定模様を縫う
際、布押さえの布案内位置に従い案内される布位置が布
押さえにより変動することに対応して、一定の針振幅量
で針位置が調節される。
報には、縫い目制御信号をマイクロコンピュータで構成
される電子的記憶装置に記憶しているミシンにおいて、
針位置調節手段として、針振幅量調節モードと針基線位
置調節モードとを有し、くけ縫いのような特定模様につ
いては、針振幅量を一定として針基線位置調節モードに
より針位置を調節するように構成したコンピュータによ
り制御されるミシンが記載されている。前記した従来の
ミシンにおいては、くけ縫いのような特定模様を縫う
際、布押さえの布案内位置に従い案内される布位置が布
押さえにより変動することに対応して、一定の針振幅量
で針位置が調節される。
【0005】更に、例えば、特公平7−100090号
公報には、マイクロコンピュータで構成される電子的記
憶装置に記憶するくけ縫い模様を含む縫い目制御信号に
基づいて縫い目模様を形成可能にするミシンにおいて、
くけ縫い模様の選択に関連してくけ縫い幅設定装置とく
け縫い深さ設定装置が作動状態となり、くけ縫い縫い目
が形成されるように構成したコンピュータ制御のミシン
におけるくけ縫い縫い目形成装置が記載されている。前
記した従来のミシンに於けるくけ縫い縫い目形成装置に
おいては、くけ縫い模様を選択することにより作動状態
となるくけ縫い幅設定装置とくけ縫い深さ設定装置によ
って、くけ縫いの仕上がりを決定するくけ縫い深さの調
節設定及びくけ縫い巾の調節設定が容易に行われる。
公報には、マイクロコンピュータで構成される電子的記
憶装置に記憶するくけ縫い模様を含む縫い目制御信号に
基づいて縫い目模様を形成可能にするミシンにおいて、
くけ縫い模様の選択に関連してくけ縫い幅設定装置とく
け縫い深さ設定装置が作動状態となり、くけ縫い縫い目
が形成されるように構成したコンピュータ制御のミシン
におけるくけ縫い縫い目形成装置が記載されている。前
記した従来のミシンに於けるくけ縫い縫い目形成装置に
おいては、くけ縫い模様を選択することにより作動状態
となるくけ縫い幅設定装置とくけ縫い深さ設定装置によ
って、くけ縫いの仕上がりを決定するくけ縫い深さの調
節設定及びくけ縫い巾の調節設定が容易に行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のミシンでは、コンピュータによる制御によって特定
の縫模様に対して針の振巾量あるいは布送り量を調整し
て縫模様の形状や布に対する針位置の調節等を行うもの
ではあるが、縫順はコンピュータ制御により固定されて
おり、くけ縫いのような縫模様に対しても縫い始めは常
に同じとなる。即ち、従来のくけ縫い模様では縫い始め
は折り返した布を押さえる目的等のため、例えば、針が
横振りされた千鳥縫目から始められる。このくけ縫い等
の縫模様が、近年、デザイン上の模様として利用される
場合が増えてきているが、上述したように常に千鳥縫目
から縫い始められるため、同じ始点から異なる方向への
デザイン縫いを施す際には、縫い始めの千鳥縫目が重な
ってしまいデザイン上問題である。また、縫い始めを直
線縫目から始めようとする場合は、縫い始める前に使用
者が手動にてミシンのプーリーを回動させて、針の上下
動を所定回数行うことにより縫順を進めなければなら
ず、縫い始め時に多大な手間を要し、また、人為的なミ
スも誘発しやすく安定した縫い作業が行えないという問
題がある。更に、縫い始めが千鳥縫目であり幅方向への
針の移動量が大きいので、横方向に移動した際、糸が引
っ張られ、第1番目の縫目が糸抜けしてしまう虞があ
る。この結果、ユーザーの様々な縫製工程や縫製仕様に
柔軟に対応することが困難である。
来のミシンでは、コンピュータによる制御によって特定
の縫模様に対して針の振巾量あるいは布送り量を調整し
て縫模様の形状や布に対する針位置の調節等を行うもの
ではあるが、縫順はコンピュータ制御により固定されて
おり、くけ縫いのような縫模様に対しても縫い始めは常
に同じとなる。即ち、従来のくけ縫い模様では縫い始め
は折り返した布を押さえる目的等のため、例えば、針が
横振りされた千鳥縫目から始められる。このくけ縫い等
の縫模様が、近年、デザイン上の模様として利用される
場合が増えてきているが、上述したように常に千鳥縫目
から縫い始められるため、同じ始点から異なる方向への
デザイン縫いを施す際には、縫い始めの千鳥縫目が重な
ってしまいデザイン上問題である。また、縫い始めを直
線縫目から始めようとする場合は、縫い始める前に使用
者が手動にてミシンのプーリーを回動させて、針の上下
動を所定回数行うことにより縫順を進めなければなら
ず、縫い始め時に多大な手間を要し、また、人為的なミ
スも誘発しやすく安定した縫い作業が行えないという問
題がある。更に、縫い始めが千鳥縫目であり幅方向への
針の移動量が大きいので、横方向に移動した際、糸が引
っ張られ、第1番目の縫目が糸抜けしてしまう虞があ
る。この結果、ユーザーの様々な縫製工程や縫製仕様に
柔軟に対応することが困難である。
【0007】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、直線縫目と千鳥縫目とが交互に
繰り返されるくけ縫い模様等の縫模様において、縫順を
切り替えて縫い始めの縫目を切り替えることにより、か
かる縫模様をデザイン上の模様として利用する際、簡便
に、且つ安定して良好な仕上がりとすることができ、様
々な縫製工程や縫製仕様等の使用要求に柔軟に対応する
ことが可能な千鳥縫いミシンを提供することを目的とす
る。
になされたものであり、直線縫目と千鳥縫目とが交互に
繰り返されるくけ縫い模様等の縫模様において、縫順を
切り替えて縫い始めの縫目を切り替えることにより、か
かる縫模様をデザイン上の模様として利用する際、簡便
に、且つ安定して良好な仕上がりとすることができ、様
々な縫製工程や縫製仕様等の使用要求に柔軟に対応する
ことが可能な千鳥縫いミシンを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る千鳥縫いミシンは、被縫製体を所定搬送
方向に搬送させるとともに、アクチュエータにより被縫
製体の搬送方向と直交する揺動方向へ縫針を揺動させ、
被縫製体に、所定幅を有する千鳥縫目と所定針数の直線
縫目とを交互に繰り返す縫目模様を形成する千鳥縫いミ
シンにおいて、被縫製体に縫目模様を形成する際に、千
鳥縫目と直線縫目とのいずれから縫始めるかを設定する
縫始め設定手段を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る千鳥縫いミシンは、被縫製体を所定搬送
方向に搬送させるとともに、アクチュエータにより被縫
製体の搬送方向と直交する揺動方向へ縫針を揺動させ、
被縫製体に、所定幅を有する千鳥縫目と所定針数の直線
縫目とを交互に繰り返す縫目模様を形成する千鳥縫いミ
シンにおいて、被縫製体に縫目模様を形成する際に、千
鳥縫目と直線縫目とのいずれから縫始めるかを設定する
縫始め設定手段を備えたことを特徴とする。
【0009】前記請求項1の千鳥縫いミシンでは、アク
チュエータにより被縫製体の搬送方向と直交する方向に
揺動させて所定幅を有する千鳥縫目と所定針数の直線縫
目とを交互に繰り返す際、縫始め設定手段に基づき、設
定された縫順に応じて直線縫目と千鳥縫目とが交互に繰
り返されるため、縫い始める前に使用者が手動にてミシ
ンのプーリーを回動させて縫順を進める必要はなく、縫
い始め時の縫目の設定を簡便、且つ安定して行うことが
可能となる。従って、デザイン上の模様として利用する
場合、縫始めの設定により常に直線縫目から縫い始める
ことが可能なため、同じ始点から複数のデザイン縫いを
施す際にも良好な仕上がりとすることが可能となり、様
々な縫製工程や縫製仕様等の使用要求に柔軟に対応する
ことが可能となる。
チュエータにより被縫製体の搬送方向と直交する方向に
揺動させて所定幅を有する千鳥縫目と所定針数の直線縫
目とを交互に繰り返す際、縫始め設定手段に基づき、設
定された縫順に応じて直線縫目と千鳥縫目とが交互に繰
り返されるため、縫い始める前に使用者が手動にてミシ
ンのプーリーを回動させて縫順を進める必要はなく、縫
い始め時の縫目の設定を簡便、且つ安定して行うことが
可能となる。従って、デザイン上の模様として利用する
場合、縫始めの設定により常に直線縫目から縫い始める
ことが可能なため、同じ始点から複数のデザイン縫いを
施す際にも良好な仕上がりとすることが可能となり、様
々な縫製工程や縫製仕様等の使用要求に柔軟に対応する
ことが可能となる。
【0010】また、請求項2に係る千鳥縫いミシンは、
請求項1に記載の千鳥縫いミシンにおいて、縫始め設定
手段により直線縫目が設定された場合に、直線縫目を形
成する針数を設定する針数設定手段を備えたことを特徴
とする。
請求項1に記載の千鳥縫いミシンにおいて、縫始め設定
手段により直線縫目が設定された場合に、直線縫目を形
成する針数を設定する針数設定手段を備えたことを特徴
とする。
【0011】前記請求項2の千鳥縫いミシンでは、縫始
め設定手段により縫始めに直線縫目が設定された際、針
数設定手段により直線縫目模様を形成する針数を設定す
る。これにより、請求項1に記載の千鳥縫いミシンにお
ける効果に加え、縫い始めの縫目を精細に調整すること
により見栄えを更に追求でき、デザイン上好ましいもの
である。また、縫い始めが千鳥縫目であり幅方向への針
の移動量が大きく第1番目の縫いが糸抜けしてしまう場
合に、縫い始めの1針分だけを直線縫目としてやること
もでき、縫い始めが千鳥縫目であるデザインを保ったま
ま糸抜け防止効果も奏することが可能となる。
め設定手段により縫始めに直線縫目が設定された際、針
数設定手段により直線縫目模様を形成する針数を設定す
る。これにより、請求項1に記載の千鳥縫いミシンにお
ける効果に加え、縫い始めの縫目を精細に調整すること
により見栄えを更に追求でき、デザイン上好ましいもの
である。また、縫い始めが千鳥縫目であり幅方向への針
の移動量が大きく第1番目の縫いが糸抜けしてしまう場
合に、縫い始めの1針分だけを直線縫目としてやること
もでき、縫い始めが千鳥縫目であるデザインを保ったま
ま糸抜け防止効果も奏することが可能となる。
【0012】また、請求項3に係る千鳥縫いミシンは、
被縫製体を所定搬送方向に搬送させるとともに、アクチ
ュエータにより被縫製体の搬送方向と直交する揺動方向
へ縫針を揺動させ、被縫製体に、所定幅を有する千鳥縫
目とその所定幅よりも小さな幅の所定針数の千鳥縫目と
を交互に繰り返す縫目模様を形成する千鳥縫いミシンに
おいて、被縫製体に縫目模様を形成する際に、所定幅の
千鳥縫目と小さな幅の千鳥縫目とのいずれから縫始める
かを設定する縫始め設定手段を備えたことを特徴とす
る。
被縫製体を所定搬送方向に搬送させるとともに、アクチ
ュエータにより被縫製体の搬送方向と直交する揺動方向
へ縫針を揺動させ、被縫製体に、所定幅を有する千鳥縫
目とその所定幅よりも小さな幅の所定針数の千鳥縫目と
を交互に繰り返す縫目模様を形成する千鳥縫いミシンに
おいて、被縫製体に縫目模様を形成する際に、所定幅の
千鳥縫目と小さな幅の千鳥縫目とのいずれから縫始める
かを設定する縫始め設定手段を備えたことを特徴とす
る。
【0013】前記請求項3の千鳥縫いミシンでは、アク
チュエータにより被縫製体の搬送方向と直交する方向に
揺動させて所定幅を有する千鳥縫目とその所定幅よりも
小さな幅の所定針数の千鳥縫目とを交互に繰り返す際、
縫始め設定手段に基づき、設定された縫順に応じて所定
幅の千鳥縫目と小さな幅の千鳥縫目とが交互に繰り返さ
れる。このような縫目模様は伸縮性のある布を縫い合わ
せた場合に布の伸縮性に合わせて縫目を伸縮させること
ができ好都合であるが、この場合にも、縫い始める前に
使用者が手動にてミシンのプーリーを回動させて縫順を
進める必要はなく、縫い始め時の縫目の設定を簡便、且
つ安定して行うことが可能となる。従って、デザイン上
の模様として利用する場合に、縫目模様のデザイン性に
加えて、縫始めの設定により常に所定幅よりも小さな幅
の千鳥縫目から縫い始めることが可能なため、同じ始点
から複数のデザイン縫いを施す際にも良好な仕上がりと
することが可能となり、様々な縫製工程や縫製仕様等の
使用要求に柔軟に対応することが可能となる。
チュエータにより被縫製体の搬送方向と直交する方向に
揺動させて所定幅を有する千鳥縫目とその所定幅よりも
小さな幅の所定針数の千鳥縫目とを交互に繰り返す際、
縫始め設定手段に基づき、設定された縫順に応じて所定
幅の千鳥縫目と小さな幅の千鳥縫目とが交互に繰り返さ
れる。このような縫目模様は伸縮性のある布を縫い合わ
せた場合に布の伸縮性に合わせて縫目を伸縮させること
ができ好都合であるが、この場合にも、縫い始める前に
使用者が手動にてミシンのプーリーを回動させて縫順を
進める必要はなく、縫い始め時の縫目の設定を簡便、且
つ安定して行うことが可能となる。従って、デザイン上
の模様として利用する場合に、縫目模様のデザイン性に
加えて、縫始めの設定により常に所定幅よりも小さな幅
の千鳥縫目から縫い始めることが可能なため、同じ始点
から複数のデザイン縫いを施す際にも良好な仕上がりと
することが可能となり、様々な縫製工程や縫製仕様等の
使用要求に柔軟に対応することが可能となる。
【0014】また、請求項4に係る千鳥縫いミシンは、
請求項3に記載の千鳥縫いミシンにおいて、縫始め設定
手段により小さな幅の千鳥縫目が設定された場合に、小
さな幅の千鳥縫目を形成する針数を設定する針数設定手
段を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の千鳥縫いミシンにおいて、縫始め設定
手段により小さな幅の千鳥縫目が設定された場合に、小
さな幅の千鳥縫目を形成する針数を設定する針数設定手
段を備えたことを特徴とする。
【0015】前記請求項4の千鳥縫いミシンでは、縫始
め設定手段により縫始めに所定幅より小さな幅の千鳥縫
目が設定された際、針数設定手段により所定幅より小さ
な幅の千鳥縫目模様を形成する針数を設定する。これに
より、請求項3の千鳥縫いミシンにおける効果に加え、
縫い始めの縫目を精細に調整することにより見栄えを更
に追求でき、デザイン上好ましいものである。また、縫
い始めが所定幅の千鳥縫目であり幅方向への針の移動量
が大きく第1番目の縫いが糸抜けしてしまう場合に、縫
い始めの1針分だけを所定幅より小さな幅の千鳥縫目と
してやることもでき、縫い始めが所定幅の千鳥縫目であ
るデザインを保ったまま糸抜け防止効果も奏することが
可能となる。
め設定手段により縫始めに所定幅より小さな幅の千鳥縫
目が設定された際、針数設定手段により所定幅より小さ
な幅の千鳥縫目模様を形成する針数を設定する。これに
より、請求項3の千鳥縫いミシンにおける効果に加え、
縫い始めの縫目を精細に調整することにより見栄えを更
に追求でき、デザイン上好ましいものである。また、縫
い始めが所定幅の千鳥縫目であり幅方向への針の移動量
が大きく第1番目の縫いが糸抜けしてしまう場合に、縫
い始めの1針分だけを所定幅より小さな幅の千鳥縫目と
してやることもでき、縫い始めが所定幅の千鳥縫目であ
るデザインを保ったまま糸抜け防止効果も奏することが
可能となる。
【0016】また、請求項5に係る千鳥縫いミシンは、
請求項1乃至4のいずれかに記載の千鳥縫いミシンにお
いて、縫始め設定手段により設定された所定縫順に従い
縫目模様を形成している間に、所定縫順における縫位置
をリセットして所定縫順の先頭に縫位置を戻す縫順リセ
ット手段を備えたことを特徴とする。
請求項1乃至4のいずれかに記載の千鳥縫いミシンにお
いて、縫始め設定手段により設定された所定縫順に従い
縫目模様を形成している間に、所定縫順における縫位置
をリセットして所定縫順の先頭に縫位置を戻す縫順リセ
ット手段を備えたことを特徴とする。
【0017】前記請求項5の千鳥縫いミシンでは、縫順
リセット手段により、縫目模様の形成中に縫始め設定手
段により設定された所定縫順における縫位置をリセット
して所定縫順の先頭に縫位置を戻す。これにより、請求
項1乃至4のいずれかに記載の千鳥縫いミシンにおける
効果に加え、被縫製体を新たに取り換えて縫い始める場
合に、縫位置がリセットされて所定縫順の先頭に縫位置
を戻すことができ、縫い始めの縫目を常に同じにするこ
とができる。
リセット手段により、縫目模様の形成中に縫始め設定手
段により設定された所定縫順における縫位置をリセット
して所定縫順の先頭に縫位置を戻す。これにより、請求
項1乃至4のいずれかに記載の千鳥縫いミシンにおける
効果に加え、被縫製体を新たに取り換えて縫い始める場
合に、縫位置がリセットされて所定縫順の先頭に縫位置
を戻すことができ、縫い始めの縫目を常に同じにするこ
とができる。
【0018】また、請求項6に係る千鳥縫いミシンは、
請求項1乃至5のいずれかに記載の千鳥縫いミシンにお
いて、揺動方向における所定幅内で縫針の針数を設定す
る千鳥針数設定手段を備えたことを特徴とする。
請求項1乃至5のいずれかに記載の千鳥縫いミシンにお
いて、揺動方向における所定幅内で縫針の針数を設定す
る千鳥針数設定手段を備えたことを特徴とする。
【0019】前記請求項6の千鳥縫いミシンでは、千鳥
針数設定手段により、被縫製体の搬送方向と直交する所
定幅に至るまでの間に、縫針が縫いを行う針数を設定す
る。これにより、請求項1乃至5のいずれかに記載の千
鳥縫いミシンにおける効果に加え、いわゆる2点千鳥、
3点千鳥等の多点千鳥による千鳥縫いが行われることと
なり、千鳥縫目模様のデザイン上の見栄えを向上させる
と共に、縫いの強度を向上させることが可能となる。
針数設定手段により、被縫製体の搬送方向と直交する所
定幅に至るまでの間に、縫針が縫いを行う針数を設定す
る。これにより、請求項1乃至5のいずれかに記載の千
鳥縫いミシンにおける効果に加え、いわゆる2点千鳥、
3点千鳥等の多点千鳥による千鳥縫いが行われることと
なり、千鳥縫目模様のデザイン上の見栄えを向上させる
と共に、縫いの強度を向上させることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る千鳥縫いミシ
ンについて、本発明を具体化した実施形態に基づき図面
を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る
千鳥縫いミシンの概略構成について図1に基づき説明す
る。図1は、本実施形態の千鳥縫いミシン1の外観斜視
図である。
ンについて、本発明を具体化した実施形態に基づき図面
を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る
千鳥縫いミシンの概略構成について図1に基づき説明す
る。図1は、本実施形態の千鳥縫いミシン1の外観斜視
図である。
【0021】図1において、ミシン1は、作業用テーブ
ル9に設けられたミシンベッド部3と、そのミシンベッ
ド部3の右端部から立設配置された脚柱部27と、その
脚柱部27からミシンベッド部3に対向するように左方
へ延びるアーム部2とから構成されている。
ル9に設けられたミシンベッド部3と、そのミシンベッ
ド部3の右端部から立設配置された脚柱部27と、その
脚柱部27からミシンベッド部3に対向するように左方
へ延びるアーム部2とから構成されている。
【0022】作業用テーブル9は作業台21上に取り付
けられている。作業台21における作業用テーブル9の
下方には、ミシン1を駆動するための駆動モータ17お
よびミシン1の主制御を行う制御ボックス25が取り付
けられている。作業台21の下端部には、ミシン1によ
る縫製動作の指示を行うペダル19が揺動可能に支持さ
れている。ペダル19は、上下方向に延びる連結棒23
を介して制御ボックス25と連結されている。
けられている。作業台21における作業用テーブル9の
下方には、ミシン1を駆動するための駆動モータ17お
よびミシン1の主制御を行う制御ボックス25が取り付
けられている。作業台21の下端部には、ミシン1によ
る縫製動作の指示を行うペダル19が揺動可能に支持さ
れている。ペダル19は、上下方向に延びる連結棒23
を介して制御ボックス25と連結されている。
【0023】ペダル19は、中立位置と、中立位置に対
して爪先側に踏み込んだ前踏み位置と、中立位置に対し
て踵側に踏み返した踏み返し位置とに揺動することがで
きるように構成されており、制御ボックス25は、この
ペダルの位置に応じた起動信号を駆動モータ17側へ出
力している。尚、制御ボックス25は、ペダル19の位
置が中立位置の場合は縫製作業を停止させる信号、ペダ
ル19の位置が前踏み位置の場合は縫製作業を実行する
信号、ペダル19の位置が踏み返し位置の場合は縫い終
わり動作を実行する信号をそれぞれ出力するようになっ
ている。ここで、縫い終わり動作とは、被縫製体の交換
のために糸切りを行い縫針16を上方にて停止させるも
のである。
して爪先側に踏み込んだ前踏み位置と、中立位置に対し
て踵側に踏み返した踏み返し位置とに揺動することがで
きるように構成されており、制御ボックス25は、この
ペダルの位置に応じた起動信号を駆動モータ17側へ出
力している。尚、制御ボックス25は、ペダル19の位
置が中立位置の場合は縫製作業を停止させる信号、ペダ
ル19の位置が前踏み位置の場合は縫製作業を実行する
信号、ペダル19の位置が踏み返し位置の場合は縫い終
わり動作を実行する信号をそれぞれ出力するようになっ
ている。ここで、縫い終わり動作とは、被縫製体の交換
のために糸切りを行い縫針16を上方にて停止させるも
のである。
【0024】また、ペダル19が中立位置及び前踏み位
置にある場合には、踏み返しスイッチ19A(図3参
照)は、オフ状態になっている。また、ペダル19が踏
み返し位置にある場合には、踏み返しスイッチ19Aは
オン状態になっている。
置にある場合には、踏み返しスイッチ19A(図3参
照)は、オフ状態になっている。また、ペダル19が踏
み返し位置にある場合には、踏み返しスイッチ19Aは
オン状態になっている。
【0025】脚柱部27の右端部上方にはプーリ12が
設けられている。アーム部2の左端部にはアーム部2の
頭部が設けられ、その頭部下方からは、ミシンベッド部
3の上面に対して垂直方向に縫針16が突出している。
プーリ12の回動と縫針16の上下動とは連動するよう
に構成されている。アーム部2の前面には、操作パネル
2Cが配置されており、かかる操作パネル2Cには、縫
い始め選択スイッチ11a、縫い始め直線部針数設定ス
イッチ11b、縫目幅設定スイッチ11c、直線部針数
設定スイッチ11d、千鳥部点数設定スイッチ11eが
設けられている。
設けられている。アーム部2の左端部にはアーム部2の
頭部が設けられ、その頭部下方からは、ミシンベッド部
3の上面に対して垂直方向に縫針16が突出している。
プーリ12の回動と縫針16の上下動とは連動するよう
に構成されている。アーム部2の前面には、操作パネル
2Cが配置されており、かかる操作パネル2Cには、縫
い始め選択スイッチ11a、縫い始め直線部針数設定ス
イッチ11b、縫目幅設定スイッチ11c、直線部針数
設定スイッチ11d、千鳥部点数設定スイッチ11eが
設けられている。
【0026】図2は、ミシン1の概略内部構成を示す要
部透視図である。アーム部2の頭部下方からは、縫針1
6を支持する針棒4の先端が突出している。また、アー
ム部2の頭部下方には布押さえ6が突設されている。ミ
シンベッド部3上には、布押さえ6と対向する位置に送
り歯8が設けられている。送り歯8は、水平送り機構に
より駆動される。尚、前記水平送り機構は、例えば、特
許公報第2623522号に記載された構成にて具体化
される。そのため、ミシンベッド部3上に載置された被
縫製体(図示略)は、送り歯8により被縫製体搬送方向
(図示の矢印Y方向)へ断続的に搬送される。
部透視図である。アーム部2の頭部下方からは、縫針1
6を支持する針棒4の先端が突出している。また、アー
ム部2の頭部下方には布押さえ6が突設されている。ミ
シンベッド部3上には、布押さえ6と対向する位置に送
り歯8が設けられている。送り歯8は、水平送り機構に
より駆動される。尚、前記水平送り機構は、例えば、特
許公報第2623522号に記載された構成にて具体化
される。そのため、ミシンベッド部3上に載置された被
縫製体(図示略)は、送り歯8により被縫製体搬送方向
(図示の矢印Y方向)へ断続的に搬送される。
【0027】そして、駆動モータ17からベルト10お
よびプーリ12を介して伝達された駆動力により上下動
される針棒4の先端の縫針16により、被縫製体上に千
鳥縫目模様が形成される。ここで、動作タイミング発生
装置31は、プーリ12の回転を検出することにより、
縫針16が上動して被縫製体から抜けた時点で動作タイ
ミング信号を発生する。
よびプーリ12を介して伝達された駆動力により上下動
される針棒4の先端の縫針16により、被縫製体上に千
鳥縫目模様が形成される。ここで、動作タイミング発生
装置31は、プーリ12の回転を検出することにより、
縫針16が上動して被縫製体から抜けた時点で動作タイ
ミング信号を発生する。
【0028】針棒4は、コの字状の針棒保持部14を介
して上下動可能に保持されている。針棒保持部14は、
アーム部2内に水平配設されたシャフト18の一端と連
結されている。シャフト18は、シャフト保持部20を
介して被縫製体の幅方向(図示の矢印X方向)に揺動可
能に保持されている。ここで、被縫製体幅方向(矢印X
方向)は、前記した被縫製体搬送方向(図示の矢印Y方
向)と直交している。シャフト18の中央近傍には連結
部材26が設けられている。脚柱部27内には、ステッ
ピングモータ22および複数のリンク部材24が配設さ
れている。ステッピングモータ22の駆動力は、複数の
リンク部材24から連結部材26を介してシャフト18
に伝達されるように構成されている。
して上下動可能に保持されている。針棒保持部14は、
アーム部2内に水平配設されたシャフト18の一端と連
結されている。シャフト18は、シャフト保持部20を
介して被縫製体の幅方向(図示の矢印X方向)に揺動可
能に保持されている。ここで、被縫製体幅方向(矢印X
方向)は、前記した被縫製体搬送方向(図示の矢印Y方
向)と直交している。シャフト18の中央近傍には連結
部材26が設けられている。脚柱部27内には、ステッ
ピングモータ22および複数のリンク部材24が配設さ
れている。ステッピングモータ22の駆動力は、複数の
リンク部材24から連結部材26を介してシャフト18
に伝達されるように構成されている。
【0029】そのため、縫針16の被縫製体幅方向(矢
印X方向)への移動量は、ステッピングモータ22のス
テップ量によって決定される。そのステッピングモータ
22のステップ量は、パルス発生装置28の発生するパ
ルス信号によって制御される。そのパルス発生装置28
の発生するパルス信号は、縫目テーブル42に格納され
た縫目データによって決定される。つまり、縫針16の
被縫製体幅方向(矢印X方向)への移動量は、縫目テー
ブル42に格納された縫目データに基づいて制御され
る。
印X方向)への移動量は、ステッピングモータ22のス
テップ量によって決定される。そのステッピングモータ
22のステップ量は、パルス発生装置28の発生するパ
ルス信号によって制御される。そのパルス発生装置28
の発生するパルス信号は、縫目テーブル42に格納され
た縫目データによって決定される。つまり、縫針16の
被縫製体幅方向(矢印X方向)への移動量は、縫目テー
ブル42に格納された縫目データに基づいて制御され
る。
【0030】図3は、制御ボックス25の主要構成を示
すブロック構成図である。制御ボックス25は、ペダル
19,パルス発生装置28,駆動モータ17,ステッピ
ングモータ22,動作タイミング発生装置31、操作パ
ネル2C、RAM41、ROM43、CPU44、踏み
返しスイッチ19Aなどがバス45を介して接続される
ことにより構成されている。
すブロック構成図である。制御ボックス25は、ペダル
19,パルス発生装置28,駆動モータ17,ステッピ
ングモータ22,動作タイミング発生装置31、操作パ
ネル2C、RAM41、ROM43、CPU44、踏み
返しスイッチ19Aなどがバス45を介して接続される
ことにより構成されている。
【0031】縫い始め選択スイッチ11aは、予め設定
されたくけ縫い模様等の縫い始めを千鳥縫目から始める
か、直線縫目から始めるかを選択指示するためのスイッ
チである。
されたくけ縫い模様等の縫い始めを千鳥縫目から始める
か、直線縫目から始めるかを選択指示するためのスイッ
チである。
【0032】また、縫い始め直線部針数設定スイッチ1
1bは、くけ縫い模様において、縫い始めを直線縫目か
ら始める場合の縫始めの直線部の針数を設定するための
スイッチである。
1bは、くけ縫い模様において、縫い始めを直線縫目か
ら始める場合の縫始めの直線部の針数を設定するための
スイッチである。
【0033】縫目幅設定スイッチ11cは、被縫製体の
幅方向(被縫製体の搬送方向と直交する方向)への縫針
16の移動量の取り得る幅である千鳥縫目の縫目幅を設
定するためのスイッチである。
幅方向(被縫製体の搬送方向と直交する方向)への縫針
16の移動量の取り得る幅である千鳥縫目の縫目幅を設
定するためのスイッチである。
【0034】直線部針数設定スイッチ11dは、くけ縫
い模様等の場合、被縫製体の搬送方向に沿った直線部全
体における針数を設定するためのスイッチである。ま
た、千鳥部点数設定スイッチ11eは、くけ縫い模様等
の場合に縫目幅設定スイッチ11cにて設定した被縫製
体の幅方向への千鳥縫目の縫目幅に至るまでの縫針の点
数を設定するためのスイッチである。複数の千鳥縫目模
様の種類(2点千鳥縫目模様、3点千鳥縫目模様、4点
千鳥縫目模様等の多数点の千鳥縫目模様。以下、N点千
鳥模様とする。)から作業者が所望の千鳥縫目模様の種
類を設定することができる。
い模様等の場合、被縫製体の搬送方向に沿った直線部全
体における針数を設定するためのスイッチである。ま
た、千鳥部点数設定スイッチ11eは、くけ縫い模様等
の場合に縫目幅設定スイッチ11cにて設定した被縫製
体の幅方向への千鳥縫目の縫目幅に至るまでの縫針の点
数を設定するためのスイッチである。複数の千鳥縫目模
様の種類(2点千鳥縫目模様、3点千鳥縫目模様、4点
千鳥縫目模様等の多数点の千鳥縫目模様。以下、N点千
鳥模様とする。)から作業者が所望の千鳥縫目模様の種
類を設定することができる。
【0035】RAM41は、縫い始め選択スイッチ11
a、縫い始め直線部針数設定スイッチ11b、縫目幅設
定スイッチ11c、直線部針数設定スイッチ11d、千
鳥部点数設定スイッチ11eの各設定スイッチの設定状
態を記憶する他、縫目データを格納した縫目テーブル4
2を備え、制御ボックス25による各種制御動作を実行
する際に要するデータの読み出し及び書込を行うように
構成されている。
a、縫い始め直線部針数設定スイッチ11b、縫目幅設
定スイッチ11c、直線部針数設定スイッチ11d、千
鳥部点数設定スイッチ11eの各設定スイッチの設定状
態を記憶する他、縫目データを格納した縫目テーブル4
2を備え、制御ボックス25による各種制御動作を実行
する際に要するデータの読み出し及び書込を行うように
構成されている。
【0036】ROM43は、後述する縫目データを作成
するための縫目データ作成プログラムや、後述する縫製
作業を実行するために縫針を幅方向に移動させるステッ
ピングモータ駆動制御プログラムなどの種々のミシン制
御プログラムを格納している。
するための縫目データ作成プログラムや、後述する縫製
作業を実行するために縫針を幅方向に移動させるステッ
ピングモータ駆動制御プログラムなどの種々のミシン制
御プログラムを格納している。
【0037】CPU44は、ミシン1全体の動作を制御
する中央演算処理装置であり、ミシン1の動作に関する
全ての処理の実行、及びデータ管理を行っている。
する中央演算処理装置であり、ミシン1の動作に関する
全ての処理の実行、及びデータ管理を行っている。
【0038】次に、RAM41の縫目テーブル42を作
成する縫目データ作成プログラムにつき図4乃至図7に
基づき説明する。図4は縫目テーブル42を作成する縫
目データ作成プログラムのフローチャートを示す説明図
であり、図4において縫目データ作成プログラムの全体
の処理を示し、図5において千鳥部データの書き込み部
分の処理を示す。図6は図4の処理により作成される縫
目テーブル42(a)〜(f)を模式的に示す説明図で
ある。このうち、42(a)〜(c)は千鳥部が2点の
針数にて構成されるいわゆる2点千鳥模様の模式図であ
り、各々5点の針数を有する直線縫目、千鳥縫目の場合
の縫目テーブルを表している。また、42(d)〜
(f)は千鳥部の針数が、各々2点、3点、4点の場合
の多点千鳥の縫目テーブルを表している。図7には、縫
目テーブル42(a)〜(f)に記憶されている縫目デ
ータに基づき縫製される縫製パターンを示す。
成する縫目データ作成プログラムにつき図4乃至図7に
基づき説明する。図4は縫目テーブル42を作成する縫
目データ作成プログラムのフローチャートを示す説明図
であり、図4において縫目データ作成プログラムの全体
の処理を示し、図5において千鳥部データの書き込み部
分の処理を示す。図6は図4の処理により作成される縫
目テーブル42(a)〜(f)を模式的に示す説明図で
ある。このうち、42(a)〜(c)は千鳥部が2点の
針数にて構成されるいわゆる2点千鳥模様の模式図であ
り、各々5点の針数を有する直線縫目、千鳥縫目の場合
の縫目テーブルを表している。また、42(d)〜
(f)は千鳥部の針数が、各々2点、3点、4点の場合
の多点千鳥の縫目テーブルを表している。図7には、縫
目テーブル42(a)〜(f)に記憶されている縫目デ
ータに基づき縫製される縫製パターンを示す。
【0039】図4において、ステップ(以下、Sと略記
する)1にて縫目幅設定スイッチ11cにより設定され
る縫目幅の入力を待ち(S1:NO)、入力が確認され
たら(S1:YES)RAM41に縫目幅を記憶する
(S2)。次に、直線部針数設定スイッチ11dにより
設定される直線部針数の入力を待ち(S3:NO)、入
力が確認されたら(S3:YES)RAM41に直線部
の針数を記憶する(S4)。更に、千鳥部点数設定スイ
ッチ11eにより設定される千鳥部点数の入力を待ち
(S5:NO)、入力が確認されたら(S5:YES)
RAM41に千鳥部の点数を記憶する(S6)。続け
て、縫い始め直線部針数設定スイッチ11bにより縫い
始めの直線部の針数を指定する場合(S7:YES)、
縫い始めの針数の入力を待って(S8:NO)、入力が
確認されたら(S8:YES)RAM41に縫い始めの
針数を記憶する(S9)。S9により縫い始めの針数が
記憶された場合、あるいは縫い始めの直線部の針数につ
いては指定しない場合には(S7:NO)、縫い始め選
択スイッチ11aにて縫い始めの設定が千鳥部である場
合(S10:YES)、縫目テーブル42には図5にて
説明する処理により千鳥部データを書き込んだ後(S1
1)S4にて記憶されている直線部の針数分だけの直線
部データを書き込む(S12)。縫い始めの縫模様の設
定が千鳥部でなく直線部である場合(S10:NO)、
S9にて縫い始めの針数が記憶されていれば(S13:
YES)、縫目テーブル42にはS9にて設定された針
数分の直線部データを書き込んだ後(S14)図5の処
理より千鳥部データを書き込み(S15)、更に残りの
直線部データを書き込む(S16)。S9にて縫い始め
の針数が記憶されていなければ(S13:NO)、縫目
テーブル42にはS4にて記憶されている直線部の針数
分だけの直線部データを書き込み(S17)図5の処理
より千鳥部データを書き込む(S18)。そして、縫目
テーブル42の最後にはエンドデータを書き込む(S1
9)。
する)1にて縫目幅設定スイッチ11cにより設定され
る縫目幅の入力を待ち(S1:NO)、入力が確認され
たら(S1:YES)RAM41に縫目幅を記憶する
(S2)。次に、直線部針数設定スイッチ11dにより
設定される直線部針数の入力を待ち(S3:NO)、入
力が確認されたら(S3:YES)RAM41に直線部
の針数を記憶する(S4)。更に、千鳥部点数設定スイ
ッチ11eにより設定される千鳥部点数の入力を待ち
(S5:NO)、入力が確認されたら(S5:YES)
RAM41に千鳥部の点数を記憶する(S6)。続け
て、縫い始め直線部針数設定スイッチ11bにより縫い
始めの直線部の針数を指定する場合(S7:YES)、
縫い始めの針数の入力を待って(S8:NO)、入力が
確認されたら(S8:YES)RAM41に縫い始めの
針数を記憶する(S9)。S9により縫い始めの針数が
記憶された場合、あるいは縫い始めの直線部の針数につ
いては指定しない場合には(S7:NO)、縫い始め選
択スイッチ11aにて縫い始めの設定が千鳥部である場
合(S10:YES)、縫目テーブル42には図5にて
説明する処理により千鳥部データを書き込んだ後(S1
1)S4にて記憶されている直線部の針数分だけの直線
部データを書き込む(S12)。縫い始めの縫模様の設
定が千鳥部でなく直線部である場合(S10:NO)、
S9にて縫い始めの針数が記憶されていれば(S13:
YES)、縫目テーブル42にはS9にて設定された針
数分の直線部データを書き込んだ後(S14)図5の処
理より千鳥部データを書き込み(S15)、更に残りの
直線部データを書き込む(S16)。S9にて縫い始め
の針数が記憶されていなければ(S13:NO)、縫目
テーブル42にはS4にて記憶されている直線部の針数
分だけの直線部データを書き込み(S17)図5の処理
より千鳥部データを書き込む(S18)。そして、縫目
テーブル42の最後にはエンドデータを書き込む(S1
9)。
【0040】前記S11、S15、S18にて縫目テー
ブル42に千鳥部データを書き込む際には、図5に示す
フローチャートに基づき、最初に現座標を書き込んだ後
(S20)、データ順位を一つ進めておく(S21)。
次に、千鳥点数が千鳥部点数設定スイッチ11eにより
設定されRAM41に記憶されている千鳥部の点数に一
致するか否かを判断する(S22〜S24)。そして記
憶された点数に一致したS22〜S24以下における各
ステップにて書き込みの動作を行う。
ブル42に千鳥部データを書き込む際には、図5に示す
フローチャートに基づき、最初に現座標を書き込んだ後
(S20)、データ順位を一つ進めておく(S21)。
次に、千鳥点数が千鳥部点数設定スイッチ11eにより
設定されRAM41に記憶されている千鳥部の点数に一
致するか否かを判断する(S22〜S24)。そして記
憶された点数に一致したS22〜S24以下における各
ステップにて書き込みの動作を行う。
【0041】先ず、S22において2点千鳥であると判
断されると(S22:YES)、現座標から縫目幅を減
算した座標をS21にて設定されているデータ順位に書
き込む(S45)。縫目テーブル42上のデータ順位を
1つ進め(S46)、現座標をS45において書き込ん
だ座標に置き換える(S47)。
断されると(S22:YES)、現座標から縫目幅を減
算した座標をS21にて設定されているデータ順位に書
き込む(S45)。縫目テーブル42上のデータ順位を
1つ進め(S46)、現座標をS45において書き込ん
だ座標に置き換える(S47)。
【0042】また、2点千鳥ではなく(S22:N
O)、S23において3点千鳥であると判断されると
(S23:YES)、現座標から縫目幅を2で除した値
を減算した座標をS21にて設定されているデータ順位
に書き込む(S48)。縫目テーブル42上のデータ順
位を1つ進め(S49)、現座標をS48において書き
込んだ座標に置き換え(S50)、書き込み回数を判断
する。書き込み回数が2回に満たなければ(S51:N
O)、S48の処理に戻り現座標から縫目幅を2で除し
た値を減算した座標を設定されているデータ順位に書き
込む(S48)。書き込み回数が2回に達すれば(S5
1:YES)、現座標に縫目幅を2で除した値を減算し
た座標を設定されているデータ順位に書き込む(S5
2)。縫目テーブル42上のデータ順位を1つ進め(S
53)現座標をS52において書き込んだ座標に置き換
える(S54)。
O)、S23において3点千鳥であると判断されると
(S23:YES)、現座標から縫目幅を2で除した値
を減算した座標をS21にて設定されているデータ順位
に書き込む(S48)。縫目テーブル42上のデータ順
位を1つ進め(S49)、現座標をS48において書き
込んだ座標に置き換え(S50)、書き込み回数を判断
する。書き込み回数が2回に満たなければ(S51:N
O)、S48の処理に戻り現座標から縫目幅を2で除し
た値を減算した座標を設定されているデータ順位に書き
込む(S48)。書き込み回数が2回に達すれば(S5
1:YES)、現座標に縫目幅を2で除した値を減算し
た座標を設定されているデータ順位に書き込む(S5
2)。縫目テーブル42上のデータ順位を1つ進め(S
53)現座標をS52において書き込んだ座標に置き換
える(S54)。
【0043】更に、N点千鳥の場合について説明する。
S24において4点以上のN点千鳥であると判断される
と(S24:YES)、現座標から縫目幅を(Nー1)
で除した値を減算した座標をS21にて設定されている
データ順位に書き込む(S25)。縫目テーブル42上
のデータ順位を1つ進め(S26)、現座標をS25に
おいて書き込んだ座標に置き換え(S27)、書き込み
回数を判断する。書き込み回数が(Nー1)回未満であ
れば(S28:NO)、S25の処理に戻り現座標から
縫目幅を(Nー1)で除した値を減算した座標を設定さ
れているデータ順位に書き込む(S25)。書き込み回
数が(Nー1)回に達すれば(S28:YES)、現座
標に縫目幅を(Nー1)で除した値を加算した座標を設
定されているデータ順位に書き込む(S29)。縫目テ
ーブル42上のデータ順位を1つ進め(S30)現座標
をS29において書き込んだ座標に置き換え(S3
1)、書き込み回数を判断する。書き込み回数が(Nー
2)回未満であれば(S32:NO)、S29の処理に
戻り、現座標に縫目幅を(Nー1)で除した値を加算し
た座標を設定されているデータ順位に書き込む(S2
9)。この処理を書き込み回数が(Nー2)回に達する
まで繰り返す(S32)。
S24において4点以上のN点千鳥であると判断される
と(S24:YES)、現座標から縫目幅を(Nー1)
で除した値を減算した座標をS21にて設定されている
データ順位に書き込む(S25)。縫目テーブル42上
のデータ順位を1つ進め(S26)、現座標をS25に
おいて書き込んだ座標に置き換え(S27)、書き込み
回数を判断する。書き込み回数が(Nー1)回未満であ
れば(S28:NO)、S25の処理に戻り現座標から
縫目幅を(Nー1)で除した値を減算した座標を設定さ
れているデータ順位に書き込む(S25)。書き込み回
数が(Nー1)回に達すれば(S28:YES)、現座
標に縫目幅を(Nー1)で除した値を加算した座標を設
定されているデータ順位に書き込む(S29)。縫目テ
ーブル42上のデータ順位を1つ進め(S30)現座標
をS29において書き込んだ座標に置き換え(S3
1)、書き込み回数を判断する。書き込み回数が(Nー
2)回未満であれば(S32:NO)、S29の処理に
戻り、現座標に縫目幅を(Nー1)で除した値を加算し
た座標を設定されているデータ順位に書き込む(S2
9)。この処理を書き込み回数が(Nー2)回に達する
まで繰り返す(S32)。
【0044】以下、図4、図5に示すフローチャートに
従って作成される縫目データの具体例につき説明する。
図6(a)〜(c)における縫目テーブル42(a)〜
(c)は2点千鳥の縫製パターンについて示している。
図6(a)では、くけ縫い模様が直線縫目から始まりそ
の針数は5点に、また、縫い始めの針数指定はなく千鳥
部は2点千鳥に設定されその縫目幅は所定幅のEに設定
されている。従って、5点の針数を有する直線縫目模様
に続き2点千鳥模様が記憶され、縫目テーブル42
(a)における各データ順位での縫針の座標は、直線縫
目模様位置Aがデータ順位1〜5に、2点千鳥のスター
ト位置Aがデータ順位6に、縫目幅位置Eがデータ順位
7に、そしてデータ順位8にエンドデータが記憶されて
いる。尚、実際に縫製される縫製パターンは図7(a)
の通りである。
従って作成される縫目データの具体例につき説明する。
図6(a)〜(c)における縫目テーブル42(a)〜
(c)は2点千鳥の縫製パターンについて示している。
図6(a)では、くけ縫い模様が直線縫目から始まりそ
の針数は5点に、また、縫い始めの針数指定はなく千鳥
部は2点千鳥に設定されその縫目幅は所定幅のEに設定
されている。従って、5点の針数を有する直線縫目模様
に続き2点千鳥模様が記憶され、縫目テーブル42
(a)における各データ順位での縫針の座標は、直線縫
目模様位置Aがデータ順位1〜5に、2点千鳥のスター
ト位置Aがデータ順位6に、縫目幅位置Eがデータ順位
7に、そしてデータ順位8にエンドデータが記憶されて
いる。尚、実際に縫製される縫製パターンは図7(a)
の通りである。
【0045】図6(b)では、くけ縫い模様が2点千鳥
縫目模様から始まりその縫目幅は所定幅のEに、また、
直線縫目の針数が5点に設定されている。従って、2点
千鳥縫目に続き5点の針数を有する直線縫目が記憶さ
れ、縫目テーブル42(b)における各データ順位での
縫針の座標は、2点千鳥のスタート位置Aがデータ順位
1に、縫目幅位置Eがデータ順位2に、直線縫目模様位
置Aがデータ順位3〜7に、そしてデータ順位8にエン
ドデータが記憶されている。尚、実際に縫製される縫製
パターンは図7(b)の通りである。
縫目模様から始まりその縫目幅は所定幅のEに、また、
直線縫目の針数が5点に設定されている。従って、2点
千鳥縫目に続き5点の針数を有する直線縫目が記憶さ
れ、縫目テーブル42(b)における各データ順位での
縫針の座標は、2点千鳥のスタート位置Aがデータ順位
1に、縫目幅位置Eがデータ順位2に、直線縫目模様位
置Aがデータ順位3〜7に、そしてデータ順位8にエン
ドデータが記憶されている。尚、実際に縫製される縫製
パターンは図7(b)の通りである。
【0046】図6(c)では、くけ縫い模様が直線縫目
から始まり縫い始めの針数指定が3点に、且つ直線縫目
の針数が5点に、また、千鳥部は2点千鳥に設定されそ
の縫目幅は所定幅のEに設定されている。従って、3点
の針数を有する直線縫目に2点千鳥縫目が続き、更に5
点の直線針数の残り数である2点が記憶され、縫目テー
ブル42(c)における各データ順位での縫針の座標
は、直線縫目位置Aがデータ順位1〜3に、2点千鳥の
スタート位置Aがデータ順位4に、縫目幅位置Eがデー
タ順位5に、更に直線縫目位置Aがデータ順位6〜7
に、そしてデータ順位8にエンドデータが記憶されてい
る。尚、実際に縫製される縫製パターンは図7(c)の
通りである。
から始まり縫い始めの針数指定が3点に、且つ直線縫目
の針数が5点に、また、千鳥部は2点千鳥に設定されそ
の縫目幅は所定幅のEに設定されている。従って、3点
の針数を有する直線縫目に2点千鳥縫目が続き、更に5
点の直線針数の残り数である2点が記憶され、縫目テー
ブル42(c)における各データ順位での縫針の座標
は、直線縫目位置Aがデータ順位1〜3に、2点千鳥の
スタート位置Aがデータ順位4に、縫目幅位置Eがデー
タ順位5に、更に直線縫目位置Aがデータ順位6〜7
に、そしてデータ順位8にエンドデータが記憶されてい
る。尚、実際に縫製される縫製パターンは図7(c)の
通りである。
【0047】また、図6(d)〜(f)における縫目テ
ーブル42(d)〜(f)は2〜4点の千鳥の縫製パタ
ーンについて示している。図6(d)では、くけ縫い模
様が2点千鳥縫目から始まりその縫目幅は所定幅のE
に、また、直線縫目の針数が2点に設定されている。従
って、2点千鳥縫目に続き2点の針数を有する直線縫目
が記憶され、縫目テーブル42(d)における各データ
順位での縫針の座標は、2点千鳥のスタート位置Aがデ
ータ順位1に、縫目幅位置Eがデータ順位2に、直線縫
目位置Aがデータ順位3〜4に、そしてデータ順位5に
エンドデータが記憶されている。尚、実際に縫製される
縫製パターンは図7(d)の通りである。
ーブル42(d)〜(f)は2〜4点の千鳥の縫製パタ
ーンについて示している。図6(d)では、くけ縫い模
様が2点千鳥縫目から始まりその縫目幅は所定幅のE
に、また、直線縫目の針数が2点に設定されている。従
って、2点千鳥縫目に続き2点の針数を有する直線縫目
が記憶され、縫目テーブル42(d)における各データ
順位での縫針の座標は、2点千鳥のスタート位置Aがデ
ータ順位1に、縫目幅位置Eがデータ順位2に、直線縫
目位置Aがデータ順位3〜4に、そしてデータ順位5に
エンドデータが記憶されている。尚、実際に縫製される
縫製パターンは図7(d)の通りである。
【0048】図6(e)では、くけ縫い模様が3点千鳥
縫目から始まりその縫目幅は所定幅のEに、また、直線
縫目の針数が2点に設定されている。従って、3点千鳥
縫目に続き2点の針数を有する直線縫目が記憶され、縫
目テーブル42(e)における各データ順位での縫針の
座標は、3点千鳥のスタート位置Aがデータ順位1に、
縫目幅の2分の1の位置Cがデータ順位2に、縫目幅位
置Eがデータ順位3に、更に縫目幅の2分の1の位置C
がデータ順位4に、直線縫目位置Aがデータ順位5〜6
に、そしてデータ順位7にエンドデータが記憶されてい
る。尚、実際に縫製される縫製パターンは図7(e)の
通りである。
縫目から始まりその縫目幅は所定幅のEに、また、直線
縫目の針数が2点に設定されている。従って、3点千鳥
縫目に続き2点の針数を有する直線縫目が記憶され、縫
目テーブル42(e)における各データ順位での縫針の
座標は、3点千鳥のスタート位置Aがデータ順位1に、
縫目幅の2分の1の位置Cがデータ順位2に、縫目幅位
置Eがデータ順位3に、更に縫目幅の2分の1の位置C
がデータ順位4に、直線縫目位置Aがデータ順位5〜6
に、そしてデータ順位7にエンドデータが記憶されてい
る。尚、実際に縫製される縫製パターンは図7(e)の
通りである。
【0049】図6(f)では、くけ縫い模様が4点千鳥
縫目から始まりその縫目幅は所定幅のEに、また、直線
縫目の針数が2点に設定されている。従って、4点千鳥
縫目に続き2点の針数を有する直線縫目が記憶され、縫
目テーブル42(f)における各データ順位での縫針の
座標は、4点千鳥のスタート位置Aがデータ順位1に、
縫目幅の3分の1の位置Bがデータ順位2に、縫目幅の
3分の2の位置Dがデータ順位3に、縫目幅位置Eがデ
ータ順位4に、更に縫目幅の3分の2の位置Dがデータ
順位5に、縫目幅の3分の1の位置Bがデータ順位6
に、直線縫目位置Aがデータ順位7〜8に、そしてデー
タ順位9にエンドデータが記憶されている。尚、実際に
縫製される縫製パターンは図7(f)の通りである。
縫目から始まりその縫目幅は所定幅のEに、また、直線
縫目の針数が2点に設定されている。従って、4点千鳥
縫目に続き2点の針数を有する直線縫目が記憶され、縫
目テーブル42(f)における各データ順位での縫針の
座標は、4点千鳥のスタート位置Aがデータ順位1に、
縫目幅の3分の1の位置Bがデータ順位2に、縫目幅の
3分の2の位置Dがデータ順位3に、縫目幅位置Eがデ
ータ順位4に、更に縫目幅の3分の2の位置Dがデータ
順位5に、縫目幅の3分の1の位置Bがデータ順位6
に、直線縫目位置Aがデータ順位7〜8に、そしてデー
タ順位9にエンドデータが記憶されている。尚、実際に
縫製される縫製パターンは図7(f)の通りである。
【0050】次に、前記縫目テーブル42に記憶された
各データに基づきステッピングモータ22により縫針1
6をX方向へ揺動させる処理について、図8に基づき説
明する。図8はステッピングモータ22の駆動制御プロ
グラムのフローチャートである。
各データに基づきステッピングモータ22により縫針1
6をX方向へ揺動させる処理について、図8に基づき説
明する。図8はステッピングモータ22の駆動制御プロ
グラムのフローチャートである。
【0051】図8において、先ず、S33において、縫
目テーブル42における縫順に従ってデータ順位1の位
置データAを読み込むとともに、その位置データに対応
する針落ち位置まで針棒4を移動させるべくステッピン
グモータ22を駆動する。
目テーブル42における縫順に従ってデータ順位1の位
置データAを読み込むとともに、その位置データに対応
する針落ち位置まで針棒4を移動させるべくステッピン
グモータ22を駆動する。
【0052】その後、S34において、縫目テーブル4
2から読み込むデータのデータ順位を1だけ加算した
後、S35に移行する。S35においては、そのデータ
順位がエンドデータに対応するかどうかを判断する。
2から読み込むデータのデータ順位を1だけ加算した
後、S35に移行する。S35においては、そのデータ
順位がエンドデータに対応するかどうかを判断する。
【0053】S35にて、データ順位がエンドデータに
対応すると判断された場合(S35:YES)には、位
置データを繰り返して読み込むべくデータ順位を1番目
にした後S36に移行し、一方、データ順位がエンドデ
ータに対応しないと判断された場合(S35:NO)に
は、直接S36に移行する。S36においては、前記デ
ータ順位に対応する位置データを縫目テーブル42から
読み込む。
対応すると判断された場合(S35:YES)には、位
置データを繰り返して読み込むべくデータ順位を1番目
にした後S36に移行し、一方、データ順位がエンドデ
ータに対応しないと判断された場合(S35:NO)に
は、直接S36に移行する。S36においては、前記デ
ータ順位に対応する位置データを縫目テーブル42から
読み込む。
【0054】S37では、S36にて読み込まれた位置
データから現在位置データ(S33で読み込まれた位置
データ)を減算することにより、針棒4(縫針16)の
移動量(揺動量)を算出する。続くS38において、動
作タイミング発生装置31から動作タイミング信号が発
生されたかどうか判断する。動作タイミング発生装置3
1から動作タイミング信号が発生されている場合(S3
8:YES)には、前記S37で算出した移動量分ステ
ッピングモータ22を駆動した後、S34に戻る。
データから現在位置データ(S33で読み込まれた位置
データ)を減算することにより、針棒4(縫針16)の
移動量(揺動量)を算出する。続くS38において、動
作タイミング発生装置31から動作タイミング信号が発
生されたかどうか判断する。動作タイミング発生装置3
1から動作タイミング信号が発生されている場合(S3
8:YES)には、前記S37で算出した移動量分ステ
ッピングモータ22を駆動した後、S34に戻る。
【0055】前記S38において、動作タイミング信号
発生装置31から動作タイミング信号が発生されていな
いと判断された場合(S38:NO)には、S40以降
の処理が行われる。
発生装置31から動作タイミング信号が発生されていな
いと判断された場合(S38:NO)には、S40以降
の処理が行われる。
【0056】S40では、踏み返しスイッチ19AがO
Nされているかどうかを判断し、踏み返しスイッチ19
AがONされていない場合(S40:NO)には再度S
38に戻る。一方、踏み返しスイッチ19AがONされ
ている場合(S40:YES)には、S41に移行す
る。これにより、縫目テーブル42に記憶されている縫
目データの縫順がリセットされる。
Nされているかどうかを判断し、踏み返しスイッチ19
AがONされていない場合(S40:NO)には再度S
38に戻る。一方、踏み返しスイッチ19AがONされ
ている場合(S40:YES)には、S41に移行す
る。これにより、縫目テーブル42に記憶されている縫
目データの縫順がリセットされる。
【0057】S41においては、縫目テーブル42から
読み込む位置データのデータ順位を1番目にし、また、
S42にてそのデータ順位に対応する位置データが読み
込まれる。これにより、縫位置がリセットされて所定縫
順の先頭に縫位置を戻すことができ、同じ縫目から縫い
始めることができる。更に、S43においては、S42
にて読み込まれた位置データから現在位置のデータを減
算することにより、針棒4(縫針16)の移動量(揺動
量)を算出する。尚、この移動量は、最初の縫目データ
の位置への移動量となる。この後、S38に戻る。
読み込む位置データのデータ順位を1番目にし、また、
S42にてそのデータ順位に対応する位置データが読み
込まれる。これにより、縫位置がリセットされて所定縫
順の先頭に縫位置を戻すことができ、同じ縫目から縫い
始めることができる。更に、S43においては、S42
にて読み込まれた位置データから現在位置のデータを減
算することにより、針棒4(縫針16)の移動量(揺動
量)を算出する。尚、この移動量は、最初の縫目データ
の位置への移動量となる。この後、S38に戻る。
【0058】ここで、前記した各処理について、縫目テ
ーブル42(a)を例にとって各データに基づき具体的
に説明する。尚、以下の説明において、データ順位1番
目の位置データから読み込まれるものとする。
ーブル42(a)を例にとって各データに基づき具体的
に説明する。尚、以下の説明において、データ順位1番
目の位置データから読み込まれるものとする。
【0059】先ず、データ順位1番目の位置データAが
読み込まれるとともに、位置データAに基づきステッピ
ングモータ22を駆動して針棒4が位置データAに対応
する針落ち位置まで移動される(S33)。この後、デ
ータ順位が1だけ加算されてデータ順位2の位置データ
Aが読み込まれるとともに、データ順位2の位置データ
Aから現在の位置データAを減算することにより針棒4
の移動量が算出される(S34、S35:NO、S3
6、S37)。この場合、くけ縫い模様の直線縫目にあ
たり針棒4の移動量はゼロである。そして、動作タイミ
ング発生装置31から動作タイミング信号が発生される
毎に、前記移動量分に対応してステッピングモータ22
が駆動されて針棒4が移動される(S38:YES、S
39)。前記各処理は、縫目テーブル42(a)のデー
タ順位3番目の位置データAから7番目の位置データE
まで同様に行われる。そして、位置データEについての
処理が終了すると、エンドデータとなるので(S35:
YES)、再度データ順位1番目の位置データAに戻っ
て同様の処理が行われる。以上の処理はくけ縫い模様を
形成する処理である。尚、縫目テーブル42(b)〜
(f)についても同様の処理が行われる。
読み込まれるとともに、位置データAに基づきステッピ
ングモータ22を駆動して針棒4が位置データAに対応
する針落ち位置まで移動される(S33)。この後、デ
ータ順位が1だけ加算されてデータ順位2の位置データ
Aが読み込まれるとともに、データ順位2の位置データ
Aから現在の位置データAを減算することにより針棒4
の移動量が算出される(S34、S35:NO、S3
6、S37)。この場合、くけ縫い模様の直線縫目にあ
たり針棒4の移動量はゼロである。そして、動作タイミ
ング発生装置31から動作タイミング信号が発生される
毎に、前記移動量分に対応してステッピングモータ22
が駆動されて針棒4が移動される(S38:YES、S
39)。前記各処理は、縫目テーブル42(a)のデー
タ順位3番目の位置データAから7番目の位置データE
まで同様に行われる。そして、位置データEについての
処理が終了すると、エンドデータとなるので(S35:
YES)、再度データ順位1番目の位置データAに戻っ
て同様の処理が行われる。以上の処理はくけ縫い模様を
形成する処理である。尚、縫目テーブル42(b)〜
(f)についても同様の処理が行われる。
【0060】ここで、本実施形態を構成している各構成
要素については、ステッピングモータ22は請求項1及
び3における、アクチュエータに対応しており、被縫製
体の搬送方向と直交する揺動方向への縫針の揺動量はス
テッピングモータ22のステップ量により決定される。
また、縫い始め選択スイッチ11aは請求項1乃至5に
おける、被縫製体に縫目模様を形成する際の千鳥縫目と
直線縫目とのいずれから縫始めるかを設定し、あるいは
所定幅の千鳥縫目と小さな幅の千鳥縫目とのいずれから
縫始めるかを設定する縫始め設定手段に対応している。
更に、縫い始め直線部針数設定スイッチ11bは請求項
2における、縫始め設定手段により直線縫目から縫始め
ることが設定された場合に直線縫目を形成する針数を設
定する針数設定手段に対応している。そして後述するよ
うに、くけ縫い模様の構成のうち直線縫目の部分を所定
幅よりも小さな第1揺動量の千鳥縫目とした場合には、
小さな幅の千鳥縫目を形成する針数を設定する針数設定
手段に対応することとなる。また、千鳥部点数設定スイ
ッチ11eは請求項6における、揺動方向における所定
幅内で縫針の針数を設定する千鳥針数設定手段に対応し
ている。また、ペダル19に連動する踏み返しスイッチ
19Aは請求項5における、縫目模様を形成している間
に、所定縫順における縫位置をリセットして所定縫順の
先頭に縫位置を戻す縫順リセット手段に対応している。
要素については、ステッピングモータ22は請求項1及
び3における、アクチュエータに対応しており、被縫製
体の搬送方向と直交する揺動方向への縫針の揺動量はス
テッピングモータ22のステップ量により決定される。
また、縫い始め選択スイッチ11aは請求項1乃至5に
おける、被縫製体に縫目模様を形成する際の千鳥縫目と
直線縫目とのいずれから縫始めるかを設定し、あるいは
所定幅の千鳥縫目と小さな幅の千鳥縫目とのいずれから
縫始めるかを設定する縫始め設定手段に対応している。
更に、縫い始め直線部針数設定スイッチ11bは請求項
2における、縫始め設定手段により直線縫目から縫始め
ることが設定された場合に直線縫目を形成する針数を設
定する針数設定手段に対応している。そして後述するよ
うに、くけ縫い模様の構成のうち直線縫目の部分を所定
幅よりも小さな第1揺動量の千鳥縫目とした場合には、
小さな幅の千鳥縫目を形成する針数を設定する針数設定
手段に対応することとなる。また、千鳥部点数設定スイ
ッチ11eは請求項6における、揺動方向における所定
幅内で縫針の針数を設定する千鳥針数設定手段に対応し
ている。また、ペダル19に連動する踏み返しスイッチ
19Aは請求項5における、縫目模様を形成している間
に、所定縫順における縫位置をリセットして所定縫順の
先頭に縫位置を戻す縫順リセット手段に対応している。
【0061】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
千鳥縫いミシン1では、縫い始め選択スイッチ11a、
縫い始め直線部針数設定スイッチ11b、縫目幅設定ス
イッチ11c、直線部針数設定スイッチ11d、千鳥部
点数設定スイッチ11eモード切換スイッチの各設定ス
イッチを操作することにより、千鳥縫目と直線縫目を交
互に繰り返すくけ縫い模様等の縫目データを縫目テーブ
ル42に記憶する際、縫い始めの模様の設定、縫い始め
が直線縫目模様の場合の針数の設定、千鳥縫目模様の縫
針の点数設定を切り替えて記憶することができる。従っ
て、縫目テーブル42の各データ順位に記憶された位置
データに基づきステッピングモータ22を駆動して針棒
4の移動制御を選択的に切り換えることができる。これ
により、例えば、くけ縫い模様をデザイン上の模様とし
て利用する場合には、縫い始め選択スイッチ11aを切
り替えることにより、縫い始めを直線縫目と千鳥縫目と
のいずれにも選択することができデザイン上見栄え良く
縫製することができる。
千鳥縫いミシン1では、縫い始め選択スイッチ11a、
縫い始め直線部針数設定スイッチ11b、縫目幅設定ス
イッチ11c、直線部針数設定スイッチ11d、千鳥部
点数設定スイッチ11eモード切換スイッチの各設定ス
イッチを操作することにより、千鳥縫目と直線縫目を交
互に繰り返すくけ縫い模様等の縫目データを縫目テーブ
ル42に記憶する際、縫い始めの模様の設定、縫い始め
が直線縫目模様の場合の針数の設定、千鳥縫目模様の縫
針の点数設定を切り替えて記憶することができる。従っ
て、縫目テーブル42の各データ順位に記憶された位置
データに基づきステッピングモータ22を駆動して針棒
4の移動制御を選択的に切り換えることができる。これ
により、例えば、くけ縫い模様をデザイン上の模様とし
て利用する場合には、縫い始め選択スイッチ11aを切
り替えることにより、縫い始めを直線縫目と千鳥縫目と
のいずれにも選択することができデザイン上見栄え良く
縫製することができる。
【0062】また、縫い始めを直線縫目から始める場合
には、縫い始め直線部針数設定スイッチ11bにて縫い
始めの針数を設定できるので、更に見栄えを向上させる
ことができる。加えて、縫目幅設定スイッチ11cによ
り千鳥縫目の縫目幅を調整したり、直線部針数設定スイ
ッチ11dにより直線部の針数を変更したり、千鳥部点
数設定スイッチ11eにより千鳥部の縫目点数を変更す
ることもでき、これらの機能についてもデザイン上の見
栄えの向上に資すること大である。また、縫い始めを直
線縫目に切り替えることにより千鳥縫目での針の横振り
による糸抜けが防止でき、千鳥部を多点縫いにすること
により縫い強度の改善を図ることもできる。この結果、
ユーザーの様々な縫製工程や縫製仕様に柔軟に対応する
ことができる。
には、縫い始め直線部針数設定スイッチ11bにて縫い
始めの針数を設定できるので、更に見栄えを向上させる
ことができる。加えて、縫目幅設定スイッチ11cによ
り千鳥縫目の縫目幅を調整したり、直線部針数設定スイ
ッチ11dにより直線部の針数を変更したり、千鳥部点
数設定スイッチ11eにより千鳥部の縫目点数を変更す
ることもでき、これらの機能についてもデザイン上の見
栄えの向上に資すること大である。また、縫い始めを直
線縫目に切り替えることにより千鳥縫目での針の横振り
による糸抜けが防止でき、千鳥部を多点縫いにすること
により縫い強度の改善を図ることもできる。この結果、
ユーザーの様々な縫製工程や縫製仕様に柔軟に対応する
ことができる。
【0063】尚、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、
前記実施形態においては、くけ縫いは直線縫目と千鳥縫
目との繰り返しにより形成されているが、図9に示すよ
うに、所定幅よりも小さな第1揺動量の千鳥縫目を所定
回数繰り返した後、所定幅を有する第2揺動量の千鳥縫
目を挿入する構成とする。これを交互に繰り返すことに
よりくけ縫い模様を構成する。この模様を使用すれば伸
縮性のある布を縫い合わせた場合、布の伸縮性能に合わ
せて縫目を伸縮させることができ好都合である。また、
デザインの見栄えも向上する。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、
前記実施形態においては、くけ縫いは直線縫目と千鳥縫
目との繰り返しにより形成されているが、図9に示すよ
うに、所定幅よりも小さな第1揺動量の千鳥縫目を所定
回数繰り返した後、所定幅を有する第2揺動量の千鳥縫
目を挿入する構成とする。これを交互に繰り返すことに
よりくけ縫い模様を構成する。この模様を使用すれば伸
縮性のある布を縫い合わせた場合、布の伸縮性能に合わ
せて縫目を伸縮させることができ好都合である。また、
デザインの見栄えも向上する。
【0064】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1の千鳥縫い
ミシンでは、アクチュエータにより被縫製体の搬送方向
と直交する方向に揺動させて所定幅を有する千鳥縫目と
所定針数の直線縫目とを、縫始め設定手段により設定さ
れた縫順に応じて交互に繰り返すので、縫い始める前に
使用者が手動にてミシンのプーリーを回動させて縫順を
進める必要がなくなり、縫い始め時の縫目の設定を簡
便、且つ安定して行うことが可能となる。従って、千鳥
縫目と所定針数の直線縫目とを交互に繰り返す模様をデ
ザイン上の模様として利用する場合に、縫始めの設定に
より常に直線縫目から縫い始めることが可能なため、同
じ始点から複数のデザイン縫いを施す際にも良好な仕上
がりとすることができ、様々な縫製工程や縫製仕様等の
使用要求に柔軟に対応することが可能となる。
ミシンでは、アクチュエータにより被縫製体の搬送方向
と直交する方向に揺動させて所定幅を有する千鳥縫目と
所定針数の直線縫目とを、縫始め設定手段により設定さ
れた縫順に応じて交互に繰り返すので、縫い始める前に
使用者が手動にてミシンのプーリーを回動させて縫順を
進める必要がなくなり、縫い始め時の縫目の設定を簡
便、且つ安定して行うことが可能となる。従って、千鳥
縫目と所定針数の直線縫目とを交互に繰り返す模様をデ
ザイン上の模様として利用する場合に、縫始めの設定に
より常に直線縫目から縫い始めることが可能なため、同
じ始点から複数のデザイン縫いを施す際にも良好な仕上
がりとすることができ、様々な縫製工程や縫製仕様等の
使用要求に柔軟に対応することが可能となる。
【0065】また、請求項2の千鳥縫いミシンでは、縫
始め設定手段により直線縫目から縫始める場合、針数設
定手段により直線縫目模様を形成する針数を設定する。
これにより、請求項1に記載の千鳥縫いミシンにおける
効果に加え、縫い始めの縫目を精細に調整することによ
り見栄えを更に追求でき、デザイン上好ましいものであ
る。また、縫い始めが千鳥縫目であり幅方向への針の移
動量が大きく第1番目の縫いが糸抜けしてしまう場合
に、縫い始めの1針分だけを直線縫目としてやることも
でき、縫い始めが千鳥縫目であるデザインを保ったまま
糸抜け防止効果も奏することが可能となる。
始め設定手段により直線縫目から縫始める場合、針数設
定手段により直線縫目模様を形成する針数を設定する。
これにより、請求項1に記載の千鳥縫いミシンにおける
効果に加え、縫い始めの縫目を精細に調整することによ
り見栄えを更に追求でき、デザイン上好ましいものであ
る。また、縫い始めが千鳥縫目であり幅方向への針の移
動量が大きく第1番目の縫いが糸抜けしてしまう場合
に、縫い始めの1針分だけを直線縫目としてやることも
でき、縫い始めが千鳥縫目であるデザインを保ったまま
糸抜け防止効果も奏することが可能となる。
【0066】また、請求項3の千鳥縫いミシンでは、ア
クチュエータにより被縫製体の搬送方向と直交する方向
に揺動させて所定幅を有する千鳥縫目とその所定幅より
も小さな幅の所定針数の千鳥縫目とを、縫始め設定手段
に基づき、設定された縫順に応じて交互に繰り返すの
で、伸縮性のある布を縫い合わせた場合に布の伸縮性に
合わせて縫目を伸縮させることができ好都合である。加
えて、縫い始める前に使用者が手動にてミシンのプーリ
ーを回動させて縫順を進める必要はなく、縫い始め時の
縫目の設定を簡便、且つ安定して行うことが可能とな
る。従って、デザイン上の模様として利用する場合に、
縫目模様のデザイン性に加えて、縫始めの設定により常
に所定幅よりも小さな幅の千鳥縫目から縫い始めること
が可能なため、同じ始点から複数のデザイン縫いを施す
際にも良好な仕上がりとすることが可能となり、様々な
縫製工程や縫製仕様等の使用要求に柔軟に対応すること
が可能となる。
クチュエータにより被縫製体の搬送方向と直交する方向
に揺動させて所定幅を有する千鳥縫目とその所定幅より
も小さな幅の所定針数の千鳥縫目とを、縫始め設定手段
に基づき、設定された縫順に応じて交互に繰り返すの
で、伸縮性のある布を縫い合わせた場合に布の伸縮性に
合わせて縫目を伸縮させることができ好都合である。加
えて、縫い始める前に使用者が手動にてミシンのプーリ
ーを回動させて縫順を進める必要はなく、縫い始め時の
縫目の設定を簡便、且つ安定して行うことが可能とな
る。従って、デザイン上の模様として利用する場合に、
縫目模様のデザイン性に加えて、縫始めの設定により常
に所定幅よりも小さな幅の千鳥縫目から縫い始めること
が可能なため、同じ始点から複数のデザイン縫いを施す
際にも良好な仕上がりとすることが可能となり、様々な
縫製工程や縫製仕様等の使用要求に柔軟に対応すること
が可能となる。
【0067】また、前記請求項4の千鳥縫いミシンで
は、縫始め設定手段により所定幅より小さな幅の千鳥縫
目から縫始める場合、針数設定手段により所定幅より小
さな幅の千鳥縫目模様を形成する針数を設定する。これ
により、請求項3の千鳥縫いミシンにおける効果に加
え、縫い始めの縫目を精細に調整することにより見栄え
を更に追求でき、デザイン上好ましいものである。ま
た、縫い始めが所定幅の千鳥縫目であり幅方向への針の
移動量が大きく第1番目の縫いが糸抜けしてしまう場合
に、縫い始めの1針分だけを所定幅より小さな幅の千鳥
縫目としてやることもでき、縫い始めが所定幅の千鳥縫
目であるデザインを保ったまま糸抜け防止効果も奏する
ことが可能となる。
は、縫始め設定手段により所定幅より小さな幅の千鳥縫
目から縫始める場合、針数設定手段により所定幅より小
さな幅の千鳥縫目模様を形成する針数を設定する。これ
により、請求項3の千鳥縫いミシンにおける効果に加
え、縫い始めの縫目を精細に調整することにより見栄え
を更に追求でき、デザイン上好ましいものである。ま
た、縫い始めが所定幅の千鳥縫目であり幅方向への針の
移動量が大きく第1番目の縫いが糸抜けしてしまう場合
に、縫い始めの1針分だけを所定幅より小さな幅の千鳥
縫目としてやることもでき、縫い始めが所定幅の千鳥縫
目であるデザインを保ったまま糸抜け防止効果も奏する
ことが可能となる。
【0068】また、前記請求項5の千鳥縫いミシンで
は、縫順リセット手段により、縫目模様の形成中に縫始
め設定手段により設定された所定縫順における縫位置を
リセットして所定縫順の先頭に縫位置を戻す。これによ
り、請求項1乃至4のいずれかに記載の千鳥縫いミシン
における効果に加え、被縫製体を新たに取り換えて縫い
始める場合に、縫位置がリセットされて所定縫順の先頭
に縫位置を戻すことができ、縫い始めの縫目を常に同じ
にすることができる。
は、縫順リセット手段により、縫目模様の形成中に縫始
め設定手段により設定された所定縫順における縫位置を
リセットして所定縫順の先頭に縫位置を戻す。これによ
り、請求項1乃至4のいずれかに記載の千鳥縫いミシン
における効果に加え、被縫製体を新たに取り換えて縫い
始める場合に、縫位置がリセットされて所定縫順の先頭
に縫位置を戻すことができ、縫い始めの縫目を常に同じ
にすることができる。
【0069】また、前記請求項6の千鳥縫いミシンで
は、千鳥針数設定手段により、被縫製体の搬送方向と直
交する所定幅に至るまでの間に、縫針が縫いを行う針数
を設定する。これにより、請求項1乃至5のいずれかに
記載の千鳥縫いミシンにおける効果に加え、いわゆる2
点千鳥、3点千鳥等の多点千鳥による千鳥縫いが行われ
ることとなり、千鳥縫目模様のデザイン上の見栄えを向
上させると共に、縫いの強度を向上させることが可能と
なる。
は、千鳥針数設定手段により、被縫製体の搬送方向と直
交する所定幅に至るまでの間に、縫針が縫いを行う針数
を設定する。これにより、請求項1乃至5のいずれかに
記載の千鳥縫いミシンにおける効果に加え、いわゆる2
点千鳥、3点千鳥等の多点千鳥による千鳥縫いが行われ
ることとなり、千鳥縫目模様のデザイン上の見栄えを向
上させると共に、縫いの強度を向上させることが可能と
なる。
【図1】千鳥縫いミシンの外観斜視図である。
【図2】千鳥縫いミシンの要部透視図である。
【図3】千鳥縫いミシンのブロック構成図である。
【図4】縫目テーブル作成のフローチャートである。
【図5】縫目テーブル作成における千鳥部データ書き込
みのフローチャートである。
みのフローチャートである。
【図6】縫目テーブルを模式的に示す説明図である。
【図7】図5の縫目テーブルに記憶されている縫目デー
タに基づき縫製される縫製パターンを示す説明図であ
る。
タに基づき縫製される縫製パターンを示す説明図であ
る。
【図8】ステッピングモータの駆動制御プログラムのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】所定幅よりも小さな第1揺動量の千鳥縫目と、
所定幅を有する第2揺動量の千鳥縫目を有するくけ縫い
模様を表す模式図である。
所定幅を有する第2揺動量の千鳥縫目を有するくけ縫い
模様を表す模式図である。
1 千鳥縫いミシン 4 針棒 11a 縫い始め模様選択スイッチ 11b 縫い始め直線部針数設定スイッチ 11c 縫目幅設定スイッチ 11d 直線部針数設定スイッチ 11e 千鳥部点数設定スイッチ 16 縫針 22 ステッピングモータ 41 RAM 42 縫目テーブル 43 ROM 44 CPU
Claims (6)
- 【請求項1】 被縫製体を所定搬送方向に搬送させると
ともに、アクチュエータにより被縫製体の搬送方向と直
交する揺動方向へ縫針を揺動させ、被縫製体に、所定幅
を有する千鳥縫目と所定針数の直線縫目とを交互に繰り
返す縫目模様を形成する千鳥縫いミシンにおいて、 前記被縫製体に縫目模様を形成する際に、前記千鳥縫目
と直線縫目とのいずれから縫始めるかを設定する縫始め
設定手段を備えたことを特徴とする千鳥縫いミシン。 - 【請求項2】 前記縫始め設定手段により直線縫目から
縫始めることが設定された場合に、直線縫目を形成する
針数を設定する針数設定手段を備えたことを特徴とする
請求項1記載の千鳥縫いミシン。 - 【請求項3】 被縫製体を所定搬送方向に搬送させると
ともに、アクチュエータにより被縫製体の搬送方向と直
交する揺動方向へ縫針を揺動させ、被縫製体に、所定幅
を有する千鳥縫目とその所定幅よりも小さな幅の所定針
数の千鳥縫目とを交互に繰り返す縫目模様を形成する千
鳥縫いミシンにおいて、 前記被縫製体に縫目模様を形成する際に、前記所定幅の
千鳥縫目と小さな幅の千鳥縫目とのいずれから縫始める
かを設定する縫始め設定手段を備えたことを特徴とする
千鳥縫いミシン。 - 【請求項4】 前記縫始め設定手段により小さな幅の千
鳥縫目が設定された場合に、小さな幅の千鳥縫目を形成
する針数を設定する針数設定手段を備えたことを特徴と
する請求項3記載の千鳥縫いミシン。 - 【請求項5】 前記縫始め設定手段により設定された所
定縫順に従い前記縫目模様を形成している間に、所定縫
順における縫位置をリセットして所定縫順の先頭に縫位
置を戻す縫順リセット手段を備えたことを特徴とする請
求項1乃至4のいずれかに記載の千鳥縫いミシン。 - 【請求項6】 前記揺動方向における所定幅内で縫針の
針数を設定する千鳥針数設定手段を備えたことを特徴と
する請求項1乃至5のいずれかに記載の千鳥縫いミシ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000006775A JP2001190877A (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | 千鳥縫いミシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000006775A JP2001190877A (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | 千鳥縫いミシン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001190877A true JP2001190877A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=18535249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000006775A Pending JP2001190877A (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | 千鳥縫いミシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001190877A (ja) |
-
2000
- 2000-01-14 JP JP2000006775A patent/JP2001190877A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061018 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081209 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090204 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090721 |